Parallels Japanは2月17日、デスクトップ、アプリケーション、データを仮想化する統合ソリューションの「Parallels Remote Application Server(パラレルスリモートアプリケーションサーバ)」の最新版であるversion 15 日本語版を発売開始した。最新版の主な特長は、ユーザーエクスペリエンスの向上とITマネージメント・生産性の向上、総合サポート、セキュリティ強化、配信多機能化の5つの機能に特長がある。ユーザーエクスペリエンスの向上はユーザーフレンドリーに再設計されたHTML5ブラウザアクセスによりエンドユーザーはアプリケーション間でのコピー&ペーストやパスワード変更ができる。また、ITマネジメント・生産性の向上では自動化されたWindows Serverの設定、アプリケーションの配信およびクライアント設定を用いた高速環境セットアップや、サーバ上でのライブセッション管理機能により管理者はサーバの再起動、アプリケーションへのアクセスやログオン制御がスケジュールでき、効果的なサーバメンテナンスが可能。アプリケーションとサーバセットアップの自動デフォルト設定で管理者は自分の使いやすいようにデフォルトの設定ができ、複数のサーバ設定を同時に変更ができる。さらに、総合サポートでは多言語(英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ポルトガル語、日本語、ドイツ語、韓国語、繁体字中国語、簡体字中国語の11言語)に対応したユーザーインタフェースの利用が可能で従業員が場所を問わず、あらゆるデバイスで仕事ができるよう、仮想アプリケーション、デスクトップ、およびデータへのユニバーサルアクセスを提供。加えて、Windows、Mac、Linuxの拡張された管理者機能を備えたクライアント設定ポリシーにおけるセキュリティやSafeNet、DeepNet、RADIUS認証など、追加のセキュリティ技術をビルトインサポートするなどセキュリティを強化している。そのほか、配信の多機能化としてURLをはじめイントラネットサービス、一元化されたドライブ、デスクトップやアプリケーションをシームレスに配信することが可能なほか、Microsoft RemoteFXおよび周辺機器のリダイレクトのサポートをするChrome OSクライアントアップデートでグラフィックスアプリケーションの配信ができるという。Parallels Japan 代表取締役の下村慶一氏は販売戦略について既存大手システムベンダーには競合比較における提案・採用の検討、新規SMBユーザー(100~200ユーザー)はダイレクトタッチ、新規参入と中堅規模既存システムベンダーには提案・採用の喚起、特定ニーズに対するスモールスタートの4点を挙げた。価格は、いずれも税込でParallels Remote Application Serverのサブスクリプション(同時利用ユーザー1人あたり)で年間1万2000円、Parallels Remote Application Serverの以前のバージョンからのアップグレード(同)で同6000円、Parallels Remote Application Serverサポートおよびアップグレード保証のメンテナンス付きで同5400円、Parallels Remote Application Serverの永続ライセンス(同)で2万円となる。
2016年02月18日ヴイエムウェアは2月10日、デスクトップ/アプリケーション仮想化ソフトウェアの最新版「VMware Horizon 7」と仮想デスクトップサービス(DaaS:Desktop as a Service)「VMware Horizon Air」の新機能「Hybrid-Mode」を発表した。VMware Horizon 7の新機能は大きく4つある。1つ目の新機能は「インスタントクローン技術によるジャストインタイム配信」だ。この機能により、ワークスペースのプロビジョニングの高速化が図られ、20分以内に2000のデスクトップをプロビジョニングできるようになるという。ログアウト時はイメージが破壊されるため、エンドポイントの安全性が強化される。2つ目の新機能は新たなプロトコル「Blast Extreme」だ。これはモバイル クラウドネットワーク環境向けに開発・最適化された新たなディスプレイ用プロトコルで、デバイスのバッテリを長持ちさせるという。Blast ExtremeはTCPとUDPが使えるため、幅広いクライアントに対応することができる。3つ目の新機能は「スマートポリシーとSSO」だ。スマートポリシー機能により、ユーザー・デバイス・接続環境に応じたポリシーを設定することができる。また、VMware Identity Managerのシングルサインオン機能との統合により、モバイルデバイスからパスワードを入力せずにWindowsデスクトップにアクセス可能になっている。4つ目の新機能は、アプリケーションの配信とライフサイクル管理を行う「App Volumes」の最新版「App Volumes 3.0」だ。App Volumes 3.0はアプリケーションの階層に応じてライフサイクル管理が行えるほか、管理コンソールが統合され、単一の画面でアプリケーションとユーザーの管理が行えるようになった。また、VMware Horizon Air Hybrid-Modeは「Project Enzo」を具現化したもので、クラウドコントロールプレーンとVMware Horizon Airに対応したインフラと連携するHorizon Nodeから構成される。クラウドコントロールプレーンは、VMware vCloud Air上にホストされたクラウドベースの管理レイヤとして機能し、オンプレミスのハイパーコンバージドインフラやVMware Virtual SAN Ready Nodesを単一の画面から管理・配信できる。VMware Horizon Air Hybrid-Modeの料金はサブスクリプション方式となっているため、ハードウェアなどに必要な初期投資は不要。また、Instant CloneテクノロジーをVMware App VolumesおよびVMware User Environment Managementと統合することにより、クラウドサービスと同様のスピードでデスクトップを作成、拡張できる。そのほか、アプリケーションやデスクトップのワークロードをオンプレミスのデータセンターとクラウドの間で移動できるため、柔軟なハイブリッドクラウドの運用が実現される。用途としては、クラウドは利用したいが、すべての環境をDaaSに移行したくない場合などに向いているという。VMware Horizon 7の同時利用1ユーザー当たりのオンプレミスに導入する永久ライセンスの市場想定価格は3万1000円から、VMware Horizon Air Hybrid-Modeの指定1ユーザー当たりの1カ月の利用料金は2000円から、同時接続1ユーザー当たりの1カ月の利用料金は3200円からとなっている(いずれも税別)。
2016年02月11日ソフトバンクは12月24日、セキュアなデスクトップ環境をクラウド型で提供する「ホワイトクラウドデスクトップサービス」において、オールフラッシュストレージを基盤に採用し、仮想デスクトップのレスポンスを向上させながら従来のハードディスク基盤サービスと同等の価格で提供する新しいサービスを開始した。近年、企業が扱うデータは種類・量ともに増大化し、社内外に蓄積された大規模データのビジネスでの有効活用など、膨大なデータの処理速度とデータ保管というシステム側の処理能力向上への対応が必須になっている。同社は自社の仮想デスクトップの運用を従来のハードディスクに替えてオールフラッシュストレージを採用し、検証する中でデータの処理速度の向上や動作遅延の発生を最小限に抑えることを確認した。今回、この運用実績とノウハウを生かし、ホワイトクラウドデスクトップサービスでもオールフラッシュストレージを採用した基盤で快適な仮想デスクトップ環境を提供する。特長として、従来、約30msであったハードディスク基盤のセキュリティパッチ配信時のストレージレイテンシー(遅延時間)が、オールフラッシュストレージ基盤では、約0.3ms(同社比)と高速化され、動作遅延リスクの低減を実現できることが挙げられる。また、安価な料金設定のほか、社内運用にて蓄積した運用ノウハウを提供する。なお、同サービスにはピュア・ストレージ製のオールフラッシュストレージを採用している。初期費用は6万円(税別)、月額費用は28万円(同、仮想デスクトップ1台あたり2,800円で100仮想デスクトップパック、最低利用期間1カ月の場合)。
2015年12月24日オートデスクは11月30日、ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)アプリケーション「Autodesk Revit 2016」に新機能を追加した「Autodesk Revit 2016 R2」を発表した。今回提供開始となる「Autodesk Revit 2016 R2」では意匠、構造、設備などの分野で、これまでユーザーから要望のあった項目について、性能向上や機能強化、業務生産性向上が図られている。プラットフォーム機能では、コンピュータの並行プロセスを使用することで、ファイルに書き出す際のスピードを向上。また、画面に表示するモデルの要素だけを描画させることでコンピュータの負荷を軽減し、表示スピードも向上した。さらに、新機能「グローバルパラメータ」を採用し隣接していない要素の寸法調整が可能となったほか、共同作業を行う「リンク ファイル」で不要なファイルとのリンクを解除できるようになるなど、作業効率向上に寄与するような機能強化が図られている。意匠設計向けとしては、レンダリング機能が強化され仕上げの品質を4段階で設定可能になったほか、手すりタイプを作成/定義する前にプレビューで計上を確認し、変更を加えてから配置することができるようになった。設備設計向けとしては、部屋やスペースを色で区別する「塗りつぶし」をコンピュータのバックグラウンドで処理するようにすることでダクトと配管を大規模モデルに追加する際の処理速度が向上。また、ダクト配管のモデリング機能も強化され、設計中のある時点で挿入可能なパーツとその用途を表示することなどが可能となったほか、電気設計機能では回路の定路を定義することができるようになった。「Autodesk Revit 2016 R2」はMaintenance SubscriptionまたはDesktop Subscription契約者への無料提供が開始されており、対象者はAutodesk Subscriptionセンターからダウンロードすることが可能となっている。
2015年11月30日ユニットコムは17日、「iiyama PC」ブランドの「iiyamaBiz」より、Intel Celeron N3050を搭載する省スペースデスクトップPC「bz-CN110-C-HC」を発売した。価格は税込41,019円。手のひらサイズのコンパクトデスクトップPC。本体サイズが幅115mm、奥行き111mmと小さく、ちょっとしたすき間に設置可能。VESAマウントにも対応するので、液晶ディスプレイの背面などにも取り付けられる。CPUにはIntel Celeron N3050を搭載。電源にACアダプタを採用するなど省電力性能に優れる。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.60GHz)、メモリがDDR3-1600 4GB×1、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。光学ドライブは非搭載で、OSはWindows 8.1Update 64bit。ネットワークは有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN×2(Dual Band対応)、Bluetooth 4.0 LE。インタフェース類はUSB 3.0×4、HDMI×1、D-Sub×1など。本体サイズはW115×D111×H51.6mm。
2015年11月18日inMusic Japanは、DENON PROFESSIONALのデスクトップスピーカーシステム「DN-304S」を11月26日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は15,800円前後だ(ペア・税込)。スタジオ制作のほか、音楽リスニング用途も想定している。DN-304Sは、磁性流体冷却式の1インチドーム型シルク振動板ツィーターと、ポリプロピレン・コーティングを施した4インチウーファーを搭載するデスクトップスピーカー。「Optlmageウェーブガイド・テクノロジー」を採用しており、透明感のある精細なサウンドを提供するという。Leftがアクティブ、Rightがパッシブとなっている。Left側に10W+10WのクラスA/Bアンプを内蔵。前面にステレオAUX入力、ヘッドホン出力、背面にアナログRCA入力を備える。サイズはW188×D146×H213mm、重量は3.43kg。
2015年11月10日●Skylake搭載や筐体の小型化など大幅リニューアルデルは11月5日、法人向けデスクトップPCとなるVostro、OptiPlexについて、新モデルを発表した。スペックなど概要に関しては別記事に譲り、ここでは発表会の様子をお伝えする。まずはデルの山田氏が、働き方の変化とデスクトップPCの立ち位置をまとめた。「デル入社から20年を振り返ると、当時のオフィス環境と今のオフィス環境や働き方もはまるで別物となっている。以前の(オフィスワーカーの)仕事は9時から5時まで自分の席で自分のパソコンを使うことであり、食堂やコーヒーショップで仕事をするというのは論外だった」(山田氏)という。インテルとの共同で調査した結果も引用し、公共スペースで仕事を行う平均時間が2時間、在宅の方が生産性が高いと感じる割合は59%に達する。こうした流れを受け、オフィスのスペースも減っているそうだ。この変化はITの進化によって生まれた。働き方の多様化に伴い、オフィスワーカーが必要とするクライアントPCにも変化が生まれており、デルはすべての用途に応える多彩なラインナップを提供していると強調する。エンドポイントの重要性が失われることはなく、新モデルの中小企業向けエントリデスクトップPC「Vostro」、および長いライフサイクルや管理性、セキュリティにフォーカスした「OptiPlex」を刷新したと、その背景を説明した。ちなみに、デルの調査によれば、オフィスにおけるデスクトップPCの使用率は非常に高く(77%)、デスクトップ+ノートPC(2-in-1、タブレット)という併用のケースが多いそうだ。●「Vostro」と「OptiPlex」の違い○中小企業向けの「Vostro」次に、コマーシャルブランドリーダーの文氏がVostroシリーズを紹介。Vostroは主に中小企業での使用を考え、シンプルな法人向け機能を搭載したモデルと総括し、ロードマップを紹介。すでに提供を開始しているノートブックに加えて、ミドルタワー型と小型筐体の製品をリニューアルした。旧製品からの刷新ポイントは、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載するとともに、本体を小型化したこと。ミドルタワー型で27.5L、小型筐体で15.9Lだった容積を、ミドルタワー型で15.0L、小型筐体で7.8Lと大幅に削減。合わせて重量も最大30%ほど軽量化している。○ライフサイクル・管理性・セキュリティにフォーカスした「OptiPlex」OptiPlex/Chromebookブランドマネージャーの飯塚氏は、新しいOptiPlexを紹介。OptiPlexは従来、エッセンシャルの3000番台、メインストリームの7000番台、プレミアムの9000番台という型番を採用していたが、他のラインナップと歩調を合わせるためにメインストリームを5000番台、プレミアムを7000番台に変更した。これに合わせて新製品のラインナップをチャートで示した。OptiPlexもSkylake世代のCPUを採用し、性能向上と電力消費の削減を図り、筐体サイズも小型化。なお、VostroとOptiPlexの筐体は同一ではなく、Voltroでは通常のネジ、OptiPlexでは大型のネジやワンタッチオープン、電源もEPRAT対応など、細かい差異があるという。また、企業向けの液晶一体型デスクトップPCとなるOptiPlex 7440AIOでは、このタイプとしてはあまりない23.8型ディスプレイを採用し、オプションで4Kにも対応する。「日本市場では他社にないサイズで提案を行っていきたい」という攻めのコメントがあった。●ゲストのインテルは新しいコラボツール「UNITE」をデモ○インテルからはvPROならではとなるUNITEの提案もゲストとしてインテルの小澤氏も登壇。インテルもまた新しい働き方や今後増大する「デジタルネイティブ」への対応として、各種の提案を行っている。その中でも、インテルvPROテクノロジー採用機種に用意されている新しいコラボレーションツール「UNITE」をデモを交えて紹介していた。UNITEは1台のUNITE Hubマシン(vPRO必須)に対して、最大4台のクライアントPCを接続。これら4つのマシンを表示することで、リアルタイムなコラボレーションと共有が行えるツールだ。複数台のディスプレイをひとまとめに表示するため、(部下が)表示したものに(上司が)コメントを入れて修正し、結果を他のPCに送信する、といったことができる。インテルの江田社長もお気に入りだそうだ。
2015年11月06日●個人に合わせてきめ細かくフジ医療器は10月29日、マッサージチェア最上位ブランドの「サイバーリラックス」シリーズ新製品として、「AS-1000」と「AS-870」を発表した。発売は11月1日。価格はオープンで、推定市場価格はAS-1000が500,000円前後、AS-870が430,000円前後だ(いずれも税込)。サイバーリラックスシリーズ誕生以来、15年ぶりのフルモデルチェンジとなる。○AS-1000AS-1000は、フジ医療器のマッサージチェアにおいてフラッグシップに位置するモデル。新メカユニット「深層 極メカ PRO」を搭載する。深層 極メカ PROは、サイバーリラックスシリーズで採用されてきた「2つ玉メカユニット」を継承。最大もみ玉突出量は従来の10cmから12.5cmへパワーアップし、その日のコリに合わせて突出量を12段階で調整できる(手動選択時、自動コース時は7段階)。また、背すじのラインを検出するS字ライン検知システムと、肩位置検知システムを組み合わせた「ダブルセンシング」を新たに採用。これにより、マッサージの深さとポイントを一人一人に合わせて最適化する。最大12.5cmのもみ玉突出量とダブルセンシングによって、慢性的なコリを生む深層筋へアプローチするもみ技7種類を実現した。エアーユニットは「トリプルモードエアシステム」となった。ノーマルモードとパルスモードに加えて、手もみモードを追加。手もみモードでは、空気を送る速度を調整する「流量調整機能」によって人の手の緩急を再現し、じっくりとマッサージ。合計で34個のエアーバッグを備え、各部位で5段階(腕のみ3段階)の強弱調節が可能だ。リモコンはフルカラーのタッチパネル式へ変更。シンプルな表示のみで操作を簡単にする「ワンタッチモード」も搭載する。そのほか、座面の長さや肩マッサージの位置を改良することで、フィット感を向上。肩甲骨と足裏の部分にはヒーターを備える。30分専門コース4つを含む21種類の自動コースを搭載。首や背、腰、坐骨といった部位ごとに7分で集中的にストレッチ・マッサージするコースも持つ。サイズはオットマン収納時でW760×D1,180×H1,220mm、脚・腕最大使用時でW880×D2,000×H700mm。重量は74kg。カラーはブラックとベージュ。○AS-870AS-870は、ダブルセンシングと最大もみ玉突出量12.5cmを実現したメカユニット「深層 極メカ」を搭載するマッサージチェア。AS-100とは異なり、もみ玉突出量は9段階で強弱調節が可能だ。トリプルモードエアシステムや部位集中コースはAS-1000と同様。リモコンはLEDライトで操作を誘導するボタン式のものを採用する。自動コースは12種類を搭載する。サイズはオットマン収納時でW760×D1,180×H1,220mm、脚・腕最大使用時でW880×D2,000×H700mm。重量は71kg。カラーはブラックとベージュ。●「使えばわかる!」フジ医療器は同日、製品発表会を開催。フジ医療器 代表取締役社長 木原定男氏から商品戦略、フジ医療器 商品戦略グループ グループ長 大出健太郎氏から新製品の特徴について説明があった。○高価格帯モデルが好調木原氏は、今回サイバーリラックスシリーズを15年ぶりにフルモデルチェンジしたことを強調。2014年4月の消費税増税以降、マッサージチェア全体の売れ行きは完全には回復していないが、ハイエンドモデルは好調であると述べ、今回の新モデルについて「使えばわかる! マッサージチェアを超えたマッサージチェア」のキーワード通り、使ってみればその気持ちよさを体感してもらえるはずだと自信を見せた。マッサージチェアの根幹をなす、心臓部ともいえるのは、体感にかかわるメカユニットとエアーユニット。自動コースやリモコン、ヒーターなどはあくまで付随的な機能であって、メカユニットとエアーユニットを大幅に刷新することで、全体的なブラッシュアップを図ったとする。今回搭載されたメカユニット「深層 極メカ PRO」とエアーユニットを開発する際に、重視したのは深層筋へのアプローチだ。大出氏によれば、簡易的に表面だけをマッサージしていたのでは、結局コリは解消されない。そこで、「深層攻略」をコンセプトに最大12.5cmのもみ玉突出量、手もみでの加圧も再現できる「トリプルモードエアシステム」を実現した。発表会後に参加者が体験できる時間も設けられた。実際に「手もみモード」で足、腕、腰をマッサージしたが、機械でマッサージされているというよりも、特に足裏は人の手でマッサージされているような感覚だった。
2015年10月29日オートデスクは10月23日より、東京・表参道にて「The Future of Making Things」をテーマとしたイベント「Autodesk Gallery Pop-Up Tokyo」を開催している。「Autodesk Gallery Pop-Up Tokyo」ではプロダクトデザインからファッションまで、幅広い分野から最新のテクノロジーを取り入れた展示とさまざまなゲストによるトークイベントが行われる。また、デザインソフトウェアや3Dプリンタ、レーザーカッターを使ったワークショップも開催され、アーティストやプロダクトデザイナーと交流する場が設けられている。同イベントは米オートデスクのサンフランシスコ本社に常設されているギャラリーがコンセプトのベースとなっており、こうした催しが行われるのは昨年パリで行われたものに続いて2回目だという。開催期間は同日から11月8日までで、正午から午後6時まで一般公開する(土日祝日は11時オープン)。また、午後7時から事前登録制のイブニングイベントが開催される。入場料/イベント参加料は無料。
2015年10月23日Windows 10は、ディスプレイサイズに制限されていた作業領域を拡張する「仮想デスクトップ」機能を備えている。仮想デスクトップ自体は目新しいものではなく、他のOSも古くから実装し、Windows XP時代もMicrosoft製ツールで仮想デスクトップを実現していた。今回はWindows 10の仮想デスクトップについて、どのような場面で効果的なのかを考えてみよう。○仮想デスクトップの使い方仮想デスクトップは、タスクビューボタンを押すと現れる「新しいデスクトップ」を押せば、新たに追加できる。起動中のアプリケーションは、コンテキストメニューやドラッグ&ドロップ操作で仮想デスクトップ間を移動し、仮想デスクトップのサムネイルにある「×」ボタンを押せば、その仮想デスクトップが閉じる仕組みだ。これらの操作は、ショートカットキーを覚えておくとよい。仮想デスクトップを追加する場合は「Win」+「Ctrl」+「D」キー、仮想デスクトップの切り替えは「Win」+「Ctrl」+「←(→)」キー、アクティブな仮想デスクトップを閉じる場合は「Win」+「Ctrl」+「F4」キーを押す。また、仕様としてデスクトップ上のアイコンは仮想デスクトップで共通。作成した仮想デスクトップ数はサインアウトしても維持される。○マルチディスプレイ環境では?一見すると便利な仮想デスクトップだが、複数のディスプレイを並べている場合、かえって使いにくい。例えば、3枚のディスプレイをPCに接続している場合、すべてのディスプレイ画面が仮想デスクトップとして切り替わるため、特定のディスプレイだけ必要に応じて切り替えるといった融通が利かないのだ。マルチディスプレイはデスクトップの狭さを補う手段のひとつであり、仮想デスクトップとは相反するともいえる。だが、Windowsはこれまで仮想デスクトップを標準サポートしてこなかった結果、マルチディスプレイ環境が発展してきた。いずれ、マルチディスプレイ環境における個別のディスプレイ画面において、別々の仮想デスクトップを使い分けられるようになってほしいものだ。○2-in-1 PCやタブレットに最適基本的に仮想デスクトップは、シングルディスプレイ環境で威力を発揮する。狭いデスクトップでは、複数のアプリケーションを並べて表示して、マルチタスク的に操作を行うことは難しい。筆者の場合だと、テキストエディターで原稿を書きながら、撮影した画像をチェックしつつリネームやレタッチを行うのが普段の作業スタイルだ(もちろんWebブラウザも)。仮想デスクトップを使うときは、「仮想デスクトップ1」をテキストエディター、「仮想デスクトップ2」を画像ビューア、「仮想デスクトップ3」をフォトレタッチアプリケーションと切り替えることで、作業効率は大幅に向上する。仮想デスクトップを使う上で注意したいのが、「設定」の「システム\マルチタスク」だ。「仮想デスクトップ」セクションでは、タスクバー上のボタンや「Alt」+「Tab」キーによるタスク切り替えの動作として、「すべてのデスクトップ」「使用中のデスクトップのみ」の2つから選択できる。既定値は「使用中のデスクトップのみ」だが、「Alt+Tabキーを押したときに次の場所で開いているウィンドウを表示する」-「すべてのデスクトップ」を選ぶと、仮想デスクトップの切り替え操作をスキップしてアプリケーションを選択できるようになる。仮想デスクトップをよく使う場合は、変更しておくとよいだろう。阿久津良和(Cactus)
2015年10月23日NTTネオメイトは、デスクトップ仮想化サービス「AQStage仮想デスクトップ」のスタンダードプランを大幅に改定し、月額4900円(税別)から導入可能な新プランを提供すると発表した。スタンダードプランは、ヴイエムウェアの「VMware Horizon」を活用した仮想デスクトップサービス。これまで、500ユーザー利用時は月額約5000円から提供していたが、100ユーザーの場合は月額約1万円と台数が少ないと割高になり、小規模からの導入が難しいという声が寄せられていたという。そこで今回、小規模でも導入しやすい価格への見直しとパフォーマンスへの影響を抑える機能拡充が行われた。新プランでは、仮想デスクトップごとに最低ディスク性能(IOPS値)を確保し、常に確保した性能以上のディスク性能を発揮する機能を提供。同機能により、仮想デスクトップのパフォーマンス低下の要因となる想定外のストレージへの処理集中時も快適なデスクトップ環境を提供する。10月20日以降にスタンダードプランで契約した仮想デスクトップについては、20IOPSのディスク性能予約を標準機能として無償で提供する。有償にはなるが、性能要求の大きいアプリケーションを利用するユーザー、経営者といったVIPユーザーのデスクトップなど、特定のデスクトップに対して最大40IOPSの予約値を設定することも可能(40IOPSのディスク予約値を設定できるデスクトップ数は契約デスクトップ数の10%を上限とする)。新プランは従来よりも選択肢が広がっている。「デスクトップ展開方式」はこれまでのリンククローン型に加えて、リンククローン型フルクローン型(有償)にも対応、「ユーザープロファイル方式」は従来の移動ユーザープロファイルに加えて、PersistentDiskにも対応、「ユーザー割り当て方式」はこれまでの流動割り当てに加え、流動割り当てにも対応している。「標準デスクトップ(CPU1コア/メモリ2GB)」の1台当たりの提供参考価格は、初期費用が6000円、月額料金が4900円からとなっている。「高性能デスクトップ(CPU2コア/メモリ4GB)」の1台当たりの提供参考価格は、初期費用が6000円、月額料金が6400円となっている(いずれも税別)。
2015年10月20日フォステクスは13日、デスクトップスピーカーシステム「BK40H」を発表した。発売は10月中旬。価格は税別12,800円。BK40Hは、コンパクトサイズのデスクトップスピーカー。2枚のマグネットを搭載した40mm径のフルレンジスピーカーを使用している。3ピース構造のMDF製エンクロージャーを採用。アンプは内蔵せず、別途用意する必要がある。入力インタフェースとして、スピーカー端子の赤(+)と黒(-)を備える。主な仕様は、再生周波数帯域が100Hz~32kHz、インピーダンスが8Ω、出力音圧レベルが78db、サイズがW73×H209×D166mm、重量が約495g。カラーはホワイトとブラックの2色を用意している。
2015年10月13日デルは6日、多彩なラインナップをそろえた写真・動画編集向けの高性能デスクトップPCとして、「New XPS 8900」と「New Inspiron デスクトップ」の2モデルを発売した。価格は70,000円台から200,000円前後。○New XPS 8900「ベーシックグラフィック」モデルから「プラチナグラフィック・大容量メモリ・SSD・HDD」モデルまで、全7モデルを用意。直販サイトには各モデルのバリエーションもあり、発表時点では全10モデルが販売されている。税別価格は107,980円~200,980円。BTOにも一部対応している。最上位となる「プラチナグラフィック・大容量メモリ・SSD・HDD」モデルの主な仕様は、CPUが第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のIntel Core i7-6700K(4.0GHz)、メモリがDDR4-2133 32GB(8GB×4)、ストレージが256GB SSD+2TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスクコンボドライブ(ブルーレイディスクは読み込みのみ)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、OSがWindows 10 Home 64bit版。通信機能はGigabit Ethernet対応有線LANに加えて、デスクトップPCながらIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(2×2アンテナ)とBluetooth 4.0を装備。本体サイズはW185×D444×H407kg、重量は約13.8kg。○New Inspiron デスクトップMicrosoft Office Personal Premiumの有無で2モデルを用意。税別価格はOfficeなしモデルが74,980円、Officeありモデルが104,980円。主な仕様は、CPUが第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のIntel Core i5-6400(GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce 730 2GB、OSがWindows 10 Home 64bit版。通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、本体サイズはW154×D282.6×H350mm、重量は7.462kg。
2015年10月06日ハーマンミラージャパンは、同社の直営店「ハーマンミラーストア」において、高機能ワークチェア「アーロンチェア」の買取プログラムを開始した。買い取られた製品は、分解・修理・クリーニングされたのち「リファビッシュプロダクト」として販売される。このプログラムは、同社の企業理念のひとつである「製品を生命あるものとして捉える姿勢」を体現し、消費するだけでなく修理・再生を行うことで環境への負荷を軽減し、良い製品をより長く使用できる環境を提供するもの。買い取られたアーロンチェアは、同社のメンテナンス部によって分解・修理・クリーニングが行われたのち、「リファビッシュプロダクト」として生まれ変わるという。買い取りの手順は、申し込み後に届く発送用梱包箱にアーロンチェアを格納して発送すると、到着後1週間ほどで査定結果が郵送される。同封の必要書類に記載して返送すると、査定金額が銀行振り込みで支払われるとのことだ。なお、店舗への持ち込みや出張査定は行っておらず、発送のみの受付となっている。ちなみに、査定後の製品返送の場合は送料着払いによる発送となり、返送費用は申込者の負担となる。また、買い取り金額の目安は、「ポリッシュドアルミニウムベース」が上限4万円、「グラファイトカラーベース」および「チタニウムカラーベース」が上限3万5,000円、「アーロンチェア ライトシリーズ」が上限1万5,000円となっている。買い取りランクはS、A、Bの3つのランクに分類され(アーロンチェア ライトシリーズはS、Aのみ)、S(上限)は外装・内部メカニズム共にキズや不具合がないもの、AとBはキズや使用感、修理パーツなどによって決まる。ただし、商品の状態によっては買い取りできない場合があるということだ。なお、アーロンチェアは人間工学に基づいてデザインされた高機能ワークチェア。1994年に登場から20年以上を経た今もなお高い人気を誇り、世界中で700万人以上ものユーザーに愛用されている。その優れたデザイン性は高く評価され、ニューヨーク近代美術館において「永久コレクション」の地位を獲得している。また、日本国内では1996年度グッドデザイン賞のグッドデザイン金賞(オフィス・店舗用品部門)を受賞している。
2015年09月24日GeekDeskは、可動デスク「スマートデスク」の日本国内における発売を開始した。価格は10万6,380円。「スマートデスク」は、「長時間イスに座っていても腰が痛くならない環境がほしい」という思いから開発された、高さを自動調整できる可動デスク。2010年よりアメリカで発売し、同国内での実績をもとに、このほど日本での発売を開始したとのことだ。同製品は、デスクの高さをボタンひとつで58cm~124cmまで自由に変えられる。そのため、座った状態で自分に合った高さに調節するだけでなく、立った状態でもデスクを使うことが可能。同社は、この製品について、「特に長時間イスに座っているクリエイターやITエンジニアなどが仕事で使用する際、高い生産性を実現いたします」とコメントしている。なお、同製品の天板はカラーは1色(ライトブラウン)、サイズは幅120cm×奥行き80cm。
2015年09月14日米Googleは8月21日(現地時間)、モバイル検索と同様に、デスクトップでの検索結果においても、Twitterのリアルタイムツイートが表示されるようになったと発表した。発表時点では、英語版のデスクトップ検索でのみこの機能は有効となっている。Googleは今年5月、Googleの検索結果にリアルタイムツイートを表示させることでTwitterと提携を発表。第1弾として、英語でのモバイル検索(アプリとブラウザ)の結果において、リアルタイムツイートが表示されるようになった。Googleはこの機能について、「何かが起こっている時に、リアルタイムの情報を得るための素晴らしい方法。Twitterを使っている組織や人々にとって、最も関連性のある瞬間に世界のオーディエンスにリーチするための手段」と説明している。デスクトップでも「NASA Twitter」と検索してみたところ、最新のツイートが写真付きで2つ表示された。右側の矢印をクリックすると、過去のツイートをさかのぼることができる。
2015年08月24日ジャパネットたかたは8月21日、フジ医療器のマッサージチェア「SKS-80」の期間限定値引きをスタートした。期間は10月25日24時まで。8月21日から10月25日までの期間中、フジ医療器のマッサージチェア「SKS-80」を、通常の219,800円(税別)から70,000円値引きした149,800円(税別)で販売する。また、期間中限定で送料も無料だ。SKS-80は、肩・背・腰でそれぞれ強弱を調節できるマッサージチェア。4つのもみ玉で「もみ」「たたき」「さざなみ」「背すじ伸ばし」を行い、マッサージする。腰から肩にかけて温める「温浴背ヒーター」を搭載している。
2015年08月21日サードウェーブデジノスは17日、ゲーミングPC「GALLERIA」ブランドから「LORD of VERMILION ARENA」推奨デスクトップPCを発表した。PCショップ「ドスパラ」にて同日より販売開始する。BTOに対応し、標準構成価格は154,980円(税別)。GALLERIA『LORD of VERMILION ARENA』推奨モデル XFの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが120GB SSDと2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 Update 64bit。(C) 2014-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年08月17日キングジムは11日、オフィスチェアの背後に取り付けられる荷物置き「イスの後ろのカバン置き」を発表した。28日から発売する。価格は税別3,700円。カラーはネイビー&ブラック、キャメル&ベージュの2色。PCデスク周りにスペースがないとき、オフィスチェアの背後の空間を荷物置きとして活用できる製品。従来、オフィス内で個人の荷物の置き場所がない場合、床に直接置いたり、デスクの引き出し前に立てかけたりする対処法があったが、「荷物が汚れる」「引き出しが開けにくい」などの課題があった。この課題に対処するため発表されたのが、今回の「イスの後ろのカバン置き」となる。オフィスチェアの背もたれにかけ、長さを調節し、専用ひもで固定する。前面には、書類などを一時的に収納できるポケットも備える。本体サイズはW380×D120×H290mm。同社は、「イスの後ろのカバン置き 」で新たな市場の獲得を目指す考え。初年度販売目標数は2万枚。
2015年08月12日サンワサプライは6日、使用者が帯びている静電気を除去する伝導チェア「SNC-D32」の販売を開始した。価格は税込62,424円。導電レザーやステンレスフレーク使用のウレタンキャスターによりアース経路を確保し、使用者の体から静電気を除去する。帯電した人体からの放電により機器の誤作動が起きたり、PCパーツの破損が起きる可能性を低減する。ガス圧リフト装置により上下調整が手軽に行なえるのも特徴。本体サイズはW595×D595×H790~800mm、重量は11kg。耐荷重量は座面で100kg。
2015年08月10日オートデスクは7月29日、米オートデスク インクが大成建設 設計本部とBIMの普及を目指して協力するパートナーシップを構築することで合意したと発表した。両社が互いの強みを持ち寄り、建設のライフサイクル全体でBIMの利便性を最大限引き出すことで、オーナーや利用者、社会にとって価値の高いプロジェクトを実現できると考え、今回の合意に至ったという。これより両社は、プロジェクトの企画から設計、施工、維持管理の建築ライフサイクル全体において、BIMに関連する先進的な技術活用を推進していくことになる。同パートナーシップの主な内容は以下の通り:設計施工の新たな生産システムとして BIM の「情報」を活用した業務間の連携を推進する IT 基盤を構築する(Integrated BIM の実現)日本の規格・基準に適合するBIM機能の開発やライブラリを開発する(一部で実施中)BIM の適用に関する研究成果を社内で共有し、国内外プロジェクトでの実施を推進する環境対応認証(CASBEE や LEED など)を念頭に置き、設計技術のノウハウ構築と既存の アプリケーションの統合を推進し、環境対応型社会システム構築に貢献するプロジェクトに関係する協力会社との情報共有と技術協力を体系化し、BIM を活用した 新たな生産システムを構築する上記の目的を実現する基盤となるコラボレーションの環境を実プロジェクトで検証を行い、確立する両社は「今後、研究の進捗を見極めながらBIMの適用範囲を段階的に広げて、業界各社とも協力関係を広げていきます。」とコメントしている。
2015年07月29日オートデスクは、デザイン、設計、エンジニアリングの未来を体感できるギャラリーイベント「Autodesk Gallery Pop-Up Tokyo」を開催する。会期は10月23日~11月8日。会場は東京・表参道のBa-Tsu Art Gallery。入場は無料(一部のイベントは事前登録制)。本イベントは、近年のものづくり環境の著しい変化を受けて、来場者に今後必要となるデザインや新たなワークフローを提案するべく開催される。会場では「The Future of Making Things - 創造の未来 -」をテーマに、プロダクトデザイン、建築、社会インフラ、エンタテインメント、アート、ファッションといった幅広い分野の企画展示を実施するほか、デザインソフトや3Dプリンタ、レーザーカッターなどを使用したワークショップなども行う。また、各日19時より開催されるイブニングイベントでは、第一線で活躍するデザイナーらのトークショーも開催予定。このほか、アーティストやプロダクトデザイナーと交流できるスペースも設置されるとのこと。イベントの詳細は、イベントページなどで随時発表される。
2015年07月28日エヌ・ティ・ティ ネオメイト(NTTネオメイト)はPCのデスクトップをイメージ管理するクラウドサービス「AQStageデスクトップ統合管理 by VMware Mirage」を7月22日から全国で提供を開始することを発表した。同社はこれまで、ヴイエムウェアの「VMware Horizon」を利用した仮想デスクトップの大規模運用を行ってきたが、今回の新サービスでは「VMware Mirage」を採用。新サービスは、NTTネオメイトのデータセンターに配置したMirageサーバにより、ユーザーの環境下にある物理PCを一括管理する。データセンター側で作成したPCの最新イメージ(ファイルの集合体)をユーザーのPCへ配信し、1つの共通イメージファイルを複数PCへ一括配信することを可能としている。また、従来にはなかったクラウド型での提供となっており、ユーザー自身が設備を構築・維持する必要がなく、同社が導入から運用までを支援する。クラウドサービスのため、PC管理者は現地に行くことなくリモートで一括設定できる点も、新サービスの特徴の1つとなっている。さらに、ユーザーが管理するデータやファイルは自動でバックアップされ、データ復旧にあたっては、各バックアップのタイミングで作成される複数の復旧ポイントを選択することができるという。従業員の人事異動に伴うPCセットアップ作業など、大量のPC管理が必要な場面において、数十~数千台のPCを一括配信でき、1台ずつPCをセットアップする手間を省くことができる。また、営業拠点のPCが故障した時は、管理者が現地に駆けつけることなく復旧することも可能としている。価格は初期費用が13万円~、月額費用が1800円~となっている(税別)。
2015年07月21日オートデスクは、"より良い未来"に繋がるアイデアを広く募集する「Autodesk Creative Design Awards 2015」を開催し、応募受付を開始した。締切は2015年9月6日。同アワードは、少子高齢化、エネルギー需要、温暖化、食料・水問題といった社会問題を解決するアイデアや、世界の産業構造における変化に順応したアイデアなどの発表の場として開催されるもので、「The Future of Making Things -創造の未来-」をテーマに、ジャンルや形式にとらわれない自由な作品を募集する。募集部門は工業デザインやプロダクトなどを想定した「デジタルプロトタイプ」、建築分野のアイデアを募る「BIM (Building Information Modeling)」、土木、インフラ、都市計画分野を対象とした「CIM (Construction Information Modeling)」、CG・映像制作分野を想定した「ビジュアライゼーション」、業界を問わず、コンセプト性の高いアイデアを対象とした「コンセプト・デザイン」の5つ。応募作品の審査は、Takram代表の田川欣哉氏(デジタルプロトタイプ担当)、建築家の藤本壮介氏(BIM/CIM)、WOWアートディレクターの鹿野護氏(ビジュアライゼーション)、ライゾマティクス代表の齋藤精一氏(コンセプトデザイン)の4名が担当する。各分野の受賞者には、12月に米・ラスベガスで開催されるユーザーカンファレンス「Autodesk University Las Vegas 2015」の入場券および30万円の旅行ギフト券か、Autodeskソフトウェア1本の使用ライセンス(1年間分)のいずれかを贈呈。また、応募者全員を10月9日に都内にて開催される「Autodesk University Japan 2015」に招待するとのこと。受賞者発表は10月を予定。応募に関する詳細は特設サイトまで。
2015年07月07日マウスコンピューターは24日、デスクトップPC「MDV ADVANCE」シリーズにおいて、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したデスクトップPC「MDV-GX9530X3-M32-SH」を発売した。4Kなど高解像度環境での作業に適している。BTOに対応し、標準価格は税別399,800円。MDV-GX9530X3-M32-SHの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5960X(3GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-17000 32GB(8GB×4)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 Ti(6GB)、ストレージが2TB HDD+400GB SSD(NVMe接続のIntel 750 SSD)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が700W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、マルチカードリーダー、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 2.0×2、USB 3.0×10、DVI-I×1、DisplayPort×3、マイク入力、ヘッドホン出力など。本体サイズはW190×D490×H410mm。
2015年06月24日パナソニックは6月11日、「体幹ほぐしコース」と「肩甲骨キワコース」を搭載したマッサージチェア「リアルプロ EP-MA86M」を発表した。発売は8月1日。価格はオープンで、推定市場価格は500,000円前後(税込)。EP-MA86Mは2014年6月に発表された「EP-MA85M」の後継モデル。パナソニックのマッサージチェアの最上位モデルに当たる。新たに「体幹ほぐしコース」を搭載。体幹ほぐしコースは、前モデルに搭載された「おしり揉ねつ」のほぐし方を活かし、身体を支える「体幹」をほぐすというもの。腰まわりのストレッチとマッサージによって、腰からお腹まわりの筋肉をほぐす。また、疲れがたまりやすいとされる肩甲骨のキワを集中的にほぐす「肩甲骨キワコース」も追加した。新たなストレッチコースとして「体幹ストレッチ」を搭載。お尻を持ち上げ、肩と脚をつかみながら脚部を下げ、太ももから骨盤、お腹まわりを伸ばす。本体サイズはリクライニングしていない時でW90×D122×H115cm、リクライニング時でW90×D202×H72cm、重量は約85kg。消費電力は135W。
2015年06月11日日立システムズは、GoogleのChromebooks for WorkとChrome管理コンソール(CMC)を活用した仮想デスクトップソリューションを販売開始した。同社は、より低コストで運用管理負荷のかからない端末が求められている仮想デスクトップのニーズに応えるため、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したChromebookを活用したソリューションを販売する。CMCは、Chromebook端末に対する運用管理機能をクラウドで提供するもので、日立システムズはCMCを利用し、端末環境と仮想デスクトップ環境を含めた運用支援サービスをあわせて提供する。運用支援サービスでは、24時間365日体制のネットワークオペレーションセンター(NOC)から、仮想デスクトップ環境のインフラ(サーバーやアプリケーション)の稼働監視を行う。価格(税別)は、Chromebookが1台35,000円~、CMCが1台あたり21,000円。その他、構築支援サービスや運用支援サービスを個別見積もりで提供する。同社は、Chromebooks for WorkやCMCを活用した仮想デスクトップソリューションや関連サービスを拡販し、2018年度末までに累計約200億円の販売を目指す。
2015年06月04日マウスコンピューターは3日、デスクトップPC「MDV ADVANCE」シリーズにおいて、Intel SSD 750とIntel X99 Express チップセットを搭載したモデルを発売した。直販価格は税別229,800円~。Intel SSD 750は、NVM Express (NVMe)1.0に対応したPCI Express Gen.3 x4接続のデスクトップ向け高速SSDだ。「MDV-GX9541S-SH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.3GHz)、メモリがDDR4-17000 16GB、チップセットがIntel X99 Express、ストレージが400GB PCIe SSD (Intel 750シリーズ)と2TB SATAIII HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。直販価格は税込229,800円。「MDV-GX9541X2-SH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.3GHz)、メモリがDDR4-17000 16GB、チップセットがIntel X99 Express、ストレージが400GB PCIe SSD (Intel 750シリーズ)と2TB SATAIII HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。直販価格は税込269,800円。「MDV-GX9541S-SH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5960K(3.0GHz)、メモリがDDR4-17000 32GB、チップセットがIntel X99 Express、ストレージが1.2TB PCIe SSD (Intel 750シリーズ)と2TB SATAIII HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。直販価格は税込469,800円。
2015年06月03日アップリカ・チルドレンズプロダクツは5月中旬、赤ちゃんの風呂専用チェア「はじめてのお風呂から使えるバスチェア」(税別5,000円)を発売する。販売場所は、全国のベビー用品店、百貨店、アップリカ直営店ほか。同商品は、"赤ちゃんに安心でママに便利"な機能を搭載したというバスチェア。まず、背もたれを165度まで倒すことができる「フルリクライニング」で、首のすわらない赤ちゃんも寝かせることができる。リクライニングは、3段階の調節が可能。また、横から手を入れられる形状のため、両手を使って赤ちゃんの体を洗えるとしている。さらに、付属品の「ソフトバスマット」に寝かせることで、赤ちゃんがバスチェアに感じる「かたい」「冷たい」などの不快感をやわらげることができるという。使用期間は24カ月頃まで。パーツは外して洗うことができ、使用しない時は、コンパクトに折りたたんで収納することも可能。
2015年05月01日シニア世代のみならず、パソコンなどデスクワークの多いビジネスパーソンにも広まりつつあるマッサージチェア。今回紹介するのは、ジャパネットたかたオリジナルモデルのフジ医療器「JTR-150(REAL BK)」(以下、JTR-150)だ。価格は289,000円(税別※)。※価格は2015年4月28日編集部調べ。4月29日のみ「チャレンジデー」として189,800円(税別)で販売される。○「肩は強め、背中は弱め」など部位別で強さを調節JTR-150は、肩の位置を検出してから背中と腰の位置を予測し、座った人の体格に合わせたマッサージを行う。肩と腰部分は5段階、背中部分は2段階で、もみ玉の強弱をそれぞれ部位別に調節できる。これはフジ医療器のマッサージチェアだけが持つ機能だ(フジ医療器調べ)。リクライニングは、背もたれが倒れるとともに座面が上がる「ゼログラビティ式リクライニング」。もちろん、オットマン(足置き台)も上がり、フルで倒すとフラットな状態でリラックスできる。フラットな姿勢になることで、座っている時よりもしっかりと背中にアプローチでき、臀部のマッサージも効果的に行える。ちなみに、マッサージチェアとして使わない時は、オットマンを収納してソファーとしても利用できる。サイズはリクライニングをすべて倒した状態で、奥行きが約1,940mm、幅が最大約790mm。設置にはたたみ1畳分くらいのスペースが必要となる。○ジャパネットたかたモデルは本革を使用ちなみに、このJTR-150はジャパネットたかたでしか買えないオリジナルモデルだ。枕と背中パッド、座部に本革を使用している。本革は手入れが必要なものの、合成皮革に比べると耐久性が高く、傷にも強い。そのほかにも、もみ玉の突出が最大10cmなど、本格的な仕様となっている。○人よりも上手!? 思わず眠ってしまう心地よさここからは、実際に体験してみた感想をレポートしよう。リクライニングを倒してみると、全身が包み込まれるような感覚だ。もみ玉が肩の位置を検知し、マッサージがスタートする。足の甲をエアーバックで押され、足裏を細かい振動で刺激される。ふくらはぎもエアーバックでほぐされつつ、肩と腰を左右から優しくマッサージされる。臀部のマッサージ機能も持つのは、高性能モデルならでは。全身をいっせいにマッサージしてくれるという点では、ある意味「人以上」だ。一般的なマッサージチェアでは、もみ玉の強弱を一律でしか設定できない。しかしJTR-150は前述のとおり、肩や腰、背中でそれぞれもみ玉の強さを変えられ、自分好みにアレンジできる。音が静かなのも大きな特徴だ。テレビを観ながらでも気にならないし、何よりも静かさと心地よさで思わず眠りそうになった。日々、進化しているマッサージチェア。その性能の高さとワンランク上の高級感を打ち出したJTR-150は、幅広い世代のニーズに応えたアイテムだといえそうだ。
2015年04月29日