アニエスベー青山店に併設する ギャラリー ブティックでは、写真家デニス・モリスによる『Portraits of the King』を2023年11月18日(土)より開催いたします。デニス・モリス『Portraits of the King』数多くのミュージシャンたちのアイコニックなポートレートで知られるジャマイカ系英国人の写真家 Dennis Morris (デニス・モリス)。彼の作品の中でもとりわけ象徴的なレジェンド・ミュージシャンのひとり、ボブ・マーリーを捉えたポートレートの中から、26点の未公開作品を展示いたします。「偉大なるボブ・マーリーから放たれる愛、喜び、希望、反抗心、そして彼の強さを感じてほしい。キングよ、永遠なれ!」 デニス・モリス本展にあわせアーティストが来日する予定です。また、展示されている作品をおさめた写真集『Portraits of the King』(発行:平田崇人/TANG DENG 株式会社)が、アニエスベー ギャラリー ブティックにて先行発売、11月18日(土)にサイン会を開催します。【デニス・モリス - Portraits of the King】会期 :2023年11月18日(土)~12月10日(日)会場 :アニエスベー ギャラリー ブティック東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F営業時間:12:00-19:00(月曜休廊)サイン会詳細日時:11月18日(土) 16:00~17:00会場:アニエスベー ギャラリー ブティック(アニエスベー青山店 2F)詳しくは: アニエスベー ギャラリー ブティック公式Instagram 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月16日第92回アカデミー賞では撮影賞&視覚効果賞&録音賞の3部門を受賞したサム・メンデス監督最新作『1917 命をかけた伝令』。この度、異次元の没入体験を生み出したメンデス監督、撮影監督のロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンらが撮影をふり返りながら、見どころを語る10分超えの特別映像が到着した。期待が高まる中、先週日本でも公開を迎えると、SNSでは早速、「伝令を届けるため、前線へと向かう主人公2人組の使命感と喪失感。主人公たちの感情やすれ違う兵士の風貌、街や自然の変化のグラデーションが1カットだからこそ強く感じられた」「これは"映画鑑賞"なんてレベルじゃなく、疑似体験。驚異的な長回しと異次元の音響。緩急、抑揚、間を重視した場面転換の巧みさに鳥肌が立つ。光と影を強烈に意識させるシーンの数々、その神秘的な映像表現はため息が出るほど美しかった」「映像がただただ美しかった。特に光と闇を映す技法が素晴らしく自分が今劇場内にいる事を忘れるほどの臨場感」「脚本自体はシンプル故に映像が語りかけてくる情感が半端ない。今までに味わったことのない体感」など、劇場のスクリーンで映画を体験した観客からの声が相次いでいる。今回解禁された約11分間に及ぶ本映像では、第一次世界大戦を体験した祖父の話をきっかけに初の脚本執筆に挑んだというサム・メンデス監督による本作の題材・ストーリー、そしてワンカット撮影という技法を選んだ想いについて明かすところから始まる。続けて、スタッフだけでなくカメラに追い回されるキャストの動きも重要となる独特な撮影の中、主演に大抜擢されたジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが登場し、ジョージが「舞台の芝居と同じ。間違えたとしても演じ続けなきゃならない」と語り、ディーンが「実際に台詞が被ることもあった」と明かすように、トラブルが起きても芝居と撮影を続行したという本作ならではのエピソードとその実際の本編映像が明かされ、本年度アカデミー賞で撮影賞を受賞したディーキンスが、自身の撮影にかけたポリシーについて熱く語る姿も映し出されていく。メイキング映像では、ディーキンスが実際にカメラを覗いて撮影する様子や、メンデス監督ともにロケーションをみながら打ち合わせを重ねたり、ジョージやディーンも加わり美術セットも仕上がっていない平地の状態のロケ地でリハーサルに打ち込む姿、またジョージがスタントを使わずに自ら激流に飛び込んだり、砂の塊が容赦なく舞う戦場を駆け抜けるという身体を張ったアクションに挑む姿も。『007 スペクター』や『007 スカイフォール』で活躍したプロダクション・デザインのデニス・ガスナー率いる美術チームが忠実に再現した塹壕や廃墟を作り上げ、照明チームがディーキンスの監修の元で夜間シーンの撮影に試行錯誤する様子なども映し出され、本作に参加した全てのクルーが“リアルタイムで物語を描く”ことを徹底的に追求して、本作の製作に挑んだことがひしひしと伝わる濃厚な映像に仕上がっている。見どころたっぷりの映像の最後は、ディーキンスが「実際にスクリーンで観て、ワンカット撮影の世界と、その撮影技術を堪能してほしい」と自身が生み出した“ワンカット映像”に自信を覗かせ、メンデス監督が「“ワンカットで撮影する”そう決めた覚悟が重要なんだ。それが観客の心に響く作品に結実すればこんなに嬉しいことはないね」と、信念を持って仕上げた本作を観客に託すコメントで締めくくっている。『1917 命をかけた伝令』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1917 命をかけた伝令 2020年2月14日より全国にて公開©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2020年02月20日ゴールデングローブで作品賞と監督賞を、英国アカデミー賞で作品賞をはじめ7部門を受賞するなど絶賛が相次いでいる映画『1917 命をかけた伝令』が公開になる。本作でサム・メンデス監督と世界トップクラスの映画人たちが挑んだのは、まだ誰も観たことがない驚異の映像表現。臨場感、没入感と息をのむ映像美が混然一体となった語り口で1917年の戦場を描き出す。映画の舞台はタイトルにもなっている1917年のフランス。第一次世界大戦の西部戦線では、イギリスやフランスの軍勢とドイツをはじめとする軍勢が長期戦を繰り広げており、多大な死者を出しながら、お互いが塹壕の中で事態を打開する一手を探っていた。4月6日の朝、英国人兵士スコフィールドとブレイクは上官から“伝令”を預かる。それは戦線の先にいる部隊に攻撃を中止させるもので、この伝令が伝わらなければ、1600人の仲間が待ち伏せしているドイツ軍に殺されてしまうだろう。ふたりの若い兵士は極めて危険な戦場に一歩を踏み出し、仲間の命を救うための伝令を胸に行動を開始する。映画はふたりの兵士のミッションを全編ワンカット風に描いており、いくつかに分割して撮影した長いショットを巧みな編集でつなぎ合わせている。しかし、この手法は難題の連続だ。長回しのため、誰かがミスすると最初からすべてやり直しで、あるセリフが終わるジャストなタイミングで自動車が到着したり、目的地にたどり着かなければシーンが成立しない。複数の日にわたって撮影されてはいるが、劇中ではたった1日の出来事なので、曇り空でなければ撮影は中止。カメラが縦横無尽に俳優にまわりこむため、照明が仕込めず、カメラ近くにスタッフは待機できない。すべてを入念に準備して、何カ月もかけて実地を歩きながら脚本を修正し、半年かけて俳優がリハーサルしても、兵士の行程を描く作品のため、ひとつのロケ地は劇中では1回しか出てこない。この圧倒的に手間とスキルと集中力を必要とする撮影手法をメンデス監督はあえて選択。彼と長年に渡ってチームを組んできた名撮影監督ロジャー・ディーキンス、スゴ腕の美術監督デニス・ガスナーらが集結して驚異の映像を描き出した。そのビジュアルは観客が戦場にいるかのような“没入感”を感じさせるが、単にカメラが兵士と並走するような安易なものではなく、時に劇中の主人公たちに寄り添い、時に水の上を浮遊しながら引いた位置で彼らの動きを捉え、時に複雑な軌道を描きながら複数のドラマをひと続きのショットでおさめていく。自然光をいかした陰影に富んだショット、暗闇でも決して美しさを損なうことなく荘厳なイメージを保ち続ける“ディーキンスの得意ワザ”も全編に渡って発揮されており、どのショットも目が離せない美しさだ。そして最後に待つのは、兵士たちの苦しみや想いが観る者にまっすぐに届く物語。劇中に登場する誰もが仲間の命を救うために自身の命をかけて戦い、この戦争が一刻も早く終わるのを願っている。本作は映像や没入感について多く語られているが、過酷な戦場の中で生きる人間の“ハートに触れる”かのような繊細なドラマにも注目だ。『1917 命をかけた伝令』本日より全国ロードショー
2020年02月14日初監督作『イージー★ライダー』で時代の寵児となった故デニス・ホッパーがハリウッドから干される原因となった幻の監督第2作『ラストムービー』が12月20日(金)より公開されることを受け、彼の半生を追ったドキュメンタリー『デニス・ホッパー/狂気の旅路』(原題:ALONG FOR THE RIDE)が同時公開されることが決定した。本作は、デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、70年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だった男サティヤ・デ・ラ・マニトウを中心に、数々の知人たちの証言、そして自らが渉猟した貴重な未公開映像をもとに構成したドキュメンタリー。フランシス・F・コッポラ、デヴィッド・リンチ、ヴィム・ヴェンダース、ジェームズ・ディーン、ピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソン、ショーン・ペン…。一流の監督や俳優たちに、その才能と人柄を愛されながらも、ハリウッドから追放された異端児にして、70年代以降のアメリカを象徴するアーティスト、デニス・ホッパー。2010年に亡くなった彼は、その破天荒さと無謀さで、ハリウッドを追放されたアメリカの問題児にして異端者、そしていくつもの顔を持つ男。ジェームズ・ディーンの後継者ともいわれた、危うげな魅力を放つ個性派俳優としてデビューし、初監督・脚本・出演の『イージー★ライダー』(’69)は『俺たちに明日はない』などと並んでアメリカン・ニューシネマを牽引するも、監督2作目『ラストムービー』(’71)で全てを失った。映画は、1969年、まさに『イージー★ライダー』の熱狂から幕を開ける。その熱を引きずりながらホッパーは次作『ラストムービー』の製作にのめり込むが、完成した作品は難解な内容だと製作元に拒絶される。大きな絶望を味わったホッパーは、酒とドラッグと暴力に溺れ、家庭生活も仕事も全てを破綻させていく。だが、70年代後半からフィリップ・モーラ監督『デニス・ホッパーの マッド・ドッグ・モーガン/賞金首』(’76)、コッポラ監督『地獄の黙示録』(’79)などに出演。そして監督作も『アウト・オブ・ブルー』(’80)、ショーン・ペン主演『カラーズ 天使の消えた街』(’88)などを手掛け、80年代以降は俳優、監督として徐々にキャリア復活の兆しが見え始める――。本作ではその経緯を、実の弟デヴィッドや『アメリカの友人』で彼を起用したヴェンダース、『ブルーベルベット』(’86)で俳優としての再評価を決定づけたリンチ、交流の深かった俳優マイケル・マドセン、『ラストムービー』で共演したジュリー・アダムス、画家で映画監督のジュリアン・シュナーベル、建築家のフランク・ゲーリーら多くの友人知人が出演し証言する。また、アンディ・ウォーホルを魅了した名写真家であり、無類の美術愛好家であった一面も映し出す。映画監督、俳優、写真家、アートコレクターとしてのデニス・ホッパーが旅した道のりと、映画史において彼の果たした役割をたどる本作は、70年代以降のアメリカを映し出す1つの時代の証言であり、不器用なほどまっすぐに芸術を追い求めた1人のアーティストの愛すべきポートレイトともなっている。『デニス・ホッパー/狂気の旅路』は12月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月24日デニス・ホッパーの監督第2作目、“呪われた映画”や“革命的な傑作”とも言われる『ラストムービー』(原題:THE LAST MOVIE)が、1988年以来31年ぶりに公開決定。12月20日(金)、オリジナルネガから4Kスキャン/4K修復が施された最新素材で上映する。映画撮影のために南米ペルーの村に赴いたスタントマンのカンザスは、撮影後ドラッグに溺れ、放蕩にふけるうち、映画作りを模した村での奇妙な儀式に巻き込まれる。やがて虚構と現実の境目を飛び越えためくるめく世界へと突入するが――。インディペンデント映画史上空前の興行収入を叩き出した初監督作『イージー★ライダー』(’69)でカンヌ映画祭新人監督賞受賞、アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされ、一躍時代の寵児となったホッパー監督。本作は、最終編集権を含む完全なクリエイティヴの自由を得て、念願の企画を映画化した渾身の監督第2作。脚本は、ホッパー監督が兄貴と慕ったジェームズ・ディーン主演の名作『理由なき反抗』(’55)を書いたスチュワート・スターン。次第に正気を失い狂気に陥る主人公カンザスをホッパー監督自ら演じ、ベテラン女優ジュリー・アダムス、サミュエル・フラー監督、先日惜しくも他界した盟友ピーター・フォンダ、「ママス&パパス」のミシェル・フィリップス、音楽も手掛けたシンガーソングライターのクリス・クリストファーソンなど、錚々たる面々が共演している。しかし、本作は編集作業が1年にわたり、1971年のヴェネチア国際映画祭で好評を博すものの、難解な内容と前衛的な構成に困惑したユニヴァーサルのトップの再編集指示をホッパーが断固拒絶、映画は短期間での公開後、ほぼお蔵入りに。また、この騒動でハリウッドから干されたホッパー監督。映画監督としてはその後約10年間の空白期間を迎える。1971年当時は、ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコの3都市で小規模公開となり、昨年のリバイバル公開まで全米で公開されることはなかった。日本では1988年当時アメリカ国外で初めて劇場公開されるもその後のVHS発売以降、DVDやブルーレイ化、テレビ放送もなされていない。そんな幻の映画が、『イージー★ライダー』製作50周年にあたる今年、ついにスクリーンに蘇る。『ラストムービー』は12月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年09月09日『夢のチョコレート工場』(1971)でバイオレット役を演じるなど、60年代から70年代に活躍した女優デニス・ニッカーソンが亡くなった。享年62。デニスは2018年6月に脳卒中を起こし、自宅で闘病生活を送っていたが、9日の朝(現地時間)、肺炎を起こして病院に搬送された。息子のジョシュア・ニッカーソンが、デニスの死やデニス本人について、インターネットなどで報じられていることに“間違い”があるとしてFacebookで訂正した。一部報道では、家族の決断によってデニスから生命位置装置が外されたことになっているが、生前デニスは蘇生措置拒否(DNR)をしていたため、そもそも生命維持装置を装着しなかったという。生命維持装置に当たらない抗生物質や発作止めの点滴などのベーシックな機器のみを装着していたが、「母が苦しそうであり、状態の悪化を止めたり改善するものでもない」とのことで、それを外すことを家族が決めたのだという。「敗血症にかかった」という報道も「違う」とのこと。また、デニスのキャリアについても言及している。デニスは1978年で女優業を引退し、子どもを育てながら「看護師」として働いていたと言われているが、ジョシュアはこれを否定。「医師のオフィスで働いていたが、会計士のような仕事をしていた」そうだ。この1年、ジョシュアの妻ジャスミンはデニスの看病のために仕事を辞め、また、ジョシュアも仕事をセーブしていて生活がかなり厳しくなっているという。2人はデニスが望んでいた火葬と、遺灰でガラスアートを作るために、「GoFundMe」で寄付を募っている。(Hiromi Kaku)
2019年07月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Chasing Dreams』デニス・スヴァトコフスキー(Dennis Swiatkowski)ファッション写真や風景写真で人気のあるフォトグラファー、デニス・スヴァトコフスキーの最初の写真集。晴れの気候が多いオランダと南アフリカで育った彼の写真は、その気候を反映したかのように暖かく、夢のような光を写しだした作品が多い。本書には雑誌の『GLAMOUR』、『ELLE』、『VICE MAGAZINE』や、ファッションブランドのナイキ(NIKE)、アディダスフットボール (Adidas Football)、トミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)のために撮影した写真も掲載されている。これらの写真は壮大な物語の瞬間をとらえており、まるで映画を見ているかのような気分にさせられる。また、彼の広大な景観やビーチ、山、草原、森などを讃える気持ちも含まれており、若い写真家である彼がなぜ評価されているかが示されている。【書籍情報】『Chasing Dreams』写真:Dennis Swiatkowski出版社:Prestel言語:英語ハードカバー/212ページ/300×230mm発刊:2018年価格:6,780円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『Chasing Dreams』購入ページ
2018年05月05日マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が手掛ける東京・原宿のブックストア「ブックマーク(BOOKMARC)」にて、写真家のデニス・モリスが撮影したリアム・ギャラガーの写真を展示する写真展が開催。会期は2018年4月21日(土)から4月30日(月・祝)まで。写真展では、音楽シーンと密接な関係を持つ写真家デニス・モリスが1994年の東京公演で撮影した、元オアシスのリアム・ギャラガーのライブ写真を初公開する。デニス・モリスは、ボブ・マーリーやセックス・ピストルズといった伝説的なアーティストを被写体にした写真作品で知られるフォトグラファーだ。会場では、サイン入りの展示作品のプリントや、オリジナルTシャツなどの関連商品も販売。さらに、会期前日の4月20日(金)には、ゲストにデニス・モリス本人を招いたオープニングレセプションが行われる。【詳細】Dennis Morris “ROCK ’N’ ROLL STAR” Liam Gallagher 写真展会期:2018年4月21日(土)~4月30日(月・祝)時間:12:00~19:00場所:ブックマーク住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14■オープニングレセプション日時:4月20日(金) 19:00~20:30場所:ブックマーク■関連商品例・展示作品のプリント6点、Tシャツ、トートバッグのボックス入りセット(サイン入り) 20,000円+税 ※数量限定【問い合わせ先】マーク ジェイコブス カスタマーセンターTEL:03-4335-1711
2018年04月16日デニスの植野行雄が、綾野剛主演映画『日本で一番悪い奴ら』をPRするため、5日に警官姿で都内の映画館を巡回した。その他の写真本作は、“日本警察史上、最大の不祥事”といわれる実際の事件を題材に、ひとりの刑事の歪んだ正義が暴走するエンターテインメント作品。綾野演じる北海道警察の刑事・諸星要一が、おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく様を描く。植野は、劇中でパキスタン人の盗難車バイヤーを演じているが、キャンペーンでは警官姿で、新宿バルト9、109シネマズ二子玉川、渋谷TOEI、シネマサンシャイン池袋を巡回。各劇場では集まったファンと気軽に記念撮影に応じ、相棒のキャラクター“ニチワルくくん”と映画をPR。「ぎりぎりアウトでしょ!完全にピー○くんですよね!? ただ、子供がニチワルくんの方ばかり行くので寂しい思いをした」とボヤくも、俳優業については「片言の外人役って需要無いでしょ(笑)ドラマ『相棒』でCIAからきた外人役とか!? いいですね。水谷豊さんの“相棒”になってみたい!」と語り、集まった人々を笑わせた。植野は、先月28日から、警官姿で都内劇場を中心に巡回しており、植野を撮影した写真を共通ハッシュタグ(#日悪を追え)付きでツイートすると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも行われている。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年06月06日『007』シリーズ24作目となる最新作『007 スペクター』。11月に日本公開となる本作は、昨年の12月8日にクランクインし、現在は真冬の厳しい条件のもとオーストリア セルデンの山頂で撮影を敢行中。そんな中、このほどロケ地から新ボンドガールのレア・セドゥを始めとしたキャスト&スタッフが本作について語る最新映像が到着した。前作に引き続きサム・メンデスが監督を務める本作には、4回目のジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグ、本作からボンドの上司であるM役となったレイフ・ファインズ、ボンドが使用する数々のガジェットを発明するQ役にはベン・ウィショー、Mの秘書のミス・マネーペニー役にナオミ・ハリスという前作で新メンバーとして登場したキャストが再集結。そして今回、実写版『美女と野獣』のレア・セデゥと『マトリックス』シリーズのセクシー女優モニカ・ベルッチがボンドガールとして初参戦!そのほか『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ繋がれざる者』で2度アカデミー賞に輝くクリストフ・ヴァルツも出演し、物語を盛り上げる。撮影の第一日目という今回の映像には、美しい絶景と近代的な施設が映し出される。キャストのレアは「ここは目を見張るような絶景よ。すごく緊張しているんだけど、同時にワクワクしているの。撮影が始まるのが楽しみだわ」と語り、いよいよといった心境の様子。『007 スカイフォール』でもプロダクションデザインを務めたデニス・ガスナーは、雪山でのカーチェイスやヘリコプターによる空撮などが可能なロケ地をメンデス監督と世界中回って探したと語る。「『007』映画の歴史を引き継いで観客を納得させるクオリティとスケールを求め、たどり着いたのがここセルデンなんだ」。最後にはボンドテーマ曲と共にダニエルのアクションシーンを覗くことができる。主演のダニエルが、「全てを準備するのに2年もの調整を要した。今日こうして豪華なスタートを切ることができて、とても興奮しているよ」と語るように豪華キャストと共に今後はメキシコ、ローマ、モロッコのタンジェ、モロッコのエルフードなど世界中のロケーションをめぐる撮影に入るとのこと。いまだ詳細なストーリーはヴェールに包まれたままの本作だが、“スペクター”といえば過去シリーズでジェームズ・ボンドの宿敵として登場した悪の組織の名称。『女王陛下の007』(’69)ではスペクターの首領ブロフェルドのアジトとしてアルプスのシルトホルン山頂が登場しているだけに、セルデンでのアクション・シーンが、ストーリーの大きなカギを握ることは間違いなさそうだ。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日デニス・クエイドが、キンバリー・バフィントン=クエイドに対して離婚申請をした。6週間前にバフィントン=クエイドは法的別居の手続きを取ったばかりだ。夫妻は8年前に結婚。ふたりの間には2007年に生まれた男の子と女の子の双子がいる。クエイドは共同親権を求めており、離婚後、バフィントン=クエイドに対して生活のサポートも支払う姿勢でいるという。バフィントン=クエイドは、今年3月に離婚申請をしたが2か月後に引き下げており、やり直すかと思われたが、10月になって法的別居を申請した。クエイドはさらに一歩踏み込んで自分から離婚申請をすることで立ち向かったようだ。バフィントン=クエイドは、クエイドの3度目の妻。最初の妻は女優P・J・ソールズ、2度目の妻はメグ・ライアン。ライアンとの間にもうけた息子ジャックは現在20歳で、『ハンガー・ゲーム』に出演している。ライアンは、離婚後のインタビューで、クエイドには結婚中にも女性の陰があったことを語っている。文:猿渡由紀
2012年12月03日2年前に亡くなったデニス・ホッパーの遺児である9歳の娘が、約300万ドルの遺産を相続することが明らかになった。5番目の妻・ヴィクトリアさんとの離婚問題が泥沼化する中、2010年5月29日にガンのために74歳で亡くなったデニス。「TMZ.com」によると、1996年の結婚時に交わしたプリナップ(婚前契約)により、ヴィクトリアさんへの遺産はゼロだが、彼女との間にもうけた愛娘ゲイレン・グリアー・ホッパーちゃんが現金約225万ドル、60万ドル相当の土地を相続した。デニスが亡くなった当時7歳だったゲイレンちゃんは、ニューメキシコ州タオスで執り行われた葬儀に参列することができなかった。実はデニスの遺言が、ヴィクトリアさんの参列を拒否してゲイレンちゃんのみ来てほしいというものだったのだが、ヴィクトリアさんが自分の付き添い無しに7歳の娘をロサンゼルスからタオスまで旅させることを拒んだのだ。ゲイレンちゃんは未成年であるため、遺産は信託され、ヴィクトリアさんは関与できないようになっている。デニスはそれまでの4度の結婚で3人の子供をもうけたが、成年に達している子供たちが、ヴィクトリアさんが遺産を相続できないように仕向けたと言われている。大人の事情に巻き込まれ、父親と最後の別れもできなかったゲイレンちゃんは、どんな思いでいるのだろう。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2012年09月19日現在発売中の雑誌「Vanity Fair」アメリカ版8月号に、5月29日に亡くなったデニス・ホッパーの生前最後のインタビューが掲載されており、そこでホッパーは係争中だった妻のヴィクトリア・ダフィとの離婚について「大きなショックだった」と語った。昨秋に前立腺がんを患っていることが判明し、余命を告知されながら闘病中に離婚を申請したホッパーは「こんな健康状態の私が離婚しようとしているなんて想像を絶する話だ。大変なショックだったよ」と、破局が大きなストレスになっていたことを明かした。ヴィクトリア夫人はホッパーの5番目の妻で、14年間の結婚生活の間に娘1人をもうけているが、ホッパーが元妻たちの間にもうけた3人の子供と不和があったらしい。ヴィクトリア夫人は裁判で、彼らがホッパーをそそのかして遺産相続をさせないようにしようとしたと発言している。離婚の話だけではなく、役者のキャリアもふり返ったホッパーは自身の出演作のベストとして『ブルー・ベルベット』を挙げた。映画監督や写真家としての才能にも恵まれたが、「私の稼ぎは役者としてのものだったし、演じることは好きだ。だから私は役者だ」と語った。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:エレジー 2009年1月24日よりシャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2008 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC. All Rights Reserved.■関連記事:思い出の地で執り行われたデニス・ホッパーの葬儀にジャック・ニコルソンら参列闘病中だったデニス・ホッパーが前立腺がんの合併症で死去末期がん闘病で余命わずかと宣告されたデニス・ホッパー、念願のハリウッド殿堂入りペネロペ・クルスを新たな高みに導いた『エレジー』 イサベル・コイシェが描く恐怖年齢差30歳の男女が織り成す愛の傑作『エレジー』試写会に15組30名様をご招待
2010年07月01日先月29日に前立腺がんの合併症のため74歳で亡くなったデニス・ホッパーの葬儀が2日(現地時間)、ニューメキシコ州タオスの聖フランシスコ教会で執り行われ、家族やジャック・ニコルソンやピーター・フォンダ、ヴァル・キルマーら友人が参列した。シンプルな木製の棺に眠るホッパーと最後のお別れをしたジャック・ニコルソンは、故人との友情について「非凡な関係だった。ほかの誰とも築けないものだ。私たちはある意味、ソウルメイトだった」と語り、「本当に寂しいよ」と付け加えた。葬儀ではホッパーの息子で、ガス・ヴァン・サント監督の最新作『レストレス』(原題)に主演しているヘンリー・ホッパーがウォルト・ホイットマンの「草の葉」から詩を朗読すると、参列者からすすり泣きが聞こえたという。タオスは、ホッパーが1969年に監督・主演し、ニコルソン、フォンダが共演した『イージー・ライダー』の撮影場所であり、80年代前半まで12年間暮らしていたこともある。数か月前に子供たちとタオスを訪れたというホッパーは、ここに埋葬してほしい、と家族に遺言を残していたそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:エレジー 2009年1月24日よりシャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2008 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC. All Rights Reserved.ヘルライド 2009年1月17日よりシアターN渋谷、銀座シネパトス、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company,LLC.All rights reserved.■関連記事:闘病中だったデニス・ホッパーが前立腺がんの合併症で死去末期がん闘病で余命わずかと宣告されたデニス・ホッパー、念願のハリウッド殿堂入り「妻に看取られたくない」!?がん闘病中のデニス・ホッパーが離婚申請ペネロペ・クルスを新たな高みに導いた『エレジー』 イサベル・コイシェが描く恐怖年齢差30歳の男女が織り成す愛の傑作『エレジー』試写会に15組30名様をご招待
2010年06月04日末期がんで闘病中だったデニス・ホッパーが29日午前(現地時間)、前立腺がんの合併症により、ロサンゼルスの自宅で死去した。享年74。友人のアレックス・ヒッツさんによると、ホッパーはベニス・ビーチの自宅で29日午前8時15分、家族や友人らに見守られながら息を引き取ったという。1950年代から俳優として活躍し、『理由なき反抗』、『ジャイアンツ』でジェームズ・ディーンと共演、1969年には『イージー・ライダー』で監督・脚本・出演を兼ね、アカデミー賞の脚本賞候補となった。その後、アルコールとドラッグに溺れてキャリアは低迷したが、依存症を克服して、1986年の『勝利への旅立ち』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。反骨精神旺盛な俳優、監督として活躍を続ける一方、私生活では5度の結婚で4人の子供をもうけたが、昨年10月に体調不良を訴えて入院したところ、前立腺がんと診断された。その時点で転移が確認され、余命宣告も受けたホッパーは今年1月にヴィクトリア夫人との離婚を申請、4月にはヴィクトリア夫人にホッパーへの接近禁止命令が出ていた。『イージー・ライダー』に主演した盟友、ピーター・フォンダは「デニスは私にポップ・アートと、“失われた映画”の世界を教えてくれた。私たちはアメリカのハイウェイをバイクで乗り回し、ハリウッドで作られる映画の在り方を変えた。私は彼の情熱と友情に恵まれていた」とコメントを発表、90年の監督作『ホット・スポット』でヒロインを演じたヴァージニア・マドセンは「さよなら、デニス。あなたから沢山のことを学びました」とTwitter上で追悼をつぶやいた。今年3月にハリウッドの殿堂入りを果たし、わが子たちや親友のジャック・ニコルソンに囲まれて授賞式に出席したのが公の場に姿を現した最後だった。(text:Yuki Tominaga)写真はアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『勝利への旅立ち』より主演のジーン・ハックマンとの一幕。© Everett Collection/AFLO■関連作品:エレジー 2009年1月24日よりシャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2008 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC. All Rights Reserved.ヘルライド 2009年1月17日よりシアターN渋谷、銀座シネパトス、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company,LLC.All rights reserved.■関連記事:末期がん闘病で余命わずかと宣告されたデニス・ホッパー、念願のハリウッド殿堂入り「妻に看取られたくない」!?がん闘病中のデニス・ホッパーが離婚申請ペネロペ・クルスを新たな高みに導いた『エレジー』 イサベル・コイシェが描く恐怖年齢差30歳の男女が織り成す愛の傑作『エレジー』試写会に15組30名様をご招待映画賞レースもいよいよスタート!インディーズ映画のゴッサム映画賞授賞式が開催
2010年05月31日末期がんで闘病中のデニス・ホッパーが、余命わずかとささやかれる中、ハリウッドの殿堂「ウォーク・オブ・フェイム」の星を授与され、26日に行われた授与式に出席した。現在5人目の妻のヴィクトリア・ダフィと離婚訴訟中のホッパーは昨年前立腺がんを患っていることを公表したが、その後、転移が進み、担当医は今後回復の見込みはないと診断している。このため、数日前に行われた離婚裁判への出廷にはドクターストップがかかったが、栄誉を讃えられる授与式への出席という経験はポジティブな方向に働くとの判断で、出席にゴーサインが出た。ホッパーの名前が刻まれた星型プレートを設置したハリウッドのエジプシアン・シアターの前には、1969年のホッパー監督・出演作『イージー・ライダー』で共演したジャック・ニコルソン、ヴィゴ・モーテンセン、デヴィッド・リンチ、ドワイト・ヨーカムら友人が駆けつけた。ニコルソンは『イージー・ライダー』をモチーフにした柄のシャツを着て、盟友の肩を抱き、祝福の言葉をかけた。ホッパーはスピーチで「今日ここに私が招待した人々も、そして招待しなかった人々も言うまでもなく、私の人生をとてつもなく豊かなものにしてくれました」と半生をふり返り、「私は全てをハリウッドから学びました。ここは私のホームであり、学校でもあった。みなさんを愛しています。ただ、ありがとうと言いたい。(殿堂入りは)私にとって本当に大きな意味のあることです。みなさん、本当にありがとう」と心から感謝の言葉を述べた。闘病の結果、体重が100ポンド(約45キロ)を切ったというホッパーは弱々しい姿だったが、45分間のセレモニーの間は自力で歩き、過去の結婚でもうけた子供たちや孫や友人に囲まれ、幸せそうな笑顔を絶やさなかった。ちなみに額と右手に包帯が巻かれていたが、これは彼の前に飛び出してきたパパラッチとぶつかって転倒したため。「顔から倒れ込んだんだ。手には眼鏡を持っていたし、大変なことになっちゃったよ」と本人は苦笑いしながら語っていた。両親は離婚係争中でも、7歳の娘は大好きなパパに抱きついて記念撮影。ハリウッドの悪童で鳴らした老優が愛娘を見つめる瞳は、優しく澄んでいた。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:エレジー 2009年1月24日よりシャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2008 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ペネロペ・クルスを新たな高みに導いた『エレジー』 イサベル・コイシェが描く恐怖年齢差30歳の男女が織り成す愛の傑作『エレジー』試写会に15組30名様をご招待映画賞レースもいよいよスタート!インディーズ映画のゴッサム映画賞授賞式が開催【TIFFレポート31】ペネロペの一押しで傑作ラブストーリーを映画化『エレジー』
2010年03月29日昨秋、前立腺がんで闘病中であることを公表したデニス・ホッパーが、約14年間連れ添ったヴィクトリア夫人との離婚を申請したことを明らかにした。73歳のホッパーにとって5人目の妻であるヴィクトリアとの離婚の理由は、先週木曜(14日)にホッパーが提出した申請書によれば「和解しがたい性格の不一致」。申請書には夫妻が別居した日付も記入するが、それによると別居したのは申請書提出の2日前の火曜日だという。発表された声明でホッパーは「ヴィクトリアの幸せを祈る。だが、この辛い時期にそばにいてもらいたいのはわが子たちと親しい友人だけだ」と、闘病生活をヴィクトリアさんと過ごしたくない意思を綴った。ホッパーとヴィクトリアは1996年に結婚、2003年に娘が誕生していて、過去の妻たちの間にも3人の子供がいる。最初の結婚で生まれた娘のマリンさんは「デニスは勇敢よ。すごく困難な闘いに挑んでいる」と父の闘病について語っている。ホッパーの広報担当者は、夫妻の間にトラブルがあり、がんが骨に転移し余命わずかと言われるホッパーが静かな生活を望んでいることが離婚申請につながったと説明。夫妻は資産の取り扱いなど、婚前契約を交わしていたため、財産分与に離婚による変化は生じないという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ヘルライド 2009年1月17日よりシアターN渋谷、銀座シネパトス、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company,LLC.All rights reserved.
2010年01月20日