『007』シリーズ20作品を連続放送しているテレビ東京「午後のロードショー」。4月16日(木)はシリーズ第19弾『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』をオンエアする。イアン・フレミングによるスパイ小説を映像化した「007」シリーズは、もはやスパイの代名詞ともいえる存在となったイギリス秘密情報部(MI6)のエージェント、ジェームズ・ボンドの活躍を描き、1962年に第1作となる『007/ドクター・ノオ』が公開されて以降、ショーン・コネリー、ロジャー・ムーア、ダニエル・クレイグら名だたる俳優たちによって演じ継がれ、この秋には最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開も控える長寿シリーズとなった。今回ジェームズ・ボンドを演じるのは第17作『007/ゴールデンアイ』より5代目としてボンド役を受け継いだピアース・ブロスナン。石油王ロバート・キングの盗まれた金を取り返したジェームズ・ボンド。しかし、札束には爆弾が仕掛けられており、金を受け取ったキングは英国諜報部MI6の本部で死亡してしまう。犯人として浮かんだのは、かつてキングの娘エレクトラを誘拐したテロリストのレナード。彼は、誘拐事件後「009」が撃った弾丸が脳の延髄に残ったことで痛覚を失い、いまや無敵のテロリストとなってMI6への復讐を狙っていた。早速ボンドは、キングの跡を継いでアゼルバイジャンからヨーロッパへと伸びる石油パイプラインの建設にあたるエレクトラの警護につくのだが…という物語。エレクトラ役には『ラ・ブーム』シリーズや『ソフィー・マルソーの愛、革命に生きて』『ブレイブハート』などのソフィー・マルソー。そのほか『フル・モンティ』「ワンス・アポン・ア・タイム」などのロバート・カーライルや、『スターシップ・トゥルーパーズ』『ワイルドシングス』などのデニース・リチャーズも出演。午後のロードショー『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』は4月16日(木)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年04月16日キース・リチャーズが、元恋人で3人の子どもをもうけたアニタ・パレンバーグへの追悼を表明した。キースは15日(現地時間)、13日(現地時間)に73歳で亡くなったアニタの若き日のモノクロ写真(撮影:マイケル・クーパー)をツイッターにアップし、「最も素晴らしい女性。いつも俺の心の中に」とコメントを添えた。キースとアニタは1965年にローリング・ストーンズのドイツ公演のバックステージで出合ったが、彼女はキースではなくブライアン・ジョーンズと恋人同士になった。その後、ブライアンとの関係は悪化して破局、キースとつき合うことになった。47歳の息子マーロンと45歳の娘アンジェラ、1976年に生後数週間でこの世を去った息子タラをもうけたが、正式に結婚はしないまま、1980年に破局した。70年代からキース共々、重度のドラッグ中毒に陥っていたが、80年代に克服していた。最近は闘病生活を送っていたというが、死因は明らかにされていない。アニタはドイツ系イタリア人で、60年代にモデルとして活躍。女優としてジェーン・フォンダ主演の『バーバレラ』やミック・ジャガー主演の『パフォーマンス』などに出演した。「ローリング・ストーンズ」のミューズでもあったアニタは「悪魔を憐れむ歌」のバックコーラスにも参加している。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月16日昨年12月に児童ポルノ所持で逮捕されていた「glee/グリー」のパック役で知られるマーク・サリング(33)が、先週金曜日(現地時間)に米連邦地検に起訴された。捜査官がマークの自宅から押収したノートパソコン、ハードディスク、USBフラッシュドライブには数千枚もの児童のポルノ写真と動画が保存されていたそうだ。これを受け、マークが悪役として出演し製作途中だった映画『Gods and Secrets』(原題)のアディ・シャンカール監督が書面で声明を出した。「The Hollywood Reporter」に掲載されている声明によれば、マークの出演シーンはすべてカット、代役を立てて撮り直しをすることになった。撮り直しに必要な費用はシャンカール監督が自腹を切り、興行収入の一部を「(性的)虐待を受けた子どものための慈善基金」に寄付するとしている。監督はアメリカにはびこる児童に対する性的虐待を「文化の“がん”」であると嘆き、怒りをあらわにしている。まだ有罪と決まったわけではないマークだが、監督は判決を待たずに映画からマークの出演シーンを削除すると決めたようだ。有罪が確定すれば、5年から20年連邦刑務所に服役する可能性があるという。『Gods and Secrets』(原題)にはマークのほかに、デニース・リチャーズや『トワイライト』シリーズのケラン・ラッツ&ジャクソン・ラスボーンなどが出演している。(Hiromi Kaku)
2016年06月01日チャーリー・シーンがHIV感染を告白したのを受けて、元恋人でポルノ女優のブリー・オルソンは彼からその事実を知らされていなかったと激怒している。ブリーはラジオ番組に出演し、人気DJのハワード・スターンに「彼は何も言わなかったわ。『僕はクリーンだ』と私に言ったのよ」「彼を信じていたのに」と語った。17日(現地時間)にTV番組で告白をしたチャーリーは、感染を知った後に性的関係を持った相手にその事実を知らせたかという問いに「はい。知らせました」と答えている。元妻でチャーリーとの間に子どもをもうけたデニース・リチャーズとブルック・ミューラーは知らされていたのに、ブリーはチャーリーが感染を診断された2011年から1年間、何もしらないまま交際していたことになる。「私の人生で最も愚かな行為は彼とつき合ったこと。毎日がロシアン・ルーレットだったのよ」とブリーは泣きながら語った。HIV検査を受けたところ、結果は陰性だったという。彼女はすでにポルノ女優を引退し、故郷に戻って自身の反省をふり返る自伝を執筆中だそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月20日世界最大のインターネット映像配信ネットワーク「Netflix」にて、「ローリング・ストーンズ」のギタリスト、キース・リチャーズの軌跡を描くドキュメンタリー『キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス』(原題)が9月18日 (金) より全世界独占配信されることがこのほど決定した。『バックコーラスの歌姫たち』で第86回アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したモーガン・ネヴィルが監督を務める本作は、アカデミー賞とエミー賞の受賞歴があるRadical Media(『ニーナ・シモン~魂の歌』、『フォッグ・オブ・ウォー』) が製作を手掛け、キース・リチャーズの真の姿を美しく映し出し、作曲家、ギタリストそしてエンターテイナーとしてのキースの音楽の起源に迫る。「ローリング・ストーンズ」時代から最新のソロレコードまで、キースの成長を促し、影響を与えた人物や場所を巡る作中では、作品を次々と発表し人気を博した絶頂期の貴重な記録映像から、気さくでありながら、時には深く考え込むキースのインタビュー映像、そして人々に愛されるキースが伝説になるまでの長く独特な道のりを収録した貴重な作品に仕上がっている。監督のモーガン・ネヴィルは「もしロックンロールのマウント・ラッシュモア(ラッシュモア山)があるなら、キースの顔は間違いなく刻まれることでしょう。彼はいつでもロック・ミュージックの魂を体現しています。その光も闇もすべてを。そしてキース・リチャーズは、とても真面目な人間で、ユーモアや知識、そして知性を備えた人物でした。この映画には、ありのままのキースが映し出されています。」と語っている。キース・リチャーズの音楽と社会的影響力の変遷を、エレクトリック・ブルース、カントリー・ホンキー・トンク、サザン・ソウルなど彼が影響を受けた音楽や、さらには現在影響を受けている音楽と共に辿る本作。ロック・ミュージックの“リヴィングレジェンド”の素顔に迫るドキュメンタリーとして、大きな注目を集めそうだ。『キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス』(原題)は9月18日 (金) より「Netflix」にて配信。日本での配信は2015年予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日最新作『アリス・イン・ワンダーランド』の公開を4月に控えるジョニー・デップが、ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズのドキュメンタリー映画『HAPPY』(原題)の監督を務めることになり、ロサンゼルスでキースを撮影している現場が目撃された。アメリカの「The Playlist」の報道によると、1月に盟友エミール・クストリッツァ監督がセルビアで主催した映画祭にゲストとして呼ばれたジョニーが地元紙の取材に答えて、ドキュメンタリーの製作予定を明かしたという。以前からキースの大ファンを公言していたジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウを演じる際にキースを役作りの参考にしたことは有名。シリーズ3作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』では親子の役で共演もしている。ジョニーは1997年に『ブレイブ』で監督デビューしたが、カンヌ国際映画祭の上映時に酷評され、フランスや日本では公開されたものの、アメリカでは公開に到らずじまいだった。ジョニーは「僕も賢くなったし、充分な時間も経ったいまなら、また監督ができる」と当時をふり返り、「来週からキース・リチャーズのドキュメンタリーにとりかかる予定なんだ。僕がドルヴェングラードにいる間、編集者がキースの過去映像、コンサート映像の山をチェックしているところだ。キースが僕のカメラの前に立つことを承諾してくれたことに、とても感動している」と語った。1月30日、ロサンゼルスのダウンタウンで行われた撮影には、パティ・スミスやノラ・ジョーンズがゲスト出演。ジョニーのパートナー、ヴァネッサ・パラディも2人の子供を連れて撮影を見学していた。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2007年5月25日より全国にて公開©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:オーランド・ブルーム、『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作出演をきっぱり否定『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作、今夏ハワイで撮影決定!2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!今年は洋画復権?『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開2010年前半戦初日は約2,200人集客、100分待ちの大盛況J・デップ着用の衣裳も!『アリス』世界展
2010年02月05日