4月28日(日) 17:00よりWOWOWで放送される「第77回トニー賞授賞式」の特別番組『京本大我 ハロー・トニー!』のビジュアルが公開された。本番組は、「第77回トニー賞授賞式」の番組スペシャルサポーターを務める京本大我(SixTONES)のナビゲートのもと、ブロードウェイの歴史やトニー賞の魅力などを現地VTRやクイズで紹介。ミュージカルの観劇ビギナーのみならず舞台ファンにも興味深い内容を盛り込んだ、トニー賞を楽しむための“How to(ハウツー)”を京本と一緒に楽しく学んでいく番組となっている。7つの視点にカテゴリーを分けて構成された“How to”は、「そもそもブロードウェイとは?」「そもそもトニー賞とは?」といったベーシックな疑問から始まり、ブロードウェイやトニー賞にまつわるクイズに京本が挑戦。さまざまな視点から繰り出されるクイズに首をひねりながら真剣に答えていく京本の姿にも注目だ。また、番組では京本がこれまで経験してきたミュージカル作品、演じてきた役柄のこと、これから挑む作品への意気込みなど、ミュージカルへの熱き思いを語った充実のインタビューも。さらに、ブロードウェイでミュージカルや演劇を観て、1日を思いっきり満喫するためのオススメ観劇コースをVTRで紹介する。なお、京本が番組のスペシャルサポーターを務める『生中継!第77回トニー賞授賞式」は、日本時間の6月17日(月) よりWOWOWで生中継。番組ナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが務める。そのほか、5月25日(土) 13:30からの特番『第77回トニー賞 直前スペシャル』にも井上、宮澤、京本の3人が出演する。<番組情報>『京本大我 ハロー・トニー!』4月28日(日) 17:00~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:京本大我(SixTONES)詳細はこちら:『第77回トニー賞 直前スペシャル』5月25日(土) 13:30~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)『生中継!第77回トニー賞授賞式』6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)特設サイト:
2024年04月16日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりアザービジュアルと主題歌MVが解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる攻防戦を描いたスパイ・ノワール。この度解禁されたのは、本作でイエを演じるワン・イーボーが歌う主題歌「無名」のミュージックビデオ。主題歌の作詞は、監督のチェン・アル自らが手掛けており、名を知られないまま亡くなったスパイたちへの悲哀を歌ったものとなっている。ワン・イーボーの澄んだ歌声とともに流れるのは、美しい本編映像に始まり、チェン・アル監督を中心に、各豪華キャストとのやり取りが映し出されたメイキング映像。映像の最後には「観衆を尊重し 観衆を侮ってはいけない」と、チェン・アル監督からのメッセージで映像は終わる。併せて解禁されたアザービジュアルは、汪兆銘政権の諜報員フー(トニー・レオン)と、その部下であるイエが互いに向き合う姿を映し出したものとなっている。作品の舞台となった上海租界を背景に、中央には「信じるか、裏切るか」のキャッチコピーが添えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国順次公開Copyright 2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年04月09日WOWOWでは6月17日(月)(※日本時間)にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される「第77回トニー賞授賞式」を生中継する。その番組スペシャル・サポーターに京本大我(SixTONES)の出演が決定。コメントも到着した。「トニー賞」とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。WOWOWでの生中継は今回で10回目。ナビゲーターとして井上芳雄と宮澤エマの出演が決定しているが、スペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)が出演する。さらに、6月の授賞式に向けて「トニー賞」をより楽しめる特別番組を放送・配信することが決定。3月31日(日)午後11時30分からは、速報ミニ番組「第77回トニー賞 出演者決定スペシャル」を放送・配信。井上さん、宮澤さん、京本さんが出演し、意気込みを語るとともに、昨年の授賞式をふり返り、トニー賞授賞式の魅力のポイントを紹介する。4月28日(日)午後5時からは「トニー賞」をまだ観たことのない方でも楽しめる番組「京本大我 ハロー・トニー!」を放送・配信。京本さんとともに、ブロードウェイの歴史や「トニー賞」の知られざる魅力まで、「トニー賞」を楽しむための”How to(ハウ ツー)”を楽しく学んでいく内容となっている。5月11日(土)午後3時45分からは「トニー賞がやってくる!」(無料放送)、5月25日(土)午後1時30分からは井上さん、宮澤さん、京本さんが出演する「第77回トニー賞 直前スペシャル」を放送・配信する。【京本大我 コメント】この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことが出来ることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒出来ることも非常に楽しみです。「生中継!第77回トニー賞授賞式」は6月17日(月)にWOWOWにて放送・配信(終了後アーカイブ配信あり)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月22日日本時間6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で行われる『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継される。このたびスペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)の出演が決定した。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。京本はグループ活動を軸としつつ、個人としては約10年近くにわたってミュージカルに挑戦している。今回番組のスペシャル・サポーターを務めるにあたり、「トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います」とコメント。また「まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります」と意気込みを寄せた。なお番組のナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが担当する。さらに、トニー賞をより楽しむことができる特別番組の放送・配信が発表された。3月31日(日) 午後11時30分からは、速報ミニ番組『第77回トニー賞 出演者決定スペシャル』が放送・配信され、井上・宮澤・京本が意気込みを語るとともに、昨年の授賞式を振り返り、トニー賞授賞式のポイントを紹介する。4月28日(日) 午後5時からはトニー賞をまだ観たことのない人でも楽しめる番組『京本大我 ハロー・トニー!』、5月11日(土) 午後3時45分からは『トニー賞がやってくる!』(無料放送)、5月25日(土) 午後1時30分からは井上・宮澤・京本が出演する『第77回トニー賞 直前スペシャル』が放送・配信される。■京本大我 コメント全文この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒できることも非常に楽しみです。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり6月23日(日) 字幕版 WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)公式サイト:
2024年03月22日日本時間2024年6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継されることが決定。併せてナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また、授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がともにナビゲーターを務めるのは今回で4度目で、ふたりは日本のスタジオから番組をナビゲートする。ナビゲーターを担当するにあたり、井上は「今年もトニー賞の季節がやってきました!改めて、そのことが嬉しいです。そして、世の中がだいぶ元に戻ってきたかと思えば、突然これまでとはガラッと変わったり、心忙しい毎日でもありますね。そんな中、世界最大の演劇の祭典であるトニー賞には、どんな作品がノミネートされるのか。どんなドラマや才能を目の当たりにできるのか。いち演劇ファンとしても、いち俳優としても興味は尽きません!今回で4回目のコンビとなる宮澤エマさん、さらに素晴らしいゲストの皆さんとともに、日本からも華やかに賑やかにお届けします。是非、楽しみにしていて下さい!」とコメントを寄せた。一方、宮澤は「今年もWOWOWトニー賞のナビゲーターとして出演させて頂くことになり大変嬉しいです。私は今回で4回目の出演となりますが、ノミネート作品を観ていなくても楽しめるのがトニー賞ならではだなと毎年感じます。数ある演劇の授賞式の中でも、ライブパフォーマンスのクオリティ、メッセージ性の高い受賞スピーチ、そして何よりスクリーン越しでも感じられる舞台界特有のファミリー感や温かみは、唯一無二の存在だと思います。現場の熱気や肌感覚を視聴者の皆様にも共有できるよう(恒例となりつつある!)井上芳雄さんとの掛け合いも含め、楽しみながら一緒に盛り上がりたいと思っています」と意気込みを語った。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式放送・配信日:2024年6月17日(月)ナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ公式サイト:
2024年03月19日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりメイキング動画と場面写真が解禁された。昨年1月に中国で公開され、興行収入約181億円を上回る大ヒットを記録した本作。第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワールだ。二大スターの共演とあって公開前より大きな注目を集めており、現在発売中のポストカード付きムビチケカードの累計販売数も1万枚を突破。現在も売り上げは伸びており、大好評を博している。そんな本作よりこの度解禁されたのは、トニー・レオンとワン・イーボーのアクションシーンのメイキング映像。ワイヤーアクションに取り掛かるワン・イーボーの姿と、トニー・レオンとワン・イーボーの激しい格闘シーンのメイキングが映し出されている。撮影期間は9日間。「最後に息苦しくなるような格闘を描きたいと思っていました。スタントマンは使っていません。できるだけリアルな戦いになるように余計な動きを排除し、シンプルな格闘になるように描きました」と、非常にレベルの高い演技を要求したとチェン監督は語る。アクションに挑んだワン・イーボーは、当初トニー・レオンに対して手を出すのが非常に心理的負担で、アクション指導からのアドバイスを受けてやっと拳を伸ばすことができた、と明かしている。「撮影が進むにつれて、役者同士が深く知り合うようになっていきました。格闘中には実際に体が接触することがあり、アクシデントが起きた後は、お互い気遣い合い、よりお互いの間に信頼感が産まれるようになり、撮影は順調に進みました」とチェン・アル監督が述べるように、トニー・レオンとワン・イーボーが互いを気遣いながら会話とシュミレーションを重ね、迫真のアクションシーンを作り上げる様子が読み取れる映像となっている。併せて解禁となった新場面写真は6点。返り血を浴びたイエ(ワン・イーボー)と悲しげな顔でガラス越しに何かを見つめるフー(トニー・レオン)のほか、日本軍スパイのトップ渡部(森博之)、フー(トニー・レオン)の上司にあたるタン(ダー・ポン)、フーの部下であり、イエの友人のワン(エリック・ワン)、共産党員の諜報員をしていたが、中国国民党に転覆しようとするジャン(ホアン・レイ)のカットなど、登場人物たちのシリアスな表情が捉えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国にて公開2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年03月12日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』より予告編と新場面写真が解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワール。この度解禁された予告編では、“魔都”と呼ばれた第二次世界大戦下の上海を舞台に、暗躍するスパイたちによる戦いの一部が収められている。映像は、トニー・レオン演じる汪兆銘政権の諜報員フーと、ワン・イーボー演じるフーの部下イエが、銃撃戦を繰り広げるシーンから始まる。セリフが一切なしの厳かな雰囲気の前半から一転。後半では、突如返り血を浴びるイエが映し出され、その後、「正体を見破られるなよ」「失敗するぞ」と、フーとイエそれぞれが謎めいたセリフを放つなど、ミステリアスな雰囲気も加わり、緊張感が溢れる。また、現在では失われてしまった古き良き上海の街並みを見事に再現。撮影では、光と影を巧みに使うことで、どのカットも人物がくっきりと浮かび上がるように計算されており、美しくノスタルジックな世界観を感じさせる。また、トニー・レオンとワン・イーボーによる、スタント無しで挑んだ迫真のアクションシーンも必見だ。一体、彼らは何者なのか?誰が敵で味方なのか…?スパイたちの正体と運命に惹きつけられる予告となっている。併せて新場面写真5点も解禁。汪兆銘政権の諜報員メンバー3人と日本軍のある人物が対面する様子や、拳銃を構えながら険しい顔で涙を浮かべる女性のシーンのほか、夕焼けに照らされながら真剣な顔で一点を見つめるフー、髪が乱れたまま一息つくようにタバコを吸うイエの姿などが切り取られている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月13日エマ・ストーン主演映画『哀れなるものたち』より、脚本を務めたトニー・マクナマラのオフィシャルインタビューが到着した。本作は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生したことから、“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ壮大な大陸横断の冒険の旅へと出ていく物語。ストーンはプロデューサーも兼任。『女王陛下のお気に入り』でもタッグを組んだヨルゴス・ランティモス監督がメガホンを取った。先日発表された第96回アカデミー賞ノミネートでは、脚色賞のほか作品賞、監督賞、主演女優賞など全11部門で候補入りを果たしている。<脚本:トニー・マクナマラ インタビュー>ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』でも脚本を担当されましたが、一緒に仕事をすることになったきっかけを教えてください。初めて会ったのは確か、『女王陛下のお気に入り』について10分ほどのズーム会議をやったときだったと思います。私が以前に執筆した脚本を気に入ってもらえ、『女王陛下のお気に入り』の脚本を依頼されました。その作品を我々がそれぞれどう考えるのかについて手短に話し合ったのですが、お互いの見解が全く同じだったため、あまりにも短いミーティングだったのです(笑)。プロデューサーたちは、「まさか!わずか10分でもう終わるなんて!」と驚いていましたよ。その後、私がロンドンに渡り、一緒に作業を開始しました。私たちはただひたすら一緒に過ごしたのです。二人とも食べるのが大好きなものですから、何度も昼食を共にしていきながら、親交を深めていったというわけです。彼とはとにかく気が合いますね。私たちは世界の見方がとても近いのです。ご存知のように、彼の世界観は非常に独特です。また、ユーモアのセンスという点でも我々はよく似ていますね。お互いのことが手に取るように分かるのです。ヨルゴス・ランティモス監督お二人は、きっと波長が合うのでしょうね?そう、本当に波長が合うのです。アラスター・グレイの小説は独創的で、ある種荒唐無稽とも思われる設定の物語ですが、この作品の映画化を知らされたときの印象を教えてください。ヨルゴスから電話があり、「この本を読んでみてほしい。ぜひ映画化したいと思っているんだ」と言われたので、私も読みました。あなたがおっしゃったように、非常に独創的な世界観ですし、映画にうってつけの設定があります。また、これまで見たことのない形で複数のジャンルを組み合わせたものでもあり、自分にとって手強い作品であるように感じられたので、挑戦したいと思いました(笑)。というのも、私は難しいと思われるもの、自分にできるかどうか分からないと感じられるものを好むのです。自分にとって大きなチャレンジになると感じたので、この作品に惚れ込みました。また、ヨルゴスと一緒の仕事だということもありました。彼は間違いなく偉大な映画監督の一人です。そして、私の友人でもあり、一緒に仕事をするのが楽しいので、その決断に至るのは考えるまでもないことでした。「ええ、やるに決まっています」という感じでしたよ(笑)。オリジナル脚本と原作のある場合の脚本化の違いはどこにあるのでしょうか。オリジナル脚本だと、何もないところから全てを自ら構築していかなくてはなりませんが、原作のある場合の脚本化は、他人の作品を取っ掛かりとし、個々のアイデアを取り入れながらも、同時に作品を自分のものにしていくわけです。ただ、原作によって、作業するための材料が提供されます。まず物語の設定が与えられますので、そこから始めるのです。原作では、全てが男性の視点からとなっていますが、私はこれをベラの視点に変更しました。そこが違う点だと思います。これは、どちらも良いものですね。片方は大きなチャレンジで、全てを自ら創造する難しさがあり、もう一方は原作の中から何を紡ぐのか、何を再現するかを選び、原作に敬意を払いながら、その精神を尊重するという技術的な難しさがあるものです。また、ヨルゴスはグレイに会っており、彼に対して尊敬の念を抱いていましたから、私としてはそれを尊重したいと思いました。原作通りの作品とするわけではないことは分かっていましたので、我々ならではの作品としつつも、荒唐無稽で独創的、奇想天外でユーモアもある原作の精神が感じられるものとしたかったのです。それさえ押さえていれば、良い作品になると思いました。仕事として特に面白いと感じられるのは、まさに今おっしゃったようなところなのでしょうか?はい、そうです。私は原作のある作品の脚本を書くのが大好きです。いや、オリジナルの脚本を書くのも好きですよ。それもまた良いですね。どちらも好きなのです。どちらかだけをやりたいとは思いません。どちらもやるというのが良いのです。自分一人で書くのが良いと思うときもあります。原作を脚本化するのは難しいもので、あまりにもたくさんの要素がありますので、その中のどれを排除し、どれを残すべきかの判断がつきにくいこともあり、うまくいく方法を模索しなければならないからです。そういうのは、ちょっと厄介なものですからね。それでは本作の脚本化についてお聞かせください。ランティモス監督とはどのように脚本開発をされたのでしょうか。原作を初めて読んだとき、小説の構造が素晴らしいと思ったのですが、映画ではこの物語を男性の視点から語ることはできないと考えました。この役をエマ・ストーンに演じてもらいたいということも我々は分かっていましたので、彼女の視点で紡ぐ物語にしようということになりました。というわけで、我々が話し合ったのは主に、どのようにしてこの物語を描くべきか、ということについてでした。ベラがどんな世界で旅をするのか、どの国に行くのか、などといったこともありました。ただ、我々はとても波長が合うものですから、いつもあまり多くを語ることはしません。私が脚本を少し書いては、それについて二人で話し合うという感じでしたね。視覚的にどうなるかについて、彼が思うところを話してくれました。それは具体的にはどのようなことだったのでしょうか。うーん、思い出せない……。彼が言っていたのは確か、これはファンタジーであり、リアルな世界ではないということについてだったと思います。そして、グラスゴーではなく、ロンドンを舞台とすることに決めました。それ以外に何を決めたんだったかな……。やはり、主な点は、この物語をベラの視点で語るということについてでしたね。また、これが現実離れした世界であるということもあります。そして、エンディングも変えました。そういった原作とは異なる一連の要素についてだったのですが、よく覚えていません(笑)。ベラとダンカンが訪れる場所も原作と少し違っていて、リスボンは原作にはありませんでしたよね。その通りです。ベラのために世界一周旅行の構想を練っていたのですが、そこが原作から離れ始める箇所でした。つまり、それ以降、「さあ、ここからは映画版の物語を始めよう」ということなのです。映画は2時間ですから、それをどのようにして簡潔に語りつつ、楽しく、笑いもあり、観客にとってコンテンポラリーなものとするかということに、かなり時間を割いて入念に取り組みました。それからまた、話し言葉についてもそうで、ベラがどんな話し方をすべきか、といったことについても時間をかけましたね。原作の精神を取り入れることについて言及されましたが、原作のどんなところを大切にされたのでしょうか。原作には非常に巧妙なアイデアがあると思います。哲学的な要素の中には感銘を受けるものがあるのです。また、ベラの言い回しの中にも素晴らしいものがあり、そういった要素を取り入れたいと思ったので、原作のセリフをそのまま引用することもありました。これまでランティモス監督とお仕事されてきたあなたから見て、彼の個性はどのような点だと思われますか。彼が非常に特異な世界観を持っており、その実現に向けて全力を尽くし、断固たる信念を持って取り組んでいるということが、彼の個性を際立たせているのだと思います。偉大な監督で、映画制作の全ての要素を熟知しています。それを知る監督は他にも大勢いますが、彼の場合は自身も卓越した撮影監督で、脚本家としても優れている上、素晴らしいデザイナーでもあるというふうに、映画制作のあらゆる面で優れているのです。脚本という言語を真に理解しているだけでなく、撮影という言語も理解しているので、彼と共に仕事をするのは良いものです。そうではない監督もいますからね。彼はまた、俳優からも非常に慕われており、誰もが彼と仕事をしたがります。自身の職人芸に没頭し、それを愛し、断固として自分が思い描く通りに創作しようとします。だからこそ素晴らしい映画が作れるのだと思います。そんな彼が原作を読んで魅了されたというキャラクター、ベラについてお伺いしたいと思います。主人公ベラをどのような女性として描かれたのでしょうか。私にとってベラは、自立を求め、自分が何者であるかを自らが決め、自分自身を創造していく能力を追求するキャラクターでした。彼女がそういったことに対してとても勇敢であると、私には思えました。どんなときでも非常に楽観的で、いかなる経験をも恐れない、信じられないほど勇敢なキャラクターだったのです。また、自分の経験を悪いと決めつけるようなこともせず、それは自分の人となりのある一つの側面に過ぎないと考えています。私は彼女のそんな楽観的で勇敢なところや、人生という経験をしているだけであって、その過程で自分という人間が形成されるものだと考えているというのが気に入りました。彼女はそれを、社会の規範にとらわれることなく、非常に勇敢な形で追求していくのです。社会の決まりごとを知りませんので、ある意味、それを自ら創造することが可能であり、何をやっても自分を批判的な目で見ることはありません。何が正しくて、何が間違っているかも分かりませんので、彼女はただ、自分にとって何が正しくて、何が間違っていると感じられるのかという感情を知るようになるというわけです。私は彼女のそういった要素の全てが、とても気に入ったのです。また、彼女のキャラクターを通じて伝えたかったことは何でしょうか。うーん、私は作品を通して、あまり何かを伝えようとはしません。ただ、脚本を書くだけであって、物語を書くことを、ただ楽しんでいるだけなのです。正直なところ、何についての作品かといったことも、考えることはありません。そういうことは一切考えず、ただ「このキャラクターに惚れ込んだ。このキャラクターが望むものは何だろう?どのようにしてそれを手に入れようとするのだろうか?」と考えるだけです。というわけで、そういったことはあまり考えないですね。ただ、本作が世界に支配されないようにすることについてだということはあります。自らの運命を自分でコントロールしようとすること、そして誰もがお互いを支配しようとすることについてなのです(笑)。本作で描かれる解放、自己発見といった側面がとても素晴らしいと思います。はい、そうですね。本作がそれについてであるというのは大きいと思います。自分が何者であるかというのを、他人は支配したがるものです。ですから、恐れることなく、自分が何者であるかを自らの意思で決めなければならないということを描いています。ただ、それでも他の人間を避けることはできませんし、他の人間たちにもそれぞれの思惑があるのでどうしようもない、と。そういうことなのです。まさに、そうですね。さて、エマ・ストーンとは『女王陛下のお気に入り』や『クルエラ』などで、これまでも何度かお仕事をされていますが、彼女をどのような俳優だと思われますか。彼女は偉大な女優の一人だと思います。実に素晴らしい。人間的にも素晴らしい上、大胆不敵な役者でもあります。だからこそ、あそこまで見事にベラ役を演じられるのだと思います。彼女は恐れを知りません。ただひたすら演じる役に身を投じ、素晴らしい演技の体験をしたいという一心なのです。彼女が映画を背負っているわけですし、本作の精神は彼女そのものです。ヨルゴスとの間には素晴らしい協力関係があり、二人は最高のパートナーです。また、とても面白い人で、人間性にあふれ、親しみやすいと感じられます。彼女がまるで私たちと同類であるかのような錯覚に陥りますが、実はそういうわけではない(笑)。そこが彼女の良いところなのです。脚本を執筆している段階で、彼女が演じることはすでに分かっていらっしゃったのですか?いや、当初はそうではなかったと思います。『女王陛下のお気に入り』の後に、判明しました。というのも、『女王陛下のお気に入り』以前にすでに草案を書いており、その後、同作品でエマに会ったのです。ヨルゴスがエマと会って一緒に仕事をするようになると、彼はすぐに『哀れなるものたち』でも、ぜひ彼女に演じてもらいたいと思ったようです。本作で彼女はプロデューサーも務めていらっしゃいますが、彼女と役柄についてなど、話し合われたりしましたか?ええ、彼女はプロデューサーの一人です。ただ、私は脚本家ですから、自分の部屋に隠れているだけなのです(笑)。もちろん、彼女と会うことはよくありますが、話し合いはもっぱら彼女とヨルゴスの間で行われましたね。彼女は本作に不可欠な存在ですから、ヨルゴスは伝えたいことがあったようです。そうは言っても、彼はギリシャ在住、私はロンドン在住、エマはアメリカ在住ということもありますからね(笑)。ヨルゴスとエマはよく会っていましたが、彼と私は脚本のことで会いました。我々全員による素晴らしい共同作業だったのです。そこが、ヨルゴスが素晴らしい所以で、ロビー・ライアン(撮影監督)やナディア(・ステイシー/ヘア、メイクアップ&補綴デザイン)もそうですし、同じスタッフが戻ってくることが多いので、一同の間で意思の伝達法が確立されています。つまり、それほど多くを語る必要はないのです。その後、役者たちも一緒にリハーサルし、それを私も見ていて、現場で質問されることもあります。人はお互いを支配しようとするものだというお話が出ましたが、ベラを支配しようとするゴッドウィン、ダンカン、マックスのキャラクター造形についてもお話しいただけますか。そうですね。彼らはそれぞれが異なる人物ではありますが、私には誰もがベラを支配しようとしているように思えます。マーサ(・フォン・カーツロック)やスワイニーにしてもそうです。出会う相手が誰であろうと関係なく、誰もが何らかの形で彼女を支配しようとする。そのほとんどが男たちだったものの、男だけではなかったという点が、私にとっては重要でした。誰もが皆そうだったのです。あえてそうしたわけではありませんでしたが、男たちがそうだったのはもちろんのことです。中でも最も酷かったのは最後に登場するアルフィー(・ブレシントン)でしょう。ダンカンは愚か者のようなところがある人物です。ゴッドウィンはベラのことを愛してはいるものの、そこには支配という彼なりの愛の解釈があります。ラミー(・ユセフ)が演じるキャラクター、マックス・マッキャンドレスは、ベラと出会った時点で、少し非力な弱者という感じです。そんなふうに、私は彼ら全員を欠陥のある人物としたかったのです。人間的に素晴らしいわけではありませんが、邪悪な人間として描きたくもありませんでした。ある種の愚か者としたかったのです。彼らは皆、自分が愛に突き動かされていると思っていますし、実際そうだったのですが、それは全て「支配」という形で現れます。つまり、彼らは自分が思うようなベラであって欲しかったということです。最終的には、バクスターもマックスも、自分たちが間違った形で彼女を愛していたのだと悟るのです。そういった側面が男にはあるもので、それは歴史を振り返ってみても見てとれるものだと思います。そして今も尚、男は女を、もしくは男同士が相手を支配しようとするものですから、そこには確かに性別による特性はあります。しかし、一方で人間なら誰でもそうだということもあるのです。人は誰もがお互いを支配しようとする。それが人の性だということです。それこそが、本作のタイトルが『哀れなるものたち』という所以なのかもしれませんね。我々は誰もが哀れなる人間たちで、自らの愚かさはどうしようもないのです。登場人物が皆、自分たちの考える女性像をベラに投影しており、やがて今おっしゃったように、一部のキャラクターたちがそうではなかったことに気づく。一方彼女は、そのような経験を通して人間として成長していくというのが素晴らしいと思いました。そうなのです。それこそがまさに、私がこのキャラクターに惹かれた点だったのだと思います。そして彼女が世の中のことを何も理解していないのはなぜか、ということもありました。何が正しくて、何が間違っているか、何が支配されるべきで、何がそうではないのか、そして自らのセクシュアリティに関してなど、彼女は何も知りません。ルールというものを一切理解していないので、そこがいいと思ったのです。彼女には、支配するという発想は一切ありません。「みんなはなぜ私のことを支配しようとするのだろう」などと不思議に思うのです(笑)。「全く解せない。理解に苦しむ」という感じです。というわけで、その考えを掘り下げていく自由があると感じましたし、ベラは実に自由奔放なキャラクターのように思えました。世間に教育されたわけではないので、彼女はとても自然で、誰もがそうするように、この世界で自分のアイデンティティを模索しているだけなのです。ただし、誰もが自分の生い立ちを背負っているものです。ところが、彼女の脳内には、生い立ちというものがありません。そんなわけで、楽しかったですね。この作品に世界が刮目していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?最高ですよ。心の底から素晴らしいと思いました。<作品情報>『哀れなるものたち』公開中公式サイト: 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2024年01月30日アンディ・ラウ、トニー・レオンらが豪華競演したフィルム・ノワールの金字塔、映画『インファナル・アフェア』シリーズ全3部作の4Kレストア版が4K UHD BD、Blu-rayとしてリリースされることが決定した。第1作が2003年に公開され、一大センセーションを巻き起こした映画『インファナル・アフェア』シリーズ。この日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が4Kレストア、2023年に『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアll 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアlll 終極無間 4K』と題し劇場公開。この3作品が3月20日(水)に4K ULTRA HD Blu-ray、Blu-rayとなってリリースされる。2023年に行われた第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、同年開催の第80回ヴェネチア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。いまもアジアのトップスターとして第1線を走り続ける2人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年の日本初公開以来、その完成度の高さから衝撃をもって迎えられた。その翌年、エディソン・チャンとショーン・ユーを迎えて主人公たちの秘められた過去を描き、前作をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が公開。そして、さらに翌年の2005年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開となった。最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、20年以上経ったいまもなお映画ファンから絶大な支持を集めている。その後、マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演で製作され、作品賞と監督賞を含む部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』でハリウッドリメイク、日本でも「ダブルフェイス」としてドラマ化されるなど、その類いまれなオリジナル脚本の素晴らしさから秀逸なリメイクが続いた。このフィルム・ノワールの金字塔といえる傑作サスペンス・アクション3部作の4Kレストア版4K UHDBD、Blu-rayには、これまで発売されたDVD、Blu-rayに収録されているソフト版日本語吹替音声に加えて、テレビ放送版の日本語吹替音声を収録。豪華声優陣による吹き替えを2種類楽しむことができる。また今回、2Kと4Kの比較動画も公開。映像の違いは一目瞭然のものとなっている。圧倒的画質で蘇る、多くの見どころが詰まった全ての映画ファン必見の本シリーズ。様々な楽しみ方ができそうだ。『インファナル・アフェア 3部作』4K ULTRA HD、4K レストア Blu-rayは3月20日(水)より発売■インファナル・アフェア 3部作4K ULTRA HD価格:11,550円(税込)■インファナル・アフェア 3部作4K レストア Blu-ray価格:8,250円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:ポニーキャニオン(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日名優トニー・レオンと「陳情令」ワン・イーボーの2大スターが競演、中国で興行収入約181億円を上回る大ヒットとなったスパイ・ノワール『無名』が、5月3日(金・祝)より公開決定。併せて、日本版ポスタービジュアルと場面写真2点も解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワール。主演は、ウォン・カーウァイ監督『花様年華』で第53回カンヌ国際映画祭 最優秀主演男優賞を受賞し、近年は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)などへの出演で若い世代からも注目を集めている香港スター、トニー・レオン。そして、もう1人の主役として出演するのは、中韓合同ユニット「UNIQ」のメンバーとしてデビュー、さらに俳優としてTVドラマ「陳情令」(19)でブレイクし、いま中国で最も注目を集める若手俳優のワン・イーボー。本作でついに映画初主演の座をつかみ、次々と主演作が公開され、第20回映画チャンネルメディア大賞にて、主演2作目となった『長空之王』(23)と共に主演男優賞を受賞。本作では、スタントなしで取り組んだ迫真のアクションにより対決シーンを演じた2人の圧倒的な緊張感に注目だ。監督は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』(16)を手掛けたチェン・アル。本作では、脚本と編集も担当し、長編4作目にして手掛けたこの脚本にトニー・レオンも惚れ込み出演を決めた。去年の11月に行われた、中国映画界最高の賞とされる第36回中国映画金鶏賞にて作品賞、主演俳優賞を始め8部門にノミネート、映画初出演となったワン・イーボーは助演男優賞にノミネートされた。そして、トニー・レオンが主演俳優賞、チェン・アル監督が監督賞と編集賞の3冠へと輝いた。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、本作の主人公、トニー・レオン演じる汪兆銘政権の諜報員フーと、ワン・イーボー演じるフーの部下イエを左右に捉え、「信じるか、裏切るか」というキャッチコピーが添えられたもの。果たして2人は敵か?味方か?中国と日本の間で繰り広げられる、名もなきスパイたちによるしのぎを削る戦いの先にあるものとは――。併せて解禁となった場面写真は2点。怪しい動きをする諜報員に尋問するフー(トニー・レオン)、グラスを片手にパーティー会場のようなところで佇むイエ(ワン・イーボー)を切り取ったものとなっている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ、有楽町シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月22日モロゾフ(Morozoff)が手掛けるチョコレートブランド・レオン(LEON)から、2024年バレンタインに向けた新作チョコレートが登場。2024年1月上旬より、全国のモロゾフ店舗などにて発売される。“大人の遊び心”溢れる新作チョコレートカクテル着想の星空チョコボックスチョコレートブランド・レオンは、2024年のバレンタインに向けて“大人の遊び心”溢れる新作チョコレートを展開。中でも注目は、就寝前に飲む酒「ナイトキャップカクテル」をモチーフに、ゆっくりとした気分で時間をかけて堪能できるチョコレートボックス「ナイトキャップ」だ。アイリッシュウイスキーとコーヒーを合わせた「アイリッシュコーヒー」をはじめ、ウイスキーの個性的な香り漂う「スモーキー」といった全4種のフレーバーを詰め合わせた。パッケージには、綺麗な星空のイラストを描いている。豊富なサイズ展開のチョコアソートまた風蝋型のオーナメントを配した上質な黒色のボックスに、多種多様なチョコレートをアソートした「レオン」も見逃せない。洋酒を効かせたトリュフチョコレートや、キュートなハート型チョコレートなどがラインナップする。5個入りから20個入りまで、場面や用途に合わせてサイズを選べるのも嬉しいポイントだ。天文機器イメージのパッケージこのほか、洋酒不使用で大人から子どもまで楽しめるチョコレートボックス「ピアリッジ」、シンプルな味わいのチョコレートを集めた「ウィッティー」、天文機器“アストロラーベ”をイメージしたパッケージに幸運をもたらす馬蹄型チョコレートなど詰め合わせた「アンバサダー」も登場する。【詳細】レオン 新作チョコレート発売時期:2024年1月上旬から順次取扱店舗:全国のモロゾフ店舗、バレンタイン催事場、オンラインショップメニュー例:・ナイトキャップ 8個入り 1,296円・レオン 5個入り 702円 10個入り 1,188円 15個入り 1,782円 20個入り 2,376円・ピアリッジ 15個入り 1,404円 19個入り 1,944円・ウィッティー 8個入り 486円 17個入り 810円・アンバサダー 8個入り 918円※店舗により取扱いがない場合や、展開期間が異なる場合あり
2023年12月17日2006年にブロードウェイ初演、第61回トニー賞では全11部門でノミネートされ、うち8部門で受賞した傑作ミュージカル『春のめざめ』が東京・浅草九劇で12月3日(日)よりプレビュー公演、12月5日(火)より本公演が上演される。フランク・ヴェデキントの同名小説を原作にしたロックミュージカルで、日本では2009年に劇団四季が初演したが、今回は昨年上演され好評を博した奥山寛演出版。昨年同様、一般オーディションで選ばれたフレッシュな実力者たちをWEST/EASTの2チームに分け上演する。主人公メルヒオールを演じる有馬爽人(WEST)と東島京(EAST)に話を聞いた。現在有馬は23歳、東島は18歳。歌手に俳優にモデルにと多彩に活躍している有馬は今回が初ミュージカル。「自分にとっては新しいことを知るということが活力になっています。初ミュージカル、そして14歳の役ということで、どういう有馬爽人が出てくるのか。新しい自分に出会いたい」と意気込む。一方東島は、今年3月にはロンドンでミュージカルの舞台にも立った注目株。「ブロードウェイ版の音源を聴くと、とにかく曲がキャッチ―で耳に残り、どうしても出演したいと思いました」とオーディションに挑んだ理由を語った。物語は19世紀末のドイツを舞台に、性に対しての無知と大人たちの無理解が悲劇を引き起こしていく、思春期の少年少女たちの群像劇。「本当に繊細で美しいミュージカルです。登場人物一人一人に濃い人生があり、悩みが葛藤がある。生バンドが奏でる音楽の表現や照明、すべてが繊細です」と有馬。演じる上で大切にしているポイントは「メルヒオールはみんなから頼りにされている少年で、同性からも異性からも人気がある。僕は人見知りするタイプなのですが、この稽古場ではメルヒオールとして生きようと思い、一人一人とコミュニケーションをとることを大切にしています」(有馬)、「僕もこれまで辛いこともあったし、楽しいこともあった。そういった葛藤、目の奥にある叫びのようなパッションは大事にしたいです」(東島)とそれぞれ話した。「子どもたちの葛藤も生々しいのですが、そこにどう大人が関わってきているのかを見ていただけたら、原作である小説の出版から100年以上経っている今の時代に上演する意味も見えてくる。観て終わりではなく、4日くらい余韻に浸っていただけたら嬉しいです」と東島。公演は12月23日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。取材・文:平野祥恵
2023年12月04日2023年10月23日から11月1日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催された、第36回東京国際映画祭。なかでも注目を集めたのが、世界的俳優トニー・レオン登壇によるイベント「トニー・レオン マスタークラス/2046」。これまでのキャリアについて語った貴重な模様をレポートします。素人の方々の演技に衝撃を受け、「自然に演じたい」と願い続けた。©2023 TIFFトニー・レオンが登壇したのは、10月26日に行われた映画『2046』上映後のトーク・イベント。映画界の至宝であり、日本にも熱心なファンの多いトニーが公の場に姿を現すまたとない機会とあって、チケッティングは熾烈を極め、発売からおよそ30分で完売。会場となったヒューリックホール東京は、幸運にもチケットを入手できた観客たちの熱気に包まれた。©2023 TIFFトニーはそんな客席からの盛大な拍手と歓声に迎えられてステージに登場し、はにかみながら「こんにちは。トニーです」と日本語で挨拶。公式の来日は『グランド・マスター』のジャパンプレミア以来、10年ぶりとのこと。聞き手は東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三氏、通訳は広東語の神業的通訳でおなじみのサミュエル周氏が務めるなか、自身の俳優人生を振り返った。まず話題が及んだのは、1989年に製作されたトニー・レオン主演の『非情城市』について。ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したこの作品は、台湾のホウ・シャオシェン監督による、台湾が舞台の芸術映画。一方、トニーは香港出身で、当時はおもに香港の娯楽映画に出ていた駆け出しの俳優。自身にとってチャレンジングな現場を経験したことで、様々な“恩恵”を得たという。「この映画の話を引き受けた時、私は台湾の歴史をあまりよく知りませんでした。しかし、作品の性質上、勉強する必要があり、監督は私にたくさんの本を与えてくださいました。私の役は、ろうあの青年。台湾の言葉をあまり話せない私のために、監督がそういう設定にしてくださったんです。準備段階で、私は言葉が話せない人の世界を理解するために、監督の友人で、事故で話せなくなったアーティストの方に会いに行ったり、ほとんどの時間をホテルにこもって孤独に過ごしたりしました。ホテルでは自分を追い込むためにたくさんの本を読みましたが、本からは繊細な情感の描写など、さまざまなことを発見しました。結果、監督のおかげで文学をとても好きになったんです」©2023 TIFFこの作品は、自身が目指す俳優像にも大きな影響を与えることに。「私は演技を学んでいた頃に、外国のアートムービーを見ていましたが、現場ではどう作られているのか、知りませんでした。それがこの映画の現場で、とてもよくわかったんです。また、この映画にはプロの役者だけでなく、素人のみなさんもたくさん出演していて、彼らのあまりにリアルな演技に驚きました。自分は彼らのように自然な演技をできるのかと考えさせられ、その後の演技にも影響を与えるほどに。それは、この映画に出演して得た最大の恩恵といえます」さらに話題は、1990年製作の『欲望の翼』に始まり、『恋する惑星』『ブエノスアエイレス』『花様年華』など数々の映画でタッグを組んだ、ウォン・カーウァイ監督との仕事へと移る。「ウォン・カーウァイ監督と出会ったのは、ちょうど私が演技の壁にぶつかっていた頃でした。『欲望の翼』では、共演のマギー・チャンは2、3テイクでOKが出るのに、私の番になるとなかなか出ない。多い時は20回ほど、リテイクされる。本当に困ったな、自分は演技ができないのでは…。そう思った時に、監督から『あなたの演技には技巧的なものが多すぎる』と言われたんです。それはいらないと。そして私の作った演技を、バラバラに壊してしまいました」ところが、完成された映画を観て、「監督はすごい。俳優のいいところを発掘し、引き出してくれる」と実感したという。以来、ウォン・カーウァイ監督と一緒に映画を撮りたいと決意し、数十年もの間、ともに仕事をしている。「監督と過ごした年月は、演技について2度目の訓練を受けていたような気がします。私は『非情城市』に出演した時に、素人のみなさんのように自然に演じたいと願いをかけましたが、その夢がウォン・カーウァイ監督との仕事で叶いました」ほかにもウォン・カーウァイ監督との数ある思い出から、こんな話を披露してくれた。「一緒に仕事をし始めた頃は、夜ごはんを食べたあとに、よく監督の事務所に寄って雑談をしていたんです。そして監督は私に、いろんな音楽や文学を紹介してくださいました。ある時、『ノルウェイの森』を紹介されたのですが、後日、監督が言ったんです。『直子がワタナベを見送る時に、直子はどんな表情をしていると思う?』と。小説の中で、直子の表情は描かれていません。そんな話をずっとしているうちに、私は音楽や文学の世界に入り込んでいくようになりました」また、「ウォン・カーウァイ監督の作品には、脚本がありますよ。ただ、我々には絶対に見せてくれないんです」と面白そうに話す場面も。カーウァイ監督の作品には脚本がなく、俳優はセリフが書かれた紙を撮影の朝に渡される、という有名な逸話を見込んでのこの発言に、会場からも笑いが起こる。「彼の作品に出る役者は、全体の物語や自分の役柄について知らされ、監督から役作りに関する指導も受けます。しかし、どんな映画になるのかは一切わかりません。これは独自のユニークな創作スタイルで、おそらく監督は、撮影現場により多くの余裕を残しておきたいのだと思います。もちろん脚本は持っていると思いますが、当日の役者のコンディションや機材の動きなどにより、変更する可能性もある。だから、役者が構えて準備をしてこないように、なるべく情報を与えずにいる。したがって、撮影の時は毎回アドベンチャーをしているような気分です」©2023 TIFF本映画祭ではウォン・カーウァイ監督の『2046』が上映されたが、これはトニーのリクエストによるもの。「私が演じたのは、『花様年華』で演じたチャウと同一人物。しかし監督は、全く違う演技を見せてほしいと言ったんです。過去を忘れて、新しい暮らしに向かう姿が見たいと。その意味で『2046』は、ウォン・カーウァイ監督と撮った映画の中でも、特別な作品です」再びチャウを演じるにあたって、トニーは監督に『花様年華』にはなかった“髭”をリクエストしたという。「監督の返事は『ダメ』でした。しかし、役者にとって小さなものでもいいので、役に入るためのきっかけは大切です。だから、『絶対に必要です』と押し切りました。完成後、この映画はカンヌ国際映画祭でプレミア上映されましたが、そのパーティで監督から『髭があって正解でしたね』と言われました」と笑顔で語った。©2023 TIFF最後に、次回作についても明かしてくれた。「今後はヨーロッパの映画にも出てみたいと思っていたところ、来年ドイツで撮影する映画に出演することが決まりました。今は8か月の準備期間を得て、役作りのためにたくさんの本や資料を読んでいます」日本の映画にも出てもらいたいという問いかけに、「間違いなくそういうチャンスはあると思います。異なる国、地域の映画製作チームと一緒に仕事をすることが、長年の私の夢ですから」トーク・イベント中のトニーは、自分の言葉が訳されている時には会場を見渡し、時折笑顔を見せるなど、久しぶりの日本のファンとの顔合わせを楽しんでいた様子。今年はアジア・フィルム・アワードで最優秀主演男優賞とアジア映画貢献賞を受賞。ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞。中国映画金鶏賞で最優秀主演男優賞を受賞するなど、その功績を称えられることが多かった1年。2024年は、ワン・イーボーとのダブル主演映画『無名』の日本公開が決定。舞台挨拶などでまた来日してくれることを心から願いたい。©2023 TIFF文・保手濱 奈美
2023年11月15日歌手のブリトニー・スピアーズ(41)が今月24日に発売される著書『The Woman in Me』の中で、ジャスティン・ティンバーレイク(42)との交際中に中絶していたことを明かしている。NDTVなどが報じた。スピアーズとティンバーレイクはお互いティーンエイジャーだった’00年、米ディズニーチャンネルの『ミッキーマウス・クラブ』での共演をきっかけに交際をスタート。当時、大人気アイドル同士の熱愛は世界中の耳目を集めていた。著書の中でスピアーズは「驚きはしたけど、私にとっては悲劇ではありませんでした。私はジャスティンをとても愛していたの。いつか一緒に家族を持つことを夢見ていた。でもそれは、予想していた以上に早く来てしまったんです」と、想定外の妊娠を振り返っている。そして、「ジャスティンは、明らかにがっかりしていました。彼は『僕らにはまだ子どもをつくる準備はできていない、若すぎるよ』と言ったんです。私が一人で決めてもよかったのなら、絶対に中絶なんてしなかったでしょう。それなのにジャスティンは父親になんかなりたくないと頑なでした」と、ティンバーレイクの希望で子どもを諦めたと綴っている。’02年に二人は破局。スピアーズは’04年に幼馴染みと酔った勢いで結婚し、55時間後に離婚している。同年秋にはダンサーのケヴィン・フェンダーラインと結婚し、2子をもうけるも’07年に離婚した。一方のティンバーレイクはキャメロン・ディアスやスカーレット・ヨハンソンなどと浮名を流し、’12年に俳優のジェシカ・ビール(41)と結婚。現在は男児2人の父親となっている。PEOPLEがティンバーレイクにコメントを求めたが、回答はなかったそうだ。
2023年10月18日先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネチア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン共演の映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作がそれぞれ『インファナル・アフェア 4K』、『インファナル・アフェアll 無間序曲 4K』、『インファナル・アフェアlll 終極無間 4K』として公開決定。3部作を象徴するポスタービジュアルと予告編が解禁された。<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年に日本初公開。『インファナル・アフェア 4K』初公開時海外版A3ポスタームビチケその翌年に主人公たちの秘められた過去を描き、1作目をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開し、最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、公開から20年を迎えたいまも色褪せない。まさにフィルム・ノワールの金字塔といえる傑作サスペンス・アクション3部作が、今回、20年ぶりに4Kでスクリーンに蘇る。この度解禁となった予告編は、シリーズ全3部作の名シーンが詰め込まれたもの。映像はアンディ・ラウ演じる、マフィア内通者ラウが警察署内で発砲するセンセーショナルなシーンからスタート。『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』初公開時海外版A3ポスタームビチケ続いてトニー・レオン演じる潜入捜査官ヤンをはじめ、アジアを代表する名優アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャンらが演じる、3部作を取り巻く人物たちが次々と映し出され、時に静かに、時に熱く激しく繰り広げられる警察とマフィアの戦いがたっぷりと収められている。映像の最後で描かれる、潜入捜査官とマフィア内通者の緊迫の対決の行方とは…?『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』初公開時海外版A3ポスタームビチケ併せて解禁となったポスターは、メインコピー「世界が息をのんだ<二人>の運命の記憶を辿るー」を挟み、ラウとヤンがビルの屋上で対峙する1作目『インファナル・アフェア』の名場面が切り取られた。また、『インファナル・アフェア 4K』3部作のムビチケ前売券(オンライン)の発売が10月6日(金)より発売開始。3部作それぞれの初公開時ビジュアルを使用した海外版A3ポスタームビチケとなり、さらに3部作から好きな作品を選んで鑑賞できる3作品共通ポスタームビチケは、20周年を記念して香港で制作された、メモリアルなデザインが採用されている。『インファナル・アフェア 4K』3部作海外版20周年記念ビジュアルA3ポスタームビチケ『インファナル・アフェア 4K』3部作は11月3日(金・祝)より109シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が、それぞれ『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』として11月3日(金・祝) に公開される。このたび、本作の予告編とポスタービジュアルが公開となった。先日閉幕した第48回トロント国際映画祭で特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。この2人が“警察に潜入したマフィア”と“マフィアに潜入した警察官”を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年に日本で初公開。その翌年に主人公たちの秘められた過去を描いた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開された。今回公開となった予告編は、アンディ・ラウ演じるマフィア内通者ラウが、警察署内で発砲するセンセーショナルなシーンからスタート。続いてトニー・レオン演じる潜入捜査官ヤンをはじめ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャンらが演じる、3部作を取り巻く人物たちが次々と映し出され、時に静かに、時に熱く激しく繰り広げられる警察とマフィアの戦いがたっぷりと収められている。さらに、3部作それぞれの初公開時ビジュアルを使用した海外版A3ポスタームビチケの販売が決定。そして3部作から好きな作品を選んで鑑賞できる3作品共通ポスタームビチケは、20周年を記念して香港で制作されたメモリアルなデザインとなっている。映画『インファナル・アフェア 4K』予告編<作品情報>『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』11月3日(金・祝) 公開公式サイト: Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
2023年10月05日ディズニーアンバサダーホテルでは現在、館内の「チックタック・ダイナー」にて、地球最強スーパーヒーローの一人である<アイアンマン>こと主人公のトニー・スタークの好物のひとつをイメージしたスペシャルメニュー「地球最強のチーズバーガー」を提供している。この「地球最強のチーズバーガー」は、地球最強スーパーヒーローの一人である<アイアンマン>ことトニー・スタークの好物のひとつをイメージしたスペシャルメニューであり、バーベキューソースを絡めた肉厚のパティを2枚重ね、さらにチーズソースをたっぷりとかけた食欲をそそる一品に。2枚重ねのパティはボリュームがあり、シェアもおすすめだ。提供店舗のデリカフェ「チックタック・ダイナー」はディズニーアンバサダーホテルの1階にあり、1950年代のポップなダイナーをイメージした、大きな時計が特徴のデリカフェ。ディズニーキャラクターをモチーフにしたブレッドのほか、目の前で作られるサンドウィッチやドリンクが人気で、気軽にテイクアウトにすることもできる。このスペシャルメニュー「地球最強のチーズバーガー」もテイクアウトが可能で、宿泊者は同ホテルの客室内でいただくこともできる。「地球最強のチーズバーガー」は、チーズバーガーとフライドポテトのセットで、価格は2,500円。提供時間は15:00~19:00だが、1日の提供数には限りがあり、事前予約は行っていない。期間は2024年1月8日(月)まで。注目メニューを主人公トニー・スタークの気分で食べてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年10月03日離婚したばかりのブリトニー・スピアーズがInstagramにある動画を投稿し、波紋を広げている。スピアーズは際どい服装で踊る動画をたびたび投稿しているが、今回はいつもと様子が違った。両手に包丁が握られていたのだ。動画には「今日、キッチンで包丁を持って遊び始めました!」というキャプションがついていたが、CNNによると警察に対して「彼女の健康状態がとても心配だから確認してほしい」との通報が相次いでいたという。ロサンゼルス市警のメンタルヘルス評価チームにもスピアーズの友人と名乗る人物から通報があり、チームはこの内容をヴェンチュラ郡保安官事務所に共有していたとCNNは報じている。スピアーズと面識のある巡査部長が彼女の自宅に赴き、インターホン越しに安否確認を行ったという。ディーン・ワーシー保安官は、「彼女が創造的な自由を表現していると考える人もいれば、安全上、精神衛生上の懸念があると捉える人もいるだろう。(市警が)訪問した理由として、『自傷行為の危険にさらされている可能性がある』との情報を受けたためだと彼女に説明した」とCNNにコメントしている。スピアーズは「私に脅威は迫っていないし、敷地内に入ってほしくない」と巡査部長に告げ、彼女の弁護士も「スピアーズさんには、精神的にも肉体的にも、またその他にも問題はいっさいない」と保安官事務所に電話して伝えてきたという。スピアーズはその後、Instagramのキャプションに「これはニセのナイフよ。ハロウィンはもうすぐね!」と書き足し、新たにナイフを持ったダンス動画を投稿。「先日の投稿でみんなを怖がらせてしまったかもしれないけど、これは私のチームがプロ用のショップからレンタルしたフェイクナイフなの。誰も心配したり、警察を呼んだりする必要はないからね!」と念押しした。
2023年09月29日映画『レオン 完全版』が、2023年10月27日(金)から2週間限定で全国72館にてリバイバル上映される。殺し屋と少女の交流と復讐を描く名作映画『レオン』映画『レオン』は、プロの殺し屋レオンと、家族を惨殺された少女マチルダの交流と復讐を描いた名作アクション・エンタテインメント映画。レオン役を演じたジャン・レノと、オーディションを経てマチルダ役を演じ、本作で鮮烈な映画デビューを果たしたナタリー・ポートマンは『レオン』により一気にスターダムを駆け上がった。リュック・ベッソンが手掛けたハリウッド初監督作品であり、代表作でもある。映画『レオン』あらすじ物語の舞台はニューヨーク。家族を殺された12歳の少女マチルダは、隣の部屋に住む殺し屋レオンに助けを求める。戸惑いながらもレオンはマチルダに救いの手を差し出し、そこから二人の奇妙な共同生活が始まった。弟の仇を討ちたいというマチルダにしかたなく殺しのテクニックを教えるレオンと、読み書きもできないレオンに文字を教えるマチルダ。やがて二人の間には父娘とも恋人ともつかない愛情が芽生えていく。レオンとマチルダの心の交流を緻密に描くディレクターズ・カット版そんな『レオン』が、ディレクターズ・カット版である『レオン 完全版』にてリバイバル上映へ。『レオン 完全版』では、リュック・ベッソン自身により公開時未公開だった22分のシーンが追加となっており、レオンとマチルダが心を通わす過程がより緻密に描かれた場面を目にすることができる。映画『レオン 完全版』のリバイバル上映は、90年代の名作を映画館で再上映する「フィルマークス ナインティーズ」の第3弾。10月6日(金)からは『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、10月13日(金)からは『ギルバート・グレイプ』が上映される。尚、映画『レオン 完全版』の上映劇場では、オリジナルの来場者特典の配布も実施予定。詳細は後日発表される。【詳細】映画『レオン 完全版』監督:リュック・ベッソン脚本:リュック・ベッソン出演:ジャン・レノ、ゲイリー・オールドマン、ナタリー・ポートマン、ダニー・アイエロ、ピーター・アペル、ウィリー・ワン・ブラッド、ドン・クリーチ、マイケル・バダルコ、エレン・グリーン、エリザベス・リージェン■リバイバル上映上映期間:2023年10月27日(金)~11月9日(木) ※2週間限定上映公開劇場:全国72館料金:1,600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可)※劇場により、上映日・上映期間が異なる。詳しくは各劇場HPに記載。※上映日や上映時間は各劇場に確認。※チケット販売は、各劇場にて実施。公開劇場:[北海道]イオンシネマ北見、札幌シネマフロンティア[宮城]MOVIX仙台[福島]フォーラム福島[茨城]シネプレックスつくば[栃木]MOVIX宇都宮[群馬]MOVIX伊勢崎、109シネマズ高崎[埼玉]MOVIXさいたま、ユナイテッド・シネマ春日部、ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷、ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父[千葉]MOVIX柏の葉、キネマ旬報シアター、京成ローザ(10)、イオンシネマ千葉ニュータウン、イオンシネマ幕張新都心[東京]新宿ピカデリー、MOVIX昭島、YEBISU GARDEN CINEMA、池袋HUMAXシネマズ、イオンシネマ板橋、イオンシネマむさし村山、イオンシネマ シアタス調布、109シネマズ木場[神奈川]MOVIX橋本、横須賀HUMAXシネマズ、小田原コロナシネマワールド、イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマ海老名、イオンシネマ座間、イオンシネマみなとみらい、109シネマズ川崎[新潟]イオンシネマ新潟西[石川]イオンシネマ金沢[福井]福井コロナシネマワールド[長野]イオンシネマ松本[岐阜]イオンシネマ各務原[静岡]静岡東宝会館、シネマサンシャイン沼津[愛知]ミッドランドスクエア シネマ、安城コロナシネマワールド、小牧コロナシネマワールド、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ・ワンダー、イオンシネマ岡崎[三重]109シネマズ明和[滋賀]イオンシネマ草津、イオンシネマ近江八幡[京都]MOVIX京都、イオンシネマ高の原[大阪]扇町キネマ、MOVIX堺、なんばパークスシネマ、イオンシネマ四條畷、イオンシネマ シアタス心斎橋[兵庫]塚口サンサン劇場、kino cinéma神戸国際、OSシネマズ 神戸ハーバーランド[岡山]イオンシネマ岡山[広島]福山コロナシネマワールド、イオンシネマ広島西風新都[香川]イオンシネマ宇多津[福岡]福岡中洲大洋、ユナイテッド・シネマなかま16、小倉コロナシネマワールド、イオンシネマ大野城、イオンシネマ福岡[熊本]熊本ピカデリー[宮崎]ワンダーアティックシネマ[沖縄]シネマパレット
2023年09月29日アンディ・ラウとトニー・レオンが共演し大ヒットとなったシリーズが『インファナル・アフェア 4K』、『インファナル・アフェア II 無間序曲 4K』、『インファナル・アフェア III 終極無間 4K』と題して4K上映されることが決定。20周年記念ポスターが解禁された。シリーズ1作目となる『インファナル・アフェア』は、2003年に日本公開され、先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞した“アンディ・ラウ”と、今年ヴェネチア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞した“トニー・レオン”、いまもアジアのトップスターとしてその前線を走り続ける2人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決に世界が熱狂した。その翌年に主人公たちの秘められた過去を描いた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開され、最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、公開から20年を迎えたいまもなお衰えることなく、映画ファンを魅了し続けている。また、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演で製作され、作品賞と監督賞を含む4部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』(06)、そして日本でも「ダブルフェイス」(12)としてドラマ化され、オリジナル脚本の素晴らしさから、わずか10年ほどの間に秀逸なリメイクが続いた。4K上映の公開情報の解禁日となった9月27日は、アンディ・ラウの記念すべき62歳の誕生日でもある。出演映画数は100本を超え、3作目に出演するレオン・ライらとともに“香港四天王”と呼ばれるアジアのトップ俳優である、ラウの誕生日を祝して、4K公開が発表されるとともに、海外で制作された『インファナル・アフェア』シリーズ20周年記念ポスタービジュアルが解禁。<警察に潜入したマフィア=ラウ>を演じるアンディ・ラウと、<マフィアに潜入した警察官=ヤン>を演じるトニー・レオンが、香港の街並みをバックに映し出されている。まさに“フィルム・ノワールの金字塔”と言える傑作サスペンス・アクションの、20年ぶりの劇場公開に大きな注目が集まりそうだ。『インファナル・アフェア 4K』3部作は11月3日(金)より109シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月27日映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念して、シリーズ全3部作が4Kで11月3日(金) より109シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開されることが決定した。『インファナル・アフェア』は、〈警察に潜入したマフィア〉と〈マフィアに潜入した警察官〉の生き様と究極の対決を描いた作品。先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオンが出演し、2003年に1作目が日本初公開されると登場人物たちのはかない魅力と鮮烈な印象で話題に。翌年には、主人公たちの過去を描いた『インファナル・アフェア II 無間序曲』、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章『インファナル・アフェア III 終極無間』が公開された。『インファナル・アフェア III 終極無間』 (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.また、2006年にはマーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ主演で製作され、作品賞と監督賞を含む4部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』が公開。そして、日本でも2012年にTVドラマ『ダブルフェイス』が放送されるなど、オリジナル脚本の素晴らしさから、わずか10年ほどの間に日米でリメイク作品が製作されている。なお、本日9月27日(水) は出演映画数が100本超え、3作目に出演するレオン・ライらとともに“香港四天王”と呼ばれるアンディ・ラウの記念すべき62歳の誕生日。今回、誕生日を祝して4K公開がアナウンスされるとともに、海外で制作された『インファナル・アフェア』シリーズ20周年記念ポスタービジュアルが公開された。<上映情報>『インファナル・アフェア 4K』3部作11月3日(金) より109 シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋 ほか全国公開『インファナル・アフェア』シリーズ20周年記念ポスタービジュアル(C)2002 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.<作品情報>『インファナル・アフェア 4K』監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン■出演アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、エディソン・チャン、ショーン・ユー、エルヴァ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン■ストーリー潜入捜査官とマフィア内通者。緊迫の対決に、まばたきもできない。警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18歳のラウとヤン。身分を隠し、敵組織に送り込まれた二人の青年は、お互いの存在を、その因縁を、まだ知る由もなかった。10年後。過酷な運命を生き抜き、各々の潜入先で頭角を現す二人だが、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わったことを機に、双方の内通者の存在が明らかとなる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる──。2002年 / 中国(香港)映画 / カラー / ドルビーデジタル / スコープサイズ 1:2.35 / 広東語・英語・タイ語 / 原題:無間道、英題:Infernal Affairs / 102分 / 翻訳:鈴木真理子 / 字幕:松浦美奈 / G / 日本初公開:2003年10月(C)2002 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.『インファナル・アフェア II 無間序曲 4K』監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン■出演エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、カリーナ・ラウ、フランシス・ン、フー・ジュン、チャップマン・トウ、ロイ・チョン、リウ・カウチー■ストーリー終極へ向かうドラマの、すべてのはじまり。90年代、中国返還を前に揺れる香港。警察学校へ送り込まれた、マフィアの子分・ラウと、マフィアの血筋が発覚し、警察学校を退学処分となったヤン。同じ時、同じ場所ですれ違う二人。それは終極へと向かう、波乱の人生のほんの始まりに過ぎなかった。激動の新時代を生きるため、もがきさまよう若き二人の主人公の秘められた過去と、彼らを取り巻く人々の語り尽くせなかった新事実が、今次々と明かされる。2003年 / 中国(香港)映画 / カラー / ドルビーデジタル / スコープサイズ 1:2.35 / 広東語・英語・北京語・タイ語 / 原題:無間道II、英題:Infernal AffairsII / 119分 / 翻訳:鈴木真理子 / 字幕:松浦美奈 / PG-12 / 日本初公開:2004年9月(C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.『インファナル・アフェア III 終極無間 4K』監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン■出演アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、サミー・チェン、カリーナ・ラウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、ラム・カートン、チャップマン・トウ■ストーリーラウの運命を握るのは、ヤンの記憶と軌跡。あの事件から10カ月。警官として生きる道を選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末するため、眠れぬ日々を送っていた。エリート警官ヨンが、大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンをもうひとりの潜入マフィアと確信し、身辺を調べ始める。在りし日のヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。しかしその背後には、真相を知る者の気配が忍び寄っていた──。2003年 / 中国(香港)映画 / カラー / ドルビーデジタル / スコープサイズ 1:2.35 / 広東語・北京語 / 原題:無間道 III:終極無間、英題:Infernal Affairs III / 118分 / 翻訳:鈴木真理子 / 字幕:松浦美奈 / G / 日本初公開:2005年4月(C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.公式サイト:
2023年09月27日歌手ブリトニー・スピアーズ(41)の結婚生活は14カ月で終わりを告げるようだ。夫のサム・アスガリ(29)が、「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請したとTMZが報じている。’16年、アスガリがスピアーズのMVに出演したことをきっかけに2人は交際をスタートさせた。アスガリは精神的に不安定なスピアーズを支え続け、昨年6月に結婚。ウェディングパーティにはマドンナやパリス・ヒルトン、ドリュー・バリモアら錚々たるゲストが招かれた。だが、結婚生活は平穏なものとは言えなかった。スピアーズはInstagramに半裸で躍る動画を連日投稿。結婚指輪をしていない姿とともに、夫婦の不仲を取り沙汰する記事などがたびたびメディアを賑わせた。そしてついに先月28日にはアスガリが自宅を出て、2人は別居状態にあったことがTMZの取材で明らかとなった。アスガリがスピアーズの浮気を疑い、口論になったことが別居の発端になったともTMZは伝えている。またアスガリ側は配偶者扶養費と弁護士費用を要求しているが、財産分与については、「スピアーズ自身の財産は夫婦共有のものとしない」という内容の婚前契約にアスガリはサインしているという。
2023年08月17日いよいよ6月11日(日本時間6月12日)に開催される米演劇・ミュージカル界の最高峰、第76回トニー賞受賞式。「ミュージカル部門」「演劇部門」「ミュージカル・演劇共通部門」の26部門のうち、ぴあアプリでは『お熱いのがお好き』が今年最多の13ノミネート、『&ジュリエット』『ニューヨーク・ニューヨーク』『シャックト』が9ノミネートで肩を並べるなど話題が集まる「ミュージカル部門」に注目。当アプリの「水先案内人」としてもお馴染み、WOWOW『はじめてのトニー賞』(2022)にもコメンテーターとして出演したミュージカル文筆家・町田麻子さんに、賞の行方について独自の視点から予想と希望を綴っていただきました。堅いのはやはり『お熱いのがお好き』個人的希望は『&ジュリエット』ブロードウェイにはトニー賞の“前哨戦”と目される演劇賞がいくつかあり、その結果を見る限り、今年のミュージカル部門は『お熱いのがお好き』がめっぽう強い。言わずと知れたマリリン・モンロー主演映画の、名匠ケイシー・ニコロウ(『アラジン』『ブック・オブ・モルモン』)演出・振付、『ヘアスプレー』コンビ(マーク・シャイマンとスコット・ウィットマン)の音楽による舞台化で、ほとんどの前哨戦を制しているほか、当のトニー賞でも今年最多の13ノミネートを受けている。そのうち何賞かは、ホリプロが出資している抱腹絶倒のとうもろこしコメディ『シャックト』にも行くだろうが、『お熱い~』の新作作品賞は堅いと言っていいだろう。前哨戦に基づくこの予想を覆して作品賞を獲る可能性があるとしたら、オフ・ブロードウェイでの高評価を引っ提げてオンに進出した『キンバリー・アキンボ』。今年の前哨戦で名前が挙がっていないのは、オン作品のみを対象とするトニー賞と違ってオン・オフを問わない各賞では、オフでの上演時に既に受賞済であるからに過ぎず、『お熱い~』との直接対決はトニー賞が初めてなのだ。小ぢんまりとした佳作ゆえ、大作『お熱い~』がやはり強そうな気はするが、個人的にはぜひ日本で上演されてほしいので、番狂わせで話題をさらって弾みをつけてほしいところ。少なくとも主演女優賞は、早老症の女子高生を見事に演じたベテラン女優、ヴィクトリア・クラークにぜひ獲ってほしい。ヴィクトリア・クラーク写真:REX/アフロただ「個人的に」で言ったら、じつは最も応援しているのは『&ジュリエット』。ブロードウェイでは観ていないのだが、2019年にロンドンで観た際、その展開のあまりの面白さに文字通り口をあんぐりと開けた状態で幕間を迎え、クライマックス・ナンバーではセットと照明と音楽と振付のあまりの融合ぶりに爆上がりした記憶がある。トニー賞は“現在、此処(ニューヨーク)で上演される意義”が問われる賞でもあるため、コロナ前のロンドンで生まれた本作の勝機が少ないのは承知の上で、脚本賞と振付賞、なんなら作品賞も獲ってほしいのが本音。まあ何を隠そう、今年は大本命の『お熱い~』を観られていないため、観ていたら個人的にも『お熱い~』を推している可能性は十分にあるのだが。『パレード』より、ベン・プラット(右)(C)Getty Imagesさらっと白状したついでに言うと、リバイバル作品賞に関しては、前哨戦から三つ巴が予想される3作のうち『スウィーニー・トッド』も『イントゥ・ザ・ウッズ』も観られていない。だがここで『パレード』を推す理由は、単に「唯一観られた作品だから」というだけでなく、昨年の今頃は日本で『ガイズ&ドールズ』を手掛けていたマイケル・アーデンの演出と、主人公レオ役のベン・プラットの演技が実際に衝撃的だったから。以下ネタバレになるのでこれから観劇予定のある方には次の段落まで読み飛ばしていただきたいのだが、なんとベン・プラット、15分の休憩時間中ずっと板付きなのである。冤罪で収監されたレオの精神状態のまま、衆人環視のもと舞台上に居続ける姿には、自身も役と同じユダヤ系の俳優としての凄まじい覚悟を感じた。主演男優賞は激戦の様相だが、個人的にはぜひ彼に。『スウィーニー・トッド』(C)Matthew Murphy and Evan Zimmermanそんなわけで、今年はノミネートを6以上受けた8作品のうち半分しか観られていないなかでの心許ない予想&希望となったが、観ていないということは、受賞後に観られる可能性があるということ。ブロードウェイ作品はじつは、トニー賞の行方を占いながら観るのも楽しいが、受賞直後の最も盛り上がっている時に観るのはもっと楽しい。次なる訪問に思いを馳せながら、今年の結果を見守るとしよう。文:町田麻子第76回トニー賞「ミュージカル部門」ノミネーション一覧ミュージカル作品賞■『&ジュリエット』■『キンバリー・アキンボ』■『ニューヨーク・ニューヨーク』■『シャックト』■『お熱いのがお好き』ミュージカル・リバイバル作品賞■『イントゥ・ザ・ウッズ』■『キャメロット』■『パレード』■『スウィーニー・トッド』ミュージカル主演男優賞■クリスチャン・ボール(『お熱いのがお好き』)■J.ハリソン・ジー(『お熱いのがお好き』)■ジョシュ・グローバン(『スウィーニー・トッド』)■ブライアン・ダーシー・ジェームズ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ベン・プラット(『パレード』)■コルトン・ライアン(『ニューヨーク・ニューヨーク』)ミュージカル主演女優賞■アナリー・アシュフォード(『スウィーニー・トッド』)■サラ・バレリス(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ヴィクトリア・クラーク(『キンバリー・アキンボ』)■ローナ・コートニー(『&ジュリエット』)■ミカエラ・ダイアモンド(『パレード』)ミュージカル助演男優賞■ケヴィン・デル・アギーラ(『お熱いのがお好き』)■ケヴィン・カフーン(『シャックト』)■ジャスティン・クーリー(『キンバリー・アキンボ』)■ジョーダン・ドニカ(『キャメロット』)■アレックス・ニューウェル(『シャックト』)ミュージカル助演女優賞■ジュリア・レスター(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ルーシー・アン・マイルズ(『スウィーニー・トッド』)■ボニー・ミリガン(『キンバリー・アキンボ』)■ナターシャ・イヴェット・ウィリアムズ(『お熱いのがお好き』)■ベッツィ・ウルフ(『&ジュリエット』)ミュージカル演出賞■マイケル・アーデン(『パレード』)■リア・ディブソネ(イントゥ・ザ・ウッズ)■ケイシー・ニコロウ(『お熱いのがお好き』)■ジャック・オブライエン(『シャックト』)■ジェシカ・ストーン(『キンバリー・アキンボ』)ミュージカル脚本賞■デヴィッド・ウエスト・リード(『&ジュリエット』)■デヴィッド・リンゼイ=アベアー(『キンバリー・アキンボ』)■デヴィッド・トンプソン & シャロン・ワシントン(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■ロバート・ホーン(『シャックト』)■マシュー・ロペス & アンバー・ラフィン(『お熱いのがお好き』)ミュージカル装置デザイン賞■ベオウルフ・ボリット(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■ミミ・リエン(『スウィーニー・トッド』)■スコット・パスク(『シャックト』『お熱いのがお好き』)■マイケル・イヤーガン & 59プロダクションズ(『キャメロット』)ミュージカル衣装デザイン賞■グレッグ・バーンズ(『お熱いのがお好き』)■クリント・ラモス & ソフィア・チョイ(『KPOP』)■スーザン・ヒルファーティ(『パレード』)■ジェニファー・モーラー(『キャメロット』)■パロマ・ヤング(『&ジュリエット』)■ドナ・ザコウスカ(『ニューヨーク・ニューヨーク』)ミュージカル照明デザイン賞■ケン・ビリントン(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■ラップ・チー・チュー(『キャメロット』)■ヘザー・ギルバート(『パレード』)■ハワード・ハドソン(『&ジュリエット』)■ナターシャ・カッツ(『お熱いのがお好き』『スウィーニー・トッド』)ミュージカル音響デザイン賞■カイ・ハラダ(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■スコット・レーラー & アレックス・ニューマン(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ギャレス・オーウェン(『&ジュリエット』)■ジョン・シヴァース(『シャックト』)■ネヴィン・スタインバーグ(『スウィーニー・トッド』)<番組情報>生中継!第76回トニー賞授賞式6月12日(月) 8:00(※日本時間)放送・配信(同時通訳)[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]字幕版は6月17日(土) 21:00放送・配信 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※放送終了後WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり配信期間:生中継版6月17日(土) 20:59まで/字幕版7月2日(日) 23:59までナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマゲスト:市村正親、平方元基、三浦宏規詳細はこちら:
2023年06月11日チリのストップモーション・アニメーション映画『オオカミの家』が、2023年8月19日(土)に公開される。監督は、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャ。同じくレオン&コシーニャが手掛け、アリ・アスターが製作総指揮を務めた短編『骨』も同時上映される。“悪夢のような出来事”を描くストップモーション・アニメチリの2人組の映画監督、レオン&コシーニャが手掛ける映画『オオカミの家』は、“ホラー・フェアリーテイル” アニメーション。チリ南部のある施設から逃走し、森の中の一軒家で二匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる、悪夢のような出来事を映し出している。ストーリーは、ピノチェト軍事政権下のチリに実在した「コロニア・ディグニダ」というコミューンから着想を得たものだ。映画『オオカミの家』あらすじ美しい山々に囲まれたチリ南部のドイツ人集落。“助け合って幸せに”をモットーとするその集落に、動物が大好きなマリアという美しい娘が暮らしていた。ある日、ブタを逃がしてしまったマリアは、きびしい罰に耐えられず集落から脱走してしまう。逃げ込んだ一軒家で出会った2匹の子ブタに「ペドロ」「アナ」と名付け、世話をすることにしたマリア。だが、安心したのも束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめる。怯えるマリアに呼応するように、子ブタは恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界と化していく 。世界各国で受賞監督を務めたレオン&コシーニャが『オオカミの家』の脚本、美術、撮影、編集も手掛け、作品の大部分を、ほぼ二人で完成させたといえる。企画段階を含め、完成までに5年の歳月を費やしており、ワールドプレミアとなった第68回ベルリン国際映画祭ではカリガリ映画賞を、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭では審査員賞を受賞するなど世界各国で数々の賞を受賞している。撮影が行われたのは、チリ国立美術館やサンティアゴ現代美術館のほか、オランダ、ドイツ、メキシコ、アルゼンチンにある10カ所以上の美術館やギャラリー、文化センターだ。これらの施設をスタジオ代わりに、実寸大の部屋のセットを組み、ミニチュアではない等身大の人形や絵画をミックスして制作。実際に作る様子や制作途中の映像を、エキシビションの一環として観客に公開するという独自の手法で、映画を完成させた。アリ・アスターが絶賛、短編映画『骨』でタッグまた、『ミッドサマー』を手掛けたアリ・アスターが『オオカミの家』を一晩に何度も鑑賞し、自ら二人にコンタクトをとったというエピソードも。レオン&コシーニャと意気投合したアリ・アスターは、レオン&コシーニャの短編映画『骨』の製作総指揮に名乗りを上げた他、自身の最新作『Beau is Afraid』の12分にも及ぶというアニメ・パートをレオン&コシーニャに依頼したという。アリ・アスターは、「レオン&コシーニャは、まぎれもなくヤン・シュヴァンクマイエルとクエイ兄弟の後継者だ。『オオカミの家』のような作品が作られたことは、過去に一度もない!」と絶賛している。【作品詳細】映画『オオカミの家』公開時期:2023年8月19日(土)監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ脚本:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ、アレハンドラ・モファット声の出演:アマリア・カッサイ、ライナー・クラウゼ原題:La Casa Lobo同時上映:映画『骨』
2023年05月22日演劇・ミュージカル界における世界最高峰の栄誉、「第76回トニー賞」のノミネーションが日本時間5月2日(火)22時(現地朝9時)、マイルズ・フロストとリー・ミッシェルによって発表された。日本時間6月12日(月)に行われる授賞式の模様はWOWOWで生中継される。トニー賞は、対象期間にニューヨークのブロードウェイで正式に開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされる。ミュージカル部門「お熱いのがお好き」ミュージカル版が作品賞含む今年最多の13ノミネート今年は、ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー主演の1959年の同名映画を原作としたミュージカル「お熱いのがお好き」が作品賞・主演男優賞(2名)・助演男優賞・助演女優賞・演出賞を含む最多の12部門13ノミネートとなった。「お熱いのがお好き」「&ジュリエット」「ニューヨーク・ニューヨーク」「シャックト」3作品が9ノミネートミュージカル部門は3作品が9ノミネートで肩を並べた。「&ジュリエット」は、もし「ロミオとジュリエット」でジュリエットがロミオの後を追って命を絶たなかったら?という設定で描くロマンチックコメディで、「バックストリート・ボーイズ」やケイティ・ペリーなどのヒット曲満載のジュークボックス・ミュージカル。「ニューヨーク・ニューヨーク」は、マーティン・スコセッシが監督を務め、作曲をジョン・ カンダー、作詞を故フレッド・エッブが手掛けた1977年の同名映画を舞台化。カンダーとともに「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダが新曲を書きおろしている点も注目。そして「シャックト」はトニー賞受賞者のロバート・ホーン(「トッツィー」)が脚本、グラミー賞コンビのブランディ・クラークとシェーン・マカナリーが作詞作曲、トニー賞受賞者のジャック・オブライエン(「ヘアスプレー」)が演出を務める新作ミュージカルコメディ。そして、劇作家デヴィッド・リンゼイ=アベアーの2001年の戯曲をベー スに、急速に老化する病に見舞われた少女キンバリーの物語を描き、作品賞最有力の呼び声の高い「キンバリー・アキンボ」と、 ジョシュ・グローバンが主演を務めたリバイバル作品の「スウィーニー・トッド」が8ノミネートで続いている。ジョシュ・グローバン「スウィーニー・トッド」演劇部門演劇部門最多は「レオポルトシュタット」「エイント・ノー・モー」の6ノミネートイギリスの劇作家トム・ストッパード脚本によるユダヤ人家族の物語「レオポルトシュタット」、ジョーダン・E・クーパーが27歳でブロードウェイ劇作家デビューした風刺劇「エイント・ノー・モー」が6ノミネート。ジョーダン・E・クーパーは同作で演劇助演男優賞にもノミネートされている。オスカー女優ジェシカ・チャステインとブロードウェイデビューのジョディ・カマーが初ノミネートジェシカ・チャステインジェシカ・チャステインがイプセンの「人形の家」でトニー賞に初ノミネート。また、人気テレビドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」で暗殺者役を演じたジョディ・カマーはブロードウェイデビューとなったひとり舞台「プライマ・フェイシィ」で見事ノミネートされ、ローレンス・オリヴィエ賞に続く受賞を狙う。同作でジョディは、法律と社会が抱える矛盾に直面する、性被害に遭った若き法廷弁護士を演じている。ジョディ・カマーミュージカル主演男優賞はベン・プラットら3人が再び揃ってノミネート「ディア・エヴァン・ハンセン」のベン・プラットは「パレード」、クリスチャン・ボールは「お熱いのがお好き」で、ジョシュ・グローバンは「スウィーニー・トッド」で主演男優賞にノミネート。3人がミュージカル主演男優賞の受賞を争った2017年の第71回では、ベン・プラットが受賞を果たしている。ベン・プラット「パレード」また、演劇助演男優賞には「ピアノ・レッスン」に出演したサミュエル・L・ジャクソンがノミネートされた。授賞式ホストは2年連続でアリアナ・デボーズ第75回に引き続き2年連続でアリアナ・デボーズが授賞式の司会を務めることが発表された。映画『ウエスト・サイド・ストー リー』に出演し、2022年・第94回アカデミー賞では助演女優賞を獲得しているアリアナ。アリアナ・デボーズ昨年の「第75回トニー賞授賞式」でも司会を務め、オープニングで数々のミュージカルナンバーを散りばめた圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を多いに盛り上げた。 今年のオープニングにも期待が集まる。注目の授賞式は、日本時間6月12日(月)、ニューヨーク市マンハッタン区の北部・ワシントンハイツのユナイテッド・パレスにて開催。授賞式当日の舞台上では、豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高い1つのショーとなっている。「生中継!第76回トニー賞授賞式」は6月12日(月)8時~(同時通訳)、WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。字幕版は6月17日(土)21時~WOWOWライブ&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※放送終了後WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信(生中継版:6月17日(土)20:59まで/字幕版:7月2日(日)23:59まで)(text:cinemacafe.net)
2023年05月04日WOWOWで放送される「生中継!第76回トニー賞授賞式」のナビゲーターとして、井上芳雄と宮澤エマの出演が決定した。アメリカ・ニューヨークのユナイテッド・パレスで開催される「第76回トニー賞授賞式」。該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルそれぞれの部門に設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。昨年に引き続き、授賞式の司会は2年連続でアリアナ・デボーズ。昨年、オープニングで数々のミュージカルナンバーを散りばめた圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を多いに盛り上げたが、今年のオープニングにも期待が集まる。そして、今回で9回目となるWOWOWの中継では、スタジオからのナビゲートを添えて、授賞式の様子を生中継・ライブ配信。そのナビゲーターを、井上さんと宮澤さんが務める。2人がタッグを組むのは、3回連続3度目。井上さんは、WOWOWが中継をスタートした第68回から番組に出演し、今回で9度目。宮澤さんは、今回で3度目の出演となる。「生中継!第76回トニー賞授賞式」は6月12日(月)8時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(※同時通訳日本時間)。字幕版は6月17日(土)21時~WOWOWライブ&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※放送終了後WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信(生中継版:6月17日(土)20:59まで/字幕版:7月2日(日)23:59まで)(cinemacafe.net)
2023年04月26日日本時間6月12日(月) にアメリカ・ニューヨークのユナイテッド・パレスで開催される『第76回トニー賞授賞式』の模様が、スタジオからのナビゲートを添えてWOWOWで生中継・ライブ配信される。このたびナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルそれぞれの部門に設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また授賞式はオープニングアクトをはじめノミネート作品に関連した豪華パフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がタッグを組むのは3回連続3度目で、井上はWOWOWが中継をスタートした第68回から番組に出演し今回で9度目、宮澤は今回で3度目の出演となる。今年もブロードウェイを敬愛するふたりのナビゲートとともに『第76回トニー賞授賞式』を楽しんでほしい。<番組情報>生中継!第76回トニー賞授賞式6月12日(月) 8:00(※日本時間)放送・配信(同時通訳)[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]字幕版は6月17日(土) 21:00放送・配信 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※放送終了後WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり配信期間:生中継版6月17日(土) 20:59まで/字幕版7月2日(日) 23:59までナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ詳細はこちら:
2023年04月26日8月30日から開催される第80回ヴェネチア国際映画祭にて、俳優のトニー・レオンと監督のリリアーナ・カヴァーニが栄誉金獅子賞を受賞することが分かった。これまでに出演作3本(『非情城市』『シクロ』『ラスト、コーション』)が金獅子賞を受賞しているトニーは、「ヴェネチア・ビエンナーレから知らせを受け、大変驚くと共に光栄に思います。これまで一緒に仕事をしてきた映画製作者たちとこの賞をお祝いしたいですね。この賞は彼らへの贈り物でもあるのです」と受賞を喜んだ。ヴェネチア国際映画祭の常連で、監督作『卍/ベルリン・アフェア』が金獅子賞の候補になったこともあるリリアーナは、「このような素敵なサプライズをくださったヴェネチア・ビエンナーレに大変感謝しており、またとてもうれしく思います」とコメント。リリアーナの代表作には『愛の嵐』『フランチェスコ』『リプリーズ・ゲーム』などがある。栄誉金獅子賞は多くの優れた映画作品を生み出した映画人を称える賞で、これまでに黒澤明監督、宮崎駿監督、スティーヴン・スピルバーグ、スタンリー・キューブリック、クリント・イーストウッドらが受賞。昨年はカトリーヌ・ドヌーヴに贈られた。(賀来比呂美)
2023年03月28日鈴木亮平と宮沢氷魚、さらに柄本明、阿川佐和子ら出演で高山真の自伝的小説を映画化した『エゴイスト』。先日、アジア全域版アカデミー賞である「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて主演男優賞・助演男優賞・衣裳デザイン賞部門にノミネートされていた中、宮沢さんが助演男優賞を受賞したことを記念した凱旋舞台挨拶が3月27日にTOHOシネマズ 日本橋で開催。宮沢さんと松永大司監督、そしてサプライズの花束ゲストとして共演したドリアン・ロロブリジーダが出席した。アジア・フィルム・アワードを受賞した宮沢さんを直接、祝福できる機会とあって、この日のチケットは完売。ステージに宮沢さんらが登壇すると、満席の会場内からは「おめでとう!」の大合唱。その様子に「すごい!」と驚いた様子の宮沢さんは、「急きょではありましたが来てくださってうれしいです。映画公開から時間がたっていますが、またこういう形でこの映画にスポットライトが当たってくれることが嬉しくてしょうがありません」と感激の表情。実際のトロフィーを手にした宮沢さんは「見かけによらずこのトロフィーは重いんですよ。受賞した時のスピーチでも後半は手がプルプル震えちゃっていたくらいなんで」と笑顔。受賞の報があった際には祝福のメッセージが数多く届いたとのことで、「この賞は僕ひとりでとれたものではなく、この『エゴイスト』に関わってくれたすべての方と、今日みたいに『エゴイスト』を応援してくれた方のおかげでとれた賞だと思っています」と感謝を語った。松永監督は「僕らは自信をもってあそこにノミネートされたんで光栄だったんですけど、(宮沢さんの)名前を呼ばれた時は亮平と『本当にとった!本当にとった!』とずっと言い合っていて。夢見心地でした」とふり返る。そのスピーチの最中、鈴木さんが涙ぐんでいたそうで、「今日は上映前なので詳しくは言えないですが、氷魚演じる龍太がキーになるシーンがあって。そこのシーンで何テイクも重ねたんですが、あのシーンが撮れたことでこの映画がものすごく良くなった。だから(鈴木さんは)あの時の氷魚の努力を思い出して、涙したと言ってました」と明かした。また、家族の反応について質問された宮沢さんは「僕の両親と妹が家でYouTubeの配信を観ていたらしくて。受賞した最中に連絡をくれたんです。僕がそのメールをチェックできたのは次の日の朝だったんですけど、その文字からもとても伝わるものがあって。熱いものがありました」と述懐。さらに「父(宮沢和史)からもメールでひと言、おめでとうと言ってくれました。多くを語らない人なのですが、これからも頑張ってねと言ってくれました」そうで、「やはり親に感謝というか、こんなに喜んでくれる人がいるのはしあわせだなと思います」としみじみ語った。トニー・レオンに「『エゴイスト』をどうしたら観られるかなと言われて…」松永監督のもとにも多くの反響があったという。「もちろん日本のお客さんにも届いてほしいなという思いはあったんですが、僕らはみんな外国のお客さまにも届いてほしいなという思いがあった」と語る松永監督は、「僕が今までの映画人生で出会った海外の監督からも連絡があって。氷魚が英語でスピーチしてたのを見て、彼はなんであんなに英語が話せるんだというところから、すごいね、おめでとうと言ってくれた」という。「逆に言えば、それほど海外の映画人の知り合いたちも注目してくれていたということ。ノミネートされただけでもすごいけど、受賞したのはすごいことだなと思って。それはうれしいし、ありがたいことだなと思いました」としみじみ。そしてAFAのアフターパーティーの場では、AFAの主演男優賞を獲得した名優トニー・レオンとの対面も実現したという。「一生忘れられない機会になりましたね」とふり返った宮沢さんは、「会った瞬間におめでとうと言ってくれた。まだ『エゴイスト』を観ることができていないんだけど、どうしたら観られるかなと言われて。監督と一緒に観られるような環境を整えようという話をしたんですが」とコメント。さらに「トニー・レオンさんが観てくださるんだという喜びもあったし、まず目の前にいらっしゃるということが夢のようで。なんとも言えないオーラと、お話をするとものすごく物腰の柔らかい方で。僕たちの作品に興味を持ってくださることがうれしかったですね」と感激の表情を見せていた。「今日も龍太と浩輔に会いに行く」というコメントがうれしいこの日は、共演者のドリアン・ロロブリジーダが花束ゲストとしてサプライズで登場し、宮沢さんも思わずビックリ。花束を渡したドリアンは「氷魚さんがいなければ、日本だけでなく、世界で愛される作品にはならなかったと思っております」と切り出すと、「自分が少しでも関わらせていただいた作品の方がこうやって受賞するというのはこんなにもうれしいものなんだというのを初めて体感しました」と我が事のように感激した様子で、「宮沢さんは天使です!」とコメント。最後にあらためて、「AFAの時も話しましたが、『エゴイスト』の旅は始まったばかりで。まだまだいろんなところに羽ばたいていくと思っていましたが、日本でもまだまだこんなにたくさんの方に観ていただけるというのがうれしかった」と語った宮沢さんは、「Twitterを見ていると、今日も龍太と浩輔に会いに行くというコメントが多くて。そういう作品に僕が出られているということがうれしかったし、僕たちが演じたその作品世界の中にいる人物たちに会いに行ってくれるなんて、これ以上のしあわせはないなと思いました」としみじみ。その流れで、会場の観客に「これまで何回鑑賞したか?」という質問を投げると、複数回という人がほとんどで、中には43回鑑賞したという人も。それには宮沢さんも「43回はビックリですけどうれしいです」と笑顔を見せていた。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年03月28日ズバ抜けた的中率で話題の占術家・木下レオンさんに、オリジナルの鑑定法“帝王占術”をもとにした、運を開くための行動を教えていただきました。ここでは、休日の開運行動をご紹介!木下レオン流、開運行動指南「休日」心と体に気を満たす時間や精神的余裕がある休日。新緑が生い茂る春は、旅に出て自然が発するエネルギーをチャージするのに絶好の季節。家で趣味に没頭するのもいい。できるだけ自然の多い場所で過ごす。人工的な環境で暮らさざるを得ない現代。時間に余裕のある休日は、自然豊かなスポットで、心身の浄化をするのがおすすめ。「現代社会では、ありとあらゆる欲望にまみれ生きざるを得ません。欲にどっぷり浸かった状態から脱するには、自然に触れる時間を増やすに限ります。裸足になって海辺の砂浜、山や森の土に直接触れて自然と一体化する“アーシング”で、ちっぽけな欲を手放しましょう。遠出が難しければ、近くの公園の芝生などでも構いません」【季節の植物に触れるとさらに!】自然のエネルギーによって育つ植物は、それ自体に大きな癒しのパワーを宿す。「何を見て、何に触れ、何を感じるかによって、人生は大きく変わります。春なら桜など、四季折々の花を愛でましょう」発散できる場所や趣味を積極的に見つける。ストレスでオーバーヒートしないように、日常生活から離れ、夢中になれる趣味や、自分だけの癒しの場所を見つけておくといい。「ホッとしたり、ときめいたり、“明日からまた一週間頑張ろう”という気持ちにさせてくれるヒト、モノ、コトがあることは、ある意味、厄払いができるということ。誰かを応援して幸せな気持ちになれる推し活、最高です!ドラマを一気見して一日が終わっても、感性を磨けたと自分が思えれば、あなたにとっていい休日です」旅先への荷物は可能な限り軽量化する。休日といえば旅ですが、もしものことを考えて、アレコレ持っていきたくなる人もいるのでは。「日常生活では、整理整頓していればバッグに荷物を詰め込んでも構いませんが、開運旅のバッグやトランクがパンパンなのはNG。旅行先で自然に触れたり、現地の人といい交流をしたり、せっかく運気を上げても、そのいい気を入れるスペースがないのです。できるだけ荷物を減らしてスペースを作り、そこに運気を詰めて持って帰る。それが開運旅のイメージ!」リセットしたい時は近所でもいいので、神社や寺に行く。開運旅はできるだけ遠くへ行き、自然に触れるのがベストですが、遠出ができなくても心配なし!「神社やお寺は、穢れのない身近にあるパワースポット。家からそう遠くないところにひとつはありますよね。自然豊かな神社仏閣で深呼吸をしたり、考えを巡らしたり、ゆったりと過ごしてください。また、鳥居をくぐる際には前で立ち止まり、神様に敬意を持って一礼をしてから中へ。参道を歩く時は神様の通り道である中央を避け、端を歩くようにしましょう」【感謝の気持ちを持って参拝することを忘れない。】神社仏閣で祈る時、欲深くなっていないか考えてみて。「“金運を上げたい”という願いも、“大切な両親を旅行に連れていきたい”など、自分ではない誰かのための祈りのほうがご利益をいただけるはず」旅に行くなら「寅の日」を選ぶのが理想。寅の日とは、干支をもとに12日ごとに巡ってくる日のことで、3月は21日、4月は2日、14日、26日、5月は8日と20日といった具合。「寅の日は、虎の毛が金色なことから“金運招来日”としてよく知られていますが、“虎は千里往って千里還る”という言葉があるように、旅行で遠くに行っても、無事に戻れると考えられており、旅立ちにも適した日なんです」寅の日の中でも3月21日は天赦日と一粒万倍日、4月2日は一粒万倍日。春の旅の計画の参考に。【旅先で「開運ナンバー」に出合ったら幸運のメッセージ!】北:1・6西:4・9・2東:3・8・4南:2・7・3開運旅には、方角ごとに特に運気がよいとされる数字がある。電車や飛行機の座席番号、ホテルの部屋番号…。旅先で開運ナンバーに出合えたら、その旅でとてもいい気を持って帰ることができるはず。自らその番号を選んでもOK!木下レオンさん占術家。占い師一家に育ち、幼少期からさまざまな占いを学ぶ。『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演し注目を集める。著書に『絶対開運 帝王占術 2023』(講談社)、『今日から開運体質』(主婦の友社)などがある。※『anan』2023年3月22日号より。イラスト・本田佳世取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年03月17日