ファッションはいろんなジャンルを試してみることで、コーディネートの幅が広がります。最近よく耳にする「トラッド」というアイテムは皆さんご存知でしょうか?今回はトラッドコーデの紹介と、あなたの毎日にさらなるスパイスを加えるためのヒントをお届けします。【トラッド】とは?トラディショナルの略で、ファッションではアメリカン・トラディショナルを意味している。吉村 誠一『国際ファッション辞典』(繊研新聞社,2019年)よりトラッド定番ロングチェックコート出典:#CBKトラッドといえば、英国感のあるチェックが有名です!シンプルなコーデですが、色味や丈のバランスがよく、洗練された落ち着いた雰囲気になっています。チェックは色味の入ったカジュアルなものよりも、ブラウンや落ち着いたトーン色でまとまっているものを選ぶのが、トラッドファッション初心者には使いこなしやすいですよ。形のきれいなトレンチコート出典:#CBKトラッド風なトレンチコートは柔らかい素材よりも、少しパリッとしていて、形のキレイなものがおすすめです。ハンサムなコーディネートを上品に見せてくれるので、存在感のある、都会的なコーディネートに仕上げてくれます。トレンチは軍服に使われていたので、通気性や防水など機能に優れていて、着ればクラシカルに。1着持っているだけでも、トラッドファッションの仲間入りができる、優秀なアイテムです。今風になるトラッドジャケット出典:#CBKカチッとしたイメージのあるトラッドファッションは、今風に崩してゆるく着てみるのも◎アイテムやカラーを一点に絞り、コーディネートをしていけば、チェックジャケットがメインになる上級者コーデの完成です。できるだけ、小物やアクセサリーも、シンプルで品のあるアイテムを選んでみてください!今回のトレンドワード「トラッド」を紹介しました!トラッドファッションは比較的シンプルなアイテムや、定番デザインがわかりやすいので、普段のコーディネートにちょい足しが簡単にできる系統です。みなさんもぜひ挑戦してみてください。※掲載の情報は執筆時のものになります。価格変更、販売終了の場合もございますので、詳しくは店舗にお問い合わせください。※すべての画像は#CBK様より許諾をいただいております。
2024年01月08日春の足元は鮮やかなパンプスやスニーカーも素敵ですが、トラッドなムードでコーディネートをランクアップさせてくれるローファーはいかがですか?今回は、コーディネートにスパイスを加えてくれて、スタイリングにも合わせやすい最旬ローファーをピックアップしました。 厚底ローファーでコーディネートにスパイスをmio notis – 厚底エナメルローファー ¥7,452(税込)エナメルとシャークソールが新鮮な厚底ローファー。程よいボリューム感とエナメルの光沢が、コーディネートにピリッとスパイスを加えてくれます。厚みのあるソールでスタイルアップも狙えるアイテムです。 高級感のある型押しデザインでコーデを格上げBALDAN – ローファーカタオシ ¥49,680(税込)スタイリングのアクセントになってくれる型押しローファー。スマートなフォルムと型押しならではの高級感で、コーディネートをワンランクアップさせてくれます。 バブーシュタイプで足元から軽さをADAM ET ROPE’ FEMME – ボロネーゼビットローファー ¥17,280(税込)かっちりとした印象の強いローファーも、かかとを踏んで履けるバブーシュタイプなら女性らしくカジュアルに履けますね!足元を程よく肌見せできるので、これからの季節にピッタリです。 ビットが上品なスリッポンローファーCAMINANDO – BIT SLIP ON ¥19,980(税込)かかとを踏んでもそのまま履けるスリッポンローファー。ゴールドのビットが大人っぽく上品な印象で、コーディネートを高見えさせてくれます。春らしいアイテムともバランス良く合わせられるアイテムです。 旬なメタリックはローファーで取り入れるmio notis – クエアトゥバブーシュローファー ¥10,800(税込)無駄のない華奢なデザインが今年らしいバブーシュローファー。フック仕様なので脱ぎ履きがしやすいのも魅力です。今年大注目のメタリックは、ローファーで取り入れてみて。 履くだけで上品さときちんと感を演出してくれるローファー。カジュアルにもキレイ目にも程よくトラッドなムードを加えてくれます。ぜひこの春のメインシューズとして取り入れてみてはいかがでしょうか。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ 夏はすぐそこ!トレンドを押さえた「大人カゴバッグ」特集 ※ 定番こそ今っぽシルエット。こなれ見えする春のボーダートップス ※ 大注目!シーズンムードを盛り上げる「エスニック柄ワンピース」
2019年05月22日冬の着こなしにぴったりな深みカラー ダークトーンなファッションが多くなる季節に、さりげないアクセントになってくれるのが小物使い。3色のトリコロールは馴染み深い言葉ですが、2色の「ビコロール」はあまり聞かないですよね。英語でいうバイカラーと同じで、2色の配色を意味するイタリア語のことなんです。コントラストの強い2色を合わせることで、シンプルながらも遊びの効いたデザインが楽しめます。少し色あせたような深い色味にこだわったという『DELFONICS』のビコロール。10種類以上のラインアップが揃っているので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてください。 1. ロルバーンポケット付メモロルバーンポケット付メモ ビコロールM 各¥432(税込) ロルバーンポケット付メモ ビコロールL 各¥518(税込) シックなカラーと佇まいで、男女ともに使えるユニセックスな「ロルバーンポケット付メモ」。落ち着いた色味なので、ビジネスシーンでも活躍してくれそうです。ゴムバンドは表紙のカラーによって異なり、グリーン×ダークブルーにはブラウンを、オレンジ×ベージュにはグレーを、ダークブルー×ブラウンにはブラックを合わせたこだわりの配色。立ち姿勢でも書きやすい厚手の表紙や、インクがにじみにくい5mm方眼の上質紙が使いやすいアイテムです。120ページある全ページにミシン目が付いているので、相手にメモを渡すときもスマート。巻末にはクリアポケットが5枚付いているので、メモや領収書の収納にもぴったり。デザインと機能性にこだわったアイテムです。 2. キトリ ペンケースキトリ ペンケース ビコロール 各¥1,296(税込) シボの入ったなめらかな手触りのPVC(塩ビ)素材を使用し、色の異なる2枚の生地を圧着して貼り合わせた「キトリ ペンケース」。見た目よりもマチ幅があるので、たっぷり収納できるのが嬉しいです。バイカラーの配色バランスが効いたミニマムなデザインの中にも、ゴールドやシルバーを使ったロゴとファスナーが華やかなアクセントに。革小物を思わせる深みのあるカラーコンビネーションで、年齢や性別を選ばず使えるベーシックさも魅力的です。 3. キトリ カードケースキトリ カードケース ビコロール 各¥1,188(税込) ホックで開閉するシンプルなエンベロップ型で、表の2段ポケットにはICカードも収納できるサイズの「キトリ カードケース」。ペンケースと同様、シボの入ったなめらかな手触りのPVC(塩ビ)素材を使用し、色の異なる2枚の生地を圧着して貼り合わせています。各種チケットなどの収納や名刺入れなど、用途によって使いまわせるシックなデザイン。ホックの色に合わせたメタリックカラーのロゴがポイントになったスタイリッシュな一品です。 4. キトリ ハーフジップケースキトリ ハーフジップケース ビコロール 各¥1,404(税込) ファスナーが大きく開き、出し入れのしやすいデザインの「キトリ ハーフジップケース」。こちらもPVC素材を使った肌馴染みのいい手触りです。名刺やカード類はもちろん、袋状の中ポケットにはコインなども収納できるので、コインケースとして使ってもOK。日常使いのカードケースや旅行先で使うセカンドウォレットなど、シーンに合わせて使い分けてみてください。 5. キトリ ポーチ&ドキュメントケースキトリ ポーチ ビコロールM 各¥1,512(税込)キトリ ドキュメントケース ビコロールA4 各¥2,700(税込) 「キトリ ポーチ」は文庫本ほどのサイズ感で、普段持ち歩くコスメ、スマートフォン、充電器などの収納にぴったりのアイテム。1cmほどのマチがあり、付箋やメモなどの細かいステーショナリーはもちろん、ちょっとしたお菓子類も入れられるのでバッグの中をすっきりさせてくれます。「キトリ ドキュメントケース」はA4書類も入る大判サイズ。奥行も1.5cmほどあるので、たっぷり収納できてオフィス内の移動やバッグインバッグとしても活躍する優れもの。用途によってカラーを分けて使うのもおすすめですよ。 6. キトリ iPhone8ケース キトリ iPhone8ケース ビコロール 各¥2,808(税込) 軽く、スリムな背面型のハードケースタイプを採用した「キトリ iPhone8ケース」。しなやかに湾曲するポリカーボネイト素材でスマートフォンにしっかりとフィットしながら、外側はシボの入った滑らかな手触りのPVC(塩ビ)素材で色の異なる2枚の生地を圧着して貼り合わせています。ファッションを邪魔しないクラシックなデザインは贈りものにも喜ばれるはず。 7. ハンカチ ビコロール ハンカチ 各¥1,404(税込) グリーン×ダークブルー、オレンジ×ベージュ、イエロー×グレー、ダークブルー×ブラウン、ピンク×グレージュの5種類から選べるハンカチは、さらりとした手触りのコットン100%素材。端はほつれを防ぐメロー巻きと呼ばれる縫製で仕上げています。48cm×48cmの正方形で、首もとに巻いてスカーフとしても使える大判サイズのデザインが可愛い。ランチボックスを包んだり、バッグに結んだりと、アイデア次第でさまざまな使い方を楽しんでみてください。 8. ソックスビコロール 靴下M(22~24cm) 各¥1,728(税込) リブ、つま先、かかと部分と、異なる色を散りばめた遊び心のあるデザインのソックス。リブの幅にもこだわり、パンツの裾と靴の隙間からは1色のみが見えるように調整されています。靴を脱いだときにはじめて他のカラーがのぞくようになっているので、室内でのおしゃれにもぴったり。スカートスタイルのアクセント使いにも活躍してくれそうです。メンズサイズ(25~27cm)も同じカラー・プライスで展開しているので、ペアで購入するのもおすすめですよ。 配色にこだわった『DELFONICS』の新作「ビコロール」のアイテムをご紹介しました。好きなアイテムを組み合わせてちょっとしたプレゼントにしたり、カラーを合わせてセット使いを楽しめるのもこのシリーズの魅力。デルフォニックス、スミス各店、または公式オンラインショップでも購入できるので、自分のスタイルに合った「ビコロール」を探してみてください! DELFONICS0120-987-103www.delfonics.com text:坂崎麻結
2018年12月31日美しい靴を履くと、自然と気持ちが高まる。そんなスイッチを押してくれるのが、英国ブランド『JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)』の革靴。1886年の創業以来、その伝統と技法を守りながら靴を作り続けています。その全てがノーザンプトンの自社工場で行われていて、一足に費やされる時間はなんと約8週間!160工程をも経て、最初から最後まで一貫して担当している貴重なブランドなのです。 コンビカラーの美しい靴。紳士靴のイメージが強いけれど、実はレディースラインも作っている『JOSEPH CHEANEY』。これからチェックするなら、履くだけでトラッドルックを完成させてくれるローファーは外せません。今回ご紹介するのは、メンズコレクションでも定番のローファーをネイビー×アイボリーの女性らしいコンビカラーにアレンジした「BONNIE(ボニー)」。上品な大人の女性にハマる美しい靴です。 『JOSEPH CHEANEY』の魅力に、レザーソールがあります。初めは少し滑りやすいけれど、履き込むうちに柔らかく変化。すっと自分の足に馴染んだ瞬間を感じられるのです。また、天然素材だから吸湿性があり、足裏の湿気を外に逃してくれるのです。一見するとメンズシューズと変わりないと思うかもしれませんが、アウトソールのデザインや土踏まずのシェイプなど、細かな部分で女性の足に似合う工夫が施されているのです。 真上から見るとよくわかりますが、すっきりとしたシルエットでエレガントな印象です。使われている牛革は、きちんとお手入れすることで美しさに磨きがかかるというのも愛すべきポイント。この靴を履いている自分を想像すると、なんだか少し恥ずかしさもあり、この靴が似合う女性になりたいと思わせてくれるはずです。 JOSEPH CHEANEY(ブリティッシュメイド 銀座)03-6263-9955www.british-made.jp
2018年12月30日歴史あるメーカーは、やはり愛される確かな理由があります。今回ご紹介する『SANDERS(サンダース)』もそのひとつ。靴の聖地とも呼ばれるイギリスのノーサンプトンで、1873年に創業した老舗のメーカーです。イギリス国防省(MOD)の制服用の革靴の大部分を担当しているという実績から、本国での信頼が厚いことが伺えます。 ミリタリームードも加わった一足。アルバートスリッパー¥54,000/SANDERS(グラストンベリーショールーム)そんな『SANDERS』のアイテムの中から注目したいのは、〝ミリタリーコレクション〟と呼ばれる、木型から企画された日本限定のコレクション。そのデザインは、サンダース社のミリタリーシューズのアーカイブが元になっているというのも、心惹かれる理由です。 シンプルな佇まい。美しいツヤのあるレザー。そこにあるだけで心を掴んで離さないスリッポンは、スニーカーによくあるようなスリッポンタイプのデザインというところがミソ。無駄が一切なく、どんな着こなしにもすっと馴染んでくれる懐の大きさを感じます。 革靴は滑ってしまうなんてイメージは、この靴では無用。その秘密は、しっかりとグリップするこのラバーソール。とはいえ、気品を損なわないようなドレッシーなデザインに仕上げられているところは、さすがと唸りたくなります。 横顔だってこの美しさ!ソールの耐久性が高く、足にフィットしてくれるので、レザーシューズでも歩きやすいという魅力があります。トラッドスタイルだけでなく、フレンチスタイルやミリタリースタイルともマッチしてくれるので、この革靴を持っておけばいろいろなコーディネートを楽しめます。新しい年の購入リストに仲間入りさせましょう。 SANDERS(グラストンベリーショールーム)03-6231-0213
2018年12月25日130年一貫した靴作りを続ける『JOSEPH CHEANEY』 男性で、ファッションに関心が高い人は「ノーザンプトン」と聞けばすぐに「英国靴の聖地!」と連想する人も多いようです。その伝統的製靴の街・ノーザンプトンで、1886年からクオリティの高い靴作りを続けているのがジョセフ チーニーの工場。「グッドイヤーウェルト製法」というソールの付け替えが可能な伝統的製法を今も受け継いで作っています。細部まで丁寧に作られていて、そのため、一足の靴を作るのに費やされる工程は、最低でもなんと160工程!約8週間もの時間をかけて作られているんです。写真は、靴に使われるパーツの一部やラスト(靴型)。一足の靴に、大きく分けて17ものパーツが使われています。 AppleMark 女性のために作られた上品なプレーントゥ・シューズ「LORA(ローラ)」 このベーシックなプレーントゥは、まさにジョセフ チーニーらしい一足。すっきりと細めでスタイリッシュなフォルムが特徴です。幅は広くもなく、狭くもなく絶妙なフィット感。つま先にゆとりのあるシルエットになっています。アッパーにはドイツのウィンハイマー社を代表するレザー「ボックスカーフ」が使われています。また、インソールに施されているゴールドの刻印はレディースモデルのレギュラーデザインです。 プレーントゥ・シューズ「LORA(ローラ)」¥62,000プレーントゥ・シューズ「LORA(ローラ)」¥62,000 ウイングチップの装飾が目を引く「MILLY(ミリー)」 クラシックな飾り穴がスタイルに存在感を持たせてくれる、ウイングチップシューズ。コーディネートのアクセントになる華やかさがあるので、デニムにはもちろん、女性らしいワンピースに合わせても相性抜群。すっきりと細めのスタイリッシュなフォルムで、メンズライクな靴を女性らしいムードで履くことができます。 ウィングチップ・シューズ「MILLY(ミリー)」¥62,000ウィングチップ・シューズ「MILLY(ミリー)」¥62,000 なめらなかフォルムが上品なローファー「BONNIE(ボニー)」 ジョセフ チーニーのローファーは、洗練された印象が特徴。その理由は、凹凸の少ないすべらかなフォルムにあります。無骨に見えがちな甲のU字ステッチを、革の立ち上がりが少ない縫製で作られているからです。カジュアルさが抑えられた、あくまで上品な大人のローファーです。 ローファー「BONNIE(ボニー)」¥62,000ローファー「BONNIE(ボニー)」¥62,000 少し値は張るけど、何年も履けるからそれ以上の価値あり! ジョセフ チーニーは、アフターメンテナンスのサービス(有料)も充実しているところが魅力。ソールを取り替えて長く履くことができます。レディースの靴は汚れて捨ててしまうこともあるけれど、トラディショナルなシューズは、汚れやシワも味になり、手入れをしながら履くことで、自分の足になじむ靴を育てる楽しみがあります。トレンドに左右されずに長く愛用できるジョセフ チーニーの靴、ぜひ、自分へのご褒美に一足手に入れてください。 問い合わせ先www.british-made.jp text:宮崎寛子
2018年12月08日トレンドを追うよりも、トレンドに流されないスタイルのほうがじつは難しいものです。しかもそれをおしゃれに見せようと思うなら、尚更のこと。トレンドのメインストリームなら、ショップでも選択肢はたくさんあるし雑誌やSNSでお手本になるコーディネートを簡単に見つけられるけれど、脱トレンドの独自のスタイルにはセンスが求められます。そんな時に頼りになるのが本格派のアイテムたち。たとえば老舗と呼ばれるブランドで、いつの時代も愛されてきたモノはそうした普遍的な魅力が宿っているのではないでしょうか。 英国生まれのシューズブランド、『JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)』 トラッドなスタイルと一口にいっても、トレンドとしての要素だったり、そのブランドらしく再構築したものだったり、色々。今回ご紹介したいのは、正真正銘のトラディショナルなアイテムです。『JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)』は1886年にイギリス・ノーサンプントン州の郊外、デスバラーで設立された老舗シューズブランド。英国の紳士靴の代表的な製法であるグッドイヤー・ウェルトで作られるシューズの生産地として有名なエリアです。 メンズのタッセルローファーをレディース仕様にして誕生した「LACEY」は女性らしさと洗練さを兼ね備え、学生っぽくならない大人の表情に。踵廻りや履き口をシャープに狭めているのでフィット感が増し、シェイプもすっきりとしています。U字型のステッチであしらわれた、革の立ち上がりの少ない縫製もほかでは見かけないジョセフ チーニーならではの作り。しなやかなアッパーにあしらわれたタッセル、サイドに通したレザーの紐がミニマルなデザインのアクセントとなり、都会的な印象も叶えてくれます。 大事に長く履きこむほどにわかる、シューズの実力。 カーフ素材は、お手入れをすることで美しさが増し、より長持ちするそう。レザーのソールも履くほどに柔らかくなり、歩きやすさを感じられるはず。なにかとお出かけの多い年末年始にカジュアルなシーンから特別な集まりまで、これさえ履いていればどんなオケージョンにも恥ずかしくない頼もしい一足です。脱トレンドを目指すならまずは足元から自分らしさを作り上げ、少しずつスタイルを磨いていきましょう! タッセルローファー¥62,000/JOSEPH CHEANEY(渡辺産業プレスルーム) JOSEPH CHEANEY03-5466-3446(渡辺産業プレスルーム)cheaney.jp photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Momoko Yokomizo
2018年11月13日秋の空気が感じられると、開放的な夏ファッションから一変、トレンドに左右されない伝統的な「トラッド」テイストに身を包みたくなりませんか? それをいち早く完成させてくれるのがチェックのアイテム。普段の洋服にプラスするだけで、簡単にトラッドをかなえてくれます。ただチェックは主張が強いだけに、いざ取り入れようとすると少しハードルが高いもの。今回は、チェックアイテムをママらしく落ち着いた雰囲気で、さらにおしゃれに着こなすテクニックをご紹介します。定番中の定番「ブラックウォッチ」は小物ではなく洋服で投入ネイビーに緑と黒の配色がされたチェック「ブラックウォッチ」は、トラッドテイストを即かなえてくれるアイテム。マフラーやストール、バッグなどで持っているという人が多いかと思いますが、思い切ってボトムで取り入れてみては? パンツだとかっちりしすぎてしまい着るシーンを選ぶので、スカートがおすすめ。定番は、ボックスプリーツのミドル丈。ベーシックカラーのチェックは赤のラインでより高感度にママが着こなしやすいのは、落ち着いたチェックの配色。そこに赤色のラインが1本入っているだけで、垢抜け度抜群。赤いラインを立たせるべくあえて全体をモノトーンでまとめると、ママらしい落ち着いたトラッドスタイルを楽しむことができます。グレー系とブラウン系のカラーコーディネートが新鮮!少しいつもと違う雰囲気にしたいという場合は、グレー系とブラウン系のカラーコーディネートが新鮮。グレー系のチェックの場合はブラウン系の無地と、ブラウン系のチェックの場合はグレー系の無地と、といった具合にコーディネートしてみましょう。写真のような少しオレンジよりのチェックだと、より若々しく明るい雰囲気に。フレアシルエットのミモレ丈スカートで上品にママが取り入れやすいアイテムは、体型カバーもしやすく上品に見えるミモレ丈のフレアスカート。ダーク系のチェックを選べば、手持ちのトップスとも合わせやすくなじませやすいです。明るいチェックの場合は少しインパクトの強い印象になってしまいますが、パッと華やかなスタイルを楽しむのはアリ。シルエットは「全体的にゆったりと」を心がける大人の女性がトラッドを楽しむには、余裕のあるシルエットを肩ひじはらずに着こなすこと。ジャストサイズのものだと、無理して着ている感や幼さが出てしまうので、「シルエットはゆったり」が基本です。小物に外しのカラーを入れるだけで上級者に!チェックの着こなしに慣れてきたら、バッグやアクセサリーなどの小物で、他に使っていない鮮やかなカラーをあえて差し色に。すると、とたんにおしゃれ上級者になります。ワントーンに近いコーディネートだと、なじみやすいです。秋らしいファッションが楽しめるチェックアイテム、ぜひ取り入れてみてください。出典/WEAR
2018年09月26日永遠のトラディショナルブランド、『ラコステ』。世界中の人に愛され続けているブランドだが、人気を支えているのはシグネチャーのポロシャツだけではない。 『ラコステ』は、1933年にフランスのテニスプレイヤーのルネ・ラコステにより設立されたフランスのプレミアム・カジュアルブランドで、今年で創業85周年。ブランドの原点であるスポーティーさと着心地の良さが現代的なデザインと融合し、エレガントなライフスタイルを提案している。2017年9月からはファッションショーの場を原点であるパリに移し、ファッションブランドとして世界中から高い評価を受けている。そんなラコステのファッションアイコンであるポロシャツと、春に着たいシャツに今回は注目。 1933年に誕生したブランドを象徴するアイテム、ポロシャツ。その全ての原型であるのが「L.12.12」。“原型”と呼ぶ理由は、その誕生の背景にある。ルネ・ラコステとニット生地製造工場のアンドレ・ジリエ=ANDRÉ GILLIERが協働で革命的なデザインのラコステポロシャツを考案。通気性に優れたピケを使い、柔軟性に優れ、軽量なポロシャツは、まさに名品! の一着。胸元にワニをあしらった特徴的なロゴも人気に火をつけた所以だ。 その当時のデザインや機能性を継承するこのポロシャツは、色褪せることのない普遍性が魅力。このレディース用の一着も「L.12.12」同様、単一の高級糸のみで編み上げた鹿の子に、贅沢な光沢と優れた耐久性を誇る。着ていることを忘れてしまいそうな程の軽さと豊富なカラーバリエーションも嬉しい。きっと好みの1枚が見つかるはずだ。 一方のシャツもまた、ストーリーのある一枚。ルネ・ラコステはテニスプレイヤー時代に、体を楽に動かすことができる短袖のシャツに着目。その頃から、半袖のシャツを作りたいと考えていたという。コンセプトは“機能的なエレガンス”。そんな想いが反映されたスポーティーだけど気品すら漂うデザインは、『ラコステ』らしいと感じさせてくれる魅力だろう。着るたびに心地よさを実感できるポロシャツと、ワイドシルエットでさらりと羽織りたいと思わせてくれるシャツ。『ラコステ』らしさを感じさせる2枚のトップスで、軽やかな春のスタイルを楽しみたい。 ポロシャツ ¥12,000シャツ ¥15,000LACOSTE(ラコステお客様センター) photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Akira Watanabe
2018年03月24日11月20日、JR山手線目白駅前に新しい商業施設「トラッド目白」(豊島区目白2-39-1)がオープンする。17日に内覧会が開かれた。建物構造は地上4階、地下2階、店舗数は16店舗。設計・監理は、NTT都市開発らが手掛けている。 来場者数目標は200万人だ。「トラッド」は、“伝統的な、変わらぬよさ”を意味する「トラディショナル」の略称。同施設が地域生活の新たな定番の場所となることによって、街の文化をより多くの人に発信していきたいとの想いを込めて命名した。漢字の「目白」をモチーフにしたロゴマークにも、街の歴史や文化・生活が積み重なっていく様子をデザインとして落とし込み、同時に「毎日の暮らしに彩りを添えたり、記念日にも活用してもらえたりする施設となるように」とリボンでラッピングされたギフトボックスにも見えるよう工夫を凝らした。目論見通りに利用されるよう、店舗配置や動線にもこだわった。敷地北側の住宅地と駅をつなぐ1階通路や地下道に直結した地下1階エントランス、3・4階への専用エントランス、目白通りから直接2階にアクセスできるエスカレーターなど、各フロアが路面の延長として地域をつながっているため、利用者は気軽に利用することができる。また、閑静な住宅街でもある目白の街並みになじむよう、外溝や外壁、供用部には積極的に緑を用いるなどの配慮も万全。目白の新しいランドマークとして、地域に暮らす人々に愛される建物となることを目指した。フロアの構成は、地下2階バレエスクール、地下1階クイーンズ伊勢丹、1階カフェ・レストラン、フラワーショップ、コンビニエンスストア、2階カフェ・レストラン、サービス、物販、コミュニティスペース、3・4階ウエディング。「カフェ・レストラン」には和洋中さまざまな店舗が入居する。中華の注目店は「南国酒家」。「日本のおいしい中国料理」を提供する店として、他店舗はすでに人気の同店だが、目白店では、価格もリーゾナブルなスモールポーションの料理が楽しめる他、2大ブランド紹興酒の飲み比べができる点も興味深い。洋食が好みなら、東京・赤坂の地で人気を博した後、静岡で営業していた洋食の名店「旬香亭」がおすすめ。日本一と讃えられるビーフシチューや熟成肉のステーキなど、洋食の鉄板メニューの粋を味わえる。イタリアン派にイチオシは、薪窯で焼き上げる37種類のナポリピッツァを堪能できる「ピッツェリア37」だ。オーガニックな野菜などの厳選素材を使用したピッツァは、お昼時にはお得なランチセットでいただくことができる。オープン初日の11月20日には、14時半、18時半の2回、同日解禁となるボジョレーヌーヴォーがふるまわれる。各回先着250名。料金は無料。15時半、19時半には、2階コミュニティスペースにて、観覧無料の音楽会「1966カルテットLIVE」が開かれる。また、11月21日以降も、同スペースでは継続的に様々なイベントを開催していく予定。
2014年11月18日NTT都市開発は11月20日、東京都豊島区に商業施設「トラッド目白」をグランドオープンさせる。同施設は、JR山手線目白駅前に、地上4階地下2階の商業施設としてオープン。ベーカリーやスイーツ、和洋食の飲食店のほか、スーパーマーケットやフラワーショップなど、利便性の高い店舗を中心に全16店舗が出店する。また、バレエスクールや英会話教室といったカルチャー教室、歯科や結婚式場などもオープン。共用部にはコミュニティスペースを設け、地域の人々の活動の場も提供する。「トラッド目白」という施設名称は、"伝統的な、変わらぬ良さ"を意味する「TRAD」から来ている。同施設が地域生活の新しい定番の場となり、目白の暮らし・歴史・自然を守りつつ、街の文化を創造・発信する施設になるようにという思いが込められているという。
2014年11月12日