お笑いコンビ・トータルテンボスが6日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2023 AUTUMN & WINTER」に出演した。笑顔でランウェイを歩いていた2人だが、藤田憲右は「ごめんなさいね、こんなおじさんが…。場違いなところに来て申し訳ない」「求められているのかな、俺ら?」と恐縮しっぱなし。しかし、相方をよそに大村朋宏は満足そうに手を振りご満悦だった。大村はフロントに「藤田推し」と書かれたTシャツを着用しており、ランウェイトップに立つとジャケットを脱いで背中を見せた。そこには上半身裸の「メキシコのプロレスラー」のような藤田の写真がプリントされていた。写真は大村のいたずらによってブラジャー型にうっすらと日焼けした藤田の写真で、本人は「俺の写真、恥ずかしい。やめてくれよ…」と苦笑いだった。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。25回目となる今回は、「自分スタイルで進もう」をテーマとし、自分のスタイルを楽しみ、また自分以外のスタイルも受け入れる、認め合う文化を発信する。撮影:加藤千雅
2023年08月06日●原動力は「楽しみたい」という思い生のお笑いにこだわり今年4月に結成25周年を迎えたお笑いコンビ・トータルテンボス(藤田憲右、大村朋宏)にインタビュー。全国ツアーを大切にして毎年開催してきた2人だが、コロナウイルスの影響で2年間開催できず。今年、3年ぶりに「トータルテンボス25周年全国漫才ツアー2022『ちりぬるを』」を開催し、ファンの生の反応に喜びを感じる一方で、コロナの影響も痛感しているという。25周年を振り返るとともに、「また0からのスタート」として改めて生のお笑いの良さを発信していくと決意を新たにした思い、そして今後について話を聞いた。――25周年を迎えた心境をお聞かせください。大村:「もうそんなに経ったの?」というくらいで、まだやれていることへの感謝と、これからもずっと変わらずにやっていきたいという気持ちです。藤田:25周年と言われると「そんなやったんだ」というくらい。サラリーマンの方もいちいち10周年、15周年って意識しないと思うんです。その感覚ですよ。うちらには定年がないくらいで、勤続25年のサラリーマンの方もいますし、皆さんやられていることですから。――20代前半でコンビを組んだとき、こんなに続くと思っていましたか?大村:何も考えてなかったですけど、変わらずこうやって芸人だけで25年やれていることは感謝しています。――『M-1グランプリ』に挑戦し続け、出場資格がなくなったときには目標を見失った時期があったそうですが、それはどういう風に乗り越えたのでしょうか。藤田:あのときは視野が狭かったというか、今のほうが選択肢がすごく増えている。あの頃は発信の方法がライブとテレビしかなかったですが、今は普段のライブも、ツアーもあるし、YouTubeでもラジオでも発信できるし、テレビもたまに呼んでもらっているし、表現の場がいっぱいあるのはありがたいなと。いろんな面を出せているのでストレスもあまりないです。――かまいたちさんは「お金を稼ぎたい」という思いが原動力だとおっしゃっていますが、お二人の原動力は?2人:楽しくやりたい。大村:それによってお金がもらえるなら、なおいいでしょうけど、お金優先ではないかな。楽しみたいですね。藤田:昔は、自分たちに合ってない仕事も全部断らずやっていたと思いますが、今はあまり乗り気ではない仕事は断るようにしています。楽しくやれる仕事じゃないと、お互いによくないと思うので。お金優先だとそれすらもやるんでしょうけど。――楽しめることが大事ということですが、その中で、全国ツアーなどで笑いを全国に届けることに力を入れられている印象です。藤田:そうですね。そこは変わらず。今は全国に届ける手段もいろいろあり、YouTubeだけ見ている人、ラジオだけ聴いている人、ライブだけ見ている人というように、人それぞれだと思いますが、ラジオを聴いて面白いと思ってライブにも行ってみようとなってくれたらいいなと。いろいろ手を出すのは間違っていないと思っています。大村:ラジオやYouTubeでも笑いを全国に届けることはできますが、時代は変われど生のほうが面白いというのは不変だと思うので、生で届けるというのは特に大事にしていきたいです。藤田:ジャルジャルはYouTubeでネタをやっていて、ライブでネタを見たくなる感じがうまいなと思いますが、うちらはYouTubeでネタは配信していなくて、ライブでの特別感を味わってもらいたいと思っています。●コロナ禍のツアーで感じた劇場離れ「また0からのスタート」――3年ぶりの全国ツアー「ちりぬるを」を開催されていますが、ここまでやってきた感想をお聞かせください。藤田:コロナ前とコロナ後で違うなと。お客さんがライブを見ることに、前より若干構えがあるのかなと感じました。大村:動員数にも多少影響ありますし、ステージに立っても「ちょっと笑いの量が少ないな」と。ツイッターで「大声で笑いたかった」とつぶやいている人もいて、制限しちゃっているんだなと感じ、寂しいところはありますね。藤田:東京の劇場だと笑い声が帰ってきていますが、地方は年配の方も多かったり、東京よりも警戒されている方が多いのかなと思います。大村:東京の方はライブを見る機会も多いですし、慣れもあるのかもしれません。――コロナ前との違いを感じつつも、久しぶりに全国ツアーができる喜びも感じられていますか?大村:もちろんです。やっとできると。これだよな! と感じながらやっています。――生の反応は格別ですか?2人:そうですね!――改めて、全国ツアーはお二人にとってどういうものかお聞かせください。大村:やはりずっと続けていきたいなと。2年やれなかったのが悔しいというか、コロナ前は17、18カ所くらい回っていて、本来であれば25周年の今年は25カ所くらい回っていたと思いますが、逆に縮小するという。2年やってなかったし、まだコロナも明けてないから様子を見たいということで、中都市を削らざるを得なくて残念だなと思いましたが、ふたを開けてみたらやはり動員数がコロナ前とは違いました。――劇場で見るという人がやはり減ってしまったわけですね。大村:コロナ禍で配信の文化が根付いてしまって、劇場まで出向かないという風になってしまったのは悲しいですね。藤田:開催するかどうかも、感染者数の推移を見ながら判断していく時代なんだなと。新しい時代にあわせた新しい全国ツアーの作り方をしていかないといけないとわかりました。――新しいライブの作り方とは、先の状況を予想しながら進めていくということでしょうか?藤田:はい。感染者数の推移を見ながら、半年後くらいの状況を予想して判断するということ。タイミングや開催場所が券売に直結すると思いますし、特に地方の方はコロナに対する警戒心も強いので、そういうことも考えて決めていかないといけないなと。――またここからライブを重ねて、生の良さ・魅力を感じてもらいたいですよね。大村:そうですね。もう1回、0からまた根付かせていかなきゃなと。やっぱり生がいいと感じてもらって、その人数を増やしていきたいです。藤田:YouTubeやラジオ、テレビがなくなったとしても、最後に絶対残るのが漫才だと思っているので、そこが柱なんですよね。ツアーが柱で、漫才をやらずにテレビやラジオでというのはないと思います。――以前、「全国ツアーはいつも、前回を超えたい」とおっしゃっていました。コロナ禍でまた0からのスタートということですが、漫才に関しては年々パワーアップしているという手応えはいかがでしょうか?藤田:もちろん!大村:そのつもりではいます。――ツアータイトルはいつもマネージャーさんが決めるということでしたが、今回の「ちりぬるを」もそうですか?2人:マネージャーです。――このタイトルにされた理由はご存じですか?大村:千鳥が『いろはに千鳥』という番組をやっているから、その千鳥に対抗したという、すごく恥ずかしい理由でした(笑)。勝手にマネージャーが千鳥に対抗意識を持っていたのかと。――そういう理由なんですね(笑)。お二人もこのタイトルで納得していますか?大村:納得というか、そういう意味ならそういう意味でしょうがないなと。コロナで中止になりましたが、「トータルテンボスの天下統一」というタイトルを予定していたときがあって、それに関してはコロナありがとうと。そんなタイトルでやらなきゃいけなかったのかと思うと震えます。藤田:あぶないあぶない(笑)●互いに「愛くるしい」 年齢を重ねるのは「プラスでしかない」――小・中の同級生のお二人ですが、25年活動してきて関係性に変化はありますか?2人:変わらずですね。――相方が大村さん、藤田さんでよかったなと感じている、お互いの好きなところを教えてください。大村:隙がありまくるところですかね。隙があるので入り込みやすい。いじりたいということにつながりますから。愛くるしさは健在です。藤田:世間的にはきびきびしているイメージだと思いますが、意外と抜けているところがあって、僕からしても愛くるしいなと。皆さんは大村に対して愛くるしさを求めてないので、たまに出るくらいがいいのかなと思います。――経験を重ねてネタの変化や成長はどのように感じていますか?大村:意図的に変えていることはないですが、多少は変わってきていると思います。以前はコントみたいのが多かったんですけど、そればっかりじゃなくなりましたし、そういう変化はあります。――ネタはどんどん湧いてくるのでしょうか。大村:全然! 絞り出している感じです。――愛くるしい藤田さんというキャラクターを生かして。大村:そうですね。藤田とやるからこういうネタになっているのだと思います。――漫才をしているときも作っているときも楽しさを感じるのでしょうか。大村:練習とかはしんどいときもありますけど、お客さんの前に立って笑いをとれたときの充実感はかけがえのないものですね。(今回のツアーで)改めて「これだよこれ!」と感じました。――25周年を迎え、この先はどうなっていきたいと考えていますか?藤田:このまま、のんべんだらりと楽しく、このペースでいられたらなと。コロナでできなかった年がありますが、これからも毎年変わらずツアーをやっていけたら。大村:本当にそれですね。30年、35年と変わらずやっていたら一番いいんじゃないですか。――今40代後半ですが、50代、60代になっても……!?藤田:じいちゃんになってもこの感じでやれたらいいなと。同じことをやっても年を取っていたほうが面白いと思うんです。大村:年齢を重ねるのはプラスでしかないと思います。おじいちゃんがおじいちゃんの内もも叩いていたら面白いじゃないですか。今より面白いと思います。藤田:小学生が見たらぎょっとするだろうな(笑)――最後に「ちりぬるを」をはじめ、出演ライブについてメッセージをお願いします。大村:コロナでいろんなものが制限されて、知らず知らずのうちに諦めていたうっぷんを笑って晴らせると思います。こんな笑っていいんだと。忘れていた感覚を呼び覚ましに来てほしいです。藤田:うちのライブはコミュニティ感がすごくある。僕らともそうですけど、お客さん同士も。その輪に加わってみませんか? 意外と居心地いいですよ!■トータルテンボス大村朋宏(1975年4月3日生まれ、静岡県御殿場市出身)と藤田憲右(1975年12月30日生まれ、静岡県御殿場市出身)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。小学校・中学校の同級生。ともにNSC東京校3期生で、1997年4月にコンビ結成。結成当初はコントが中心だったが、2000年頃から漫才中心に変更し、「ハンパねぇ!」などのフレーズで知られている。『M-1グランプリ2007』準優勝、『爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』(2008)優勝など数々の大会で実力を発揮。『くさデカ』(テレビ静岡)、『Cheeky’s a GoGo!』(BSよしもと)、『競輪LIVE!チャリロトよしもと』(BSよしもと)などにレギュラー出演中。
2022年12月08日お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右、マジカルラブリーの野田クリスタル、村上、ぼる塾のきりやはるか、あんり、田辺智加が27日、都内で行われた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト 東京大学×吉本興業:笑いのコミュニケーション科学キックオフイベント『M-1グランプリを科学する!』」に出席した。東京大学と吉本興業は、東京大学の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」をスタート。同プロジェクトでは、2025年大阪・関西万博、その先のSDGs目標達成年次の2030年を見据えながら、学術とエンターテインメントの積極的な対話、協働を推進し、持続可能な新しい価値の創出と未来への提言を目指していく。その一環として行われたこの日のイベントでは、東京大学の教授がこの日登場した吉本興業所属のお笑いタレントたちのデータをベースにしながら『M-1グランプリ』を学術的に分析した。教授たちの言葉にうなずいた彼らだが、村上が「フリとボケ、ツッコミの工程ぐらいしかみんな知らないと思うので、他にもお笑いが生まれるような仕組みが世の中に広まったらまた違う作り方が出来るんじゃないかと思って面白かったです。そこに乗っかれない人は置いていかれるようになるかもしれないですね」と勉強になったようで、大村も「何でもかんでもデータにして答えを出そうとしてとか思っていましたが、思いのほかデータの着眼点に鋭いところがあって甘く見られないなと思いました」と納得顔だった。イベント中には次のM-1優勝者をSNSから予想するコーナーでSNSの"ライク"をもとに"ルミネtheよしもと貢献度ランキング"も発表。マジカルラブリーが2位、トータルテンボスが109位にランクインした。その結果に藤田が「俺たちめちゃくちゃ出てるよ。出て109位はダメだろ。ジョイマン(55位)に負けたのがすげー悔しい!」と不満な表情で、大村も「これはとんだ営業妨害! それだけじゃないでしょ? というところもあるので、"ライク"だけじゃないデータも取って欲しいです」と教授たちに提案する場面も。続いて大村は「藤田はすぐエゴサーチしてトータルテンボスが嫌いな人をわざわざ探し、『嫌いな一般人お前』って返すんです」と過度なレスポンスをした藤田を指摘していた。同イベントのテーマでもある"笑いを分析"にちなみ、「吉本のどんなところを分析して欲しい?」という質問に、野田は「電話を出ないマネージャーがいるんです。それとマネージャーによって売れる率が変わってくるかもしれないので、このマネージャーついたらというのを分析して欲しいですね」と懇願。それに絡めた向井は「僕が入った頃はちゃんとあいさつしてくれたのに、付いた芸人さんが売れたら挨拶してくれない社員さんがいるんです。腹立った社員さんのリストをあげて何でそうなってしまったんだろうと東大の先生に分析して欲しいです」とお願いすれば、向井に同意した藤田は「M-1に出たら手のひら返した人が山程いるよね。あいさつしてくれるようになった」と暴露して笑いを誘っていた。
2021年11月28日大麻取締法違反の疑いで9月8日に逮捕された伊勢谷友介容疑者(44)。彼が出演していた『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)の最終回(5日放送分)が「TVer」で配信中止になるなど、余波が広がっている。いっぽう、Twitter上では思わぬ“飛び火”が起こっていたようだ。映画監督の紀里谷和明(キリヤカズアキ)氏(52)は9日、Twitterで《伊勢谷友介君の逮捕に伴い、彼の名前と僕の名前を混同している人達が大勢ツイートしていて大変迷惑しています》と切り出した。続けて、《その多くが誤解であったと気付いたツイートですが、それすら気づかず、そのままの認識の人達が世の中にいると思うとゾッとします。実害が発生する可能性もあり、厳重に対処していきます》と呼びかけている。この投稿は9,000件以上リツイートされ、《漢字数と谷しか合ってないのに》《ちゃんと見てない人、多いんですね》といった反響が寄せられている。なお続くツイートで紀里谷氏は、数日中に削除されない場合は法的手段を取ることも明かしている。このことを受けて、紀里谷氏と公私共に親交のあるGACKT(47)は彼の投稿をリツイート。そして《いま、コロナで俳優もミュージシャンやダンサーたちもが仕事を失い苦しみに耐えてる》とし、《伊勢谷はそんな若い俳優たちの手本になり先導してやらなきゃならない立ち位置の成熟した俳優なのに何やってんだ!》と憤りを見せた。続けて、《ボクの親友でもあり映画監督の紀里谷が名前が似てるというだけで勘違いされ、紀里谷が捕まったなどと勘違いしてツイートし拡散してる馬鹿が出る始末。こういうのを本末転倒と言うんだろう》とも嘆いている。「伊勢谷容疑者と紀里谷氏の接点は、紀里谷氏が監督を努めた映画『CASSHERN』(’04)。伊勢谷容疑者はその主演を務めました。今回のような全く関係のない人への“飛び火”は、過去にも起こっています。スキマスイッチが15年に行ったライブで、MCでの発言が不適切だとして批判が殺到しました。ですがメンバーの常田真太郎さん(42)の容姿がトータルテンボスの藤田憲右さん(44)に似ていることから、勘違いをして藤田さんに批判を寄せる人が出現。結果的に、常田さんは藤田さんに謝罪をしたといいます。膨大な情報が詰まったTwitterは、誤ったことも拡散されやすい危険性を孕んでいます。特定の個人名や店名、団体名などを出す際は、投稿前に一度立ち止まって情報を確認することが必要でしょう」(スポーツ紙記者)
2020年09月10日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が28日、自身のツイッター上で再び“大喜利”を展開し、話題を呼んでいる。自身がチェアマンを務めるフジテレビ系『IPPONグランプリ』風の大喜利をツイッター上で実施。この日は動物の写真をアップし、「写真で一言。」と回答を募集した。たむらけんじやトータルテンボスの大村朋宏、次長課長の河本準一、ロッチの中岡創一ら芸人たちも参加。かまいたちの山内健司は「おい!バナナぜんぶ腐ってたじゃねぇかよ!!!」と投稿し、松本が「お前ニセモンやろ!」と反応した。毎回松本の塩対応が話題になっている間寛平は「2匹目が僕」と投稿。これに対し、松本は「主人は今ちょっと手が離せなくて…私は素敵な答えだと思うのですが…また私のほうからも言っておきます」とかわした。再びの塩対応に、「かんぺいさん&松本さんのシリーズ好きです」「写真で一言はココまででワンセットですね」「寛平さんと松ちゃんのやりとりが楽しみになってきた自分がいる」「爆笑!!!」「嫁ーーー」「もうこの絡みが見たくて皆ウズウズしてる」「まさかの奥様」「終了の合図かぁー」などとファンは大喜び。ここまでが“ワンセット”になってきているようだ。
2020年04月28日●全国ツアーは「毎年やり続けたい」芸歴20年を越えて今も新ネタを作り続け、毎年全国1万人に生のお笑いを届けているお笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏と藤田憲右。今年も9月29日に全国ツアーをスタートさせ、全国17会場18公演を巡る。そんな2人を直撃し、自分たちの成長のためにも欠かせないというツアーへの思いをはじめ、漫才の魅力、今後の目標などを聞いた。――今回のツアータイトル「CHATSUMI」について、大村さんが「お茶どころ静岡県出身ということもあり、今までの芸歴21年間で、種を蒔き、太陽を浴び、水をやって育ててきた、漫才を構築する1つ1つのスキルを、ここいらで摘みとっていこうという意味です」とコメントされていましたが、今年は特別な思いが?藤田憲右:タイトル考えたの僕らじゃないんですよ。大村朋宏:毎年ツアータイトルを決めるタイミングで、マネージャーに「何考えているの?」って急に振るんです。食いしん坊の女の子のマネージャーのときは「餡蜜(あんみつ)」を考えていたので「餡蜜」にしたり。それで、社員の中でトータルテンボスについたらツアータイトルを振られるって噂になっていたみたいで、今年振ったら「もう考えてあります」って言われて、意味も説明されたんです。藤田:タイトルをこういう意味でこうしようって、思いを込める年齢ではないなと思って。――マネージャーさんが考えたタイトルとコンセプトだったんですね。では、お二人は特に集大成の時期と考えているわけではないのでしょうか?藤田:まったく思っていないですね(笑)。22年目ですから。25年とか区切りだったらわかりますけど。大村:マネージャーの説明を聞いて、いいじゃんいいじゃんっていう感じで(笑)藤田:あのコメント通り受け取って「大村さんかっこいい」ってなると恥ずかしいよね。――そう思っている人は多いかもしれません。藤田:恥ずかしいね(笑)大村:でも熱い思いがあると勘違いしてもらって全然問題ないので(笑)――ではリアル話として今回のツアーにかける思いをお聞かせください!大村・藤田:それは毎年変わらないです。大村:全力投球。今年に限ったことではなく、毎年去年を超えたいと思ってやっています。――トータルテンボスさんはツアーを毎年開催し、しかも公演数も多く、ツアーに力を入れている印象が強いです。藤田:1回2回で終わる人も多いけど、もったいないなと。大村:20カ所くらいは毎年やりたいですね。何か所もやるとこんなに仕上がってくるんだっていうことを若手はやったことがないから知らないと思うんですよ。やったほうがいいぜと言ってはいるんですけど。藤田:ツアーはやりながら仕上げていくものかなと。全部で3カ所だと、最初からガチガチに仕上げないといけないじゃないですか。――いろいろ挑戦もしながら仕上げていくんですね。大村:だから、前半、中盤、後半という感じで来ていただけたら、同じツアーなのかっていうくらい変化があると思います。藤田:全然違うと思いますね。――コンビとして成長していくためにもツアーはやはり重要だと実感していますか?大村:欠かせないですね。ツアーの中で成長できていると思うので、毎年やり続けたいです。藤田:去年より最初が上がっていたらもっと成長できるということなので。大村:毎年結果的にツアーができているので、簡単にできるんだって思ってしまうかもしれないですけど、当たり前じゃなく、お客さんに来てもらわないとできないこと。お客さんは楽しんでもらわないとリピーターにはなってくれないので、当たり前じゃないと自分たちに言い聞かせています。●M-1燃え尽き症候群から原点回帰「笑わせたい」――お二人は、結成初期の頃はコントがメインで、途中から漫才中心に変えていったんですよね?藤田:コントをやっていたのは初期の3年くらい、2000年までですね。大村:2001年から『M-1グランプリ』が始まったんです。その頃はまだ漫才1本ではなく、2002年くらいまではコントも少しやっていましたが、それ以降はまったくやらなくなりましたね。――漫才に絞った理由と、お二人が感じている漫才の魅力を教えてください。藤田:最初のきっかけは、楽だったからだよね? コントだと小道具や衣装を持っていかないといけなかったけど、当時漫才は私服でやっていたのでめちゃくちゃ楽だったんですよ。大村:聞こえが悪いな(笑)。漫才のほうが魅力があったというのが正直な話ですね。漫才は、素の俺と藤田で笑わせられる。もちろんキャラに入って笑いをとるコントもすごいんですけど、素の自分たちでできるというのが新鮮だったんです。コントしかやってなかった分、同じウケでも漫才のほうが気持ちいいなって。あと、コント師は衣装や小道具を用意しておくので当日ネタを変えられず、このお客さんにはこのネタじゃなかったっていうのがよくあるんですけど、漫才はすぐにネタを変えられるという手軽さもいいなと思いました。藤田:ただ、今はスーツで漫才をやっているので、スーツを持っていくのは面倒ですけどね。大村:楽な方で選ぶな(笑)。でも、コント時代に藤田が小道具を持っていた時期があって、「手の長い転校生」のコントで使う腕の棒を車で運んでいるときに、警察に職質されたことがあったんですよ。藤田:もちろん何も問題ないから「調べてください」って言って、「トランク開けてください」って言われて暗がりでトランク開けたら腕の棒が出ていて、警察官に「ちょっと!」ってバラバラ殺人犯だと思われたんですよ。それで、「これはネタで使うんです」って説明して、「やって見せて」って言われたので警察官の前で披露したっていう…(笑)。大村:そんなこともありながら(笑)、漫才の魅力に気付いて漫才にシフトした感じですね。――職質は藤田さん災難でしたね(笑)。その後、M-1に挑戦し続け、出場資格がなくなったときに目標を見失った時期があったとか?藤田:M-1優勝のためだけにやっていたのに目標がなくなってしまい、ツアーも続けていましたが、何のためにやっているのっていうことにはなりましたね。大村:その気持ちもわかりましたけど、別にコンテストのためにお笑いやっているわけじゃないじゃんって。お客さんを笑わせたいというか、全国に行っていろんな人を笑わせたいっていうのが原点だろって。藤田:原点はね。でも、M-1のためにやっていたというのは大村も同じで、そこから大村はすぐ切り替えられたけど、俺は切り替えられなくて燃え尽き症候群になって、なんでツアーやるんだろうって。――藤田さんはそこからどう切り替えていったんですか?藤田:徐々に徐々にですね。世の中も変わっていって、M-1も1回なくなったりして、でもネタはずっとやっていかなきゃいけないという気持ちになって、コンテストのためだけにやるのではなくお客さんのためにやっていくんだなって。地方に行くとすごい喜んでくれるんですよ。「東京・大阪は行けないけど地方まで来てくれたから楽しめた」って言ってくれて、日本人の心に触れる感じがあるんです。大村:あと、僕がネタを考えて、僕がイタズラを勝手に仕掛けて編集してっていう感じなので、自分でやっている感がなかったってよく言っていました。藤田:9割くらい作られたものをただやるだけだったので、参加している感がなくて。大村:それで、藤田に役割を何か与えたほうがいいのかなと思って、ツアーの中で流れる音楽を決めていいよって。それまでは音楽も俺が決めていたんですけど、それを与えたら生き生きとやり出して。最初からこうすればよかったなと(笑)――音楽を藤田さんが担当するようになったのはいつ頃からですか?大村:ちゃんと覚えてないですけど、完全にやるようになったのは4、5年前くらいかな。藤田:あと、オープニングの映像の構想とかも同じタイミングで考えるようになりましたね。――藤田さんもツアーへの関わりが増えて、お客さんを楽しませるという原点に戻られたということですね。藤田:今はそれが当たり前だと思っているんですけど、そういえば当時はそんな感情だったなって感じです。●“おじさん化”期待「より笑えてくると思う」――2017年からは「SUSHI☆BOYS」というコンビ名でYouTubeも開設されて海外に向けてイタズラ映像などを発信されていますが、登録者数も30万人を超えましたね。大村:ゆっくりゆっくり上がっている感じですね。――海外への意識は?藤田:海外の向けて始めたけど、ふたを開けてみたらほとんど日本人っていう。大村:でもネット上は何が起こるかわからないので。1個ずば抜けてすごい600万再生くらいされている映像があるんですけど、最初は日本人で再生回数が増えたんですけど、そのあとまた増えたときがあって、調べたらインドでバズっていたという変な現象がありました。藤田:なので何があるかわからないですけど、鼻息荒くやるというより、楽に楽しんでやっていけたら。大村:そうですね。それで伸びてくれたらうれしいです。――改めてお互いにすごいなと思っているところも教えてください。大村:彼の魅力は人間性。恥ずかしいことも全部さらけ出すという人間力。だれでもいいのになんでそれお前食らうの!? っていうのも彼だし(笑)藤田:大村はしっかりしていますね。しっかり者で計画性あるから、段取り踏んでいろいろやってくれるのがありがたいなと思います。――小・中の同級生のお二人ですが、コンビ円満の秘訣はなんでしょうか?藤田:言いたいことを溜めずに言っているからじゃないですかね。大村:そうですね。不満を持ったままやるのが一番怖い。そういう関係はいつか爆発してしまうので、なんか嫌だなと思ったらそのときに解決するようにしています。――最後にコンビとしての目標をお聞かせください。藤田:このスタイルのまま年を取るだけだよね? このまま変わらず年を取る!大村:年取るほどより笑えてくると思うんですよね。中学生ノリみたいなのをおっさんがずっとやっていたら微笑ましいじゃないですか。漫才にしろイタズラにしろ。もう44歳で十分笑える年なんですけど、55歳とかでイタズラして「テッテレー!」「愛くるしいな」とか、漫才でキャッキャやっているのが理想形ですね。藤田:そうですね。だから“老い”がほしい。見た目の老いが出てはっきりおじさんがやっているほうが面白いと思うので、老いは来ているんですけど、もっとわかりやすいおじさんになりたいです。■プロフィールトータルテンボス大村朋宏(1975年4月3日生まれ、静岡県御殿場市出身)と藤田憲右(1975年12月30日生まれ、静岡県御殿場市出身)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。小学校・中学校の同級生。ともにNSC東京校3期生で、1997年4月にコンビ結成。結成当初はコントが中心だったが、2000年頃から漫才中心に変更し、「ハンパねぇ!」などのフレーズで知られている。『M-1グランプリ2007』準優勝、『爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』(2008)優勝など数々の大会で実力を発揮。『くさデカ』(テレビ静岡)、『げなパネ!』(長崎放送)、『トータルテンボスのぬきさしならナイト!』(東北放送)など、地方のテレビやラジオでも活躍している。
2019年10月05日「爆笑オンエアバトル」(NHK総合)が放送20周年を迎えるにあたり、3月23日に一夜限りで復活すると発表された。しかしお笑いファンのなかで、波紋を呼んでいるという。同番組はオンバトの愛称で知られ、後継番組を含めると99年から14年まで放送されていたお笑い番組。観客が審査するというシビアなルールが話題を呼び、若手芸人の登竜門として人気を博した。各メディアによると、今回放送される「爆笑オンエアバトル 20年SPECIAL~平成最後の年に一夜限りの大復活!~」は2部制。1部はタカアンドトシ、アンジャッシュ、おぎやはぎ、ダンディ坂野、テツandトモといった番組で活躍した人気メンバーたちのトークが中心。さらに2部はかが屋、空気階段、ザ・マミィといった人気急上昇中の芸人たちがネタ合戦を繰り広げ、オンバトに出演した先輩芸人たちが審査するという。人気番組の復活に、Twitterでは《オンバト復活ヤバイな……。私の青春ね……》《オンバト激アツ!!!わたしのお笑い好きの原点!!!》《うおお~!これは永久保存版になりそう》といった歓喜の声が上がっている。しかし三度チャンピオンに輝いたトータルテンボスや、545キロバトル(満点)を獲得し話題を呼んだタイムマシーン3号といった芸人たちはトークに参加していない。他にも同番組でおなじみの芸人たちが1部に出演していないため、Twitterでは不満の声も上がっている。《3連覇したトータルテンボス呼ばれてないんかい!タイマに三拍子に磁石もおらんやないか……》《ルート33、ユリオカ超特Q、田上よしえ、江戸むらさきも出てないのになにが爆笑オンエアバトルだ、馬鹿野郎!》《ラーメンズが存在しない世界線のオンバト》また観客が審査を務める点も人気の理由であったため、2部のネタ合戦について《芸人が審査したらオンバトじゃないじゃん》《えっ!?ルール!?えっ!?》といった戸惑いの声も。放送前から波乱の予感だが――。番組を評価するのは“テレビの前のあなたたち”だ。
2019年03月12日お笑い芸人のひょっこりはんが20日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で行われた「てんぶす広場お笑い&パフォーマンスステージ」に登場した。ステージの脇から「ひょっこりはんだよー! やっほー!」と"ひょっこり"登場したひょっこりはん。その一発で観客の心をつかみ、「ひょっこりはんって言います。ひょっこり顔出す人です。今日もいろんなところからひょっこり出てくるよー!」と自己紹介した。そして、「ボンボン使ってみんなにエールを送るよー!」とボンボンを使ってひょっこりし、「これがひょっこりはんだよ。これが5分くらい続くよ。5分はすごいぞー!」とにっこり。「ひょっこりはんが『ナイスひょっこりー!』ってやったらみんなで『ナイスひょっこり』って声もらっていいかな」と呼びかけ、観客も一緒に「ナイスひょっこり」と盛り上がった。その後、ティッシュ、トランプなどを使ってさまざまなひょっこりを披露。最後は「家族みんなでできるひょっこり」として、よい子のひょっこり、ママのひょっこり、パパのひょっこりの3連発で締めくくり、笑いに包まれた。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを展開する。このステージには、ひょっこりはんのほか、トータルテンボスやゆにばーす、フースーヤ、相席スタートなどが登場した。
2018年04月20日3月31日(土)についに最終回を迎える「めちゃ×2イケてるッ!」。この度、最終回放送に向け、生配信企画「めちゃ×2タメしてるッ!」など3つの企画が始動することが明らかになった。■生配信「めちゃ×2タメしてるッ!」まず1つ目の企画!3月3日(土)の夜、インターネット向け放送局「ゼロテレビ」による「めちゃ×2タメしてるッ!」の生配信。これまで「めちゃ×2タメしてるッ!」以外にも、「めちゃ×2ユルんでるッ!」「バチバチエレキテる ZerO」など、様々な派生コンテンツを配信してきたが、今回は昨年8月5日(土)に配信された「SPIN OFF トータルテンボス&髭男爵ご褒美特番鑑賞会ッ!」以来の配信となる。■22年間の歴史を実際に体験! 「シュウ活」イベント続いて2つ目の企画は、フジテレビ本社屋内にて「シュウ活」イベントを開催。「めちゃ×2イケてるッ!」が放送で実際に使用した番組セット、小道具、衣装の実物展示のほか、番組から生まれた大人気スイーツ「オカレモンソフトクリーム」の販売や、グッズ販売、特選映像のシアター上映、写真スポット、マル秘コーナーなど、盛りだくさんの内容だ。■記憶に残る企画をベスト10発表!そして3つ目の企画は、3月10日(土)~31日(土)まで「めちゃ×2イケてるッ! 記録より記憶に残る企画ベスト10」(仮)の放送。22年の番組の歴史の中から、岡村隆史らが1日ずつ、記憶に残る企画をベスト10方式で発表する。「めちゃ×2タメしてるッ!」は3月3日(土)夜、ゼロテレビにて生配信。「めちゃ×2イケてるッ! 記録より記憶に残る企画ベスト10」(仮)は第1回:3月10日(土)14時35分~、第2回:17日(土)14時35分~、第3回:24日(土)14時35分~、第4回:26日(月)15時50分~、第5回:27日(火)15時50分~、第6回:28日(水)15時50分~、第7回:29日(木)15時50分~、第8回:30日(金)15時50分~、第9回:31日(土)14時30分~フジテレビ(関東ローカル)にて放送。「めちゃ×2イケてるッ!」は毎週土曜日19時57分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月01日お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏と藤田憲右が23日、都内で芸歴20周年記念「20年のいたずら」記者会見を開催。コンビ解散危機が「1度だけあった」を明かした。1997年4月にNSC(吉本総合芸能学院)東京に3期生で入学し、コンビを結成したトータルテンボス。会見では、この20年の間に解散危機が一度あったことを告白。まだバイトをしていた結成3、4年の頃、大村が「この先食える自信もないし、もう見切りつけて辞めるのも手だ」と辞めると言い出し、藤田は「お金じゃなくてロマンだ! 男だったら勝負したい!」と辞めたくないと反対したという。そして、よしもとの社員に1年という期限つきでもう1年だけやってみないかと言われ、継続することに。藤田は「そのときに漫才を始めたんです」と明かし、「漫才始めて、漫才の楽しさがあって今に至る。漫才に助けられた感じはありますね」としみじみ。大村は、ピンでの活動を考えたのか聞かれると、「ピンは1回も考えたことない。藤田があって僕の笑いが生きると思っているので、ピンは絶対ない」と断言した。その解散危機の際、大村が「(藤田)一人で(芸人)やってもいいけど、一緒に辞めるんだったらマグロ漁船乗ろうぜ」と驚きの提案をしたことも明らかに。藤田は「マグロ漁船魅力あったので、ありだなって! 五分五分で悩んだんですけど、やっぱりお笑いに」と笑いながら当時の心境を語った。解散危機をきっかけに漫才を始め、2004年に「M-1グランプリ」で初めて決勝進出を果たし、2007年には見事準優勝。大村は「M-1がまたこっちに引き戻してくれた」と感慨深げに語った。今年4月には大村の不倫騒動があったが、藤田も「笑いに変えていこう」と2人の絆は変わらず。9月9日からは「トータルテンボス20周年 全国漫才ツアー2017『YAGYU』」を全国19会場20公演で開催予定。大村は「笑いという道で20年やっている男たちの集大成をぜひ見に来てほしい。"いたずらVTR"も相変わらず愛くるしい藤田をお届けできているので、確認していただれば」と呼びかけ、藤田も「お笑いを見たことない人にもわかりやすいと思う」とアピールした。
2017年08月23日お笑いコンビ・トータルテンボスが23日、都内で芸歴20周年記念「20年のいたずら」記者会見を開催。藤田憲右は、相方・大村朋宏の不倫騒動について、ドッキリだと本気で勘違いしたことを明かした。大村が藤田に仕掛ける"いたずら"企画でおなじみにトータルテンボス。この日の会見では、20周年にちなみ、20個のいたずらを大村が藤田に仕掛け、藤田のリアクションと大村の「テッテレー!!」に会場は終始笑いが絶えなかった。いつもドッキリを仕掛けられている藤田は「どこからどこまでが本当なのかわからなくなるっていうのには陥ります」とドッキリの弊害を告白。「それこそ、大村のあの件もドッキリだと思っていましたから」と、今年4月に『FRIDAY』で大村の不倫が報じられた騒動に触れた。当時、大村は事前に藤田に電話し、「仕事に影響してしまうかもしれない。悪いな」と謝罪。すると藤田は「仕方ない。2人で協力して笑いに変えていこうぜ」と優しい言葉をかけてくれたという。大村は「めちゃくちゃいいこと言ってくれて、すげえいい相方だなと思った。ケンカしているはずの嫁にまで『藤田がこんないいヤツで…』って言うくらい興奮していた」と振り返った。ところが、『FRIDAY』発売日当日に仕事で会うと藤田の風当たりが強く、大村が「あれ? あのときの優しさは? どうしたの?」と尋ねると、「やってくれたな! ドッキリだと思ってたんだよ!」と、本気でドッキリだと勘違いしていたという。藤田は「絶対電話の向こうでカメラがまわっていて、相方はどんなリアクションをするか試されていると思って、めっちゃいいやつ言って…。そうしたら、金曜日の朝にコンビニに行ったら本当に並んでいるから、マジだったんか!って。この先どうなんだ俺ら。大変なことしてくれたなって」と当時の衝撃を説明。「それくらいドッキリの弊害が」と笑った。
2017年08月23日お笑いコンビ・トータルテンボスが23日、芸歴20周年を記念して都内で「20年のいたずら」記者会見を開催。4月に不倫騒動を起こした大村朋宏は、今月不倫疑惑が報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之について「クロ」「同士」と話した。記者からコメントを求められ、大村は「僕がね…何も言うことはないですけど。まあクロですよね」とクロ認定。相方の藤田憲右が「オフホワイトだよ」と指摘するも、大村はさらに「宮迫さんの事情ももちろんあるけど、"同士"としては…」と続け、藤田が再び「同士にするな、オフホワイトだよ。お前はダークブラック!」とツッコんだ。そして大村は「宮迫さんくらいのポストの人にはガツンと、『別にお前たちには悪いことしてねえだろ』って言ってくれてもよかったのかなと思いました」と期待を抱いていたことも告白。「『嫁さん子供たちには悪いことしたけど、周りがガヤガヤ言うなよ』と、宮迫さんくらいがガツンって言ってくれたら、『宮迫さん、ありがとうございます!』って」と話した。大村の発言に、藤田は「それはダメだろ」と注意し、「そんな風に思う時点でダメです。周りの人にも迷惑かけてるし、世間の人にも悪いことをしてるんですよ。人間的にね」と愛あるダメ出し。最後に大村が「絶対藤田にはバレてほしくないですし、隠し通してほしいですね」と藤田も不倫しているかのような発言で笑いを誘った。
2017年08月23日お笑いコンビ・バイキングの小峠英二が26日、都内で行われたAmazonプライム・ビデオのバラエティシリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン2 (26日配信開始、全5話)の完成披露試写会に登場。FUJIWARAの藤本敏史から終始、元交際相手についてイジられた。『ドキュメンタル』は、ダウンタウンの松本人志がプレゼンターを務め、1人100万円の参加費を払った芸人たちが、密室で行う"笑わせ合いバトル"。6時間の制限時間で笑いを仕掛け、笑いに耐え、最後まで残った1人が、賞金1,000万円を獲得するというルールで、小峠は、藤本、宮川大輔、ジミー大西、日村勇紀(バナナマン)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、大島美幸(森三中)、津田篤宏(ダイアン)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、斉藤慎二(ジャングルポケット)と対戦する。先日、元交際相手の坂口杏里が恐喝未遂容疑で逮捕されたということもあり、ゴシップ大好きな藤本は、小峠が発言するたびにニヤニヤし、「(小峠に対して)フラッシュの数が多いなぁ。目が赤いのは緊張で寝られへんかったのかな? それか気合でバキバキになってるのかな?って思って」と、わざとらしく強調。それを受け、小峠は冷静に「まぁ両方とも違いますけどね」と返して、苦笑いしていた。この企画は、自分から笑いを仕掛けていくことが重要になってくるが、藤本は「小峠は自分から攻めてないんですけど、結果として敵に攻めてる感じになってるのがめちゃめちゃ面白くて」と報告。小峠もその状況を思い出したが、「巻き込まれ事故みたいなのが多かったですね。まぁまぁまぁ、いろいろありましたけどね」と、『ドキュメンタル』の収録を振り返っているはずが、意味深な空気になってしまった。藤本はその後も、今後対戦したい相手を聞かれ、「COWCOWの善し、トータルテンボスの大村、東京03の豊本、(千鳥の)大悟が来られると危ないかな。チーム"倫"の人たち」と、スキャンダルを起こした芸人の名前を挙げるなど、言いたい放題。トークセッションでは、出演者で一番右(上手)に立っていた小峠だが、最後のフォトセッションで、藤本が「カメラさんも撮りやすいし」と誘導して、なぜかセンターに立つことになり、「さっきまで端っこにいたのに、急に真ん中っておかしいでしょ!?」と困惑させた。また、小峠は退場時、報道陣から「(坂口杏里と)お金の貸し借りは?」「なにかアドバイスは?」と矢継ぎ早に質問が飛んだが、「ないですないです」と言いながら去っていった。
2017年04月26日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:坂口杏里がホストへの詐欺容疑で逮捕。「ホテルの写真をバラまく」19日、坂口杏里容疑者(26)がホストの男性から現金3万円を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署に恐喝未遂容疑で逮捕された。ホスト、新宿……「やはり」と思った人は多いだろうが、たった3万円という金額に驚かされる。杏里は新宿歌舞伎町のホストクラブに勤める30代のホストに金を借りようとして断られ、SNSで「ホテルで撮影した写真をばらまく」というメッセージを送ったという。さらに衝撃的なのは、ホスト自身が新宿の路上で杏里を取り押さえ、「逮捕しています」と110番通報して警察に引き渡したこと。その後も、「ホストクラブから出禁にされていた」「何度となくタクシー代を借りていた」などの悲しい話が次々に報じられている。昨年10月、“セクシー女優”への転身が明らかになってから、借金疑惑が報じられてきたが、まさに落ちるところまで落ちたというところか。母・良子さんが亡くなってから4年、杏里を救い出せる大人がいないことだけはハッキリしている。■4位:AKB48・小嶋陽菜がついに卒業。三十路直前で恋愛解禁に19日、AKB48・小嶋陽菜(29)が、秋葉原の劇場で最終公演を行い、グループを卒業した。公演では、同期の高橋みなみ(26)を含む90人がステージに立ち、20曲を熱唱。卒業スピーチでは、「後輩たち、みんなのことがすごく心配でもあるし、これからたくさん大変なこと、困難なこともあると思う」「みんなはきっと何でも乗り越えられると思うし、これからもすごく近くで見守っていたいと思っています。(横山)由依ちゃんのことをこれからも支えてあげて下さい」と、いつになくマジメで後輩思いの言葉を語る。ただ、公演後の会見では、らしさ全開。「ただただついて行ったら12年になっちゃいました」「(自己採点を求められ)自己じゃなくて、みんなから『100点!』って言われると思いますよ」「(1期生で最後の一人になった峯岸みなみに)お先に失礼します」とトボけて笑わせた。今後は「ファッションの仕事を長く続けていきたい」と話していたが、恋愛解禁に関する予告はなし。ただ、現在モデル業界は20代で結婚する女性が多いだけに、小嶋がいつ誰と電撃結婚があってもおかしくないし、昨年4月に卒業した高橋みなみは、わずか1か月で15歳年上男性との熱愛をスクープされた。記者たちは間違いなくその再現を狙っている。■3位:「鉄の結束」石原軍団が解散へ。クビを切られた幹部が反撃の独白『週刊新潮』が石原プロモーションの内紛を報じた。告発者は元常務の仲川幸夫氏(77)。昨年11月12日、事実上のトップである渡哲也(75)の自宅で、会社の今後について話す機会が設けられた。以前から「会社を畳みたい」と公言していた渡は、この日の話し合いで仲川氏との関係が悪化。そして3月10日、仲川氏のもとに設立者・石原裕次郎さんの未亡人・まき子会長(83)から、クビを宣告する配達証明郵便が届く。3月30日には、石原プロが新役員人事を発表し、渡哲也(75)を相談取締役に就いたことが明らかになった。仲川氏は自身の進退に渡が関わっていたことを確信し、独白を決意する。仲川氏はさらに「(石原プロは)東京オリンピック前に解散する方向で、渡さんの体調次第では早まるかもしれません」と言及。同社の統括取締役・浅野謙治郎氏は、「仲川さんは任期満了」と解任説を否定したが、「渡さんの頭のなかに、解散という選択肢があるのは事実」とこちらは遠回しに認めた。仲川氏は、「今、語っておかないと、これまで40年間、石原プロで勤め上げてきた僕の人生に悔いが残ってしまう。裏切ったように思われながら終わるのは悔しい」「僕から直接話を聞かず、この仕打ちは本当にひどい。僕は渡さんを、一生お恨み申し上げます」とまで語った。かつて“石原軍団”と呼ばれるほど、鉄の結束を誇っていた石原プロの幹部だけに、騒動の根は深い。■2位:愛妻家芸人トータルテンボス・大村が「ファン喰い」不倫1年半『FRIDAY』が報じたのは、愛妻家が売りの芸人トータルテンボス・大村朋宏(42)の不倫。しかも「ファンに手を出していた」というからタチが悪い。相手は都内在住のOL・A子さん(23)で、広瀬すず似の清楚系美女という。一昨年11月にSNSでのやり取りで知り合い、月1ペースで密会。しかし4月3日、A子さんが友人に携帯電話を見られ、それが巡り巡って大村の耳に入ったことで、「悪魔」「(バレたら)あの世で呪う」などのひどい言葉を浴びせられてしまう。精神的に追い詰められたA子さんは同誌の取材に応じた。その中には、「まったく避妊をしてくれなくて、いつも私のお腹に出すんです」「する時に上着を脱がないこともよくありました」という性癖や、過激なフレーズが躍るLINEの画面まで……。記者の直撃を受けた大村は、「すべて事実です。火遊びのつもりでした」と認めて謝罪したほか、すでに笑いに変えようとしている。ある程度名前が売れているが、全国ネットでMCを務める番組はなし。大村くらいの中堅芸人が最も不倫の割合が高いのかもしれない。■1位:孝太郎・進次郎兄弟が見守る元総理・小泉純一郎、最後の恋今週の1位は『女性セブン』の独占スクープ。俳優・孝太郎(38)、政治家・進次郎(36)の兄弟がアラフォーになっても結婚せず、恋の噂すら聞こえてこない中、元総理の父・純一郎(75)は、最後の恋に身を委ね、息子たちは温かく見守っているという。相手女性は60代くらいで、出会いは約40年前にさかのぼる。女性は赤坂の芸者で、純一郎は彼女を気に入り、必ずお座敷に呼んでいた。純一郎が1982年に離婚して3~4年が過ぎたころ、2人は恋人の関係になり、バーを開店した女性の店へ通っていたという。しかし、女性は政治家である純一郎のために妻になることを望まず、記事が出ないように配慮。さらに、「首相就任前に自ら別れを切り出した」そうだから、何と慎ましい女性か。純一郎は2008年に政界引退し、悠々自適な生活を送っていたが、女性と再会して、月に数回のデートを重ねている。たとえば、4月初旬の夜、2人は六本木ヒルズ内のシネコンでデート。純一郎の存在に気づいた客が写真撮影をお願いすると快く応じ、十数人の列ができたという。その翌週も2人が食事をする姿が目撃されている。そんな父の姿を見た息子たちは、女性と家族同然のように過ごしているらしい。それどころか、孝太郎は女性と同じマンションで隣の部屋に住んでいて、食事や土産を渡すなどの交流があり、女性の愛犬が亡くなったときに孝太郎が慰めていたという心温まるエピソードも。芸能人だけでなく、政治家の不倫が週刊誌を賑わす中、34年間独身を貫いてきた純一郎の文字通り純愛に、心癒される人は多いのではないか。□おまけの1本「朝ドラで『誰?』と話題沸騰。峯田和伸の破天荒伝説」最後は『週刊女性』のゆるいネタを。現在、朝ドラ『ひよっこ』でヒロインの叔父を演じて異様な存在感を放ち、「あの人は誰?」と話題を集めている峯田和伸(39)。峯田は銀杏BOYZというバンドで活動するミュージシャン。熱くストレートな歌声と歌詞で人気を集めているが、過激パフォーマンスの伝説も多い。野外フェスで全裸になったり、書類送検されたり、台湾で罰金を払ったりと、とにかく懲りないのだ。さらなる伝説は、筑紫哲也さんが司会を務めていたころの『NEWS23』に生出演し、いきなりパンツ一丁になり、テーブルで熱唱するなどのやりたい放題で、番組を突然終了させてしまった。その他にも、「バンドメンバーが大好き過ぎて、奥さんに嫉妬して暴れてしまうから結婚式には出ない」「仲の良さを確かめ合うためにメンバー同士でアソコをさわり合う」「変装してアイドルのサイン会に参加」など、破天荒エピソードは数知れず。俳優業でもその異才を発揮して、「ついにNHKの朝ドラに起用された」というわけだ。取扱注意の人物であるのは間違いないが、素顔は純粋で礼儀正しいと言われるだけに、今後オファーは増えるだろう。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月23日お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右、お笑い芸人のとにかく明るい安村が21日、沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」内で行われた映画情報紹介ステージに登場した。大村は、きょう21日発売の『FRIDAY』で一般女性との不倫が報じられ、この日行われた同映画祭のお笑いステージで「本当にお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。相方の藤田が『FRIDAY』を持って登場し、記事を読み上げていじり倒し、笑いを誘った。お笑いステージ後に行われた映画情報紹介ステージでは、昨年3月に『週刊文春』で不倫が報じられたとにかく明るい安村と共に登場。不倫騒動を起こした2人の偶然の共演に、本人たちも驚きつつ、笑いに変えてトークを展開した。大村は、自身の影響で安村も不倫騒動を掘り起こされてしまったことに、「俺は仕方ないじゃん、旬だから。お前までこういうことになって…」と申し訳なさそうに。安村は「自分がやってしまったことですから」「反省してます」と話した。そして、最後のあいさつで大村はあらためて「私事ですが、みなさんに迷惑をかけてしまった」と謝罪。「仕事にも影響は出てしまうかもしれませんが、藤田を巻き込んでしまったけれども、2人で力をあわせてなんとか頑張っていきますので、みなさん応援お願いいたします」と呼びかけると、「頑張れー!」と応援の声も上がった。さらに、藤田が「不倫すんなよ! 不倫すんなよ!」と念押しすると、大村は「気を付けます。二度としません」と約束。大村が「お前なんかバレてねーだけで」と反撃する場面もあり、藤田は「俺マジでしてねーもん」と否定しつつ、「昔してたけど」と冗談交じりに返した。
2017年04月21日一般女性との不倫が一部で報じられたお笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏が21日、沖縄県那覇市の波の上うみそら公園で行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」のイベント「島ぜんぶでおーきなステージ波の上お笑いスペシャル」に登場。不倫の事実を認めて謝罪し、妻とのやりとりなどを明かした。相方の藤田憲右が「持って来ましたよ」と、大村の不倫を報じたきょう21日発売の『FRIDAY』を持って登場。「トータルテンボス大村、ファンを食い物に」「極秘不倫…内緒にしちゃダメなんですよ」と記事のタイトルを取り上げながら大村の不倫をイジって笑いにした。大村は「食いませんから」などと突っ込みつつ、「本当にお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。藤田が「では、内容に触れて」と記事を読み上げていくと、「本当に読んでくわけ!?」と苦笑い。LINEでの恥ずかしいやりとりも明かされると、「震えました」と打ち明けた。藤田が「千鳥の大悟はグレー、あなたは黒」と、不倫疑惑が報じられた大悟と比較すると、大村は「ブラックですよ、完全に。認めましたよ。内容に関しては事実とは異なることもありましたが、関係はありました」と記事はすべて事実ではないとしつつ、不倫を認めた。また、妻に報告した際、「得意のテッテレ―だよな」と大村のおなじみのドッキリだろうと言われ、「テッテレ―じゃありません」と返すと、「これがテッテレ―じゃなくてどうするんだ。本当なのか」と言われたという。大村の父親も数々の愛人をつくってきたそうで、「血だよ」と言われたことも明かすと、藤田が「血のせいにしたらダメだ。お前が悪い」と指摘した。さらに、藤田から「気にするな。出ちまったものはしょうがない。これからコンビで頑張って笑いに変えていこうぜ」と優しい言葉をかけてもらったと、相方にも感謝した大村。「(妻に)一応許していただいたので、もうこういうことがないように、精進して頑張っていきます」と誓った。
2017年04月21日お笑いライブ「東京グランド花月」の初日公演が29日、東京・池袋のサンシャイン劇場で開催され、吉本新喜劇のメンバーのほか、お笑いコンビのピースやタカアンドトシらが出演した。「東京グランド花月」は、漫才、落語、コント、吉本新喜劇など、よしもと100年の歴史を彩る看板寄席"グランド花月"の東京公演。初日の第1回公演は、ピースがトップバッターを飾り、綾部の「どうも~! 芥川賞で~す!」というおなじみの芥川賞イジリで始まった。ロバートは、秋山と馬場が変な客に扮するコント「CDショップ」で爆笑を誘い、トータルテンボスは「しのびねぇな」「かまわんよ」のかけあいを見せ、COWCOWは"あたりまえ体操"の新作「恋愛バージョン」を披露。タカアンドトシは、SMAP解散騒動やベッキー不倫騒動など今年のニュースを交えた漫才で笑わせ、続いて、西川のりお・上方よしお、月亭八方も出演した。また、前回の東京公演に続き、吉本新喜劇すっちー座長公演を上演。すっちー扮する大阪のおばちゃんキャラクター"すち子"が働く喫茶店でのハプニングを描いた「すち子の一目惚れはつらいよ」を披露した。すち子の破天荒な振る舞いに会場は大盛り上がり。アメを取り出した場面で「ナメるんちゃうで、ねぶり倒すんやで~!」のセリフも飛び出し、観客に向かって豪快にアメをまいて沸かせた。「東京グランド花月」は3月31日まで開催。吉本新喜劇のほか、30日はとにかく明るい安村、トレンディエンジェルら、31日はNON STYLE、コロコロチキチキペッパーズらが出演する。
2016年03月29日ヤクルトスワローズの全144試合のイラストを収めた『プロ野球画報』(ぴあ刊)が話題となっている美術家ながさわたかひろが、2015年シーズンの本格スタートにむけて、元プロ野球選手・石井一久らと3月30日のトーク・イベントに出席!新シーズンの活動へと乗り出した。東京ヤクルトスワローズの神宮開幕戦を前に開催された『ゆるすぽ×スポヲチ presents スペシャルトークライブ「ヤクルトファンなら聞いてみたい!石井さん、今年のスワローズは正直どうですか?」』の会場となった、東京・新宿ロフトプラスワンは満席!登場して直ぐにながさわは、背番号000と自身の名前が刻まれたヤクルトのユニフォームを公開!なんと、オーセンティックユニフォームを制作しているゼット社よりプレゼントして頂いたという。誇らしげに取りだし袖を通すと客席からは「おぉ~!」というどよめきが。「今季はこれを着て神宮球場をうろつきます」と宣言した。ゲストに声優・松嵜麗、お笑い芸人・トータルテンボス、そして元プロ野球選手の石井一久が加わり、それぞれがファンとして野球に興味を持った経緯、プロ野球選手時代の話などを語るなか、注文したポテトをつまみながら、「僕調べのヤクルトファンあるあるなんですけど、聞きたいですか?」と石井一久が自ら話を切り出した。「ヤクルトファンって大体7年で巣立っていくんですよ。球場が通いやすい立地だから高校生の頃に好きになって、会社に入って段々疲れてくると足を運ばなくなるんです」と続けると、客席からも「なるほどー」などの声が漏れ聞こえたが、そこで、ながさわが「僕、2010年からヤクルトを描いているんです。今年で6年目です……」と告げ、微妙な笑いを誘った。“褒められたい”と、描いたイラストを対象者本人に見せ、半ば強引に褒めてもらうという企画は、美術家としてながさわが挑戦してきた試み。この日も、同企画を石井一久に試みた。大きなパネルをじーっと見つめて「ありがとうございます」と感心しつつ、「これ、実物の大きさですか?」ととぼけた反応を見せる石井。トータルテンボス・藤田から「だったら、カズさん(石井)は2メートル60センチくらいあることになるよ?」とツッコまれ、会場は大爆笑に。大きなパネルにサインと、ながさわへの激励のメッセージを入れてもらい、石井本人には小さなパネルをプレゼントした。クイズ大会などで盛り上がった最後には、今シーズン、ヤクルト戦全試合のイラストを掲載するwebサイト『ゆるすぽ』の編集長・小島克典氏より、神宮球場最前列のシーズンチケットと自宅から神宮球場最寄り駅までの定期券(半年分)がながさわへ贈呈され、会場は温かい拍手に包まれた。「神宮球場に自分の場所ができた。ありがたいです。しっかりやります」と意気込みを伝えたながさわ。多くの声援を受け、2015年も東京ヤクルトスワローズを描く決意を新たにして本格的なシーズンをスタートさせた。取材・文:高本亜紀
2015年04月02日今日で今年も終わりですね。去りゆく年との別れを惜しみつつ、来年はどんな年になるのか、気になって仕方ない人も多いことでしょう。『おもいッきりPON!』(日本テレビ系)でもおなじみの手相芸人・島田秀平さんら、総勢100人の人気占い師が、「干支(十二支)×星座×血液型」のオリジナル占いで芸能人や文化人、スポーツ選手といった2,000名以上の著名人の運勢を大胆予測!2014年、最も強運の持ち主がわかるcocoloni超運ランキングをお届けします。1位予想の超ラッキーな著名人については、占い師さんたちから、それぞれ星占い・タロット占い・東洋占術など得意とする占術を用いた占い結果の一言コメントを頂戴しています。来るべき新年、果たしてその運気で芸能界を制覇するのは誰なのでしょうか。【2014年最強運勢を持つのは誰?!【超運】TOP10】1位馬場園梓(アジアン)、橋本奈々未(乃木坂46)2位戸部洋子(フジテレビ)、仲里依紗、宮里美香、三田村邦彦、柳沢秀夫3位相田翔子、室井佑月、かとうかず子4位綾瀬はるか、宮沢りえ、大泉洋5位板尾創路、勝村政信、加藤シゲアキ(NEWS)、メッシ(FCバルセロナ)、大儀見優季(チェルシーLFC)6位甲斐麻美、藤田憲右(トータルテンボス)、梅原真子(NMB48)7位京本政樹、酒井法子、坂上みき、井尻晏菜(NMB48)8位筒井道隆、西島秀俊、川原亜矢子、羽鳥慎一9位富澤たけし(サンドウィッチマン)10位薮下柊(NMB48)超運トップに躍り出ているのが、アジアンのぽっちゃりしているほうである馬場園梓さんと、乃木坂46の橋本奈々未さん。かたや格闘技ファンの女芸人、一方はいまや芸能界を席巻している「48グループ」のライバルとしての立場にあるアイドル。かなり…というか、ものすごく対照的です。“ぽっちゃり女子”ブームの先駆けともいえる馬場園さんは、お笑いコンビWエンジンのチャンカワイさんとの微笑ましい交際(見た目的に)が有名でしたが、2013年8月に破局。でも、仕事仲間として理解し合う関係となったようなので、それが良い方向に働くかもしれませんね。女芸人としてひと皮もふた皮も剥けそうです。現在はコメンテーターとして『テラスハウス』(フジテレビ系)にレギュラー出演中ですが、強い運気が後押しすることで露出が増え、新たな恋のチャンスにも恵まれる可能性大!☆占い師さんからのコメント・伸び盛りの運です。特に14年は大きな運をとらえる年になっています。ぼやきや苦労話で笑わせるスタンスがさえてきます。海辺で恋をする暗示があります。結婚してない方だとしたら、恋人登場は確実でしょう。金運も上昇。(マドモアゼル・愛先生│マドモアゼル愛◆星語り)・一白水星で申酉天中殺の人です。2014年は気運が最高潮です。とても仕事も多く。人気運は最高潮です。日々の忙しさに追われますが、健康面で働きすぎに注意しないと、休養をとらなくてはならない事態になりかねません。人気運を支える健康面も重視して、バランスの良い生活に心掛けると充実した一年が送れるでしょう。(直居ユミリー先生│直居ユミリー恋愛風水・ユミリー成功の法則)乃木坂46の第1期メンバーで、いじられキャラだけれど根はSキャラ(複雑だ…)という、ななみんこと橋本奈々未さんは、2013年には『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)などドラマ3作品に出演し、アイドルという枠から脱皮しつつあるようですね。また映画化された『BAD BOYS J』でスクリーンデビューも果たしています。この流れに超運が追い風を吹かすことで、一気に活躍の場を広げていくことになるのかも。まだ20歳だし恋愛禁止をモットーとするグループの一員なので、今のところ熱愛報道は考えにくい気もしますが、2014年は仕事でもプライベートでも幸せを感じられるような出来事が一気に増えるのではないでしょうか。☆占い師さんからのコメント・一言で言えば、美味しいところに持っていくのを誰よりも得意とする運勢の持ち主。余計な苦労を背負わずに済むところもあり、そういう意味では非常に強力な幸運の持ち主だと言える。最近まで、得意分野を押さえつけられてきたような感じだったので、今年はノビノビと過ごして欲しいところ。運勢は下がるが後半も腕の見せ所。(錢天牛先生│錢天牛の予言)2位以降は俳優からアイドル、芸人、アナウンサー、スポーツ選手、作家などまでバラエティーに富んだ顔ぶれが並びました。この統一感のなさゆえ、みなさん本当に良い運勢を持っていそうに見えて、かなり興味深いですよね。2013年は長寿番組『笑っていいとも』(フジテレビ系)の終了決定、かつて「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者」としてギネスに認定されたみのもんたさんが、いくつかの番組を降板してあまり姿を見られなくなるなど、大きな変化がありました。これってある意味、大きな空席ができたようなものですよね。その影響は2014年の芸能界の中でのポジションの変動につながりそうです。1位の馬場園さん、橋本さんはもちろんですが、お二人を含む、強運に恵まれた50人の活躍っぷり、要チェックですよ!(文=総合占術研究家橘のえる)100人の占い師が2014年の運勢を大予想!「2014年cocoloni超運ランキング」
2013年12月31日スポーツ祭東京2013実行委員会は、10月7日、8日に開催される「スポーツ博覧会・東京2012」にて、8日に「第1回ゆりーとダンスコンテスト」および「うまいもの紹介」を実施する。同博覧会は駒沢オリンピック公園総合運動場で行われる。「ゆりーとダンスコンテスト」は、都民参加型のダンスコンテスト。2013年9月28日に開催予定の第68回国民体育大会総合開会式と、同年10月12に開催する第13回全国障害者スポーツ大会開会式のオープニングプログラムにおいて、一緒に踊る人を選出するために実施する。ゲスト司会者には、お笑いタレントのトータルテンボスさんが登場。13時15分~15時15分まで開催。また、都内および冬季国体開催地などの「うまいもの」を紹介する店舗も出店。「東京大田汐焼きそば(大田区)」、「高尾山天狗サイダー(八王子市)」、「ライスメンチ(青梅市)」、「横手やきそば(秋田県横手市)」、「会津カレー焼きそば(福島県会津若松市)」など、各地の名物グルメを楽しむことができる。詳細はスポーツ博覧会ホームページでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日俳優の小栗旬と岡田将生が5月5日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた主演作『宇宙兄弟』の初日舞台あいさつに、“兄弟”の幼少期を演じた中野澪くん、中島凱斗くんらと共に登壇した。配給の東宝によると、興行収入30億円突破も狙える“ロケット発進”だそうで、小栗も「大ヒットしそうな予感で、若干浮足立っています」と興奮気味。子どもの日にちなみ「子どもたちに見て欲しい映画です」とアピールした。その他の写真本作は、週刊『モーニング』誌で連載されている小山宙哉の同名コミックを豪華キャストで実写化。会社をクビになり無職になった兄・ムッタ(小栗)と宇宙飛行士になった弟・ヒビト(岡田)のふたりが、少年時代の約束を果たすべく、人生の紆余曲折を経験しながらも、互いに宇宙を目指して奮闘する。舞台あいさつには小山氏と、メガホンをとった森義隆監督も出席した。岡田は「毎日毎日、呼吸困難になりそうなくらい辛い撮影でしたが、こうやって初日を迎えて、観てもらえて嬉しい」と感無量の面持ち。小栗との“兄弟愛”は健在で、「こういうお兄ちゃんを持つと、すごく大変」と照れ笑いも見せた。この日は“アフロ&茶髪”という宇宙兄弟との共通点にちなみ、調味料のCMで小栗&岡田とタッグを組んだお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右と大村朋宏が乱入する場面も。「僕の知り合いで娘さんにヒゲが生えている人がいるので、ぜひ観にきてほしい」と話す小栗に対し、藤田が「うちの娘、ヒゲ生えてなくね!?」と返すやりとりには客席も大爆笑。小栗が「ニセ宇宙兄弟です」と紹介すると、大村は「監督がなぜ僕らを起用しないのかと恨んだけど、本編を見たら彼(=藤田)は宇宙飛行士になれませんし、僕だったら月で死んでますね」と“本物”の熱演に敬意を表していた。『宇宙兄弟』公開中
2012年05月07日『吉本興業創業100周年特別公演 初日』発表会見が2月23日、大阪・なんばグランド花月にて行われ、笑福亭仁鶴、西川きよし、桂三枝、中田カウス・ボタン、桂文珍、今いくよ・くるよが登場した。発表会見は、大阪・東京を衛星中継で結び同時開催され、東京会場には同公演に出演する若手から中堅までの芸人が集結した。吉本興業創業100周年特別公演2012年4月に創業100周年を迎える吉本興業。多数の芸人を代表して仁鶴は「ファンの皆様、関係者、吉本の諸先輩方の懸命な努力によりまして、無事100周年を迎えます。この道中、いろいろと大変な時期がありました。それを会社一堂、力を合わせて乗り切ったおかげで、めでたく迎えることができたわけです。ファンの皆様、先輩方には感謝してもし尽くせません。100年という記念でありますが、再スタートという意味でもありますので、今までの吉本イズムを忘れずに再出発していきたいと思います」と不退転の決意を語った。『吉本興業創業100周年特別公演 初日』は3ステージで展開。各回とも、ベテラン勢による口上から始まり、いまやテレビでその顔を見ない日はない人気芸人たちによるオープニング、そして東西の若手からベテランまで16組がネタを披露し、幕間にはスペシャルな舞台も準備されているという。最後は内場勝則、辻本茂雄、小籔千豊、川畑泰史の4座長が全員集合、加えて石田靖、大山英雄、山田花子らオールスターによる『吉本新喜劇』で大いに盛り上げようと、総勢115組の芸人が出演し、なんばグランド花月リニューアルグランドオープンの初日にふさわしい賑やかな舞台でその幕開けを祝う。公演は4月8日(日)なんばグランド花月にて。チケットは2月25日(土)より一般発売開始。【出演予定者】■初日1回目:林家染丸、桂文珍、オール阪神・巨人、宮川大助・花子、雨上がり決死隊、ナインティナイン、バッファロー吾郎、パンクブーブー、トータルテンボス、チュートリアル、あべこうじ、佐久間一行、楽しんご他■初日2回目:西川きよし、桂三枝、今いくよ・くるよ、西川のりお・上方よしお、ザ・ぼんち、極楽とんぼ・加藤、ココリコ、ロンドンブーツ1号2号、フットボールアワー、タカアンドトシ、博多華丸・大吉、ジャルジャル、フルーツポンチ、しずる他■初日3回目:笑福亭仁鶴、中田カウス・ボタン、千原兄弟、桂三度、ケンドーコバヤシ、陣内智則、NON STYLE、ブラックマヨネーズ、中川家、COWCOW、ピース、2700他
2012年02月24日映画『アフロ田中』が2月18日(土)に公開を迎え、主演の松田翔太を始め、佐々木希、堤下敦(インパルス)、田中圭、遠藤要、駒木根隆介、原幹恵、松居大悟監督が舞台挨拶に登壇した。シリーズ累計400万部を超える人気漫画を映画化した本作。天然アフロヘアで童貞の24歳、田中広(松田さん)が彼女を作るべく奮闘する姿をコミカルに描き出す。松田さんは元々、原作漫画の大ファンとあって主演のオファーを受け取ったときは「ビックリしましたし、田中(役)ができるか心配で悩んだ時期もありました」という。同い年の松居監督と話し合いながら作品を作り上げてきたが「彼(松居監督)が童貞というところに説得力がありました(笑)。こいつとなら一緒にできるぞという思いでした」と強い絆を明かすと、会場は笑いに包まれた。佐々木さんは、現場で松田さんが被るアフロヘアのカツラを自身も被ったことがあったそうだが「一瞬で取りました。『似合うね』と言われて喜んでいいのかどうか…」と複雑そうな表情を見せていた。堤下さんは、客席からの「デブ!」というコールに「デブって何だ?おかしいだろ!」と怒り心頭の様子ですかさずツッコミを入れ、会場の笑いを誘う。駒木根さんにも女性ファンから同様に「デブ!」とのコールがかかり、駒木根さんが「僕のファンの方ですか?」と嬉しそうに問いかけると、あっさり「違います」との返事が返され、再び会場は爆笑に包まれた。原さんは「合コンをいままでやったことがなかったので、(劇中で)初体験で楽しかったです」とニッコリ。印象深い出来事を聞かれると松田さんと「あやまんJAPAN」との絡みのシーンを挙げ「あやまんJAPANさんのジェットコースターに松田さんが戸惑ってる顔が面白かったです」と笑顔で明かしてくれた。松居監督は初日を迎えて「全部嘘なんじゃないかと思ってた」とホッとした表情。撮影に関しても「プレッシャーで逃げたくなったけど、逃げたらいろんな人に怒られるから。夢中でした」とふり返った。『アフロ田中』は全国にて公開中。■関連作品:アフロ田中 2012年 2月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012のりつけ雅春・小学館/「アフロ田中」製作委員会■関連記事:具志堅&トータルテンボス・藤田「蚊が中に入る」とアフロヘアの悩みを告白松田翔太の“童貞暴露”に、佐々木希たまらず爆笑!監督&キャスト登壇!『アフロ田中』完成披露試写会に15組30名様ご招待松田翔太が衝撃の巨大アフロ姿を披露!松田翔太がアフロに?人気漫画「アフロ田中」実写化!佐々木希がヒロイン役に
2012年02月20日映画『アフロ田中』の公開を前に、これまで各界でアフロヘアの普及に貢献してきた著名人を顕彰する“ベストアフロニスト”の授賞式が2月15日(水)に都内で行われ、具志堅用高、藤田憲右(トータルテンボス)、本作の主題歌を歌う「鶴」の秋野温、神田雄一郎、笠井快樹が出席した。生まれながらのアフロヘアのせいでモテない人生を送ってきた田中広が、「彼女を連れていく」と約束した友人の結婚式の日までに何とか彼女を作ろうと奔走するコメディ。この日は、主演の松田翔太、ヒロインの佐々木希に次ぐ3番手として本作キャストに名を連ねているお笑いコンビ「インパルス」の堤下敦が司会を務めた。堤下さんの紹介で最初に登場したのは、“アーティスト部門”でベストアフロニストを受賞した「鶴」の3人。本日発売となる主題歌の「夜を越えて」を熱唱した。メンバー全員が結成時よりアフロヘアで、それが縁で本作の主題歌を担当することとなったが、本作公開後にはアフロヘアを“卒業”することを発表している。次はどんな髪型を?と尋ねられたギター・ボーカルの秋野さんは「ナチュラルに行こうと思ってます」と語った。お笑い芸人として目立つためにアフロにしたと言う藤田さんだが「毎月、2万円くらいかかる」とアフロ維持のための驚きのコストを告白。さらに「格好が限られるし、モテない」とアフロならではの弊害を明かす。さらに「原付でヘルメットをかぶると、(ヘルメットに入りきらない)“余白”の部分が出てくるんだけど、明かりの下を通るとその部分に蚊が入る」と明かしたが、具志堅さんも「ロードワークしているとハエや蚊が髪に入って取れない」と同じ苦労を告白。意外な“アフロあるある”に会場は爆笑に包まれた。現役時代、6連続KOを含む13度の世界タイトル防衛を果たした具志堅さんだが「15ラウンド(当時)を戦うには重くて、終盤は疲れてくる。30分以内にKOしないとキツかった」と懐かしそうに当時をふり返った。女子ボクシングでロンドン五輪出場を目指す南海キャンディーズのしずちゃん(山崎静代)に関しては「(最初の)1回勝てばいけそう。上達してるからこのままトレーニングを積めば見込みがある」と分析。映画のヒットについては「ちょっちゅね」と答えていたが、しずちゃんの五輪出場については「70%」と高い勝率を打ち出していた。『アフロ田中』は2月18日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アフロ田中 2012年 2月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012のりつけ雅春・小学館/「アフロ田中」製作委員会■関連記事:松田翔太の“童貞暴露”に、佐々木希たまらず爆笑!監督&キャスト登壇!『アフロ田中』完成披露試写会に15組30名様ご招待松田翔太が衝撃の巨大アフロ姿を披露!松田翔太がアフロに?人気漫画「アフロ田中」実写化!佐々木希がヒロイン役に
2012年02月15日今年で3回目を迎える沖縄国際映画祭のプログラム発表会見が2月22日(火)、東京・新宿にある吉本興業東京本社で行われ、板尾創路(『月光ノ仮面』)、木村祐一(『オムライス』)ら新作を出品する“監督”をはじめ、フットボールアワーの岩尾望、トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右らが出席。昨年、M-1グランプリで第2位に輝いた沖縄出身のスリムクラブの真栄田賢、内間政成が応援隊長として、会見を盛り上げた。Laugh&Peace(笑いと平和)をコンセプトに、2009年に始まった沖縄発の国際映画祭。吉本興業の協賛の下、同社所属のタレントが監督・出演する作品が多数出品され、開催中は数多くのタレントが現地を訪れ、大きな盛り上がりを見せる。今年は歴代最長となる10日間の開催で、40万人の動員を予想している。海人(うみんちゅ)賞グランプリを争う「Laugh部門」、「Peace部門」にはそれぞれ12作品、13作品がエントリー。前出の『月光ノ仮面』、『オムライス』をはじめ、ナタリー・ポートマン主演の『抱きたいカンケイ』、板尾さんが主演する『電人ザボーガー』などが「Laugh部門」に、オリエンタルラジオが主演する『津軽百年食堂』、中谷美紀と戸田恵梨香が共演する『阪急電車片道15分の奇跡』などが「Peace部門」に出品されている。木村監督は最新作『オムライス』について、「妄想だらけの作品。僕の頭の中を映画化したような感じ」と説明。明石家さんまや浜田雅功(ダウンタウン)ら錚々たる先輩芸人が出演することでも話題になっており、「さんまさんは売れないギャグ漫画家の役。半分くらいはアドリブでお願いして。1カット撮りこぼしてしまったときも、快く現場に戻ってくださった」と恐縮しきりだった。また、記者から「スリムクラブが主役なら、どんな映画が撮れそうか?」と質問が飛ぶと、「僕がやります!」と木村監督が即答。「2人がM-1を取るまでの軌跡を描きたい。漫才のネタそのものも短編映画になるポテンシャルがある」と太鼓判だった。当のスリムクラブは沖縄出身ということで、前回&前々回も映画祭に参加。しかし宿泊先は“実家”で、移動手段も内間さんの実家の軽トラックだったのだとか。現在はM-1グランプリを機に大ブレイク。しかしギャラは以前とほとんど変わらないといい、真栄田さんが「ギャラアップをマネージャーにお願いしたら、『KARAよりマシだろ』って怒られました」とあえなくギャラ交渉に失敗したエピソードを披露した。今年は新たな試みとして「地域発信型プロジェクト」が始動。岩尾さんが新潟県十日町市を舞台にした『雪の中のしろうさぎ』、トータルテンボスの大村さんと藤田さんは静岡県三ヶ日町を舞台にした『とんねるらんでぶー』に出演している。主役を演じる岩尾さんは「雪が自分の身長よりも高く積もることも。でも撮影は楽しかったので、住民票を移そうかなと思うほど」。一方、大村さんと藤田さんは台詞が一行しかない端役だといい「あんまり思い入れがない」(大村さん)、「渾身の出演2分間」(藤田さん)と笑いを誘った。第3回沖縄国際映画祭は3月18日(金)から27日(日)まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターをメイン会場に開催。「第3回沖縄国際映画祭」公式サイト■関連作品:抱きたいカンケイ 2011年GW、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 DW Studios L.L.C. All Rights Reserved.津軽百年食堂 2011年4月2日より全国にて公開© 2011「津軽百年食堂」製作委員会阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会電人ザボーガー 2011年春、公開予定© 2011「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ■関連記事:ナタリー効果?『ブラック・スワン』全米1億ドル超え確実!オスカー候補は軒並み好調N・ポートマンがアシュトンと“セックスフレンド”に?ロマコメ初挑戦で新境地開く新たな武勇伝の舞台は…青森!?オリエンタルラジオ『津軽百年食堂』で初主演『阪急電車』で天才子役・芦田愛菜が宮本信子の孫に!阪急沿線で撮影スタート丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2011年02月22日ついに完結を迎えた人気海外ドラマ「LOST ファイナル・シーズン」のDVDリリース記念イベントが1月31日(月)、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われた。その名も「LOST芸人襲名披露記者会見」。当日は、品川庄司の品川祐、ライセンスの藤原一裕と井本貴史、トータルテンボスの大村朋宏と藤田憲右、椿鬼奴、中山功太が出席した。ことの発端は昨年12月。芸能界きっての「LOST」マニアである品川さんが“LOST芸人”として立ち上がり、「ドラマの面白さを吉本の若手芸人に伝授し、ひとりでも多くのLOST芸人を仕立て上げる」と大胆な計画を実行。藤原さん、大村さん、鬼奴さんらに無理やり(?)「LOST」全シーズンのDVDを手渡し、2か月で制覇するよう命じたのだ。お笑い芸人にとって最も多忙な年末年始。彼らは「LOST」全121話を鑑賞することができたのか…?結果、藤原さんと井本さんが最速でシリーズ制覇を達成!地方ロケの移動時間を利用し、遅れを取り戻した大村さんと藤田さん、そして中山さんも無事に全話を鑑賞した。一方、鬼奴さんは「まだ6分の5までしか見てません……」とゴール手前であることが判明。バツとして、鬼奴さんが「LOST」観賞用に自腹で購入したポータブルDVDプレイヤーを、じゃんけん勝負で勝ち抜いたファンにプレゼントするハメになった。それでも鬼奴さんは、いつも通りのマイペースぶりを発揮。「生きててもいいことなんて何もないと思いながら生きている私でも、『LOST』のみなさんに比べたら…胃が痛い、股関節が痛いなんてどうでも良く思える」と人生が前向きに!?何より「LOST」にハマったおかげで、大好きなパチンコに行く回数が激減したそうで、「お金をロストする機会も減った」と思わぬ「LOST」効果にニッコリだった。そんな鬼奴さんをはじめ、見事“LOST芸人”になった後輩たちの姿に、発起人である品川さんも「おかげで仲良くなった。これからは会ったら会釈するくらいはします(笑)」とご満悦だった。本シリーズは全米で2004年から放送が開始され、謎が謎を呼ぶ展開で6シーズンにわたり多くの視聴者の心を掴んできた。全ての謎が明らかされ、ついに終幕となるファイナル・シーズンを制覇し、あなたも“LOST芸人”を目指してみては?「LOST ファイナル・シーズン」COMPLETE BOXは発売中。「LOST ファイナル・シーズン COMPLETE BOX」[DVD]価格:15,750円(税込)発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン発売中■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:「LOST」ソーヤー役 J・ホロウェイ “惜別”インタビュー「これから寂しくなるね…」シネマカフェ的海外ドラマvol.1812011年ゴールデン・グローブ賞の注目ポイント!シネマカフェ的海外ドラマvol.180「クリミナル・マインド」マシューに直撃!シネマカフェ的海外ドラマvol.1792011年もドキドキ&メロメロ!〜注目ドラマ編〜トム・クルーズ、シリーズ第4作『M:i:IV』がプラハでクランクイン
2011年01月31日