フェアトレード専門ブランドの「ピープルツリー」は、自然を大切に暮らす北欧を代表する芸術家、トーベ・ヤンソンの作品「ムーミン」とのコラボレーションを発売します。8シーズン目となる2023年秋冬コレクションの新商品では、初めてユニセックスサイズ展開のオーガニックコットンフーディー&スウェットを発売。かねてよりメンズアイテムのご要望は多く、より多くの方々に、ムーミン×ピープルツリーの世界観を身にまとって楽しんでいただけるようになりました。2023年10月30日(月)より、ピープルツリー自由が丘店・公式オンラインショップをはじめ、全国で販売開始です。「ムーミン」コラボ商品 ユニセックスシリーズ: 新発売のオーガニックコットンフーディー&スウェットはすべて、GOTS認証を取得しています。 ラグランスリーブのゆったりシルエットは、体型を問わず快適な着心地。■GOTS認証(Global Organic Textile Standard:オーガニック・テキスタイル世界基準)についてピープルツリーは、世界で初めて、途上国で生産されたオーガニックコットン製品のGOTS認証を取得しています。GOTSは、原材料がオーガニックであるだけでなく、生地の生産・加工・保管・流通のすべての過程で、第三者機関が調査のうえ、環境的・社会的な基準を満たした製品に与えられる認証です。■オーガニックコットンについてオーガニックコットンとは、有機農法で育てられたコットンのこと。化学肥料や殺虫剤、除草剤などに頼らず、有機肥料を使用したり天敵に害虫を捕食してもらうなど生態系の営みを大切にする栽培方法で、3年以上の実績が認められるとオーガニックコットンと認証されます。ピープルツリーのコットン製品のうち、約8割がインドの小規模農家の栽培によるオーガニックコットンを使用しており、そのほとんどがGOTS認証を取得しています。■商品ラインナップ【踊るリトルミイ】リトルミイが軽やかにダンスする絵柄がキュートなプリントフーディーです。商品名 :ムーミンオーガニックコットンユニセックス裏毛フーディーライトグレイ・踊るリトルミイ価格 :15,400円(税込)サイズ展開:S/M/L素材 :〈本体〉オーガニックコットン100%〈リブ部分〉オーガニックコットン95%、ポリウレタン5%生産 :アシシ・ガーメンツ/インド【ムーミンと命綱】ムーミントロール、スナフキン、スニフの冒険を描いたアシンメトリーなグラフィックが楽しいプリントフーディーです。商品名 :ムーミンオーガニックコットンユニセックス裏毛フーディーブルーグレイ・ムーミンと命綱価格 :15,400円(税込)サイズ展開:S/M/L素材 :〈本体〉オーガニックコットン100%〈リブ部分〉オーガニックコットン95%、ポリウレタン5%生産 :アシシ・ガーメンツ/インド【ムーミンご先祖さま】ムーミンの家に時々現れる「ご先祖さま」を胸元にプリントした、ファンにはたまらないレアなデザインです。商品名 :ムーミンオーガニックコットンユニセックス裏毛スウェットライトグレイ・ムーミンご先祖さま価格 :13,200円(税込)サイズ展開:S/M/L素材 :〈本体〉オーガニックコットン100%〈リブ部分〉オーガニックコットン95%、ポリウレタン5%生産 :アシシ・ガーメンツ/インド【ムーミンパパ】ハットを取ってきょとんキョトンとしているムーミンパパのグラフィックが愛らしい1枚です。商品名 :ムーミンオーガニックコットンユニセックス裏毛スウェットブルーグレイ・ムーミンパパ価格 :13,200円(税込)サイズ展開:S/M/L素材 :〈本体〉オーガニックコットン100%〈リブ部分〉オーガニックコットン95%、ポリウレタン5%生産 :アシシ・ガーメンツ/インドフェアトレード団体における活動は、単なる生産にとどまりません。つくり手の経済的自立だけでなく、家族の健康や、コミュニティにおける教育、福祉なども支援しています。環境に配慮した生産方法が地域の暮らしを守っています。フェアトレードのお買い物をすることは、そうしたフェアトレード団体のさまざまな活動も応援することにつながります。つまり、SDGs(持続可能な開発目標)に掲げられたグローバル目標を達成するための具体的なアクションとなります。ピープルツリーは、おしゃれな服やかわいい雑貨、おいしい食べ物を楽しむことが「世界をより良くする」アクションとなる、そんなライフスタイルを提案し続けます。■ムーミンとピープルツリー自分らしくシンプルに、自然を大切に暮らす北欧を代表する芸術家、トーベ・ヤンソンの作品「ムーミン」と、エシカルで地球環境にやさしい、サステナブルファッションの「ピープルツリー」。2つの想いが、フェアトレードを通じて出会いました。トーベ・ヤンソンは1914年8月9日、フィンランドの首都ヘルシンキで、彫刻家の父、ヴィクトル・ヤンソンとグラフィックアーティストの母、シグネ・ハンマルステン・ヤンソンの長女として生まれ、「まるで呼吸するように」芸術に親しんで育ちました。ヤンソン一家は、フィンランド人家族の例に漏れず、毎年夏の数週間を自然豊かな郊外のサマーハウスで過ごしました。はじめは母方の祖父が住むストックホルム近郊の多島海に浮かぶ島で、1920年以降はフィンランドのペッリンゲ群島地域で。家族とともに天衣無縫に過ごした夏の日の幸せな記憶は、ムーミンの物語に色濃く反映されています。戦争を憎み、旅と自由を愛したトーベ・ヤンソンが描いたムーミンの物語には、たくさんの哲学が詰まっています。ピープルツリーはムーミンの世界観をフェアトレードでお届けします。【つくり手:アシシ・ガーメンツ/インド】南インドの南端にあるタミルナドゥ州で、耳や口の不自由な女性たちに職業訓練と雇用の場を提供するために1994年に設立されました。現在は、障がいを持つ人だけでなく経済的にハンディを持つ人も仕事を得ています。ピープルツリーの商品の中でも人気の高いオーガニックコットン製品を生産しており、途上国で世界初のGOTS認証を取得した団体です。インドで育てたフェアトレード認証のオーガニックコットンで、ドレスから下着まで幅広い商品に仕上げています。■ピープルツリーのものづくりについてピープルツリーはフェアトレード専門ブランド。世界フェアトレード連盟(WFTO)に加盟するアジア、アフリカ、中南米などの18ヵ国約145団体と共に、生産背景の透明性を保ったものづくりをしています。なるべくオーガニックで、環境に負荷のかからない再生可能な天然素材を用いた衣料品や雑貨、食品などの商品を企画・販売。手仕事を活かすことで、途上国の社会的・経済的に立場の弱い人びとに収入の機会を継続的に提供し、持続可能な生産を支えています。手仕事は、大規模な設備投資や電力が必要なく、現地のインフラ環境に則した方法です。また伝統的な技法の継承につながります。ピープルツリーロゴ 世界フェアトレード連盟(WFTO)マーク■取扱い店舗ピープルツリー自由が丘店 : ピープルツリーオンラインショップ: ■会社概要商号 : フェアトレードカンパニー株式会社代表者 : 代表取締役社長 ミニー・ジェームズ所在地 : 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-1-16-3F設立 : 1995年1月(NGOとしては1991年11月~)事業内容: フェアトレードによる自然素材をつかった人と地球にやさしい衣料品、服飾雑貨、日用雑貨、食品等の商品開発および輸入・販売資本金 : 6,000万円URL : X(旧:Twitter)アカウント :@PeopleTreeJP( )Facebookアカウント :@PeopleTreeJPN( )Instagramアカウント :@peopletreejp( )Instagramフードアカウント:@peopletree.food( )【本製品に関するお客さまからのお問い合わせ先】フェアトレードカンパニー株式会社/ピープルツリーメール: pr@peopletree.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月30日フェアトレード専門ブランドの「ピープルツリー」は、自然を大切に暮らした北欧を代表する芸術家、トーベ・ヤンソンの作品「ムーミン」とのコラボレーション商品を発売します。8シーズン目となる2023年秋冬コレクションの新商品では、初めて手編みのニットプルオーバーが登場。2023年9月22日(金)から、ピープルツリー自由が丘店・公式オンラインショップに加えて、MOOMIN SHOP GINZA、OSAKAにて先行販売。10月5日(木)から、全国で販売開始予定です。ムーミン手編みニットプルオーバームーミンキャラクターの愛らしいシルエットを、手編みの編み込み模様で表現しています。身幅や袖はゆとりがありますが、裾が長すぎないのでコンパクトな印象に。シックな配色で、さまざまなコーディネートに合わせやすいのが特徴です。ムーミン手編みニットプルオーバー ブラック系・ムーミンシルエット 26,400円(税込)混率:ウール100% 生産:クムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)/ネパールムーミン手編みニットプルオーバー グレイ系・スナフキンシルエット 26,400円(税込)混率:ウール100% 生産:クムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)/ネパールフェアトレード専門ブランドのピープルツリーは、「手仕事」を大切にしています。手仕事は糸を紡ぐ、糸を染めるなどの工程ごとに人が関わることができるため、多くの人の雇用につながります。また、電力に依存せずに製品をつくることが可能なため、電気の供給が安定しない地域の方々にも仕事を依頼することが可能です。ピープルツリーが使用しているウールの糸は、アニマルウェルフェアの観点から、ミュールジングを法律で禁止したニュージーランドの羊毛を使用しています。ネパールで1色1色、手仕事によって染められています。フェアトレード団体における活動は、単なる生産にとどまりません。つくり手の経済的自立だけでなく、家族の健康や、コミュニティにおける教育、福祉なども支援しています。環境に配慮した生産方法が地域の暮らしを守っています。フェアトレードのお買いものをすることは、そうしたフェアトレード団体のさまざまな活動も応援することにつながります。つまり、SDGs(持続可能な開発目標)に掲げられたグローバル目標を達成するための具体的なアクションとなります。ピープルツリーは、おしゃれな服やかわいい雑貨、おいしい食べものを楽しむことが「世界をより良くする」アクションとなる、そんなライフスタイルを提案し続けます。【つくり手:クムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)/ネパール】1983年以来、ネパールの首都カトマンズ郊外で貧困層の人びとを支援するため、職業訓練と雇用機会を提供しています。在宅でできる手編みの仕事は、子どもを持つ女性や大学生が育児や学業と両立しながら収入を得る大切な機会となっています。つくり手:クムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)/ネパール■ムーミンとピープルツリー自分らしくシンプルに、自然を大切に暮らした北欧を代表する芸術家、トーベ・ヤンソンの作品「ムーミン」と、エシカルで地球環境にやさしい、サステナブルファッションの「ピープルツリー」。2つの想いが、フェアトレードを通じて出会いました。トーベ・ヤンソンは1914年8月9日、フィンランドの首都ヘルシンキで、彫刻家の父、ヴィクトル・ヤンソンとグラフィックアーティストの母、シグネ・ハンマルステン・ヤンソンの長女として生まれ、「まるで呼吸するように」芸術に親しんで育ちました。ヤンソン一家は、フィンランド人家族の例に漏れず、毎年夏の数週間を自然豊かな郊外のサマーハウスで過ごしました。はじめは母方の祖父が住むストックホルム近郊の多島海に浮かぶ島で、1920年以降はフィンランドのペッリンゲ群島地域で。家族とともに天衣無縫に過ごした夏の日の幸せな記憶は、ムーミンの物語に色濃く反映されています。戦争を憎み、旅と自由を愛したトーベ・ヤンソンが描いたムーミンの物語には、たくさんの哲学が詰まっています。ピープルツリーはムーミンの世界観をフェアトレードでお届けします。■ピープルツリーについてピープルツリーはフェアトレード専門ブランド。世界フェアトレード連盟(WFTO)に加盟するアジア、アフリカ、中南米などの18ヵ国約145団体と共に、生産背景の透明性を保ったものづくりをしています。なるべくオーガニックで、環境に負荷のかからない再生可能な天然素材を用いた衣料品や雑貨、食品などの商品を企画・販売。手仕事を活かすことで、途上国の社会的・経済的に立場の弱い人びとに収入の機会を継続的に提供し、持続可能な生産を支えています。手仕事は、大規模な設備投資や電力が必要なく、現地のインフラ環境に則した方法です。また伝統的な技法の継承につながります。ピープルツリーロゴ 世界フェアトレード連盟(WFTO)マークピープルツリーは1996年からWFTO(旧名 IFAT)に加盟し、WFTOが定めた「フェアトレード10の指針」を守っているフェアトレード団体であると保証されています。■取扱い店舗ピープルツリー自由が丘店 : 東京都目黒区自由が丘3-7-2 ピープルツリーオンラインショップ: MOOMIN SHOP GINZA:東京都中央区銀座西3-1 先 銀座インズ1・1階MOOMIN SHOP OSAKA:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア 8階■会社概要商号 : フェアトレードカンパニー株式会社代表者 : 代表取締役社長 ミニー・ジェームズ所在地 : 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-1-16-3F設立 : 1995年1月(NGOとしては1991年11月~)事業内容: フェアトレードによる自然素材をつかった人と地球にやさしい衣料品、服飾雑貨、日用雑貨、食品等の商品開発および輸入・販売資本金 : 6,000万円URL : X(旧:Twitter)アカウント :@PeopleTreeJP( )Facebookアカウント :@PeopleTreeJPN( )Instagramアカウント :@peopletreejp( )Instagramフードアカウント:@peopletree.food( )【本製品に関するお客さまからのお問い合わせ先】フェアトレードカンパニー株式会社/ピープルツリーメール: pr@peopletree.co.jp ピープルツリー直営店(東京・自由が丘)、オンラインショップ、全国のお取扱い店にて 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月15日トーベ・ヤンソン原作「ムーミン」のパペットアニメーション映画『ムーミンパパの思い出』が、2023年12月29日(金)に公開される。若きムーミンパパの大冒険を描くパペットアニメーション映画映画『ムーミンパパの思い出』は、フィンランドにて制作された、ムーミンのパペットアニメーション。トーベ・ヤンソン原作の小説『ムーミンパパの思い出』をベースに、若い頃のムーミンパパの大冒険を描く。スナフキンの親・ヨクサルやスニフの親・ロッドユール、リトルミイら個性的な仲間たちとの出会いや友情、ムーミンパパとムーミンママとの馴れ初めなど、ムーミンキャラクターたちの知られざる過去に注目だ。大海原を越え、奇妙な森へと向かうムーミンパパの冒険を描く劇中では、旅先でミムラの娘やリトルミイと出会ったり、気弱なオバケと交流したり。はたまた、いたずら好きな王様にプレゼントをもらったりと、ドキドキの連続。「実に波乱万丈だった」と振り返る、若きムーミンパパの奇想天外な旅の模様を映し出していく。高山みなみ&大塚明夫など平成版「ムーミン」の声優陣集結日本語吹替版の声優キャスト陣には、ムーミントロール/若いパパ役の高山みなみ、ムーミンパパ役の大塚明夫をはじめ、中尾隆聖、子安武人、佐久間レイ、かないみかといった平成版「ムーミン」シリーズのレギュラー声優が集結。おなじみのキャラクターたちを演じる。ムーミントロール/若いパパ…高山みなみムーミンパパ…大塚明夫ムーミンパパはみなしごホームで育った。思い立ってホームを抜け出し、冒険に出ると、道すがらロッドユールらと出会い意気投合する。スニフ/ロッドユール…中尾隆聖ロッドユールは、スニフの父。ガラクタばかり集めていつもあたふたしている。スナフキン/ヨクサル…子安武人ヨクサルは、気ままな性格のスナフキンの父。勝手に船に忍び込む。リトルミイ/ミムラの娘…佐久間レイスノークのおじょうさん…かないみか映画『ムーミンパパの思い出』あらすじある日、ムーミントロールはベッドでムーミンパパから若い頃の冒険話を聞くことに。若いムーミンパパはある日、思い立って冒険に出る。若いムーミンパパは道すがら、発明家のフレドリクソン、スニフの父親であるロッドユールと出合い、意気投合。フレドリクソンは新たに完成した「海のオーケストラ号」という船を皆にお披露目する。船に乗り込んでみると、中には勝手に船に忍び込んだ、スナフキンの父親であるヨクサルの姿も。竜のエドワードの助けもあって、楽しい仲間たちは大航海へ出発する。【作品詳細】映画『ムーミンパパの思い出』公開日:2023年12月29日(金)出演:高山みなみ、大塚明夫、谷育子、かないみか、中尾隆聖、子安武人、佐久間レイ原作:トーベ・ヤンソン監督:アイラ・カーペランプロデューサー:トム・カーペラン、アイラ・カーペラン
2023年08月12日こんにちは!hugmugフレンズの新井久美子です!世界的に有名なムーミンの作者、トーベ・ヤンソンさんの公園が埼玉県飯能市にあるのご存知ですか?ムーミンバレーパークという有料施設もありますが、今回は"トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園"に行ってきたのでレポートさせていただきますね!こちらの公園は入園料も駐車場も無料になります。無料とは思えない楽しみが沢山の施設なので、GWの日帰りお出かけのご参考になれば嬉しいです!埼玉県飯能市にある『トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園』とは?平成9年の開園から20年を過ぎてもなお、たくさんの人に世代を超えて愛される、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園。この公園は、北欧の童話作家として有名なトーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれました。トーベ・ヤンソンの想いは、公園内のいろいろな処にちりばめられています。子どもも、大人も、生き物も、草花も。それぞれがお互いを受け入れ、自由に時間を過ごす。そんな空間が、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園です。コンサートやイベントが行われる「子ども劇場」小川が流れる坂道をのぼり入園してまず飛び込んでくるのが、この子ども劇場。コンサートやイベントが行われる広いホールの下には、池の水音が響く洞窟のような空間にトイレと管理所があります。広々としたトイレにオムツ替えスペース、授乳室もこの建物にあります。休日だったこの日は突然アナウンスがあり、幼児を対象にさがしものゲームが行われてました!推理をしながら公園内を散策して、子どもたちはとっても楽しそうでした!まるでムーミンのお家!?「きのこの家」名前のとおり、きのこのような形の建物は一階は"いこいの広間"として訪れた人をあたたかく迎えます。ムーミンママが実際にお料理していそうなキッチンや暖炉、ベンチなどが所々にあります。2階は不思議な空間になっていて、螺旋階段を上る途中には細かいディスプレイもきいていました。ムーミンの作者”トーベ・ヤンソン”に関する展示が見れる「森の家」飯能の特産 "西川材" のヒノキの丸太を使用した波打つ壁が目印の森の家。一階はトーベ・ヤンソンに関する資料展示コーナーがあり、可愛いグッズや歴史を知るプロジェクターがあります。2階は図書コーナーになっていて、子どもも大人も自由に読書が楽しめます。写真には写っていませんが、テーブルと椅子があり子どもたちは絵本を読んでいました。展示されているポスターがとても可愛かったです♪公園内には素敵なカフェも!「カフェプイスト」青い壁が目印のカフェ。プイストとはフィンランド語で公園という意味。キッズスペースやキッズメニューもあり、北欧の雰囲気に包まれながらゆっくり過ごせる空間になっています。娘は大好きなバニラアイスで休憩です。公園内には他にも楽しめるスポットがたくさん!ユーモアな注意喚起!季節によってはヘビやハチ、毛虫などもいるので公園内は虫除けも必須です!通るのがワクワクするトンネル公園内を流れる川渡るトンネルは小高い場所にあり、トンネルにある小さな窓を覗くと不思議な世界が広がります。丸太でできたツリーハウス丸太の階段を上るツリーハウスは、手すりがないので上るだかくでちょっとした冒険!笑途中から怖くなった娘は、パパに抱っこしてもらって上りました。園内を一望できるビュースポット小川のほとりの芝生でレジャーシートを敷いてピクニックをしたり、昼寝をしている人たちもいました。この公園の道を挟んだ向かい側には、これまた遊具が盛りだくさんの公園や野球場もあり、飯能がいかに自然豊かで広々としているかわかります笑今回は日帰りで行ける公園をご紹介しましたが、飯能は川も山も豊かなので、時間があれば泊まりでのんびりステイしても楽しいですよ♪ご参考になれば嬉しいです♪
2023年04月19日ムーミンをモチーフにしたアラビア(ARABIA)の人気シリーズ「ムーミン バイ アラビア(Moomin by ARABIA)」から、復刻マグカップが登場。2022年9月に発売される。「ムーミン バイ アラビア」90年代のマグが大きめサイズで復刻オリジナルのマグカップは、1990年から96年まで発売されていた300mlサイズのマグ。今回は通常のムーミンマグより大きい400mlにサイズアップし、陶芸家/イラストレーターのトーベ・スロッテがリアレンジを施した、イエローとブルーの2色がラインナップに加わる。ムーミンママの日常やアート制作に励むファミリーの様子をデザインシンプルなシェイプのマグに描かれているのは、トーベ・ヤンソンのコミックや小説に描かれたイラストをコラージュして組み合わせたもの。イエローのマグには働き者でクリエイティブなムーミンママの日常を、ブルーのマグにはアート制作に励むムーミンファミリーを描いた、どこか懐かしく心温まるデザインが魅力だ。1990年の登場以来、「ムーミン バイ アラビア」のベースとなっているのは、“フィンランドデザインの良心”として知られるデザイナーのカイ・フランクがデザインした「ティーマ」というシリーズ。その洗練されたシルエット、高い機能性・耐久性で愛され続ける北欧食器の定番を、特別なムーミンデザインでコレクションに迎え入れてみてはいかがだろう。商品情報「ムーミン バイ アラビア」復刻マグカップ発売時期:2022年9月販売店舗:イッタラショップ、アラビア公式オンラインショップ、ムーミン公式ショップでの限定販売価格:「ムーミンマグ 0.4L ブルー」「ムーミンマグ 0.4L イエロー」各3,850円© Moomin CharactersTM【問い合わせ先】イッタラ表参道ストア&カフェTEL:03-5774-0051
2022年09月11日国土の7割が森林、18万以上の湖があるという、フィンランドの美しい自然から生まれたデザインを紹介する展覧会『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』が、12月7日(火)よりBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。イッタラ、アルテック、マリメッコなど日本でも人気のプロダクトを生み出した、世界屈指のデザイン大国・フィンランドは、1917年にロシアから独立。新しい国づくりの一環としてデザインの発展に力を注ぎ、数多くのアーティストたちが誕生した。同展では、ヘルシンキ市立美術館(HAM)監修のもと、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸のほか、陶磁器や家具など、同時代にデザイン・制作されたプロダクトとともに、同時代の絵画などもあわせて展示。世界中で愛され続けているフィンランドデザインの源泉と歴史を約250点の作品と約80点の関係資料で多角的に紹介。本国でも集結困難な多彩な作品群が一挙に公開される。自然と共に生きる暮らしのなかで生まれた、豊かな発想力と彩りに溢れた世界が楽しめる。撮影者不詳《プンカハルユ(フィンランド)》1940-1959 年、フィンランド国立写真美術館蔵アルヴァ・アアルト《キャンチレバーチェア 31(現:42 アームチェア)/パイミオサナトリウム竣工時のオリジナル製品》1931 年、木工家具・建築設備社(トゥルク)、フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵、Photo/Rauno Träskelinカーリナ・アホ《卵入れ》1950 年、アラビア製陶所、フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵、Photo/Kirsi Halkolaカイ・フランク《木製人形(サーカスの団長、女の子)》1940 年代、フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵、Photo/Harry Kivilinna(サーカスの団長)【開催概要】『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』会場:Bunkamura ザ・ミュージアム会期:2021年12⽉7⽇(火)〜2022年1⽉30⽇(⽇)開館時間:10:00~18:00、⾦・⼟曜は21:00まで(⼊館は閉館30分前まで)休館日:1月1日(土・祝)入館料:前売一般1,500円/当日一般1,700円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性あり。 また、会期中の土・日・祝日および1月24日(月)~30日(日)は【オンラインによる入場日時予約】が必要本展特設ページ:
2021年11月15日「ムーミン」の原作者であるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、劇中に登場するムーミンイラストのこだわりや、トーベのアトリエの再現などの苦労が明かされる特別映像が解禁された。日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。トーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。解禁された特別映像で、最初に登場するのは、劇中でトーベが描く“ムーミン”を制作・監修したプロダクションデザイナーとグラフィックアーティストの2人、カタリーナ・エールンルートとサンドラ・ヴァルベック。時代によって描かれ方が少しずつ変わっていくキャラクターたちの変遷も忠実に再現した彼女らは「始めはただの表現でした」「漫画を書き始めたとき、新聞連載が始まって変化しました」と、トーベの走り書きからスタートしたシンプルなイラストが、新聞での連載など、発表する場所や方法が徐々に変化、「より丸みを帯びて漫画らしくなった」と分析、「スタイルを変えることが仕事を守る方法だったのでしょう」 とその理由を明かしている。続いて登場するのは、トーベの姪でもあるソフィア・ヤンソン。撮影現場を訪れた彼女は、スタッフの徹底したリサーチの上で再現されたアトリエやレコードプレーヤーなどの愛用品について「見事でした。スタジオの空気に触れ当時に戻ったようで、立ち尽くしてしまいました」と称賛の声を送り、最後は、実際にそのこだわりのアトリエを使用した本編とその撮影裏を切り取った映像も映し出されている。『TOVE/トーベ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年10月10日デザインTシャツストアのグラニフ(graniph)から、トーベ・ヤンソン原作の『ムーミン』とのコラボレーションアイテムが登場。ムーミンをはじめとする人気キャラクターをモチーフにした全29種の秋冬アイテムが、2021年10月19日(火)に発売される。グラニフ×『ムーミン』、21年秋冬のコラボアイテム原作エピソードを再現したスウェット「黄金のしっぽ」たとえば「黄金のしっぽ」と冠されたスウェットは、原作コミックスに収録されている同名のエピソードに着目した一着だ。ある日抜け落ちてしまったしっぽを治すため、ムーミンママが作ってくれた薬を飲んだムーミンに生えてきたのは、なんと光輝く黄金のしっぽ。驚きと共にしっぽを手に取るムーミンの姿をスウェットに大胆にデザインし、その輝きを蓄光刺繍で表現している。ムーミン谷を描いたニットフリースコートまた、暖かな印象のニットフリースコートには、風情あるムーミン谷の情景をデザイン。ムーミン、スノークのおじょうさん、スナフキン、リトルミイの後ろ姿を水辺と共にパターンにした、どこかノスタルジックな雰囲気が漂うデザインが魅力だ。キャラクター勢揃いのTシャツやリトルミイの刺繍Tシャツもスナフキンやリトルミイなど、ムーミン谷の仲間たちが集合する賑やかなデザインのTシャツ「ムーミンフレンズ」、胸元にリトルミイの刺繍をワンポイントであしらった長袖ボーダーTシャツ「おてんばリトルミイ」、コミックでお馴染みの小さな花を総柄でプリントしたキッズ用スウェットワンピースなど、子供から大人まで楽しめるアイテムの数々が用意されれている。商品情報グラニフ×『ムーミン』発売日:2021年10月19日(火)予約販売受付期間:10月5月(火)12:00〜10月13日(水)12:00取扱店舗:グラニフ国内店舗、公式オンラインストア©︎Moomin Characters ™
2021年10月08日「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、メイキング映像とショットが解禁された。この度解禁されたメイキング映像は、「彼女の優しさこそが自身の体験を活かす才能なのです」とトーベ・ヤンソンの姪のソフィア・ヤンソンが彼女との想い出を語るシーンから始まる。彼女の声とともに映るのは、ヘルシンキ市庁舎のためにトーベが1947年に手掛けたフレスコ画「都会のパーティー」を映し出した映像。どこか不思議な印象を残すこの絵画は、童話作家というだけでなく、彼女が優れた画家でもあったことを示している。そしてその後に続くのは、“自分のリズムで気ままに踊る”ことが大好きだったというトーベ本人が草原で踊る貴重な映像。少しユーモラスで個性的なこのダンスを踊る彼女の姿は、ザイダ・バリルート監督の「映画を作るにあたりトーベの“真実”を描くのは不可能だと理解しました、そんな無謀なことは諦めました」「私に出来たのは彼女の人生に触れ、ある意味遊ぶこと。この挑戦をクリアにするため真剣に遊びました」という言葉を裏付けるようにも見える。また併せて解禁されたメイキング写真は4点。ムーミンの舞台劇やトーベのアトリエなど、いずれも彼女のアーティストとしての人生で重要な役割を担った場所で、監督がキャストに直接演技指導をする姿を切り取ったものとなっている。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年09月25日「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、本編映像が解禁された。今回解禁された本編映像では、トーベの部屋で偶然見つけた走り書きのようなイラストに興味津々のヴィヴィカの様子が切り取られている。そこに描かれた不思議な風貌の生き物について尋ね、トーベの「モラン(女の魔物)」「触れるものを氷に変えるの」という説明に惹きつけられていくヴィヴィカ。あくまで「本業の合間の気分転換」だと受け流すトーベに、ヴィヴィカはもっと見せて欲しいとお願いするが、そのイラストに価値を感じていないトーベは、からかわれていると勘違いし「これは食べるためよ」と抵抗。油絵を「これが私」と主張するのだった。またトーベがヴィヴィカに見せるイラストの中には、「たのしいムーミン一家」の挿絵の1枚、ムーミンと一緒にうっとりと美しいルビーを見つめる「トフスラン」と「ビフスラン」の姿もあり、トーベ自身はあくまでも気分転換だと思いながら書き留めていたキャラクターたちが、著名な舞台演出家でもあったヴィヴィカとの出会いによってその魅力を見出されるという、ムーミン一家の“始まりのシーン”を捉えた映像になっている。なお現在、銀座YOSEIDOにて映画『TOVE/トーベ』公開記念写真展を入場料無料にて開催中。劇中で使用された実際の小道具や特別パネルなどを展示、映画の世界観を存分に体感できる。(10月17日まで)『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年08月31日国境や世代を超えて愛される「ムーミン」の原作者、トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』。ムーミンシリーズのキャラクターたちは、いずれも個性的な魅力に溢れているが、多くのキャラクターたちは実際にトーベが出会い、ともに過ごした身近な人たちがモデルとなっている。今回は、劇中に登場する実在したモデルたちを未解禁シーン写真とともに紹介する。スナフキン<アトス・ヴィルタネン>ムーミントロールの親友、スナフキンのモデル。政治家、哲学者、作家、ジャーナリストであり詩人。トーベとの出会いは、自身が開いたパーティーでのこと。役者や政治家、芸術家や作家たちの集まる賑やかな会だったが、ふたりは出会ってすぐに惹かれ合い、交際が始まった。スナフキンの哲学的な思想や緑の帽子はアトスに由来すると言われている。トゥーティッキ<トゥーリッキ・ピエティラ>ムーミン一家の友だち、トゥーティッキ(おしゃまさん)のモデル。男性優位の美術界において、フィンランド美術史に名を残す数少ない女性として活躍したグラフィックアーティスト。トーベとは1955年に出会い、後に生涯のパートナーとなる。1970年代に入るとムーミンの立体作品の制作に夢中になり、また自身で8mmカメラを回すようになる。現在、立体作品はムーミン美術館に常設で展示されており、8mmで撮りためた素材は、それらを再構築して制作したトーベ・ヤンソンの映画三部作になったほか、トーベ・ヤンソンやムーミン関連の企画展などで紹介されている。ビフスラン<ヴィヴィカ・バンドラー>トーベの分身トフスランと仲良しのビフスランのモデル。大学在学中にフィンランド初のスウェーデン語系の学生劇団を設立。やがて演劇界で頭角を表し、キャバレーのレヴューを劇場で行うなどヘルシンキやフィンランドの演劇シーンに次々と新しい風を吹き込んだ舞台演出家。1946年にトーベと出会い、やがて愛し合うように。同性愛が処罰の対象だった時代、ふたりはトフスランとビフスランと呼び合い、お互いにしか通じない言葉や暗号で愛を伝えあった。ムーミンの物語に登場するトフスランとビフスランが自分たちの言葉で話しているのも、ここからきている。ムーミンパパ&ムーミンママ<ヴィクトル・ヤンソン&シグネ・ハンマルステン=ヤンソン>ムーミンパパとムーミンママのモデル。著名な彫刻家でありながら、フィンランドの美術史で最も高名な彫刻家が同時代にいたこともあり、収入は極めて不安定だった芸術家の父・ヴィクトル。そして、彫刻家志望であったが、家庭を支えるために本の挿絵や表紙を手掛ける挿絵画家や風刺画や切手のデザインなど、多岐にわたる絵の仕事を手掛け、また結婚前の教師時代、スウェーデンのガールスカウトを立ち上げるなど、女性の自由と自立を積極的に推進した経歴を持つ、逞しくも優しい母シグネ。その生き様も含め、トーベの実際の両親がモデルになっている。トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出された「ムーミン」の物語。今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。トーベが愛した同性のパートナーや両親の存在から、トーベ自身の人生のあり方と創作秘話が紐解かれていく。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年08月28日日本を始め世界で愛される「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた 『TOVE/トーベ』より予告映像が解禁された。画家としてキャリアをスタートさせたトーベ・ヤンソンが、自身の人生を投影して生み出した「ムーミン」の物語。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方を追いながら、その創作の秘密に迫っていく。今回解禁された予告映像は、フィンランドに第二次世界大戦の戦火が及ぶ中、“ムーミン”を一心不乱に描き上げるトーベの姿から始まる。やがて戦争が終わりムーミンを描き続けるも、著名な彫刻家である父にはムーミンを“芸術”として受け入れてもらえずに、ぶつかり合うことに。そして父の作品を平凡だと言って、これまでの常識に捉われず自由な創作活動に没頭するトーベの姿が映し出される。また、政治家・哲学者・ジャーナリストでありスナフキンのモデルになったとも言われる恋人アトスとの逢瀬や、パーティーで運命的に出会った舞台演出家ヴィヴィカとの甘いキスシーン、そして世界で初めて上演されたムーミン劇の模様や、<ムーミントロールの家族>、<スナフキン>、そして<トフスランとビフスラン>のイラストを描く様子なども切り取られ、芸術家として、そして1人の人間として自由を愛し、たくましく生き抜いたトーベ・ヤンソンの情熱的な人生が色鮮やかに映し出されている。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年07月21日日本を始め世界中で愛される物語「ムーミン」の原作者でフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画 『TOVE/トーベ 』より場面写真が解禁された。画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたムーミンの物語。文学、コミック、舞台劇、アニメーションと、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、どのようにして育まれていったのか。本作は自由を愛して生きたトーベ自身の人生を追いながら、その創作の秘密に迫っていく。本国フィンランドで公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録した本作は、公開から7週連続で興行収入ランキング第1位になるなど、ロングラン大ヒットも記録。第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へも選出され、数々の映画賞を席巻した。この度解禁された場面写真は、全部で6点。舞台演出家であったヴィヴィカ・バンドラーとの運命の出会いによって実現した初のムーミン劇「ムーミントロールと彗星」上演の際の様子や、政治家・哲学者・ジャーナリストであり、スナフキンのモデルになったとも言われるトーベの恋人アトス・ヴィルタネンとのデートシーン、ヴィヴィカとの一夜を楽しむ場面など、いずれも彼女の色鮮やかな人生の一瞬一瞬を切り取ったような場面写真が到着した。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年07月15日ムーミンカフェの「ムーミン谷 かき氷パフェ」が、2021年7月9日(金)より限定発売となる。ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの誕生日=8月9日は「ムーミンの日」。このアニバーサリーを記念して、ムーミンカフェではお祝いメニュー「ムーミン谷 かき氷パフェ」を展開する。ソーダを注ぐとドリンクに変わる「ムーミン谷 かき氷パフェ」夏にぴったりの冷たいかき氷は、フルーツいっぱいのシロップでカラフルに仕上げた。レッドカラーの「おはな色かき氷パフェ」や、鮮やかなブルーの「うみ色かき氷パフェ」、爽やかなグリーンの「森色かき氷パフェ」、フレッシュイエローの「カミナリ色かき氷パフェ」と、各メニューには自然をモチーフにしたカラー名があしらわれている。トップには、ムーミンをはじめ、スナフキンやちびのミイ(リトルミイ)など、ムーミン谷のキャラクターを型取ったクッキーをあしらって。「おはな色かき氷パフェ」にはベリーやミントの葉を、「カミナリ色かき氷パフェ」には雷に見立てた焼き菓子を添えるなど、キュートなデコレーションにも注目だ。付属のソーダを注ぐとドリンクに早変わりするので、食べ進めた後は、ドリンクにチェンジして喉を潤すのもグッド。「ムーミン谷 かき氷パフェ」をオーダーすると、「ムーミンの日」を記念したブローチをプレゼント。ムーミンと蝶をモチーフにした可愛らしいデザインで、バッグや小物につけてアレンジするのも楽しそうだ。“わたあめ雲”の「ムーミン谷 お空のミルクフラッペ 」また、ムーミンスタンドでは、雲をイメージしたわたあめをのせた「ムーミン谷 お空のミルクフラッペ」を限定発売。ミルクバニラとラズベリーを合わせた爽やかなフラッペの下には、ザクザク食感のクラッシュココアビスケットを忍ばせている。【詳細】■ムーミンカフェ・ムーミン谷 かき氷パフェ お祝いブローチ付き 全4種 各1,500円種類:おはな色かき氷パフェ/うみ色かき氷パフェ/森色かき氷パフェ/カミナリ色かき氷パフェ取り扱い店舗:ムーミンカフェ 東京ドームシティ ラクーア店/東京スカイツリータウン・ソラマチ店/キャナルシティ博多店■ムーミンスタンド・ムーミン谷 お空のミルクフラッペ 630円取り扱い店舗:ムーミンスタンド サンシャインシティ店、浅草店、コピス吉祥寺店、ランドマークプラザ店、天王寺ミオ店、キャナルシティ博多店、名古屋mozoワンダーシティ店・ムーミン谷 お空のミルクフラッペ ニョロニョロのたね入り 680円取り扱い店舗:ムーミンスタンド イオンモール岡崎店、土岐プレミアム・アウトレット店、神戸ハーバーランドumie店、イオンモール広島府中店<店舗情報>ムーミンカフェ 東京ドームシティ ラクーア店住所:東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティ ラクーア1Fムーミンカフェ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ1F タワーヤード6番地ムーミンカフェ キャナルシティ博多店住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-22 キャナルシティオーパB1F
2021年07月11日10月1日(金)より公開される、「ムーミン」を生み出したフィンランド作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』の日本版ポスタービジュアルが解禁された。日本を始め世界中で愛される「ムーミン」。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。ムーミンパパとムーミンママが自身の両親をモデルとしたように、ほかの「ムーミン」作品に登場する魅力的なキャラクターたちも、彼女の人生に関わった人々をモチーフとしている。スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録した本作は、公開から7週連続で興行収入ランキング第1位になるなどロングラン大ヒット。更に第93回アカデミー賞(R)国際長編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻した。この度解禁されたポスターは、トーベが持つ創作意欲や人生への情熱、そして自由へと向かうエネルギーがいまにも溢れ出しそうな彼女の力強い姿を、その人生を投影するような存在でもあった“ムーミン”と共に捉えている。ポスターに添えられた“スナフキン”の名言「大切なのは、自分のしたいことがなにかを、わかってるってことだよ。」(<ムーミン谷の夏まつり>より)が、本作の監督であるザイダ・バリルートが一番描きたかったという「世界的に知られるムーミンのキャラクターに影響を与えたクールかつ自由奔放な“アーティストとしての人生”」との言葉を更に印象付ける。今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。映画は、トーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年07月02日フィンランド発の陶磁器ブランド「アラビア(ARABIA)」から、「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの誕生日を記念したスペシャルマグが登場。トーベ・ヤンソンの誕生日にちなんで制定された“ムーミンの日”2021年8月9日(月)に発売される。トーベ・ヤンソンの誕生日を記念した特別なムーミンマグ今回採用されたイラストは、 1957年に発行されたトーベ・ヤンソンの本『ムーミン谷の冬』と、 1993年に発売された歌集をもとに作成されたものだ。春の日の夕焼けをバックに、冬が終わって長い旅から戻る予定のスナフキンを待つムーミンとムーミンママ。春の訪れを告げる暖色と、わずかに残る冬の情景を写す寒色、風情あるムーミン谷の情景を描いたスペシャルなマグカップとなっている。“チェーリオ。よくねむって、元気をなくさないこと。暖かい春になったら、その最初の日に、僕はまたやってくるよ。ぼくがこないうちはダムつくりをはじめないでね。スナフキン”(『ムーミン谷の冬』より、講談社文庫版/山室静訳)商品情報アラビア“ムーミンの日”スペシャルマグ ※数量限定発売予定日:2021年8月9日(月)価格:4,950円販売店舗:イッタラショップ、ムーミンバレーパーク(埼玉県飯能市宮沢327-6)、ムーミンショップ、 アラビア公式オンラインショップ、ムーミン公式オンラインショップ PEIKKO、オンラインショップ Scope© Moomin Characters
2021年06月24日「ムーミン」の作者であるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた『TOVE/トーベ』(原題:TOVE)が、10月1日(金)に日本公開決定。特報映像とシーン写真も到着した。トーベ自身の人生からインスピレーションを得て生み出されたムーミンたちの冒険は、彼女に国際的な名声と自由をもたらし、今日においても世界中の人々を楽しませ続けている。戦時中、防空壕の中で怯えた子どもたちに語った物語から、いかに原作が執筆され、ムーミンのキャラクターたちが生み出されていったのか。トーベの人生のあり方と共に、創作への情熱を描く本作。到着した特報映像では、つけペンでムーミンを描き上げていくトーベの手元と真摯な表情が映し出される。さらにムーミンに涙を付け足し、彼女の芸術への思いの強さが感じられる。また、劇場で上演されるムーミンの舞台の稽古を見守る姿や、ムーミンの絵型を影絵で映し出し、ストーリーを生み出していく様子が切り取られているシーン写真も公開された。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TOVE(原題) 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年05月18日「ムーミン」の原作者 トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』が、2021年10月1日(金)に公開される。原作者トーベの半生を、「ムーミン」誕生秘話と共に描くフィンランドの作家トーべ・ヤンソンが生んだ「ムーミン」は、文学・コミック・舞台劇・アニメーションなど、多彩なジャンルを通して世界中で愛され続けている人気作品。映画では、そんな原作者トーベの波乱万丈な半生にフィーチャーしながら、どのようにして「ムーミン」が執筆され、キャラクター達が生み出されていったのか、その“誕生秘話”を映像化。トーベの人生の在り方と共に、創作への情熱を描いた感動作となっている。戦時下に生まれた「ムーミン」物語が始まるのは、1944年のフィンランド・ヘルシンキ。戦火の中で自分を慰めるように「ムーミン」の世界を創造していったトーベは、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らし始める。型破りな彼女のライフスタイルは、厳格な芸術家の父の教えと相違するものだったが、自分の表現と美術界の潮流に生じる“ズレ”への葛藤、目まぐるしい恋愛を経つつ、トーベはムーミンと共に成長していく。そして彼女に訪れる、女性舞台演出家 ヴィヴィカ・バンドレルとの運命的な出会い―。当時ジェンダーへの理解が欠落していた時代背景の中で、やがてふたりは激しい恋へと落ちていく…。登場人物(キャスト)トーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)画家。激しい戦⽕の中、⾃分を慰めるように不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。アトス・ヴィルタネン(シャンティ・ローニー)政治家・哲学者・ジャーナリストであり、トーベの恋⼈。スナフキンのモデルになったとも⾔われる。ヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)舞台演出家。トーベは彼女と出会い、激しい恋に落ちることに。第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表に2020年10月に本国で公開された本作は、瞬く間に人々の共感を集め、スウェーデン語で書かれたフィンランド映画としては、史上最高のオープニング成績を記録。さらに第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表にも選出されるなど、高い評価を得ている。【詳細】映画『TOVE/トーベ』公開時期:2021年10月1日(金)新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ロニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル監督:ザイダ・バリルート脚本:エーヴァ・プトロ音楽:マッティ・バイ編集:サム・ヘイッキラ配給:クロックワークス
2020年12月06日「ムーミン」を生み出し、ムーミンと共に生きたフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE』(原題)が2021年秋に日本公開決定。本国版アートワークとアトリエにいるトーベの場面写真2点が解禁となった。1944年のヘルシンキ。戦火の中でトーベ・ヤンソンは自分を慰めるようにムーミンの世界を作り、爆風で窓が吹き飛んだアトリエでの暮らしを始める。型破りな彼女の生活は、彫刻家である父の厳格な教えとは相反していたが、自分の表現と美術界の潮流との間にズレが生じていることへの葛藤や、めまぐるしいパーティや恋愛を経つつ、トーベとムーミンは共に成長していく。自由を渇望するトーベは、やがて舞台演出家のヴィヴィカ・バンドレルと出会い、互いに惹かれ合っていく――。トーベ・ヤンソン自身の人生からインスピレーションを得て生み出されたムーミンたちの冒険は、彼女に国際的な名声と自由をもたらし、文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても世界中の人々を楽しませ続けている。戦時中、防空壕の中で怯えた子どもたちに語った物語からいかに原作が執筆され、そしてお馴染みのキャラクターたちが生み出されていったのか。トーベの人生のあり方とともに創作への情熱を描いていく。本国フィンランドでは10月に公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録、公開7週目においても本国の興行成績で1位を記録。さらに、第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表作品にも選出された。今回併せて解禁された場面写真では、アトリエで絵筆をふるうトーベ、さらにムーミンを描く様子が収められている。『TOVE』(原題)2021年秋、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE(原題) 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2020年12月03日1969年にテレビアニメとして登場して以来、日本で圧倒的な人気を誇るムーミン。’45年に作者トーベ・ヤンソンが最初の小説を発表してから75周年。昨年は埼玉に「ムーミンバレーパーク」がオープンするなど、愛されぶりは周知の通り。けれど、このキャラクターの人気を不動のものにしたのはコミックスだという事実をご存じだろうか。ムーミン人気を決定づけたコミック原画を日本初公開。ムーミンが漫画に初めて登場したのは‘47年。フィンランドの新聞ニィ・ティド紙に2年間掲載されると、‘54年からは英国イブニング・ニューズ紙で連載がスタート。最盛期には全世界で120紙・2000万部の紙面を飾り、世界的なムーミン人気につながっていった。これをきっかけに、トーベは児童文学作家としての国際的な名声を得たのである。ただ、この連載コミックスはトーベ一人で仕上げたものではなかった。当時、アート制作や書籍の執筆などマルチな活躍をはじめたトーベに代わり、それまで主にネタ探しや英訳を担当して彼女を助けてきた弟のラルスが’60年からコミックスを引き継ぎ、15年にわたり執筆を続けた。実は、弟あってこその共作だったのだ。本展ではそんなコミックスを、日本初公開となる原画やスケッチ280余点などを通して紹介。ムーミンの物語やキャラクター以外にも、ヤンソン姉弟がこの物語を守ってきた背景や仕事ぶり、ひいては家族の絆までも知ることができる。従来とはひと味違った切り口のムーミン展だ。ムーミンを家族で守るヤンソン家の絆に注目。トーベ・ヤンソンとラルス・ヤンソン。彫刻家の父と挿絵画家の母との間に生まれた長女トーベ(左)と次男ラルスは12歳差。長男のペルは写真家と芸術一家の中で育つ。©Moomin Characters TMトーベ・ヤンソン「『黄金のしっぽ』習作」。新聞連載の第18話の下書き。©Moomin Characters TMトーベ・ヤンソン「『まいごの火星人』スケッチ」。第11話には警察官など人気キャラも。©Moomin Characters TMラルス・ヤンソン「『Moomin and the Ten Piggy Banks』原画」。ラルスが手掛けた最後のムーミンコミックス。©Moomin Characters TM「ムーミン コミックス展」松屋銀座8階イベントスクエア東京都中央区銀座3-6-19月24日(木)~10月12日(月)10時~20時(9/27、10/4、10/11は~19時30分、最終日は17時閉場。入場は閉場の30分前まで)日時指定制/一般1200円ほかTEL:03・3567・1211(松屋大代表)※『anan』2020年9月30日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2020年09月23日松屋銀座8階イベントスクエアでは、原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載マンガの原画など280点以上を初公開する『ムーミン75周年記念「ムーミン コミックス展」』が、9月24日(木)から10月12日(月)まで開催される。1945年にムーミン最初の小説『小さなトロールと大きな洪水』が発表されてから、今年で75周年を迎え、ムーミンたちの世界を描いた小説シリーズ、絵本、コミックは、今なお世界中の人々から愛され続けている。ムーミンコミックス展()
2020年09月23日ムーミン75周年記念「ムーミン コミックス展」が、松屋銀座8階イベントスクエアにて2020年9月24日(木)から10月12日(月)まで開催される。「ムーミン コミックス」マンガの原画やスケッチなど280点以上「ムーミン コミックス展」は、ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載マンガの原画など280余点を初公開する展覧会。ムーミンが広く知れ渡っていくきっかけともいえる「ムーミン コミックス」にフォーカスし、キャラクター設定やスケッチ、原画などを通じてムーミン達の豊かな世界観を紹介する。トーベ・ヤンソンは、1947年から2年間フィンランドの「ニィティド(NyTid)」紙において初の漫画を掲載。その後、1953年から、イギリスの「イブニング・ニューズ」紙で漫画の連載をスタートし、弟のラルス・ヤンソンの協力を得ながら20年以上にわたって「ムーミン コミックス」の連載を続けた。トーベ・ヤンソンの描いた「『黄金のしっぽ』習作」や「『まいごの火星人』スケッチ」、ラルス・ヤンソンによる「『Moomin and the Ten Piggy Banks』原画」といった出展作品からは創作のプロセスが垣間見えるとともに、キャラクターのチャーミングな表情を楽しめる。【詳細】ムーミン75周年記念「ムーミン コミックス展」会期:2020年9月24日(木)~10月12日(月)※最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで。※営業日及び開場時間は変更になる場合あり。詳細は松屋公式サイトに記載。会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1入場料:一般 1,200円(900円)、高校生 700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円(300円)※( )内は前売料金※入場券の販売方法は決まり次第 松屋ホームページにて告知※2年間で全国11会場巡回予定【問い合わせ先】TEL:03-3567-1211(松屋大代表)
2020年07月11日カルフ(KARHU)とムーミンのコラボレーションスニーカーがユニセックスで登場。2020年3月21日(土)よりカルフ取扱店舗にて発売される。ムーミン生誕75周年を記念して登場する今回のコラボレーションスニーカー。ベースには、カルフの定番モデルスニーカー「レガシー(LEGACY)」と「アルバトロス(ALBATROSS)」を用いた。いずれもアッパーには、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンが描いたロゴプリントや、ムーミンのキャラクターを描いたファブリックや刺繍を配置。ユニークでアイコニックなデザインに仕上げた。また、「アルバトロス」をベースにしたモデルでは、ユニセックスサイズに加えキッズサイズも展開。ファミリーでのお揃いコーディネートも楽しめる。【詳細】カルフ×ムーミン コレクション発売日:2020年3月21日(土)販売店舗:カルフ取扱店舗※取扱店舗の詳細に関しては公式サイトを確認。<商品詳細>・レガシー 96 ムーミン価格:17,800円+税サイズ:US4~11(全8サイズ展開)・アルバトロス 82 ムーミン価格:12,000円+税サイズ:US4~11(全8サイズ展開)・アルバトロス キッズ ムーミン価格:6,500円+税サイズ:15cm~22cm(全8サイズ展開)
2020年03月22日そもそも、なぜ森が欲しかったのか……。それはひとことで言ってしまうと、もう一つの場所が欲しかったからだと思う。いま風に言えば、住居の2拠点化ということになるかもしれないけれど、僕としてはそこまで大げさなことではないと思っている。■ フリーのカメラマンになったものの…きっかけは20年前。その時、僕は30歳でフリーのカメラマンになったばかりだった。チータン / PIXTA(ピクスタ)8年間勤めた新聞社時代は休日が極端に少ない職場で、そもそもお盆や正月休みという発想するない職場だったので、僕は長期の旅行に飢えていた。フリーになったのはいいけど、基本超ヒマだった(笑)。そんな時、取材で知り合った友人から、誘いを受けた。友人は数年前からロシア語を習っていて、同国東端カムチャッカ半島のペトロパブロフスキーという都市に留学中だった。現地の大学で日本語も教えながら、自身もさらなるロシア語上達を目指していた。大学側からアパートの一室をあてがわれていたが、本人は日常会話の上達のために一般の家庭にホームステイしていた。「使ってないアパートが一部屋あります。ただいま無料で貸出中です」という半ば冗談の話に、僕が乗ったのだ。■ ひょんなことからロシアでひと夏を暮らすことに!ガジュマル / PIXTA(ピクスタ)ということで、フリーになった最初のひと夏はロシアで過ごすことになった。何かおもしろい写真でも撮れたら、どこかに発表できるかも……という思いもあった。ペトロパブロフスキーという町は想像以上に大きな町だったが、軍港だったため数年前まで外国人には公開されていなかったこともあり、観光地的な雰囲気は一切なく、どこか殺伐としていた。それでも郊外に足を伸ばすと雄大な自然が広がり、美しい草原が広がっていた。そして、時々、小屋のようなものが点在していた。それは決して別荘のような豪華さはなく、どれも質素で、中には限りなく物置小屋に近いものもあった。■ 「ダーチャ」ってなんだ?katsuhiko / PIXTA(ピクスタ)「あれはなんですか?」と友人に聞くと、「ダーチャです」と教えてくれた。こちらの人は平日は都市のアパート暮らしだが、週末は家族で郊外のダーチャで過ごすのだという。ダーチャを日本語に訳すことはなかなか難しいが「菜園付きDIY小屋」という感じだろうか?「ほとんどの人がダーチャは持っているはずです。なぜならソ連時代に国から与えられたものだから」と友人。特に夏になると、ひと夏をずっとダーチャで過ごす家族も多いという。目の前には自分たちで開拓した家庭菜園があり、食材はたっぷりあるらしい。■ 2拠点=「別荘」という発想は日本人だけ!?今でこそ、日本でも「2拠点」というライフスタイルが注目されているが、ロシアではごくごく当たり前のこと。その後、東欧や北欧もあちこち旅したが、呼び方は違うものの(例えばデンマークではコロニへーヴェ)、同じような質素な小屋を持ち、週末をそこで過ごすライフスタイルを何度も目撃した。という僕の個人的な旅体験もあって、週末の「2拠点」って、普通でしょ!(ただし、日本は除く)というのが僕の中にではどんどん大きくなっっていった。日本で週末の2拠点というと、ほとんどの人は「別荘」以外の選択肢ないという発想に陥ってしまう。そして、別荘→軽井沢→あり得ない贅沢、という思考ループからは決して抜け出せない。(ああ、日本人ってなんて可哀そうなんだ!)ポーランドを旅した時に撮影。手前の小屋は10平米あるかどうかのシンプルさ。クラクフという都市の中心部からバスで20分の場所にあった。スウェーデンのサマーハウスも実際にいくつも見たが、電気はもちろん、水道だってないものもあった。ムーミンのトーベ・ヤンソン(フィンランド)のサマーハウス日記『島暮らしの記録』(筑摩書房)を読んだことがあるが、それはそれは質素だった。「なしで済ますものが多いほど、実は豊か」という言葉のように、逆に非日常で、不便を楽しみ、わくわくしているようだった。こちらは僕が森を購入した清里。一面、びっしり熊笹に覆われていたが、定期的に何度か草刈りを繰り返すうちにだいぶ地面が見えてきたということで、僕の森は別荘地にあるが、電気、水道は引いてない。もちろんお金さえ出せば、すぐに引けるが、当分そのつもりはない。目指すは、別荘ではなく、ダーチャなのだから。目指せトーベ・ヤンソン!
2018年08月30日お出かけが楽しい季節ですね。今回は、いつもと違う場所へ行きたいな~とお出かけスポットを探している方には特にオススメ!開園21年となる、「トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園」(埼玉県飯能市)をご存知ですか?この歴史ある自然公園に6月にオープン予定の「北欧風カフェ」をご紹介します。■ 「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」って、どんな所?今回ご紹介する公園は、平成9年に埼玉県飯能市が設立して以来、「平成記念子供のもり公園」として親しまれていたので、そちらの方が耳馴染みのある方もいるかもしれません。開園20年を迎えた平成29年の6月に「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と名前を変えたものの、変わらず人気の高い自然公園です。こちらには遊具などはなく、あくまで自然の中で子ども達の感性を刺激するというコンセプトを持ち、木々に囲まれた本場北欧の雰囲気を感じられるのが大きな魅力。そんな緑の中には水遊び場所やイベント会場だけでなく、図書館があるなど文化的な要素も合わせ持ち、ご家族全員が楽しめること間違いなしですよ!■ カフェ「Café PUISTO(カフェ プイスト)」がオープン6月1日(金)、その公園内にカフェ『Café PUISTO(カフェ プイスト)』がオープンします。このカフェは、コンセプトを「人と地域がつながり、ゆっくりと北欧時間が流れる場所」とし、北欧を意識した内装とメニューでくつろげる空間を演出してくれます。北欧モダンなブルーの外壁、西川材と北欧のコラボ家具・ファブリックで装飾された店内など……ただいるだけでも北欧気分が味わえそうなお店は、きっと1度は行ってみたくなりますよ!また、フードメニューもとっても美味しそうでおしゃれなので要チェック。インスタグラムなどSNS映えもバッチリのおしゃれな食事で、ゆったりとした北欧時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?以下、メニューを一部ご紹介します。【SMORREBROD (スモーブロー)1plate LUNCH(サラダ、キャロットラペ、ドリンク付き)1,000円(税込み)】4種類のスモーブローから1種類チョイス“ピンキ” <林檎のスライス、ビーツのクリームチーズとリコッタチーズのオープンサンド>“ヴィヘルシュ” <アボカドトーストlohasbeans style>“テリヤキ” <テリヤキチキンとマッシュポテト、卵のオープンサンド>“ヘデルマ” <フルーツのオープンサンド>スモーブローとは北欧食のひとつで、ライ麦やポンパニッケルなど、薄切りのパンにたっぷりとバターを塗り、その上に新鮮な魚介類やチーズ・ハム類・野菜類などをのせた料理です。【DESSERT SET ドリンク付き 700円(税込み)】“ヴィオレッティ” <ブルーベリーのタルト>“ルスケア” <チョコレートケーキ>“プナイネン” <フレッシュ2ベリータルト>また、公式サイトが続々開設されています。6月1日(金)のグランドオープンまで、最新の情報は下記SNSやHPをチェックしてみて下さい!公式HPFacebookInstagramいかがでしたか?ゆったりとした自然公園の中の、おしゃれなカフェで過ごす休日……。家族で楽しむのはもちろん、SNS映えも狙えちゃうNEWスポット!ぜひ週末のお出かけスポットの候補に入れてみてくださいね。【Café PUISTO(カフェ プイスト)】■席数店内:26席、テラス席:12席※キッズルームあり【参考】※【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】初公開!6/1(金)公園内にOPENする北欧風カフェ『Café PUISTO』メインビジュアル&メニューが決定
2018年05月26日JINS(ジンズ)から、トーベ・ヤンソンの絵本・小説「ムーミン」シリーズとコラボレーションしたメガネ「MOOMIN×JINS」が登場。2017年11月9日(木)より、全国のJINS店舗、公式オンラインショップにて発売される。今回のコラボレーションでは、アート作品としての評価も高いトーベ・ヤンソンの描く小説のアートをデザインに使用。ムーミンの世界観を忠実に再現し、使用シーンや好みで選べる「Basic」「Flagship」「JINS SCREEN」3つのモデルで展開する。「Basic」モデルは、テンプルの内側に総柄のイラストをプリントしたフレーム8種、フロントとテンプルの色が異なるバイカラーのフレームにキャラクターをあしらった8種の全2型16種がラインナップ。また、古色加工を施したクラシカルなデザインが魅力の「Flagship」モデルからは、ウッド加工を施したアセテートのフレームと、テンプルにアンティーク加工を施したクラシカルなデザインのメタルフレームの全4型16種が登場。テンプルのエンドパーツにさりげなくキャラクターのエンボスを配置したり、メタルフレームのテンプルにはムーミンハウスの壁に描かれた木のつるをモチーフに採用するなど、細部にまでこだわりを詰め込んだモデルとなっている。パソコンやスマートフォンのブルーライトをカットするレンズを標準装備した「JINS SCREEN」も、「Basic」モデルのカラーと玉型のメガネをベースにした1型4種のデザインが用意されている。なお、それぞれのモデルに、本コラボレーションのためだけにデザインされた、オリジナルメガネケースとオリジナルセリートが付属。「Basic」モデルは、「MOOMIN」ロゴをあしらったハードケースとセリート、「Flagship」モデルは、スナフキンの後ろ姿を刻印した革風のケースとムーミン谷の地図が描かれた大判セリート、そして「JINS SCREEN」モデルはムーミンがプリントされたソフトケースとセリートがセットとなっている。【商品情報】MOOMIN×JINS発売日:2017年11月9日(木)取扱店舗:全国のJINS店舗、公式オンラインショップ※「Flagship」モデルは、約150店舗限定とJINSオンラインショップのみで展開。※「JINS SCREEN」モデルは、数量限定でムーミン公式オンラインショップPEIKKOとムーミンショップ(5店舗)でも展開。モデル・価格:全7型36種■Basicモデル(Pattern & Bicolor)2型16種/8,000円+税 ※度付きレンズ代込み■Flagshipモデル(Acetate & Metal)4型16種/12,000円+税 ※度付きレンズ代込み■JINS SCREENモデル1型4種/5,000円+税 ※ブルーライトカット率25%(クリアレンズ)■ピンバッジ4種/1,500円+税※ピンバッジは、rim of jins(ルミネ新宿店、ルミネ町田店)2店舗とJINSオンラインショップのみで展開。付属品:オリジナルメガネケース、オリジナルセリート
2017年10月29日女優の宮沢りえが、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによるムーミンの物語を原作とするパペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』(12月2日公開)で、主人公ムーミントロールの声を今回担当することが29日、明らかになった。劇場版アニメの吹き替えは、人形アニメ監督・川本喜八郎の『死者の書』(2005)以来、12年ぶりとなる。宮沢は「ムーミンは子供の頃、絵本やアニメで楽しませていただいてました。芸術的な絵の色彩やムーミン谷の世界観にドキドキしましたし、キャラクターそれぞれが本当に生き生きしていて、ムーミンの正義感、勇気、おおらかさ、自由さに、心踊っていましたから、今回声という表現で、参加させていただく事をとても嬉しく思っています」と喜びのコメント。「子供の頃人見知りだった私に母が『ねぇムーミン、こっち向いて…』というフレーズを借りて、私の名前でこの歌を口ずさむ事がありました。それがとても好きだったし、大切な思い出です」と明かし、「夢や希望だけでなく現実的なテーマにユーモアをちりばめたムーミンの世界観の魅力をお子さんはもちろん、歳を重ねた方々にも、お届けできるように、私自身も楽しみながらムーミンを演じたいと思います」と話している。また、人気声優の森川智之と朴ロ美がその他の役を演じ分けるほか、ナレーションを『アナと雪の女王』(2014)のアナ役として知られる神田沙也加が務める。同作は映画シリーズ初となる、冬のムーミン谷が舞台。木々に降り積もる雪や、一面の銀世界など美しい冬景色とともに繰り広げられるムーミンの喜びと驚きに満ちた冒険劇となる。物語のはじまりは、木の葉が舞い落ちる秋。ムーミンは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在を知り、"クリスマスさん"って誰? どんな人? ムーミン一家はクリスマスさんをもてなそうと大騒ぎ。ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描く。(C)Filmkompaniet / AnimoonMoomin Characters
2017年09月30日フィンランド出身の画家トーベ・ヤンソンが生み出した『ムーミン』シリーズ。小説・絵本・コミック・アニメーションと展開し、今ではそのアート性の高さから、食器をはじめとする雑貨が一大ブームとなっています。今回は、そんな『ムーミン』についてのインタビューを2部構成でお届け。長年『ムーミン』書籍の編集に携わってきた講談社の横川浩子さんと、2019年春オープン予定の『ムーミンバレーパーク』広報担当の杉山賢祐さんに取材しました。北欧ならではのゆったりとした時間が流れる、ムーミンの世界をのぞいてみましょう。■ムーミン誕生のきっかけと歴史『ムーミン』は、好奇心旺盛な主人公・ムーミントロールと、その家族や仲間達が繰り広げる物語。国際アンデルセン賞を受賞するなど、フィンランドを代表する児童文学として知られる『ムーミン』ですが、そこには知られざる歴史がありました。──はじめに、『ムーミン』誕生の経緯について教えてください。横川「トーベ・ヤンソンの母国フィンランドは、昔からスウェーデンやロシアに支配されてきた国。第二次世界大戦中にはドイツの脅威にもさらされました。彼女は若いころ、ヒトラーなどを揶揄(やゆ)する風刺漫画を雑誌に連載していて、そのとき自分のサインに添えて描いた小さな生き物がムーミントロールの原型だったんですよ」──ふんわりと優しいイメージのあるムーミンが、風刺誌に登場していたなんて驚きです。横川「トーベは、子どもの頃から本が好きでした。戦争でアトリエの窓が割れるほどの空襲がある中で、現実逃避として書いたのがムーミンの物語なのです。1945年に出版された『小さなトロールと大きな洪水』と、2作目の『ムーミン谷の彗星』(46年)は、どちらもムーミントロールたちが自然の脅威を乗り越えるという危機感のあるストーリーでした。その後、時代的に落ち着いてきたこともあり、3作目の『たのしいムーミン一家』(48年)からは冒険があったり、魔法があったりと、児童文学感の漂う作品になっていったんです。さらに、1954年からイギリスの夕刊紙「イブニング・ニューズ」にコミックを連載したことで、ムーミン人気は世界に広がりました。一方、トーベは締め切りに追われる日々に疲弊していきます。6作目の『ムーミン谷の冬』(57年)は、そんなトーベにとって大きな転機といえる作品でした。そのきっかけのひとつは、生涯のパートナーとなったトゥーリッキ・ピエティラというグラフィックアーティストとの出会いです。それまでは義務感や忙しさから、自分が本当に書きたいものがわからなくなっていたトーベ。でも、トゥーリッキの“今、あなた自身が辛いことをムーミンに反映させてみたら?”という言葉を機に、疲弊したトーベの気持ちが解放されていきました。そして、ムーミンが危機を乗り越えていく作品を書くことで、自分自身も吹っ切れていったんです。トゥーリッキは女性のグラフィックアーティストで、実はその少し前まで同性愛は犯罪とされていた時代でした。交際も難しかったようです。でもトーベは自分の気持ちに正直に生きることを貫きました」──そのような流れがあることを、知らない人が多いかもしれませんね。横川「そうですね。でも、そういう物語だからこそ芯がしっかりしているのかもしれません。子どもの頃に読んだ時はちょっと怖かったけれど、大人になって読み返すと“そういう深さがあったんだ”という気付きがあるのが『ムーミン』の大きな魅力だと思いますね。自然の脅威という点もそうですし、『ムーミン谷の冬』ではムーミントロールが冬にひとり目が覚めてしまうのですが、パパやママが冬眠しているので、自分でなんとかしなくてはいけないという状況を乗り越えていく。そういったところも、子どもの成長と共通するところがありますよね」■“声の小さな人”たちへの暖かなまなざし──作者が『ムーミン』を通じて子どもに伝えたいメッセージはあったのでしょうか?横川「子どもに特定したメッセージではないと思います。もちろん子どもが読みやすいように工夫はしているけれど、本音を隠さずシビアな局面やキャラクターも出てきますし。ただ、子どもが楽しんでくれることはトーベ自身にも非常に喜びがあって、子どもからのファンレターには全部手書きで返事を書いていたそうですよ。トーベは子どもが好きというよりは、居場所のない声の小さな人たちへのまなざしが温かかった。トーベは国内人口の約6%と言われるスウェーデン語系フィンランド人だったために、一般的なフィンランド人とはちょっと違う立場だった、という背景もあるでしょうね」物語に登場するモランは、みんなから怖がられ、避けられているキャラクター。本人が冷気を帯びているだけで、何も悪いことはしていないのに嫌われる…そんなモランは、シリーズの後期ではムーミントロールと心を通わせる存在にもなっています。トーベは、弱者も一人の存在として認める。それは子どもに対しても同じことで、姪のソフィア・ヤンソンが島に遊びにきても、何かをしてあげるのではなくて、容赦なく対等に遊んだと聞いています」■ムーミンの原点にある、フィンランド流の子育て──トーベの人を尊重するという考え方の原点は、どこにあるのでしょうか?横川「トーベは子どもの頃、夏になると家族で島暮らしをしていました。たとえば嵐がきたら、危ないからといって隠れるのではなく、“みんなで嵐を見に行こう!”という生活をしていたんです。そんな両親に育てられたトーベは、独立心旺盛な子どもでした。森をプチ探検したり、島で泳いだり、大人の本もどんどん読んでいたそうです。『ムーミンパパ海へいく』(65年)では、突然パパの提案で小さな島に行くことになる。島でもパパは自分勝手だし、ママはいなくなっちゃうし、どうしよう…という状況で、ムーミンは巣のような居所を手に入れます。ある日、ママがムーミンを見つけるのですが、“帰ってきなさい”ではなく“ママもここでちょっと過ごそうかしら”と声をかけるんです。それは、ムーミンにとってすごく幸せなこと。ママも自分のさびしさをわかってくれている、自分はひとりでここに居てもいいんだと思えますよね。ママは、しばらくして“じゃあ気をつけてね”と帰って行く。これがムーミン的、あるいはフィンランド的に、子どもにも独立心を持たせるというひとつの現れだと思います」──なるほど。私だったら「早く帰ってきなさい」と言ってしまいそうです…。横川「そうですよね(笑)。“どうしたの?”と聞かずに受け入れてくれるママの温かさや、ムーミン谷が持っている許容の広さっていうのは、すべてフィンランドならではの子育てからくるもの。資源がない国だから人も資源ということで、小さな子どもへの支援を手厚くしようっていうのが国の政策であり、一般市民にもちゃんと定着しているんです」──では、日本の忙しい子育て中のママにおすすめの作品はありますか?横川「『ムーミン谷の仲間たち』(62年)という短編集にある『目に見えない子』ですね。ニンニという子の顔が見えなくなっちゃうのですが、それはつまり自分をなくすということ。ここでもやっぱりムーミンママが受け入れてくれて、ニンニはママについて回るんです。あるときパパが、ママを驚かせようと後ろから忍び寄っているのを見て、“私の大事なムーミンママに何をするの”とニンニが怒ってパパを海に突き落としてしまう。すると、ニンニの顔が元に戻るんです。要するに、自分の気持ちを率直に表現することで、顔を取り戻した。これは子どもにも大人にも、響くところがあると思います!もちろん思っていることをすべて言えばいいわけじゃないけれど、自分の本当の想いをあらためて見つめなおすことができる。短編なので読みやすいですし、おすすめです」■日本でのムーミン──日本のムーミン人気は、やはり1969年に放送がスタートしたアニメーションの影響が大きいのでしょうか?横川「アニメを制作した方達は、『本物を子どもたちに見せたい』という情熱に満ちた素晴らしい人たちだったようです。スタッフの中に宮崎駿さんもいらした時期があったそうですよ。アニメが放送されたのは高度成長期が落ち着いてきた頃で、少し生活を見直そうよという流れがあった。ムーミンファミリーの温かさや自然、そういうものが時代の流れにマッチしていたのかもしれませんね。一方で現在の人気は、個人を尊重する生き方やデザインなども含めた北欧ブームの影響も大きいのではないでしょうか」──日本ではムーミンのグッズが大人気ですが、フィンランドではどうですか?横川「本国でもARABIA(アラビア)のムーミンマグは1家にひとつあると言われているし、存在は大きいですね。機能性とデザイン性を兼ね備えていて、お高めですが人気があります。大人が持っていても、決して子どもっぽくならない色使いとデザインですしね。そして、流行っているから欲しいというのでなく、好きなものをずっと大切にという感じです。お好きな方には、北欧食器の王様といわれる「TEEMA(ティーマ)」シリーズと「ムーミン」のコラボレーションの魅力をまとめた『ムーミンマグ物語』という一冊もおすすめです」──これからのムーミンについて、望むことはありますか?横川「キャラクターグッズはたくさんありますが、原作を読むとさらにムーミンの良さがわかります。『ムーミン』は、読むときの自分の状態によって、心に響く言葉が違うことがよくあるんです。“この言葉が響くってことは、今、私はこんなところが疲れているのかな? 気持ちが楽になったぞ”って、心の処方箋とでも言えるみたいな…。子どもたちはムーミンの物語を読むことで、これでいいんだっていう安心や自己肯定が生まれるかもしれない。ムーミンママやパパの行動には、大人でもハッとすることがあります。読書を通して会話も生まれますし、ぜひお子さんと一緒に原作童話を読んでほしいと思います」■2019年春、『ムーミンバレーパーク』が埼玉県飯能市に誕生!ここからは、2019年春オープン予定の『ムーミンバレーパーク』PR担当の杉山賢祐さんに伺います。日本でのムーミン人気が高まる中、埼玉県飯能市に『メッツァ』のオープンが決定。『メッツァ』は2つのゾーンに分かれており、2018年秋には北欧のライフスタイルを体験できる『メッツァビレッジ』、2019年春にはムーミンの物語を主題とした『ムーミンバレーパーク』が開園予定です。──まず、『ムーミンバレーパーク』を作ることになったきっかけを教えてください。杉山「アニメーションの放送終了もあり、一時ムーミンの関連売上は下降気味でした。そんな中、2008年にムーミン全般の版権を持つムーミンキャラクターズ社が、原作の文学性やアート性を重視した展開をしようと戦略を変えたんです。それ以降、いわゆるキャラクターショップではなく雑貨店にグッズが数多く置かれるようになり、従来のムーミンファンから若い女性までキャラクター人気が復活しました。2015年にはムーミンの全世界売上に占める日本のシェアは43%となっています。このような人気を受けて、ムーミンの物語を追体験してもらえるようなパークを作り、さらなる物語の理解促進や、新たなファンの獲得につながればと考えています」──どのようなテーマパークになる予定ですか?杉山「“小さな発見が導く心の豊かさ”が『メッツァ』全体のコンセプトです。毎年発表される『世界幸福度ランキング』で北欧の国々はいつも上位に入っているけれど、その幸福度はどこから来るのかという話になったんです。ムーミンの物語を構成する要素のひとつに“自然との共生”があり、これは北欧の人たちにも言えること。フィンランドの人は、休日に4時間かけてお気に入りの森へ行き、ただ家族と森の中で過ごして、4時間かけて帰ってくるという話も聞いたことがあります。そのような生活がベースにあって、幸せを常に感じているんですよね。行った先で大きなことがあるわけじゃないけれど、そこに居るだけで気持ちが落ち着いてハッピーになる。そんな心の豊かさを『メッツァ』で感じてもらい、それぞれの小さな発見を日常生活に持ち帰ってほしいと思います」──たしかに心の豊かさはムーミンへの憧れと通ずるものがあるし、今の日本にないものだからこそ惹かれますね。杉山「ムーミンのお話を読んでいると、それぞれのキャラクターは意思がしっかりしています。ある意味自己中心的だったりするけれど、自分の気持ちをはっきり言えるし、自分らしく生きている。そういうところにも、もしかしたら日本の人たちは憧れがあるのかな? という気はしますね」■“その空間にいること”に価値を見いだせる場所へ──では、『ムーミンバレーパーク』ならではの特長はありますか?杉山「もともと従来のテーマパークとは位置づけが異なり、『ムーミンバレーパーク』はアトラクションに乗って楽しむという受動的なものではなく、みんなで一緒に作りあげていくようなイメージです。『メッツァ』全体でも、想像・挑戦・創造・共有・解放・探究という6つの体験に価値を置いていて、特に自分の心を“解放”できるというのは、他のテーマパークにはない特長かもしれません。ムーミン屋敷での生活を“想像”したり、湖を渡るジップラインに“挑戦”したり、ワークショップで “創造”したり…。まだ企画を考えている段階で具体的には決まっていませんが、それぞれの施設やアクティビティで6つの体験のうち何かを感じていただけるよう開発を進めています。よく、テーマパークはお母さんと子どもは楽しいけれど、お父さんは並ぶだけなんて話も聞きますが、男性は自然に行くことが好きな人も多いので、家族みんなで楽しめる場所になるのではないかと思います。あとは、シーズナルイベントも見どころです。クリスマスやハロウィンなど定番のイベントだけでなく、たとえば『夏至祭』など、北欧で実際に親しまれている季節のイベントも紹介できればと考えています」──北欧ならではの季節イベントは、従来のテーマパークではできない体験ですね。なぜ、飯能という場所を選んだのですか?杉山「飯能市には北欧童話の世界観が楽しめる『あけぼの子どもの森公園』があり、もともと北欧と親和性がある場所でした。実際、宮沢湖に視察へ行ったとき、湖と森を見て“ここにムーミン谷があるのは想像できる”ということになったんです。飯能の自然は豊かで、蛍やムササビ、フクロウもいるような場所なんですよね。初めは屋内型の施設も検討していましたが、やっぱりムーミンらしく本物の自然がある場所にしようと方向性を変えたんです」──すごく大きな方向転換ですね。でも、親の立場からするとリアルな自然を通して子どもが楽しめるというのは、とても魅力的です。杉山「自然とキャラクターの世界観が融合するという点は、オリジナリティが高いと思いますね。ちなみに、フィンランドにあるムーミンワールドを参考にしている部分もありますが、基本的に『ムーミンバレーパーク』は完全オリジナルで作っています。ムーミンワールドは年間で約2ヶ月間しかあいてないので、通年営業という点では世界初のムーミンパークと言えます」──特にこだわっているところはありますか?杉山「できるだけ自然を残して開発するということと、ムーミンの世界に登場しないものを表現するようなアトラクション等は作らないというところです。パークにあるのは物語に出てくる水浴び小屋や灯台などで、ファンの方々がしっかりと追体験できる場所にしたいと考えています。せわしなく過ごすのではなくて、ベンチに座ってムーミン屋敷を見て空想してもらうとか、ゆっくりとした時間の流れが感じられる空間にしていきたいですね」──テーマパークということで、食事メニューも気になるところです。杉山「現在計画中ですが、『ムーミンバレーパーク』では、キャラクターをイメージしたものだったり、物語に出てくる料理を表現したりできると、食事が楽しくなりそうですね。北欧文化を食事でも感じていただきたいです」──パークを作る上で、課題に感じていることはありますか?杉山「パークとして持続性のある場所になっていくためにも、今の子ども達にムーミンを好きになってもらい、子ども自身が行きたいと言うような場所にしたいと思っています。今までファンではなかった人に、ムーミンの世界観や魅力を伝えていきたいっていうのもありますね。アクセス面では飯能の認知度がまだまだ低く、“すごく遠そう”というイメージがあるようなんです。実際は池袋から特急で40分なので、都内からそれほど遠くない。圏央道もほぼ開通し、『メッツァ』は狭山日高インターチェンジから約6kmなので、決して不便な場所ではないということも知っていただきたいです」──最後に、開園を待つ読者のみなさんにメッセージをお願いします。杉山「『メッツァ』は“小さな発見が導く心の豊かさ”を体験できる施設。『ムーミンバレーパーク』はムーミンの世界観や物語、キャラクターを通じていろいろと気付いてもらえる場所にしていく予定です。お子さんが五感を使って自然の中で楽しめるパークですので、ぜひご家族の皆さんでムーミンとその仲間達に会いに来てもらえればと思います。グランドオープンまであと2年、楽しみにお待ちください」<取材協力>・ムーミン公式サイト ・ムーミン公式Facebook ・ムーミン公式Twitter @moomin_jp ・講談社絵本通信 ムーミンの本 ・講談社ムーミンの本Facebook ・metsa(メッツァ) ・iittala ARABIA
2017年03月27日「ムーミン絵本の世界展トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」が、11月30日から12月7日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。トーベ・ヤンソンが書いた童話に“ムーミントロール”として登場し、コミックスや絵本、アニメーションなどを通して世界中に広がったムーミン。しかし、現在カラーで展開されているほとんどはトーベの世界観を尊重しながら公認作家のリーナ&サミ・カーラ夫妻が描きおこしたものであり、トーベ自身の豊かな色彩で描かれたムーミン絵本はわずか3冊のみとなっている。同展では、オリジナル作品がもつ世界観に独自のユーモアを加えたカーラ夫妻の絵本原画約80点を展示。さらに、トーベの絵本や映像とも比較しながら制作過程を紹介するなど、原作に触発された新しいムーミン絵本の世界を楽しめる機会となっている。また、会場では約300種類を超える展覧会限定グッズなども販売される予定だ。【展覧会情報】「ムーミン絵本の世界展トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:11月30日~12月7日時間:10:00~20:00(12月7日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)料金:一般500円(前売券400円)、小中学生300円
2016年10月26日「ムーミン絵本の世界展 トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」が、松屋銀座8階イベントスクエアで、2016年11月30日(水)から12月7日(水)まで開催されます。トーベ・ヤンソンの絵本がパネルや特別映像で詳しく紹介され、ムーミンの世界観をたっぷり楽しめます。また、トーベ作品に忠実に新作絵本を描きおろす公認作家、カーラ夫妻の原画約80点が日本初公開されます。●トーベ・ヤンソンが残した3冊のムーミン絵本ムーミンは、トーベ・ヤンソン(1914~2001)が書いた童話に“ムーミントロール”として登場しました。さらにコミックスや絵本、アニメーションなどを通して世界中に広がっていき、今では世代を超えて多くの人々に愛されています。その中でもトーベが残した3冊のムーミン絵本は、モノクロで描かれている童話やコミックスとは違い、彼女の豊かな色彩を楽しむことができる人気のシリーズです。やわらかなカラーで彩られたムーミンの世界をじっくり堪能しましょう。●新しいムーミン絵本の原画約80点を日本初公開!リーナ&サミ・カーラ夫妻は、トーベの世界観を尊重しながら最新のムーミン絵本を描きおこしており、その新作絵本は日本でも次々と翻訳出版され話題となっています。今回は、オリジナル作品がもつ世界観に独自のユーモアを加えたカーラ夫妻の絵本原画約80点を展観。さらに、トーベの絵本や映像とも比較しながら制作過程を紹介しています。普段みられない制作の裏側を知れる、貴重な機会ですね。また、他では手に入らない展覧会限定グッズも用意されており、ムーミンファンの心くすぐる内容となっています。ぜひ足を運んでみてくださいね。■イベント詳細名称「ムーミン絵本の世界展 トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」開催期間2016年11月30日(水)~12月7日(水)開催場所松屋銀座8階イベントスクエア開催時間午前10時から午後8時(最終日午後5時閉場。入場は閉場の30分前まで)主催ムーミン絵本の世界展実行委員会入場料一般 500円、小中学生 300円※一般前売券 400円<プレイガイド>ローソンチケットLコード 33659セブンイレブンセブンコード 050-245チケットぴあPコード 767-994ヤフーパスマーケット<販売期間>2016年11月29日(火)まで
2016年10月26日