『スター・ウォーズ』シリーズや『ピーターラビット』のドーナル・グリーソンが実弟ブリアン・グリーソンと主演、脚本、製作を手掛けたシュールでオフビートでハイテンションなアイリッシュ・コメディ「フランク、アイルランドのダメ男。」が、スターチャンネルEXにて独占配信されることになった。ダブリン郊外に暮らす、32歳、独身、無職、自称ミュージシャンのフランクは、大人になりきれないダメ男。頼りない親友、くされ縁の元カノ、ぶっ飛びキャラの母親らに囲まれ、想定外の騒々しい1日が今日も始まる!この度解禁された予告映像では、冒頭から家族や友人らから怒られたり、呆れられてばかりのフランク(ブリアン・グリーソン)が登場。「職なし、実家暮らし、運転免許なし」とこき下ろされ、ご立腹のフランク。親友のドゥーファス(ドーナル・グリーソン)と映画『ホーム・アローン』ばりに「家を守る」と息巻いて、うっかりカーテンを燃やしてしまうフランク。そんな間抜けなコンビを、ブリアン&ドーナルの実の兄弟が楽しそうに演じ、終盤には兄弟の実父、アイルランドの名優ブレンダン・グリーソンと揃って敬礼する姿も収められている。アイルランドが誇る親子俳優が共演大人になり切れないトラブルメーカー、フランクを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『イニシェリン島の精霊』の名優ブレンダン・グリーソンの三男、ブリアン・グリーソン。フランクの親友ドゥーファスを演じるのは長男、ドーナル・グリーソン。ブリアン曰く、「精神年齢はフランクは13才、ドゥーファスは9才」という2人が、“小学生レベル”の騒動を繰り広げる。その自由過ぎる言動がトラブルを引き起こしてしまうフランク。かたや、そんなフランクを親友と慕い、一緒になって騒動を拡大してしまうドゥーファス。そんな2人の想定外の行動にハラハラしながらも、どこか憎めない“愛すべきダメ人間”っぷりは見逃せない。ちなみに2人の役名には、「フランク(Frank)」=「正直」、「ドゥーファス(Doofus)」=「間抜け」という意味も込められている。さらに、最終話では実父のブレンダン・グリーソンが母親の元恋人の役で出演。また、次男のファーガス・グリーソンが第2話に登場する男性歌手の歌唱(歌声のみ)で登場するなど、まさにグリーソン一家総出演でおくるコメディ快作。“アイルランド人気質”をユーモアたっぷりに描くアイルランドの人々といえば、往年の映画ファンにはジョン・フォード監督『静かなる男』(52)でジョン・ウェインとモーリン・オハラが演じた「頑固でシャイで一本気」な男と、「気が強く愛情が深い」女といったイメージが強いかもしれない。しかし、本作にはフランク&ドゥーファスのほかにも、ぶっ飛んだキャラの母親メアリー(ポム・ボイド)、くされ縁の元カノのオーニャ(セーラ・グリーン)、オーニャの新しい恋人で酒癖の悪いピーター=ブライアン、腕っぷしの強い総合格闘技インストラクターのニコルなど、ひと筋縄ではいかないクセの強い面々を、ほぼアイルランド人俳優が演じている。監督のMJ・ディレイニー&デクラン・ローニー(「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」)ほか、スタッフ陣もほとんどアイルランド&北アイルランドのクルーで固め、ダブリンとベルファストで撮影されている。各エピソードに散りばめられた“映画愛”ブリアン&ドーナルによる脚本の妙の1つが、各エピソードに散りばめられた“映画ネタ”の数々。第1話は『タクシードライバー』、第2話は『ミザリー』、第3話はケヴィン・コスナー、第4話は『十二人の怒れる男』、第5話は『ホーム・アローン』、第6話は『メメント』がストーリー展開の重要なファクターとして取り入れられ、絶妙なユーモアとなっている。俳優であるブリアンとドーナルが、自らの“映画愛”を見事にエンターテインメントに昇華させた脚本だ。『フランク、アイルランドのダメ男。』は8月1日(火)よりスターチャンネルEXにて独占日本初配信(全6話)。<海外ドラマ「フランク、アイルランドのダメ男。」配信・放送情報>【配信】「スターチャンネルEX」【字幕版・吹替版】全6話、8月1日(火)より一挙配信開始【放送】「スターチャンネル」【STAR1字幕版】9月11日より毎週月曜23時~ほか※9月3日(日)23時~吹替版第1話無料放送【STAR3吹替版】9月22日より毎週金曜22時~ほか(シネマカフェ編集部)
2023年07月01日シリーズ累計発行部数全世界2億5000万部を超える絵本をハリウッドで実写映画化した『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』。この度、「父の日」を記念して、本作でマグレガー役を演じたドーナル・グリーソンから、本作の重要なテーマの1つである「父と子」について語ったインタビューが到着した。前作のラストで恋を成就させ今作ではビア(ローズ・バーン)と結婚したトーマス・マクレガー。今作ではピーターたちの“父親”代わりになろうとするも、度が過ぎるほど真面目な性格ゆえにピーターからは“父親気取りでうんざり”と煙たがられ、空回りばかりしてしまうマグレガーを、ドーナル・グリーソンがユーモアたっぷりに演じている。前作では対立関係にあった両者だが、相手を知ろうとすることで“父(マグレガー)と子(ピーター)”として共闘する関係性へと変化していくことも本作では重要なテーマとして意識していることをドーナルが語る。「子ども時代を実の家族と過ごしてこなかったマグレガーは“本物の家族”を欲しています」と言う。ただ、「“動物と人間は違う”と考えていた彼に対して、ビアには動物と人間との違いがまったく見えていないんです」と語り、ビアへの愛情ゆえにその気持ちを頭で理解しようとしていたものの、自分の気持ちが追いつかず、それが空回りの原因だったと思う、とその理由を語る。しかし「ウサギたちが危険にさらされると知ると、マグレガーは自分の家族を救うために行動を起こします。父親なら誰もがそうするように」と、頭でっかちだったマグレガーが相手を思いやる気持ちを知ることで、自然に“父親”へと変化していく様子を見てほしいと言う。製作総指揮のダグ・ベルグラッドも『ピーターラビット』の映画が心に響く理由は「すごく愉快で楽しい作品でありながら、誰もが抱えているような重要な心の問題を、逃げることなく掘り下げているからなんです」と語る。そして、「本作でピーターは、本当の自分自身に気づくことを余儀なくされます。それと同時に、ビアとマグレガーの間にやがて生まれてくるはずの人間の赤ん坊によって、自分の存在を脅かされることにも立ち向かわなければいけないんです」と明かす。プロデューサーのヒルデブランドも同様に、「ビアトリクス・ポターの物語を読むと、彼女がまったく手心を加えていなかったことに気づきます。(※実際、絵本「ピーターラビットのおはなし」シリーズでも、人間に捕まってピーターの父親はパイにされてしまう)彼女の物語には普遍的で心温まる物語でありながらも、シリアスなものが含まれていて、私たちもその点に忠実であろうとしました」とその想いを述べた。今作でのピーターは、湖水地方の“父親”気取りのマグレガーよりも、都会で出会った“自分のことを初めて認めてくれた”地下組織の大ボスうさぎ・バーナバスに、やがて“父親”に寄せるような気持ちを抱くようになる。「バーナバスにもっと認めてもらいたい! 褒めてもらいたい!」ピーターのそんな純粋な気持ちがエスカレートし、やがて湖水地方の本当の家族や仲間を巻き込んで、事態は思わぬ方向に…。「ピーターとビアとトーマスを見て、彼らから何かを学べるよう、そして3人の中に自分自身を見ることができるようにしました」と、ヒルデブランドが語る“家族”のストーリーとしても注目だ。『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は6月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 2021年6月25日より全国にて公開
2021年06月20日前作から3年、今度はピーターが“モフワル”になって帰ってくる映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』より、モフワル道へ進むきっかけとなる強烈うさキックシーンを切り取った本編映像が公開された。到着した映像では、ピーターの大好きなビア(ローズ・バーン)とマグレガー(ドーナル・グリーソン)との結婚式の模様が映し出され、2人を祝福するために友人たちや、ピーターの三つ子の妹モプシー、フロプシー、カトンテールにいとこのベンジャミンらお馴染みのキャラクターが大集合している。元々、マグレガーとは犬猿の仲だったピーターもおとなしく参列…しているかのように思えたが、「ウサギたちの父親に」と聞いた瞬間、嫌だと言わんばかりに、顔に強烈な蹴りを入れたり、飛ばして結婚式を台無しにしたりと、ピーターが大暴走…?そしてマグレガーと決別して都会へ向かい、“モフワル”の道へと進むのだ。『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は6月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 2021年、全国にて公開
2021年05月20日CBSがミニシリーズとして製作放映する『A Higher Loyalty』で、ブレンダン・グリーソンがドナルド・トランプを演じることになった。原作は前FBI長官ジェームズ・コミーが昨年出版したメモワール。2017年、トランプによって解雇されたコミーがその内情を書いたこの本は、発売最初の週に60万部を売り上げる大ベストセラーとなった。コミー役にはジェフ・ダニエルズが決まっている。監督、脚色は『ニュースの天才』のビリー・レイ。CBSは、プレミアムケーブルチャンネルのショータイム、ストリーミングのCBSオール・アクセスも傘下に持つが、このドラマをどこで放映するのかは、まだ決めていないとのことだ。文=猿渡由紀
2019年10月08日シリーズ累計2億5000万部の世界的大ベストセラーを映画化した『ピーターラビット』が5月18日(金)より公開される。この度、主人公ピーターと動物嫌いの宿敵マグレガーが、1対1の本気のケンカを繰り広げる<恋の三角関係バトル>本編映像がシネマカフェに到着した。神経質なマグレガーをコミカルに演じるのは、主演映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』では奇妙なタイムトラベルを繰り返す非モテ系男子を愛らしく演じ切り、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ではファースト・オーダーを指揮するハックス将軍を熱演した、アイルランド出身のドーナル・グリーソン。いま“最もいい味を出す俳優”と言っても過言ではないドーナルは、この三角関係を「ひとりの素敵な女性をめぐる、二人の男性の普通の戦いが見られるよ。女性がとにかく陽気で、男性の片方がウサギだってことを除いてね!」とユーモアを交えて語っている。眉間にしわを寄せながら真剣にウサギとバトルを繰り広げる役を演じるドーナルの好演にも注目だ。『ピーターラビット』は、5月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピーターラビット(2018) 2018年5月18日より公開
2018年05月06日全世界110か国(35か国語)で発行、シリーズ累計2億5000万部のベストセラー絵本を、ハリウッドで初めて映画化した『ピーターラビット』(TM)の日本公開が、このほど5月18日(金)に決定。あわせて、予告編とポスタービジュアルが到着した。到着した予告編では、美しい湖水地方の映像とともに元気なピーターが登場するところからスタート。大好きなビアや仲間たちとのにぎやかで楽しい日々が描かれるが、しかし隣に越してきたマグレガーのせいで、その幸せな生活が危ぶまれ…。動物嫌いなマグレガーは庭を完全防備。鍬のようなものや本で襲い掛かかるなど、「野生の動物は追い払う!」とピーターたちを敵対視。そこでピーターはマグレガーを追い出す作戦に!一方、マグレガーはビアとの仲も深めていき…。キュートな表情はもちろん、短い足で蹴りを入れるシーンなど、ちょいワルでワイルドなピーターの姿も覗ける魅力満載の仕上がりとなっている。なお、映画公開日決定とあわせて、3月3日(土)(=みみの日)よりうさ耳スマホバンパー付きムビチケカードの発売も決定した(※無くなり次第終了)。『ピーターラビット』は5月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月03日ドーナル・グリーソンとマーゴット・ロビーが出演する『Goodbye Christopher Robin』(原題)とは異なる、新たに「くまのプーさん」に登場するクリストファー・ロビンにテーマを置いた映画『Christopher Robin』(原題)がディズニーにより製作されるようだ。前者はドーナル演じる「くまのプーさん」の作者A・A・ミルンとマーゴット演じる妻ダフネ、その息子クリストファー・ロビンの一家の物語だが、後者は少年時代の豊かな想像力を失い、大人になったクリストファー・ロビンがビジネスでの成功に奮闘する姿を描き出すという。「The Hollywood Reporter」などのメディアが、ユアン・マクレガーがクリストファー役に出演を交渉中だと報じている。監督は『ワールド・ウォーZ』のマーク・フォスター、脚本は『Hidden Figures』(原題)でオスカーノミネートを受けたアリソン・シュローダーが担当。プロデューサーは『ジャングル・ブック』のブリガム・テイラーが務める。ユアンは以前から『スター・ウォーズ』で演じたオビ=ワン・ケノービの単独映画が製作されるなら「ぜひ主演したい」とアピールしていた。ファンにとってオビ=ワンとは無関係の新作に主演というニュースは、オビ=ワン単独映画から遠ざかったように感じ、少し残念に感じるようだ。(Hiromi Kaku)
2017年04月27日