今の時期、外出自粛の影響でデートできないカップルが多いでしょう。会いたいと思うだけでなく、物理的な距離が空くと心の距離も離れてしまうのではないか、と不安になってしまう人も少なくないはず。でも実は、直接会えていないからこそ楽しめるデートがあるんです。2人の仲をさらに深める、心理学を活用したカップルデートをご紹介します。■Skypeでオンライン映画デート人が他者と親密になる方法に「経験の共有」があります。同じ場所で同じ目線で体験することで、相手に対して強い絆を感じやすくなるのです。これは別に、一緒に行動していなくてもOK。例えばSkypeのチャットに「画面共有」という機能があるので、こちらを使ってPC画面を共有できます。これを活用して、片方がPCで映画のDVDを再生し、その画面を共有すれば、2人一緒に映画を楽しめるでしょう。ポイントとして「ハラハラドキドキする映画」を鑑賞します。「吊橋効果」といって、恐怖心によるドキドキを性的興奮と錯覚し、恋愛感情が高まることがあるのです。2人で経験を共有することで親密度がアップし、さらにお互いに対してときめく気持ちが強くなるかもしれません。■あえて文通するLINEやメールが当たり前の昨今、あえて文通してみてはいかがでしょうか。頭に浮かんだ物事を紙に書き出すことを「ジャーナリング」といいます。手で文字を書くのは、キーボードで文章を作成するのと同じようでいて、実際はかなり異なるもの。手で書くほうが、心の内から考えや感情を出すのに時間を要するのです。そのため、必然的に自分とじっくり向き合うことになります。書くことで内面にあるものを浮き彫りにし、可視化するのです。気づかなかった点やモヤモヤしていたことがクリアになって、心が晴れる効果があります。文通を通して、お互いが求めるお付き合いのイメージ、恋人への気持ちや考え、今まで知らなかった本音を理解する、いい機会となるでしょう。このような「相互理解を深める」は、2人の絆を強くします。ポイントは、手紙を書く時間を決めることです。1時間と決めたなら、たとえ途中でも止めて終わりにしましょう。文章を書くことに慣れていないと、どうしても時間がかかります。時間を多くとられる行為は、よっぽど気持ちにハマらない限り、だんだんと面倒くさくなるのが人情。負担だと感じない時間内で手紙を書くのが、続けられるコツです。また文章量についても便箋1枚までとするなど、負荷が大きくない量を決めておきましょう。■Google Earthで世界旅行最後は「適度な刺激」です。普段と違うことをするとそれが「刺激」となり、2人の距離をグッと縮めます。例えば、世界一周旅行はなかなかできない「非日常」。今まで見たことのないものを見て、知らなかった世界を知る。その感動が、2人の関係をマンネリから解き放つよい刺激となるでしょう。もちろん、世界一周なんて簡単にはできません。ところがGoogle Earthを使えば、衛星写真ではありますが、世界のあらゆるところに飛べます。例を挙げると、ナスカの地上絵やアンコールワットなど、たとえ現地に行っても全体像を把握できないスポットが、Google Earthではかなりクリアに見られるのです。さらにストリートビューを使えば、道に立って異国の地を眺めることもできます。疑似的ではありますが、Google Earthで2人きりの世界旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。■まとめ心理学上、親密度を高めるにあたり、「経験の共有」「相互理解を深める」「適度な刺激」の3つが大きく作用します。外出自粛中はデートは無理、と多くのカップルが思ってしまいがち。でも心理学を応用すれば、外出自粛中であっても仲を深めるデートができます。今このときだからこそ、普段と違うやり方をトライしてみて、いつもとの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。気づかなかった彼の一面を、知ることができるかもしれませんよ。
2020年05月02日ドワンゴは、ナスカの地上絵を模したお香制作キット"「ナスカの夏、ペルーの夏」vol.1:ナスカの地上絵~HACHIDORI~"を発売した。販売は同社の通販サイト「ドワンゴジェイピーストア」にて行われる。価格は4,200円(税別)。完全受注生産。同商品は、2015年夏、SNSでのリツイートやまとめ系サイトのシェアが合計6万回を越えたことをキッカケにニュースサイトにも取り上げられた、ナスカの地上絵を模した蚊取り線香風アート「ナスカの夏、ペルーの夏」が、お香制作キットとして販売されたもの。蚊取り線香風アート「ナスカの夏、ペルーの夏」は、アートユニット「現代美術二等兵」の籠谷シェーンが「夏と言えば蚊の季節なので、ひと筆書きの『ナスカの地上絵』が蚊取り線香になったら面白いかな」と思い制作。ハチドリの形をした蚊取り線香の写真をSNSへ投稿したところ瞬く間に拡散されたという。大手メーカーで商品化の構想もあったものの、複雑な形状に加えて崩れやすい素材のため量産化が難しく、「商品化は不可能」と断られ続けたため、完成品ではなく制作キットを販売することとなった。商品化までの道のりは険しく、厚みや太さを微調整しながらハチドリの型を作り続けること1カ月半。そしてお香のもとになる粉の配分や、乾燥させる工程で歪曲して割れてしまうことへの対処法など、試行錯誤しながら試作すること30回以上。ベストな材料配分・制作方法を導き出すまでに7ヶ月が経ち、季節もすでに秋を迎えていたため「お香キット」として販売することになったとのこと。製作手順は、粉を練り合わせてお香のもとを作り、型に詰めてから押し出し、約1日乾燥させると完成する。十分に乾燥したら、不燃布の上で燃焼させることができるということだ。制作キット内容物は、アクリル型3種、お香のもと4つ、不燃布1枚、木栓6つ、ヘラ1本、ヘラ立て1つ。
2015年10月26日