ナタリー・ポートマンが“ポップスター”を演じ、ジュード・ロウ、Siaと共に製作総指揮も務めた映画『ポップスター』。この度、ポップスターの壮絶な物語を描いた本作から、予告編と場面写真が到着した。今回到着した予告編では、銃乱射事件の悲劇が映し出されスタート。そんな壮絶な過去をきっかけに、それを乗り越え、華々しくステージで活躍するナタリー演じるセレステの姿が描かれる。一方で映像では華やかな世界の裏側も映し出す。ホテルの廊下に突如倒れこむセレステと、その様子に呆れ気味のジュード演じるマネージャーの姿…。彼女の実態は、ドラッグ、アルコール、スキャンダルにまみれ不安定で危険に満ちていた。そして、「人として扱われない、うんざり」と叫んだり、姉エレノア(ステイシー・マーティン)に泣きついたり、弱音を吐く様子も確認することができる。また場面写真では、神妙な表情で遠くを見つめる娘アルビー(ラフィー・キャシディー)との親子ショットをはじめ、銃乱射事件発生直前の様子も切り取られている。『ポップスター』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ポップスター 2020年4月3日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて順次公開© 2018 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC
2020年03月06日ナタリー・ポートマンとトップ・アーティスト・Sia(シーア)がタッグを組み、ポップスターのリアルすぎる光と闇を描く渾身作『VOX LUX』(原題)が、邦題『ポップスター』として4月3日(金)より公開決定。併せてポスタービジュアルと初映像となる特報が解禁された。主人公セレステを演じるのは、『レオン』(’95)で大ブレイク、『ブラック・スワン』(’11)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマン。ハリウッドのトップ女優として君臨するナタリーが今作で挑むのは、銃乱射事件の生存者として追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへと上り詰めるも、度重なるスキャンダルで失墜、再起をかけたステージに臨むポップスターのセレステ。セレステの才能を見初め、彼女をトップスターへと導く敏腕プロデューサー役には、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の演技派俳優ジュード・ロウ。また、幼少期のセレステと、ナタリー演じるセレステの娘の二役には、『トゥモローランド』で一躍注目されたラフィー・キャシディ。かつてのナタリーにも重なり、キャリアを広げつつある17歳の彼女は、その繊細な演技でまったく異なる人物の二役を見事に演じあげた。そして、セレステの姉エレノアには、『ゲティ家の身代金』や『グッバイ・ゴダール!』のステイシー・マーティン。劇中ナレーションではウィレム・デフォーも参加する。さらに、主題歌・劇中歌の全般を担当するのは、世界的トップ・アーティストのSia。2017年9月から放送されているナタリー出演の「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の香水ブランド「ミス・ディオール」のCMで、大ヒット曲「Chandelier(シャンデリア)」が起用されたことも記憶に新しい。監督・脚本は『シークレット・オブ・モンスター』(’16)で鮮烈なデビューを飾った若手気鋭のブラディ・コーベット。振り付けには『ブラック・スワン』が出会いとなったナタリーの夫バンジャマン・ミルピエが参加。ナタリーと共にジュード、Siaもエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねた本作は、Sia提供の楽曲を歌い上げるナタリー演じるポップスターの壮絶な物語に、各映画祭で絶賛の嵐を巻き起こしている。この度解禁となったポスタービジュアルでは、ナタリー演じるセレステが、艶やかな衣装と奇抜なメイクに身を包み、ステージで力強くパフォーマンスする姿が写し出され、「炎上も賞賛も私の居場所(ステージ)」というコピーからも、ポップスターとして生きる彼女の揺るぎない信念と衝撃の予感、ナタリーの熱演を期待させるものに。さらに特報映像では、スターとして人目に晒され生きることの窮屈さに、『ブラック・スワン』の主人公のごとく感情を乱し怒鳴るセレステの様子が…。そして突如響く銃声。姉のエレノアの前で涙する様子や、華やかなステージパフォーマンスで人々を魅了する姿もあり、これまでにない新しいナタリーを目にすることができそうだ。『ポップスター』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月24日アフタヌーンティー・ティールームは、フランスのイラストレーター、ナタリー・レテとコラボレーションしたパッケージの秋限定フレーバーティーやスイーツを、2019年8月29日(木)より順次、数量限定で発売する。秋限定フレーバーティー秋限定のフレーバーティーは、みずみずしいラ・フランスをイメージした上品な香りの「ラ・フランスティー」、マロングラッセのように芳醇な「マロンミルクティー」、桃の甘い香りと苺の爽やかな香りが重なる「ピーチ&ベリーティー」の3種が登場。それぞれ、猫やリスなどの動物をモチーフにした華やかなパッケージに包装されている。焼き菓子ティーと合わせて楽しみたい焼き菓子として、「シュガーパイ&マロン風味あんペースト」が登場。シュガーパイと秋限定のマロン風味あんペースト、オリジナルスプーンがセットになっており、サクサク食感のパイにあんペーストをのせたり、サンドしたりして、作りたてのおいしさを楽しむことができる。ギフトにぴったりな詰め合わせ愛らしい猫の顔を描いた「オータムバスケット」は、ティーと焼き菓子の詰め合わせ。「ラ・フランスティー」に、しっとりしたメープルバウムクーヘン、なると金時芋を使ったスイートポテト、ミルクティーメレンゲクッキーを組み合わせた、秋のティータイムやギフトにぴったりな1品だ。その他、7種類のおすすめティーを詰め合わせた「アフタヌーンティー7 デイズコレクション Nathalie Lete エディション」や、ミルクティー専用ブレンド3種を楽しめる「ミルクティーセレクション」、ノンカフェインティー3種の「ノンカフェインティーセレクション」を揃える。【詳細】アフタヌーンティー・ティールーム×ナタリー・レテ販売期間:2019年8月29日(木)~11月13日(水)※ミルクティーセレクションのみ10月3日(木)~11月13日(水)販売。取扱場所:アフタヌーンティー・ティールーム、アフタヌーンティー・ベイカリー、アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル、アフタヌーンティー・ティースタンド(一部店舗を除く)※店舗により、取り扱い商品が異なる場合あり。※数量限定につき、なくなり次第終了。■商品例・オータムバスケット 2,300円・アフタヌーンティー7 デイズコレクション Nathalie Lete エディション 1,400円・ラ・フランスティー 1,080円・マロンミルクティー 1,080円・シュガーパイ&マロン風味あんペースト 1,600円※価格はすべて税込み。■ノベルティ実施期間:8月29日(木)~ ※なくなり次第終了対象店舗:アフタヌーンティー・ティールーム、アフタヌーンティー・ベイカリー大丸神戸店、アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル(表参道除く)、アフタヌーンティー・ティースタンド各店舗内容:ナタリー・レテコラボレーションの「オリジナルトートバッグ」を、テイクアウト商品4,800円(税込)以上購入した先着2,300名にプレゼント。※ナタリー・レテイラストのパッケージ商品1点以上含むテイクアウト購入金額※テイクアウト商品にパンを含む。
2019年08月25日『マイティ・ソー』シリーズ第1作、第2作でジェーン・フォスター役を演じたナタリー・ポートマンが、第4作『Thor:Love and Thunder』(原題)に帰ってくる。この報道に対し第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』でソーの姉ヘラを演じたケイト・ブランシェットが「すごく、すごく楽しみ!観るのを心待ちにしているの。だって、すべての作品を子どもたちと観てとても楽しかったから」と「ETonline」に期待を語った。「でもね、本当に大好きなのは『キャプテン・マーベル』。(前作・今作の監督の)タイカには気を悪くしないでほしいんだけど、『キャプテン・マーベル』が私のお気に入りの作品」とも。ケイトは『Thor:Love and Thunder』でナタリーが女性版ソーを演じることにあたり、「彼女はマーベル・ユニバースにおける、素晴らしいフェミニズムの主導者になるでしょうね。原作のコミックがもともとそうであるように、マーベル映画は最先端を行くべきだし、それが正しいことだと思う 。だからこそ、ナタリーが重要な役を演じることがとても楽しみでしかたない」と、フェミニストの視点からの期待も語った。ケイト自身がMCUに復帰することはあるかと問われると、「それはマーベルに対しての質問だと思う」と答えを濁しつつ、「私はいつでもここにいるから…」と否定はしなかった。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年08月16日表参道のギャラリー・ドゥー・ディマンシュでは、1月29日(火)からイラストレーター ナタリー・レテ による作品展「les maneki Nekos de Nathalie lété」を開催。 今回のテーマは「招き猫」。娘でアシスタントのアンジェールと一緒に手がけたパリ生まれの「招き猫」、そしてイラスト作品がならびます。 作品以外にも、ナタリー・レテのスカーフやバッグなど雑貨やファッションアテムを見ることができるんだとか! ちいさな「招き猫」が、昔からとても好きだというナタリー。昨年の秋に京都を訪れた際には、アンティックのお店のウィンドーでとてもきれいな「招き猫」を見かけて自分でも作ってみたいなと感じたのだそう。 誰しもに幸せをもたらしてくれる、お守りは素敵な存在。アーティスティックな「招き猫」をぜひチェックしてみて!場所:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ期間:2019年1月29日(火)~2月10日(日)営業時間:12:00~19:30定休日:毎週月曜(期間中2月4日(月)は定休日)
2019年02月06日「フランス映画祭2018 オープニングセレモニー」が6月21日(木)、横浜みなとみらいホールにて開催され、映画祭団長のナタリー・バイ、フランソワ・オゾン監督、フェスティバル・ミューズの常盤貴子、スペシャルゲストの是枝裕和監督などが豪華集結した。■フランス映画祭が13年ぶりに横浜で開催今年で26回目を迎える「フランス映画祭2018」は、日仏交流160周年を迎え、6月21日(木)から6月24日(日)まで、13年ぶりに横浜の地で開催。今年もファン待望のラインナップが揃い、各作品の上映の前に、オープニングセレモニーが行われた。■レッドカーペットイベントに豪華映画人が集結レッドカーペットイベントには、横浜出身の常盤さんが最初に登場。あいさつのためにマイクを持つと、「自分の育った街でフランス映画祭が行われることを本当に誇りに思います。これから映画祭が横浜にどんどん馴染んでいって、“横浜といえばフランス映画祭、フランス映画祭といえば横浜”というふうになったら、横浜がもっと、もっとおしゃれな雰囲気になるのではとすごく期待しています」と笑顔を弾けさせた。最後に「フランス映画祭が横浜に戻ってきてくれて本当に感謝しています」などとフランス語で心境を言葉に。常盤さんは、フェスティバル・ミューズとして、映画祭団長のナタリー・バイ、フランソワ・オゾン監督、同映画祭オープニング作品『セラヴィ!』のオリヴィエ・ナカシュ監督&エリック・トレダノ監督など豪華ゲストを出迎えた。■是枝裕和監督、映画祭に対する思いをスピーチホール内に場所を移して行われたオープニングセレモニーでは、カンヌ国際映画祭で日本人監督としては21年ぶりに最高賞となる「パルム・ドール」を映画『万引き家族』で受賞した是枝裕和監督が、お祝いに駆けつけた。是枝監督は「僕たち作り手にとっても本当に貴重な時間であり、場所です」と映画祭に対する思いを実感を込めて言葉にした。「尊敬するフランスの映画人の方たち、映画を愛し、映画祭を支えている方たちと同じ壇上に立つことができて光栄です」と感激の様子で祝辞のスピーチを行った。■常盤貴子&ナタリー・バイが高らかに開会宣言ナタリー・バイ団長と常盤さんが開会宣言を行うことになったが、ナタリー・バイ団長がフランス語で開会宣言を行った後、いったん日本語通訳がナタリー・バイ団長の言葉を日本語に翻訳して「フランス映画祭2018の開会を宣言します」と会場に紹介。続いてマイクの前に立った常盤さんは「(通訳の方と)同じことになってしまいますが(笑)」と声を上げて大笑いした後、改めて、「フランス映画祭2018、本日、横浜にて開催いたします!」と宣言し、オープニングイベントを盛り上げた。(竹内みちまろ)
2018年06月21日今年で26回目を迎える「フランス映画祭2018」の映画団長に、ナタリー・バイが就任し、来日することが決まった。さらに、『たかが世界の終わり』(’17)でセザール主演男優賞を受賞したフランス映画界の次世代俳優ギャスパー・ウリエルが主演を務める話題作『世界の果て』(原題:LES CONFINS DU MONDE )の上映も併せて決定した。■本年度のフランス映画祭団長は、ナタリー・バイに決定!日仏交流160周年も迎える記念すべき本年の開催は、フランスとも親交が深い街・横浜で13年ぶりに実施されることが決定。フェスティバル・ミューズには、横浜市出身で何度もフランスを訪れたことのある常盤貴子さんが就任し、開催前から盛り上がりをみせている。さらに、映画祭団長として、映画界の巨匠ゴダール、トリュフォーらに愛されたフランスの名女優、ナタリー・バイの就任と来日も決定。2013年以来、3度目の団長を務める。ナタリーの起用理由としてユニフランス代表イザベル・ジョルダーノ氏は「クラシックでエレガントなフランス映画界の巨匠達であるフランソワ・トリュフォー監督やベルトラン・タヴェルニエ監督から新世代の監督たちまで、また、世界的に活躍するS・スピルバーグ監督やグザビエ・ドラン監督らにも愛される女優であり、多様な世代と多彩なジャンルをカバーするにふさわしい団長だと思っております」とコメントを寄せた。■『モカ色の車』ほか、個性豊かな長編2作品の追加上映も決定先日ラインアップ記者会見にて発表となった新作12作品に加えて、個性豊かな長編2作品の上映も追加決定。まずは団長のナタリーが出演する、エマニュエル・ドゥヴォスとナタリーの競演が光るサスペンス『モカ色の車』(原題:Moka)。その上映前にはナタリーの娘であるローラ・スメットの監督短編作品『トマ』の上映も決定した。ローラ・スメットの来日も予定されている。そして、『たかが世界の終わり』(’17)でセザール主演男優賞を受賞したフランス映画界の次世代俳優ギャスパー・ウリエル主演で、第71回(2018)カンヌ国際映画祭監督週間にも出品された話題作『世界の果て』の上映も決定。ジェラール・ドパルデューとの共演で、第二次世界大戦下で繰り広げられる人間ドラマを描いている。長編14作品の全ライナップが出揃った「フランス映画祭2018」。上映スケジュールもオフィシャルホームページにて6月2日(土)午前0:00時に解禁、同日よりチケット発売も開始する。<フランス映画祭2018 開催概要>期間:6月21日(木)~6月24日(日)会場:みなとみらい地区中心に開催(横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらい)主催:ユニフランスオープニング作品:『セラヴィ!』(『最強のふたり』の監督コンビの最新作)(text:cinemacafe.net)
2018年05月25日女優のナタリー・ポートマンが、『アベンジャーズ』第4弾にカメオ出演する可能性があるようだ。ナタリー・ポートマン(C)BANG Media International「マイティ・ソー」シリーズでジェーン・フォスター役を演じているナタリーが、「アベンジャーズ」シリーズの次回作でマーベル・シネマティック・ユニバースに復帰する可能性があることを監督の1人であるアンソニー・ルッソが示唆した。ジェーンはまだ生きているのかという質問にアンソニーとジョーのルッソ兄弟は、計画を明かしてしまうことになりそうだからといって回答することを渋った。ジェーンは2013年公開の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を最後にマーベル映画に姿を現していないものの、以前ナタリー本人はシリーズに復帰するつもりがあるとしてこう話していた。「参加できて素晴らしい作品よ。1人の俳優として、全くスケールの違うものだから」「こういう映画を作る時って、ブルーのスクリーンでの仕事がすごく多くて、ファンタジーにあふれてるの。イマジネーションを壮大に広げないとだめでしょ」そして2016年のインタビューでは、マーベル映画での自分の役目は終わったとしながらも、「分からないわ。いつかあるかもね。『アベンジャーズ7』とかに頼まれたりしたら。分からないけどね」と答えていた。(C)BANG Media International
2018年05月15日オスカー女優ナタリー・ポートマンが、『エクス・マキナ』で監督を務めたアレックス・ガーランドとタッグを組んだNetflixオリジナル映画『アナイアレイション -全滅領域-』。全米で2月23日より劇場公開される本作が、日本では約2週間後の3月12日(月)よりNetflixにて配信されることになった。■あらすじ生物学者で元兵士のレナ(ナタリー・ポートマン)の夫ケイン(オスカー・アイザック)は、米国の海岸地帯で拡大を続けていた不可解な現象が起こる謎の領域“エリアX”の調査に向かう。しかし、やがて調査隊は音信不通の行方不明に。そんな中、エリアXから夫だけが生還するも、瀕死の重傷を負っており意識不明の昏睡状態となってしまう。レナは、夫の身に何が起きたのか、真相を解明するため自ら調査隊に志願してエリアXへ。そこで調査隊は、生態系が突然変異を遂げて生まれた異様な光景と生物を目撃する。それは見た者の生命と精神を脅かすほど美しく危険な領域。彼らが目にした想像を絶する真実とはーー!?ナタリー・ポートマン主演!注目キャストも発表カズオ・イシグロ原作の映画『わたしを離さないで』の脚本や、アカデミー賞視覚効果賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル主演『エクス・マキナ』の脚本・監督を手がけたアレックス・ガーランドが、脚本と監督を担当した本作。主演のナタリー・ポートマンほか、『スター・ウォーズ』シリーズのポー・ダメロン役で知られるオスカー・アイザック、さらに『ヘイトフル・エイト』でアカデミー賞助演女優賞ノミネート経験を持つジェニファー・ジェイソン・リー、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のテッサ・トンプソン、ドラマ「ジェーン・ザ・ヴァージン」のジーナ・ロドリゲス、そして『ラ・ラ・ランド』でエマ・ストーンのルームメイト役を演じたソノヤ・ミズノなど、注目のキャスト陣が集結している。原作はアメリカ出身のSFファンタジー作家、ジェフ・ヴァンダミアによる大人気ベストセラー小説「サザーン・リーチ」。全米公開を前に行われた先行上映後では、「間違いなく、新しいSFのクラシック作品になるだろう。スリルがあって刺激的な見事な出来だ」「大胆で挑戦的で強烈な最高傑作だ!」「くぎ付けにされて席から動けなくなる」など、批評家から高い評価を得ている。まずはその衝撃の世界と、謎に挑んでいくナタリーたちの姿を、ここから確かめてみて。『アナイアレイション -全滅領域-』は3月12日(金)よりNetflixにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2018年02月24日ユーモラスでハッピー、そしてどことなくシニカルな作品で、世界中にファンを持つフランス生まれのアーティスト、ナタリー・レテ(Nathalie Lete)。彼女の新作アートブック『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』(5,000円)の発売を記念した来日サインイベントが、11月10日に東京・表参道のナタリー・レテのオンリーショップ「ル・モンド・ドゥ・ナタリー(Le monde de Nathalie)」にて開催される。新作アートブック『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』は、これまでの彼女の人生を映したような、ナタリー最愛の作品200点以上が手書きで綴られたポエティックな言葉と共に収録されている。ル・モンド・ドゥ・ナタリーでは、ナタリーが表紙のデザインと挿絵を手がける小説『BAMBI le chevreuil』(4,500円)も同日より発売。さらに繊細で上質なテキスタイルデザインで国内外に多くのファンを持つブランド、アンティパスト(ANTIPAST)とのコラボシリーズの新作を11月3日より販売、この本にちなんでミナ ペルホネン(minä perhonen)とコラボした「ミナ ペルホネン × ナタリー・レテぬいぐるみ 」(2万5,000円~)も11月23日に登場する。なお、来日サインイベントは当日ル・モンド・ドゥ・ナタリーにて新作アートブック『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』、もしくは対象商品の購入者対象。【イベント情報】『IN THE GARDEN OF MY DREAMS』発売記念来日サインイベント会期:11月10日会場:ル・モンド・ドゥ・ナタリー(Le monde de Nathalie)住所:東京都渋谷区神宮前5-1-14 2F時間:16:00〜19:30
2017年10月20日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが共演し、1930年代のパリを舞台に、美しい姉妹のたどった数奇な運命を描く『プラネタリウム』。降霊術を操るアメリカ人姉妹とフランスの映画プロデューサーの出会いを通して、スピリチュアルな世界と映画界の舞台裏、不穏な時代の空気までも映し出す神秘的で美しい物語について、来日したナタリーが語ってくれた。アカデミー主演女優賞に輝いた『ブラック・スワン』で知り合ったフランス人ダンサーのバンジャマン・ミルピエと結婚し、パリに住んでいたこともあるナタリー。レベッカ・ズロトヴスキ監督とは以前から友人だった。監督から『プラネタリウム』の話を持ちかけられ、「霊的なストーリーと映画作りを組み合わせるアイディアが素晴らしいと思った」と語る。「レベッカは『古い映画を観るのは、もうこの世にはいない俳優たち感情とスクリーンを介してコミュニケートするようなもの』と話していて、面白いアイデアだと思った。映画って、もしかすると存在しない人とコミュニケーションを図るために作られたものなのかもしれないと考えたの」。野心家の姉ローラと霊的能力を持つ10代の妹ケイトは、お互いだけが頼れる相手であり、強い絆がある。純粋で繊細な妹役にリリー・ローズを推薦したのは、ナタリー自身だった。「そうね。と言っても知り合いではなくて、彼女の写真を見ただけだった。外見が似ているので、彼女に興味を持ったのが始まりだけど、会ってみたら、とても優しくて、プロフェッショナルで聡明。そのうえ、あり余る才能の持ち主だった。実は私たち、2人とも実生活では姉妹がいないの。だから、役のうえだけでも妹ができて楽しかったわ。ただ、私は彼女よりずいぶん年上だけど(笑)。だから撮影中、何度も『私は20歳近く上なのよ』と自分に言い聞かせていたわ」と笑う。ローラはケイトの才能を武器に稼いできた、いわば演出家的な立場。それが、パリで映画プロデューサーのコルベンと出会い、彼に言われるまま映画女優になる。彼女自身が演出される側に変わっていくことについて「姉妹2人の力学のシフトが面白い」とナタリーは言う。「ローラはケイトのエージェントというか、妹を売り込むハスラー的な役割だったのが、自分にもスポットライトが当てられると、喜んでそれを受け入れる。『私が?』なんて戸惑うこともなくね。姉妹の間には間違いなく深い愛情があるけれど、同時に競争心もあって、それによって生まれる緊張感が面白いと思った」ズロトヴスキ監督からは「タフに演じてほしい」と言われたそうだ。「キュートでスイートな感じではなく、『タフに』と言われ続けた。彼女は私のことをよく知っているから、たった1つの言葉で感情をうまく引き出してくれる。おかげで、いままで見せたことのなかった側面が本作には出ていると思うわ」。全幅の信頼を寄せた監督については「インスピレーションを感じる女性。本当に聡明で、どのくらいかっていうと…言葉が見つからないくらい(笑)」と絶賛。「頭脳明晰だけど、生々しい感情も持っていて、タフでフェミニンで、セクシー。人が憧れるものを持ち合わせてる人。女性らしさを一切失わず、強くあれるところに何よりインスピレーションを感じたわ」。ナタリーが監督を語る言葉の多くはそのままローラというキャラクターにも当てはまる。ナタリーとリリー・ローズが演じるバーロウ姉妹は、19世紀アメリカに実在したスピリチュアリズムの先駆者であるフォックス姉妹がモデルになっているが、ナタリーが合わせて参考にしたのは、同じく19世紀アメリカに実在したウッドハル姉妹。霊能力者として名を馳せた後、姉のヴィクトリアは1872年にアメリカ初の女性大統領候補になった。「当時アメリカではスピリチュアリズムはとても流行していて、実は女性の権利について最初に声を上げたのが、こうしたスピリチュアリストたちだった。男性は女性の意見なんて求めていない時代だったけれど、同時に女性や子どもは純粋で、霊に近い存在とみなされていもいたの。だから、霊と交信して聞いた意見だとして、『奴隷制度を廃止すべきだ』とか『女性に参政権を』と話して、それが取り入れられていった。女性参政権について最初に書かれた言葉は、霊からの聞き書という形で残されているのよ」。オスカー女優であり、自ら監督もする才媛は即興の演技も大好きだという。「ただ、基本的には監督の方向性に従うようにしている。監督や脚本家にはそれを嫌う人もいるから、彼らの意思を尊重するわ。でも、遊び心を持って色々やるのは大好き。だから、自由にやらせてくれる監督との仕事を選びがちね。今回は残念ながら言葉の問題もあったから、即興はできなかったわ」とフランス語での演技についてふり返る。「日常会話はできるけど、小さな間違いをたくさんして笑われちゃうので」と、ちょっと恥ずかしそうな笑顔を見せる。女優を演じてみて、女優という仕事に対する思いも「すごく大きく変わったわ」と語る。「レベッカは本作について、キャラクター全員が互いを誘惑し合っていると話してくれた。映画は誘惑と人間の欲望を描くもの。ローラはそれを体現している。映画作りに対する考え方も変わったわ」。では、停滞気味だったフランス映画界の革新を志したコルベンのようなプロデューサーとは仕事をしてみたい?「コルベンにも、フランスの映画プロデューサーのベルナール・ナタンという実在のモデルがいるのよ」と付け加えてから、「もちろん」と答えた。「新しいことをしようとする人だから」。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年09月21日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演する『プラネタリウム』。ヴェネツィア、トロントと各国際映画祭でも高い評価を集める本作で、姉妹のモデルがスピリチュアリストの先駆者的存在として有名な“フォックス姉妹”だと明らかになった。ナタリーとリリー=ローズが演じる“バーロウ姉妹”のモデルとなったのは、19世紀のアメリカに実在したフォックス三姉妹。「ラップ現象を起こす霊と音を介して交信できる」と告白したことで霊媒師として有名になり、一大センセーションを巻き起こして、近代スピリチュアリズムの先駆者となったという。そんな本作についてレベッカ・ズロトヴスキ監督は、「私が作った最初の2本の作品は、短期間で撮ったから、もっと掘り下げてみたい気持ちが芽生えていたの。俳優たちをトランス状態に追い込んで、憑依されたような状態を描いてみたかったの」と語り、そんな思いがスピリチュアリストの物語へと発展したとコメント。「彼女たちは降霊術の世界で重要な役割を果たした、スピリチュアリズムの先駆者であり、アメリカの伝説的な姉妹よ。彼女たちの成功は注目を集めたため、自分たちの教義を作り、それが世界中に広がり、数十万人の信奉者が誕生したのよ。それはヨーロッパの知識階級にまで広がったわ。その中で、あまり知られてないエピソードに惹きつけられたの。それはとある裕福な銀行家が亡き妻の霊を呼び出すために、姉妹の1人を雇ったものね」と、フォックス姉妹をきっかけにした本作の誕生秘話を明かしている。実在のフォックス姉妹は、後に妹がイカサマだったと告白したものの、次の年には告白を撤回。彼女たちが本当の力を持っていたのか、という点においてはいまだに多くの論争が巻き起こっているそう。果たして、ナタリー&リリー=ローズの姉妹は、高名なスピリチュアリストなのか、それとも世紀の詐欺師なのか――。いよいよ公開が目前に迫った本作の、美しい姉妹に隠れた真実から目が離せない。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年09月17日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが謎多き姉妹役で共演する『プラネタリウム』。美しき2人を華やかに彩る衣装を手がけたのは、ギャスパー・ウリエル主演『SAINT LAURENT/サンローラン』でセザール賞に輝いたアナイス・ロマン。2人の衣装の違いについて、彼女が語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、オスカー女優ナタリー演じる野心家の姉ローラと、リリー=ローズ演じるピュアでイノセントな妹ローラ、パリを舞台にスピリチュアリストとして活躍する姉妹の、無垢で危うい少女性とその運命を描いた夢と狂気の物語。美しき姉妹をさらに華やかに彩るファッションにも、大きな注目が集まっている。衣装を担当したのは、2014年『サンローラン』でセザール賞コスチューム最優秀賞を受賞し、リリー=ローズ出演の『ザ・ダンサー』の衣装も手掛けているアナイス。ナタリーの衣装について彼女は、「ナタリー演じるローラにはいろんな側面が登場するの。異性を誘惑する姿だったり、洗練されたパーティー・ルックだったり。ハイウェストの着こなし、パジャマのようなズボンやショーツを用意したわ。(南仏のリゾート地)コート・ダジュールで流行ったファッションね」と説明。一方、リリー=ローズについては「物語の中で、ローラは妹のケイトをあえて幼く見せています」と語る。「そうすることによって、姉妹のショーを見ている観客たちを惹きつけるの。そういう経緯があって、リリー=ローズは子どもっぽい衣装の方向で進めていったわ」と明かし、衣装からも一目瞭然な姉妹の関係性について言及した。また、劇中でも特に華やかなのは当時のパーティーシーン。「エルザ・スキャパレッリ(Elsa Schiaparelli)」をはじめ、「ランバン(LANVIN)」「ヴィオネ(VIONNET)」「グレ(Gre)」といった当時のオートクチュールドレスが登場。美術館で展示されているほどの価値の高い衣装をエキストラたちが着用し、パーティーシーンを盛り上げる。ナタリーとリリー=ローズというファッション業界も注目する女優たちを華やかに彩り、本作の美しくも幻想的な世界観により深みを与える衣装の数々にも目が離せなくなりそうだ。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年08月17日女優のナタリー・ポートマンが映画『プラネタリウム』を引っさげて4年ぶりの来日を果たし、7月20日(木)に行われたジャパンプレミアに登壇。バルーンスリーブのミニドレス姿で輝くような笑顔を見せ、日本のファンから大歓声を浴びた。本作は、スピリチュアリストとして活躍する姉妹が、彼女たちに魅了された映画プロデューサーと出会ったことで、互いの運命を狂わせていく姿を描くミステリアスな物語。この日は、監督のレベッカ・ズロトヴスキも出席した。ナタリーは「こんばんは。私の新しい映画『プラネタリウム』です」と日本語で挨拶。ブラックのドレスはシンプルながら、大きく膨らんだ袖が華やかな一枚。ミニ丈のスカートからは美脚を披露しており、会場の女性からは「きれい」とのため息がもれていた。4年ぶりの来日を果たしたナタリーは「日本に来る機会は絶対に逃さない。それくらい日本が好き」とニッコリ。ナタリーと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持つリリー=ローズ・デップが姉妹役として初共演を果たしたことでも話題の本作だが、リリー=ローズを妹役に推薦したのは、ナタリーだそう。ナタリーは「レベッカが、英語とフランス語を話せる若い女優を探すのに苦戦していて」とふり返り、「そのときにちょうどリリー=ローズの写真を見つけて、ご両親のことを考えればきっとどちらも堪能だろうと思った。それに写真を見ても、『私と家族だ』と言ってもおかしくないと思った」と容姿においても、自分と似たものを感じたという。ナタリーも「フランス語で演技をしている」というように、役作りにおいてフランス語も磨き上げた。ハリウッドの第一線で活躍し続けるコツを聞かれると、「今回もレベッカがまったく違う演技を引き出してくれたように、いまだに『これは挑戦だ』という機会に誘ってくれた。意義深いことをたくさん経験できている。新しいことにチャレンジしていくことを大切にしている」とコメント。“チャレンジ精神”を常に忘れないことが輝く秘訣だと話していた。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月20日オスカー女優のナタリー・ポートマンと、ジョニー・デップの愛娘リリー=ローズ・デップが美人姉妹役で初共演を果たした『プラネタリウム』。このたび、ミステリアスな2人の愛憎を映し出した予告編とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカからやってきた“スピリチュアリスト”のローラとケイトのバーロウ姉妹は、憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。2人のショーは、死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデユーサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?やがて姉妹の運命が狂いだす――。ハリウッドが誇るアカデミー賞受賞女優で、先日、4年ぶりの来日も決定したナタリーと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘で、女優のみならず「CHANEL(シャネル)」のミューズとしても活躍するリリー=ローズが姉妹役で初共演した本作。ヴェネチア国際映画祭ワールドプレミアおよびトロント国際映画祭ガラ・コレクションで上映され、大きな話題を呼んだ。監督を、“フランスのソフィア・コッポラ”とも称される、美貌の次世代監督レベッカ・ズロトヴスキが務めている。今回お披露目された予告編は、あの『ブラック・スワン』を越える野心を抱く姉・ナタリー演じるローラと、ピュアでイノセントなリリー=ローズ演じる妹・ケイトが、不思議な力を持つ本物のスピリチュアリストなのか、それとも人々を騙す詐欺師なのか、美しい姉妹が観る者を引きつける、幻想的でミステリアスな映像となっている。パリでスピリチュアリストとして華々しく活躍する2人は、やがて出会った映画プロデューサー、コルベンが訪れる。コルベンの「降霊術を撮りたい」という依頼に姉妹は協力し、世界初“本物の超常現象”映画の撮影が始まるが…。「成功してすべてを手に入れるわ」と野心を膨らませていくローラ、「私には特別な才能がある」という純粋無垢なケイト、そして映画製作に大金をつぎ込んでいくコルベン。映像には、同じバスタブにつかる姉妹をとらえ、熱い抱擁をかわす様子も収められており、年の差18歳のナタリーとリリー=ローズの、まるで本当の姉妹のような雰囲気にも目が離せなくなる。あわせて解禁となったポスターも、「美しい姉妹 美しい秘密」とのコピーにあるように、バスタブでじゃれ合う姉妹がまるで悪巧みをしているかのような、どこか儚くも美しいビジュアルに仕上がっている。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年07月19日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演を果たした映画『プラネタリウム』。この度、本作のジャパンプレミアが7月20日(木)に開催され、ナタリーとレベッカ・ズロトヴスキ監督が登壇することが緊急決定した。1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカ人スピリチュアリストのローラとケイトのバーロウ姉妹は憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。ショーでは死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデユーサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?見えない世界を見せられるのか?姉妹の運命が狂いだす――。ヴェネツィア国際映画祭ワールドプレミアおよび、トロント国際映画祭ガラ・コレクションで上映され大きな話題となった本作。野心家の姉ローラを、『レオン』で鮮烈な映画デビューを飾り、『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞、また『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でもアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、常に第一線で活躍し続けるナタリーが、純粋でイノセントな妹ケイトを、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持ち、『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』『ザ・ダンサー』に出演するリリーが演じている。また監督を務めるのは、フランスのソフィア・コッポラとの呼び声も高く、初の長編監督作『美しき刺』がカンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映され、次世代の監督として称賛されたレベッカ・ズロトヴスキ。さらに次に発表された『グランド・セントラル』は、カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、まさにカンヌに愛された人物。そして今回、7月20日(木)に本作のジャパンプレミアの開催が決定。ここには主演を務めるナタリーとズロトヴスキ監督が登壇。実は10年来の親友でもあるこの2人。ナタリーは4年ぶりの来日となり、今年の2月に第2子を出産したばかり。久しぶりの日本のファンの前への登場に期待高まるばかりだ。『プラネタリウム』は9月23日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年07月14日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演する『PLANETARIUM』が、邦題『プラネタリウム』として9月23日(土)より公開されることが決定。2人だけの美しく儚い世界をとらえた場面写真も到着した。1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカ人心霊術師のローラとケイトのバロウズ姉妹は、憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。ショーでは死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデューサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?目には見えない世界を見せられるのか?やがて姉妹の運命が狂いだす――。世界を驚かせた『ブラック・スワン』を越えるほどの野心家の姉ローラを、ハリウッドが誇るアカデミー賞女優のナタリー、純粋でイノセントな妹ケイトを、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持ち、先日は「シャネル(CHANEL)」のコレクションのために初来日を果たしたリリー=ローズが演じる本作。ワールドプレミアとなった第73回ヴェネチア国際映画祭および、第41回トロント国際映画祭ガラ・コレクションで相次いで上映され、大きな話題を呼んだ。監督を務めるのは、“フランスのソフィア・コッポラ”との呼び声も高く、レア・セドゥ主演の長編初監督作『美しき棘』がカンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映され、次世代の監督として称賛された美貌の天才レベッカ・ズロトヴスキ。アメリカに実在した、スピリチュアリズムの先駆者として名高いフォックス三姉妹と、フランスの伝説の映画プロデューサー、ベルナール・ナタンがモデルとされ、活躍した年代も場所も違えど、「見えないものを見せようとした」「詐欺師と呼ばれた」という点で共通点がみられる。ハリウッドきっての名女優ナタリー、ファッション界からショウビズ界までいま最も注目されているリリー=ローズ、そしてカンヌに愛された気鋭の女性監督により生まれた刹那的で美しい物語。今後の続報にも注目していて。『プラネタリウム』は9月23日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月13日女優のナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演を果たした映画『PLANETARIUM』(原題)が、邦題『プラネタリウム』として9月23日より全国公開されることがこのほど、明らかになった。アカデミー賞女優のナタリー・ポートマンと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持つリリー=ローズ・デップ。2人が初共演を果たした本作は、ヴェネチア国際映画祭ワールドプレミアおよびトロント国際映画祭ガラ・コレクションで上映され大きな話題に。監督は、フランスのソフィア・コッポラとの呼び声も高く、初の長編監督作『美しき刺』がカンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映され、次世代の監督として称賛されたレベッカ・ズロトヴスキが務めた。ナタリー・ポートマン演じる姉ローラと、ピュアでイノセントなリリー=ローズ・デップ演じる妹ケイトは、パリを舞台に心霊術師として華々しく活躍する姉妹。2人は、彼女たちに魅了された映画プロデューサーと出会ったことで、互いの運命を狂わせていく。本作は、アメリカで実在したスピリチュアリズムの先駆者として名高いフォックス姉妹という三姉妹と、フランスの伝説の映画プロデューサー、ベルナール・ナタンがモデル。活躍した年代も場所も違うが、「見えないものを見せようとした」「詐欺師と呼ばれた」という点で共通点がみられる彼女たちの物語が、映画として新たに生まれ変わった。
2017年06月13日現在公開中の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で悲運のファーストレディを演じるナタリー・ポートマンが、プロデュース・主演を務めた映画『ジェーン』のBlu-ray&DVDが発売日を迎え、これを受けてポートマンとユアン・マクレガーのコメントが到着した。本作は愛する家族を守るため、過酷な運命に立ち向かう一人の女性ジェーンの戦いを描いた本格アクションドラマ。『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナーが監督を務め、主演のナタリーに加え、『ブラック・スキャンダル』のジョエル・エドガートン、『T2 トレインスポッティング』『美女と野獣』など、2017年度は公開作が目白押しとなっているユアン・マクレガーというハリウッドのトップスターが豪華競演を果たしたことでも話題に。ジェーン・ハモンド役のナタリーは、「ギャヴィンは本当に力強いリーダーね。自分の描くビジョンに対して非常に具体的で、すぐにみんなの尊敬を集めて指揮を執る。さらに彼は、自分がどのようにストーリーを語りたいのか、そして歴史的に何を意味するのかを明確に理解しているの」とオコナー監督との共同作業についてコメント。ジョン・ビショップ役のユアンは、「悪い奴だからこう、良い奴だからこう演じるというような取り組み方はできない。演じなければいけないのは、人間なんだ。だからほかの役を演じるのと何の違いもなく取り組んだよ」と、演じがいのあるキャラクターについて回想した。特典映像として、「撮影の舞台裏&ジョエル・エドガートンほかインタビュー」「海外版TV SPOT集」「海外版予告編」「日本版予告編」などを収録。また初回限定特典も実装する予定。『ジェーン』Blu-ray&DVDは4月5日(水)より発売中。※同日レンタル(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日ナタリー・ポートマンが、ジョン・F・ケネディ元大統領夫人ジャクリーン・ケネディを熱演し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。“伝説のファーストレディ”として、いまもなお愛されるジャッキーの知られざる魅力に迫る特別映像が、シネマカフェに到着した。『レオン』で衝撃的なデビューを飾り、『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したナタリーが、1963年11月22日、テキサス州ダラスでのパレード中に銃撃されたケネディ大統領のファーストレディ、ジャッキーを渾身の演技で演じてみせる本作。今回到着したのは、ジャッキーがいかにして世紀のファーストレディとして名を残すようになったのかを、ナタリー、そしてパブロ・ラライン監督らが語る特別映像だ。ジャッキーは「偉大な大統領はまた現れるかもしれませんが、キャメロットはもう2度と現れないでしょう」という言葉を残しているという。“キャメロット”とは、神話に登場するアーサー王と誉れ高き円卓騎士たちが統治していた王国のこと。ジャッキーは、暗殺されたケネディはこの神話を元にしたミュージカル「キャメロット」が好きだったことに言及しており、「忘れてはならない/かつて存在した束の間の輝かしい時/キャメロット」という歌詞がお気に入りだったという。「束の間の輝かしい時」は、まさにケネディが大統領としてアメリカを治めたわずかな期間を表す言葉となり、“キャメロット”はケネディ政権の代名詞として人々に広まっていった。本映像では、“キャメロット”=ケネディ伝説に貢献し、“完璧なファーストレディ”のパブリックイメージを持つジャッキーの、1人の人間としての魅力が明らかとなる。ラライン監督とナタリーは、それぞれ「暗殺事件後の数日間、ジャッキーは重要な決定をしなければならなかった上に、国を襲った悲しみ全てを背負ったんだ」、「彼女は様々な局面で、本来とは違う姿を演じなければならなかった」と、彼女の悲惨な状況下での振舞いに思いを馳せる。また、製作総指揮を務めたダーレン・アロノフスキーは、「カメラの回っていない場所で、ジャッキーの本来の姿を目の当たりにする。偶像として崇められてきた彼女だって1人の人間なんだ」と語り、ファーストレディとしてではなく1人の人間として、彼女の魅力を追求した本作の見どころに触れた。事件直後、ケネディ大統領の遺体を載せたエア・フォースワンから降機する際、血まみれのスーツのまま「私は後ろからこそこそ出たりしない」と身の危険を怖れずに立ち向かおうとする姿や、過去に暗殺され忘れ去られてしまった大統領の名を連ね、夫はそうさせまいとする凛々しい姿からは、彼女の聡明さと強さを伺い知ることができる。ケネディが築いたアメリカ――“キャメロット”の裏側にあったファーストレディの真実を、劇場で目撃してみて。『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Jackie Productions Limited
2017年04月01日女優のナタリー・ポートマン(35)が先月22日、夫ベンジャミン・ミルピエとの第2子となる女児アマリアちゃんを出産した。代理人が発表した。ナタリーの代理人はピープル誌に「ナタリー・ポーマンと夫ベンジャミン・ミルピエの間に2月22日、女児アマリア・ミルピエが誕生しました。母子ともに健康です」とコメントしている。そんなナタリーは今年1月、あるインタビューの中で、まずは赤ちゃんの顔を見ることが重要だと考えていることから、名前の候補は決めていないと語っていた。「まずは赤ちゃんの顔を見ないとね。赤ちゃんの顔を見てから名前を決めるのよ」ナタリーは、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされていたが、先月26日に行われた授賞式の前に出産間近のために出席を辞退すると発表していた。なお、2012年にカリフォルニアで挙式したナタリーとベンジャミンには、すでに5歳の息子アレフ君がいる。(C)BANG Media International
2017年03月07日ナタリー・ポートマンが『ブラック・スワン』以来となるアカデミー賞主演女優賞ノミネートを受けた注目作『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。このたび、世界に愛されたケネディ夫妻の姿に思いを馳せる本作の新ビジュアルと予告編が完成した。“史上最も有名なファーストレディ”“世界で最も愛されたファッションアイコン”として熱狂的な人気を獲得していたアメリカのジョン・F・ケネディ大統領夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディ。1963年11月22日の大統領暗殺からその葬儀まで、知られざるジャッキーの姿をとらえた本作で、ナタリーは文字通り、乗り移ったかのようにジャッキーを完全再現する熱演を見せ、本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。このたび公開された新ビジュアルは、ジャッキーのイメージカラーでもある暗紅の背景に、<伝説の大統領>として半世紀以上を経たいまも敬愛されるジョン・F・ケネディの姿を添えたデザイン。また、「彼女が史上最も有名なアメリカ大統領を<伝説>にした」という言葉どおり、ケネディ大統領の存在がここまで語り継がれるようになった秘密は、妻ジャッキーが果たした<最後の使命>にあるかのように本編の内容が気になるビジュアルとなっている。そして予告編では、ケネディ大統領を失った直後の動揺するジャッキーの様子から、凛とした姿で葬儀に参加する様子までが描かれている。志半ばで銃弾に倒れた夫を後世に残そうとする彼女が発した「夫を人々の心に刻みつけるわ。圧倒的な美しさで」というセリフから、彼女が自らの知性と才覚、そして深い愛で“ケネディ大統領”を創り上げた“名プロデューサー”であるということが伺える。アカデミー賞授賞式でもイジられたように、現トランプ大統領とメラニア夫人の動向に注目が集まっている昨今。その就任式ではメラニア夫人がジャッキーを意識したファッションで登場したことも話題となり、いまでもアメリカでは“ファーストレディ=ジャッキー”というイメージが残っていることが露になった。ジャクリーン・ケネディ・オナシス(1929-1994)は、ニューヨーク州ロングアイランドの上流階級の家庭に生まれ、名門校に通い、大学ではフランス文学を専攻。大学卒業後にジョン・F・ケネディと出会い、1953年に結婚した。ところがその後、悲劇的な事件が続出する。夫の手術、結婚後1年目の流産、そして長女の死産。さらに次男パトリックも生後2日で亡くしてしまう。だが、1960年にケネディが大統領選に勝利、翌61年から伝説のファーストレディとしての道が始まった。【ジャッキーってこんな人!その伝説の数々】●流行を生み出すファッションアイコン!彼女が着用したピルボックスハットやAラインコートなど、生み出した流行は数知れず。当時の街には“ジャッキー・マネキン”が溢れていた。●ホワイトハウスを“博物館化”!「ホワイトハウスを、この国で一番素晴らしい家であり、人々が誇りに思うものに」と、それまでガラクタのように扱われることもあった歴代大統領遺愛の品の中から良質なものだけを厳選し、優れた芸術品を骨董商から仕入れ、ホワイトハウスの修復に力を入れた。●血まみれのスーツを着替えなかった!JFK暗殺事件当日、ジャッキーのピンクのスーツは夫の血で真っ赤に染まったが、「犯人に彼らがどんなことをしたのか見せつける」と、すぐに着替えることはしなかった。●編集者としても超一流!再婚相手のオナシス氏との離婚後、ニューヨークで編集の仕事に就く。世界的ベストセラーとなったマイケル・ジャクソンの自伝「ムーン・ウォーク」を手がけた。まさに激動の人生を歩んできたジャッキー。彼女がケネディと結婚してからの10年間を徹底的にリサーチしたという本作から、彼女の知られざる素顔に思いを馳せてみて。『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Jackie Productions Limited
2017年02月28日ナタリー・ポートマンが、2月27日(日本時間)に迫った第89回アカデミー賞にて主演女優賞にノミネートされている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。このほど、2度目のオスカー獲得に期待がかかるナタリーの役作りについて、その秘密が明かされる特別映像がシネマカフェに到着。彼女の名演を間近で目撃した共演者やスタッフたちの証言が、メイキング映像とともに収められている。1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領は、テキサス州ダラスでのパレードの最中に銃撃される。だが、目の前で愛する夫を暗殺されたファーストレディのジャッキーには、悲しんでいる時間などなかった。すぐにジョンソン副大統領が新たな大統領に就任し、刻一刻と夫が過去の人になっていく状況を目の当たりにしたジャッキーは…。『レオン』で鮮烈なデビューを飾り、彗星のごとく映画界に現れたナタリー・ポートマン。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得した経験を持つ彼女は、本作で “史上最も有名なファーストレディ”“世界で最も愛されたファッションアイコン”として熱狂的な人気を獲得していたジョン・F・ケネディ大統領夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディに。知られざるファーストレディの姿を完全再現する熱演を見せ、アカデミー賞主演女優賞に2度目のノミネートを果たしている。今回の特別映像では、スタッフとキャストがナタリーの名演について語っている。まず、監督のパブロ・ララインは、「ナタリーは演技をするうえで欠かせない謎めいた雰囲気を持ち合わせている」とコメント。ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ役を演じたピーター・サースガードは「ナタリーが演じるジャッキーはまさに本人の生き写しだった」と語り、ジャッキーにインタビューする記者役のビリー・クラダップは「キャラクターが乗り移ったような、洗練された演技を目にすれば、人はただ言葉を失うよ」と、皆、口々に絶賛を贈る。さらに、6年前、ナタリーにオスカーをもたらした『ブラック・スワン』の監督であり、本作ではプロデュ―サーを務めたダーレン・アロノフスキーは、「撮影の過程で感動的だったのは、目の前に写っているのがナタリーであることを忘れていた瞬間があったことだよ」と明かし、いかに彼女がジャッキーになりきっていたかを想像させるコメントを寄せた。そんなナタリーは2度目のオスカー獲得となるのか、受賞につながる6つのポイントに迫った。(1)映画賞を席巻中!アカデミーの前哨戦となる数々の映画賞を席巻してきたナタリー。現時点で、17受賞25ノミネートを果たしている。(2)演じたのは歴史に残る実在の人物!過去の受賞歴を振り返ると、エディ・レッドメインのホーキング博士をはじめ、実在の人物を演じた俳優がオスカーを獲得した例は数多い。ましてやジャクリーン・ケネディという現代アメリカを代表する存在の女性をここまで精妙に演じていれば、なおさらかも。(3)素顔を封印した、なりきりっぷり!これまでの受賞者の共通点は、映画の中でいかに“役になりきって“いるか。ジャッキー本人がスクリーンに現れたかのような姿は、ナタリーが演じていることを忘れるほどで、『ブラック・スワン』のニナ・セイヤーズ役と同様、ナタリーの素顔を想像できない。その“なりきりっぷり”は、これまでの賞レースの結果でも裏付けられている。(4)オスカー獲得率の高いキャラ!過去にオスカーを獲得している人の多くは、極限的な状況に陥る“囚われの姫君”キャラクターを演じている場合がある。往年の名作『ガス燈』のイングリッド・バーグマンから、昨年受賞した『ルーム』のブリー・ラーソンにいたるまで、そうした状況から脱却しようとするキャラクターはアカデミー会員に好まれる傾向がある。実際に賞を射止めた『ブラック・スワン』も同じタイプのキャラクターといえる。(5)前回のオスカー受賞が6年前でも関係ない!?トム・ハンクス(『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』)や、ケヴィン・スペイシー(『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』)など、過去には、5年以内に再度オスカーを獲得した俳優も多い。その人が過去にどんな栄光を与えられていたかに関わらず、本当に素晴らしいと思った人に投票するのがアカデミー会員。以前の受賞歴が邪魔になることは決してない、はず。(6)愛するわが子がナタリーに幸運をもたらす!?前回受賞時には、第1子を妊娠中だったナタリー。妊婦姿でオスカー像を受け取る姿が印象的だったが、今回はなんと第2子を妊娠中。ネットでは「ナタリーが賞レースシーズンにまた妊娠!妊娠したら賞をもらえるチャンスなのでは」と予想する人も多く、妊娠=受賞のジンクスが成り立つ予感!?最も美しいマタニティドレス姿での受賞スピーチを世界中が期待している。徹底的な役作りと下調べを経て、見事にジャッキーを21世紀に蘇らせたナタリー。「過去最高の演技」と絶賛される彼女の努力と圧倒的な実力に期待していて。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Jackie Productions Limited
2017年02月23日『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得した国民的女優ナタリー・ポートマンが主演する『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』。この度、日本でも今週公開となる映画『たかが世界の終わり』を手掛ける若き天才監督督グザヴィエ・ドランから、本作を絶賛するコメントが到着した。1963年11月22日、夫であるジョン・F・ケネディ大統領が目の前で銃弾に倒れ、ジャッキーことジャクリーン・ケネディの人生は一変した。しかし、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間などなかった。夫の名が後世に残るかどうかは自分にかかっている。そう気付いたジャッキーは、最後の使命に身を投じる。ケネディ大統領を一番近くで見続け、彼を 伝説にした妻・ジャッキー。24歳で未来の大統領と結婚、31歳でホワイトハウスに入り、34歳で未亡人となったファーストレディの「最後の使命」とは――?第89回アカデミー賞にて3部門(主演女優賞、衣装デザイン賞、作曲賞)でのノミネートを果たした本作は、いまもなお高い人気を誇る世紀のファーストレディ、ジャクリーン・ケネディのJFK暗殺後の知られざる姿を描いたもの。主人公のジャッキーことジャクリーン・ケネディ役には、近年女優業以外にも監督、脚本家としても活躍する才能高き女優ナタリー。ジャッキーの独特のハスキーボイスとアクセントを完璧にマスターし、強さと弱さをあわせ持つ後期で繊細な魂をドラマティックに演じ切っており、メディアからも「過去最高の演技」と絶賛され、本年度の賞レースを席巻、現在までに16受賞・24ノミネートを果たしており、2度目のオスカー獲得に期待がかかる。そして今回、「最近の映画でこれほどエクスタシーを感じたものはほかにない!」と本作に対する熱いラブコールを寄せたのは、20歳という若さで監督デビューを果たした『マイ・マザー』が大きな話題となり、その後も『わたしはロランス』『Mommy/マミー』などを発表してきたドラン監督。昨年は史上最年少の若さでカンヌ映画祭の審査員も務めるなど世界から注目を集めている。また、彼のツイッターやインスタグラムでも、数回に渡り本作を紹介。主演のナタリーに対しては、「その優れた美学と感性をもって、これまでの彼女自身の限界を超えた最高の演技を見せてくれた!歩き方から声の抑揚、そして笑い方から静止する動作にいたるまで、彼女は現代における演技の技法を新しく塗り替えたんだ」と彼女の演技に心から魅了された模様。なお、ドラン監督の次回作『The Death and Life of John F. Donovan』(原作)には、ナタリーの出演も決まっており、絶賛する彼がどんな演出を施すのか、こちらも気になるところだ。『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Jackie Productions Limited
2017年02月12日昨年10月、日本でも公開されたナタリー・ ポートマン主演作で製作にも名を連ねた『ジェーン』。この度、本作のBlu-ray&DVDの発売が4月5日(水)に決定し、合わせて日本語吹き替え版のキャストとして人気声優の坂本真綾や森川智之らが担当することが明らかになった。アメリカ西部で夫と娘とともに穏やかに暮らしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)。しかしある日、夫が撃たれ、逃げ帰って来たことでその平穏は奪われてしまう。相手は悪名高きビショップ一家。地の果てまで追い続け、全てを奪い去るビショップ(ユアン・マクレガー)の恐ろしさを知るジェーンは、瀕死の夫と愛する娘を守るため、わらにもすがる思いから南北戦争の英雄でかつての恋人・ダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求める。迫る敵を前に、徐々に明らかになるそれぞれの過去、そして人生の真実。 運命に抗い、戦うことを決意したジェーン。彼女はいま、愛のために銃を取る――。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、新作『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』でも再度同賞にノミネートされ注目を集めているナタリーがプロデュースし、主人公ジェーンも務めた本作は、命に翻弄されながらも家族のために生きる、勇気ある女性の姿を描き出す物語。またジェーンの宿敵役には、『スター・ウォーズ』シリーズエピソード1~3で共演経験のあるユアン・マクレガー、ジェーンのかつての恋人役を『ブラック・スキャンダル』に出演し、『ザ・ギフト』の監督・脚本など製作側にも活動の場を広げるジョエル・エドガートンが演じている。そして今回、Blu-ray&DVD発売決定に伴い、吹き替えを担当する豪華声優陣が決定!ナタリー演じる主人公ジェーン役には、かつて『スター・ウォーズ』シリーズや『ブラック・スワン』などでナタリーの声を演じてきた坂本さん、ユアン演じるジェーンの宿敵ジョン・ビショップ役には、同じく『スター・ウォーズ』シリーズなどでユアンの声を演じた森川さんが担当。坂本さんは、「西部劇という埃っぽい舞台の中でも変わらず凛とした美しさのナタリー・ポートマン。彼女自身も母親になり、本作ではジェーンの“母”としての強さが表現されていたので、そこに力強く寄り添えたら、と思い吹き替えを演じました」と役作りについて語り、「恋をしている若い頃から、苦労を重ね“母”として周りを圧倒していくまで、主人公ジェーンが変貌していく姿を楽しんで演じたので、ぜひその変化を感じていただけたら」とメッセージ。また、ユアンが臨むその新境地をどう演じているのかなと考えながら、痛いところをつくやっかいなキャラクターを意識して演じたと言う森川さんは、「ユアンの悪役姿、とてもはまっているので、その姿をぜひ楽しんでもらいたいですね」とコメントを寄せた。さらに、ジョエル演じるジェーンのかつての恋人ダン・フロスト役を、本作の監督であるギャヴィン・オコナー監督が手掛ける『ウォーリアー』でもジョエルの吹き替え務めた咲野俊介が担当する。なお、Blu-ray&DVDの特典映像には、撮影の舞台裏&キャストインタビューや、海外版&日本版予告編などが収録予定となっている。『ジェーン』Blu-ray&DVDは4月5日(水)よりリリース。※レンタル同時スタート(cinemacafe.net)
2017年02月07日ナタリー・ポートマン主演で、いまもなお高い人気を誇る世紀のファーストレディ、ジャクリーン・ケネディのJFK暗殺後の知られざる姿を描く『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』。この度、1月25日に永眠したイギリスの名優ジョン・ハートが、本作でキーパーソンを演じた場面写真が到着した。1963年11月22日、夫であるジョン・F・ケネディ大統領が目の前で銃弾に倒れ、ジャッキーことジャクリーン・ケネディの人生は一変した。しかし、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間などなかった。夫の名が後世に残るかどうかは自分にかかっている。そう気付いたジャッキーは、最後の使命に身を投じる――。ケネディ大統領を一番近くで見続け、彼を伝説にした妻・ジャッキー。24歳で未来の大統領と結婚、31歳でホワイトハウスに入り、34歳で未亡人となったファーストレディの<最後の使命>とは…?先日、世界中に大きな驚きをもたらしたジョンの突然の訃報。『ハリー・ポッター』シリーズの杖職人オリバンダー老人役や、『エレファント・マン』などで知られる彼は、1月22日に77回目の誕生日を迎えたばかりだった。舞台俳優として俳優のキャリアをスタートした後、『わが命つきるとも』で映画デビューを飾り、その演技力から一躍注目を浴びたジョンは、代表作でもあるデヴィッド・リンチ監督作の『エレファント・マン』では、生まれつき奇形な外見を持つ青年ジョン・メリック役に大掛かりな特殊メイクで挑み、英国アカデミー賞主演男優賞を獲得した。そんなジョンは本作にも出演しており、突然の事件に戸惑うジャッキーに道しるべを示す神父という重要な役どころを演じている。温かい言葉を並べる神父役は、まさにジョン・ハートという人間そのままを表したようだ。2015年には膵臓ガンを公表していたジョン。本作はまさにがんとの闘病最中に撮影されていたという。2006年の『V フォー・ヴェンデッタ』以来、2度目の共演となったナタリーは、この訃報を受け「ジョン・ハートが亡くなったと聞いて、とてもとても悲しい気持ちでいっぱいです。2度も彼と共演できた私はラッキーです。どの作品も彼の演技によって素晴らしい出来になりました。彼は最も才能のある役者であり、一人の人間としてもとても魅力的な人でした。頭がよくて、ユーモアがあっ て、とても温かな素晴らしい方でした。現在大変な時期を過ごしているであろう彼の家族に愛を送ります。そして永遠に残る彼の映画を観ながら、その幸運を噛みしめたいと思います」と追悼のコメントを発表。監督のパブロ・ララインも「ジョンは無敵で、決してひるむことのない勇敢な人でした。きっと永遠に変わることはないでしょう」とコメントを寄せている。『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月30日ナタリー・ポートマンが第74回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門主演女優賞にノミネートされている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。ナタリーはすでに各地の映画賞にて13冠を達成しており(1月8日現在)、いよいよ日本時間1月9日(月・祝)に発表となるゴールデン・グローブ賞に大きな弾みをつけている。1963年11月22日、夫であるジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件により、ジャクリーン・ケネディの人生は一変した。だが、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間などなかった。「夫が築き上げてきたものを単なる過去にはさせない」そう決意したジャッキーが葬儀までの4日間に取った行動が、最愛の夫を伝説にする――。“ジャッキー”の愛称で親しまれ、いまなお高い人気を誇る世紀のファーストレディ、ジャクリーン・ケネディ。JFK暗殺後から葬儀までの彼女の知られざる姿を、本作では描き出す。悲劇のファーストレディ、ジャッキーを演じるのは、『ブラック・スワン』(‘10)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー。また、彼女とは『ブラック・スワン』以来2度目のタッグとなる監督ダーレン・アロノフスキ―が本作では製作をつとめ、ガエル・ガルシア・ベルナル主演『NO』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたチリ出身のパブロ・ララインが、初の英語作品としてメガホンをとっている。今回のゴールデン・グローブ賞では、見事ドラマ部門主演女優賞にノミネートされたナタリー。ワシントンDC映画批評家協会賞、放送映画批評家協会賞、女性映画批評家協会賞など、現時点で13の主演女優賞を獲得しているのに加え、19の賞にてノミネートを果たしている。本作に並々ならぬ思いを寄せるナタリーは、特徴あるジャッキーのアクセントを真似るため言語のコーチを雇い、撮影開始前の1か月間に猛特訓したという。さらには、映像資料を繰り返し鑑賞して仕草や歩き方などを徹底的に研究、演技に反映させている。こうした細やかなディティールを表現することにこだわった役作りが実を結ぶ形で、アカデミー賞に向けた賞レースを席巻しているといえそうだ。ゴールデン・グローブ賞をはじめ、今後の動向にもぜひ注目していて。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月08日ナタリー・ポートマンが、“ジャッキー”の愛称で親しまれたファーストレディ、ジャクリーン・ケネディを演じ、早くも各映画賞にて絶賛を受けている『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』の日本公開日が2017年3月31日(金)に決定。特報映像が解禁となった。1963年11月22日、夫ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件により、ジャクリーン・ケネディの人生は一変した。しかし、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間などなかった。事態を飲みこめない幼い2人の子どもたちへの対応に苦慮し、夫の命を奪った犯人に怒り、さまざまな感情がジャッキーを襲う中、「忘れさせはしない。夫が輝いた時代を」と決意する。彼女が葬儀までの4日間に取った行動が、最愛の夫を伝説に変える――。謎多き大事件としていまなお論議が交わされている、ジョン・F・ケネディ暗殺。その衝撃的な瞬間を誰よりも近い場所から見ていたファーストレディ、ジャクリーンこと“ジャッキー”の知られざる姿を描いた本作。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリーは、本作では徹底的な下調べと役作りを行い、外見だけでなく、話す英語のアクセントや歩き方まで見事再現。先日発表された第74回ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)主演女優賞にもノミネートされ、すでに放送映画批評家協会賞、女性映画批評家協会賞などにて受賞を果たしている。解禁となった特報映像では、ファーストレディとしてのジャッキーの人生が一変した1963年11月22日が映し出される。銃撃を受けた夫の頭を膝に抱えながら移動する場面や、ホワイトハウスから教会へ行進する大掛かりな葬儀の様子など、歴史に残るシーンの再現も伺える。また、ファッションアイコンとして人気を誇るジャッキーの華麗なファッションや、優雅で洗練されたホワイトハウスの内装など、こだわりの衣装や美術も垣間見える。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキ―が製作を務め、ナタリーと再タッグを組んだ本作に、引き続き注目していて。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は2017年3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日ナタリー・ポートマンが現在のハリウッド映画界について、「白人男性ばかり」と発言した。ナタリーはJ・F・ケネディ夫人だったジャクリーンを演じた『ジャッキー』の全米公開に合わせて、「New York Magazine」のウェブサイト「Vulture」のインタビューに応えて「お飾りみたいなものばかりで、素敵な女性の役がないから」と、ここ数年ハリウッドと距離を置いていた理由を語った。ナタリーはウィリアム・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(50)やアルフレッド・ヒッチコック監督の『マーニー』(64)を例に挙げて、「彼らはときどき性差別的な発言もするけど、自分を持った女性のキャラクターを主人公にしていたわ。でも、いまの映画は白人男性ばかり。ごくたまに女性についての作品があるという感じよ」とハリウッドの実情について語る。次回作はアメリカ合衆国最高裁判事のルース・ベーダー・ギンズバーグの伝記映画『On the Basis of Sex』(原題)に主演するが、この作品にふさわしい女性監督が見つかるまで待ち続けたという。監督が誰なのかは今後発表予定だが、「いまのハリウッドにはびこるジェンダー差別の問題を考えると、そうしないわけにはいかないでしょう?」と、圧倒的に数の少ない女性監督の起用へのこだわりを見せた。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月01日ナタリー・ポートマンが主演を務め、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件をファーストレディ、ジャクリーン・ケネディの視点から描く『JACKIE』が、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』として、2017年春、日本公開されることが決定した。“ジャッキー”の愛称で親しまれ、いまなお高い人気を誇る世紀のファーストレディ、ジャクリーン・ケネディ。だが、1963年11月22日、彼女の人生は一変する。テキサス州ダラスでパレード中、夫のジョン・F・ケネディ大統領が、目の前で暗殺されたのだ。しかし、彼女には、愛する夫の死を悲しむ時間などなかった。葬儀を取りしきり、副大統領の大統領就任式に立ち会い、さらにホワイトハウスから出て行かなければならない。事態を飲みこめない幼い2人の子どもたちにも対応しながら、夫の命を奪った犯人への怒り、さまざまな感情がジャッキーを襲う中、何よりも彼女の心を占めたのは、事件の直後から夫が「過去の人」として語られることへの憤りだった。夫の名が後世まで語り継がれるかどうかは葬儀までの4日間の自分自身にかかっている。ジャッキー自身が、そのことを一番理解していた――。本作は、未だ語り継がれるJFK暗殺事件を、ファーストレディ“ジャッキー”の視点から描いた意欲作。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリーが、外見だけでなく、話す英語のアクセントまで徹底的に再現し、ファーストレディを熱演。早くも、2度目のアカデミー賞ノミネートの呼び声も高い。『ブラック・スワン』の監督ダーレン・アロノフスキ―が本作では製作をつとめ、ガエル・ガルシア・ベルナル主演『NO』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたチリ出身のパブロ・ラライン監督が、初の英語作品としてメガホンをとった。そのほか、ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ビリー・クラダップ、ジョン・ハートら実力派キャストが脇を固めている。また、公開決定に合わせ、鮮烈な赤い色が目を引くポスタービジュアルが解禁。ジャッキーといえば、その波乱の人生だけではなく、ファッショニスタとしても有名。真っ赤なセットアップと3連のパールネックレスという可憐なファッションに身を包みながらも、その中に凛とした強さと気品を漂わせるナタリーの表情が印象的なビジュアルとなっている。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は2017年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月28日