湯田温泉【ニジノアト】新山口【福の花新山口店】新山口【海鮮長州小郡店】山口【肉道わぎゅう屋】山口【うな道とり道】湯田温泉【ニジノアト】洋食と和食が融合したメニューをカジュアルな空間で堪能プリップリの身に、旨みが凝縮された『活ロブスターのスパイス焼き』湯田温泉駅から徒歩5分にある、一軒家居酒屋【ニジノアト】。オーナーの阿部氏は地元の有名料亭の5代目、料理人の佐藤氏はフランス料理歴40年以上のベテランです。畑の違う二人がタッグを組んで生み出す和食や和洋食、フランス料理をゆったりと堪能しませんか。地元で獲れる魚や旬の野菜、鹿児島県産黒毛和牛などこだわりの食材にも出合えます。オシャレでカジュアルな内装が居心地いい壁一面に描かれた虹色のアートが目を引く店内に、カウンターとテーブル席を用意。入口付近には特注のワインセラーがあり、ワインはもちろんこだわりの日本酒や冷製の前菜が並んでいるのでチェックを。グループでも一人でも気軽に訪れやすい一軒です。ニジノアト【エリア】湯田温泉【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】湯田温泉駅 徒歩5分新山口【福の花新山口店】山口県の郷土料理と地酒を落ち着ける個室でゆったりと大自然の中でびのびと育てられた、黒かしわ&長州どりを使用山口の地酒と郷土料理を一緒に味わえる【福の花新山口店】。落ち着いた空間で楽しめるのは、幻の山口地鶏と言われる「長州黒かしわ」や銘柄鶏「長州どり」。自社の養鶏場から直送されるので、鮮度抜群です。周りを海で囲まれた山口県ならでは、旬の魚もぜひ。そして締めには、川棚温泉由来の『瓦そば』をお楽しみあれ。個室は少人数用や大人数用があるので使い勝手が便利水に恵まれた山口県は日本酒の宝庫です。県内のいたるところに昔ながらの酒蔵が点在しているなかでも、世界に誇る銘酒”獺祭”が有名。地元の料理と共に、選りすぐりの地酒をゆるりと楽しんで。飲み放題付きのコースもあるので、予算に合わせて予約を。福の花新山口店【エリア】山口市その他【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】新山口駅 徒歩10分新山口【海鮮長州小郡店】山口県の地魚や地野菜をくつろぎの空間で味わえる昔ながらの居酒屋オープン時からの名物『海鮮太巻寿司』新山口駅から徒歩3分で辿り着く【海鮮長州 小郡店】。山口県産の食材を駆使した料理と地酒が満喫できます。自慢のメニューは、大人気の『海鮮太巻寿司』や、地魚をリーズナブルに楽しめる海鮮料理など。地野菜を使った一品も、地酒やこだわってセレクトした焼酎にぴったり。鉄道の街、小郡らしく昔のSLの写真が飾られたカウンター昔ながらの居酒屋の雰囲気漂うカウンター席にはネタケースがあり、目の前で板前の包丁さばきが楽しめます。一人で訪れてカウンターで会話を楽しみながら過ごすのもよし、広々とした座敷席で飲み放題付きのコースを吟味するのもよし。ブルーのネオンを目指してカジュアルな一軒へ。海鮮長州小郡店【エリア】山口市その他【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3500円【アクセス】新山口駅 徒歩3分山口【肉道わぎゅう屋】山口県が誇る長荻(ちょうしゅう)和牛の柔らかさや甘みをとことん味わうブランド牛のその日ごとの部位が登場する『長萩和牛 赤のステーキ』【肉道わぎゅう屋】は、山口県のブランド和牛肉「長萩(ちょうしゅう)和牛」が楽しめるステーキレストランです。肉質の特徴は、子牛から出荷まで一貫飼育され、牧草などを食べてのびのびと育ったからこその柔らかな食感、そして甘み。A4等級以上を揃える肉を炭火で焼き上げます。ガーリックを効かせた自家製オニオンソースと共に口に運んで。天井が高く、席の間隔もゆったりとしたカジュアルな店内ウッディで明るい雰囲気の店内には、カウンターとテーブル席が配されています。多彩な肉をじっくりと味わうなら、『肉盛り宴会コース』を選んでみては。最大20人まで利用できます。単品飲み放題を当日追加注文OKなのもうれしいポイント。ランチの気軽な一人利用もできるので、旅の途中にぜひ立ち寄って。テイクアウトもあり。肉道わぎゅう屋【エリア】山口市その他【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】山口駅 徒歩7分山口【うな道とり道】趣のある町家で昼は浜名湖の鰻、夜は地鶏の焼鳥を味わえる長州どりのさまざまな部位が味わえる『おまかせ10串盛り合わせ』山口市の中心街、中心商店街にある【うな道とり道】。昼に味わえるのは、浜名湖から直送される鰻。うな重やひつまぶしはもちろん、白焼きもオススメです。夜は、外がパリッ、中がふっくらで極上の味が楽しめる焼鳥を。地元のブランド、長州どりならではの旨みを、あっさり風味のタレが引き立てます。緑あふれる庭園を眺めながらの食事は格別築170年の風情たっぷりの町家は、重厚な雰囲気が漂います。美しい中庭があり、ゆったりとした気分で過ごせるのが魅力。個室もあり、少人数はもちろん、最大で60人までの宴会にも利用できます。テイクアウトもできるので、宿に持ち帰って味わいたいときにも重宝する一軒です。うな道とり道【エリア】山口市その他【ジャンル】うなぎ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】山口駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年04月14日イタリアン【RistoranteSHIKAZAWA(シカザワ)】居酒屋【あいさわ】イタリアン【シャトン】日本料理【日本料理和創専心くう雅】日本料理【開運橋通り菊花】イタリアン【RistoranteSHIKAZAWA(シカザワ)】岩手県産の食材と郷土料理の要素を取り入れたイタリアンAntipastiの『Vistaジオラマ』は岩手の海を表現した鮮やかな色彩が特徴盛岡駅から徒歩15分の場所にある【RistoranteSHIKAZAWA(シカザワ)】。シェフは、地元岩手県の食材を使い、郷土料理のエッセンスを取り入れることを意識しているとのこと。その料理はどれも独創的なアイデアにあふれ、目でも舌でも満足させてくれるものばかりです。店内はシックで落ち着いた雰囲気に統一されている重厚な雰囲気の木製のドアを開けると、そこには漆喰に炭を混ぜた深いグレーの壁など、感性が研ぎ澄まされる非日常空間が広がっています。店内では、食材はもちろん、器にも注目。伝統工芸品である南部鉄器、野田村の窯で焼かれたのだ焼の器など、岩手という土地にこだわっています。RistoranteSHIKAZAWA(シカザワ)【エリア】盛岡【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】18500円【アクセス】盛岡駅 徒歩15分居酒屋【あいさわ】創業30年以上、地元客に愛される居酒屋その日に仕入れた鮮魚を味わえる『刺し盛り』盛岡駅から徒歩10分の場所にある【あいさわ】。オープンから30年以上もの間、地元盛岡の人たちから支持されている居酒屋です。アットホームな雰囲気は店主の気さくさから。新鮮な魚介類のほか、地元食材を使った天ぷらなどのアラカルトのほか、定食もオススメです。ゆったりとくつろげる店内で食事を楽しめる大きく店名の書かれた看板と暖簾から引き戸を開けて店内へ。木のぬくもりを活かしたアットホームな空間は、ゆったりとくつろげる雰囲気。カウンター席では、店主とのトークも楽しめます。掘りごたつ式の座敷席も用意されていて、その日の気分に合わせて、楽しい食事の時間を過ごせます。あいさわ【エリア】盛岡【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】盛岡駅 徒歩10分イタリアン【シャトン】地産地消にこだわったメニューを味わえるイタリアンレストラン盛岡市内ではこの店だけでしか味わえない珍しい『花巻産白金豚のトマホーク』盛岡駅から徒歩20分の場所に店を構える【シャトン】は、地元岩手を愛し、地産地消にこだわったその名も“イワテリアン”を楽しめるイタリアンレストラン。『お任せディナーコース』などで、盛岡短角牛や一関門崎丑、有機野菜など、岩手県産の食材をたっぷりと味わうことができます。女子会にもオススメのスタイリッシュな店内メニューだけでなく、お店自体にも地元のものにこだわりが感じられます。岩手県の若きデザイナーが手掛けた空間は、モダンでスタイリッシュな雰囲気。木のぬくもりを感じられるインテリアにも、岩手県産のクリやナラを使うなど、とことん地元に根ざした店づくりがされています。シャトン【エリア】盛岡【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】盛岡駅 徒歩20分日本料理【日本料理和創専心くう雅】地産地消をテーマにした季節の一皿を好みのスタイルでリピート率No.1の人気メニュー『煮穴子炙り焼き』盛岡駅から徒歩15分の場所にある【日本料理和創専心くう雅】は、料亭で長年腕をふるった店主のつくる日本料理を楽しめる名店。地産地消をテーマにした料理は会席、単品をお好みで。どのメニューも味はもちろん、華やかで美しい盛付けにも目を奪われます。和モダンな店内は日本料理を肩肘はらずに楽しめる雰囲気ビル2Fにあるお店は、窓も大きく、明るい空間。店内にはテーブル席、カウンター席のほか、和モダンなテイストの個室が3部屋用意されています。それぞれ4名収容可能なサイズで、間仕切りを調整することで最大12名でも利用も可能。個室料金がないのもうれしいポイントです。日本料理和創専心くう雅【エリア】盛岡【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】盛岡駅 徒歩15分日本料理【開運橋通り菊花】厳選した食材を丁寧に調理した日本料理に舌鼓牛タンの中でも上質な部位、タン元を使う『県産牛タン焼』盛岡駅から徒歩10分。【開運橋通り菊花】は、岩手県を始めとする国産素材を使った日本料理が楽しめるお店。地魚を2種類の岩手県産わさびで味わう『刺身盛』、土鍋で炊く『雫石産あきたこまち』など、厳選した食材の旨みをダイレクトに味わえる料理がそろっています。店内はゆっくりと落ち着いて食事を楽しめるつくり店内は、カウンター12席、テーブル6席の落ち着いた空間。カウンター席はオープンキッチンのスタイルで、丁寧な仕事ぶりを目の前で見ることも可能。岩手・宮城を中心に、料理に合う店主厳選の日本酒が揃っており、オススメを丁寧に教えてくれるのでぜひ相談してみて。旅の思い出になるオススメのお店です。開運橋通り菊花【エリア】盛岡【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】盛岡駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年04月08日アメリカ大統領の息子とイギリスの王子が恋に落ちる、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説を原作としたAmazon Original Movie『赤と白とロイヤルブルー』が8月11日(金・祝)より240を超える国と地域でPrime Videoで独占配信開始。この度、日本語版キービジュアルと日本語吹き替え版キャスト、そしてUS版予告編が初公開された。アメリカ初の女性大統領(ユマ・サーマン)の息子であるアレックス・クレアモント=ディアス(テイラー・ザハール・ペレス)と、イギリスのヘンリー王子(ニコラス・ガリツィン)には数々の共通点があった。圧倒的な美貌、誰もが認めるカリスマ性、国際的な人気、そして、互いに軽蔑しあっていること。これまで長年の確執が問題になることはなかったが、ある王室行事での2人の酷い口論がタブロイド紙のネタにされてしまい、最悪のタイミングで米英関係に亀裂を入れることに。どうにか事態を修復しようと画策する2人の家族と責任者は、ライバル同士の2人を強制的に仲直りさせようとするが、アレックスとヘンリーの険悪な関係が解け始め、思いがけない友情が芽生え始めると、2人の間にあった軋轢は予想以上に深い何かを呼び起こす。ケイシー・マクイストンによるニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説を原作とする本作は、ブロードウェイ「インヘリタンス」でトニー賞を受賞した劇作家マシュー・ロペスの長編映画脚本・監督デビュー作。イギリスのヘンリー王子を演じるのはAmazon Original Movie『シンデレラ』でも王子役を演じたニコラス・ガリツィン(益山武明)、アメリカ大統領の息子アレックス役には「キスから始まるものがたり」でブレイクしたテイラー・ザハール・ペレス(小林親弘)。アメリカ初の女性大統領エレン役には「レ・ミゼラブル」のユマ・サーマン(唐沢潤)、イギリスのビアトリス王女役には『くるみ割り人形と秘密の王国』のエリー・バンバー(飯沼南実)、アメリカの大統領次席補佐官ザハラ役に「Lの世界」のサラ・シャヒ(斎藤恵理)。ヘンリー王子の親友で大企業の後継者パーシー役に「ライ・レーン」のマルコム・アトブラ(武田太一)、アレックスの親友で米国副大統領の孫ノーラ役に『マイ・サンシャイン』のレイチェル・ヒルソン(大平あひる)という豪華キャスト(※()内は日本語吹き替え版キャスト)。脚本は「HALSTON/ホルストン」のテッド・マラワーが監督のマシュー・ロペスと共に担当し、プロデューサーには「ARROW/アロー」のグレッグ・バーランティと「THE FLASH/フラッシュ」のサラ・シェクター。製作総指揮にはハリー・スタイルズ主演のAmazon Original Movie『僕の巡査』を手掛けたマイケル・ライリー・マグラス、『ゴヤの名画と優しい泥棒』のマイケル・S・コンスタブル、そして監督のマシュー・ロペスと原作者のケイシー・マクイストンも名を連ねている。『赤と白とロイヤルブルー』は8月11日(金・祝)よりPrime Videoにて配信開始予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月07日2021年8月27日より配信されたシーズン1が大ヒット、ニューヨーク・タイムズ紙の「2021年ベスト海外TVドラマ」にも選ばれたNetflixシリーズ「D.P. ー脱走兵追跡官ー」から、待望のシーズン2のティザー予告編が公開された。本作は、脱走兵追跡部隊に配属されたアン・ジュノ(チョン・ヘイン)とハン・ホヨル(ク・ギョファン)が、軍務を放棄した兵士の追跡を通して向き合うことになる様々な物語を描く。原作は、キム・ボトン著のウェブトゥーン「D.P. Dog's Day」(英題)。『コインロッカーの女』や『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』、同じくウェブトゥーン原作の「弱いヒーローClass1」のハン・ジュニ監督が手がけ、韓国社会のみならず世界中に疑問を投げかけるストーリーが高く評価された。シーズン1の直後からストーリーが始まるというシーズン2のティザー映像には、前シーズンのラストで強烈な印象を残したチョ・ソクボン(チョ・ヒョンチョル)の友人、キム・ルリ(ムン・サンフン)が「ここは何一つ変わってない」との言葉とともに限界を迎えてしまう姿が描かれている。過酷な現実や不条理と闘い続けなければならない脱走兵たちと、追跡官ジュノとホヨルの物語は、シーズン1よりもさらに壮絶に描かれていくようだ。今回も俳優陣の演技合戦は期待できそうで、そのバディぶりが人気を呼んだチョン・ヘインとク・ギョファンほか、キム・ソンギュンやソン・ソックの続投も確認でき、「二十五、二十一」「弱いヒーロー Class1」で注目を集めたチェ・ヒョヌクら新キャストの姿も。「待ってた!」「主演の2人大好き」「予告だけでもう面白い」などのコメントが寄せられている。Netflixシリーズ「D.P. -脱走兵追跡官-:シーズン2」は7月28日(金)より独占配信。(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月28日株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『脳が強くなる食事~GENIUS FOODS~』(マックス・ルガヴェア/著ポール・グレワル/アドバイザー 御舩 由美子/訳) を2023年2月22日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。◆「食べ物と脳の関係」が一冊に何を食べるべきか、本当の答えがわかる。脳と食事の健康大全!──樺沢紫苑 氏(精神科医)★ニューヨーク・タイムズ ベストセラー!★ジャーナリストと医師が食べ物と脳の関係を徹底解明★脳のモヤを晴らし、最高のパフォーマンスを発揮するための具体的なガイド★精神科医・樺沢紫苑氏絶賛!母親の若年性認知症にショックを受けた著者マックス・ルガヴェアが、脳の健康とパフォーマンスについてさまざまな文献を読み、世界中の科学者や臨床医に相談。そこで学んだ「食べ物と脳の関係」をまとめたのが本書です。アドバイザーである医師ポール・グレワルの臨床経験をもとに、脳を一生守りながら、もっと賢く、幸せになる食生活やライフスタイル=「ジーニアス・プラン」を具体的に紹介していきます。◆最高の脳を手に入れるために食べるべきものがわかる──この本の使い方 より本書では事実を明らかにしながら、私たちに共通する現代特有の不調に立ち向かうための新たな統一見解を提案している。本書を読んで、あなたは最高の脳を手に入れるには何を食べるべきかを知るだろう。それは現代社会では脇に追いやられ、安価な加工食品に取って代わられている。それぞれの章では、脳の正常な働きにつながる精密器官──細胞膜、血管系、消化管について深く掘り下げる。各章の終わりでは、必ず1つ「ジーニアス・フード」を紹介している。これは、その章で説明した有益な栄養素を含んでいる食品だ。こうした食品は、認知機能を高めたり衰えを防いだりするための武器になる。これを積極的に、頻繁に摂ることをお勧めする。終盤では「ジーニアス・プラン」として、理想的なライフスタイルのガイドラインを紹介する。(中略)正直に言おう。あなたと一緒にこの旅を始めることに私はわくわくしている。あなたは2週間以内にベストな状態を実感し、さらに私の本当の目的も遂げられるはずだ。それは私の心からの願い──つまり、今得られる最新の、そして最高のエビデンスにもとづいて、私と母が体験したものを避けることだ。脳は、一生健やかに保つことができる。そして、その秘密は食べ物にある。ジーニアス・フードに。【目次】PART1あなたは食べたものでできている第1章 目に見えない問題第2章 すばらしい脂肪と不吉な油第3章 食べすぎでも飢えている第4章 ウィンター・イズ・カミング-あなたの脳に冬来たるPART2すべては互いにつながっている第5章 心臓の健康は脳の健康第6章 脳に燃料を補給する第7章 腸とともに生きていく第8章 脳のなかのスイッチボードPART3 ハンドルを握るのはあなただ第9章 睡眠侵すべからず+ 助っ人ホルモンについて第10章 ストレスの美徳~もっと丈夫な生き物になるため~第11章 ジーニアス・プラン第12章 サプリメントとレシピ【著者プロフィール】マックス・ルガヴェア◉──健康・科学専門のジャーナリスト。映画製作者。「メドスケープ」「ヴァイス」「ファスト・カンパニー」「デイリー・ビースト」などのメディアに寄稿し、「NBCナイトリーニュース」や「ドクター・オズ・ショー」「ザ・ドクターズ」などのテレビ番組に出演、「ウォールストリートジャーナル」紙で紹介されるなど幅広く活動している。講演者としても人気を博し、ニューヨーク科学アカデミーや、ワイルコーネル医療センターなど権威ある学術機関に講師として招かれた。また、スウェーデンのストックホルムで開催されたバイオハッカーサミットでも講演を行った。2005年から2011年まで、アル・ゴアの「カレントTV」のジャーナリストを務める。主にニューヨークとロサンゼルスを拠点に活動を続けている。【アドバイザー プロフィール】ポール・グレワル◉──食生活とライフスタイルという視点から減量や代謝機能、不老長寿のための医療を実践し、講演も行っている内科医。彼自身45キロ近い減量に成功し、その体重を維持している。大きな誇りと情熱を持ちながら、患者が健康に生きるために楽しく続けられる、万人に適用できる療法を探る。ジョンズ・ホプキンズ大学で細胞・分子神経科学の学士号を取得。ラトガース大学メディカル・スクールで医学を学び、ノース・ショア・ロング・アイランド・ジューイッシュ・ホスピタルで研修課程を修了。MyMDメディカルグループを創設し、ニューヨークシティで開業、金融会社や健康管理会社のメディカルアドバイザーを務めている。【訳者プロフィール】御舩 由美子◉──神奈川県生まれ。訳書に『運動脳』(サンマーク出版)、『島を救ったキッチン シェフの災害支援日記inハリケーン被災地・プエルトリコ』(双葉社)、『なぜあなたは自分の「偏見」に気づけないのか:逃れられないバイアスとの「共存」のために』(原書房)などがある。【書誌情報】書名:『脳が強くなる食事~GENIUS FOODS~』定価:1,980円(税込)判型:46判体裁:並製頁数:480頁ISBN:978-4-7612-7656-0発行日:2023年2月22日 amazon: 楽天: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月17日2017年10月5日、ニューヨーク・タイムズが報じた通称“ワインスタイン事件”。エンターテインメント業界のみならず世界中を震撼させたこの調査報道を描いた『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、2人の記者と取材に応じたサバイバーたちの勇気による、女性の心と身体と未来を守るための大きな“革命”への一歩となった。今回は、そんな“革命”ともいうべき、性別・人種などの壁を突き破り、人生をかけて未来を切り開いた女性たちを描いた珠玉の作品を3作ピックアップ。いずれも本作とともに、たくましく清々しい女性たちの勇気に触れることのできる作品となっている。ニューヨーク・タイムズが報じた記事は、同じような経験を持った女性、そして性別・立場によって不当な扱いを受けたことがある幾千の人々を立ち上がらせた。世界規模の話し合いを巻き起こし、調査報道で明らかになった加害行為の数々を可能にし、隠蔽した映画業界の体制ならびに未だにジェンダー格差が根強く残る社会全体の構造を見直すきっかけとなった。のちにピューリッツァー賞を受賞したこの調査報道に基づくベストセラー原作を映画化した本作『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、自分たちのためだけでなく、アメリカそして世界の未来に生きる人々のために、勇気を振り絞って声を上げ、正義を求めた人々(多くは女性であり、母親たち)を描いた実話。決意と熱意をもったひとりひとりの人間が、力を合わせれば世界を変えられるということを、説得力と感動をもって思い出させてくれる。そしてワインスタイン事件が世間に知られるはるか以前から、国家的な差別と戦いつづけてきた女性たちがいる。性別や人種を理由に与えられなかった、参政権、相続権、財産権、親権、婚姻・教育・職業選択の自由、出産・堕胎の選択に至るまで、自由と権利を勝ち取るために声をあげた先人たちの勇気ある一歩が今日の私たちを支えている。『ドリーム』(2016年)1961年、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げる中、NASAの「マーキュリー計画」を陰で支えた黒人女性たちがいた。頭脳明晰な黒人女性のキャサリンはNASAに勤務している。天才的な数学の才能を持ち、宇宙特別研究本部において“女性初”となる計算係に抜てきされるが、白人と有色人種の分離政策による人種差別、そして男性優位の職場の中で女性差別に苦しむことに。しかし、キャサリンたちはそんな理不尽な環境の中でも卓越した才能とたゆまぬ努力、そしてユーモアの力で周囲の心を動かし、アメリカ人初の有人地球周回飛行という偉業を成功へと導いていく。第89回アカデミー賞では作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされた。人種差別、ジェンダー差別の壁を打ち砕き、力強く前へ進む主人公たちに背中を押してもらえる名作であり、“女性初の管理職者”とされる女性も登場する熱く支持される1本。『未来を花束にして』(2017年)いまから約100年前、未来のために女性の参政権を求めて戦った女性たちがいた。1912年、ロンドン。洗濯工場で働く24歳の女性モードは1児の母親であり、低賃金、長時間労働の上、セクシャル・ハラスメントが常態化する劣悪な環境下で夫と共に働き詰めの日々を送っていた。女性には選挙権も親権も認められていなかった時代。不平等かつ理不尽な状況を受け入れていたモードだが、同僚に誘われ参政権を求める活動家の集会に参加したことで「他の生き方があるのかもしれない」と生まれて初めて希望を持ち、やがて参政権を求めて命がけの活動に身を投じていく。政治が白人男性だけのものだった時代。彼女たちの願いはやがて大きなムーブメントとなり、現在に繋がる社会へと大きく変わるきっかけになった真実に基づく物語。『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』で主人公の女性記者ミーガン・トゥーイーを演じたキャリー・マリガンの主演作で、この作品が公開された7年前、キャリーは娘を出産した直後で産後うつと闘っていたことをのちに明かしている。その経験は『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』の役作りにおいても非常に貴重なヒントとなったという。『スタンドアップ』(2006年)1988年にアメリカで初めてセクハラの集団訴訟を起こした女性が主人公の、実話を基にした物語。夫のDVから逃げて故郷に戻ったシングルマザーのジョージーは、炭鉱で働き始めるが、そこで男性からの執拗な嫌がらせを受ける。味方であるはずの同僚の女性たちすら背を向ける中、自分の正義と尊厳を取り戻すために逆境に負けずに立ち上がる主人公をシャーリーズ・セロンが演じた。本作は第78回アカデミー賞にて主演女優賞と助演女優賞の2部門にノミネート、大きな話題を呼んだ。「セクシャル・ハラスメント」という言葉ができたのはいまから約50年前、1970年代初めにアメリカの女性雑誌「Ms」の編集主幹でフェミニストの先駆者グロリア・スタイネムらが造り出したといわれている。その言葉ができるずっと以前から女性を貶め、苦しめてきたハラスメントに対する初めての訴訟がたったの34年前という事実。暗黙の性差別が蔓延する環境の中で勇気を持って「NO」を突き付けた、礎ともいえる題材の作品である。『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:未来を花束にして 2017年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2016Twentieth Century FoxSHE SAID/シー・セッド その名を暴け 2023年1月13日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年12月31日現在絶賛製作中の超人気極悪非道オリジナルドラマシリーズ「ザ・ボーイズ」シーズン4に加わる新たなレギュラーキャストが発表された。本作は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにも入った、ガース・エニスとダリック・ロバートソンのコミックを基に、エリック・クリプキが製作総指揮/クリエイターとして参加したドラマシリーズ。セレブのように人気があり、政治家のように影響力があり、神のように崇拝されているスーパーヒーローが、その力を善のために使うのではなく、悪用するとどうなるか?という意表を突くストーリー。ジェフリー・ディーン・モーガンの参加決定に続き、今回新たに、サイモン・ペッグが主人公ヒューイの父親役としてシーズン1で数話出演して以来、久々に登場することが決定。サイモン・ペッグまた、初登場となるヒューイの母親を、『ラ・ラ・ランド』のローズマリー・デウィットが演じるほか、「スーパーナチュラル」「ルシファー」のロブ・ベネディクト、『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』「アメリカン・ゴシック ~偽りの一族~」のエリオット・ナイトも出演、しかし、役柄はベールに包まれている。ローズマリー・デウィット「ザ・ボーイズ」シーズン4はPrime Videoにて独占配信予定。(cinemacafe.net)
2022年12月02日ハリウッドの“絶対権力者”ハーヴェイ・ワインスタインの数十年に及ぶ性犯罪を暴いた「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者をキャリー・マリガンとゾーイ・カザンが演じる『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』から、90秒予告&ポスタービジュアルが解禁となった。『ロード・オブ・ザ・リング』『恋におちたシェイクスピア』『パルプ・フィクション』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『英国王のスピーチ』など、数々の名作を手掛けた映画プロデューサーの数十年に及ぶ性的暴行事件を告発したニューヨーク・タイムズ紙のスクープ。その記事は、やがて映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害の声を促すきっかけとなった。女性たちを懸命に取材した調査報道に基づき、社会を動かした勇気ある女性たちとジャーナリストの物語を描く本作。取材対象から拒否され、ワインスタインからの妨害を受けながらも懸命に真実を追い求める記者たちと、証言を決意する女性たちの信念が世界を変える、緊迫感溢れる90秒予告が解禁された。ニューヨーク・タイムズの記者ミーガン・トゥーイー(キャリー・マリガン)とジョディ・カンター(ゾーイ・カザン)がハリウッドに君臨する映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの数十年に及ぶ性的暴行についての取材を進める中で、ワインスタインが過去に何度も記事をもみ消してきたことが判明。さらに、被害にあった女性たちはそのほとんどが示談を受けており、証言すると訴えられるという恐怖や、当時のトラウマによって声をあげられないままでいた――。問題の本質は業界の隠蔽構造だと知ったミーガンとジョディは、調査を妨害されながらも信念を曲げず、証言を決意した勇気ある女性たちと共に突き進む。そして、ついにサバイバーたちによって数十年にわたる沈黙が破られ、ワインスタインによる悪質な事件の全貌、真実が明らかになっていく。さらに、主演のキャリーとゾーイがシリアスな表情で向かい合う本ポスタービジュアルも解禁。多方面からの圧力によって潰されそうになりながらも、懸命に真実を暴こうとする2人の女性ジャーナリストの戦い、そしてハリウッドで“神”とすら呼ばれたワインスタインとの直接対決の行方が描かれる。『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SHE SAID/シー・セッド その名を暴け 2023年1月13日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年11月11日ニューヨーク・タイムズ紙のコラム「Modern Love」に投稿されたエッセーに基づき、1話完結ドラマとしてスタートした「モダンラブ」。ニューヨークを舞台に、様々な愛にまつわる物語を展開してきた同作は、シーズン1、2を経て舞台を日本・東京に移した。全7話のエピソードからなる「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は、東京という世界の中でも有数の大都市のリアルを映し出すような、華やかな街に住まう人々の裸の心をそっと覗ける物語だ。各話には、マッチングサイトでの出会い、シニアラブ、セックスレス、リモートで芽生えた恋など、バラエティ豊かなテーマを持ち、2022年・今の東京の空気を感じられる仕上がりとなっている。このアンソロジー・シリーズのはじまりであるエピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」では、仕事と子育てを両立し完璧を追求する高田真莉と、彼女のパートナーである河野彩の日常、その変化が描かれる。演じた水川あさみ&前田敦子は、ドラマ初共演にして心地よい協和を生み出した。インタビューでは、作品への意気込みから「もうできない!」と思った演技の苦労まで、和気あいあいと語ってもらった。――最初に、「息子の授乳、そしていくつかの不満」の脚本を読んだ感想から教えていただけますか?水川:何か大きな事件が起きるとかいうようなお話ではないのですが、私が演じる真莉とあっちゃん演じるパートナーの彩という女性のことに関しても、とりわけ説明をすることもなく、当たり前にストーリーの中に組み込まれていたんです。そうしたナチュラルな展開の仕方も、すごく素敵だなと惹かれたポイントでした。あとは、言葉で説明するようなことも少なかったので、すごく余白のある脚本だなと思いました。説明が少ないからこそ、空気感や相手との温度が作品に反映されるんだろうなと感じました。前田:私も、家族愛がとても素敵だなと思いました。女性同士の恋愛も受け入れている(真莉の)母親がいて、みんなで協力し合って生活をしていて。その中で、ちょっとした感情のやりとりがあり、ぶつかり合ったりするんですよね。それってすごい愛だなとも思うんです。家族の愛は深いなと、脚本を読んでいてすごく感じました。――水川さんは真莉を、前田さんは彩を演じるにあたって、大事にしていたことなどは何でしょうか?水川:真莉は子育ても仕事もどちらも大切にしたい、とにかく自分の理想に近づけることに必死で…。だから、一番そばで支えてくれる彩や、お母さんという身近な愛に気づけていないというか、少し見失っている状態でした。仕事も家庭も一生懸命やっている誰しもに当てはまるような出来事かもしれない、と考えながら演じていましたね。前田:私の役は、どちらかと言うと俯瞰で家族を見守る立場だったので、言葉も少なくて。いる雰囲気や空気感みたいなものはちょっと意識したほうがいいな、と思いながら淡々とやっていました。役柄と普段の私は全然違うとは思っています。でも彩は誰に対しても平等な感じがありましたし、こうやっていられたらいいなという憧れを持ちながら演じていました。水川:彩、裏表がないよね。前田:そう。淡々と、飄々としている感じで。彩が家にいると安心しますよね。水川:そうだよね。――水川さんはお料理も上手で完璧なイメージもあるので、こだわりがあるという面で、ご自身と真莉に共通点があるようには思わなかったですか?水川:私は好きなものが多いというだけで、別にこだわりではないんですよね。料理も難しいことそんなにやらないですし(笑)。だから好きなことをやっているだけで、完璧にやらなくちゃいけないという考えではないから、真莉とはわりと真逆かなと思っていました。前田:向き合い方がちょっと違うかもしれないですよね。水川:そうね、ことがらの向き合い方が違うかもしれないかな。――好きでやっているから完璧主義とは違うということですね。水川:全然完璧じゃないですし、できなきゃできないでいいと思っているんです。自分ができる範囲の中で自分が楽しめて面白くできないと続かないから。監督に「芝居するな」と言われて――水川さん&前田さんの芝居の変化とは――演じていて、特に心に残った場面やセリフはありましたか?水川:お話の中で真莉が今まで我慢していた気持ちや自分がとらわれていたもの、感情がわーっとあふれ出してしまう場面があって。そういうことって何気ないきっかけであったりしますよね。ポンってコルクが抜けてあふれ出すみたいな、そういう感情になるときがあるなと思いました。一見ちょっとしたできごとなんだけど、真莉にとってはすごく大きな変化で。そういうのは、すごく愛にあふれた生活だからこそありえることなので、素敵な場面だなと感じました。前田:私も水川さんのお話したシーンが、すごく素敵だなと思いました。「あ、安心できる場所がある!」と思ったので、すごくいいなあと。あと、私は真莉たち親子のやりとりをそばで見させてもらっていたんですけれど、すごいリアルだなあと思いました。こういう母娘の感じ、あるよなーって。感情論のぶつけ合いは、自分にも思うところはありましたね(笑)。水川:そっか(笑)!前田:母親には甘えたい気持ちもあるからこそ「わかって!」となっちゃうんですよね。「わかって!」が出過ぎてすごい感情論になっちゃうので、真莉ちゃんの気持ちは痛いぐらいわかりました。――監督ならびに脚本を務めた平柳敦子さんは、ロスなど海外で活動されていますが、普段のお芝居や演出とやり方が違うなどと感じたところはありましたか?水川:全然違いました。私はもうとにかく「芝居するな、芝居するな」と言われていたので大変でした(笑)。監督は“そこに存在する"ということを言いたかったんだと思うんですけど、表現するとなると、どうしてもプラスの要素が働いてしまうんです。つけ加えてしまうというか。それをなくしてほしいという演出方法は、私にとっては新しくて。悩んだけれど、とてもいい経験でした。前田:私は、ただただ水川さんを「さすがだな」と見守っているだけでした。監督が本当に空気感から作るのを大事にしてくれている方だったんですよね。水川:うん、うん。前田:私たちの家の中がそういう感じで。…なんか撮影という感じじゃなかったですね。水川:本当にそうだよね。――監督のいう「芝居するな」を体現するため、水川さんはどう工夫していったんですか?非常に自然な演技だと思い観ていました。水川:うーん、そうですね…。現場の雰囲気に助けてもらうことももちろんありました。あと監督に言われたのは「もう顔を動かさないで」って。前田:あー!言われましたね。水川:「もう能面だと思って芝居しろ」と言われたんです。最初は何のこっちゃわからなかったんですけど、私は自分が思っているよりも表情が豊かだから、ひとつひとつのセリフに気持ちを込めすぎている、ということを言われたんです。そんなことを言われたのが初めてだったから、それを0にする作業はすごく大変でしたね。くたくたになって家に帰ってくるという玄関先でのシーンは、何回も何回も撮り直したんです。「もうできない!」と言うと、「がんばれ!!」と助監督や監督に励まされて(笑)。前田:確かに、監督はあきらめないですもんね!「よし、もう1回」「もう1回」って。「何がなんだろうー?」みたいな。水川:わかんないよー!と思いながらやっていました(笑)。“凛とした人代表”の水川さん&“肝の据わった人”の前田さん――おふたりは過去にCMで共演されていますが、ドラマでは初共演となります。印象の変化はありましたか?水川:私はとても印象が変わりました。共演してみて、本当に肝の据わった人だなと思って、彼女の格好良さというものを知りました。その感じは、あっちゃんの役にもすごく反映されているんです。彩のどーんと構えてくれる感じは、あっちゃんの内から出てくるものもすごくあったと思ったから。すごく安心できて、ご一緒できてよかったなと本当に思っています。…横にいるから、こういう話はなんか照れくさいよね(笑)。前田:はい、褒めていただいてすみませんって思います(笑)。――CMで共演していたとき、前田さんは今回のような印象ではなかったんですか?水川:CMでは現場で少しご一緒したぐらいだったんです。だから印象というよりも、どういう人なのかをあまりわかっていなくて。あのときはかわいい印象が強かったけど、すごく覚悟の決まっているというか、肝の据わった人という印象になりました。何でも自分でやるし、ひとりでどこにでも行くし。そういう姿をそばで見ていて、めちゃくちゃ格好いいなと思いました。前田:嬉しいです、やったー!…いや、でも女性からしてみると、水川さんは本当に凛としている方代表だなと、私はずっと思っているんです。みんなに分け隔てないですし、現場でも本当にずっとそういう風にいてくれたので。そんな水川さんにそうやって言ってもらえて、すごい嬉しいです。Amazon Original「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。【水川あさみ】ヘアメイク:星野加奈子/スタイリスト:番場直美【前田敦子】ヘアメイク:高橋里帆(HappyStar)/スタイリスト:有本祐輔(7回の裏)(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)
2022年10月17日映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』が、2023年1月13日(金)に公開されることが決定した。本作は、ニューヨーク・タイムズのベストセラー『その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い―』を映画化した人間ドラマ。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ロード・オブ・ザ・リング』『恋に落ちたシェイクスピア』『英国王のスピーチ』……数々の名作を手掛け、ハリウッドで“神”とも呼ばれた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行事件を告発した記事は、映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害の声を促した。誹謗中傷を浴び、取材対象者から拒否されながらも真実を妥協せず懸命に取材し追い求めた記者と編集者の姿を詳細に描く。主演のふたりの女性記者に扮するのは、アカデミー賞®に2度ノミネートされたキャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』)とゾーイ・カザン(TVシリーズ『プロット・アゲンスト・アメリカ』『ビッグ・シックぼくたちの大いなる目ざめ』)。共演には、アカデミー賞にノミネートされたパトリシア・クラークソン(『シャッター アイランド』『エイプリルの七面鳥 』)、エミー賞受賞のアンドレ・ブラウアー(TVシリーズ『ホミサイド/殺人捜査課』)、トニー賞受賞のジェニファー・イーリー(『ゼロ・ダーク・サーティ』『高慢と偏見』)に、アカデミー賞ノミネートのサマンサ・モートン(『マイノリティ・リポート』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)が名を連ねた。『それでも夜は明ける』『ムーンライト』『ミナリ』『グローリー/明日への行進』『マネー・ショート華麗なる大逆転』のアカデミー賞受賞プロデューサーと『ゼロ・ダーク・サーティ』『アメリカン・ハッスル』のアカデミー賞ノミネートプロデューサーが、ニューヨーク・タイムズのベストセラーを基に、アカデミー賞受賞者レベッカ・レンキェヴィチ(『イーダ』)が脚色、エミー賞受賞者マリア・シュラーダー(TVシリーズ『アンオーソドックス』)が監督を手掛けている。被害にあった女優の一人であるグウィネス・パルトローはブラッド・ピットの元恋人として知られるが、彼は当時ワインスタインに忠告をした経験もあるという。本作品は、そのブラッド・ピットが製作総指揮を手掛け、彼が率いる賞レース常連の製作会社プランBとアンナプルナの製作作品となる。『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』2023年1月13日(金)公開
2022年10月05日2017年10月5日、5年前の本日、ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターの2人によるスクープ記事が世界に衝撃を与えた。ハリウッドだけでなく世界的な#MeToo運動につながったこの調査報道を映画化した『SHE SAID』が、邦題『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』として2023年1月13日(金)公開決定。キャリー・マリガンとゾーイ・カザンが2人の記者を演じる。本作は、世界的に#MeToo運動を巻き起こしたた記者と女性たちの実話であり、真実を追求したジャーナリストの物語。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ロード・オブ・ザ・リング』『恋に落ちたシェイクスピア』『英国王のスピーチ』など数々の名作を手掛け、ハリウッドで“神”とも呼ばれた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性暴行事件を告発したその記事は、映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害者たちが声を上げるきっかけとなった。アカデミー賞のスタッフ&キャストで映画化本作は、ニューヨーク・タイムズのベストセラー「その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い―」(新潮社)を映画化。米「VARIETY」ほかにて、アカデミー賞候補作品としても早くも大きな注目を集めている。調査報道の影響力を世に知らしめた本作は、誹謗中傷を浴び、取材対象者から拒否されながらも真実を妥協せず懸命に取材し追い求めた記者と編集者の姿を詳細に描き、性犯罪を続ける捕食者を阻止するために名乗り出たワインスタインの被害にあったサバイバーたちと目撃者の勇気を浮き彫りにする。主演の2人の女性記者に扮するのは、『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の肖像』でアカデミー賞に2度ノミネートされたキャリー・マリガンと、『ビッグ・シックぼくたちの大いなる目ざめ』やTVシリーズ「プロット・アゲンスト・アメリカ」のゾーイ・カザン。共演は、『エイプリルの七面鳥 』でアカデミー賞にノミネートされたパトリシア・クラークソン、エミー賞受賞者で「ブルックリン・ナイン-ナイン」のアンドレ・ブラウアー、トニー賞受賞の『ゼロ・ダーク・サーティ』「高慢と偏見」のジェニファー・イーリーに、アカデミー賞ノミネートの『マイノリティ・リポート』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のサマンサ・モートンらが出演している。ニューヨーク・タイムズのベストセラーを基に、『イーダ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したレベッカ・レンキェヴィチが脚色し、厳格な宗教コミュニティを脱出する女性を描いたNetflixドラマ「アンオーソドックス」でエミー賞を受賞したマリア・シュラーダーが監督。『それでも夜は明ける』『ムーンライト』『ミナリ』『グローリー/明日への行進』のアカデミー賞受賞プロデューサーと『ゼロ・ダーク・サーティ』『アメリカン・ハッスル』のアカデミー賞ノミネートプロデューサーがタッグ。また、被害にあった女優の1人であるグウィネス・パルトロウの当時の恋人であり、ワインスタインに忠告をした経験もあるというブラッド・ピットが製作総指揮、彼が率いる製作会社プランBとアンナプルナが製作する。『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日全米絶賛の“家族小説”を映画化したイタリア映画『靴ひものロンド』よりメイキング映像が解禁された。「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された家族小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化した本作。夫の浮気の告白からはじまる家族の崩壊をイタリア映画界の実力派オールスターキャストで描いていく。この度解禁となったのは、監督とキャストが本作の辛辣なキャラクターたちと家庭崩壊の裏側について明かすメイキング映像。監督を務めたダニエーレ・ルケッティが大切な友人であり熱愛する作家でもあるというドメニコ・スタルノーネの著作「靴ひも」を初めて手にしたときのこと、映画化にあたり集結した実力派豪華キャスト、アルバ・ロルヴァケル、ルイジ・ロ・カーショ、ラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランドらが自身の演じた役柄について、それぞれが語る貴重な映像となっている。日本では『靴ひものロンド』『3つの鍵』とたてつづけに劇場公開を控えるアルバ・ロルヴァケルは、「初めて脚本を読んだ時はヴァンダという人物に拒絶されたように感じました。たぶん直感的にあまりにも居心地悪い気がして彼女になって演じたいと思えなかったのかも」と、エキセントリックな妻ヴァンダという役どころについて吐露。対するルイジ・ロ・カーショは「アルドは私がみる限り自分とはかけ離れています。(役を演じる時)いつも役に歩み寄るようにして彼らに何が起こるのかを把握したらその人物を招き入れようとする」「ベストな形で出現できるようにします」との技巧的なアプローチを明かす。さらに、熟練のラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランドらの劇中以外の素顔は必見だ。ある夫婦の中年期/老年期を2人の俳優がそれぞれダブルキャストで演じるのは、特殊メイクや編集など映像表現において幾多の方法がある映画ではあまり見ないこと。しかも、顔立ちや背格好など“似せる”ことにあえてフォーカスしない、名匠ルケッティのさりげなくも大胆な意図が込められている。『靴ひものロンド』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:靴ひものロンド 2022年9月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
2022年09月15日「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された家族小説を映画化した『靴ひものロンド』。この度、幸せあふれる本編映像が公開された。1980年代初頭、アルドと妻のヴァンダ、ふたりの子どものアンナとサンドロの4人家族が、何かの催しなのか、連なってジェンガを踊る今回の映像。1980年代と現代という、2つの時代を織り交ぜ徐々に物語が進む中で、このジェンガのリズムは家族を取り巻く時間のように繰り返されていく。それぞれが抱える思いについて説明は多くないが、しっかり劇中に描かれており、そのヒントとなる目線、仕草に注目だ。また、イタリア出身のイラストレーター、ビオレッティ・アレッサンドロが手掛けたイメージイラストも公開。ポップでカラフルなイラストだが、夫婦の腰にはお互いを縛り付けるひもが描かれ、母親と手をつなぐ子どもたちはどこか不安げな表情。本作のキーになるモチーフのひとつ、ラジオも壊れており、不協和音が聞こえてきそうだ。そんなイラストの一部を使用したオリジナル特製ステッカーが、公開初日より枚数限定で入場者先着プレゼントとして各上映劇場にて配布が決定した(※枚数には限りがございます)。『靴ひものロンド』は9月9日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:靴ひものロンド 2022年9月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
2022年08月21日東京を舞台に様々な“愛の形”を描くオムニバスドラマ「モダンラブ・東京」の新たなキャストが発表された。ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる様々な物語を描いたAmazon Original「モダンラブ」が、舞台を東京に移して「モダンラブ・東京」として配信。本作で描かれる7つの物語では、人の営みを紡いできた東京の街を舞台に、マッチングアプリでの出会いやセックスレス、シニアラブや国境を越えた恋など、現代ならではの多様な愛と人々の絆を描く。水川あさみ、永作博美、ユースケ・サンタマリア、ナオミ・スコット、池松壮亮に加え、今回、前田敦子、榮倉奈々、柄本佑、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆の出演が決定。また、日本版ならではの取り組みでアニメーション作品が制作され、声優として黒木華、窪田正孝が参加し、山田尚子が監督を務めることも明らかに。第1話「息子の授乳、そしていくつかの不満」(監督・脚本:平柳敦子)では、水川さんがキャリアウーマン・真莉、前田さんが真莉のパートナーを演じ、子育てを通して変化する真莉の心の模様を映し出す。第2話「私が既婚男性と寝て学んだこと」(監督:廣木隆一、脚本:黒沢久子)では、榮倉さんが生物学の大学教員、柄本さんがフリーライターという元夫婦を演じ、マッチングアプリを通して自分にとって何が大事だったかに気づく様子を描く。第3話「最悪のデートが最高になったわけ」(監督:山下敦弘、脚本:龍居由佳里)は、伊藤さんと石橋さんが出演し、マッチングアプリを利用して出会う、シニアラブ。そして、第4話「冬眠中のボクの妻」(監督・脚本:荻上直子)では、成田さんと夏帆さんが夫婦を演じ、鬱状態となった妻の笑顔を取り戻そうと、夫が懸命に支える夫婦愛を描く。第5話「彼を信じていた13日間」(監督・脚本:黒沢清)では、永作さんとユースケさんが結婚相談所で出会い、意気投合した2人の関係が、ある秘密をきっかけに大きく変わっていく様子が描かれる。第6話「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」(監督・脚本:平柳敦子)は、ナオミと池松さんが出演し、英語のオンライン講師とその生徒という、国境を越えた恋の物語となっている。さらに最後の第7話は、アニメーション作品「彼が奏でるふたりの調べ」(監督:山田尚子、脚本:荻上直子)。黒木さんがお人好しな性格の桜井タマミ、窪田さんがタマミの高校の同級生・梶谷凛の声を担当し、学生の頃から言いたいことが言えないタマミと、疎遠になってしまったけれど心の中で気になっていた凛との、学生時代の甘酸っぱい恋の思い出が描かれる。<キャストコメント>前田敦子海外版の『モダンラブ』がすごく好きなのでオファーをいただいた時は感動しました。『モダンラブ』にはすごく愛が詰まっているんですよね。短いそれぞれの話の中に、いろんな愛の形が綺麗に描かれていて…綺麗というのはキラキラとかではなくて、2人の愛がすごく綺麗なんです。多くの方にもこの素敵な愛を感じてもらえたらと思います。榮倉奈々美しい作品に出演できて、とても幸せに思います。元々『モダンラブ』のファンでしたが、さらには尊敬する廣木監督のチームに参加できるという事で緊張感に包まれた日々でした。人生の深みを感じる文学的な『モダンラブ』シリーズには心を豊かにしてもらったと思います。柄本佑海外版の『モダンラブ』に引けをとらない作品になっているので楽しんでもらえればと思います。本作は榮倉さんの魅力を廣木監督が十二分に拾い上げているので、榮倉さんの魅力を楽しんでください。また、作品を見て自由に様々な解釈をして、仲間と自由に『モダンラブ・東京』の話をしてほしいです。伊藤蘭年を重ねた男女がちょっと勇気を出して新しい一歩を踏み出そうとする姿は、時にぎこちなく微笑ましく、若者との対比も絶妙で笑いを誘います。心あたたまる作品に出演できて嬉しいです。2人の一喜一憂と思いがけない展開を是非見届けて下さい。石橋凌脚本を読んだ時に、単純に面白いなと思いました。元々実話をベースにしたシリーズなので、実際にあったことなんだと非常に興味深かったです。この歳になってもラブストーリーができるんだって(笑)。いくつになっても、人との出会いがあり、“人生面白いな”と思っていただけるんじゃないかと期待しています。成田凌鬱をテーマとしていますが、マイナスな事として捉えるのではなく前向きに考えられる素敵な作品です。一生懸命に生きている中で滑稽にみえる部分があったりとか、全体的に優しくて愛おしい物語として描かれていますのでご期待ください。夏帆海外版の『モダンラブ』が配信された当時、“こんな作品が日本でもできたら...“と思っていたので、東京版に参加できることがとても嬉しかったです。わたしが参加した『冬眠中のボクの妻』は一見暗く重くなりそうな題材ですが、切実さとユーモアのバランスがとても素敵な作品です。荻上監督だからこそ出せる世界観をぜひ楽しんでいただけたらと思います。黒木華久しぶりにアニメーションをやったので少し緊張しました。どんな作品でも受け取り手の気持ちが一番大事だと思うので、この作品を見てくださった人の気持ちに届き、おこがましいですけど勇気を出す一歩になれるような働きかけができていれば嬉しいなと思います。窪田正孝愛も神様も実態はないし証明もできない。でも確実に存在していて、心に繋がりや結びを与え調和してくれる。今作であなただけの愛に氣づき感じてもらえたら幸いです。Amazon Originalシリーズ「モダンラブ・東京」は10月21日(金)より配信(全7話)。(cinemacafe.net)
2022年07月27日イタリア発、全米絶賛の“家族小説”の映画化『靴ひものロンド』より本予告編が解禁された。「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された家族小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化した本作。夫の浮気によりばらばらとなった4人家族の崩壊と再生を描く、新たな「家族映画」だ。このたび解禁された日本版オリジナル予告編の冒頭では、作家・角田光代の「愛も自由も、こんなにおそろしいしっぺ返しとなって戻ってくる。夫婦の、家族の、いや、人間というものの底知れなさを思い知る。」という本作へのコメントが映し出される。続けて、歪な絆で結ばれた、愚かで愛おしい家族の物語が切り取られていく。舞台は1980年初頭ナポリ。家族揃って出かけ、食卓を囲み、テレビを観て一日を終える…そんな4人家族の平穏な暮らしは、夫のひと言で終わりを告げた。「女性と関係をもった」と浮気を告白する夫のアルド。予想だにしなかった愛する人の言葉、態度に妻のヴァンダは強烈な一撃をくらわし、夫を家から追い出した。その日を境に、家族の生活は一変する。1980年代と現代、2つの時代を織り交ぜて物語は進んでいく。そして30年後、夫婦は夏のバカンスへ。留守中に荒らされた家、飼い猫の失踪。突如起きた不穏な出来事をきっかけに夫婦、親子、それぞれが胸にしまっていた秘密と嘘がいま、溢れ出す…。予告編のナレーションを務めたのは、フリーアナウンサーの堀井美香。柔らかで芯の強い声色が、物語の辛辣なだけでは終わらない軽やかさとポジティブな印象を与えている。ほどいて、結んで、を繰り返す、めちゃくちゃな家族の不気味な崩壊と衝撃。切っても切れない夫婦であり親子の本当の姿に、突き抜けた爽快感と余韻が巡る、愚かしくも愛おしい人間ドラマに期待してほしい。『靴ひものロンド』は9月9日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:靴ひものロンド 2022年9月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA
2022年07月21日愛をテーマに描くオムニバスドラマAmazon Original「モダンラブ・東京」の配信が決定した。ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる物語を描いたアメリカ制作の「モダンラブ」。同作が、舞台を東京に移して描かれるのが「モダンラブ・東京」だ。7つの物語が描かれ、忘れかけていた大人の恋心、息子や母親への愛、国境を越えて芽生える愛など、様々な愛のカタチを表現する。平柳敦子監督作「息子の授乳、そしていくつかの不満」に水川あさみ。同監督作「彼は最後のレッスンを私にとっておいた」に池松壮亮とナオミ・スコット。黒沢清監督作「彼を信じていた13日間」に永作博美とユースケ・サンタマリアが出演。ほかにも、荻上直子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督と、日本を代表するキャストと映画監督陣が集結した。▼キャスト&監督コメント水川あさみ愛の喜びとか愛の悲しみとか、誰にとっても普遍的なものがテーマになっています。今の時代に愛を語るのは少し恥ずかしくてくすぐったいですが、様々な愛の形や姿が描かれているので、自分はどの物語に寄り添えるのかとドラマを観て共感してもらえると嬉しいです。永作博美普段見ているラブストーリーよりも、愛のスケールが大きいと思います。だから、観たら絶対にちょっと恋したくなると思います。幸せの泡がポコポコ浮いてくるような物語ですので、それを掴んで楽しんで下さい。ユースケ・サンタマリア『モダンラブ・東京』はちょっと大人で、甘酸っぱいだけのものではなく、ほろ苦いとも違うようなちょっと乾いた物語になっています。今まであまりそういう物語はなかったと思うので、海外でも人気ですし、そういう作品を見たい人は多いと思います。黒沢監督の作品として自信があるので、ぜひ楽しみにしていてください。池松壮亮平柳敦子さん、ナオミスコットさん、Amazon USとJapan チーム、アメリカの撮影クルー、素晴らしい方々に出会い、人と出会うこと。想うこと。愛するということについて取り組みました。距離や違いを越えてゆくこのラブストーリーのプロセスと機微に今の時代の希望を探しました。Modern Love という素晴らしいシリーズの一員になれたこと、心から光栄に思います。ナオミ・スコット元々『モダンラブ』シリーズのファンでしたし、日本や日本の文化も大好きなので、この作品に参加することは全く難しい決断ではなかったです。脚本を最初に読んだ時、意図的/計画的でありながら、自発的/能動的であるという両方の側面を持ったこの作品のメッセージに、とても共感しました。自分の「勘」を信じることを教えてくれる感動的でかわいらしい作品に仕上がったと思います。平柳敦子監督(ショーランナー兼監督)『愛』というのは、異なる国や、文化や、価値観を持っていても、『愛』であり、変わりがなく、私たちを結びつけるものです。それは、私たちが生まれながらにして持っているものであり、私たちのコアにあるものです。考えなくても、分析しなくても、瞬時に理解できる世界共通語なのです。アメリカ発の「愛」の物語を、日本独自の物語にアレンジし、オリジナルと同じように世界のオーディエンスにインパクトを与えることができれば、その証しになるのではないかと期待しています。黒沢清監督これまで「モダン」にも「ラブ」にも縁がなかったので、僕に本当にできるのかなと最初は不安もありました。でも、永作さんとユースケさんには、何と言うか永遠の青春とでも呼ぶべき輝きがあるんですね。作品は、当初は予想もしなかった不思議な方向へとシフトしていきました。元々は小さな所帯じみた話なのですが、お二人が演じるとそれがどこか神話のような雰囲気を帯びてくる。素晴らしい経験でした。荻上直子監督海外版のように、軽快で楽しく、温かい気持ちになれるような作品にしたいと思いました。オムニバス作品は気軽に観られる点が一番魅力的だと思います。その日のその時の気分で、1話から観てもいいし、タイトルで選んで観てもいい。私の場合は、1 日の最後に布団に潜り込みながら観ています。廣木隆一監督オムニバスは連続ドラマのように同じ人が出るわけではなく、一つ一つがパズルのようで、7つの作品全体が『モダンラブ・東京』を形成しているから面白いですよね。それぞれの監督の作品ごとにテイストが違いますし、皆さんが『モダンラブ・東京』をどういう風に考えて描いたのか楽しみです。山下敦弘監督海外版の『モダンラブ』を面白く観ていたので、あの空気感をどう東京に置き換えればいいのかを考えながら作りました。“どこにでもありそうな特別なお話”という、『モダンラブ』の持つ魅力をどうやって東京に活かせるか?あとは、役者達が素敵に見える作品になればいいなと思いました。Amazon Original「モダンラブ・東京」は秋、Amazon Prime Videoにて配信予定(全7話)。※平柳敦子監督の柳は木辺に夕卩の柳が正式表記(cinemacafe.net)
2022年03月30日吸水ショーツブランドTrendixの日本総代理店である有限会社カムサ(所在地:福岡県糟屋郡、代表取締役:西原 在源)は、最新のフェムテックを備えた「生理の日にナプキンがいらない吸水ショーツ」の先行予約販売をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2022年2月27日(日)に開始しました。▼プロジェクトページ メイン画像■開発背景エチオピアでのボランティア活動の際に、生理用品を買うことができず学校を辞めざるを得ない多くの女学生と出会い、先進国でも【生理の貧困】の問題があることを知り、長期的に女性のためになるソリューションを提供しようと3年の月日をかけて開発した吸水ショーツです。■特徴1. 普段から着用できる美しさ吸水ショーツは地味でオムツのような印象をお持ちの方が多いと思います。Trendixの吸水ショーツは洗練されたデザインで日頃から着用できる美しさが大きな特徴です。また、スタイルやカラー、サイズが豊富な点も女性にとって嬉しい点です。2. 吸水ショーツが本領を発揮するのは【生理中】だけではない生理前は「いつ来るのだろう・・・」と不安でナプキンをつけておいたり持ち歩く必要があります。また、終わるころは経血量は減ってきてもナプキンなしではショーツが汚れるし、つけっぱなしだと蒸れ等で不快です。さらに「汚れていないナプキンを捨てる」というもったいない思いや、ゴミだけを増やす経験をされたことはないでしょうか?でも吸水ショーツならこれらの問題を一気に解決します!『履くだけ』で良いのです!!カバンに入れて持ち歩く必要もなく、いつ来るか分からない生理にも備えられゴミも出しません。3. 高品質素材生理中のかゆみやかぶれはお肌の天敵です。Trendixではお肌に触れる1層は敏感肌に優しいプレミアムコットンを採用。サラサラの肌触りでトラブルの原因とも言われる湿気と摩擦を軽減します。さらに、伸縮性に優れておりGOTS(オーガニックテキスタイル世界基準)認証商品でもあるので安心してご着用いただけます。4. 革新的な技術が詰まった4層の吸収パッド従来の抗菌加工は洗濯する度に効果が薄れます。これはニオイや不快感の原因にもなります。Trendixはこの問題を純綿にナノファイバーを施すことで解決しました。技術の詰まった4層構造は、速乾、抗菌・消臭、防水、漏れ防止機能を備えております。さらに、この4層はとても薄いのでゴワゴワした着用感もなく生理中であることを忘れさせます。広い範囲をカバーするので安心感もあり尿漏れにも対応できます。5. 災害に備えられ、お財布にも環境にも優しい災害がある度に避難所では生理用品が足りずに苦労すると言います。そんな時に吸水ショーツが数枚あれば繰り返し使うことで対応が可能です。また、毎月費用がかかる生理用品と比べ、Trendixのショーツは200回の洗濯実験により約4年間ご利用いただけることが証明されておりますので、トータルでとても経済的です。『ナプキン1枚はレジ袋4枚に相当する』と言われております。吸水ショーツの利用は環境に優しく、SDGsにマッチした取り組みにもなります。4層構造■リターンについて5スタイル共通で、1枚ご購入の場合、定価より1,782円、3枚ご購入の場合、定価より6,237円お得になります。さらに、追加リターンとしてビューティーワンダーテープや天然素材防水ポーチを準備しております。(定価:5,940円) *数に限りがございます。■プロジェクト概要プロジェクト名: 【ニューヨークタイムズ優秀賞】を受賞した吸水ショーツブランドが日本初上陸!期間 : 2022年2月27日(日)~3月31日(木)23:59URL : <製品概要>商品名 :Trendix吸水ショーツ種類 :[オーガニックコットンシリーズ]2スタイル(スポーツ、メッシュ)[シームレスシリーズ]3スタイル(ハイライズ、ミッドライズ、ソング)内容 :1枚、3枚サイズ :S、M、L、XL、2XL、3XL、4XLカラー :ブラック、パープル、グレー、オーキッド、ヌード素材 :・オーガニックコットンシリーズ(本体部分=4層目)オーガニックコットン95%、スパンデックス5%)・シームレスシリーズ(本体部分=4層目)ナイロン85%、スパンデックス15%・吸収層(シリーズ共通)1層目 コットン95%、スパンデックス5%2層目 ポリエステル80%、ナイロン20%3層目 ポリエステル100%販売場所:CAMPFIRE■会社概要商号 : 有限会社カムサ代表者 : 代表取締役 西原 在源所在地 : 〒811-2243 福岡県糟屋郡志免町志免東1-3-14設立 : 2003年2月事業内容: 輸出入業資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】有限会社カムサMAIL : nishihara@kamsa.jp LINE ID : @Trendix 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月01日現在公開中の映画『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)に主演する俳優・西島秀俊が、ニューヨーク・タイムズが選ぶ“ Great Performers / The Best Actors of 2021”に選出されたことが分かった。ニューヨーク・タイムズが2004年以来、毎年の映画を代表する俳優を取り上げてきた名物企画であるこの“Great Performers”。西島さんは、今年2021年にニューヨーク・タイムズが選んだ13組の俳優の一人として、アジアから唯一の選出となる。ほかにも、クリステン・スチュワート、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントン、ホアキン・フェニックスなどの名優が名を連ねている。これまで“Great Performers”に選ばれた日本人俳優は、栗山千明(『キル・ビル』2004年)、渡辺謙(『硫黄島からの手紙』2006年)、菊地凛子(『バベル』2006年)。彼らに続き、今回の西島さんは4人目。3人はアメリカ映画への出演で選ばれたのに対して、今回は濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』という、日本映画で選ばれる快挙となった。『ドライブ・マイ・カー』が全米の賞レースを席巻している中、今回の西島さんの選出は、アカデミー賞に向けて、さらなる追い風となることは必至だ。なお、選出に際し掲載された写真は、これまでにバラク・オバマ氏やジョージ・クルーニー、マリオン・コティヤールなど数々の著名人たちのポートレートを撮影してきたルーヴェン・アファナドールが撮り下ろした。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年12月08日キャリー・マリガンとゾーイ・カザンが、『She Said』(原題)に出演するための最終交渉に入っている。「Variet」誌が報じた。2人は「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者でハーヴェイ・ワインスタインの数十年にもわたる性犯罪を暴いたミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターを演じるという。本作はミーガンとジョディが共著した「She Said:Breaking the Sexual Harassment Story that Ignite a Movement」(原題)をもとに描かれる。監督はNetflixドラマ「アンオーソドックス」でエミー賞の監督賞(リミテッドシリーズ)を受賞したマリア・シュレイダー、脚本は2015年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『イーダ』のレベッカ・レンキェヴィチ。製作総指揮は『ハスラーズ』のミーガン・エリンソンと「Pam & Tommy」(原題)のスー・ネーグル、製作会社「プランB」よりブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーがプロデューサーを務める。製作はこの夏から始まる。2017年、ミーガンとジョディがワインスタインの悪事を暴露したことをきっかけに、多数の被害者女性たちが声を上げた。「Me Too運動」の始まりである。アシュレイ・ジャッド、ローズ・マッゴーワン、ミラ・ソルヴィーノ、グウィネス・パルトロウらハリウッド女優たちも被害を明かした。2020年3月、ワインスタインはレイプと性的暴行の罪で、ニューヨーク裁判所から禁錮23年の刑を言い渡された。(Hiromi Kaku)
2021年06月08日『ハリー・ポッター』シリーズでネビル・ロングボトムを演じたマシュー・ルイスが、同シリーズを観返すことは「苦痛」と「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。『ハリポタ』で演じたネビルは、その後成長を遂げるも、初期はドジで不器用、ポッチャリな魔法使いというイメージが強かったキャラクター。『ハリポタ』卒業後、マシューはそのイメージを覆す筋骨隆々の俳優となり、『世界一キライなあなたに』や『アニー・イン・ザ・ターミナル』などの映画やテレビドラマに絶えず出演し、キャリアを築いている。そんなマシューが『ハリポタ』を観返すのに苦痛を感じるのは、「ネビルの中に自分が見えるから」だという。「『ハリー・ポッター』を観ていると、『それはネビルじゃない。おまえじゃないか』と思ってしまうんです」とのこと。「自分とは全然違う役柄…たとえば、ロンドンの警察官だとか、大富豪とかを演じる方が、ずっと気が楽ですね」と語っている。つまり、ネビルとマシューのキャラクターはかなり似ていると認めていることがうかがえる。とは言え、『ハリポタ』に出演できたことは「多くの可能性を広げてくれた」として、感謝しているという。現在マシューはイギリスのドラマ「All Creatures Great and Small」(原題)に出演中。(Hiromi Kaku)
2021年01月22日メーガン妃が「ニューヨーク・タイムズ」紙にコラムを寄稿し、7月に第2子を流産したことを明かした。第1子アーチーくんのおむつ替えをしていたときに、腹部に鋭い痛みを感じ、アーチーくんを胸に抱きながら床に倒れ込んでしまったという。数時間後、病院のベッドに横たわっていたメーガン妃は、ヘンリー王子とともに涙を流したことなど、詳細を明らかにした。これまで英紙に対してプライバシー侵害訴訟を起こすなどして、プライバシーの尊重をたびたび訴えてきたメーガン妃。今回流産というプライベートな事柄について赤裸々につづったことに、「注目してほしいのか、そうでないのかわからない」と批判めいたコメントもSNSで多数見られ賛否両論があるが、下記のセレブはメーガン妃を支持している。女優のミア・ファローはツイッターで「メーガン・マークルによる賢く、痛みを伴う、寛大なコラム」と評してコラムを紹介。ビル・クリントン元大統領との不倫スキャンダルで注目されたモニカ・ルインスキーは「公にシェアされた個人的な痛みは、あなたの助けにはならないかもしれないけれど、だれかの助けになる」とツイート。9月に第3子を流産したモデルのクリッシー・テイゲン、流産経験がある女優のミン・ナもメーガン妃を擁護。メーガン妃は、「だれかに『調子はどう?』と聞かれたときに、彼らが心をオープンにして本当にその答えを聞こうとしてくれれば、悲しみはしばしば軽減される」と学んだといい、「私たちの痛みを共感してもらうことが、癒しへの一歩となる」とつづっている。(Hiromi Kaku)
2020年11月26日『1917 命をかけた伝令』を大ヒットさせたサム・メンデスが、次に『Beautiful Ruins』をプロデュースすることになった。ニューヨークタイムズのベストセラーになった同名小説の映画化で、舞台はイタリアの小さなホテル。現在、脚色作業が進められている。メンデスはプロデューサーにとどまり、監督はしない。監督は、現在、探している段階のようだ。『1917』は、オスカーで作品部門と監督部門の最有力候補と思われていたが、これらの部門は逃し、撮影、視覚効果、音響の3部門で受賞した。世界興収はすでに3億ドル弱。これからもまだ伸びが見込まれている。文=猿渡由紀『1917 命をかけた伝令』公開中
2020年02月14日世界中のセレブたちが愛し、名だたるスターたちが幾多の逸話を残していることから、ニューヨーク・タイムズが“秘密の宮殿”と呼んだ伝説のクラシックホテル“ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル”について描いた『カーライル ニューヨークが恋したホテル』が現在公開中。“究極のおもてなしとは何か”が隠された、世界初の5つ星ホテルドキュメンタリーだ。本作では、ジョージ・クルーニーやソフィア・コッポラ、ウェス・アンダーソンをはじめとする総勢38名のスターたちが、カーライルに眠る歴史的な秘話やその魅力を語る。そして、セレブたちにこよなく愛されるホテルスタッフたちから紐解く、今こそ知りたい究極のおもてなしが明らかになる。1930年創業のニューヨーク・マンハッタンに佇む“ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル”は、1泊だけで200万円もするスイートルームがある超高級ホテルだ。その顧客には、英国王室や歴米大統領、映画スター、アスリートにミュージシャンと、極上のセレブたちが名を連ねている。『ハンナとその姉妹』や『セックス・アンド・ザ・シティ』のロケ地としても知られ、2年間カーライルに滞在していたこともあるウディ・アレンは、ホテル内のカフェ・カーライルで今でも週に1度クラリネットを演奏しているほどだ。上等なホテルは数あれど、セレブの誰もがカーライルを選ぶその理由とはなんなのか?“お客様の秘密は必ず守ります”と、そう答えるのは個性的でユーモラスなホテルのスタッフの人々。先達からの伝統を受け継ぐ彼らは、溢れんばかりの笑顔でゲストを出迎える。それに対してセレブたちは「まるで我が家のよう」と口をそろえるのだ。名物コンシェルジュのドワイトは、吃音症を抱えながらも36年間カーライルを支えてきた。彼の上品で温かい接客は、宿泊客だけでなくスタッフからも愛されている。彼らのおもてなしの心意気は、時代の中で失われつつある本当の人間の豊かさを教えてくれるはずだ。監督はマシュー・ミーレー。彼はこれまでに、『ニューヨーク バーグドルフ 魔法のデパート』や『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』といったニューヨークの老舗高級ショップのドキュメンタリーを続けて制作してきた。4年間自らカーライルに通い詰め、超一流セレブたちの数々の素顔を引き出している。撮影はジャスティン・ベアで、音楽はアール・ローズが担当だ。その他の出演者は、アンジェリカ・ヒューストン、トミー・リー・ジョーンズ、ハリソン・フォード、ジェフ・ゴールドブラム、ヴェラ・ウォン、アンソニー・ボーデイン、ナオミ・キャンベルらなど。彼らの視点と声を通して、5つ星ホテルの魅力に迫ることができる。今こそ知りたい世界一の“おもてなし”を、ぜひ劇場で。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』公開中
2019年08月15日ホイットニー・ヒューストンが48歳の若さで亡くなってから7年。永遠の歌姫が“再始動”する。ニューヨーク・タイムズによると、ヒューストンの遺産管理財団はこれまで一切の“死後ビジネス”の提案を却下してきたが、方針を転換。ホログラム映像を用いたツアーやミュージカル、未発表曲のリリースなどを含めた様々なプロジェクトを計画しているという。ヒューストンの義理の妹で、元マネージャーのパット・ヒューストンが「全ては私にとってタイミングの問題でした。この7年、感情的になりすぎていました。でも、戦略的に動くべき時が来たのです」とインタビューで語るように、財団はニューヨークに拠点を置くプライマリー・ウェーブ・ミュージック(以下PWM)と契約。この契約によりPWMは音楽や映画のロイヤリティ、商品化の権利、ヒューストンの名前や肖像を使用する権利を1,400万ドル(約15億4千万円)で取得したとニューヨーク・タイムズは伝えている。また、ホログラムを専門に扱う「ベース・ホログラム」社のブライアン・ベッカーCEOも同じタイミングで「ホイットニーとの夕べ:ホイットニー・ヒューストン・ホログラム・ツアー」の開催を発表。ライブは、ヒューストンのマスター音源を生演奏とバックシンガーがサポートするスタイルで行われるという。ホログラムの製作は既に始まっており、再びステージで歌う彼女に会える日もそう遠くないようだ。
2019年05月21日チャイナとアメリカの共生関係を表す造語として2007年に使われ始め、2009年にはニューヨーク・タイムズ紙による“世界の流行語”にも選ばれた“チャイメリカ”。英国の若き女性劇作家ルーシー・カークウッドがこの社会的テーマに挑み、2014年のオリヴィエ賞に輝いた戯曲が『チャイメリカ』だ。本日2月6日(水)、その本邦初演となる栗山民也演出の舞台が世田谷パブリックシアターで開幕する。1989年、民主化を求める学生を中心とした一般市民と中国政府が、天安門広場で衝突した天安門事件。そこに居合わせた18歳のアメリカ人ジョーは、買い物袋を両手に提げたひとりの男が、戦車の前に立ちはだかる様子をカメラに収める。その写真は“タンクマン(戦車男)”として世界に衝撃を与えるが、23年後、ジョーは中国人の旧友ヂァン・リンから、タンクマンにまつわる衝撃の事実を聞かされる……。1989年の中国と現代の米ニューヨークとを行き来しながら進む、史実を下敷きとした壮大なフィクションだ。ジョー役とヂァン・リン役に扮するのは、プライベートでは兄弟のような間柄だという田中圭と満島真之介。ジョーと親密な関係になるテス役の倉科カナ、ヂァン・リンの兄ヂァン・ウェイ役の眞島秀和らが脇を固める。4人とも、栗山演出を受けるのは今回が初めて。刺激的な物語の行方とともに、彼らが起こす化学反応にも注目したい。2月24日(日)まで。文:町田麻子
2019年02月06日映画『ある少年の告白』が、2019年4月19日(金)から、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー。原作は、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーの実話映画『ある少年の告白』は、ニューヨーク・タイムズ紙にベストセラーに選ばれるなど、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話が原作。主人公の大学生・ジャレッドは、思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性のことが好きだと気付く。しかし、ジャレッドの告白を受け止めきれない両親は、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加を勧めるのだった…。“僕は僕でしかいられない”主人公ジャレッドに与えられた、矯正セラピーのプログラム内容は、“口外禁止”とされるほど驚くべきもの。人は、なぜ愛する家族にすら変わることを望んでしまうのか。怒り、悲しみ、絶望が入り混じる中、その先に一筋の眩い希望をもたらす魂の告白。胸を打つ人間ドラマが繰り広げられる。若手実力派ルーカス・ヘッジズが主演主人公・ジャレッドを演じるのは、弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた、若手実力派ルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をはじめ、『スリー・ビルボード』『レディ・バード』など話題作への出演が続く人気俳優は、すでに映画『ある少年の告白』にて第76回ゴールデングローブ賞 主演男優賞にノミネートされている。ジャレッドの父役にはラッセル・クロウ、母役にはニコール・キッドマンと、ベテラン俳優陣が脇を固める。また、映画監督・俳優としても活躍するグザヴィエ・ドラン、シンガーソングライターのトロイ・シヴァン、レッド・ホット・チリペッパーズのベーシスト、フリーら個性的な出演陣にも注目が集まる。監督は『ザ・ギフト』のジョエル・エドガートン監督は、ジョエル・エドガートン。映画『ザ・ギフト』以来、ジョエル・エドガートの待望の監督2作品目となる。【作品情報】映画『ある少年の告白』公開時期:2019年4月19日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:ジョエル・エドガートン脚本:ジョエル・エドガートン主演:ルーカス・ヘッジズ /ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァン
2018年12月30日家族で海外旅行に行ったり、毎日世界のニュースを目にする昨今、「外国」に興味を持つ子どもたちはたくさんいるはず。世界にはどんな場所があって、そこには何があり、どんな人たちが住んでいるのでしょうか。そんな興味をさらに掻き立てるのにおすすめなのが、ミロスラフ・サセック作の「子どもの世界旅行シリーズ」、いわゆる“This isシリーズ”です。絵本でありながら、ガイドブックまたは教科書と言ってもいいほどの内容の濃さ、魅力的なイラスト満載の親子で楽しめる名作をご紹介します。ミロスラフ・サセックとThis isシリーズについてサセックは1916年にチェコスロバキアのプラハで生まれました。画家志望でしたが、両親の反対もあり建築を学びます。1948年にプラハを離れてミュンヘンに移った後の1959年に、シリーズ第1作目の「This is Paris」が誕生しました。その後、このシリーズは全18冊が出版され、人気を博します。1959年には「This is London」で、翌1960年には「This is New York」で、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本大賞を連続受賞するなど、絵本作家、イラストレーターとしてのサセックの夢が叶ったのです。サセックは、実際に旅した現地で全ての絵を描いたそうです。愛嬌のある可愛らしいイラストでありながら、細かく書き込まれたディテール、リアリティのある街の風景画は、その光景を目の前にして描かれたものだと思うと納得ですし、そこには建築で学んだスキルも生かされているのでしょう。写真のように正確な描写でありながら、息を吹き込まれたように生き生きと、写真よりも魅力的なイラストなのです。1980年、サセックは旅先のスイスにて亡くなってしまうのですが(享年63歳)、「もっとたくさんの街をサセックの目と筆を通して見てみたかった!」と残念でなりません。This isシリーズの楽しみ方1. “教科書”として読むThis isシリーズの内容は、ひと言でいうと「街の紹介」です。絵本と思って読むと、その本格的な“紹介”に驚かれることでしょう。街の歴史、エリアの特色、観光地、人々の生活に至るまで、実に的確に言葉と絵で説明されています。それぞれの場所の特色は絵の色味にまでこだわって表現されていて、空気感まで伝わってくるように違いがわかります。行ったことがある場所ならなおさらです。文字も多く、絵本と言ってもミニ知識も含め、小学生のお子さんには学びの多い本となるでしょう。だからと言って堅苦しくなく楽しめるのが、最大の魅力です。(※古くなった情報は巻末で最新情報がアップデートされています)2. “自分の「This is どこそこ」をつくる”日本復刻版の日本語訳を担当しているのが、味わいあるエッセイが人気の文筆家・松浦弥太郎氏です。とつとつとした語り口調と心地いい言葉のリズムが、サセックの緻密な描写の風景画と表情豊かな人々の絵と雰囲気に、とてもしっくり馴染んでいます。松浦氏は昔からサセックに愛着を感じていて、復刻版実現の折には大変な尽力をされています。それだけ、子どものみならず大人をも魅了する絵本なのです。その松浦氏がインタビューの中で楽しい提案をされています。わたしの『This is New York』とか、僕の『This is Paris』、あるいは、『This is 中目黒』、『This is 表参道』でもいい、自分なりの『This is どこそこ』を作る。そんな旅をしてみたらどうかな、って。(引用元:ほぼ日刊イトイ新聞|松浦弥太郎さんにきく、旅のはなし)サセックのスタイルをまねて、自分の好きな場所のThis isシリーズを作ってみるのは楽しそうですね!親子で一緒に旅した場所なら一緒に、お父さんお母さんだけが旅したことがある場所なら、サセックの本になぞらえながら子どもに想い出を語る形でも。旅行の計画がある場所なら、「This isプロジェクト」として準備して、帰国後に親子でアルバムを作るようにまとめるのもいいかもしれません。外国でなくても、国内の好きな場所を調べてみるのも楽しい学びにつながりそうですね。本を読んだ後も、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。This isシリーズおすすめ5選1. 『This is Paris』シリーズ第1作目。パリを旅行中だったサセックは「子どものための旅行本を作ろう!」と閃きます。ページを開けて最初の言葉は「さあ、到着しました」。パリの全景とともに、一気にその世界に引き込まれます。エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館など、パリの街を散策している気分にさせてくれます。サセックが街角で見た光景がそのまま焼き付けられているかのようなイラストにパリの魅力が輝く1冊です。2. 『This is London』シリーズ第2作にしてシリーズ中ベストと言われる1冊(ニューヨークタイムズ最優秀絵本大賞受賞作品)です。始まりは、いきなり「なんにも見えないけれど」と、霧のロンドンの場面。パリに比べると少しどんよりした空気感とグレイッシュな色味が“ロンドン”をよく表しています。「バスに乗るには行列に並ばなければいけません」と、ずらりと並ぶ乱れない列には「日本と同じだね!」などの発見もありそうです。名物の2階建バスに乗って、楽しくロンドン観光しましょう!3. 『This is New York』ニューヨークタイムズ最優秀絵本大賞、アメリカ青少年クラブ児童文学最優秀賞をダブル受賞した、シリーズ代表作です。ニューヨークという都市の起源から始まり、見上げる摩天楼、行き交う車や人々、人種のるつぼならではのエリアごとの特色など、ざわざわと忙しいニューヨークの雰囲気がページから伝わってきます。それもそのはず、サセック本人が後に本の中で語っています。「あんな場所は生まれて初めてだった。毎日とにかく忙しく動き回って、それは本が完成するまで続いたよ。(筆者抄訳)」ヨーロッパで暮らすサセックには、ニューヨークは少し雑然としすぎていたのでしょうか。彼の気ぜわしさも本のエッセンスとなっているようです。4. 『This is Ireland』“現存する本の中で一番緑色の本”!そう、緑はアイルランドの色です。バスもお店も制服も、なんでも緑のイメージです。それがアイルランド。1都市がテーマのものが多いのですが、これは国全体がテーマ。はじめに国の地理、歴史、人口などが解説されていて、アイルランドの概要について知ることができます。郊外には荒涼とした自然が広がり、湖や古城や遺跡などがあり、総じて静かでトーン低めの空気感が漂います。筆者はアイルランドに行ったことがあるのですが、まさに”This is Ireland”が表現された1冊です。5. 『This is United Nations』国ではなく、国連がテーマ。本が書かれた1968年当時は、まだ国連が世界平和の希望の星でした。国連の役割や加盟国(国旗で表示)、国連ビル内部の紹介にいたるまで、国連という組織と世界平和への学びを得るのに素晴らしい教材です。今の世界と国連の現状とを比べて、親子で平和について考えるいい導入になるでしょう。難しいお話も可愛らしいイラストで楽しく学べます。***1960年前後に書かれたシリーズなので、情報など古くなる部分もありますが、その魅力が衰えることはありません。それは、サセックが自分の目で見て感じて、土地の本質を見抜いて忠実に表現しているからなのではないでしょうか。ノスタルジーも加わり、さらに輝きを増している気さえします。読んだらきっとお気に入りの場所が見つかるはず。ぜひ手にとって親子で“世界旅行”を楽しんでみてください。写真◎長野真弓(参考)SPACE SHOWER BOOKS|ミロスラフ・サセック生誕100周年!ほぼ日刊イトイ新聞|松浦弥太郎さんにきく、旅のはなしThis is M.Sasek
2018年11月09日sacai(サカイ)は、ニューヨークタイムズ紙のキャンペーン「Truth」とコラボレーションしたメンズ・ウィメンズ向けコレクションを、2018年6月23日(日)よりsacaiの直営店と販売店にて順次販売する。「Truth」とは、真実を伝えるためにインディペンデントであるべきジャーナリズムの自由を訴えたニューヨークタイムズ紙のキャンペーン。sacaiの18年秋冬メンズコレクションと18年プレフォールウィメンズコレクションでは、この「Truth」のスローガンをフィーチャーした限定Tシャツやフーディを展開する。アイテムは、ブラックとホワイトの2色で展開。デザインはシンプルにまとめられ、プリントされた言葉のメッセージ性を際立たせる。背面には、”The truth is(真実とは)”で始まる幾つかものセンテンスを配し、最後にはニューヨークタイムズ紙のロゴで締めくくった。【詳細】sacai×ニューヨークタイムズ紙「Truth」発売日:2018年6月23日(日)より順次発売販売店舗:sacai 直営店、販売店価格:・ウィメンズ Tシャツ (ブラック/ホワイト) 25,000円・メンズ Tシャツ (ブラック/ホワイト) 18,000円・メンズ フーディ (ブラック/ホワイト) 32,000円※全て税込み
2018年06月21日サカイ(sacai)は、 2018年秋冬メンズコレクション、2018年プレオータム ウィメンズコレクションより、ニューヨークタイムズ(The New York Times)による“Truth”キャンペーンのスローガンを用いた限定Tシャツとフーディを展開する。ニューヨークタイムズは”Truth”キャンペーンで、真実を伝えるためにインディペンデントであるべきジャーナリズムの自由を訴えた。このニューヨークタイムズのスローガンを起点に、サカイは2018年秋冬コレクションの本質、真のものづくりを探求する。確固ブランド美学を保ちながら、インディペンデントであること、既成概念にとらわれない大胆な発想を通し、デザイナー阿部は真につくりあげたいものを常に自身に問い続ける。コラボレーションアイテムは、6月15日にニューヨークのSaks Fifth Avenueで先行発売。6月23日よりサカイ直営店、サカイ取扱店にて順次展開。
2018年06月19日(写真:アフロ) ニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーカー誌のスクープにより、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏(65)が多くの女優や女性スタッフに行なったセクハラ行為が告発されたことは、今年のショービジネス界を揺るがす大きな事件となった。そのニューヨーク・タイムズ紙が現地5日、ワインスタインに関する新たなスクープを報じている。 同紙は、彼の元アシスタントのミシェル・フランクリンさん(32)、サンディープ・リハルさん(28)に取材を行っている。彼女たちによると、ワインスタイン氏は女性と会合する際、ED治療薬「カバージェクト」などをホテルの部屋まで持ってくるよう指示していたのだ。 フランクリンさんは「これは私の仕事ではない」と拒否したところ、「君の意見は受け付けない」とワインスタイン氏にすぐに解雇されたと語っている。また、同氏はリハルさんらにED治療薬を運ばせる“任務”について口外しないよう指示していたことや、反発する部下を「電話一本で君たちをクビにできるんだぞ」と脅していたことなどが明らかにされている。 映画界、スポーツ界など多くの業界でのセクハラ疑惑が告発されるきっかけとなったこの事件。だが、ワインスタイン本人についての告発もまだまだ終わらなさそうだ。
2017年12月06日