ザック・エフロン主演『アイアンクロー』よりインタビュー映像が解禁された。プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家の衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁されたのは、物語の中心となる、もの静かで優しい性格で愛情深い次男ケビンを務めたザック・エフロン、三男デビッド役のハリス・ディキンソン、四男ケリー役のジェレミー・アレン・ホワイト、五男マイク役のスタンリー・シモンズら、フォン・エリック兄弟を演じた主要キャスト4名によるインタビュー映像。役作りにおける撮影秘話や本作の見どころなどを語り尽くしている。本作での注目ポイントの一つでもある肉体改造について、ザックは「僕にとってはフォン・エリック兄弟といえばあのたくましい体格が何よりも印象的だった。会場を盛り上げるショーマンシップとリングでの超人的な身体能力を持つ彼らのような肉体になることは俳優にとってものすごく大変なことだ。だから本作の役作りは僕にとって大きな挑戦だった」と、『ベイウォッチ』(17)で見事な肉体美を披露したザックにとっても、今回のトレーニングはかなり辛かった様子。だが、そうした中でも彼らがどんな生活を送り、何を感じて生きていたのかなどを理解することができたようで尊敬の念も述べている。ジェレミーは、ストーリーの要ともなる彼らの人間性や内面部分を表現するにあたり、「私生活を映したものはほとんどなくて映像の彼らはいつもパフォーマンス・モードだった。だから素顔を知るために彼らを取り巻く人間関係を理解しようとしたんだ。兄弟同士の関係や父親との関係についてね」と、想像を絶するほどの喪失を体験した兄弟を演じるには彼らの人間性や当時の生活を十分に理解する必要があったことをふり返る。最後にハリスは、「これは人の心の強さを力強く訴える物語だ。様々な不幸を乗り越えていくケビンの姿を通じて描かれる。いかに彼がすばらしい人間かよく分かるよ。それに本作ではメンタルヘルスや男らしさについて議論するシーンも多い。本作を見た人がある種の共感を得て、その共感が他の分野にも広がることを願うよ」と、本作の見どころを熱くコメントした。プロレスラー役を演じるために努力を惜しまず作り上げた圧巻の肉体、そしてプロレスシーンも勿論見どころだが、家父長制の家庭で育った兄弟たちの絆や葛藤する姿は現代にも通ずるものがあり、観客もそのドラマティックなストーリーに心揺さぶられるはずだ。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
2024年03月26日ザック・エフロン主演、“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とした伝説的プロレスラーを演じるA24最新作『アイアンクロー』。本作のみならず、この春に公開を控える最新映画にはネクストブレイクの呼び声高い、すでにアカデミー賞、エミー賞などでも話題沸騰中の注目俳優6人が登場している。ジェレミー・アレン・ホワイト『アイアンクロー』4月5日公開ジェレミー・アレン・ホワイトは、ブラックコメディドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」シリーズに出演したアメリカ・ニューヨーク出身の俳優。18歳だった2011年から10年間もの間出演した。業界内では演技力に定評があった彼が大きな注目を集めるきっかけとなったのが、大ヒットドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」。ジェレミー・アレン・ホワイト『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.主人公の悩めるシェフ、カーミー役を演じ、第74回エミー賞(コメディシリーズ部門)主演男優賞、第80回・第81回ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)を2年連続受賞、一躍トップ俳優の仲間入りを果たした。最近では、世界的アパレルブランド「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の新アイコンに起用されるなどキャリアの幅を広げている。最新作『アイアンクロー』では、実在したプロレスラー兄弟の四男役を演じ、本格的なプロレスシーンと鍛えられた肉体を披露した。ハリス・ディキンソン『アイアンクロー』4月5日公開若い頃より俳優・映画製作を志していたイギリス出身のハリス・ディキンソンは、2017年に初主演作『ブルックリンの片隅で』でフランキー役を演じ、インディペンデント・スピリット・アワードの主演男優賞とゴッサム・インディペンデント映画賞のブレイクスルー・アクター賞にノミネート、ロンドン映画批評家協会賞でヤングブリティッシュ/アイルランド・パフォーマー賞を受賞。ハリス・ディキンソン『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.さらにアンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント2』でのフィリップ王子役や、グザヴィエ・ドラン監督作『マティアス&マキシム』、大人気シリーズの前日譚『キングスマン:ファースト・エージェント』、第75回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『逆転のトライアングル』、リース・ヴィザースプーン製作の『ザリガニの鳴くところ』など注目作に次々と出演。最新作『アイアンクロー』では、プロレスラー兄弟の三男役を演じ、カリスマ的な人気を誇った実在のプロレスラーを見事に表現した。ユ・テオ『パスト ライブス/再会』4月5日公開ユ・テオはドイツ出身の俳優で、高校卒業後にアメリカ・ニューヨークへ渡り、リーストラスバーグ演劇学校にて演技を学んだ。以降、インディペンデント系作品や舞台を中心に活動し、2009年からはソウルに拠点を移すも、長い下積みを過ごす。2020年、ロシアに実在した伝説のバンドのボーカルを描いた青春映画で第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『LETO レト』で主演を務め、話題を集める。韓国でもドラマ「その恋、断固お断りします」などに出演、CIAの新人弁護士が主人公の大ヒットスリラードラマ「ザ・リクルート」続編の新レギュラーに抜擢されているほか、本年度のアカデミー賞作品賞・脚本賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では自身が主演俳優賞にノミネートされた最新作『パスト ライブス/再会』では24年振りに再会した主人公の初恋の相手を演じるなど、今後もグローバルな活躍に期待が高まっている。ケイリー・スピーニー『プリシラ』4月12日公開アメリカ出身のケイリー・スピーニーは、15歳の頃よりスプリングフィールド・リトル・シアターで演技を学びながら、歌手としても活動。2016年の短編犯罪映画『Counting to 1000』でデビューを果たすと、その2年後、スティーブン・S・デナイト監督のSFアクション超大作『パシフィック・リム:アップライジング』に起用された。また、ケイト・ウィンスレット主演のドラマ「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」に出演するなど活躍の場を広げるなかで、ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』の主演に大抜擢。“世界的スター”故エルヴィス・プレスリーの妻・プリシラ役を務め、華やかな恋に隠された孤独を繊細に体現。ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を手にした。一躍時の人となったスピ―ニーは、現在、SFホラー大作「エイリアン」シリーズの最新作『エイリアン・ロミュラス』(原題)への出演も決定しており、今後の活躍から目が離せない。ジェイコブ・エロルディ『プリシラ』4月12日公開オーストラリア出身のジェイコブ・エロルディは、2018年より配信されたNetflix映画『キスから始まるものがたり』に抜擢され、大ブレイク。実生活でも恋人だったジョーイ・キングとの共演でも注目を浴びた。さらに、2019年からはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などの制作で知られるHBOと気鋭の映画スタジオA24がタッグを組み、製作総指揮にラッパーのドレイクが名を連ねたドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」に出演。ゼンデイヤを主演に様々な問題を抱えて生きるZ世代の葛藤を描いたドラマシリーズで、スクールカーストの頂点に君臨するネイト役を務めた。エメラルド・フェネル監督の最新作『Saltburn』でも主人公を上流階級の世界へ誘う魅惑的な大学生・フェリックス役を演じ、その存在感を示した。最新作『プリシラ』では、“世界的スター”故エルヴィス・プレスリーを演じる。ポール・メスカル『異人たち』4月19日公開10代の頃はサッカー選手として活躍していたアイルランド出身のポール・メスカルは、怪我によって引退したのち、ダブリン大学トリニティ・カレッジで演技を学び、以降は舞台俳優としてキャリアを積む。2020年には傑作青春ドラマ「ふつうの人々/ノーマル・ピープル」でTVドラマ初出演にして主演を務める。さらに、11歳の少女と父親がふたりきりで過ごす、ある夏休みの思い出を描いた『aftersun/アフターサン』に出演し、アカデミー賞主演男優賞に最年少で初ノミネート、2023年には名匠リドリー・スコットの超大作『グラディエーター』の続編で主役の座を射止めたことが話題に。山田太一の長編小説を基にした最新作『異人たち』では、アンドリュー・スコット演じる主人公と恋仲になる謎めいた青年ハリーを演じている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reservedアイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロープリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年03月18日ザック・エフロン主演のA24最新作『アイアンクロー』より俳優たちによる驚異の“再現度”を確認できる比較写真が解禁された。プロレス界伝説の一家に起こった衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁となったのは、フォン・エリック一家を演じたキャストたちが実際の彼らの姿を再現した特別写真。試合着でポーズをきめる兄弟たちや、亡きデビッドの異名“テキサスの黄色いバラ”にちなんだ黄色いバラを捧げるケビンの様子を収めたものなど、当時の貴重な写真と比較することで、本作の圧倒的な“再現度”を楽しむことができる。また、特別写真解禁にあわせて、劇中に登場する往年のプロレスラーたちを捉えた特別映像も到着。劇中ではフォン・エリック家のみならず、リック・フレアーやハリー・レイス、ブルーザー・ブロディなど、当時大活躍した名プロレスラーの容姿や着こなし、言動を完全再現している。彼らによる本格的なプロレスシーンは、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンコーディネーターを務めたことによるもので、それぞれがレスラー役として劇中にも出演している。さらに、本作ではダラスの名物プロレス会場スポルタトリアムを忠実に再現したセットが使用された。観客を前にしたプロレスシーンの撮影では、実際に当時の試合を子どもの頃に見て育ったプロレスファンたちがエキストラとして参加している。コーディネーターのチャボ・ゲレロ・ジュニアは、「多くのエキストラがワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリング(WCCW)を思い出した。昔見たシーンだったんだ。撮影が終わったあと、みんな俺にこう言った『子どものころ見たのと同じだった』ってね」と撮影をふり返っている。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年03月10日ザック・エフロン主演、A24最新作『アイアンクロー』より特別映像が解禁された。プロレス界伝説一家の絆と兄弟に起こった悲劇を描く衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁されたのは、キャストと監督、そしてザック・エフロンが演じたケビン・フォン・エリック本人が作品に込めたメッセージと思いを明かす特別映像【True Story 編】。幼少期からプロレスに夢中になり、9歳の頃から“鉄の爪”の元祖フリッツ・フォン・エリックや、その息子たちであるフォン・エリック兄弟のファンだったというショーン・ダーキン監督は、自ら「プロレス狂」であると公言する。本作のテーマについて「映画化にあたりケビンがこだわったのは、兄弟の絆を描くことだった」と話すように、父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。こうしたアプローチについて、現在フォン・エリック兄弟の中で唯一生存するケビン・フォン・エリック本人は「安心して彼に任せられた」と、納得して製作が進められたことを明かしている。ケビンを演じたザック・エフロンは「役作りは今までで最も大変だった」とふり返っており、随所に散りばめられた本編シーンからも、驚異的な肉体改造の成果を垣間見ることができる。ケビン本人も「ザックのロープワークには驚いたよ、プロ以上の技術だ」と絶賛するほどの迫真の試合シーンにも注目だ。兄弟の中でのまとめ役を演じたザックは、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(17)で見せた甘いフェイスではなく、これまで目にしたことのない哀愁帯びた静かで繊細な演技を見せているが、いまは亡き兄弟を演じたキャストを見て、ケビンは「劇中のセリフは弟が話しているようだった」と思いを馳せる。ケビン・エリック・フォン、ザック・エフロン(プレミアにて)本作では本格的なプロレスシーンにも注目だが、四男ケリーを演じたジェレミー・アレン・ホワイトは、「監督は兄弟の物語を可能な限り忠実に描いた、常に支え合った彼らの愛もね」と、本作が単なる悲劇で終わらないエモーショナルな人間ドラマに仕上がっていると絶賛。愛する兄弟たちに先立たれ、ひとり生き残るという想像を絶する経験をしながらも、妻と子どもを守ろうとするケビンの姿に、観客は心を揺さぶられるはずだ。現在66歳となったケビンが口にする「人生には意味があると感じてほしい、諦めずに闘う価値があるとね」と語るその想いからは、彼の人生の重みを感じ取ることができるだろう。『アイアンクロー』は4月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年02月21日ザック・エフロン主演ピーター・ファレリー監督作『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』が3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始されることが決定。キーアート、場面写真、US予告編が公開された。仲良し3人組の男の子がちょっとしたいたずらをするはずが、大失敗して警察も駆けつける事件を引き起こしてしまい、彼らはトラブルから逃れるためにとっさに“リッキー・スタニッキー”という架空の人物をでっちあげて罪をなすりつける。ディーン、JT、ウェス(ザック・エフロン、アンドリュー・サンティーノ、ジャーメイン・ファウラー)の幼なじみの親友3人組は、20年経ったいまでも、自分たちが何かやらかした時の便利なアリバイとして、架空の人物リッキー・スタニッキーを使って難を逃れている。だがある日、不審に思った彼らの妻やパートナーに、とうとう“伝説のリッキー・スタニッキーに会わせろ”と要求され、これまでさんざん罪を犯してきた3人組は思案の末、有名人の物まねをする落ちぶれたいかがわしい俳優ロック・ハード・ロッド(ジョン・シナ)を雇い、彼にリッキー・スタニッキーになりすましてもらうことにした。しかし、予想を超えてロッドが一世一代の大役を果たしすぎ、彼らのコントロールが効かなくなった時、彼らはリッキーを最初から発明しなければよかったと思い始めるのだった…。本作の監督・脚本は感動ヒューマンドラマ『グリーンブック』でアカデミー賞作品賞&脚本賞を受賞したピーター・ファレリー。元々『メリーに首ったけ』や『Mr.ダマー』シリーズといったコメディ作品で定評があったピーター・ファレリー監督は、本作では笑いと感動を見事に融合。プロデューサーは、『マネーボール』などで3度アカデミー賞作品賞にノミネートされている名プロデューサー、マイケル・デ・ルカが務める。幼なじみの仲良し3人組のリーダー、ディーン役にザック・エフロン、JT役にドラマ「デイブ」のアンドリュー・サンティーノ、ウェス役に『星の王子 ニューヨークへ行く2』のジャーメイン・ファウラー、そして架空の人物リッキー・スタニッキーを演じるはずが暴走する雇われ俳優ロック・ハード・ロッド役には元プロレスラーで『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のピースメイカー役などでもお馴染みのジョン・シナが演じる。ほかにもディーンが勤める会社の社長役を『ファーゴ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたベテラン俳優ウィリアム・H・メイシーが演じ、作品に深みを与えている。『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』は3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日A24製作の映画『アイアンクロー』が、2024年4月5日(金)より公開される。主演はザック・エフロン。プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家の実話映画『アイアンクロー』は、『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など革新的な作品を世に送り出してきた映画会社A24が手掛ける作品。かつて「呪われた一家」と呼ばれた、伝説のプロレス一家の衝撃の実話をもとに、知られざる真実を描き出す。モデルとなるのは、“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックの家族。フォン・エリック家は、人気レスラーたちとの激闘の中、プロレス界で栄光を築き上げつつも、相次ぐ悲劇によって家族間を引き裂かれそうになり、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになる。映画『アイアンクロー』は、そんな壮絶な状況に立たされた家族の道のりを、主人公の長男、ケビンの視点からドラマチックに描いた作品となっている。絶対的な権力者である父、フリッツの教えに従い、プロレスの世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話が、家族の喪失の物語として描かれる。主演はザック・エフロン主人公・ケビン…ザック・エフロンフリッツ・フォン・エリックの息子で長男。演じるのは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』や『炎の少女チャーリー』などに出演したザック・エフロン。『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』などにも出演し、美しい歌声やダンスでも有名なザックが、本作では筋骨隆々な肉体が魅力のプロレスラーを演じる。なお撮影にあたって、過酷なトレーニングと食事制限を行い、その肉体を手に入れた。フリッツ・フォン・エリック…ホルト・マッキャラニー元AWA世界ヘビー級王者のアメリカの伝説的プロレスラー。演じるのは、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニー。デビッド…ハリス・ディキンソンフォン・エリック家の次男。世界ヘビー級王座戦へ使命を受けた直後、日本でのプレレスツアー中に急死する。『逆転のトライアングル』や『ザリガニの鳴くところ』のハリス・ディキンソンが演じる。ケリー…ジェレミー・アレン・ホワイトフォン・エリック家の三男。ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で、第80回ゴールデン・グローブ賞のテレビ部門ミュージカル・コメディシリーズで主演男優賞を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが務める。パム…リリー・ジェームズケビンの妻。実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズが演じる。また、アメリカのプロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンが、エグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを担当。それぞれレスラー役で劇中にも登場するのもポイントだ。監督はショーン・ダーキン監督を務めるのは、カナダ出身のショーン・ダーキン。エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』などを手掛けた実力派作家だ。自身を“プロレス狂”と呼ぶほど大のプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ思いがあったという。映画『アイアンクロー』は、そんなフォン・エリック兄弟への熱い思いを抱いているショーンならではの視点で、単なる悲劇では終わらない、エモーショナルな人間ドラマに仕上げられている。父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。映画『アイアンクロー』あらすじ1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。元AWA世界ヘビー級王者の父、フリッツに厳しく育てられた長男ケビン、次男デビッド、三男ケリー、四男マイクら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、“プロレス界の頂点”を目指す。しかし、デビッドが急死すると、フォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――。【作品詳細】映画『アイアンクロー』公開日:2024年4月5日(金)監督・脚本:ショーン・ダーキン出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ字幕翻訳:稲田嵯裕里原題:THE IRON CLAW
2023年12月22日A24最新作『アイアンクロー』(原題:THE IRON CLAW)が2024年4月5日(金)より公開されることが決定。場面写真、主演のザック・エフロンとショーン・ダーキン監督のコメントが到着した。1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の長男ケビン(ザック・エフロン)、次男デビッド(ハリス・ディキンソン)、三男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、四男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは…?“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。本作は、そんな絶対的な権力者である父の教えに従ってプロレスの道を選び、世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話を基にした知られざる衝撃のドラマ。いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになったフォン・エリック家は、リック・フレアー、ハリー・レイス、ファビュラス・フリーバーズといった人気レスラーたちとの激闘のなかで、プロレス界で栄光を築き上げながらも相次ぐ悲劇によって引き裂かれそうになっていく。そのなかで彼らが辿った壮絶な道のりを、長男ケビンの視点からドラマチックに描いた作品となった。長男ケビン役は、先日ハリウッド殿堂入りを果たしたザック・エフロン。本物のプロレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露しており、公開前からSNSで話題となっている。ザック・エフロンは今回の肉体改造について、「今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ」とコメントしている。また、次男デビッド役を『逆転のトライアングル』や『ザリガニの鳴くところ』などで近年活躍がめざましいハリス・ディキンソンが演じ、三男ケリー役をDisney+で配信中の人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で第80回ゴールデングローブ賞主演男優賞(テレビ部門ミュージカル・コメディシリーズ)を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが演じた。いまもっともホットな人気俳優たちが惜しげもなく披露する、その鍛え上げた肉体と迫力満点のアクションも本作の見どころだ。そのほか、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニーが厳格な父フリッツ、実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズがケビンの妻パム、「ER 緊急救命室」のモーラ・ティアニーが信心深い母ドリスをそれぞれ演じている。また、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場する。監督はカナダ出身のショーン・ダーキン。エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』など、これまでインディペンデント映画で高い評価を得てきた実力派作家が監督に抜擢された。ダーキン監督は自身を「プロレス狂」と呼ぶほど、子どもの頃からのプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ想いがあったという。まさに「事実は小説より奇なり」とも言うべきこの物語について、監督は「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ」とコメントしている。本作は『ミッドサマー』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『ザ・ホエール』などを手掛けてきた映画会社A24が製作・配給を務め、12月22日より北米公開が予定されている。先日、発表された「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」では、ザック・エフロンをはじめとするキャストたちが「アンサンブル演技賞」に輝き、同賞が発表した2023年トップ10に、作品賞の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』をはじめ、『バービー』、『オッペンハイマー』、『哀れなるものたち』、『マエストロ:その音楽と愛と』、『君たちはどう生きるか』などとともに選出された。また、「圧倒的に打ちのめされる」(IndieWire)、「脳裏にずっと焼き付いて離れない!」(Deadline)など、北米公開を前に批評家たちから高評価を得ている注目作だ。『アイアンクロー』は2024年4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月19日ザック・エフロンがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2767番目の星型プレートを獲得した。お祝いセレモニーが開催され、『The Iron Claw(原題』)共演者のジェレミー・アレン・ホワイトと監督のショーン・ダーキン、友人のマイルズ・テラーが駆け付けた。共に36歳のマイルズとザックは、2014年に『恋人まで1%』で共演して以来の友人だという。マイルズは「私たちの世代でザックは初の“本物のスター”でしたし、現在もそうです」と称賛した。ザックはこの記念すべき日に、10月に亡くなったマシュー・ペリーを追悼した。「今日ここにはいないけれど、絶対に名前を挙げたい人がいて。それはマシュー・ペリーです。『セブンティーン・アゲイン』で共演した時、彼はとても親切でやさしかった。彼とのコラボは本当に楽しくて、いろんな意味で私を突き動かし、モチベーションをアップさせてくれました。それが、私がキャリアの次章に進む後押しになりました。マシュー、本当にありがとう」と感謝を述べた。先月、マシューが生前、「自身の伝記映画を製作してザックに“若い頃のマシュー”を演じてもらいたいと望んでいた」と報じられた。この報道を知ったザックは、「彼は私のメンターでした」「とても光栄です。ぜひやりたい!」と話しており、実現が待たれる。(賀来比呂美)
2023年12月12日A24が製作するプロレスの名門フォン・エリック一家の伝記映画『The Iron Claw』(原題)の全米公開日が、12月22日に決定した。また、ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、スタンリー・シモンズが扮するケヴィン、ケリー、デヴィッド、マイクのフォン・エリック4兄弟の画像も公開された。監督・脚本は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキン。「1960年代から現在まで、レスリングに多大な影響を与えたレスラーの王朝、フォン・エリック一家の盛衰を追う」作品だという。昨年11月、ザック演じるケヴィンがリングの上で対戦相手にドロップキックを見舞っている画像が公開された。その際はケヴィンの筋骨隆々の肉体に注目が集まったが、今回は“兄弟愛”を感じさせるファミリーフォトだ。とは言え、タンクトップ姿でむき出しのケヴィンとケリーの筋肉質な腕には思わず目がいってしまう。2017年、ライフガードを演じた『ベイウォッチ』でも激しい肉体改造に取り組んだザック。「Men’s Health」誌に語ったところによると、厳しいトレーニングのせいで「長い間、かなりひどいうつに陥ってしまった」ことから、今作での肉体改造は、『ベイウォッチ』とは違うアプローチを行い、実在のケヴィンが「すごくいい!」と太鼓判を押す身体を作り上げたという。(賀来比呂美)
2023年07月28日『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロン主演最新作『リミテッド』よりメイキング&インタビュー映像が到着。ポスターと予告編も解禁となった。砂漠を旅していた青年(ザック・エフロン)とその仲間は、史上最大の金塊を発見し、発掘計画を立てる。しかし、金塊の大部分が地下に埋まっていることが判明。そこで、仲間が必要な道具を調達し戻るまでの間、青年は灼熱地獄の地と血に飢えた狂狼の中で金塊を盗賊から守り抜くことに。果たして、青年の運命は…?孤立無援の砂漠で金塊を守るために、生死を彷徨いながらもサバイバルを繰り広げる1人の男を描く本作。『ハイスクール・ミュージカル』でブレイクし、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門作品賞にノミネートされた『グレイテスト・ショーマン』で主要キャラクターを演じ、幅広い役柄で活躍する実力派俳優のザック・エフロン主演最新作である。この度解禁された日本版予告編では、青年(ザック・エフロン)に灼熱の太陽や狼など自然の猛威が次々に襲いかかる緊迫感に満ちた場面が映し出されている。『リミテッド』メイキング映像さらに、今回特別に公開されたメイキング映像では、砂嵐に見舞われるなど厳しい状況の中で行われた撮影の様子を見ることができる。本作の撮影についてエフロンは「まれに見るほど過酷な状況下で撮影してたんだ」と語り「あんな悪天候じゃ普通は外にすら出ないよ」と撮影時の苦労を笑顔でふり返った。また、日本版ポスタービジュアルは過酷な状況を連想させる傷だらけの青年(エフロン)が描かれ、スリリングな展開を予感させる。『リミテッド』は1月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち”にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。U-NEXTにて2月3日(金)~3月1日(水)オンライン上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リミテッド 2023年1月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて公開©2021 Nugget Film Holdings PTY LTD and Stan Entertainment PTY LTD
2023年01月25日ザック・エフロンが『The Iron Claw』に出演することになった。世界的に有名なレスラーのフォン・エリック3兄弟についての映画で、ジェレミー・アレン・ホワイトとハリス・ディキンソンがほかのふたりを演じる。監督、脚本は『不都合な理想の夫婦』のショーン・ダーキン。A24が製作配給する。エフロンの最新作は、トロント映画祭でお披露目された『The Greatest Beer Run Ever』。ホワイトは今年アメリカで配信された『The Bear』に主演し、注目を集めたばかり。ディキンソンの最近作は『キングスマン:ファースト・エージェント』。文=猿渡由紀
2022年09月16日サウナイベント「やかんの麦茶サウナ」が、埼玉のアウトドア施設「ノーラ名栗」にて、2022年7月23日(土)から7月31日(日)まで開催される。人気飲料「やかんの麦茶」×サウナの新体験「やかんの麦茶サウナ」は、コカ・コーラの“厳選大麦100%使用”人気麦茶「やかんの麦茶」と、アウトドア施設「ノーラ名栗」のコラボレーションによって実現した限定サウナイベントだ。期間中は、自然豊かな会場に並ぶテントサウナを舞台に、「やかんの麦茶」を最大限に楽しめる、ユニークなサウナ体験を提供する。“麦茶ロウリュ”で発汗促進一番の注目となるのは、「やかんの麦茶」を使用した“麦茶ロウリュ”だ。熱々のサウナストーンに「やかんの麦茶」をかけることで、一気に麦茶の水蒸気が上昇。どこか懐かしいムギの香りと共に、じんわりと発汗を促進させる、新しい“ととのう”体験を楽しむことができる。“麦茶尽くし”のコンテンツまた「やかん麦茶」650mLペットボトルは飲み放題のため、アツアツのサウナから出てきた後は、好きなだけ麦茶チャージが可能。そのほかにも麦茶と相性抜群な“サウナ飯”の販売や、「やかんの麦茶」オリジナル手ぬぐいプレゼントなど、“麦茶尽くし”のコンテンツが用意されている。【詳細】やかんの麦茶サウナ期間:2022年7月23日(土)~7月31日(金)場所:ノーラ名栗住所:埼玉県飯能市下607-1<予約方法>予約開始:6月23日(木)~予約方法:「ノーラ名栗」公式サイト、その他各種予約サイトにて「ノーラ名栗」ページにて受付<料金>平日:8,000円/2名休日:10,000円/2名プラン内容:テントサウナ1張の貸切利用(各自で設営)、麦茶ロウリュ(プラン限定)、バケツ / 柄杓 / 薪、人数分のバスタオルレンタル、人数分の鍵付きロッカー、「やかんの麦茶」配布(飲み放題)、「やかんの麦茶」オリジナル手ぬぐい、※水着・サンダルは各自用意。※サンダルレンタルは500円※サウナ飯の提供は平日20食、土日は30食限定【問い合わせ】コカ・コーラお客様相談室TEL:0120-308509
2022年07月10日埼玉県・名栗エリアのアウトドア施設「ノーラ名栗(Nolla naguri)」にて、ナイトピクニックシネマイベント「シネマ デイ 2022(CINEMA DAY 2022)」が開催される。期間は、2022年7月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)の3日間。ノーラ名栗の野外シネマイベント「シネマ デイ 2022」ノーラ名栗で開催される「シネマ デイ 2022」は、心地よい夜風を感じる芝生の上で、映画を鑑賞することができる”ナイトピクニックシネマ”イベントだ。北欧風のディナーボックスとフリードリンクがセットになっているため、ピクニック気分で野外映画を楽しむことができる。『花束みたいな恋をした』など日替わりで上映映画は、菅田将暉と有村架純がダブル主演を務めた作品『花束みたいな恋をした』や、『スパイダーマン』シリーズの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、4姉妹の成長を描いた作品『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の3本を日替わりで上映する。北欧風のディナーボックス&ソフトドリンク飲み放題ナイトピクニックシネマを盛り上げるディナーボックスには、北欧風のメニューを揃えた。フィンランドのソーセージ”マッカラ”や、サーモンマリネ、濃厚な味わいのキッシュタルトなど、こだわりのメニューを詰め合わせた。メインは、スウェーデンの家庭料理”ピッティパンナ”をアレンジしたライスバーガーと、スライスアボガドと小エビのサンドイッチから選択可能だ。またドリンクは、北欧定番の甘酸っぱいジュース”リンゴンベリージュース”やアイスコーヒー等のソフトドリンクを飲み放題で提供する。また別料金で、アルコールも販売予定だ。【詳細】ナイトピクニックシネマ「シネマ デイ 2022」開催期間:2022年7月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)場所:ノーラ名栗(Nolla naguri)住所:埼玉県飯能市大字下名栗607-1TEL:042-978-5522料金:・ナイトピクニックセット(北欧風ディナーボックス&映画鑑賞券含む)7,000円※1名チケット/北欧風ディナーボックス&フリードリンク 1名分※小学生以下無料・ 中学以上は同一料金(保護者同伴必須)・テントサウナセット(北欧風ディナーボックス&映画鑑賞券含む)30,000円※最大4名まで / 北欧風ディナーボックス&フリードリンク 人数分/専用駐車場1区画・グランピングセット(一泊二日二食&映画鑑賞券含む)73,000円※最大4名まで/一泊二日二食付き (夕食:BBQ、朝食:北欧風ブレックファスト)・北欧風ピクニックボックス(小学生以下追加用)単品 4,400円・帰り道用シャトルバス券(当日支払い)1,000円※映画終了後の時間は市営バスの最終便が終了しているため、交通手段が車等以外の人はシャトルバスの利用を推奨。チケット:2022年6月3日(金)18:00よりチケット販売サイトより発売。※雨天時・荒天時は中止し、返金。※中止決定時は開催当日の7:00までに、ノーラ名栗公式Twitterで発表。■当日予定開場&北欧風ディナーボックス配布開始 17:00、映画上映開始 19:30同日の11:00〜18:00でノーラマーケットを開催予定。■持ち物レジャーシートを必ず持参。※クッション等も推奨。なお、キャンピングチェア等は禁止。<上映作品情報>・2022年7月16日(土):『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』・2022年7月17日(日):『花束みたいな恋をした』・2022年7月18日(月・祝):『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』【問い合わせ先】ノーラ名栗TEL:042-978-5522
2022年06月09日ザック・エフロンが、元カフェスタッフの恋人ヴァネッサ・ヴァルダレスと交際10か月で破局してしまったようだ。ザックの友人でラジオ・パーソナリティのカイル・サンディランズが自身のラジオ番組で語った。「『デイリー・テレグラフ』紙が言っているだけじゃないんだ。ぼくは昨日ザックと話したから(破局を)認めることができる」と2人の破局を明らかにした。破局時期は「最近のことだよ。とは言っても、昨日なんていう最近ではないけれど。2人はそれぞれの道を進んでいる」とのこと。昨年の夏、ザックはオーストラリアのカフェで働いていたヴァネッサと出会い、交際がスタート。ザックはNetflixの「ザック・エフロンが旅する明日の地球」という旅番組に出演しており、ヴァネッサはザックの旅行に付き添えるように9月に仕事を辞めた。今年1月にはザックがロサンゼルスの自宅を売りに出し、オーストラリアで物件を探していることが報じられた。その後、バイロン・ベイに借りた邸宅で一緒に住み、婚約説が飛び出すほど「真剣な関係」を築いていると伝えられていたが…。カイルは破局について「大きな揉めごとがあったわけじゃない」と説明。「ザックが仕事をしていないときは、2人は浜辺の豪邸に住んでランチをしたり、多くの時間を一緒に過ごしていた。でも仕事となると、現実にまっすぐに引き戻される。残念なことだ」と話した。(Hiromi Kaku)
2021年04月22日ソニー・ピクチャーズが、アメリカで60年代から70年代に8シーズンにわたって放送され、いまもなお愛され続けるドラマ「奥さまは魔女」を再び映画化するという。ソニーは2005年にも同作を同タイトルで映画化しており、ノーラ・エフロンが監督・脚本、ウィル・フェレル&ニコール・キッドマンが主演を務めた。この映画は、ドラマの内容そのものを映画化したものではなく、「奥さまは魔女」は劇中劇として登場。ウィル演じる落ちぶれた俳優が、「奥さまは魔女」のリメイクドラマの主人公ダーリン役を得て、相手役のサマンサ役に“素人”(ニコール)を推すことから物語が始まる。現在、初期開発段階だという今作については、2005年の作品とは違い、オリジナルドラマの「奥さまは魔女」の内容に近いものになることが予想されている。製作はジョン・デイヴィス&ジョン・フォックス(『ルディ・レイ・ムーア』)、脚本はテリー・マタラス&トラヴィス・フィケット(ドラマ版「12モンキーズ」)。「Variety」誌などによると、4人はDisney+で『星の国から来た仲間』(『ウィッチマウンテン/地図から消された山』のオリジナル版)のリメイクも進めているという。(Hiromi Kaku)■関連作品:奥さまは魔女 2005年8月27日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にて公開
2021年03月25日ザック・エフロンが『Gold』に主演することになった。スリラーで、監督は俳優のアンソニー・ヘイズ。ヘイズは脚本の共同執筆もし、出演もする。主人公は見知らぬふたりの男性。彼らは砂漠で偶然、巨大な金塊を発見、それを掘るためにひとりが道具を探しに行き、その間、もうひとりが残って守ることにする。しかし、残ったほうは、思いのほか多くの危険に晒されるという物語らしい。撮影は今月、オーストラリアでスタートの予定。エフロンの最近作は、アニメ映画『Scoob!』。同作品は劇場公開予定だったが、コロナのため、アメリカではHBO Maxで配信リリースされている。文=猿渡由紀
2020年11月06日北欧文化体験を通じたふれあいの場北欧文化を体験できる複合施設「ノーラ名栗」が、2020年8月1日に埼玉県飯能市でニューオープンします。株式会社Wonder Wanderersが指定管理者をつとめる「ノーラ名栗」は、西武池袋線「飯能駅」からバスで約41分。地域の豊かな自然とともに「サウナクラブ」や「コッコバーベキュー」などの施設で北欧文化体験を楽しめます。「サウナクラブ」は、フィンランド式のテントサウナ(R)を完備。水蒸気で体感温度を上げるロウリュで発汗を楽しんでから血行促進や肌の引き締めをうながすヴィヒタ(白樺の若い枝葉を束ねたもの)で全身をたたけば、森林浴のような気分を味わえます。焚き火を意味する「コッコバーベキュー」では、ステーキや季節の魚介野菜シチュー、プランクサーモンなどのメニューを提供。焚き火に人が集まるように料理を囲む北欧風の食文化を堪能できます。北欧雑貨や名物「名栗まんじゅう」を販売する「カフェ&ショップ ヤマセミ」には地域にくわしい観光コンシェルジュが常駐しています。秋以降も魅力的なイベントや施設がたくさん!2020年9月19日にスタートし、以後第2・第4土曜日に開催される予定の「ノーラマーケット」では旬の野菜や果物のほか、加工品、雑貨などを販売。店主たちと会話しながらの買いものも楽しみの1つです。2021年春にオープン予定のグランピングエリアは全10張のテントを完備。設営や準備などのわずらわしさは一切なく、バーベキューや自然散策をゆったりと楽しむ、良い所取りの宿泊体験を提供します。「ノーラ名栗」ではこのほかにも音楽イベントや野外映画鑑賞会などを定期的に開催する予定です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社Wonder Wanderersのプレスリリース/PR TIMES※ノーラ名栗
2020年07月08日埼玉県飯能市の名栗エリアに北欧文化を体験できる施設「ノーラ名栗(Nolla naguri)」が誕生。2020年4月1日(水)より順次オープンし、2021年春にグランドオープンを迎える。「ノーラ名栗」は、名栗の緑溢れる自然を生かし、地域の観光拠点とふれあいの場として機能する新たな施設。フィンランド語で「0(ゼロ)」や「無」を意味する“Nolla”をその名に冠したわけは、 心身共に何物にもとらわれず、リフレッシュできる場所を目指すということから。ゆったりする余白の時間を大切にする北欧文化を反映させた、心地のよい時間を過ごせる新たなスポットとなる。サウナやグランピングなど4エリアで北欧文化を体験「ノーラ名栗」は、大きく4つのエリアで構成される。セントラルパーク「セントラルパーク」は、日帰りバーベキューやマルシェ、音楽フェスや野外映画のイベントなどを実施する中央の大きな芝生エリア。日帰りバーベキューや、飯能の西川材を使用したステージで音楽や野外映画イベントを実施予定だ。週末はマルシェ、ファーマーズマーケットも行う。サウナクラブ「サウナクラブ」は、フィンランド式のテントサウナが立ち並ぶエリア。3時間もしくは、終日プランでフィンランド式のテントサウナを利用可能で、自分が選んだアロマオイルを使用し、蒸気を楽しめるロウリュや、白樺を束ねたヴィヒタなどを楽しめるほか、年に数回は熱波師やDJが登場するサウナイベントの開催もする。団体利用におすすめのテント貸し切りにも対応可能だ。グランピングフィールド余白の時間を感じながら極上体験が叶うグランピングのエリア「グランピングフィールド」。テント設営や食事の準備などの煩わしさから解放された、“イイトコドリ”の自然体験を提供する。なお、グランピングは全10張を予定しており、2021年より開業予定だ。カフェ&ショップ ヤマセミ飯能市農林産物加工直売所「やませみ」が「カフェ&ショップ ヤマセミ(Cafe&Shop YAMASEMI)」としてリニューアル。同エリアは、地元の農林産物の加工品や名栗名物の名栗まんじゅう、北欧グッズなどの販売所として機能するだけでなく、名栗エリアの観光案内所の役割も担う。【詳細】ノーラ名栗(Nolla naguri)住所:埼玉県飯能市大字下名栗607-1営業時間 10:00〜17:00(年中無休)■スケジュール・カフェ&ショップ ヤマセミオープン日:2020年4月1日(水)※現・飯能市農林産物加工直売所(やませみ)のリニューアル・セントラルパーク、サウナクラブオープン時期:2020年夏・グランピングフィールドオープン時期:2021年春※2020年6月頃にノーラ名栗のウェブサイトをオープン予定※営業時間は季節により変動。※施設点検や修繕のため臨時休館する場合あり。
2020年04月03日ザック・エフロンが“シリアルキラー”の始まりとなった連続猟奇殺人犯を演じる『テッド・バンディ』。この度、ジョン・マルコヴィッチの誕生日12月9日を祝し、彼が演じる判事とザック演じるバンディとの法廷バトルシーン映像が到着した。容疑者でありながら、その法的能力を認められ、自らを弁護することを認められたテッド・バンディ。今回解禁となった映像でも、ロースクールに通った成果を思う存分発揮する場面を垣間見ることができる。バンディが検察側の参考人を皮肉れば、傍聴席の女性たちから拍手や声援が送られる異常事態に。それを見たマルコヴィッチ演じるコワート判事は、「ここは春休みのフロリダじゃないんだ!」「シーワールドのイルカのショーとは違う」と一喝。バンディにも厳しく言い渡す。このマルコヴィッチとの共演に関してザックは、「最高にかっこいいね」と一言。「真剣だけど、好奇心旺盛で演技を愛する人と話すのが好きみたい。彼からは多くのことを学んだ。1人の役者からこんなに学んだのは珍しいね。彼の目を真っすぐ見つめて演技をするシーンは鳥肌が立ったよ」とコメント。「彼は僕の憧れだね。ヒーローさ」とマルコヴィッチとの共演を喜んでいる。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テッド・バンディ 2019年12月20日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 Wicked Nevada,LLC
2019年12月09日ザック・エフロンが1970年代アメリカで30人以上の女性を惨殺したとされるシリアルキラーを演じる『テッド・バンディ』。ザックの脅威のシンクロ率を比較した画像が公開された。本作は、日本以外はNetflixで配信となり、日本でのみ劇場公開となるファン待望の注目作。ザックが演じるのは、1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳と端麗な容姿で司法・メディアを翻弄し、“シリアルキラー”の語源になった稀代の殺人鬼だ。葛藤があったザック「殺人鬼を美化したくなかった」髪型や手振り身振りだけでなく、口のすぼめ方や視線の投げ方まで、ほぼ一致しているといえるような再現率。すでにSNSでも“ザック・エフロン完コピ論”が散見されるが、いままで主に学園ミュージカルやコメディに出演してきたザックには、この極めて邪悪なシリアルキラーを演じるにあたり、葛藤があったという。「実家に帰った時、仕事について母に聞かれ、『殺人鬼を演じるかもしれない』と言ってテッド・バンディの名前を出したら、振り返って僕を凝視してきたんだ。そこには恐怖が感じられた。明らかに動揺していたね」と当時の母親の反応を明かす。「母はテッド・バンディの裁判をリアルタイムで見てきて、それだけショッキングな事件だったのさ。外見や人柄で、その人の善悪を判断することはできないと、世に知らしめた裁判だった」と言う。「僕も最初は正直迷ったよ。殺人鬼を美化したくなかったからだ。今でもこの作品はバンディを美化していると感じている人も多いようだが、僕という役者が彼を演じることによって、新たな見方ができたのではないかと信じている」とザック。これまで自身が築き上げてきた“ザック・エフロン像”を利用することで、「邪悪な者というのは、見た目は普通の人」という本作を通して監督の伝えたいメッセージに真実味を持たせることに成功している。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テッド・バンディ 2019年12月20日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 Wicked Nevada,LLC
2019年12月04日本日10月18日はザック・エフロン32歳の誕生日。これを祝して、主演最新作『テッド・バンディ』からザックの次なる挑戦が伺える新場面写真が解禁となった。1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳で容姿端麗、司法・メディアを翻弄した稀代の殺人鬼。その余罪はいまなお謎に包まれており、本当の被害者の数は誰も知らない…。この度解禁となったのは、そんなテッドとリリー・コリンズ演じるシングルマザーのリズが恋に落ちる瞬間を収めたロマンチックな1枚から(でもどこか獲物を狙う目をしている…)、彼女とその娘の誕生日を手作りケーキで祝う、恋人思いな一面が垣間見える1枚(でも右手に握られている包丁が気になる…)。さらに、法廷で雄弁に語る姿も凛々しく、スーツ姿も様になっているが、見逃せないのが囚人服。握りこぶしを壁に押し付け声を荒げている様子のテッドには、ほかの写真で見せていた温厚さが全く感じられず、シリアルキラーの片鱗を見せている。この善人と悪人の狭間を行き来する演技を披露している本作のザックは、まさに新境地であること間違いなし。本作にコラムを寄せている映画評論家の森直人氏はその書き出しを「ザック・エフロンが凄い」とし、「テッド・バンディはよく気が利き、話も上手だが、押し出しが強いわけでもない。そんな一見無双の男をザック・エフロンは過去作の“延長”で演じている。『グレイテスト・ショーマン』では階級や人種を超えた恋をピュアに貫く優しき上流階級出身の青年役。お下劣コメディ『ダーティ・グランパ』ではロバート・デ・ニーロ御大の暴走を丁寧にサポート。しかしその正体は“シリアルキラー”の殿堂入り――世にも邪悪でおぞましい美女狩り猟奇野郎のテッド・バンディなのである」。まさにザック・エフロンが持ち合わせているキャリア、イメージこそが、テッド・バンディを演じるうえで一番の強みになっている様子。今作で観れるのは、そんな“ザック・エフロン”という概念をまるっと覆す、レベルアップした姿に違いない。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日ザック・エフロンが主演を務めた『Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile』(原題)が、邦題を『テッド・バンディ』として日本公開することが決定。この度、ポスタービジュアルと予告編が初解禁となった。■ストーリー1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディとシングルマザーのリズは、あるバーで恋に落ちる。素晴らしい出逢いの一日から始まり、デッド、リズと彼女の幼い娘モリーの3人は、幸福を絵に描いたような家庭生活を築いていく。しかしその運命は一変。テッドが信号無視で警官に止められた際、車の後部座席に積んでいた道具袋を疑われて逮捕されてしまう。マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑だった。またその前年にも女性の誘拐事件が起きており、キング郡警察の発表によると、目撃された犯人らしき男の車はテッドの愛車と同じフォルクスワーゲン。新聞に公表された似顔絵は、テッドの顔によく似ていた。突然の事態に混乱するリズ。テッドは全てまったくの誤解だと説明するが、次第に、いくつもの事件の真相が明らかになっていき…。■アメリカ史上最も凶悪な殺人犯、テッド・バンディの衝撃の実話を映画化!1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳と美しい容姿で、司法・メディアを翻弄し、“シリアル・キラー”の語源になった稀代の殺人鬼。その余罪はいまなお謎に包まれており、本当の被害者の数は誰も知らない。刑務所には連日多くのファンレターが寄せられるなど、魅惑的なカリスマ性も持ち合わせていた彼は、3度死刑判決を受けるが無罪を主張。法律を学んでいた彼は、ついには自らが弁護人となり法廷で徹底抗弁を繰り広げた。本作では、世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての姿を描き、観客を予測不可能な迷宮に誘い込んでいく。監督はドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャー。記録映像やインタビューなどを通してバンディに迫ったNetflixオリジナル作品「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」でも監督を務め、劇映画とドキュメンタリーシリーズ、両方のスタイルで“悪のカリスマ”とも評される人物を徹底的に掘り下げていく試みに成功している。主演を務めるのは、『ハイスクール・ミュージカル』『一枚のめぐり逢い』などに出演し、『グレイテスト・ショーマン』では主人公の相棒役を務めたザック・エフロン。テッド・バンディを愛してしまったヒロインに、『あと1センチの恋』『白雪姫と鏡の女王』などで主演を務めたリリー・コリンズ。判事役に『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『マルコヴィッチの穴』などに出演する名優ジョン・マルコヴィッチなど、豪華キャストが充実の演技を見せる。今回解禁された予告編では、リリー・コリンズ演じる恋人リズとの出会いから家庭での仲睦まじい様子を描きながらも、ザック・エフロン演じるテッド・バンディの裏側にスリリングな展開で迫る。裁判では彼の凶悪さが垣間見える一方で、涙を流すシーンやリズに「あなたがやったの?」と問われて苦渋の表情を浮かべるシーンでは彼の多面性もうかがえる。予告編と同時にポスタービジュアルも解禁。メインコピーには、実際の裁判でテッド・バンディへ向けられた言葉とされ、予告編で判事に扮するジョン・マルコヴィッチがラストシーンで語った「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」という言葉が印象的に使用されている。また、ジョー監督は12月上旬、日本公開を前に来日することが決定している。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月08日人気アニメシリーズ「スクービー・ドゥー」の映画『Scoob』(原題)で、ザック・エフロンとアマンダ・セイフライドが声優を務めることになったという。「Varitey」誌が伝えた。1969年からアメリカで放送されている「スクービー・ドゥー」は、不思議な事件を解決しながら旅をする、4人のティーンの男女と臆病な大型犬スクービー・ドゥーの物語。2002年には実写版の映画が製作され、マシュー・リラードがスクービー・ドゥーの飼い主のシャギー、フレディ・プリンゼ・ジュニアがイケメンリーダーのフレッド、サラ・ミシェル・ゲラーが裕福な家庭出身の美人なダフネ、リンダ・カーデリーニが頭脳明晰のメガネっ子ヴェルマを演じた。2020年5月15日全米公開予定の『Scoob』では、ザックがシャギー、アマンダがダフネを演じることに。また、先月、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のウィル・フォーテがシャギー、「ジェーン・ザ・ヴァージン」のジーナ・ロドリゲスがヴェルマを演じることが報じられた。『Scoob』では「スクービー・ドゥー」のキャラクターだけでなく、原作者のハンナ・バルベラが手掛けたほかのアニメシリーズのキャラクターたちも登場。チームを組んで助け合い、敵のディック・ダスタードリーから世界を守るというストーリーになるそうだ。監督は「トムとジェリー」シリーズのトニー・サーヴォン。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバスらがプロデューサーに決定している。(Hiromi Kaku)
2019年03月25日4月23日(月)深夜放送の日本テレビ「映画天国」で『グレイテスト・ショーマン』も大ヒット中のザック・エフロン主演作『きみがくれた未来』がオンエアされる。「ハイスクール・ミュージカル」や『ヘアスプレー』などへの出演を経てこの春公開の『グレイテスト・ショーマン』ではヒュー・ジャックマンが演じる主人公P.T.バーナムの斬新なビジネス・スタイルに魅了され相棒となるフィリップを演じたザック。ゼンデイヤ演じる空中ブランコ乗りのアンとの“空中デュエット”も同作の見どころだ。そんなザックが2010年に出演、当時トップアイドルとして注目を浴びるなか大人の俳優へのステップアップ作として選んだのが本作。2004年に刊行され15か国語に翻訳されているベン・シャーウッドによる小説が原作となっている本作。ザックが演じるチャーリーはヨットレースで目覚しい活躍を見せ名門大学への進学のチャンスを手に入れ、誰もがうらやむ人生を歩む青年だったがある日、固い絆で結ばれた弟のサムが交通事故で亡くなる。同乗していて自分だけが助かったチャーリーは悲しみに打ちひしがれるが、そんな彼が目にしたのは墓地の裏の森にたたずむサムの姿だった。サムにこれからもこの場所で同じ時間にこれまでと同じように二人の日課だった野球の練習を続けることを誓うチャーリー。約束された輝かしい将来を犠牲にしてその約束だけを胸に生きるが、5年の歳月が流れたときテスという女性と出会ったことで自身の生き方を見つめ直す…という物語。ザックのほか、『アイ・アム・レジェンド』のチャーリー・ターハン、『スティーブ・ジョブズ』のアマンダ・クルー、『L.A.コンフィデンシャル』のキム・ベイシンガー、『シン・シティ』のレイ・リオッタらが出演している。映画天国『きみがくれた未来』は4月23日(月)深夜25:59~日本テレビでオンエア。(笠緒)■関連作品:きみがくれた未来 2010年12月23日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年04月23日ザック・エフロンが新しい恋を見つけたようだ。『ベイウォッチ』で共演したアレクサンドラ・ダダリオとそれぞれ愛犬を連れ、ペットショップで買い物する姿が目撃された。「E!News」などが報じた。ペットショップデート以前にも2人はすでに恋愛関係であることをほのめかしていた。今月16日、32歳の誕生日を迎えたアレクサンドラ。当日、ザックはSNSに膝の上に彼女を乗せて腰に手をまわしている親密なツーショットを掲載。「お誕生日おめでとう。きみは堅実で、魅力的で、賢くて、クリエイティブで愛すべき人の1人だ。あと、これまでの中で最もレアなポケモンだね!」とベタ褒めコメントを添えた。この投稿を見て、ファンからは「素敵なカップル」、「付き合ってるの?」などのコメントが殺到。アレクサンドラも「ありがとう、ザック!!!!」とのお礼コメントの最後にハートの絵文字でザックの祝福に応えた。『ベイウォッチ』が製作された2017年からすでに2人の恋は始まっていたもようだが、アレクサンドラは同年の「MTV Movies & TV Awards」で、「彼は映画の中での恋のお相手だから、みんながそう思うのも理解できるわ。でも、ザックと私は本当にイイ友だちなのよ」と友だちであることを強調していた。ザックは2016年にそれまで2年ほど付き合っていたデザイナーのサミ・ミロと破局。アレクサンドラは『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』で共演したローガン・ラーマンとの交際が報じられたことがある。(Hiromi Kaku)
2018年03月30日スティーヴン・スピルバーグ監督、メリル・ストリープ&トム・ハンクス共演の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が、3月30日(金)から日本公開。それに併せ、今回は『ペンタゴン・ペーパーズ』共々ご覧いただきたい海外ドラマをクローズアップ。Amazonのオリジナルシリーズ「グッド・ガールズ!~NY女子のキャリア革命~」を紹介します。■実話が題材に!男女平等を求め女性たちが会社に反撃「グッド・ガールズ!」は、ニュース情報誌の編集部で働く女性たちを主人公にした作品。物語は1969年のニューヨークから始まります。「マッドメン」や「マーベラス・ミセス・メイゼル」の冒頭からは10年ほど経過した時代ではありますが、もちろん男性優位はまだまだ露骨。編集部の女性たちも調査員として記者をサポートする役回りが限界で、どんなにリサーチ力が優れていても、文章力が優れていても、記者になることは認められませんでした。現実には、1970年にニューズウィーク誌で働く女性46人が、男女平等を求める訴えを起こして会社に反撃。その実話を題材にしたのが、「グッド・ガールズ!」です。物語の中心となるのは、若くて美しいパティら優秀な調査員たち。恋人でもある男性記者をサポートし、彼がいい記事を書くために尽くす日々に、パティは何の疑問も抱かず、充実感さえ覚えていました。そんな彼女の心をざわつかせるのが、編集部の男尊女卑を目の当たりにし、果敢に異議を唱えるノーラ・エフロン。そうです。監督や脚本家として映画界で大活躍した故ノーラ・エフロンが登場人物の1人なんです。もともとジャーナリストだったエフロンは、その後ハリウッドを代表する女性監督に。脚本を手掛けた『恋人たちの予感』、監督作の『めぐり逢えたら』など、代表作は挙げきれません。「グッド・ガールズ!」ではエフロンが自分の才能を生かせる場を求めて編集部を去った後、パティたちがそれぞれの目覚めを経験し、訴訟に踏み切るまでの過程が描かれていきます。とは言え、硬派過ぎる社会派ドラマではなく、等身大の悩みを抱える女性たちの物語として楽しめるでしょう。恋にセックスに友情に、彼女たちの日常は大忙し。当時のポップカルチャー描写が満載で、登場人物たちのファッションも真似したくなるほどキュートです。■「ノーラ・エフロンに捧げる」…スピルバーグが込めた思いとは「グッド・ガールズ!」冒頭の少し後、1971年を舞台にした『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のエンドクレジットには、「ノーラ・エフロンに捧げる」の一文があります。生前のエフロンと懇意だったスピルバーグ、彼女の作品に出演したメリル・ストリープやトム・ハンクスら全員の心がこもった一文に感じられました。メリル演じるキャサリン・グラハムがアメリカの主要新聞社史上初めての女性発行人であり、劇中の苦闘を通して性別を超えた敬意を勝ち取っていく人物であることを考えれば、より一層こみ上げてくるものがあるでしょう。「グッド・ガールズ!」では、メリルの娘グレイス・ガマーがエフロン役を演じています。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 2018年3月30日より全国にて公開© Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
2018年03月14日ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがタッグを組み、ミシェル・ウィリアムズ、ゼンデイヤ、ザック・エフロン、キアラ・セトルらハリウッドを代表する豪華スターが共演するミュージカル・エンターテインメント作品『グレイテスト・ショーマン』。この度、ザックとゼンデイヤのロマンティックなデュエットシーンを映した映像が公開された。今回到着した映像は、ザック演じるフィリップとゼンデイヤ演じるアン、悲恋な2人が空中を舞い、愛を歌うロマンチックなデュエットシーン。この「Rewrite the Stars」のミュージカルシーン、ゼンデイヤはトレーニングに励み、空中ブランコのプロたちと何か月も協力して上半身と体幹を鍛え、恐怖をおさえる方法を学び挑んだそう。ザックは、「ゼンデイヤは空中ブランコがとても上手になっていたから、2人で空中のスタントをやり、ハーネスも使わずに空中ブランコに乗った。美しくユニークなシーンになったし、ある意味、シルク・ドゥ・ソレイユとシェイクスピアの組み合わせのようだと思っているよ」と話している。ザック演じるフィリップは、上流階級の生活を捨てバーナム(ヒュー・ジャックマン)の弟子に、またゼンデイヤ演じるアンは、タブーを破るピンク色の髪をした空中ブランコ乗りで、フィリップが夢中になる女性だ。ゼンデイヤは、「アンとフィリップが、それぞれの皮膚の色のせいで、自分たちが望む形で愛し合えないのは痛ましいことよ」と、この切ないラブストーリーについて言及し、「彼らにできるのは視線を交わすことだけだった。愛は自分でコントロールできるものではないの」とコメント。そして『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞のW受賞を2年連続で果たすという快挙へ王手をかけているベンジ・パセックは、「これはフィリップが上流階級のルールを捨て去り、アンを追い求めようと決心した瞬間だ。彼は彼女に、“自分にはもうルールは存在しないから僕と一緒に夢を見てくれないか”と言う」とこのシーンが胸キュン必至であると明かしている。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月01日ザック・エフロンとロバート・デ・ニーロが、性格も何もかも正反対の孫とおじいちゃんを演じ、全世界で大ヒットとなった『ダーティ・グランパ』。2017年1月6日(金)の公開に先駆け、ザックとデ・ニーロの衝撃“ベッドシーン”の本編映像がシネマカフェに到着した。1週間後に結婚を控えた生真面目な弁護士ジェイソン。突然の祖母の訃報を受け、葬式に駆け付けると、そこには妻に先立たれて意気消沈した祖父ディックの姿が。そして、祖母との思い出の地フロリダへ傷心旅行に行きたい、と願うディックのお供をするハメに。ところが、40年ぶりの独身生活を謳歌し始めたディックは、朝から酒をがぶ飲み、葉巻を吹かし、ゴルフ場でナンパ。挙句の果てには、“スプリングブレイク”(春休み)真っ盛りのデイトナビーチで大暴れ。年齢も性格も全く違う2人の珍道中の行く末は…?本作は、妻を亡くしたばかりの自由過ぎる祖父と、結婚を間近に控えた真面目すぎる孫の珍道中を描いたバディ・コメディ。世界37か国以上で初登場トップ10を果たす、大ヒットとなった。そんな本作からこのたび到着したのは、デ・ニーロとザックのまさかのベッドシーン!?ナンパしたギャルたちとクラブで遊んだその夜、2人はホテルに泊まることに。同じベッドに寝ころび、眠りにつこうとする。下品な話をしながらも、クラブでケンカに巻き込まれても相手に殴り返さなかった孫ジェイソンを称賛し、人生の教訓めいたものを語り、珍しく(?)祖父らしい一面を見せるディック。しかし、狭いベッドでディックが寝返りを打ち体が密着すると、ディックが全裸であることに気づいてジェイソンは大慌て!まさかのコメディ映画で初共演、W主演を果たした名優デ・ニーロと、若手人気俳優の筆頭のザック。「ザックとデ・ニーロが笑いあって、ときにはテイクの間じゅう笑いっぱなしってこともあった。そんな2人を見るのは楽しかったな。温かさと友情がみなぎっていたし、お互いをリスペクトしながら共演しているのがわかったよ」と、プロデューサーのビル・ブロックが語るように、2人の楽しみながらの演技が見事な化学反応をみせた本作。まさかのバディが繰り出すコメディに、“初笑い”してみて。『ダーティ・グランパ』は2017年1月6日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日クリント・イーストウッド監督によるヒューマンドラマ『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)で主演を務めたトム・ハンクスと、共演のアーロン・エッカート。本作でトムは、制御不能になった旅客機をハドソン川に不時着させ、乗客乗員155人全員の命を救った機長役を、アーロンは共に危機を乗り越えた副操縦士役を演じた。来日した2人にインタビューし、本作に懸けた思いや、イーストウッド監督との撮影エピソードを聞いた。"ハドソン川の奇跡"は世界中で報道され、チェスリー・サリー・サレンバーガー機長は国民的英雄だと称賛された。だが、本作はお涙ちょうだいの安っぽいアトラクションムービーにはなっていない。9.11の傷跡を入れ込みつつも、知られざる真実に斬り込む人間ドラマに仕上げたのは、名匠クリント・イーストウッドならではの成せる技だ。ミラクルな生還劇を称える報道の裏側で、なにゆえ機長たちは国家運輸安全委員会から激しく糾弾されたのか!?紆余曲折を経て、最後に浮き彫りにされる真のヒロイズムが静かで熱い感動を呼ぶ。その品格にうなるのだ。――まずは脚本を読んだ感想から聞かせてください。トム:脚本を読んで驚いたのは、この人たちがどのくらい精神的な負担を受けたのかという点だよ。あの日どうやって不時着して、どうやって人が降りたのかという一連のハドソン川の奇跡についてそのまま再現されていたけど、問題はそれからだ。彼らはその後、非常にストレスを感じていたんだよ。機長のサリーたちはすぐには回復できずに、何カ月間も悩まされた。また、死ぬかもしれなかった経験をした上に、国家運輸安全委員会からの追求を受けることになって本当に大変だった。その結果は全く想像ができなかったし、そこがまさにこの映画の素晴らしさだと思った。彼らはプロフェッショナルとして完璧にやったんだ。素晴らしいことを成し遂げたはずなのに仕事を失ったり、年金がなくなったりする可能性もあった。まさに窮地に立たされたんだ。感情的にすごく負担をかけられたことが、この映画での重要な要素となった。脚本家のトッド・コマーニキがそういう形で物語を書くことができなかったら、『ハドソン川の奇跡』という映画はうまくいかなかったと思う。――まさにハドソン川での不時着は、ベテランの機長ならではの英断がもたらした奇跡だと思いました。機長役を演じられてみて、どんなことを感じましたか?トム:機長のサリーはこれまでずっとパイロットをやってきて、キャリアも長いから、きっと直感に従ったんだと思う。実際、たった208秒の中で、どうするのかを判断しなければいけなかった。その結果、正しいことをやったと2人とも確信していたんだと思う。角度やスピードなどを頭の中で計算したのではなく、直感で感じたわけだ。そのことは実際に機長に会った時に彼の口から説明してもらったよ。その時の感情について説明するのは難しいけど、何が起こったのかという内容は全部話してくれた。――アーロンさんは、副操縦士役を演じるにあたり、どんなふうにアプローチをされましたか?アーロン:まずは素晴らしい脚本があったし、クリント・イーストウッド監督や周りのキャストも素晴らしかったから心強かった。それで演じるにあたり、パイロットがどういう仕事なのかということも勉強したし、自分でも飛行機に乗ってみたりもしたよ。また、僕も副機長のジェフ・スカイルズさんからいろんな話を聞いたんだ。サリーさんやジェフさんは、国家運輸安全委員会の質問を受けながら、自分は正しいことをやったとすごく自信をもっていたと思う。もちろん大変だったとは思うけど、心の中では信じていたんだ。――クリント・イーストウッド監督の演出はいかがでしたか?トム:クリント・イーストウッド監督といえば、アメリカ映画全体で見ても5、6本は歴史上に残るような素晴らしい映画を撮っている人でしょ。『ペイルライダー』(1985年)や『許されざる者』(1992年)や『ミスティック・リバー』(2003年)など、素晴らしく洗練された映画を作る方だ。でもその一方で彼自身は俳優として『ダーティハリー』(1971年)などにも出ているんだからすごいよね。彼はそんなにたくさん話す方じゃなくて、キャストの方に託してくれる監督だ。あまりこういうふうにやってほしいとかは言わないし、とにかく説明などをしない。ここでこうやって、ちょっとここを見て、というような漠然とした指示しか言わない。僕たちは現場でいろいろと試すだけなので、全然時間が無駄にならないんだ。だから彼とはこれからも何十本も映画を作っていきたいと思うよ。アーロン:僕も同感だ。イーストウッド監督は、いつも本当に楽に監督をやっているように見える。クルーとの関係性も素晴らしいし、そこにいれば家族の一員になるような感じなので、すごく仕事がしやすいんだ。だからこそ、役者のみんなも準備万端にして臨む。だってものすごく尊敬できるイーストウッド監督の現場だもの。彼は業界の中ではアイコンみたいな存在でしょ。素晴らしい俳優であり、監督でもあるから、最高のことをやりたいと思って現場に来る。でも、監督はたいしたことはないよという感じで、仕事なのにすごく楽そうにやっているんだ。――最新テクノロジーのコンピュータではなく、ベテランの機長という人間の判断が155人の命を救うという点が興味深いです。トム:テクノロジーは間違いなく僕たちの人生をすごく簡単なものにしてくれたよね。そのことは素晴らしいし、すごく良いことだとも思う。映画だって特殊効果が使えるからこそ、上からワイヤーなどで吊るさなくてもよくなったわけだから。技術的にすごいことは認めるけど、やっぱりコンピュータでやれることは限られているんじゃないかな。いろんなことを自動化できるけど、やっぱりどこかで人間が判断しなければいけないと思う。だって実際に、パイロットがコックピットにいなかったらどう思う?コンピュータを信じられる?もし、今回のようにバードストライクに遭った時どうなるのか?と問いかけずにはいられない。この先、99%自動運転でできるようになったとしても、1%はやっぱり人間を必要としていると思う。アーロン:素晴らしい答えだね。僕もそう思うよ。もちろん技術は素晴らしいし、びっくりするような進歩も遂げているし、実際に僕たちもその恩恵を受けてきた。でも、やっぱり人間の心が大事だよね。いつかすべて自動化されるかもしれないとも思いたいけど、やっぱりできないと思う。――ハリウッドで活躍されているお二人ですが、出演作はどんな基準で選んでいますか?アーロン:俳優として、いつも一番良い機会を僕は探っている。どこのスタジオで撮るとか、共演者も重要なポイントだ。僕の場合、自分自身がその役を演じていることが想像できた時、ほとんどの場合はそのオファーをお受けするようにしている。だからいつも脚本を読みながら考えるんだ。トム:僕はその作品のテーマにやる価値を見いだせるかどうかが大事かな。ストーリーそのものにとても興味があったり、どこかに行けることが魅力的に思えたりすることもあるけど、ほとんどの場合はテーマで決めているよ。それはものすごく歴史的な記録ものだったり、愛情がこもったものであったりもする。いずれにしても脚本を読んで素晴らしいと思えなければいけない。また、これまで自分がそのことを知らなかったと思えなければ面白いと感じないんだ。もちろん、俳優としてどれだけ経験が詰めるかというところも重要だ。実際、ものすごい量の脚本が生まれているし、脚本家の数だって相当多い。やっぱりみんなが映画を作りたいと思っているんだ。例えば小説としては良くてできていても、映画としてはうまくいかないという場合もあると思う。だから僕は、脚本を読んだ時の直感で決めているよ。■プロフィールトム・ハンクス1956年7月9日、アメリカ生まれ。『スプラッシュ』(84)に主演し、注目を集め、『ビッグ』(88)でアカデミー主演男優賞にノミネート。『フィラデルフィア』(93)で同賞主演男優賞を獲得し、さらに翌年『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)でも同賞を獲得。その後、『プライベート・ライアン』(98)や『キャスト・アウェイ』(00)でも同賞にノミネートされる。『すべてをあなたに』(96)では初めて長編映画の脚本・監督を担当し、出演も兼ねた。2013年にはノーラ・エフロン演出の「Lucky Guy」でブロードウェイ・デビューし、トニー賞など数多くの賞にノミネートされる。その他、2002年にAFIの生涯功労賞、2009年にチャップリン賞、2014年にはケネディ・センター名誉賞も受賞している。アーロン・エッカート1968年3月12日、アメリカ生まれ。『エリン・ブロコビッチ』(00)で注目される。『サンキュー・スモーキング』(06)でゴールデングローブ賞や主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされる。『ダークナイト』(08)ではハービー・デント(トゥーフェイス)役を演じた。主な出演作は、『ラビット・ホール』(10)や『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(11)、『ラム・ダイアリー』(11)、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13)、『アイ・フランケンシュタイン』(14)、『エンド・オブ・キングダム』(16)など。(C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved
2016年09月24日ロバート・デ・ニーロとザック・エフロンがW主演を果たし、自由すぎる祖父と真面目すぎる孫を演じるバディ・コメディ『ダーティ・グランパ』。37か国以上で初登場トップ10入りを果たし、全世界で大ヒットを記録した本作が、2017年1月6日(金)より日本公開されることが決定、ティーザービジュアルが解禁となった。1週間後に結婚を控えた真面目過ぎる弁護士ジェイソンは、突然の祖母の訃報を受け、葬儀に駆けつける。妻に先立たれ意気消沈した祖父ディックから半ば強引に誘われ、祖母の思い出の地であるフロリダへ、傷心旅行のお供をすることに。ところが、40年ぶりの独身生活を満喫するディックは、朝から酒をがぶ飲みしながら、葉巻を吹かし、ゴルフ場でのナンパに始まり、挙句の果てにはデイトナビーチで完全に羽目を外して大暴れ。年齢も性格も全く違う、2人の珍道中の行く末は…?世代を超えた2人の人気俳優が共演を果たした、抱腹絶倒のバディ・ロードムービーとなる本作。妻に先立たれた自由過ぎるおじいちゃん、ディックを演じるのは、『マイ・インターン』での紳士なインターンも記憶に新しい名優ロバート・デ・ニーロ。本作では、ハチャメチャな役柄を嬉々として演じ、“スプリングブレイク”(春休み)真っ最中のビーチで大暴れするなど、新境地ともいえる“体を張った”演技にも挑戦する。一方、結婚を控えた真面目過ぎる孫ジェイソンには、ハリウッドで最も将来を期待される若手俳優の1人ザック・エフロン。本作では、コミカルな役柄を振り切って演じ、十八番ともいえる得意の歌とダンス、そして自慢の肉体美を惜しげなく披露!監督を、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の製作総指揮・脚本を手掛けるなど、サシャ・バロン・コーエン作品には欠かせないコメディ界の気鋭ダン・メイザーが務めている。同じ血が流れているとは思えない、何もかも正反対のバディの珍道中が、日本を新春から笑わせてくれそうだ。『ダーティ・グランパ』は2017年1月6日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月16日