『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈るミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』より本編映像が解禁された。オスカー俳優ハビエル・バルデムとグラミー賞ノミネートシンガー、ショーン・メンデスが奇跡のタッグを組み、バーナード・ウェーバーによる世界的ベストセラー絵本をミュージカル映画化した本作。この度解禁されたのは、崖っぷちのショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)と奇跡の歌声をもつワニのライル(声:ショーン・メンデス)が初めて出会う運命的なシーン。魔法のような「何か」を求めて、路地に佇む古びたペットショップを訪れたヘクター。すると、薄暗い店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。声のする方へ近づいて行くと…それは、ラジオから流れるラテンなビートにのって踊りながら、気持ちよさそうに歌う子ワニだった。突然のぞき込まれ歌うのをやめてしまった子ワニに、ヘクターは“クロコダイル”の看板からすぐさま「ライル」と名付け、満面の笑みでその小さな手と握手を交わす。言葉は話せないけれど、奇跡の歌声をもって生まれたワニのライル。思いもよらない特別で不思議な出会いの先に、これからどのような物語が待ち受けているのだろうか?わくわくする予感に胸が高鳴る映像となっている。『シング・フォー・ミー、ライル』は2023年3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー・ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2022年12月23日『愛すべき夫婦の秘密』で夫婦役を演じたニコール・キッドマンとハビエル・バルデムが、アニメーション映画で王妃と王の声を務めることになった。スカイダンス・アニメーションとApple TV+が製作するオリジナルミュージカル映画で、タイトルは『Spellbound』。ふたりの娘である王女役の声は、『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが担当。ほかにジョン・リスグロー、ネーサン・レーンらも声の出演をする。監督は『シュレック』のヴィッキー・ジェンソン。作曲は、ディズニーのアニメーション映画で数々の名曲を生み出してきたアラン・メンケンが手がける。キッドマンの最近作は、アレキサンダー・スカルスガルド主演のバイキング映画『The Northman』。文=猿渡由紀
2022年06月22日ハビエル・バルデムが、カンヌ国際映画祭が75周年記念を祝うイベントの一環で開かれたQ&Aコーナーに登場。幅広い質問に答えた。前作から引き続きスティルガー役で出演する『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編(パート2)について質問を受けたハビエル。「(脚本の)新しいドラフトを読みました。非常に素晴らしい出来です。人々を驚かせるような方法で、すべてのかけらをひとまとめにしてくれました。原作を読んでいる人たちは当然(映画の中で起こることには)驚かないとは思いますが、そのまとめ方には驚くでしょう。私はとても感動しましたよ」と語った。「重みを感じることができ、同時に壮大さも楽しむことができる。そんな充実感に満ちた映画です。みんなと砂漠に戻るのが待ちきれないですね。最も偉大な監督の一人、ドゥニ(・ヴィルヌーヴ)と一緒に戻れるのもとてもうれしいです。彼は素晴らしい人ですから」と撮影を楽しみにしていることを明かした。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2には、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ステラン・スカルスガルドら前作のメインキャストが続投し、新たにフローレンス・ピュー、オースティン・バトラー、クリストファー・ウォーケンが加わる。2023年10月20日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年05月30日ハビエル・バルデム×エル・ファニング初共演、サリー・ポッター監督の実体験に基づいた父の幻想と娘の現実を描いた『選ばなかったみち』より新場面写真9点が解禁された。人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら…?本作は、胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作。娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとり暮らしをしている父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくため彼を訪ねる朝から、翌朝までの24時間を描く本作。ひとりでは日常生活もままならないレオが幻想として見る“自分がかつて選ばなかった人生”と、モリーが直面する厳しい現実が交錯しながら進んでいく。解禁となった場面写真のうち、レオの故郷メキシコで同じ心の傷を抱える初恋の女性ドロレス(サルマ・ハエック)との場面、作家活動に行き詰まり一人旅したギリシャでリラックスした表情を浮かべているのは、彼が見ている幻想を写し出した場面だ。それらのシーンからはレオが躍動的で強い意志を持つ人物であると感じさせるが、モリーが手を取り並んで歩く姿、別れた妻リタ(ローラ・リニー)を見つめる朦朧としたような表情、毛布にくるまれ小さく縮こまる姿は、ニューヨークで力なく生きる実際の様子を切り取っている。それぞれのシーンで見せるレオの様子や表情が対照的であることに注目したい。そんな父に寄り添おうとするモリーが見せる、動揺しながら電話をする様子や、清々しい表情が印象的だ。この場面写真からも感じられるレオの心の奥の自由について、サリー・ポッター監督は、「この物語は、認知症を患う弟ニックの傍らで思いついたものです。彼の目をのぞき込むと、どこか別のところへ行き、心の奥では何かを体験しているようでした。別の現実へ自由に出入りする能力を持っているのではないかと思えました。そこで、レオを中心に彼の複雑で個人的な旅について書き進めたのです」と語っている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年12月29日ハビエル・バルデムとエル・ファニングが初共演、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』を手掛けたイギリスを代表する女性監督サリー・ポッターが、実弟の若年性認知症に寄り添った経験を基に描いた『選ばなかったみち』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。娘モリー(エル・ファニング)が、ニューヨークのアパートでひとりで暮らす父レオ(ハビエル・バルデム)を病院へ連れていくために彼を訪ねる、ある朝の様子から始まる予告編。しかし、2人は意思の疎通もままならない。レオのケアのために、モリーは仕事の重要なプレゼンを当日に控えながら予定を何度も変更せざるを得ない…。映像は、レオがかつて選ばなかった人生――初恋の女性(サルマ・ハエック)と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャ――を彼の幻想として捉え、一緒にいるはずなのに2人が見ている全く別の景色を交差させながら進んでいく。厳しい現実に押しつぶされそうになるモリーだが、父に寄り添い手を握り続ける。ニューヨークから移りゆく、レオの幻想として繰り広げられるメキシコの荒野や灯火、ギリシャの広大な海…どこか夢幻的な映像美にも注目だ。ビジュアルは、モリーがレオの頬に手を置き優しい笑顔を向け、父と真っすぐ見つめ合う本作の印象的なシーンを配置。<あの日、あの時、あの瞬間――歩んでいたかもしれない人生に、会いに行く。>と、主人公レオが劇中繰り広げる心の旅を代弁する言葉が綴られている。レオが幻想として往来する世界は、人生の岐路でもしも別の選択をしていたら、たどったであろう人生なのかもしれない。ポッター監督は、「私はこの映画を、人生の奥深さに迫る作品にしようと考えていました。悲しい場面もありますが、一筋の光が与えられればと思いました。観客の皆さんには、レオの物語を通して、複雑で神秘的な自分の人生を追い求めてもらえたらと願っています」とコメントしている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年11月25日第70回ベルリン国際映画祭コンペ部門出品作品、ハビエル・バルデムとエル・ファニングが初共演した映画『選ばなかったみち』(原題:The Roads Not Taken)が、来年2月25日(金)より日本公開されることが決定した。ニューヨークに住むメキシコ人移民レオは、作家であったが認知症を患い、娘モリーやヘルパーとの意思疎通も困難な状況になっていた。ある朝、モリーはレオを病院に連れ出そうとアパートを訪れる。モリーが隣りにいながらも、レオは初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャへと彼女とは全く別々の景色をみる――。認知症を患ってしまうレオを演じたのは、『ノーカントリー』や『それでも恋するバルセロナ』、現在公開中の『DUNE/デューン 砂の惑星』にも出演するハビエル。ハビエル・バルデム娘のモリーは、『マレフィセント』シリーズや『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のエルが演じ、父娘役で初共演。そしてほかにも、ローラ・リニー、サルマ・ハエックら実力派が脇を固めた。エル・ファニング人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたら?胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作を手掛けたのは、『耳に残るは君の歌声』『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』のサリー・ポッター監督。自身が脚本も手掛け、実弟の介護経験から着想を得て生まれた意欲作となっている。『選ばなかったみち』は2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2021年10月28日実写版『リトル・マーメイド』に、ハビエル・バルデムが出演交渉されているようだ。役は、主人公アリエルの父で王のトリトン。人魚姫アリエル役にはハル・ベイリーが決定している。彼女が恋する人間の王子様役は、ハリー・スタイルズに出演交渉中だ。ほかにメリッサ・マッカーシー、オークワフィナらが出演する。監督は『シカゴ』『メリー・ポピンズ リターンズ』のロブ・マーシャル。バルデムの最近作は、妻のペネロペ・クルスと共演した『誰もがそれを知っている』。文=猿渡由紀
2019年07月18日2度のアカデミー賞に輝く名匠アスガー・ファルハディが、“スペインで最も有名なカップル”ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを迎えた最新作『誰もがそれを知っている』。6月~7月は本作の“頼りになる男前な兄貴系”ハビエル以外にも、ミステリアスな色気漂うラテン系、絶対に怒らせてはいけないキレる親父、実在した紳士な強盗…といった様々なタイプのイケオジ俳優が出演する映画が目白押しだ。その結末に誰もが息をのむ、極上のヒューマン・サスペンス『誰もがそれを知っている』(6月1日公開)男前な兄貴系ハビエル・バルデム/パコ役実生活ではスペインの至宝ペネロペ・クルスと2010年に結婚、これまで6作品で共演し、本作で“夫婦共演”は3作目となるハビエル。ペネロペ演じるラウラの娘イレーネが誘拐されたとき、ラウラの心に寄り添い、身代金要求の時間稼ぎに奔走するなど、頼りになる男前な一面を見せる。今回は筋肉質のボディにワイルドな表情を浮かべ、壁ドンを想起させるようなショットが解禁!1969年、スペイン、カナリア諸島のラスパルマス出身。ビガス・ルナ監督作『ルルの時代』(’90)で映画デビュー、母国スペインのみならず国際的にも活躍。英語作品に初主演した『夜になるまえに』(’00)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、一躍世界にその名を轟かせる。そして、コーエン兄弟監督『ノーカントリー』(’07)では冷酷な殺し屋を演じ、スペイン人俳優として初となるゴールデン・グローブ賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞に輝く。近年では『007 スカイフォール』や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でも悪役を怪演、独特の存在感を放つ。ミステリアスな色気漂うリカルド・ダリン/アレハンドロ役信心深いラウラの夫、アレハンドロ役を熱演するリカルド・ダリン。かつては実業家で、妻の出身の村にも多額の寄付をするなど裕福だった。娘の誘拐事件を聞き、アルゼンチンからスペインへと駆け付けるが、娘を誘拐した犯人では? と周囲から疑われてしまう場面も…。今回解禁された場面写真では、優しい眼差しでミステリアスな色気漂う微笑みを浮かべている姿が。1957年、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。アルゼンチンで最も有名な演技派俳優のひとり。子役としてキャリアを重ね、10歳で俳優として本格的にデビュー。アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内で週末興行収入ランキング11週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした『瞳の奥の秘密』(’09)に主演し、ゴヤ賞や銀のコンドル賞など数々の賞にノミネートされる。また、ビル爆破解体職人を演じたオムニバス映画『人生スイッチ』(’14)もアルゼンチンで大ヒットし、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている。父の復讐に2つのマフィアが巻き込まれ、気づけばクセモノだらけ!?『スノー・ロワイヤル』(6月7日公開)怒らせちゃいけないキレる親父リーアム・ニーソン/ネルズ・コックスマン役同作では模範市民賞を受賞するほど、市民に貢献する除雪作業員ネルズ・コックスマン役を演じるリーアム・ニーソン。だが、ひとり息子が地元の麻薬組織に殺されたことで、除雪キャリアで身に付けた土地勘や体力、そして除雪車で敵を始末していくが、その復讐が思わぬ方向へと向かっていき…。1952年生まれ、北アイルランド出身。舞台俳優としてキャリアをスタートさせた後、『エクスカリバー』(’81)で映画デビュー。スティーブン・スピルバーグ監督『シンドラーのリスト』(’93)でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『マイケル・コリンズ』(’96)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、演技派俳優として台頭すると、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(’99)、『バットマン ビギンズ』(’05)などの超大作に出演して地位を確立する。近年は『96時間』シリーズや『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』『トレイン・ミッション』といったアクション映画への出演が多く、新たなファンを獲得。そのほか『愛についてのキンゼイ・レポート』(’04)、『特攻野郎Aチーム』(’10)、『バトルシップ』(’12)、『沈黙-サイレンス-』(’16)、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(’19)など多数。誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士な銀行強盗『さらば愛しきアウトロー』(7月12日公開)実在した紳士強盗ロバート・レッドフォード/フォレスト・タッカー役名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作として演じたのは、数々の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在したアウトロー、フォレスト・タッカー。ポケットに入れた拳銃はチラリと見せるだけ、誰ひとり傷つけることなく華麗な手口で銀行を襲う紳士的な姿は、盗まれた銀行員でさえも魅了されるほど!1936年、米カリフォルニア州生まれ。『明日に向って撃て!』(’69)、『スティング』(’73)でキャリアを邁進し、『大いなる勇者』『華麗なるギャツビー』『ナチュラル』『愛と哀しみの果て』『スパイ・ゲーム』、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』、さらに『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『ニュースの真相』など数々の名作に出演。『普通の人々』(’80)では監督業に進出し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞する。1981年にはサンダンス・インスティテュートを設立し、新進の脚本家や監督の支援と開拓、「サンダンス映画祭」の主催を行う。その功績を讃えられ、全米映画俳優組合賞生涯功労賞、アカデミー名誉賞を受賞。2016年には、当時のオバマ大統領より大統領自由勲章を授与され、2019年にはセザール賞名誉賞を授与されている。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.誰もがそれを知っている 2019年6月1日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年06月01日プロフィギュアスケーターの安藤美姫とフィギュアスケート男子のハビエル・フェルナンデス選手が14日、名古屋スポーツセンター(愛知)で行われたスケート教室に参加し、子供たちに指導した。2人は一部で破局が噂されたが、安藤は今月5日に映画のイベントに登場した際、破局説を否定していた。同教室には、地元・名古屋の5歳から14歳までの子供90人が集まり、前後半に分かれてプログラムを実施。最初に、講師のハビエル選手が「こんにちは。今日は楽しみましょう!少し、日本語が話せますから、たくさん子供たちと話したいです」と笑顔で挨拶すると歓声と拍手が。続いて、スペシャルゲストコーチとして安藤が登場すると再び大きな歓声が上がり、安藤は「元気!? リンクは寒いけど、元気だして楽しみながら滑りましょう!」と呼びかけた。安藤を先頭に、自分の美しいと思うフォームでリンクを自由に滑るウォーミングアップや、コーンを使ったステップの練習からスタート。途中、手本としてハビエル選手が片足でステップを踏み、「おー!」と子供たちから歓声が起こる一幕も。後半では、重心のバランスを鍛える練習を行い、安藤は子供たちに「下をむかないで! お腹を出さずに! そう! いい感じ! 美しいと思う姿で滑るの!」と熱い指導を行い、ハビエル選手も「日々、成長した自分を感じて! そして、成長した自分を忘れないで、また超えていこう!」と上達への道を語った。最後は、参加した子供たちへのプレゼントとして、安藤がスピン、ハビエル選手は華麗なジャンプを披露。2人のパフォーマンスに会場からはこの日一番の大きな歓声と拍手が起こった。その後、参加者全員との記念写真を撮り終え、リンクを去ろうとする2人を子供たちが取り囲み、安藤は「ありがとう!」と笑顔で一人ずつ握手をしたり、ハビエル選手は「またね!」と日本語で話しかけるなど、子供たちと触れ合いながらリンクを後にした。ハビエル選手は、スケート教室の前に行われた会見で、平昌オリンピックについて「メダルを獲得したいです」とコメント。「日本には、羽生選手や宇野選手といった素晴らしい選手がいて、私はその中で戦っていくことになります。そんな素晴らしい選手たちと争い、チャンピオンになりたいと思っています」と語った。
2017年06月15日かつて指揮していたリーガ・エスパニョーラのサラゴサで、八百長試合に関与したとして告発された日本代表のハビエル・アギーレ監督。疑惑を全面否定するメキシコ人指揮官を日本サッカー協会(JFA)も信頼する中で、それでも浮かび上がる3つの疑問に迫る。○手詰まりで身動きが取れないJFA■疑問(1) 日本協会の対応はなぜ鈍く映るのかスペインの司法制度は日本と異なり、告発された段階ではまだ"シロ"である。スペイン検察庁の反汚職課からの告発を、バレンシア裁判所が受理してから本格的な捜査がスタート。証人喚問などを経て嫌疑が十分と見なされればアギーレ監督は起訴され、「容疑者」として裁判に臨む。しかし、告発後のJFAの対応は遅きに失した感が否めない。大仁邦彌会長が公の場で初めてメディアの取材に応じたのが、スペインの検察当局の告発より3日後の12月18日。前代未聞の事態に揺れる中で、JFAの副会長も兼ねるJリーグの村井満チェアマンは、起訴に至れば「重大な問題になると思う」と危機感を募らせている。「Jリーグは興行として夢を売る役割があり、そこは敏感になる。日本サッカー協会も問題が明確になれば、毅然(きぜん)とした態度を取るでしょう」。村井チェアマンの言う「そこ」とは「八百長」であり、「毅然(きぜん)とした態度」とは「契約解除」となる。しかし、裁判の判決が下される前に解任されれば、アギーレ氏が名誉毀損(きそん)でJFAを訴える可能性も出てくる。「イメージが悪いから」という理由で"シロ"の指揮官を更迭したとなれば、海外のサッカー界から日本へ批判的な視線が向けられることになる。自ら八百長を認める形になるため、アギーレ監督もJFAからの辞任勧告などを受け入れないはずだ。JFAの対応が鈍く映る理由は、小倉純二名誉会長が発したこの言葉に集約されている。「手の打ちようがない」。○腑に落ちない原専務理事の反論■疑問(2) 契約前に十分に素性を洗ったかアギーレ監督招聘(しょうへい)の中心的な役割を担ったJFAの原博実専務理事が、告発後で初めて記者会見に応じた18日にはこんな質問が飛んでいる。「アギーレ監督の身体検査が疎(おろそ)かだったのではないか。世界中に恥をさらしている」。4年越しのラブコールを実らせてアギーレ監督との契約を結んだ原専務理事は、やや色をなして反論している。「この疑惑がスペインの新聞で報じられたのが(アギーレ監督就任後の)今年の9月。八百長の告発自体がスペインでは初めてのケース。本人が『わからない』と言っているのに、(クロと)決めつけていいのでしょうか」。要するに「事前にわかりようがない」ということか。ただ、自身に任命責任が及ぶ事態を避けるかのような対応にも見えた。しかし、すでに2013年6月の段階で、スペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長が八百長疑惑を警察へ報告。検察当局が2011年5月に行われたシーズン最終戦でサラゴサが勝利し、1部残留を決めた試合の調査に乗り出した結果、今回の大量告発に至った。この事実を見落としていた、あるいは意中の人物だからと盲信していたとすれば、アギーレ監督との契約は拙速だったと言わざるを得ない。○待望の日本人監督へ、機は熟した■疑問(3) 後任監督候補になぜ日本人がいないのか続投が発表されているアギーレ監督だが、すでにメディアの間では後任人事を巡る報道がかまびすしい。待望論が強いのは、現役と監督を含めて14年という時間を日本に刻んだドラガン・ストイコビッチ氏。現在は自宅のあるフランス・パリで英気を養っているものの、日本代表監督就任への意欲は強い。名古屋グランパスの監督を退任してからまだ1年あまりで、日本のサッカー事情に対するブランクもほとんどないだろう。2015年6月からは、ワールドカップ・ロシア大会出場をかけたアジア予選が始まる。活動時間が限られる代表チームの宿命を考えれば、日本人選手の特徴を熟知し、日本サッカー界にも精通している点が大きな条件になってくる。1998年のワールドカップ・フランス大会出場をかけたアジア最終予選中に加茂周監督が更迭されて以来、スクランブル就任の岡田武史監督を除くと、すべてが外国人の指揮官だった。こうした現状において、選定・交渉に当たるJFAの技術委員会内には、「いつかは日本人監督で」という悲願がある。ただ、プロ化以降の歴史がまだ浅く、ヨーロッパのクラブに所属する選手が年々増えてきているのが日本サッカー界の現状。ワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグをはじめとする大舞台での経験や実績を代表監督に求めてきたのは、指導にカリスマ性や説得力を持たせるためだ。しかし、アギーレ監督に最悪の事態が生じた場合、代表監督を探す過程でこうした経験や実績を度外視する決断も求められてくるかもしれない。サンフレッチェ広島を連覇させた森保一、ガンバ大阪を史上2チーム目の三冠獲得に導いた長谷川健太両監督を筆頭として、数多くの優秀な日本人指導者がすでに育っている。機は熟しつつあるのだ。○サポーターが失望する「疑惑が悪いのでしょうか」舞台が法廷闘争に移れば、結審まで数年かかるとされる。日本とスペインとを頻繁に行き来すれば代表監督の仕事に支障をきたすおそれもあるし、「ダーティーなイメージがあるから」と、日本代表のマッチメークでも断られるケースも生じるかもしれない。不安材料はいくつもある。何よりも残念なのは、日本代表を中心とするコミュニティーが大きく揺らいでしまったことだ。コミュニティーにはサポーターやファン、テレビや新聞をはじめとするメディア、キリングループやアディダスジャパンをはじめとするスポンサー企業、そしてもちろんJFAも含まれる。全員の思いが長い時間をかけて巨大なベクトルと化し、同じ夢を描きながら日の丸を背負って戦う選手たちを後押ししてきた。しかし、こうした状況が続く中で、いままでと変わらずに一体となって、心の底から日本代表を応援できるだろうか。選手たちも集中して戦いに臨めるだろうか。原専務理事は記者会見でこんな言葉も発している。「疑惑をかけられたことがすべて悪いのでしょうか」。開き直ったかのような印象を与えるし、JFAの最高議決機関である理事会でもアギーレ監督の問題に関して批判すら起こらなかった。「組織として機能しているのか」という疑問すらもわいてくる。裁判の原則である「疑わしきは罰せず」の精神は、もちろん尊重されなければならない。一方では「火のないところに煙は立たない」とも言われるように、代表監督が八百長疑惑の対象となった事実もまた重く受け止める必要がある。もやもやした思いが晴れない理由がここにある。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2014年12月25日11月5日、ハビエル・アギーレ監督が『キリンチャレンジカップ2014』に臨む日本代表メンバー23名を発表した。これまでの4試合とは選手選考の基準が変わった。過去4戦は来年1月の『アジアカップ』を睨み、選手を試すテストマッチと位置づけていたが、11月14日(金)・ホンジュラス戦・豊田スタジアム、11月18日(火)・オーストラリア戦・ヤンマースタジアム長居では、結果を求める。指揮官は「この2試合は何かを試す試合ではない。勝ちに行く」とキッパリ。メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(スタンダール・リエージュ)/東口順昭(G大阪)/西川周作(浦和)【DF】森重真人(F東京)/太田宏介(F東京)/内田篤人(シャルケ)/吉田麻也(サウサンプトン)/塩谷司(広島)/酒井高徳(シュツットガルト)/昌子源(鹿島)/松原健(新潟)【MF】遠藤保仁(G大阪)/今野泰幸(G大阪)/長谷部誠(フランクフルト)/香川真司(ドルトムント)/田口泰士(名古屋)/柴崎岳(鹿島)【FW】豊田陽平(鳥栖)/岡崎慎司(マインツ)/本田圭佑(ミラン)/小林悠(川崎F)/乾貴士(フランクフルト)/武藤嘉紀(F東京)『W杯』メンバーの遠藤と今野のベテラン勢が代表復帰を果たした。初采配以来、若手を抜擢してきたアギーレだが、「サッカーで重要なのは質であり、年齢ではない」と語った。さらに「彼らは今季素晴らしいシーズンを送っている。毎週のゲームでベストプレイヤーに選ばれるほどの活躍を見せている。フィジカルコンディションもいい」と続けた。クラブでのパフォーマンスが良ければ、代表に選ばれる。事実、得点ランクトップタイの豊田も代表復帰を果たした。「彼は違ったものを代表にもたらしてくれる。パワフルで空中戦に強い。Jリーグでも15得点取っている。代表に呼ぶべき選手だ」(アギーレ)。代表からの引退を考えた内田も再び代表の戦闘服に袖を通す。アギーレ監督も「今シャルケでやっていること、今まで代表でやってきたことをやってほしい」と期待を寄せた。本田や岡崎、香川といったこれまでの主力とともに、アギーレのテストを生き残った新たなコアメンバー・武藤、柴崎も名を連ねる。アギーレジャパンの初陣前夜に離脱した長谷部や前回ケガで代表を辞退した吉田も再び選ばれた。『アジア杯』連覇を目指す、メンバーはほぼ固まっている。「1、2点考えないといけないポジションはあるが、私の頭の中でベースはある。メンバーは80、90%決まっている」今回のメンバーはこの2試合でその地位を磐石にしたいところだろう。メンバーに選ばれなかった国内組は、残り3試合となったJリーグで結果を残すのみだ。アギーレは「すべての選手に代表の扉は開かれている」と語り、高いパフォーマンスを見せ続ける選手を選んできた。『アジア杯』メンバーへの可能性はまだゼロではない。『キリンチャレンジカップ2014』のチケットは予定枚数終了。
2014年11月05日ハビエル・アギーレ日本代表監督は、就任会見で「国内外すべての選手に代表の扉は開かれている」とメッセージを送った。事実、Jリーグで活躍している選手、将来性のある若い選手を選出してきた。前任のアルベルト・ザッケローニ監督には、明確な序列があった。代表選手の内訳は『ブラジルW杯』では国内組11人、アギーレが初采配を振るった9月は同11人、10月は13人となっている。スタメンを見れば、違いは明白だ。『W杯』初戦・コートジボワール戦の国内組の先発は2人だけだったが、アギーレ監督が就任後の4試合は3人、3人、5人、7人と増加の一途にある。海外組か国内組かという議論ではない。10月・ブラジル戦を選考の場にした疑問の声も多いが、メンバー内で競争があるのは健全である。何より、Jリーグで高いパフォーマンスを見せ続けたり、経験がなくとも若い選手が才能の一端を垣間見せれば、代表に選ばれるという事実が持つ意味は大きい。9月にはリーグ戦に8試合しか出場していないルーキー・皆川佑介(サンフレッチェ広島)や今季出場4試合だったDF・坂井達弥(サガン鳥栖)がサプライズ選出された。10月は得点を量産していた小林悠(川崎フロンターレ)や4年目にして鹿島アントラーズの最終ラインの定位置を確保した昌子源(後にケガで辞退)、DFながら得点能力を発揮していた塩谷司(広島)が初選出された。また、9月には選出漏れした『W杯』メンバーのGK・権田修一は、FC東京の14試合連続無敗の原動力となり、10月には代表復帰を果たした。『W杯』でも吉田麻也とCBを組んだ森重真人(F東京)はアンカー、そしてCBとして、唯一4試合すべてに先発出場を果たしている。インサイドハーフの柴崎岳(鹿島)とウイングの武藤嘉紀(F東京)は、一躍アギーレジャパンのキーパーソンに名乗り出た。次の柴崎、次の武藤はまだまだいる。高いシュート技術を誇る宇佐美貴史(ガンバ大阪)の日本代表待望論は根強い。インサイドハーフに守備力を求めるアギーレ監督にとって、米本拓司(F東京)は最適な人材と言える。相手DFをぶっちぎる韋駄天・永井謙佑(名古屋グランパス)を推す声も少なくない。U-21日本代表の攻撃の核となった大島僚太(川崎F)、U-19日本代表の攻撃を司った南野拓実(セレッソ大阪)らも次のステージを睨んで虎視眈々だ。選手たちは日本代表に選ばれるために、Jリーグを戦うわけではない。だが、Jリーグでの活躍がなければ、日本代表への道がないことも知っている。終盤戦を迎えるJ1リーグ戦が11月のホンジュラス戦、オーストラリア戦、そして来年1月の『アジアカップ』につながる。
2014年10月24日ハビエル・バルデムが『パイレーツ・オブ・カリビアン5(原題)』への出演を交渉しているようだ。役柄は悪役で、詳しいことは明らかになっていないが、幽霊の海賊で、ジャック・スパロウの船と衝突することになるという設定らしい。『パイレーツ5』は、来年1月の撮影開始を目指し、すでにオーストラリアで撮影準備が始まっている。今作には、シリーズ1~3作目に出演したオーランド・ブルームに当たるような若手男優を出してくるつもりで、現在、そのキャスティングが行われているという。北米公開は2017年7月7日。バルデムの最新作は昨年の『悪の法則』。次回作はショーン・ペンと共演する『The Gunman(原題)』で、北米公開は来年2月。文:猿渡由紀
2014年10月15日10月1日、アギーレ監督は新潟でのジャマイカ戦、シンガポールでのブラジル戦と2連戦に臨む日本代表メンバーを発表した。キリンチャレンジカップ2014 チケット情報初選出3人、復帰組5人と前回メンバーから8人を入れ替えたアギーレ監督は「日本代表は今状態のいい選手を選ばなくてはいけない。また『アジア杯』まで4試合ある。その中で多くの選手を見てみたい。前回呼ばれて今回選ばれていない選手は一層の努力をして、代表に戻ってきてほしい」と語った。メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(スタンダール・リエージュ)/西川周作(浦和)/権田修一(F東京)【DF】水本裕貴(広島)/長友佑都(インテル)/太田宏介(F東京)/西大伍(鹿島)/吉田麻也(サウサンプトン)/塩谷司(広島)/酒井高徳(シュツットガルト)/昌子源(鹿島)【MF】細貝萌(ヘルタ・ベルリン)/森重真人(F東京)/田中順也(スポルティング)/香川真司(ドルトムント)/森岡亮太(神戸)/柴崎岳(鹿島)【FW】岡崎慎司(マインツ)/本田圭佑(ミラン)/ハーフナー・マイク(コルドバ)/小林悠(川崎F)/柿谷曜一朗(バーゼル)/武藤嘉紀(F東京)指揮官はベネズエラ戦でゴールを決め、“新しい血”と評した武藤に続く、新戦力について言及した。「(塩谷と昌子は)いいシーズンを送っている。小林もゴールを決めている。日本代表で直接見てみたいと思った。Jリーグで見せているレベルを国際試合で見せられるか、この2試合で確認したい」『ブラジルW杯』で10番を背負った香川への期待感も口にした。「前回も代表のリストに載っていたが、不運なことにケガで合流できなかった。彼は非常に能力の高い選手。ピッチ上でたくさんの解決策を持っている。攻撃だけではなく、守備での貢献もできるオールラウンドな選手。彼はFWでもMFでもプレーできるが、基本的には4-3-3の中盤の選手として見ている」また、所属するFC東京ではCBを務める森重のアンカー起用についても、説明した。「基本は4-3-3だが、ボールを持った時には3-4-3になる。その時、ポリバレントな選手である森重の存在が重要」。さらにアギーレ監督は、森重のライバルに細貝の名を挙げた。2012年に0-4、2013年に0-3と大敗続きのブラジルとの対戦にも、アギーレ監督は「世界トップクラスのチームと戦うことで日本代表の成長に繋がる。難しい試合になるが、この逆境に立ち向かいたい」とコメントした。『キリンチャレンジカップ2014』は10月に続き、11月にも2連戦が控える。10月10日(金)・日本代表×ジャマイカ代表・デンカビッグスワンスタジアムはチケット発売中。11月14日(金)・日本代表×ホンジュラス代表・豊田スタジアム、11月18日(火)・日本代表×オーストラリア代表・ヤンマースタジアム長居は10月4日(土)一般販売。
2014年10月01日キャメロン・ディアスとペネロペ・クルスが女の魔性と純真を体現し、ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ハビエル・バルデムが男の切なさや愚かさを滲ませる心理サスペンス『悪の法則』。力強い女性像は、リドリー・スコット監督作の代表として印象付けるが、群を抜いて妖艶で謎めいた雰囲気を漂わせるキャラクターを披露したのが、大女優キャメロンだ。この度、その魔性の女っぷりが確認できる映像がどこよりも早くシネマカフェに到着した。すべての始まりは、若くハンサムで有能な弁護士が、出来心で裏社会のビジネスに手を染めたことだった。美しいフィアンセとの輝かしい未来を夢見たその欲望は、周囲のセレブリティたちを否応なく危険な事態に巻き込み、彼らの虚飾に満ちた日常を揺るがしていく。しかし彼らは、まだ気づいていなかった。自分たちがこの世の闇に渦巻く“悪の法則”に魅入られ、もはや逃れようのない戦慄の罠に絡め取られてしまったことに…。キャメロンは、ハビエル演じるカウンセラーの友人の派手好きな実業家ライナーの豪邸に住むミステリアスな愛人・マルキナ役を熱演。公開された映像では「懐かしむって、失ったものが戻るように願うこと。でも、戻らない。真実に温度などないんだから。」と真顔で冷静に言い放つキャメロンの姿。それを聞いたハビエルも凍りついた表情を見せている。コメディやドラマでキュートな笑顔が魅力的な彼女だが、本作では、いままでスクリーン上で見たことのない氷のような冷酷なキャラクターとして新境地を切り開いているようだ。マルキナという女性についてキャメロンは、「マルキナは社会病質者で、とても頭が切れる人。彼女はどんなことでもやれる。マルキナには人間らしさはまったくないの。彼女が常に自問していることは、どうやって自分にふさわしいものを手にできるか?何が自分のものになるか?それ以外のことは何一つ、誰のことも気にならない。彼女が望んでいるのは全てのことからもっと多くを奪うということだけ。マルキナはあらゆる男のパワーを取り上げて吸いつくすの」とコメント。従来のイメージを根底から覆す異色のキャラクターに挑んだスター俳優たちが、大胆に挑発するセクシュアルな魅力を披露する本作。眩い陽差しと漆黒の夜が鮮烈なコントラストを成すアメリカ南西部を舞台に、魔性の女と化すキャメロンの姿をチェックしてみて。『悪の法則』は11月15日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悪の法則 2013年11月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年10月10日今月23日(現地時間)、イギリスのチャールズ皇太子夫妻を招いたロンドン・プレミアが開催された『007 スカイフォール』(12月1日公開)で悪役を演じたハビエル・バルデムが、役作りのためにコンピュータの猛特訓を受けていたことを明かした。『007スカイフォール』でコンピュータを駆使する悪役ラウル・シルヴァを演じたハビエルだが、実生活ではPCは大の苦手。いまでもEメールより手書きの手紙の方を好んでいる。映画のプロモーションでイギリスのトーク番組「Lorraine」に出演したハビエルは、「僕の演じた役はコンピュータが大きな役割を占めるので、(スタッフから)たくさん説明を受けたよ」と語った。「何しろ、僕にとってEメールを書くのはロケット科学を研究するようなものだから」。「人生は短いんだから、もっと真剣に向き合わないと」と言うハビエルはテクノロジーの進化にあまり興味がないばかりか、よく思っていない様子。手書きの手紙について、「以前に比べて書く機会は減ったけど、いまも書いているよ。手書きのものって、みんなが懐かしがっているものじゃないかな?それも特別な機会に送られるものが」。(text:Yuki Tominaga)© Press Association/AFLO■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月29日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる映画『007 スカイフォール』で、悪役“シルヴァ”を演じるハビエル・バルデムの登場シーンの写真がこのほど公開された。その他の写真本作は、『007』シリーズ生誕50周年を飾る記念すべき23作目。ボンドの上司“M”を引き続きジュディ・デンチが、ボンドの特殊アイテムを発明する“Q”をベン・ウィショーが演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のサム・メンデス氏が監督を務める。詳細なストーリーはまだ明らかになっていないが、本作でバルデムが演じるのは、ボンドも所属するイギリス情報局秘密情報部(MI6)にかつて籍を置き、その内部事情に精通した謎の男シルヴァ。すでに公開されている予告編映像では、“M”と過去に何らかの確執があり、MI6の壊滅を目論んでいるようだ。『007』シリーズ歴代の悪役といえば、さまざまな俳優が演じてきた犯罪組織“スペクター”のNo.1・ブロフェルド。そのほか、リチャード・キールが演じた“殺されない悪役”のジョーズなど、個性が際立つキャラクターが多く登場してきた。本作の予告編映像で、ボンドがシルヴァに会おうとする場面では、シルヴァの部下らしき女性が「どれだけの恐怖を知ってる? ボスの怖さは知らないはずよ」と警告する。『ノーカントリー』でオカッパ頭の殺し屋アントン・シガーを怪演し、アカデミー助演男優賞を受賞したバルデムが、どんな“恐怖”をボンドに与えることになるのか? シリーズ最強にして最凶の敵の出現を期待したい。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年09月27日今月27日、スペイン版のウォーク・オブ・フェイムが首都マドリッドに誕生し、ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻をはじめ、スペインを代表する映画関係者25人の名前が刻まれた星型のプレート除幕セレモニーが行われた。夫妻を何度もキャスティングしてきたペドロ・アルモドバル監督もスペイン映画アカデミー創立25周年を記念したこのイベントに出席。マドリッドの中心地にあるマルティン・デ・ロス・エロス通りは周辺にアートハウス系の映画館や映画関連書店が多い、映画ファンにはなじみある場所だ。ハリウッドでも活躍中のアントニオ・バンデラスや女優のマリサ・パレデスなど俳優16人、アレハンドロ・アメナーバル、カルロス・サウラ、いまは亡きルイス・ブニュエルなどスペインを代表する監督9人の計25人のプレートが設置されたが、今後も年に1、2枚ずつプレートを増やしていく予定だという。(text:Yuki Tominaga)写真はセレモニーの様子。右からハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、ペドロ・アルモドバル監督。© Splash/AFLO■関連作品:ドン・ジョヴァンニ天才劇作家とモーツァルトの出会い 2010年4月10日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマにて公開© 2009: Edelweiss Production (Italia), Intervenciones Novo Film 2006, AIE e Radio Plus (Spagna)アレクサンドリア 2011年3月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて順次公開© 2009 MOD Producciones,S.L.ALL Rights Reserved.長ぐつをはいたネコ 2012年、全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.抱擁のかけら 2010年2月6日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Juan GattiEl Deseoパイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.BIUTIFULビューティフル 2011年6月25日よりTOHシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Menageatroz S. de R.L. de C.V., Mod Producciones S.L., Ikiru Films S.L.■関連記事:『カーズ2』全米初登場1位!初日興収はディズニー/ピクサー史上第2位!【ハリウッドより愛をこめて】公開直前、期待と混乱?ゆれる『ハリポタ』ファン【ハリウッドより愛をこめて】セレブ妊娠ブーム到来?最もセクシーな彼女の相手は…ハビエル・バルデム主演!『ビューティフル』試写会に20組40名様ご招待和製ジャック・スパロウを演じてほしい俳優1位は水嶋ヒロ!キムタクらもランクイン
2011年06月29日スペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞授賞式が13日、マドリッドで開催され、『Biutifulビューティフル』で最優秀主演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが、賞を妻のペネロペ・クルスと生まれたばかりの息子に捧げるとスピーチで語った。私生活についてはペネロペ共々、公の場で語ることはほとんどないバルデムだが、この日は特別。「この賞は同業者の仲間たちからの温かいハグと支援によるものです。それは俳優にとって一番大切なものです」と5個目(主演男優賞4回、助演男優賞1回)となるゴヤ賞のトロフィーを片手に語った後、「この賞を毎日私を覚醒させ、笑顔にさせてくれる妻と息子に捧げます」と付け加えた。ハビエルとペネロペは昨夏に結婚、先月22日に第一子となる息子が誕生し、レオ・エンシナス・クルスと名づけられたらしい。ハビエルは27日に授賞式が行われる第83回アカデミー賞でも『Biutifulビューティフル』で最優秀主演男優賞候補のひとり選出されている。(text:Yuki Tominaga)写真は写真はゴヤ映画祭に出席したハビエル・バルデム。© Target Press/AFLO特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:Biutifulビューティフル 2011年初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Menageatroz S. de R.L. de C.V., Mod Producciones S.L., Ikiru Films S.L.■関連記事:ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻に第一子の男児が誕生!
2011年02月17日昨年7月にハビエル・バルデムと結婚したペネロペ・クルスが22日、ロサンゼルスのセダーズ・サイナイ病院で第一子となる男児を出産した。まだ息子の名前は決めていないそうだが、スペインの芸能誌「HOLA!」によると、ペネロペの母親や弟のエドゥアルド、妹のモニカと彼女の恋人で俳優のアレックス・ゴンサレスも出産に立ち合ったという。ハビエルの母親はマドリッドからロサンゼルスに飛び、24日に孫と対面したそうだ。ハビエルとペネロペの生活の拠点はマドリッドで、当初はマドリッドでの出産を予定していたが、昨年のクリスマス休暇をロサンゼルスで過ごしたことで、夫妻の考えが変わった。その理由は、L.A.で出産することによって息子にスペインとアメリカの2つの国籍を持たせたかったからだという。ハビエルは二世誕生の翌日には、『Biutiful ビューティフル』でオスカー主演男優賞にノミネート、という吉報も飛び込んできた。(text:Yuki Tominaga)写真は昨年末にNBA観戦を楽しむペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻。© AP/AFLO■関連作品:第83回アカデミー賞 [アワード]Biutifulビューティフル 2011年初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Menageatroz S. de R.L. de C.V., Mod Producciones S.L., Ikiru Films S.L.■関連記事:ナタリー・ポートマンにコリン・ファース、オスカー候補たちが喜びのコメント発表波乱含み(?)オスカー候補発表『英国王のスピーチ』最多12部門『告白』は落選オスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞ナタリー・ポートマン、産休中はポップコーン片手にTV鑑賞を計画中英国アカデミー賞ノミネーション発表、『英国王のスピーチ』が最多14部門で候補に
2011年01月27日先週、妊娠4か月半であることが明らかになったペネロペ・クルスの夫、ハビエル・バルデムが沈黙を破り、父親になる喜びをローマで語った。日本でも公開中の『食べて、祈って、恋をして』のイタリア公開にあわせてローマで行われた記者会見に出席したハビエルは、妻の妊娠について「事実です。とても嬉しい」と簡潔に述べると、「これ以上は言わせないで」と集まった記者たちを牽制。イタリアの新聞記者が「お子さんの名前はもう決めましたか?」と食い下がると、「いや、まだです」と答えた。41歳にして初めてパパになるハビエルは7月にペネロペと結婚したばかり。仕事と家庭を両立させる秘訣は?という質問には「アドバイスをするには時期尚早。まだ分からない。たぶん、近いうちに分かると思うけどね」と返答。ペネロペは現在、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第4弾の『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』(原題)を撮影中だが、先週、ハビエルの主演作『Biutiful』(原題)のプロモーションでパリに赴いた際には同行するなど、夫妻はできるだけ一緒に過ごす努力をしているようだ。(text:Yuki Tominaga)© Newscom/AFLO■関連作品:食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:旅したいロケ地を投票!『食べて、祈って、恋をして』Tシャツを5名様プレゼント字幕翻訳コンクール開催記念!『食べて、祈って、恋をして』鑑賞券を20組40名様プレゼントジュリア・ロバーツが「コンニチハ!」ジャパン・プレミアの模様を動画でお届けジュリア浴衣風ドレスで日本の“夏祭り初体験”ジュリアトップ女優でいる秘訣は「教えられないわ!」
2010年09月21日ジュリア・ロバーツの最新作『食べて、祈って、恋をして』のニューヨーク・プレミアが10日、ジーグフェルド・シアターで開催され、ジュリアや共演のハビエル・バルデム、ライアン・マーフィー監督らが出席した。ジュリアはステラ・マッカーシーの黒いジャケットを羽織り、同系色のショートパンツから長い脚をのぞかせるスタイルで登場。そんなジュリアについてハビエルは「撮影現場のセットに彼女と一緒に入った途端、心からリラックスできた」と「バンクーバー・サン」紙の取材に応え、「共演者がクリエイティブで知的で寛大な人だと思えるのは、どんな俳優にとっても大きな意味を持つんだ」とジュリアを絶賛した。ジュリアは『食べて、祈って、恋をして』のプロモーションで来週18日(水)、ついに初来日を果たす。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:ジュリア・ロバーツ、最新主演作の影響でヒンズー教徒に改宗ジュリア初来日『食べて、祈って、恋をして』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待意外や初!ジュリア・ロバーツ『食べて、祈って、恋をして』で来日が決定映画界にもスピリチュアルの波?『瞬』でロケ地&パワースポット巡るツアーも!ハビエル・バルデムとジュリア・ロバーツがバリで…“おひとり様”必見の話題作撮影
2010年08月12日今年に入ってゴールイン間近と伝えられていたペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが今月初めにバハマで挙式していたことが、ペネロペの広報担当によって明らかになった。バハマの友人宅に家族だけを招いた内輪の結婚式で、ペネロペは長年の友人であるデザイナー、ジョン・ガリアーノがデザインしたウエディングドレスを着たという。昨年から、ペネロペがウエディング・ドレス制作にとりかかったと報じられ、2人の母国スペインのブランド、ハウス・オブ・バレンシアガやミック・ジャガーの恋人のデザイナーの名前が挙げられていたが、結局どちらでもなく、ペネロペが2006年のカンヌ国際映画祭に出席した際に着用したドレスをデザインしたガリアーノ氏のドレスを選んだというわけ。2人は1992年、ビガス・ルナ監督の『ハモンハモン』で共演しているが、恋愛関係になったのはウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』(’08)で再び共演したのがきっかけ。同作でペネロペはアカデミー賞助演女優賞を受賞、ハビエルは前年に『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞、とハリウッドでも成功を収めているスター・カップルの末長い幸せを祈りたい。(text:Yuki Tominaga)©: AFLO■関連作品:それでも恋するバルセロナ 2009年6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.ノーカントリー 2008年3月15日よりシャンテシネほか全国にて公開© 2007 Paramount Vantage, A PARAMOUNT PICTURES company. All Rights Reserved.■関連記事:ペネロペ・クルスインタビュー アルモドバルが公私で(?)認めたスペインの至宝ペネロペ・クルスに12月挙式説。ウェディング・ドレスはバレンシアガ担当か?ペネロペ・クルス×スカーレット・ヨハンソン『それでも恋するバルセロナ』試写会に25組50名様ご招待ペネロペ・クルス×アルモドバル監督『抱擁のかけら』日本版ポスター解禁!ペネロペ・クルス、ゆったり目の服装に妊娠4か月の報道も
2010年07月15日