「好きなら付き合いたい」女性はそう思いますよね。でも、男性のなかには、「好きだけど付き合いたくない」と思ってしまう「彼女にしたくない」タイプの女性がいるようです。女性からしたら理解不可能な男性の心理ですよね。そこで今回は、「好きだけど彼女にしたくない」女性の特徴と男性の本音をご紹介します。好きだけど彼女にしたくない女性の特徴3選「好きだけれど彼女にしたくない」と思う男性の心理は、一見男性に問題があるように思うかもしれませんが、実は女性の考え方や普段の行動で、男性をそのように思わせてしまっていることもあります。こちらでは、「好きだけど彼女にしたくない」と男性が思ってしまう女性の特徴について詳しく解説していきます。例を3つご紹介するので、自分に当てはまるものがないかぜひ参考にしてみてください。(1) 価値観がかけ離れている女性価値観が似ている女性と一緒にいると楽しくて、もっと一緒にいたいと思い、将来的なことを考える人は多いでしょう。しかし、価値観があまりにもかけ離れている相手だと、彼女にすると窮屈な思いをしたり、しんどい思いをすると考えるようです。性格は似ていなくてもお互いに補えることも多いですが、価値観は同じもしくは近い人がいいと言えるでしょう。(2) 結婚願望に温度差がある女性女性は交際をする際、結婚など先の将来のことまで考える人が多いですが、男性は目の前の目標をその時その時で考えていく人が多いようです。お付き合いをする前から結婚の話や子どもの話など将来のことを話す女性は、男性からすれば重いと感じてしまいます。結婚願望に差がある女性とは、なかなか付き合うことに踏み切れず「好きだけど彼女にしたくない」と距離を置いてしまうこともあるようです。(3) 独占欲が強すぎる女性好きになった男性のことを独占したいという思いが強く、相手のことを全て知らないと気がすまないタイプの女性です。彼のことを探ったり、付き合ってもないのに束縛してしまうという人もいるのではないでしょうか。男性はどちらかというと束縛を嫌い自由を好みますので、独占欲が強いとわかっている女性と付き合おうとしないのは自然な流れとも言えるでしょう。「好きだけど彼女にしたくない」と思う男性の本音3選では、「好きだけれど彼女にしたくない」と考える男性はどのような心理なのでしょうか。こちらでは好きだけど彼女にしたくないと思っている男性の本音を3つご紹介します。彼の心の中がわからず悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。(1) 他の女性と遊びたい男性のなかには好きな人がいても、他の女性も見たい、他の女性と遊びたいと考える人がいます。好きだからといって彼女にしてしまうと他の女性と遊ぶことが出来なくなることから、特定の女性との交際を避けようとするのです。自分だけを見てもらえるような魅力的な女性を目指すようにしましょう。(2) 自分の時間を大切にしたい趣味を多く持っている男性や、自分ひとりの時間を大切にしている男性にとっては、彼女を作ることで、定期的に連絡をとったり、お互いのスケジュールを合わせてデートすることに対して、苦痛を感じるという人もいるようです。(3) そもそも結婚や恋愛に興味がない男性の中には結婚に対して全く興味がないという人や、恋愛に興味がない人もいることから、なかなかお付き合いに発展することがないという人もいるようです。外見がかっこよかったり、性格がいいのに交際経験があまりないという男性には要注意です。素敵な男性ほど、決まった相手との恋愛を求めないという人もいるものです。好きだけど彼女にしたくないと思われないようにするためにも、彼の価値観や結婚観を尊重して、歩み寄れるように努力することも必要でしょう。それでもお付き合いに発展しない場合には、見極めるタイミングを逃さないようにしましょう。
2019年10月25日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、子どもに「お父さん・お母さん」と呼ばせるようにしていたエピソードをお届けします。わが家では、成長してから直すのが難しそうという理由で子どもに「パパ・ママ」と呼ばせず、「お父さん、お母さん」と呼ばせるようにしてきました。 「お父さん、お母さん」はやはり文字数が多く、言いづらいのか子どもが僕を呼ぶときは「これ!」と物のように呼ばれてきました。 保育園に入ると、周りの子や先生などの影響ですぐに「パパ、ママ」を覚えてきてしまいました。それまでの苦労がすっかり水の泡になってしまったのですが、子どもがうれしそうに「パパ」と呼んでくれると、こちらもとてもうれしく、「意地を張らないでもっと早く教えておけばよかったかな」とちょっと後悔もしましたね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2019年10月25日「ガルガル期」という言葉を知っていますか?女性が出産したあとに、動物的な本能から子どもを守るために気性が荒くなる時期のことを表す言葉で、インターネット上などで数年前から使われ始めたものです。今回はそんな産後の「ガルガル期」についてのアンケートをもとに、産後のつらい時期の乗り越え方について考えてみたいと思います。■7割以上は「ガルガル期」を経験アンケートでは、「産後のガルガル期」があったかどうか聞きました。その結果、「強くあった」、「少しあった」、「あった」と答えた人が合わせて71.9%となり、7割以上と多くのママとパパが産後のガルガル期を経験していることがわかりました。Q.「産後のガルガル期」あった?強くあった 34.1%少しあった 27.7%あった 10.1%ほとんどなかった 15.2%なかった 9.5%その他 3.3%■ガルガル期エピソード「赤ちゃんをとられる」多くのママたちが陥る「ガルガル期」。どのような気持ちを抱いているのか、アンケートに寄せられたコメントをもとに紹介していきましょう。「(親にとって)初孫だったからだと思いますが、やたらと干渉して毎日顔を見に来て、とられるような気がして、イライラしていましたね」(三重県 50代女性)「自分と血のつながりがない人はすべて敵。泣き止まない子どもを泣き止ませようと私の腕から取り上げた実母にすら『そうやって勝手に奪おうとするなら、おまえが最後まで育てろ!』と半狂乱になった」(神奈川県 40代女性)「生まれたとき、旦那側の親戚がみんな、『パパに似てるね』などと、全部あっち側に似てると言うからガルガルしました! 男の子だと、『跡取りだ』と言うのにもガルガルしました」(神奈川県 40代女性)このほかにも、「ぐずったときのなだめ方が母の方が上手で、勝手に自分がイライラしていた」というコメントも見られました。第一子の場合は、初めての子育てが大変だと感じるママやパパも多く、だれかの助けを必要とする場合もあるでしょう。ただ、産後のガルガル期に突入している場合には、周囲の助けをかえって苦痛に感じてしまう場合もあるようです。■ガルガル期エピソード「私の育て方に難癖つける気!?」また、ガルガルする理由のもう一つとして、「育児に口出しをされたくない」という思いも隠されていることがわかりました。「里帰りで実母にガルガルしました。二言目には『自分のときはこうだった』、『抱きぐせが付くから泣いても放っておけ』と。子育ての仕方は昔と変わってきているのに耳を貸さず、イライラしていました」(広島県 50代女性)「私の母にイライラガルガルしていました。『そんな抱き方じゃ赤ちゃんがかわいそう』とか、初出産で心の余裕もなかったので、素直に受け止めることもできませんでした」(東京都 40代女性)「娘が2、3ヶ月の頃に、顔に湿疹(しっしん)ができたんですが、それを夫に指摘されたときに思いっきりガン飛ばしてしまいました。『私の育て方に難癖つける気!?』って」(滋賀県 40代女性)毎日必死で赤ちゃんと向きあうお母さんたち、さらに初めての育児だと、どうやって育てればいいかわからないという不安のなかでも、育児の正解を探して必死でがんばっています。実母も娘の子育てをサポートしようと思っていたとしても、娘であるママから見るとあれやこれや口出しをされていると感じてしまい、思わずかみつきたくなってしまう気持ちも理解できます。子育ては人それぞれにやり方があり、それを押し付けられたと感じたときにママたちのストレスはとても大きなものとなっているようです。■ガルガル期エピソード「子どもは私が守る!」さらに、衛生面や世話の仕方への不安など、子どもを守りたいという思いがゆえに、周囲にガルガルしてしまうママもいるようです。「上の子たちが生まれた頃は、旦那のおばあちゃんのベッドに子どもを寝かされたりして、ものすごく腹が立った」(三重県 40代女性)「義母が口の中に入れた鶏肉をかんで食べさせようとしていた。3日前に買った硬いドーナツを食べさせようとしていたときは、ゾッとしました」(愛媛県 20代女性)「里帰り出産して、父が赤ちゃんを見ていると言うから任せてトイレに行ったら、大人用の羽布団をあごの下までかけて自分は別室に戻っていた。我慢できなくなり自宅に戻りました。子どもの命を守るために攻撃的になっていましたね」(神奈川県 40代女性)たしかに、大切な子どもを衛生面や安全面で危険に陥らせないでほしいというのは、どんなママでも感じることでしょう。筆者自身も初めての子どもを出産したあとは、義実家や実家などを訪れた際には、家族の子どもへの接し方に過剰なまでに目を光らせていた記憶があります。いまとなっては、「この子の命を守れるのは私だけ」という思いが発動し、やや暴走していたかもしれないと思いますが、当時はただ一生懸命だったことを記憶しています。■「ガルガル期」は悪なのか!?一方で、「ガルガル期」という言葉に関しては、そのネーミングに疑問の声が寄せられるとともに、そのこと自体には肯定的な意見も多く見られました。「『ガルガル期』と呼ぶのは産婦じゃない側ですよね。まわりに理解がある人がいたり、助けてくれる人がいたら、心配なく子育てに専念できたら、産婦がそんな呼ばれ方しないんだろうな、とつくづく思います」(千葉県 50代女性)「それだけわが子をいとおしい気持ちで育てていたのだと思う。子どもの命を守らなきゃという気持ちは、周りが敵だらけだと思う程。人間は動物なんですよ、しょせん。みんな子育て必死なのさ」(千葉県 40代女性)「『ガルガル』。私には何か嫌な言葉に聞こえます。子どもを授かったら守ろうとするのは当然では?」(北海道 40代女性)産後の母親を、本能的な動物が牙をむく様子に例えて「ガルガル期」と呼ぶことについて、否定的な声も見られました。また、母親になって子どもを守りたいという気持ちからガルガルしてしまうことは、そもそも当然のことではないかという指摘の意見も集まっていました。どうしても「ガルガル期」というネーミングから、当事者にとっては産後のデリケートなママたちの状態を揶揄(やゆ)されているような不快な気分になってしまう人もいるかもしれません。産後は、それまでの生活スタイルや対人関係がガラッと変わり、何が起きるかわからない赤ちゃんとの生活が続いていくため、ママたちは身体的にも精神的にも疲弊します。それでも、子どもを守らなければならないと、がんばりすぎてしまうがゆえに「ガルガル期」に突入してしまう場合も多くあり、それは当然のこととも言えそうです。「ガルガル期」、どう乗り越えた?ここまで紹介してきたガルガル期の子育て家庭の実態ですが、どうすればガルガル期を回避する、もしくは乗り越えていけるのでしょうか。ママやパパが少しでも楽になれる方法はあるのか、アンケートの答えから、ヒントを探しましょう。<その1、周囲に協力を仰ぐ>●まわりに「ガルガル期」を説明し、大変さをわかってもらう●出産後は不安が大きいので、親など周囲の人に配慮してもらえるようお願いする<その2、周囲の子育ての意見は聞き流す>●実母、義母の子育ての話はあまり受け止めないようにして、聞き流す<その3、前もって産後の状態を予測しておく>●「ガルガル期」いうものがあることを事前に自分もパパも理解しておく<その4、同じ立場のママ友と交流する>●同じ立場のお母さんと話したり、遊んだりして心を和ませる<その5、時が過ぎるのを待つ>●産後半年くらい過ぎて、気持ちが落ち着いてきて自然に冷静になれる。いつか絶対落ち着く時がくるどのコメントも、自らの育児経験が反映され、先輩ママたちの重みのある言葉が残されています。「ガルガル期」で周囲の人だけでなく、ママ自身もつらい思いをしないために、こうしたアドバイスも心にとめておきたいですね。「完璧な育児」を自分に課してしまうと、ママ自身の疲弊も激しくなり、さらに自分自身にも他人にも厳しくなってしまうかもしれません。コメントを読むと、「赤ちゃんの命を私が預かっている」と責任感を一手に引き受けてしまうママほど感じやすいようにも思います。でもこれまで生きてきて、これほどひとつの命に一生懸命になり、愛情を注いだことはなかったのではないでしょうか。こう考えると、「ガルガル期」というのもママの溢れんばかりの愛情と防衛本能なのかもしれませんね。ただ実際にそのときにはとても苦しい状態となっている人もいるでしょう。ガルガル期の間は夫に対しても攻撃的になる人もいるようです。でも、言葉にして苦しさを吐き出したり、「ガルガル期」の書籍などを読んでもらうことで、夫にも状況は理解してもらえると思います。そうしてできるだけ近くにいる人に自分の気持ちを伝えることで、苦しさも少しずつやわらいていけるかもしれません。または少しの時間一人になったり、ゆっくり眠ったりと、ママの疲れを癒やしていくうちに、コメントにあるようにいつしかガルガル期は終了していけるかも。きっと、大変だと感じる時期や程度は人それぞれでしょう。でもガルガル期を乗り越えられたときに、一生懸命なママをサポートしてくれた周囲にも思いが馳せられるようになっているといいですね。そしてそれだけがんばって赤ちゃんを守った自分をほめてあげてほしいなと思います。Q.「産後のガルガル期」あった?アンケート回答数:4102件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年10月13日ベビーカレンダーでは、1,897名のママ・パパを対象に「人気ママ・パパアスリート調査」を実施(調査期間:2019年10月2日〜10月4日)。あわせて、スポーツの秋も到来することから、ママ・パパに子どものスポーツに対する意識もヒアリングしました。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 ママ・パパアスリート人気ランキング2019人気ママアスリート第1位は、いつも元気でパワフルな“肝っ玉母さん”「北斗晶さん(プロレス)」ママ・パパ1,897名に「あなたの好きなママアスリートは?」と質問したところ、人気ランキング1位に輝いたのは「北斗晶さん(プロレス)」でした。元プロレスラーで、現在はタレント活動をしながら実業家でもあり、マルチに活躍しています。プロレスラーを引退後は、“鬼嫁”キャラでお茶の間の人気者に。“鬼嫁”というイメージがある一方で、今回のアンケート調査では、「いつもニコニコ笑顔でパワフルな姿に元気をもらえる」「厳しさの中に愛情を感じ、家族みんな仲良しで好印象」「病気にも負けずに頑張っているので尊敬」といった好意的な意見が多く集まり、好感度の高さがうかがえます。一時は乳がん治療のために芸能活動を休止していましたが、闘病中も笑顔で明るく振る舞う姿が印象的だったという方が多いようです。2位は、昨年の人気ランキングで1位だった「福原愛さん(卓球)」。今年4月には第2子となる男児を出産し、2児のママに。幼少期から国民的な人気アスリートだった“愛ちゃん”に対し、「小さいころから見ていて、親近感がある」「同世代なので応援したい」という声が多く挙がりました。続く3位は、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の主将として活躍した「澤穂希さん(サッカー)」でした。現役引退後、2017年に第1子を出産し、子育てにも全力で向き合っている姿が見受けられます。「第一線で日本の女子サッカーを牽引し、引退後は子育てに専念している姿がかっこいい」「飾らず自然体で強い女性だと感じる」「サバサバした性格が好き!」というコメントが多数。今回の調査では、現役時代の活躍だけでなく、ママになってからは育児にも全力投球、そしていつも自然体で親近感がわく、そんなママアスリートに人気が集まる結果となりました。 人気パパアスリート第1位は、家族愛に溢れるInstagram投稿が人気「長友佑都さん(サッカー)」パパアスリート部門で人気ランキング1位に輝いたのは、海外で活躍しているサッカー日本代表の「長友佑都さん(サッカー)」。昨年の調査でも首位を獲得しており、人気が継続しています。「Instagramの投稿から、夫婦円満で子煩悩なことが伝わってくる」「現役選手でとても忙しいはずなのに、しっかり子育てをしている印象」という理由が多く挙がりました。妻は人気タレント・女優の平愛梨さん。「平愛梨さんのInstagramの投稿が幸せそうなので、奥さんを大切にしていそう」といったコメントも多く見られました。今年8月には、長友さん自身のInstagramに第2子誕生の報告が投稿され話題に。異国の地でサッカーと子育てに励む長友佑都さん&平愛梨さん夫妻を応援している方が多くいることがわかりました。2位には、ママアスリート部門で1位だった「北斗晶さん」の夫である、「佐々木健介さん(プロレス)」がランクイン。夫婦そろって元アスリートであり、今回の調査結果では夫婦2人とも多くの支持を得ました。理由としては「強くてやさしいパパだと思う」「愛妻家で、闘病中の奥さんを支えている姿が頼りになる」「いつもニコニコしていて理想的な家族」などが挙がり、「佐々木健介さん&北斗晶さん夫婦2人が好き」という方が多数派でした。3位は、“マー君”の愛称で親しまれているプロ野球選手の「田中将大さん(野球)」。「高校球児のころから応援しているので」「パパになってから、さらに結果を出していてかっこいい」「メジャーリーガーとして世界で活躍しながら、家ではイクメンなのが好印象」というコメントが多く寄せられました。子どもはもちろん、妻のことも大事にしている“愛妻家パパアスリート”の好感度が高いことが明らかになりました。 約8割のママ・パパが運動不足!? 運動している人には、気軽にできるヨガやランニングが人気!スポーツの秋が訪れることから、「普段、何か運動をしていますか?」と質問したところ、昨年同様に約8割のママ・パパが「あまりしていない」「まったくしていない」と回答。子育てや家事、仕事に忙しく、なかなか運動する時間がないという方が大半のようです。また、まだ産後間もないため運動することができないという方も多くいました。なかには、「子どもを追いかけて走り回る」「毎日子どもと一緒に散歩をする」など、子どもが生まれてから動く機会は増えたものの、運動・スポーツとは違う気がする……という意見も多く見られました。 一方で、約2割のママ・パパが「よくている」「まあしている」と回答しました。運動をしている理由としては、「ストレス解消やリフレッシュのため」「健康維持のため」「産後の体形が気になるから」といった内容が多く挙げられました。 また、運動をしているママ・パパ349名に、どのような運動をしているか聞いたところ、1位「ヨガ」、2位「ランニング」、3位「ウォーキング」という結果になりました。ヨガは自宅でも行えますし、ランニングやウォーキングは特別な道具を用意しなくても気軽に始められることから、忙しいママ・パパも実践しやすいのかもしれません。 自宅でできる運動は、他に7位「筋トレ」もランクイン。近年、自宅でトレーニングを行なう「宅トレ」が、ママダイエッターの間でも定番となっていることから、産後ダイエットとして筋トレを取り入れる方も多いようです。 0〜2歳未満でもスポーツを習っている!最初の習い事はやっぱり「水泳/ベビースイミング」0〜2歳未満の子どもを持つママ・パパ1,656名に、「子どもに習わせているスポーツはありますか?」と質問したところ、94.5%の方が「ない」と回答しました。多くの方が、赤ちゃんのお世話に手いっぱいで習い事をさせる余裕がなかったり、2歳未満でスポーツを習うのはまだ早いのでは?と思っていたりするようです。2歳未満でも習うことができるスポーツを知らないというママ・パパも多いのかもしれません。 一方で、5.5%の方が「ある」と回答しています。習わせているスポーツについて聞いたところ、ダントツTOPは「水泳/ベビースイミング」でした。赤ちゃんは、ママのおなかの中にいたときのように、本能的に水への順応性持っていると言われています。小さいうちから水に慣れることで、物心がつくころになっても水への恐怖心が芽生えにくいため、2歳未満の子どもの習い事として人気を集めているようです。ほかには、遊びの延長として楽しめる2位「ダンス/リトミック」や、3位「体操」が人気でした。 習い事の幅が広がる2歳以上の子どもにスポーツを習わせているママ・パパは約3割!2歳以上の子どもを持つママ・パパ748名に、「子どもに習わせているスポーツはありますか?」と質問したところ、「ない」と回答した方は72.3%、「ある」と回答した方は27.7%という結果に。やはり、0〜2歳未満と比べると、スポーツを習わせている方の割合は高くなりました。 また、習わせているスポーツの内容にも変化が見られました。1位は0〜2歳未満と同様に、「水泳/ベビースイミング」。2位は「体操」、3位には「ダンス/リトミック」のほかに「サッカー/フットサル」もランクインしました。5位には「空手」が加わり、しっかりと自分で歩けるようになってからスタートできる習い事の人気が高まったことがわかります。 約9割が「将来、子どもにスポーツをしてほしい」。いま話題の「ラグビー」にも興味あり!?「将来、子どもにスポーツをしてほしいですか?」という質問に、93.5%ものママ・パパが「とてもしてほしい」「まあしてほしい」と回答。理由としては、「健康に育ってほしいから」「忍耐力や社交性、協調性を身につけてほしいから」「心身ともに鍛えられるから」といった内容が多く挙がりました。 また、「今後、子どもに挑戦させたいスポーツは何ですか?」と質問したところ、1位「水泳/ベビースイミング」、2位「サッカー/フットサル」、3位「ダンス/リトミック」という結果に。TOP10圏外ではありますが、いま注目の「ラグビーワールドカップ」の影響か、0.9%の方が「ラグビー」と回答しました。 体力面や精神面が鍛えられて社会性が身につくから、スポーツは子どもの人生に役立つ!最後に、「スポーツは子どもの人生に役立つと思いますか?」と質問したところ、95.8%の方が「とても思う」「まあ思う」と回答しました。 理由としては、「体力面だけでなく精神面も鍛えられるから」という回答が最も多く、「体力的に鍛えられるから」「勉強では得られない経験ができるから」などが続く結果に。心身ともに鍛えて健康的に育ってほしいという想いはもちろん、スポーツによって仲間とプレーをする喜びを知り、人間関係の築き方、上下関係や礼儀などを学んでほしいと願うママ・パパが多いようです。 いよいよ2020年の東京オリンピック開催まで1年を切りました。開催時には、子どもと一緒にスポーツ観戦を楽しめるよう、今から少しずつ、親子でいろいろなスポーツに触れてみるのも良いかもしれませんね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月2日(水)~2019年10月4日(金)調査件数:1,897件
2019年10月10日子どもたちが保育園や幼稚園、学校などにスムーズに通えることが、あたり前と思う人もいるかもしれません。でもときに子どもから「行きたくない」と言われ、頭を悩ませた経験がある人もいるでしょう。今回は、子どもたちが「園や学校に行きたくない」と言ったときの対処法について、アンケートをもとに考えてみたいと思います。■6割以上の親が「行きたくない」を経験アンケートでは、「園や学校に行きたくない」と言われたことがあるかどうか聞きました。その結果、「よくある」、「時々ある」、「数回だけある」と答えた人が合わせて63.3%となり、6割以上のパパやママたちが「ある」と答えたことがわかりました。一方で、「ほとんどない」、「ない」と答えたのはあわせて35.6%で、「園や学校に行きたくない」と言われたことのある人の方が多い結果になりましたQ.「園や学校行きたくない」と言われたことある?よくある 16.8%時々ある 17.5%数回だけある 29.0%ほとんどない 19.1%ない 16.5%その他 1.0%■行きたくない理由1、「お母さんといっしょにいたい」アンケートに寄せられたコメントからは、子どもたちが園や学校に行きたくない理由は複数あることがわかります。それぞれの理由について、具体的なエピソードをみていきたいと思います。「息子が保育園の時によく言っていました。サービス業の私は日曜日仕事のことが多く、一緒にいたかったみたいです」(新潟県 40代女性)「保育園時代は毎日泣いていました。泣きすぎておう吐してしまうほど。仕事に行くのが、本当につらかったです」(福島県 30代女性)「小学1年になって間もなく、ある日突然『行かない!』と。スクールカウンセラーの先生に相談したところ、『赤ちゃんがえり』だと言われました」(鳥取県 40代女性)園児や小学校低学年の子どもたちの親を中心に、「親と離れたくない」という理由から登園や登校を嫌がるエピソードが多く寄せられました。嫌がる子どもを前に、後ろ髪を引かれる親たちの様子が目に浮かびます。筆者自身も、2歳で幼稚園に通い始めて、毎朝号泣する長男を泣く泣く園のバスに乗せていました。幼稚園や保育園での生活は、初めて親と離れて過ごす第一歩。「離れたくない」という思いは、成長の証とも言えそうです。■行きたくない理由2、「いじめがつらくて教室に入れない」学校生活を送る子どもたちの親から寄せられたのは、学校でのいじめや友人との人間関係に悩んだ子どもたちから発せられた「行きたくない」の声です。「小学生のとき、長い間いじめられていて、『行きたくない』と言いました。先生を信じて話したら否定されたときには、『もう学校やめたい』と」(神奈川県 40代女性)「長男が1年生のときから意地悪されて、『行きたくない』と言っています。学童では、うちの子がやり返さずに泣いてしまうから面白がって集団で意地悪された。学童に行かないで済むならそうしたい」(静岡県 40代女性)「長女は中2のときにクラスのグループメールのやりとりでトラブルになり、教室に入れなくなった。本人の気持ちとしては、学校には行きたいけど、どうしても教室には入れない、苦しかったと思う」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、胸が痛くなるような子どもたちのエピソードがつづられています。学校に通い始めると、子ども同士だけのやり取りや関係性が深くなっていき、親がをすべて把握するのは難しくなっていきます。しかし多くの親は、子どもたちの「行きたくない」理由がいじめによっているのであれば、その事実を把握したいと思っていることでしょう。■行きたくない理由3、「先生が怖い…」また、子ども同士ではなく、先生との関係性に苦しんでいるという声も多く寄せられていました。「幼稚園のとき、突然『園バスに乗らない。行きたくない』と泣きだし、これが何日も続きました。そのうち本格的に登園拒否が始まり、しばらくして、原因は担任の先生が意地悪だからとわかりました」(神奈川県 50代女性)「担任の先生に陰険なことをされたり、怒ってばかりで先生が怖かったりで、学校に行きたがらなくなりました」(和歌山県 40代女性)「原因は校長でした。何かうまくできないことがあると、『そんな事もできないのか? 学校来なくていいから』と言われたり、1人だけ休み時間に個室に入れられて勉強させられたこともありました」(島根県 20代女性)園や学校では、担任の先生といっしょに過ごす時間が長いため、うまく関係が築けないと子どもにとっては大きなストレスになってしまいます。もしかしたら本当に先生の方に原因がある場合もあるかもしれません。しかし、人間同士でのやりとりには相性の良し悪しが出てしまうことも事実としてあるように思えます。コメントのなかには、「娘が男性の担任を嫌がり、学校に行きたくないと言った」というものもあり、担任の先生との付き合い方の難しさを実感させられます。■行きたくない理由4、「集団生活が合わない」また、そもそも『集団生活が合わない』という声も寄せられていました。「現在小1男児ですが、行きたくない時期に波があり、変化の時期はつらい様子。小学生になってからは、あきらかに精神的な腹痛が毎日のようになり、保健室登校をしています」(神奈川県 40代女性)「下の子は人見知りが激しい性格のため、集団行動、団体生活になじめないようで、幼稚園から5年生になった今でも毎朝、『気持ち悪い、おなかが痛い』と嫌々登校していきます」(千葉県 30代女性)「『HSC』をご存じでしょうか? とても敏感に感じてしまう特性です。 新しい環境、騒がしい教室、ちょとした言葉で傷つくなど普通の子にはなんてことはないことに、ストレスを感じ悩まされてるのです。わが子は騒がしい教室、先生が他の子をしかる声に、家で体を震わせていました」(神奈川県 40代女性)人一倍敏感な気質の子どもを表す「ハイリー・センシティブ・チャイルド(HSC)」についてのコメントも寄せられていました。集団生活が合わないという子どものなかには、かなり深刻な理由を抱えている子もいて、それに悩む親子の様子がうかがえます。■行きたくない理由5、「通学がつらい」などさまざまな意見園や学校に行きたくない理由は、本当にさまざまなようです。ここからはそのほかに寄せられたコメントをいくつかご紹介します。●通学がつらい●偏食のため給食を食べることが苦痛●保育園で昼寝が嫌さらに、「理由がわからない」という声も寄せられていて、園や学校に行けない理由が単純なものではないことが伝わってきます。■「学校が好きでたまらない!」一方で、3割以上の親は、子どもが「園や学校に行きたくない」と言ったことは「ない」、もしくは「ほとんどない」とと答えています。「園についたら一回ハグを求められて、後は振り向きもせず園庭に駆けていく。頼もしいけどちょっとさみしい」(広島県 30代女性)「いつ言われるかと心の準備だけはしてきましたが、高校卒業まであと半年。心配は、取り越し苦労に終わりそうです。いまは中学高校通算6年間、皆勤賞を狙っているようです」(神奈川県 50代女性)「学校が好きでたまらないのか、登校指定時間の15分以上も早く学校に行ってます。家から5分とかからない場所ですが、『あと20分遅く出ればパパと一緒に出られるのに』と思ってしまいますね」(東京都 50代男性)「学校に行きたくないと言われたことはなく、むしろ大事をとり休ませたくても休んでくれなくて困ったことはありました。意地悪を言われたり嫌なこともあるみたいですが、学校を休む事自体がそもそも嫌みたいです」(神奈川県 40代女性)寄せられた声からは、園や学校が大好きだという無邪気な姿と、真面目にがんばる姿の両方が目に浮かびます。「親としてはちょっと寂しい」という意見もありましたが、子どもたちにとっての居場所があるということには、親として安心できますよね。ただ、「体調を崩していても行きたい」という子どもたちの姿勢には、心配する声も寄せられていて、時にはストップをかけてあげるのも親の役目かもしれません。■「行きたくない」と言われたら……それでは、「園や学校に行きたくない」と子どもから言われたとき、親としてはどのように対応すればいいのでしょうか。コメントからヒントを探してみたいと思います。<その1、友だちや人の手を借りる>●下の子が年少の時、行きたくないと泣いていましたが、仲良くしてくれる友だちができて、無事に行けるように。友達の力は大きい●学校で嫌がらせされていましたが、仲の良い友だちがかばってくれて改善した●1年生の頃は集団登校が嫌で学校に行きたくないと泣いていた。ある日、事情を知った近所のおばさんが娘の登校時間に合わせて犬の散歩をしてくれて、登校できるようになりました<その2、必要に応じて親が介入する >●イジメが原因だったので、担任に手紙を書き、道徳の授業でイジメに関して授業をしてもらいました●子どもたちの「行きたくない」はしょっちゅうです。そのなかで、本当にSOSを出しているものを見抜くのは親の役目。私がイジメにすぐ気づいて、担任に対処してもらい、解決したことがありました<その3、行きたくない気持ちを受け止める>●元気がないときは「何かあった?」と声をかける。少し間を置いたときは、次の言葉が核心である可能性が高いので、子どもの気持ちを受け止めて、どうしたいか、どうできるかをいっしょに考えてあげる●「なんで行きたくないの」と子どもを問い詰めるのは逆効果。「そうだね、行きたくないよね」と同調してあげると気分が落ち着いたようだった●初めて幼稚園に行くときから数日は全身で拒否されましたが、成長と共に必ず通る道。私と家が最高の避難場所になってあげることが大事だなと思います<その4、一時的に休ませる>●年長の時に「行きたくない」って言われたので「行かなくていいよ!」と話して、丸1日ズル休みをして遊びに行ったら「次の日にはやっぱり行く!」って言いました。つらい時はちょっと回り道するのもアリですよね●幼稚園の時に小児科で「休ませるなら期間を決めること。両親でよく考えて決めること。決めたならそこからブレない事」と言われて、結局1週間休ませました●「本当にだめそうかな?」って時は休ませて悩みを聞く。そうすると、本人もすっきりするみたいで次の日からは普通に行きます<その5、園や学校をやめる、長く休む>●娘が高校で不登校になり、通信制高校に転校。いい同級生に囲まれて、1年遅れで無事に高校を卒業しました●長女は学校に行っていません。でも毎日元気に過ごしています●中2の夏休みから長い休みをとりました。今では、高校は毎日行けるようになり、建築の勉強が楽しいみたいですどのコメントからも、子どもへの愛情が垣間見え、親として何がしてあげられるか考え、行動していることがわかります。きっとどんなパパもママも、子どもの「行きたくない」という言葉を聞いたら、最初は戸惑ってしまったのではないでしょうか。それでも、子どもがどんな対応を求めているのか、親である自身には何ができるのか考えて行動したパパとママたちからのコメントは、大きなヒントとなります。最後に、こんなコメントもご紹介します。「長男が保育園登園をぐずり途方にくれていた時、先生に『保育園に行きたくないというのは、おうちでお母さんとの関係がとてもいいという証拠ですよ』と言われ、気持ちが楽になりました」(茨城県 40代女性)「勉強できてもできなくても、運動できてもできなくても、『行きたくない』ってことはある。大人だって仕事に行きたくないってことあるんだから!」(山口県 40代女性)「子どもの言葉を優先し、休ませると休み癖をつけてしまうのではないか? 子どもの気持ちを励まし、登校させてつらい思いを増やしてしまうのではないか? 命より大事なモノなどありませんが、欠席か登校させるかの判断は、やはり日々ともに過ごし、当人の顔を見ている家族のみんなで判断するしかないですよね」(神奈川県 50代女性)子どもの「園や学校に行きたくない」という声は、転じて「家にいたい」というメッセージを発している場合もあるようです。家族との関係がうまくいっているからこそ、子どもがSOSを出せているということを聞くと、親としても少し落ち着いた判断ができる気がします。嫌がる子どもを前に、最終的に園や学校に行かせるか休ませるか、親としては判断を迫られることもあるでしょう。「一度休ませたら、ずっと行けなくなってしまう」と思うと、なかなか休ませてあげられないと感じる人は多いと思います。また、筆者自身もそうですが、「仕事があるから、行ってもらわないと困る」という切実な思いがあることも確かです。そうした働くパパやママたちの思いを子どもももしかしたら敏感に感じ取っているかもしれません。ただ、子どもたちが本当に深刻な状況になる前に、「園や学校に行きたくない」というSOSを出してきたら、そのときにできるだけ子どもに向きあって、いっしょにどうすればいいか考えてあげることが大切でしょう。忙しい日々の中でも、子どもの気持ちに寄り添う時間は少しでも作り、何か変わった様子がないか気にかける、そうした日々の積み重ねが、子どもたちの助けになると信じたいと思います。Q.「園や学校行きたくない」と言われたことある?アンケート回答数:4482件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年10月06日4人目の出産当時、長男は小学1年生、次男は年長、そして長女は年少でした。電車で8時間かかる実家へ里帰りをしようか悩みましたが、小学生が長期欠席するのは好ましくないと感じ、夫に1週間の休暇が取れるか相談。幸いにも会社の方の理解があり、1週間ほど休暇をいただき、里帰りせずに出産を迎えました。 夫に家事・育児を任せるのが心配わが家の夫は料理が得意ではなく、作れるものはみそ汁とカレーくらいです。掃除機はかけられますが、洗濯機の使い方や洗剤の量など、細かいことはわからない様子。 また、幼稚園の子どもの持ち物やお迎え時間が曜日によって違うことを、口頭で何度も説明したのですが理解できず……。「お弁当も作れるのだろうか?」とさまざまなことが心配でたまりませんでした。 そこで出産入院中、夫が困らないように家事や幼稚園の支度を細かくノートにまとめたものを用意しておきました。 子どもの精神面も心配!出産入院中の1週間ほどは、私がいない生活になります。子どもたち3人はまだまだ甘えざかりなので「大丈夫だろうか?」と心配になりました。 特に幼稚園児の2人は、ママがどのくらい入院し、どのくらいで帰宅するのかわからない様子。そこで1週間分のカレンダーをつくり、毎日シールを貼っていってもらい、ママが帰ってくるまでの期間を感覚で伝わるようにしました。 さみしくなったときはグズグズしてしまうので、お手紙とシール、小さいおやつを人数分×1週間分、用意して出産に備えました。 「意外となんとかなる」と思えた!夜に陣痛が来た私は、子どもたちが寝ている間に病院に駆け込みました。付き添いもおらずひとりでしたが、私の場合は逆に集中できてよかったと思っています。 私が入院中の1週間、結局、夫は幼稚園をお休みさせて、子どもたちを遊びに連れて行ったようです。普段私は外食をさせませんが、夫と子どもたちはラーメン屋巡りをしたそう。子どもたちはとても楽しそうに報告してくれました。夫は、3人の子どもたちのお世話が想像以上に大変な様子で、日に日に疲れた顔になっていきました。 予想外の外食続きで、栄養バランスが気になりましたが、子どもたちにケガもなく、これまでの夫の様子を考えると、ひとりで面倒を見ていてくれただけでもすごいと感じました。夫自身も子育てをしながら家事をする負担を、身をもって実感したようで、お互いのことを知るいいきっかけになった出産前後でした。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日ベビーカレンダーは、2,047名のママを対象に、「子育てママのスマートフォン利用状況」に関する調査を行いました(調査期間:2019年9月21日〜9月24日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 99.4%のママがスマホを保有!そのうち約67%はiPhoneユーザー、約22%は格安SIMを契約2,047名のママに、スマートフォンを持っているか質問したところ、2,035名が「持っている」と回答。今回の調査では、実に99.4%のママがスマートフォンを保有していることがわかりました。 また、スマートフォンを持っているママのうち、66.9%がiPhoneユーザー、32.0%がAndroidユーザーでした。iPhoneユーザーママの使用率がもっとも高い機種は「iPhone 8/iPhone 8 Plus」29.8%という結果に。「iPhone X」以降の新しい機種はそれぞれTOP3には入らなかったものの、「iPhone X」「iPhone XR」「iPhone Xs/iPhone Xs Max」を合わせると24.3%を占めます。さらに、本調査開始の前日(9月20日)に発売された「iPhone 11」「iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max」ユーザーも合計11名と、最新機種や比較的新しい機種を保有するママも少なくはないことがわかります。 さらに、使っているスマートフォンのキャリア(通信会社)について質問したところ、1位「docomo」29.4%、2位「au」26.7%、3位「3大キャリア以外の格安SIM」21.7%という結果に。格安SIMが3大キャリアの「SoftBank」をわずかに上回りました。格安SIMを使用することで、毎月の通信費を安く抑えることができるため、節約への意識が高い子育て中のママならではの結果と言えるかもしれません。 「3大キャリア以外の格安SIM」と回答したママのうち、もっとも使用率が高かったのは「Y!mobile」。続いて「楽天モバイル」「UQ mobile」「mineo」という順に人気でした。そして、スマートフォンを持っているママのうち、「データ定額プラン」に契約している方は95.6%にのぼりました。契約している月間データ通信量は3GBまでというママが多数でした。 スマホの使用時間は1日2〜3時間未満が多数派!よく使う時間帯は夜=ママのひとり時間!?スマートフォンを持っているママに、1日のスマートフォンの使用時間を質問したところ、もっとも多い回答は「2〜3時間未満」23.1%でした。続いて多かったのが「3〜4時間未満」20.2%、その次に「1〜2時間未満」18.5%という結果になりました。1日の使用時間は1時間以上4時間未満というママが大半のようです。 また、スマートフォンをよく使用する時間帯についても質問したところ、「夜(19:00〜23:00台)」69.9%がもっとも多い回答率に。子どもの寝かしつけや家事を済ませたあとの、“ママのひとり時間”にスマホを使うことが多いようです。その次に回答率が高かったのは、「昼(12:00〜15:00台)」43.6%。こちらは、子どものお昼寝タイムが含まれる時間帯。この結果から、ママがスマホを使用するのは、子どもが寝ているときや、つかの間のひとり時間・休憩時間が多いことがわかりました。 妊娠・出産を機にスマホの使用頻度が増えた用途は、子育て情報さがしの次にネットショッピング!妊娠・出産を機にスマートフォンの使用頻度が増えた用途は何かを質問したところ、やはり1位は「子育てに関する調べものをする(お世話/体調・病気/離乳食・レシピ/悩み・解決策など)」でした。続く2位は「ネットショッピングをする」57.0%です。妊娠中や子育て中のママは、思い立ったときにすぐに買い物へ出かけられないことも多いので、ネットショッピングを活用する頻度が高くなるようです。片手で手軽に買い物ができるスマホでのネットショッピングは、家事や育児に忙しいママにとって特に便利な用途なのかもしれません。僅差で3位となったのは「妊娠中の様子や子どもの成長を記録する」54.9%でした。スマートフォンを持っているママに、子どもの写真をスマートフォンで撮影する頻度をたずねたところ、約6割のママが「ほぼ毎日」と回答したことからも納得の結果です。 ママたちはスマホで何を調べている?知りたいのは、子育て情報のほかに“リアルタイムな情報”普段、スマートフォンを使って調べることが多い情報について聞いたところ、1位「子育てに関する情報」86.0%、2位「レシピ・献立」72.1%と、ママ・主婦ならではの項目が上位に。続く3位には「気象情報」70.6%、4位には「ニュース」43.2%と、今日の天気や、今起こっている出来事など、リアルタイムな情報収集をしていることがわかります。そのほか「運行・遅延情報」や「おでかけ先の混雑状況」、「渋滞情報」なども“リアルタイムな情報”です。知りたいと思ったその瞬間の最新情報を調べることができるのも、スマートフォンの強みであると言えます。ママたちは、忙しい毎日の中で効率よく情報収集をするために、スマートフォンを活用しているようです。 3人に1人はInstagramで情報収集!検索エンジン以外に「SNS」で調べものをするママが多数!最後に、スマートフォンで情報を調べる際によく使っているツールについて質問をしたところ、もっとも回答率が高かったのは、「Google」67.9%。続く2位は同じく検索エンジンの「Yahoo!」43.3%でした。2位に迫る勢いの回答率だったのは、SNSの「Instagram」36.3%でした。この結果から3人に1人のママが、Instagramを使って情報収集をしていることが明らかになりました。 さらに、20〜29歳のママに絞った調査結果では、「Instagram」の回答率は53.2%となり、「Yahoo!」を抜いて2位に浮上。なんと、20代ママの2人1人がInstagramで情報収集をしていることになります。 以前は、何かを調べる=検索エンジンが主流でしたが、昨今はSNSで情報収集をするのが当たり前となってきました。ママたちの間でも、SNSの利用率は非常に高く、投稿したり、交流したりするだけでなく、子育ての情報収集にも活用していることがわかっています。(ベビーカレンダー「子育てにおけるSNS利用」に関する意識調査)特にSNSは、前述にある“リアルタイムな情報”を見つけやすいことも、利用率が高い要因かもしれません。 今や1人1台保有することが当たり前となっているスマートフォン。今回の調査から、多くのママが、子育て情報や、リアルタイムな情報の収集にスマートフォンを活用していることがわかりました。また、ママのひとり時間を比較的確保しやすい夜や昼の時間帯にスマートフォンを使用している方が多く、1日の使用時間は2〜3時間未満が多数派であることも明らかに。少ない時間の中でスマートフォンをうまく利用することで、効率的に情報収集をおこなったり、買い物を済ませたりしているようです。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年9月21日(土)~2019年9月24日(火)調査件数:2,047件
2019年10月01日共働き家庭が増えたことによって、女性だけでなく男性も育児休暇を取得する人が少しずつ増えつつあると聞きます。そんななか、男性の育児休暇を義務化を目指す動きも見られ始めています。今回は、男性の育児休業について、考えてみたいと思います。■育児休業の義務化には半数以上が「賛成」アンケートでは、男性の育児休業義務化に賛成かどうか聞きました。その結果、「賛成」と答えた人が50%を超え、半数以上のパパやママは男性の育児休業義務化を前向きに捉えていることがわかりました。一方で、「どちらとも言えない」、「反対」と答えた人を合わせると5割弱となり、簡単には結論が出ない問題だということがわかります。Q.男性の育児休業義務化、賛成? 反対?賛成 53.9%反対 10.0%どちらとも言えない 36.1%2016年10月から2017年9月までの間に妻が出産した男性において、2018年10月までに育児休暇をとった人は、全体の6.16%となっています(※1)。10年前は、同様の結果が1.23%だったのに比べると、上昇していることがわかります。この背景にあるのは、共働き家庭の増加。2017年には共働き世帯1219万世帯、専業主婦世帯600万世帯となっていて、共働き世帯は専業主婦世帯の2倍にもなっています(※2)。ただ、女性の82.2%が育児休業を取得しているのに比べると、男性の育児休業取得率は、6.16%という数字は高いとは言えません。そこで、近頃提案されているのが、「男性の育児休業義務化」。今年6月に永田町の有志議員が、男性の育児休業取得の義務化を目指す議員連盟を発足させたことで、注目を集めています。■賛成派意見その1「夫にも育児の大変さを理解してほしい」では、まず賛成派の意見から見ていきたいと思います。「うちは帝王切開だったので、術後熱が出たりで動きづらかったので、1週間でしたが夫がお休みをもらえたときはとても心強かったのを覚えています。おむつ替えもミルクもここで覚えました」(神奈川県 30代女性)「人生のうち何度もあるものではないのだからやってみるといいと思う。子どもを産むことはできなくても子育てを母親だけの仕事という思いを変えるにはいい機会」(茨城県 40代女性)「二人目が生まれたときに1ヶ月とってもらいました。自分の体と赤ちゃんの世話だけで大変な時期なので、上の子の保育園の送迎や買い物、洗濯を心おきなく任せる事ができ、大満足でした」(静岡県 40代女性)「わが家は共働きではなく専業主婦だったので、子育て家事は私がメインでした。産後1ヶ月休暇を取ってもらえたら子育ての大変さがわかってもらえると思うのでお互いに優しくなれそうな気がします。何より子どもの成長を一緒に見られるのは宝です」(宮城県 40代女性)これらの意見の裏側にあるのは、「子育ては夫婦で行うもの」という思いです。また、「かわいい時期を共有することで夫婦関係もよくなるのではないか」という声も集まっていました。たしかに、産後のママは身体的にも精神的にもかなり追い詰められた状況になるため、何らかの助けを必要とすることが多いでしょう。里帰り出産をした場合でも家に戻ってたった一人で育児をすることの怯えからも、頼れる相手のパパがいてくれることは、どれほど心強いことかと思います。■賛成派意見その2「義務化しないと取得率はあがらない」また、制度はあってもなかなか利用が進まないため、義務化すべきだという声も多く集まっていました。「実家が近かったり不要な家もあるとは思うけど、必要な家でも休めないという家が多い。義務化しないと、そういった家が休めないなら、該当の家はすべて休んだ方が幸せな家族が増えると思う」(神奈川県 40代女性)「有休すら取りづらい職種だと、そうでもしないとまとまった休みなんてお互い取ろうとしないので賛成です。2人目出産のときは、私が入院している間夫に休みを取ってもらいました。地味な家事も淡々とこなしてくれたので本当に助かりました」(鹿児島県 30代女性)「仕事ばかりで育児に協力できていませんでした。悔いても取り返せません。ぜひ、義務化を」(千葉県 40代男性)たしかに、職場の環境によってはなかなか育児休業の取得を申し出づらい場合もあるでしょう。先述した議連が目指しているのは、本人からの申請がなくても、企業側から休暇の取得を促すことを義務付ける仕組み。個人からは言いにくくても、企業側から促してもらえることで、制度を利用しやすくなるという側面は大いにありそうです。■反対派意見その1「夫がいてもワンオペ改善にならない」一方、「反対」、もしくは「どちらとも言えない」と答えた人たちの思いを探ってみたいと思います。「あくまでもうちの場合ですが、夫が家にいても私の負担が増えるだけ、ストレスが増えるだけなので嫌だな」(東京都 30代女性)「夫の職場は、生まれてから1ヶ月の休暇制度ができて、二人目のときに夫も休暇をもらった。上の子のときは手伝ってくれなくても、仕事で疲れているから仕方ないと思えた。だけど、『休みなのになんでなにもしないの?』ってイライラするだけだったし、夫は邪魔でしかなかった」(東京都 30代女性)「義務化で休んでもらっても家事や育児を安心して任せられない。仕事に行っててくれた方が安心して自分のペースで子育てができると思う」(広島県 40代女性)「育児休暇はいいが、実際あまりなにもできない。男性は母乳が出ないのが、一番きつい。離乳食時期くらいからならいいと思うが」(神奈川県 40代男性)ほかにも、「ただのお休み状態でのんびり、ぐーたらされたら、大きい子どもが増えただけでイライラしそう」という意見も。たしかに、なんとなく育児休暇に入ってしまったら、パパ自身も手持無沙汰になってしまい、ただの休暇のように過ごしてしまいかねなさそうです。パパからの「実際あまりなにもできない」というコメントには、切なさも感じてしまいます。ここにあがったような夫への辛らつな意見から制度が整うだけでは、夫婦で共同の育児参加、男女での協業体制は難しいように思えます。■反対派意見その2「給料減額、復帰後の待遇悪化が怖い」また、「反対」という考えの裏側には、給料が下がる、待遇が悪くなることへの切実な思いもあることがわかってきました。「サラリーマンの生涯年収は3億とか。私は絶対に稼げません。私はがんばって3人育てていますが、夫だって激務をがんばっています。お互いの役割を果たす時期、私は育児と家事に専念します。私は夫の負担を考えると育児休業は望みません。激務をこなして働いてくれる事こそが育児だと思ってます」(神奈川県 40代女性)「育児休暇を長くとって、会社から不当な人事にあったという記事を見ると、育児休暇を取ることに賛成しかねてしまいます。夫の育児は休日に存分に参加してもらう方が、意外とお互いにありがたみを感じるような気がします」(神奈川県 50代女性)「40代男、3歳の子がいます。 気持ちとしては賛成ですが、夫側の収入の方が高く、家計のウェイトが大きいご家庭もあるでしょうから、一概に義務化と言うのは疑問が残ります。職業や賃金の面ではまだ男性優位の日本社会においては、先にそこを見直さなければ、男性の育児参画も進まないと考えます」(神奈川県 40代男性)ほかにも、「妻も減給、夫も減給されたら、家計はつらい。お金がないとより家庭はギスギスする」というコメントも寄せられていました。夫婦でダブルで育児休暇をとった場合には、2人とも減給となり、生活が立ち行かなくなってしまう場合もあるでしょう。日本ではまだまだ男性の給料の方が平均的に高いため、どうしても夫の給料に頼らざるを得ないという家庭が多く、義務化されたら困るという意見があるようです。また、「復帰後の待遇が不安」という声からは、取得すればいいのではなく、その先までしっかりと見通すことの重要性を実感させられます。■男性の育児休業、どう変わればいい?それでは、男性の育児休業については、現在の状況からどのように変わればいいのか、コメントをもとに考えてみましょう。<その1、父親としての自覚を持ってほしい>●妻の気持ちを受け止め、寄り添ってほしい。女性の自分の時間がないほどの大変さを感じて欲しい●子どもにとっても父親の存在は大きい。子どもを愛おしいと思ってほしい●男性には、「父親」として自覚を持ってほしい<その2、育休よりも継続的に休める制度へ>●出産前後に1週間、健診や予防接種で14日分など休める日を作って欲しい●子どもの風邪や病気で使える看護休暇が欲しい<その3、会社や環境が変わる必要あり>●会社が育休を取りやすい雰囲気に。現在、暗黙で「取ってはいけない」空気、復帰後の冷たい態度、嫌がらせがある●給料や立場が悪くなる状態ではなく、取得した方がより良い方向になる仕組みにしてほしい<その4、夫婦それぞれが役割を果たす>●夫婦でしたいこと、夫に期待するフォローをきちんと話し合わないと、男性にとってはただの連休になる可能性がある●性別関係なく得手不得手がある。女性が家事育児というレッテルを貼らないとうまくいくのでは<その5、上司が育休を後押しする>●自分は育児休暇が取れなかった。だから部下が申し出たときに承認欄には印鑑を押すここまで、男性の育児休業義務化について、さまざまな意見を見てきました。そもそもこの記事でも「男性の」育児休業という言い方をすること自体に、男女差があることをあらためて実感させられたような気がします。こうした議論をしなければならないこと事態にも、改善の必要性があるように思えます。女性の就業状態や、実家や義実家の協力度合い、子どもの人数や住んでいる地域など、さまざまな要因から、夫の育児休業取得の賛否は、家庭ごとで異なるでしょう。またコメントからもわかるとおり義務化しただけで何もかもが解決する問題ではないように思えます。男性側がただの連休となってしまわないようにするためには、意識改革も必要になるでしょう。そのためには男性の家事育児能力の向上のための教室などが必要かもしれませんし、妻としても、どうすれば夫が育児参加をしやすくなるのか十分にコミュニケーションをとる必要があると思います。とくに育児で主導権を握りがちな妻が夫にダメ出しばかりしてしまうと、育児へのモチベーションも下がってしまうかも。さらに育児休業中の給付金、パタハラ(パタニティ・ハラスメント/男性の育児休業制度などを利用で 上司・同僚がいやがらせをすること)が起こらない組織づくり、女性の収入面向上など、問題は山積みのように思えます。でも夫婦でお互いにできることとできないことを再確認して、補い合うことができれば、この先も同じ方向に協力しながら歩いていけるように思えます。子どもたちの大切な一瞬しかない幼い時期を、できれば夫婦どちらかが1人で抱え込み過ぎず、夫婦でいっしょに乗り越えていけるといいですね。Q.男性の育児休業義務化、賛成? 反対?アンケート回答数:6400件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ <参考サイト>※1厚生労働省: 平成30年度雇用均等基本調査 [PDF:4,784KB]※2独立行政法人労働政策研究・研修機構: 専業主婦世帯と共働き世帯の推移1980年~2018年
2019年09月22日ヴェレダがマタニティマッサージセミナーを開催2019年10月13日(日)、株式会社 ヴェレダ・ジャパンにおいて、『プレママ・プレパパのためのマタニティマッサージセミナー』が開催される。講師は、助産師の浅井貴子氏が務める。同セミナーでは、妊娠16週から35週のプレママとそのパートナーを対象に、妊娠線予防や会陰マッサージの方法などを伝授。産後の悩みを予防する方法や、お産の流れについても学ぶことができる。開催時間は11:00から12:40まで。定員は17組34名(先着順)。参加費用は5,000円(税込み)。株式会社 ヴェレダ・ジャパンの住所は東京都渋谷区恵比寿1-13-6 恵比寿ISビル4F。JR山手線 恵比寿駅東口から徒歩2分、東京メトロ日比谷線 恵比寿駅から徒歩3分の場所にある。申し込みはヴェレダ公式ホームページにて受け付けている。問い合わせはヴェレダお客様相談室(電話番号:0120-070601)まで。ヴェレダプレママセミナー講師歴10年以上の浅井貴子氏助産師の浅井貴子氏は、大学病院、未熟児センターにて経験を積んだ後、フリーに転身。現在は、世田谷産後ケアセンターのボディケア責任者を務め、ヴェレダプレママセミナー講師としても人気を集める。妊婦水泳&マタニティアクアビクスの専門家でもあり、著書には『妊娠・出産・育児のための安心アロマ&ハーブ』がある。(画像はヴェレダ公式ホームページより)【参考】※ヴェレダ公式ホームページ※助産師浅井貴子公式ホームページ
2019年09月18日家の中でも外でも、どんな場所にいても、子どもたちが予想もできないような危険な行動をとることってありますよね。子どもたちが無事であればいいですが、時には命の危険を伴うような場合もあるため、親としては心配が尽きません。ウーマンエキサイトでも思いがけないヒヤリハットなトラブルに直面して救急対応を迫られた経験を、コミックライターのみなさんに教えてもらいました。》 トラブル発生! ケガ、病気、誤飲、転落…みんなのヒヤリハット体験 今回は、パパやママたちから寄せられた子どもたちの危ない行動についての体験談をもとに考えてみたいと思います。■95%が子どもの行動に肝を冷やした経験ありアンケートでは、子どもの行動に「危ない!」と肝を冷やした経験があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が95%となり、ほとんどの親は子どもの行動にヒヤッとしたことがあるとわかりました。Q.お子さまの行動、危ない!と肝を冷やした経験は?ある 95.0%ない 5.0%子どもの危ない行動は、時と場合によっては命の危険までもたらしてしまいます。2016年に消費者庁が行った人口動態調査によると、14歳以下の年齢別死亡原因で「不慮の事故」がいずれの年齢層でも4位以内に入っていました(※1)。9割以上の親が、子どもの危険な行動を経験しているという結果にもうなずけます。■危険1、つないだ手を振りほどき突然車道へまずは交通事故について見てみましょう。「保育園のお迎えに行った時、たまたま正門近くにいた子どもが道路の反対側にいた私を見つけて飛び出してしまい、他の子のお迎えに来た車にはねられそうになった。いまでも思い出すたびに胃の辺りが痛みます」(福島県 40代女性)「2歳ごろでした。手をつないで歩道を歩いていたところ、その手を振りほどき突然車道に飛び出しました。タクシーがちょうど走ってきていて、大声をあげて子どもを捕まえ、タクシーは急ブレーキ。まるでドラマのような緊迫シーンで、生きた心地がしませんでした」(神奈川県 40代女性)「幼稚園年長の時です。ペダルなしの子ども自転車で外出した帰り道、傾斜のある下り坂を思いっきりガーッと降りて行ってしまいました。『危ない!』と思った瞬間に、目の前でゴロンゴロンと転がる娘。転がり方が良かったのか、さいわい重傷にはならずにすみました」(埼玉県 30代女性)「自転車で遊びに行けるようになった頃、お友だちといるときに事故と隣り合わせのような乗り方をしていたのは本当に怖かったです」(埼玉県 30代女性)厚生労働省の調査によると、子どもの不慮の事故での死亡原因は、1歳児以上では交通事故が1位となっています(※1)。それを裏付けるような、ハラハラした子どもたちの行動を垣間見たようなエピソードばかりです。寄せられたエピソードでは、幼児では急な道路への飛び出し、小学生では自転車の乗り方などについてのコメントが多く見られました。飛び出しは、親が車の鍵を開けたり、買い物の会計を済ませようと、つないだ手を離した一瞬のすきに、発生してしまうことが多いようです。■危険2、トマトがのどに詰まった!乳幼児を中心にコメントが多く集まったのは、食べ物が気管に入ってしまう誤嚥、体に害のあるものを飲み込んでしまう誤飲に関する事例です。「4歳を過ぎていたからと油断して、通常の食事中にミニトマトや豚肉の炒め物を喉に詰まらせて焦った」(神奈川県 40代女性)「娘が、適応年齢の赤ちゃんウエハースを喉に引っ掛け、顔が真っ黒になって呼吸が止まる寸前に! 慌てて取り出し事なきを得たけど、私のトラウマになりそれからウエハースは、かなり大きくなるまで食べさせませんでした」(北海道 40代女性)「ハイハイができるようになった頃、食器棚の裏に置いていたゴキブリ退治用のホウ酸団子をいつのまにか舐めていた。救急病院で、『ホウ酸は毒性の強いものなので24時間点滴で体内から排出させましょう』と、一晩入院となりました」(千葉県 40代女性)「2歳ごろ、洗面所に置いた指輪を自分の指にはめたまま、布団に寝転んだ拍子に飲み込んでしまい、窒息しそうになってました。病院でレントゲンをとってお腹に指輪があることが確認され、5日後うんちに紛れて出てきました」(埼玉県 30代女性)そのほか、「子どもが頭痛薬をラムネだと思ってかじってしまった」という声もありました。乳幼児については、食事の際に注意していても、突然ものをのどに詰まらせてしまうこともありますよね。また、食べ物以外のものをのどに詰まらせて、窒息してしまうという悲しい事故が起きているのも事実です。筆者自身も、子どもが0歳のころに、うっかり落としたままになっていたパッケージのフィルムを子どもが口に入れてしまい、とても焦ったことがあります。フィルムがのどに張り付いて苦しそうに咳をする子どもの口に指を入れて、必死に取り出したことを思い出すと、今でも背中を汗が伝います。ちょっとした不注意から起こりがちなのが、誤嚥や誤飲なのかもしれません。また、乳児の窒息や喉突き事故についてのコメントも寄せられていました。「長男が生後1か月の時、頭の下に敷いていた小さい枕を自分で自分の顔に乗せていたことがあって、かなり焦りました。もう少し発見が遅かったら間違いなく息を引き取っていた…と考えただけで、本当に怖かったです」(東京都 40代女性)「歯ブラシを口に入れたまま転んだ。今思い出しても心臓ドキドキします」(千葉県 50代女性)東京消防庁によると、平成19年から5年間に5歳以下の乳幼児が歯みがき中に歯ブラシで受傷した事故により、229人もの子どもが救急搬送されているといます(※2)。子どもたちの身の回りの危機は本当にたくさんあるのだと、実感させられます。■危険3、覗き込んだ池に頭からポチャ!?さらに、海や川やプール、そして身近な自宅の風呂などで発生しがちな水の事故に関するヒヤリ体験も寄せられていました。「下の子が2歳くらいのときに、夫や兄とおたまじゃくしを見たくて池を覗き込んでて危ないなあと思った直後、頭から池ポチャした時は一瞬時が止まった」(宮崎県 40代女性)「3歳くらいの夏、足を入れるタイプの浮き輪でぷかぷか浮かせて、親は潜って遊んでいたとき、少し目を離した隙にいつの間にか逆さまになってしまっていて、慌てて海岸で足首を持って逆さにして水を吐き出させなんとか助かりました。本当に怖い思いをしました」(神奈川県 50代女性)「潮干狩りで目を逸らしたすきに、川の流れの強いところで溺れていたときですかね。 水の中でバタバタもせず目が見開いていた顔を見たときは…。抱きかかえたらすぐに泣いたので、人生で一番安堵しましたね」(三重県 40代男性)「お風呂入っているときに自分のシャンプー流してる最中つるっと滑って沈んでた。声が突然しなくなったからまさかと思ったけど、ほんのちょっと目が離れた隙が一番危ない。焦った」(山梨県 30代男性)夏を中心に、小さな子どもが命を落とす水の事故が毎年起きていて、ご紹介したコメントからも、その恐ろしさが伝わってきます。1歳児では、浴槽内での溺死が事故死の2位となっています(厚生労働省調べ)。海や川だけでなく、油断しがちな自宅のお風呂でも、子どもの事故は発生しうるのだと、あらためて気が引き締まります。■危険4、ベランダの柵によじ登っていた!建物や階段からの転落の危機にヒヤリとした体験談も集まっていました。「当時3歳と5歳ではロックされている鍵は開けられないだろうと思っていたら、2階のベッド脇にある窓が全開だったとき、心臓が一瞬止まりました」(神奈川県 40代女性)「マンションの4階、目を離したすきに2歳の娘がベランダの柵によじ登って布団干しのようにぶら下がっていた。今でもぞっとします」(神奈川県 40代女性)「子どもが2歳くらいの頃、家の2階から鉛筆と鉛筆削りを持ったまま転げ落ちきたことがあります。擦り傷で済みましたが、とにかく鉛筆が刺さらなくて良かったと今でも思い出すと恐ろしいです」(千葉県 40代女性)「近所の公園にある5段のジャングルジムで遊んでいた2歳の息子。私がちょっと目を離したら3段目のところで宙ぶらりんになっていて、冷や汗かきました」(千葉県 30代女性)そのほか、「『ママどこ?』と3歳の息子が2階のベランダの室外機に登り、下を覗いていた」という背筋の凍るような体験談も寄せられていました。3歳~4歳の子どもについては、活発に動き始める幼児期の子どもはとくに注意が必要そうです。■危険5、一瞬のスキをついていなくなる子どもたちまた、迷子についての体験談も、多く寄せられていました。「長女が2歳のとき、2人で公園に遊びに行ったのですが、私が1人でトイレに行って、戻ったら娘がいませんでした。 あわてて探しまくって、警察に電話するのを迷っていたら、駐車場の車の横からひょっこり出てきました。 『よかった~!』と、その場にへたり込んだのを覚えてます」(栃木県 50代男性)「遊園地のプールに行ったとき、3歳の三男が好き勝手にどんどん進んでいって、人混みで一瞬にして見えなくなり、家族みんなで探しました。ずいぶん離れたわが家のシートの所に1人でちょこんと座っていて、『なんて子だ!』と拍子抜けしたことが忘れられません!」(島根県 40代女性)「長男が2歳のとき、いつもよく行くスーパーでママ友と少し話をしていたらその隙に勝手におやつコーナーへ行っていました。私は血の気が引き必死に探していると、おやつを持ってギャンギャン泣きながら歩いてきました」(北海道 40代女性)「幼稚園の頃、電車の乗り換え駅で行方不明に。ケンカの最中だったのでふざけているのかと思っていたのですが、何分待っても出てこない! 1時間後、終点の駅で保護されていると連絡がありました。迎えに行くと休憩中の駅員さんたちと談笑。喜怒哀楽を濃厚に経験しました」(千葉県 50代女性)近所の公園やスーパー、レジャー施設や電車など、さまざまな場所で迷子は発生しているようです。子どもを見失って、ドキドキする気持ちは何とも言えないものがありますよね。筆者自身も、ショッピングモールで3歳の次男を一瞬の間に見失ったことがあります。いなくなったのは数分間のことでしたが、次男を見つけるまでの時間は長く永遠のように感じたことを覚えています。時に子どもの誘拐事件なども発生している現状を思うと、迷子といえどパパやママたちの心配は尽きません。■危険6、自宅で外出先で潜むさまざまな危険最後に、さまざまな子どもの危険な行動にまつわる体験談をご紹介します。<自宅に潜む危険>●ブロックが眉間にあたり傷に。目だったら失明したかも●鼻の中に子ども用の指輪が入っていて、耳鼻科で取ってもらった●ベランダで洗濯物を干していたら、子どもに内側から鍵をかけられた●包丁を握って笑って立っていた●カーテンタッセルに首をかけて遊んでいた●かき氷の機械に指を突っ込んでケガをした<外出先に潜む危険>●冬の下校時に深い用水路に落ちて、たまたま通りかかった人に助けてもらった●鉄板でヤケドした●エレベーターの戸袋に巻き込まれた●コンクリートの柵に頭を入れて抜けなくなった●車の窓を閉めようとしたら、子どもが窓から手を出していた生活のさまざまな場面において、子どもたちの行動に驚かされ、冷や冷やさせられているパパやママたちは多いようです。家の中でも、外でも、まさに親が油断するひまはなさそうですね。■子どもの危ない行動、親はどうすれば?それでは、親としては、子どもたちの危険な行動とどのように向きあえばいいのでしょうか。「突発的に走り出したときに対応するために、リードを使っていました。周りにどう思われようが何かあってからじゃ遅いし、誰も責任なんてとってくれるわけでもない。リード使うことにためらいはなかったです」(神奈川県 40代女性)「小さい頃からずっとハラハラしどおしで、休まる時がありません。『振り返れば奴はいない』の毎日。いまは中学生になりましたが、いまだに事故らないかとハラハラしています。息子のおかげで、多少のことでは動揺しなくなりました」(愛媛県 40代女性)「命に関わるようなことでないならば、少しくらいは痛い目をみることも必要かな、なんて思います。これ以上やったらケガをする…など、そのラインを知っておくことも大事なのかなと。それを学習する機会を奪っているような気がするので、過保護す過ぎるのも考えものですね」(佐賀県 40代女性)命の危険から子どもたちを守るために、ある程度干渉や対策が必要だという声が寄せられる一方、子どもがこの先危険から自分で身を守るためにはある程度経験も必要という意見も。子どもの年齢や性格によっても、親の助けが必要かどうか、答えは異なってくるとは思います。まずは子どもたちに命の危険がないことが最重要。そのうえで、「どういったことが危険なのか」「どこまですると危ないのか」をどう教えていくかも課題となってきそうです。このようなコメントも寄せられていました。「生まれた頃は、寝ていても息をしてるか気になり、寝返りをうつようになれば、何か口に入れないか、ハイハイをするようになれば、玄関や吐き出し窓からおちないかなど、成長に伴い肝を冷やすことはあると思います。自分が死ぬまで肝を冷やしっぱなしかも知れませんね」(埼玉県 50代女性)ここまで、子どもの危険な行動について、親から寄せられた体験談をもとに考えてきました。何よりも大切なのは、子どものたったひとつの命、それはどの親にも共通する思いでしょう。どんなに親が気を付けていても、一瞬の隙をついて起こってしまう事故。それを防ぐためには、今回の体験談などを踏まえて、日々の生活を振り返ってみることも大切なことのひとつではないかと思います。たしかに、命の危険にまでも及ぶような事故になってしまった場合、親の感じる後悔は想像もできません。「無事五体満足で生きてるのって奇跡」というコメントもありましたが、日々のあたり前の日常のなかで子どもを観察することも、事故予防にはつながりそうな気がします。子どもの特性、住んでいる環境などによってもヒヤッとすることは違ってくるでしょう。小さなヒヤリが起きてしまったとしても、原因と対策を考えていかれれば、少しでも悲しい事故は減らせると思いたいです。そしていつか子どもが身を守る術を自分で覚えて、考えて行動できる日が迎えられればうれしいですね。<子どもを事故から守るための参考サイト>●消費者庁: 子どもを事故から守る!!事故防止ハンドブック [PDF:8.4MB]●消費者庁: 子どもの窒息事故に注意! [PDF:501KB]●消費者庁: 子どもを自転車の事故から守ろう [PDF:599KB]●東京くらしWEB: 乳幼児の身の回りの製品事故防止ガイド (PDF:2,510KB) ●東京くらしWEB: 小学生の身の回りの事故防止ガイド (PDF:4,319KB)<参考サイト>※1、消費者庁: 子どもの事故の現状について ※2、消費者庁: 乳幼児の歯ブラシによる事故に注意! Q.お子さまの行動、危ない!と肝を冷やした経験は?アンケート回答数:7191件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年09月08日登場人物ママ(オキエイコ):28歳で出産、1児の母。子育て日記などをブログやSNSなどで更新しつつダラママ満喫中。パパ:出張が多いサラリーマン。娘のハナ:2016年1月生まれ、現在イヤイヤ期真っ最中でピンクが大好き3歳。1歳から保育園に通っている。ママが語る!「寝かしつけ」の体験談とは…?子どもの寝かしつけがうまくいかず、悩んでいるママも多いかもしれません。パパにはせめて、ママが頑張っていることを知っていてほしいですよね。現役ママの本音や体験談を語るママトーク、次回はもう一人ままのて編集部のママが登場!オキさんと語り合います。「考え方を変えて、寝かしつけを乗り越えた」というその方法とは…?次回をお楽しみに!次回の掲載予定日は2019年9月20日(金)です。(編集部)過去のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報
2019年09月06日子どもが成長するに従い、子どもたちだけの社会が形成されていきます。そういったなかで、残念ながら時としていじめが起きてしまうことも。わが子には被害者にも加害者にもなってほしくないいじめ問題。今回はパパやママたちの体験談をもとに、親にできることを考えてみます。■3割以上が「いじめの被害者になったことがある」アンケートで、子どもがいじめに巻き込まれたことがあるかどうか聞いたところ、「被害者になったことがある」と答えた人が3割を超えて、もっとも多い結果となりました。また、「両方ある」、「傍観者または加害者になったことがある」とあわせると47.5%となり、約半数の親が子どもの何らかのいじめを経験したことがあるようです。Q.子どもがいじめに巻き込まれたことある?いじめの被害者になったことがある 32.8%ない 29.8%わからない 20.6%両方ある 7.2%傍観者になったことがある 4.1%いじめの加害者になったことがある 3.4%その他 2.2%■幼稚園や学校で…いじめの実態全体の3割以上が「いじめの被害を受けたことがある」と回答したアンケートには、具体的ないじめのエピソードがたくさん集まっていました。まずは、どのようないじめが起きているのか見ていきます。「小さい頃から仲良く遊んでいたお友だちが、幼稚園に入った途端にグループでうちの子をたたいているのを見たときは凍りつきました。その後幼稚園に行きたくないと言うようになり、夫が相手の家に話をしに行ったら、『いじめられる方が悪い』とピシャリ」(滋賀県 40代女性)「2年生のときに6年生にいじめられていました。学校に相談に行き、なるべく先生や支援員さんがいてくれる環境で対処してくれました。今年になって、息子は1年生をいじめています。やめるように言ってもなかなかやめません。今はどうしたら止められるのか試行錯誤しているところです」(静岡県 30代女性)「4月に小学校に入学したばかりですが、さっそくいじめのターゲットにされてしまいました。最初は様子見していましたが、階段で押されたり足を後ろから踏まれたり危険を伴ってきたので、担任に話していまは解決済みです。低学年でもいじめがあるという現実に驚がくしました」(三重県 40代女性)「娘が高校1年の時、部活でいじめにあいました。先輩や同級生から暴言、目配せして笑われる、仲間外れにされる。先生に相談しても『弱いおまえが悪いんや』って怒鳴られた。ようやく退部できて落ち着いたが、我が子がいじめにあうなど考えてもいなかったし、私が進めてしまった高校だったので責任を感じた」(埼玉県 40代女性)そのほかにも、「小学2年でいじめを受けた息子は精神的にダメージを受け、中学生になったいまでも通院治療中。心の傷は長期の戦い」とか、「子どもが『悪口ノート』を作られた」など、つらいいじめの告白が集まっていました。幼稚園や小学校低学年でもいじめがあるとは聞いていましたが、現実的にそこまでいじめの低年齢化が進んでいるのかと驚きです。また、いじめの連鎖やいじめの後も続く心のケアについて訴える声もあり、いじめの深刻さがより身近に伝わってきます。■いじめと遊びの境目とはいじめ問題の難しいところは、何をもって「いじめ」とするかというところ。コメントでも、その難しさについての悩みの声が寄せられていました。「いじめといじりは紙一重。長男はすごく体が小さかったので、担いで女子トイレや更衣室に投げ込まれたりして、先生からは『いじられキャラです』と説明されました。しかし家では、『つらい』と泣いてました」(大阪府 40代女性)「小3の息子が、よく消しゴムを粉々にされたり、鉛筆を折られたり、ノートや筆箱に落書きされたりして帰ってきます。相手はふざけてやっているのか、いじめや嫌がらせの分類なのか、難しいところ」(福島県 30代女性)「いじめまで発展してはいませんが、小3の息子がちょくちょく同じ子からちょっかいをかけられているみたいです」(岩手県 30代女性)「いじられキャラ」や「嫌がらせ」、「ちょっかい」などというキーワードからは、「いじめ」との明確な違いを見つけることの難しさを実感させられます。また、している方とされている方との間に、意識の違いが生じている場合もありそうで、「いじめ」の判定が簡単ではないことがよくわかります。■勇気ある行動に出る子どもたち親たちから寄せられたエピソードのなかには、いじめをみずから解決したり、仲裁したりという子どもたちの勇気ある行動がいくつも集まっていました。「中2の息子は平和主義で、いわゆる『いじめ』を嫌います。性格的にも、男女を問わず嫌がらせを受けている友人を無視することができず、『やめとけ!』と言えるような子です。親としては、『ターゲットが息子に向けられるのでは?』と心配もしましたが、『放っておけばいいから! オレは大丈夫!』と、強く逞しい内心を聞き安堵(あんど)しました」(広島県 40代女性)「いじめられている子、いじめている子、分け隔てなく仲良くしていたら 『あいつと仲良くするんだったら仲間はずれにする』と言われた。無視されたりしながら、それでも『どんな子でも差別したくない』と、どちらとも変わらず接することをやめなかった」(北海道 30代女性)「小学生のときに、『1つ解決しても、また違う子からいじめにあう』と言ってきたことがありました。その場で相手に、『なんでそんなことするのか聞いてみなさい』と言ったら、娘はそのとおりに加害者の子に直接聞いてこれまで解決してきました。いまでは、誰かがいじめていたら『そんなことはしちゃいけない!』と言える子になりました」(茨城県 30代女性)大人でもなかなかできないような勇気ある行動の数々に、子どもたちの持つ力の大きさを感じます。ただいじめの仲裁に入ることでみずからが標的になってしまうこともあるため、親としてはどのように伝えればいいのか、本当に実行して大丈夫なのか悩みどころではあります。でも子どもたちが勇気を持ってみずから起こした勇気ある行動には称賛を送ってあげたいですよね。■加害者がわずか「3.4%」に疑問の声もアンケートによると、「いじめの加害者になったことがある」のはわずか3.4%。いじめは1対多数となることが多いことが考えられ、本来は被害者の数よりも多くなるはず。この結果からはどのようなことが読み解けるのでしょうか。「被害者率が高いが、加害者側はただ知らないだけなんじゃないかって思うほど、子どもの世界を親は知らないものです」(滋賀県 30代女性)「加害者が少ないことにビックリ。わが子が学校でどうなのか、親子での話し合いをしてる家庭が少ないのかなって感じました」(茨城県 40代女性)「加害者にも被害者にもなってもらいたくないし、いままでもいじめはないとは思う。でも本当に『ない』とは言いきれない。他人がさ細なことだと感じるようなことでも当事者が『いじめ』だと受け止めれば、それは『いじめ』。『ない』と自信を持って答えている方々、大丈夫ですか?」(神奈川県 40代女性)たしかに、被害者だけではなく、子どもが「いじめの加害者になっている」ことにも、親としては気づきにくい現状があるかもしれません。アンケートでも「わからない」と答えた人が2割以上いることから、子どもたちのなかで、どのようなやり取りがあったのか、どんな関係性なのか、すべてを把握するのは至難の業です。筆者の小学1年生の長男も、最近友だちと帰宅中にもう一人の友だちを走って置き去りにしてきたことがありました。本人が帰宅後、「逃げてきた!」とうれしそうに言ってきたことで発覚。親同士も仲が良かったのですぐに謝罪して事なきを得ましたが、悪気のなかった長男の態度に驚き、反省させられました。その後、あらためて「なぜしてはいけないのか」「されたらどんな気持ちになるか」について、親子で話し合い、長男自身も涙目になって反省しましたが、「いじめの加害者」と相手には映った可能性もあった出来事でした。こうしたことは日常で頻繁に起こっているのかもしれません。そうだとすると、だれもがいじめの被害者にも加害者にもなりえるといえそうです。ではそんなとき、親としてはどのようなことができるのでしょうか。■子どもが加害者にならないためにいじめの加害者にどうしてなってしまうのでしょうか?「家では良い子の親こそ、学校ではおとなしい下級生に対して弱い者いじめをしているのに、『わが子は優等生だ』と思っている気がする。圧力を親からかけられてる子どもは外で弱い者に圧力をかけるのでは? ある意味子どもも犠牲者」(三重県 40代女性)「いじめをしてしまう子は、家庭で精神的な問題があるのだと思う。発見した場合は、いじめる側の子の心の問題も見つけてあげないと、ずっと変わらないのではないかと思います」(三重県 30代女性)たとえば家庭や習い事、そして学校などで、別の問題を抱え、そのストレスによっていじめを始めてしまう…、コメントにもあるように、こういったストレスなどがいじめる側が抱えている可能性はあるかもしれません。でもだからと言って、いじめはけっして許される行為ではありません。ただ家庭の対応が無力だとも思いたくない。もし家庭でそのストレスを少しでも受け止められれば、いじめの加害者が一人でも減らせるのではないか? そう信じたいものです。それでは、そのとき親は子どもにどのようなメッセージを伝えればいいのでしょうか。「『やられたらやり返せ』という教育はダメだと思う。人にやられて嫌だったことは誰かに対してもやっちゃいけないと教えるべき。我慢できないストレスを受けたら、やり返す以外の対処法を教えるべき」(千葉県 30代女性)「相手が嫌だと思ったらその相手にはそれをしないことを心がけることだと思います。言葉や行動で誰しも相手を陥れることがあることを、大人も子どももしっかり認識すべきだと思います」(神奈川県 30代女性)「どんな場合でも、大勢対一人は卑怯(ひきょう)。大勢で一人をいじめるのは絶対あってはならないことだと、親は厳しく教えていかなきゃいけないと思います」(佐賀県 40代女性)たしかに、「相手が嫌がること」を想像できたなら、「相手が嫌がることをしない」と子どもたちが立ち止まって考えられるかもしれません。さらに、あたり前のことではありますが、「大勢対一人」という構図は絶対にダメだということを伝え続けることも重要なポイントになりそうです。■子どもをいじめの被害者にさせない最後に、子どもがいじめの被害者にならないためにすべきこと、また、いじめの被害者になってしまったら親としてどう対処すればいいか、考えてみたいと思います。●子どもの出すSOSを見逃さない「いじめの被害者になったとき、子どもの目に覇気を感じなかったので問いかけました。自分から言えない子どもが多いので、『わが子は大丈夫』じゃなく、基本的に信じるべきですが、疑うべきでもあります」(徳島県 40代男性)「何でも話しやすいように小言はぐっと我慢して、子どもの学校の話を聞いてます。子どもも自分からいじめの話をしたくないんですよね。ふさぎ込んでたり、変なテンションだったりしないか、いつも気にかけます」(東京都 40代女性)●子どもに寄り添い守ってあげる「いじめまでとは言わないけれど、仲良くしていた子とギクシャクしていた。大切にしていたお友だちだったので、メンタルが心配でしたが、できるだけ寄り添って話を聞いてあげました」(岩手県 40代女性)「息子が幼稚園の頃、毎日のように意地悪されていた。幼稚園も学校も、先生がいるとは言え、大人の目が届きにくい子どもたちだけの社会。自分の子どもの声を拾い、子どもを守るのは自分しかいないのだと親は認識すべきでしょうね」(東京都 50代女性)●子どもを見守る「息子が一度いじめられてると話してきました。びっくりしましたが、本人は『自分で解決する!』と勇気ある一言。息子には『どうしてもうまくいかないときは相談してね』と伝えました。今では人の気持ちをくみとれる優しい息子になっています」(石川県 40代女性)●相手や学校に相談して連携する「深刻なからかいではなくふざけ合いの延長みたいな感じでしたが、どうしても許せないことは、話を聞いた上で相手の子に話をしました。学校の先生には恵まれたので、よく相談もして、学校、家庭、本人の連携で問題は乗り切っていたと思います」(山梨県 50代女性)●学校をやめることも視野に入れる「いじめられている友だちを助けて娘が標的に。下駄箱の上履きに画びょう、クラスに机がない、物がなくなるなど散々でした…。その後、学校を転校しました」(千葉県 50代女性)ここまで、子どものいじめについて、加害者、被害者どちらにもならないための方法について考えてきました。最後にこのようなコメントも紹介したいと思います。「いじめに関わらない人間なんていないと思うんです。見て見ぬふりもいじめだと思います。いじめられてつらい思いをしても、今度はいじめる側。大人になってもいじめはなくなりません。もっと相手を思いやる気持ちを持たないといけないですよね」(福島県 40代女性)「いじめがニュースになる度に、子どもに『あなたはどう?』といじめについての話し合いをして『傍観者になるな』って言っています」(茨城県 40代女性)もしかしたら、「傍観者になる」人たちが一番多いのかもしれませんね。いじめられるのが怖くて、見て見ぬふりをしてしまうということは、親の私たちにも身に覚えがある人は多いでしょう。いじめていた子が、次の日にはいじめられる側になるかもしれない。どんなときにも、「相手を思いやる気持ち」が必要だと感じます。「あなたは大切な存在」と親が子どもに伝え、子ども自身もそう思えたら、自分のことも相手のことも大切にしていこうという気持ちが芽生えるのかもしれません。そのことだけは、できる限り親から子どもに、言葉だけではなく行動でも示していきたいなと思います。「大人になってもいじめはある」というコメントも多く目にしました。実際に、いじめ問題は子どものものだけでなく、大人間でも問題となることがたびたびあります。親である自分たちが、お手本となれるように、相手に思いやりを持ち、普段から「いじめは絶対にしてはいけないことだ」と行動で示していきたいものですね。Q.子どもがいじめに巻き込まれたことある?アンケート回答数:5222件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年09月01日【徹底解説】上手な寝かしつけ方はあるの?入眠の儀式って?SNSで大人気のぱぱしょー先生(加納友環先生)に、「子どもの睡眠」についてお話を伺いしました。睡眠時間が足りないとどうなる…?心と身体の成長に影響が出ることがあります。子どもにスムーズに寝てもらうには…?入眠儀式があると寝に入りやすいかもしれませんね。寝る前の環境づくりで大人ができることは…?刺激を与えない、ブルーライトをみせないようにする。ほかにも、3歳と5歳のパパである先生が実際に行っている寝かしつけ方などについてもインタビューしています。詳しくは動画をチェックしてみてくださいね。動画目次0:49 子どもの睡眠はどうして必要なの?1:55 子どもの年齢で寝るべき時間は変わる?3:07 ぱぱしょー先生が実際に行う「寝かしつける工夫」4:19 子どもの睡眠のためにママができること5:18 睡眠環境についてのアドバイス字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪次回のぱぱしょー先生の動画は「トイレトレーニング編」を公開予定です。(毎週月曜日更新)お楽しみに…!子育てに役立つ動画が盛りだくさん!子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。運動が知能の育成に効果あり?!子どもの叱り方のコツは?家計簿をつけている人は何%?!話題のキャッシュレス決済ってどうなの?FPおすすめのクレカは?貯金ができる人ってどんな人?頭の良い子どもの育て方動画は絶賛更新中!ぜひチャンネル登録してみてくださいね。著者:加納友環(ぱぱしょー)二児(3歳、5歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。ぱぱしょー先生のコラム子どもの睡眠に関する記事
2019年08月26日子どもが生まれると、保育園に始まり、学校や習い事など、数々の局面で親としての選択を迫られることがありますよね。そんなときに、「子どもの生き方」について思いを寄せることもあるかもしれません。子どもたちが歩む人生にはさまざまな選択肢が待ち受けていますが、そんなときに親としてはどのように関わればいいのでしょうか。子どもの生き方についてのアンケートをもとに、考えてみたいと思います。■「自分のような生き方をしてほしい」親はたった3割!?アンケートでは、子どもに自分のような生き方をしてもらいたいか聞きました。その結果、「すごくそう思う」、「そう思う」、「少しそう思う」と答えた人があわせて32.3%となり、その度合いに大小はあるものの「子どもに自分のような生き方をしてほしい」と思っている親は約3割にとどまることがわかりました。一方で、「思わない」という回答は65.5%となり、6割以上の親たちが「自分のような生き方をしてほしくない」とは考えているようです。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?すごくそう思う 8.3%そう思う 6.1%少しそう思う 17.9%思わない 65.5%その他 2.2%■親の思い1、「諦めた夢、子どもにはかなえさせたい」それでは、まずは「自分のような生き方はしてほしくない」と考えている親たちの思いについて、掘り下げていきたいと思います。「私は学生時代、友だちとは自由に遊べない、夢を持つこと、何かをやり遂げることができない家庭環境だったので、娘には自分をしっかり持って生きていってほしいです」(鳥取県 40代女性)「幼少期に否定されて育ったため、かなりマイナス思考な自分のようにはなってほしくないです。わが子には『いーじゃん! やってみよー!』と言うように心掛けております」(愛知県 40代男性)「バブルに踊らされ、人生しくじりどん底見ているので、子どもたちには後悔しない人生を歩んでほしい」(三重県 50代女性)「私は、経済的に夢を諦めたので子どもたちには、自分の夢をかなえてほしいです。夢をかなえてあげられるように、自分もがんばろうと思います」(静岡県 40代女性)どのコメントからも、自らのつらい経験を思い返して、子どもにはできれば同じ思いはさせたくないと考える親の気持ちが伝わってきます。ほかにも、「自分のようにモラハラな男性とは結婚しないで」とか、「生活のためにいやいやしている仕事なので、子どもにはそんな仕事はさせたくない」などという切実な声も届いていました。家庭環境や経済状況、また結婚や仕事など、人生のさまざまな局面で、親自身も苦労してきた場合、どうしても子どもには同じつらさを経験させたくないと思ってしまいますよね。大事な存在だからこそ、守ってあげたいという親の思いが伝わってきます。■親の思い2、「子どもは自分のコピーじゃない!」また、子どもと親は別の人間だから同じ人生は歩めないという意見も多く寄せられていました。「子どもには自分とは違う可能性があるので、その可能性を少しでもサポートしていけたらと思う」(愛媛県 40代男性)「子どもは自分のコピーではない。性格や特性が違うから、自分に合った生き方をしてほしい」(千葉県 50代女性)「小3の長女に対して、義母も夫も『将来は○○になるのが一番!』など勝手に将来を決めてうるさく言うけど、娘の将来は娘のもの。親なんて二の次で良いと思う」(茨城県 30代女性)筆者は男子2人の母なのですが、長男は自分と性格がまったく違うため、何をするときも少し離れたところから応援してきました。しかし、次男とは性格がとても似ていて、失敗の予測がつきやすく、つい口出しをしてしまうことが多くなってしまいがちです。子どもが歩む人生を見据えつつ、どの程度のサポートをしてあげればいいのか、悩みは深まるばかりです。■親の思い3、「私以上の幸せに」なかには「自分よりもいい人生を送ってほしい」という願いを抱く親たちもいるようです。「生き方とか人生観とか難しい話はともかく、子どもには自分以上に幸せになってほしいと思うのが親心」(千葉県 40代女性)「『何となく』、その言葉がぴったりの私の人生でした。先を深く考えず決める事ばかりで、後悔しまくりです。同じ人生を歩んでほしくないので、いろんな知識や常識を子どもには教えています」(神奈川県 30代女性)「自分の今までを全部否定する訳ではありませんが、私の様にはなってほしくない。嫌なことも良いこともいろいろな経験をして、後悔のないような生き方をしてほしいと思います」(岩手県 40代女性)そのほかにも「しっかり勉強して、知識、社会性、専門性を身に付けて親を越えて行ってほしい」という声もありました。たしかに、親としては子どもにはいい人生を送ってほしいと思うものですよね。そして比較できるものではありませんが、自分が歩んだものよりもいい人生を送ってほしいと考えてしまうのは、あたり前なのかもしれません。■親の思い4、「自分を見て同じ道を歩いて」一方、「自分のような生き方をしてもらいたい」と考えている人たちは、どのような考えを持っているのでしょうか。「『後悔のないように前進あるのみ!』というのが私のポリシー。そんな姿を見て、同じ道を歩いてくれている娘です」(宮崎県 40代女性)「信頼できる最愛のパートナーと結ばれ、かわいい子宝に恵まれてほしい。温かい家庭と信頼関係、そこだけは、自分と同じような生き方になってほしいな」(宮城県 30代女性)「子どもの頃からなりたかった職業につき、やりがいをもって仕事ができていて、嫁ぎ先でたくさんの良い友人ができて毎日楽しく過ごせている。娘にも息子にも自分がやりたいことを見つけ、楽しく充実した生活を送ってほしいなと思います」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「学校を出て、普通に就職して家庭をもった。子どもにも同じような人生を送ってほしい」、「子どもには自分と同じように早く結婚して出産してもらいたい」などという、それぞれの人生を経た経験から来るアドバイスが寄せられていました。100%同じ人生を送ることはできなくても、自分が人生で「よかった」と思えたことは、子どもにもできれば同じように経験させてあげたいと思う人も多いでしょう。人生の先輩だからこその親の助言ができるポイントにもなりそうですね。■子どもに身につけてほしい力とは子どもに「親と同じような生き方」または「まったく異なる生き方」を望むとしても、親はどのような力を子どもに身につけてほしいと願っているのでしょうか?「自分の思うように生きてほしい。自分の選んだ道なら、失敗も受け入れざるを得ないし、その失敗の痛みと、はい上がる力、成功の快感を感じながら、なりたい自分になってほしい」(神奈川県 40代女性)「今は、私の時代とは全く違います。どんなに生きづらい世の中でも、強く楽しくまっすぐに歩んでいってほしいと願っています」(茨城県 40代女性)「元気で人の気持ちがわかる人間になってほしい。うそ付かずに、真っすぐな人間になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「『あなたに会えてほんとうによかった』、そう言われる生き方をしてほしい。ただそれだけです」(東京都 40代女性)「人の迷惑にならない、犯罪を犯さない、できれば社会の役に立つ人間になってほしいです」(東京都 40代女性)「とにかく、事故や病気で親より早く逝く事がないように、大人になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「一人一人、顔や性格が、違うように、生き方も違うと、思います。誰かのまねではなく、自分の人生を思い切り生きてほしい。願うなら、人に囲まれ、笑顔の多い人生を」(愛媛県 40代女性)■子どもの人生に親はどうかかわるべき?それでは親としては、子どもの生き方にどのように関わっていけばいいのでしょうか。いくつか、コメントからヒントが見つけられそうです。「子どもは親と同じような生き方をしなくてもいい。自分のありようを考えながら、つまずきながらでも。つまずいた時は、立ち止まってまた歩けばいいのです。歩き出すサポートはいくらでもします」(山梨県 50代女性)「子の可能性や将来の選択肢の幅を広げる手伝いまでが親の仕事」(宮崎県 40代女性)「子どもの人生は親が決めるものでもないし、親が決めていいものでもない。しかし、親を見てその後をついていきたいと思われるように、自分を磨いていきたい」(茨城県 30代男性)「適当に生きてきた事を後悔してるので子どもには私の失敗談をたくさん話して反面教師にしてほしい。適当に過ごすのではなく、自分できちんと考えて進んでいってほしい」(奈良県 30代女性)ここまで、子どもの生き方について、親の人生との関わりも含めて考えてきました。さまざまな理由から、子どもに親のような生き方をしてもらいたい人としてもらいたくない人がいること、その背景には親自身が生きてきた人生が大きく関わっていることが理解できます。寄せられたコメントのなかでもっとも多く出てきた言葉は、「子どもの人生は子どもの人生」というもの。子どもを心配する気持ちから、つい口出ししてしまったり、先回りして失敗を遠ざけたりしてしまう親のふるまいは、時に重要な役割を果たすこともあります。ただ、その度合いによっては、子どもの道を邪魔してしまいかねない場合もあるかもしれません。親と子の人生は別物だということを、強く認識しておく必要があるのだと痛感させられます。子どもの人生を考えるとき、忘れがちとなってしまう「自分の人生」。親と子の人生が同一のものではないということは、親の人生も親だけのものでもあります。もちろん親としてふるまわなければいけない側面もあるでしょうし、子育て中に我慢しなければいけないこともあるでしょう。でもパパママである前に、一人の人間として「したいことをする」「夢を持ってみる」「毎日を楽しく過ごしてみる」ことも、とっても大事なことだと思います。子どもの人生を応援しつつも、自分の人生を楽しむ親の姿は、子どもにも希望と勇気を与えられそうな気がします。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?アンケート回答数:4974件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月25日ふだんは、子どものお世話に家事に大忙しのママ。お休みの日くらいはパパに子どもを見てもらって、ママはひとり時間を堪能したいですよね。でも、「パパ、いや〜! ママがいいのー!」と子どもに泣かれたら、どうしようもありません。「そっか、ママの方がいいか…(しょんぼり)」とパパはどんどん育児に消極的になってしまうし、ママはいつまでたってもラクはできないでしょう。そこで、子どもが「パパ、いや〜!」になってしまった原因と、好かれパパに変身させる対処法についてご紹介しましょう。■どうして子どもは「パパ、いや〜!」になったのか? 3つの原因子どもに好かれずに悩んでいる相談者や、周囲の男性を観察してみると、ある共通点がありました。1つは、「子どもの安心欲求を満たす場にパパが不在だった」という点です。人間の欲求にはいろいろな種類がありますが、赤ちゃんや子どもなら「食事」「睡眠」「排泄」の3つが主な基本的欲求となるでしょう(O.クラインバーグの欲求分類より)。これらがスムーズに行われると子どもは安心し、逆に満たされないと不安を感じるのです。そのため、三大欲求を満たしてくれる相手を子どもは一番信頼し、安心を感じ、「好き」という感情を抱きます。しかし、子どもが人を認識し始める0歳から、それが誰かはっきりと理解し人見知りを始める2歳くらいまでの間に、「子どもにごはんを食べさせた」「寝かしつけをした」「おむつを替えた」といった育児参加が極端に少ないパパは、子どもに好かれるのはなかなか難しいようです。2つ目は、「自分中心にマイペースな育児参加」をしてきたタイプ。特に、2〜3歳のイヤイヤ期くらいまでに、子どもが遊んで欲しいときには一緒に遊ばず、眠そうにしているときにかまって起こしたりといった、自分ペースで育児に関わってきたパパに、子どもはなつきません。そして3つ目は、「パパと子どもを2人きりにして大丈夫かな」「抱っこをさせたら落とすんじゃないかな」と口には出さないもののママが不安に思っている場合。子どもは、ママのそんな些細な不安も敏感にキャッチします。ほかにも、赤ちゃんがママの実母に抱っこされても泣かないのに、義母だと途端にぐずったりすることがありますよね。これもママの不安な気持ちなどを感じているからという場合もあります。以上の3つが、子どもに嫌われるパパの共通点ではないかと感じています。■「子どもをパパ好きにしたい!」ママはどうすれば?子どもが「パパっ子」になってくれたら、育児も手伝ってもらえ、ママもワンオペ育児から解放されますよね。では、どうすれば、子どもがパパ好きに育つのでしょうか? 答えは、簡単! 前述の「子どもに『いや〜!』と言われるパパの共通点」の逆をすればいいのです。まずは、子どもが小さいうちは、食事、睡眠、排泄の三大欲求を満たす育児をなるべくパパに手伝ってもらいましょう。育児は苦手でも、子どもに嫌われたいパパはいません。嘘も方便で「将来一緒に子どもと飲みに行きたいなら、赤ちゃんのうちから仲良くなっていないと無理みたいだよ」と夫に吹き込んではいかがでしょうか。ただし、パパが自分勝手な育児をしないよう、あくまで子どもの求める三大欲求に沿う育児を手伝ってもらうのが肝心です。そして、一番難しいけれど大切なのが、ママがパパを信頼していると言葉や態度で子どもに示すこと。パパが子どものお世話をしているとき、そばにいるママは子どもが不安になるような声がけや態度はせず、「この人は怖くないよ、大丈夫だよ」と信頼している雰囲気をつくることが肝心です。もし、パパの子育てが自分と違っていたからといっても、注意したり文句を言ったりしてはいけません。家事を手伝って欲しいのに、夫のやり方が気に入らなくて、結局はママひとりが背負いこむことって多いですよね。子育ても同じ。夫婦であっても、子育ての仕方が違うのは当たり前で、違いを認めることから始めましょう。そこで話し合ってすり合わせをしていけばいいのです。家事も育児も、結果オーライなのです。これらを実行するのは、子どもが小さければ小さい時期ほどおすすめです。子どもは、言葉自体は理解できなくても、肌で感じる、本能で感じるもの。それがのちのち、子どもの「パパ、大好き!」につながるのではないでしょうか。■「子どもが苦手」「育児に無関心」というパパは?中には「子どもが苦手」「育児に無関心」というパパも少なくありません。そういったパパに、育児を担当してもらい、子どもをパパっ子に育て上げるのは至難の技ですよね。子どもや育児に消極的なパパの場合、いっそのこと「子どもと同じように扱う」というのはどうでしょうか?よく、手のかかる夫のことを「うちには大きな子どもがもう一人いるから」と表現する妻がいますが、それも良しとするのです。すると、無理に子どもの世話をしたり、父親ぶらなくてすむので、パパは子どもと自然体で接したり遊んだりできるようになるでしょう。パパと子どもでも、遊び相手として関わりを持つことで、きょうだいのような絆で結ばれます。三大欲求の食事、睡眠、排泄も、父としてお世話するというより、きょうだいとして一緒に体験するというのでも良いのです。一緒に食べる、一緒に寝る、一緒に排泄…はさすがに難しいですが(笑)、同じ目線で体験していくことでも、パパへの安心感、好きだという気持ちは子どもに生まれるでしょう。大なり小なり、ママは子どもにとって自分が一番でありたいと願いますよね。そのため、ついつい育児をすべて自分ひとりで背負いこんでしまいがちです。でも、その独占欲や執着を手放し、子どもが小さいうちから夫とうまく育児を分担することで、パパ好きの子どもに育つとしたら?ママの育児がずっとラクになる「パパっ子」に我が子が成長するよう、ママも全面的に協力しましょう。
2019年08月23日わが家では、育児はパパが「お手伝いする」のではなく、パパとママ2人で「協力してやる」という考え方です。しかし2人目が生まれたときはまだまだ私(パパ)の育児スキルはママには及ばないことが多く、ママの負担は大きい状況でした。 今回はそんなときにママに少しでも休息を取ってもらうために、私が寝かしつけできるようになった体験をご紹介します。 パパが寝かしつけて、ママに休息を私が前職に就いているとき、わが家のママは1日のほとんどの時間を子どもと過ごしていました。特に子どもがまだ0〜1歳のときは、夜もゆっくり休めません。そこで、少しでもママが休息を取れるように私が寝かしつけをできるようにしました。 授乳中はどうしてもママがおっぱいをあげる必要が出てきますが、断乳後は寝かしつけから朝まで私が子どもを見ることも可能です。子どもに寄り添い「パパがいるから安心して寝ていいんだよ」という気持ちを伝えながら、根気強く寝かしつけをマスターしたことでママの睡眠時間も格段に多くなりました。 秘訣は普段からのスキンシップ何と言っても子どもには「安心感」の必要性を感じました。そのためわが家では私が寝かしつけに挑戦する以前から、子どもと過ごす時間を少し工夫しました。 お昼寝前から私と2人で楽しく遊び、疲れてきたらそのまま抱っこして子どもの好きな歌を歌い続けゆらゆらしました。そしてその流れでお昼寝も一緒にします。布団に下ろすと泣いてしまうようであればずっと抱っこで寝かせます。これを何日か続けると、驚くほど寝かしつけがラクになりました。 一朝一夕で安心感を与えることはできませんでしたが、普段からたくさん触れ合うことが、結果として1番の近道になったようです。 とにかく根気が必要なパパの寝かしつけわが家のママが100%の確率で寝かしつけができるのは、「子どもが眠るまで1時間でも2時間でも諦めないから」だと感じていました。子どもとしても、生まれてから1番長く一緒にいるママだと安心感も大きいのか、結果として、はじめのうちは私が寝かしつけをすると時間がかかるという状況でした。私が寝かしつけると決めた日は、「何時間かかっても眠るまでパパに任せる」という夫婦共通の覚悟と根気が必要でした。 これを何度か繰り返すうちに、わが家では徐々に私の寝かしつけも時間短縮できるようになりました。そして日に日に子どもとの信頼関係が積み上がってきたと実感できるようになり、以前よりも楽しく育児ができるようになりました。 パパが育児の戦力となれるところはたくさんありますが、やはり子どもが小さいうちはまだまだママに負担がかかりがちです。そんな状況でのパパの育児スキルUPは、ママの負担を減らすだけでなく、楽しく夫婦で育児をする雰囲気も与えてくれました。 著者:浦野崇朗2人の子を持つ父。前職の公務員退職をきっかけに、家庭では家事・育児をしながら、在宅で育児関連のライターとして執筆中。その他フリーランスとしてWEB制作などを行う。
2019年08月13日子どもたちから何気なくかけられた言葉に、思わず胸がキュンとした経験はありませんか。忙しい日々の中で、そうした言葉はパパやママたちの大きな励みになりますよね。今回は、アンケートに寄せられた子どもたちの胸キュンな言葉とエピソードをご紹介したいと思います。■子どもの発言に胸キュンする親が8割超えアンケートで、胸キュンした子どもの名言があるかどうか聞いたところ、8割以上が「ある」と答え、多くの人たちが子どもたちの発言に心を動かされたことがあることがわかりました。Q. 胸キュンした子どもの名言ある?ある 83.5%ない 13.9%その他 2.6%■胸キュン1、「大好きなママの笑顔が見たいから」子どもたちから親に向けて、気持ちを率直に伝えてくれることに胸がキュンとしたというコメントから見ていきましょう。「息子から小学校の謝恩会で渡された手紙に 『どんなことがあっても、お母さんは俺のこと理解して受けとめてくれて、いつでも味方でいてくれたね』って。感激しすぎて涙が止まらなくなりました」(岩手県 40代女性)「家族の俳句を作る宿題で、小3の息子が『大好きなママの笑顔がみたいから』と書いていた。ホロリと涙が出ました」(茨城県 40代女性)「1年生のわが子。『給食おいしかった!』と笑顔で帰宅。その後、『でもね、ママのご飯が1番だった!』ですって。その日は張り切ってハンバーグを作ってあげました」(愛知県 30代女性)「大好き」の言葉にキュンとしているというコメントが多数! 忙しい日々のなか、心が少しすさんでしまったときに「大好き」と言われたら、じーんとしてしまう気持ちには共感しかないですよね。筆者の1年生の息子も、ママ宛てに「だいすき」というお手紙を書くのにハマっていた時期があり、すべて大事にとってあります。少し気は早いですが、将来反抗期が来たらその手紙を見て癒やされる予定です。■胸キュン2、「愛してくれてありがとう」さらに、パパやママたちの大きな力になっているのは子どもたちからの感謝の言葉。さまざまな種類の「ありがとう」に胸キュンしたエピソードが寄せられていました。「5歳の息子がふと、『ママ、産んでくれてありがとう』と言ってくれた時に、キュンとしました」(広島県 40代女性)「『いただきます、ママありがとう』。2歳の息子が、ご飯を食べる前に必ず言ってくれます。この言葉で幸せになれます」(広島県 20代女性)「小学校卒業時にもらった娘の手紙のなかの一言。『愛してくれてありがとう』。1人の人間として人を愛する大切さと喜びを、愛されるよりも愛することの偉大さを、娘から教えてもらいました」(新潟県 40代女性)ほかにも、パパから「『僕たちのために仕事がんばってくれてありがとう』って言われて泣きそうになった」というコメントも寄せられていました。どのエピソードを読んでも、それぞれの家庭で記憶に残るステキな思い出になっていることがわかりますね。親としては、子どもから「ありがとう」と言われると、「いやいや、こちらこそありがとうだよ!」と思ってしまうことも。つくづく「ありがとう」の持つ力は強大だなと実感させられます。■胸キュン3、「パパに心がチュウになった」なかには、「もしかして詩人なの?」と思ってしまうような想像力豊かな発言も寄せられていました。「朝目覚めた時に、私の方にコロコロ転がってきて『お届け物で~す!』」(神奈川県 40代女性)「4才の娘に『パパに心がチュウになった』と言われ、チュウされた」(茨城県 30代男性)「娘が保育園児の頃、強風の日に洗濯物を見て『ケンカしちゃダメよー!』と言っていた。取り込む時に『仲直りしたんだ、良かったね』とニコニコ」(滋賀県 40代女性)「夜高速道路を走っていたときに、年中さんだった息子が星空を見て一言『ほら、星さんたちのささやきが聞こえるよ』」(神奈川県 50代男性)どのコメントを読んでも、子どもたちの想像力の豊かさには驚かされますよね。大人では到底思いつかないようなこうした言葉は、もしかするとその時だけしか聞くことのできない貴重なものなのかもしれません。■胸キュン4、「お母さんはがんばっている」また、子どもからの褒め言葉にグッと来たというコメントも寄せられていました。「『ママかわいい~』。 もういい歳なので夫さえも言ってくれなくなりましたが、年少さんの息子だけは言ってくれます」(千葉県 30代女性)「仕事と家事と育児が忙しくて、つい娘に八つ当たりしてしまった日。娘に『お母さんがあんなに怒っても、お母さんのこと嫌いにならない?』と聞くと、『うん、だってお母さんがんばってるから』と。ちゃんと見てくれてるんだなぁとうれしくて、ボロボロ泣きながら娘を抱きしめました」(兵庫県 40代女性)「娘が高校生の時に、『一番尊敬するのはお母さん。お母さんのような看護師になりたい』と言ってくれました。今では看護大学生、私よりうんとステキな看護師になってほしいなぁ」(宮崎県 40代女性)疲れて、つい子どもにイライラをぶつけてしまったとき、そんなときでも子どもが優しく受け止めてくれることがあります。よく親の子どもへの愛は無償の愛と言われますが、子どもが寄せてくれる親への愛こそが本当に純粋で泣けてきますよね。子どもたちからもらえる褒め言葉は、親を認めてくれる言葉でもあるから、うれしいだけではなく、喜びにもつながりそうです。■胸キュン5、「俺が稼ぐから無理しないで」さらに、子どもの成長の印とも言えるでしょうか、頼りがいのある言葉や励ましの言葉にキュンとしたというコメントもありました。胸に迫るエピソードがたくさん寄せられていましたよ。「子どもたちが寝静まった頃、仕事から帰宅してラップした夜ご飯の上にメモ用紙。『お疲れさま。ゆっくり食べてね』。娘からのラブレターに泣きそうになりました」(宮崎県 30代男性)「高校生になった息子。毎日くたくたで帰宅する私を見て『お袋、自分の体壊してまで仕事しなくてもよくない? 仕事を変えてもいいんだよ』と。大人になったなぁと思いました」(東京都 40代女性)「私の年齢は57歳、息子は7歳です。高血圧や不整脈になり、毎日薬の力を借りてがんばっています。息子が『大きくなったら、立派な医者になってパパの病気を治してあげるからね! だからたくさん勉強がんばるよ!』と言っていて、感激して涙が出てきました」(北海道 50代男性)そのほかにも「パパがお仕事でいない時は僕が家族を守るからね」とか、「大きくなったら、たくさん稼いでラクさせてあげるから長生きしてね」など、子どもたちの優しさが伝わってくるコメントも。さらに、親自身がつらいときに力になったという子どもたちの言葉もたくさん寄せられていました。「三人目を流産してふさぎ込んでいた時に、娘が『私は遠くには絶対に行かないから大丈夫だよ』と言って抱きついて来てくれたことに、このままじゃダメだ、前向きにならなきゃと思い起こさせてくれました」(鳥取県 30代女性)「私の母が亡くなったとき、泣けずにいた私に向かって『ママ、泣きたいときには泣いていいんだよ』と言ってくれた」(神奈川県 50代女性)「持病があり体調が悪くて仕事を休んで 寝ていたとき、次男が『俺が働けるようになったらお母さんは仕事しないでいいよ、俺が稼ぐから』って言われた時はすごくうれしくて泣いてしまいました」(千葉県 40代女性)子どもには、「いつの間にそんなに大きくなったんだろう」と思わせられることがたびたびありますよね。親自身が体調を崩したり、つらい出来事に直面したとき、そんな姿を見て子どもたちはきっと「しっかりしなくちゃ」と思うのかもしれません。そうしたときにかけてくれた言葉は、きっと親にとっても忘れられない大切な宝物になるのでしょう。■子どもたちの胸キュンな言葉を活力にでは、子どもたちからのたくさんの言葉に対して、親は何を返せるのでしょうか。「娘が幼稚園の頃、何回言っても聞かずイライラして、怒った後に『お母さんの絵を描いた』と持ってきてくれて、怒った顔だろうと思っていたら、にっこり笑ってイヤリングをつけた顔が描いてあり、こんなに怒る私でも好きでいてくれてありがとうとキュンとしました。いまでもその絵は大事な宝物です」(宮崎県 40代女性)「『お母さん、私を産んでくれてありがとう』と言ってくれたとき。私も『産まれてきてくれてありがとう』と言って返しています」(宮崎県 40代女性)「幼稚園でのお弁当最後の日、息子と手をつないでの帰り道。『ママ、いままでお弁当を作ってくれてありがとう』、『こちらこそ、いつも残さず食べてくれて、ありがとう』。二人で顔を見合わせて笑いました。とても幸せな思い出です」(神奈川県 50代女性)子どもたちからの温かい言葉の数々。親としては、そんな言葉に耳を傾け、胸にとめて、応えてあげることが大切なのかもしれませんね。筆者も子どもの発言を振り返ろうとしましたが、意外に忘れてしまっている言葉も…。コメントでは、「その時々で胸キュン発言を日記やメモに残しておく」という意見もあり、参考にしたいなと思いました。もしかしたら子どもたちの言葉を心にしたためていくことで、親子関係がつらいときや悩んだときに、自分を奮い立たせてくれるかもしれませんね。子どもたちからの言葉は、親にとって大切な宝物になります。純粋な子どもたちだからこそ、ふとした瞬間に親の胸をキュンとする、心にグッとくるような言葉をかけてくれるのでしょう。子どもからの胸キュンの言葉は、親にとってのエネルギー。毎日たくさんくれる子どもからの胸キュンセリフを活力に変えつつ、子どもたちにも返していきたいですね。Q. 胸キュンした子どもの名言ある?アンケート回答数:4593件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月11日わが家には3人の子どもがいますが、1人目を出産したとき、夫は22歳でした。夫の友人もまだまだ家庭を持つ人が少なく、自由に遊んでいた時期だったこともあり、妊娠をしていた私は本当に夫がパパとしてやっていけるのか不安に思っていたころの話です。 喧嘩になったきっかけは車選び夫と私は、いわゆる“できちゃった婚”でした。私の妊娠がわかったときに同居を始めましたが、夫も若く、ちょうど車を購入しようとしていた時期だったのですが、そのときに喧嘩になった原因が、車種選びでした。 夫はまだ収入も少ないのにワンボックスカーを購入したがっていましたが、独り身で購入するならまだしも、これから赤ちゃんが生まれるのに車のローンにそんなに費やせない、と私が主張したことが喧嘩の始まりでした。 妊娠中は喧嘩が多かった車選びが原因の喧嘩で、一度夫は家を飛び出しました。しかし、周りの親族にも自分の収入を考えて今は我慢したほうがいい、と説得をされて戻ってきました。 それからも私が妊娠中、不安なことを夫にぶつけるたびに喧嘩や言い合いが多くなりました。そのたび夫は家を出ることもありましたが、なんとか戻ってきてくれて、お互いに自分の意見を喧嘩腰ではなく、ちゃんと話し合うようになっていきました。 夫がパパになったのは22歳6月生まれの夫が22歳になった翌月に、赤ちゃんが生まれました。夫は結婚前から、夜に友人と会ったり、仕事から帰宅した後の自由時間に趣味のネットゲームをしていたのですが、赤ちゃんが生まれたあとも同じような生活を続けていました。 休日の前夜は朝までネットゲームをし、翌日は夕方近くまで起きないことが多く、赤ちゃんの面倒をなかなか見てくれませんでした。 幸い私の実家が隣の市にあり、車で30分程で行ける距離だったので、何かあると私は赤ちゃんを連れて実家に帰っていました。しかし私のこの行動を見て、夫はようやく赤ちゃんとも私ともあまり触れあう時間がないことに気付いたようで、それ以来少しずつ変わり始めたのです。 「俺がやるよ」と言うようになった最初はあまりしなかった育児も、子どもが生後10カ月になったころには、率先してやるようになり、夜泣きがひどかった赤ちゃんを交代で見てくれるようになったり、お風呂にも入れてくれるようになりました。泣いたらすぐに抱っこしてくれ、気付いたときには、夫の抱っこで赤ちゃんがスヤスヤと眠るまでに成長しました。 家事の面では、肌が弱い私を労わってくれるようになり、お皿洗いやお風呂掃除、洗濯物をたたむのを夫が自らしてくれます。そして、休日前夜のネットゲームも時間を決めて短めに楽しみ、休みの日は家族で出かけられるように朝8時に起きるようになりました。 最初は独身だったころと同じ感覚だった夫。若くして結婚をしたので仕方がないのかな、と思っていましたが、お互いの気持ちを冷静になって、落ち着きながら話し合ったり、私の行動を見てパパらしくなってくれました。今ではこの人と結婚してよかったと思いますし、家族5人でとても幸せに暮らしています。 夫婦としてちゃんと話し合ったりお互いに頼って力を合わせることで、乗り越えられることがたくさんあるんだなと感じました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月11日「○○は俺がいなくても大丈夫」と言われて振られた経験のある人はいませんか?ドラマなどでも、「○○には俺がいなくても大丈夫だけど、あの子には俺が必要なんだ!」とヒロインが別れを告げられてしまうシーンがたくさんありますよね。そんな、別れの言葉で「俺がいなくても大丈夫」という男性にはどのような本音が隠されているのでしょうか。独占欲や執着が薄れている「俺がいなくても大丈夫」という言葉は、裏を返せば「あなたは一人でも強く生きていける」と言われているようなものです。リア充で自立した女性に対してコンプレックスを持ってこのような言葉で別れを告げる男性もいるかもしれませんが、実際にはこの言葉通りの気持ちが本音でない男性もたくさんいます。逆の言葉にあたる「俺がいないとだめだ」と思っている男性は、自分自身が彼女にとって特別な存在であることを自負しているともいえるのです。すなわち、彼女が自分の大切な人であるという独占欲や、独り占めしたいという執着が薄れたときに「俺がいなくても大丈夫」という言葉が出てきがちなのです。自分自身で幸せにしたいと思えないこの言葉を彼女に伝えるということは、恋人の自分がいなくても彼女はやっていけると思っていることになります。恋人という特別な関係は、人間として相手を大切に思えることはもちろんのこと、特別な異性として他の人と区別してお互いに特別な幸せを与え合える関係性でもあるのです。その関係性を解消したい時に「俺がいなくても大丈夫」と言う男性の本音は、もはや男性が自分の手で彼女を幸せにしてあげたいと思えなくなっている場合もあるのです。他に興味が移ってしまったさらに深読みをすれば、この言葉を言う彼は他の人に気持ちがうつってしまっているのかも。恋人関係のときには女性のことを特別な存在と感じ、幸せにしてあげたいと思っています。それなのにその気持ちが「俺がいなくても…」の言葉に変わってしまう本音は、自分が気持ちを向ける相手はもはやあなたでは無いと思ってしまっているケースもあるのです。端的に他の女性に気持ちや興味が移ってしまった事実を、自分に都合の良い言葉を使って逃げているというパターンですね。どろどろした別れ方をしたくない一度はお互いを特別な存在として認め合い恋人として付き合ったのであれば、時間が経って別れることになってもできるだけ嫌な別れ方をしたくない人は少なくありません。特に男性は自分自身を格好良く見せたり、自分に都合の良い解釈で物事を考えてしまう傾向があります。別の女性に興味が移ってしまったり、気持ちが単純に冷めてしまったとしても、別れの理由をそのまま伝えにくいと考える男性もいるのです。相手に酷い男性と思われないために、曖昧に女性を納得させようとして「俺がいなくても大丈夫」と誤魔化してしまう場合もあります。
2019年08月08日子どもが1歳になる少し前、さて寝ようかというタイミングで、突然原因不明の大泣き……。体をよく見ると、指先が赤く腫れあがっていて背中やおなかも赤くなっていました。とりあえず救急相談センターに問い合わせて、パパの車で夜間救急へ行くことに。子どもの緊急事態には、私だけでなくパパにもスムーズに対応できるように心がけておくことが大切だと思ったお話をお伝えします。 子どもが急病のときパパは対応できる?パパから「子どもに何かあったとき、俺は何をしていいかわからない」とよく言われていました。子どもの急な体調不良で救急相談センターへ問い合わせたことは3回ほどありましたが、思えばすべて私が電話をしていました。夜間救急へかかるべきか、自宅で様子を見て大丈夫なのかなど、私が指示をもらって対応していたのです。夜間救急へ向かう際は、パパが車を出してくれていたのでそれだけでありがたいと思っていましたが、もしも仕事でパパがいなくても恐らく私はひとりで相談センターへ電話し、子どもを抱えてタクシーで病院へ行くことは可能です。では、逆の場合は? パパひとりだとしたら、まずどこへ問い合わせたらいいのかわからないのでは? と気づいたのです。 ママ友も共感! 意外と知らないパパが多いママ友数人にその話をしたら、「うちは今のところ夜間救急にかかったことはないけれど、もしかしたらパパは知らないかも」「うちも私が病院に電話して、パパには車を出してもらっただけだよ」などの声があり、緊急時にどこに問い合わせるかを知っているパパは少ないことが判明しました。わが家は育児に対して比較的協力的なパパなのですが、そういった緊急時に関しては、わが家も含めてどこのご家庭でも、パパは運転手という認識が圧倒的に多かったのです。 もしもに備えて出産前に夫婦で知る大切さ私が住んでいる地域では、自治体で配られる「子育てガイドブック」というものがあり、小児科や児童館、子育てひろばや教育施設など、子育てのことがすべて掲載されていました。私は必要な情報に色付けしたり、折り目を付けたりして愛読書のように出産前からずっと読んでいたのです。もちろんパパにも「暇なときに読んでおいてね」と声がけはしていましたが、きっと読んでいなかったのだと思います。時間のある出産前にせめて産婦人科だけではなく救急相談センターの電話番号も共有しておくべきだったなと反省しました。 以前は「ママが指示することで動きやすい」とパパから言われましたが、実際は子どもに何かあるたびに心の中では不安でいっぱいでした。この話をきっかけにその不安をパパに話したら理解してくれたのでよかったです。その後、パパは救急相談センターだけでなく、かかりつけの小児科の番号を登録し、いざというときにも頼れるパパへと成長してくれました。 著者:高杉 沙雪現在2歳の娘を育てている、東京都在住のパート事務兼フリーライター。芸能メディアや生活家電・美容家電の記事を執筆中。ジュエリーコーディネーター、秘書検定の資格有。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月05日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、育児で特に大変な0~2歳児の間、ママが仕事を休み、パパが仕事を続けているご家庭がほとんどです。 私の家も同じで、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。 子どもってこんなに泣くの?私が育児の中で1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかが空いた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなど、さまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 なかでも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おなが空いているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだ、と気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの?子どもがまだ授乳中で育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どんな食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」と一言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもないので、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても、実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月04日「目に入れても痛くない」と表現されることもあるわが子。ただ、悲しいことに子どもの成長にともなって時に親に対してきつい言葉を投げかけてくることもありますよね。今回は、そうした言葉に傷ついたパパやママたちの思いに迫ってみたいと思います。■7割以上が子どもの言葉に傷ついた経験あり!?アンケートでは、子どもに言われてショックだった言葉があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が7割を超え、多くのパパやママたちが子どもたちの言葉に傷ついた経験があることがわかりました。Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?ある 75.4%ない 17.2%わからない 7.4%■ショックな言葉1、「お母さん、トドの生まれ変わり?」7割の親たちは、果たしてどのような言葉にショックを受けているのでしょうか。いくつかの種類に分けながら、アンケート結果をみていきましょう。まずは、体形について子どもから指摘されたという声です。「参観日に『ママが一番太ってる!』ですね。それからは参観日近くなると、こっそりダイエットしています」(愛媛県 40代女性)「『お母さん、トドの生まれ変わり? 違います!あなたと同じ人間ですけどー!」(千葉県 50代女性)ほかにも「『おなかに子供がいるの?』と言われた」などというコメントも。自分があまり触れてほしくない部分にも、無邪気で素直な子どもならではでのキツイ一言があるようです。さらに、容姿や年齢についての言葉にショックを受けた人も多くいるようです。「高齢出産ということもあり、周りのお母様たちとは、かなり歳の差があるのはわかっていましたが。娘がある日『お母さんがもうちょっと若かったらな~』と…。ガーン!」(鹿児島県 40代女性)「娘は『お母さんはスッピンだとブサイク! 眉毛がない!』と言います」(神奈川県 40代女性)母になり、なかなか自分の容姿に構うひまもないという人も多いでしょうが、子どもたちの声から、ハッとさせられそうですね。■ショックな言葉2、「ママが死んじゃっても忘れない」また、親への思いを伝える言葉にショックを受けたという声も寄せられています。「1年生の娘が『ママのこと大好きだから、ママが死んじゃってもずっと忘れないよ』と。まだ死にたくない」(千葉県 40代女性)「息子が体の不調で救急外来が続いた時期、私のうつ病が再発し泣いてばかりいたとき『ママは悪くない。ボクがこんな体だからいけないんだ』と抱きしめられた。強くならなくちゃと反省しました」(神奈川県 30代女性)■ショックな言葉3、「ママの子じゃなかったら良かった」また、反抗期の子どもたちからは、パパとママに大きなショックを与えうるような攻撃的な言葉がかけられることもあるようです。「反抗期の娘に『ママの子じゃなかったら良かった、死んで』って言われて久々に泣けてしまった。後日LINEで『本当は思ってないし、感謝してる』と連絡がきて、またまた泣けた」(北海道 40代女性)「反抗期まっただなかの娘は、『なんで産んだの?』、『うざい、ババア』など、かなりきつい言葉をたくさん言います。自分の子どもだから、落ち着くまで待つしかないのもわかっているけど、さすがに頭にくることも多々」(神奈川県 40代女性)何を言っても素直に受け止めてはくれない時期、親の注意や呼びかけに対して、想像をはるかに超えるようなきつい言葉を返してくることがあるようですね。さらに、親自身の対応や人間性、能力などを批判されてつらかったという体験談も集まりました。「『ママには私の気持ちわからないよ!』 と言われた。小3になり、友達といろいろある年ごろ。だんだん親から離れ、自分の世界を持つようになったからこその発言だと思いますが、やはり寂しい…。複雑な親心です」(神奈川県 30代女性)「家族が私の不器用な話で盛り上がっているのを聞いて、『ママは何ならできるの?』って。下手なりに家事もお裁縫もがんばっていたので、かなりショックでした」(静岡県 40代女性)親と子どもも人と人、一般的な人間関係でも起こるようなトラブルが起きていることがわかります。さらに、子どもから親への言葉はオブラートに包むことが少ないため、遠慮のない否定の言葉に傷ついている親がたくさんいるようです。筆者自身も、息子から「ママはパパより頭よくないもんね」と言われ、ショックを受けたことがあります。ただ思い返すと、息子の質問を「ママ算数できないからパパに聞いて~」と夫に投げていたことがよくありました。そうした自分自身の言葉をもとに、息子なりにそうした結論に至ったのだなと、納得しましたが、心は少し傷つきました…。■ショックな言葉4、「俺なんて死んだ方がいいんだ…」コメントを読んでいて、親にとっておそらく最大級のショックを与えうるだろうと感じたのが、自らが生まれてきたこと自体を否定するような子どもたちの言葉です。読むだけでつらいと感じられるような体験談が寄せられていました。「自己肯定感の低い息子が、『俺なんて死んだ方がいいんだ』とか『死にたい』とか言っているのを聞くと、深いため息が出ます」(神奈川県 30代女性)「片付けをしない子どもを怒ったとき、『死にたい』と言われたことがとてつもなくショックでした。一瞬にして頭が真っ白になり、がく然としました。時間がたつと共に情けなくなり、無気力になりました」(鳥取県 40代女性)「『私のこと産まなきゃ良かったじゃん』って…。小学2年生の長女に言われた。いままでで1番つらかった」(福島県 40代女性)みずからの「生」を否定する言葉や「死」をほのめかすような言葉に対してショックを受けている親は一定数以上いるようで、コメントも複数寄せられていました。■ショックな言葉5、「ロボットになってほしいの」子どもの言葉に隠された親自身の問題もありそうです。「さ細な内容で叱ることが続いたときに、娘に『せっかくやさしいママだと思って生まれてきたのに』と言われてしまい。5才の子どもにこんなことを言わせてしまい落ち込みました。もう少し余裕を持って向き合わなきゃと反省」(神奈川県 40代女性)「長男に、『お母さんのロボットになってほしいの?』と言われたことがありました。最初の子育てに必死の余りに、いつの間にか長男を苦しめていたのかと反省。ショックでしたが、目を冷まさせてもらいました」(埼玉県 50代女性)「子どもが2歳の頃、『僕はまだ小さいから良いことと悪いことがわからないから、何が悪いか教えてから怒って』と号泣しながら言われました。一番愛してるはずの息子なのに、そういう思いをさせていたのかとショックで、泣きながら抱きしめてとにかく反省しました」(佐賀県 40代女性)ショックな言葉は、ときにはパパやママ自身の学びにもつながることがあるようです。親だって人間ですから、いつもいつも正しいとは限らず、間違ってしまうこともあるでしょう。もし子どもの発言が的を射ていて正しければ、時には自分自身をあらためる必要もあるかもしれません。言われたときはつらくても、そうした気付きを与えてくれる大事なチャンスにもなりえそうですさらに親の懐の大きさを問われるコメントも。「現在、反抗期真っ盛りですから、ショックな言葉は山ほどあるし、それに対して怒ったことも山ほどある。それも自立のための大切なプロセスと思えば、ほどほどに付き合わないとですね~」(三重県 30代女性)子どもがきつい言葉を言ってくるのは、精神的に親から自立し、親を客観的に見はじめたということの表れとも考えられます。それまでは自分の親という絶対的な存在だったものが、自らの成長に伴い、同じ人同士という視点を得たと言えるかもしれません。なかには「子どもは正直だから思った事をストレートに言ってしまうだけ」とか、「かわいい子どもの発言だから、ショックを受けてもすぐに忘れちゃう」という声も寄せられました。最後に、こんなコメントも紹介したいと思います。「救われたことならあります。私が難病で寝たきりになってしまい…大黒柱だった私はどん底。そんなとき 真っすぐ前を向いて『そう…育ててくれたでしょ!』と長男からの言葉。感謝しきれないくらい私の胸に今でも勇気をくれています」(千葉県 40代女性)つくづく、子どもの言葉の持つ力の強さを実感します。自分自身の発言を振り返ってみると、子どものことを傷つけてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。親子関係では、時に傷つけ傷つけられ、そうしたやり取りをとおして、より強い関係性を築いていけるという側面もあるかもしれません。また、たとえば子どもに「ママなんていつも家にいて楽だよね」なんて言われたら、夫に「ママはいつもおいしいご飯を作ってくれてすごいね」と返してもらえれば、心の傷も少しは癒えそうです。そんな夫婦での会話もときには子どもの言葉遣いにも影響を与えることもあるのではないでしょうか。家族でも、最低限の思いやりや遠慮はきちんと持っておきたいもの。あらためて話すことさえ気恥ずかしく感じがちな親子関係ですが、やはりお互いに思いを伝えあい、愛情を持つことが大切だと言えるかもしれません。世のお父さん、お母さんたち、子どもに言われてショックな言葉をパワーに変えて、明日もがんばりましょう!Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?アンケート回答数:6641件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月04日はくだけでコーディネートが今っぽくなるボトムスといえば、ガウチョパンツ。男性は、このガウチョパンツをどう思っているのでしょうか。男性にとって重要なのは、体のライン女性から人気を博しているガウチョパンツですが、意外にも男性からのウケはよくないんです。それは男性というは、体のラインが出やすい女性ファッションを好む傾向があるからです。ハイウエストタイプのデザインにすれば、脚長効果もありますが、男性は女性の脚の長さよりも太さに注目します。男性ウケを狙うなら、できるだけミニ丈のボトムスにしましょう。ただしパンツスタイルでも、「脚のラインがわかりやすいスキニーパンツなら色気を感じる」という男性の意見もあります。大事なのは清潔感またガウチョパンツは、トイレでおろした際に床についてしまうという問題がありますよね。この問題は、情報番組などでも取り上げられているため、多くの男性に周知されてきています。女性に限らず男性も、恋愛対象となる相手には清潔感を求めるものです。男性は、コーディネート以前に女性の清潔感をまずチェックしていますよ。膝丈のガウチョパンツもある長い丈が主流となっているガウチョパンツですが、最近は膝丈のフレアタイプが登場しています。このデザインなら、「脚をキレイに見せてくれるので色気を感じる」という男性もいます。身長が低いことに悩んでいる女性は、膝丈のガウチョパンツなら全身がバランス良く見えますよ。脚を出すことに抵抗感があるなら、タイツや薄手のストッキングで露出を抑えましょう。さらに、とろみ素材を選べば、長時間座っていてるドライブデートでも、シワを気にしなくていいので、女性からの人気が高いですよ。男性にウケるためにガウチョパンツのように周りの女性と差をつけようとして、無理にトレンドを取り入れたコーディネートにすると、それが男性からは不評ということがあります。男性からモテたいなら、個性は捨てるつもりで、スカートやワンピースなどウケのいいファッションが無難だといえます。特に初対面の相手には、万人ウケするコーディネートを心がけましょう。
2019年08月03日実家や義実家への帰省でいただくお土産や、子どもをとおしたお付き合いなどで手土産を渡したり、いただいたりする機会は多くあります。今回は、パパやママたちに行ったアンケートから、手土産にまつわるさまざまな思いに触れ、手土産のルールについて考えてみたいと思います。■もらって迷惑な手土産を経験している割合は?アンケートでは、もらって迷惑な手土産の経験があるか聞きました。その結果、6割を超える人が迷惑な手土産をもらったことがあることがわかりました。一方で約3割の方は、手土産に満足している、または迷惑だと思ったことがないと答えています。それぞれの思いは、一体どのような体験によるものなのでしょうか。Q.もらって迷惑な手土産の経験ある?ある 63.5%ない 34.3%その他 2.2%■迷惑な手土産1、好みの合わない食品アンケートに寄せられたコメントによると、迷惑な手土産に「食品」をあげた人が多くいました。どのような食品の手土産に迷惑と感じているのでしょうか?「『妊娠中に酸っぱいのが欲しくなるでしょ?』と梅干しをいただきましたが、私は自家製の酸っぱいものが好きだけど、いただいのは蜂蜜漬けの甘くて防腐剤が入っているもの。私のことを考えていただいたのでお気持ちはすごくうれしかったのですが…」(神奈川県 30代女性)「お酒を飲めない主人が、仕事関係の方々からお酒をもらって帰ってくると本当に困る。私自身もあまり飲めないから、何とかしてほしい」(神奈川県 40代女性)「好みが合わない」というと、ただ好き嫌いをしていると取られる場合もありますが、コメントの内容は切実です。ほかにも、「果物は食べないからもらっても困る」、「野菜ジュースは飲まないので余らせてしまう」という好みの違いに悩む声が寄せられました。■迷惑な手土産2、生鮮食品食べ物については、好み以外にも生ものを中心に迷惑な経験を訴えるコメントが寄せられました。「義実家にいただいた調理前のハモ。私にどうしろと…?」(神奈川県 50代女性)「義父が作る野菜。味が悪くてアクが強い、小さな虫が多くて、じゃがいももゴルフボールのように小さくて使いにくい。『ありがたく受け取れ!』とくれるけど、お金払ってでもおいしい野菜を買う方がストレスなくていいです」(徳島県 40代女性)「義母から大量の干物。小さい子どもには塩がきつくて食べさせられないし、冷凍庫がいっぱいになってしまい離乳食を冷凍する場所がなくなる。時期を考えてほしかった」(茨城県 40代女性)趣味で作っている野菜や魚などは、農薬の問題が少なかったり、新鮮だったりで、喜ぶ人も多いでしょう。ただ普段使い慣れていない食材や食べなれていないものは、調理以前に気持ちがなえてしまうことも理解できます。ほかにも、「正月前にカニをもらったが、食べた後のゴミ捨てができず困った」、「くさやをもらったが、しばらく家の中が臭くなり大変だった」、「釣り好きの父が、食べられないほど魚を持ってきて困る」など、生もの特有のにおい、調理の面倒さといったものがあるようです。■迷惑な手土産3、手作り、賞味期限切れの食品食べ物の場合、好みなどもありますが、衛生面も気になるところ。またその価値観は、人それぞれの部分もあり、だれもが同じように喜ぶとは限らない面もあります。「手作りの食べ物は、どんな環境で作っているのか、衛生面が不安。昔ポテトサラダをいただいて、髪の毛が入っていたことがありました。入れている容器のパッキンのところには黒カビが…」(山口県 30代女性)「ママ友からいただいたパウンドケーキ。『味が染みるから何日か置いてから食べてね』と言われた、すぐ次の日にその家族全員がノロに。食べなくて本当に良かったけど、その容器はうちにあったので除菌スプレーかけまくりながら袋に入れて破棄しました」(千葉県 40代女性)「主人の実家からしょっちゅう賞味期限がとっくに切れた冷凍された物をもらう。『冷凍してあるから大丈夫よ~!』と言って残飯処理させるのは本当にやめてほしい。冷凍していれば半永久的に食べられると思っているんだろうなあ」(神奈川県 40代女性)手作りの惣菜やお菓子というものを、そもそも苦手とする人もいます。また衛生観念もとても気になる人と、ほとんど気にならない人もいて、どうしても気になってしまう人の場合には手土産はとても困る代物になってしまうことは想像にかたくありません。「賞味期限が半年以上切れてるおせんべいやクッキーをママ友が手土産で持ってきた」という声も寄せられて、期限切れの食品に関する認識も各家庭で異なるようです。■迷惑な手土産4、サイズの合わない衣類次に、衣服や身に付けるものに対して困った経験をした人たちの声を聞いてみましょう。「革靴をいただいたのですが、サイズが少し小さく細身の靴だったため、履かずに保管していました。ある日その革靴をくれた方から『うちに遊びにこないか?』と誘いがあり、その靴を履いて行ったのですが、足が痛くて大変な思いをしました」(千葉県 50代男性)「まだ子どもが生まれる前、義母に『大阪のおばちゃんか!』っていうぐらいど派手なヒョウ柄の服をもらいました。本当にこんなの売っているんだって驚かされました」(千葉県 30代女性)「裁縫、手芸が趣味だった義母が作った服。『私、こんなに痩せていないんですが!』ってくらい小さいサイズな仕上がり。苦笑しかできなかった」(東京都 40代女性)「ベビー服! 定員さんに聞いて買ってきてくれたみたいなんですが、うちの子は普通の子より大きめで着れなかった。服は好みもあるし、その子によってサイズも違う」(茨城県 30代女性)そのほかにも、「義母のお下がりをもらうが、世代も趣味も違うのでタンスの肥やしになって困る」という意見はいくつも寄せられていました。衣服は、年齢、体形、趣味などあらゆる観点から選んで購入している人が多く、いただいても身に着けられない場合が多いのかもしれませんね。■迷惑な手土産5、趣味が合わない置物さらに、家に飾る置物などの装飾品について、迷惑な体験をしたという人もいるようです。「お隣のおばあちゃんから木箱に入った花瓶をいただきましたが、箱をあけるとヒビが入ってました。お年寄りなので見えなかったのかもしれません」(沖縄県 30代女性)「ペットボトルで作ったオブジェ。私にその芸術はわかりませんでした。結構高かったらしく、何年もうちの玄関に飾っておきましたが、最後は捨てました」(広島県 30代女性)「木彫りの熊! 送り主が旦那の親戚だったので処分するにも躊躇(ちゅうちょ)して、結局、旦那の両親やその他親戚が来る時だけ玄関に置いています。急に来る時もあるからしまう場所はシューズクローゼット。正直ちょっと邪魔」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、観光地名が入った置物やコケシ、大きな天使の置物など…。食品や身に付けるものとは違い、消耗できないし、捨てるのは失礼な気がするものは、その後がつらいところですよね。■「もらえるものは何でもありがたい」派も…一方で、「もらえるものなら何でもありがたい」という手土産に不満を感じたことがないという声もご紹介します。「とくに困ったものはありません。手土産を用意するためにお手間をかけていただいてるのですからありがたくいただきます」(兵庫県 50代女性)「どんなものでも、気持ちよくいただきます。 相手の気持ち考えて迷惑などと思わないようにしています。迷惑などと感じたことはないに等しい!」(栃木県 40代男性)たしかに、手土産を持ってくる手間や、何を持っていくか考えてくれたということだけでも、うれしいものです。ただ、自分の場合に振り返って考えると、持って行った手土産を「迷惑だな」と思われていたらどうしようと心配になってしまう時もあります。せっかくあげるなら、できるだけ喜んでもらいたいですよね。気持ちよい手土産のやりとりに必要なことは?それでは、あげる方ともらう方、それぞれがどのようなことに気をつければ気持ちよい手土産のやりとりができるのでしょうか。コメントからそれぞれの心得について、まとめてみます。▼手土産をあげる側●事前に確認しておく「あらかじめ相手に好きなものを聞いて和菓子、洋菓子など持って行きます。自分がもらって困るものは持って行かないように気を付けています」(奈良県 30代女性)●もらう側の気持ちを考える「受け取る側の気持ちになって選ぶのがマナーだと思います。自分もそうでありたいと思います」(千葉県 40代女性)●詳しくないものは贈らない「『お酒が好きだから』とよくいただくのですが、飲まないようなものだと困ります。高そうでも好みじゃなかったり。だからウチから持っていくときは、相手の好きなジャンルにし、自分が詳しくないものは贈らないよう気を付けるようになりました」(千葉県 50代女性)●あえてあげない選択肢も持つ「働いていたときに 私からしてみれば土産物くばりの数合わせみたいな品物をもらいました。相手への気持ちのないものは、買わない、渡さないのが一番!!」(大阪府 60代男性)もし相手の趣味や家族構成などを知っている場合には、そこまで考えられるといいのかもしれません。ただ受け取る側の気持ちを考えているつもりでも、ついつい自分本位で選んでしまうこともありますよね。土産物は、買うのが好きな人がいる一方で、いただくのが苦手な人もいます。どちらの立場だとしても、相手を傷つけずに伝えられる、相手の行動を尊重できると、うまくお付き合いができるのかも…。▼手土産をもらう側●いらないものははっきりと断る「主人の実家は農家で、たくさん野菜やお歳暮を分けてくださるのですが、多すぎて冷蔵庫にそもそも入らない。一生懸命消費しようと思っても無理で、捨てることになるので、結婚3年目くらいからは、もらっても食べないものはハッキリと断るようにしました。もらっても捨てるのは心苦しいので」(福岡県 30代女性)●欲しい物をリクエストする「『なにか欲しいものある?』と 聞かれるので、リクエストしています」(埼玉県 20代女性)●いらないものはあげたり売ったりする「冠婚葬祭の引き出物が消えものや選べるタイプではなく見るからに趣味ではないものだったら、人に譲ったりバザーに出したりリサイクルショップに売ったりしてしまいます。物であふれた生活は嫌なのでそういう手段で片付けています」(神奈川県 40代女性)●こだわりなく受け入れる姿勢をもつ「自分では買わないものだったら、『こういうものもありかな』とポジティブに考えます」(千葉県 40代女性)手土産をもらう側にも、モヤモヤする気持ちを抱かないようにするための対処法がたくさんあるようです。それぞれの相手との関係性、お付き合いの深さ、いただく手土産の心理的重さなどによって、対応は異なると思います。迷惑だと思いつつも、お礼を伝え、無難に対処するという方も多いことでしょう。それでも頻度や心理的圧迫の度合い、親しさによっては、自分の思いを伝えることで、手土産の「こんなはずじゃなかった」は少なくなるかもしれません。もちろん「こだわりなく受け入れる姿勢をもつ」ができ、「自分が普段買わないものを手にできた」といった柔軟な姿勢も自分の幅を広げる良い機会となる場合もあります。またストレートに好みを言ったり、ときには「いらない」ということも、今後の付き合いをする上で、プラスに働く場合もあるでしょう。筆者自身は、「手土産は何がいい?」と聞いてもらったときは、「その場でみんなで食べられるものがありがたい!」と伝えています。そうすることで会話のネタにもなりますし、感想をその場で直接伝えることができます。反対に手土産持っていく際には、好き嫌いやアレルギーを聞いて、その場で食べられそうな食品を選ぶようにしています。手土産は、人との付き合いにおいて潤滑油となってくれる大事なアイテム。でもそれが原因で相手がつらい思いをしたり、嫌な気持ちを持ったりするのは避けたいもの。「手土産どうしようかな?」と思ったとき、「手土産どうぞ」と言われたとき、少しだけ相手へ思いを馳せることができれば、今後のお付き合いにおいては、うまく作用するのではないでしょうか。きっとそれぞれに、どんな手土産のやり取りをしたいか、希望は違うと思います。また、どちらか一方の思いだけでは成り立たないのが手土産の難しいところでもあり、面白いところ。心得を少し頭の片隅に置きつつ、手土産のやり取りを楽しめるといいですね。Q.もらって迷惑な手土産の経験ある?アンケート回答数:4473件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月01日私には子どもが3人います。1人目は初めての子どもで、しかも女の子だったこともあり、パパは毎日帰宅するとずっと抱っこしてとてもかわいがっていました。その後、長女は少しずつ知恵がつき、やさしいパパにならずっと甘えられると思ったようです。パパにべったりな姉を見て、下の子は私に甘えるようになっていったお話をお伝えします。 パパなら抱っこしてくれる徐々に成長してくると、ママにずっと抱っこしてもらっていると疲れておろされてしまうことに気付いた長女。しかしパパならずっと抱っこしてくれるので「パパ、抱っこして」というのが口癖に……。長女が2歳になったとき、私は2人目を妊娠し出産しました。特に妊婦中は抱っこができなかったこともあり、パパのほうが甘えやすくなったのかなと今では思います。 子どもの観察力のすごさ長女はもともとパパにべったりだったので、2人目の息子はずっと私と一緒にいました。息子は、長女がパパといるのを見ると、私のところへ来る印象でした。小さいながらも息子は、パパのところにいっても、長女が先にいるので自分はダメだと感じていたようです。案の定、息子の口癖は「ママ、抱っこして」になり、あまりパパには近付かない子になりました。 パパは娘を叱りづらい夫に直接聞いてみると、娘には嫌われるのが怖くてなかなか叱りづらいとのことでした。息子には最終的には男同士だからわかり合えると思っていたのか、悪いことをしたら普通に叱ることができていました。それも息子がママっ子になった理由の1つのようで、私にべったり甘える男の子になりました。子どもたちはパパとママのことをしっかり観察しているんだなと感じたと同時に、賢いなぁとも思いました。 赤ちゃんでもしっかりと人を見ている?生まれて数カ月でもしっかりパパとママを判断していた息子。パパっ子の長女を見て、ママを選ぶ姿は赤ちゃんとは思えませんでした。 長女がいないときにはパパにも甘えるようになりましたが、2歳になった今でもやはりママっ子です。何かあると「ママがいい」という姿を見てパパもがっかりしていることがあります。 パパからすれば2人ともかわいいので、今では子どもたちをできるだけ均等に甘えさせたり、悪いことをしたら叱ってくれるようになりました。子育てを通して夫もいろいろと学び、成長したのだと感じます。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月31日育児中のママたちを悩ませる一つに「人見知り」があります。生後6カ月を過ぎたころから急に始まるもので、ママ以外の人に抱かれたら大泣きしたり、ママの姿が見えないだけで大泣きすることもあります。毎日の生活の中でママから離れられず、この時期は誰かに少しの間もお世話を頼むことができず困り果ててしまうママも少なくありません。 ここでは人見知りがおきる理由と、乗り越えるコツをお話しします。 人見知りが起こるのはママ以外の人の顔を認識できるようになった成長の証!赤ちゃんの脳は生まれた時は未熟で成長とともに少しずつ発達していきます。赤ちゃんは生後6カ月ぐらいまでの間はママなど身近にお世話をしてくれる人にしか興味を持ちません。成長していくにつれて、ママ以外の人の顔も認識できるようになり関心を抱くようになります。 その頃に始まるのが「人見知り」です。 人見知りは社会性の第一歩赤ちゃんは人見知りの時期には他人の顔をよく見ています。これは、ママを中心にして他人とつながっていきたいという社会性の第一歩といえます。ママ以外の人を見て泣くのは、他の人にも関心を持ち、その人を認識しているからなのですね。赤ちゃんの脳が成長してきている証拠です。 なんで泣くの?急にパパに人見知りするようになるのはどうして?では、どうして人見知りをするようになったら泣いてしまうのでしょうか。これは、人と目が合うとまず脳内で恐怖や不安をつかさどる偏桃体という部分が働くからです。しかし、脳が未熟な赤ちゃんは前頭前野が発達しておらず、恐怖心を押さえることができないのです。ある日急にパパに泣きだしても心配しないでくださいね。パパを嫌いになったわけではなくて、パパへの関心が深まったからこそ、パパを見て泣いてしまうのです。 人見知りが始まったらどうしたらいいの?では、赤ちゃんが人見知りをする時期は、ママはどうしたらいいのでしょうか。 ①ママの他の人との接し方を見せてあげるこの時期の赤ちゃんはママの表情をとてもよく見ています。なので、ママが他の人とどのように接しているかを見せてあげるようにしましょう。ママの接する様子を見て、「この人は大丈夫だ」ということを認識できると赤ちゃんは安心し、その人と新たな関係を築いていこうとします。そうやって社会性やコミュニケーション能力を身につけていくのです。 ②遊び方を工夫する人の顔に興味をもってきたといえるこの時期だからこそ、赤ちゃんが楽しめる遊び方もあります。色々な表情でいないいないばあをしてみたり、おもちゃを見せて、取ろうとしたときに隠したりして遊ぶと赤ちゃんも喜びます。こういった遊びは相手の表情を見てその気持ちを読もうとする行動の発達にもつながります。 まとめ人見知りの時期は他の人にお世話を頼めず大変だと感じるママも多いと思いますが、思い切って、「少しくらい泣いても大丈夫!」と割り切ってもよいと思います。脳が発達している時期なので仕方がないとも言えますよね。 ほかにも、育児の中で困ったなと感じるときはお子さんが成長しているときであり、発達の節目であることが多いのではないかと思います。そんなときは「また成長している」と思って温かくお子さんの成長を見守っていけるといいなと思います。このような成長の変化も家族で楽しんでいけるといいですね。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月28日夫婦は、「何でも言い合える間柄が理想」と考えられることも多いですよね。ただ反面、遠慮もなくなり、思ったことをそのまま口に出して相手を傷つけてしまうことも珍しくありません。今回は、アンケート結果をもとに、夫婦間の言葉のやり取りについて考えてみます。■「衝撃の一言」経験は8割!アンケートでは、パートナーに言われた衝撃の一言について聞きました。その結果、「ある」と答えた人が8割近く! 多くのパパやママたちはパートナーからの言葉にショックを受けたことがあることがわかりました。Q.パートナーに言われた衝撃の一言ある?ある 79.3%ない 18.0%その他 2.8%■衝撃度1、「外で働いていないのに」モラハラ発言まずは、言葉や態度での嫌がらせなどの精神的な暴力、つまり「モラルハラスメント」ともとれるような発言の数々をご紹介します。「小さな子どもを連れの外食で、子どもに食べさせて自分のご飯が冷めてしまったら、『俺にこんな冷めたメシを食わせるのか』と言われた」(神奈川県 40代女性)「結婚当初、『たまには家の事を手伝ってよ。パンにバターを塗るくらいできるでしょ』と言ったら、夫が『何で俺がバター塗らんといけんだ。家事は女の仕事だろ』と言った」(鳥取県 30代女性)「週4~5で働き、土日は子どものスポーツに付き合う毎日なのに、『お気楽パートのくせに』と言われました」(神奈川県 40代女性)「夫に育児のことを愚痴ったら、『オレと同額稼ぐなら代わってあげるよ』と言われた! いま思い出しても、頭の中が煮え立つほど頭にきます」(神奈川県 40代女性)「長男の授乳と夜泣きが続いてつらかったときに、主人から『三食昼寝付きでうらやましいよ。1日中家にいるのに、掃除機もかけられないの?』と言われて、何を言ってもわかりあえないと思った」多かったのは、パートナーから浴びせられるモラハラワードの数々。仕事や家事、育児など、それぞれの家庭で決めただろうことにも、一方的に相手を攻めるような発言が目立ちます。■衝撃度2、「まるでビッグゴリラ」容姿や体形を指摘また、見た目の良し悪しに関して、衝撃的な言葉をかけられたというコメントもありました。「1人目妊娠中に、『信楽のたぬきみたい』と主人に言われた…。『は? せめて、ドナル●ダックやろ!』と言い返し、このやりとりはマタニティーダイアリーに書き留めました(笑)」(三重県 30代女性)「私が昼寝している姿を見て『まるでビッグゴリラだな』と言い放った! 腹が立って仕方がないけど、太った私が悪いのね…」(千葉県 40代女性)「結婚、出産を経て体重増加した私に『詐欺師』って。自分だって髪は薄くなっておっさんになったくせに!」(北海道 40代女性)「初めての産後、授乳中の私の背中越しに、『背中でかくなったね』と言ってきました。その後、『先輩の奥さんは子どもを産んでも体重は何キロしかない』という話をずっと聞かされました」(神奈川県 40代女性)そのやりとりに思わず笑みがこぼれてしまうようなものもありましたが、本人が気にしている度合いによってもその言葉の攻撃力は変わってきそうです。本人がコンプレックスだと感じていたら、その言葉は大きなストレスの原因になってしまいそう。■衝撃度3、「母乳出なくなったら用なし」異性への無理解出産や育児を通して、異性への理解を示さないような発言にショックを受けたという人たちもいるようです。「主人に『母乳が出なくなったらお前は用なしだな』と言われました。いまだに許せない気持ちでいます」(神奈川県 40代女性)「2人目出産後、子どもたちを両脇に抱えて毎日寝かしつけ。そんななか、乳腺炎になり、40度を越える熱でどうしようもないときに『2人どうすんの? 体調管理もできないの? 俺も仕事あるのに迷惑なんだけど』と言われ離婚が頭をかすめた」(神奈川県 30代女性)「妊娠後期に重たいソファーを運ばされて、途中でちょっと降ろそうとしたら、『えー、こんなのも持てないの?』と。泣きそうになりながら運んで、1ヶ月以内に切迫早産で入院しました」(千葉県 40代女性)「妊娠中に『絶対男! 女だったらいらない』と言われたこと。絶対に男の子を産まなければと、必要以上に神経質になってしまい、検診のたびに性別を確かめ、祈る毎日でした」(岩手県 40代女性)つわりでなかなか起き上がれないときに、「『そんなにつらい?』と言われて悲しくなった」というコメントも。妊娠や出産を経て、女性は体調も体も大きく変化していきます。女性自身でもその変化や育児の大変さがのしかかるときに、それを理解してもらえないことは、大きくショックを受けるという人は多いようですね。■衝撃度4、「仕事辞めてきた」突然の告白に衝撃また、パートナーからの突然の告白に衝撃を受けたという声も集まっていましたよ。「小遣い足りないから結婚指輪売ったよ」(愛媛県 40代女性)「単身赴任から帰ってきた主人がいきなり『あ、俺洗礼受けたから』。いきなり過ぎて何も言えませんでした」(神奈川県 40代女性)「『◯◯日付けで会社退職することが決まったから』と言われビックリ」(神奈川県 40代女性)「話がある…。大変なことになった…。浮気しててその女と警察沙汰になった…」(神奈川県 30代女性)ほかにも、「『仕事やめて農業やる!』と夫が言い、両家を巻き込んだ」というコメントも。もちろんその内容にも驚きますが、なによりもショックなのは、何の相談もなく判断をして、事後報告されることなのかもしれません。夫婦間でも「報告、連絡、相談」は重要な要となり得そうです。■衝撃度5、「俺が一生守るから!」ラブラブな衝撃発言一方で、感動的な愛のこもった言葉に衝撃を受けたという人たちからのラブラブエピソードも寄せられていましたよ。「私は夫より少し年上。プロポーズされたときに、『私がおばさんになったら、若い女の子の方に行っちゃうでしょう?』と言ったら、『家族になるのに、年をとってるから嫌いっていう人いる?』と言われました。なんて心の広い人なんだと衝撃をうけました」(千葉県 50代女性)「バス停に腰の曲がったおばあちゃんがバスを待っていました。私が『あんなお年で1人でバスを利用してお出掛けするなんてスゴイ!』と言うと、夫が『君が白髪のおばあさんになっても、俺がいつも隣にいるから大丈夫だよ』と。プロポーズをされたような錯覚をしてしまいました」(千葉県 40代女性)愛のあふれるエピソードには、「こっちの衝撃もあるのか」と目からうろこです。こうした衝撃の一言だったらきっとお互いに大歓迎かもしれませんね。■パートナーから衝撃の一言…どう対応する?それでは、パートナーから何かショックな言葉をかけられたときに、パパやママたちはどのように対応しているのでしょうか? 乗り越えるためのヒントを、コメントからいくつか見つけてみましょう。●話し合う、溝を埋める「お互いけんかをして、そんな一言を言うこと自体フェアでないと思います。どんなけんかにもルールは存在します。溝を深くする事より、溝を埋める事を考えるべきではないですか?」(北海道 50代男性)●忘れる「数々ありましたが、覚えていないものですね。結婚生活が続いている一つの要因、『忘れる』を証明した感じです。私自身が放った言葉ももう忘れてます。蒸し返されたら時効だと伝えます(笑)」(三重県 40代女性)●距離をとる「心ない一言なんてお互いあるんでしょうが、年齢と共に少しずつですがお互いイライラしないように距離を取るようになりました」(宮城県 40代男性)●自分が強くなる「『母は強し!』です。夫の言葉に傷ついても、それ以上に私が強くなりました」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、心の葛藤を乗り越えてきた重みがあるものですね。パートナーから浴びせられた衝撃の発言の中には、どうしても許せないというものもあるかもしれません。もしかしたら夫婦の信頼関係を揺るがすような事態にも陥りかねないこともあるでしょう。ただ、それでもコメントにもあったように「話し合う」「忘れる」「距離をとる」などして夫婦関係を取り戻す努力をしてみると、お互いに理解し合い、許すことができる場合もあるかもしれません。そして、攻撃的な言葉の裏には、言った側も社会での立場や働き方、家族との関わり方などに悩んでいるという複雑な事情が隠れていることもあるかもしれません。また妊娠出産については、どうしても女性側の知識が大きくなり、男性が追い付けない面もあるため、誤解を与えかねない失言をしてしまっている可能性もあります。さらに女性側も自分が気が付かないだけで、産後のガルガル期といったように、相手へのイライラが強くなってしまい、夫側を傷つけている可能性も。一番身近な他人である夫婦だからこそ、気持ちをぶつけることができて理解できることもあるかもしれません。ただし、どんな理由があるにせよ、言葉の暴力は許されるものではありませんよね。その言葉が限度を超えて暴力的だった場合には、自分だけでは抱え込まず、家庭の外に相談することも時には必要かもしれません。さらに、衝撃の一言は、自分からパートナーに対して発してしまう場合もあるでしょう。夫婦だからこそ気兼ねなく言える、そんな関係は大切ですが、夫婦とは言え、相手を思いやれば、そこまで無遠慮な発言は生まれないのではとも思えます。その言葉がパートナーにとって、「どうしても許せない一言」とならないよう、思いやりを持って接していきたいですね!Q.パートナーに言われた衝撃の一言ある?アンケート回答数:4963件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年07月28日あるママがお出かけの準備について、パパに感じたことや伝えていたことを紹介しています。最近ではほとんどなくなったそうですが、産後はとてもイライラしていたそうです。 天気がよく仕事のない日には、家族で外に出かけることの多いわが家。今でこそお出かけ前に私がイライラすることはほとんどなくなりましたが、娘が生まれてからしばらくはお出かけ前のたびにイライラしたものです。今回は、私がお出かけ準備のときにパパに感じたことや伝えていたことを紹介します。 「まだ準備できないの?」は禁句私がお出かけ前によくイライラしていた原因の1つが、夫の「俺はもう行けるよ! まだ準備できないの?」という発言です。自分の準備だけをすっかり整えた夫に対し、「子どもの準備もしなければ出かけられないでしょ!」と強い口調で言い放ったことが何度あったことか……。父親になりたてのときは「まだ? と言う前に他に何か準備ある?と聞いて!」とパパに伝えていました。 持って行く荷物はたくさん!子どもの年齢にもよりますが、子どもとお出かけするときに必要な荷物はたくさん。育児用ミルクを飲む場合は粉ミルクや哺乳瓶、作るための水分が必要になりますし、離乳食を食べる時期であれば離乳食や食器、おやつも必要です。おむつやゴミ袋、汚れたときの着替え数着分、抱っこひもなど、細かいけれど忘れると出先で困る物も欠かせません。季節によっては帽子などの日除け対策や虫除け対策なども必要です。 車での移動が主でしたが、場所によってはベビーカーやお気に入りのおもちゃなどが必要になることもありました。パパにはこれだけ必要な物があること、そして外出時にはその準備が必要なことをわかってほしかったので、慣れないうちは用意してほしい物をその都度伝えて一緒に準備してもらいました。 ママにも準備をさせてパパと子どもの準備が終わったら、今度はママの準備! 子どもとママだけの外出では、なかなか準備に時間をかけることができません。着ていく洋服に悩んだりお化粧したりと時間がかかっても、急かすのではなく大目に見てもらえるとうれしいです。さらに欲を言えば、出かける前に子どもがうんちやおしっこをしていないかおむつの確認をしてもらえると助かるので、私はお出かけ前のおむつチェックをパパにお願いしていました。 わが家では娘が小さいころからパパに言い続けたところ、今では娘が外で遊ぶおもちゃやお出かけ前のトイレ確認など率先してしてくれるようになりました。おかげで家族でのお出かけは、楽しい気持ちで出発することができています。 イラストレーター/Michika 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月26日子どもが生まれると、パパもママも育児1年生。でも、ママとパパではどうしても認識にギャップがあることも多いですよね。頑張っているからこその「惜しい!」わが家のパパのエピソードをもとに、新米パパ必読な子育ての注意すべきポイントをご紹介します。 ベビーマッサージが全然ベビー向けじゃない…日ごろから夫の前でもベビーマッサージをしていた私。寝る前もベビーマッサージをするといいよと周りの人に聞いて実践していました。 ある日、ねんねの前にグズってしまった赤ちゃんに「ベビーマッサージでスキンシップしてあげてみようかな?」と言ったところ、「自分がやる!」と言い出した夫。夫は、凝ったところをもみほぐすように、赤ちゃんをギュッギュモミモミとマッサージします。 赤ちゃんは筋肉も少ないうえに、大人と違って皮膚を押すようなマッサージは必要ありません。「なでるだけ!」「さするだけ!」と私が慌てて修正したのでした。 ねんね前のスキンシップがダイナミックすぎ!赤ちゃんがねんねする際には、スキンシップをして寝かしつけよう! と夫婦で決めていました。その日その日で、できるほうが寝かしつけをしていたのですが、パパの寝かしつけでは赤ちゃんは寝てくれなくて、結局添い乳で寝かせる日も。 どんなスキンシップをしているのかと真相を確かめてみると、夫は赤ちゃんと体をダイナミックに使った遊びをしていたため、興奮して逆に眠れなくなっていたのでした……。 たしかに、パパはねんねの前くらいしか触れ合える機会がなくて、遊びたかったのかもしれません。でも、ねんねの前は前述したベビーマッサージや絵本を読むなど、のんびりした過ごし方にすると寝てくれることを夫に伝えました。 完母だけどミルクで授乳を頑張ってくれて…わが家は赤ちゃんを完全母乳で育てていて、私が病気でダウンしてしまったことがありました。その際に、夜中も育児用ミルクで授乳をするなど、パパがとても頑張ってくれました。 育児用ミルクをパパが授乳してくれたため、飲まれなくなったおっぱい。ところが完全母乳ゆえに、ママの母乳は病気だろうが体の中でどんどん作られてしまい、乳腺炎に……! 病気が治ったと思った直後に、39度近い高熱が出て再びダウンしてしまいました。パパに子どもを連れてきてもらって母乳を与えていたら……と後から思いましたが、お互いにそこまで考えが及びませんでした。 母乳に関しては私もダウンしていたため、頭が回らなかった部分もありますが、頑張ってくれているからこそ、「惜しい!」パパ。育児一年生の夫婦として、赤ちゃん共々一緒に成長できればいいなと思っています。 イラスト:sawawa著者:半田あきら一児の母で専業主婦。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月21日赤ちゃんを産んだ後、しばらくは授乳や夜泣きでなかなか眠れず、大変な毎日が続くママもいると思います。私も産後は授乳や夜泣きで眠れない夜が続き、夫にも起きて助けてほしいと思いましたが理想通りにはいかず……。 産後も一緒にいたけれど…赤ちゃんを産んで病院を退院した後は、2カ月くらい私の実家に里帰りをしていました。そのとき通勤先が近くなるということもあり、夫も私の里帰りについて来たのです。 退院後から赤ちゃんと私、夫の3人で寝ていましたが、パパが夜泣きで起きたことは一度もありません。1月生まれだったため、夜寒いなかで起きて授乳したりおむつを替えたりバタバタしていても、パパだけは熟睡しているようでした。それでも、里帰り中は私の家族の協力もあり、初めての子育てでもなんとか乗り越えていた気がします。 産後3カ月で知らない土地へ引越し里帰りから自宅に戻ってすぐに転勤で他県へ引っ越すことが決まり、産後3カ月には知らない土地での子育てが始まりました。夫も慣れない職場で大変だったり疲れていたりしたとは思いますが、夜泣きで起きないのは相変わらず。 私の場合は娘の1カ月健診のころから完全母乳だったため、まだ夜泣きの対応はラクな方だったかもしれません。ミルクを作ったり哺乳瓶を消毒したりが続いた場合は、無理矢理に起こして協力してもらわないと大変だっただろうなと思います。 電話の音では目が覚めるのに…夫に対して不思議で仕方がないのは、娘の泣き声ではまったく起きないのに、電話の音では目が覚めるということでした。たまに「本当は起きているのに寝たふりをしているのではないか?」と思うこともありましたが、枕元で娘が大泣きしていてもいびきをかいて寝ているので、本当に聞こえないのだと思います。私の友人のなかには「夜泣きの対応はパパがする」という人もいますが、人それぞれなんだなと思うばかりです。 産後、私は赤ちゃんの声に敏感になってわが子の小さな声でも気づくようになりましたが、夫は寝てしまうと気づきませんでした。夜泣き対応の協力をしてもらうことはできなかったけれど、その代わりに起きているときはたくさん娘のお世話をしてもらい、助けてもらっています。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月20日