簡単にできて食卓を華やかにする「カルパッチョ」。ホームパーティーやイベントに欠かせない前菜ですね。カルパッチョはイタリア料理の前菜ですが、マリネと何が違うのかなどわからないことも。そこで今回は、カルパッチョの由来やマリネとの違いや魚だけでなく他の食材で作るカルパッチョレシピをご紹介します。・カルパッチョはどんな料理?カルパッチョは薄切りにした魚や牛肉などにオイルベースのドレッシングをかけたイタリア料理。本場では薄切りの牛肉にマヨネーズベースのドレッシングでパルミジャーノをかけたものが主流で、元はイタリア人画家ヴィットーレ・カルパッチョの名前からとったと言われているそうです。・カルパッチョとマリネとの違いとはカルパッチョと似た料理が「マリネ」です。マリネは、ビネガーベースの調味液(マリネ液)に漬け込む下拵えも含んだ調理法のこと。マリネは下拵えの名称でカルパッチョは人名由来の料理名と実は似て非なるものなんですね。では早速基本のカルパッチョから本場牛肉のカルパッチョなど、ご紹介していきましょう!■5分でできる!基本のカルパッチョ・5分でできる基本のヒラメのカルパッチョ一番人気、手軽にできるカルパッチョの基本レシピです。<材料>ヒラメ(刺身用) 2~3人分バジル(生) 8枚EVオリーブ油 適量レモン汁 小さじ2ミルびき岩塩 少々コショウ 少々<下準備>バジルは手でちぎっておく<作り方>器にヒラメとバジルを盛り、EVオリーブ油、レモン汁をかけ、ミルびき岩塩、コショウを振る。■イタリア本場の味!牛肉のカルパッチョ・牛のカルパッチョイタリアで愛されている牛肉で作る本来の「カルパッチョ」。パルミジャーノレッジャーノの塊を薄くスライスして牛肉にたくさん乗せましょう。ワインにぴったりでおもてなしで喜ばれるオードブルです。■タコで作るカルパッチョ・タコのカルパッチョ白ワインビネガーとオリーブオイル、隠し味に入れた粒マスタードが効いたタコのカルパッチョ。とびっ子を乗せることでカラフルでオシャレ度がUP!・タコとグレープフルーツのカルパッチョタコとグレープフルーツの組み合わせがとっても爽やかな一品は、バジルの葉が入って香りも豊か。カルパッチョを作る時には、あらかじめ冷蔵庫でお皿を冷やしておくとテーブルに出した際に冷たいまま美味しく食べられます。・タコのバジル風味カルパッチョ爽やかなバジルが香るタコのカルパッチョ。市販のバジルソースがあればオリーブオイルで少し伸ばして乗せるだけで完成です。フルーツトマトと交互に並べておしゃれに演出してくださいね。■鯛で作るカルパッチョ・簡単華やか鯛のカルパッチョとびきり華やかな鯛のカルパッチョ。オリーブオイルと白ワインビネガーで作るシンプルな味付けです。鯛以外にも、ヒラメやスズキなど旬の魚で作れれば最高ですね。・昆布〆鯛のカルパッチョ昆布締めは、魚の切り身を昆布で挟み、旨味と風味を凝縮させる調理法。。昆布締めにした鯛に柚子胡椒を効かせた和風ドレッシングをかけて完成です。・鯛の和風カルパッチョごま油と塩昆布で風味付けした和風カルパッチョ。桜の花の塩漬けを乗せておしゃれに盛り付けてくださいね。■ホタテで作るカルパッチョ・ホタテとベビーリーフのカルパッチョシンプルなドレッシングがホタテの甘みを引き立てるカルパッチョ。ホタテの濃厚な甘みとレモンの酸味のハーモニーが素晴らしい。・カラフル!ホタテのサッパリカルパッチョホタテにパプリカやネギなどをカラフルに散らしたカルパッチョ。ホタテとレモンの相性は抜群、さっぱりテイストのカルパッチョです。・カブとホタテのホワイトリースサラダカブとホタテを交互に並べてリースの形に仕上げたおしゃれなカルパッチョ。食材同士の色を合わせた「ワントーンプレート」はおもてなしに最適です。■サーモンやブリなどで作るカルパッチョ・サーモンのカルパッチョ色鮮やかなスモークサーモンのカルパッチョはオリーブオイルとレモン汁と塩のみのシンプル仕立て。香り高いディルを乗せて召し上がれ!・簡単おしゃれ!華やかスモークサーモンのカルパッチョオリーブオイルとレモン汁にニンニクをプラスした基本のカルパッチョドレッシング。スモークサーモンだけでなく鯛やブリでもアレンジ可能です。ブラックオリーブを乗せてお店のような仕上がりに。・アボカドとマグロのカルパッチョアボカドとマグロに市販の中華ドレッシングとマヨネーズで、食べ応えのあるカルパッチョに仕上げました。大皿に盛ればホームパーティーにピッタリの一品になります。・アジのカルパッチョしょうゆベースのドレッシングで食べるアジのカルパッチョ。素材の持つ旨味を引き出した一品です。・ブリの薬味たっぷりカルパッチョネギ、大葉、ショウガなどの薬をたっぷり乗せた、ブリのカルパッチョ。熱したゴマ油をジュッとかけると香りよく仕上がります。日本酒が飲みたくなるカルパッチョです。・カツオのカルパッチョ食べ応えのあるカツオにはマヨネーズベースのしっかりした味のドレッシングがピッタリ。千切りレタスと貝割れ菜を盛り付けて豪快に食べてくださいね。■アイデア光る!野菜のカルパッチョ・アボカドのカルパッチョ野菜で作るカルパッチョはサラダよりも材料を少なく作れるので、便利なんです。。アボカドは熟しすぎないもので作ってくださいね。・カブのカルパッチョカブを薄くスライスしてにオリーブオイルと粉チーズ、いくらを乗せておしゃれなカルパッチョに仕上げました。ダイエット中の方にもオススメしたいレシピです。・ナスとトマトのカルパッチョ輪切りにしたナスとトマトにオリーブオイルとバルサミコベースのドレッシングをかけたカルパッチョ。夏野菜の新しい食べ方ですね。・タケノコのカルパッチョ水煮タケノコで作るカルパッチョ。トマトとバジルソースで作ったドレッシングの彩りが美しい一品です。素材本来の味を引き出すカルパッチョは材料が少なく作れて華やかなものばかり。ホームパーティーやお祝いの席の料理で悩んだ時にはぜひ参考にしてくださいね。
2022年09月11日同じ白身魚で、ぺたんとしたフォルム、ヒラメとカレイはよく似ていますよね。どっちがどっちかと聞かれたら「う~ん」となってしまう方も多いのではないでしょうか。ここではそんなよく似たヒラメとカレイの違いやそれぞれの特徴などを見ていきたいと思います。■ヒラメとカレイの見分け方ヒラメとカレイ、見分けるためにはどこを見ればよいのでしょうか。パーツごとにみていきましょう。・ヒレ・目の位置ヒレヒラメやカレイのヒレといえば「えんがわ」が思いうかびますよね。えんがわはヒレを動かす筋肉です。コリコリしていて、脂ものっておいしいので、お寿司のネタでも人気があります。見分け方として、エサをとるためによく動くヒラメは、筋肉が発達しているのでコリコリが勝っています。あまり動かないカレイは脂ののりが勝っています。回転寿司でまわっている「えんがわ」はカレイのことが多いですよ。目の位置「左ヒラメの右カレイ」ということばを聞いたことがありますか。ヒラメとカレイの見分け方のことを言っています。目を上にしたとき、左を向くのがヒラメ、右を向くのがカレイということなんです。ただ、これは日本産のヒラメとカレイに限るので、海外のものは、例外も多いので注意してください。・口の形口がいちばん、違いがわかりやすいかもしれません。ヒラメは口が大きく歯が鋭いです。イメージするなら牙があるオオカミのようです。いっぽうカレイは、口が小さく歯が発達していません。おちょぼ口がカレイです。・大きさ実は江戸時代までは似た形の魚なのでただ、大きさで区別していました。つまり大きければ「ヒラメ」小さければ「カレイ」と呼んでいたのです。実際に成体で比較すると、多くの種類でヒラメのほうがカレイより大きいです。しかし例外もあります。北海道の水族館にしかいないですが「オヒョウ」という魚を聞いたことはありませんか?大きいものだと全長3m体重300kgにもなる魚です。この巨大な魚はカレイなんですよ。・なぜ似ている?そもそもなぜヒラメとカレイは似ているのでしょうか。ひとことで言うなら先祖が一緒だからです。ヒラメはカレイ目ヒラメ科、カレイはカレイ目カレイ科に属していますが、もともとはボウズガレイ類から、現在のカレイやヒラメに分岐・進化を遂げてきました。ボウズカレイは、目が左右のどちらになるかは定まっていません。左右半々ぐらいで出現します。実はヒラメもカレイも、幼魚の頃は眼が左右にあります。それが成魚になるにしたがって、左に寄るのがヒラメ、右に寄るのがカレイというわけです。あとは捕食方法が似ているからでしょうか。ヒラメとカレイは捕食する際、獲物との距離を素早くはかり、とっています。これができるのは、両目が寄っていて広い視野を持っているからです。目が横についていると、周りを見渡すときに動かなければなりませんが、目が寄っていることで動かずに見渡せるので、隠れて周りを確認できます。この似た捕食方法から見た目も似ているのだといえそうですね。■ヒラメとカレイの違いとは・生態ヒラメ通常深さ100mから200mの海底に生息し、春から夏にかけて沿岸の荒磯や岩礁域で産卵します。3~5年で50cmくらいに成長し産卵は3年魚からです。大きいものでは1m以上になり、15~20分ほどで体表を保護色に変えることができます。海底でじっと動かずに自分の上を見ながら獲物を待っていて、あじなどの獲物が来るとジャンプして飛びつきます。特徴的な目ですが、ヒラメはふ化後20日後くらいから左に移動を始めます。50日くらいでヒラメらしい姿になり、目は飛び出ていません。色も同化しやすい茶色っぽい色に変わってきます。カレイ水深30~40mから2~3mの砂泥質の海底に生息し、雑食性で定着性があります。ヒラメとは反対側に寄っている目は、ふ化後50日くらいから右に移動を始めます。80日くらいでカレイらしい姿になります。そしてカレイの目は少し飛び出したようについていてこの目でキョロキョロと周囲を見渡して獲物を探します。・性格ヒラメ攻撃的でワイルドです。カレイおっとりと上品です。・主食ヒラメエビやカニの肉食で成長するにしたがい、魚食性が強くなります。あじやいわしを好見ます。カレイゴカイやイソメ、小エビなどを主食にしています。・漁獲量・値段ヒラメ生息地が限られていることもあり、漁獲量は約6,000tで、値段は1kg6~7,000円くらいです。カレイ漁獲量は約46,000tで、種類も多いカレイの漁獲量はヒラメの8倍近くも多いです。値段は種類によりますが、一般的なホシカレイだと1kg1,000円くらいです。漁獲量の差が価格に影響しているのがわかりますね。もうひとつヒラメの方が高い理由は、和食のマナーにありました。ご存じのように和食で魚を提供するときは頭が左にくるようにしなければなりません。そうすると右に目があるカレイは出せなくなってしまいます。料亭などで出せるヒラメが高級魚になり、需要が減ったカレイは大衆魚と呼ばれ、価格差が生まれました。現在ではカレイに限っては右向きで提供してもよいとされているようです。そんなカレイですが例外もあります。『城下カレイ』と呼ばれたりする各地でブランド魚となっているマコガレイです。旬の時期のマコガレイは1匹10,000円くらいで取引されています。・旬の時期ヒラメ晩秋から初春が旬の時期です。とくに冬のヒラメは「寒鮃」と呼ばれよりおいしいといわれています。カレイ種類によっても異なるので、1年中とることができます。場所によって味も変わりますが、数量的に多くとれるのは冬から春です。・栄養素ヒラメカロリーはヒラメの方が多く、ビタミンも全体的にはヒラメの方が栄養価は高いです。カレイカルシウムを含むミネラルはカレイがヒラメを上回ります。女性にうれしいコラーゲンは、どちらにもある「えんがわ」に多く含まれているんですよ。・味・食感ヒラメ俊敏な動きをするので、身の筋肉が引き締まっています。さっぱりした味とぷりぷりした歯ごたえが特徴です。そのため、刺身やしゃぶしゃぶに向きます。バター焼き、ムニエル、グラタンなど西洋料理に使用されることも多いです。カレイコクがあり、やわらかい食感が特徴的です。そのため、煮物や揚げ物にして食べることが多いです。■ヒラメとカレイのおすすめの調理法ヒラメもカレイも、刺身、ムニエル、唐揚げなど数々のおいしい定番料理がありますね。ここでは定番だけど、おもてなしにも最適な一品をご紹介します。・ヒラメのカルパッチョ材料(4人分)ヒラメ(刺身用)2~3人分バジル(生)8枚EVオリーブ油適量レモン汁小さじ2ミルびき岩塩少々コショウ少々下準備バジルは手でちぎっておく。作り方手順1:器にヒラメとバジルを盛り、EVオリーブ油、レモン汁をかけ、ミルびき岩塩、コショウを振る・干しカレイのだし茶漬け新鮮なカレイは、薄味でさっと短時間で仕上げましょう。おいしさを損なわない何よりの食べ方です。骨ばなれもよく食べやすいですよ。材料(2人分)ご飯茶碗2杯分カレイ(干物)1枚小梅4個・塩小さじ1/2・しょうゆ小さじ1/2・だし汁400ml白ゴマ適量下準備カレイは、魚焼きグリルで火が通るまで8~10分焼き、骨を取る。小梅は種を取り、刻んでおく。作り方手順1:鍋に<調味料>の材料を入れ、沸騰直前まで沸かす手順2:茶碗にご飯をよそい、ほぐしたカレイと小梅を混ぜて小高く盛る。(1)を注ぎ、白ゴマを振る・「えんがわ」はどっち?「えんがわ」とは、ヒラメやカレイの背びれと尻びれの付け根部分のことです。この「えんがわ」もヒラメはひきしまった筋肉が多いからだ、カレイは脂肪が多く脂っこいからだですので同様の身の質となります。お寿司のネタでも人気の「えんがわ」は、ヒラメだと1匹から4貫分ほどしかとれませんが、カレイだと20~60貫分もとれます。高級なお寿司屋さんの「えんがわ」はヒラメ、回転寿司などはカラスカレイの「えんがわ」が多いですね。■似ているけど似ていないヒラメとカレイ、お気に入りのおいしさ見つけてください!調理法に向き不向きがあるとはいえ、料理の好みは人それぞれ。塩焼きにしてもさっぱりしたヒラメの方が好きな人、コクのあるカレイが好きな人と、分かれますよね。あまり見かけないカレイのおさしみもヒラメと違ったおいしさがあります。煮るとふっくらするカレイは刺身では少し固いので、もしカレイの刺身を店頭で見つけたら、きっとそれは薄造りになっていると思いますよ。刺身も揚げ物もいろいろと食べ比べてみて、お気に入りのおいしさを見つけてくださいね。
2021年03月08日形が似ているけど、まったくの別物…世の中にはそういったものが、いくつも存在します。代表的なものの1つを挙げると、魚のヒラメとカレイでしょう。どちらも平らな体をした魚ですが、どのように見分けたらいいのでしょうか。ヒラメとカレイの違いを見分ける方法をご紹介します。ヒラメとカレイの見分け方身の硬さや口の大きさに違い一般的に内臓のある腹側を手前に置いた時、左側に頭がくるのがヒラメで、右側に頭がくるのがカレイ。しかし、例外もあるようです。ヒラメカレイヒラメとカレイの違い①:目の位置は例外も…基本的には上記の覚え方で問題ないのですが、すべての種類に当てはまる見分け方ではなく、左側に頭がくるカレイもいるようです。山口県にある市立しものせき水族館『海響館』では、このように説明しています。目が片方に寄り、目のある方が茶色っぽく、反対側はほぼ真っ白な色をしています。ではヒラメとカレイはどこがどう違うのでしょうか?よく返ってくる答えは「ヒラメが左向きで右向きはカレイ!」です。この返答は間違いではないのですが、全てのヒラメやカレイに当てはまるかと言えば答えはNoです。市立しものせき水族館 海響館ーより引用また、産経ニュースでは右向きのヒラメが水揚げされたと報じられたことも。北海道豊浦町の内浦湾でこのほど水揚げされたヒラメは右を向いていた。(2020年8月)17日に水揚げされた魚の写真と動画を道立総合研究機構栽培水産試験場が分析し、体形や色、鋭い歯から右向きのヒラメと分かった。放流や養殖の魚だと右向きのヒラメは1万匹に1匹の割合で発見され、遺伝的要因や飼育環境の影響が考えられるという。同試験場の森立成調査研究部長は「今回は天然のヒラメである可能性が高く、非常に珍しい」と話している。産経ニュースーより引用ヒラメとカレイの違い②:身が硬いのは?ヒラメとカレイは、どちらも海の底を這うようにして生活をしています。似たような生活環境ですが、食べるものはまったく違うようです。2019年6月25日に放送されたバラエティ番組『この差って何ですか?』(TBS系)では、ヒラメとカレイの違いを特集。過去の放送内容を紹介しているウェブページで、ヒラメとカレイの差を説明しています。「カレイ」は、海の底でほとんど動かずに生活している。泥の中で、近づいてきた「ミミズ」のような生き物や「貝」などを、ほとんど動かずに食べる。一方「ヒラメ」は、海の底で餌を待ち伏せして、獲物の「小魚」などを、ものすごいスピードで捕まえに行く!この差って何ですか?ーより引用積極的に動いて獲物を捕まえに行くヒラメは、筋肉が多いため引き締まった体に。そのため、ヒラメは刺身としてそのままおいしく食べられます。反対に早く動く必要のないカレイは身が柔らかいので、煮付けなどにするとその特徴が引き立つのだそうです。ヒラメとカレイの違い③:口の大きさヒラメとカレイは頭の方向以外に、口の大きさにも違いがあります。ヒラメは生きた魚やイカ、エビなどを食べるため、口が大きく、鋭い歯が並ぶ肉食系の口。ヒラメゴカイや小型の貝類などを食べているカレイは、ヒラメと比べると口がかなり小さいことが分かります。カレイ『この差って何ですか?』では、口の大きさの違いをこのように説明していました。「ヒラメ」と「カレイ」では、「餌の捕らえ方」が違うため、「口のつくり」にも大きな差がある!「カレイ」は、口も小さく、歯も鋭くない小さい歯がたくさん見えている。「ヒラメ」は、口も大きく、歯も鋭く、口の中も大きい。この差って何ですか?ーより引用とはいえ、こちらも例外はあるようで、市立しものせき水族館『海響館』のスタッフにとってもヒラメやカレイはややこしい存在のようです。ここまでヒラメとカレイの違いを紹介しましたが、例外もあり、例えばカレイの仲間の最大種「オヒョウ」はヒラメのように口が大きく、「ヌマガレイ」は、日本国内で見られる個体のほとんどが左向きです。また、ヒラメの仲間にも「メガレイ」や「テンジクガレイ」などカレイと名の付く種類もおり、私たち水族館スタッフにとっても非常にややこしい生き物です(笑)。市立しものせき水族館 海響館ーより引用ヒラメとカレイの見分け方は、基本的に「左向きはヒラメ、右向きはカレイ」と覚えておけば問題はなさそうです。ただ、例外もあるということだけは、頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月16日みなさんはヒラメという魚をご存知ですか。カレイ目カレイ亜目ヒラメ科に属するお魚で、お寿司やお刺身でもおなじみですね。またその容姿にも特徴があり、体の左側に両目がついているため、ほかの魚と比べると「なんだか不思議な魚だな~」と感じます。そんなヒラメについて、魚類学者かつタレントでもあるさかなクンが配信するYouTube『さかなクンちゃんねる - FISH BOY - Sakana-kun』で、ギョギョギョな新事実が公開されていました。ヒラメの特徴的な容姿は、なんと生まれつきのものではなかったのです!驚きの内容はこちらの動画でご覧ください。当たり前のように見ていたヒラメにこんな事実があったとは…。さすがさかなクン、魚への興味を刺激してくれます。『さかなクンちゃんねる - FISH BOY - Sakana-kun』では、このほかにも魚に関するネタが盛りだくさんなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年09月15日ヒラメの旬は11~2月。寒い時期は脂がのり、身が引き締まっていておいしいですね。最近は養殖や輸入のものが多く、通念を通して店頭に並ぶようになりました。クセがなく甘みがあり、淡白な白身魚ながら旨みが強く感じられる魚なので、フリットにしても塩だけで十分おいしいです。小骨も少ないので扱いやすく、子どもやお年寄りも食べやすいですね。ビールや白ワインにも合うので、おつまみにもおすすめです。■レシピ名 ヒラメのフリット調理時間 30分 1人分 257Kcal<材料 4人分>ヒラメ 2~3切れ 塩コショウ 少々レモン 1/2個プチトマト 4個揚げ油 適量 卵白 1個分 卵黄 1個分 オリーブ油 大さじ1 塩コショウ 少々 小麦粉 2/3カップ ビール(又は炭酸水) 100ml<下準備>・ヒラメは棒状に切って両面に塩を振り掛けて10分置き、水気を拭き取ってコショウを振り掛ける。・レモンは4つに切り、プチトマトは水洗いする。・揚げ油を170℃に予熱する。<作り方>1、<衣>を作る。卵白はボウルに入れ、泡立て器でしっかり角が立つ位まで泡立てる。2、別のボウルに卵黄、オリーブ油、塩コショウを混ぜ合わせ、ビール又は炭酸水を加える。全体に混ざれば小麦粉を加えて、サッと混ぜ合わせる。3、(2)に泡立てた卵白の半量を加えて混ぜ合わせ、更に残りの卵白を加え、サックリ混ぜ合わせる。4、ヒラメは<衣>を通し、170℃の揚げ油に入れ、薄いキツネ色になるまで揚げる。油を切って盛り合わせ、レモン、プチトマトを添える。 コツ・ポイント お好みでレモンの変わりにバルサミコ酢を掛けても、さっぱりと美味しいですよ!揚げたてが最高です。
2020年02月14日石川県・能登半島の旅館「百楽荘」は6月26日、九十九湾にてヒラメの稚魚の放流イベントを実施する。○約5,000匹のヒラメの稚魚を放流九十九湾は、北陸唯一の日本百景の海岸。ヒラメやアジ、スズキ、黒鯛、真鯛、アオリイカなど、四季おりおりの魚が釣れる「天然のいけす」で、秋にはカワハギが網ですくえてしまうほどだという。百楽荘は、九十九湾に宿泊客専用の「釣り桟橋」を設けており、波が立たないことから初心者や家族連れでも気軽に釣りが楽しめる。同社は九十九湾の海の幸の恩恵にあずかっていることに感謝し、ただ「獲る」だけではなく、九十九湾をより豊かにすることに貢献していきたい、としている。今回はこのような思いのもと、この釣り桟橋に地元・能登町立高倉保育所の園児を招き、約5,000匹のヒラメの稚魚の放流イベントを行う。白身魚はあまり遠くへは行かず、一生をその近くで過ごすという習性を持つ。今回放流するヒラメも約3年をかけて成長し、この桟橋付近に戻ってきて、釣り客を楽しませてくれることが期待できるという。同イベントは今後も定期的に開催し、次回は今秋、5,000匹の黒鯛の稚魚を放流する予定となっている。開催日時は、6月26日11時~。
2014年06月22日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「ヒラメのレモン蒸し」を含めた全4品。野菜の旨味と甘味を引き出したレモン蒸し。フキを入れた炊き込みご飯は春の味! ヒラメのレモン蒸し レモンの絞り汁を加えてサッパリとした仕上がりです。 フキ入り炊き込みご飯 春の香りがする炊き込みご飯です。もち米入りで冷めてもおいしい。 里芋の煮物 味がしみ込んだホクホクとした里芋はご飯が進みます。 たっぷりネギのみそ汁 たっぷり入ったネギと豆腐で心温まるみそ汁に。お好みの具材を加えてもOK! ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年03月20日