ノルウェーのビーチバレー選手、マシアス・ベルントセンさんがInstagramに投稿した練習風景が話題となっています。動画はマシアスさんが2人の女性を相手に試合をしているもの。この時の彼のチームメイトが「すごい!」と絶賛されているのです。その動画がこちらです。 この投稿をInstagramで見る Mathias Berntsen(@mathiasberntsen96)がシェアした投稿 - 2020年 4月月4日午前4時08分PDTマシアスさんと一緒にプレーしているのは彼の愛犬、キアラ。マシアスさんがレシーブしたボールを、キアラが華麗にトス!冷静にボールの動きをよく見て、セッターとしての役割を見事にこなすキアラに、多くの人たちが驚きを隠せないようです。・パーフェクトなチームメイトだ!・犬と一緒にバレーボールだなんて、なんてクールなの!・この犬は僕よりずっとうまいよ。・こんな才能のある犬は初めて見たわ。マシアスさんのInstagramにはほかにも、キアラと一緒にバレーボールの練習をする動画が投稿されています。試合でのキアラの活躍ぶりは、やはり普段の練習の賜物なのですね。 この投稿をInstagramで見る Mathias Berntsen(@mathiasberntsen96)がシェアした投稿 - 2020年 3月月25日午前5時07分PDT この投稿をInstagramで見る Kiara(@kiarathevolleydog)がシェアした投稿 - 2020年 4月月5日午前10時58分PDTボールで遊ぶのが好きな犬は多いですが、一緒にバレーボールができる犬はなかなかいないのではないでしょうか。抜群のチームワークを見せてくれたマシアスさんとキアラに、たくさんの人たちが笑顔になりました。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日6日から開催された「AVCビーチバレーボールアジアツアー2017グランフロント大阪大会」に出場するため、女子ビーチバレーバヌアツ共和国代表、ロティさん(20)とティニーさん(20)は、初来日した。 バヌアツは南太平洋の島国で、国連が指定した「特に開発が遅れた国=後発開発途上国」の1つ。そのためか、招待枠以外でオリンピックに選手が参加したことがない。つまり、実力で大会出場を勝ち取った選手がいないのだ。 「だからバヌアツでは、これまでオリンピックは盛り上がらなかったんです」 こう話すのは元フジテレビのアナウンサー、相川梨絵さん(40)。5年前、バヌアツ在住の日本人男性と結婚し、いまも現地で暮らす。本誌は代表ペアの遠征に随行する彼女と、ロティさん、ティニーさんの大阪滞在に密着した。 「でも、前回のリオ大会直前は盛り上がった。女子ビーチバレーの代表ペア、先輩のミラー選手とリンリン選手が本大会出場目前まで迫り、バヌアツでもオリンピックブームが巻き起こったんです。あと1セット取れば、というところまで勝ち進んだのに……悔しかった」(ロティさん) 五輪切符を逃したバヌアツ代表に、国民はすっかり意気消沈。しかし「次こそは実力でオリンピックに」と選手たちは燃えた。それを見て相川さんはスポンサー探しに奔走するなど、応援を続けている。 「ロティとティニーは次世代のホープだし、先輩格の2人も現役続行中。チャンスはあると思う。でもねー、予算が足りないんですよ」(相川さん) オリンピック出場には、国際大会で好成績を収め、多くのポイントを獲得しなくてはならない。しかし、実力はあっても、遠征予算がなかなか捻出できない。今回は相川さんの奮闘もあり、なんとか隣国ニューカレドニアの航空会社「エアカラン」から航空券の提供を受け、日本までたどり着けたが……。 「問題は宿。大会中は、選手は主催者が用意したホテルに泊まれた。でも、帯同スタッフはこちらで宿を確保しないとダメ。予算が足りず、カップルでもない男女2人のコーチに1つのツインルームで我慢してもらって。大会前後の練習期間の宿は選手も自腹でした。ロティとティニーも狭い部屋に2人で」(相川さん) 少し申し訳なさそうに話す相川さんだが、選手たちはケロッとしたようすでこう語る。 「バヌアツの手作りで、水道もガスもない家に比べたら、日本のホテルは狭くても奇麗で快適よ!」(ティニーさん) 食費もできるだけきりつめたという。またまた恐縮したようすの相川さんだが。 「コンビニのすし、おいしいです。どこでも大好きなすしが食べられる日本は最高。好きなネタはサーモンとツナマヨ。すしばかり食べてたから、お箸の使い方、上達した。でもイクラはお箸ではムリ。1個ずつつまようじで刺して食べました」(ロティさん) 肝心の大会成績はというと、予選リーグ全敗で早々に敗退。相川さんも肩を落とした。 「緊張してたんだと思います。まだ2人とも20歳。でも、潜在能力というか身体能力は抜群です。アジアの大会だと彼女たちは他国選手より、頭1つ分は確実に高くジャンプする。経験を積めば、大化けする可能性もあるってコーチも言ってます」(相川さん) 敗退直後だというのに、本人たちも、堂々と宣言した。 「試合をたくさんして、自信さえ深められたら、もっと上を目指せると思う。東京オリンピックは、出場はもちろん、金メダルを取りたい。そのためにも、もっと練習したいし、試合に出たい」(ロティさん) 彼女たちが頑張るのには訳がある。バヌアツは近年、数々の大災害に襲われた。’15年には巨大サイクロンが上陸。約16万6000人が被災した。ロティさんもその1人だ。 「家の屋根が飛んでいってしまいました。全壊です。バヌアツでただ1つの、ビーチバレー専用コートも破壊されてしまいました」(ロティさん) 今年は火山の噴火も。彼女たちの来日と時を同じくして、北部にあるアンバエ島の火山活動が活発化した。 「私の出身地です。日本にたった後に、噴火レベルが引き上げられ、全島避難に。以降、両親とはまだ連絡が取れていないんです」(ティニーさん) だからこそ、彼女たちは切実に、オリンピック出場を、そして、メダル獲得を目指す。 「私たちがオリンピックで頑張ったら、被災してつらい思いをした皆を勇気づけられると思うんです」(ロティさん)
2017年10月20日スウォッチ グループ ジャパン スウォッチ事業本部は17日、ビーチバレー向けの機能を搭載したウェアラブルデバイス「Swatch Touch Zero One」(Touch Zero One)を発表した。9月18日より、国内のスウォッチストア12店舗、および公式オンラインストアにて販売を開始する。税込価格は16,200円。既にヨーロッパでは、8月3日より先行して販売している。同日に開催されたプレス向け製品発表会には、お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんと、現役大学生ビーチバレー選手の坂口佳穂さんが登場。本稿では製品発表会の様子をお伝えする。「Swatch Touch Zero One」は、ビーチーバレーを中心としたスポーツパフォーマンスを計測できる腕時計型のデバイス。スマートフォン向け専用アプリ「The Swatch Touch Zero One app」(無料)と連携し、スマートフォン上で計測データの管理や搭載機能を利用できる。また、バッテリーは充電式ではなく、リチウムコイン電池を採用している。あくまでも「腕時計」としての使用を前提とし、充電不要にするためだという。ディスプレイはモノクロ(白黒)表示の曲面液晶を採用。ディスプレイ下部がタッチパネルになっており、操作は全てタッチ操作で行う。本体サイズは52.6mm×39.0×15.1mm、重量は約15.3g。防水性能は3気圧。専用アプリ「The Swatch Touch Zero One app」はiOS版、Android版を用意。ケース素材はプラスチック。カラーは、EARTHZERO(アースゼロ)、SUBZERO(サブゼロ)、STRIPEZERO(ストライプゼロ)、CUBEZERO(キューブゼロ)、SUNZERO(サンゼロ)、SKYZERO(スカイゼロ)の全6種類。ストラップのサイズは、最大4種類をラインナップしている。○これは「コネクティッドウォッチ」である発表会ではまず、スウォッチ グループ ジャパン代表取締役社長のクリストフ・サビオ氏が登壇した。サビオ氏によれば、Touch Zero Oneは、スマートウォッチではなく「コネクティッドウォッチ」だという。スマートフォンアプリと「コネクト」する「腕時計」であり、あくまでもメイン機能は時計で、コンピューターではない。スウォッチは「腕時計」メーカーとして、スウォッチが持つ、楽しさ、ファッション性、カラフルさを最も重視したと強く語った。○ゲストはお笑い芸人の徳井義実さんとビーチバレー選手の坂口佳穂さんゲストは、お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんと現役大学生ビーチバレー選手の坂口佳穂さんだ。Touch Zero Oneを装着した印象を訪ねられ、徳井さんは「軽いので、リストバンド感覚で身に付けられる。強度もしっかりしているので、ガンガン使えて安心。充電不要な電池式なのもありがたい」と興奮した様子で語った。さすが家電芸人といったところだ。坂口さんは、いつもの競技ユニフォームとは違ったカジュアルな服装で登場。「ビーチバレー選手としてプレイ中に使いたいのはもちろん、バンドの色もカラフルなので、カジュアルな服に合わせて普段使いもしたい」とはにかんだ笑顔でコメント。アスリート目線だけではなく、女子大生らしい一面を見せた。○スパイク強度を計測する「HITモード」と拍手の回数が分かる「CLAPモード」主要モードは、時間を表示や計測する「TIME(時間)モード」、運動時の歩数・消費カロリー・距離・活動時間を計測する「STEPモード」。そして、特徴的なのは、スパイクの強さやヒット数を計測する「HITモード」と、装着者の拍手の大きさや回数を計測できる「CLAPモード」だ。また、「COACHモード」では、専用アプリを入れたスマートフォンとBluetooth接続すると、スマートフォン上でトレーニングをコーチングしてくれる。この機能を聞いた坂口さんは「一刻も早く、難しいモードをクリアして、日本のトップ選手になりたい」と発言。○スパイク対決 - 勝者は坂口さん!トークの後に、徳井さんと坂口さんがスパイク。実際にSwatch Touch Zero Oneを装着し、HITモードを使用して、スパイクの強さを競った。計測値は1~99までの数字で示される。結果は坂口さんが68、徳井さんが46となり、勝者の坂口さんには、代表取締役社長のサビオ氏からTouch Zero Oneが贈呈された。Touch Zero Oneは、様々な機能を搭載していても、スウォッチは時計メーカーであり、作るのは「時計」であることを感じさせる内容だった。オメガやハミルトンなどの高級時計から、スウォッチブランドのようなポップで気軽に使える時計までを扱う同社らしい哲学が見えた。ところで、今回のTouch Zero Oneは、ビーチバレーにスポットを当てた製品だったが、「One」があるなら「Two」や「Three」が発売されるのか、次作はフットサルやスノーボードといった別のスポーツにフォーカスした製品になるのか、今後の動向が気になるところだ。
2015年09月17日