フェティコ(FETICO)の2024年春夏コレクションが2023年8月28日(月)に東京・寺田倉庫で発表された。フェイ・ウォンをミューズに、ソフィ・カルの作品集にも思いを馳せて今季のミューズとして捉えたのは、香港のシンガーソングライターで俳優のフェイ・ウォン。ウォン・カーウァイが監督を務めた青春映画『恋する惑星』などに出演したフェイ・ウォンは、1990年代にアジアン・ポップスの女王として名を馳せた人物だ。また、ステージ上では前衛的な衣装を、プライベートでは90年代らしい洗練された衣服を身に纏い、当時のファッションアイコンとしても注目を集めた。そしてもう1つの着想源となったのは、フェティコのデザイナー・舟山瑛美が久しぶりに訪れたパリでふと手に取ったという、フランスの現代美術家ソフィ・カルの作品集『THE HOTEL』。イタリアのクラシカルなホテルでメイドとして働いていたソフィが、旅行客が過ごした空間をカメラで記録した非常にプライベートな作品集で、好奇心とスリルが混ざり合う刺激的な一冊となっている。今季は、そんなフェイ・ウォンと作品集『THE HOTEL』にヒントを得ながら、舟山が追求する女性の美しさを引き立てるコレクションを提案していく。ステージ衣装を思わせるドレスやジャケットまず最初に注目したいのは、フェイ・ウォンのステージ上の衣装を思わせる、90年代のシルエットを落とし込んだアイテム。レースのように繊細なサマーウールのミニドレスや、透け感のあるシルクコットンに艶のある素材を合わせたジャケットやパンツなど、センシュアルな肌見せを叶えるエレガントなピースが展開された。壁紙やベッドフレームをイメージパジャマ風のシャツとパンツのセットアップやベロアのボディスーツに落とし込まれた芍薬柄は、作品集『THE HOTEL』に登場する壁紙から着想を得たもの。また、ベッドフレームの装飾をパンチング加工によって表現した、ワイドなデニムパンツも提案された。ランジェリーディテールこれまでのコレクションでも繰り返し提案されてきたランジェリーディテールは、パープルとブラックでコントラストを効かせたキャミソールドレスや、コルセットのラインを取り入れたロングドレスなど随所に。また今季は、サイドのカットアウトが印象的なスイムウェアも展開される。ブランド初のバッグブランド初となるバッグとして、がま口のクロージャーがアクセントになったハンドバッグと、ボクシーなトートバッグもランウェイに。いずれも『THE HOTEL』のインテリアを思わせる薔薇柄がエンボス加工で表現された、エレガントなデザインが魅力的だ。さらにブラン(BLANC.)とのコラボレーションサングラスや、ラインストーンとスタッズが施されたクロッグシューズも発表された。
2023年08月31日第94回アカデミー賞授賞式が3月28日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、主演女優賞に『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステインが輝いた。近年まれに見る大混戦となった今年の主演女優賞には、ジェシカをはじめ、オリヴィア・コールマン(『ロスト・ドーター』)、ニコール・キッドマン(『愛すべき夫妻の秘密』)といった同賞受賞経験者、スペインを代表する国際派スターのペネロペ・クルス(『Parallel Mothers』)、亡きダイアナ元妃を演じたクリステン・スチュワート(『スペンサーダイアナの決意』)がノミネート。5人の主演作すべてが、作品賞候補に挙がっていない点もアカデミー賞では異例の出来事で、非常に予想が難しい部門となった。『タミー・フェイの瞳』でジェシカが演じたのは、1970年代から80年代にかけて、夫とともにテレビ伝道師とした活躍した実在の人物、タミー・フェイ。愛あふれたメッセージと寛大な人柄で視聴者を熱狂させ、伝説的な存在となるが、やがて金銭的な不正、ライバルの陰謀、夫の性的スキャンダルに見舞われ、夫婦で築き上げた帝国は崩壊していく。ジェシカ自身が、タミー・フェイについて10年間リサーチを重ねており「彼女と彼女の物語にはぶっ飛ばされた」と強い思い入れ。本人そっくりに変ぼうし、波乱の人生を生きたカリスマ伝道師をスクリーンによみがえらせた。ジェシカは『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞助演女優賞、『ゼロ・ダーク・サーティ』で第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことがあり、今回が初のオスカー受賞となる。受賞コメントアカデミーに感謝します。ヘアメイクアップチームも素晴らしい、彼女を見出すことができました。いま苦難の時期です、さまざまなトラウマ、孤立があります。多くの人が絶望感を味わっています。差別があります。偏見があります、暴力があり、ヘイトクライムがあります。このような時期に私はタミーのことを考えます。絶望感を感じている人にメッセージを送ります。ユニークであるあなたは素晴らしい。(text:cinemacafe.net)
2022年03月28日ジェシカ・チャステインが実在の人物タミー・フェイを演じる『The Eyes of Tammy Faye』(原題)のファーストルックが公開された。タミーは2007年にすでに亡くなっているが、1974年から1989年まで夫(当時)のジム・ベイカーとともに出演していた宗教番組「PTLクラブ」で話題となった人物。ジェシカがリサーチに10年間も充て、「彼女と彼女の物語にはぶっ飛ばされた」というほどの“逸材”だ。本作は、タミーとジムが率いたキリスト教団体「PTLクラブ」が、数百万ドル規模の事業を展開しながらも、ジムが引き起こしたセックス・スキャンダルや詐欺罪によって崩壊していく様子を描くという。このたび、ジェシカ演じるタミーとアンドリュー・ガーフィールド演じるジムのファーストルックが公開されたのだが、2人とも劇的変身を遂げており(特にジェシカ)、「ジェシカはタミーに瓜二つ」「え、ジェシカ?」「これはもうアカデミー賞のヘアメイク賞をあげていいでしょう。ジェシカだとはまったく認識できない。なんという変身ぶりだ」とツイッター上に驚きの声が上がっている。『The Eyes of Tammy Faye』の監督はマイケル・ショウォルター(『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』)、脚本はアビー・シルヴィア(「ナース・ジャッキー」)。9月17日に全米公開される。(Hiromi Kaku)
2021年06月03日ジョン・ハムとティナ・フェイが『Maggie Moore(s)』に出演することになった。ブラックコメディで、ジョン・スラッテリーが監督を務める。『MAD MEN マッドメン』でハムと共演したスラッテリーは、2014年の『God’s Pocket』で監督デビューを果たしている。『Maggie Moore(s)』の舞台は、平和な田舎町。だが、ある時、立て続けに殺人事件が起こり、被害者の女性が同姓同名だったことから警察がパニックするというストーリーのようだ。ハムの次回作は、コロナで延期になっている『トップガン:マーヴェリック』。フェイの最近作は、ピクサーの『ソウルフル・ワールド』。文=猿渡由紀
2021年02月24日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の最多4部門に輝いた。■とにかく無事に終わって、良かった…昨年に引き続き、司会を務めたジミー・キンメルが授賞式の冒頭、「今年は受賞しても、すぐに席を立たないで!」と前回の“悪夢”を皮肉ったが、とにかく無事に終わって、良かった…というのが一番の感想。悪夢の主役であるウォーレン・ベイティ&フェイ・ダナウェイの『俺たちに明日はない』コンビに再び、作品賞のプレゼンターを任せるという演出も笑えたが、封筒を手にしたデル・トロ監督が一瞬、中身を確認する姿がかわいらしかった。作品賞は『スリー・ビルボード』、監督賞はデル・トロ…という予想も根強かったので、改めて、オスカーの行方を正確に言い当てることの難しさを痛感する結果だった。作品賞と監督賞が一致するのは第87回以来で、2010年代では4度目となる。■女性、黒人、移民…多様性が生み出したサプライズな結果こうして1年越しのリベンジを果たしたアカデミー賞だが、主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドが「女性の候補者は皆さん、立ち上がって!」と呼びかけた圧巻のスピーチが象徴するように、授賞式では、これまで不利な立場を強いられた女性たちに対し、エールを送る瞬間が何度もあった。その上で「これからは女性の時代!」という、いかにも男目線で紋切り型のメッセージではなく、女性や黒人、移民といった“多様性”の重要さを、絶妙なバランス感覚で訴えた点を評価したい。黒人差別を題材にした社会派スリラー『ゲット・アウト』が脚本賞を受賞。デル・トロ監督はメキシコ出身だし、長編アニメ賞を受賞した『リメンバー・ミー』もメキシコが舞台になっている。さらに、トランスジェンダーが主人公の『ナチュラルウーマン』(チリ)が外国語映画賞を獲得した快挙も、記憶に留めておきたい。■原点に立ち返り、映画ファンへの感謝を示した今年で90回目の開催を迎えたアカデミー賞が、原点に立ち返り、映画ファンへの感謝を示した点も印象深かった。特に、授賞式の途中にジミー・キンメルをはじめ、アーミー・ハマー、ガル・ガドット、ルピタ・ニョンゴ、アンセル・エルゴート、マーゴット・ロビー、エミリー・ブラント、マーク・ハミル、ギレルモ・デル・トロ監督らが会場を抜け出し、近所のチャイニーズシアターをサプライズ訪問し、スナック類を配る粋な演出はさすが!劇場ではディズニー映画『A Wrinkle in Time』が上映中だったが、スターの乱入に怒る観客は皆無で、それどころか、自分たちがアカデミー賞受賞式の生中継に映っているシュールな現実に興奮気味だった。やはり、映画は観客がいてこそ成立するもの。そんな当たり前に気づいたアカデミー賞が“新たな一歩”を踏み出した一夜でもあった。(text:Ryo Uchida)
2018年03月05日クロエ(Chloé)のアイコンバッグ「フェイ(FAYE)」から、新作「フェイ デイ(FAYE DAY)」がデビュー。2018年8月より、クロエ店頭での展開がスタートする。クロエのDNAである70’Sスピリットを表現したサッチェルバッグ「フェイ」。2015年春夏コレクションのランウェイに登場して以来世界的に人気を博し、クロエを代表するバッグコレクションの一つとなっている。今回登場する「フェイ デイ」は、ポケットやハードウェアを加えることでより高い収納力を実現した、日常使いに最適なバッグ。「フェイ」を象徴するリングループと揺れるチェーンももちろん健在で、バッグにフェミニンな要素を演出するのに一役買っている。また、トップハンドルとストラップの組み合わせで、クロスボディ、ショルダー、ハンドキャリーと様々な持ち方が出来るのも魅力だ。サイズは、日本ではデイリーに活躍するスモールサイズの展開。カラーは、ヌメ革のような色合いのブラッシュヌード、深みのあるカーボンブラウン、シックなモッティーグレーが用意されている。【商品情報】クロエ「フェイ デイ(FAYE DAY)」発売時期:2018年8月【問い合わせ先】クロエ カスタマーリレーションズTEL:03-4335-1750
2017年07月23日「オスカーが贈られるのは…『ラ・ラ・ランド』!」の瞬間Mark Suban /(C)A.M.P.A.S. 今年のアカデミー賞授賞式のハイライトは、何と言っても作品賞の取り違い事件だろう。プレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに主演女優賞の封筒が誤って手渡されてしまい、『ラ・ラ・ランド』を作品賞として発表したが、実は『ムーンライト』だった──という、当事者ではなくとも冷や汗をかいてしまうような世紀の大ハプニングである。 このとき、声高に『ラ・ラ・ランド』と叫んだフェイ・ダナウェイが、NBC Nightly Newsで事件後初めてのテレビ出演を果たし、悪夢の出来事について口を開いた。 「ウォーレンはカードを取り出して、押し黙ってしまった。周りを見回して、固まってしまったの。私は彼のジョークだと思ったの。ドラマティックな演出をしようと、間を溜めてるんだって」 結局、ダナウェイはビーティーのかわりにカードに書かれた作品名を読み上げた。歓喜に沸く『ラ・ラ・ランド』のメンバーの後ろで、受賞式のスタッフは慌ただしく動き回っている。そして、作品名が間違っていたことが露見。会場はパニック状態だ。 その瞬間を、ダナウェイはこう述懐する。 「完全に度肝を抜かれたわ。ヘッドライトに照らされた鹿みたいに」 司会者のジミー・キンメルは凍り付いた空気を何とか和らげようと「おいおい、何してくれてるんだよウォーレン!」と冗談交じりでベイティを責めた。確かに、あの状況ではプレゼンターの読み間違いだと誰もが思ったはずだ。しかし原因は封筒を管理する会計士のミスだった。 このことについて怒りを感じなかった?と聞かれると、ダナウェイは「いいえ」と言下に否定。「すごく罪悪感を覚えたわ。私にはきっと、何かできることがあったはず。どうしてカードの上に書かれたエマ・ストーンの名前に気づかなかったのかしら」と後悔しきりだった。
2017年04月25日先月、アカデミー賞授賞式で起きた歴史に残る珍事件に進展があった。「最優秀作品賞」のプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに間違った封筒を渡してしまった会計事務所「プライスウォーターハウスクーパーズ」(「PwC」)のマーサ・ルイズとブライアン・カリナン。この2人が金輪際アカデミー賞授賞式に関与することがなくなったのは当然の結果ではあるが、映画芸術科学アカデミー会長シェリル・ブーン・アイザックスは「PwC」とは今後も関係を続けていくことをアカデミーのメンバーに伝えた。「PwC」と協議を重ね、受賞者や受賞作品を管理する会計士を2人から3人に増やして“万が一”に対応できるように備えること、授賞式に関わる会計士は携帯電話を預けること、あのような事件が2度と起こらないように「PwC」と定期的に関係の見直しを行うことがアカデミー側の条件だそうだ。本来の受賞作は『ムーンライト』だったが、ウォーレンが『ラ・ラ・ランド』と発表してしまったハプニングは、マーサ・ルイズが本業そっちのけでスマホでエマ・ストーンの写真をツイッターに投稿するなど、気もそぞろな状態で間違った封筒をウォーレンに渡してしまったことから起きたとされている。(Hiromi Kaku)
2017年03月30日ライアン・ゴズリングが、先月のアカデミー賞授賞式で作品賞が間違えて発表されたとき、ステージ上で笑っていた理由を明かした。ライアンとエマ・ストーンが主演の『ラ・ラ・ランド』は、先月26日(現地時間)の第89回アカデミー賞授賞式で作品賞受賞作として発表されたが、直後に受賞結果の封筒がプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに間違って渡されたことが発覚。ステージ上に本当の受賞作『ムーンライト』と『ラ・ラ・ランド』両作の関係者が入り乱れる状態になった。大混乱のステージ上で、エマやデイミアン・チャゼル監督らと登壇していたライアンが口元を押さえて笑いをかみ殺している姿をカメラがキャッチし、SNSなどで話題を呼んだが、ライアンがついにその理由を語った。22日(現地時間)、ラスベガスで開催中の「Adobe Summit」のQ&Aセッションに参加したライアンは、あのときのことを聞かれて「観客席の人々がパニックのような反応をし始めたのを見て、インカムをつけた人たちが(ステージに)来るのを見て、誰かが怪我をしたのかと思った」「医療的な事態か何か起きたのかと思ったんだ。最悪のシナリオが頭に浮かんでいた」「そうしたら、『ムーンライト』が受賞したと聞いて、すごく安心したんだ。それで笑い始めた」と答えた。アカデミー賞の歴史に残るハプニングについて「非現実的」だったとふり返ったライアンは「本当に、『ムーンライト』が受賞してすごくうれしかった。本当にとても画期的な映画なんだ。製作費100万ドルで、信じられない完成度の作品だ。彼らが認められて、とてもうれしい」と自分のことのように喜んでいた。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月24日今年度のアカデミー賞作品賞の結果発表取り間違え事件の原因となった監査役の2人が、来年度からアカデミー賞に関わることを禁止された。アカデミー会長シェリル・ブーン・アイザックス氏は、アカデミー賞の投票を管理し、プレゼンターたちに結果が記されたカードが入った封筒渡す役割を担っている監査法人プライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)の今年度の担当者であったブライアン・カリナン氏、マーサ・ルイス氏が来年度の第90回アカデミー賞に関わることはないと発表した。しかし、これまで80年以上に渡ってアカデミー賞に携わってきたPwCと今後一緒に仕事をしていくかどうかについては明言を避けており、現在検討中であるとだけ話している。授賞式当日、作品賞発表の際に誤ってプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに本当の受賞作品『ムーンライト』と記された封筒ではなく、『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞を獲得したエマ・ストーンの結果が記された封筒を渡してしまうという事件が起きており、バックステージで他の事に気を取られていたカリナン氏が間違った封筒を渡したとみられている。授賞式後、PwCは声明文を発表し、その中でハプニングの詳細を説明、謝罪。その一方で『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督はこの出来事について「大変なことにはなってしまったけど、ある意味素敵なことだった」と話している。(C)BANG Media International
2017年03月03日去る2月27日、第89回アカデミー賞授賞式の終了直後に『レッドタートル ある島の物語』が長編アニメーション映画賞にノミネートされていた「スタジオジブリ」鈴木敏夫プロデューサーに、ライブ配信サービス「LINE LIVE(ラインライブ)」が現地で直撃。そのインタビューと記者懇談会の模様が配信された。まさかのハプニングで幕を閉じた第89回アカデミー賞授賞式。「スタジオジブリ」初の海外共同制作作品『レッドタートル ある島の物語』は長編アニメーション映画賞にノミネートされ注目を集めていたが、栄冠は『ズートピア』に。授賞式終了後、「LINE LIVE」で生配信された記者懇談会&独占インタビューで、鈴木プロデューサーは「今回は期待していた」と残念がった。「ジブリでプロデュースして、制作現場はフランス、スタッフはヨーロッパの方々。その組み合わせも面白いし、近ごろ騒がしい映画が多い中、こういう静かな映画っていうのは人の目をひくんじゃないかなと思っていた」と悔しさをにじませながらも、「僕自身は英語ができないんですけど、発表の直前まで、どうやってしゃべろうかなって考えてたんですよ(笑)」と明るく答えた。そして、長編アニメーション映画賞を受賞したディズニーの『ズートピア』については「大好きな映画」と明かし、「ディズニーの方からのお願いで日本公開前に作品を観たら、すごくいい映画だなって感動しちゃってね。だから戦わなきゃいけなくなったのは、つらかったよね」と正直な気持ちを激白。「『レッドタートル』に獲ってほしかったけど、好きな映画だったから納得した」と語った。2年ぶりの授賞式への出席については、「結構楽しめた」とのこと。「ハリウッドがトランプさんのことをどう思っているか、政治的メッセージもところどころにあったし、若いころのすごく大事な映画だった『俺たちに明日はない』のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが出てきたときはグッときた」とうれしそう。ファンだったというスカーレット・ヨハンソンを生で見た感想は、「パッと見てびっくりした。映画のイメージと実際の彼女の間にギャップがあった。会わないほうがよかったかな(笑)」と語り、授賞式については満喫した様子だ。また、宮崎駿監督の復帰について質問があがると、「それはわからない。引退を発表してからもいろんな企画を出す人なんですよ。最近もね。だから延々続くんですよね」と返答。三鷹の森ジブリ美術館の上映用に宮崎監督が制作中のショートフィルムについては「まもなく完成する」と明かし、「最初は10分と言ってたけど、もう少し長くなる予定。さすがおもしろいものになっている」と太鼓判!この作品で宮崎監督がCGを取り入れたことについては、「CGがあがってくると、それはダメだって手で描いちゃう。CGでできないことを要求しちゃうんだよね。でも、短編の中には結構CGが入ってますよ」と言及。その完成が楽しみになる言葉を寄せている。(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日アカデミー賞の投票を管理し、プレゼンターたちに結果が記されたカードが入った封筒渡す役割を担っている監査法人プライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)が、26日に行われた第89回アカデミー賞の授賞式で作品賞発表を取り間違えた出来事について謝罪した。PwCは、作品賞発表の際に誤ってウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに本当の受賞作品『ムーンライト』と記された封筒ではなく、『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞を獲得したエマ・ストーンの結果が記された封筒を渡してしまった責任が自分たちにあると認めた。声明文を発表し、その中でハプニングの詳細を説明、謝罪した上で、なぜこのような事態が起きたのか現在調査中だとしている。式の直後、主演女優賞に輝いたエマは作品賞のプレゼンターに渡されたとされている主演女優賞の受賞者として自身の名前が書かれたカードは授賞式の最中ずっと手元に持っていたとし、「この出来事にとやかく言うつもりはないけれど、私はそのカードを持っていたの。だから何が起きたのかよくわからないわ。とりあえずみんなには先に言っておきたかったの」とコメントしていたが、PwC側は警備の関係上、授賞式の舞台袖には全ての結果のセットが入ったスーツケースが2つ用意されていると説明していた。このハプニングにはがっかりさせられたエマだったが、『ムーンライト』は大好きな作品であるため作品賞に輝いた事をうれしく思うと話していた。(C)BANG Media International
2017年02月28日壇上で封筒の中身を見比べるPhil McCarten /(C)A.M.P.A.S. 第89回アカデミー賞授賞式がロサンゼルス・ドルビーシアターで行われた。 史上最多となる14部門にノミネートされた『ラ・ラ・ランド』が、監督賞、主演女優賞を含む6部門を受賞。そしてクライマックス「作品賞」の発表の瞬間を迎えた。 プレゼンテーターを務めたのは往年の名優、ウォーレン・ベイティ(79)とフェイ・ダナウェイ(76)。『俺たちに明日はない』の公開50周年を記念した人選だった。 ダナウェイは「今日の最後の賞を発表するのはとても光栄です。ノミネートされた素晴らしい作品は私たちに希望や喜びを与えてくれます」と笑顔で語り、ベイティも「政治においても、芸術においても、真実を明かにすることが大切。作品賞にノミネートされた作品は、社会の中で多様性が増していることを示しています。世界中で多様性と自由が大切だということを教えてくれているのです」と、昨今の右傾化する情勢を風刺する挨拶を述べた。 ノミネーション作品のダイジェストが流れ、ドラムロールが響き、ついにその時が訪れた。「オスカーは……」と言いながら封筒を開けたベイティは、受賞作が書かれた紙片を見て少し怪訝な表情を見せ、封筒の中を検めるような仕草をしている。「アカデミー賞を受賞するのは……」と言い直し、ダナウェイが「『ラ・ラ・ランド』!」と発表。 その瞬間大歓声が上がり、デイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、そしてスタッフたちがステージに大挙して押し寄せた。プロデューサーのジョーダン・ホロウィッツが「本当にありがとう。アカデミーに、ライオンズゲートに、すばらしいキャストたちに感謝します」と、スピーチを行う後ろで、ヘッドセットを着けた受賞式のスタッフが慌ただしく壇上を行き来している。 不穏な空気が流れる中、プロデューサーのフレッド・バーガーがマイクの前に進み出て「愛しい妻……」と口を開いた瞬間、後ろからスタッフが何ごとかを耳打ち。そして彼は「負けだったみたいだ」とニッコリ笑って踵を返した。そして最初にスピーチをしたジョーダン・ホロウィッツが「間違いがありました。作品賞は『ムーンライト』です。冗談ではありませんよ。本当に、読み間違えたみたいなんです」と言いながら、『ムーンライト』と書かれた紙を客席に向かって提示した。 司会者のジミー・キンメルは「大変残念なことが起きました。個人的にはスティーブ・ハーヴェイが悪いと思っていますが」と、2015年のミス・ユニバースで、視界のスティーブ・ハーヴェイが優勝者の名前を間違えて発表した事件を引き合いに出しながら事態の収拾に腐心。ホロウィッツは一度受け取ったオスカー像を、「これはぜひ私から『ムーンライト』の皆さんに渡したい」と言って大歓声をもらっていた。 『ムーンライト』のスタッフが壇上に到着するのを待つ間に、ベイティがマイクの前に歩み出て「何があったか説明させてください」と切り出した。「私が封筒を開けると、そこには『エマ・ストーン/ララ・ランド』と書いてありました。だから、私はずっと見ていたんです。これはジョークでやったんじゃないんですよ。作品賞は『ムーンライト』です」。 どうやら、直前に発表された主演女優賞の封筒が、何らかの手違いでベイティに手渡されてしまったようだ。確かに、封筒を開けたときのベイティは戸惑いながら何度も中身を確かめている。 予定外のアクシデントに見舞われてしまった『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督は「夢じゃないかと思っていたけど、もう違う、これが現実だ!何てことだ!」と喜びを爆発させた。 アカデミー賞の長い歴史の中でも、大トリの作品賞で呼び間違うなど前代未聞。ケチがついてしまった感もあるが、今年の作品賞は『ムーンライト』に贈られた。日本では4月28日に公開される。
2017年02月27日クロエ(Chloe)が8月末に、アイコンバッグ「フェイ(FAYE)」のウォレットバッグ(8万5,000円)を発売する。15SSコレクションのランウェイで初登場し、瞬く間に世界のセレブリティーやプレスの間で注目を浴びた「フェイ」。今回発売される初のウォレットバッグでは、「フェイ」の特徴である丸いリングループと揺れるペンダントチェーンといったクールなハードウエアはそのままに、6インチ超のスマートフォンも収納可能な容量で、内側にはカードポケットを付けるなど機能性に優れたバッグに仕上げられた。また、クロスボディも可能なショルダーストラップも付属され、日常のちょっとした外出から、夜のパーティーまで様々なシーンで使用できるバッグとなっている。
2016年08月26日クロエ(Chloé)の新たなイメージビジュアルが公開。アイコンバッグ「フェイ(FAYE)」コレクションにフォーカスしている。「フェイ」は、2015年春夏コレクションで発表されて以来、ブランドを代表するアイコンバッグとして親しまれているモデル。ジュエリーにインスパイアされた、ハードな印象のメタルパーツがアクセントとなり、昼夜を問わずすべてのスタイルに洗練された雰囲気をもたらしてくれる。フォトグラファーのテオ・ウェナー(THEO WENNER)による新たなイメージビジュアルでは、ストリートでの何気ない日常の瞬間をとらえ、70年代の空気感を思わせる暖かでナチュラルな“クラシックタバコ(CLASSIC TOBACCO)”のバッグを、イージーなデニムパンツとシルクブラウスを着た女性が携えている。【バッグ情報】フェイ価格:196,000円+税サイズ:W32×H26×D4cm【問い合わせ先】クロエ カスタマーリレーションズTEL:03-4335-1750
2016年05月23日クロエ(Chloe)は、銀座三越で2月17日から23日まで、バッグコレクション「フェイ(FAYE)」のポップアップショップをオープンする。会期終了後には伊勢丹新宿店、京都大丸にも順次オープンする。15SSコレクションのランウェイで初登場した「フェイ」は、70年代のスピリットを表現するサッチェルバッグ。丸いリングループと揺れるペンダントチェーンからはグラムロックの香りが漂い、モダンな エッジーを効かせた優美なフェミニンさを表現。自由自在な収納を実現するアコーディオンガゼットや、取り外し可能なショルダーストラップによりクラッチとしても活用できる 2way仕様となっている。同ポップアップショップでは、パーマネントコレクションだけでなく、5色の限定カラーによるレザーストラップ付きミディアムクラッチバッグと2種のスモールバッグを展開。ミディアムクラッチバッグでは、イエロー、ブルー、ローズの3モデル(各19万6,000円)にパイソン柄を施したモッティグレー、インテンスグリーンの2色(各26万9,000円)を加えた5種類が登場。スモールバックでは、イエローカラー(14万5,000円)とパイソン柄を採用したモッティグレーのモデル(19万2,000円)が展開される。なお、同ポップアップショップは、銀座三越で展開の後、伊勢丹新宿本館1階のハンドバッグプロモーションスペースで3月16日から22日まで、京都大丸1階のエントランスホールで4月13日から26日まで開催される。
2016年02月15日全身で温泉を堪能するためのアイテム2015年12月1日、有限会社アール・ケイ・ケイは「フェイ・スパ」の販売を開始した。この「フェイ・スパ」とは、温泉浴用のフェイスマスク。「せっかく温泉に来たのだから、顔も温泉に浸けたい」という声に応えて開発された商品だ。綿100%素材で作られており、顔に密着する面はガーゼ生地、反対側はタオル生地。保湿性と密着性を追求した仕上がりになっている。また、大きめサイズであるため首元まで一緒にケアすることが可能。これを使えば、全身で温泉を堪能することができるのだ。もちろん洗濯も可能で何度でも繰り返し使用できる。目や鼻、口部分には穴があり、呼吸がしやすい。インターネット販売や温泉旅館にて販売されている。なぜ温泉で美肌になれるのか温泉大国である日本には様々な温泉が存在する。その中でも特に美肌効果に優れた泉質を誇る、日本3大美人の湯をご存知だろうか。その由来ははっきりしていないのであるが、群馬県の川中温泉、和歌山県の龍神温泉、島根県の湯の川温泉の3つを指して日本3大美人の湯と呼ぶ。もちろん、この3つ以外の温泉でも美肌効果を謳っている温泉は多い。そもそも、なぜ温泉に入ると美肌になれるのだろうか。まずは温泉に含まれるナトリウムなどの保湿成分が肌から水分が蒸発するのを防いでくれる。また、温まることで血行促進し身体の隅々まで酸素や栄養素が行き届くだけでなく、余分な水分や老廃物が排泄されることにより肌が美しくなる。(画像はプレスリリースより)【参考】・有限会社アール・ケイ・ケイプレスリリース(@Press)
2015年12月05日クロエ(Chloe)が7月22日から28日まで、伊勢丹新宿本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにてバッグコレクション「フェイ(FAYE)」のポップアップショップをオープンする。70年代スピリットを表現したサッチェルバッグ「フェイ」は、15SSコレクションで登場後、瞬く間に世界のセレブリティやプレスから注目を浴びた、モダンでエッジーかつエレガントなブランドを代表するバッグ。目を引くリングループと揺れるペンダントチェーンが、さりげなくグラムロックの香り漂うのが特徴だ。また、ショルダーストラップは取り外し可能で、クラッチスタイルにも合わせることが出来る。15年フォールコレクションでは、深い宝石のようなトーンや温かいテクスチャーのハーモニーでアップデートされた「フェイ」が登場。今回のポップアップショップでは、人気カラーと15年秋の新作を含む「フェイ」のフルラインアップを展開する。同店限定色も登場する他、今季初登場のトートバッグとウォレットも先行発売される。
2015年07月17日「クロエ(Chloe)」のバッグコレクション"FAYE(フェイ)"のポップアップイベントが、伊勢丹新宿店にて2015年7月22日(水)から28(火)の期間に開催される。 "FAYE"-MEDIUM BAG (W32xH26xD4CM)マット&シャイニーパイソン素材カラー:CURRY YELLOW 価格:385,000円(税抜) *伊勢丹新宿店限定 「クロエ(Chloe)」のDNAである70’sスピリットを表現したサッチェルバッグ"FAYE(フェイ)"は、2015春夏コレクションのランウェイにて登場後、瞬く間に世界のセレブリティやプレスから注目を浴び、クロエを代表するバッグコレクションンの1つに。左 "FAYE"-MEDIUM BAG(W32xH26xD4CM)ヌバックパイソン素材カラー:ABSTRACT WHITE価格:307,000円(税抜)右 "FAYE"-MEDIUM BAG(W32xH26xD4CM)スムースカーフスキン&スエードカーフスキン素材カラー:*画像は参考色価格:196,000円(税抜)"FAYE"-MEDIUM BAG(W32xH26xD4CM)グレインカーフスキン&ナッパラムスキン素材カラー:左上から時計回り BLACK/CHESNUT CREAM/CURRY YELLOW/STORM BLUE価格:196,000円(税抜)"FAYE"-SMALL BAG(W24xH16xD9CM)スムースカーフスキン&スエードカーフスキン素材カラー:左 MOTTY GREY/右 CLASSIC TOBACCO)価格:145,000円(税抜)今回のポップアップイベントでは、スペシャルなディスプレイの中で、人気のカラーと2015年秋の新作を含む"FAYE"のフルラインアップが楽しめる他、今季初登場となる"FAYE"のトートバッグとウォレットが、日本でいち早く発売となる。 "FAYE"-SMALL TOTE (W33.5xH25xD14CM)グレインカーフスキン&スエードカーフスキン素材カラー:CURRY YELLOW価格:149,000円(税抜)*伊勢丹新宿店先行販売"FAYE"-FLAP LONG WALLET (W20xH12xD4.5CM)カラー:グレインレザー&ナッパラムスキン素材カラー:4色(上 BLACK/下 PAPRIKA RED)価格:72,000円(税抜)*伊勢丹新宿店先行販売【ポップアップイベント概要】"THE FAYE COLLECTION"開催日時:2015年7月22日(水)~28(火)場所:伊勢丹新宿本店 1F=ハンドバッグ/プロモーションスペース"FAYE"-MEDIUM BAG (W32xH26xD4CM)■マット&シャイニーパイソン素材カラー:1色(CURRY YELLOW)価格:385,000円(税抜)*伊勢丹新宿店限定■ヌバックパイソン素材カラー:1色(ABSTRACT WHITE)価格:307,000円(税抜)■スムースカーフスキン&スエードカーフスキン素材カラー:4色 *画像は参考色(DARK VELVET/BLACK/MOTTY GREY/CLASSIC TOBACCO)価格:196,000円(税抜)■パイソンストライプス素材カラー:1色(MULTICOLOR)価格:393,000円(税抜)■グレインカーフスキン&ナッパラムスキン素材カラー:4色(BLACK/CHESNUT CREAM/CURRY YELLOW/STORM BLUE)価格:196,000円(税抜)"FAYE"-SMALL BAG(W24xH16xD9CM)■スムースカーフスキン&スエードカーフスキン素材カラー:3色(BLACK/MOTTY GREY/CLASSIC TOBACCO)価格:145,000円(税抜)"FAYE"-SMALL TOTE (W33.5xH25xD14CM)■グレインカーフスキン&スエードカーフスキン素材カラー:4色(BLACK/CHESNUT CREAM/CURRY YELLOW/PAPRIKA RED)価格:149,000円(税抜)*伊勢丹新宿店先行販売"FAYE"-FLAP LONG WALLET (W20xH12xD4.5CM)■グレインレザー&ナッパラムスキン素材カラー:4色(BLACK/CHESNUT CREAM/STORM BLUE/PAPRIKA RED)価格:72,000円(税抜)*伊勢丹新宿店先行販売【問い合わせ先】クロエ インフォメーションデスク電話番号:03-4335-1750元の記事を読む
2015年07月16日1960年代に音楽、映画、ファッション界の新しいアイコンを次々と見出し、撮影。ミック・ジャガーやポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン…。錚々たる人々と親交を結ぶほか、数々のハリウッドスターが撮影時に彼を指名し、“時代の気分を作り上げていた”とまで評される、イギリス出身の写真家テリー・オニール。彼の展覧会『テリー・オニール写真展』が、ブリッツ・ギャラリーで開催中だ。オニールが写真を始めたのは22歳の頃。もともとはジャズのドラマー志望で、“とりあえず”勤めた職場で与えられた写真撮影の仕事から、思わぬキャリアが始まった。音楽やファッション、アートなどで新スタイルが日々生まれ、カルチャー全体が大変革期を迎えていたロンドンで、オニールは当時珍しかった35ミリのカメラを使い、動きのあるカットを数多く捉えた。今回は、今なお活躍を続けている彼の50年に及ぶアーカイブの中から、代表作約30作を展示する。自身の成功の秘密を「個性的すぎないこと」と言った写真の魅力に、ぜひ目を凝らして。◇『テリー・オニール写真展』ブリッツ・ギャラリー東京都目黒区下目黒6‐20‐29TEL03・3714・0552開催中~7月11日(土)13:00~18:00日・月曜休館入場無料◇若き日のザ・ビートルズ。新聞・雑誌のフロントページで最初に彼らを紹介したのは、オニールだった。“The Beatles, London,1963”(C)Terry O’Neill◇1977年、オスカーを受賞した翌朝、ビバリーヒルズのホテルで過ごすフェイ・ダナウェイ。“Faye Dunaway at the Beverly Hills Hotel the morning after winning an Oscar for her performance in Network,1977”(C)Terry O’Neill※『anan』2015年6月17日号より。文・山田貴美子
2015年06月16日クロエ(Chloe)の70年代スピリットが表われている、15SS新作バッグコレクション「フェイ(FAYE)」のミニサイズ(H14×W18×D3cm/スウェード/8万1,000円)。ゴールドプレートの力強さとフェミニンな細いストラップが好バランスで、コーディネートのアクセントに。ランウェイではストラップ部分をラフにくしゃっと掴むように持ち、ヒッピーテイストを都会的に解釈したレースストラップのサンダルとコーディネートしている。カードケース、キー、スマートフォンなど必需品一式が収まるコンパクトサイズで、アクセサリー感覚で持ち歩ける。荷物の多い日にはトートバッグのハンドルにストラップを結べば、バッグインバッグとしても活躍する。素材はエキゾチックレザー調にエンボス加工されたカーフスキン、パイソン、スウェードの3種で展開。スウェードはキャニオンブラウン(CANYON BROWN)、ゴールドイエロー(GOLD YELLOW)、デザートベージュ(DESERT BEIGE)と3色。洗練されたアースカラーが特徴だ。ヴィンテージ感のあるレースやウォッシュドデニムとも相性抜群で、この春旬のフォークロアスタイルを印象づける一品。他にも、「フェイ」コレクションとして、フラップのリングと蛇腹のボディを持ったミディアム、スモールの2サイズも展開している。<問い合わせ先> クロエ インフォメーションデスク TEL:03-4335-1750
2015年02月18日クロエ(Chloe)の15SS新作バッグの「フェイ(FAYE)」は、春のトレンド、フォークロアスタイルを作るのにマストなアイテム。ランウエイショーにて初披露されたフェイは、フラップのリングと蛇腹のボディがアイコニックなデザイン。どこかビンテージな雰囲気と新鮮さを持ち合わせており、ミディアム、スモール、ミニと3タイプで展開される。特に今シーズンらしいのがパイソンスキンのフラップとスウェードのボディで素材にコントラストを利かせたモデル(ミディアムサイズ/H26×W32×D4cm/27万4,000円)。フェミニンな細いストラップがついており、ショルダーバッグとしてもクラッチとしても使える。他にもオールスウェードや、カーフスキン×スウェードなど豊かな素材とカラーのバリエーションがそろっている。シンプルなデニムスタイルにさらりとコーディネートするだけで、70年代ムードを楽しめそう。<問い合わせ先>クロエ インフォメーションデスクTEL:03-4335-1750
2015年02月04日トッズグループの「フェイ(Fay)」が2015年1月から、伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店でポップアップショップをオープンする。伊勢丹は本館4階にて1月28日から2月10日までウィメンズを、メンズ館4階にて2月18日から3月3日までメンズをオープン。阪急はメンズ館1階にて1月21日から27日までメンズを、本館1階コトコトステージにて28日から2月3日までウィメンズをオープンする。フェイは、都会的でタイムレスなデザイン、エレガンスを特徴とし、ウィメンズとメンズウエア、アクセサリー等を幅広く展開。クリエーティブディレクターはアキラーノ・リモンディ。15SSシーズンより日本初上陸する。
2014年12月17日