未来を選び直す男と女©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktionベストセラー作家のマックスは、実らなかった恋の思い出を新作の小説としてつづり、その小説のプロモーションのためニューヨークを訪れました。彼はこの街でレベッカと出会い激しい恋に落ちましたが、小説のネタを求めて各地にを彷徨うたび、いつしか音信も途絶えてしまいます。しかし、かつての恋人であるレベッカと再会を果たしますが、彼女は別れた後に何があったのかを一切語ろうとはしません。失意のマックスがニューヨークへと発つ3日前、レベッカからモントーク岬への旅が舞い込みます。そこは幸せの絶頂にいた2人が訪れた思い出の場所でしたが......。 艶やかな大人の愛の物語©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktion物語は男の情熱で幕を開け、女の拒絶から一点、戸惑いときめきが交差する思いでの地へのショート・トリップへと進んでいきます。日帰りのはずでしたが、突然のアクシデントから一夜を共にする2人。ですが、その翌日に、予想もしない彼女からの告白が待っていました。1つ謎が解けるたびに、夢の女性から現実の女性へと息を吹き返していきます。忘れられないかつての恋人との再会というロマンティックな展開の先に待っているのは、男と女の恋愛観の決定的な違い。違うからこそ求め合い、理解できないからこそ愛おしい、大人の愛の物語が誕生しました。 味わい深い人生のアンサンブル©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktionアカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『ブリキの太鼓』で世界にセンセーションを巻き起こし、そこ後も重厚なヒューマンドラマや文芸大作で映画史に輝かしい足跡を残してきた、ドイツのフォルカー・シュレンドルフ監督の最新作。78歳になる大監督が長年に渡り企画を温め、艶やかなラブストーリーを完成させました。大切な恋の輝かしい思い出が、未来へ向かう力をくれる、味わい深い物語を是非劇場でお楽しみください。 【情報】『男と女、モントークの岬で』5月25日(土)全国順次公開監督:フォルカー・シュレンドルフキャスト:ステラン・スカルスガルド、ニーナ・ホス、スザンネ・ウォルフ、ブロナー・ギャラガー原題:Return to Montauk
2018年05月29日©︎YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。今回ご紹介するのは、アカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した『ブリキの太鼓』などで知られる78歳のドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフ監督が「どうしても撮りたかった」と手がけた大人のラブストーリー映画『男と女、モントーク岬で』をピックアップ。アンディー・ウォーホールの邸宅があったことでも知られる海岸線の美しいロングアイランドのモントーク岬やあの"モントーク岬灯台"も美しく映し出され、印象的です。( "モントーク岬灯台" は、ニューヨーク州最古の灯台で、灯台好きとしてはこれを見られただけで嬉しかった)主人公のマックスには、『アベンジャーズ』などの映画でハリウッドでも幅広く活躍するスウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドが演じ、『東ベルリンから来た女』のニーナ・ホスら実力派俳優たちが共演している話題作。5月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー公開です!■映画『男と女、モントーク岬で』あらすじーニューヨークを舞台に大人の愛の物語ベストセラー作家のマックスは、新作のプロモーションのためにベルリンからニューヨークを訪れます。17年前、マックスはこの街でレベッカという女性と出会い、激しい恋に落ちたことがありました。けれども、小説のネタを求めて旅するうちにいつしか音信も途絶えてしまったふたり。人生の折り返し地点になり過去を振り返った彼は、現在事実婚の妻がいながらもレベッカこそが夢の女性だったと彼女との日々を小説に綴ってついに出版。そんなある日、彼はその小説を携えレベッカと再会を果たすのです。再び会ったレベッカは、変わらず美しく弁護士として立派に自立していました。しかし、別れてから何があったのか、今も独りなのか、レベッカは、ニューヨークで弁護士として成功したこと以外は何ひとつ語ろうとしません。失意のマックスが、ニューヨークを発つ3日前、レベッカからようやく「ロングアイランドのモントーク岬へ出かけよう」と誘いが舞い込みます。そこは、ふたりが恋人同士だった頃、訪れた思い出の場所でした。はたして彼女の真意は?そして語られない過去の秘密とは?物語は、マックスの情熱から幕を開け、ときめきが交差する思い出の地へのショートトリップへと展開するのですが……。あなたには、忘れられない恋がありますか?あの手を離さなければ、どんな人生だった?もう一度、やり直せるとしたら?78歳の名匠フォルカー・シュレンドルフ監督がどうしても描きたかった、大人の愛の行方をぜひお楽しみください。■映画『男と女、モントーク岬で』作品紹介5/26(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!公式ホームページ:原題:Return to Montauk監督:フォルカー・シュレンドルフ脚本:トルム・コビーン、フォルカー・シュレンドルフプロデューサー:レジナ・ツイーグラー、フォルカー・シュレンドルフ、フランシス・ボーフルー、ステファン・パルテノイ、シドニー・デュマ、コーナー・バリー共同プロデューサー:ティル・シュヴァイガー製作総指揮:ハートムート・コーラー撮影:ジェローム・アルメーラ編集:エルベ・シュネイ美術:セバスティアン・ソウクブ音楽:トーマス・バトレット日本語字幕:吉川美奈子制作年:2017年制作国:ドイツ・フランス・アイルランド合作上映時間: 106分映倫区分:G配給:アルバトロス・フィルム©2017 Ziegler Film GmbH & Co. KG, Volksfilm GmbH, Pyramide Productions,Savage Productions Ltd, Gaumont S.A., ARTE France Cinema, WDR, BR, ARTE,Barefoot Films GmbH, Senator Film Produktion■映画『男と女、モントーク岬で』キャストステラン・スカルスガルド=マックス・ゾーンニーナ・ホス=レベッカスザンネ・ウォルフ=クラライシ・ラボルト=リンジーブロナー・ギャラガー=レイチェルニエル・アレストリュプ=ウォルターアートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美
2018年04月30日女子的アートナビ番外編、今回はパリで人気のおしゃれ建築スポット3選をご紹介。ウエディングフォトの撮影や映画のロケ地などにも使われているステキな場所も見てきました!ウエディングフォトでも人気!【女子的アートナビ】番外編パリのおしゃれ建築スポット3選、まずはパリのセーヌ川に架かる “アレクサンドル3世橋” からスタート!ロシア皇帝アレクサンドル3世の息子、ニコライ2世によって寄贈されたこの橋は、とにかくゴージャス!パリで最も美しい橋ともいわれています。川の左岸には、ナポレオンの墓所としても有名なアンヴァリッドの金ぴかドームも見えるので、一緒に写真を撮るとさらにゴージャス!アール・ヌーヴォー様式を取り入れた街灯や彫刻などは芸術作品のようです。この橋は、1900年のパリ万博にあわせて建設されたもの。すぐ近くにあるプティ・パレ(パリ市立美術館)とグラン・パレ国立ギャラリーも同じ時期に建てられました。さすが、フランスの威信をかけてつくられているだけありますね。すべてが美しいです!エッフェル塔もすぐ近くに見えるので、記念撮影スポットとしても大人気!私が訪れたときも、純白ウエディングドレス姿の女性と新郎らしき人のカップルを何組か見かけました。この場所なら、ロマンチックな雰囲気の写真が撮れそうです。写真映えするカッコイイ場所!次にご紹介するのは、“パレ・ロワイヤル”。かつてルイ14世が住んでいたこともある王宮で、ルーヴル美術館のすぐ近くにあります。現在、この建物は劇場や役所関係などさまざまな用途に使われ、回廊の部分には商店が並んでいます。ここには庭園もあるので、天気の良い日にはお散歩するのにぴったり。例えばルーヴル美術館でたくさん絵画を見たあとに立ち寄ると、いい気分転換になります。パレ・ロワイヤルは建物の外観もいいのですが、特にステキなのが回廊部分。雰囲気抜群でカッコイイ!ここは映画のロケ地としてもよく利用されているようです。地下鉄の駅もカワイイ♡最後にご紹介するのは、地下鉄の駅入り口。とってもカワイイのです!パリの地下鉄は、1900年のパリ万博にあわせて開通。その入り口設計を依頼されたのは、アール・ヌーヴォーを代表する建築家、エクトル・ギマール(1867-1942)です。アール・ヌーヴォーとはフランス語で「新しい芸術」という意味で、1900年のパリ万博前後にヨーロッパで広まったデザイン運動のことを指します。その特徴は、花や植物のしなやかな曲線を使っている点。ギマールの駅にも美しい曲線が使われているので、ぜひじっくりと観察してみてください。街全体がアート!建物や橋、地下鉄入り口などの優美なデザインが街じゅうにあふれているのですから、やっぱりパリの街は美しい!まさに街全体がアートです。こんな美しい街も、第二次世界大戦中には爆破の危機にさらされていました。ヒトラーが「パリ壊滅作戦」を命じていたのです。2015年に公開された映画『パリよ、永遠に』(監督:フォルカー・シュレンドルフ)では、パリを守った男たちのドラマが描かれています。そんな映画なども見てから街歩きするのもまた楽しいですよ。パリに行ったら、美術館だけでなく街の中にあるアートな景色も味わってみてくださいね!
2017年09月11日