伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」を、デヴィッド・リーチ監督がブラッド・ピット主演でハリウッド映画化したアクション超大作『ブレット・トレイン』より、来日決定スペシャル動画が解禁された。この度解禁されたスペシャル動画は、ブラッド・ピットの約3年ぶり13回目の来日決定にちなんだもの。世界を“ブラッド旋風”に巻き込んできたこれまでの各国プレミアの模様が、日本語の挨拶で締めくくられている。またブラッド・ピットと共に来日が決定したのは、デヴィッド・リーチ監督。『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の監督として名を馳せる前は、ブラッド・ピットの代表作でもある『ファイト・クラブ』や『Mr. & Mrs.スミス』、『トロイ』といった数々の作品でブラッド・ピットのスタントマンを務めていた経歴を持つ、アクションを知り尽くす逸材だ。デヴィッド・リーチ (C) Photo by Neilson Barnard/Getty Imagesリーチ監督は「ブラッドが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でスタントマン役を演じているのを見て、ちょっと笑えたよ。あの映画で描かれている俳優とスタントマンの関係性はリアルなものだ」と語り、「僕らはしばらく別の方向に進んだけど、運命がそこで終わりを告げずに再び結びついたことを嬉しく思う」と、まるで<運命>とも言える、本作でのブラッド・ピットとの俳優と監督としての初タッグについて明かしている。公開に向け、どんどん盛り上がりをみせる本作。ふたりは本作の舞台である日本の観客の前で、どのような想いを語るのか。期待が高まる。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年07月29日女優の山本舞香が、9月1日公開の映画『ブレット・トレイン』で謎の女子学生・プリンスの声優を務めることが27日、わかった。伊坂幸太郎氏の「殺し屋シリーズ」の2作目『マリアビートル』を、映画『デッドプール2』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデビッド・リーチ監督がハリウッド映画化した同作。ブラッド・ピット演じる世界⼀運の悪い殺し屋・レディバグは、高速列車の中でケースを回収して、次の駅で降りるだけの簡単な仕事に取り掛かる。しかし、そこに現れた9人の殺し屋に狙われ続け、世界最大の犯罪組織のボスであるホワイト・デスの待つ終点・京都に向かってしまう。今回、声優に初挑戦となる山本が演じるのは、レディバグを翻弄する謎の女子学生・プリンス。一見、普通の学生に見えるが、狡猾で悪魔のような性格の持ち主で優れた洞察力と強運を武器に、車内の騒動を裏で操っていく。山本は、今回のオファーに「えっ? 私?」と驚きを隠せなかったようだが、主演がブラッド・ピットということもあり、「嬉しかった!」と率直な感想を語った。また、自身が演じたプリンスについては、「見た目がすごく強い子で、周りに対してもすごく強いけど、過去にいろんなことがあって。悲しくて寂しくて、そこからこの感情が生まれて、この計画を立てたっていう。“寂しがり屋さん”っていうのかな? そこから狂気がうまれてきたっていうのは何となくイメージできました」とコメント。また、「お芝居でもご⼀緒できるように頑張ろう! って、思いました(笑)」とブラッド・ピットとの実写での共演にも意欲を見せた。アフレコ収録現場には、プリンス役を演じたジョーイ・キングから山本に、サプライズでメッセージ動画が到着。「舞香ちゃん、こんにちは! プリンス役のジョーイ・キングです。プリンスはいたずら好きで完全なサイコパス。彼女は暴力と復讐心しか知らないの。とにかく早く日本のみんなに観てほしいな! 観てね!」とメッセージが届くと、「ビックリしました! まさかって! 本当にサプライズだったので嬉しかったです!」と喜びをあらわにした。
2022年07月27日伊坂幸太郎の「マリアビートル」を、デヴィッド・リーチ監督が映画化した『ブレット・トレイン』。この度、山本舞香が本作で声優に初挑戦。日本語吹き替え版本編映像も到着した。今回山本さんが吹き替えを担当するのは、世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)を翻弄する謎の女子学生プリンス。狡猾で悪魔のような性格の持ち主で、優れた洞察力と自分の思い通りに物事が進んでいく強運を武器に、車内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、レディバグたちに壮絶なバトルを繰り広げさせる。今回のオファーについて、最初は驚きを隠せなかったが、主演がブラッドということで「嬉しかった!」と率直な感想を語る山本さん。プリンスというキャラクターについては「過去にいろんなことがあって。悲しくて寂しくて、そこからこの感情が生まれて、この計画を立てたっていう。<寂しがり屋さん>っていうのかな?そこから狂気がうまれてきたっていうのは何となくイメージできました」とコメント。「これまでも、(実写の)アクション・シーンを撮った後のアフレコで、息遣いは結構撮ったりするので、役に立ったかもしれない」とふり返った。そして「こういう時期だからこそ、笑って泣けて、一人一人すごく個性が強いキャラクターが出てきて、心もすごく忙しいかと思うんですが、目茶苦茶面白いです!劇場で観て、笑って泣いてください!お楽しみに!」とメッセージを寄せている。また、吹き替え映像では、とある駅でようやく超高速列車から降りられるチャンスを得たかのようなレディバグだったが、プリンスに泣かれてしまい、車内に戻ることに。しかし、さっきまでの泣き声から一変、ケロッとした表情のプリンス。降りたくても降りられないレディバグの不運さと、悪魔のような性格で翻弄するプリンスの二面性が感じられるシーンとなっている。そんな本編に加え、アフレコ収録に際してプリンス役のジョーイ・キングが、山本さんにサプライズメッセージを送る映像も収録されている。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年07月27日9月1日(木)に劇場公開される、伊坂幸太郎の大ベストセラー小説『マリアビートル』を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化したアクション超大作『ブレット・トレイン』。このたび、日本版本ポスターが公開された。原作は累計300万部を超える大ヒットを記録した伊坂幸太郎の小説<殺し屋シリーズ>の第二作『マリアビートル』(角川文庫刊)。乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルな展開と、個性溢れるキャラクター描写が魅力の大ベストセラー小説を、『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化。ノンストップでド派手なアクション・エンタテインメントが誕生した。世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと乗ってくる身に覚えのない9人の殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても、降りられない。最悪な状況の中で、列車はレディバグを乗せたまま終着点・京都に。やがて明らかになっていく、殺し屋たちの過去の因縁。そして終着点で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デスと対峙したとき、思いもよらぬ衝撃の展開が待ち受ける。公開されたのは日本版本ポスター。いつも事件に巻き込まれ、自分とは無関係な人の死に遭遇してしまう、伝説級に運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)。盗み出すことに成功したブリーフケースを手にしたレディバグだが、周りには彼の命を狙う9人の殺し屋たちの姿が。時速350kmの超高速列車は弾丸列車と化し、終着点・京都に向けて<スピード>も<最悪>も加速していく。車内で起こる全ての出来事を裏で掌握しレディバグたちを翻弄する謎の女子学生プリンス(ジョーイ・キング)、裏社会の大物から密令を受けた腕利きの殺し屋コンビタンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)&レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、どういうわけかレディバグに強い恨みを抱くメキシコNo.1の殺し屋ウルフ(バッド・バニー)。変装の達人で毒使いの暗殺者ホーネット(ザジー・ビーツ)、息子に重症を負わせた犯人を捜す元殺し屋キムラ(アンドリュー・小路)、キムラの父親でなにかと「運命」を語りたがる剣の達人エルダー(真田広之)、世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道な男ホワイト・デス(マイケル・シャノン)、さらには、テレビ番組『モモンガ テレビキッチン』の人気マスコットキャラクターモモもん(??)。クセの強い9人の殺し屋たちとレディバグとの過去の<因縁>とは一体?また、本作は様々なフォーマットでの上映も決定している。大きなスクリーンでノンストップアクション超大作を体感しよう。さらに、「ブレット・トレインGOGOキャンペーン」も開始となる。超高速列車“ゆかり号”が停車する東京駅から京都駅までの各駅に設定されたミッションを、Twitterを使用してクリアすると、<悪運ポイント>が貯まり、そのポイントに応じてスペシャルイベント参加権など豪華景品をプレゼントするキャンペーンがスタート。詳しくは、以下のサイトをチェックしてほしい。【『ブレット・トレイン』上映フォーマット】IMAX / Dolby Cinema(2D字幕版のみ) / MX4D / 4DX / ScreenX / 4DXScreen (2D字幕版&吹替版)【「ブレット・トレインGOGOキャンペーン」サイト】URL: 『ブレット・トレイン』9月1日(木)より公開
2022年07月08日サンドラ・ブロックとチャニング・テイタムのW主演、共演にダニエル・ラドクリフやブラッド・ピットと、ハリウッドが誇る豪華スター競演の映画『ザ・ロストシティ』。このたび、本作の中でも、屈指のインパクトを与える【ヒルのシーン】の特別映像が公開された。人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ(サンドラ・ブロック)。ロマンティックな冒険モノの新作がようやく完成したが、新刊の宣伝ツアーにイヤイヤながら強引に駆り出されてしまう。そこでは、彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じるセクシーカバーモデル、アラン(チャニング・テイタム)の薄っぺらな態度が鼻につく。そんなロレッタの前に謎の億万長者フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、突然南の島に連れ去られることに。なんと、彼はロレッタの小説を読んで、彼女が伝説の古代都市【ロストシティ】の場所を知っていると確信したのだった。そんなロレッタ誘拐事件を知り、南の島に真っ先に駆けつけたのは、目の前で助けられなかったことを悔やむあのウザいモデルのアラン。精鋭を味方に島へとたどり着き、ロレッタを探し出せたまでは良かったが、まるっきり好対照な性格のふたり。この南の島から脱出するためにしぶしぶ手を組むも、大自然の過酷な環境に予測不能のハプニングが連続!果たして、億万長者が狙っているロストシティとは何なのか?彼らはこのロストシティに隠された「謎」を解き明かし、無事に抜け出すことができるのだろうか!?公開された特別映像に映し出されているのは、追っ手から逃れるため、何が潜んでいるか分からない危険なジャングルの川をひたすら進む、主人公・ロレッタ(サンドラ・ブロック)が、彼女を助けに現れたアラン(チャニング・テイタム)の腰回りに付着した黒い“何”かを見つけたシーン。究極のくだらなさとドキドキが織り交ざった爆笑必至のこのシーンについて、映像では監督のアダム・ニーが「撮影2日目にジャングルの奥でチャニングに脱いでもらった。お尻にヒルをつけたんだ。2日目にだよ!」と、撮影を開始して直後、まだ初対面のスタッフさえも多い中でのシーンだったという驚きの事実を明かす。この、ある意味ハードなシーンを裸のテイタムと共にしっかりとこなしたブロックは「気心知れた仲だったから、このシーンは嫌じゃなかったわ」とあっけらかんと語る。一体ここからどのような予測不能な展開が続くのか?それは劇場で確かめよう。この衝撃のシーンに加えて、ほかのシーンもブロックとテイタムはとても楽しみながら撮影に臨んでおり、現場においてふたりは長い間行方不明だった姉弟ではないか?と疑われるほどの仲の良さだったようだ。「私たちはただ静かに座っていても、突然笑い出してしまう」とサンドラが言うと、「セットのどこにいようと、何をしていようと、僕らは同じリアクションだった。常に同調していたよ」とチャニングが続ける。ふたりの俳優としての相性の良さが、存分に窺える。『ザ・ロストシティ』公開中
2022年06月28日伊坂幸太郎の⼤ベストセラー⼩説『マリアビートル』を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』が、9⽉1⽇(⽊)に公開される。このたび、ブラッド・ピット演じる世界⼀運の悪い殺し屋レディバグと、東京発・超⾼速列⾞の中で、彼に次々と襲い掛かるキャラ濃すぎの殺し屋たち、 全11種のキャラクターポスターが⼀挙公開された。公開されたのは、いつも事件に巻き込まれ、⾃分とは無関係な⼈の死に遭遇してしまう、伝説級に運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)と、彼に襲い掛かるキャラ濃すぎの殺し屋たちを、ビビットかつポップに彩ったキャラクターポスター。レディバグは殺し屋ながらセラピーに通うほどナイーブな性格。暴⼒とは無縁な⼈間になる決意を胸に、依頼⼈のマリアから「ブリーフケースを盗む」だけの簡単な仕事を請け、東京発の超⾼速列⾞<ゆかり号>に乗り込むが、そこから彼にとって⼈⽣最悪の120分が始まる。ブリーフケースを早々に⾒つけ下⾞しようとするレディバグ。しかし、⾞内で起こる全ての出来事を裏で掌握しレディバグたちを翻弄する謎の⼥⼦学⽣プリンス(ジョーイ・キング)、裏社会の⼤物から密令を受けた腕利きの殺し屋コンビ・タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)&レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、どういうわけかレディバグに強い恨みを抱くメキシコNo.1の殺し屋ウルフ(バッド・バニー)、変装の達⼈で毒使いの暗殺者ホーネット(ザジー・ビーツ)。さらに、息⼦に重症を負わせた犯⼈を捜す元殺し屋キムラ(アンドリュー・⼩路)、キムラの⽗親でなにかと「運命」を語りたがる剣の達⼈エルダー(真⽥広之)、世界最⼤の犯罪組織を率いる冷酷⾮道な男ホワイト・デス(マイケル・シャノン)、ホワイト・デスの息⼦で犯罪組織の後継者と⽬されるサン(ローガン・ラーマン)、テレビ番組 『モモンガ テレビキッチン』の⼈気マスコットキャラクターモモもん(??)まで。とにかくクセの強い殺し屋たちが、⾝に覚えのないレディバグに次々と襲い掛かり、彼を乗せたまま超⾼速列⾞は終着点・京都に向けてどんどん加速していく。個性溢れるキャラクター描写と、乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルな展開が魅⼒の、ド派⼿なエンタメアクション超⼤作が誕⽣。ノンストップで畳みかけるレディバグの⼈⽣最悪の120分を、ぜひ劇場で体感してほしい。『ブレット・トレイン』9⽉1⽇(⽊)より公開
2022年06月24日ブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』が9月1日(木)に日本公開となる。この度、サンドラ・ブロックが初登場する最新予告映像と場面写真が公開となった。本作は、伊坂幸太郎のベストセラー小説『マリアビートル』を『デッドプール2』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督が映画化したもの。新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーを、ハリウッドの一流キャスト&スタッフで実写化したアクション・エンタテインメントとなっている。舞台は日本。久しぶりに任務に復帰した殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)は、あるブリーフケースを盗むよう電話越しにマリア(サンドラ・ブロック)から指令を受ける。「レディバグ」は幸運を運んでくると言われる「てんとう虫」を意味するが、彼のまわりではいつも無関係な誰かが死ぬ伝説級の運の悪さを持っていた。そんな彼にとって、今回の仕事は復帰にふさわしい簡単なものはずだった。気合たっぷりに「東京発・京都行」の超高速列車に乗り込み、早速お目当てのスーツケースを見つけ、品川駅で降りようとする。そこに突如、強い復讐心に燃えたメキシコNo.1の殺し屋ウルフ(バッド・バニー)が襲撃。身に覚えのないレディバグは、なぜ自分が狙われるのかが全く分からない。さらに、腕利きの殺し屋コンビ、タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)&レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)や、乗務員に扮した毒使いの暗殺者ホーネット(ザジー・ビーツ)、「計画通り」と不気味にほほ笑む謎の女子学生プリンス(ジョーイ・キング)、息子を人質に取られた元殺し屋キムラ(アンドリュー・小路)、「運命」を語る剣の達人エルダー(真田広之)など、キャラ濃すぎの殺し屋たちに次々と狙われていく。さらに京都では、世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道なホワイト・デスが待ち受けている。終着点・京都に向けてスピードも最悪も加速し、時速350kmの超高速列車は弾丸列車と化すのだった。爆走の末、コントロールを失った列車からは炎も。そして衝突、脱線。降りたくても一向に降りられないレディバグによる人生最悪の120分は、どのような結末を迎えるのだろうか『ブレット・トレイン』9月1日(木)日本公開
2022年06月22日ブラッド・ピット主演、伊坂幸太郎原作の『ブレット・トレイン』の公開日が9月1日(木)に決定し、日本版ポスターと劇場版予告が解禁。併せて新たな場面写真も公開された。本作は、伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」を、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督、ブラッド・ピット主演でハリウッド映画化したアクション超大作。世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)が謎の女性から電話越しに受けた指令はあるブリーフケースを奪うこと。気合たっぷりに<東京発・京都行>の超高速列車に乗り込むが、それは彼にとって人生最悪な120分間の始まりだった…。解禁された劇場版予告では、乗りこんでくる殺し屋たちから次々と襲われるレディバグの姿が映し出されている。ブリーフケースを奪ってすぐ降りるだけの、簡単な任務のはずだったのに…弾丸列車と化した時速350kmの車内で決死のバトルが繰り広げられる!予期せぬ最悪が折り重なり、終着点・京都に向けて<絶望>が加速する。やがて繋がる、殺し屋たちの過去の因縁。予告の最後で真田広之演じるエルダーから発せられる、「お前の運命だ」という言葉が意味するものとは?また、同時解禁された日本版ポスターでは、「殺し屋しか、乗ってこねぇ。」と、ボロボロのTシャツに傷だらけのブラッドが困り顔でぼやくような様子を捉えたもの。東京から京都までの間にいったい何があったのか?想像を掻き立てられるビジュアルとなっている。さらには、5月27日(金)より本作のムビチケ前売券(カード/オンライン)が発売開始。ムビチケカードは乗車券型の特別デザインで、購入特典は【オリジナル手汗ぬぐい】となっている(数量限定/全国の『ブレット・トレイン』上映映画館(※一部除く)にて取り扱い予定)。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年05月26日サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピット共演『ザ・ロストシティ』が、3月25日より全米で公開され、週末3日間(25~27日)で初登場1位を記録。3週連続でNo.1をキープしていた『ザ・バットマン』を上回り、大ヒットスタートを切った。主演のサンドラ・ブロックが先日、本作を機にしばらく俳優業から離れることを表明したことも大きな話題となったが、日々精力的に本作をプロモーションしているサンドラの本作にかける想いの強さを感じさせ、さらなる注目を集めている。本作は、事前のスクリーニングでも大絶賛され大ヒットが期待されていたが、その期待に応える大ヒットスタートとなった。米レビューサイト ロッテントマトでは批評家スコアもオーディエンススコアも揃って高評価を獲得しており、「ひたすらに派手で楽しい1本!しっとりとした魅力だけではない、コメディエンヌとしても一級品のサンドラ・ブロックが帰ってきた!!」、「サンドラがはっちゃけ、チャニングが踊り、ダニエルが思いのままに暴れ、ブラピがクールに登場する。なんて贅沢な。ポップコーンの味付けは”『ザ・ロストシティ』味”がベスト!」、「コミック映画や、賞レース受賞作の単調さを打破するために、『ザ・ロストシティ』のような作品がもっと必要だ」と、暗い話題の続くいまこそ必見の1本として絶賛評が相次いでいる。公開直前に行われたLAプレミアで、主演&プロデューサーであるサンドラは、「アクションあり、アドベンチャーあり、スケールが大きく、ロマンスやドラマもあって、深みがあるという、かつての映画です」と本作を説明し、「ぜひ観に来て笑ってください。しばらく頭を空にしちゃいましょう」と力を込めアピールした。ちなみに、サンドラ、チャニング、ダニエル、ブラッドと、名実ともにトップスターである面々が集結した本作だが、意外なことに彼らの出演作が全米ランキング初登場No.1を飾るのはそれぞれ数年ぶりだという。サンドラは『オーシャンズ8』(US公開18年6月8日)以来約4年ぶり、チャニングは『キングスマン:ゴールデン・サークル』(US公開17年9月22日)以来約4年半ぶり(※カメオ出演『フリー・ガイ』、声の出演『レゴ ムービー2』は除く)、ダニエルは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(US公開11年7月15日)以来約11年ぶり、ブラッド・ピットは『フューリー』(US公開14年10月17日)以来、約7年半ぶり。全米オープニング興行収入3,100万ドル(Box Office Mojo 調べ 3月25日~27日の3日間累計)という成績は、いかに全米が、名優たちの魅力を余すことなく堪能できる本作のような映画を待ちわびていたかを物語っており、日本への上陸がますます待ちきれなくなる結果となった。『ザ・ロストシティ』は6月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年6月24日より全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年03月28日サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフにブラッド・ピットとハリウッドの豪華スターが集結した『ザ・ロストシティ』。このほど、ロサンゼルスにてプレミアイベントが開催、サンドラやダニエルらキャストたちが登場した。映画の舞台にちなんだ“南国風”のグリーンカーペットには、キャスト陣にアダム・ニー&アーロン・ニー監督ほか製作陣が登場。さらに会場全体ではファンなど総勢約500名が大集結。ハリウッドの錚々たる女優たちを担当するスーパースタイリスト、エリザベス・スチュワートが「Elie Saab(エリー・サーブ)」の最新クチュールコレクションから選びぬいた、鮮やかなピンクのオンブレ・ガウンと黒革のハイ・ブーツをまとったサンドラたちが会場に姿を現すと、ファンからの大歓声に包まれ、本作にピッタリの明るく楽しい雰囲気でイベントは行われた。先日、しばらく俳優業から身を引くことを表明したサンドラは、「とてもワクワクしています!」とグリーンカーペットの上でコメント。「ダニエル(・ラドクリフ)は非常にプロフェッショナルで、優しくて、寛大で、完璧主義」と語り、「非常に優しく、謙虚です」と称える。日本について問われると、「息子も日本に行きたがっているので、早く行けるようになればいいですね」と語った。ダニエルは「ずっとこの映画についてプロモーションしてきたので、ついに世界に送り出せると思うと嬉しいです」と喜びを露わにし、「素晴らしいアドベンチャームービーで、アクションあり、ロマンスありの作品です。そしてとても笑えます。ぜひ楽しんでくださいね!」と、日本のファンにアピールした。また、ついにお披露目となった本作品の海外レビューも解禁され、米レビューサイト ロッテントマトの批評家スコアで「88%」オーディエンススコアで「91%」と、プロの批評家からも一般の観客からも揃ってすこぶる高い評価を獲得(3月22日15時時点)、「この作品を見てる数時間だけはイヤな現実を忘れられる!」といった、まさにいま求められる作品という絶賛が相次いでいる。『ザ・ロストシティ』は6月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年6月24日より全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年03月23日伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』がハリウッドで実写映画化。映画『ブレット・トレイン』として2022年9月1日(木)に公開される。主演はブラッド・ピット、監督はデヴィッド・リーチ。伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』がハリウッド実写映画化伊坂幸太郎の『マリアビートル』は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーが魅力のベストセラー小説。今回はハリウッドの⼀流キャスト&スタッフの手により、アクション・エンタテインメント映画『ブレット・トレイン』として実写化される。舞台は日本!新幹線に乗り合わせた殺し屋たちが大暴れ物語の舞台となるのは⽇本。劇中には富⼠⼭がそびえ⽴ち、ライトアップされた東京タワーなど東京の街並みも映し出される。世界で最も運の悪い殺し屋・レディバグは、久しぶりに任務に復帰しあるブリーフケースを奪うよう謎の女性から電話越しに指令を受けた。レディバグは、気合たっぷりに<東京発・京都行>の超高速列車に乗り込むが、それは彼にとって人生最悪な120分間の始まりだった。弾丸列車に次々と乗り込んでくる、キャラ濃すぎの殺し屋たちが、全く身に覚えのないレディバグにどんどん襲い掛かって来る。ブリーフケースを奪ってすぐ降りるだけの簡単な任務のはずが、時速350㎞の社内では決死のバトルが繰り広げられることに。予期せぬ最悪が折り重なり、終着点・京都に向けて<絶望>が加速。やがて繋がる、殺し屋たちの過去の因縁。エルダーがレディバグに諭す「お前の運命だ」という言葉が意味するものとは?主演ブラッド・ピットが殺し屋に・主人公:レディバグ…ブラッド・ピットいつも事件に巻き込まれ、自分とは無関係な人の死に遭遇してしまう、世界で最も運の悪い殺し屋。謎の女性から電話越しにブリーフケースを奪うよう指令を受け、東京発・京都行の超高速列車に乗り込む。・プリンス...ジョーイ・キング⾞内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、レディバグたちを翻弄する謎の⼥⼦学⽣。「キスから始まるものがたり」シリーズのジョーイ・キングが演じる。・タンジェリン&レモン...アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー裏社会の⼤物から密令を受けた腕利きの殺し屋コンビ。『TENET テネット』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『エターナルズ』のブライアン・タイリー・ヘンリーが担当。・ウルフ...バッド・バニーどういうわけかレディバグに強い恨みを抱くメキシコNo.1の殺し屋。歌⼿・ラッパーのバッド・バニーこと、ベニート・A・マルティネス・オカシオが出演する。・ホーネット...ザジー・ビーツ変装の達⼈で毒使いの暗殺者。『ジョーカー』のザジー・ビーツが務める。・キムラ...アンドリュー・⼩路息⼦に重症を負わせた犯⼈を捜す元殺し屋。・エルダー...真⽥広之キムラの⽗親。なにかと「運命」を語りたがる剣の達⼈。・ホワイト・デス...マイケル・シャノン世界最⼤の犯罪組織を率いる冷酷⾮道な男。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕⽣』のマイケル・シャノンが担当する。・サン...ローガン・ラーマンホワイト・デスの息⼦。犯罪組織の後継者と⽬される。演じるのは、『フューリー』のローガン・ラーマン。・モモもん...??テレビ番組「モモンガ テレビキッチン」の人気マスコットキャラクター。監督は『デッドプール2』デヴィッド・リーチ監督は『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ。原作者の伊坂幸太郎は、解禁された映像を受けて「何この⽇本!?と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました︕暗い気持ちを吹き⾶ばす楽しい映画になるのでは︕と期待しちゃいます。」とコメントを寄せている。日本語吹替版に堀内賢雄、津田健次郎ら豪華声優集結日本語吹替版の主要キャストとして、豪華声優陣が集結。『セブン』や『Mr.&Mrs. スミス』など約25年にわたりブラッド・ピットの吹替を務めてきた堀内賢雄をはじめ、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴が声の出演を果たす。〈日本語吹替版 声優キャスト〉・レディバグ(ブラッド・ピット)…堀内賢雄・タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)…津田健次郎・レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)…関智一・ウルフ(バッド・バニー)…木村昴・エルダー(真田広之)…井上和彦・キムラ(アンドリュー・小路)…阪口周平・ホワイトデス(マイケル・シャノン)…立川三貴【詳細】映画『ブレット・トレイン』日本公開日:2022年9月1日(木)全米公開日:2022年8⽉5⽇(金)予定原題:BULLET TRAIN原作:伊坂幸太郎『マリアビートル』(⾓川⽂庫刊)監督:デヴィッド・リーチ脚本:ザック・オルケウィッツ出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ザジー・ビーツ、ローガン・ラーマン、マイケル・シャノン、アンドリュー・小路、ベニート・A・マルティネス・オカシオ、福原かれん、真田広之〈日本語吹替版声優〉出演:堀内賢雄、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴上映時間:2時間6分レーティング:R15+上映形式:IMAX / Dolby CinemaTM(2D 字幕版のみ)MX4D / 4DX / ScreenX / 4DXScreen (2D 字幕版 & 吹替版)※上映に関する詳細は、各映画館ホームページにて告知。■ムビチケカード 一般1,500円発売日:2022年5月27日(金)特典:オリジナル手汗ぬぐい※数量限定のため、なくなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき、特典は1枚。※特典は非売品。※取り扱い・販売状況は、近隣の映画館まで要問合せ。
2022年03月06日伊坂幸太郎のベストセラー小説『マリアビートル』を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督が映画化した『ブレット・トレイン(原題:BULLET TRAIN)』が2022年に公開されることが決定した。さらに予告映像と海外版ポスターも公開されている。本作は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーを、ハリウッドの一流キャスト&スタッフで実写化したアクション・エンタテインメント。舞台は日本。解禁された映像の冒頭では富士山がそびえ立ち、ライトアップされた東京タワーなど東京の街並みも映し出される。久しぶりに任務に復帰した殺し屋(ブラッド・ピット)は、あるブリーフケースを盗むよう電話越しに謎の女性から指令を受ける。彼はコインロッカーに用意されていた銃を敢えて受け取らず「この仕事には良い運気を感じる」と意気込み超高速鉄道に飛び乗るが、偶然乗り合わせていた超クセ強の面々に命を狙われてしまう。出演はブラッド・ピットに加え、ジョーイ・キング(『キスから始まるものがたり』シリーズ)、アーロン・テイラー=ジョンソン(『TENET テネット』)、ブライアン・タイリー・ヘンリー(『エターナルズ』)、ザジー・ビーツ(『ジョーカー』)、ローガン・ラーマン(『フューリー』)、マイケル・シャノン(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』)、アンドリュー・小路、歌手・ラッパーのバッド・バニーことベニート・A・マルティネス・オカシオ、福原かれんに加え、真田広之の出演も予告映像から確認できる。さらに今回の映像解禁に合わせ、原作者の伊坂幸太郎からコメントも。「何この日本!?と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました!暗い気持ちを吹き飛ばす楽しい映画になるのでは!と期待しちゃいます」と、映画の完成に向けて期待を感じているもようだ。今年の注目映画になるに違いない本作に期待しつつ、続報を待とう。『ブレット・トレイン』2022年公開
2022年03月03日伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督で映画化した『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN)が2022年に劇場公開決定。初の予告映像と海外版ポスターが世界一斉解禁された。本作は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーを、ハリウッドの一流キャスト&スタッフで実写化した、ユニークなアクション・エンタテインメント。舞台は日本。解禁された映像の冒頭では富士山がそびえ立ち、ライトアップされた東京タワー、高架とネオンなど東京の街並みも映し出される。久しぶりに任務に復帰した殺し屋(ブラッド・ピット)は、あるブリーフケースを盗むよう電話越しに謎の女性から指令を受ける。彼はコインロッカーに用意されていた銃を敢えて受け取らず、「この仕事には良い運気を感じる」と意気込み超高速鉄道に飛び乗るが、偶然乗り合わせていた超クセ強の面々に命を狙われるはめに…。出演はブラッドに加え、『キスから始まるものがたり』シリーズのジョーイ・キング、『TENET テネット』アーロン・テイラー=ジョンソン、『エターナルズ』ブライアン・タイリー・ヘンリー、『デッドプール2』『ジョーカー』ザジー・ビーツ、『フューリー』ローガン・ラーマン、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』マイケル・シャノンほか、アンドリュー・小路、歌手・ラッパーのバッド・バニーことベニート・A・マルティネス・オカシオに加え、「ザ・ボーイズ」の福原かれん、真田広之の姿が確認できる。ジョーイ・キング映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の主題歌でもあった軽快な「ビージーズ」の「ステイン・アライブ」に乗せ、デヴィッド・リーチ監督らしい本格アクションとユーモアが融合した本作に、原作の伊坂氏は「何この日本!? と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました! 暗い気持ちを吹き飛ばす楽しい映画になるのでは! と期待しちゃいます」と、大きな期待を寄せている。『ブレット・トレイン』は2022年、全国にて公開(全米7月15日公開予定)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年、全国にて公開
2022年03月03日柿澤勇人とウエンツ瑛士が“双子”に扮するミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。初日を約1ヵ月後に控える稽古場では、マスク姿のキャスト・スタッフによる気迫のこもった一幕の立ち稽古が行われた。1983年に英ロンドン・ウエストエンドで初演され、ローレンス・オリヴィエ賞を獲得した本作。日本でも1991年以降に繰り返し上演されている。二卵性双生児として生まれたミッキー(柿澤)は実の母親と貧しさの中で暮らし、エドワード(ウエンツ)は裕福な家庭に引き取られた。正反対の環境で育った二人は互いに双子であることを知らないまま幼少期に出会い、厚い友情を育む。成長した両者を待ち受ける運命とは──。カンパニーを率いるのは、ミュージカル初演出の吉田鋼太郎。1991年の日本初演を含め、3度サミー(ミッキーの兄)役として参加していた彼は、当時をヒントにしながらも決して過去にとらわれることなく、この数奇な人間ドラマをより魅力的に立ち上げようとキャストに熱く語りかける。最たる例が、ミッキーとエドワードが出会うシーンに表れていた。野生味あふれる“悪ガキ”に成長した柿澤ミッキーに対して、育ちのよいウエンツエドワードはどこまでも素直で行儀正しい。こう受け止めている二人に、吉田は「エディを一瞥したミッキーは“俺の方が強えぞ”って感じで前に出るの」「エディも意に介さずミッキーに近づいて」と指示。「人見知りしないのがジョンストン家の血だよ」と二人のルーツを改めて認識させる。すると次のターンで柿澤とウエンツは人物造形を磨き上げ、緩急あふれた魅力あるシーンに仕上がった。こうした説得力ある芝居の積み重ねが、引っ越してしまうエドワードを思い浮かべ、喪失感まじりにミッキーが歌うM18〈長い長い日曜日〉に活きる。互いに欠けているものを挙げ、「ミッキーになりたい」「エディになれたら」と憧れる両者の想いを知ると、彼らを待ち受ける二幕ラストが切ない。母親同士の“芝居合戦”も注目だ。夫に捨てられ生活に困窮し、楽な暮らしをしたい一心のミセス・ジョンストン(堀内敬子)と、子宝に恵まれないミセス・ライオンズ(一路真輝)は、M6〈我が子〉でそれぞれの思惑を見せる。堀内は「こんなお屋敷で育てばご飯の心配はいらない」と子どもを手放すことで生まれる可能性をしたたかに歌い、一路は「おもちゃは独り占め」と環境のよさをアピール。煩悩の根底に母性愛を覗かせるのも、結局はエゴなのか。議論したくなった。公演は3月21日(月・祝)~4月3日(日)に、東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、愛知・福岡・大阪と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年03月02日サンドラ・ブロック×チャニング・テイタム×ダニエル・ラドクリフ×ブラッド・ピット超豪華キャスト共演のノンストップ・アドベンチャー『ザ・ロストシティ』の公開日が6月24日(金)に決定し、ポスタービジュアルと特報が解禁された。この度解禁されたポスタービジュアルは、凛々しい視線を向けるサンドラ&チャニングが大きく写し出されたインパクトある1枚。手前で巻き起こる大爆発から命からがら逃げ出す躍動感、島の財宝を求めて暗躍するダニエル、そして誰よりも頼もしい表情のブラピがとらえられ、ハリウッドトップスターたちの魅力が詰め込まれている。「ド派手に、探し出せ!」とのコピーも相まって、この夏を盛り上げるアドベンチャー大作に相応しいビジュアルとなっている。さらに特報映像は、バスタブでワイングラスを傾ける悩める小説家のサンドラ、怪しい風貌が似合いすぎるダニエル、暑苦しさが伝わってきそうなモデルのチャニングと、豪華なメンツが南の島に集結して巻き起こす予測不能のアドベンチャーを映し出している。数々の苛烈なシチュエーションに挑む体を張ったアクション、連続するジョーク、壮大なスケールに圧倒され、世界中に漂う閉塞感を晴らす、ハリウッド大作らしい展開を予感させる仕上がりとなっている。主演&プロデューサーであるサンドラはこの豪華なキャスト陣について「チャニングは、この奇妙な世界に登場するキャラクターとして完璧に演じ切ってくれた。ブラッドも、現場に来た瞬間からとても刺激的だったし、本当に面白いの。ダニエルはとてもハンサムで狡猾、そして彼がこれほど美しく、冷静に、魅力的に、この訝しい役を演じていて驚くでしょうね」と自信を見せている。続報からもますます目が離せない。『ザ・ロストシティ』は6月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年6月24日より全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年02月25日ブラッド・ピットが元妻のアンジェリーナ・ジョリーに対して訴訟を起こしたとTMZなどが報じている。2人が共同で所有していたワイナリーの株式を、ジョリーがピットに相談なく、ロシアの“ウォッカ王”として知られるユーリー・シェフラー率いる新興財閥に売却したことが原因だという。2人は2008年、フランスのプロヴァンス地方にあるワイナリー「シャトー・ミラヴァル」を2,840万ドル(約32億円)で購入。2014年にはここで結婚式も挙げた。しかしその2年後にはジョリーから離婚を申し立てられ、2019年に正式に離婚が成立。以来、ジョリーはシャトー・ミラヴァルの持ち株の売却先を探していたという。TMZが入手した訴状によると、ピットの目的は取引を白紙に戻すこと。購入代金のうち40%はジョリーが支払ったことを認めているが、ピットは長年に渡りワイナリーに膨大な資金と労力と時間をつぎ込んできたと主張している。また、持ち株の売却には双方の同意が必要であり、売却前にはお互いが買い手の吟味をすると取り決めていたとピットは主張しているという。しかし昨年10月、ウォッカで知られるロシアのストゥーリ・グループ傘下の高級ワイン部門テヌーテ・デル・モンドが、ジョリーが持つシャトー・ミラヴァルの株式を購入したとピットは突然知らされた。この会社が買い手の候補に上がっていることすら知らなかったピットは、ジョリー側が故意に情報を隠したと指摘。このロシアの新たなオーナーが原因で、ワイナリーの運営に困難が生じていることから、ピットはジョリーに売却を取り消した上で損害賠償を支払うよう求めている。ある関係者はThe Sunの取材に対して、次のように語っている。「残念なことですが、これはアンジェリーナ・ジョリーが法的・倫理的義務を軽視した一例です。彼女は事業と別荘を競合他社に売り渡すと称して、事業の成功のために金をつぎ込み汗を流した唯一の人物の権利を侵害しました。彼女は自分がしていない投資と、自分が稼いだわけではない利益の見返りを求めているのです」
2022年02月18日『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バードが、次の映画をスカイダンス・アニメーションで製作することがわかった。タイトルは『Ray Gunn』。ストーリーを考案したのはバードで、脚本はバードとマシュー・ロビンスが共同執筆した。新興のスカイダンス・アニメーションのプレジデントは、「#MeToo」でディズニー/ピクサーを追放されたジョン・ラセター。また、バードが監督した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』はスカイダンス・メディアが製作しており、プロデューサーのデビッド・エリソンともすでに知り合いだ。ラセターを早々と受け入れたことに対して社内外から批判を受けたこの会社に、ピクサーですばらしい実績を持つバードが新作を持ち込んだことは、大いに注目される。文=猿渡由紀
2022年02月18日1983年にロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛されているミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。片割れと知らずに友情を育んだ双子の男の子が、数奇な運命をたどる人間ドラマで、日本でも1991年以来繰り返し上演されてきた名作だ。今回、日本初演のプロダクションにも参加していた吉田鋼太郎が演出を務め、柿澤勇人とウエンツ瑛士が双子の兄弟・ミッキーとエディを演じる。柿澤は本作への出演をずっと熱望していたという。なんでも武田真治らが出演していた2009年版の『ブラッド・ブラザーズ』を観劇したことをきっかけにどハマりし、チケットを買い足して6回も観劇したそうだ。「1幕は大の大人が子どもを演じるのですが、恥を捨てて演じる姿はかわいくて、面白くて、美しかった。2幕は一転して、親友同士の双子が死んでしまう可哀想なストーリー。喜劇性と悲劇性が入り混じって、歌よりも芝居で見せるミュージカルですね。芝居が根底にあるのが好き」。一方のウエンツは、「歴史があって、お客様に愛されている作品だと思います。お芝居だからできることがふんだんにあって、役者として非常に技術が求められるし、勢いや体の使い方も問われる」と本作の印象を語る。その上で「僕はかっきー(※柿澤のこと)ほど作品を見ていないから、逆に先入観なく脚本を読んで、自分の想像から役を作り上げることができる気がする。かっきーといちから二人で作品を作っていける喜びがあるし、ステージ上でお互い役として目を合わせる瞬間が楽しみ」とも。改めてお互いのことをどう見ているか尋ねると、柿澤は「とにかく器用な役者。彼がロンドン留学後に出演した『わたしの耳』も『メリリー・ウィー・ロール・アロング』も素晴らしかったし、僕には絶対できないことも軽々できちゃう」と話すと、ウエンツは「危うさや色気を持ちつつ、可愛さやチャーミングさもある。面と向かって『あなたが羨ましい』とは言ったことがないけれど」と笑う。観客へのメッセージとして、ウエンツは「毎公演毎公演、ステージ上で起こる化学変化を見逃さずに!」と話し、柿澤は「こんなに笑えて泣ける要素が入っている作品はなかなかない。きっと、心の浄化や発散にもなると思います」。東京公演は2022年3月21日(月・祝)から4月3日(日)まで、東京国際フォーラムホールC。愛知、福岡、大阪公演もあり。その他の出演者は木南晴夏、鈴木壮麻、内田朝陽、伊礼彼方、一路真輝、堀内敬子。取材・文:五月女菜穂
2022年01月13日「どうも、ブラッド・ピットです」「アンジェリーナ・ジョリーという者なんですが」大仰な人物の名を借りた自己紹介で笑いを取るのは、高田純次の定番ネタだ。いつからだろう、高田は初対面の人に会っても自分の名前を名乗ることはほとんどなくなった。帯番組の『じゅん散歩』(テレビ朝日系)は、そんな高田のバリエーションに富んだ「挨拶ボケ」が見られる、貴重な番組である。初代の地井武男、二代目の加山雄三からバトンを受け継ぐ形で、2015年9月にスタート。『ちぃ散歩』は6年強にわたって続いたが、高田はその記録を今年ついに更新した。いわゆる街ブラ番組だが、高田は施設の案内人や店主に対して実に適当に話しかける。「テレビ朝日の『じゅん散歩』で来ました、私、○○です」という挨拶が定型で、ある日は「中山美穂」、またある日は「島崎藤村」……といった具合だ。高田純次といえば、適当。2006年に出版した著書『適当論』のタイトルを思い起こすまでもなく、そんなイメージが染みついている。だが、適当なだけで番組は続くのか?一見、バカバカしくボケ続けているだけのようで、何らかの法則があるのではないか?同番組の公式サイトを見ても、高田が自己紹介で何と名乗ったかまでは、当然ながらいちいちリストアップされていない。だとしたら、自分で調べるより他はない。そう思い立ち、番組を毎日見ながら、高田の「挨拶ボケ」を定点観測することにした。2018年に『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が「高田純次が『高田純次です』と挨拶してるシーン TBSのアーカイブ全部調べても出てこない説」を検証していたが、今回は2021年2月15日から同年12月17日までの『じゅん散歩』219回分のデータを検証した(ただし、日曜日放送の総集編『週刊!じゅん散歩』は除いた)。統計期間内の高田は388回も何らかの形で自己紹介をしているが、いったい何を名乗ったのか? まずはその内訳を分析してみよう。【高田純次は『じゅん散歩』の挨拶ボケで何を名乗ったか?】・人名(アニメのキャラなども含む)……319回(82.2%)・物、動物など……62回(16.0%)・その他……7回(1.8%)やはり気になるのは人名以外の69回分だが、ロケ地に関係した名乗り方をしているケースが圧倒的だ。たとえば、壁に絵が描かれている店に入る際には「テレビ朝日の『じゅん散歩』で来ました、バンクシーですが」といった具合である。海の近くにいるというだけで「コロンブスです」、神社にいるだけで「狛犬です」と名乗ることもあった。唐突に「ジョージ・クルーニーですが」と名乗ることもあったが、自分を飾ってみせる、高田お得意のハリウッド系自己紹介は『じゅん散歩』ではレアケース。番組を定点観測してゆくと、一見、適当な自己紹介のようで、ワードのチョイスにはだいたい根拠があることがわかってくる。分析を進めよう。人名を名乗った319回の内訳は以下のようになる。・地名にちなんだ人名……118回(37.0%)【春日通りに面している店で「春日八郎です」など】・施設名、店名にちなんだ人名……175回(54.9%)【服部栄養専門学校で「忍者ハットリくんです」など】・その他……26回(8.1%)【なんの脈絡もなく「オダギリジョーです」「舘ひろしです」「佐藤健です」など】また、人名以外を名乗った62回を分類してみると、以下のようになる。・地名にちなんだもの……4回(6.5%)【京野菜の店で「おばんざいという者なんですけど」など】・施設名、店名にちなんだもの……51回(82.2%)【鍋料理店で「三元豚という豚なんですけど」など】・その他……7回(11.3%)【神社でおみくじを引いた後、「どうも。中吉です」など】■意外とマジメ?ロケ地を下調べしたボケも多いやはりこの番組での高田は、他の番組での「パリス・ヒルトンです」や「レオナルド・ディカプリオです」といった、本人とのギャップを感じさせる挨拶ボケとは違って、人名であろうとなかろうと、ロケ地と関係のあるワードを選ぶことが多い。また、事前に調べたと思われる知識で対応していることも見えてきた。たとえば、北区の飛鳥山周辺を散歩しているオンエアでは「江口洋介」「春風亭小朝」、江戸川区内のロケでは「後藤真希」「松崎しげる」「亀梨和也」と、ご当地出身の著名人の名前が使われる。おそらくスタッフとともに調べているのではないか? 何がなんでもボケたい、毎日の帯番組でも視聴者を飽きさせずにボケ続けたいという、高田の意外とマジメな姿勢が浮かび上がってくる。案外、適当ではない性格なのかもしれない。ここまでの傾向から、挨拶ボケに関してはある程度の法則と高田の意外な努力の形跡が見えてきた。しかし、そのあとの高田が店主らとする会話など番組を通しで見ていると、「やはりこの人は適当だ」と思わざるを得ない。その地の名店を通行人に聞いておきながら、「えっ、右に行くと有名な店がある?ちょうどこれから左に行こうとしてたんだよな。ハッハッハ!」と豪快に笑い飛ばすさまは、彼の真骨頂である。初対面の人間にこんなに失礼なことを言っても許されてしまうのは、高田が適当男であると全国的に認知されているからに他ならない。そして、振り切ったボケをアドリブで続けられる高田の適当力には、ただただ感嘆する。ちなみに、定点観測を行った219回分の放送のなかで、本名である高田純次を名乗ったのは、わずか1回だけ。7月6日放送の鎌倉編で、案内人のミス鎌倉に対して「ミスターテレ朝の高田純次です」と挨拶した瞬間のみだった。これからも永遠に、高田がマジメに自己紹介をすることはないだろう。もしもなんのボケもなく、「こんにちは、高田純次です」といつも名乗るようになってしまったら、日本中が不安に包まれることは間違いない。(TVウォッチャー・犬飼 華)
2021年12月29日ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』が3月21日(月・祝)より東京国際フォーラム ホールCを皮切りに上演される。この度、本作よりメインビジュアルと堀内敬子(ミセス・ジョンストン役)が歌うテーマ曲「Tell Me It’s Not True(ただの物語)」を乗せたプロモーション映像が公開された。1983年ロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛されているミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。甘美で躍動的な音楽が描くこのスリリングな作品はローレンス・オリヴィエ賞作品賞に輝いたことでも知られている。日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきた名作だ。主人公は二卵性双生児として生まれたふたりの男の子。ひとりは裕福な家庭に引き取られ、他方は実の母親と貧しさの中で暮らしていた。正反対の環境で育った両者はお互いが双子であることを知らないまま、人生を通して固い友情を育んでゆく。共にいたずらをした無邪気な子供時代、恋や夢に溢れたまばゆい青春の日々……。血のつながりが生む数奇な人間模様は、観る者を捉えて離さない。演出を手がけるのは、1991年の日本初演版プロダクションに参加していた吉田鋼太郎。実の母親のもとで貧しくもたくましく暮らすミッキー役を柿澤勇人、裕福なライオンズ夫妻に引き取られたエドワード役をウエンツ瑛士が演じる。そのほか、ミッキーとエドワードの幼なじみ・リンダ役を木南晴夏、ライオンズ夫妻役を鈴木壮麻と一路真輝、双子の兄・サミー役を内田朝陽、双子の実母・ジョンストン夫人役を堀内敬子がそれぞれ演じる。ナレーターは伊礼彼方が務めた。公開されたメインビジュアルには、生まれてすぐに別れ別れになってしまったミッキー(柿澤勇人)とエドワード(ウエンツ瑛士)の双子と幼なじみで最終的に悲劇を生んでしまうリンダ(木南晴夏)のトライアングルが象徴的に描かれている。リバプールの街並みを背景に、それぞれの想いを基に佇むキャラクターたちが織り成す社会派人間ドラマを彷彿させる仕上がりだ。またプロモーション映像に使用されている、堀内敬子が歌う劇中歌「Tell Me It’s Not True」のフルバージョンと、柿澤勇人&ウエンツ瑛士による「Long Sunday Afternoon(長い長い日曜日)」は来年ホリプロステージYoutubeチャンネルにて公開予定となっている。■公演情報ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』<東京公演>期間:2022年3月21日(月・祝)~4月3日(日)会場:東京国際フォーラムホールC<愛知公演>期間:2022年4月9日(土)・10日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリス大ホール<久留米公演>期間:2022年4月15日(金)~17日(日)会場:久留米シティプラザザ・グランドホール<大阪公演>期間:2022年4月21日(木)~24日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報: 公演公式サイト:
2021年12月22日アドベンチャー映画『ザ・ロストシティ』が、2022年6月24日(金)に公開される。サンドラ・ブロック、ブラッド・ピットらが出演。ハリウッドスターが競演!ド派手なアドベンチャー映画『ザ・ロストシティ』は、南の島に隠された“ロストシティ”を舞台とする謎解きアドベンチャー。予測不能なストーリー展開と、南の島を舞台とした“ド派手な”演出、ハリウッドが誇るトップスターたちのカラダを張ったアクションなど、見どころが盛りだくさんだ。主演サンドラ・ブロック、ブラッド・ピットも参加主演かつプロデューサーとして『ザ・ロストシティ』を牽引するのは、『オーシャンズ8』のサンドラ・ブロック。共演に、『キングスマン:ゴールデン・サークル』のチャニング・テイタム、『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピットら、豪華キャストが名を連ねる。ブラッド・ピットは、自身が主演する伊坂幸太郎原作小説のハリウッド映画『Bullet Train (原題)』にサンドラ・ブロックが出演してくれたことへの恩返しとして、『ザ・ロストシティ』への参加を決めたという。<主な登場人物&キャスト>恋愛小説家ロレッタ(サンドラ・ブロック)人生に後ろ向きな恋愛小説家。ロマンティックな冒険モノの新作がようやく完成したが、新刊の宣伝ツアーにイヤイヤながら強引に駆り出されてしまう。そこでは、彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じるセクシーカバーモデル・アランの薄っぺらな態度が鼻につき、イライラが絶頂に。そんな折、実業家のフェアファックスに南の島へと誘拐されてしまう...。セクシーカバーモデルのアラン(チャニング・テイタム)ロレッタの新作小説のカバーモデル。ロレッタ誘拐事件を知り、精鋭を味方につけ、南の島に真っ先に駆けつける。ロレッタを探し出せたまでは良かったが、まるっきり好対照な性格のため、トラブル続出。ブロンドヘアーウィッグが妙に似合う薄っぺらなモデル。謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)ロレッタを誘拐し、南の島へ連れ去る実業家。ロレッタの冒険小説を読み、「彼女が伝説の古代都市の場所を知っている」と確信する。フェアファックスが狙う「ロストシティ」とは何なのか?が物語のポイントになる。強力なお助けキャラ(ブラッド・ピット)ロレッタの小説の主人公「ダッシュ」を思わせる強力なお助けキャラ。ハンサムジョークを華麗に織り交ぜる。日本語版声優に田中圭日本語版声優として、田中圭が参加。チャニング・テイタム演じるアランの吹替えを務める。その他、主演のサンドラ・ブロックは本田貴子、ダニエル・ラドクリフは小野賢章、ブラッド・ピットは堀内賢雄と、各キャストを長年担当してきた声優たちが担当する。<映画『ザ・ロストシティ』ストーリー>物語は、恋愛小説家の主人公ロレッタが、謎の実業家フェアファックスによって南の島へ連れ去られることによって動き出す。フェアファックスは、ロレッタの小説を読み、「彼女が伝説の古代都市の場所を知っている」と確信したからだ。そんな誘拐事件を知り、南の島に駆けつけたのは、ロレッタがイライラを募らせている彼女の小説のカバーモデル・アラン。ロレッタは、島から脱出するために彼らとしぶしぶ手を組むも、大自然の過酷な環境に予測不能のハプニングが続出する。フェアファックスが狙う「ロストシティ」とは何なのか?彼らはこの「ロストシティ」に隠された謎を解き明かし、無事に脱出することができるのか?!【作品詳細】映画『ザ・ロストシティ』公開日:2022年6月24日(金)監督:アーロン・ニー、アダム・ニープロデューサー:ライザ・チェイシン、サンドラ・ブロック、セス・ゴードン出演:サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ブラッド・ピット原題:THE LOST CITY配給:東和ピクチャーズ
2021年12月20日サンドラ・ブロックが主演、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、さらにブラッド・ピットとハリウッドが誇る豪華スター競演が実現した、“謎解きアドベンチャー”『ザ・ロストシティ』(原題:THE LOST CITY)が2022年に日本公開決定。2分超えの予告編が世界一斉解禁となった。この作品をプロデューサーとしても牽引するサンドラ・ブロックが演じるのは、人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ。ロマンティックな冒険モノの新作がようやく完成したが、新刊の宣伝ツアーにイヤイヤながら強引に駆り出されてしまう。そこでは、彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じるセクシーカバーモデル、アラン(チャニング・テイタム)の薄っぺらな態度が鼻につき、イライラが募るばかり。そんなロレッタの前に謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、突然南の島に連れ去られることに。なんと、彼はロレッタの小説を読み、彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信したのだった!そんなロレッタ誘拐事件を知り、南の島に真っ先に駆けつけたのは、目の前で助けられなかったことを悔やむカバーモデルのアラン。精鋭を味方に島へとたどり着き、ロレッタを探し出せたまでは良かったが、まるっきり好対照な性格の2人。この南の島から脱出するためにしぶしぶ手を組むも、大自然の過酷な環境に予測不能のハプニングが連続!果たして、実業家が狙っているロストシティとは何なのか?彼らはこのロストシティに隠された“謎”を解き明かし、無事に抜け出すことができるのか!?さらに予告映像の終盤で、強力なお助けキャラ登場を見せつけている、リアル「ダッシュ」のようなブラッド・ピットにも注目。ブラッドは自身が主演する伊坂幸太郎原作小説「マリアビートル」のハリウッド映画『Bullet Train』(原題)にサンドラが出演してくれたことへの恩返しのために本作への参加を決めたことを明かしており、恋愛小説の主人公キャラになりきったジョークを華麗に織り交ぜるサンドラとの掛け合いも必見。南の島の壮大なスケールと予測不能のアドベンチャーは、輝かしいトップスターたちの身体を張ったアクションに、ユーモアが盛りだくさん!ゴージャズで贅沢な1作となりそう。『ザ・ロストシティ』は2022年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年、全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2021年12月16日期待のAmazonブラックフライデーも最終日。ブラットピットのCMでお馴染みのあの全自動コーヒーマシンがお得になっているのはご存じでしたか?本場イタリアの本格派レギュラーコーヒーの味を実現するデロンギの全自動コーヒーマシン。ボタンを押すだけでバリスタが淹れたような挽きたての本格コーヒーを毎日楽しめるなんて夢のようですね。どうぞお見逃しなく!【自分にご褒美を!Amazonブラックフライデー】Amazonでは、11/26[金]9:00-12/2[木]23:59 の7日間、 Amazonブラックフライデー を開催。多くの商品がこの期間、お得なセール価格で購入できます!1万円以上のお買い物をすると最大10,000ポイントが還元される ポイントアップキャンペーン も同時開催されています(エントリーが必要)。 「Amazonブラックフライデー」の詳細はこちら ●さらにAmazonポイントがUP!購入前に Amazonギフト券に現金でチャージ してからお買い物をすると、1回あたりのチャージ金額に応じ、プライム会員は最大で2.5%、通常会員は最大で2.0%のポイントが貯まります。 「Amazonギフト券 チャージタイプ」の詳細・購入はこちら ※ご購入の際はAmazonの商品ページで、詳細、タイムセール価格になっているかなどをあらためてご確認ください。◆「デロンギ(DeLonghi) 全自動コーヒーメーカー マグニフィカS ミルク泡立て:手動 ECAM22112」一杯淹れるごとに自動で丁寧に「豆を挽く」、「絶妙にタンピングする」、「最適な圧力で抽出する」を行い、本場イタリアの本格派レギュラーコーヒーの味を最大限に実現するデロンギの全自動コーヒーマシン。特選タイムセール価格¥47,800(20%OFF) ※12月2日現在 商品画像出典: Amazon.co.jp Amazonでお安く「デロンギ(DeLonghi) 全自動コーヒーメーカー」を購入する ◆「BODUM ボダム PAVINA パヴィーナ ダブルウォール グラス 250ml 2個セット」職人による吹きガラス製法で作られたボダムダブルウォールグラス。耐熱ガラスの二重構造で、温かい飲みものは温かく、冷たい飲みものは冷たいまま、保温性、保冷性に優れたグラスです。特選タイムセール価格¥1,725(48%OFF) ※12月2日現在 商品画像出典: Amazon.co.jp Amazonでお安く「ボダム PAVINA パヴィーナ ダブルウォール グラス」を購入する ◆「ドリップコーヒーファクトリー リッチブレンド コーヒー 豆 のまま 2kg ( 500g × 4袋 )」濃厚な古き良き喫茶店全盛時代のコーヒーをDrip Coffee Factoryが再現した濃厚な豆の香り。 商品画像出典: Amazon.co.jp Amazonでお安く「ドリップコーヒーファクトリー リッチブレンド コーヒー 豆」を購入する ■淹れたてのコーヒーにぴったりのお菓子レシピをご紹介します。クリスマスディナーにこんなコーヒーセットがあったら気分が上がること間違いなしですね。Amazonブラックフライデーの期間中は、コーヒーメーカーのほか、コーヒー豆や食器などもお得に購入できるので、お見逃しなく! お買い得な生活家電がお買い得をもっとみる 「Amazonブラックフライデー」の全ての商品をみる ※記事内のリンクから商品を購入すると、売上の一部がエキサイト株式会社に還元されることがあります。
2021年12月02日俳優のブラッド・ピット、女優のマリオン・コティヤールが共演する歴史サスペンス・ラブストーリー『マリアンヌ』(17)がdTVで配信スタートした。『フォレスト・ガンプ 一期一会』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが監督を務めた同作。舞台は、第二次世界大戦下の1942年。イギリスの秘密諜報部員のマックス(ブラッド・ピット)は、外交官暗殺のミッションでカサブランカに赴き、協力者であるフランス軍レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と出会う。夫婦を装い、敵の裏をかいてドイツ軍大使を狙うという作戦を共にした二人は惹かれ合い、結婚を誓う仲に。そして無事ロンドンで再会を果たして結ばれ、一人娘・アナを授かって幸せな日々を送るのだが、マリアンヌにある疑惑が浮上。二人の運命は、戦争に翻弄されていく――。(C) 2017 Paramount Pictures.
2021年10月11日ブラット・ピットが製作総指揮、『マネー・ショート華麗なる大逆転』『バイス』のPLAN Bが贈る、抱腹絶倒の選挙エンターテインメント「IRRESISTIBLE」。この度、邦題『スイング・ステート』として日本公開することが決定した。大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマーは、農村部の票を取り戻す秘策としてYouTube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースターを送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされる…!主演のゲイリー・ジマーを演じるのは、『ラブ・アゲイン』『40歳の童貞男』など多くのコメディ作品に出演してきたスティーヴ・カレル。またコメディエンヌとして知られるローズ・バーンがフェイス・ブルースターを演じ、「そこまでヤルか!」という笑いの限界に挑む。さらにわきを固めるキャスト陣も豪華で、アカデミー賞助演男優賞受賞の名優クリス・クーパーが小さな町の町長選に立候補する退役海兵隊大佐ジャックに扮し、その娘ダイアナ役は『ブレードランナー2049』や『ターミネーター:ニュー・フェイト』などのマッケンジー・デイヴィスが演じている。監督・脚本は、16年間にわたりコメディ・セントラルの「ザ・デイリー・ショー」やアカデミー賞でも2度の司会を担当し、アメリカ文化における政治風刺の定義を変えたと言われるジョン・スチュワートが務める。『スイング・ステート』は9月よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スイング・ステート 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2021 Focus Features, LLC. All Rights Reserved
2021年06月23日キャリー・マリガンとゾーイ・カザンが、『She Said』(原題)に出演するための最終交渉に入っている。「Variet」誌が報じた。2人は「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者でハーヴェイ・ワインスタインの数十年にもわたる性犯罪を暴いたミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターを演じるという。本作はミーガンとジョディが共著した「She Said:Breaking the Sexual Harassment Story that Ignite a Movement」(原題)をもとに描かれる。監督はNetflixドラマ「アンオーソドックス」でエミー賞の監督賞(リミテッドシリーズ)を受賞したマリア・シュレイダー、脚本は2015年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『イーダ』のレベッカ・レンキェヴィチ。製作総指揮は『ハスラーズ』のミーガン・エリンソンと「Pam & Tommy」(原題)のスー・ネーグル、製作会社「プランB」よりブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーがプロデューサーを務める。製作はこの夏から始まる。2017年、ミーガンとジョディがワインスタインの悪事を暴露したことをきっかけに、多数の被害者女性たちが声を上げた。「Me Too運動」の始まりである。アシュレイ・ジャッド、ローズ・マッゴーワン、ミラ・ソルヴィーノ、グウィネス・パルトロウらハリウッド女優たちも被害を明かした。2020年3月、ワインスタインはレイプと性的暴行の罪で、ニューヨーク裁判所から禁錮23年の刑を言い渡された。(Hiromi Kaku)
2021年06月08日オスカー常連の「A24」とブラッド・ピットの「PLAN B」がタッグを組み、普通の小さな家族を描いた『ミナリ』のブルーレイ&DVDが9月3日(金)にリリースが決定した。本作では、1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く。タイトルの“ミナリ”は、韓国語で野菜のセリ(芹)のことで、たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいと言われていることから、子ども世代の幸せのために親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。父・ジェイコブ役は、「ウォーキング・デッド」シリーズのスティーヴン・ユァン、『ファイティン!』のハン・イェリらが出演し、祖母役を好演したユン・ヨジョンは、本作で見事アカデミー賞助演女優賞に輝いた。アカデミー賞や、審査員賞&観客賞W受賞したサンダンス映画祭のほか、99受賞275ノミネートと、世界の映画祭で話題となった本作(21.4.26時点)。今回のリリースでは、音声&映像特典として、ユン・ヨジョン&監督によるオーディオ・コメンタリーや未公開シーン集などを収録。GAGA★ONLINE STOREでは、限定プレゼント(数量限定)として「A24」制作の特製ポストカードが付くブルーレイ&DVDを販売。本作の1シーン、1シーンが宝物のように優しいタッチでイラスト化された。(cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年06月02日『スクール・オブ・ロック』の脚本を手掛けたマイク・ホワイトが監督した、ベン・スティラー主演の『47歳 人生のステータス』より予告編が到着した。申し分ないキャリアと幸せな家庭を手に入れている47歳の中年男性ブラッドは、大学進学を目指す息子と2人でボストンへ向かう。その旅で経済的にも社会的にも成功した旧友たちと再会したブラッドは、次第に自分が築いた家族や仕事が果たして最高のものなのかと疑問を抱き始め、自分の人生を見つめ直していく――。本作は、50代を目前にミッドライフ・クライシス(中年の危機)に陥り、その中で人生後半戦を歩み始める中年男性の悲哀と再生を温かくユーモラスに描いたハートフルドラマ。製作総指揮にはブラッド・ピットが名を連ね、ブラッド率いる「プランBエンターテインメント」が製作。今回到着した予告編では、ベン扮する主人公ブラッドが、息子トロイ(オースティン・エイブラムス)の大学見学に向かう途中、学生時代の旧友たちの成功を知り、自分自身のステータスについて悩む様子が映し出される。息子の友達からは「もう50歳なのに自分勝手なのね」と言われ、旧友には展開している事業を皮肉られ…そんな中、ふと息子の成長した姿に気づき、妻に電話をかける姿や、ラストでは涙を浮かべるシーンも。「本音で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、皮肉っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかった」というホワイト監督は、「周りの人々は、より大きな人生を歩んでいるように見えますよね。私たちの生活でのこういった局面が、映画の中で共感できるように描かれることはあまり無いと感じていました。自分自身について考えることが、いかに自らの多くの時間を食っていることか。この映画はすぐに、風変わりで予想しない方向へと進みます。観客は、ある特定のタイプの映画だと予想するでしょうけど、私が思うところの、楽しく予想を裏切る方向へと展開します」とコメント。また、ずっとベンのファンだったというホワイト監督。「長い間ずっと彼と一緒に仕事がしたいと本当に思っていたのですが、今までずっと叶わなかったのです。ベンは、笑える普通の人、みたいな感じなのです。都会的な野心のようなものを体現する、強烈で、正確なコメディ俳優なので、ブラッドの役柄にうってつけだと感じました」と主演のベンについても明かしている。『47歳 人生のステータス』は6月11日(金)よりMIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映。(cinemacafe.net)
2021年05月24日コロナ禍が続く中での開催となった第93回アカデミー賞。感染拡大の予防対策として、参加人数は最小限に抑えられたが、レッドカーペットだけは今年も華やかな装いが揃った。今年のメイン会場は、ソーシャルディスタンスを保つことや換気などを考慮して、ロサンゼルスのユニオン駅になった。海外在住の候補者のためにロンドンやパリなど複数の会場を設け、スピーチの時間制限なし、各部門の発表順も異なるなど、何もかも異例ずくめだった授賞式だが、レッドカーペットだけはコロナ禍前と変わらない、鮮やかな様相を見せた。3月に授賞式の概要が明らかになった際、ドレスコードはフォーマルと発表され、参加者たちは入念に準備した様子。レッドカーペットでひと際存在感を放ったのが、主演女優賞候補のキャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』)。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュールのドレスはオスカー像を思わせるようなまばゆいゴールドのツーピース。バンドゥクロップトップに大きく裾が広がったスカートは、図らずも社会的距離を保つにも好都合なデザインだ。同じく主演女優賞候補のアンドラ・デイ(『The United States vs. Billie Holiday(原題)』)もゴールドをチョイス。「ヴェラウォン(VERA WANG)」のワンストラップのドレスはアシメントリーなデザインで、片側のウエスト部分が露出している。このような肌見せは、プレゼンターを務めたゼンデイヤの「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のシルクシフォンドレスにも。ヴィヴィッドなイエローと600万ドル以上という「ブルガリ(BVLGARI )」のダイアモンド・ネックレスが印象的だった。主演女優賞候補のヴァネッサ・カービー(『私というパズル』)が着た「グッチ(GUCCI)」のペールピンクのドレスも、フロント部分が少しだけ肌を見せるデザインだった。『ノマドランド』で作品賞、監督賞を受賞したクロエ・ジャオは三つ編みのおさげに「エルメス(HERMES)」のドレス。ほぼノーメイクで、パーティバッグというより実用的なポシェットを斜めがけして、足元は白のスニーカーという彼女らしいスタイルでハイブランドを着こなした。『ミナリ』で助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンはエジプトのデザイナー、Marmar Halimの深いネイビーブルーのドレス。ウィットに富んだスピーチで、今年の賞レースの人気者だった韓国の名女優は「私の名前はユン・ヨジョンですけど、今日はどんな風に呼んでも許します」と自分の名前を呼び間違えたプレゼンターのブラッド・ピットにチクリと一言贈り、会場の笑いを誘った。最初のプレゼンターを務めたレジーナ・キングは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のパステル・ブルーのドレス。カスタムメイドで、サテン地にシルバーのスパンコールとクリスタルでストライプの刺繍をほどこし、蝶の羽根を思わせる袖のデザインも優雅。エッジの効いたボブスタイルの髪とのコントラストも絶妙だ。『プロミシング・ヤング・ウーマン』の監督で脚本賞を受賞したエメラルド・フェネルは「グッチ(GUCCI)」のフローラル・プリントのドレス。グリーンとライラックがメインカラーのオーガンジーにスパンコールの刺繍、フリルもたっぷりというドリーミーなデザイン。助演女優賞候補のアマンダ・サイフリッド(『Mank/マンク』)は「アルマーニ・プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」の赤のドレス。プリーツの入ったチュール、胸元の深いVラインと大きく広がった裾は、ザ・女優というべき装いで、往年のハリウッドを描いた出演作の世界観にマッチしていた。赤はプレゼンターを務めたリース・ウィザースプーン(ディオール Dior)、アンジェラ・バセット(アルベルタフェレッティ ALBERTA FERRETTI)、『ミナリ』のハン・イェリ(ルイ・ヴィトン LOUIS VUITTON)も着用。主演女優賞候補のヴィオラ・デイヴィス(『マ・レイニーのブラックボトム』)と助演女優賞候補のマリア・バカロヴァ(『続・ボラット栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)は白。ヴィオラの「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のドレスはトップのカットアウトのデザインが見事。バカロヴァは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタムドレス。柔らかいチュールを何層も重ね、トップにクリスタルやビーズの刺繍をほどこしたロマンティックなデザインだ。『ミナリ』で監督の少年時代を彷彿させる少年を演じた9歳のアラン・キムは「トム・ブラン(Thom Browne)」のタキシードとショートパンツ。黒のハイソックスは左側だけ4本のストライプが入っていて、心憎いアクセント。レッドカーペットでも臆することなく堂々たるポーズを決めて、人気をさらっていた。男性では、助演男優賞候補のレスリー・オドム・ジュニア(『あの夜、マイアミで』)が「ブリオーニ(Brioni)」のゴールドのシルクのスーツ、『マ・レイニーのブラックボトム』のコールマン・ドミンゴもフューシャピンクのスーツ(ヴェルサーチ VERSACE)で注目を集めた。ドミンゴのインスタグラムによると、4500個のスワロフスキー・クリスタルとスパンコールが使用されているとのこと。コロナ禍による例外的な演出、歌曲パフォーマンスを授賞式の事前番組中で放送するなど、様々なサプライズで記憶に残るものとなった第93回アカデミー賞。来年は、候補者のみならず多くのゲストたちのファッションをチェックできることを楽しみに待ちたい。(text:Yuki Tominaga)
2021年04月26日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催され、クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が作品賞をはじめ、監督賞、主演女優賞の最多3部門で栄冠に輝いた。ベネチア国際映画祭での金獅子賞受賞を皮切りに、トロント国際映画祭、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞といったオスカー前哨戦で圧倒的な強さを発揮した本作が、アカデミー賞でも大本命としてのポテンシャルを見せつけた。ジャオ監督は監督賞を受賞し、女性監督として『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー(第82回)以来2人目の快挙を達成した(なお、女性監督の作品がアカデミー賞の作品賞に輝くのも、『ハート・ロッカー』以来2作目となる)。主演女優賞も『ノマドランド』からフランシス・マクドーマンドが受賞。こちらも前哨戦での勢いそのままに、彼女にとって『ファーゴ』(第69回)、『スリー・ビルボード』(第90回)に続く3度目の同賞受賞を果たした。これで主演女優賞の受賞回数としては、通算4度輝いたキャサリン・ヘプバーンに次ぎ、歴代2位を誇ることになる。『ノマドランド』はジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド漂流する高齢労働者たち」を映画化したロードムービー。リーマンショックの影響で、長年住み慣れた家を失った60代の女性・ファーン(マクドーマンド)が、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩く姿を通して、人間にとっての誇りと尊厳、自由に生きる意義を問いかけた。フィクションとドキュメンタリーの境界を巧みに行き来する芸術性に加えて、主人公のたくましい姿に、コロナ禍を生き抜こうと葛藤する現代人が、自らを重ね合わせたのも旋風の大きな要因。まさに“今年の1本”と呼ぶにふさわしい本作が、激動のアカデミー賞を制する結果となった。中国出身の女性監督が手がけた『ノマドランド』が作品賞と監督賞に輝いた第93回のアカデミー賞で、もう1つ歴史的瞬間が刻まれたのが、助演女優賞。『ミナリ』のユン・ヨジョンが、韓国人俳優として初めてアカデミー賞の俳優部門で受賞する快挙を成し遂げたのだ。1980年代、農業での成功を夢見て、アメリカ南部に移住した韓国出身の一家が、理不尽な境遇にも負けず生きる姿を描くヒューマンドラマで、ヨジョンは毒舌で破天荒な祖母スンジャを好演。前哨戦にあたる全米映画俳優組合(SAG)賞、英国アカデミー賞でも助演女優賞を獲得していた。なお、『ミナリ』は大半が韓国語のセリフだが、ブラッド・ピットの映画製作会社「PLAN B」が製作に関わったアメリカ映画となる。例年と異なり、セレモニーの最後に発表されたのが主演男優賞。受賞したのは『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスだった。史上最高齢で2度目の受賞。遺作『マ・レイニーのブラックボトム』で“最期の熱演”を披露し、昨年8月に43歳の若さで亡くなったチャドウィック・ボーズマンさんは受賞を逃した。最後の最後、大方の予想に反する驚きのどんでん返しが待っていた。また、助演男優賞は『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』のダニエル・カルーヤが初受賞している。新型コロナウイルスの影響により、開催が危ぶまれた中、例年の2月開催から4月に延期された今年のアカデミー賞授賞式。劇場閉鎖が長引く現状を考慮し、NetflixやAmazon Prime Videoといったインターネットを通じて配信された作品も、各部門のノミネート資格を得る異例の条件が加えられた。昨年から一転し、俳優賞全部門に非白人の候補が名を連ねた。異例尽くし、そしてニューノーマルともいえる投票の結果、会員たちは『ノマドランド』を筆頭に、時代や人種、性別や障がいの有無といった枠組みを超えて、逆境にもめけず前を向く人々の力強さと多様な生き方を祝福した。繰り返しになるが、その姿にコロナ禍を生きる私たちが大いに共感を覚えることは言うまでもない。【第93回アカデミー賞主な受賞結果】作品賞:『ノマドランド』監督賞:クロエ・ジャオ『ノマドランド』主演男優賞:アンソニー・ホプキンス『ファーザー』主演女優賞:フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』助演男優賞:ダニエル・カルーヤ『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』助演女優賞:ユン・ヨジョン『ミナリ』国際長編映画賞:『アナザー・ラウンド』(デンマーク)脚本賞:『プロミシング・ヤング・ウーマン』脚色賞:『ファーザー』音響賞:『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』編集賞:『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』撮影賞:『Mank/マンク』美術賞:『Mank/マンク』衣装デザイン賞:『マ・レイニーのブラックボトム』メイク・ヘアスタイリング賞:『マ・レイニーのブラックボトム』作曲賞:『ソウルフル・ワールド』歌曲賞:『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』“Fight For You”視覚効果賞:『TENET テネット』長編アニメ映画賞:『ソウルフル・ワールド』長編ドキュメンタリー映画賞:『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』短編実写映画賞:『隔たる世界の2人』短編アニメ映画賞:『愛してると言っておくね』短編ドキュメンタリー賞:『コレット(原題)』取材・文=内田涼『ノマドランド』公開中生中継!第93回アカデミー賞授賞式放送日時:4月26日(月)午前8:30 [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]第93回アカデミー賞授賞式<字幕版>4月26日(月)夜9:00 [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]番組オフィシャルサイト:
2021年04月26日