キャメロン・ディアスにベンジー・マッデン、リアム・ペインにシェリル・コールなど、女性のほうが年上の年の差カップルも珍しくなくなった現代のハリウッド。女優のデミ・ムーアは、そんな年の差カップルの先駆けともいえる存在でしょう。16歳年下のアシュトン・カッチャーとの結婚、そして離婚でも注目を浴びた彼女の現在とは…。波乱万丈だったデミ・ムーアの若い頃今や押しも押されもせぬ大女優となったデミ・ムーアですが、決して順風満帆な人生を歩んできたわけではありませんでした。 View this post on Instagram From the archives. #tbt : @matthiasvriensmcgrath A post shared by Demi Moore (@demimoore) on Apr 23, 2020 at 8:18am PDT View this post on Instagram #FBF A post shared by Demi Moore (@demimoore) on May 22, 2020 at 6:51am PDT2019年に発売した自叙伝『Inside Out』で、母親のたび重なる自殺未遂や、10代半ばで受けた性的暴行、しかも原因は母親であることなど、筆舌に尽くし難いほどの壮絶な幼少期を明かしたデミ・ムーア。16歳になり、母親から独立したデミ・ムーアはモデルとして活動を始め、その後、現在の女優として成功を収めますが、母親が亡くなるまで2人の関係性が修復されることはありませんでした。映画『ゴースト』で人気女優の仲間入りを果たしたデミ・ムーア女優デビュー後、数年間は目立ったヒット作に恵まれなかったデミ・ムーアですが、1990年公開の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』で人生の転機を迎えます。ウーピー・ゴールドバーグが『アカデミー賞』助演女優賞を受賞するなど、世界的ヒット作となった『ゴースト/ニューヨークの幻』。同作で主演を務めたデミ・ムーアは、一躍トップ女優の仲間入りを果たし、今も彼女の代表作として高い人気を誇ります。映画の役作りのためデミ・ムーアが坊主頭に『ゴースト/ニューヨークの幻』のヒットにより女優として成功を手にしたデミ・ムーアですが、作品に恵まれたことだけが、名女優と呼ばれる理由ではありません。1997年公開の映画『G.I.ジェーン』で、アメリカ海軍情報局に所属する女性大尉を演じたデミ・ムーアは、役作りのため坊主頭を披露したことでも話題に。劇中で繰り広げられる過酷な訓練も『G.I.ジェーン』の見どころの1つですが、そのあまりに厳しい訓練内容に、デミ・ムーアは、「すべてを自ら演じる必要はない」と周囲から助言されていたといいます。しかし、「やり遂げなければ、誰からも認められなくなる」と感じたデミ・ムーアは、心身ともに追い込まれるも『G.I.ジェーン』の撮影をのりきったのだとか。そうした作品にかける思いの強さこそ、デミ・ムーアが名女優といわれる理由の1つなのかもしれません。映画『チャーリーズ・エンジェル』では全身整形を経て撮影にデミ・ムーアの役作りにかけるストイックな姿勢が伝わるエピソードはほかにもあります。2003年公開の映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』に出演したデミ・ムーアは、出演にあたって2600万円以上もかけて全身整形を施したのは有名な話。そのかいもあってか、劇中では美しいビキニ姿を披露するなど、主演のキャメロン・ディアスやドリュー・バリモア、ルーシー・リューに引けを取らない美貌を披露しました。一方で、全身整形を受けたことが議論を呼んだのも事実。しかし、自らの肉体に人工的に手を加えることも厭わない姿勢は、プロ根性のあらわれともいえます。役作りの方法のよし悪しは置いておくとして、そのストイックさは称賛に値するのではないでしょうか。デミ・ムーアの現在は?これまでに三度の結婚・離婚を経験しているデミ・ムーア。3番目の夫となったアシュトン・カッチャーと離婚後、新たな恋の噂は聞こえてきませんでした。…しかし!2020年、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるう中、デミ・ムーアが公開した外出自粛中の写真が話題を呼びました。なぜなら、写真には2番目の夫であり、2000年に離婚したブルース・ウィリスの姿が! View this post on Instagram A post shared by Demi Moore (@demimoore) on Apr 7, 2020 at 9:11am PDT View this post on Instagram balancing act ⚖️ A post shared by Demi Moore (@demimoore) on May 8, 2020 at 11:16am PDTしかし、デミ・ムーアとブルース・ウィリスの仲が復活したというわけではありません。ブルース・ウィリスは2009年に女優のエマ・ヘミングと再婚しており、2人の子宝にも恵まれています。また、再婚後もデミ・ムーアとの関係性は良好なようで、家族同士の仲もいいとのこと。事実、元夫婦同士の家族ショットに対して、ブルース・ウィリスの妻であるエマ・ヘミングも好意的なコメントを残しており、この奇妙な外出自粛生活は妻の理解の上で成り立っている様子。ネット上では、離婚後も仲のいいデミ・ムーアとブルース・ウィリス元夫妻の関係性を「理想」とする声も出ており、多くのファンを笑顔にさせました。一方で、女優業はというと、2017~2018年にかけて放送されたドラマ『Empire 成功の代償』のシーズン3・4への出演を最後に、新たな出演情報は聞こえてこないデミ・ムーア。今もなお輝きを放ち続ける名女優、デミ・ムーアに『隠居』という言葉は似合いません!またどこかで彼女の活躍を目にしたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年10月05日7月にエリザベス・チェンバースとの結婚生活に終止符を打ったアーミー・ハマーが、ルーマー・ウィリスと親密な様子が目撃された。2人はウェスト・ハリウッドのカフェでランチをとった後、腕を組んだり、お互いの腰に手を回して歩いていたようだ。目撃者によれば「2人はとても楽しそうでお互いをよく知っているようでした」とのこと。「ETonline」によれば、2人はこれだけ密着していてもただ「カジュアルな関係を楽しんでいる」だけで、シリアスな関係になることは現時点では求めていないのだという。関係者はアーミーは知り合って13年、結婚生活を10年一緒に送ったエリザベスと別れたばかりで、エリザベスに敬意を払い、傷つけるようなことはしないだろうと語っている。ツイッターでは「なぜこの2人が…?」という驚きの声や、「第2のベン・アフレックとアナ・デ・アルマスになるんじゃないか」と連日いちゃつきぶりをアピールするベン&アナを挙げて辟易する声などが見られる。(Hiromi Kaku)
2020年09月07日『スター・ウォーズ』や『地獄の黙示録』『ジュラシック・パーク』などの名作映画の映像をふんだんに使い、ハリウッドの映画音響にフォーカスした世界初のドキュメンタリー映画『ようこそ映画音響の世界へ』。本作の女性監督ミッジ・コスティンは、映画音響に関するドキュメンタリーの製作にあたり「男性だけの歴史にしたくなかった」と語っている。この度解禁となった新場面写真では、『デッドプール』や『ラ・ラ・ランド』など日本でも大ヒットした映画の音づくりを手掛けた効果音編集者アイ=リン・リーが真剣にミキサー台に向かう姿や、自身の仕事について楽しそうに語る技術者たちを捉えている。世界中の観客を楽しませるハリウッド映画の影で裏方と呼ばれる仕事だが、それでも彼女たちの表情は輝いている。そこには本作の監督を努めたミッジ・コスティンによる「映画の“音”への情熱」が投影されている。本作が初の長編監督作品となるコスティンは、ハリウッドに女性音響スタッフがほとんどいなかった1990年代からトム・クルーズ主演の『デイズ・オブ・サンダー』(90)やブルース・ウィリス主演の『アルマゲドン』(98)などといった作品で音響の技術を磨いてきた。初めは映像編集の仕事の傍ら、お金のために音響編集の仕事を引き受ける程度だったという監督。彼女の興味は「物語」にあったためだったが、音響編集の作業をしていくうちに「音」こそが物語やキャラクターを明確にし、感情を表現できるということに気がついていく。それから音に情熱を注ぐようになり、現在は自身の母校であり、ルーカスやスピルバーグを輩出した南カリフォルニア大学の映画芸術学部で教鞭を振るっている。『ブラックパンサー』(18)や『フルートベール駅で』(13)の監督を務め、本作にも出演しているライアン・クーグラーは彼女の教え子の1人だ。ある日、同僚のボベット・バスターから本作製作の提案を受けたコスティンは「より多くの人に“音”の重要性を届け、人々の意識を開く」という自身の夢を叶えるためのまたとないチャンスだと思い、監督を引き受けたという。本作は、女性が少ない現場で活躍してきたコスティンならではの視点で描かれる。映画の音の歴史を紐解いていく前半から、現代の映画音響の進化が明かされる後半になるにつれ、多くの女性スタッフの活躍も紹介。「男性だけの歴史にしたくなかった」と監督は話しており、実際、映画内では映画音響の仕事に“性別は関係ない”と考える女性技術者の声を聞くこともできる。例えば、映画『ブレイブハート』(95)などを手掛けた効果音ミキサーのアンナ・ベルマーは「アクション映画はスタッフも男性だと思う人が多いが、性別を気にするなんてバカみたい。問題は経験」と話し、『ダークナイト』(08)や『インセプション』(10)などを手掛けたミックスダウン技術者のローラ・ハーシュバーグは「ミキサー台は複雑に見えて男じゃなきゃ扱えないと思ってしまいそうだけど、実際に必要なのは指先の動きだけ」と語っている。いまや性別問わず映画を愛する多くの者たちが働く現場となった映画業界。彼らは音の持つ効果を信じ、自らの仕事に誇りを持って日々挑戦を続けている。「私は自分の仕事が大好き。関わった作品を見直すとすごいと思うし、満足感がある」「楽しくてその上お金がもらえる」「夢みたいな仕事」と自慢の仕事への思いを語る、実に楽しそうな彼女たち。本作の魅力は映画音響の歴史や秘密が次々と明かされるということだけでなく、映画愛のあふれる音響技術者たちの仕事風景や、彼ら・彼女らによって語られる仕事に対する熱い思いは、観る者を幸せな気持ちにさせてくれる。『ようこそ映画音響の世界へ』は8月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ようこそ映画音響の世界へ 2020年8月28日 新宿シネマカリテほか全国公開© 2019 Ain’t Heard Nothin’ Yet Corp.All Rights Reserved.
2020年08月28日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が14日、トークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース 2020夏』を無観客生配信で開催した。1988年~03年に毎年開催していた『古舘伊知郎のトーキングブルース』。「トーク(しゃべり)でブルースを奏でる」と謳ったこのトークライブは、マイク片手に2時間、怒涛の勢いでしゃべり続けるという、古舘でしかなし得ないステージだった。『報道ステーション』のキャスター就任後は休止していたが、14年に一夜限りの復活。そこから6年ぶりの開催が決まったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。そこで、「こんな今だからこそ語りたいことがある」という本人の強い思いにより、初の配信限定の無観客ライブとして開催。生配信終了後もアーカイブされており、17日23時59分まで視聴できる。(C)2020FURUTACHI PROJECT Co .,Ltd.All right reserved
2020年08月15日「SoftBank 5G」と「ドラえもん」がコラボした新TVCM「のび太登場」篇が7月1日(水)より全国でオンエア。“のび太”には、堺雅人と鈴木福が扮している。ブルース・ウィリスがドラえもんを演じている本TVCMシリーズ。その新作となる今回の新CMでは、前回引っ越し先を間違えたドラえもんが破壊してしまった白戸家の屋根から、タケコプターで出てくるところからスタート。そして、引っ越しの荷物を新居に運んでいた鈴木さん扮する15歳ののび太、のび太のパパ(小手伸也)、ママ(渡辺江里子)たちと合流。そこへドラえもんを追いかけてきた白戸家の家族も外に出てきて、お隣さんとなった白戸家、野比家の両家初顔合わせがついに実現。さらに、「これ、タイムマシン?」とアヤ(上戸彩)が聞いたその瞬間、堺さん演じる45歳ののび太が飛び入り参加。そんな混乱状態で締めくくられる。2月某日に撮影されたという本CM。撮影では、タイムマシンになっている机の引き出しからドラえもんたちが出てくる、漫画やアニメでもお馴染みのシーンで、「あ、あれ? あ、、、」となかなか引き出しから出てこれない様子を演じる堺さんを見て、カットがかかると思わず白戸家メンバーも大爆笑。白戸家と野比家が入り乱れて言い合いになるラストカットでは、全員一斉にアドリブで会話するシーン以外に、1人だけセリフを発声し、ほかの人は口パクで演じるという撮影を1人ずつ順番に行ったそうで、よりカオスな状態を演出したいという監督の意向で、次第に周りの共演者がパントマイムで面白い動きをして、1人だけセリフを発声しているメンバーを笑わせようとする流れに。特に、堺さんがその場で相撲の四股を踏み始めた場面では全員、お芝居どころではなくなり、大爆笑となった。のび太役に挑戦してみて堺さんは「ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です。こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね」と喜び、鈴木さんは「髪を切って、衣装を着て、メガネをかけたら、自分でも『あ、のび太だ』と思いました(笑)。特にメガネをかけると、自分がのび太という別のキャラクターになる感じがして、すごく楽しかったです」と演じてみた感想を語る。「監督からあんまり原作に寄せ過ぎないとうかがったので、そこまでパパらしさは意識しませんでした」という小手さんだが、渡辺さんは「でも、小手さんの背中のラインとか、なで肩のフォルムがのび太のパパにすごく似ている」と反応。そして「私も元々のび太のママに似ていると言われたことがあって。メガネを外すと目が数字の『3』になっちゃうところとか、私もド近眼なので、シンパシーを感じていたんですけど、こういう形でのび太のママ役をさせていただいて、ものすごくうれしく思っています」と参加を喜んだ。ソフトバンク 5Gって ドラえもん?新テレビCM「のび太登場」篇(15秒・30秒)は7月1日(水)より全国にて放送開始。(cinemacafe.net)
2020年06月30日俳優の堺雅人が、7月1日より放送されるソフトバンクのテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「のび太登場」篇(15秒・30秒)に、45歳の野比のび太役として出演。さらに、15歳の野比のび太役を鈴木福、のび太のパパ役を小手伸也、ママ役を阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子が演じている。5G(第5世代移動通信システム)のブランドである「SoftBank 5G」と『ドラえもん』がコラボレーションしたテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ。主人公のドラえもん役としてハリウッド俳優のブルース・ウィリスを迎え、第1弾の「登場」篇では、お馴染みの白戸家のメンバーである樋口可南子、上戸彩、ダンテ・カーヴァー、お父さんと共演した。その続編となる今回の「のび太登場」篇は、前回、引っ越し先を間違えたドラえもんが破壊してしまった白戸家の屋根からタケコプターで出てくるところから物語がスタート。その後、引っ越しの荷物を新居に運んでいたのび太たちと合流すると、そこへドラえもんを追いかけてきた白戸家の家族も外に出てきて、お隣さんとなった白戸家、野比家の両家初顔合わせが実現する。「引っ越してきた野比のび太です」「父です」「母です」とあいさつする野比家の3人に、「じゃ、ホントにドラえもん一家がお隣に?」とうれしそうな表情を浮かべるお母さん(樋口可南子)。すっかりテンションが上がったアヤ(上戸彩)とお兄ちゃん(ダンテ・カーヴァー)も、引っ越し中ののび太の机を指差し、「これ、タイムマシン?」と反応する。次の瞬間、ふいに机が振動し、引き出しの中からメガネ姿の男性が登場。白戸家のお父さんが「誰だ! お前は!」と尋ねると、なかなか引き出しから出られず、あたふたしていた男がようやく「45歳の、のび太です」と自己紹介し、思いも寄らない展開に、「えー!!」と一斉に声を上げて驚く両家。最後は「複雑だ!」「キャラ多すぎ!」「ちょ、ちょっと一回整理しましょう…」などと、混乱状態の両家を映し出したカットで締めくくられる。「あ、あれ?あ、、、」となかなか引き出しから出てこれない様子を演じる堺を見て、カットがかかると思わず白戸家メンバーも大爆笑。さらに、監督から堺に対して「あ、どうも! みたいな軽いノリで出てくると面白そうですよね」という演技プランの説明が出た際にも、「よっ、ほっ、よっ」と言いながら、まごまごして引き出しから出られずに前に倒れてしまうという、危なっかしい演技を披露。派手にこけてしまうドタバタ劇で、どじなのび太のキャラクターを見事に演じきると、周りのスタッフも大笑いしながら、堺のコミカルなお芝居を見つめていた。堺は、のび太役について「ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です」と喜び、「こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね。大人になったら、のび太の役をすることになるよと。アニメも見ていましたが、特に漫画は繰り返しコミックスを読んでいました」とドラえもん愛を告白。また、「もしもドラえもんのひみつ道具が使えるとしたら?」という質問に、「『タイムトンネル』とか、『タイムふろしき』とか、『タイムマシン』とか、時間を行き来するひみつ道具を使ってみたいですね」と答え、「死んだ人に会いに過去へ行ったり、生まれて来る子供の将来をのぞくために未来へ行ったり知りたいような、知ると怖いようなところもありますけどね。自分のことで言うと、どの食べ物に気をつけないとこの病気になってしまうとか、そういうのが詳しく分かりそうです。あの時に食べた物が良くなかったから病気になったとか、あの時に腰をねじったから今も痛いんだとか」と語った。
2020年06月30日ときめきを忘れたら枯れてしまいそう…そんな危機感を持つ女子の恋愛感度をアップさせる方法とは? 同じく枯れ気味(?)なコラムニスト・辛酸なめ子さんが、ナナメ上からのなめ子節でお届けする連載コラム。体験レポや妄想トークで恋愛力をアゲアゲに!今回のテーマは「かっこいいハゲセレブ」。薄毛の男性は男らしい魅力にあふれているらしい…ということで、薄毛イケメンセレブを調査していただきました。■第18回 かっこいい ハゲセレブ・厳選5人!長引く自粛生活や終わりが見えないコロナのストレスで「コロナ抜け毛」の症状に悩まされる人が増加している、というニュースをちょっと前に目にしました。そういう私も、このところ増やしても増やしても前髪が減っていく現象に見舞われています。抜け毛による薄毛、ハゲをなんとかポジティブに捉えられないかと思い、今回はかっこいいハゲセレブについて考えてみました。男性の薄毛には男性ホルモンが関係しているという説があります(血中の5a還元酵素とテストステロンが合わさると薄毛が進行するらしいです)。他にも遺伝やストレス、食生活など様々な原因が考えられますが、ネガティブな面ばかりではなく、薄毛男子に対する世間的なイメージには、旺盛そう、とか、絶倫っぽいというものも。アメリカではスキンヘッドは権力者の象徴ととらえられていているようで、独特な威圧感と男らしさを思い起こさせます。海外セレブを調べてみたところ、スキンヘッドや薄毛の人にはマッチョなイケメンが多いという結果に。例えば……◎ジェイソン・ステイサムイギリスの俳優で元飛び込みの水泳選手。スキンヘッドでマッチョなのが、とにかくイカつくて男性ホルモンがほとばしっています。「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」では同じくスキンヘッドのドウェイン・ジョンソンと共演。一瞬、見分けがつきません。「戦闘開始だ!」と威勢よく叫んでいますが、頭隠さず状態の頭部がノーガードでハラハラさせられることも。頭部に浮き上がる血管がセクシーです。◎マイケル・ジョーダン「バスケットボールの神様」とも呼ばれるアメリカの元バスケットボール選手。ダンクでの滞空時間の長さや、空中での体勢チェンジなど、重力を感じさせない空中プレイは神がかっています。スキンヘッドが空気抵抗を軽減させたのでしょうか……。彼の登場でスキンヘッドはかっこいいというイメージが広まったと言われているのも納得ですね。マッチョな腕や肩と同じ質感でテカっている頭部に男らしさを感じます。今や資産1800億円とも言われていますが、スキンヘッドと金運の関係も気になるところ。◎ブルース・ウィリスかっこいいハゲセレブと言われて真っ先に思い浮かんだのがアメリカの俳優、ブルース・ウィリス。『ダイ・ハード』のシリーズを追うごとに髪が後退していき、いさぎよくスキンヘッドにしたら新たなかっこよさで人気に。よく手入れされた美しい肌色の頭部に惹き付けられます。「俺みたいな男には、髪型を心配するよりももっと大切なことがある」という格言の自虐とウィットのバランスにも痺れますね。◎ピットブルクラブでかかっているアゲアゲの曲で人気を博したアメリカのラッパー、ピットブル。スキンヘッドに、あごヒゲという組み合わせがセクシーです。俳優のジョン・トラボルタも彼のスタイルに憧れてまねをしたほどのカリスマ系スキンヘッドセレブ。髪の毛に目が行かないぶん、整った顔立ちがフィーチャーされます。◎ウィリアム王子ノーブルな薄毛といえばこの方をおいて他にはいません。若い頃から後退し、今はサイドのヘアが残っていますが、ハンサムなお顔立ちと気品が頭部の寂しさを補っているようです。ちなみにキャサリン妃はしょっちゅうウィリアム王子の頭髪についてのジョークを言ったりからかったりしているとか。夫婦円満のために必要なスタイルなのかもしれません。以上、魅力的なイケメンハゲセレブの方々をピックアップしてみました。なめ子’sジャッジ今回の妄想レッスンでの「恋愛ホルモンアップ率」は?(※個人の感覚値です)★★★★☆星4つスキンヘッドから感じるフェロモン…それぞれ写真を眺めていると頭部の形が何かの象徴のようでエロさが伝わってきます。男性そのものといってもいい存在感で、眺めるだけで女性ホルモンが活性化しそうです。ただし、あんまりにも興奮しそうになったら、日本の美しいスキンヘッドのお坊さんのことを思い浮かべると良いかもしれません。ギラギラしたテストステロン系セレブの方々と対極にあるような存在で、お坊さんは心を沈静化させてくれます。スキンヘッドの陰と陽のエネルギーで、ホルモンをコントロールしたいです。------------------------プロフィール辛酸なめ子漫画家・コラムニスト。東京都生まれ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。近著は『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)『おしゃ修行』(双葉社)『魂活道場』(学研)など。
2020年06月16日平日午後の映画番組「午後のロードショー」では、6月2日(火)にブルース・ウィリス主演、アレック・ボールドウィンらの出演による『マーキュリー・ライジング』を放送する。『ダイ・ハード』シリーズが大ヒットを記録したことで一躍ハリウッドスターへの階段を駆け上がることになったブルース・ウィリス。1994年には鬼才クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』に出演、さらにテリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』、超メガヒットとなったマイケル・ベイ監督の『アルマゲドン』、M・ナイト・シャマラン監督作品『シックス・センス』と世界で注目される監督とのタッグで次々とヒット作を世に送り出した。今年1月にはエドワード・ノートンが監督・主演を務めた『マザーレス・ブルックリン』に出演、常に第一線で活躍を続けるブルース・ウィリスがFBI捜査官に扮したのが本作となる。FBIの潜入捜査官アート(ブルース・ウィリス)は、潜入先のテロ組織が起こした人質立てこもり事件での説得を無視した強行突入により犯人グループの少年を死なせてしまう。怒ったアートは強引な突入指示を出した上司を殴り、潜入捜査班から外されてしまう。そんなアートのもとに無理心中事件の捜査が舞いこむ。現場に出向いたアートは事件は何者かによる殺人だと疑い、子ども部屋でサイモン(ミコ・ヒューズ)が隠れているのを見つける。保護され病院に入院したサイモンだったが何者かに命を狙われ、アートは間一髪で救出。病院を抜け出したアートとサイモンは執拗に追ってくる殺し屋をなんとか振り切る。サイモンは自閉症でパズルに関して天才ぶりを発揮、彼が偶然パズル雑誌で解いた暗号は、NSA(国家安全保障局)が開発した絶対に解けないとされる“マーキュリー”という暗号システムで作られたもので、NSAのクドロー中佐(アレック・ボールドウィン)は国家機密保持のため、暗号を解いたサイモンを抹殺しようとしていた…という物語。サイモンを狙うNSAのクドロー中佐には『レッド・オクトーバーを追え!』のジャック・ライアン役や、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどの作品で知られるアレック・ボールドウィンが出演している。午後のロードショー『マーキュリー・ライジング』は6月2日(火)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月02日アカデミー賞俳優エドワード・ノートンが主演・監督・脚本・製作の1人4役に挑んだ『マザーレス・ブルックリン』が5月13日(水)よりブルーレイ&DVDを発売、デジタル配信開始。この度、映像特典からノートン監督や豪華俳優陣が語る貴重なメイキング映像が公開された。本作は、「トゥレット症候群」の主人公・私立探偵ライオネル(エドワード・ノートン)が人生の恩人であるボスのフランク(ブルース・ウィリス)の殺害事件を機に、驚異の記憶力を駆使して真相を追う中で、大都市開発の裏に隠された闇に迫っていくクライム・サスペンス。1990年代を描いた同名小説が原作となっているが、本作では舞台が1950年代に変更されている。本映像の中でノートンは、50年代のニューヨークを描くことについて昔から興味があったといい「この映画は、あの街(ニューヨーク)が近代化されていく上での驚くべき秘密を描いている。建築物や高速道路などがニューヨークに作られた背景には、実は“深い闇が隠されている”」とストーリーの核心にも触れている。権力を握る男モーゼスを演じたアレック・ボールドウィンが「道路や橋を造るため、低所得者の移住地区が潰されたんだ」と話すように、大都市開発におけるニューヨークの黒い歴史に迫った内容であると語る。また、主演・監督・脚本・製作全てに挑んだノートンの溢れる才能が光る本作だが、4役をこなすうえで必要不可欠だったのは“ベテランの俳優陣”だったそう。「監督を兼ねる僕を支えてもらうためにね。演技の途中で監督として指示を出しても、それを受け止められる熟練の俳優陣が必要だった。集中力を失わずにね」と明かす。出演する俳優陣たちも、「監督とは友達なので、意志の疎通が簡単なんだ。余計な気兼ねをせずに意見を言うこともできる」(ボビー・カナヴェイル)、「創造的ないい経験になったよ。監督のビジョンを実現する共同作業となった」(ボールドウィン)、「彼とのシーンは楽しかった。脚本上のリズムと音楽を自在に調整していたよ」(ウィレム・デフォー)とノートンの仕事ぶりに絶賛を贈っている。『マザーレス・ブルックリン』は5月13日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル開始、デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マザーレス・ブルックリン 2020年1月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年05月12日アカデミー賞俳優エドワード・ノートンが主演・監督・脚本・製作の1人4役に挑んだ衝撃作『マザーレス・ブルックリン』のブルーレイ&DVDが、5月13日(水)より発売、レンタルを開始、同日よりデジタル配信も開始される。この度、映像特典の一部よりメイキング映像が公開された。『マザーレス・ブルックリン』は、ノートンはじめ、ブルース・ウィリスやアレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォーなど、豪華俳優たちが脇を固め、1950年代のニューヨークを舞台にしたノワール作品。ノートン演じる主人公の私立探偵ライオネルは、トゥレット症候群という強迫性障害の発作に苦しみながらも、驚異の記憶力を持つ。人生の恩人であるボスのフランク(ウィリス)の殺害事件の真相を追う中で、大都市開発の裏に隠された闇に迫っていく。公開された映像の中でノートンは、1950年代のニューヨークを描くことについて昔から興味があったと言い、「この映画は、ニューヨークが近代化されいく上での驚くべき秘密を描いている。建築物や高速道路などが作られた背景には、実は深い闇が隠されている」と、ストーリの核心にも触れている。また、権力を握る男モーゼスを演じたボールドウィンが「道路や橋を造るため、低所得者の移住地区が潰されたんだ」と話すように、大都市開発におけるニューヨークの黒い歴史に迫った内容であると作品への想いを語っている。さらに、主演・監督・脚本・製作すべてに挑んだノートンは、必要不可欠だったのは”ベテランの俳優陣”と答えており、「監督を兼ねる僕を支えてもらうためにね。演技の途中で監督として指示を出しても、それを受け止められる熟練の俳優陣が必要だった。集中力を失わずにね」と明かしている。そして、「監督とは友達なので、意志の疎通が簡単なんだ。余計な気兼ねをせずに意見を言うこともできる。」(ボビー・カナヴェイル)「創造的ないい経験になったよ。監督のビジョンを実現する共同作業となった」(ボールドウィン)「彼とのシーンは楽しかった。脚本上のリズムと音楽を自在に調整していたよ」(デフォー)と、出演する俳優陣が、ノートンの仕事ぶりを絶賛している姿が切り取られた。『マザーレス・ブルックリン』5月13日(水)ブルーレイ&DVD&デジタル配信発売、レンタル開始
2020年05月12日テレビ東京で放送されている「午後のロードショー」枠。4月13日(月)はメル・ギブソン、ホアキン・フェニックスらが出演するM・ナイト・シャマラン監督作『サイン』をお届けする。ブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメントが共演、“死者が見える少年”と自ら“秘密”に気づかない小児精神科医との交流を描くホラーサスペンス『シックス・センス』で世界に衝撃を与えたシャマラン監督。その後も“決して死なない男”となった主人公とヒーローの存在を信じる難病の男を巡るストーリーが描かれた『アンブレイカブル』と、同作と世界観を共有する『スプリット』『ミスター・ガラス』と続く3部作。また19世紀末の閉ざされた自給自足の村で起きた事件から、その村の衝撃の真実が明かされる『ヴィレッジ』や、ウィル・スミスとのコラボで生まれた未来の世界を舞台にしたアクションアドベンチャー『アフター・アース』など、数々の作品を世に送り出してきたシャマラン監督が、監督・脚本・製作を手掛け2002年に公開され大ヒットした本作。グラハム・ヘス(メル・ギブソン)は、地域の住民から信頼される牧師。妻と息子のモーガン(ローリー・カルキン)、娘のボー(アビゲイル・ブレスリン)、弟のメリル(ホアキン・フェニックス)と共に平凡で温かな家庭を築いていた。しかし最愛の妻が居眠り運転による事故に遭い、謎の言葉を遺して亡くなってしまう。この事件をきっかけにグラハムは牧師をやめ農夫となるのだが、ある日グラハムは自分のトウモロコシ畑に巨大なミステリーサークルを発見する。最初は近所の悪ガキのいたずらだと思っていたグラハムとメリルだったが、果たして彼らにこんな複雑な地上絵を描けるか疑問に思うのだった。その後、ヘス家の飼い犬が突然凶暴化。さらに夜、屋根の上で何物かが動く気配が。奇妙な出来事が続けざまに起きるなか、ミステリーサークルが世界中で出現したというニュースがテレビで報道され、夜の街の上空にはいくつもの巨大な光が現れる。エイリアンが襲来する…テレビ番組が過熱していくなか、ボーが奇妙な言動と行動を取り始める――というストーリー。妻の最期の言葉の意味とは!?シャマラン作品ならではのラストにご期待あれ。午後のロードショー『サイン』は4月13日(月)13時35分~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2020年04月13日ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの三女タルーラ・ウィリスがインスタグラムに投稿した写真が話題となっている。ブルースとデミは1987年に結婚、2000年に離婚しているが、離婚後も友好的な関係を築いていることが知られていた。今回公開された写真から、その仲良しぶりが実によく分かる。タルーラ、彼氏のディロン・バス、ブルース、デミ、愛犬が、みんな同じ緑×白のストライプのパジャマを着て1枚の写真に収まっている。ブルースとデミが真ん中でお互いの腰に手を添え、ブルースはガッツポーズ、デミはサムズアップをして笑顔。タルーラはその後ろのソファの上でY字バランス、ディロンは小さな犬を抱えてカメラから目線を外して真顔…という、タルーラの添えたキャプション通りの「混沌にして中立」な様子を感じさせる。この写真を見たある人から、おそらくブルースとデミたち家族が“一時的に”一緒にいるのだと察し、「社会的距離が取れていない」との指摘があった。これに対し、タルーラは明るく「ハイ!」とあいさつし、「私たちは(新型コロナウイルス感染)予防のためにみんなで自主隔離することにして、もう27日も一緒に過ごしています。家にこもり、手を洗ってください!」とコメントを返している。デミのインスタグラムでは、さらに家族のメンバーと犬が増えて迫力満点の1枚がアップされている。(Hiromi Kaku)
2020年04月08日ドニー・イェンが、ブルース・リーの師匠である詠春拳の達人を演じるシリーズの完結版『イップ・マン 完結』。その最期の闘いと“伝説”を伝える予告編が解禁となった。中国で昨年末公開されるや『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録した本作。本年度香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネートされた。今回解禁となった日本版予告編は、なんと悪性腫瘍が見つかったイップ・マンが、残された時間を使い、愛弟子であるブルース・リー(李小龍)に逢うためアメリカ、サンフランシスコへと渡る場面から始まる。しかし、そこで西洋人に中国武術を伝えるブルース・リーが中華街の掟を破った者として師匠たちの怒りを買っていることを知ったイップ・マンは、ブルースを庇い、太極拳の達人であり、中華総会長のワン(ウー・ユエ)と対峙することに。お互いの信念をかけて、無言でガラスの円卓を押し合う場面は必見!さらに、異国で暮らす同郷の人々を追い詰めていたアメリカ海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)の暴挙に、「不正に立ち向かう、それが武術を学んだ理由だ」と病に侵された身体で最期の闘いに挑むイップ・マンの姿も胸アツ。このほか、前作では激闘シーンがなかったチャン・クォックワン演じるブルース・リーのヌンチャク姿もチラリと映り、台湾のアイドルグループ「F4」のヴァネス・ウーの姿も。そしてシリーズファンには印象的な、前3作品のシーン(『イップ・マン 序章』池内博之演じる三浦との闘い、『イップ・マン 葉問』サモ・ハン・キンポー演じるホンとの闘い、『イップ・マン 継承』マイク・タイソン演じるフランク&マックス・チャン演じるチョン・ティンチとの闘い)も回想され、まさに完結となる本作に期待値の上がる予告編が完成した。『イップ・マン 完結』は5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年03月19日ブルース・ウィリスとメーガン・フォックスが『Midnight in the Switchgrass』に出演することになった。犯罪スリラーで、ふたりの役はFBI捜査官。ほかに、地元の刑事の役でエミール・ハーシュも出演する。監督は『アイリッシュマン』など100本以上の映画をプロデュースしてきたランダル・エメット。今作が監督デビュー作となる。撮影は来月9日、プエルトリコで開始。ウィリスの最近作は、エドワード・ノートンが主演と監督を兼任した『マザーレス・ブルックリン』。ハーシュは今年のオスカーに10部門でノミネートされたタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演している。文=猿渡由紀
2020年02月18日エドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演を務め、トロント国際映画祭を始め、国内外で高く評価された『マザーレス・ブルックリン』。この度、往年の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで現代的なテーマを描いた本作から、アレック・ボールドウィン演じる権力者と主人公が対峙する本編シーンが解禁された。この度、解禁となったのは、ノートン演じる主人公のライオネルが、ブルース・ウィリス演じるボスのフランクが死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継ぎ、ボールドウィン演じる権力を握る男モーゼスと対峙するシーン。ニューヨークを牛耳る区監督局のモーゼスは、「法より先を行く」そして「街を造れば法は従い、人がすることに適応する」と絶対的な地位を確立しており、その地位にいるからこその権力の“使い方”を話す。「誰のため、皆の街を造り替える?」と問うライオネルに対し、「将来の人々だ」と断言するモーゼスにとって、立ち退かされる側の住民は止むを得ない犠牲と考えていることが明かされる…。脚本を手掛けたノートンは、このモーゼスに関して「すべての巨額な財産は犯罪の上に構築されている」というバルザックの名言をひねった、「すべての巨大な都市は犯罪の上に構築されている」という考えを基にキャラクターを作り込んだそう。さらに都市再開発に力を入れていた開発者であり慈善家だった祖父を持ち、不動産開発を手掛ける会社で働いたこともある彼自身の経験をも反映させている。また、モーゼスを演じるボールドウィンといえば、「サタデー・ナイト・ライブ」で披露したトランプ大統領のものまねでエミー賞を受賞したことも。ノートンはモーゼスのキャラクターに関して、「ドナルド・トランプが、私の映画をまた時代と関連のあるものとしてくれた」という秘話も明かしており、トランプを彷彿とさせる人物であることを語っている。『マザーレス・ブルックリン』は新宿ピカデリーほかにて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マザーレス・ブルックリン 2020年1月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年01月16日おとな向け映画ガイド今週のオススメはこの3作品。ぴあ編集部 坂口英明20/1/6(月)イラストレーション:高松啓二今週公開される作品は17本(ライブビューイング、映画祭を除く)。全国100スクリーン以上ののシネコンで拡大上映されるのは『フォードvsフェラーリ』『カイジ ファイナルゲーム』の2本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が15本です。この中から、おとなの映画ファンにオススメしたい3作品をご紹介します。『フォードvsフェラーリ』ル・マン24時間耐久レースを舞台にした、男たちの壮絶なドラマ。1960年代後半、全盛だったフェラーリに対抗してフォードが挑戦、数年かけて勝利を手にした、その実話を描いています。フォード社のヘンリー・フォード2世、後に社長となるリー・アイアコッカなど、登場人物はほとんど実名です。中心になるのは、マット・デイモンが演じるカーデザイナーのキャロル・シェルビーと、クリスチャン・ベイルが演じる伝説のレーシングドライバー、ケン・マイルズ、このふたりです。フォードは堅実な自動車メーカーで、カーレースなんぞ縁がなかったのですが、トップの鶴の一声でル・マン参戦を決めます。フェラーリ買収に失敗した意趣返しと、ブランドのイメージチェンジを図るためです。プロジェクトのリーダーを命じられたアイアコッカは社外からふたりを起用します。キャロルは心臓病でレーサーをリタイアした後、自ら率いるシェルビー社でル・マンに挑戦する野心家デザイナーです。彼がコンビを組んだケンも妥協をしない頑固かつ無鉄砲なドライバー。この大企業と野武士チームは当然あつれきをうむのですが、そんなことはおかまいなしに、アルチザンの道を突っ走るふたりの破天荒な挑戦が、ドラマをぐいぐい引っ張ります。米アカデミー賞候補確実と思います。ドラマ部分だけでなく、カーレースの映像がすごいんです。1965年当時のレーシングカーは、いまやミュージアム展示品。実際に走らせるために高性能のレプリカを用意しました。ル・マンのレーストラック、観覧席もすべて再現しています。実際のレースシーンの多くはドライバー目線の高性能の車載カメラや、別のカメラ車両を使って撮影されています。もちろんカークラッシュなどCGも使われているのでしょうが、この驚くような臨場感はいままで経験したことがありません。IMAXなど、できたら大画面で観るのがオススメです。キューウィーン……と炸裂し、画面を吹っ飛んでいくエンジン音の迫力も、これまでにない魅力です。ScreenXという左右のスクリーンにも映像を投影する、視野270度の3面マルチプロジェクションでの上映や、シートが動く4DX、その両方装備の上映予定の館もあります。カーレースマニアならずとも、この興奮はたまりません。『フィッシャーマンズ・ソングコーンウォールから愛をこめて』実際にイギリスであった、船乗りコーラスバンドの奇跡ともいえる成功物語を映画化した作品です。2019年にイギリスで公開され、動員100万人を越える大ヒットを記録したといいます。ヒゲ面のむくつけき男たちが主人公。『フル・モンティ』のような、おじさんたちの崖っぷちからのサクセスストーリーかと思われるかもしれませんが、もう少し大らかな人生賛歌です。舞台はイギリス南西部大西洋岸、コーンウォール地方にある港町、ポート・アイザックです。この町の漁師たちは歌が好き。ワーク・ソングというんですか、漁をしながら、18世紀から続く伝統の舟歌を歌います。このコーラスバンド「フィッシャーマンズ・フレンズ」は、1995年にチャリティのために結成されました。2010年にメジャーデビュー。CD売上が、トラディッショナルフォーク部門でトップを記録、2011年2月にはBBCラジオの賞を獲得、国内で大規模ツアーを行うまでになります。プロデューサーなど登場人物の設定は変えてありますが、レコード会社との契約や、Youtubeであがった映像で全国的な人気になったことなど、ほぼ実際にあったことです。映画は、このバンドを見つけたロンドンの音楽プロデューサー、人のよさそうなダニー(ダニエル・メイズ)の、奮闘と恋のドラマになっています。バカンスでやってきて、町の広場で歌うその素朴な歌声に魅了された彼ですが、一筋縄ではいかない海の男たちの説得と、一方で、まさかの舟歌を売り出そうというのですから、音楽業界の猛者たちをどう納得させるか、が見どころです。おもちゃのような家が点在する小高い丘に囲まれた、小さな入り江の港町。男たちが集まるパブ……。イギリスらしい風情もそこかしこに。おやじたちは普段着も絵になりますが、ロンドンにおめかしして行くときの、髭面にサングラス、ピーコートにセーター、ジーンズ。いかにもイギリスの船乗りファッション。とってもおしゃれです。『マザーレス・ブルックリン』エドワード・ノートンが監督、脚本、製作、主演したフィルム・ノワール。ジョナサン・レセムによる小説を映画化、時代設定を1999年から1957年に変えています。ブルース・ウィリス、ウィレム・デフォー、アレック・ボールドウィンと、渋い役者を並べた、渋い探偵映画です。主人公ライオネルは、ニューヨークの私立探偵。トゥレット症候群と強迫性障害という病気を抱えています。突然顔をしかめたり、意味不明の言葉や、卑猥な言葉を発したりします。すべて自分ではコントロールできないことですが、聞いたほうは驚きます。聞き込み中に、本音に近いことを言ってしまい、相手が過剰反応して逆に捜査が進むというメリットもあります。並外れた記憶力の持ち主。そんなキャラクターです。孤児院からブルース・ウィリス扮するフランクに引き取られ、育てられ、仕事も彼から教わって。タイトルはそんなライオネルの出自からとっています。ある日、フランクが事件を捜査中に殺害され、彼はその犯人を追うことに。この映画でひとつの注目は音楽です。1957年のニューヨーク。ハーレムのジャズクラブが頻繁に登場します。ノートンは友人であるウィントン・マルサリスに協力を依頼、彼の全面的なバックアップを得て、クラブを再現しています。マルサリスは舞台裏だけでなく、実際の撮影でもオールスターバンドのひとりとして、トランペットを吹き、マイルス・デイヴィスを思わせる演奏を披露しています。映画は2時間24分とやや長いのですが、おかげでこのクラブシーンはたっぷりあります。この作品も、良い音響設備のある映画館がオススメです。
2020年01月06日先日発表された本年度ゴールデン・グローブ賞の作曲賞にノミネートし、さらに注目を集める映画『マザーレス・ブルックリン』から、エドワード・ノートン演じる主人公とウィレム・デフォー演じる謎を知る男が会話をする本編映像が到着した。ボスのフランク(ブルース・ウィリス)が、死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継いだエドワード演じるライオネル。大規模な開発計画に対する公聴会の場で、ウィレム演じるポールと出会ったライオネルは、どこか訳有りなポールに話を聞くことになり、2人でダイナーを訪れることに。そしてポールは、ダイナーに入ると早々にチーズケーキを頼み、ライオネルに「何でも好き放題」と街を牛耳る“BA(区監督局)”の話をし始めるのだが、新聞記者と偽っているライオネルは“BA”が分からずに訊ね、ポールから叱責されたことで発作が出てしまう。続けて、ポールは思想家・哲学者エマソンの言葉を引用し、区監督局の実力者で権力を持つモーゼスの支配ぶりを明かすのだ。今回、一風変わったキャラクターを演じ、初めてシナリオに挑戦、約20年ぶりにメガホンをとるなど1人4役をこなしているエドワードは、撮影が行われたこのダイナーについて「ウィレムと私の自宅の中間にあります(笑)」と2人の地元で撮影されていたという裏話を告白している。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月19日演技派俳優エドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演の4役をこなした『マザーレス・ブルックリン』。この度、『美女と野獣』などで知られるググ・バサ=ローが劇中で着こなす、50年代ニューヨークの雰囲気をまとった衣装の場面写真がシネマカフェに到着した。本作では、原作の1999年の時代設定を1957年に変更、「レディオヘッド」のトム・ヨークが提供したオリジナル・ソングは、ロック界の帝王「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーやジャズ界の重鎮ウィントン・マルサリスも参加し、先日ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたダニエル・ペンバートンが音楽を担当している。そんな本作から解禁となったのは、主人公ライオネル(エドワード・ノートン)が捜査に乗り出した事件の鍵を握る女性・ローラを演じるググ・バサ=ローの場面写真。大ヒット映画『美女と野獣』にプリュメット役で出演、『ベル-ある伯爵令嬢の恋-』『リンクル・イン・タイム』(ともに劇場未公開)などに出演してきたググ。ローラは弁護士であり、活動家として、モーゼス(アレック・ボールドウィン)の大規模な住宅開発計画への抗議運動に奔走する。そんなローラの装いは、50年代のニューヨークの雰囲気を演出するためにも欠かせない重要なピース。衣装デザインのエイミー・ロスは、「私は、尊敬して止まない写真家であるソール・ライター、ゴードン・パークス、ヴィヴィアン・マイヤーなどの作品を思い出していた」とインスピレーションの元を語り、ローラが着こなすスカートやブラウス、帽子やドレス、そしてブルーのコートまでハンドメイドで手掛けている。「50年代の若い女性の大学生活を調査した。ローラは普段着でいるような姿より、ロー・スクールからの帰路に相応しい装いかもしれない。しかし、ローラはソーシャル・ワーカーなので、洗練さの兼ね合いが微妙となる。彼女は親しみ易く見える事に注意を払っていた。また、ググはとても美しいので、あえてロマンチックな装いの方向付けをしようとしてもそれは無用となる」とエイミー。ローラという役柄、そしてググという演者を念頭に置いて、衣装に取り掛かったことを明かす。ブルーのコートに大振りのスカーフを巻いたスマートな装いと、黄色いカーディガンで華やかさは出しつつも、動き易さ、親しみ易さを感じさせる装いは、レスリー・マン演じるフランク(ブルース・ウィリス)の妻・ジュリアの装いとは異なる層の人物であることを示す演出の一つ。衣装や、小道具までにもこだわりを見せ、熱意を持って映画化したノートン待望のプロジェクトであることが伺えそうだ。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月15日ハリウッドを代表する演技派俳優エドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演の“1人4役”を務めた『マザーレス・ブルックリン』。この度、物語の舞台でもある1950年代のフィルム・ノワールを彷彿とさせる予告編と場面写真が解禁された。「僕は少し壊れてる」と、持病の発作に悩まされる主人公ライオネルをエドワード・ノートンが熱演する様子から始まる予告編。そんなライオネルに優しい笑顔で話しかけるブルース・ウィリスが演じるボスのフランクは、私立探偵の雇い主であり、居場所を与えてくれた恩人だ。やがてフランクがある事件に巻き込まれて殺されてしまい、ライオネルは「犯人を必ず見つけ出す」と真相を調べることに。捜査の途中で、ググ・バサ=ロー演じる鍵を握る女ローラ、アレック・ボールドウィン演じる権力を持つ男モーゼス、ウィレム・デフォー演じる謎を知る男ポールなどと出会い、ライオネルが50年代のニューヨークの危険な闇に引き込まれていく様が描かれていく。映像冒頭から流れるのは、「レディオヘッド」のトム・ヨークが本作のために書き下ろした「デイリー・バトルズ」。かつてのフィルム・ノワールを意識しながらも現代的な演出をさらに彩る。同時に解禁された場面写真は、ライオネルと関わっていく人々とのやり取りがよりクローズアップされており、本編でも見逃せないシーンが写し出されている。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月29日綾瀬はるか主演で昨年の夏クールに放送したドラマ「義母と娘のブルース」が、「2020年謹賀新年スペシャル」として1年後を描くスペシャル版が放送されることが決定した。桜沢鈴による同名4コマ漫画をドラマ化した本作は、昨年夏に火曜ドラマとして放送。綾瀬さん演じる主人公のキャリアウーマンが、8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走する日々、10年間の物語が描かれた。今回放送するスペシャル版では、そこから1年後をドラマオリジナルストーリーで描く。物語は、綾瀬さん演じる義母・亜希子の再就職から1年後の2019年秋。亜希子は大阪、娘・みゆきは東京と、離れて暮らしていた。ある日、突如クビを宣告され帰京することになった亜希子は、久しぶりにみゆきのアパートを訪れると、ベーカリー麦田の店長・麦田がタオル1枚の姿で風呂場から出てくるのに遭遇。さらに麦田の腕には、なんと赤ん坊が抱きかかえられていた…。本作は、そんなドタバタから始まる。キャストには主演の綾瀬さんをはじめ、麦田役の佐藤健、みゆき役の上白石萌歌、井之脇海、浅利陽介、浅野和之、麻生祐未ら連続ドラマのレギュラーキャストが顔を揃え、また病気で亡くなった亜希子の夫・宮本良一役の竹野内豊の出演も決まっているという。さらに、レギュラーキャスト以外にも個性豊かな俳優陣が出演予定だ。<出演者コメント>綾瀬はるか不器用で、生真面目で、でも愛に溢れた亜希子さんが私自身も大好きです。みなさんに楽しみ、親しんでいただいた作品となり、こうして再び亜希子さんを演じることができます。ありがとうございます。みなさんへの感謝も込めてお正月の一時を温かい気持ちで過ごしていただける作品をお届けできるように頑張ります。竹野内豊昨年の連続ドラマが終わり、早1年が過ぎ、スペシャル版として、再び戻って来ることになりました。私が演じていた宮本良一さんは、すでに虹の橋を渡ったはずなのに、スペシャル版に出演すると聞き、どう言うことだ・・・? と思いながら台本を開き、なるほど。なるほどね。と、呟きました・・・。2020年のお正月に、ご家族と一緒に楽しんでいただけるドラマになると思います。ご期待ください!佐藤健親しみあるこのチーム、そして素晴らしい脚本のもと、また麦田を演じられることをうれしく思います。今現場では最高に可愛い赤ちゃんに毎日癒されながら撮影をさせていただいておりますが、今回の脚本を読んで、子育ての見えないところでの苦悩、大変さ等を改めて感じています。全国のお母様方への敬意を精一杯詰め込んで演じます。よろしくお願いいたします。上白石萌歌私にとって大切なこの作品にこうしてまた戻って来られることが心から幸せです。去年の夏、情熱を燃やしながら時間を共に過ごしたキャスト、スタッフのみなさんと再会し、新たな物語を紡いでいく。うれしさと緊張が共存しています。みゆきちゃんと一緒にちょっぴり成長した自分をお見せできたらいいなと思います。気がつかないだけで実は毎日起こっている小さな奇跡や、本当の愛の意味について考えていただけたらと思います。是非ご家族でご覧ください!井之脇海続編があればいいなと心から思っていたので、こうやってまた撮影が決まってとてもうれしいです。脚本を読んだ時、相変わらず登場人物がみんな愛らしくて、読みながらクスクスと笑ってしまいました。同時に、子育ての大変さや人と人とが向き合うことの大切さを、改めて感じました。またヒロキとしてみゆきを見守ることができて幸せです。きっと、どなたが見ても、クスっとして、ほろっとして、最後はほっこりできるドラマだと思います。新年のスタートに相応しいブルースをお届けできるよう頑張りますので、ご期待ください!!「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」は2020年1月2日(木)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月16日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートンが監督、脚本、製作、そして主演までも務める映画『Motherless Brooklyn』(原題)が、『マザーレス・ブルックリン』の邦題で日本公開されることが決定。ポスタービジュアルも到着した。舞台は1957年のニューヨーク。障害を抱えながらも驚異の記憶力を持つ私立探偵ライオネル・エスログは、人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナが殺害された事件の真相を追い始める。僅かな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに、大都会の堅く閉ざされた闇に迫っていくが、やがて腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着く…というのが本作のストーリー。トロント国際映画祭を始め、ローマ映画祭、テルライド映画祭、ニューヨーク映画祭などで高く評価され、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで、現代にも繋がる社会的なテーマを描いている。アカデミー賞ノミネート経験もあるハリウッドを代表する演技派俳優のエドワードが本作で演じるのは、一風変わったキャラクターの主人公ライオネル。今作では、主演だけでなく、初めてシナリオに挑戦し、約20年ぶりにメガホンも取るなど、プロデュースも含めて1人4役を兼任。そして、ブルース・ウィリス(フランク役)やウィレム・デフォー(ポール役)、『美女と野獣』のググ・バサ=ロー(ローラ役)、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィン(モーゼス役)といった実力派俳優陣も出演している。日本公開決定と合わせて到着したポスタービジュアルでは、ブルックリン・ブリッジに立つライオネルが写し出され、ポスター上部には彼を取り巻くフランク、ローラ、モーゼス、ポールの姿も。50年代のフィルム・ノワールの雰囲気をまとう、重厚感溢れる一枚となっている。本作は、ジョナサン・レセムの同名小説が原作となっているが、今作では1999年の時代設定を1957年に変更。また、オリジナル・ソングとしてグラミー賞を受賞した「レディオヘッド」のトム・ヨークが「デイリー・バトルズ」を提供。ロック界の帝王「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーや、ジャズ界の大御所ウィントン・マルサリスも参加している。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月15日■フルハウスシチュエーション・コメディの金字塔。ミシェル役のオルセン姉妹が可愛かった!ミシェルはいないけど、続編『フラーハウス』もネトフリで楽しんでます。■ビバリーヒルズ高校白書/青春白書ティーンドラマの決定版。ありがちなソフトな内容ばかりではなく、ドラッグや自殺、人種差別など、テーマもなかなかリアリティがあって、かなりのめり込んだ。セレブカジュアルっぽい着こなしも真似してた。■フレンズ大好きなコメディで、終わっちゃったときはロスに苦しんだ。未だにこれを超えるドラマに出会ってないかも。最近は、レイチェル(ジェニファー・アニストン)以外、ほとんど見かけなくなったのが残念。あの6人が再集結するところが見たい。■アリー my LoveNHKで吹き替え版をやってて、毎週すごく楽しみだった。ブルース・ウィリスやロバート・ダウニー・Jrなどの大物俳優や、マライア・キャリー、スティングといったビッグゲストが出てくるのも楽しかったよね。今でも映画を観ていて、ときどき脇役でビリーとかジョン・ケージが出てくると、旧友に出会ったような気持ちになってなんだかとてもうれしくなる。■大草原の小さな家時代も国も、生活様式も何もかも違うけど、ローラと自分を重ね合わせながら見てた。意地悪なネリーの雑貨屋さんに売ってる瓶入りのキャンディーが食べたくて仕方がなかったなぁ。“好き”をこじらせて、今でもフリル付きのワンピースとエプロンの重ね着を楽しんでる友達もいる。■ER緊急救命室医療ドラマ、いろいろあるけど、やっぱりこれ!臨場感があって、嘘っぽいところがまったくないのがいい。ダグラス(ジョージ・クルーニー)もいいけど、やっぱジョン・カーター(ノア・ワイリー)が好き。彼がいなくなって、見るのをやめちゃった。■セックス・アンド・ザ・シティVHSのテープが切れるくらい、ほんと数えられないくらい観た。友達とカフェとかでこのドラマの話で盛り上がるときは、タイトルを口にするのがはばかられるので、「SATC」って略すのがルール。いつか絶対買う!と思いながらも、未だにルブタン買えてない。■ツイン・ピークス風変わりなユーモアのあるデイル・クーパーのキャラがツボ。ダブルRダイナーの、“すげぇうまい”ブラックコーヒーと、チェリー・パイが食べてみたい。昭和生まれが「懐かしい」と感じる映画11選
2019年10月20日ウィル・スミスが自身のクローンと激突する映画『ジェミニマン』で、ウィルと共闘するのがメアリー・エリザベス・ウィンステッド。頭脳と身体能力を兼ね備えた本作のヒロインを演じる彼女は、今後『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒Birds of Prey』やNetflix映画『Kate』(原題)など話題作も待機する、いま見逃せない女優だ。メアリーが演じるのは、ウィル演じる主人公の暗殺者ヘンリーを監視するために近づく、アメリカ国防情報局DIAの女性潜入捜査官・ダニー。日本語吹き替え版では、女優・菅野美穂が吹き替えを務めるこの役は、ヘンリーのターゲットが若きヘンリーのクローンだった事実から、裏にうごめく大きな陰謀を予感し、ヘンリーと手を組み政府をも巻き込む謎に迫っていく、という役どころ。ウィルとの共演、そしてアカデミー賞監督賞に2度輝く名匠アン・リー作品への出演について「私はアン・リー監督作品のオーデションを受けるだけで、もう、興奮していたの。彼と働けるファンタスティックな稀な機会ということが、私がこの作品の出演を決めた大きな理由よ」と明かす。「ビッグで楽しくてエンターテイメントであるアクション映画。それも、そこにはハートがある。そしてウィルはいつもプロに徹底している。エネルギーに溢れていて、周りのみんなをいつも楽しませて、だから、みんないつもハッピー! それに、彼は自分の仕事を本当に愛していて、そういう人の近くにいるのって本当に最高よ。だって、それって人に伝染していくものなの」と語っており、ウィルをはじめハリウッドが誇るトップフィルムメイカーたちが集結した本作に大きく刺激を受けた様子。国防情報局で活躍するインテリジェンスと、最強の暗殺者ヘンリーをきっちりマークできる身体能力を兼ね備えたダニーを見事に体現しているメアリー。その魅力に迫った。タランティーノからJ・J・エイブラムスまで、見逃せないフィルモグラフィ173cmというモデル顔負けのプロポーションと、チャーミングな表現もシリアスな展開も巧みに演じる表現力を武器に、クエンティン・タランティーノ監督『デス・プルーフ in グラインドハウス』(’07)や、ブルース・ウィリスの娘役を演じた『ダイ・ハード4.0』(’07)、不朽の名作の前日譚として話題を呼んだ『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(’11)、ダニエル・ラドクリフが喋る死体を演じた『スイス・アーミー・マン』(’16)などなど、実に多彩で粒ぞろいなフィルモグラフィを誇るメアリー・エリザベス・ウィンステッド。さらに、ホラー映画が大好きと言うメアリーは、『ファイナル・デスティネーション』シリーズ3作目の『ファイナル・デッドコースター』(’06)や、リンカーンがヴァンパイアと戦う衝撃設定の『リンカーン/秘密の書』(’12)、J・J・エイブラムス製作の『10 クローバーフィールド・レーン』(’16)などを筆頭に、恐怖演出で見せる絶叫が多くの映画ファンを魅了し新時代の“スクリーム・クイーン”としても定着。今後さらに幅広い活躍が期待されるなか、製作総指揮デヴィッド・リーチ(『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』)のNetflix主演映画『Kate』(原題)では浅野忠信、國村隼、MIYAVIも出演することが発表され、日本でのロケもうわさされているというから続報に要注目。アクションにも果敢に挑む!プロ意識の成せる業激しいアクションが見どころとなるハリウッド作品において、危険度も増すアクション撮影には、『ワンス・アポン・ア・アイム・イン・ハリウッド』でも描かれているように多くの場合、背格好の似たスタントマンが“ダブル”として活躍している。メアリーはバレリーナを目指していたという経験を活かし、『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』(’10)に臨む際、約2か月もアクション訓練をしてほぼ全てのアクションを自ら演じきったそう。並び立つウィルにも引けを取らない迫力で、銃を構える姿も映し出されているように、本作でもそのポテンシャルとプロ意識を遺憾なく発揮している!『ジェミニマン』は10月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジェミニマン 2019年10月25日より全国にて公開© 2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED
2019年10月06日デミ・ムーアが自身の半生をふり返った回想録「Inside Out」(原題)が、今月24日に発売される。「New York Times」紙によると、デミは壮絶な環境で育った子ども時代、レイプ、流産、薬物依存などについて赤裸々に語っているもよう。特に注目されているのが、アシュトン・カッチャーとの交際&結婚話だ。デミとアシュトンは2005年に結婚し、2011年に破局。2013年に正式に離婚した。同書の中で、デミは2003年から2005年のアシュトンとの交際期間中に、妊娠6か月で流産(日本においては死産)を経験していたことを明らかにしている。赤ちゃんは女の子でチャップリン・レイちゃんと名付け、ベビー用品もそろえていたという。子どもを失ったことで、デミはアルコールに溺れて自分を責めた。結婚後、2人で不妊治療に取り組むもうまくいかず、デミはますますアルコールに依存し、薬物のバイコディンも多用するようになったそうだ。ほかにもアシュトンが浮気をしたことで結婚生活が終わったと暴露する一方で、18歳で初めて結婚したときには自分の不倫で離婚に至ったこと、ブルース・ウィリスとの離婚は、デミが女優のキャリアを築くことにブルースが前向きでなかったことなど、スキャンダラスな事柄が綴られている。現在56歳のデミは、アルコールも薬物も完全に断ち、健康的な生活を送っている。(Hiromi Kaku)
2019年09月13日動画配信サービス・Netflixとビデオパスの利用料金、スマートフォンの通信料金がセットになった料金プラン「auフラットプラン25Netflixパック」の最新ラインナップが出揃った。『ダンプリン』は『フレンズ』で一世を風靡したジェニファー・アニストンと新人のダニエル・マクドナルドの共演が話題となった作品。 若い頃はミスコンの常連だったロージーの娘がミスコンに出ると言い出すことから始まる青春映画。『ワイン・カントリー』は、カリフォルニアの宝であるワイン産地・ナパバレーで年齢を重ねた女性たちが女子会を開催。20 年来の友人たちが集まり、極上のワインを傾けながら涙と笑いに満ちた週末を過ごすはずだったが…。大人の女性必見の作品だ。『What/If 選択の連鎖』は『ブリジット・ジョーンズの日記』でおなじみの、レネー・ゼルウィガー主演のサスペンス・スリラー。昨年、ニューヨークの下院議員に選出された若干29歳のアレクサンドリア・オカシオ=コルテズが大々的にフィーチャーされているドキュメンタリー『レボリューション 米国議会に挑んだ女性たち』は、アメリカ政治の今を知るにはもってこいの作品である。そのほかにも、新感覚ラブコメディ『いつかはマイ・ベイビー』、アニメでは『甲鉄城の屍りー海門決戦』『スラム ダンク』、そして未だ人気冷めやらない『ボヘミアン・ラプソディー』や、ブルース・ウィリス主演のアクション映画の金字塔『ダイ・ハード』全5作品など。
2019年06月04日ストックホルム発のユニセックスジュエリーブランド「オール ブルース(ALL BLUES)」による“飛行機の窓”モチーフのイヤリング「エアプレイン ウィンドウ(Airplane Window)」を紹介。「オール ブルース」のジュエリーは、リサイクルされたスターリングシルバー又は18カラットのゴールドを使って、ストックホルムの職人達が手作業で作り上げている。ミニマルなデザインながらも、コンセプトのある独創的なデザインが特徴だ。“飛行機の窓”をモチーフにしたイヤリング「エアプレイン ウィンドウ」は、シルバーフレームの内側の美しいグラデーションによって、窓の外に広がる景色を表現。青空の"ブルースカイ"、夕焼けの"サンセット"、薄暗い"ナイト"といった3種のカラーバリエーションが用意されている。蛇の生態からインスピレーションを得てデザインされた「スネーク(Snake)」コレクションにも注目。獲物を飲み込むとお腹がふっくらと膨らんでしまう蛇の姿から着想したユニークなフォルムのイヤリングやリングが用意されている。【詳細】オール ブルース 新作ジュエリー■エアプレイン ウィンドウ発売中 ※2019年5月現在販売店舗:ビオトープ価格:Earrings – Airplane Window 各53,000円+税■スネーク発売中 ※2019年5月現在販売店舗:ビオトープ、伊勢丹、トゥモローランド(TOMORROWLAND)、デプレ(DES PRÉS)、インターナショナルギャラリー ビームス、エイチ ビューティ&ユース・Earrings – Hungry Snake – Silver – Polished – 1 38,000円+税・Ring – Fat Snake – Vermeil – Polished – 1 29,000円+税【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2019年05月24日M.ナイト・シャマラン監督が、世界を騒然とさせた『アンブレイカブル』から18年という時を経て創り上げた衝撃のサスペンス・スリラー『ミスター・ガラス』。本日4月21日は、本作で多重人格者ケヴィンを見事に演じ分けたジェームズ・マカヴォイの誕生日!これを祝してマカヴォイのインタビュー映像が解禁、役作りについて語った。全米では3週連続興収No.1となり興収100億円突破、そして世界興収は250億円突破(3月4日時点)の大ヒットとなった本作。ブルース・ウィリス×サミュエル・L・ジャクソン×ジェームズ・マカヴォイという、ハリウッド屈指の人気俳優3名による豪華共演も注目を集めた。中でもマカヴォイといえば、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のタムナス役で一躍有名になると、『X-MEN』シリーズのプロフェッサーXをはじめ、好青年から悪役まで幅広く演じ分け、カメレオン俳優としてハリウッドで存在感を放ってきた。本作は、シャマラン監督による3部作として『アンブレイカブル』『スプリット』の世界観とクロスオーバーしているが、『スプリット』で24もの人格を持つキャラクターであるケヴィンを変幻自在に演じた際には、その演技力と、役づくりのために鍛え上げられた筋骨隆々の肉体で話題となった。そして『ミスター・ガラス』ではマカヴォイ演じるケヴィンが再び登場し、ウィリスらと壮絶なバトルを繰り広げる…。そんなマカヴォイだが、届いたインタビュー映像では「役の数が多いだけでいつもと変わらない。僕は多重人格者を演じたんじゃない。20人のキャラクターを演じただけだ」と、淡々と話す。マカヴォイいわく、「彼らは決して病気ではなく、1つの体を共有しているだけ」と言い、「本当にそれだけなんだ。信じてもらえる?」と冗談交じりに問いかけている。本作には『スプリット』で登場した24のキャラクターのうち20人が登場するが、その中でマカヴォイが最も共感したキャラクターは、主格であるケヴィンそのものだという。彼の「全部終わらせたい」という気持ちに共感したと言い、「誰でもそう思うときはあるよね」と自身と重ね合わせる。一方、ケヴィンとは正反対で、社交的なバリーというキャラクターにも共感できるという。ケヴィンのようなネガティブな面と、バリーのようなポジティブな面の両方を持っているマカヴォイだからこそ、多くの役を演じ分けることができたのかもしれない。また、別のインタビューでマカヴォイはこの役づくりについて、「何を欲しているのか?それを得るために何をしようとするのか?それを得る上で障害となるものは何なのか?と自問しながら、いつものようにバックグラウンドをひとつずつ考えて役作りをする。今回はそれをものすごくたくさんやる必要があったってことだよ」と、多重人格の1人1人を別々のキャラクターとして捉え、向き合っていることを語っている。あるシーンでは、マカヴォイはとても短い時間の中で複数の人格へと次々に移行するのを演じなければならなかった。「あれは難しかったよ。ある人格から他の人格に変化する瞬間をカメラの前で演じなければならないからね」と、1カットで撮っていたことを明かす。そして、「ヒステリックだったり、深い悲しみを味わっていたり、パニックだったり、そういう状態だったのに、次の人格は平然としていて陽気だったりする。それを演じるのはかなりハードだよ。だって物理的な脈拍が、次にくる人格には相応しくないものなわけだからね。突然のギアチェンジだよ」と、撮影当時をふり返った。監督や“ミスター・ガラス”を演じた名優サミュエル・L・ジャクソンも大絶賛する、変幻自在の“ジェームズ・マカヴォイ劇場”を、ぜひ何度も味わってほしい。『ミスター・ガラス』ブルーレイ+DVDセットは4月24日(水)より発売。先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミスター・ガラス 2019年1月18日より全国にて公開©Universal PicturesAll rights reserved.
2019年04月21日『シックス・センス』(99)で世界に衝撃を与えたM.ナイト・シャマラン監督が、『アンブレイカブル』のその後を描く衝撃のサスペンス・スリラー『ミスター・ガラス』(原題:GLASS)。このほど、2019年1月18日(金)の日米同時公開に先駆け、シャマラン監督が謎のベールに包まれている本作について口を開いた。■“スーパーヒーロー”は実在するのか?特殊な能力を持つ3人の男と“禁断の研究”描く本作は『アンブレイカブル』の主人公、不死身の肉体を持つデヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)と非凡なIQと生涯で94回も骨折した壊れやすい身体を持つ“ミスター・ガラス”(サミュエル・L・ジャクソン)、そして24もの人格を持つ多重人格者“ケヴィン”(ジェームズ・マカヴォイ)が、フィラデルフィアのある施設に集められるところから始まるサスペンス・スリラー。先日公開された予告編は、女性精神科医ステイプル(サラ・ポールソン)がダン、ケヴィン、ミスター・ガラスを前に「私の研究対象は自分のことを“スーパーヒーロー”だと思っている人々」と語りかけるシーンから始まっている。ステイプルは全て彼らの妄想であることを証明しようと、“自分が人間を超える存在=スーパーヒーロー”だと信じる3人に対し、決して足を踏み入れてはならない“禁断の研究”を行うのだ。■アメコミに「幼い頃に夢中だった」『アンブレイカブル』が公開された2000年当時、マーベルコミックなどのアメコミは現在ほど一般的ではなく、一部のファンのものとされていたが、シャマランは「幼い頃からコミックが大好きだったんだ」と自身のフィルムメーカーとしての原点をふり返る。「アメコミは神話的だと思っていた。ギリシャ神話をもっと現代的に語っているものだと。そのことについては、この映画でも語られるよ。小さい頃はとくに『スパイダーマン』に夢中だった。それにテレビの『インクレディブル・ハルク』や『バットマン』も。『ミスター・ガラス』は、幼い頃に夢中だった“スーパーヒーロー”コミックの影響を受けているんだ」と語る。実は公開当時、『アンブレイカブル』もコミック作品の影響を受けている作品だと打ち出したかったが、まだコミックをベースにした映画は商業的ではなかったため、同じシャマラン監督&ブルース・ウィリス主演で大ヒット中だった『シックス・センス』の流れを汲む作品として世に送りだされた。「もし、あの頃に戻れたら、『アンブレイカブル』はアメコミの要素を堂々と前面に押し出すね」。「ブルースとのコンビではあるけれど『シックス・センス』とは全然違う、ということをひたすら観客に訴えるよ」と語るシャマラン監督。『シックス・センス』『アンブレイカブル』、そして『スプリット』など、エンディングの“大どんでん返し”で知られるだけにファンの期待をますます煽っている。『ミスター・ガラス』は2019年1月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミスター・ガラス 2019年1月18日より全国にて公開©Universal PicturesAll rights reserved.
2018年12月11日映画『ミスター・ガラス』が、2019年1月18日(金)より全国公開される。出演は、ブルース・ウィリス、サミュエル・L.ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイ。『アンブレイカブル』×『スプリット』その後を描く続編『ミスター・ガラス』は、サスペンス・スリラー映画『アンブレイカブル』(2000年)とサイコスリラー映画『スプリット』(2017年)の続編となる物語。『アンブレイカブル』は、ごく平凡な警備員のデビッド・ダンが、骨形成不全症という難病を患ったコミックコレクターのイライジャ(ミスター・ガラス)との出会いによって、不思議な能力に目覚めていくというストーリーだ。一方の『スプリット』は、潔癖症の男デニス、物腰柔らかな女パトリシア、無邪気な9歳の少年ヘドウィグといった幾つもの人格を持つ主人公ケヴィンに、拉致監禁されたケイシーら女子高生3人の戦いを描いたサスペンス。2017年に公開されて反響を呼んだ。特殊な能力をもつ3人の男と“禁断の研究”それら2作品の続編となる『ミスター・ガラス』には、2つの物語がクロスオーバーする。『アンブレイカブル』の主人公デヴィッド・ダンと“ミスター・ガラス”に加えて、『スプリット』からは24もの人格を持つ多重人格者“ケヴィン”が登場。ある施設に集められた彼ら3人は、特殊な能力を持ち、自らを「人間を超える存在だ」と信じている。一方、精神科医のステイプルは、それら全て彼らの妄想であることを証明しようと試みる。だが、彼女の研究は、決して足を踏み入れてはならない“禁断の研究”だった。果たして“スーパーヒーロー”は実在するのか?そして、最後に驚くべき“真実”が明らかとなる。監督は、スリラー映画の鬼才M.ナイト・シャマラン1999年の『シックス・センス』で映画界にその名を知らしめたM.ナイト・シャマラン。その後、発表された『アンブレイカブル』は、『シックス・センス』で世界に衝撃を与えたシャマランとブルース・ウィリスが再びタッグを組んだ作品として注目された。シャマランは、しばしば酷評を受けながらも、魅力的な作品は多数。彼の作品は、見るものをじわりじわりと恐怖の世界に引き込む独特の世界観で知られている。また、予想を覆す“まさかの結末”も見どころだ。『アンブレイカブル』も『スプリット』もその特徴をもつ作品に数えられる。『ミスター・ガラス』もエンディングに衝撃の仕掛けがあるそうで、彼自身が「観客はエンディングを気に入ってくれると思う。楽しみにして欲しい」と示唆しているとのこと。また、構想自体は『アンブレイカブル』制作時からあったといい、18年間「ミスター・ガラスとダンがあの後どうなったか?を考えていた」のだという。サミュエル・L・ジャクソン&ジェームズ・マカヴォイ&ブルース・ウィリスが出演『アンブレイカブル』に引き続き、デヴィッド・ダンを務めるのは、『ダイ・ハード』でもお馴染みのブルース・ウィリス。映画のタイトルにもなる、ミスター・ガラスを演じるのは、毎年のようにヒット作への出演が続くサミュエル・L.ジャクソン。また、『X-MEN』シリーズでプロフェッサーX役も演じるジェームズ・マカヴォイが、『スプリット』から引き続きケヴィン役として続投する。ストーリー3人の特殊な能力を持つ男が集められ“禁断の研究”が開始された。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、そして、非凡なIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス…。彼らは人間を超える存在なのか?最後に明らかになる“驚愕の結末”とは?M.ナイト・シャマラン監督が『アンブレイカブル』のその後を描く、衝撃のサスペンス・スリラー。詳細『ミスター・ガラス』公開日:2019年1月18日(金)全国ロードショー監督・脚本:M.ナイト・シャマラン出演:ブルース・ウィリス、サミュエル・L.ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイ、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン原題:GLASS
2018年11月11日綾瀬はるか演じるバリバリのキャリアウーマンが母親になろうと奔走する10年間を描いてきた「義母と娘のブルース」が9月18日の放送でついに最終回を迎えた。綾瀬さんが本作で綾瀬さんが演じた岩木亜希子はバリバリのキャリアウーマンだったが、演じる数年前に妻と死別、娘・みゆきとともに生きてきた宮本良一からプロポーズされ結婚することに。当初は亜希子が母親になるのを拒んでいたみゆきだったが少しづつ2人の距離は縮まっていく。しかし良一もガンに侵され亡くなってしまう。実は良一が亜希子と結婚したのはみゆきを亜希子に託すためだった…。それから9年、高3になったみゆきに働く姿をみせようと亜希子がベーカリー麦田に再就職、寂れたベーカリーを再生させていく。そのなかでこれまでも宮本家に少なからず縁があったベーカリー麦田の店長・麦田章が亜希子に恋してしまい……というのがこれまでのストーリー。宮本良一には竹野内豊、みゆきには上白石萌歌、ベーカリー麦田の店長・麦田章には佐藤健、みゆきの幼なじみでいまは彼氏となった大樹には井之脇海といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで亜希子に告白した章だが「夫が忘れられない」と振られてしまう。そんななか亜希子の元にヘッドハンティングの話が。しかし大阪勤務が条件ということで亜希子はその話を断ってしまう。だがそれを知ったみゆきは亜希子に夢を諦めて欲しくないと「第一志望の大学に落ちた」とウソをつき、他の入試もわざと落ちてベーカリー麦田に就職することで、亜希子が大阪に行けるようにしようと目論む。しかし亜希子も郵送されてきた合格通知を見ていて…というのが最終回のストーリー。ラストは亜希子は大阪に行き、みゆきはベーカリー麦田で亜希子の後を引き継いでいくというフィナーレだった。放送後SNSには「綾瀬はるかの泣く前の表情が母親そのもの」「綾瀬はるかは、原作漫画のイメージにぴったりで最高」「上白石萌歌ちゃんにただただハマった」「みゆきが上白石萌歌ちゃんで本当に良かった」「綾瀬はるかも上白石萌歌も演技上手すぎ」など綾瀬さん、上白石さんの演技に対する賛辞の声が溢れ続けている。また佐藤さん演じる章が亜希子のおでこにキスするシーンには「佐藤健は美しいキスをする」「佐藤健のデコチューは反則レベル」などの声が殺到。もちろん本作でさらなるブレイクを果たした井之脇さんにも「井之脇海くんとてもよくてすっかりファンになってしまった」「井之脇海くんの魅力に気づくことができた…最高」などの声が寄せられている。(笠緒)
2018年09月19日