俳優ブルース・ウィリスの最新作で、ケラン・ラッツやジーナ・カラーノと共演している映画『エクストラクション』が、6月25日に日本公開されることが決定し、予告映像が26日、公開された。本作は、ハリウッド・メジャー・スタッフとアクション・スターによるノンストップ・スパイ・アクション映画。『ダイ・ハード』シリーズで、"不死身の男"の愛称が定着したブルース・ウィリスが、本作ではテロリストに捕らえられたCIAエージェントで、主人公の父親役を演じる。父救出のため立ち上がる主人公を演じるのは、『トワイライト』シリーズで人気を獲得したケラン・ラッツ。そして、元総合格闘家で『デッドプール』(6月1日公開)にも出演しているジーナ・カラーノが、2人と共演する。ウィリス演じるレナードは10年前、すご腕CIA工作員だったが、任務での潜入捜査の結果、敵対組織に妻を殺害され、その現場に居合わせた幼い息子ハリー(ラッツ)をも失いかけた。現在、そのハリーは父を追いCIAで勤務中。アナリストとしてデスクワークに追われているものの、父と同じ現場工作員志望の彼は、何度も異動願を出し続けながら、却下され続けていた。ある日、極秘のハッキング装置の移送任務中にレナードが行方不明に。父の救出を決意したハリーは、上司に無断で勤務地であるチェコ・プラハからアメリカへ飛び、CIAエージェントのヴィクトリア(カラーノ)と手を組んで、捜査を始めていく。予告映像では、始まるやいなやレナードの激しい銃撃戦を描写。抵抗もむなしく拘束されたレナードは、「14時間後に世界中の通信が乗っ取られる」と人々に告げる。犯人たちの要求を飲まないとミサイルが発射され、アメリカ本土が破壊されるという危機的状況の中、ハリーは父を思って立ち上がる。監視をかいくぐり、ハリーは単身、敵地へ。身体や拳銃を使った激しいアクションが続き、危うく捕らえられそうになったところで、ヴィクトリアが登場するスリリングな映像に仕上がっている。(C)2015 GEORGIA FILM FUND 38, LLC
2016年05月25日J.J.エイブラムス製作による映画『10 クローバーフィールド・レーン』が、2016年6月17日(金)より全国の劇場で公開される。本作は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で北米興行収入歴代最高を記録し映画史を塗り替えたJ.J.エイブラムスによる待望の新作。ある日目を覚ますとシェルターの中にいることに気付いたミシェル、「きみを救うためにここへ連れてきた」と話すハワード、そして自らシェルターに逃げてきたエメット。疑心暗鬼の中続くシェルターでの共同生活を中心に、ストーリーが展開される。謎の男・ハワードを演じるのは、幅広いジャンルで活躍する演技派俳優・ジョン・グッドマン、ミシェルを演じるのは、『ダイ・ハード』シリーズでブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事の娘・ルーシー役を演じ人気上昇中のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。そして、もう一人の男・エメットにはトニー賞受賞歴もあるなど舞台でも活躍し、映画『ショート・ターム』では主演を務めたジョン・ギャラガー Jr.。実力派の若手とベテランが織りなすキャスト3人のアンサンブルが、謎めいた世界に観客を引き込んでいく。秘密主義のJ.J.エイブラムスらしく、多くの謎に包まれながら3月11日(現地時間)に北米で初公開となった本作だが、公開3日間にして興行収入約2,500万ドルを記録。米映画評集計サイトのRotten Tomatoesでも、90%以上という高得点を獲得している。2008年に公開されたJ.J.エイブラムス監督による怪獣映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』と同様に、タイトルに“クローバーフィールド”というワードが使用されている本作。ポスター画像には謎の兵器から逃げているミシェルの姿が描かれている事もあり、両作品の繋がりも気になるところだ。【作品情報】『10 クローバーフィールド・レーン』公開日:2016年6月17日(金)製作:J.J.エイブラムス監督:ダン・トラクテンバーグキャスト:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー Jr.(C)2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.【ストーリー】目を覚ましたら、シェルターの中にいることに気付いたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)。その日から「きみを救うためにここへ連れてきた」と話すハワード(ジョン・グッドマン)、自らシェルターに逃げてきたエメット(ジョン・ギャラガー・ジュニア)の3人のシェルターでの共同生活が始まる。ハワードは、本当に信用できるのか?それとも別の目的がある悪人なのか?疑心暗鬼の中、共同生活が続いていく――。ある日、ミシェルは必死にシェルターから抜け出そうと試みるが、「ドアを開けるな!皆殺されるぞ!」と叫びながら制止しようとするハワード。ミッシェルはシェルターのドアまでたどり着く。ミシェルの表情が恐怖と驚きに満ちた表情に変わっていく。シェルターのドア越し、彼女の眼に見えていた世界とは――?
2016年05月01日『キック・アス』で一躍スターダムにのり、いまや世界的な人気を誇るクロエ・グレース・モレッツ主演の『フィフス・ウェイブ』が現在公開中だ。正体不明の敵“アザーズ”の謎に迫る、このSFミステリーの公開を記念し、映画のプロ50人が選んだ“謎解き映画ベスト3”が明らかとなった。本作で“アザーズ”は、電磁波、自然災害、ウィルスと“現実にも起こってしまいそうな”攻撃によって人類を99%死滅させる。彼らは、人間たちに紛れ込むことができるため、“敵か味方か分からない”緊迫した状況のなか、主人公キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)はアザーズを見抜き、最後の攻撃となる<第5の波>を防がなけばならない。見どころとなるのが、“人間と見分けがつかない敵”と“地球滅亡を意味する<第5の波>の正体”というミステリーの要素。キャシーが、この謎を見破れるのかが生きるか死ぬかのポイントとなる。今回、本作の試写会にて、マスコミ・興行関係者・批評家など “映画のプロ50人”へ自由記述方式でアンケート調査を実施。「プロはどんな謎解き映画を面白いと思うのか?」について、彼らが選ぶ“謎解き映画ベスト3”とともに調査した結果が明らかとなった。まず、謎解き映画ベスト3の第3位は、『セブン』(’95)。ブラッド・ピットが主演し、キリスト教“七つの大罪”をモチーフにしたデビッド・フィンチャー監督作『セブン』では、「脚本が素晴らしい」という設定を支持する意見に加え、「息が詰まるほどの緊迫感」「犯行の残虐さにびっくり」と、次々と起こる事件がラストまで飽きさせないという意見が多数を占めた。第2位は、『シックス・センス』(’99)。死者が見える少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と精神科医(ブルース・ウィリス)の交流を描いたこの作品では、映画冒頭に“この映画にはある秘密が隠されています”とのメッセージで観る人の興奮を煽り、「ラストの大どんでん返しが巧み」「完全に騙された」と、最後に待ち受ける結末に衝撃を受けたと評価されている。そして第1位は、『ユージュアル・サスペクツ』(’95)。ガブリエル・バーン、ベニチオ・デル・トロ、スティーヴン・ボールドウィンら豪華競演で、「第68回アカデミー賞」でケヴィン・スペイシーが助演男優賞を受賞、脚本賞も獲得したこの作品では、「ラストまで観客をだますストーリーの面白さ」「最後の最後で分かる爽快感」「やられた感がたっぷり」と、最後まで明かされないストーリーの真相が絶賛されている。この3つの作品の共通点は、“予想もつかないラストが待ち受ける”ことと、“そのラストまで観客を飽きさせない展開”があること。そして、この共通点は、本作『フィフス・ウェイブ』でも “地球滅亡の<第5の波>の正体”、“人間に紛れ込む敵アザーズ”として描かれている。映画のプロたちも、本作のミステリー要素について、「SF作品にサスペンス色を持たせ、“誰がアザーズなのか”分からないところが面白い」「ひねりの効いた展開と斬新な<第5の波>の正体は面白かった」とコメントを寄せ、予想もつかない<第5の波>の正体と、それまでに起こるアザーズによる4度の攻撃の展開を評価している。そんな本作には、どんなラストが待ち受けているのか…。その答えは劇場で確かめてみて。『フィフス・ウェイブ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月24日ブルース・ダーン、アンソニー・マイケル・ホール、ショーン・アスティンらが、シェイクスピアの『The Lear』に出演することがわかった。シェイクスピアの『リア王』を現代に置き換え、コメディとして映画化するものだ。監督、脚本は、カール・ベッサイ。撮影はロサンゼルスで行われる。その他の情報ダーンが演じる主人公は、建築家として成功したダヴェンポート・リア。4人の子供とうまくいっていないリアは、引退を前にし、パーソナルアシスタントと再婚すると発表する。欲と嫉妬にまみれた子供たちは、自分の得になるようにと、さまざまな策略を練り始める。ダーンの最新作は、クエンティン・タランティーノの『ヘイトフル・エイト』。最近はインディーズ映画『Borderland』『American Dresser』などを撮り終えている。文:猿渡由紀
2016年04月21日Blu-rayは2500円、DVDは1800円均一という洋画のBlu-rayとDVDがお求めやすい価格で購入することができる「おトク値!」シリーズがポニーキャニオンからリリース! この企画に賛同した、現在テレビなどで大ブレイク中のピン芸人・永野が「おトク値!」シリーズ全30作品の応援隊長に緊急就任した。その他の写真本シリーズは、ブルース・ウィリス主演のSFアクション大作『LOOPER/ルーパー』やマーク・ウォールバーグ主演、200人のタリバン兵に4人のネイビーシールズが立ち向かう『ローン・サバイバー』など10タイトルが現在発売中。3月16日(水)にはジョニー・デップ主演のSF大作『トランセンデンス』やM・ナイト・シャマラン監督の異色スリラー『シックス・センス』など20タイトルがリリースされる。永野は、「オススメする映画はアーノルド・シュワルツェネッガー出演復帰第一弾の『ラストスタンド』です! これはシュワちゃん(完璧な愛称ですね!)がメインを張る映画としては久々も久々の映画でして、当時の永野は(復帰どころか世にも出てなかったですが)期待と不安を胸に映画館に行ったのですが、これが最高の内容! 復帰どころか完全復帰! てみてみ! いや、観て観て!(すっかり業界に染まってしまい、ついつい逆さ言葉になっちゃうんですよねー)」とアピールした。また、オフィシャルサイトでは購入者を対象に、32Vハイビジョンテレビやブルーレイレコーダーなど映画ファンには嬉しい豪華賞品が当たる「“安くてえいがな~!!”豪華景品も当たっちゃう!!〈おトク値!〉キャンペーン」を5月15日(月)まで実施しているので、チェックしてみてはいかがだろう。「おトク値!」 シリーズ!Blu-rayは2500円、DVDは1800円均一発売中(10タイトル)『LOOPER/ルーパー』『ゴーストライダー2』『ローン・サバイバー』『CUBE』『ただ君だけ』『友へ・チング』『ピラニア』『ピラニア リターンズ』『ミスト』『ブーリン家の姉妹』3月16日(水)発売(20タイトル)『SAFE セイフ』『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』『ハート・ロッカー』『ラストスタンド』『完全なる報復』『シックス・センス』『王になった男』『ボディ・ハント』『メタルヘッド』『パッション』『アイ・フランケンシュタイン』『遊星からの物体X ファーストコンタクト』『トランセンデンス』『フェア・ゲーム』『ファーナス/決別の朝』『復讐捜査線』『ある会社員』『デイブレイカー』『クロエ』『ダーク・フェアリー』
2016年03月14日2月に入り、日本における興行収入が100億円を突破し、『アバター』を抑え全米No.1興行収入の記録を打ち出した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。歴史的ヒットとなりまだまだ興奮さめやらぬ中、続編となる『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)の撮影が2月15日(現地時間)からパインウッド・スタジオでスタートしたことが明らかになった。併せて、ベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーン、ケリー・マリー・トランが新キャストとして登場することが全世界で発表された。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で監督を務めたJ.J.エイブラムスは、最新作ではジェイソン・マクガトラン、トム・カーノウスキーと共に製作総指揮へと回り、製作はキャスリーン・ケネディとラム・バーグマンが務める。監督・脚本にはジョセフ・ゴードン=レヴィット&ブルース・ウィリス出演作の『LOOPER/ルーパー』を手掛け、いまハリウッドで最も期待されている新鋭監督のひとり、ライアン・ジョンソンが抜擢されている。前作に引き続き、力強いヒロイン・レイを好演したデイジー・リドリーを始め、ストームトルーパーの脱走兵フィン役にジョン・ボイエガ、ダース・ベイダーを受継ぐ存在カイロ・レン役にアダム・ドライバー、レジスタンスのNo.1パイロット・ポー役にオスカー・アイザック、最後のジェダイ・ルーク役にマーク・ハミル、レジスタンスのリーダーでルークの妹・レイア役にキャリー・フィッシャー、おしゃべりなドロイド・C-3POにアンソニー・ダニエルズなど新たなる物語にはお馴染みのメンバーが出演する。全世界で公開された映像に映し出されたのは、レイがライトセーバーをルーク・スカイウォーカーの元へ返すシーン。映像を見る限り、世界を興奮させたこのシーンは続編の監督を務めるライアン・ジョンソンが撮影していた可能性が高い。今回発表された新たなるキャストの役どころは明かされていないが、アカデミー賞俳優のベニチオ・デル・トロ、『ランブリング・ローズ』でアカデミー賞にノミネートされたローラ・ダーンといずれも実力派揃い。また、映画、ドラマで活躍する新人のケリー・マリー・トランの参加も発表され、彼らがどのような役どころを演じるのか今後も続報に期待したい。『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)は2017年12月15日、全米公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年02月16日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で北米興行収入歴代最高を記録し、映画史を塗り替えたJ.J.エイブラムス製作の最新作『10 クローバーフィールド・レーン』の日本公開が2016年上半期に決定し、あわせてオリジナルトレーラーが解禁となった。ある日、目を覚ましたら、自分がシェルターの中にいることに気付いた若い女性。その日から「きみを救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男との共同生活が始まる。果たして見知らぬ男は信用できるのか?それとも彼女の知らない目的があるのか?トレーラーのクライマックスではシェルターから抜け出そうとする女性の表情で終わる。シェルターのドア越し、彼女の眼に見えていた世界とは――?現在、明らかにされているキャスト陣はたった3名。主人公を演じるのは、『ダイ・ハード』シリーズでブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事の娘、ルーシー役を演じ人気急上昇中のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。謎の男に、『ビッグ・リボウスキ』『ミケランジェロ・プロジェクト』など幅広いジャンルで活躍する演技派俳優ジョン・グッドマン、もうひとりの男をトニー賞受賞歴もあるなど、舞台でも活躍するジョン・ギャラガー・Jr.が好演する。詳しいことは何も明かされていない本作。突如発表されたタイトルは『10 クローバーフィールド・レーン』だが、『クローバーフィールド/HAKAISHA』との関係は謎である。本作の続報を楽しみに待ちたい。『10 クローバーフィールド・レーン』は2016年上半期、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日米国の3人組ブルース・ロックバンド、ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン(以下ジョンスペ)が、俳優・生田斗真主演の映画『グラスホッパー』(11月7日公開)の挿入歌として、新曲「don’t wanna live like the dead」を書き下ろしたことが24日、明らかになった。本作は、作家・伊坂幸太郎氏による120万部を突破した同名小説を原作に、生田と『脳男』(2013年)以来のタッグとなる瀧本智行監督がメガホンを取った作品。殺された婚約者への復讐のため、裏社会に身を置く元中学教師・鈴木を生田が演じ、対象者を自ら死に追い込む"自殺屋"鯨役を浅野忠信、孤独な若き殺し屋・蝉を山田涼介が演じる。このほか、麻生久美子、波瑠、菜々緒らが出演し、鈍く交わっていくサスペンスを3人の男たちが彩る。原作および劇中で、蝉の相棒・岩西(村上淳)が敬愛してやまない架空のロック・アーティストのジャック・クリスピン。ジョンスペは、そのジャックの歌う曲として新曲を書き下ろした。これは原作の伊坂氏がかねてよりバンドの大ファンであったことから実現。歌詞には同作のキーワードがちりばめられ、ミディアムテンポなバラードに仕上がった。ジョンスペ側は、「架空のアーティストとして楽曲を提供するという企画オファーを受けたのは初めての経験だったよ」と振り返り、「面白い試みだと思ったし、自分にとってとてもチャレンジングな仕事だと思った」と意欲的に取り組んだ様子。「台本と、ジャック・クリスピンの曲が流れるシーンで登場する岩西と蝉の関係性についての資料、2人が登場している2~3分の映像を見て、それらを参考に作詞作曲をしていった」と制作秘話を明かす。また、ジャックについて「参考にしたのは、自分自身にとってのクラシック・ロック・アーティスト。例えば、ローリング・ストーンズのような」と解釈しつつも、それ以上に「蝉と岩西の関係性」を重視。「上司と部下のような関係性なのか、先輩と後輩なのか、それとも友だちなのか、実は全く違うのか…」とイメージを膨らませ、「そういう2人の葛藤を映像から感じ取ったから、それをそのまま形にした」と説明した。さらに本作を鑑賞した上で、「蝉と鯨の関係、ライフスタイルはとてもファンタジックだった」と述べ、「逆に鈴木は誰もが共感できるキャラクター」と分析。「蝉は少し若いキャラクターだけどロックンロールで、ロックな部分は少し分かる気がする」と共感を示した。一方で、「一番想像つかなかった」存在だったのが鯨。そこからくみ取ったキャラクター像を「ブルース・ウィリス的な"超"人間的なものを感じた」と表現している。原作の伊坂氏は、「映画サイドから『ジャック・クリスピンのイメージは?』と聞かれた時、ジョンスペが好きなので名前を挙げた」と今回の企画の裏側を語る。しかし、「まさかジョン・スペンサーさん本人が引き受けてくれるとは」と驚きを隠せなかったようで、「あまりのうれしさに、それを知った時、大声出しちゃいました」と感激の瞬間を振り返った。瀧本監督には、「当初は気難しい人でないかとドキドキしていました」という懸念もあった。ところが、ジョンスペの好意的な姿勢に「作品の内容や設定をよく理解し、度重なる細かいリクエストにも丁寧に応じてくださいました」と感謝。楽曲については「こちらのイメージ通りのクールな古典的ロックで、細かいこだわりが随所に感じられ、尺も映像にピタリとあっていました。実に職人的で完璧な仕事ぶり」と絶賛している。ジョンスペは、1990年までノイズ・ロックバンドのプッシー・ガロアとして活動していたフロントマンのジョン・スペンサーを中心に1991年、ニューヨークにて結成。プッシー・ガロアの時期からあったパンク・ロックやオルタナティヴ・ロックからの影響とブルースを組み合わせ、大都会的なブルース・ロックを創り上げた。1994年にリリースしたサード・アルバム『オレンジ』で現地や日本の音楽誌などにも絶賛され、高い評価を獲得した。なお、映画に際して海外のバンドが架空のアーティストを担当するという例は、過去に『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)内でパルプのジャーヴィス・コッカーやレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドらによるウィアード・シスターズなどがある。(C)2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年09月25日140万部を突破した伊坂幸太郎原作のベストセラーの映画化となる『グラスホッパー』。11月の公開を目前にして、本作の挿入歌が伝説的ロック・バンド「ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン」による書き下ろし楽曲「don’t wanna live like the dead」に決定した。ここは世界有数の人口過密都市東京・渋谷。真っ黒に染まった凶悪な街の住人たちは、渋谷スクランブル交差点で起きた事件をきっかけに気弱で心優しい草食男を一斉に標的とする。「元中学校教師」鈴木がこの場違いな黒社会に身を置く目的はたったひとつ。殺された婚約者の復習。組織に追われながら、あの夜の真実に迫っていく鈴木。そこに自らも精神を病む自殺専門の「憂える自殺屋」鯨と驚異的身体能力を持つ孤独な「若き殺し屋」蝉、圧倒的な力を持ちがら闇の中でもがく彼らの生き様が交錯する――。原作は、「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」など数々の名作を世に出している伊坂幸太郎の“最強傑作”ともいわれる同名小説。主人公・鈴木に『予告犯』でも主演を務めた生田斗真を迎え、「憂える自殺屋」鯨には国内外で幅広く活躍する演技派俳優の浅野忠信、「若き殺し屋」蝉に主演作『暗殺教室』が大ヒットするなど若手注目株の山田涼介。他に麻生久美子、菜々緒、石橋蓮司ら豪華キャストで多彩なキャラクターを熱演する。読者には馴染みの深い架空のアーティスト“ジャック・クリスピン”。蝉の唯一の親友である岩西(村上淳)が敬愛してやまない伝説のロック・ミュージシャンだが、ジャック・クリスピンが歌う劇中挿入歌を書き下ろしたのが「ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン」だ。伊坂さんが兼ねてから本バンドの大ファンだったことから実現。蝉と岩西の友情が感じられるミディアムテンポのロックバラードの歌詞には、作中のキーワードが散りばめられ、本作の世界観を見事に映し出した楽曲に仕上がっている。今回のオファーにあたって「ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロモージョン」は「依頼が来たときは面白い試みだと思ったし、自分にとってもチャレンジングな仕事だと思った。台本とジャック・クリスピンの曲が流れるシーンで登場する岩西と蝉の関係性についての資料、二人が登場している2~3分の映像を見て、それらを参考に作詞作曲をしていったんだ」と作詞作曲の経緯をコメント。さらに「蝉と鯨の関係、ライフスタイルはとてもファンタジックだった。逆に鈴木は誰もが共感できるキャラクターだね。フィルムノワールの典型的な主人公というか、ごく普通の人生を歩んでいた人間がひょんなことから人生を狂わされてしまうわけだからね。蝉は少し若いキャラクターだけどロックンロールで、ロックな部分は少し分かる気がするよ。一番想像つかなかったのは鯨だ。ブルース・ウィリス的な“超”人間的なものを彼から感じたからね」と本作の感想を語った。また今回の企画の実現にあたって伊坂さんは「映画サイドから『ジャック・クリスピンのイメージは?』と聞かれた時、ジョンスペが好きなので名前を上げたんですが、まさかジョン・スペンサーさん本人が引き受けてくれるとは。あまりの嬉しさに、それを知ったとき大声出しちゃいました」と驚きと喜びを語った。生田さんを始め、若手からベテランまで様々な顔ぶれが揃う本作。ストーリーをさらに盛り上げる挿入歌の歌詞にもぜひ注目してみて。『グラスホッパー』は11月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年09月25日帰宅部(ストーカー)の高校生3人組が、思いを寄せる同じクラスのマドンナを巡って、一日限りの大冒険を繰り広げるドラマ「サマー・ストーカーズ・ブルース」の放送が決定。マドンナに対して少し歪んだ、しかし自分の思いに忠実な青春を贈る3人には、葉山奨之、岡山天音、上川周作、マドンナには中村ゆりかと、ネクストブレイク必至の若手俳優が集結した。3人組は、ハルを守るために日夜、彼女の護衛を「自主的」に行っている。学校が終わるとハルの後をつけ、身の危険がないかをチェック。完全にストーカーのようであるが、彼らにはその意識は全くなく「俺たちは完全に気づかれないようハルを守っている…」と深く信じている。そんなある日、ハルが見知らぬチャラついた風情のイケメンと一緒にアパートの部屋に入っていく姿を目撃した3人組は、「男と女が一つ屋根の下で過ごすということは…」とショックを受ける。「3人組も、もう解散だな」とジュンジュンはあきらめるが、ソータは「俺たちには、まだやなきゃいけないことが残っている!」と立ち上がる。最終的にはぜか、3人でイケメン男マサヒコに「天誅」を与えようということに…。翌日、マサヒコのアパートに忍び込んだ3人は、そこで思いをはせるハルの姿を目撃。ハルと男の関係に思いを巡らす3人…。そのとき、ソータの手にはアパートにあった高級時計が、なぜか握られていた。そして、この高級時計を部屋から持ち出してしまったことがきっかけで、3人はある事件に巻き込まれてしまう!時計のかげにチラつくマドンナ・ハルの存在…。果たして3人は青春最後の冒険の果てに一体何を思うのか!?本作の主演にして、引っ込み思案のソータを演じるのは、「鈴木先生」でデビューして以降、「まれ」「八重の桜」など注目作に次々と出演し、映画『流れ星が消えないうちに』など出演作の公開が多数控える俳優・葉山さん。フジテレビのドラマ出演は「おわらないものがたり」以来約1年ぶりとなる。また、兄貴肌のジュンジュンを、映画『合葬』『ライチ☆光クラブ』『雨にゆれる女』など続々と公開が続く岡山さん。ヒョロっとしているオタクのハカセには、『赤い玉』『正しく生きる』に出演した上川さんが抜擢。上川さんはテレビドラマのメーンキャストに名を連ねるのは今回初めてだ。彼らが思いをはせる、同じクラスのマドンナ・永井ハルには、ドラマ「まれ」や映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』への出演で、18歳ながら存在感を放ち、話題奮闘中の女優・中村さんが配役。イケメンのマサヒコには、雑誌「MEN’S NON-NO」専属モデルでもあり、「学校のカイダン」で注目を集めるなど今後ブレイクが期待される俳優のひとり、成田凌がキャスティングされた。本作でフジテレビドラマ初主演を務める葉山さんは、「今回のお話をいただいて、素直にうれしかったです。コミカルなキャラクターをやりたいと思っていたので、とても光栄です!プレッシャーもありますが、良いパワーにしたいと思います」と意気込みをコメント。作品については「台本を読んで、10代男子が通ってきた、誰もが体験するようなことが詰まっていて、共感できる部分も多くあり、そういったところを表現して、視聴者の方々がクスクス笑えるように頑張りたいです。ストーカーと聞いて少し怖く感じるかもしれませんが、このドラマはすごくかわいらしく、愛きょうのある男子高校生たちのひと夏の思い出の青春ドラマです。是非、寝る前に見ていただいて、僕ら3人組が夢にでてくることを願います!」と見所を語った。「信長協奏曲」「スイッチガール!!」、映画『ガールズ・ステップ』などを手がける宇山佳佑が脚本を手がけ、3人組がひと夏の恋の冒険を経て成長する姿をコメディタッチで描く本作。キャストのフレッシュさと併せて期待して待ちたい。「サマー・ストーカーズ・ブルース」は9月26日(土)25時40分より放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年09月20日ブルース・ウィリスが、ウディ・アレンの次回作から出演を降板した。ウィリスは一番にキャスティングされたが、ブロードウェイ劇『ミザリー』にも出演が決まっており、スケジュールがうまくかみ合わなかったらしい。その他の情報代役には、すぐにスティーヴ・カレルが決まった。カレルは『メリンダとメリンダ』で過去にアレンとコラボレーションしている。ほかに、ブレイク・ライヴリー、クリステン・スチュワート、ジェシー・アイゼンバ-グらが出演する。今作のタイトルは未定。ロケは、ニューヨークとL.A.で行われる。アレンがL.A.でロケをするのは非常に珍しいことだ。文:猿渡由紀
2015年09月01日ブレイク・ライヴリーが、ウディ・アレンの次回監督作に出演することがわかった。タイトルは未定。ほかに、ブルース・ウィリス、クリステン・スチュワート、ジェシー・アイゼンバ-グ、コリー・ストールなどが出演する。その他の情報撮影はニューヨークとロサンゼルスで行われる。アレンがL.A.でロケを行うのは『アニー・ホール』以来、初めてのこと。撮影は今月にも始まる予定。ライヴリーの最新作は、『アデライン、100年目の恋』。アレンの最新作は、現在北米公開中の『イラショナル・マン』。出演はホアキン・フェニックス、エマ・ストーン。アレンには他に、アマゾンのためにテレビシリーズを製作するプロジェクトもある。『アデライン、100年目の恋』10月17日(土)公開文:猿渡由紀(C)2015 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC, KIMMELDISTRIBUTION, LLC AND LIONS GATE FILMS INC. All Rights Reserved
2015年08月05日電机本舗は7月25日、Windows 10の環境改善ソフト「Windows 10 レスキューキット」を発売した。比較的発生しやすいブルースクリーンエラーの回避や、セーフモード復活といった機能を備える。Free版、Premium版、Pro版(製品版)が用意され、Pro版のダウンロード価格(税込)は3,999円だが、7月28日の時点では1,999円(税込)で販売されている。Free版は基本的な機能のみを実装する無料版、Premium版は電机本舗のソフト「プチフリバスター」「SSD_TURBO_BOOST」の正規ユーザー用となる無料配布版だ。Free版、Premium版、Pro版には、機能的な違いがある。Pro版が備える全機能の概要は以下の通り。ブルースクリーンエラー「BAD_POOL_HEADER(0x19)」の回避ブルースクリーンエラー「DPC_WATCHDOG_VIOLATION(0x133)」の回避外付けディスクのファイル消失問題の回避セーフモード/スタートアップ設定画面を復活トラブルを起こしやすい機能の一括OFF(ワンタッチコールドブート、完全シャットダウンのワンタッチ設定など)
2015年07月28日世界各国で大ヒットを記録した『燃えよドラゴン』(1973年)で知られ、俳優・武道家で截拳道(ジークンドー)の創始者でもあるブルース・リーが、アクションフィギュア「figma」シリーズで立体化され、2015年11月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,630円(税込)。これまで、お笑いタレントの江頭2:50やミロのヴィーナス、考える人、ドアラなどアニメや漫画、ゲームに留まらない商品化で話題を集めてきた「figma」シリーズだが、今回は史上最強・不滅のアクションスターのブルース・リーが登場。彼の生誕75周年を記念して、フルアクションフィギュアとして立体化される。『figma ブルース・リー』は、スムーズで豊富な可動域を誇る「figma」オリジナル関節パーツを使用し、様々なカンフーアクションが再現可能。胸や股間パーツなどに軟質素材が採用され、見た目を損なう事なく可動域を確保している。表情パーツには、「無表情顔」「叫び顔」「にらみ顔」を用意。さらに、ブルース・リーを象徴する「ヌンチャク」には実物のチェーンを使用しており、ポーズに合わせて自由に持たせることができるという。全高は約140mmで、可動支柱付きのfigma専用台座も付属。商品価格は4,630円(税込)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年8月19日21:00。商品の発売および発送は、2015年11月を予定している。BRUCE LEE(R) and the Bruce Lee signature are registered trademarks of Bruce Lee Enterprises, LLC. The Bruce Lee name, image, likeness and all related indicia are intellectual property of Bruce Lee Enterprises, LLC. All Rights Reserved. www.brucelee.com.
2015年07月24日韓国版「花より男子」や「シティーハンター in Seoul」など、立て続けに話題作に出演する韓国若手実力派俳優イ・ミンホ待望の映画初主演作『江南ブルース』。「屋根部屋のネコ」「食客」など主演ドラマが大ヒットし、日本でも人気のキム・レウォンとの競演でも話題の本作から、2人の激しいアクションシーンの一端が垣間見える予告編が解禁された。舞台は1970年。戸籍もまともにない生活をしながら実の兄弟のように暮らしてきたジョンデ (イ・ミンホ) とヨンギ (キム・レウォン) 。ある日、唯一の安息の場だった小さなほったて小屋さえ奪われた2人。さらに、やくざが介入した全党大会の妨害作戦に巻き込まれ、ジョンデとヨンギはお互いを見失ってしまう。3年後、自分を家族として受け入れてくれた組織のボス出身のギルス(チョン・ジニョン)の願いとは裏腹に、成功したいという夢だけでやくざの生活を始めたジョンデ。情報と権力の中心に通じているミン社長(キム・ジス)と一緒に江南開発の利権争いに飛び込んだジョンデは、明洞派の中堅ボスになったヨンギと再会する。敵同士となったジョンデとヨンギに、政界まで介入した義理と陰謀、そして裏切りが渦巻く江南の土地を巡る争いが始まる…。今回公開された予告編では、イ・ミンホのこれまでのイメージを覆すような、男臭く野心家の一面が映し出される。特に本映像のラストでは、雨の中、敵同士となったジョンデとヨンギを筆頭とした男たちが泥だらけになりながら乱闘するシーンが捉えられ、その激しいアクションシーンは圧巻の仕上がり。一瞬たりとも目が離せない迫真の演技と映像に、本作を劇場の大スクリーンで観るが待ち遠しくなること請け合いだ。果たして、激しい争いの末に2人が迎える結末とは――?どん底の若者たちが純粋な欲望と冷酷な野心で夢を追う生き様をダイナミックに描いた2015年韓国最大の話題作を、まずは本予告でチェックしてみて。『江南ブルース』は10月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日シリーズ第1作目の日本公開から30周年を迎えるこの夏、全世界待望の最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で、12年ぶりにシリーズに帰ってくるアーノルド・シュワルツェネッガー。実はいま、チャリティー企画の一環で、アーノルド本人が本格特殊メイクでターミネーターになりきり、街中の人々にドッキリを仕掛ける面白映像が話題になっている。一人の女性サラ・コナーとT-800ターミネーターが、人工知能“ジェニシス”の反乱による人類滅亡の「審判の日」を阻止する、未来の運命を握る存在となる本作。公開に向けて盛り上がりを見せる中、アーノルドがT-800ターミネーターになりきってドッキリを仕掛ける映像が、いまネット上で話題になっている。これは、アーノルド本人が慈善団体「アフター・スクール・オール・スターズ」の取り組みに賛同し、米国のチャリティーサイト「Omaze(オメイズ)」にてチャリティー企画を実施したもの。オリジナルグッズの販売や、レッドカーペット上でシュワにインタビューができる権利、アーノルドと一緒にプレミア上映に出席できる権利などを販売するのだが、この募金活動のPRのために、アーノルドが街へと繰り出し、ドッキリを仕掛けたというわけだ。本格特殊メイクで、T-800ターミネーターに再び完璧になりきったアーノルドは、まずマダムタッソーで観客をサプライズ!そのままハリウッドの街角へ繰り出し、そっくりさんを装って人々と話したり、写真撮影に応じたり、プロ(?)のそっくりさんとも対峙。名セリフ「アイルビーバック!」を披露するなど終始ノリノリ。自由過ぎる茶目っ気たっぷりのアーノルドは、ファン必見だ。映画解説者の故・淀川長治氏が名づけた“シュワちゃん”の愛称で親しまれる彼は、そんな見た目とは裏腹な愛嬌あるキャラクターが日本でも大人気。「カップヌードル」(日清食品)ではラッキー池田振付の“やかん体操”を披露、「アリナミンV」(武田薬品工業)では “魔人V”に扮し、女優・宮沢りえと共演。州知事時代は「なんでもアリフォルニア!」とカリフォルニアをPRし、最近はブルース・ウィリスと共演した「パワードコーヒー」(興和)で変わらぬ姿を見せつけるなど、多くのTV-CMにも出演してきた。本作の日本公開直前、7月6日(月)には、通算16度目の来日を果たすアーノルド。初来日のエミリア・クラークとともにジャパンプレミアでどんな姿を見せてくれるのか、注目だ。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月21日韓国版「花より男子」の道明寺役を始め、立て続けにヒットドラマに出演する若手実力派No.1イ・ミンホ待望のスクリーンデビュー作『江南ブルース』が、10月17日(土)より日本公開されることが決まった。舞台は1970年。身寄りもなく戸籍もない生活をしながら、実の兄弟のように暮らしてきたジョンデ(イ・ミンホ) とヨンギ (キム・レウォン) 。ある日、やくざが介入した全党大会の妨害作戦に巻き込まれ、ジョンデとヨンギはお互いを見失ってしまう。3年後、自分を家族として受け入れてくれた組織のボス出身のキルス (チョン・ジニョン)のもとで、やくざの生活を始めたジョンデ。情報と権力の中心に通じているミン・マダム (キム・ジス) と一緒に江南開発の利権争いに飛び込んだ彼は、敵対する明洞派の中堅ボスになったヨンギと再会する。運命のいたずらで敵同士となった2人に、政界まで介入した義理と陰謀、そして裏切りが渦巻く江南の土地を巡る争いが始まる…。韓国激動の70年代、土地でお金を稼ぐ“不動産業”という概念が初めて生まれた時代を舞台に、江南の土地開発をめぐる2人の男の欲望と義理、そして裏切りを描き、BoxOffice初登場1位を獲得する大ヒットとなった本作。韓国版「花より男子」、「シティーハンター in Seoul」「相続者たち」とドラマで立て続けに成功を収め、いまやアジアでも不動の人気を誇る若手実力派イ・ミンホが、本作で待望のスクリーンデビュー。ただ成り上がりたい一心で、江南の土地開発を巡る利権争いに飛び込む若者・ジョンデ役を熱演し、激しいアクションシーンにも挑戦。これまで見せたことのない、新たな一面を披露する。また、ジョンデと同じ孤児出身で、トップの座に上りつめようとする執念深い男・ヨンギ役には、強烈なカリスマ性を放ちつつも、繊細な演技力で魅了するキム・レウォン。『ひまわり』(’06)以来、久々のアクション映画復帰を果たしている。『マルチュク青春通り』『卑劣な街』に次ぐユ・ハ監督の“街3部作”の完結編として誕生した本作。どん底の若者たちが、純粋な欲望と冷酷な野心で夢を追う生き様をダイナミックに描き出したアクションノワールに、期待が高まる。『江南ブルース』は10月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日『ダイ・ハード』シリーズや『RED』シリーズなど、ハリウッドの第一線で活躍するブルース・ウィリスが、近未来都市を舞台に壮絶な戦いに挑む最新主演作『デッド・シティ2055』(5月23日公開)。本日3月19日、なんと60才の還暦を迎えるブルースから、激アツなコメントとともに渋いスーツ姿の初出し場面写真が到着した。本作は、セックス、ドラッグ、殺人…人間の欲望すべてを叶える未来都市“VICE(ヴァイス)”を舞台に、人間VSレプリカント(人造人間)の壮絶な闘いを描くSFアクションエンターテインメント。ブルースも出演したリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』やリドリー・スコット監督の『ブレードランナー』を彷彿とさせる世界観の中で、彼が演じるのはVICEの支配者にして、巨大企業を牛耳るジュリアン・マイケルズ。本作は、ブルース史上、最も驚愕の未来が描かれているという。還暦を迎えてなお、ワイルドでダンディなブルースは、「自分が還暦を迎える年に公開されるこの作品、『デッド・シティ2055』に全身全霊を捧げたつもりだ」とコメント。「今回は自分のアーティスティックなビジョンのために、“ルック・ブック”を創ったんだ。キャラクターたちが生きている未来都市と現実世界という、二つの世界の要素の幅や質感、経済階級構造、そして絶望感さえも描き出し表現するために。渾身を込めた、この作品をぜひ多くの人に見て欲しいね」と、本作をアピールした。(ルック・ブック:主人公の役柄のカタログ、資料集)アクション大作シリーズに出演するかたわら、『フィフス・エレメント』を始め『12モンキーズ』『LOOPER/ルーパー』など意欲的なSF作品にも果敢に挑んできたブルース。その真骨頂ともいうべき本作に注目だ。『デッド・シティ2055』は有楽町スバル座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月19日ウディ・アレンの次回作に、『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが主演することになった。ほかに、ジェシー・アイゼンバ-グ、ブルース・ウィリスの出演も決まっている。映画のタイトルは未定で、ストーリーの内容は明らかになっていない。スチュワートがアレン作品に出演するのは初めて。アイゼンバーグは、2012年の『ローマでアモーレ』に出演している。アレン監督の次回作は、ホアキン・フェニックス、エマ・ストーンが出演する『Irrational Man(原題)』で、北米公開は今年7月。スチュワートの最新作は、ジュリアン・ムーアと共演する『アリスのままで』。次回公開作は、日本でロケを行った『Equals(原題)』。アイゼンバーグは現在『グランド・イリュージョン』の続編を撮影中だ。文:猿渡由紀
2015年03月11日ブラッド・ピットがアカデミー賞初ノミネートを果たし、“アイドル俳優”から演技派への脱皮を図った作品の1つとして語り継がれるテリー・ギリアム監督作『12モンキーズ』(’95)。あれから20年、そのTVドラマ版がオンライン動画配信サービス「Hulu」にて、ついに日本にも登場する。現在、全米放送で高い評価を獲得し、日本では「Hulu」で毎週1話ずつ配信されているドラマ版「12モンキーズ」は、そのカルト的世界観はそのままに、「HEROES/ヒーローズ」と「NIKITA/ニキータ」というメガヒットメーカーたちがタッグ。映画版ではブルース・ウィリスが演じた主人公コールに「NIKITA/ニキータ」のアーロン・スタンフォード、過去で彼を支えるライリー博士には『J・エドガー』のアマンダ・シュルが扮し、ブラッドが演じたゴインズ役は女性という設定となり、『コズモポリス』のエミリー・ハンプシャーが強烈な存在感を発揮している。舞台となるのは、2043年。強力なウイルスによって人口の99%、約70億人が死滅した地球。地下世界で暮らす残りわずかな人類も死に絶えようとしている中、人類の未来を変えるため、「全てが始まった」と推測される2015年にタイムスリップすることを命じられた主人公が、ウイルスを散布したという“12モンキーズ”という正体不明の組織を探るさまが描かれる。いま、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチを始め、「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダス、「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールなど、海外ドラマでの出演をきっかけに世界的にブレイクし、その後、大作映画へ出演するキャリアを重ねていく俳優が数多い中で、もちろん日本でも女性を中心に海外ドラマにハマる人が急増中。併せて、ドラマに出演するイケメン俳優への注目度も高くなっている。中でも、「12モンキーズ」のアーロン・スタンフォードは、甘いマスクと確かな演技力で、いまドラマ界でも大注目。『X-MEN2』『X-MEN: ファイナル ディシジョン』で炎を自在に操るミュータント、パイロ役を演じていたのもファンの間ではお馴染みだろう。では、なぜ日本女子は海ドラ俳優にはまるのか、3つの理由をまとめてみた。日本の俳優とここが違う!(1)役柄にのめり込める1つ目の理由は、バラエティなどの他番組にて別の姿が見えにくい海ドラ俳優に対し、視聴者は日本人俳優以上にドラマでの役柄にのめり込めること。Tシャツ&ジーンズから、スーツやタキシード、はたまた日本人ではとても着こなせないような独特な衣装までスマートに着こなす姿はハマらないわけがない!また、中には、英語での演技では「上手い下手が気にならない」といった意見もあり、プライベートも役柄と同じくカッコいいに違いないと妄想を膨らませる女子も多いのかもしれない。日本の俳優とここが違う!(2)30代オーバーの色気と普段のギャップ萌えカンバーバッチ(38)を始め、アーロン・ポール(35)、「ホワイトカラー」のマット・ボマー(37)、「クリミナル・マインド」のマシュー・グレイ・ギュブラー(34)、そしてノーマン・リーダス(46)、「ゲーム・オブ・スローンズ」のニコライ・コスター=ワルドー(44)と、日本女子に“ウケる”俳優の多くは30代オーバー。若手では表せない大人の色気を醸す俳優が女子の心を掴むのは日本人俳優でも同じことが言えるが、ふと見せる可愛らしい表情や、SNSなどで見せる茶目っ気のあるプライベートの姿とのギャップは絶品。役柄にハマりきっている分、素の顔を知ったときのときめきは計り知れない。「さらに彼を知りたい」と追いかけるうちに、いっそうハマっていくのだ。日本の俳優とここは同じ!? (3)ただしイケメンに限るもちろん、イケメンであることはいつの世も全世界・全世代共通だ。どこか童顔なルックスながら、ワイルドさも備え持つアーロン・スタンフォードも、ドラマ界で順調にキャリアを重ねてきた38歳。また、「NIKITA/ニキータ」では凄腕のハッカーを演じながらも、実際にはハイテクは全然ダメ。「電子メールをするので精一杯。台詞は意味不明だけど丸暗記した」と語るほど、ギャップ萌え要素もたっぷり。上記の3点をクリアする彼が、次世代のカンバーバッチとして女子を虜にする日は来るのか。「12モンキーズ」での怪演がカギを握ることになりそうだ。「12モンキーズ」は「Hulu」にて配信中(毎週金曜日に1話ずつ全13話配信予定)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月10日ブルース・ウィリスが、ブロードウェイの劇に初出演することになった。作品はスティーブン・キングの小説を原作にした『ミザリー』だ。その他の情報『ミザリー』は90年に、ジェームズ・カーンとキャシー・ベイツ主演で映画化もされている。雪山で事故に遭遇した恋愛小説家が、大ファンに助けられ、看護を受けるが、そのうちに彼女は少しずつ狂気を見せるようになっていく。公演は今年の秋。ウィリスの最近作は、『シン・シティ復讐の女神』で、次回作は11月北米公開予定のコメディ『Rock the Kasbah』。共演はビル・マーレイ、ケイト・ハドソンら。現在は、スリラー映画『Extraction』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年03月06日ブルース・ウィリスがブロードウェイの舞台で主演を果たすことが決まった。ブルースが出演するのはスティーヴン・キングの小説「ミザリー」の脚色作。女性ヒロイン“ミザリー”の活躍を描く小説シリーズの作者が熱狂的ファンの女性に監禁されるストーリーで、1990年の映画化作では鬼気迫る演技を見せたキャシー・ベイツがアカデミー賞主演女優賞を受賞している。ブルースは映画版でジェームズ・カーンが演じた小説家のポール・シェルドンを演じる。もともとはオフ・ブロードウェイの舞台で俳優デビューを果たし、80年代半ばにはサム・シェパード作の「フール・フォア・ラブ」などに主演したこともある。数年前に雑誌インタビューで「また舞台をやりたい」と語ったこともあり、念願がかなったようだ。ファンの女性・アニーを演じるのはエリザベス・マーヴェル。舞台中心に活動しているが、『ボーン・レガシー』や『リンカーン』、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード野望の階段」などにも出演している。「ミザリー」は2005年に舞台化されているが、今回の演出は2012年に初演された舞台版を手がけたウィル・フリアーズが務める。脚本は、映画版も手がけたウィリアム・ゴールドマンが担当。現時点では、会場および上演日程は決定していない。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月06日ブルースクレイ・ジャパンは2月17日、リスティング広告の電話効果測定ツール「CALL SCOPE(コールスコープ)」の提供を開始した。同ツールにより、電話を掛けてきたユーザーがどのキーワードでコンバージョンしたかを認識することができ、リスティング広告を経由した来訪者のアクセスキーワード計測を実現する。また、通話ログの管理により、リアルタイムに架電状況が把握できるほか、通話が発生した場合には通話録音データが保存されるため、通話内容をマーケティングに反映させることが可能。電話番号を変えたくない顧客には、ID番号を発行するラベル発行型のサービス提供により、電話番号を変更することなく、同ツールを導入することができるという。
2015年02月18日オーランド・ブルームとデミ・ムーアが最近、急接近中のようだ。2人は共通の友人であるジェニファー・アニストンを介して知り合い、民間療法の1つである「臼井霊気療法」について一緒に学んでいるという。知人によれば、2人はとてもスピリチュアルで、ヨガや瞑想、ニューエイジ思想を好むといった共通点があるという。現時点では、目立たないようにしながら数回デートをしただけだが、デミはオーランドに好意を寄せているらしい。イギリスの「Grazia」誌では関係者が、デミはオーランドのポジティブな性格を気に入っていると話している。何事にも前向きな彼から影響を受けることを彼女は必要としていて、元夫のブルース・ウィリスとの間にもうけた3人の娘たち(特に末娘のタルーラ)についても同様だと考えているとか。38歳のオーランドは一昨年に妻のミランダ・カーと破局、52歳のデミも同年にアシュトン・カッチャーと離婚している。ちなみにアシュトンはオーランドより1歳下の37歳だ。オーランドもデミもその後はステディな相手が見つからないまま現在に至っているが、もしかしたら意外な大物カップル誕生となるかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月13日Windowsユーザーならおそらく1度は"死のブルースクリーン"にお目にかかったことがあるだろう。Windowsで何らかの深刻な問題が発生してシャットダウンまたは再起動した時に画面に表示されるあの青い画面だ。この画面を見ると、なすべき手段が何もないような無力感でいっぱいになるが、この問題を少しでも理解しておけば恐怖感が和らぐかもしれない。MakeTechEasierが「Dealing with the Blue Screen of Death in Windows)」で、このブルースクリーンについて説明しているので、それをもとにブルースクリーンの対処について考えてみたい。○原因ブルースクリーンは「Blue Screen of Death」を省略してBSoDあるいはSTOP(停止)エラーと言われることもある。まずは、この状態がなぜ起こるのかを見てみよう。Microsoftは、STOPエラーは「ハードウェアとソフトウェアの両方の問題が原因で発生する可能性がある」としている。後者のソフトウェアの問題だが、「アプリケーションがクラッシュした時とは異なり、ローレベルのソフトウェアのクラッシュはWindowsカーネル内で発生するもので、これがシステム全体の凍結につながる」とMakeTechEasierは説明する。なお、ソフトウェアとハードウェアの問題だけがブルースクリーンの原因ではない。これらのほかにも、Windowsカーネル内にマルウェアが存在するために引き起こされる可能性もあるという。また、不具合を含んだWindowsアップデート、古いBIOS、互換性がなかったり破損したりしたDLLやハードウェアドライバー、レジストリの破損なども原因として考えられるとのことだ。○対処法ブルースクリーンが出ると、基本的にPCを再起動する以外に対処方法はなく、これはデータの損失を招く。では、どうすればよいのか。この状態になると、画面には白い字で基本的なトラブルシューティング法が表示され、精通していない人には理解が難しいエラーメッセージが表示される。同時に、Windowsはハードディスクにエラー情報を含むダンプファイルを生成するので、これを問題の解決に役立てることができる。ダンプファイルは「イベントビューア」を使って閲覧することができるほか、NirSoftが無償で公開しているダンプファイルをスキャンする「BlueScreenView」を利用するのも手だ。BlueScreenViewでは、ダンプファイルから、「クラッシュの日時」「バグチェック文字列」「バグチェックコード」「原因のドライバー」「原因のアドレス」などを表示してくれる。以下、原因に応じた具体的な対応法を見てみよう。マルウェアのスキャンマルウェアが原因となっている場合、最新のウイルス対策ソフトを利用してスキャンして対処しよう。「Windows 8」ならリフレッシュ機能OSがWindows 8ならば、「PCのリフレッシュ」機能を利用してアプリケーションデータ、個人用ファイル、設定などを維持しつつ、Windowsを再インストールすることができる。この方法は再起動した後にシステムが破損した場合に必要となるが、もしPCを完全にリフレッシュしたくないのなら、「システムの復元」を試すことが推奨されている。ドライバーの再インストール古いドライバーがブルースクリーン発生の原因となっていることは多いようだ。ドライバーのアップデートを見逃さず、最新にすることで問題を未然に防ぐことができる。メーカーのWebサイトをチェックしておこう。ハードウェアのチェック問題のあるビデオカードを利用している場合など、オーバーヒートなどのハードウェアが原因となってブルースクリーンが発生することもある。そのため、ハードウェアを定期的にテストするべきだという。Windowsの再インストール上記の方法で改善しない場合、最後の手段としてWindowsの再インストールが考えられる。ハードウェアが原因ではないかぎり、Windowsの再インストールによってブルースクリーンは解決できるだろう。こうしたことを考えると、定期的なバックアップが重要だ。なお、MicrosoftはSTOPエラーの解決として、アクションセンターによる問題解決策の確認、Windows Updateでソフトウェア更新プログラムの確認なども提案している。こちらも合わせてチェックしておきたい。
2015年02月05日シャーリー・マクレーン&クリストファー・プラマーという2大アカデミー賞俳優が、イタリアを舞台に贈るチャーミングなラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』が、いよいよ今週末1月31日(土)より公開となる。実は本作に、ウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』(’12)で主人公のボーイスカウトの少年に大抜擢されたジャレッド・ギルマンが、自身二度目となる映画出演を果たしていることが分かった。本作は、とびきりチャーミングで奔放なエルサ(シャーリー・マクレーン)と、とびきり偏屈で頑固なフレッド(クリストファー・プラマー)の“二度目の恋”を、イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの傑作『甘い生活』(’60)にオマージュを捧げながら描く珠玉のハートフルムービー。『甘い生活』で、先日他界したアニタ・エクバーグ演じるヒロインがマルチェロ・マストロヤンニとともにローマの観光名所・トレビの泉で戯れる様子に憧れ、愛する人とトレヴィの泉に行くことを夢に描くエルサ。そして、妻を亡くし、何かと世話を焼く娘夫婦にも心を閉ざしているフレッド。そんなふたりの最悪の出会いとなるのが、本作の予告編冒頭に登場するエルサがフレッド娘夫婦の車をぶつけてしまうシーンだ。ここに登場する少年こそ、ウェス・アンダーソン監督に見出され、『ムーンライズ・キングダム』でいきなり主役で映画デビューを果たしたジャレッド・ギルマン。『ムーンライズ・キングダム』では、ボーイスカウトで出会った女の子と恋に落ちて駆け落ち。その駈け落ちに、ブルース・ウィリスやエドワード・ノートンら大人たちが右往左往する様子がコミカル、かつキュート&シュールに描かれ、ギルマン自身も彼らベテラン俳優陣と共に数々の賞にノミネートされた。当時、可愛らしく、あどけなさの残る新人子役だった彼も約2年の時を経て、いまでは大人の階段を上りつつある高校生に成長。本作では、名優クリストファー・プラマー演じるフレッドの娘夫婦の息子マイケル役で、2作目の映画出演を果たしており、トレードマークともいえるメガネと、どこか冷静で達観したような出で立ちは健在だ。フレッドは、夫とそろってお金を無心する娘には無愛想なのだが、唯一心を開いて本音を話せる相手が、ジャレッド演じる孫のマイケル。中でも印象的なのは、娘がそんなふうに反発するのは「いい父親じゃなかったせいだろう」と、マイケルに本音をこぼすシーンだ。それに対し、マイケルは「いいおじいちゃんだよ」とひと言返すだけ。だが、彼のひょうひょうとした存在感は、フレッドが周囲には見せない密かに娘を思いやる気持ちを映し出し印象的なシーンに仕上がっている。オスカー受賞の名優と適度な距離を保ちながらも、男の友情漂わせる演技を披露し、少し大人になった姿を見せているジャレット。今後も楽しみな彼の成長を、まずは本作で見届けてみて。『トレヴィの泉で二度目の恋を』は1月31日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日ブルース・ウィリスがスリラー映画『Extraction(原題)』に主演することになった。監督はスティーブン・C・ミラー。その他の情報ウィリスが演じる主人公は、妻を亡くした悲しみから立ち直れないでいる元CIA捜査官。彼の息子は新米のCIA捜査官で、ふたりは一緒に新型の武器を開発しようとしている。そんな時、父がテロリストにさらわれ、息子は自力で父を助け出そうとする。ウィリスの最新作は、『シン・シティ 復讐の女神』。次回作は、秋に北米公開予定のコメディ映画『Rock the Kasbah(原題)』。監督はバリー・レビンソン、共演はビル・マーレイ、ケイト・ハドソン、ゾーイ・デシャネルら。文:猿渡由紀
2015年01月22日タレントのカイヤと水沢アリーが1月7日に都内で開催された米映画『シン・シティ 復讐の女神』のヒット祈願イベントに出席。映画の世界観にちなんだセクシーな衣装に身を包み、「こんなセクシーな映画はない。恋人や夫婦一緒に観るといい」(カイヤ)、「ひとりひとりが主人公みたいに描かれていて、新しいなと思う。すごいゲストがさりげなく出ているの」(水沢)とアピールした。その他の写真映画は、悪徳がはびこる街シン・シティを舞台に、愛する者を奪われたアウトサイダーたちの生きざまをハードボイルドに描く。スタイリッシュなモノクロ映像で話題をさらった『シン・シティ』の9年ぶりとなる続編で、前作同様にロバート・ロドリゲス監督(『マチェーテ』『プラネット・テラー in グラインドハウス』)と原作者であるフランク・ミラーが共同メガホンで映画化した。前作に引き続き、ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスら豪華スターが共演する他、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーンらが初参戦しており「男性キャストも豪華で、みんな食べちゃいたいくらい」(カイヤ)と話した。映画のテーマである“復讐”に話題が及ぶと、カイヤは「夫の浮気を上回るくらい、男性と遊びたい。今年は離婚して、幸せになりたい」と夫で俳優の川崎麻世との不仲ネタを披露。一方、水沢は現役Jリーガーと交際中で「話がヘビー過ぎる。結婚に良いイメージを抱いているのに…」と苦笑いだった。イベントには占い師のゲッターズ飯田も駆けつけ、「今年は赤、オレンジ、ブルーを身につけると、運気が上がる」と開運のアドバイス。上半期はエンタテインメント業界全体の運気も良いといい、本作のヒットに期待を寄せた。『シン・シティ復讐の女神』1月10日(土)、TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年01月07日タレントのカイヤが1月7日(水)、都内で行われた米映画『シン・シティ復讐の女神』のヒット祈願イベントに出席。昨年末、自身が放った“離婚宣言”は「本当です」と説明し、「(別の男性と)結婚して、幸せになりたい。麻世、バイバ~イ」と笑顔で手を振った。カイヤさんと言えば、昨年末にフジテレビで生放送されたカウントダウン番組で、夫で俳優の川崎麻世に対し「今年離婚しま~す!」「結婚するの、ダーリンと。準備はできてる」「麻世にはまだ言ってない。知らない」などと爆弾発言したばかり。その真意を問われると「本当です」とはっきり答え、「私の人生、すべて逆。子どもを産んでから(川崎さんと)結婚したし、今度も結婚してから、(川崎さんと)離婚する」と話していた。イベントにはJ1浦和の槙野智章選手(27)と交際しているタレントの水沢アリーも登場し、「お話がヘビー過ぎて…。結婚にはいいイメージを抱いているので、実際は大変なんだなと」とドン引き。すかさず、カイヤさんが「何でも相談して!」とアドバイザーに名乗り出ていた。そんなふたりについて、同じくイベントに出席した占い師のゲッターズ飯田は「水沢さんは変わり者で、自由人。正義感が強いが、空気が読めず、男を見る目もない」「カイヤさんは真面目な分、火がつくと情熱的で止められなくなる。男性に尽くし過ぎるので、浮気される」とバッサリ。それでも、「カイヤさんは年末から運気があがるので、来年(2016年)、再来年にはいい男が現れる」そうで、当のカイヤさんは「イエス!」と大喜びだった。カルト的人気を誇るグラフィックノベルを、前作『シン・シティ』に続きロバート・ロドリゲスと原作者のフランク・ミラーが共同監督を務めて映画化。悪徳がはびこる街“シン・シティ”を舞台に、復讐に燃えるアウトサイダーたちの生きざまが、モノクロを基調にし、ビビッドな色彩が映える独特の映像スタイルで描かれる。ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ロザリオ・ドーソン、ブルース・ウィリスら多くの人気スターが前作から続投し、ジョシュ・ブローリン、エヴァ・グリーン、昨年末に結婚したばかりのジョセフ・ゴードン=レヴィットが初参戦しており「ひとりひとりが主人公のように描かれていて、斬新」(水沢さん)、「とてもセクシーな映画なので、恋人や夫婦で見るといい。麻世と一緒には見ない」(カイヤさん)とアピールしていた。『シン・シティ復讐の女神』は2015年1月10日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・シティ復讐の女神 2015年1月10日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 Maddartico Limited. All Rights Reserved.
2015年01月07日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部が25日、都内で行われた3D映画『シン・シティ 復讐の女神』の映画公開を記念したイベントに登場した。芸能界最強の3D(3人でダチョウ倶楽部)ということで、本作の応援団長に就任。12月25日に渋谷のカジュアルアメリカンダイニングHOOTERS で、ダチョウ倶楽部応援団が結成された。『シン・シティ 復讐の女神』は、"シン・シティ(罪の街)"を舞台に、繰り広げられる壮絶な復讐劇を描くグラフィックノベルの映画化作品。前作に続きバート・ロドリゲスと原作者のフランク・ミラーのコンビがメガホンをとり、前作から続投となったジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスらに加え、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジョシュ・ブローリン、エヴァ・グリーンら豪華キャストが集結した。映画に合わせ、革ジャンを着た強面男として登場したダチョウ倶楽部の3人。寺門ジモンは映画について「暴力が美しく見える」と興奮しながら言うと、肥後克広も「血しぶきがきれい。女がエロい」と絶賛。上島竜兵は「ブルース・ウィリスだよ。ふんがー!」と言うと、肥後から「それ、狼男じゃん」とツッコミが入り、会場は大爆笑。3人揃ってノリノリの「ヤー!!」もキメた。3人のクロストークの後に、「HOOTERS」のスタッフ、フーターズガールが、シン・シティガールとして特別チアリーディングのセクシーパフォーマンスを披露。ダチョウ倶楽部の3人は彼女たちに近づくと「香水の良い香りがする」とうっとりした後、「ムッシュムラムラ!」をお見舞いし、会場は大爆笑。続いて、お約束のアツアツおでんの土鍋が登場。肥後が「火を止めてもぐつぐつしてる」と苦笑いすると、上島は「スタッフがバラエティの人じゃないからわかってない。これ、本気だよ」とのけぞる。上島は熱い卵を口に入れられたり、こんにゃくをほっぺに当てられたりして、「わーっ!バカヤロウ!」と大騒ぎ。イベントは終始笑いに包まれ、大いに盛り上がりを見せた。『シン・シティ 復讐の女神』は1月10日(土)より全国公開。
2014年12月26日