「スター・ウォーズ」のアニメーション作品で、“異端”のエリート・クローン兵士集団<バッド・バッチ>を主人公にした「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズンの予告編が公開された。本作は、ジョージ・ルーカスが原案、デイヴ・フィローニ(「マンダロリアン」など)が監督を務め、多くのファンの心を掴んだアニメーションシリーズ「クローン・ウォーズ」に登場した“異端”のエリート・クローン部隊<バッド・バッチ>を主人公に描くアニメーションシリーズの最終章。「スター・ウォーズ」の生みの親であるルーカスの「クローンの中にも他と比べてユニークな能力の持ち主がいて、強化されたスキルをもつ特殊部隊のようなものがあるのではないか」というアイディアを基に、ルーカスからの信頼も厚く、ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)であるフィローニによって制作された。デイヴ・フィローニファンからの人気も熱い本シリーズについてルーカスフィルムは「本作がファイナル・シーズンである」と発表しており、「クローン・ウォーズ」「バッド・バッチ」シリーズと続いて描かれてきたバッド・バッチの波乱の物語もついに最終章を迎える。舞台は『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のその後、ジェダイ・オーダーが崩壊し銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。遺伝子操作によって生み出された、個性豊かなクローン兵士集団「クローン・フォース99」、通称<バッド・バッチ>は、ただ命令に従うだけのクローン兵ではなく新たな生きる道を模索していく。リーダーのハンター、怪力のレッカー、頭脳派のテク、新たな仲間として加わった元レック(標準的なクローン・トルーパー)のエコー、“純粋なクローン”の少女オメガ、そして帝国軍に対する価値観の違いから袂を分かつこととなったクロスヘアーと、それぞれクローンでありながらユニークな特性をもっている。銀河の様々な星で卓越したスキルを武器に予想外かつ危険な傭兵としてのミッションに挑む中、バッド・バッチはクローン戦争時代の旧友や新たな仲間たちに出会い、そして新たな敵に立ち向かっていく。解禁された予告編では、バッド・バッチが壮大なラスト・ミッションに挑む姿が迫力満点に描かれる。オメガを狙う帝国軍から逃げながら、傭兵として銀河の旅を続けるハンターらとオメガ。シーズン2のラストではついに帝国軍によってオメガは捕らえられてしまい、ハンターたちとオメガは離れ離れになってしまった。映像には、『シスの復讐』でアナキン・スカイウォーカーをダークサイドに引きずり込んだ、帝国の最高権力者として恐怖と暴政で銀河を支配するパルパティーン皇帝や、「クローン・ウォーズ」シリーズに登場した人気キャラクター、アサージ・ヴェントレスが黄色いライトセーバーを巧みに操るシーン。同じく「クローン・ウォーズ」シリーズで人気を博したキャプテン・レックスも登場するなど、シリーズでもお馴染みのキャラクターの姿が映し出されており、本作で描かれる「スター・ウォーズ」の新たな物語にますます期待が高まる。前作に続き手掛けるのは、ルーカスから「スター・ウォーズ」のアニメーションシリーズ作品の制作を任され、来たる「スター・ウォーズ」の劇場新作4本全てで製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニ。“異端”のクローン兵士集団<バッド・バッチ>が挑むラスト・ミッション、たどり着く結末に注目だ。「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズンは2月21日(水)よりディズニープラスにて初回3話配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年01月23日リーアム・ニーソン主演最新作『バッド・デイ・ドライブ』より、ニムロッド・アーントル監督のコメントとメイキング写真が公開された。本作は、ニーソンが正体不明の爆弾魔から後部座席に座る子どもたち共々命を狙われ、犯人の言いなりとなりドライブをすることになる91分のノンストップリアルタイムサスペンスだ。『シンドラーのリスト』(93)、『スター・ウォーズ』シリーズ、『96時間』シリーズ、『探偵マーロウ』(22) など、数多くの作品で様々なキャラクターを演じてきたニーソン。中でも“陰謀やトラブルに巻き込まれ、事件解決のために奔走する男”は、十八番ともいえる役柄。だが、アーントル監督は「この映画をニーソンが出演してきたアクション映画の仲間入りをさせると同時に、何か新しいもの、観客がまだ観たことがないニーソンを撮りたいと思いました」と考え、本作ではニーソンがごく普通の平凡な男を演じることを思いついた。「これまでニーソンは特定のスキルを持った男を演じてきましたが、今回は家族の命を守ろうとする、ごく普通の男。さらに物語が始まった時点で観客が見るのは、ごく普通の家族です。機能不全に陥っていて、表面下で対立があるとはいえ、どこにでもいるごく平均的な家族です」とこれまでニーソンが演じたキャラクターと異なることを力説。「“リーアム・ニーソンの作品を観る人々はどんなものを望んでいるのか”という問題は常にあります。今作のストーリーと設定は、ファンの皆さんもきっと楽しんでもらえるはずです」と名優が見せる新境地に自信を見せる。また、ニーソンとは初めてのタッグとなったが「ずっとファンだった人です!」と告白。メイキングでも少年のような瞳でニーソンを見る監督は、出演作も軒並みチェックしていたという。「憧れの人には会わない方がいいとよく言いますが、会った方がいいときもあるんですよ。まるで夢のようです!」とニーソンの主演最新作で監督を務めることに興奮を隠しきれない様子。「若い人を上回る力と俊敏性があり、強烈な情熱、そして集中力があります。彼の仕事に対する姿勢は、周囲の人間を鼓舞し、活気ある雰囲気を作り出す原動力となりました」と絶賛した。<作品情報>『バッド・デイ・ドライブ』12月1日(金) 公開公式サイト: STUDIOCANAL SAS – TF1 FILMS PRODUCTION SAS, ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月27日映画『BAD LANDS バッド・ランズ』(公開中)のティーチイン付き舞台挨拶が15日に都内で行われ、安藤サクラ、吉原光夫、原田眞人監督が登場した。同作は黒川博行氏による小説『勁草』の実写化作。特殊詐欺に加担するネリ(安藤)と弟・ジョー(山田涼介)はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出すだけだったはずの2人に様々な巨悪が迫る。※この記事は内容のネタバレを含みます。○映画『BAD LANDS バッド・ランズ』本編ラストの意味は?安藤は「山田くんがいないから空席があるかも?とドキドキしていました。でもこうしてぎっしりといてくれて嬉しい! たくさん話せると嬉しいです」と挨拶。原田監督も「涼介のいない分も頑張ります」と意気込み、会場からは笑いが起こる。「最後のシーン(ネリが林田にお金を振り込むシーン)で、暗号資産でお金騙し取られてないですよね?」と本編に踏み込んだ内容の質問に、安藤は「林田さん(サリngROCK)はキッチリ? 一切騙さず?」と原田監督に視線を送ると、原田監督は「僕の中ではネリはちゃんと海外に飛んでます。そして海外でお金をおろして、大金持ちになってます。今日は会場に編集を担当した遊人(プロデューサー)も来ていますけど、2人で『ネリが林田にお金をあげてるけど、そこからネリが500万をお小遣い用にお金持っていくシーンを本編にも入れておいた方が良かったよな』って話したんです」といった話も飛び出した。安藤は「そういったシーンがあったんですか?」とすかさず聞き返し、原田監督が「DVDの特典映像で付けます」とコメントし会場からは大きな拍手が沸き起こった。そして、本編ラストのネリが西成から天王寺に坂を駆け上がっていくシーンについて「西成から天王寺は坂ひとつで街がガラッと変わると思うんですけど、あのシーンはネリがしがらみから解放されるという意図があったのでしょうか? 安藤さんはどういう気持ちであのシーンに臨まれたのでしょうか?」という質問。原田監督は「映画はネリが西成にいてそこから脱出する話なので、西成からあべのハルカスに向かうっていうのが象徴的で分かりやすかったんです。最終的には彼女(安藤)のアップで終わるようにして、そしてあのままどこかに飛び立っていったんだろうなっていう終わり方にしてますね」と演出意図を答えると、吉原が「あのシーン結構泣けたんですよね。こけそうになったのはわざと?」と安藤に聞く。安藤は「ラストシーンは“走る”ということに重きを置きました。走る時ってこけないように少し制御して走るんですけど、その制御を外した走りをする。理屈で目的地に向かって走るというより、とにかく走るということに重きを置いた。でもその前に実はジョーから手紙をもらったシーンでもっとジョーに対する気持ちを表現してネリの涙が流れるシーンがあったんですよ。言ってもいいんでんすか?」と監督にお伺いをたてると、原田監督も頷き「それもDVDの特典映像に」と笑いながら回答した。
2023年10月15日ニードルズ(NEEDLES)と、「バッド・ホップ(BADHOP)」が手掛けるブレス(BREATH)のコラボレーションウェアが登場。2023年10月7日(土)より、ヌビアン原宿、渋谷、名古屋にて発売される。ニードルズ×バッド・ホップによる「ブレス」コラボウェア神奈川県川崎市を拠点に活動する8人組のMCによるヒップホップクルー「バッド・ホップ」が手掛けるアパレルブランド「ブレス」。コラボレーションでは、ジャージー素材のニードルズ定番トラックスーツをベースにした、コーチジャケットとトラックパンツによるセットアップを展開する。左右にロゴ刺繍、ブラウンのストライプでアイコニックなサイドラインには、落ち着いた色味のブラウンを配色。胸元には、左右それぞれにブレスとニードルズのロゴ刺繍があしらわれている。詳細ニードルズ×ブレス コラボレーションウェア発売日:2023年10月7日(土)18:00販売店舗:ヌビアン原宿、渋谷、名古屋アイテム:・COACH TRACK JACKET / BLACK BEIGE 37,400円・NARROW TRACK PANT - PLY SMOOTH / BLACK BEIGE 26,400円
2023年10月06日グッチは、最新のGucci Valigeria 広告キャンペーンにラッパーでシンガーのバッド・バニーとモデルのケンダル・ジェンナーを起用。新クリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノが示したGucci Ancora のスピリットのもとに、グッチのコミュニティの核である旅への情熱をたたえます。Courtesy of Gucci本広告キャンペーンは、旅のスタート地点であり待ち合わせの場である空港を舞台に、フォトグラファー アンソニー・セクラウイのクリエイティブな視点を通じて、一緒に旅立つ2 人の親密な雰囲気を表現しています。空港内を軽やかな足取りで進むバッド・バニーとケンダル・ジェンナーの姿を捉えた写真は、1990 年代のジェットセッターたちの魅力的なスタイルを現代的に描き出しています。Courtesy of Gucciエフォートレスでありながら洗練されたカジュアル ルックに、グッチのトラベルバッグならではのタイムレスなエレガンスが際立ちます。バッド・バニーとケンダル・ジェンナーが携えているのは、グッチの旅の物語を象徴する〔Gucci Savoy〕ラインのアイテムの数々。GG パターンやウェブ ストライプといった伝統的なデザイン エレメントを取り入れた、さまざまなサイズのGGスプリーム ダッフルバッグ、バックパック、ハード スーツケース、トロリーバッグなどが登場します。Courtesy of Gucciまた本広告キャンペーンで初公開となる新作、ラバー仕上げを施したレザーにGGパターンをエンボス加工で表現し、ネオンカラーのレザーディテールを組み合わせたトラベルバッグも紹介されます。Courtesy of GucciこのGucci Valigeria 広告キャンペーンを通じて、グッチの原点である旅の物語に敬意を表するとともに、クリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノのビジョンのもと、ラグジュアリーかつ冒険心にあふれた旅へと誘う新たな時代の幕開けを告げます。Courtesy of Gucci広告キャンペーン クレジットCreative Director: Sabato De SarnoArtistic Director: Riccardo ZanolaDirector: Nikita KuzmekoPhotographer: Anthony SeklaouiMake-Up KJ: Mary PhillipsMake-Up BB: Mira Chai HydeHair: Paul HanlonStylist: Alastair McKimmTalents: Kendall Jenner & Bad BunnyGUCCI1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を経て、グッチはクリエイティビティ、イタリアのクラフツマンシップ、イノベーションをたたえながら、ラグジュアリーの再定義への歩みを続けています。グッチは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、アイウェアの名だたるブランドを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングに属しています。
2023年10月03日サンリオの「ポムポムプリン」と「バッドばつ丸」のハロウィン限定ドーナツ「サンリオキャラクターズハロウィーンコラボドーナツ」が、手作りドーナツ専門店・フロレスタから登場。2023年10月9日(月)から10月31日(火)まで発売される。「ポムポムプリン」「バッドばつ丸」のハロウィン限定ドーナツフロレスタから、ハロウィン仕様に仕上げた「ポムポムプリン」と「バッドばつ丸」のコラボレーションドーナツがお目見え。「ポムポムプリン」は、トレードマークである焦げ茶色のベレー帽ではなく、魔女風のハットを被っているのがキュートだ。お友達の「マカロン」もリボン付きの紫色のハットを被って登場する。一方の「バッドばつ丸」は、親友の男の子「グッドはな丸」と共にラインナップ。まるでくもの巣のようなチョコレートの装飾も印象的だ。これらドーナツは、いずれも自然素材を使用したヘルシーなドーナツに仕上げているのもフロレスタならでは。ホワイトチョコレートにカボチャパウダーもしくは紫芋パウダーを練り込んだ、優しい甘さが特徴の1品に仕上げている。【詳細】「サンリオキャラクターズハロウィーンコラボドーナツ」販売期間:2023年10月9日(月)~10月31日(火)■第1弾:2023年10月9日(月)~10月20日(金)ポムポムプリン・マカロン 各540円■第2段:2023年10月21日(土)~10月31日(火)バッドばつ丸・グッドはな丸 各540円※価格はテイクアウトのプライス。<取扱店舗>【東北】石巻R45店【関東】学芸大学店、高円寺店、宇都宮平成通り店【東海】浜松さんじの店、日比野駅前店、野並駅前店、イオンタウン各務原店【関西】奈良本店、南海なんば駅店、堀江店、キッチンコドモ、北花田店、町家はごろも店、三田ウッディタウン店【中国】米子店【九州】平尾店、六本松店、藤崎店、大分店、大分駅上野の森口店【沖縄】新都心店※販売期間中、店舗によっては開店直後であっても商品の用意が出来ていない場合あり。※予約、取り置きなど詳しくは各店舗に問い合わせ。※常温/冷凍販売は店舗により異なる。※ドーナツは手作りのため数に限りあり。・フロレスタオーガニックストア予約販売開始日時:2023年9月29日(金)10:00受注スタート※受注終了日 2023年10月20日(金)23:59
2023年10月02日リーアム・ニーソン主演最新作『バッド・デイ・ドライブ』より予告編とポスタービジュアルが解禁された。『96時間』シリーズなどで知られるリーアム・ニーソンが、爆弾魔に狙われる“平凡な”ビジネスマンを演じる本作。この度解禁となった予告編では、リーアム・ニーソン演じるマットが徐々に陰謀に巻き込まれていく様子がスピーディーにとらえられている。子どもたちを学校へ送る車中で、正体も目的も不明の爆弾魔からの着信が。座席から立ち上がったら即爆発する爆弾を仕掛けられ、犯人に言いなりの強制ドライブがスタートする。さらには、犯人の陰謀によって、警察にまで追われるという最悪の事態に追い込まれ、「(自分は)犯人じゃない!」と必死の形相で訴えるも、大量のパトカーやヘリに取り囲まれ絶体絶命!そして極めつけに、最悪の状況下で家庭崩壊を宣告されてしまう…。映像にはマットの目の前で車が大爆発する様や、子どもたちの命の危機を前にして、怒りに震えるニーソンの表情も収められており、緊迫感ある展開や、ニーソンによる迫力のカーアクションにも期待が高まる予告編となっている。併せて解禁となったポスタービジュアルでは、メインコピーにある通り“最悪が加速する”展開が繰り広げられ「なぜ俺が…!?」と、このピンチに戸惑うような表情のマットがバックミラー越しにこちらを見つめている。これまでもたびたび、様々な作品でトラブルに巻き込まれ、窮地におちいるもピンチを乗り越えてきたニーソン。後部座席に座る娘と息子、そして家庭崩壊の危機を脱するため、父はどんな反撃に出るのか?アクションスターとして一時代を築いてきたリーアム・ニーソンが挑む“平凡な”男の活躍に注目が集まる。『バッド・デイ・ドライブ』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バッド・デイ・ドライブ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022 STUDIOCANAL SAS – TF1 FILMS PRODUCTION SAS, ALL RIGHTS RESERVED
2023年09月26日安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が「特殊詐欺」犯の姉弟を演じる『BAD LANDS バッド・ランズ』が、9月29日(金)、いよいよ全国公開される。直木賞作家・黒川博行の小説『勁草』を、原田眞人監督の見事な映画センスで脚色した、大阪が舞台のクライム・サスペンスだ。『BAD LANDS バッド・ランズ』原作の『勁草』(けいそう)、『大辞林』によれば「風などに負けない強い草。また、節操・思想の堅固な人のたとえ。」とある。つまり、タフな奴ってことか。原作は特殊詐欺グループと捜査陣の、まるで頭脳戦のような攻防が描かれていて、これだけでも十分すぎる内容なのだが、原田眞人監督は、犯人グループの中心となる主人公を女性に、その相棒を彼女の弟に変え、物語を分厚く、さらにドラマティックなものにした。オレオレ詐欺などの“特殊詐欺”は組織的な犯行といわれる。分担された役割は隠語で呼ばれる。実行犯には、電話を掛けて騙す役の「掛け子」、振り込ませた金融機関から現金を引き出す「出し子」、被害者に接触して金を受け取る「受け子」がいる。「掛け子」を管理しているのが「番頭」。「出し子」と「受け子」が金を持って逃亡するのを防止するのが「見張り」。と、原作には書かれている。この他にも闇の携帯や架空口座を売る「道具屋」、多重債務者などの名簿を売る「名簿屋」等、驚くほど“職務”が整理されている。しかも、逮捕時のリスク管理のため、お互いの素性は知らない、という巧妙なシステムで動いているのだ。安藤サクラ扮する煉梨(ネリ)は「見張り」役。「受け子」が被害者と接触してよいかも判断する。仲間には“三塁コーチ”というニックネームで呼ばれている。映画は、ネリが「受け子」を従えて、ある案件を実行中、というところから始まる。詐欺に遭ったとおぼしき中年の女性が、銀行でお金をおろし、「掛け子」の指示通り、受け渡し場所に向かう。ネリは、一部始終を遠巻きに見ながら、「受け子」への最終ジャッジをくだす。が、どうも、中年女性の周辺にいる男がクサい。警察のおとり捜査ではないか……。そんな特殊詐欺だけでなく、最下層の人たちを食い物にする、様々な、わりとせこい“しのぎ”がネリのかせぎぶちだ。山田涼介演じる弟の穣(ジョー)は刑務所から出所したばかりで、そんなネリの仕事を手伝うことになる。この姉弟が、偶発的なできごとから、ある事件に関わって億単位の金を手にすることになり、警察だけでなく、巨悪から追われるというストーリーだ。さまざまな人間たちが複雑に絡み合うドラマは『日本のいちばん長い日』を始め、原田眞人監督が得意とするところ。今回も、ネリの属する犯行グループ、警察、そして、ネリを追う別のグループと、幾筋もの人間関係が交錯する。その要所要所に、絶妙にキャスティングされた役者の個性がにじみ出る。弟ジョー役の山田涼介は、原田監督の『燃えよ剣』で沖田総司役を演じて以来の起用。ナイーブで、血のつながらない姉・ネリを慕う可愛い一面もあるが、冷血でややあぶないサイコパス。まさに現代に蘇った沖田総司というか、彼がまた、いい雰囲気をだしている。犯行グループのボス格「名簿屋」は、こういうウサンくさい役どころがビシバシ似合う生瀬勝久。ネリを幼いころから知る元ヤクザに宇崎竜童、自分のことをボクと言っちゃうTatooありの、通称“曼荼羅”だ。「道具屋」にはなんと天童よしみ、このセリフを天童さんにふるかあ、と見ていて思わず吹いてしまった。捜査陣も、刑事役に『どうする家康』の柴田勝家役だった吉原光夫、捜査班の班長に江口のりこ(やけにめがねに凝っている)と個性派をそろえた。もちろん、真っ向なクライムサスペンスなのだが、注を入れたくなるキャラクターの持ち主ばかりで、使う言葉も関西弁とあって、どこか、そこはかとないユーモアが感じられる。このアンサンブルが、関西ノワールの魅力であり、映画の醍醐味だ。それだけではない。原田作品では、時折、こんなスゴイ役者がいたか、と驚かされる。例えば、酒向芳を『検察側の罪人』で見たときがそうだった。本作では、ネリとジョーが息抜きに出入りする裏賭場の金庫番、林田役の“サリngROCK”が、得体の知れない感じで、その怪しさがたまらない。大阪の劇団「突撃金魚」の脚本・演出家だそう。そしてなんといっても、「世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です」と監督が絶賛する安藤サクラ。詐欺師の顔も、妖艶な女性の立ち振る舞いも、キャップを目深にかぶった三塁コーチ役も、弟への優しさとも愛ともとれる姉の顔も、どれをとっても印象に残る。超タフで、すこぶるカッコいい。安藤さんは、できればこの後、さまざまな監督作品に出演して、他の顔も見せてほしい。まだまだ全貌をみせない日本の宝、ちょっと大袈裟だがそこまで思える俳優だ。原田作品の魅力。もうひとつは、セットを始め、どこで撮ったのだろうと感心する映像のユニークさ。今回、大阪でロケもしているが、彦根の各所でオープンセットを作ったり、住宅や店舗を改造して、撮影を行っている。例えば、詐欺グループが出入りするプールバーなんて、無国籍でノワール(暗黒)映画にぴったりの舞台。この店の名前が、タイトルにもなっている「BAD LANDS」。若き日のシシー・スペイセクとマーティン・シーンが共演したテレンス・マリック監督『地獄の逃避行』(1973) の原題からとっている。主人公ネリの名前は、ドストエフスキーの『虐げられた人びと』のネリーからだという。そんな風に、映画のあちこちに、まるで宝探しでみつける宝物のように、監督の遊び心も隠されている。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……緻密に計算された配役と演出。キャストの移動をつぶさに追うカメラが画面に躍動感を与え想像を超える犯罪カオスへと向かうのだ」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()(C)2023『BAD LANDS』製作委員会
2023年09月18日リーアム・ニーソン主演最新作『バッド・デイ・ドライブ』(原題:Retribution)が12月1日(金)より公開されることが決定した。いつもと変わらぬ朝、金融ビジネスマンのマットは、子どもたちを学校に送り届けるため、自慢の新車のシートに腰を下ろした。運転を始めると着信があり、声の主から「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」と告げられる。戸惑いながらもマットは行方の見えない運転を続ける。しかし、行く先では同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。その被害者はマットの同僚…。恐怖に怯える子どもたちを乗せ、ユーロポールとマスコミから容疑者として追われるマット。果たして犯人は誰なのか。そしてその目的は…?本作で映画出演101本目となるリーアム・ニーソン。これまで、探偵、殺し屋、除雪作業員など様々なキャラクターを演じてきたが、今回演じるのは仕事と家庭の両立を図る平凡なビジネスマン、マット。正体不明の爆弾魔から命を狙われ、警察からは容疑者として追われ、その最中に家庭崩壊の危機に直面するという、まさに人生最悪の一日を迎えた平凡な男だ。だが、我が子の身に危害が及んだとき、その形相は一変する…!マットの妻、ヘザーを演じるのは、エンベス・デイヴィッツ。ニーソンの出世作であり、アカデミー賞7部門に輝いた『シンドラーのリスト』以来、30年ぶりの共演となる。2人の息子ジャックに『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のジャック・チャンピオン、娘エミリーに『ワンダーウーマン 1984』で主人公の少女時代を演じたリリー・アスペルが抜擢。そして、マットを追う警察官を『リトル・マーメイド』などのノーマ・ドゥメズウェニ、同僚アンダースとして、大人気Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマシュー・モディーンが名を連ねる。監督は『プレデターズ』のニムロッド・アーントルが務めた。併せて場面写真も解禁。マットが緊張した様子で運転を続ける様や何者かに銃を向ける姿などが捉えられている。怒りや恐怖が入り混じった戸惑いの表情を浮かべているものの、ニーソンの眼光は鋭く、緊迫感あふれる場面写真となっている。『バッド・デイ・ドライブ』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日9月29日(金) に全国公開される映画『BAD LANDSバッド・ランズ』の追加キャストが発表され、併せて予告編と本ビジュアルが公開された。『BAD LANDSバッド・ランズ』は、第151回直木賞を受賞した『破門』などで知られる作家・黒川博行による小説『勁草』を、『検察側の罪人』『関ヶ原』など数々の話題作を手がけてきた原田眞人監督が映画化した作品。特殊詐欺を生業とする主人公・橋岡煉梨(ネリ)役は、今回が原田監督作品に初参加となる安藤サクラ、ネリの弟・矢代穣(ジョー)役は、『燃えよ剣』以来2度目の原田監督作品の参加となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)が演じる。今回のアナウンスでは、さらなる化学反応をもたらす豪華キャストが顔を揃えた。大阪の「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る曼荼羅(まんだら)役に宇崎竜童、同じくNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長であるが、裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋を名乗る高城役に生瀬勝久、大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事・佐竹役に吉原光夫、同じく大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長・日野役に江口のりこ、そしてネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ新井ママ役に天童よしみが決定した。そのほかにも、博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”役に大場泰正、グローバル・マクロ投資家の大物で総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長の胡屋役に淵上泰史、裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女・林田役にサリngROCKという、一癖も二癖もあるキャストが集結した。公開された予告映像は、特報映像より一層緊迫感が増した映像となっており、「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」というネリとジョーの脱出することのできない“最底辺”での“仕事”の一端が垣間見える。そこに高城から「日本の根幹をゆるがすビッグビジネス」の存在を告げられるネリ。そして思いがけず手にした3億円を前にはしゃぐジョーの姿と、そこへ迫りくる刑事や投資家、裏社会の人間たちの姿。「選択は二つ。主人のもとへ戻るか、切り裂かれるか」というセリフが〈持たざる者〉である姉弟の、後には引けない心情を表している。さらに、姉弟を取り巻く“くせ者”たちが一気にお披露目。元ヤクザでネリを幼いころからよく知る曼荼羅に、道具屋の新井ママ、さらにはネリの親代わりともいえる存在の特殊詐欺の名簿屋・高城までもが二人へ牙をむく。本ビジュアルは疾走感溢れるティザービジュアルからは一転、BAD LANDSのアルファベットのロゴの意匠に紛れ込む癖のある新キャスト陣の怪しく笑う表情、苦悩を浮かべる表情、正義を見つめる目線──。そんな多様な登場人物全員を翻弄するかのように怪しくこちらを見つめるネリとジョーの姿が印象的で、より危険な香りを漂わせるビジュアルとなっている。『BAD LANDSバッド・ランズ』本予告<作品情報>『BAD LANDSバッド・ランズ』9月29日(金) 全国公開『BAD LANDSバッド・ランズ』本ビジュアル(C)2023『BAD LANDS』製作委員会原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)監督・脚本・プロデュース:原田眞人【出演】安藤サクラ、山田涼介生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋サリngROCK、天童よしみ/江口のりこ/宇崎竜童関連リンク公式サイト::
2023年07月19日アディダス オリジナルス(adidas Originals)から、アーティスト バッド・バニー(Bad Bunny)とのコラボレーションスニーカー「バッド・バニー レスポンス CL(Bad Bunny Response CL)」が登場。2023年6月24日(土)より、一部アディダス取扱店にて販売する。バッド・バニーとのコラボレーションシューズ歌手でラッパーのバッド・バニーとのコラボレーションシューズでは、2000年代初頭のアディダスのランニングシューズに着想を得てデザインされた「レスポンス CL」をベースモデルに採用。メッシュベースのアッパーに、まるで“溶け出す”かのような流動的なラインを描くレザー素材のオーバーレイを重ねているのが特徴だ。“あらゆる形の融解”をオールブラックカラーで表現アッパーやオーバーレイ、ミッドーソールは、すべて黒で統一したトリプルブラックの配色で「あらゆる形の融解」のコンセプトを表現。サイドにあしらわれた象徴的なスリーストライプスとヒールにはネイビーを配すことで、さりげないアクセントを利かせている。詳細「バッド・バニー レスポンス CL」発売日:2023年6月24日(土)事前抽選申込期間:6月20日(火) 17:00~6月24日(土) 15:30当選発表:6月24日(土) 16:30から順次販売店舗:GR8、アンディフィーテッド、ベイト、KITH TOKYO、アトモス 公式オンライン、CONFIRMEDアプリ自店販売価格:24,200円【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
2023年06月24日「ブレイキング・バッド」のウォルター役で知られるブライアン・クランストン(67)が、ブリティッシュ版「GQ」誌に登場。俳優業に関する今後の予定を明らかにした。2026年に一時的に休業し、妻と過ごしたいと話している。「もう一度、パラダイム(物の見方)を変えたいんです。ロビン(妻)は少なくともこの24年間、私にぴったり寄り添った生活を送ってきました。彼女は“プラスワン”の存在であり、セレブの妻として生きてきた。私の人生を中心として、自分の人生を方向転換させたり調整したりしないとならなかったのです。彼女はそれによって多大な恩恵を受けもしたけれど、それでも私たちは等しいとは言えません。だからその差をなくしたい。彼女にはその権利があります」と語った。長年、自分を支えてくれた妻と「添い遂げたい」というブライアン。「でも、健全な方法でね。ただ一緒にいられればいいというわけではありません。2人でレストランに行って、どちらもしゃべらないでいるなんていうのは嫌ですよ」と付け加えた。3年後の2026年、70歳になるブライアンは俳優業から少なくとも半年は離れ、妻とフランスの小さな村でフランス語、料理、ガーデニングを学びたいとのこと。自身が経営する製作会社をたたみ、「ブレイキング・バッド」共演者のアーロン・ポールと立ち上げた酒ブランド「Dos Hombres」の半分を売却する予定だという。(賀来比呂美)■関連作品:ブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2023年06月09日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』が2023年9月29日(金)に全国公開される。監督は原田眞人。主演は安藤サクラ。原田眞人が黒川博行の傑作小説『勁草』を映画化映画『BAD LANDSバッド・ランズ』は、直木賞作家の黒川博行による重厚な傑作小説『勁草』を原作とする映画。『検察側の罪人』や『関ヶ原』 『ヘルドッグス』など、数々の話題作を手掛けてきた原田眞人が監督・脚本を務め、実写映画化する。映画で『BAD LANDSバッド・ランズ』で描かれるのは、特殊詐欺を生業とする主人公のネリと、その弟ジョーによるストーリー。後戻りのできない闇の世界へ踏み入ってしまったネリとジョーの向かう先は天国か、地獄か?予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメントが繰り広げられる。安藤サクラが主演、弟役に山田涼介主演を務めるのは、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、『万引き家族』や『怪物』にも出演する安藤サクラ。また、安藤演じるネリの弟・ジョー役を、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる。安藤サクラと山田涼介は初共演となる。橋岡煉梨(ネリ)…安藤サクラ特殊詐欺を生業とし、その成果によって弟のジョーとともに生き延びてきた。特殊詐欺グループの受け子のリーダー格であり、警察の張り込みにも目ざとく気付く。一方、自身も生活をする「ふれあい荘」の住人たちを束ねており、住民たちからの人望も厚い。体調不良の者が出ると病院へ連れて行くなど面倒見の良い一面も。矢代穣(ジョー)…山田涼介(Hey! Say! JUMP)ネリの弟。黒い革ジャンがトレードマーク。刑務所から出所してきたばかりで他に頼る宛が無く、高城に仕事を紹介してもらおうと姉のネリを頼りにやってくる。特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことの出来ない“危うさ”を持つ一方で、血が繋がらないながらも唯一の家族であるネリを心の拠り所にし、守ろうとする側面も持っている。尚、ジョーを演じる山田涼介は、原田眞人とのタッグは『燃えよ剣』以来、2度目となる。曼荼羅(まんだら)…宇崎竜童「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る存在。高城…生瀬勝久表向きはNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長。裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋。佐竹…吉原光夫大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事。日野…江口のりこ大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長。新井ママ…天童よしみネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ。教授…大場泰正博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”。胡屋…淵上泰史グローバル・マクロ投資家の大物で、総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長。林田…サリngROCK裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女。映画『BAD LANDS バッド・ランズ』あらすじ<持たざる者>が<持つ者>から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。二人はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す…ただそれだけだったはずの2人に迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの<危険な地>から逃れられるのか。【作品詳細】映画『BAD LANDSバッド・ランズ』公開日:2023年9月29日(金)出演:安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基、鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋、サリngROCK、天童よしみ、江口のりこ、宇崎竜童監督:原田眞人脚本:原田眞人プロデュース:原田眞人原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)音楽:土屋玲子
2023年06月02日安藤サクラを主演、山田涼介(Hey! Say! JUMP)を共演に迎え、直木賞作家・黒川博行の「勁草」を映画化する『BAD LANDSバッド・ランズ』が9月29日(金)より公開決定。特殊詐欺に加担する姉弟を映したティザービジュアルと特報映像が解禁された。第151回直木賞を受賞した「破門」や、映画化された「後妻業」など、人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説を『検察側の罪人』や『関ケ原』など数々の話題作を手掛けてきた原田眞人監督が映画化。主演は、『ある男』で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞、『怪物』の公開が控える安藤サクラ。壮大なファンタジーと日常感が話題となったテレビドラマ「ブラッシュアップライフ」で主演を務めた安藤さんが、本作では特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を演じる。そして、安藤さん演じる主人公ネリの弟・矢代穣(ジョー)役には、『燃えよ剣』以来、2度目の原田監督作品の参加となる山田涼介が抜擢された。「自分の知らない世界だったので登場人物たちのキャラクターの魅力にとてもワクワクしました」と語る安藤さんは、山田さんとは初共演。山田さんに対して「本読みの時から矢代にぴったりだと思って、私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです」とコメントする。一方で、山田さんは「安藤さんがお姉ちゃん役と聞いた時に安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました!」と語っており、2人が見せる化学反応に期待が高まる。安藤サクラ本作の監督・脚本・プロデュースを務めた原田監督は、初タッグの安藤さん、そして山田さんに対し「安藤サクラは世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。また、切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」とコメント、原作の黒川博行は「安藤さんと山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい」と期待の声を上げている。『BAD LANDSバッド・ランズ』は9月29日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会
2023年05月30日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』が9月29日(金) に公開されることが決定。併せてティザービジュアルと特報映像が公開された。『BAD LANDSバッド・ランズ』は、第151回直木賞を受賞した『破門』などで知られる作家・黒川博行による小説『勁草』を、『検察側の罪人』『関ヶ原』など数々の話題作を手がけてきた原田眞人監督が映画化した作品。特殊詐欺を生業とする主人公・橋岡煉梨(ネリ)役は、今回が原田監督作品に初参加となる安藤サクラ、ネリの弟・矢代穣(ジョー)役は、『燃えよ剣』以来2度目の原田監督作品の参加となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)が演じる。本作で安藤と山田は初共演となるが、安藤は山田に対して「本読みの時から矢代にぴったりだと思って、私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです」とコメント。一方で山田は「安藤さんがお姉ちゃん役と聞いた時に安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました!」と語っている。また、監督・脚本・プロデュースを務めた原田は「安藤サクラは世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。また、切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」とコメント。さらに、原作者の黒川は「安藤さんと山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい」と絶賛している。併せて公開された特報映像は、ネリとジョーふたりの会話から始まり、勢いを増しながら展開していく。「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」と告げるネリ。社会の底辺で生きている<持たざる者>は、悪に染まるしか生きる術を知らない。そこからネリとジョーの様々な感情が駆け巡るように、“葛藤とともに天を仰ぎ”“誰かに怒り吠え”“企み顔”“歓喜する”カットが立て続けに映し出される。徐々に上がっていく音楽のテンポに呼応するように、【ここは】【悪い奴らの】【天国で、地獄。】というテロップとともに、覆面の男たちや警察、社会の裏側に潜む人間が交錯する。さらに、拳銃を構えるジョーとショットグラスに入ったアルコールを放るネリのカットも見どころとなっている。■安藤サクラ コメント全文自分の知らない世界だったので登場人物たちのキャラクターの魅力にとてもワクワクしました。山田さんは本読みの時から「あ、矢代だ!ぴったりだな!」と思っていました。私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです。原田監督とは自分が思ったことを色々相談するようにしています。集中すべき時に集中して、“自分らしくいる”という過ごし方ができるとてもメリハリのある現場で毎日楽しく過ごしています。色んなキャラクターの俳優さんたちが交わって、どのシーンも楽しく魅力的で観たことのない化学反応を起こしていきますので、是非ご期待ください。■山田涼介 コメント全文安藤さんは、実はたまたま一度、プライベートでお会いしたことがありました。すごく気さくな方で、お姉ちゃん役と聞いた時は安心感がありました。安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました。原田監督とは、一度映画でご一緒しましたが、毎日本当に緊張感があり、命を削っているような現場でした。どんなシーンでも緊張感がある現場というのは、なかなかなく、貴重な経験だと思って一生懸命やっていたので、またお声掛けいただいてとても嬉しかったですね。是非、ハラハラドキドキしたスピード感溢れる本作を楽しみに待っていて欲しいと思います。■原田眞人監督 コメント全文黒川博行さんの原作は2015年の発売直後に読みました。俗にいう「オレオレ詐欺」犯罪グループの内実がリアルに描かれていて、その世界観に惹き込まれ、監督目線で登場人物をあれこれ動かしたことを憶えています。実に刺激的な読書体験でした。その最大のポイントは、犯罪グループの元締めを補佐する立場の主人公橋岡を女性にしたらどうだろうということでした。例えば、ドストエフスキーの「虐げられた人びと」に登場するネリーを黒澤監督が「赤ひげ」に「包摂」したように。ただ、私が手を挙げるのが遅かったために、映画化権は某社に渡っていました。辛抱強く6年待って、実現に漕ぎ着けたのは『ヘルドッグス』製作チームのおかげです。橋岡の性転換を心よく承知してくださった黒川さんにも感謝です。理想のキャストも組めました。安藤サクラは「生きにくい」を「生き抜く」ネリーの魂の綱渡りを、橋岡ネリとして、美しく哀しく愛おしく舞ってくれました。世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。原作の橋岡の疫病神的パートナーとなるサイコパス矢代穣は、沖田総司が現代に甦ったらこうなるのではないか、というコンセプトのもと山田涼介に参加してもらいました。沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました。彼らを彩る関西演劇陣の濃厚なアンサンブルにも圧倒されます。一人一人紹介するのは公開間近まで待たねばならないのがとても残念。沼津生まれのロスアンジェリーノ東京人の私が憧れ続けた「大阪弁フィルム・ノアール」はこの秋、世界に打って出ます!■黒川博行(原作) コメント全文監督の名を聞いて、一も二もなく映画化に同意した。名匠・原田眞人――。多くの作品をわたしは見ていた。『クライマーズ・ハイ』や『わが母の記』をはじめ、近作の『関ヶ原』や『検察側の罪人』、『燃えよ剣』は重厚にしてスケールの大きい傑作だった。あの原田監督がわたしの『勁草』をどんなふうに映像化してくれるのか、楽しみでしかたなかった。そこへ演じるのが安藤サクラと山田涼介、これも申し分ない。安藤さんのさわやかな個性と自然な演技は原作の犯罪性をきれいに掬いとってくれるだろうとわたしは期待し、山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい。『BAD LANDSバッド・ランズ』特報映像<作品情報>『BAD LANDSバッド・ランズ』9月29日(金) 公開(C)2023「BAD LANDS」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年05月30日4月1日(土) から23日(日) にシアタートラムで上演された舞台『ブレイキング・ザ・コード』が、5月14日(日) よりオンライン配信されることが決定した。日本で33年ぶりに上演された『ブレイキング・ザ・コード』は、コンピューターを発明した実在の男性、アラン・チューリングの生涯を描いた作品。キャストには、亀田佳明、水田航生、岡本玲、加藤敬二、田中亨、中村まこと、保坂知寿、堀部圭亮といった面々が名を連ねている。演出は2022年読売演劇大賞で優秀演出家賞に選ばれた稲葉賀恵が務め、翻訳は小田島創志、音楽は阿部海太郎がそれぞれ担当している。<配信情報>舞台『ブレイキング・ザ・コード』視聴券販売期間:5月14日(日) 12:00~6月12日(月) 18:00まで視聴可能期間:5月14日(日) 12:00〜7月11日(火) 23:59まで視聴券:3,000円※購入日から1カ月視聴可能。ただし、一度視聴を開始すると7日間(168時間)で視聴可能期間が終了します。公式サイト:
2023年05月10日4月1日(土) シアタートラムにて、舞台『ブレイキング・ザ・コード』が開幕し、舞台写真とキャストコメントが到着した。本作はイギリスの数学者で、第二次世界大戦中にコンピューターを発明しナチスの暗号「エニグマ」を解読した実在の男性、アラン・チューリングの生涯を描いたヒュー・ホワイトモア作の戯曲。今話題の演出家・稲葉賀恵の演出のもと、日本で33年ぶりの上演となった。アラン・チューリング役には、『ガラスの動物園』『タージマハルの衛兵』で狂気と繊細さを表現し、紀伊國屋演劇賞を受賞した亀田佳明が務め、チューリングと関係を持つロン・ミラー役には水田航生、チューリングの同僚パット役に岡本玲、チューリングを暗号解読に引き抜いたノックス役に加藤敬二、チューリングの初恋相手クリストファー役には田中亨、上層階級の官僚ジョン・スミス役を中村まことが演じる。さらに、チューリングの母、サラ・チューリングには保坂知寿、強盗事件の捜査に訪れる刑事ミック・ロス役は堀部圭亮と、実力を兼ね備えた俳優陣が集結した。■稲葉賀恵(演出)コメントこの物語は数学理論を真ん中に置いてはおりますが、極めて私たちの近く、隣にいる人間たちのすれ違いやぶつかり、そして愛憎や悲哀を描いています。約1カ月強、8人の尊敬する魅力的な俳優陣と、すぐそこに、近所にいるような親近感と愛くるしさを持った登場人物を作り上げるべく、コツコツ丁寧にお稽古してきました。そして、信頼すべきスタッフプランナー陣と、チューリングの脳内を舞台上に出現すべく、時に子供のようにきゃっきゃ言いながら趣向を凝らして参りました。何だかとても奇妙で、でもとても愛すべき世界になった気がいたします。きっと観ていただけたら、チューリングをはじめとする歴史の中にいる登場人物が、年号から抜け出してすぐそこで手を差し出して話しかけてくるような、そんな感覚を覚えて頂けると思います。トラムという宇宙のような空間で天体のように近づいては離れる人間たちの模様を一緒に浮遊しながら旅してみてください。劇場でお待ちしております。■亀田佳明(アラン・チューリング 役)コメント本日はご来場頂きましたお客様に心より感謝を申し上げます。稲葉賀恵さんの粘り強く丁寧な演出にスタッフキャストも一丸となり明るく闊達な稽古場でした。劇中アラン・チューリングは常に舞台上にいながら、他の人物の登場によって時空が飛んでいきます。堀部圭亮さん演じるロスの絶妙にグレーな人間味。田中亨さん演じるクリスの清廉さとニコスの無邪気さ。保坂知寿さん演じるサラの失望の先に見せる深い愛情。水田航生さん演じるロンの秘められた痛みと滲む葛藤。中村まことさん演じるスミスの特異な難攻不落。加藤敬二さん演じるノックスの温かさの中にある哀しみ。岡本玲さん演じるパットの夾雑物のない眼差しで生きようとする意志。(登場順)次々に登場してくる共演者の方達と稽古を重ねていくうちに、自分は登場人物達の記憶の中の存在であり、その人物たちの記憶により再生されている存在のような不思議を感じました。「心とは何か」「身体がなくても心は存在するのか」チューリングは学術でこの問いを追究し続けました。私にとっても心の問いは向き合い続けるテーマでもあります。日々お客様と発見を重ねながら千秋楽を迎えたいと思います。座組一同、心を込めて創った作品です。1人でも多くの方に観ていただけたらと願っております。<公演情報>舞台『ブレイキング・ザ・コード』『ブレイキング・ザ・コード』ビジュアル作:ヒュー・ホワイトモア翻訳:小田島創志演出:稲葉賀恵音楽:阿部海太郎■出演亀田佳明/水田航生/岡本玲/加藤敬二/田中亨/中村まこと/保坂知寿/堀部圭亮■東京公演2023年4月1日(土)〜4月23日(日) シアタートラムチケットはこちら:【アフタートーク】■4月5日(水) 13:00公演出演者:加藤敬二、中村まこと、堀部圭亮、水田航生(MC)左より)加藤敬二、中村まこと、堀部圭亮、水田航生(MC)■4月7日(金) 13:00公演出演者:岡本玲、田中亨、保坂知寿、水田航生(MC)左より)岡本玲、田中亨、保坂知寿、水田航生(MC)■4月12日(水) 13:00公演出演者:成河(ゲスト)、亀田佳明、水田航生(MC)左より)成河(ゲスト)、亀田佳明、水田航生(MC)■4月14日(金) 13:00公演出演者:小川絵梨子(ゲスト)、稲葉賀恵(演出)、亀田佳明、水田航生(MC)左より)小川絵梨子(ゲスト)、稲葉賀恵(演出)、亀田佳明、水田航生(MC)公式サイト:
2023年04月03日実在した男の数奇な生涯を描いた舞台『ブレイキング・ザ・コード』が4月1日(土)から東京・シアタートラムで上演される。舞台は第二次世界大戦後のイギリス。エニグマと呼ばれる複雑難解なドイツの暗号を打ち破り、イギリスを勝利へと導いたアラン・チューリング。しかし、誰も彼の功績を知らない。この任務は戦争が終わっても決して口にしてはならなかったのだ。そしてもう一つ、彼には人に言えない秘密があった。同性愛者が犯罪者として扱われる時代、彼は同性愛者だった。あらゆる秘密を抱え、どんな暗号も解き明かしてきた彼が、人生の最後に出した答えとは......。悲運の死を遂げた彼の生涯を少年時代、第二次世界大戦中の国立暗号研究所勤務時代、晩年と時代を交錯させながら描いていく。本番まで1ヶ月を切った3月上旬、都内近郊で行われている稽古場を取材した。この日は頭と身体をほぐすゲームから。出演者らが円になって、互いの呼び名を決める。例えば、主人公のアランを演じる亀田佳明は「かめちゃん」といった具合に。名前を呼ぶ順番を決め、それが一巡したら、次は指を鳴らす合図を受け取った人が、次の人に向けて指を鳴らす(「名前」の順番と「指鳴らし」の順番は違う)。指を鳴らす動作が一巡したら、次はボールを受け取った人が、次の人に向けてボールを渡す(「ボール」の順番もまた違う)......。一つ一つの動きは単純で、規則性があるが「名前を言う」「指を鳴らす」「ボールを渡す」といった複数の動作が同時並行的に進められると、見ている側としては超カオスな状態。だが、出演者らは体と頭をフル回転させながら、冷静にゲームを進める。誰一人足を引っ張る者はおらず、皆が驚くべき集中力を発揮していた。30分ほどでゲームを終え、続いては作品の冒頭、アラン(亀田)とミック・ロス(堀部圭亮)の2人のシーンからの稽古。一旦最後まで一通りの稽古を終えており、これからより内容を深めていく段階のようだ。シーン全体を通し、それを見た演出の稲葉賀恵は、演出席から俳優のもとに駆け寄り、観て感じたことの「シェア」を行う。印象的だったのは、演出の稲葉のテンションの高さ。登場人物になりきって心情の流れを語るかと思えば、一歩引いて演劇としてどう見えるかを語る。俳優たちの芝居の意図を聞き出して一緒に“正解”を探したり、「その方向性です!」「めっちゃいいじゃないですか!」と惜しみなく芝居を褒めたりして、稽古場の雰囲気を稲葉が作っていると感じた。俳優たちも芝居好きの実力派ばかりなので、その稲葉の期待と要望に楽しげに応えていた。すべてを見てはいないが、アラン役の亀田はとても繊細な芝居だった。動きやセリフの一つ一つの意味を咀嚼し、丁寧に積み重ねている印象で、これらが物語の中でどう見えてくるか。とても楽しみだ。公演は4月23日(日)まで。ぜひお見逃しなく!取材・文:五月女菜穂
2023年03月28日4月1日(土) から4月23日(日) にわたってシアタートラムで上演される『ブレイキング・ザ・コード』にて、アフタートークが開催されることが決定した。本作はイギリスの数学者で、第二次世界大戦中にコンピューターを発明しナチスの暗号「エニグマ」を解読した実在の男性、アラン・チューリングの生涯を描いたヒュー・ホワイトモア作の戯曲。今話題の演出家・稲葉賀恵の演出のもと、亀田佳明はじめ豪華キャストが集結して日本で33年ぶりに上演される。アフタートークは、4月5日13時公演、4月7日13時公演、4月12日13時公演、4月14日13時公演の計4公演の公演終了後に実施され、出演キャストのほかにゲストも登場。4月12日13時回のゲストには、亀田佳明との2人芝居『タージマハルの衛兵』などで共演を重ねる成河が、4月14日13時回には演出の稲葉とも親交の深い小川絵梨子が登壇する。<イベント情報>『ブレイキング・ザ・コード』アフタートーク4月5日(水) 13:00公演出演者:加藤敬二、中村まこと、堀部圭亮、水田航生(MC)左より)加藤敬二、中村まこと、堀部圭亮、水田航生(MC)4月7日(金) 13:00公演出演者:岡本玲、田中亨、保坂知寿、水田航生(MC)左より)岡本玲、田中亨、保坂知寿、水田航生(MC)4月12日(水) 13:00公演出演者:成河(ゲスト)、亀田佳明、水田航生(MC)左より)成河(ゲスト)、亀田佳明、水田航生(MC)4月14日(金) 13:00公演出演者:小川絵梨子(ゲスト)、稲葉賀恵(演出)、亀田佳明、水田航生(MC)左より)小川絵梨子(ゲスト)、稲葉賀恵(演出)、亀田佳明、水田航生(MC)<公演情報>舞台『ブレイキング・ザ・コード』『ブレイキング・ザ・コード』ビジュアル作:ヒュー・ホワイトモア翻訳:小田島創志演出:稲葉賀恵音楽:阿部海太郎■出演亀田佳明/水田航生/岡本玲/加藤敬二/田中亨/中村まこと/保坂知寿/堀部圭亮■東京公演2023年4月1日(土)〜4月23日(日) シアタートラムチケットはこちら:公式サイト:
2023年03月20日海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールが主演、実在の人物をモデルにした映画『もう、歩けない男』から場面写真が解禁となった。本作は、順風満帆な人生を送っていた主人公アダムが、ある日、突然障がいを抱えることになるが、様々な人との出会いにより自分の人生を取り戻していく姿を描いた、実話を基にしたヒューマンドラマ。解禁された場面写真では、主人公アダムが障がいを抱える前の人生を謳歌する姿、事故後に車椅子で生活する姿が見てとれる。車椅子に乗り、湖で意味ありげに1人佇むアダムの姿からは彼の苦悩を感じ取ることができる。「ブレイキング・バッド」では周囲の人々・環境に翻弄され続けていたジェシー・ピンクマン役でブレイクしたアーロンだが、本作でも事故前後で表情、生活が一変する役柄を丁寧に演じきっていることが伝わる場面写真となっている。『もう、歩けない男』は2月23日(木・祝)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もう、歩けない男 2023年2月23日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 Right Angle Productions, LLC
2023年02月01日「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール主演のヒューマンドラマ『もう、歩けない男』(原題:ADAM)が2月23日(木・祝)より公開されることが決定。日本版予告映像とビジュアルが解禁された。保険会社の営業マン、アダム。仕事では出世を果たし、一目惚れした女性と付き合い始め、婚約。立派な一軒家を購入するなど順風満帆な日々を過ごしていた。だが、新居祝いパーティー中、酔っぱらった勢いで池に頭から飛び込んだアダムは脊髄を損傷し、障がいを負ってしまう…。休職を余儀なくされ、彼女からの連絡も途絶えたアダムは何もかもを失った悲しみから自暴自棄に。そんな中、リハビリ施設の仲間や敏腕ホームヘルパーとの出会いから、障がいに関係なく、幸せを掴むためには努力が必要だと気づいていく。周囲に支えられながらどん底から這い上がった、実在の人物をモデルにしたヒューマンドラマ。主演を務めるのは、大ヒットテレビシリーズ「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマン役で知られるアーロン・ポール。共演には、レナ・オリン、セリア・ウェストン、ポール・ウォルター・ハウザー、トム・サイズモア、トム・ベレンジャーらベテランや実力派の俳優が脇を固める。監督は、「glee/グリー」「アメリカン・ホラー・ストーリー」などにも参加したマイケル・アッペンダール。解禁された予告映像は、保険会社に勤めるエリート、アダムが仕事に恋に順風満帆な様子から映し出される。全てを手に入れたはずだったが、ある日突然湖に落ちて脊髄を損傷し、障がいを負ってしまうアダム。全身が麻痺し、歩くこともできず、トイレもひとりではままならない。そんな絶望に陥っているアダムが周りの人々に支えられ、再び人生を歩み出すことはできるのか…。併せて解禁された日本版ポスタービジュアルでは、「それでも彼は歩み出した」というキャッチコピーとともに、絶望の中に僅かな希望を見出したアダムが、力強く歩み出そうとしている瞬間が捉えられている。『もう、歩けない男』は2月23日(木・祝)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もう、歩けない男 2023年2月23日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 Right Angle Productions, LLC
2023年01月12日4月1日(土) から4月23日(日) にかけて、シアタートラムにて上演される舞台『ブレイキング・ザ・コード』の公演ビジュアルとキャストコメントが到着した。本作はイギリスの数学者で、第二次世界大戦中にコンピューターを発明しナチスの暗号「エニグマ」を解読した実在の男性、アラン・チューリングの生涯を描いた作品。彼はイギリスの英雄であり同性愛者だった。だが、当時のイギリスは同性愛が犯罪とみなされる時代。不器用にしか人と関われない彼が、本当に求めていたものは名誉か、愛か。そして、この世界の在りようを大きく変えたはずの男が、なぜ41歳という若さで悲運な死を遂げなければならなかったのか。わずか70年前、人を愛する自由が許されなかった実在の英雄の物語が、日本で33年ぶりに上演される。主役のアラン・チューリングを演じるのは亀田佳明、チューリングと関係を持つロン・ミラー役には水田航生、チューリングの同僚パット役に岡本玲、チューリングを暗号解読に引き抜いたノックス役には加藤敬二、チューリングの初恋相手、クリストファー役は田中亨が務める。さらに、上層階級の官僚ジョン・スミス役を中村まこと、チューリングの母、サラ・チューリングには保坂知寿、強盗事件の捜査に訪れる刑事ミック・ロス役は堀部圭亮と、実力を兼ね備えた俳優陣が集結した。上段左から)亀田佳明、水田航生、岡本 玲、加藤敬二下段左から)田中 亨、中村まこと、保坂知寿、堀部圭亮<コメント>■アラン・チューリング役 亀田佳明この機会を与えて頂けましたこと大変嬉しく光栄におもいます。アラン・チューリングの伝記や資料の中には、彼の性格や行動が様々残されています。突出した能力がありながらアンバランスで謎が多い。この人物をどこか身近に感じていけるよう、稽古を積み重ねていきたいと思います。心強いスタッフキャストの皆さんとこの作品にトライしていく日が待ち遠しいです。劇場でお待ちしております!■ロン・ミラー役 水田航生この戯曲を読んだ時に、自分が自分として生きる事の意味を改めて考えさせられました。実在したチューリングという人物の繊細な生き方を通して、今の時代を生きる自分達がいかにそれぞれの人生を全うするかを問われている気がします。僕が演じるロン・ミラーという男にも、勿論人生があって、信念があって。戯曲上では、そのほんの一端しか描かれていないですが、演じる時には彼の人生にも深く潜って、役作りをしていきたいと思います。個人的には静かなる激情をこの作品から感じているので、チューリングの理論的な言葉の中に潜む、激しい心を稽古から察知して、本番まで駆け抜けていきたいと思います。■パット・グリーン役 岡本 玲人間も機械みたいに何も感じなかったら楽に生きられるのに……と思うことがたまにあります。でも傷ついたり、笑顔になったり、互いに影響し合うからこそ人間だし、演劇がある。この戯曲を読んでいると、命ある生物である自分をぎゅっと抱きしめたくなります。小田島さんの新訳と稲葉さんの演出、そして素敵なキャストの皆さんとご一緒できること、とても嬉しく思います。良い影響を与え合えるよう、尽力したいと思います。劇場でお待ちしています。■ディルウィン・ノックス役 加藤敬二いよいよ、2月末から本稽古の開始にあたり、素晴らしい俳優の方々とご一緒出来る事を大変光栄に思っております。プロデューサーの笹岡征矢さん、サラ・チューリング役の保坂知寿さんは、劇団時代ぶりで今からとてもワクワクしてます。初めて台本を読んだ時、ノックス役の設定年齢と脚を引き摺っている以外、作品のハードルの高さを覚悟しました。メチャクチャ緊張と興奮しております。この作品で演出の稲葉賀恵さんがイメージされている、宇宙の天体を彷徨う孤独な人生の記憶の点と点が繋がる一本の線が描ける様に全力で挑み楽しみたいと思っております。■クリストファー・モーカム役 田中 亨数カ月前に台本を読ませていただき、それからキャスト・スタッフの方々を知り、先日初めての本読みを終えまして、今は本稽古が楽しみでならないです。僕自身ここ数年の間にすっかり翻訳劇に魅了され、その大きなきっかけを共にしていた演出の稲葉さんと再び作品作りに取り組めることを嬉しく思いますし、ずっと客席から見ていた先輩俳優の方々とご一緒すること、この戯曲に挑戦すること、自身の課題……この先様々な不安がありますが、沢山勉強させていただけたら……と思います。よろしくお願いいたします。■ジョン・スミス役 中村まこと『コンピュータの父』と呼ばれた天才数学者アラン・チューリングの半生を描いています。数学というものは美しさの追求だと思っていましたが人が生きることの美しさの追求でもあるのですね。数学の点数が足りずに高校卒業が危うかった自分に毎日個人授業をしてくれたH先生に感謝をこめて演じます!■サラ・チューリング役 保坂知寿33年前に観客として出会った本作。時を経て自分が向き合う機会を頂けるとは思ってもいませんでした。当時の私には難解。でも、一筋の"痛み"のようなものを受け取った記憶があります。現在、"コンピューター"や"人工知能"という言葉は当たり前に耳にするし、私達も、自分らしく生きる、素直に生きることを模索し、多様性に対しても考え方が変わってきています。いまでこそアランの"生きにくさ"は私達の問題でもあります。改めて台本を手にして、自分達との距離の近さに驚き、稽古に入るのが楽しみになりました。■ミック・ロス役 堀部圭亮最高にスリリングで緻密な作品を、素晴らしいキャストの方々と、何度も客席から見つめた憧れのシアタートラムの舞台で、二作品続けてご一緒させて頂く、稲葉賀恵さんの演出。この上ない感激と喜びで、逸る気持ちをとても抑えきれません。空回りせぬよう冷静に、しかししっかりと心を沸らせ、この〝大海原〟に漕ぎだして行きたいと思います。<公演情報>舞台『ブレイキング・ザ・コード』作:ヒュー・ホワイトモア翻訳:小田島創志演出:稲葉賀恵音楽:阿部海太郎■出演亀田佳明/水田航生/岡本玲/加藤敬二/田中亨/中村まこと/保坂知寿/堀部圭亮■東京公演2023年4月1日(土)〜4月23日(日) シアタートラムチケット一般販売:2023年2月11日(土)チケットはこちら:公式サイト:
2023年01月07日来年4月、シアタートラムにて舞台『ブレイキング・ザ・コード』が上演されることが決定した。本作は、映画『イミテーション・ゲーム』でベネディクト・カンバーバッチが演じ話題となったコンピューターを発明した実在の男性、アラン・チューリングの生涯を描いた作品。コンピューターを発明し、この世界の在りようを大きく変えたはずの彼の功績は何故隠され、何故41歳という若さで不運な死を遂げなければならなかったのか。20年目という節目の年に入るゴーチ・ブラザーズが、日本で33年ぶりの上演となる本作で演劇の真骨頂をお届け。演出は、気鋭の演出家・稲葉賀恵が担当する。左から)小田島創志、稲葉賀恵、阿部海太郎主演アラン・チューリングを演じるのは、亀田佳明。『ガラスの動物園』『タージマハルの衛兵』で狂気と繊細さを表現し、紀伊國屋演劇賞を受賞した彼が今回チューリングに挑む。共演者は、チューリングと関係を持つロン・ミラー役にミュージカル、ストレートプレイとジャンル問わず活躍する水田航生、チューリングの同僚パット役に映画、TV、CMなど多数出演し活躍の場を広げる岡本玲、チューリングを戦時中の暗号解読に引き抜いたノックス役に元劇団四季の看板俳優・加藤敬二、チューリングの初恋相手・少年クリストファー役に若手俳優として頭角を現す田中亨が参加。そのほか、上層階級の官僚ジョン・スミス役は劇団猫のホテルの看板俳優・中村まこと、チューリングの母、サラ・チューリングには圧倒的な演技力で観る人を虜にする保坂知寿、そして強盗事件の捜査に訪れる刑事ミック・ロス役には堀部圭亮が名を連ねる。■演出・稲葉賀恵コメントこの作品を初めて頂いて読んだ時、チューリングが向き合う数々の数式が、レースのように折り重なって宇宙の天体を形作っているような印象を受けました。それはチューリングをめぐる登場人物が近づいては離れたり、止まっては通り過ぎたりする、銀河系のようでもあります。とても美しく繊細なガラスのような作品、自分の創造力と素晴らしいキャストの皆さんとのお稽古を経て、世にも美しい作品に仕上げたいと思います。どうぞご期待下さい。<公演情報>舞台『ブレイキング・ザ・コード』作:ヒュー・ホワイトモア翻訳:小田島創志演出:稲葉賀恵音楽:阿部海太郎■出演亀田佳明/水田航生/岡本玲/加藤敬二/田中亨/中村まこと/保坂知寿/堀部圭亮■東京公演2023年4月1日(土)〜4月23日(日) シアタートラムチケット一般販売:2023年2月11日(土)公式サイト:
2022年12月10日『恋する惑星』『花様年華』のウォン・カーウァイと、日本でも大ヒットした『バッド・ジーニアス危険な天才たち』の監督バズ・プーンピリヤがタッグを組んだことで話題となり、サンダンス映画祭で絶賛された『One For The Road』(原題)が、邦題『プアン/友達と呼ばせて』として8月5日(金)より公開決定、予告編が解禁となった。N.Y.でバーを経営する青年ボスのもとに、バンコクで暮らす友人のウードから数年ぶりに電話が入る。がんで余命宣告を受けたため、帰ってきてほしいというのだ。バンコクに戻ったボスが頼まれたのは、元恋人たちを訪ねる旅の運転手。カーステレオから流れる思い出の曲が、2人がまだ親友だった頃の記憶を呼びさます。忘れられなかった恋への心残りに決着をつけたウードを、ボスがオリジナルカクテルで祝い、旅を仕上げるはずだった。だが、ウードがボスの過去も未来も書き換える、“ある秘密”を打ち明ける――。本作は、天才学生たちの危うい集団カンニングを描き、本国タイで年間ランキング1位、アジア各国でタイ映画史上歴代興収1位を獲得、世界中からリメイク権を熱望された『バッド・ジーニアス危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督最新作。彼の才能に心底惚れた、巨匠ウォン・カーウァイが自らプロデュースを熱望。完成した作品はサンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールドシネマドラマティック部門で審査員特別賞に輝いた。プーンピリア監督の半自伝的な物語であり、実在し、若くして他界した親友に捧げている作品でもある。邦題『プアン/友だちと呼ばせて』のプアンはタイ語で“友だち”という意味。余命宣告を受けた親友との友情が永遠に続くことに願いを込めた副題が添えられている。予告編では、女性客といちゃつくN.Y.のバーテンダーのボスの元に懐かしい親友ウードから電話が。「タイに帰ってきてくれ」と言われ、バンコクへ戻ったボス。痩せて弱々しいウードに驚きながらも「元カノに返したいものがある」というウードの願いを聞き入れ2人で旅に出る。道中、かつてのように酒を飲みかわし楽しい時間を共有する2人だったが、ウードは血を吐き、気を失ってしまう。それでも旅は続き、病気を隠して元恋人たちに会おうとするウードに気を揉むボス。しかし、旅も終わりにさしかかったその時、ウードはボスに「おまえにも返すものがあるんだ」と切り出す。「永遠の<友>(プアン/タイ語で友だちの意味)でいたいから」と語られる、ウードの“秘密”とボスの未来が匂わされる映像となった。ポスタービジュアルは、さわやかな青空を背景に、親友同士が車のボンネットに腰をかけ、肩を組んだ1枚。旅の足となる車をBMWのクラシックカーにするあたりにも監督のこだわりを感じる。さらに、「言えなかったことがあるんだ――」という過去のある秘密を暗示するコピーが配されている。『プアン/友達と呼ばせて』は8月5日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プアン/友だちと呼ばせて 2022年8月5日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2021 Jet Tone Contents Inc. All Rights Reserved.
2022年05月12日「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」でお馴染みのイ・ドンウクと「イカゲーム」で大ブレイクしたウィ・ハジュンが競演するスタジオドラゴン制作のドラマ「バッド・アンド・クレイジー」が、4月26日(火)からHuluで独占配信されることが決定した。Huluで日本初上陸!イ・ドンウク×ウィ・ハジュン競演の最新作Huluプレミアにて、4月26日(火)から独占で一挙配信される韓国ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」。主演を務めるのは「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「真心が届く ~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」など数々のヒット作で知られる人気俳優イ・ドンウク。そして、世界的ヒットドラマ「イカゲーム」で大ブレイクを果たした若手俳優ウィ・ハジュンも“相棒役”として出演する。さらに、K-POPアイドルグループ「VIXX」のエンとして日本でも多くのファンを抱え、俳優として「Mine」「知ってるワイフ」にも出演したチャ・ハギョンも重要な役どころで登場する。クールな悪徳刑事と正義感あふれる破天荒男が出会うとき、何かが起こる!?物語は、イ・ドンウク演じる出世のためなら悪事も辞さない“バッド”な警部リュ・スヨルが、ウィ・ハジュン扮する正義感あふれる“クレイジー”な男・Kに出会うところから始まる。私利私欲に走るスヨルを、ことあるごとに邪魔するKは一体何者なのか、そして2人がタッグを組むことで明るみになる事件の真相、そして黒幕は?スヨルとKのコミカルな掛け合いにも注目だ。手掛けたのは韓国屈指のヒットメーカーたちと「スタジオドラゴン」今作は「悪霊狩猟団:カウンターズ」の監督・スタッフが再集結し、「愛の不時着」をはじめ多くの名作を生み出してきた制作会社「スタジオドラゴン」が手掛けた話題作。スピード感あふれる場面と、あっと驚く展開ありの爽快アクションコメディとして期待が高まる。Huluプレミア「バッド・アンド・クレイジー」は4月26日(火)より全12話を独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年03月23日自然派ドーナツ専門店フロレスタから、サンリオ・バッドばつ丸デザインの「バッドばつ丸★ハロウィンコラボドーナツ」が登場。2021年10月9日(土)から10月31日(日)まで、フロレスタ各店にて限定発売される。サンリオ「バッドばつ丸」のハロウィンドーナツサンリオキャラクター「バッドばつ丸」と「グッドはな丸」をモチーフにした、ハロウィンドーナツが限定登場。紫芋パウダー入りのチョココーティングで、パープルカラーに仕上げたドーナツには、蜘蛛の巣を描き、ハロウィンムードを演出した。中央には、「バッドばつ丸」と「グッドはな丸」のフェイスモチーフをあしらって、食べるのがもったいないほどキュートなスタイルに。「バッドばつ丸」のトレードマークの“つんつんヘア”は、有機アーモンドで再現している。北海道産小麦粉や国産大豆の無調整豆乳など、使用する素材にもこだわり、店頭で一つひとつ手作りしているのもうれしいポイントだ。【詳細】バッドばつ丸★ハロウィンコラボドーナツ 全2種 各486円種類:バッドばつ丸 / グッドはな丸発売期間:2021年10月9日(土)~10月31日(日)取扱い店舗:フロレスタ 石巻R45店、宇都宮平成通り店、高円寺店、三軒茶屋店、学芸大学店、保谷駅前店、祖師谷大蔵駅前店、鎌倉店、浜松さんじの店、野並駅前店、イオンタウン各務原店、奈良本店、堀江店、北花田店、キッチンコドモ、三田ウッディタウン店、王子公園店、須磨キッチン店(※現在休業中、営業再開後に順次販売予定)、米子店、藤崎店、大分店、大分駅上野の森口店、大分大在店、新都心店、通販サイトフロレスタオーガニックストア(10月9日(土)10:00~10月22日(金) 23:59)※公式サイトは、数量限定のため、受注終了日前でも予約上限になり次第受付終了。※販売期間中、店舗によっては開店直後であっても商品の取り扱いがない場合あり。※予約、取り置きなど詳しくは各店舗に問い合わせ。※常温/冷凍販売は店舗により異なる。※数量限定発売。
2021年10月08日「ベター・コール・ソウル」のセットで撮影中に倒れ、救急搬送されたボブ・オデンカークについて、ボブの代理人が「容体は安定している」と報告し、倒れてしまった原因は「心臓に関連している」と明かした。「The Hollywood Reporter」に掲載された声明文には、「彼と彼の家族は、治療に当たっている素晴らしい医師と看護師たち、そばにいてくれる(ドラマの)スタッフやプロデューサーに感謝を表明しています。オデンカーク家は、みなさんから届いたあふれんばかりの励ましのメッセージにも感謝を伝えたいとのことです。また、現在回復に取り組んでいるボブのために、プライバシーを求めています」とつづられている。ボブが「倒れた」と報じられてから、ファンは「彼の無事が確認できるまで眠れない」「心配で仕方ない」「どうか回復しますように」など不安の声を上げていた。また、「ブレイキング・バッド」で共演したブライアン・クランストンやアーロン・ポールら仕事仲間も「彼のことを想ってポジティブな気持ちや祈りを送ってほしい」(ブライアン)、「大好きだよ」(アーロン)とお見舞いメッセージを送っていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2021年07月29日「ベター・コール・ソウル」「ブレイキング・バッド」の冴えない弁護士役で知られるボブ・オデンカークが主演、“何者でもない”主人公が痛快なハードボイルド・アクションを繰り広げる『Mr.ノーバディ』。この度、日本版ポスター&日本版予告映像が完成した。『ジョン・ウィック』シリーズの生みの親、脚本家デレク・コルスタッド、全編主人公目線のカメラワークで展開する挑戦作『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー監督がタッグを組んだ本作。日本版ポスターは、妻や息子からも相手にされないダメな父親で、一切コトを荒立てることなく何かに歯向かうこともない、ひたすらに地味な“何者でもない”(NOBODY)主人公のハッチが、顔一面に負傷を追いながら鋭い目線でこちらを睨みつける鮮烈な仕上がり。「火曜日、ゴミ当番。愛車は路線バス」と彼の退屈なルーティンを示したコピーが強烈に目を引く。併せて完成した日本版予告でも、家族にも隣人にも街のチンピラにもナメられまくるハッチが、ついに積年のストレスを爆発させた瞬間、有名アクションヒーローたちも顔負けの暴れっぷり。向かってくる敵をひたすらブチのめしまくる姿が映し出されており、センセーショナルな痛快アクションに期待が高まるばかりだ。冴えない中年男の主人公を演じたボブ・オデンカークは、プロデューサーとしてもこの作品に参画。従来このような映画では、悪者が自分よりもタフな“間違った男”に手を出してしまったことが発端となることが通例だったが、本作でボブが描こうとしたアイディアは、悪者が本来反撃なんてするはずのない“正解の男”に手を出したとしたら?というもの。「これまでにやったことのないような映画にしたいと思っていた。ハリウッドをよく知っている人なら、『Mr.ノーバディ』のような個性的な映画が作られる可能性が低いことを知っているだろう。最初から自分でスタントをやりたいと思っていたし、現代の最高のアクション俳優とまではいかなくても、それに匹敵するスタントをやりたいと思っていた」と、ボブは語っている。『Mr.ノーバディ』は6月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.ノーバディ 2021年6月11日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2021年04月22日マ・ドンソク主演『ザ・バッド・ガイズ』から、公開に寄せた秘蔵メイキング映像が到着。本編で描かれるカリスマ溢れる拳、鋭い目つき、乱闘シーンの迫力から一変、ひとたび撮影カメラを離れたキャスト陣の愛嬌全開のレアな姿が映し出されている。劇中で減刑をエサに召集されたバッド・ガイズの面々。“伝説の拳”パク・ウンチョルを演じるマ・ドンソクは、カメラを見つめ、拳を突き出す…かと思えば「マブリーV」サインを披露し、真剣な表情で末っ子チャン・ギヨンにアクション指導。別の場面では、ウンチョルの刑務所でできた新たな趣味、ミシンの練習を始めたりと、いまや日本でも広く知れ渡った、マ・ドンソク+ラブリー=“マブリー”の愛称も納得の気遣いや愛嬌が連続。バッド・ガイズの設計者として采配を振るうオ・グタクを演じるキム・サンジュンも、山場ではクールな銃撃アクションを披露。しかし、思わぬアクシデント!があっても華麗に対処。「期待の星」と話すチャン・ギヨンに指導する場面や、「キム・サンジュン先輩のおやじギャグに癒してもらった」と語るキム・アジュンに優しい言葉をかけるくだりは、本編からは想像もつかないソフトさ。また、天才詐欺師クァク・ノスンを演じるキム・アジュンは、本作がアクション初挑戦。迫力ある表情でゴロツキどもとの対決を制したかに見えるも、瞬時に頼りなげな表情。本編では含みのある表情の多い彼女の弾けるような笑顔にも注目したい。そして切れ味鋭い新入り、コ・ユソンを演じたチャン・ギヨンのカットは、大迫力の取り調べシーンが一転、キメが決まらずあわやコメディに?カットが出ると即座に顔をほころばせたり、リハーサル中にピュアな笑顔を見せたりと、本作がスクリーンデビューとなった彼の初々しい姿が収められている。本編の役柄とは違った表情を見せるキャストたちは、まるで“エンジェル・ガイズ”のよう。ここでしか見られない貴重な映像となっている。『ザ・バッド・ガイズ』はシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・バッド・ガイズ 2021年4月9日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, BIDANGIL PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月12日『新感染 ファイナル・エクスプレス』『悪人伝』のマ・ドンソクを主演に迎えて描く最凶クライム・アクション・エンターテインメント『ザ・バッド・ガイズ』。本日公開の本作から、キャストコメント映像が解禁となった。今回解禁されたのは、マ・ドンソク、キム・サンジュン、キム・アジュン、チャン・ギヨンら“バッド・ガイズ”を演じるキャストが勢揃いしたコメント映像。映像は、マ・ドンソクの「韓国映画を愛する日本のみなさん こんにちは」という挨拶からスタート。キャスト4人がそれぞれの役柄を説明し、マ・ドンソクとキム・サンジュンが「前代未聞となる刑務所の護送車襲撃事件が起き」「脱走した凶悪犯を捕まえるために集結したバッド・ガイズの活躍を描いた映画です」と本作を紹介。続いて、キム・アジュンが「バッド・ガイズの無謀な検挙作戦、痛快なクライム・アクション」と見どころを伝え、チャン・ギヨンが「皆さんも ぜひ劇場でご覧ください」と締めくくっている。最後は、4人で息を揃えて「『ザ・バッド・ガイズ』にたくさんの応援をお願いします」とメッセージを投げかけ、現場でのチームワークの良さがうかがえる映像となっている。『ザ・バッド・ガイズ』は4月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・バッド・ガイズ 2021年4月9日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, BIDANGIL PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月09日