ロジクールは28日、法人向けのUSBヘッドセット「ロジクール USB ヘッドセット ステレオ H570e」を発表した。2月5日に発売し、価格はオープン。イコライザを内蔵し、歪みを抑えるほか、ノイズキャンセリングマイクにより周囲のノイズを低減することで、クリアな音声を相手に伝えるという。マイク部分は回転させて邪魔にならない位置に移動させることができる。イヤーカップにはソフトな素材を採用。ヘッドバンドにはアジャスター機能を備える。インタフェースはUSBで、WindowsとMac OSに対応する。また、Microsoft Lyncへの最適化が図られているほか、SkypeやCisco Jabberでも利用できる。USBケーブル長は2.1m。マイクの周波数特性は100Hz~18kHz、入力感度は-47±3dB。ヘッドホンの周波数特性は31.5Hz~20kHz。本体サイズはW165×D50×H172mm。重量は111g。
2016年01月28日ブラザー工業は7日、業務用のヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter(エアスカウター)」において、防塵・防水・耐衝撃性能に優れたタフコンセプトモデルを開発したことを発表。2016年1月13日~15日の期間、東京ビッグサイトで開催される「第2回 ウェアラブルEXPO」に参考出品する。今回のタフコンセプトモデルは、7月に発売されたヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter WD-200A」の防塵・防水・耐衝撃性能を大幅に強化。建設業界など、堅牢性が求められる現場をはじめ、水分や埃が多い屋内外での活用を想定している。防塵防水性能はIP65相当で、使用後は水洗いも可能だ。円筒構造によって耐衝撃性能も高めている。画面の位置を自在に操作できるフレキシブルアームを搭載し、ピント調整用のダイヤルはグローブや手袋を付けたままでも操作しやすいつまみ状に変更。コントロールボックスのボタンも押しやすい大きさとなった。また、ヘルメットにも装着しやすく、ゴーグルや眼鏡をかけていても使用できる。
2016年01月07日ストラタシスは1月6日、MakerBot第5世代3Dプリンタ用プリントヘッド「MakerBot Smart Extruder+(Smart Extruder+)」の出荷を1月18日より開始すると発表した。「Smart Extruder+」では、温度管理システムやフィラメントをノズルに送り込むPTFEチューブの延長などの主要コンポーネントが改良されているほか、起動時間の短縮、より精巧なビルドプレートのレベリングとキャリブレーションなどの改良も加えられている。また、プリントヘッド内のスマートセンサーの強化によるプリント過程の合理化により、時間とコストの削減も実現するなど高機能化が図られている。同製品に搭載されているセンサーシステムは、「MakerBot Replicator」3Dプリンタ向けソフトウェア「MakerBot Desktop」および「MakerBot Mobile」と通信するため、プリントの進捗状況の通知をどこからでも受信することも可能だ。また、高寿命化も特徴の1つとなっており、デスクトップ3Dプリンタ「MakerBot Replicator」を用いた検証では、約700時間以上にわたり一貫して確実なプリントができることが証明されたとしている。ストラタシス・ジャパンでは、「Smart Extruder+」のリリースを記念し、「Replicator」ユーザや国内のデスクトップ3Dプリンタユーザ向けに同製品の活用をサポートするためのプロモーションを1月18日より開始する予定だ。
2016年01月06日Facebook傘下の米Oculus VRは1月4日(現地時間)、VR(バーチャルリアリティ)ヘッドセット「Oculus Rift」の予約受付を太平洋時間(PT)の1月6日午前8時(日本時間: 1月7日午前1時)に開始すると発表した。OculusのWebページでは、予約開始までのカウントダウン表示が始まっている。Oculus Riftは、2013年にリリースされた開発向けキットの段階で海外のPCゲームベンダーが自社タイトルを対応させ、E3などゲームイベントで高く評価されたことで注目を集めた。開発版に比べて製品版は軽量で快適に装着できるようにデザインが改良されており、メガネの使用も可能。VR環境の臨場感を引き出すVRオーディオシステムが統合されている。Oculus VRはMicrosoftとパートナーシップを結んでおり、Xbox Oneワイヤレスコントローラが公式コントローラとしてOculus Riftに同梱され、またXbox Oneからゲーム映像をストリーミングして遊べるようになる。Oculus Riftには「Lucky’s Tale」がバンドルされ、また予約者には「CCP’s EVE: Valkyrie」も無料提供することをOculusチームは明かしたが、4日時点で価格や発売日は不明。予約受付開始と共に、注文に必要な情報を公開するという。また、1月6日の午後6時(PT)からOculus創設者のPalmer Luckey氏がRedditのAMA(質問ある?)に登場する。
2016年01月05日ドスパラは12月24日、スマートフォンをセットして使うヘッドマウントディスプレイ「DN-13539」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は1,799円(税込)。フタの内側の吸盤に、3.5インチ~6インチのスマートフォンをセットできるヘッドマウントディスプレイ。ステレオペアの動画 / 画像を表示したスマートフォンをセットすることで、立体映像を楽しめる。スマートフォンが装着されたフタは、スマートフォンが落下しないようマグネットで固定される。「Cardboard」など立体映像鑑賞用のスマートフォンアプリを利用する。スマートフォンをセットするケースの左右には充電ケーブルを通すためのすき間が設けられており、充電しながら映像鑑賞が可能だ。本体は伸縮性ゴムベルトと面テープ(マジックテープの類)で頭に固定する。重量は196g。
2015年12月24日先頃、仏ファッションブランドのPIGALLE(ピガール)とのコラボレーションによるヘッドフォン「Beats by Dr. Dre | PIGALLE Studioワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォン」を発表したBeats by Dr. Dreが、Dover Street Market GINZAとARC TOKYOでリリースパーティーを開催した。パーティには、モデルのすみれさんら、ファッション、音楽業界の著名人が多数参加し、Beats by Dr. DreとPIGALLEの世界観を、注目のDJたちのパフォーマンスとともに楽しんだ。「Beats by Dr. Dre | PIGALLE Studioワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォン」は、「Beats by Dr.Dre Studio ワイヤレスオーバーイヤーヘッドフォン」をベースにしており、仏ファッションブランドのPIGALLEとのコラボレーションによる限定モデルとして販売されている(価格は税別54,800円)。デザインは、PIGALLEの創設者ステファン・アシュプールの故郷である、パリへの愛にインスパイアされているとのことで、光沢のある黒を背景にちりばめられた白のマークは、時の移ろいと、ステファンが思いを寄せる街並みの変容を表現している。PIGALLEは、各国の有名セレクトショップで取り扱われており、日本ではユナイテッドアローズ、Dover Street Market GINZAでも販売が行われた。今年の8月には東京・渋谷区の円山町にアジア初となる旗艦店「PIGALLE TOKYO」がオープンしている。今回のコラボモデルの取り扱い店舗は全世界で厳選されており、国内では12日よりPIGALLE TOKYOとUNITED ARROWS & SONSでの販売が始まった。パーティーが開催されたDover Street Market GINZAでは先行で11日より販売が開始されている。PIGALLEは、2015年のSSコレクションで、音楽が我々の生活や精神に齎す効果をテーマとして取り込んでいたが、それとは別な形で音楽とのコラボレーションが結実した形だ。限定モデルらしく、「スペシャルエディション Pigalle カラビナクリップ付きハードシェルキャリングケース」が付属するなど、パッケージもゴージャスである。発売を記念してのパーティは、DOVER STREET MARKET GINZAからスタート。ファッションモデルのすみれさんらVIPゲストを迎えた会場は、Beats by Dr.Dreを象徴するレッドライトに包まれ、ロサンゼルスのレーベルSoulectionに所属するDJ Yukibeb、DJ GEORGEがパフォーマンスを披露した。その後、7月にオープンした表参道のARC TOKYOに会場を移し、アフターパーティーが催された。これには、ソウルからDJ KingMCK、ロサンゼルスからDJ Agent Smithが駆けつけ、フロアを沸かした。こちらにも多くの著名人が詰め掛けていたようだ。これまでのBeats by Dr.Dreの戦略、日本での展開を考えると、ファッショニスタやDJ、ミュージシャンから絶大な支持を受けているのもよく分かる。代表のLuke Wood(ルーク・ウッド)氏の発言にもあるとおり、カルチャーに鋭敏な人、デザインにこだわりを持っている人に愛用され、ブランドが根付いていくのだろうと想像される一夜であった。
2015年12月16日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ACアダプタ」についてです。***ほとんどのスマートフォンはUSBケーブル経由で給電を行いますが、多くの場合ACアダプタが同梱されています。パソコンなどのUSBポートを備える電化製品から給電することも可能ですが、外出時にもコンセントがあれば電力をまかなえるACアダプタは必需品です。現在普及しているACアダプタは、大きく「トランス方式」と「スイッチング方式」に分かれます。どちらもAC(交流)からDC(直流)に変換するという機能は同じですが、前者の構造はシンプルでノイズが少ない反面、鉄心にコイルを巻いたトランスが格納されているために重く大きくなりがちです。後者は制御回路(IC)や高耐圧部品を必要とするためややコストが嵩みますが、効率に優れるうえ小型軽量化が可能です。スマートフォンに関して言えば、付属品のACアダプタは大半がスイッチング方式です。この方式では、DC変換のあとスイッチ素子が高速にオン/オフを繰り返す(スイッチング)ことでパルス波の交流に変換、それを数100kHzの高周波に変換することで小型・軽量なトランスで足りるようになり、大幅な小型化が可能になりました。スイッチング方式をさらに効率化するには、スイッチ素子がオン/オフを繰り返す動作を速める必要がありますが、制御回路の性能や損失電流の問題があります。先日、富士通研究所が発表したACアダプタは、動作抵抗が小さい窒化ガリウムHEMT(GaN-HEMT、窒化ガリウム高電子移動度トランジスタ)をスイッチ素子として採用、あわせてスイッチングを高精度に制御するICを搭載することで損失電流を抑制し、さらなる小型軽量化と電力効率改善を実現しています。充電速度も向上します。発表によれば、モバイル機器充電時のACアダプターの消費電力を5割削減でき、従来の3分の1の時間での急速充電が可能になるとのことです。実用化は2017年が予定されていますが、メリットが大きいだけに、充電だけでなく普及の速度にも期待できそうです。
2015年12月13日米Beats by Dr. Dreは、仏アパレルブランドのPIGALLE(ピガール)とのコラボレーションによるヘッドフォン「Beats by Dr. Dre | PIGALLE Studioワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォン」を限定版として12月11日に発売する。希望小売価格は54,800円(税別)。同製品は、「Beats by Dr.Dre Studio ワイヤレスオーバーイヤーヘッドフォン」をベースにしたヘッドフォン。仏アパレルブランドのPIGALLEとのコラボレーションによる限定モデルとして販売される。デザインは、PIGALLEの創設者ステファン・アシュプールの故郷である、パリへの愛にインスパイアされているとのことだ。光沢のある黒を背景にちりばめられた白のマークは、時の移ろいと、ステファンが思いを寄せる街並みの変容を表現している。販売店舗は全世界で厳選されており、日本国内では11日に東京・銀座のDOVER STREET MARKET GINZAで先行発売され、12日よりPIGALLE TOKYO、UNITED ARROWS & SONSでの販売が始まる。本体にはアダプティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載し、外部の環境ノイズをシャットアウトする。Bluetooth経由でワイヤレスでの使用が可能。充電式のバッテリーを内蔵しており、12時間の再生ができる。また、付属のRemoteTalkケーブルを用いることで、ハンズフリーでiPhoneの「電話」の応答やミュージックプレーヤー、ウェアラブル機器の操作が可能となっている。本体のほかUSB 2.0チャージ用ケーブル、USB電源アダプタ、3.5mmオーディオケーブル、ハードシェルキャリングケース、クイックスタートアップガイドに、前述のRemoteTalkケーブル、さらに、スペシャルエディション Pigalle カラビナクリップ付きハードシェルキャリングケースが付属する。
2015年12月10日NTT東日本は、デザイン・機能を一新した中堅・中小事業所向けビジネスフォン「SmartNetcommunity αA1 Standard」を12月10日より提供することを発表した。同製品は、「Netcommunity SYSTEM αNXⅡ Plus シリーズ」の後継機種として主要機能を踏襲し、「αUC」などのクラウドサービスとの連携強化が行われている。利用シーンや規模に合わせ、主装置2台まで拡張できるスタック構成が採用されており、外線24回線・内線48台まで収容可能。現行機種αNXⅡPlus シリーズのtype S、type Mと、type Lの一部のユーザー規模まで対応しているという。同製品と「αUC」を組み合わせることにより、「αUC」のアドレス帳に登録された電話番号あてにスマートフォンから同製品を経由して発信することや、着信した通話をスマートフォンへ転送する際に、「αUC」のアドレス帳に登録された電話番号・名前をスマートフォンに表示させるなど、外出先からのスムーズな電話応対が可能となる。サポート付き簡単オフィスWi-Fi サービス「ギガらくWi-Fi」と同製品を組み合わせると、事業所内において、スマートフォンをキーテレフォン機能付きの電話機にすることも可能となっている。そのほか、音声メールゲートウェイ(オプション)を利用することにより、事業所にかかってきた通話を録音し、録音後にスマートフォンや携帯電話へ自動的にメール通知をすることが可能となっている。なお、録音データは、オンラインストレージサービス「フレッツ・あずけ~るPRO プラン」へ自動アップロードすることができ、アップロードされた録音データは、外出先のスマートフォンやパソコンで一覧表示し、再生することができるという。主装置(5年保証付き)1台、ひかり電話オフィス A(エース)4チャネル、標準電話機(スター・18キー)10台で構成したシステム販売価格例は約92万円となっている(工事費はのぞく)。
2015年12月09日ディズニー/ピクサーのヒット作『インサイド・ヘッド』には、ブルーレイやDVDなどで繰り返し観賞すると発見できる“隠れキャラ”がたくさん潜んでいるが、MovieNEXの発売を記念して、その一部が公開になった。“隠れキャラ”その他の画像ピクサーのフィルムメイカーたちは遊び心をもって作品づくりに取り組んでおり、ピクサー作品定番の文字やキャラがたくさん登場する。このほど公開になった画像には、幼少期の主人公ライリーが遊んでいるシーンが描かれているが、そこには短編『ルクソーJr.』に登場した“ルクソーボール”が登場。映画の冒頭のシーンでは電線に『フォー・ザ・バーズ』の小鳥たちが見つけられるし、ライリーの頭の中にある記憶のボールには、ピクサー作品に繰り返し登場する“ピザプラネット”のトラックの姿が見える。また、ピクサー作品の定番で最も有名な“A113”も本作の後半に登場。これはピクサー作品を手がけてきたジョン・ラセターやブラッド・バードらが通っていた学校カル・アーツ(カルフォルニア芸術大学)の教室番号にちなんだ遊びで、劇中のナンバープレートやドアの部屋番号に“A113”が登場してきた。本作にはこれら以外にも、『ファインディング・ニモ』や『カールじいさんの空飛ぶ家』にちなんだ“隠れキャラ”が登場しており、繰り返し観賞すると見つけられそうだ。本作の舞台は11歳の少女ライリーの頭の中。そこではヨロコビ(JOY)、カナシミ(SADNESS)、イカリ(ANGER)、ムカムカ(DISGUST)、ビビリ(FEAR)が暮していて、彼女の感情を決めているが、ライリーの一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。映画は、ライリーと感情たちの予想もつかないドラマを描く。『インサイド・ヘッド』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年12月09日ディズニー/ピクサーのヒット作『インサイド・ヘッド』で、俳優のカイル・マクラクランが主人公ライリーの父親の声を演じている。このほど本作のブルーレイやDVDなどを収録したMovieNEXがリリースされたのを記念して、彼のインタビュー映像が公開になった。『インサイド・ヘッド』インタビュー映像本作の舞台は11歳の少女ライリーの頭の中。そこではヨロコビ(JOY)、カナシミ(SADNESS)、イカリ(ANGER)、ムカムカ(DISGUST)、ビビリ(FEAR)が暮していて、彼女の感情を決めているが、ライリーの一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。映画は、ライリーと感情たちの予想もつかないドラマを描く。マクラクランは、『ブルー・ベルベット』やドラマ『ツイン・ピークス』などで知られる俳優で、本作では主人公の父の声を演じている。「ピクサー映画がすばらしいのは大人も子供も誰でも楽しめることだ」というマクラクランは、本作も高く評価しているようで「本作は実に丁寧に作られている。だから予想もしなかった感動が見終わった後に残るんだ」と語る。また、彼はピクサーのフィルムメイカーとの仕事を楽しんだようで「彼らは協力的で僕の参加を心から喜んでくれた。僕も楽しみだったから感激したよ。僕を信じて任せてくれたので、僕の風変わりな“父親イズム”を役に取り入れた」という。ちなみに、演じるにあたっては「僕と息子の関係を本作に投影できた」と語っており、その点を注意してブルーレイやDVDを観ると、父とライリーのあたたかな関係がより深く感じられるのではないだろうか。『インサイド・ヘッド』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年12月08日GNネットコムジャパンは12月2日、Jabraのネックバンド型Bluetoothヘッドセット「Jabra HALO FUSION(ジャブラ ハローフュージョン)」を発表した。発売は12月18日。価格は税別9,800円。Jabra HALO FUSIONは、本体重量21gと軽量なBluetoothヘッドセット。ネックバンドにはマイクのほか、音量操作ボタンと通話/音楽再生の切り替えボタンをそれぞれ装備している。Bluetoothのバージョンは4.1+EDRで、コーデックはSBCをサポート。NFC機能に対応し、8台までのデバイスとペアリング可能だ。ペアリング中、同時に使用できるデバイスは2台までとなっている。バッテリー駆動時間は通話時、音楽再生時ともに6.5時間。充電用microUSBケーブルのほか、イヤーパッド×3などが付属する。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年12月04日GNネットコムジャパンは12月2日、Jabraのネックバンド型Bluetoothヘッドセット「Jabra HALO FUSION(ジャブラ ハローフュージョン)」を発表した。発売は12月18日。価格は税別9,800円。Jabra HALO FUSIONは、本体重量21gと軽量なBluetoothヘッドセット。ネックバンドにはマイクのほか、音量操作ボタンと通話/音楽再生の切り替えボタンをそれぞれ装備している。Bluetoothのバージョンは4.1+EDRで、コーデックはSBCをサポート。NFC機能に対応し、8台までのデバイスとペアリング可能だ。ペアリング中、同時に使用できるデバイスは2台までとなっている。バッテリー駆動時間は通話時、音楽再生時ともに6.5時間。充電用microUSBケーブルのほか、イヤーパッド×3などが付属する。
2015年12月03日第67回カンヌ国際映画祭で、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと共に審査員賞を獲得したグザヴィエ・ドラン監督『Mommy/マミー』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが12月2日に、東京・港区のポニーキャニオン1階イベントスペースで行われ、映画コメンテーターのLiLiCo(リリコ)、シンガーソングライターsebuhiroko(セブヒロコ)がイベントに出席した。その他の写真本イベントは、「ポニーキャニオンが贈る名画特集『シネマスペシャリテ・映画美食宣言』第5弾スタート記念」として開催。抽選で選ばれた一般客100名がトークショーと上映会に招かれた。ドラン監督第5作目となる本作は、気性が荒いシングルマザーのダイアンと、母親に過度の愛情を抱き、自身をコントロールできなくなってしまう、ADHD(多動性障害)を抱えた15歳の息子スティーヴが、隣人の女性教師カイラとの出逢いを通じながら、愛情と希望との間で葛藤する様を描いている。「母親に感情移入をして観てしまった」というLiLiCoは「女の醜い感覚を美化せずに描いているので、一見破天荒な母親に見えますが、痛いほどの愛情に満ち溢れているんですよね。私の母も、どのように愛を注げばよかったのか分からなかった人だったので、理解をしたいしたい、と思いながら観ました」と語った。また、「私が監督と同じ26歳のときはホームレスからやっとお家に住めるようになったばかりだったので、いろんな26歳がいるんだなと思いますね。斬新なことをやりたい方もたくさんいると思うんですけど、賭けをする勇気がない人っていっぱいいると思うんです。今後どのようになっていくのか非常に期待しています。今一番会いたい人かもしれない」と、監督の発想力と巧技に感服させられたようだ。会場では、シンガーソングライターsebuhirokoが本編でも印象的に使用されているサウンドトラック『ON NE CHANGE PAS』のカバー弾き語りを披露。ピアノの音色と歌声に会場全体が酔いしれた。今回発売となる『Mommy/マミー』ブルーレイ&DVDは、5.1チャンネルや7.1チャンネル対応のアンプやスピーカーが無くても、ヘッドフォン・イヤフォンで、臨場感のあるサラウンドを体感できると評判の音声テクノロジーDTSヘッドフォンXを採用。トークショー後には、日本初となるヘッドフォンX上映会が開催された。『Mommy/マミー』完全数量限定豪華版【500セット限定】:6200円+税Blu-Ray:4700円+税DVD:3800円+税発売中発売元:ピクチャーズデプト販売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:小杉由布子
2015年12月02日エレコムは1日、片耳タイプのBluetoothヘッドセットとして、スマートフォン接続向けの「LBT-HS40MMP」シリーズと、PC接続向けの「LBT-HS40MPCBK」を発表した。発売は12月上旬で、価格はオープン。LBT-HS40MMPシリーズはブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色を、LBT-HS40MPCBKはブラックをラインナップする。LBT-HS40MMPシリーズとLBT-HS40MPCBKは、片耳タイプのコンパクトなBluetoothヘッドセット。13mm径のダイナミックドライバーを内蔵し、低音域から中高音域までバランスのとれた音を再生する。Bluetoothのバージョンは4.1で、対応コーデックはSBC。8台のデバイスと同時にペアリングできるほか、マルチポイント接続に対応。NFC機能も装備している。バッテリー駆動時間は通話時で約4時間、音楽再生時で約4.5時間。本体に充電用のmicroUSBコネクタを装備している。充電用USBケーブルのほか、3サイズのイヤーピース(S/M/L)と、イヤーフック×2(右耳用/左耳用)が付属する。再生周波数帯域は20~8,000Hz。出力音圧レベルは112dB/1mW。サイズはW17×D12.7×H31.7mmで、重量は約8g。
2015年12月01日IK Multimediaは、アコースティック・ギター対応モバイル・マイクロフォン・インターフェース「iRig Acoustic」を発表した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税抜7,000円。MEMS技術に基づく無指向性マイクロフォンを採用した同製品では、最大4mm厚まで対応し たクリップを用いて、アコースティック・ギターやウクレレのサウンド・ホールにとめるだけで、ハイエンド・マイクを使ったスタジオ録音に匹敵するサウンドを収録可能となっているとのことだ。また、対応機器は、iPhone、iPad、iPod touchをはじめ、CTIA/AHJ規格に準拠した4極のヘッドセット端子を装備したAndroidスマートフォン / タブレットでも利用できる。加えて、iRig Acousticと併せて使用するのに最適なエフェクト&アンプ・iOSアプリ「AmpliTube Acoustic(1,200円)、「AmpliTube Acoustic FREE」(無料)も発表と同時にリリースされている。
2015年11月30日ディズニー/ピクサーのヒット作『インサイド・ヘッド』のブルーレイやDVDなどを収録したMovieNEXがリリースされたのを記念して、本作のプロデュースを担当したジョナス・リヴェラの最新コメントが公開になった。その他の画像人間の感情をキャラクターにする、という大胆な設定が観客の支持を集めた本作だが、リヴェラたちはストーリー作りの段階で入念にリサーチを行い「人間には感情があるから理性があるということがわかった」という。「ちょっと相反するように聞こえるけれど、当然のことなんですね。特に怒りや嫌悪のような否定的な感情に関しては、『メソメソしないの!』と子どもに言ってしまいます。でも、マイナスの感情も人間の個性には欠かせない要素なのです。マイナスの感情は、その人を守ろうとしたり、悲しみのように『助けてくれ!』と他人に合図を送っているのです。擬人化したキャラクターが大活躍する、楽しくて一風変わった作品を作ろうと取りかかったのに、すべてが人間関係にかかわることだと気づいたのです」完成した映画は、楽しい場面や愉快なシーンがふんだんに盛り込まれているが、中心にはライリーと家族の、ライリーの頭の感情たちの絆のドラマが中心に据えられている。リヴェラは「この作品を観た人は、自分の感情と素直に向き合い、その理由を考えることが必要だということ、自分の感情ときちんと対峙することで、まわりの人とよりよい関係が築けること……このふたつを感じるはず」という。劇場公開時はハラハラするストーリーに夢中になっていた観客も、MovieNEXで改めて『インサイド・ヘッド』に向き合うことで、キャラクターの絆や、自分自身の感情について考えることができるのではないだろうか。「この作品が完成するまで、5年間もかかりました。その結果完成したブルーレイ/DVDには、本編だけでなく、その過程で出されながらも、ボツになった様々なメモ、アイディアや図版が収められています。作品が完成する過程がわかる資料もファンに楽しんでいただけたら、製作者としてこれ以上の幸せはありません」『インサイド・ヘッド』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年11月26日紙の専門商社・竹尾は、世界の第一線で活躍した近代のデザイナーによる選りすぐりのレターヘッドを展示する「タイピングスケープス - モダニズム以降のレターヘッド」を開催する。会期は12月1日~2016年1月15日(土日・祝日および12月29日~1月4日は休館)の10:00~19:00(1月5日は18:00まで)。会場は東京都・神保町の竹尾見本帖本店2F。入場無料。同展は、彫刻家・デザイナーの五十嵐威暢氏が1970年代より収集した、貴重なレターヘッドのコレクションから厳選して展示するもの。ヤン・チヒョルト、ヘルベルト・バイヤー、ポール・ランド、ソール・バス、ペンタグラム、プッシュピン・スタジオといった、モダンデザイナーによるレターヘッドを鑑賞できるという。また、同社のステーショナリー用紙も紹介されるということだ。なお、同展で紹介されるレターヘッドの一部は、2016年版竹尾デスクダイアリー『TAKEO DESK DIARY 2016「タイピングスケープス -モダニズム以降のレターヘッド」』に掲載されているとのことだ。同書は同展会期中、見本帖本店にて税別3,500円で特別限定販売されるとのこと。
2015年11月26日エレコムは11月24日、ゲーミングデバイスの新ブランド「DUX」から、ヘッドセット「HS-DUX50BK」を発表した。発売は12月上旬。価格は税込11,502円。HS-DUX50BKは、40mm径のドライバーを搭載したゲーミングヘッドセット。イヤーパッドは幅広形状で、ムレにくいメッシュ素材を使用している。マイクはノイズキャンセリング機能を持ち、クリアな音声通話を実現する。ケーブルにマイクのミュートやヘッドホンの音量を操作できるコントローラーを装備。ケーブルには、断線しにくくタッチノイズを防ぐ布製ケーブルを採用した。主な仕様は再生周波数帯域が20~20,000Hz、インピーダンスが32Ω、最大許容入力が100mW、サイズがW165×D100×H205mm(ケーブル含まず)、質量が224g。
2015年11月24日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』のMovieNEXが本日発売されたのを記念して、篠原信一と藤田ニコルがお台場ヴィーナスフォートで開催されたスペシャルイベントに登場し、ステージ中央に設置された“今年の想い出ツリー”の点灯式を行った。特製ツリー点灯式 その他の写真篠原と藤田は本作にちなみ、“思い出ボール”をイメージした大きなドット柄のスーツと、ヨロコビカラーの黄色のワンピースとカナシミカラーのブルーのタイツ姿で登場。ふたりが直径80センチの特製“巨大ヨロコビボール”を点灯台にセットすると、高さ約5メートルのオリジナル・ツリーが煌びやかに点灯。篠原は「すごく綺麗ですね。家族で観に来られたら嬉しい」、藤田は「すごくポップでカワイイ! 篠原さんと点灯出来たことが嬉しいです!」とコメントした。本作について篠原は「色々な感情が存在することがわかる作品で、観ていくうちに、どんどん話に引き込まれていき、ホロリとする場面もありました。自分にも子供がいるので、子供にも色々な感情があることを意識して接しなきゃいけないと感じました」と話し、藤田は「普段から元気なのでヨロコビに共感できた。観ていくうちにカナシミの感情についても必要と感じてバランスが大切なんだと感じました」と語った。11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち“ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ”が繰り広げる冒険を描いた本作。今年の“ベスト・ヨロコビエピソード(もっとも嬉しかったこと)”について質問が飛ぶと、篠原は「家族がひとり増えたこと。実は柴犬なのですが、子供より僕の言う事を聞いてくれて、とても嬉しいです」と明かし、藤田は「全部です! 去年はモデルのお仕事だけでしたが活躍の場が増えて毎日楽しいです! ファン層も増えた事も嬉しいです」と話した。さらに篠原は“ヨロコビ”以外のエピソードとして“ムカムカ”を挙げ「クリスマスにも仕事の予定が入っていて、家族に会えない事が辛いです」といい、藤田は「“ビビリ”です。私のツイッターのフォロアーが1日2000人ずつ増えていて、現在63万人のフォロワーがいます。嬉しいのですが、日常的な事しか呟いていないので、そんなに良いのか自分ではよくわかりません」と話し笑いを誘った。『インサイド・ヘッド』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年11月18日バッファローは11月18日、ノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドセット「BSHSBE34」を発表した。発売は12月上旬。推定市場価格は税別8,400円。カラーはブラック、シルバー、ゴールドの3色。BSHSBE34は、通話用マイクのほかノイズキャンセリング用のマイクを装備し、バックグラウンドノイズを抑制するBluetoothヘッドセット。全方位からの電波をキャッチし、安定した通話を実現するメタルアンテナを内蔵。HD Voiceに対応し、VoLTE対応端末の通話がクリアに行える。ヘッドセットの接続状態などを音声で知らせる日本語アナウンス機能を搭載。スマートフォンの音声アシスト機能に対応し、マルチファンクションボタンを長押しするとSiriやGoogle Nowが起動する。また、Battery Service Profileに対応したスマートフォンとの接続時には、電池残量を画面に表示できる。Bluetoothのバージョンは4.1で、NFCに対応。8台のデバイスと同時にペアリングできるほか、2台のデバイスとマルチポイント接続が行える。本体サイズはW13×H62×D26mm。重量は約11g(イヤーピース含む)。イヤーフック×1、イヤピース×3(S/M/L)、充電用USBケーブルが付属する。
2015年11月18日この夏、興行収入40億円突破の大ヒットを記録したディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』。本作では、11才の女の子ライリーだけでなく、ママやパパにも、犬や猫にも、頭の中に5つの感情――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミが存在することが描かれていたが、このほど、映画の“その後”を描いたオリジナル短編「ライリーの初デート?」の一部が解禁。ひとり娘の初デート(?)にママやパパの感情たちも大混乱となっていることが分かった。ピクサー長編アニメーション誕生20周年を記念して製作された本作は、11才の女の子の頭の中に存在する5つの感情たちが繰り広げる、誰も見たことがないユニークでカラフルな冒険と感動のファンタジー。今回解禁となったのは、本作のMovieNEXのブルーレイに収録されるボーナス映像で、映画の出来事のその後を描いたオリジナルストーリー。ある日、ライリーの家を訪ねてきた1人の少年。ライリーのパパとママは、娘のボーイフレンドだと思い、頭の中の感情たちは大慌て!非常警報を鳴らしはじめて、大混乱。思春期のひとり娘のボーイフレンド(?)登場から繰り広げられる、親と子の感情たちのドタバタや、それぞれの心理戦がコミカルに描かれ、まさかの結末には思わず笑ってしまうユーモアたっぷりの映像となっている。ちなみに、この少年ジョーダンは、本編でホッケー場でライリーが水筒を拾ってあげた少年だ。また、ボーイフレンドといえば、本編中にはライリーの「空想上のボーイフレンド」が登場していた。プロデューサーのジョナス・リベラは、この件について「11歳の女の子ライリーが夢見る“完璧なボーイフレンド”のモデル候補をたくさん挙げていったとき、『ワン・ダイレクション』のハリー・スタイルズもその中に入っていました。製作チームには女性もたくさんいたので、いろいろ質問して、理想像を作り上げていきました」と明かす。確かに、その空想上のボーイフレンドは、どことなくハリーに似ているような気も…。その真相は、改めて本編で確かめてみて。『インサイド・ヘッドMovieNEX』は11月18日(水)よりリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月13日この夏、興行収入40億円の大ヒットとなったディズニー/ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』。11月18日(水)のそのMovieNEXがリリースされることに合わせ、11才の少女ライリーの頭の中にある5つの感情たちの中で製作陣が最も困難を極めた“ムカムカ”の制作秘話が明らかになるボーナス映像が解禁となった。11才の少女ライリーの頭の中の“5つの感情たち”──ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引っ越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしてしまったライリーを、感情たちは救えるのか…?本作の主人公は、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの5つの個性派キャラクターたち。もちろん中心となるのは、常に明るくて笑顔に満ち溢れたヨロコビだが、そのほかの4つの感情もそれぞれが重要で、適材適所でキャラを炸裂させ、ライリーのピンチに抜群のチームワークを発揮する。意外にも、この5つの感情のなかで、制作チームがいちばんデザインで苦戦したのは、緑色のムカムカだったという。アートコーディネーターたちは、ムカムカ自身の“見た目がムカムカするのか”、それとも“何かにムカムカしているのか”で真剣に悩んでいた。今回解禁となった映像では、劇中に登場したあのムカムカとはほど遠い、様々なデザインが議論されており、かなり難航した様子がうかがえる。やがて、キャラクター・アーティストのクリス・ササキが、ムカムカ顔を研究し、いろんな人のリアクションを見ていくことでキャラクター作りの突破口を開く。“ムカムカ”するとき、誰しもがのけぞって首を抑え、気持ち悪がるリアクションをする法則を見つけ出し、それらをキャラクターに投影。ムカムカが首にスカーフをしている理由も、明かされている。同じように、ほかの4つの感情も幾通りもの案が出され、スタッフ陣がディスカッションし、最終的にあのユニークで愛すべきキャラクターに仕上がったに違いない。ディズニー/ピクサーでは、毎回あらゆるパートのスタッフたちが意見を出し合い、ブラッシュアップを重ねて作品を完成させていくと言われているが、今回の映像からもその長き道のりの一端を垣間見ることができる。『インサイド・ヘッドMovieNEX』は11月18日(水)よりリリース、11月11日 (水)よりデジタル先行配信がスタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月10日GNネットコムジャパンは4日、ボタンレスデザインのBluetoothヘッドセット「Jabra ECLIPSE」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。11月13日より発売する。価格はオープンで、市場推定価格は23,540円前後。6mm径のダイナミックスピーカーを搭載するポータブルヘッドセット。Bleutooth 4.1に対応しており、プロファイルはA2DP / HFP / HSP / PBAPをサポートする。NFC機能も搭載しており、対応機器とは近づけるだけでペアリングを開始する。一般的な耳かけタイプと異なり、カナル型イヤホンのように耳に挿し込んで装着する。本体にボタン類を装備せず、受話などの操作はアーム部分をタップすることで行える。バッテリー駆動時間は3時間(通話時)。また、7時間分のバッテリーを充電できるポータブル充電ケースが付属する。スマートフォン用アプリ「Jabra Assist」に対応。音声アシスト機能により通話をサポートするほか、位置情報を自動配信する機能も搭載し、紛失時にスマートフォンのマップ上で場所を特定できる。このほか、バッテリー残量の確認、通話音質の選択(3種類)、ファームウェアのアップデートなどが行える。Jabra Assistの対応OSはiOS 7.0以降、Android 4.0以降。本体サイズはヘッドセットがW17.58×D24.82×H49.95mm、重量が5.5g。ポータブル充電ケースがW62.2×D54×H25.5mm、重量が35g。4種類のイヤージェルが付属する。
2015年11月04日●CD音源をDSD 11.2MHzにアプコンするDAC10月24・25日、東京都・中野サンプラザで秋のヘッドフォン祭 2015が開催された。本稿では、秋のヘッドフォン祭で初公開された未発表製品をレポートしていく。○日立マクセル日立マクセルはハイレゾ対応イヤホン「MXH-RF550」と「MXH-RF550B」を参考出品した。両製品の音響性能は同一だが、MXH-RF550Bは2.5mm4極プラグを採用しバランス接続に対応する(3.5mm接続用の変換プラグも付属)。MXH-RF550の価格は25,000円前後になる予定とのこと。ドライバー径は10mmで、デュアルチャンバー(空気室)設計を採用。広域にわたる周波数特性(10~40,000Hz)を実現している。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、音圧感度が107dB/mW、最大入力が150mW、ケーブル長が約1.2m。○Sound Warrior城下工業のSound Warriorブランドは、ヘッドホンアンプ「SWD-HA10」、USB DAC「SWD-DA20」と、ハイレゾ対応ヘッドホン「SW-HP20」を参考出品した。いずれも2016年春ごろの発売に向けて開発を続けているという。価格は未定。SWD-HA10は、プリ段に真空管を1基備えたヘッドホンアンプ。パワー段にはD級アンプを搭載している。インタフェースはアナログRCA入力×1とヘッドホン×1。出力が100mW×2(40Ω)、推奨ヘッドホンインピーダンスが30~300Ω、サイズがW146×H40×D165mm。SWD-DA20は、44.1kHz/16bitのCD音源など非ハイレゾ音源を、DSDにアップコンバートできるUSB DAC。対応ファイルはDSD 11.2MHz、PCMは768kHz/32bitまでとなっている。ハイレゾヘッドホン「SW-HP20」も初公開。現段階で仕様は公開していないが、周波数特性は40kHzまで対応するだろう、とのこと。また、リケーブルが可能になる予定で、バランス接続にも対応するという。●SATOLEX、開発中のハイレゾイヤホン○SATOLEXSATOLEXはハイレゾ対応イヤホン「DH298-A1」を参考出品。アルミ削り出しのきょう体を採用している。周波数特性は最大40kHz程度になる見込みだ。発売時期や価格は未定で、デザインやカラーバリエーションなども調整中だという。○KEFKEFは11月に発売予定のオンイヤーヘッドホン「M400」を初公開した。推定市場価格は税別32,000円前後となっている。40mm径のドライバーや光沢仕上げのアルミニウムダイキャストフレームを採用している。イヤーパッドは高密度形状記憶フォームをプロテインレザーで包んだ「レーストラック」タイプを採用し、音漏れを防ぐ。本体は折りたたみが可能。ケーブルは着脱式で、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。主な仕様は、周波数特性が20Hz~20kHz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が101.5dB±4dB、最大入力が30mW、重量が約175g。マイク付きリモコンを装備したケーブル(1.3m)が付属する。
2015年10月26日●AcuPassフィルターで高域と中低域を整える東京都・中野サンプラザで24日・25日に開催された「ヘッドフォン祭2015」で、Klipschの新製品群を試聴した。そのうちインナーイヤー2モデルについて、じっくり聴いたサウンドインプレッションをお届けしよう。○Klipsch新製品群まとめ今回発表されたインナーイヤータイプは、バランスド・アーマチュア(BA)デュアルドライバーの「X20i」、BAシングルドライバーの「X12i」と「X6i」、BAとダイナミックのハイブリッド「XR8i」の4モデルだ。そのうち2ウェイ構成のX20iとXR8iは、Sonion社の音響フィルター技術「AcuPass」を採用。ウーファーとツイーターの干渉を抑え、広い帯域幅とスムーズなレスポンスを得ることが狙いだ。X20iとXR8iのドライバーはそれぞれ異なるが、クロスオーバー周波数帯の調整などチューニングにより同等の効果を実現している。「X12i」は、BA搭載機がまだ珍しい2008年に登場し、2014年に復活を遂げるほどの高評価を獲得した銘機「X10」を継承するモデルだ。さらに、磨きをかけたフルレンジBAドライバー「KG-926」を採用している。エントリーモデルの「X6i」は、X12iと異なるドライバー「KG-723」を搭載するが、低域から中高域にかけてのスムースネスやバランスのよさといった、フルレンジBAドライバーならではの長所を生かしたモデルだ。実際に聴いた印象でいうと、シングルBAドライバーを搭載する「X12i」は、従来機のX10やX11iと音のキャラクターが近い。同じくシングルBAの「X6i」も、低域から中高域にかけてのつながりが自然で、デザインはともかくBAらしい輪郭の明瞭な音が印象的だ。その意味でKlipschを知るユーザーにとっては受け入れられやすいと思うが、より興味深いのはAcuPassテクノロジーを採用した2ウェイ構成の「X20i」と「XR8i」ではないだろうか。ということで、次ページから続けてX20iとXR8iのインプレッションをお届けしよう。●X20iの詳細と試聴インプレッション○X20iの詳細と試聴インプレッション新フラッグシップ「X20i」の見どころはいくつかある。耳穴よりひと回り大きい程度のハウジングと曲線を生かした独特のフォルムはX10を思わせるが、構造はまるで違う。新開発のBA型ツイーター「KG-125」とBA型ウーファー/フルレンジ「KG-926」のデュアルドライバー構成を採用、再生周波数帯域は5Hz~40kHzのハイレゾ仕様だ。独自形式のコネクタ「SSMCX」を採用した点にも注目したい。従来のMMCXより約35%小型化されたコネクタで、コンパクトながらも交換・修理を可能とする。バランス接続タイプのケーブルを年内に発売予定とのことで、リケーブルも視野に入る。X20iの肝心の音だが、想像していたよりも各帯域のつながりが好印象だ。中高域にかけてのヌケのよさには、X10を彷彿とさせる部分もあるが、低域の印象がだいぶ違う。ウッドベースはより存在感があり沈みこむようで、スネアの音も余分な付帯音を感じずキレがある。このあたりが、AcuPassのローパスフィルターの効果なのだろう。デザインもいい。X10がロングセラーとなった背景には、音質だけでなくそのコンパクトさと流麗なデザインがあった。高級機になるほど大きく、奇抜なデザインになりがちなインナーイヤーだが、このクラスでこのプロポーションを維持したところに、Klipschというメーカーのポリシーが垣間見える。●XR8iの詳細と試聴インプレッション○XR8iの詳細と試聴インプレッションXR8iは、ツイーターにBA型の「KG-723」、ウーファーにはダイナミック型ドライバー「KG-065」を各1基搭載したハイブリッド型モデル。ウーファーのKG-065は、ImageS4シリーズから採用されてきたダイナミックドライバーの後継だ。前述したとおり、AcuPassのローパスフィルターの働きにより不要な中高域をカット。ウーファーとツイーターを違和感なくつないでくれる。内耳部分には装着感に優れる亜鉛ダイカスト、外耳部分には一体成型されたエラストマー複合材を配する二層構造のハウジングを採用したこともポイントだ。X20iと比較すると大柄に見えるが、重量差はわずか3gアップの25g、長時間のリスニングにも耐えられる。その音は、有り体にいえば低域重視だが、ただ単純に強調しているわけではない。ダイナミック型ドライバーらしい量感ある低域を楽しませてくれる一方で、AcuPassテクノロジーに基づくフィルターの効果で中高域をカットするため、キレのよさが保たれる。一般的な2ウェイ構成と比較すれば雑味が少なく、すっきりとした印象がある。とはいえ、BA型のKG-723とダイナミック型のKG-065ではテイストがやや異なる。BA型ならではの解像感と、ダイナミック型らしい豊かな低域の組み合わせを狙ったハイブリッド型インナーイヤーは、市場でここ数年立て続けにリリースされているが、特性が異なるだけに汽水域のような印象を完全には拭い去れない。いつかはブレンデッドウイスキーのように相乗効果をもたらすモデルも現れそうだが、試行錯誤はもうしばらく続きそうだ。
2015年10月26日10月24日・25日に開催中の「秋のヘッドフォン祭 2015」、Shureのブースでは、コンデンサー型イヤホンシステム「KSE1500」の試聴機を多数用意。整理券を配布しての時間予約制としたことで、来場者は落ち着いてKSE1500の実力を体験できていたようだ。Shureが22日に発表したコンデンサー型のポータブルイヤホンシステム「KSE1500」は、秋のヘッドフォン祭 2015において最も注耳を集めた製品と言えるだろう。Shureは出展社の中でも最大級のブーススペースを確保し、ゆったりとした試聴コーナーを用意。時間指定の整理券を配布することで混乱もなく、予想価格360,000円の超ハイエンド製品を聴くにふさわしい環境を提供していた。また、米Shureから来日したショーン・サリバン氏とマット・エングストローム氏らによる入場自由の製品説明会も開催。22日のプレス向け発表からさらに磨きをかけたプレゼンテーションに、多くの参加者が熱心に耳を傾けていた。KSE1500は、コンデンサー型の高遮音性イヤホンと専用のハイレゾ対応ポータブルアンプを組み合わせたシステム。いわゆるイヤホンの形状で、持ち運び可能なコンデンサー型システムを製品化したのは、これが世界初であるという。ポータブルアンプはDAC(CS4272)内蔵で、96KHz/24bitのハイレゾ再生に対応。iPhoneとのLightning接続やAndroid端末とのOTG接続、PC/MacとのUSB接続が可能となっている。その音質は、体験したことない次元の透明感。あまりにピュアすぎて、「これまで耳にしてきたのは、果たして本当の音だったのだろうか」と哲学的な迷宮に入り込みそうになるほどだ。KSE1500の詳細はこちらのレポート記事やニュース記事を参照いただきたい。Shureのブースでは、KSE1500と同時に発表されたポータブルアンプ「SHA900」の試聴が可能なほか、最上位イヤホン「SE846」の新色も展示されている。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。会場は東京・中野サンプラザ、10月25日18時まで開催中。
2015年10月25日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は東京・中野サンプラザで開催中の秋のヘッドフォン祭 2015にて、未発表のハイレゾポータブルプレーヤー「FiiO X7」のプロトタイプを参考出品。試聴も可能となっている。FiiO X7は同社のポータブルハイレゾプレーヤーのフラッグシップとなるモデルで、2015年冬に発売予定。ヘッドフォン祭の同社ブースでは試聴も可能だが、24日は整理券が配布され、かなりの順番待ちを覚悟する必要があった。AndroidモードとPureモードの2つのオペレーションモードを持っており、Androidモードでは他社の再生アプリも使用可能だ。PureモードではFiiOオリジナルのプレーヤーとなり、こちらのほうが安定性は優れているという。搭載しているCPUはRockchipの「RK3188」。クロックは1.4GHzだ。DACチップは、ESS Technology社の「ES9018S」を採用。DSD、PCM、FLACのほかに、DTSなども含めた豊富なファイルフォーマットに対応する。本体の下部はアンプモジュールとなっており、ネジで取り外しが可能だ。標準で装備されているのはIEMモジュールだが、オプションとして「Medium-class module」「High-Power module」「Balanced module」が用意される予定だ。microSDスロット(128GB対応)があり、Wi-FiとBluetoothも搭載。ディスプレイサイズは4インチだ。バッテリー容量は3,700mAhで、10時間以上の連続使用が可能だ。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日18時まで開催中。
2015年10月25日10月24・25日、東京都・中野サンプラザで「秋のヘッドフォン祭 2015」が開催されている。ベンチャークラフトは、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「SounDroid VAROQ」の試作機を出品した。12月中旬の発売に向け、現在も改良を続けているという。SounDroid VAROQは、音楽CDからリッピングした音源などを、DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitにアップコンバートできるポータブルプレーヤーだ。DACチップには旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を採用。「手持ちの音源を最大限に生かす」という姿勢のもと開発されている。Linuxをベースに開発したオリジナルOSを搭載。メモリは内蔵せず、microSDカードスロットを装備している。バッテリー駆動時間は約7時間(44.1kHz/16bitのFLAC音源再生時)。対応ファイル形式はMP3、WAV、AIFF、AAC、ALAC、FLAC、DSDIFF、DSFなど。サイズと重量は不明だが、ジーンズのポケットにすっぽりと入る大きさだった。
2015年10月24日●改良したテスラドライバーを搭載アユートは10月24日、東京・中野サンプラザで開催されている秋のヘッドフォン祭 2015にて、Astell&Kernブランドと独beyerdynamicのコラボレーションヘッドホン「Astell&Kern AK T1p」(以下、AK T1p)の発表会を開催した。○Astell&Kernとbeyerdynamicsの究極のコラボヘッドホンAstell&Kernとbeyerdynamicは、これまでも「A200P」「AK T5p」「AK T8iE」などのコラボレーションモデルをリリースしてきた。その背景は、両社が「妥協のないハイエンドサウンドを追求するという共通のフィロソフィーを持っている」ことが一番の理由であるという。beyerdynamicが8月に発表した「T1」の第2世代モデルでは、テスラドライバーのリファインによって、正確な低音を再生するとともに、高周波帯域で発生する共振を抑制することに成功した。beyerdynamicはT1のサウンドに非常に自信を持っており、これをもっと身近に、そしてより多くの人に楽しんでもらいたいと考え、AK T1pの開発をスタートしたという。AK T1pでは、T1では600Ωだったインピーダンスを32Ωまで下げることで、ポータブルプレーヤーやスマートフォンなどでもドライブできるようにしている。もちろん単純に低インピーダンス化したわけではなく、オリジナルのT1のサウンドバランスをキープしながらである。また、AK T1pには2本のケーブルが付属。1本は標準的なφ3.5mmステレオプラグだが、もう1本はAK仕様の2.5mm 4極バランスプラグを装備している。なお、2本とも芯線は7N OCCで、被覆はファブリックを使用。タッチノイズを抑制している。イヤークッションには、長時間の使用でもムレることが少ない中空繊維を使用。表面にはメモリーフォームクッションを採用している。AK T1pの製品発表は10月19日に行われていたが、その時点では、発売日や価格については未定となっていた。今回の発表会では、発売日を11月下旬、直販価格を150,000円前後(税込み)とする見込みであることが明かされた。●ハイレゾ音源配信サービス「groovers+」の説明も○groovers+の説明会も同時開催発表会では、10月20日にサービスを開始したハイレゾ専用音楽配信サイト「groovers+」についての説明も行われた。groovers+は、Astell&Kernの第2世代以降のハイレゾプレーヤーから楽曲を直接購入・ダウンロードできるという特徴を持った音楽配信サービスだ。今回、Astell&Kernの対応プレーヤーユーザー向けに「UNIVERSAL MUSIC JAZZ」の名盤5作品の中から1曲をプレゼントすること、楽曲購入時に3%引きのサービスを実施することを追加発表した。楽曲のプレゼントは2016年1月末まで、3%割引は2016年9月末まで。
2015年10月24日