ハンドメイドの中でも、少しハードルが高めだと思われがちなお裁縫……。特におうちにミシンがないという方は、なかなか挑戦しづらいですよね。そこで今回は、ミシンがなくても作れる簡単ベビースタイの作り方をご紹介しますよ♪ミシンがなくても大丈夫!今まで編み物から始まり、レジンやデコパージュなどさまざまなハンドメイドに挑戦してきましたが、今回は初のお裁縫に挑戦です!お裁縫は、ハンドメイドのなかでも難易度が高そうなイメージですが、小物やお子さん用のアイテムならそれほど難しくはありません♪今回ご紹介するベビースタイは、手縫いでささっと作れてしまうので、おうちにミシンがない方も気軽に挑戦できますよ。それでは、さっそく作っていきたいと思います♡まずは材料をそろえましょう♪【用意するもの】●生地:3枚(表生地・中布・裏生地)●型紙(お好みの形のもの)●糸●お裁縫セット(裁ちバサミ・針・マチ針)●アイロン●マジックテープ用意するものは上記5点。他にもスタイに飾りを付けたい場合は、お好みの材料を用意してください。ちなみに今回は、以前使用した〔Can★Do(キャンドゥ)〕のワッペンと編集部スタッフお手製のくるみボタンを装飾として再利用しました♪さらに使用した生地も全て余り物なので、材料費はなんと0円です。100均で簡単!手作りくるみボタンで一足早く春を迎えよう♡作業開始!左側から表生地・中布・裏生地材料もそろったのでさっそく作業開始♪まずは3枚の生地を型紙に沿ってカットしていくのですが、ここで注意したいのがスタイの向き。スタイの形が左右対称なものであれば気にする必要はありませんが、今回のように左右非対称なものは、表生地と裏生地の向きが反対になります。生地をカットしたら、次は飾りを付けます。ワッペンや襟、ポケットなどは全て縫ってしまった後だと付けるのが難しくなるので、縫う前に付けておきましょう♪ただし、最終的な仕上がりは今の状態から1cmほど内側のラインなので、それを想定して飾りを付けてくださいね。また、くるみボタンのように厚みのあるものはこの段階で付けてしまうと縫うときに邪魔になってしまうので最後に付けましょう。続いて、カットした3枚の生地を表生地(表を上)→裏生地(裏を上)→中布の順にぴったり重ねて、マチ針で留めます。文章では、わかりにくいという方は下の図を参考にしてみてくださいね。イメージとしては、表生地と裏生地の柄面が向かい合うように生地を重ね、その上に中布を重ねるといった感じです。そうすることで最後にひっくり返したときに、柄面が外側にきます。マチ針で生地をしっかりと留めたら、外側から約1cm内側をひたすらなみ縫いしていきます。手縫いの場合はあらかじめ縫うラインをチャコペンで引き、そのラインに沿って縫っていくときれいな縫い目になりますよ。また、縫うときは返し口を5cmほど空けて縫うのをお忘れなく!じゃーん。ひたすら縫うこと約1時間半。ようやくここまできました!今回は仕上がりのことも考えてかなり丁寧に縫ったので少し時間がかかってしまいましたが、慣れている方であれば1時間程度で終わると思います。縫う作業もほぼ終了し、さっそくひっくり返したいところですが、その前にもう一手間加えましょう。アイロンで縫い代を開きます。この段階で縫い代を開いておくことで、ひっくり返したときの仕上がりが格段にきれいになります!作業するときは、アイロンの先の部分で丁寧に開いていきましょう。また、カーブの部分は布が引きつってうまく開くことができないので、切り込みを入れて開いていきます。写真のように縫い代を開いたら、あけておいた返し口からひっくり返します!このとき、首部分など細くて返すのが難しい場所は、目打ちなどを活用して丁寧に返してみてくださいね。きちんとひっくり返せたら、返し口をすくいとじで縫い合わせます。そして、くるみボタンとマジックテープを付け、最後にアイロンで形を整えれば完成です♪完成したものがこちら!クールな印象のデニム生地と、かわいいワッペンが予想以上にマッチしてなかなかおしゃれなベビースタイができました♡裏地の花柄もデニム生地にぴったりで、個人的には大満足な仕上がりです(笑)。手縫いで時間をかけて作った甲斐がありますね……。今まで紹介してきたハンドメイドに比べると、繊細な作業も多く時間もかかるお裁縫ですが、その分達成感もあるのでぜひみなさんも1度チャレンジしてみてくださいね♡まとめ今回は、ベビースタイ作りに挑戦してみました♪好きなデザイン、好きなサイズのものが作れるのはハンドメイドならではですよね。また、ミシンを使えばサクッと作れてしまうものも、あえて手縫いでチャレンジすることで、よりハンドメイドを楽しめるかもしれません。みなさんもぜひ手縫いにチャレンジしてみましょう!
2018年03月16日