9人組エンターテインメント集団・BOYS AND MEN(ボイメン)のメンバー5人が新型コロナウイルスに感染したことが、22日に所属事務所より発表された。感染が確認されたのは、水野勝、小林豊、本田剛文、勇翔、吉原雅斗の5名。19日に吉原が喉の痛みと倦怠感を覚え、翌日発熱し自宅療養、21日にPCR検査を実施した結果、陽性であることが確認された。これを受けて休養中の土田拓海以外の7人にPCR検査を実施した結果、水野、小林、本田、勇翔の陽性が発覚、自覚症状はないという。また田村侑久、辻本達規、平松賢人については陰性が確認されている。同グループは年内の配信、ラジオ出演、イベント出演見合わせも発表した。同事務所は「18日・19日にBMシアターでのイベントに出演した所属タレント全員に対し、PCR検査を行い、濃厚接触者の確定等、保健所の判断が示され次第、指導に従って適切に対処してまいります」と発表。今後予定していた配信公演については、各グループ全員のPCR検査結果・濃厚接触者の確定等が完了後、再開を予定している。さらに、再開から31日までBMシアターでのイベントは無観客での開催となる。
2020年12月22日●学ランに刻んだ漢字と数字に込めた思い東海エリアを拠点に活躍するエンターテインメント集団、ボイメンことBOYS AND MEN。歌やダンスはもちろん、バラエティ番組から、映画やドラマまで、八面六臂に個性を発揮してきたボイメンが、ついに今年で結成10周年を迎えた。9月9日にリリースされたニューシングル「Oh Yeah」は、コロナ禍において、希望を忘れずに未来へ闊歩していこうというボイメンらしいパワフルなメッセージソングとなっている。現在、9人で構成されるボイメンだが、今回は水野勝、田村侑久、辻本達規、本田剛文、平松賢人、土田拓海の6人を直撃。唯一無二のご当地グループに、これまでの足跡を振り返ってもらいつつ、見据える未来について話を聞いた(インタビューは8月に実施)。――まずは、10周年迎えた感想から聞かせてください。本田:あっという間ですね。平松:10年も続くなんて想像もしてなかったです。土田:いろいろ詰まった10年でした。辻本:濃かったなと。田村:まだまだいけるぜ!水野:あ、それ、取られた(笑)。ここからだぜい!――この10年間でいろいろな変化がありましたが、グループとして転機だなと思ったのは、いつ頃ですか?水野:レギュラーの冠番組(『ボイメン☆騎士』)をもらったことです。その1年後に、1万人ライブができたので、大喜びしました。田村:名古屋テレビ塔でライブをやったことです。あのとき、観客450人を集められなかったらクビだと言われていたので、そこをクリアできたら、どんなものでも乗り越えられるかなと思いました。――ボイメンといえば学ランですが、10周年を記念して、それぞれに想い入れのある漢字1文字と数字が刻まれた学ランになっているんですね。水野:僕は“魁”と7です。――それは、ご当地グループの魁(さきがけ)という意味でしょうか?水野:いや、そこは魁ているという意識はないんですが。辻本:いやいや、そんなやつが、“魁”なんて入れる? 入れないでしょ!(笑)水野:ご当地グループ関係なく、魁けたいという意味です。また、“魁”には集団の首領という意味もあり、グループのリーダーという意味合いもあっていいなと思いました。7はラッキー7です。本田:僕は“粋”と20です。粋な大人になりたくて。また、ドラゴンズって20がエースナンバーなので、ボイメンが名古屋のエースを目指したいなと思ってつけました。平松:僕は“初”と15です。ボイメンに入った年齢が15歳で、初心を忘れたくないなと。土田:僕は“華”と2です。華が欲しい、華があるというのと、あとは栄えるという意味合いもあるので。また、2番は、少年野球のときにキャッチャーをやっていた時のナンバーです。辻本:僕は“漢”と1です。漢(おとこ)のなかの漢でいたいので。そして、常に一番になりたいから1です!田村:僕は“雲”と“龍”を3つ書く84角の漢字で、“たいと”と読みます。画数の多い漢字で調べたら出てきました。雲の上を竜が飛んでいるみたいな意味があるんですが、実際に使われたことがあるかどうかも謎らしくて、伝説の漢字という点も、俺たちにぴったりだなと思いました。また、数字は21で、『アイシールド21』から取りました。本田:それ、アメフトの漫画なんです。田村:本当は……、高校生みたいで恥ずかしいんですが、友達のバスケ選手の番号が21番なんです。名古屋ダイヤモンドドルフィンズの笹山貴哉くんで、すごく仲がいいので、僕も21にしようかなと。絆ですね。――やはりこれからも学ランにはこだわり続けるという思いでしょうか?水野:楽曲によって変えていくのはありかなと思いますが、やっぱりベースはずっと学ランでいきたいです。本田:グループで活動するときのトレードマークは学ランで、いくつになってもずっと学ランでいったほうがむしろいいかなと思っています。のちのち、おじさんになっても学ランというところが。辻本:ここから面白くなってくる。太ったりとかもして…。本田:太るのは気をつけて!●新曲に込めた思いと紅白出場の目標――新曲「Oh Yeah」に込めた想いとは?土田:こういう大変な時だからこそ、僕たちボイメンができることで、みなさんを元気づけたくて。今は大変な時代ですが、その先には明るい未来があるという意味合いを込めて作りました。――レコーディングで意識されたことは?平松:上手に歌うとか、リズムを合わせるということよりも、今回は気持ち先行でいきました。途中で限界を迎えようとも、声を絞り出して歌うという感じでした。――ミュージックビデオの見どころを教えてください。水野:リモートっぽい演出で、コロナ禍ならではの画面ハイタッチなどをしています。屋外はドローンを使いました。――大自然の中での撮影はいかがでしたか?辻本:高いところはドローンで撮影したので怖かったです。通常、そういうところへ行ったらふざけるんですが、今回はふざけたらダメだなと(笑)――9月26日より全国ツアーがスタート予定ですね。水野:ファンの方に絶対に楽しんでもらえる内容になっているのではないかと思います。それくらいしかファンの方に会えるチャンスはないですし、できる限りの準備をして臨みたいと思います。――このコロナ禍でいろいろ考えることもあったかと思いますが、何か今後の活動にプラスになるような発見はありましたか?田村:自粛でライブができなかった時、無観客ライブをオンラインで配信したり、リモートでやりとりをしたりしました。それは、今までやってなかったことですが、オンラインだと全世界の人に観てもらえるので、逆にこういう発信もありなのかなと。いわば武器が1つ増えた感じなので、たとえコロナが明けても活用していきたいと思います。――みなさん、とても仲が良くて、クロストークも盛りあがりますね。辻本:昔からうるさかったです(笑)本田:コロナの自粛で2か月くらいそろわなかったけど、最近ようやく会えるようになったら、よりうるさくなりました!辻本:コロナさえもプラスにしちゃうボイメンがすごいでしょ!――10周年ということで、長くグループを続ける秘訣を教えてください。田村:仲間を信じることですかね。本田:“率直”でいることかなと。愚かなほどに真っ直ぐという“愚直”ではなくて。僕は、意見交換も活動も率直であるべきだと思うし、ストレートに向き合っていくのがいいんじゃないかと思います。平松:同じ目標を持つことだと思います。将来的にやりたいことがそれぞれ違ったとしても、いま同じ目標に向かって走ることが大事かなと。辻本:社長に「次はこれ!」と言われたら、みんながそこに向かってうわーっと行く感じです(笑)水野:いまは、紅白に出ることが目標なので、これからもその目標に向かって頑張っていきたいです。●全国的な活躍で「町に恩返しを」――ご当地グループならではのやりがいはどんな時に感じますか?水野:僕たちは中日ドラゴンズの応援歌を歌い、中継の解説もやらせていただいているので、ドラゴンズが勝った日に町を歩いていると、僕たちのファンでもないおじさんから『ドラゴンズ、勝ったな』と声をかけてもらったりします。本田:歩いていて、急に軽トラが止まって窓が開いたら『ボイメンだがや。応援しとるよ!』と声をかけていただきました。名古屋のタレントだから、わざわざ止まってくれたのかなと。田村:パトカーも止まって『ボイメンさーん。頑張ってください!』と声をかけていただきました!本田:愛知県警察広報大使をずっとやらせていただいているので。辻本:そういうことは普通にあります。僕らは普段からチャリとかで町をぶらぶら走っているので。――“町おこしお兄さん”というフレーズも使われていますが、ご当地グループとして成功するために大事にしていることを教えてください。辻本:まだ成功とまでいけてないので、これからですね。土田:大切にしていることといえば名古屋愛です。いろんなところで事あるごとに言ってます。話すのも名古屋弁ですし。平松:僕たちの愛はすごく強いです。これからもっともっと地元の方に愛されたいです!辻本:でも、名古屋はけっこうミーハーな町なので、東京でもっと実績を残さないといけないなと感じています。水野:東京で成功すると行きっぱなしで帰ってこないというパターンもありますが、名古屋が拠点というのは変わりません。――今後もボイメンの拠点は、あくまでも東海エリアということですね。本田:軸足は名古屋ですね。意地でも名古屋に住み続けるつもりです!水野:新幹線で東京まで通うのも、もう慣れました(笑)――先ほど、目標として紅白出場というお話も出ましたが、改めて今後の目標と意気込みをお願いします。水野:紅白はやはり叶えたい夢ですね。今一番それが大きいです。ナゴヤドームが終わって、もう1回ナゴヤドームでやりたいという目標もありますが、それと同じくらい紅白も出演させていただきたいです。本田:そして、「名古屋ならボイメン」というところまでいきたいですね。名古屋駅を降りたら、でかい看板があるとか、そういうのはまだないので。次の10年で町ごと応援していただけるところまでいきたい。逆を言えば、僕たちが全国的に勝負できるくらいに力をつけることが、町への恩返しにもなると思うので、そういった存在を目指して頑張ります!■BOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン)2010年に結成された東海エリア出身・在住のメンバーによるエンターテイメント集団。現在のメンバーは、水野勝、田村侑久、辻本達規、小林豊、本田剛文、勇翔、平松賢人、土田拓海、吉原雅斗の9人。東海エリアを中心にテレビ・ラジオのレギュラーを多数持ち、ソロとしてもドラマ、映画、バラエティ番組出演など様々な分野で活躍。2015年に愛知県・日本ガイシホールで一万人ライブを敢行。「第58回輝く!日本レコード大賞新人賞」を受賞。2017年に日本武道館にて単独ライブを開催。2018年12月に自身初のベストアルバム『ボイメン・ザ・ベスト』を発売。2019年1月にナゴヤドームにて単独ライブ、初のホールツアーを開催。結成10周年を記念し、2020年9月26日から全国ライブツアーを開催予定。
2020年09月09日男性アイドルグループのBOYS AND MENが10日、大阪・カンテレ本社で、全国ツアー『BOYS AND MENホールツアー2019~ボイメン劇場 令和旗揚げ公演~』(9月4日、東京公演からスタート)の取材に応じ、メンバーの水野勝、田村侑久、辻本達規、小林豊、本田剛文、勇翔、平松賢人、土田拓海、吉原雅斗が、それぞれ意気込みを語った。全国6都市を巡るホールツアーに向けて、水野は「今年、ナゴヤドームで単独ライブをしたときは日本全国、そして世界、特にアジアからファンの方々が一堂に会してくれました。そこで、今回は僕たちが直接ファンの皆さんや、僕らをまだ知らない方々に会いに行く機会を作りたいと思い、ホールツアーを組みました」と経緯を説明。さらに、「全国ツアー6都市を巡るのはグループとしては初めて。メンバーも気合が入っています! 『旗揚げ公演』とタイトルにもあるように、新しいことに挑戦します!」と宣言した。タイトルに“ボイメン劇場”とあるように、今回は“お芝居”という演出が用意されているそうで、水野は「実は新喜劇に挑戦しようと思っているんです! 昔ながらのどこか懐かしくて、家族みんなで楽しめるという新喜劇と、ライブの両方が一度に楽しめる、おトクなホールツアーになっています」とアピールした。「YanKee5」と「誠」の2つのグループに分かれての活動もしているボイメンだが、BOYSANDMENとして、大阪で本格的にライブするのは、2015年の夏以来4年ぶり。辻本が「4年分の力を出します!」というと、田村が「オリンピック級ですね!」と語るなど、メンバー自身が何よりも楽しみにしている様子だ。大阪公演(9月19日)の舞台となるフェスティバルホールについて、吉原は「関西の方にゆかりのある憧れのホールだと聞いているので、そこで名古屋勢の僕たちがライブをさせてもらえるのはありがたいこと。良いステージにしたいです」と語り、水野も「僕たちは前向きな歌を歌っているので、音の響きのいいホールだと、お客さんにその思いも伝わりやすいと思います」とコメント。すると、辻本は「音の響きもいいですけど、一番は相手の心に響く歌。そんな歌を歌っていきたい!」とキメ顔で語り、報道陣の笑いを誘った。そんな彼らに大阪の印象を聞いてみると、「活気があってすごくいい街。自分たちの街を盛り上げようというサービス精神がすごい!」(水野)、「大阪はコリアンタウンがあってよく来ていました。大阪の人は優しいのですごく好きですね」(吉原)、「僕は野球好きなんですが、野球の応援にも愛がある。タイガースファンはチームが負けていても、あかんな~と言いつつもず~っと応援している。それだけ大阪の人は深い愛があるんですよね」(辻本)、「将棋好きな僕としては、通天閣周辺の将棋道場にいる方といつか将棋を指したいです」(土田)と答えた。最後は、今回のツアーに向けて、「大人数でのライブは特にメンバー同士が励まし合い、その相乗効果で皆さんの元に届くものがあると思っています。絶対に胸に響くツアーにしますので、ぜひ足を運んでください!」(土田)、「すごく面白い内容になっていますし、話題になるツアーだと思っています! 爆裂ライブをお見せします!」(吉原)、「新喜劇というボイメンの新たな挑戦と、これまでの僕たちがやってきたライブの融合をぜひ楽しんでください!」(勇翔)、「まだ新しいフェスティバルホールですが、僕らがたくさん汗をかいて、きれいな床に汗を沁み込ませたい(笑)」(平松)、「毎日いろいろあると思うけど、ボイメンを見て“明日から頑張るぞ!”と思ってもらえるようなステージにしたいです! 家族みんなで遊びに来てください!」(本田)、「今この9人にできる最大限のエンタテインメントを通して、大阪、そして日本を元気にするようなライブをします!」(辻本)、「僕たちは令和の時代に、絶対、紅白歌合戦に出場したいと思っています! その伝説のスタートを見に来てください!」(小林)、「この記事を読んでくださった方、“ボイメンで検索!”してください!」(田村)、「会場に来てもらえれば、確実に皆さんを満足させるツアーにします! ぜひ、新たなボイメンのステージを見に来てください!」と、メンバーがそれぞれ呼びかけた。
2019年08月11日男性10人組のエンターテインメント集団・BOYS AND MEN(ボイメン)の平松賢人、吉原雅斗、土田拓海が23日、東京・池袋の丸善で写真集『君と僕らの夏ハワイ~BOYS AND MEN~』(発売中 3,800円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。BOYS AND MENの初となる同写真集は、メンバーの平松賢人がカメラマンと編集長を務めたもの。ハワイでのメンバーの素顔を平松が撮り下ろし、約2,000枚の写真から平松がセレクトしたカットが掲載されている。カメラマンと編集長を務めた平松は「ずっと写真集を出したいと願っていましたし、カメラが趣味だったのでこうやって紙になって素直にうれしいですね。どうやって並べたら写真集になるか分かりませんでしたが、一つのライブを完成させるように、こういう曲を並べたらと思いながら写真に転換しました」と説明した。他のメンバーとともに被写体となった吉原は「平松くん以外はただハワイを楽しんだだけです」と笑いを誘いつつ、「いざ発売したら大掛かりなことになってびっくりしましたが、平松くんの好きな写真がこういう形で色んな方に見られる機会が増えて嬉しいです」と笑顔を見せた。土田も「賢人くんの趣味でもある写真が仕事になって誇らしいですよ。同じメンバーとして刺激を受けました。躍動感ある写真は賢人くんだからこそ撮れたと思いますね」と平松の写真を絶賛した。そんな彼らたちは、来年1月にナゴヤドームでの単独ライブも決定。吉原が「120日を切り、だいぶ固まってきました」と明かし、土田も「テーマは"ボイメン夢祭り"。地域のお祭りっぽくするので、初めての方にも楽しめると思います」とアピールした。また、初出場が期待される『NHK紅白歌合戦』についても言及。平松が「ずっと出たいと言っていますが、簡単なハードルではありません。それまで話題を作って頑張りたいですね」と力強く語れば、吉原も「僕らの拠点は名古屋でローカルと言われますが、ローカルに誇りを持っています。だからこそ僕らが出せる味を曲げずに売り込んで行きたいですね」とさらなる活躍に意欲を見せていた。
2018年09月23日東海エリア発のメンズユニット、"ボイメン"ことBOYS AND MENが3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催中の「第23回 東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に初出演。迫力あるライブパフォーマンスで会場を沸かせた。TGC初登場のBOYS AND MENは、「Wanna be!」とオリコンデイリーランキング1位を獲得した「YAMATO Dancing」を披露。駆けつけたファンから大声援が沸き起こり、会場にはメンバーそれぞれのテーマカラーのペンライトが輝いた。曲の間に、メンバー一人ひとり自己紹介を行い、リーダーの水野勝は「僕たちTGCのステージが初めてなので舞い上がっちゃってますよ!」と興奮気味にあいさつ。「僕たちから持って帰ってほしいものがあります。それは、元気です!」と伝えた。そして、「名古屋でTGCが行われたときに僕たちそこでビラ配りをしてたんです。そんなグループがここに立っている。美談じゃなくて、あきらめなければ必ず叶うということは絶対あると思います」と自分たちの経験を明かした上で、「みなさんに元気を伝えたい。ステージ上でワーッてやることしかできないですけど、それでも伝えられるものがあると信じています」と熱く語った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から春夏と秋冬モデルの年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。23回目となる今回は、"LOVE ME"をテーマに、人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや、話題のゲストが登場するスペシャルステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2016年09月03日名古屋発イケメンアイドルグループ“ボイメン”こと「BOYS AND MEN」が総出演する新作映画『BOYS AND MEN~One For All, All For One~』が10月29日(土)より公開される。この度、本作の公開を前に、予告編とビジュアルが解禁された。昨年度、初のボイメン総出演作品となった映画『サムライ・ロック』を始め、今年2月には同じく総出演映画『復讐したい』が公開。そしてメンバー単発出演作品として『燐寸少女』『白鳥麗子でございます!THEMOVIE』などが公開され、話題を集めてきた。そんな彼らが出演する本作は、彼らの道のりを彼ら自身が演じた「BOYS AND MEN」の「BOYS AND MEN」によるバイオグラフィ映画。芸能不毛の地、愛知・名古屋に咲いた奇跡の花。「名古屋で男性グループなんて無理!」目の前でチラシを捨てられ、笑われ揶揄され、悔し涙を流した若者たちが、自分の無力さと向き合い、努力を積み重ねて築いてきた5年間の絆。どんなときも仲間と支え合い、そして挫けそうなとき、応援してくれた家族・スタッフ・愛知・名古屋の人々。そして結成から5年、新曲を出せばオリコン1位、2017年1月には念願の武道館ライブが決定し、ここまで上り詰めてきた「BOYS AND MEN」。彼らが彼ら自身を演じ、リアルな若者たちの夢と苦悩と友情の青春ストーリーを、全国各地の若者や女性たちに発信していく。「あきらめなければ、夢は必ず叶う!」全ての人々を応援し勇気づける青春映画となっている。そしてこのほど到着したのは、いままでの苦労・悔しさ・努力・喜びを思い出すかのような各メンバーの熱い演技と、リアリティに溢れた強い思いが全面に伝わってくる予告編。また本作には、愛知県出身の渡辺いっけい、いとうまい子、さらに尾美としのり、石丸謙二郎らベテラン俳優陣も出演し、脇を固めている。『BOYS AND MEN ~One For All, All For One~』は10月29日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月11日名古屋を中心に活躍する、エンタテイメント男性集団「BOYS AND MEN」略して「ボイメン」。東海エリア出身、在住の男性たちで結成され、東海のローカル局すべてにレギュラーを持つだけでなく、タイ、インドネシア、シンガポール、ミャンマーで番組を持つなど、活躍は著しい。地方創生が叫ばれる今、地方発のエンタテイメントがここまで大きくなった理由について、フォーチュンエンターテイメント 代表 谷口誠治さんに話を伺った。○男性版の宝塚を名古屋から――谷口さんは、学生時代には、ローラースケートでご自身もステージに立たれていたんですよね。学生時代、ローラースケートブームがあったんです。その時、知り合いにスケート場を作りたいという人がいて、そのアドバイスをしたら、たまたま当たりました(笑)。それを機に4か所のスケート場をプロデュースしましたが、両親ともに公務員だったので、自分も一度公務員として就職しました。しかし、やっぱり好きなことをしたいと思い辞めました。世界に通用する人間になりたい! そう思って、ミュージカル"スターライトエクスプレス"の世界ツアーのオーディションに参加したら、合格。出演したことで夢は叶ってしまったので、今度はミュージカルを作りたい! と思い、プロデューサーを経て芸能プロダクションを作りました。――谷口さんは、出身は関西で、その後のプロダクションの仕事は東京でされていたそうですが、名古屋でタレントプロデュースをしようと思ったのは、どういう経緯があったんですか?2009年に初めて名古屋に行く機会がありまして。それまでは東京、大阪で仕事をしていたのですが、初めて訪れた名古屋は人口も多いし、三大都市だし、自分の芸能プロダクションで何かできるんじゃないかと思いました。それで行動を起こし始めたのですが、当時は名古屋のメディアに知り合いはいなくて、最初は相手にしてもらえませんでしたね。その後、徐々に話を聞いてもらえるようになって、名古屋で活動するタレントさんが活躍する番組や、名古屋色を出した番組はないの? と聞いたら、ラジオにはあるけれど、テレビではあまりないと聞いて、それならうちで作ろうじゃないかと思ったんです。――それで、NAGOYA DREAM PROJECTが始まったわけですね。若者たちの夢を形にしよう、名古屋で活躍したら東京に行くというのではなく、名古屋で活動してタレントとして飯が食えるようなプロジェクトにしようと思いました。プロとしてやっていくためには、発表の場がないといけない、それにはテレビ番組と常設の劇場だと思いました。それで、男性版の宝塚を作ろうと思ったんです。――なぜ、男性版の宝塚にしようと思ったんですか?やっぱり、誰もやってないことに惹かれるからですね。東京にも大阪にも、男性タレントというのは存在します。東京はアイドルや俳優で、大阪はお笑いが多いですよね。でも、名古屋には存在しないので、何もないところに自分のイメージを描いて、実現することができる。そこでイメージしたのが宝塚だったのですが、これは僕が通っていた大学が宝塚にあって、昔から好きでよく見ていたことが大きいです。兵庫県の宝塚市という、中心部から離れた場所へ、舞台を見るために全国からファンが集まってくるのはすごいことです。名古屋でも宝塚のように、場所が関係なく人が集まるエンタテイメントをつくれるのではないかと思いました。――メンバーを選ぶ時の基準はあったのでしょうか?やっぱり、東京や大阪とは違うキャラクターのタレントを育てたいと思っています。それにボイメンは、まっすぐに夢を語る、そして夢を見られるグループだから、純粋じゃないとやれない。だから、一生懸命で真面目で夢を持っているかは選考の基準としてありますね。売れたら錯覚するような人に育てるつもりはないですし、今後の名古屋のタレントの見本になってほしいと思っています。よく、プロデューサーがひとりでタレントを選ぶとタイプが似てくるといわれるんですけど、うちの場合は見た目もキャラもばらばらです。それは、最初に舞台を作るときに、物語のキャラに合わせて選んだためですし、「何かひとつ取り柄がある子」を選んだためかもしれません。メンバーにはいつも、何かで一番になりなさい、自信を持ってやりなさいと言っています。※次回は1月22日(金)掲載の予定です西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トークラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2016年01月20日