巨大宇宙船、エイリアンとの戦い、謎に満ちた星――壮大なスケールと映画史上初の設定によるエキサイティングなストーリーで描かれる新感覚SFエンターテインメント『カオス・ウォーキング』。この度、マッツ・ミケルセンが本作における最大の謎の1つ、“ノイズ”とは何たるかを解説する劇中シーンが解禁となった。ガーディアン賞、カーネギー賞など数々の名立たる文学賞を制する作家パトリック・ネスによる傑作SF小説「心のナイフ」<混沌(カオス)の叫び1>を映画化した本作。その中で、重要な事象でありキーワードとなるのが“ノイズ”だ。今回解禁された本編映像は、プレンティス首長(マッツ・ミケルセン)がその“ノイズ”についてヴァイオラ(デイジー・リドリー)に説明するワンシーン。顎髭を蓄えたマッツ扮するプレンティス首長は、突然頭から煙のようなものを出し始めるが、これが可視化された“ノイズ”。そして聞こえる、囁くようなボイス。全てを悟ったような眼差しと重低音響く声でプレンティス首長はこう説明する。「驚いただろう?“ノイズ”だ。この星に来てこうなった。思考がさらけ出される。害はないがね。うまく制御できる者もいる」と。あっけにとられながらもヴァイオラは「私の思考も?」と質問。するとプレンティス首長は「聞こえない。女には作用しなかった」と否定し、過去形で答える。ヴァイオラが「女の人たちは?」と続けて尋ねると、プレンティス首長の口から「死んだ」という事実が語られる…。物語のキモとなる“ノイズ”は、なぜ女性には作用せず、死に絶えなければならなかったのか!?また、なぜプレンティス首長はそこまで悟ったような面持ちでいられるのか?謎が深まる映像となっている。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年10月16日マッツ・ミケルセン×アナス・トマス・イェンセンの北欧最強タッグが贈るリベンジ・アクション・エンターテインメント『ライダーズ・オブ・ジャスティス』より、バイオレンスなシーン満載の予告編が解禁となった。『ファンタスティック・ビースト』『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作への出演も決定し、ハリウッドの第一線で活躍する国際派俳優のマッツ・ミケルセンが、本作で5度目のタッグを組む盟友アナス・トマス・イェンセン監督の下、復讐の炎を燃やす軍人に扮し、ハードなアクションや重厚な演技を披露している本作。この度解禁されたのは、電車での爆発事故で妻を亡くしたマッツ・ミケルセン演じるマックスが復讐の鬼と化して暴れまくる過激なシーン満載の予告映像。軍隊を抜け家に帰ったマックスは妻の死を愛娘と悲しむも、ギャングが絡んでいると知らされて展開はまさにバイオレンス一色に。ギャング集団のリーダーの弟を突き止め対峙すると、いとも簡単に首をボキッとひとひねり。至近距離でも容赦なく銃をぶっ放し、大暴れする。あまりに凶暴なマックスにおののいた数学者のオットーは「復讐なんて意味がない」と諭そうとするが、逆に顔面に強烈な一発をお見舞いされてしまうのだった。そんな強面マッツのアクションはもちろん、軍人マックスとは正反対に大人しい理数系の3人との笑いを誘うコミカルな掛け合いも見どころ。列車事故で妻を失った軍人。事故は仕組まれたものだと主張する数学者とその仲間たち。傷ついた魂が交錯し、予測不可能な復讐劇が幕を開ける。偶然に導かれし男たちの正義の行方は、果たして…?マッツ・ミケルセン史上1番凶暴な姿を見せてくれている本作に期待が膨らむ予告編となっている。『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は2022年1月21日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライダーズ・オブ・ジャスティス 2022年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
2021年09月27日トム・ホランドとデイジー・リドリー、さらにマッツ・ミケルセンが共演する新感覚SFエンターテインメント『カオス・ウォーキング』から、新たにポスタービジュアル&キャスト写真が解禁となった。本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化。頭の中の思考や想像が“ノイズ”によって露わになる面白さ、生まれて初めて女性を見る青年を演じるトム・ホランドの瑞々しい演技も見どころとなる本作。キャスト写真では、トッド(トム・ホランド)に危険が迫っているのか、“ノイズ”出まくりの険しい表情。なにが待ち構えているのか気になるところ。また、ヴァイオラ(デイジー・リドリー)は物陰に潜みつつなにかをうかがっている様子。地球を立って辿り着いたのは女性が死に絶えた星。イヤな予感がするが…。そして、首長として街を支配するプレンティス(マッツ・ミケルセン)。自分の“ノイズ”をコントロールできる唯一の男で、凄まじいオーラを放つ。一方、ポスタービジュアルは、ヴァイオラが上に、トッドが下に配され正面を見据えている。中央には夜空に浮かぶ星。まるで無重力空間に浮かんでいるような2人は、彼らを軸に壮大なスケールの物語が動き出すことを感じさせている。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年09月03日【おとな向け映画ガイド】酒で人生急展開!?マッツ・ミケルセン主演『アナザーラウンド』、観たらきっと元気をもらえる『テーラー 人生の仕立て屋』をご紹介。ぴあ編集部 坂口英明21/8/29(日)植草信和さんの水先案内をもっと見る()(C)2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.人生、メジャーでは測れない!『テーラー人生の仕立て屋』アルチザンの矜持、そんな言葉が頭に浮かびました。ギリシャのテーラー、仕立て屋さんのお話です。紳士服仕立て、テーラード・スーツというのは、どの国でもそろそろ下火の商売。父の代からこの家業を営む主人公ですが、客足は落ち、店の家賃が払えません。気位の高い父は病に倒れ、にっちもさっちもいかなくなって、彼は商売道具を荷車にまとめ、街頭で、露店の“移動仕立て屋”を始めます。でも、そんなところでスーツを買う人はいません。シャイな彼の前を通りかかるのは魚や野菜を買う女性ばかり。ウェディングドレスを作ってくれない?お金はないけれど娘に贈ってあげたい。ある日そんな注文を受けます。背に腹はかえられない。恐る恐る、近所の裁縫上手な奥さんに教わりながら、女性の洋服、それも結婚衣装にチャレンジします。14歳から縫製の修行をしてきた彼、腕はいいのです。広場の、生魚を売る店の隣だろうと、きちんと三揃いのスーツを着て、ていねいなお客様対応もします。ちゃんとした仕事をすれば理解してくれる人はいる。お天道様は見ているのです!やがて……。髪の毛をきちんと整え、磨き上げた革靴を履き、寡黙だけれど、凛として。まさに紳士です。この時代に、決して生き方がうまいとはいえず、かえってコミカルな印象さえありますが、なにか、共鳴してしまいます。演じているのは。ギリシャのベテラン俳優、ディミトリス・イメロス。監督と脚本は、この作品が長編初となるソニア・リザ・ケンターマン。本国の映画祭で国営放送協会賞など三冠を獲得。世界各国の映画祭でも絶賛されています。太陽の国ギリシャ。エーゲ海沿いの町を、荷台に乗せた美しいドレスをはためかせ、オートバイでひた走る、三つ揃いを着たテーラーの姿は微笑ましく、きっと元気をもらえると思います。【ぴあ水先案内から】恩田泰子さん(読売新聞記者)「……監督は、視覚的な魅力に富んだキートンやタチの映画を参照したというが、さもありなん。古き良きものの中にある普遍的な魅力を主人公の存在を通して、きっちり描き出している。そしてそれが、そのまま今の世の中からはみ出した者への賛歌にもなっている。……」恩田泰子さんの水先案内をもっと見る()(C)2020 Argonauts S.A. Elemag Pictures Made in Germany Iota Production ERT S.A.
2021年08月29日『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドと、『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリー、さらに人気俳優マッツ・ミケルセンも出演する新感覚SFエンターテインメント『カオス・ウォーキング』(原題:Chaos Walking)が、11月12日(金)より日本公開されることが決定した。それほど遠くない未来、人類は汚染した地球を旅立ち、新天地に辿り着いた。しかし、そこでは男性たちは頭の中の考えや心の中の想いが“ノイズ”としてさらけ出されるようになり、なぜか女性は死に絶えてしまう。その星で生まれてから女性を見たことがない青年があるとき、地球から新天地にやってきた1人の女性と出会う…。本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化。監督は、『ボーン』シリーズや『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン。主演は英国からハリウッドへ進出し、世界中から愛されているトム・ホランド。トム・ホランド共演は『スター・ウォーズ』シリーズでスターダムを駆け上がったデイジー・リドリー。デイジー・リドリーアカデミー賞ノミネート作『アナザーラウンド』も日本公開される名優マッツ・ミケルセン。マッツ・ミケルセンさらに、デミアン・ビチル、シンシア・エリヴォ、ニック・ジョナス、デヴィッド・オイェロウォが名を連ねる。解禁となった場面写真には、トッド(トム・ホランド)とヴァイオラ(デイジー・リドリー)が正面を見据え、トッドからは“ノイズ”が出ている様子が可視化。また、中央に惑星がいくつか浮かんでおり、2人が宇宙を舞台に繰り広げられる壮大な物語を期待させる写真となっている。STORY西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男性たちは頭の中の考えや心の中の想いが、“ノイズ”としてさらけ出されるようになり、女性は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがなかったが、あるとき、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドは唯一の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。2人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく――。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年08月27日アカデミー賞国際長編映画賞を受賞したマッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』より、キャンプの様子を写した新画像が到着した。マッツがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督と再タッグが実現した本作は、マッツ演じる冴えない高校教師マーティンとその同僚3人が、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するためとんでもない実験に取り組む、奇想天外でビター、そしてユーモラスな人生賛歌。今回新たに公開された新画像では、その実験を始め、仕事のみならず家族とも上手くいき始めたマーティンが、久しぶりに家族キャンプをしたときの楽しそうな様子が切り取られている。子どもたちとカヌー競争をしたり、火を囲み子どもたちとゲームをしたり。そして夜は、久しぶりに妻アニカとテントで2人きりの時間を過ごすことに。実験で朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと授業も楽しくなり、生き生きとする彼らだが、全ての行動には、結果が伴う。実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になってしまう。気になる結末は劇場で見届けてほしい。『アナザーラウンド』は9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アナザーラウンド 2021年9月3日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.
2021年08月08日『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾より、ジョニー・デップに代わってゲラート・グリンデルバルドを演じることになったマッツ・ミケルセンが、この件についての思いを「The Sunday Times」紙に語った。昨年11月、ジョニーは「妻を殴る人」と書き立てた「The Sun」紙を相手取り、名誉棄損訴訟を起こすも敗訴。ワーナー・ブラザースから降板を求められたとインスタグラムで明かし、『ファンタスティック・ビースト』を降板した。その後、すぐにグリンデルバルド役の新候補にマッツ・ミケルセンの名前が挙がり、正式就任していた。マッツは「彼らは第3弾を作ろうとしていて、ジョニーはもう関わることがなくなった。私はそれに関心を持っていたわけではありませんでした。(彼のプライベートで)なにが起きたのかはわかりませんし、彼が仕事を失うことがフェアであるのかもわかりません。でも、ショーは続いていきます。チャンスがあれば、彼と話がしたかったですね。そういう感じで、私は全然彼のことを知らないのです」と語っている。また、「私は彼ら(ワーナー)に呼ばれたのですが、明らかに急いでいる様子でした。私は脚本を気に入ったので、役を引き受けました。物議を醸すということはわかっていましたが、たまにはそういうことも起きるものでしょう」と、ジョニーのファンから批判を受ける可能性を予想していたとも話した。マッツがグリンデルバルドを演じるにあたって大事にしていることは、「ジョニーの演技をコピーしないこと」だという。「彼は素晴らしい役者ですから、彼をマネするなんていうのは創造的な自殺に等しい」といい、独自のグリンデルバルドを演じたいと意気込んだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2021年06月28日マッツ・ミケルセン主演で、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『アナザーラウンド』から、本ポスタービジュアルと、“マッツ先生”の授業風景がうかがえる場面写真が解禁となった。2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』(13)のトマス・ヴィンターベア監督と、北欧の至宝マッツ・ミケルセンの待望の再タッグが実現した本作。マッツ演じる冴えない高校教師とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、仕事中でもお構いなしに酒を飲み、常に酔った状態を保つ。すると、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていった。しかし、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になり…という奇想天外なストーリーでビターな面も描く、ユーモラスな人生賛歌となっている。届いた場面写真も、ほろ酔いマッツ先生の授業シーンをとらえたもの。生き生きとした表情で教鞭をふるっている姿に注目。ポスタービジュアルでは、鮮やかな青空のもと、大盛り上がりの人々の中心で、マッツがラッパ飲みしているシーンに「人生に祝杯を」という文字が載ったものとなっている。さらに、6月4日(金)より全国の『アナザーラウンド』上映劇場にて(一部劇場を除く)本作のムビチケカードが販売、そしてムビチケカードとは別ビジュアルの、特別前売券(紙券)の販売も発表された。『アナザーラウンド』は9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナザーラウンド 2021年9月3日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.
2021年05月27日主演した『アナザーラウンド』が、今年のアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。『ファンタスティック・ビースト』第3弾ではジョニー・デップからグリンデルバルド役を引き継ぎ、『ドクター・ストレンジ』の続編、『インディ・ジョーンズ』第5弾など大作への出演が続き、大活躍中なのがマッツ・ミケルセンだ。デンマーク出身で「北欧の至宝」という異名を持ち、元プロのダンサーであることを活かして切れのあるアクションやダンスを見せるマッツ。ハリウッドでは『007 カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル役を皮切りに「悪役ばかりオファーされ演じている」ことを本人も自覚しており、それについての思いを「IndieWire」に語った。「アメリカの映画『残された者-北の極地-』では悪役じゃなかったんですよ。だからありがたく思いました。時代がちょっと変わって、みなさんがデンマークの映画を観てくれたらいいですね。おもしろいアクセントで話す平凡な男を受け入れてくれたらいいな」とハリウッドで「普通の役」を演じることに期待していると話した。「それが無理なら、現状にも満足します。ボンド、マーベル、『インディ・ジョーンズ』といった素晴らしいシリーズに声をかけていただいているんですから。すごくぜいたくですよね。だから、(悪役が)オファーされるなら、いつだってお受けします。そうじゃない役にだって、挑戦しますよ!」とどんな役にも意欲を燃やしていることを明らかにした。一方で、「やらない」ことについても明確にしている。レオナルド・ディカプリオが『アナザーラウンド』をリメイク&主演することが報じられているが、マッツはリメイク版にはかかわらないという。「同じ役を再演するっていうのはやりにくいことだし、だれかに任せた方がいいと思うんです」。(Hiromi Kaku)■関連作品:アナザーラウンド 2021年9月3日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.
2021年05月14日『インディ・ジョーンズ5』にマッツ・ミケルセンが出演することになった。一足先に、フィービー・ウォーラー=ブリッジの出演も確認されている。監督は、スピルバーグから交代してジェームズ・マンゴールド。この夏の撮影スタートを目指している。北米公開予定日は2022年7月29日。ミケルセンは最近、降板させられたジョニー・デップに代わって『ファンタスティック・ビースト』3作目の撮影にグリンデルバルド役で参加したばかり。また、今年のオスカーの国際長編映画部門にノミネートされた「アナザーラウンド」にも主演し、注目されている。文=猿渡由紀
2021年04月16日ハリソン・フォードが主演する『インディ・ジョーンズ』第5弾に、マッツ・ミケルセンが出演することが明らかになった。「Deadline」が報じた。一週間前には、「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー=ブリッジの出演決定も報じられている。マッツの役柄については不明だが、悪役に定評のあるマッツに「インディの敵役を演じてくれるのが楽しみ」と早くも悪役を期待する声がSNSで上がっている。「フィービーにマッツ。なんて素敵なキャスティング」と2人の出演は歓迎されているようだ。『インディ・ジョーンズ』第5弾は、製作が決定してから何度も公開日が延期されてきた。現在のところは、2022年7月29日に全米公開を予定している。公開日の16日前に、ハリソンは80歳の誕生日を迎える。監督は、前4作のスティーヴン・スピルバーグから『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールドに交代するが、スピルバーグはキャスリーン・ケネディらとともに製作を務める。音楽はジョン・ウィリアムズが続投。マッツは今年、母国デンマークの主演映画『アナザーラウンド』がアカデミー賞国際長編映画賞&監督賞にノミネート。今後公開される『ファンタスティック・ビースト』第3弾で、ジョニー・デップからグリンデルバルド役を引き継ぐなど、俳優として絶好調だ。(Hiromi Kaku)
2021年04月16日今年のアカデミー賞監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされたマッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』の待望の日本公開が決定。ティザービジュアルも到着した。冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、実験をすることに。朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと、授業も楽しくなり、生き生きとするが――。本作では、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝いた『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督と再タッグが実現。さらに、同作で共演したトマス・ボー・ラーセンやラース・ランゼ、新たにマグナス・ミランが参加。同作のトビアス・リンホルムと監督が共同脚本を務めた。マッツが演じるのは、冴えない高校教師。同僚たちとある理論を証明するため、常にお酒に酔った状態を保つ実験を行っていく。奇想天外なストーリーでビターな面も描く、笑って、呆れて、ホロっと涙する、ユーモラスな人生賛歌となっている。第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、先日のゴールデングローブ賞外国語映画賞でもノミネート、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭など世界中の映画賞を総なめにしている本作。海外で予告編が公開されると、「日本で公開して・・・」「アナザーラウンド早く連れてきて!!」「アナザーラウンド見ごたえありそうですよね。楽しみに待ちます」と日本公開を待ちわびる人たちの声がSNSでも多く見られた。そんな本作の待望の日本公開が今回決定し、同時に到着したティザービジュアルには、お酒とともに食事を楽しむ4人の姿が切り取られている。『アナザーラウンド』は9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年03月22日『ファンタスティック・ビースト』第3弾で、降板したジョニー・デップに代わり、マッツ・ミケルセンがゲラート・グリンデルバルド役に正式就任したことが明らかになった。水曜日(現地時間)、ワーナー・ブラザースが発表した。ジョニーは数週間前に英タブロイド紙「ザ・サン」との名誉棄損訴訟で敗訴し、同作から降板。事実上の“クビ”であった。それからわずか数日後に「マッツが新たなグリンデルバルド役の候補に挙がっている」と報じられていた。マッツ本人は先週、「IGN」にこの件について尋ねられたところ、「みなさんと同じで、私も新聞で見たことしか知りません。だから、(オファーの)電話を待っているところなんですよ」ととぼけていたが、やはり「交渉中」であったようだ。ジョニーのファンは「どうでもいい。だってもう続編は観ないから」「大きな間違いだ」とワーナーを批判している。一方で、「いいチョイス」「ジョニーのファンよ、受け入れなさい」とマッツを認める声も。「Deadline」などの複数メディアによると、敗訴したジョニー側は控訴を申し立てたが棄却され、「ザ・サン」紙に約8700万円(62万8000ポンド)の訴訟費用を支払うことを命じられたという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月26日『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板したジョニー・デップに代わり、ゲラート・グリンデルバルドを演じる俳優として、『ドクター・ストレンジ』のマッツ・ミケルセンが契約交渉中だという。「Deadline」が報じた。マッツといえば、『007 カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルや、「ハンニバル」のハンニバル・レクターなどの“クセのある”悪役を得意とする俳優。ジョニーに代わるグリンデルバルド役候補として、ネットでコリン・ファレルらとともに真っ先に名前が挙がっていた。ジョニーは、元妻へのDV疑惑をめぐる「ザ・サン」紙との名誉棄損訴訟で敗訴が決定したことで、ワーナー・ブラザースから『ファンタビ』を降板するよう求められたと5日前にインスタグラムで報告。それから1週間も経たずして、マッツが「交渉初期段階である」と報じられたことで、ファンは動揺を隠せない模様だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月12日ロンドン映画祭が、現地時間18日に終了した。観客賞を受賞したのは、デンマーク映画『Another Round』。トマス・ヴィンターベア監督、マッツ・ミケルセン主演の今作は、コロナでキャンセルになったカンヌ映画祭でも上映される予定だった。トロント映画祭にも出品され、サンセバスチャン映画祭では主要キャストとヴィンターベアが受賞している。高校教師(ミケルセン)と友人が、仕事でのパフォーマンスを上げるためにあえて飲酒をしてみるという物語。日本でも公開が予定されている。ロンドン映画祭は、通常、審査員が賞を決めるが、コロナでヴァーチャルが併用された今年は、観客に投票してもらっている。文=猿渡由紀
2020年10月19日デンマークを代表する俳優であり、演技派として高く評価されるマッツ・ミケルセン。本作『残された者―北の極地―』は、その彼が「キャリア史上、最高に過酷な撮影だった」と語るスリラーだ。マッツが演じるのは、飛行機事故により北極圏に取り残されたオボァガード。孤独にサバイバル中の彼はある日、ヘリコプターの墜落を目撃。負傷した女性搭乗員を救出したオボァガードは、生命の危機に瀕した彼女を連れて、決死の旅に出る!極限状況で他者を助けられるか?という人間性が試される物語だ。次々に立ち塞がる困難に立ち向かうオボァガードは、とてもヒロイック。「彼をヒーローとみなすことはできるよ。でも実は、彼女こそが彼の救世主だ。当初サバイブするだけで、夢も希望も失った虚ろな目をした彼は、彼女が彼の人生に現れたことで、“生きる”ことがどういうことかを思い出すんだ。彼女のおかげで“生きる”意味を再び感じるようになる」負傷した女性を看病するために自身の寝床に運ぶオボァガードが彼女を長めに抱きしめる場面が印象的だ。「オボァガードがいかに人の温もりに飢えていたかわかる場面だね。人間はやはり他者がいてこそ生きられるんだと思う。僕と監督は、彼女のことを彼の娘や妻、母や姉妹といった彼にとって大事な人間を象徴する存在と考えているんだ」監督のジョー・ペナはこれが長編映画デビュー作の新人。脚本を読んだマッツは、監督が自身と同じ考えだったことで出演を決めたという。「オボァガードの家族や過去が描かれたり、負傷した女性と恋に落ちたりするんじゃないかと危惧しながら脚本を読んだ。多くの脚本家が陥るフラッシュバックの罠だよね。でもジョーの脚本にはそういう安っぽいシーンがない。誠実でピュアな物語であり、すごくいいと思った。彼の誠実な語り口は、映画界ではとても稀有だ」誠実な作品にすべく、極寒のグリーンランドで体当たりの撮影に挑んだマッツ。チャレンジが好きなの?「僕が選ぶのは極端だったり、ラディカルな作品が多いから挑戦好きに見えるかもしれない。でも僕が映画に求めるのはハート(真心)があるかどうか。この映画もお金はないけれど大きな夢を持つ若者の情熱が伝わる作品だと思うよ」『残された者―北の極地―』監督・脚本/ジョー・ペナ共同脚本・編集/ライアン・モリソン音楽/ジョセフ・トラパニーズ出演/マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ11月8日より新宿バルト9ほか全国公開。©2018 Arctic The Movie, LLC.マッツ・ミケルセン1965年生まれ、デンマーク出身。『プッシャー』(’96)の麻薬ディーラー役で鮮烈なデビューを飾り、『007 カジノ・ロワイヤル』(’06)やTVシリーズ『ハンニバル』で注目度UP。※『anan』2019年11月13日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年11月08日マッツ・ミケルセンが北極で窮地に立たされる男を演じるサバイバル・ドラマ『残された者-北の極地-』から、彼の優しさ溢れる撮影時のエピソードが明らかになった。平均気温マイナス30度、刻々と変わりゆく過酷な天候の中で撮影された本作。主演マッツのただ1人の共演者であり、彼が演じるオボァガードに生きる希望を芽生えさせる女性を演じた、本作が映画初出演となったマリア・テルマ・サルマドッティが撮影時の心温まるエピソードを語る。「私たちはあるシーンを撮り直さないといけなくて。そのシーンには私たち2人がいたけど、撮り直しでは、ただ彼の顔のクローズアップだけが必要だったの。その時彼は、私に手伝ってくれないかってお願いしてきた。私はそのシーンには映らないんだけどね。私はそれってとても敬意を払ってくれている」と、彼の気遣いに感銘を受けたマリア。さらにマッツは、「これは多分僕が今まで出演した映画の中で一番困難な作品だと思う」と話しかけてきたそうで、マリアが「これ私の最初の映画なんだけど」と伝えると、「いいね。このプロジェクトの後にはきっとタフになってるよ」と微笑みかけたという。「ほんとうにその通りだった!」とマリアはふり返っており、過酷な撮影で疲れ果てているときも常に共演者に気を遣っていたマッツの優しさに心打たれた様子だ。『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:残された者-北の極地- 2019年11月8日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 Arctic The Movie, LLC.
2019年11月05日“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作『残された者-北の極地-』から、血だらけで瀕死の女性の手を握る姿や、極寒の白い荒野を呆然と眺める姿などをとらえた新たな場面写真が到着した。本作は、飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル・ドラマ。極地にたった一人取り残された男を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。やがて、その孤独が終焉を迎えたとき、男は待つことをやめ、“生”に向けての旅を決意する。今回解禁となるのは、マッツが頭から血を流しながらも、横たわる女性の手を握る緊迫したシーンなどを切り取った新たな場面写真の数々。ソリに女性を乗せて運ぶ姿や、唯一の食糧である魚の仕掛けを確認する姿など、“生”にしがみつくマッツの必死さを感じ取ることができ、「これまで経験した中で最も過酷な撮影だった」と言わしめた過酷さがヒシヒシと伝わってくる。「SOS」の文字を大地に刻み、破損したプロペラ機を活動拠点に手作業で救難信号を探るマッツ。だが、ようやく救助に来たヘリコプターが目の前で墜落。それまで不用意な移動を避け、目の前の確実な“生”を獲得してきた男は、瀕死の女性パイロットを前に、ついに自ら窮地を脱しようと決心する。マッツのキャリア史上最高の演技とも評された本作。台詞で多く語らず、自然の過酷さと生命の素晴らしさを静の演技で魅せる姿を見逃さないで。『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:残された者-北の極地- 2019年11月8日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 Arctic The Movie, LLC.
2019年10月28日ゲームデザイナー・小島秀夫の新作PlayStation(R)4用ソフトウェア「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」の発売を前に、本ゲームにも登場する俳優マッツ・ミケルセンと小島監督との対談が実現。「『DEATH STRANDING』スペシャル対談:Talk Stranding vol.1 監督と出演者 マッツ・ミケルセン」の映像が公開された。本映像は、“Talk Stranding”と題し、各界のトップランナーたちと小島監督の対談を通じて「DEATH STRANDING」の魅力を掘り下げる企画の第1弾映像。今回は“監督と出演者”という関係性にフォーカスし、「DEATH STRANDING」で謎の男・クリフを演じるマッツと小島監督が、2人で共に「DEATH STRANDING」の世界を作り上げていった過程を、貴重な撮影エピソードとともに語り尽くす。2人の交流の始まりには、マッツと何度もタッグを組んでいるデンマークの鬼才監督ニコラス・ウィンディング・レフンの存在があったことが明かされ、ほとんどゲームをプレイしないというマッツが本作の出演を快諾した理由も明らかに。映画とまったく違う撮影現場でマッツが驚いたこととは?小島監督が収録中に「さすがマッツ!」と感動したこととは?などなど、貴重なコメントが次々に飛び出す内容となっている。“北欧の至宝”とも呼ばれ、日本でも人気の実力派俳優マッツは「DEATH STRANDING」では謎の男・クリフを演じており、主人公サム・ブリッジズ役のノーマン・リーダスをはじめ、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的名優たちも出演。対談企画“Talk Stranding”は vol.2以降も近日公開予定という。PlayStation(R)4用ソフトウェア「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」は11月8日(金)より発売。マッツ・ミケルセン主演『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日“トーキョーノーザンライツフェスティバル 2017”で上映され好評を博したマッツ・ミケルセン主演作、『アダムズ・アップル』が現在公開中。本作は、とある教会を舞台に、奇妙な人間模様を描いた作品だ。本国デンマークで2005年4月に封切られると、その年のデンマークのアカデミー賞とも言われるロバート賞で作品賞、脚本賞、特殊効果/照明賞を受賞したのをはじめ、欧米の多くの映画祭で賞を獲得。世界中で人気の俳優ミケルセン主演の隠れた名作が、満を持しての日本公開となった。本作のメガホンを取ったのは、スザンネ・ビア監督の『しあわせな孤独』『真夜中のゆりかご』などの脚本を手がけてきたアナス・トマス・イェンセン。更生プログラムで田舎の教会へ送られた仮釈放中の男・アダムと、彼を迎える牧師・イヴァンを中心に、不条理なバイオレンス劇を展開させる。これは、旧約聖書『ヨブ記』と『アダムの林檎』の寓話をベースにした奇想天外な物語だ。『偽りなき者』で第65回カンヌ映画祭男優賞を受賞し、ハリウッドでも活躍するミケルセンが牧師のイヴァンを演じ、『悪童日記』などのウルリッヒ・トムセンが神も人も信じないアダムを演じる他、『しあわせな孤独』などのパプリカ・スティーン、そしてニコラス・ブロ、アリ・カジム、オーレ・テストルプらが出演。北欧の名優たちが顔を揃えている。過酷な試練に直面し、人生の道標を見失った人々。人は変わることができるのか?壊れた人生をやり直すことはできるのか?本当の希望とは何か?本当の幸せとは何なのか?そんな普遍的なテーマを、ユーモアとアイロニーを全編に漲らせている本作。“北欧の至宝”とも呼ばれる名優と鬼才のタッグが織り成す感動は、ぜひとも劇場でこそ体験していただきたい。『アダムズ・アップル』公開中
2019年10月22日「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスをはじめ、マッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーといった世界的名優たちが出演していることでも話題の小島秀夫監督の最新PlayStation4用ゲームソフト「DEATH STRANDING」。この度、同ゲームに星野源の楽曲「Pop Virus」が収録されていることが分かった。全楽曲のストリーミング配信の解禁、そして11月23日の上海を皮切りにニューヨーク、横浜、台北をめぐる4都市5公演のワールド・ツアー開催、さらにはテレビアニメ「ドラえもん」のオープニングテーマ決定など、音楽シーンで話題を振りまく星野源。今回、ゲームクリエイターとして世界的に知られる小島監督の最新作「DEATH STRANDING」に、星野さんの楽曲「Pop Virus」が収録されることが「東京ゲームショウ2019」にて発表された。大ヒットを記録した「メタルギアソリッド」シリーズを生み出した小島監督の最新作ということもあり、すでに世界中で話題となっていた同作。そのゲーム内で星野さんの大ヒットアルバムのタイトルチューンが流れるというコラボレーションには要注目。なお、同ゲームには三浦大知がカメオ出演することも発表されている。PlayStation4用ゲームソフト「DEATH STRANDING」は11月8日(金)発売星野源 5th Album「POP VIRUS」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2019年09月13日9月14日・15日に開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」にて、約2年ぶりに来日も決まったマッツ・ミケルセン主演の映画『残された者-北の極地-』から、北極にたったひとり残された男を映し出すポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。本作は、飛行機が墜落し、北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル映画。平均気温マイナス30度、刻々と変わりゆく天気の中で撮影された本作は、『キャスト・アウェイ』や『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』、『ゼロ・グラビティ』、『オデッセイ』など、孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、最も優れたサバイバル映画の1つとして絶賛されている。説明的な台詞や映像表現を一切削除することで、観客は自らがそこにいたらどうするかなどを考えながら観ることができる体感型映画としても注目を集めている。併せて解禁となったポスタービジュアルには、「男は歩き始めた。ひとりの女性を救うために。明日を生きるために。」というキャッチコピーと、壮絶な言葉の羅列によって、北極の脅威を感じさせるポスタービジュアルとなっている。無駄なく研ぎ澄まされた映像美とともに描かれる、ひとりの男の「生」への闘いがここにある!『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月26日「ハンニバル」や『ドクター・ストレンジ』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などで知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが主演する『残された者-北の極地-』が日本公開決定。さらに、約2年ぶりとなるマッツの来日も発表された。本作は、北極地帯で飛行機が墜落し、窮地に立たされた男を描くサバイバル映画。極寒の白い荒野にたったひとり取り残された男。彼を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。やがて、その孤独が終焉をむかえたとき、男は待つことをやめ、とどまることを捨てた。極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか?いま、明日の“生”に向けて決意の旅が始まる!第71回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティションとして「ミッドナイト・スクリーニング」にてお披露目されると、『キャスト・アウェイ』(00)や『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』(13)、『ゼロ・グラビティ』(13)、『オデッセイ』(15)といった孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、最も優れたサバイバル映画の1つと絶賛された本作。平均気温マイナス30度、刻々と変わりゆく天気の中で行われた撮影は、マッツに「これまで経験した中で最も過酷な撮影だった」と言わしめるほど。説明的な台詞や映像表現を一切排除することで、観客に自らがそこにいたらどうするかを突きつける体感型映画にもなっている。監督はブラジル出身のジョー・ペナ。製作総指揮には「ハンニバル」のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、『グレイテスト・ショーマン』などを手掛けるジョセフ・トラパニーズが音楽を、そして「ゲーム・オブ・スローンズ」のクルーら強力な製作陣がリアリティを徹底的に追及。そして、マッツは台詞で多く語らず、自然の過酷さと生命の素晴らしさ、ひとりの男の“生”への闘いをキャリア最高級の演技で魅せる。さらに、9月14日(土)、15日(日)に開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」(通称「ハリコン」)にて約2年ぶりとなるマッツの来日が決定。日本のファンを再び熱狂させてくれそうだ。『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月11日“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが主演する最新作、Netflixオリジナル映画『ポーラー 狙われた暗殺者』が1月25日(金)より配信スタート。配信に先駆け、この度狂気をも感じさせる本作のキービジュアルと、ド派手な日本版予告編が公開された。裏の世界において、”史上最強の暗殺者”通称ブラック・カイザーとして恐れられたダンカン・ヴィズラは、殺し屋稼業から足を洗おうとしていたが、自分自身が殺しのターゲットになってしまう。かつての雇い主が彼の命に賞金をかけ、腕の立つ若き暗殺者を送り込んできたのだ。突如、命を狙われる側になったダンカンは、史上最強の殺し屋としてのプライド、そして世界最高の殺しのテクニックを駆使しながら、冷徹無比の若手ヒットマンたちを相手に究極のバトルに挑んでいく――。本作は、ヴィクター・サントスの大人気グラフィックノベル「Polar」シリーズの実写映画化。主演を務めるのは、『偽りなき者』で第65回カンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞し、『007 カジノ・ロワイヤル』『ドクター・ストレンジ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの超大作にも出演する“北欧の至宝”マッツ。今作では、”史上最強の暗殺者”ダンカンを演じ、新境地を見せている。また、共演には『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのヴァネッサ・ハジェンズ、監督はビヨンセやマドンナなど、トップアーティストのMVを数多く手掛けているヨナス・アカーランドが務めている。そして本編配信に先駆け、次々と場面が変わるスピーディーな予告編も到着。命を狙い、迫り来る様々な殺し屋とのド派手な銃撃戦バトルは大迫力!またチラリと映る、マッツの鍛え上げられた肉体も必見だ。Netflixオリジナル映画『ポーラー 狙われた暗殺者』は1月25日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年01月17日12月1日(金)から3日(日)まで、幕張メッセで開催される「東京コミックコンベンション2017」のゲストで来日したマッツ・ミケルセン。海外ドラマ「ハンニバル」をはじめ、日本でも絶大な人気を誇る「北欧の至宝」の魅力に迫る。いまや“世界的至宝”マッツ・ミケルセン、華麗なアクションの秘密は子ども時代に…いまや“北欧”に留まらない世界的至宝というべきマッツ。1965年11月22日、デンマークのコペンハーゲン生まれで、先日52歳の誕生日を迎えたばかり。ちなみに1歳上の兄・ラース・ミケルセンも人気シリーズ「ハウス・オブ・カード野望の階段」のロシア大統領役で知られる俳優だ。銀行員の父と看護師の母の間に生まれたマッツは、小さな頃から体を動かすのが大好きで、体操選手やバレエダンサーを経験。アクション演技で見せる動きの美しさはダンスの素養に寄るところ大だ。バレエダンサーとして活躍しながら、次第に身体のみの表現ではなく、台詞も駆使する演技への興味が湧き、国立演劇学校へ入学する。そのときすでに30歳。かなり遅いスタートだが、そこからは早かった。1996年にコペンハーゲンの麻薬密売人が主役の犯罪映画『プッシャー』で映画デビュー。これは『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督のデビュー作。それまでのデンマーク映画になかった新しいスタイルを築き、2人はその後も『プッシャー2』や『ヴァルハラ・ライジング』などで組んだ。ハリウッドへ進出!破竹の勢いをプレイバックシリアスなドラマからコメディ、アクションと幅広いジャンルで活躍した後、2004年には『キング・アーサー』でハリウッドに進出。その2年後、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じた第1作『007カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルに抜擢され、悪役ながらその冷酷さがセクシー、と注目を浴びてブレイクした。その後も『タイタンの戦い』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などハリウッド映画に出演しつつ、スサンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』に主演、フランス映画『シャネル&ストラヴィンスキー』のストラヴィンスキー役、アリシア・ヴィキャンデルと共演した『ロイヤル・アフェア愛と欲望の王宮』などヨーロッパ映画にも精力的に出演し続けたマッツは2012年、母国でトマス・ヴィンターベア監督の『偽りなき者』に主演。身に覚えのない疑いをかけられ、小さなコミュニティで孤立した普通の男性を演じ、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。国際的な名優という地位を確立したマッツだが、さらに世界中で大ブレイクしたのは2013年から始まったTVシリーズ「ハンニバル」で主演を務めたのがきっかけ。猟奇殺人と美食を結びつける殺人鬼ハンニバル・レクターを退廃的に演じ、瞬く間に人気に火がついた。同時に映画も、マーベル・シネマティック・ユニバースの『ドクター・ストレンジ』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』といった超大作に起用されるように。2019年公開でトム・ホランドとデイジー・リドリー主演作『Chaos Walking』(原題)の撮影も終わったばかりだ。人を惹きつけて止まないマッツ・ミケルセン…その魅力は?40代後半から突然アイドルのような人気爆発となったが、変に浮かれることもなく、かといって冷めすぎることもなく、ファンサービスなどもすべて自然体で対応している。以前来日した際、「さりげなさ(Effortless)」が自身にとって大切なキーワードだと語ったことがあるマッツ。映像ではクールに決めながら、普段はカジュアルなジャージ姿というギャップもファンには堪えられないチャームポイントのようだ。大スターになっても、取り巻きも連れず、身軽に世界を飛び回る。しなやかなプロフェッショナリズムが魅力的だ。(text:Yuki Tominaga)
2017年11月30日『ドクター・ストレンジ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に相次いで出演し、人気海外ドラマ「ハンニバル」でも知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが、今年2回目を迎える「東京コミックコンベンション2017」、いわゆる「東京コミコン2017」のゲストとして来日することが分かった。マッツといえば、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)で演じたル・シッフル役で人気を博し、2012年に出演した『偽りなき者』では第65回カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞。海外ドラマシリーズ「ハンニバル」で演じたハンニバル・レクター役でその人気を不動のものに。今年初め、ヴィラン・カエシリウス役でダイナミックなアクションを披露した『ドクター・ストレンジ』の日本公開時にも緊急来日を果たしていた。今回、第1弾となる来日ゲストが発表された「東京コミコン」は、アメリカのサンディエゴで毎年7月上旬に開催され、海外コミック、アニメ、ゲーム、映画などを網羅するテクノロジーとポップ・カルチャーの一大イベントの、いわば日本版。Apple共同創業者の1人で「テクノロジーの王」といわれるスティーブ・ウォズニアックにより提唱され、マーベルの名誉会長で「スパイダーマン」「X-MEN」などのコミックの原作者である「ポップ・カルチャーの父」スタン・リーを名誉親善大使として招聘し、2016年12月に第1回目を開催。さらに第1回親善大使として、「スター・ウォーズ」シリーズのボバ・フェット役で知られるダニエル・ローガン、日本からは“マーベル男子”でもある人気俳優・竹内涼真が参加、大盛況となった。今回の来日で、日本のアメコミファンに会えることを楽しみにしているというマッツ。「東京コミコン」期間中は全ての日程に来場し、会場において写真撮影会やサイン会等が予定されている。そのほかの追加ゲストなどの情報は、決定次第、随時オフィシャルサイトにて発信されていく予定。「東京コミックコンベンション2017(略称:東京コミコン2017)」は12月1日(金)~12月3日(日)まで幕張メッセホール9-11にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年10月06日「スター・ウォーズ」のアナザーストーリーとして、フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェン、リズ・アーメッド、マッツ・ミケルセンら多彩なキャストが集結した『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。このほど、本作と『スター・ウォーズ』シリーズとの、さらに深い“つながり”が明かされるファン必見のトリビア映像集第2弾が到着した。「ローグ・コネクション」と名づけられたこの映像は、MovieNEXのブルーレイ特典ディスクに収録されているボーナス映像の一部。今回は、次の事実が明らかにされている。■「エピソード5」のドロイド登場本作の主人公ジン(フェリシティ・ジョーンズ)とキャシアン(ディエゴ・ルナ)が砂漠の惑星ジェダで、反乱軍の戦士ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)を捜索するシーンに一瞬登場する偵察ドロイドは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の氷の惑星ホスで登場したドロイドと同タイプ。惑星ジェダはソウが率いる反乱軍の分裂グループが帝国軍に対する活動を続けている場所だけに、帝国軍もドロイドを駆使し不審な動きに目を光らせている!■チューバッカとC-3PO&R2-D2コンビが遊んでいたゲームソウ・ゲレラの秘密基地で戦闘員たちが興じるボードゲームに、見覚えがあるファンも多いはず。これは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、ミレニアム・ファルコン号の機内でチューバッカとC-3PO&R2-D2コンビが遊んでいたものと同じ。本作では実物の駒が使用されているが『エピソード4』ではホログラム版に進化。『スター・ウォーズ』の世界における技術の進歩と製作陣の遊び心には、思わず感嘆の声が出てしまう。ちなみにホログラム版は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも一瞬だけ登場していた。■アニメーション・シリーズの人気キャラクターも!『エピソード4/新たなる希望』にも登場した反乱軍の基地がある惑星ヤヴィン4のシーンでは、チアルート(ドニー・イェン)が映る傍ら、「シンドゥーラ将軍、作戦会議室へ」というアナウンスが流れる。このシンドゥーラ将軍は、TVアニメーション・シリーズ「スター・ウォーズ反乱者たち」に登場するエースパイロット、ヘラ・シンドゥーラのこと。「反乱者たち」は『ローグ・ワン』と同時期を描いた物語だけに納得の登場だ。今回公開になったトリビアはほんの一部。MovieNEXのボーナス映像では、「ローグ・コネクション」の全編はもちろん、初めて明かされる制作秘話や、“あのキャラクター”の登場の秘密など、1時間13分にも及ぶ映像を収録する。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは4月28日(金)より発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年04月28日ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作『ドクター・ストレンジ』のMovieNEXリリースが6月2日(金)に決定。そこで、特撮ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」で主演を務めたモデルで俳優の藤田富が、本作で宿敵を演じた“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンに直撃インタビューを敢行した。突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジを甦らせたのは、魔術。厳しい修行により魔術師となった彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく――。本作は、『アベンジャーズ』シリーズをはじめ数々の世界的大ヒット映画を製作するマーベル・スタジオ最新作。魔術によって作り出される時間と空間の概念を超えた、驚異のバトルアクションが話題となった。その本作で、ストレンジの宿敵カエシリウス役を演じたマッツにインタビューしたのは、Twitterのフォロワー数は約30万人を誇り、女子中高生を中心に人気急上昇中の藤田さん。大のマーベルファンとして知られる藤田さんが初めてハリウッドスターへのインタビューに挑戦!本作の魅力について迫った。マッツといえば、『007/カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル役やTVシリーズ「ハンニバル」でのハンニバル・レクター役など、悪役として名を馳せつつも、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では主人公の父親ゲイレン・アーソ役を演じたことも記憶に新しい。本作では人知を超えた力を手に、カンバーバッチ演じるストレンジとの壮絶な戦いを繰り広げていく。まず、「『アベンジャーズ』を観たとき、主役級のヒーローがたくさんいてこれまでのヒーロー作品の常識が覆された」と語る藤田さん。マッツにマーベル作品の魅力を尋ねると、「マーベルのヒーローにはほかにはない特別な魅力があると思う。みんな欠点があり、人間的にも立派とは言えない連中だ」とマッツも持論を述べる。「たとえばドクター・ストレンジも自己中心的かつナルシストでどうしようもない男だが、物語の中で多くのことを学び、世界を危機から救うことになる。そして人間として成長を遂げるんだ」と語り、さらに、「ヒーローや悪役に欠点があるからこそ、誰でも共感できる。完璧なスーパーヒーローとは少し違うね」とマーベル作品の魅力について語った。さらに藤田さんが撮影現場の様子について質問すると、マッツはカンバーバッチとの印象深いスタントのエピソードを明かす。マッツ演じるカエシリウスがストレンジに向かって剣を振るも、よけられたためにガラス製のキャビネットが粉々になるというシーンで、「僕は宙に吊られたまま重い剣を取り出し、人に当てないように気をつけてガラスを割るという動作を何度も練習したよ。その結果、本番の撮影ではすべてが完璧に進み、カットがかかる直前についニヤけてしまった」と激白。「物を派手に壊すだけでお金をもらえるなんて最高だよ」と笑うマッツに、藤田さんが「もう1度観たら確認します」と言うと、「スロー再生したら、僕の笑顔が確認できるかもしれない」とうなずき、2人で笑い合っていた。インタビューを終えた藤田さんは、「マッツさんのように、僕も楽しみながら仕事を頑張りたい」と興奮気味にふり返ってコメント。「男として理想。余裕があってカッコいい」とすっかり感激した様子で、「いつかマーベル作品に出たい」と胸の内を明かした。「マーベル作品は『欠点があるヒーローだから共感を呼ぶ』と話していたけど、まさにそのとおりだなと。マーベル作品のように、いろんな人の共感を呼んだり期待に応えたりする作品に出てみたいです!」と自身の夢を熱く語っていた。本作のMovieNEXの発売に先駆け、4月7日(金)からは日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具など約200点の展示などにより、その世界観を余すところなく紹介する「マーベル展」が六本木ヒルズにて開催。さらに5月12日(金)からは、銀河一“ヤバい”ヒーロー・チームの活躍を描く最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が公開される。今年も、マーベルから目が離せなくなりそうだ。『ドクター・ストレンジ』MovieNEXは6月2日(金)より発売、5月3日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年04月02日ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(公開中)で、ストレンジの宿敵カエシリウス役を演じたマッツ・ミケルセン。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』での主人公ジンの父親ゲイレン・アーソ役も記憶に新しいマッツは、母国デンマークで "ナイト"の称号を与えられた"北欧の至宝"でもある。交通事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、カマー・タージと呼ばれる聖域で過酷な修行を積む。彼は人知を超えた力を手にするが、その後、カエシリウスたちとの壮絶な戦いに巻きこまれてゆく。マッツにインタビューし、マーベル・スタジオ作品と『スター・ウォーズ』シリーズの両方に参加した感想や、出演作選びのポリシーなどを聞いた。――初めてマーベル作品『ドクター・ストレンジ』のオファーが来た時はどんな気持ちでしたか?大変光栄だったよ。マーベルコミックは子どもの頃から読んでいて大ファンだっただけに、今回自分がどんなふうに命を吹き込めるのかをすごく考えたよ。僕はいままでのマーベル作品も全部楽しんできたけど、『ドクター・ストレンジ』は他のマーベルコミックとは少し勝手が違う気がしていたから、どういうふうに映画化されるんだろう?と興味が湧いたんだ。――コミックを読んでカエシリウスの役作りに生かしたのですか?コミックを読んだのは7、8歳くらいの少年の頃だよ。特に『ドクター・ストレンジ』は洗練されていたから、そこにある哲学みたいなものはわかってなかったんじゃないかなと思う。僕は常に原作ものの役を演じる時は、監督と脚本からのインスピレーションを大事にしているんだ。――『ドクター・ストレンジ』はもちろん、ほぼ同時期に『スター・ウォーズ』シリーズの『ローグ・ワン』にも出演されたことで、役者仲間の方からうらやましがられたりしなかったですか?役者をやってない知り合いからは「両方出ているんだ! すごいね」と言われ、役者仲間の友人からは「良かったね」と喜んでもらったりしたよ。でも、僕とすごく仲のいい役者で、世界一のマーベルファンである友人は、雑誌で僕が『ドクター・ストレンジ』に出演するという記事を見てがっかりしたらしい(苦笑)。彼は、マーベルコミックを全部初版で手に入れ、良好な状態でもっているくらいの大ファンなんだ。だから僕がカエシリウス役に決まったと聞いた時「あーあ、自分が出たかったな」と悔しがったみたい。――今回のカエシリウスだけではなく「ハンニバル」のハンニバル・レクター、『007 カジノ・ロワイヤル』でル・シッフルなど、悪役も数多く演じられています。悪役を演じる醍醐味はどんな点ですか?それぞれに違った悪役を演じられてとても楽しかったよ。カエシリウスの場合は目指すところは理解できるけど、やり方に問題があると感じたね。でも、ハンニバルの場合は逆で、その行動には理解しがたいものがある。彼は人を殺すことに何の葛藤もないんだから。ただ、彼は最高の食べ物を食べ、最高の友人と会い、最高の時間を過ごしたい人なんだ。自分が生きている時間のすべてを美しいものに昇華しようとするところにはちょっと惹かれるかもしれない。そもそも我々人間は、そういう悪役に魅力を感じるものなんじゃないかな。なぜ悪魔に心を惹かれるのかといえば、私たちの一部にそういうものがあるからだと思う。それで我々人間は常にダークサイドに導かれてしまいがちなんだよ。――インディーズ作品から『ドクター・ストレンジ』や『ローグ・ワン』などの大作まで幅広く出演されていますが、出演作はどんなふうに選んでいますか?僕は出演作を選ぶにあたり、作品の規模の大小は一切考えないんだ。僕が一番重要視するのはストーリーと監督だ。監督がちゃんとビジョンを持っているかどうかが大切だね。たとえストーリーが完全に理解できなくても、監督が確固たるビジョンを持っていたり、その映画を作るためなら4カ月眠れなくてもいいというくらいの情熱があれば、僕はその昨品に参加したいと思う。■プロフィールマッツ・ミケルセン1965年11月22日、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1996年に『プッシャー』で劇場映画デビューし、『キング・アーサー』(04)でハリウッドに進出。『007 カジノ・ロワイヤル』(06)で注目される。『偽りなき者』(12)で第65回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞。テレビシリーズ版「ハンニバル」でのハンニバル・レクター役も話題となる。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)ではゲイレン・アーソを演じた。
2017年02月04日デンマークのコペンハーゲンに生まれ、マーベルコミックとブルース・リーをこよなく愛する日々を送っていたマッツ・ミケルセン少年。このときの彼はもちろん、大人になった自分が『ドクター・ストレンジ』という名のマーベル世界で、ブルース・リーばりのアクションを披露することになるなど夢にも思っていなかった。「スパイダーマンが好きだったんだ。筋肉もなく、けれども口だけは一人前のピーター・パーカーに10歳の僕は共感してしまった。しかも、そんな彼に超人的な力が突然備わる。それって、どんな子どもも夢見るシチュエーションだろう?あとはハルクも好きだったな。マーベルコミックやブルース・リー好きの友だちは周りにもたくさんいたけど、僕はちょっと、それらに時間を費やし過ぎていた子どもだったかもしれない(笑)」。『ドクター・ストレンジ』で演じたカエシリウスはマッツ少年が愛したヒーローではなく、それどころかヒーローのドクター・ストレンジと相対する存在。だが、信念を持って行動し、戦いを繰り広げる闇の魔術師カエシリウスを「悪」と決めつけることはできない。「僕は常々、演じる人物に“生”を吹き込みたいと思っている。それがたとえ悪役であってもね。高笑いをしながら子どもを喰らう悪役はもう古い。昨今の悪役はもっと興味深いし、大抵がヒーローの写し鏡になる存在でもあるんだ。だからこそヒーローは葛藤するし、敵の持つエネルギーから自分を引き離そうとする。ということは、悪役も説得力を持っていなくてはならない。それがいまの悪役、いまの世界なのだと思う」。まさに「写し鏡」であることを物語るようなアクションシーンが、中盤に訪れる。「アクションはこれまでにも経験してきたけど、カンフーは初めて。もちろん夢の時間だったし、『体が動くうちにやっておかないと!』と思った(笑)。大変だったけど、ベネディクト(・カンバーバッチ)や素晴らしいスタントチームと共に、ネバー・ギブアップの精神でいいシーンにできたんじゃないかと思っているんだ」。「大変」と言いつつどこか余裕を感じられるのは、子ども時代から準備は万全だったからか。しかしながら、俳優の道を歩み始めた頃もまだ、後の自分がマーベル映画や、はたまた『スター・ウォーズ』シリーズに出演することなど予期していなかったという。「デンマーク以外の国で仕事をする自分すら想像していなかったしね。いまだにシュールな感じがするよ。でも、デンマークの一俳優である僕がハリウッド大作に参加し、興味深いキャラクターを演じさせてもらえるなんて本当に光栄だと思っている。自分の仕事ぶりが誰かの目に留まり、評価されたということでもあるから」。母国デンマークをはじめとするヨーロッパの映画からアメリカのTVドラマ、ハリウッド大作まで。いまや世界各国を飛び回り、作品に飛び込むのがマッツの俳優人生だ。「作品選びにおいて最も大切にしているのは、監督。その次に大事なのは、脚本。確固たるビジョンがあり、そのビジョンを不眠不休で形にするエネルギーを持っている監督かどうか。そんな監督であれば、たとえ理解の範疇を超えた企画であったとしても、一緒にやりたいと思えるものだよ。もちろん、脚本が素晴らしいに越したことはないけどね」。一緒に仕事をしたい監督は、「たくさん。本当にたくさん」。苦悩の表情を浮かべてみせる。「すでに亡くなった人たちも含めてね。その中には、日本を代表する名匠(黒澤明)もいる。でも、どう頑張っても会えないから、彼らの作品を観て自分を慰めるよ(笑)。“仕事をしたい監督のリスト”を作らないといけないのであれば、僕の長年のヒーローであり続けているマーティン・スコセッシがトップに来るかな。えっ?彼も日本に来ていたの?ニアミスじゃないか…。でも、それが人生ってものだよね」。昨年はカンヌ映画祭で審査員も務めたマッツだが、「実は俳優になってからの方が映画を観なくなった。理由を何度も考えたけど、はっきりした答えは出ない」とのこと。しかし、“仕事をしたい監督のリスト”が長いものになるほど、映画愛は深い。「映画に関わる者として、いろいろなことに気づいてしまうのが一因かもしれない。リラックスして観られないんだ。でも、そうだね…、僕にとって大きな意味を持つ作品を1つ挙げるとしたら、(クシシュトフ・)キェシロフスキの『デカローグ』かな。いまも繰り返し観ているよ。出演者はあまり知られていない人たちばかりだけど、だからこそクリーンで美しい傑作だと思う」。さて、2010年にはデンマーク女王からナイト(騎士)の称号を授与され、“北欧の至宝”とも称されるマッツだが、俳優の兄ラースもナイトの称号保持者。つまり、ミケルセン家には“至宝”が2人もいることになる。こう指摘してみると、「あと3人いるよ。妻と子どもたち2人も、僕にとっては至宝だから」。何て素敵な答え。「“至宝”なんて言われると、暗殺されるんじゃないかと恐怖を感じるよ(笑)。デンマークにはまだ国王という存在もいることだし、争い事には巻き込まれないようにしないと。でも、皆さんがそう言ってくださるということは、僕たちの作った作品や演じた役を気に入ってくださっているということだと思う。だから、もちろん嬉しい。僕らが映画を作るのは自分たちのためではなく、皆さんに観ていただきたいから。皆さんが『よかった。好きだ』と言ってくださる以上に、僕らが求められることはないしね」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月30日