マリー・ローランサンはパリに生まれ、生涯のほとんどをパリで暮らした生粋のパリジェンヌ。1920年代、世界各地から芸術家が集まり、多彩な才能がひしめくパリで独自の画風を極め、人気画家に。上流階級の女性たちはこぞって肖像画を描いてもらうことを切望し、かのココ・シャネルもその一人だったとか。自由に美しく女性を描き続けた画家が手にしたものは?本展「マリー・ローランサン―時代をうつす眼」は日本でも広く愛されるローランサンの作品を同時期にパリで活躍したブラック、ピカソ、藤田嗣治らの作品とともに紹介。自作詩の発表や、当時一世を風靡したバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の舞台美術や衣装を手がけるなど、絵画にとどまらない活動にも迫る。ローランサンが描くのはアーモンド形の瞳に白い肌、パステルカラーのドレスをまとう女性たち。まるで水彩画のような透明感が印象的だ。「初期の作品では伝統的な手法で暗い色彩を厚く塗っていますが、時代を経るに従って薄く絵の具を溶き、下の色が透けて見えるように塗り重ね、軽やかで透明感のある色彩が生み出されています。明るいイメージもありますが、灰色がかった落ち着いた色彩を使い、絵の具の質感もきちんと残っています」とアーティゾン美術館学芸員の賀川恭子さん。“灰色がかった落ち着いた色彩”は、同じ年齢でパリ生まれの画家ユトリロの描くパリの街角や曇り空のアンニュイな雰囲気にも通じるものが。重厚な石造りの街で、花のような衣装をまとう女性たちの姿はいっそう優しく美しい。「それまで女性画家に求められていたのは花、女性、子どもたちの絵。その点でローランサンは伝統に則ったといえます。詩的ではかなげな妖精のような女性像は男性たちからも好意的に受け止められていました」順風満帆に見える人生だが、私生活ではドイツ人男爵と結婚した直後に第一次世界大戦が勃発、国外亡命を余儀なくされる。戦後まもなく離婚、パリに戻った翌年に開いた個展が大成功を収め、第二の人生が始まった。晩年の大作《三人の若い女》に描かれている女性たちはくつろぎ、心から満たされているよう。我が道を貫いたローランサンの心境もまさにこうだったのかも。「女性の活躍が今よりも難しかった時代に、画家だけではなく小説家や詩人とも交流することで活躍の幅を広げ、ある意味したたかに生きて公的な評価を得ることができました。芸術家として生き抜くこと。それがローランサンの追求したことなのかもしれません」マリー・ローランサン《椿姫 第3図》1936年、マリー・ローランサン美術館マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館マリー・ローランサン《椿姫 第9図》1936年、マリー・ローランサン美術館マリー・ローランサン《花を生けた花瓶》1939年、マリー・ローランサン美術館マリー・ローランサン《帽子をかぶった自画像》1927年頃、マリー・ローランサン美術館マリー・ローランサン―時代をうつす眼アーティゾン美術館 6階展示室東京都中央区京橋1‐7‐2開催中~2024年3月3日(日)10時~18時(2/23を除く金曜は~20時。入館は閉館の30分前まで)月曜(1/8、2/12は開館)、12/28~1/3、1/9、2/13休ウェブ予約チケット1800円、窓口販売チケット2000円ほか※日時指定予約制TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)マリー・ローランサン1883年、パリ生まれ。アカデミー・アンベールで学び、キュビスムの画家として活動をスタート。独自の画風を確立し、2度の大戦を経て亡くなるまで制作を続ける。1956年没。《三人の若い女》を制作中のマリー・ローランサンの1953年頃の写真、マリー・ローランサン美術館※『anan』2023年12月27日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年12月22日2023年12月9日(土)より、アーティゾン美術館では、『マリー・ローランサン-時代をうつす眼』展が開催される。20世紀前半、フランス、パリで活躍した彼女の作品約40点を、石橋財団コレクションや国内外の美術館から紹介し、さらに挿絵本などの資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家達の作品約25点、合計約90点を展示する展覧会だ。独得なパステルカラーを駆使して、甘く儚い女性美を描き続けたマリー・ローランサン(1883-1956)は、とくに日本での人気が高い画家である。初期にはピカソ、ブラックらと共に、キュビスムの画家として活動をはじめ、ドイツ人男爵と結婚。ドイツ国籍となったため、第一次世界大戦中はフランス国外への亡命を余儀なくされたが、1920年に離婚を決意して帰国すると、翌年には個展を開いて成功を収め、好景気湧く「狂騒の時代」のパリでカリスマ的な人気を博した。同展では、キュビスムの画家として活動していた初期から、最晩年の大作《三人の若い女》にいたるまで、ローランサンの作品を紹介。さらに文芸にも興味があった彼女の自作の詩や、バレエの舞台芸術など、絵画以外の仕事も展示する。またローランサンが画業を始めた初期に親しく交流したピカソやブラック、1920年代、彼女と同様、モンパルナスの寵児として名を馳せた藤田嗣治など、同時代の画家たちの作品も紹介。それぞれの作品を比べて見ることで、ローランサンの芸術の特徴をより深く知ることができるだろう。この他同館では、石橋財団の約3000点のコレクションから選りすぐりの作品を紹介する『石橋財団コレクション選』を同時開催。さらに特集コーナー展示では、今年6月に亡くなった洋画家・野見山暁治(1920-2023)を取りあげる。<開催概要>『マリー・ローランサン ―時代をうつす眼』会期:2023年12月9日(土)〜2024年3月3日(日)会場:アーティゾン美術館6階 展示室時間:10:00〜18:00、金曜(2月23日を除く)は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(1月8日、2月12日は開館)、12月28日(木)~1月3日(水)、1月9日(火)、2月13日(火)料金:ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円※日時指定予約制(高校以上は予約が必要)、予約枠に空きがあれば、美術館窓口でも購入可同時開催:『石橋財団コレクション選』『特集コーナー展示野見山暁治』公式サイト:
2023年11月28日8月19日(土)、ダンス劇作家として活躍する熊谷拓明が作・演出・振付を手がけたダンス劇『マリーの夢』が上演され、会場の子供たち、大人たちに夢そのもののようなひとときをもたらした。神奈川県民ホールが、子どもも大人も一緒に音楽や舞台、アートなどを楽しむイベントとして実施する「オープンシアター」のメイン企画として上演されたこの作品。クリスマスの夜の夢の世界を描くバレエ『くるみ割り人形』の原作、E.T.A.ホフマンによる『クルミわりとネズミの王さま』を舞台化するという意欲的なプロジェクトだ。ホフマンが友人の子供たちに聞かせたというこの物語は、夢と現実が入り混じって少し複雑、ちょっと怖くて不気味な雰囲気だけれど、この作品ではさまざまなジャンルの舞台で活躍するダンサー、俳優が、それぞれの才能を余すところなく発揮しながら “おどる・しゃべる・うたう”ことで、不思議さと温かさが同居するユニークなステージを立ち上がらせた。撮影:飯野高拓公演当日の劇場ロビーでは、アクリル板を使ってアート作品を作る造形ワークショップや、『マリーの夢』の舞台で小道具として使われるキャンディを作るイベントも実施され、開演前からお祭りのような賑わい。子供たちはその楽しい雰囲気そのままに、席に着く。その後緞帳の前に登場したのは、岡本優、福島玖宇也が演じる「あの日の妖精」と「あの日のピエロ」。ふたりの軽快なおしゃべりが、皆を物語の世界へといざなっていく。撮影:飯野高拓撮影:飯野高拓幕が開くと、舞台中央には巨大なベッド。稲葉由佳利演じる主人公マリーが眠りにつき、夢を見るベッドだ。突如現れて子供たちを喜ばせたのは、キラキラと輝くクリスマス・ツリーと、色とりどりのプレゼントの箱。そこでは、マリーと兄のフリッツ(歌川翔太)とのちょっとした小競り合いや、ATSUSHIと、演出補も務める中村蓉とによるパパとママの会話、ネズミと戦う兵隊たちの戦いの様子が、生き生きとしたダンスで表現されていく。撮影:飯野高拓撮影:飯野高拓心に残る言葉もたくさん。長女のルイーゼ(東出宜子)が、大人になることへの憧れを込めて叫ぶ「ドキドキする!」という台詞に、ふと、胸が熱くなる場面も。撮影:飯野高拓上手にはさまざまな時計が配された不思議な部屋。その主、ドロッセルマイヤーを演じるのは、燐光群で活躍する俳優、鴨川てんしだ。少しおっかなく、表現力たっぷりに語ったり、マイクを手に朗々と歌い上げたりして、物語を牽引。彼がマリーにむけて語るクルミわりの物語が、次々とダンスになって表現されるさまはインパクト大だ。撮影:飯野高拓撮影:飯野高拓マリーが夢中になるクルミわり人形を演じたのは、風間自然。クールにも奇妙にも見える、スピード感たっぷりの人形振りで、愛らしいマリー役稲葉をエスコート。躍動感あふれるデュエットが鮮やかな印象を残す。撮影:飯野高拓撮影:飯野高拓中盤以降に満を持して登場となったネズミの王さま、八幡顕光も客席の目を釘付けに。元新国立劇場バレエ団プリンシパルならではの豪快なテクニックで客席を魅了するが、1980年代のヒット曲を歌いながらジャンプを決め、ネズミ役の熊谷とともに客席の大人たちをニヤリとさせた。撮影:斎藤弥里ダンスの楽しさ、物語を体感する楽しさにあふれたステージだが、どこまでが夢でどこまでが現実の世界なのか次第にわからなくなってくる不思議な感覚は、まさにホフマンの原作の世界そのもの。今回は1日限りの上演となったが、2024年度には神奈川県内で巡回公演を予定。より多くの子供たちが、この夢のようなダンス劇を通して、舞台の楽しさを体感することになるだろう。取材・文:加藤智子<公演情報>神奈川県民ホールオープンシアター2023 ダンス劇『マリーの夢』原作:『クルミわりとネズミの王さま』E.T.Aホフマン作/上田真而子訳(岩波書店刊)作・演出・振付:熊谷拓明演出補:中村蓉出演:鴨川てんし(燐光群)/ATSUSHI(Blue Print)/中村蓉/東出宜子/歌川翔太/稲葉由佳利/風間自然/福島玖宇也/岡本優(TABATHA)/熊谷拓明/八幡顕光2023年8月19日(土)※公演終了会場:神奈川県民ホール 大ホール
2023年08月23日熊谷拓明が手がけるダンス劇『マリーの夢』が、8月19日(土)に上演される。毎年、神奈川県民ホールによる“すべての子どもたち大人たちに向けて、音楽、舞台、アートなどを1日楽しめるイベント”として開催されている「オープンシアター」。2023年の「オープンシアター」の1プログラムは、まさに子どもにも大人にも満足間違いなしのダンス劇『マリーの夢』だ。鴨川てんしドロッセルマイヤー撮影:斎藤弥里『マリーの夢』は、童話『クルミわりとネズミの王さま』(E.T.Aホフマン作)を舞台化した、おどる・しゃべる・うたうダンス劇。『クルミわりとネズミの王さま』は、世界中で愛され続けているチャイコフスキー三大バレエのひとつ、『くるみ割り人形』の原作とされている童話でもある。稲葉由佳利マリー撮影:斎藤弥里童話は、E.T.A.ホフマンが、親友の末娘マリーの7歳のクリスマスプレゼントに即興で創ったおはなし。物語の語り手として登場するドロッセルマイヤーはホフマンの自画像と言われている。ホフマンは自身の子を幼くして亡くしていたこともあり、マリーを大変可愛がっていたが、彼女もまた13歳という若さでこの世を去ってしまう。風間自然クルミわり人形撮影:斎藤弥里ホフマンは、この物語を「そしてマリーは、(略)世にもすばらしい不思議なものが、それを見る目がありさえすれば、いたるところに見られる国のお后さまだということです」と締めくくる。マリーの死を予期して、ベッドから出ることのできない彼女に、“真実を見抜く素直な心と、想像力を膨らませる力があれば、いつでもどこへでも旅に出掛けて誰でもその世界を生きることができる”というメッセージを込めて、この物語をプレゼントしたのではないだろうか。八幡顕光ネズミの王さま撮影:斎藤弥里作・演出・振付を手がける熊谷拓明は、自身が子どもの頃にみたミュージカルに憧れ、シルク・ドゥ・ソレイユでダンサーとして850ものステージに立った経験を持ち、帰国後は多くのダンス劇を発表してきた。これまでも子ども向けの作品に多く携ってきたほか、幅広いジャンルの公演で演出や振付を担うなど、今後のさらなる活躍が期待されるアーティスト。彼の「ダンス劇」はダンスを愛するがゆえに枠にとらわれない表現方法で、踊りと言葉に境界線を持たない独自のスタイルなのだ。中村蓉ママ撮影:斎藤弥里出演者も見どころなこの作品。老舗劇団、燐光群から鴨川てんし(ドロッセルマイヤー役)、熊谷作品の出演経験も多い稲葉由佳利(マリー役)、フランスのバレエ団での活動経験もある風間自然(クルミわり人形役)、元新国立劇場バレエ団プリンシパルの八幡顕光(ネズミの王さま役)、コンテンポラリーダンスを軸にしながらオペラの創作に関わるなど多彩な活躍をみせる中村蓉(ママ役)と岡本優(あの日の妖精/ネズミリンクス夫人役)、ストリート系ダンスバトルで数々の優勝経験のあるBlue PrintのATSUSHI(パパ役)、ミュージカル出演・小劇場での芝居に出演など多方面で活躍中の東出宜子(ルイーゼ役)、独特な持ち味を活かしたダンスが魅力の歌川翔太(フリッツ役)、芝居・ミュージカル・映像作品で活動している吉本興業の福島玖宇也(あの日のピエロ役)、そして作・演出・振付の熊谷拓明(ネズミ役)と、実力を兼ね備えたメンバーが名を連ねている。岡本優あの日の妖精撮影:斎藤弥里岡本優ネズミリンクス夫人撮影:斎藤弥里熊谷拓明ネズミ撮影:斎藤弥里ATSUSHIパパ撮影:斎藤弥里東出宜子ルイーゼ撮影:斎藤弥里歌川翔太フリッツ撮影:斎藤弥里福島玖宇也あの日のピエロ撮影:斎藤弥里従来、オペラ・バレエの殿堂として多彩な公演を実施してきた神奈川県民ホールが、「子どもたちの心に訴えかける上質な作品の創造」に取り組むべく、今年のオープンシアターにチョイスした本作。「夢と現実が行き来するちょっぴりダークで幻想的な物語を、ご家族でお楽しみください」と自信を持って贈る作品だ。うだる暑さが続く毎日、そろそろ長い夏休みもマンネリ化してきたのではないだろうか。そうだ!という人も、そうでない人も。夏休みの思い出イベントとしてぜひホールを訪れていただきたい。作・演出・振付:熊谷拓明メッセージ全文夏の神奈川県民ホール。きっと外とは違う空気が流れているはず。エアコンで涼しい?建物が大きくて歴史がある?劇場ってそれだけではなく、不思議な場所なんです。あるクリスマスの夜。頑張って大人になった大人と、もっと新しい大人になりたい子供がいる、ある家族が体験した奇跡が、夏休みの皆様にも奇跡体験になるよう、今からドキドキしております。<公演情報>オープンシアター2023 ダンス劇『マリーの夢』原作:『クルミわりとネズミの王さま』E.T.Aホフマン作/上田真而子訳(岩波書店刊)作・演出・振付:熊谷拓明演出補:中村蓉出演:鴨川てんし(燐光群)/ATSUSHI(Blue Print)/中村蓉/東出宜子/歌川翔太/稲葉由佳利/風間自然/福島玖宇也/岡本優(TABATHA)/熊谷拓明/八幡顕光【公演期間】2023年8月19日(土)14:00開演会場:神奈川県民ホール 大ホールチケット情報公式サイト
2023年08月11日大人気のマリービスケットを1枚そのままサンドしている、インパクト大なファミリーマートの「マリービスケットワッフル」を紹介します。ふんわりとしたワッフル生地としっとり食感のマリービスケットの組み合わせが絶妙です♡マリービスケットファンの方は要チェックですよ♪まるでマリービスケットのようなパッケージ出典:coordisnap「マリービスケットワッフル」は、ファミリーマートより7月11日に発売されました。価格は248円(税込)です。大人気のマリービスケットを1枚そのままサンドしている、インパクト大なワッフル!マリービスケットをイメージしたパッケージが可愛いですよね。期待が高まります♪インパクト大です!出典:coordisnapさっそく開封してみました。一見、普通のワッフルのようですが、ワッフル生地の間をのぞいて見るとマリービスケットがサンドされているのが確認できます!全体的にしっとり食感です出典:coordisnapワッフル生地はしっとりとして、ふんわり軽めの食感。口溶けのよい生地です。ミルク風味のクリームは、ミルクのコクが感じられるすっきりとした味わいです。肝心のマリービスケットはしっとり食感。ふにゃっとしているので、サクサクのマリービスケットが好きな方は別物だと考えた方がいいかもしれません。全体的にバランスが取れた、おいしいワッフルだと感じました。気になるカロリーは?出典:coordisnap1個当たり197kcalです。コーヒーや紅茶とも相性ばっちりですよ!3時のおやつや、ほっと一息つきたいときに食べるのもいいかもしれません♪マリービスケットファンの方は要チェックです◎出典:coordisnapファミリーマートの「マリービスケットワッフル」は、ふんわり食感のワッフル生地と、ミルク風味がおいしいクリーム、しっとり食感のビスケットのバランスがよく、おいしいです◎マリービスケットファンの方は一度食べてみるといいかもしれませんよ♪ファミリーマート限定商品になるので、気になる方は早めにファミリーマートでチェックしてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年07月25日展覧会「マリー・ローランサンとモード」が、名古屋市美術館にて、2023年6月24日(土)から9月3日(日)まで開催される。東京のBunkamura ザ・ミュージアムや京都の京都市京セラ美術館でも開催された巡回展だ。両大戦間パリにおける美術とファッションふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリは、様々な才能がジャンルを超えて交流し、豊かな文化が生まれ「レ・ザネ・フォル(狂乱の時代)」とも呼ばれる奇跡のような空間であった。そんな時代に活躍した代表的な女性が、マリー・ローランサンとココ・シャネルである。共に1883年生まれのふたりは、芸術とファッションという別々の道に進むことに。ローランサンは、初期にはキュビスムの影響を強く受けた作品を手がけていたものの、徐々にパステル調の淡い色調を用いた優美な女性像で人気を博す。一方、シャネルはエレガントなファッションデザインを提案し、そのドレスやスーツなどには男性服の素材やスポーツウェアを取り入れた。20年代パリの芸術界を俯瞰する約90点を展示展覧会「マリー・ローランサンとモード」では、ローランサンとシャネルの活躍を軸に、1920年代のパリの芸術界を展観。とりわけ、スペインからパブロ・ピカソ、アメリカからはマン・レイなど、国境を越えて集まった多くの若者たちにより活性化されたパリ芸術界における「越境性」に着目し、当時の美術やファッションを約90点の作品と共に解説する。また、1983年から30年以上にわたり、メゾン・シャネルのアーティスティック・ディレクターを務めたカール・ラガーフェルドにも光を当てる。ローランサンの絵画から着想を得て発表したコレクションにフォーカスし、ローランサンとシャネルのふたりが100年近い時を経て見事“コラボレーション”を果たしたことを、ローランサンの《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》の展示を交えつつ紹介する。展覧会概要「マリー・ローランサンとモード」会期:2023年6月24日(土)~9月3日(日)会場:名古屋市美術館住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の社・白川公園内開館時間:9:30~17:00(8月11日(金)を除く金曜日は20:00まで)※いずれも入館は閉館30分前まで休館日:月曜日(7月17日、8月14日は開館)、7月18日(火)観覧料:一般 1,800円(1,600円)、高大生 1,000円(800円)※( )内は前売り・団体料金※中学生以下は入場無料※団体割引料金は20名以上に適用※障がい者、難病患者は、手帳または受給者証(ミライロID可)の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額で観覧可※高大生チケットあるいは障がい者チケット購入者と中学生は、当日美術館の受付にて証明となるもの(学生証、障がい者手帳など)を提示すること※名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館した者は当日料金から100円割引※「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引※いずれも他の割引との併用不可※会期中、本展の観覧券で名古屋市美術館の常設展も観覧可【問い合わせ先】名古屋市美術館TEL:052-212-0001
2023年06月25日中京テレビ放送は、名古屋市美術館とともに主催する「マリー・ローランサンとモード」を2023年6月24日(土)より名古屋市美術館で開催いたします。【マリー・ローランサンを再発見する――1920年代パリ、アートとファッションの交差】ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、その自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在です。パステルカラーの優美な女性像で人気を博したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。本展では二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、ジャンヌ・ランバンなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、美術とファッションがそれぞれの境界を越えてダイナミックに展開していく様子を辿ります。オランジュリー美術館やポンピドゥー・センター、マリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから、約90点の出品作品でご紹介します。「マリー・ローランサンとモード」6月24日(土)開幕!マリー・ローランサンパリ生まれ。ピカソやブラックとの交流から、初期にはキュビスムの影響が色濃い作風であったが、後にパステル調の淡い色調と優美なフォルムが特徴の作風に。絵画制作のみならず、舞台美術や室内装飾、本の挿絵も手がけた。セシル・ビートン 《お気に入りのドレスでポーズをとるローランサン》 1928年頃 マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencinマリー・ローランサン《わたしの肖像》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin【展覧会のみどころ】●マリー・ローランサンを再発見する画家としてのみならず舞台美術家や室内装飾家としても活躍し、時代を切り拓いた女性、マリー・ローランサンの魅力を、生誕140年を機にご紹介します。●1910~1930年代のファッションを紐解くローランサンと同じ年に生まれたココ・シャネルの軌跡を中心に、「モダンガール」の登場とパリ社交界のファッションの展開をたどります。●ローランサンの色彩を蘇らせたシャネルのコレクションデザイナー、カール・ラガーフェルドがローランサンの色彩から着想を得て発表したコレクションのなかから、シャネルのスーツが来日します。【展示構成】第1章 レザネ・フォルのパリ奇しくも1883年という同じ年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネル。美術とファッションという異なる分野に身を置きながら、互いに独自のスタイルを貫いた二人は、「レザネ・フォル(狂騒の時代)」と呼ばれた1920年代のパリを象徴する存在でした。女性的な美をひたすら追求し、社交界の女性たちを繊細優美に描いた肖像画で、瞬く間に人気画家に駆け上がったローランサン。一方、シャネルの服を身にまとうことは、ひとつのステータス・シンボルとなっていきました。ローランサンが1923年に描いた《マドモアゼル・シャネルの肖像》は、似ていないからとモデルに受け取りを拒否された作品として知られています。シャネルは男性ファッションの考えを取り入れ、シンプルな形態を特徴とした機能的なファッションを提案しました。ローランサンらしい甘美な女性像は、彼女のイメージにふさわしくないと感じられたのかもしれません。マリー・ローランサン 《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》 1933年 油彩/キャンヴァス ポーラ美術館第2章 越境するアート1920年代のパリは、スペインからパブロ・ピカソ、アメリカからはマン・レイなど、国境を超えて集まった多くの若者たちがパリで才能を開花させた時代でした。そして美術、音楽、文学、ファッションなど、別々の発展を遂げてきた表現が垣根を超えて手を取り合い、「バレエ・リュス」などに代表される新たな総合芸術が活発になります。ローランサンとシャネルも、その活動に参加することで表現の幅を広げ、新たな人脈を形成する糸口をつかみました。ジャン・コクトーなど、前衛と社交界を繋ぐ人物の存在もカギとなります。工芸や染色、ファッションなどの装飾美術が芸術的地位を高めたのもこの頃のこと。ローランサンもまたこの分野におけるキーパーソンでした。マリー・ローランサン 《牝鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館マリー・ローランサン 《鳩と花》 1935年頃 油彩/キャンヴァス(タペストリーの下絵) マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin第3章 モダンガールの登場第一次世界大戦を契機とした女性の社会進出、都市に花開いた大衆文化、消費文化を背景に、短髪のヘアスタイルにストレートなシルエットのドレスをまとった女性が街を闊歩しました。彼女たちは“モダンガール”と呼ばれ、世界的な現象となります。ポール・ポワレによるコルセットからの解放、ココ・シャネルのリトル・ブラック・ドレスの発表を経て、さらにジャンヌ・ランバンを始め多くのデザイナーたちが競ってモダン・ファッションに取り組み、女性服は大きく変化を遂げたのです。ガブリエル・シャネル 《帽子》 1910年代 神戸ファッション美術館ガブリエル・シャネル 《デイ・ドレス》 1927年頃 神戸ファッション美術館ポール・ポワレ 《カフタン・コート「イスファハン」》 1908年 島根県立石見美術館ジャンヌ・ランバン 《ドレス》 1936年 島根県立石見美術館マリー・ローランサン《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencinマリー・ローランサン《羽根飾りの帽子の女、あるいはティリア、あるいはタニア》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencinエピローグ 蘇るモード1983年から30年以上にわたり、メゾン・シャネルのアーティスティック・ディレクターを務めたカール・ラガーフェルド(1933-2019)。ローランサンの色彩から着想を得て、コレクションを発表しました。ローランサンとシャネルの二人が、百年近い時を経て新たなモードの中で見事に融合したのです。マリー・ローランサン 《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin【開催概要】展覧会名 : マリー・ローランサンとモード会期 : 2023年6月24日(土)~9月3日(日)開館時間 : 午前9時30分~午後5時、8月11日を除く金曜日は午後8時まで(いずれも入場は閉館の30分前まで)休館日 : 月曜日(7月17日、8月14日は開館)7月18日(火)会場 : 名古屋市美術館〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-25〔芸術と科学の杜・白川公園内〕TEL : 052-212-0001FAX : 052-212-0005主催 : 名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中京テレビ放送協力 : ヤマト運輸、名古屋市交通局後援 : 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、名古屋市立小中学校PTA協議会企画協力 : 美術デザイン研究所公式サイト: Twitter : Instagram : 観覧料 : 一般1,800円(1,600円)、高大生1,000円(800円)( )内は、前売・団体料金※中学生以下は入場無料。※団体割引料金は20名以上に適用。※障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証(ミライロID可)の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額でご覧いただけます。※高大生チケットあるいは障害者チケットを購入された方と中学生は、当日美術館の受付で証明となるもの(学生証、障害者手帳など)をご提示ください。※名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は当日料金から100円割引。※「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引。※いずれも他の割引との併用はできません。※会期中、本展の観覧券で名古屋市美術館の常設展もご覧いただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月22日森永製菓から、新作アイス「100THマリービスケットサンドアイス<キャラメル>」 が登場。2023年3月27日(月)より全国で発売される。「マリー」ビスケットサンドアイスの新作はキャラメル1923年の発売以来、親・子・孫3世代に渡って愛され続ける森永製菓のロングセラービスケット「マリー」。その100周年を記念して発売される「100THマリービスケットサンドアイス<キャラメル>」は、おなじみの「マリー」とキャラメルアイスを組み合わせたサンドアイスだ。やさしい味わいのビスケットにキャラメルアイスをサンド香ばしい小麦とミルクを活かしたやさしい味わいの「マリー」にサンドしたのは、たっぷりのキャラメルアイスクリームとキャラメルソース。香ばしい「マリー」とほろ苦いキャラメルな絶妙なハーモニーが楽しめる、期間限定の特別な一品となっている。商品情報「100THマリービスケットサンドアイス<キャラメル>」発売日:2023年3月27日(月)参考小売価格:173円発売地区:全国/全ルート
2023年03月25日マリー・キュリーという、放射性元素の研究で大きな功績を残した科学者の姿を描いたミュージカル。アカデミックな内容がかかわるだけに、とっつきにくそうなイメージがないとは言えない。だが実際に公演(ゲネプロ)を通して感じたのは、知的探求心に富んだマリーのまっすぐな生きざま。彼女の研究への情熱が、夫・ピエールへの愛と信頼が、そして友・アンヌとの交流や研究をとりまくさまざまな物事への思いが、ドラマティックなメロディーで紡がれていく。キャストも各々の役割をきっちりと見せている。ゲネプロ前の囲み取材でマリー役・愛希れいかは「ミュージカルだけれどもとても演劇的な作品」、演出・鈴木裕美は「一人ずつの人間が浮き上がってくるように」と語っていた。それが見事に表現され、見ごたえがある。本作は「Fact(歴史的事実)×Fiction(虚構)=ファクション・ミュージカル」と銘打たれている。Factがマリーの研究に没頭する姿やピエールとのパートナーシップ、そして彼女が発見したラジウムを巡る葛藤であるならば、Fictionの多くはルーベンとアンヌについての造形だろうか。ルーベンはマリーの研究の後援者でラジウム工場のオーナーだが、時には狂言回しであり、メフィストフェレス的な、いわばマリーの“影”だ。演じる屋良朝幸も「遠い世界へ」など自身の振付によるダンスナンバーを含め、多面的な存在感を放つ。一方アンヌはマリーの親友として彼女に寄り添い、“光”の部分を担っているかのよう。パリに向かう列車での出会いでマリーの志を示す「すべてのものの地図」、追い詰められた状況下で心を通わせる「あなたは私の星」と、印象的なデュエットも多い。清水くるみの明るさと健気さ、時には凛々しさもある佇まいが魅力的だ。ピエール役の上山竜治も好演。自身もこれまで演じてきたなかで「一番優しい役どころ」だと語る、懐の深い夫で研究者としてもかけがえのないパートナーだ。マリーとピエールの「予測不能で未知なるもの」は、清水が「稽古場でも泣いちゃうぐらい好き」と語ったのも納得がいく、素敵なナンバー。そして何より、愛希の輝きが素晴らしい。安定した歌唱はもちろん、時には悩み苦しみながらもひたむきに生きるマリーとして、観る者を惹きつける。まさに“はまり役”で、ぜひ公演を重ねてマリーをさらに深化させていってほしいと願わずにはいられない。取材・文:金井まゆみ
2023年03月17日ミュージカル『マリー・キュリー』が3月13日に天王洲 銀河劇場で開幕し、ゲネプロ写真とキャストコメントが公開された。本作は、2018年に韓国で初演、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠に輝いた創作ミュージカル。まだ科学が男性のものだった19世紀のヨーロッパを舞台に、元素ラジウムの発見をするなど女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として描く。日本初演となる今回は、宝塚歌劇団を退団後、ミュージカル『エリザベート』『泥人魚』『マタ・ハリ』といった舞台作品や、大河ドラマ『青天を衝け』に出演した愛希れいかが主演を担当。共演には『レ・ミゼラブル』『エリザベート』などの大型ミュージカル作品への出演が続いている上山竜治、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』での鮮烈なデビューを経て、数々の舞台・映像作品に出演している清水くるみ、俳優のみならず、振付やライブプロデュースなど多方面で活躍をする屋良朝幸が名を連ねている。<キャストコメント>■マリー・キュリー役:愛希れいか本日はお集まりいただきありがとうございます。今日まで無我夢中で稽古をしてまいりましたので、稽古期間があっという間だったなと感じます。今日のゲネで何かを掴めたらなと思います。マリーという役はとにかく科学に対する愛がすごいので、演じていて自分自身も力が入ります。お気に入りのシーンは選びきれないんですが、ルーベンさん(屋良朝幸)のダンスパートが特に見どころかなと!(笑)。ポスターからは想像出来ないようなポップなシーンになっているのでそこが見どころかなと思います。この作品は韓国では女性解放運動がきっかけで出来たものだと伺っています。今から道を切り開こうとしている現代女性に送るというメッセージが込められていますが、女性だけではなく性別や年齢や国を問わず全ての人に響く作品となっていると思います。皆を信じて、鈴木裕美さんを信じて、皆様にメッセージを届けられるように精一杯やっていけたらなと思うのでどうぞよろしくお願いいたします!■ルーベン役:屋良朝幸今までヒール役を演じることはあまり無かったので新鮮な役を楽しみながら、皆さんをめちゃくちゃにしようという気持ちです(笑)。今回、アニメーションという聖司朗君と一緒にやっているダンスナンバーがあり、恐らく日本初という感じのダンスナンバーを踊らせてもらっていて、そこを自分がやらせてもらっているのはすごく楽しいです。力を入れたところとしては自分の武器でもあるダンスの部分なので、そこがこの作品の面白さにハマってたらいいなと思います。お稽古をやる度色々な発見があるので、本番中でも新たな発見ができるかもしれないので本番を楽しみにしていますし、舞台と言えど“ライブ“なのでその瞬間に起こることも楽しんで、チームワークを発揮していきたいなと思います。今回の作品は観に来てくれる人が共感できる部分がたくさんあるような作品です。その中でも何か一つを突き進む強さというのは、生きていく上ですごく大事なことだと思うのでそこはすごく感じ取ってほしいし、マリー・キュリーという作品の世界観が難しそうと思う人も今回ミュージカル作品ということで、歌とダンスで楽しんでいただけたらなと思います。■ピエール・キュリー役:上山竜治愛希さん演じるマリーと一緒に共同研究をしながら、献身的に支えるピエール役を演じさせていただきます上山竜治です。韓国で本当に愛された作品なので、日本のお客様にどうやって受け入れられるのか、反応がすごく楽しみです。この作品は、すごく役割分担がとてもはっきりしていて、個性がすごく立っています。女性が輝いている作品に、助演として出演させていただきすごく嬉しいですし、屋良さんにも、もう絶大なるスパイスを作品に入れていただいています。僕は癒し担当と言いますか、献身的にマリーを支える癒しの夫という役どころで、私史上、1番優しい役どころとなりますので、とても挑戦となります。(愛希さんとの)デュエット曲もずっと聴いていたいと思うような素敵な曲なので、皆様に早く届けたいです。マリーの生命力だったり、反骨精神、その輝いている姿に、自分もすごく勇気をもらいます。お客様にも元気や勇気、希望を、すごいシンプルな言葉になりますが、お客様に届けられたらいいなと思っています。ぜひ、劇場に足をお運びください。よろしくお願いします。■アンヌ役:清水くるみアンヌ役を演じさせていただく清水くるみです。2カ月みっちり稽古してきて、たくさん通し稽古をやってきましたが、やっぱり初日は緊張するものだなと思っています。私が思うみどころとしては、愛希さんと上山さんのデュエット曲が大好きで、お稽古場でも泣いちゃうぐらい、本当に大好きです。愛のデュエットでもありながら、2人が好きな科学に対しての愛のデュエットでもあり、とても素敵な歌詞とメロディです。2人が歌われているのが、お稽古場の時から「ありがとうございます」と思いながら観てきましたので、ぜひ、そのシーンを観てほしいです。また、個人的には、ある動物になるシーンがあるのですが、見た目はキュートだけど残酷というか、観ていただければわかると思いますので、観て感じてほしいな、と思います。この作品は(鈴木)裕美さんの演出により、ミュージカルでありながらもとても演劇的な作品になっていると思います。ミュージカルが好きな方も、ミュージカルを初めて観るという方も、演劇としても楽しめると思うので、本当にいろいろな方に観ていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。■演出:鈴木裕美本日はお集まりくださりありがとうございます。みんなで意見を出し合い、話し合って有機的な稽古が出来たなと思っています。キャスト全員がものすごく役に合っていて、みんな生き生きとしています。このミュージカルは、韓国版と違って非常にシンプルですが、人間関係が見えやすいように俳優たちと話し合って作り上げましたので、ひとりひとりの人間が浮き上がってくるように見えていることを祈っています。今作は楽曲がすごく良いですし、ダンスナンバーもあり、俳優たちも魅力的なのでお楽しみいただけるんじゃないかなと思っております。マリー・キュリーは科学の話なのでハードルが高いと思われるかもしれませんが、全く難しくはなく、でも深い内容になっていますので是非会場に足を運んでいただきたいです。お待ちしております。<公演情報>ミュージカル『マリー・キュリー』脚本:チョン・セウン作曲:チェ・ジョンユン演出:鈴木裕美翻訳・訳詞:高橋亜子出演:愛希れいか上山竜治清水くるみ能條愛未宇月颯清水彩花石川新太坂元宏旬聖司朗高原紳輔石井咲大泰司桃子/屋良朝幸【東京公演】日程:2023年3月13日(月) ~3月26日(日)会場:天王洲 銀河劇場お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00/13:00~15:00 ※変更になる場合がございます。)【大阪公演】日程:2023年4月20日(木) ~4月23日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00日祝休)チケットはこちら:公式サイト:
2023年03月14日鈴木裕美演出、愛希れいか主演のミュージカル『マリー・キュリー』が、3月13日(月)~26日(日) まで東京・天王洲 銀河劇場、4月20日(木)~23日(日) まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。開幕に先駆けて、2月27日、マスコミ向けにオンライン公開稽古と取材会が行われ、印象的な3シーンを披露した。本作は、2018年に韓国で初演、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠を達成した、創作ミュージカル。19世紀ヨーロッパ、まだ科学が男性のものだった時代に、元素ラジウムの発見をするなど、女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ、「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として描く作品だ。主演は、宝塚歌劇団在団中のトップ娘役在任期間が6年7か月と歴代三番目の長さを誇り、2018年の退団後、ミュージカル『エリザベート』『泥人魚』『マタ・ハリ』といった舞台作品から、大河ドラマ『青天を衝け』への出演など幅広い活躍をみせる愛希れいか。共演には上山竜治、清水くるみ、屋良朝幸ら、豪華キャストが勢揃いしている。迫力のダンスに魅力的な人間ドラマ公開稽古にてまず披露されたのは、愛希演じる20代のマリーが、大学進学のためにパリに向かう汽車に乗るシーン。旅行カバンを持った乗客たちが目まぐるしく動いていく姿は、「これぞ舞台」という高揚感たっぷり。セットを模した木の台や椅子が実際の汽車の様に見えてくるようだった。ここでのマリーはポーランド人ということで外国人であり、女性というマイノリティ。しかも汽車の自分の席には男性客が座っており、荷物も失っているという大ピンチに……。そこで、そんなピンチを救ってくれたのは、清水くるみ演じるポーランド人のアンヌ。アンヌはマリーが名門大学に入学することを聞き、「天才なのね!」と声をはずませる。その後お互いの勉学について語り合うという、女性の学者が数少ない時代に運命的な出会いを果たしたマリーとアンヌの印象的なシーンだ。夢を語るイキイキとした表情が魅力的。続いては、屋良朝幸が演じる、投資家のルーベンが集まった科学者たちの前で講演を行っているシーン。「画期的な発明は無いか?」と、集まった科学者たちの論文を確認し投資先を探す中、マリーのラジウムに関する論文に目をつける。周りの学者に笑われながらも、自分の研究を真っ直ぐにルーベンに伝えるマリーの信念が伝わるシーンだ。マイノリティを乗り越え研究に邁進していく姿に勇気をもらえる最後に公開されたのは、マリーと、上山竜治が演じるマリーの夫・ピエールの二人芝居。研究室で研究に明け暮れながら、新しい実験をはじめていく。ルーベンの出資を受け信じる道へ突き進んでいく姿はパワーたっぷりだ。マリーとピエールが、出会った時のこと、プロポーズをした時のことを話し、デュエットも披露するロマンティックな場面でもある。3シーンを通して感じたのは、マリーの科学に対するアツい想いと、「自分が何者かは関係無い、何をやるのかが大切なのだ」という強いメッセージだ。フランスという場所では外国人であること、そしてその時代には珍しい女性の研究者であることを乗り越え、ラジウムの可能性を切り開いていく姿に多くの人が励まされるだろう。本作はミュージカルであり、エモーショナルな旋律が印象的なナンバーが数々披露される。元・宝塚歌劇団である愛希の可憐さと元気さが融合したダンスと歌唱、数々の舞台に出演する屋良の情熱的な動きを中心に、本番では圧巻のステージとなることだろう。また、ストレートプレイからミュージカルと様々なジャンルを手がける鈴木裕美による演出は、ミュージカルにあまり馴染みの無い観客にも新しい一面を見せてくれるはずだ。「難しそうだな」と思わず劇場に訪れて公開舞台稽古後には、演出の鈴木とキャスト4人による取材会が行われた。「今日が公開稽古初で、今までにはない集中力で(笑)、発見もたくさんありました。マスクをはずして、共演者の皆さんの表情が見えて良かったです」と愛希が笑顔を見せると、屋良が「ご時世的にマスクを外すことがないので、みんなの素敵な表情がみられて(愛希と清水が)とても可愛らしかったです!」と続ける。左から)鈴木裕美(演出)、上山竜治、愛希れいか、屋良朝幸、清水くるみ鈴木は、稽古について「今日はこのあとに、2回目の通し稽古を予定しています。稽古では、ディスカッションをしながら、意見を交換しながら行っています。今日こうやって、マスクを外してお互いの表情を見えている状態での稽古をすると、相手からもらえるものが1個も2個も違う。さらに理解が深まると思うので、楽しみにしています」と期待をのぞかせた。それぞれの役柄について、愛希は「伝記で有名な、小学生の頃に読んだ、あの『キュリー夫人』です。この作品はファクション・ミュージカルなので、みんなが知っているマリーと、プラスの別の側面があって、とても人間らしくて共感する部分があるなと感じながら演じています」。屋良は「ルーベンはとても異質な存在です。自分の目的のためにマリーを利用する面もあるのですが、お客様の目線でシーンを見ていたり、ある意味シーンを牛耳っていたり、いろんな角度から存在するルーベンがいるなと思っています。ファクション・ミュージカルを象徴する存在だと思います」と話す。上山はピエールという役柄について「一番優しい役です!最近革命家の役とか、テロリストの役が多かったので嬉しいです。前回愛希さんとご一緒した時は、暗殺する役(※)だったので、今回は見守る役ということで新鮮です」(※2022年~2023年上演ミュージカル『エリザベート』ルキーニ役)と、笑いを誘う。清水は「私が演じたアンヌはマリーの友人であり、影響を与える存在です。もしも、マリーがこんな女の子と出会っていたら? という架空の存在です。(鈴木)裕美さんの言葉を借りるならマリーが“静”だったら、アンヌが“動”みたいな。とても対比しているキャラクターです」と役柄を紹介した。作品の見どころについて、「事実と虚構が織り混ざってある作品です。事実に、大きな虚構を入れることによって、大きいなうねりを作り出しているなと感じています。韓国の演劇やミュージカルファンのみなさんが期待する音楽の素晴らしさもあります。音楽が本当に素晴らしい!感情がほとばしる、すごくエモーショナルなシーンを支える音楽がありますので期待していてください」と鈴木。最後に、愛希より「日本では初演の作品となります。アイディアを出し合いながら、一からみっちり話し合って作り上げています。テーマに、“科学者”があると、難しく感じるかもしれないですが、とてもエネルギッシュな舞台です。難しそうだな、と思わずに、ぜひ一度劇場に足を運んでご覧ください!」とメッセージが送られた。ミュージカル『マリー・キュリー』は2023年3月13日(月)~3月26日(日) 東京・天王洲 銀河劇場、その後、4月20日(木)~4月23日(日) 大阪・梅田芸術劇場にて上演。取材・文:中村梢撮影:平野祥恵ミュージカル『マリー・キュリー』チケット情報東京公演大阪公演
2023年03月03日2023年2月14日(火)より、Bunkamura ザ・ミュージアムでは、『マリー・ローランサンとモード』を開催する。日本でも人気の高いフランスの女性画家マリー・ローランサン(1883-1956)の活動を、同時代にパリで活躍していたファッション・デザイナーの作品と並行して紹介する展覧会だ。パステル調の色彩に彩られた儚げな女性像などが知られるマリー・ローランサンは、20世紀初頭、ピカソがアトリエを構えた「洗濯船」の前衛芸術家たちと活動を共にしていたが、恋人だった詩人アポリネールとの破局後にドイツ人と結婚する。しかしその新婚旅行中に第一次世界大戦が勃発。敵国人同士になりながらも7年間亡命生活を送ったふたりだったが、結局、ローランサンだけがひとりフランスに戻ることとなった。しかし、そんな彼女を待っていたのが、戦後の好景気に沸く「狂騒の時代(レザネ・フォル)」のパリだった。当時の社交界の中心人物グールゴー男爵夫人の肖像画を描いたことをきっかけに売れっ子画家となった彼女は、舞台美術や室内装飾の分野にも活躍の場を広げ、「狂騒の時代」を代表する芸術家へとなっていった。実はもうひとり、この時代のパリを舞台に飛躍した女性がいる。それがファッション・デザイナーのココ・シャネル(1883-1971)だ。ローランサンと同じ年に生まれた彼女は、帽子のデザイナーから本格的なオートクチュール・デザイナーとしてデビュー。1926年にはシンプルで実用的な「リトル・ブラック・ドレス」をヒットさせ、確実に「シャネル」というブランドの地歩を築いていく。当時の裕福な女性たちの憧れは、シャネルのドレスを身にまとい、マリー・リーランサンに肖像画を描いてもらうことだったという。同展では、彼女たちのアートとファッションを軸に、同時期「バイアスカット」で一世を風靡した女性デザイナー、マドレーヌ・ヴィオネの仕事なども紹介。1920年代のパリを彩った、才能ある女性たちの華やかな競演を、時代の雰囲気とともに楽しめる。<開催情報>『マリー・ローランサンとモード』会場:Bunkamura ザ・ミュージアム会期:2023年2月14日(⽕)~4月9日(日)時間:10:00~18:00、金土は21:00 (入館は閉館30分前まで)休館日:3月7日(⽕)料金:一般1,900円、大高1,000円、中小700円公式サイト:()
2023年01月31日「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~ストロベリー&ローズ~」が、アプローズスクエア 名古屋迎賓館にて、2023年2月・3月・4月の特定日に開催される。マリー・アントワネットの世界観をアフタヌーンティーで今回開催する「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~ストロベリー&ローズ~」は、マリー・アントワネットをテーマにしたアフタヌーンティー。いちごやローズを使ったフォトジェニックなピンクのスイーツや、セイボリーなどを取り揃える。三段スタンド上段には、プリンセスをイメージし、ティアラを添えたヴェリーヌや、ハイヒール型のチョコレートを乗せたいちごオペラを用意。中段には、ハート型のムース、マカロンなど、華やかで可愛らしいメニューを並べている。セイボリーは、ジャガイモとポワロ―葱を使用したポタージュや、ペンネと小海老を組み合わせたグラタンといった、本格的な料理を用意。またドリンクは、フランスの老舗紅茶店「マリアージュフレール」のマルコボーロのほか、コーヒー、ハーブティー、紅茶などを堪能できる。【詳細】「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~ストロベリー&ローズ~」開催日時:・2023年2月10日(金)15:00~、19日(日)12:00~/17:00~、23日(木)16:30~・2023年3月11日(土)12:00~/17:00~、12日(日)12:00~/17:00~、21日(火)12:00~・2023年4月7日(金)15:00~、13日(木)15:00~、23日(日)12:00~/17:00~※時間は120分制※受付は開催時間の15分前/ラストオーダーは終了時間の15分前場所:アプローズスクエア 名古屋迎賓館住所:愛知県名古屋市中区丸の内2-9-36料金:4,500円※サービス料込み※小学生以下は“お子様ランチ(1,500円)”の注文可能メニュー:〇スタンド上段いちごとローズのヴェリーヌ、いちごオペラ〇スタンド中段シャンパンジュレ、いちごマカロン、アーモンドムース〇スタンド下段スコーン(プレーン&ベリー)、クロテッドクリーム、コンフィチュール(いちご)〇セイボリージャガイモとポワロ―葱のポタージュ ビーツのマーブル仕立て、ペンネと小海老のグラタン風、生ハムとベリーローフのスモ―ブロー〇ドリンク(ホット)マリアージュフレール(マルコポーロ)、コーヒー、ハーブティー〇ドリンク(コールド)コーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュース、アップルジュース、ジンジャーエール、コーラ※仕入れ状況により、メニューが一部変更の場合あり【問い合わせ先】TEL:052-218-6088(平日12:00~19:00、土日祝9:00~19:00)※定休日は、月・火(祝日は除く)その他弊社指定日
2023年01月30日エルヴィス・プレスリーの娘で、シンガーソングライターのリサ・マリー・プレスリーさんが米国時間1月12日夜に亡くなったと、母プリシラ・プレスリーがPEOPLEに声明を発表した。54歳だった。リサ・マリーさんは10日に行われたゴールデン・グローブ賞受賞式に出席していたが、そのわずか2日後、カリフォルニア州カラバサスの自宅で心肺停止の状態で発見された。TMZによると、近くにいた人がエピネフリンを投与するなど蘇生を試み、一時は心拍が回復したが、搬送先の病院で息を引き取ったという。リサ・マリーさんは’68年に誕生。4歳のときに両親が離婚し、9歳で父エルヴィスを亡くした。ティーンなってからはドラッグに溺れ、リハビリ施設に入所。’88年にそこで知り合ったミュージシャンのダニー・キーオと20歳で結婚し、長女ライリー、長男ベンジャミンを授かったが、’94年に離婚。その直後にマイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジ、マイケル・ロックウッドら著名人と結婚を繰り返したが、いずれの婚姻生活も短期間で終わっている。そんな私生活の派手さからパパラッチに追われ、ゴシップ誌を賑わせ続けたリサ・マリーさん。近年はロックウッドとの泥沼離婚裁判や金銭問題に苦しみ、’20年には愛息ベンジャミンが拳銃自殺でこの世を去るなど心労が重なっていた。
2023年01月13日現地時間2023年1月12日、ミュージシャンのリサ・マリー・プレスリーさんが亡くなりました。54歳でした。リサさんは、もっとも売れた音楽家として『キング・オブ・ロックンロール』と称される、ミュージシャンのエルヴィス・プレスリーさんの娘。サンケイスポーツによると、リサさんはこの日の朝に心肺停止で搬送され、カリフォルニア州の病院で息を引き取ったといいます。9歳という若さで父親のエルヴィスさんと死別したリサさんは、後に自身もミュージシャンとして活動するように。また、26歳の頃には世界的なミュージシャンであるマイケル・ジャクソンさんと結婚し、離婚後は俳優のニコラス・ケイジさんと再婚するなど、注目を浴びていました。54歳という、あまりにも若すぎる旅立ち。ネットでは、日本人からも「若すぎる…大変な人生だったろうに」「マイケルと結婚をした時は驚いたのを覚えてる」といった声が上がっています。リサ・マリー・プレスリーさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年01月13日町田マリーと中込佐知子の演劇ユニット「パショナリーアパショナーリア」の2本立て公演『人の気も知らないで』『かぞくららばい』が、12月14日(水) に東演パラータで初日を迎えた。町田の脚本演出によるオリジナル作品と「やりたい戯曲全部やっちゃおうよ!!」シリーズを上演しているパショナリーアパショナーリア。本公演はユニット結成5周年を記念したもので、劇団「iaku」横山拓也の傑作戯曲『人の気も知らないで』と、町田の新作『かぞくららばい』が上演される。なお「ご家族一緒に演劇を楽しんでもらいたい」という思いから、高校生以下は無料で入場することができる。『かぞくららばい』より『人の気も知らないで』『かぞくららばい』は、12月20日(火) まで同所で上演される。■町田マリー コメント無事に5周年記念公演の初日が開きました!二本立てという、ちょっと無理な企画でしたが、沢山の仲間たちスタッフさん達と挑んで、乗り越えることができたことが、感慨深いです!面白いものができた!と自信を持って言えます!20日までです。あっという間に終わってしまうのでお見逃しなく!<公演情報>パショナリーアパショナーリア5周年記念二本立て公演『人の気も知らないで』『かぞくららばい』12月14日(木) ~20日(火) 東演パラータパショナリーアパショナーリア5周年記念二本立て公演『人の気も知らないで』『かぞくららばい』チラシ画像『人の気も知らないで』作:横山拓也(iaku)演出:荒井遼出演:町田マリー中込佐知子 / 土居志央梨『かぞくららばい』作:町田マリー演出:荒井遼町田マリー音楽・演奏:絢屋順矢出演:中込佐知子町田マリー / 酒井善史(ヨーロッパ企画)土居志央梨炎(えん)柿丸美智恵【チケット料金】整理番号付き自由席:5,000円(税込)※高校生以下無料関連リンクオフィシャルブログ::
2022年12月15日イギリスで最も愛されているデザイナー、マリー・クワント。現在92歳の彼女は、ミニスカートやタイツなどを世の中に広め、「ミニの女王」とも呼ばれるファッション界のレジェンドです。現在、Bunkamura ザ・ミュージアムで、マリー・クワントのすてきなファッションを紹介する展覧会『マリー・クワント展』が開かれています。今回、マリー・クワント本人とゆかりのある方々にお会いし、当時のファッションや展覧会の見どころなどを聞いてきました!女性のファッションを一変!マリー・クワントの破壊力右:ヘザー・ティルベリー・フィリップスさん、左:ウルリカ・ヘインズさん【女子的アートナビ】vol. 273『マリー・クワント展』では、服や下着、コスメ、インテリアなどライフスタイル全般をデザインし、世界的なブランドにまで成長させたマリー・クワントの歩みを紹介。英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(略称V&A)が所蔵する約100点の衣服を中心に、小物や写真、映像なども展示されています。本展はロンドンを皮切りに、スコットランド、オーストラリア、ニュージーランド、台湾でも開催されている世界巡回展。イギリスでは、約40万人も訪れたという人気の展覧会です。マリー・クワントは、1930年ロンドン生まれ。25歳の若さで若者向けのアイテムを揃えたブティック「バザー」をロンドンに開き、それまでの伝統的な価値観を打ち破って時代を先導。今では当たり前のミニスカートやタイツ、ジャージー素材のアイテムを浸透させ、当時の女性たちのファッションを一変させました。本展の開幕に合わせ、マリークワント社元取締役のヘザー・ティルベリー・フィリップスさんと、元モデルのウルリカ・ヘインズさんが来日。ヘザーさんは、1970年からマリークワント社で広報・マーケティングを担当されたあと経営に携わり、マリーさんとも家族ぐるみのお付き合いをされています。また、ウルリカさんは、1974~75年までマリークワント社のモデルとして活躍。その後、大手ブランドや日本でもモデルを務めていた方です。お二人に、展覧会の見どころやマリー・クワントさんの魅力などをお聞きしてみました!なぜ今も人気?マリー・クワントの魅力――まずは、お二人にお聞きします。日本での展示をご覧になって、いかがでしたか。ヘザーさんカラフルで遊び心があり、マリー・クワントらしさを効果的に見せていると思います。もともとオリジナルの展覧会をやっていたヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の基本を踏襲しながらも、日本ながらの解釈を加えて、すべての世代の方々にアピールできる内容になっていると思います。ウルリカさん私はこの展覧会が好きです。すばらしいと思いました。私たちがロンドンで見たのと同じくらい、日本の方々がこの展覧会を楽しむことができるのか、当時の若々しい刺激的な現象や雰囲気を、日本の方々も感じることができるのか、知りたいですね。私のドレスを見て!――この展覧会では、1955年から75年にかけてのマリー・クワントの活動に焦点を当てています。anan読者の若い女性たちには知らない時代だと思いますが、そんな女性たちでも楽しめますか?ウルリカさん私が着ているマリークワントのドレスを見てください!ほら、今でも新鮮でしょ。ミニスカートは、今でも若い世代にうけると思いますよ。ロンドンで開かれた展覧会では、実際に若い世代のモデルさんたちに当時のドレスを着てもらったのです。ヘザーさんその若いモデルの子たちは、マリークワントのドレスをおしゃれに着こなしていました。当時のドレスにドクターマーチンのブーツを合わせてみたり、白いソックスを履いたり、スニーカーを履いたりして、いろいろ組み合わせていました。今の時代に着ていても、まったく変に見えないし、居心地よく着られるドレスだと思います。ロンドンで展覧会が開かれていたとき、会場でお客さんたちの話を聞いていたのですが、18歳の女性は「このドレス着たい!」と言ったのです。マリークワントの服は、タイムレスな存在になっているのだと思いました。ファッションを手に届く存在に…――マリー・クワントさんは、ファッション界への多大な貢献を認められて、英国王室から2度も勲章を授与されています。イギリス人にとって、彼女はどんな存在ですか。ヘザーさん今は主に、起業家のロールモデルとしてみなされていると思います。衣服だけでなく、ライフスタイルのクリエイターとして認められている存在です。変革を起こしたいとき、彼女のように強い思いや自信をもって取り組めば、どんな人でもやりたいことを実現できるのではないか、と思わせてくれる存在です。ウルリカさん彼女を特別な人にしたのは、ファッションを低価格にした、という点です。大量生産することにより、ファッションを手に届く存在にした人だと思います。当時、デザイナーの服というのはオートクチュール(高級仕立服)で、お店ですぐ買うことができるものではなかったのです。ファッションを多くの人に届けることができたのがマリー・クワントです。専属モデルに求められていたのは…『マリー・クワント展』展示風景――マリー・クワントさんは、ご自身もスタイルが良く、ミニスカート姿でメディアに出られてファッションアイコンのような存在になっていました。当時、モデルとして活動されていたとき、マリーさんからは、どんなことを求められましたか?ウルリカさんfun(楽しさ)を求められていましたし、性格の良さも求められました。ポジティブで熱心に仕事をする、いわゆるプロフェッショナリズムを持っている人をマリー・クワントは求めていました。モデルのチームのなかに、ディーバ的な存在、例えばケイト・モスのような人はいなくて、常にチームワークで物事が進んでいたと思います。チームで仕事をして自らを解放し、楽しく仕事ができる人を彼女は求めていました。ヘザーさんそれに、インテリジェンス、賢さも求められていたと思います。マリー・クワントのデザインを理解してカラダを動かせる人、デザインを身につけることによる高揚感を伝えることができるような人を求めていました。――マリー・クワントさんの服を着ると、どんな気分になりましたか?ウルリカさん気分は良かったですよ。新鮮なデザインで、常に楽しさを与えてくれた洋服で、モデルたちはみな「着る」ということに誇りを持っていました。着心地がよくて堅苦しくなくて、軽く動きやすい服でしたので、本当に着ていて気分が良かったです。――展覧会では、当時のファッションショーの映像も見ることができます。ステージに踊りながら登場したり、ドラマティックなポーズをとったりして、今の時代に見てもとても刺激的です。ウルリカさんファッションショーは仕事ですから、当然、みんなまじめに取り組んでいましたけれど、常に同じモデルたちと仕事をしていたので、いい雰囲気でした。さらに、モデルの数は何十人もいたわけではなく、5、6人という選ばれた数人だけでした。選ばれているということ自体が、モデルの喜びにつながっていたと思います。人数が少なかったので、着替えは急いでしなければならなかったですけどね(笑)。それも楽しかったです。なぜマリー・クワントは日本好き?『マリー・クワント展』展示風景――マリー・クワントさんの回顧録を読むと、日本についての記述がたくさん出ています。彼女は日本の女性たちについてどう思っていたか、ご存じですか。ヘザーさんマリー・クワントは日本が大好きで、日本人のライフスタイルに感銘を受けていたようです。日本女性の着こなしのセンスにも感銘を受け、上品でありながらファッションを賢明な形で解釈しているというのが彼女の感想でした。また、日本人が自分たちの文化を大事にするという点も感激していました。マリーは息子を一時期日本で働かせていたほど、日本人と日本の文化を愛していました。日本人のお嫁さんが来てくれるといいな、と思っていたほど日本が好きでしたよ。――ウルリカさんは、モデルとして日本のブランドや百貨店ともお仕事をされていました。日本の印象はいかがでしたか。ウルリカさん私も日本が大好きで、来る機会があればすぐにでも行きたいと思うほどです。日本から大きな影響を受けていましたし、文化的にも違う部分が多いのでワクワクします。日本では細かい部分まで気配りがされていて、すばらしいと思っています。エキサイティングな場所ですね。――興味深いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。インタビューを終えて…マリー・クワントさんと一緒に華やかな時代を過ごされてきたお二人。鮮やかなピンクのジャケットを羽織ったヘザーさん、ミニスカートとタイツ姿で颯爽と歩くウルリカさん、どちらも美しくキュートに服を着こなされ、見とれてしまいました。色あせないマリー・クワントブランドの底力をお二人が体現されているようでした。多くの刺激とインスピレーションを与えてくれるマリー・クワントの展覧会、ぜひ足を運んでみてくださいね!Information会期:~2023/1/29(日)※12/6(火)、1/1(日・祝) 休館会場:Bunkamura ザ・ミュージアム開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性があります。※12/31(土)は18:00まで(入館は17:30まで)観覧料:一般¥1,700、大学・高校生¥1,000、中学・小学生 ¥700※学生券をお買い求めの際は、入館時に学生証(小学生を除く)のご提示をお願いします。お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)※本展は会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。予約なしでも入場できますが、混雑時にはお待ちいただく場合があります。予約方法等の詳細は展覧会HPにてご確認ください。撮影:堀口宏明
2022年12月11日ミュージカル『マリー・キュリー』が、2023年3月13日(月)から26日(日) に東京・天王洲 銀河劇場、4月20日(木) から23日(日) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演されることが決定した。本作は、2018年に韓国で初演、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠を総なめにした創作ミュージカル。まだ科学が男性のものだった19世紀のヨーロッパを舞台に、元素ラジウムの発見をするなど女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として描く。日本初演となる今回は、宝塚歌劇団在団中のトップ娘役在任期間が6年7カ月と歴代3番目の長さを誇り、2018年の退団後はミュージカル『エリザベート』『泥人魚』『マタ・ハリ』といった舞台作品や、大河ドラマ『青天を衝け』に出演した愛希れいかが主演を担当。そして共演には、『レ・ミゼラブル』『エリザベート』などの大型ミュージカル作品への出演が続いている上山竜治、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』での鮮烈なデビューを経て、現在に至るまで舞台・映像作品に立て続けに出演している清水くるみ、俳優としての活動のみならず、振付やライブプロデュースなど多方面で活躍をする屋良朝幸が名を連ねている。演出は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカルと多種多様なジャンルの作品を精力的に手がけている鈴木裕美が務める。■愛希れいか コメントまたこうして新たな挑戦が出来ることを、とても嬉しく思います。演出家の鈴木裕美さん、キャストの皆様、スタッフの皆様とお稽古をする日々が今からとても待ち遠しいです。彼女の人生を学び、お役についても、作品についても深めて行くことができるように精一杯努めて参りますので、宜しくお願い致します。■上山竜治 コメント心から信頼させて頂いているスタッフの皆様、尊敬するキャストの皆さんと、韓国で生まれた素晴らしい作品を、日本初演として一緒に作らせていただくことがとても嬉しく、楽しみです!ビジュアル撮影では、髭も付けさせていただいたので、鏡に映る自分に「誰!?」と、声が出てしまいましたが、おかげで、実際のピエール・キュリーさんの面影を感じられて、勝手にご縁を感じています。同時に身が引き締まる思いです。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら幸いです。お待ちしております。■清水くるみ コメントこのお話をいただいた時、絶対にやりたい!と思いました。大好きな鈴木裕美さんの演出に、以前から、いつか一緒にお芝居をしてみたいと思っていた、愛希さんとの共演!ミュージカルではあるけれども、お芝居で魅せていくところも多く、この作品で愛希さんとご一緒できることが、今からとってもとっても楽しみです。そして、裕美さんの現場は、1から一緒に役について、考えて向き合っていくので、また今回もたくさんの色んな刺激や学びの連続なんだろうなとワクワクしています。絶対的信頼のある韓国ミュージカルでもあるので、きっと面白い作品になると思います。是非観にきてください!■屋良朝幸 コメントマリー・キュリーの物語の中に僕自身がどのような形で携わる事ができるのか。新たな挑戦になる事は確かなので自分に出来る事を探して新たな発見をしながら良いスパイスをこの作品に与えられるようパフォーマンスしていきたいと思います。<公演情報>ミュージカル『マリー・キュリー』脚本:チョン・セウン作曲:チェ・ジョンユン演出:鈴木裕美翻訳・訳詞:高橋亜子出演:愛希れいか上山竜治清水くるみ能條愛未宇月颯清水彩花石川新太坂元宏旬聖司朗高原紳輔石井咲大泰司桃子/屋良朝幸【東京公演】日程:2023年3月13日(月) ~3月26日(日)会場:天王洲 銀河劇場お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00/13:00~15:00 ※変更になる場合がございます。)【大阪公演】日程:2023年4月20日(木) ~4月23日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00日祝休)公式サイト:
2022年12月07日有名なデイジーマークとともに世界にその名を知られる『マリー・クワント』。今年92歳を迎えたファッションデザイナーの功績をたどる展覧会「マリー・クワント展」がロンドンからやってくる。「大人たちと同じ服は着ない」、革新者の宣言。伝統と階級にしばられた英国社会で若者が初めて自由を謳歌した1960年代。ビートルズやローリング・ストーンズが相次いでデビュー、ミニスカートをはいた女の子が闊歩し、細身のスーツに身を包んだモッズがスクーターを乗り回す。“スウィンギング・ロンドン”と呼ばれるムーブメントの真っただ中にいたのが、マリー・クワントその人だ。今回の展覧会で特筆すべきは1950~’70年代までのアーカイブを幅広く見られること。会場には、大学の美術専攻を卒業後、ロンドンにブティック『バザー』をオープンした当初のアイテムに始まり、紳士服や制服をソースにした新しい英国トラッドというべき一連のシリーズが並ぶ。「コール・ヒーバー(石炭担ぎ)」と名付けられたアンサンブルをまとった当時のスーパーモデル、ジーン・シュリンプトンのファッションフォトは最高にキュートだ。そしてミニスカート旋風。会場に並ぶさまざまな「ミニ」を見ていると、大人たちが眉をひそめる中、女の子たちのファッションを楽しみたい気持ちが炸裂、一大トレンドが生まれた当時の様子が伝わってくる。ファッショナブルであることがパリのオートクチュールを着ることだった時代に、《誰にでも手が届くおしゃれな服を作ること、それがファッションの使命》と言い切ったマリー。後に世界的な拡大路線へ舵を切るのもそうした信条の表れのはず。大英帝国勲章受勲の際には、自身が手がけたジャージー素材のミニドレスで式典に挑んだ。慣習に迎合せず、自分を貫く姿に憧れる女性も多かったとか。そんな生き方の部分にも共感できそうだ。脚は見せるためにある!?カラフルだったりレース模様だったり、さまざまなタイツをデザインし、ミニ&タイツが一つのスタイルに。ツイッギーというアイコンが生まれ、ミニスカートは世界的な流行へ。マリー・クワントのタイツと靴1965年ごろImagecourtesy Mary Quant Archive/ Victoria and Albert Museum, Londonベストとショートパンツのアンサンブルを着るツイッギー1966年©Photograph Terence Donovan, courtesy Terence Donovan Archive. The Sunday Times, 23 October 1966“スウィンギング・ロンドン”を牽引。ロンドンが最先端だった。人気モデルのパティ・ボイドとローリング・ストーンズの1ショット。ドレス「ミス・マフェット」を着るパティ・ボイドとローリングストーンズ1964年Photograph by John French©John French / Victoria and Albert Museum, Londonファッションは皆のもの。左・ビートルズがかぶり一躍人気となったベレー帽をカラフルに展開。マリー・クワントのカンゴール製ベレー帽の広告1967年Image courtesy of The Advertising Archives右・『ジンジャー・グループ』はオレンジやイエローを中心にコーディネートしやすいアイテムを揃え、支持を集めた。ジンジャー・グループのために作られたピナフォア「スノッブ」とストライプのアンサンブルを着るロス・ワトキンスとポーリン・ストーン1963年©John French / Victoria and Albert Museum, LondonWho’s Mary Quant?1930年、イギリス・ロンドン生まれ。英国を代表するファッションデザイナー。自身の名を冠するブランドは、洋服、下着、コスメ、インテリアまでグローバルに展開。マリー・クワントと、ヘアスタイリングを担当していたヴィダル・サスーン1964年©Ronald Dumont/Daily Express/Hulton Archive/Getty Images「マリー・クワント展」Bunkamura ザ・ミュージアム東京都渋谷区道玄坂2‐24‐1開催中~2023年1月29日(日)10時~18時(金・土曜は~21時。入館は閉館の30分前まで)12/6、1/1休一般1700円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※オンラインによる事前予約可※『anan』2022年12月7日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2022年12月05日マリークヮント(Mary Quant)から、「マリー・クワント展」の開催を記念した限定コレクション「マリークヮント バザー コレクション」が登場。コスメや小物などを、2022年11月26日(土)より数量限定発売する。「マリー・クワント展」開催を記念した限定グッズ日本初の「マリー・クワント展」開催を記念して、限定コレクション「マリークヮント バザー コレクション」がお目見え。マリークヮントのアイコン“デイジーモチーフ”を配した雑貨やコスメ、ファッションアイテムを展開する。“デイジー型”のフェイスパウダーやリップ注目は、ポップな“デイジー型”パレットに入ったフェイスカラー「マルチ メイクアップ カラー」。カラーは、パールが輝く「クリスタルブルー」や濡れたような質感の「レースピンク」、上品な光沢の「ラディッシュレッド」など、毎日のメイクが楽しくなるような全5色がラインナップする。同じくデイジー型のパレットに入ったリップクリームや保湿クリームも登場。キュートな見た目はもちろん、ミニサイズで持ち運び便利なのも嬉しい。カラフルなスクエア型ポーチ“デイジー”モチーフを配した「スクエアポーチ」は、ヴィヴィッドな5カラーで展開。マチをたっぷり備えているため、お出かけ用のメイクポーチやトラベルポーチとしてもおすすめだ。ソックスやアクセサリーもそのほか、“デイジー”のネックレスやピアス、ソックスセットなども限定発売。すべて税込み2,200円とリーズナブルな価格でお届けする。可愛らしいデイジーモチーフのアイテムは、大切な人に冬のギフトとして贈るのもおすすめ。「マリークヮント バザー コレクション」を3点以上買うと、A4サイズの限定トートバッグをゲットできるので、是非早めにチェックしてみて。フット用マッサージジェルも同日発売なお、フット用のマッサージジェル「リフレッシング フット ジェル」も「バザー コレクション」と同時発売する。タイツやブーツなどによって足の悩みが気になるこれからの季節、ひんやりとした冷却効果によってむくみをケア。ジェルを塗布して足をマッサージすれば、すっきりとしたフレッシュミントの香りとともに気分もリフレッシュできる。【詳細】「マリークヮント バザー コレクション」発売日:2022年11月26日(土)数量限定発売価格:・マルチ メイクアップ カラー 全5色 各2,200円・マルチ バーム 2,200円・リップ バーム 2,200円・スクエアポーチS 全5色 各2,200円・ピアス(オリジナルケース付き) 2,200円・ネックレス(オリジナルケース付き) 2,200円・マリークヮント コンパクト ミラー 2,200円・ソックスセット 全2種 各2,200円・リフレッシング フット ジェル 120g 2,750円【問い合わせ先】マリークヮント コスメチックスTEL:0120-53-9810
2022年11月21日若い女性のための革新的なファッションを打ち出し、1960年代のイギリス発の若者文化「スウィンギング・ロンドン」を牽引したファッションデザイナー、マリー・クワントの軌跡を紹介する展覧会が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、11月26日(土) から2023年1月29日(日) まで開催される。本国イギリスで約40万人が来場したという注目の世界巡回展にして、日本初の大回顧展となる。1955年、25歳でブティック「バザー」を開店したマリー・クワントは、自らが着たいと思うアイテムをデザインして、若者たちから圧倒的な支持を得た。1960年代には、今では当たり前となったミニスカートやタイツの普及に貢献。とりわけ、ミニスカートは、ファッションとして広く世界中に受け入れられ、ロンドンの若者文化と女性解放の象徴ともなっている。同展の見どころは、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の所蔵する約100点の衣服、小物、写真資料、映像などが一堂に並ぶこと。1950年代から70年代にかけてのクワントの魅力あふれるデザインをたっぷり楽しめると同時に、明るく元気でポップな当時のカルチャーの息吹も味わうことができる。クワントはまた、ビジネスの先見性も併せもつ女性だ。伴侶のアレキサンダー・プランケット・グリーンらとともに、「誰にでも手が届く、おしゃれな服を作ること」をモットーに、より低価格なライン「ジンジャー・グループ」を立ち上げ、また当時としては斬新なビジネス手法だったライセンス契約に基づく量産体制づくりや、グローバル展開、広告戦略にも果敢に取り組んだ。新素材の導入にも熱心で、また下着や化粧品など、ライフスタイル全般にもフィールドを広げていった。性別の役割や社会階層にとらわれず、ファッションをすべての人に開こうとしてきたクワントは、現代に続く価値観を生み出した先駆者でもある。同展は、彼女のデザインの業績とともに、ファッションに対するポリシーや起業家精神にもふれられる貴重な機会だ。《マリー・クワントのカクテルドレスを着るリエーゼ・デニス》1960年ごろPhotograph by Woburn Studios Image courtesy Mary Quant Archive / Victoria and Albert Museum, London《近衛兵の先を行く》1961年Photograph by John Cowan (C)John Cowan Archive《ベストとスカートを組み合わせた「コール・ヒーバー(石炭担ぎ)」を着るセリア・ハモンド(左)とジーン・シュリンプトン》1962年Photograph by John French (C)John French / Victoria and Albert Museum, London《ドレス「ミス・マフェット」を着るパティ・ボイドとローリングストーンズ》1964年Photograph by John French (C)John French / Victoria and Albert Museum, London《マリー・クワントのカンゴール製ベレー帽の広告》1967年Image courtesy of The Advertising Archives<開催概要>『マリー・クワント展』会期:2022年11月26日(土)~2023年1月29日(日)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム時間:10:00〜18:00、金土は21:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:12月6日(火)、1月1日(日・祝)料金:一般1,700円、大高1,000円、中小700円※オンラインによる事前予約推奨展覧会公式サイト:
2022年11月18日ストリングスホテル 八事 NAGOYAより、クリスマスに向けた期間限定アフタヌーンティー「マリー・アントワネット アフタヌーンティー~ロイヤルウエディング~」が登場。2022年11月15日(火)から12月28日(水)まで、ホテル1階「ストリングス ラウンジ」にて提供される。“マリー・アントワネット”をテーマにしたアフタヌーンティーシリーズ最終章ストリングスホテル 八事 NAGOYAはこれまで展開してきた、世界でもっとも有名な王妃“マリー・アントワネット”を題材としたシリーズの最終章となる“ロイヤルウエディング”をテーマにしたアフタヌーンティーをクリスマスに向けて提案する。まず目を引くのがロイヤルウエディングの主役である“マリー・アントワネット”をイメージした“プリンセスドレスケーキ”。ドレス部分はアーモンドムースといちごジュレの2層になっており、濃厚な甘みと爽やかな酸味が楽しめる。ドレスのディティールはエディブルフラワーや銀粉で細やかに表現されている。スイーツスタンド1段目には、ロイヤルウエディングをモチーフにしたメニューが並ぶ。“ティアラパフェ~フロマージュのヴェリーヌ~ ”はティアラを、“エルダーフラワー香るホワイトオペラ”がブライダルシューズをそれぞれ表現している。スタンドの2段目にはロイヤルウエディングを華々しく祝うようなスイーツが登場する。フレッシュラズベリーの入った“祝杯~シャンパンジュレ~”は祝杯を、ルビーショコラのマカロンは“ダイヤモンドリング”、いちごのタルトは“ブーケ”をイメージしたスイーツだ。さらに3段目では、ホワイトチョコレートがディップされたホテルメイドのスコーンや、クロテッドクリームを取り揃える。ハイティープランでは“三大珍味”を使用したセイボリーを提供セイボリーは、彩りサラダ、カナッペ、季節のキッシュの3種が揃い、オプションでオーダーできるハイティープランでは、トリュフを用いたサラダ、キャビアを使用したカナッペ、フォアグラを添えた季節のキッシュの三大珍味を存分に楽しめる。ランチにおすすめ、パスタ付きアフタヌーンティーなお、2022年11月15日(火)から12月28日(水)までの期間中は蟹と蕪のクリームパスタ付きのアフタヌーンティーを提供。ボリューム満点の内容となっているので、ランチとしても利用できそうだ。【詳細】「マリー・アントワネット アフタヌーンティー~ロイヤルウエディング~」開催期間:2022年11月15日(火)~12月28日(水)場所:ストリングスホテル 八事 NAGOYA 1F「ストリングス ラウンジ」住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町100-36時間:11:00~20:00(L.O.18:00)料金:1人 4,070円 ※サービス料15%別、2022年12月17日(土)~12月25日(日)はクリスマスシーズンに伴い、アフタヌーンティー 4,620円に変更。■メニューファーストディッシュ ジャガイモのポタージュセイボリー 彩りサラダ/ カナッペ / 季節のキッシュプリンセスドレスケーキ アーモンドミルクムース~いちごのジュレ~スタンド:・上段 ティアラパフェ~フロマージュのヴェリーヌ~ / エルダーフラワー香るホワイトオペラ・中段 祝杯~シャンパンジュレ~ / ダイヤモンドリング~ラズベリーマカロン~ / ブーケ~いちごのタルト~・下段 プレーンスコーン / ホワイトチョコワッフル / クロテッドクリーム / 蜂蜜ドリンク: フランスの老舗紅茶ブランド「マリアージュ・フレール」、挽きたてコーヒーなどおかわり自由■グラスシャンパンとスープ、三大珍味セイボリーが付いたハイティープラン料金:1人4,510円 ※サービス料15%別。2022年12月17日(土)~12月25日(日)はクリスマスシーズンに伴い、5,060円に変更■パスタ付きアフタヌーンティープラン開催期間:2022年11月15日(火)~12月28日(水)料金: 1人5,390円 ※サービス料15%別。2022年12月17日(土)~12月25日(日)はクリスマスシーズンに伴い5,940円に料金変更メニュー:デザートスタンド+セイボリー+パスタ+ドリンク【予約・問い合わせ先】TEL:052-861-7869(9:30〜18:00)
2022年10月07日ラデュレ(Ladurée)から、展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」を祝したコラボレーションメニューが登場。マリー・アントワネットの横顔が描かれたスペシャルボックスは、2022年9月17日(土)より東京シティビュー ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」ほかにて先行発売され、9月24日(土)よりラデュレ全店で発売されます。「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」を祝した限定パッケージ『ベルばら』として親しまれている池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』の誕生50周年を記念した展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」。その開催を祝し、ラデュレからスペシャルパッケージのマカロンボックスやサブレなどが展開されます。“マリー・アントワネットのカメオ”を描いたマカロンボックス注目は、「限定マカロンボックス“ローズ・ド・ベルサイユ”」。主要キャラクター“マリー・アントワネット”の横顔をカメオの中に描いた、作品世界を象徴するようなパッケージが魅力的。また、箱を開けると“マリー・アントワネット”という名前のラデュレの代表的な花柄がお目見え。ロマンティックな箱の中には、マカロン6個が入っています。ラデュレの紅茶“テ・マリー・アントワネット”が香る焼き菓子「ケーク・マリー・アントワネット」は、ラデュレのオリジナルティー“テ・マリー・アントワネット”を主役に、薔薇や柑橘類など共にしっとりと焼き上げたパウンドケーキ。また、テ・マリー・アントワネット、ローズ、ピスタチオ味の3種のフィナンシェを詰め合わせた「コフレ・フィナンシェ」も展開されます。“馬車”型ボックスにサブレ&メレンゲを入れてちょっとした手土産やギフトにも嬉しい“コフレ”も要チェック。「コフレ・キャロス ヴェール」には、“馬車”を象ったペールグリーンのボックスに、粉糖をまぶしたバニラ風味のサブレ・ヴィエノワ&ヘーゼルナッツとカカオのサブレ・ショコラ・ノワゼットをアソート。また、可憐なバラを描いたボックスに、バニラ、ココナッツ、カカオ風味の3種のサブレを入れた「コフレ・サブレ」や、薔薇とスミレが香る“ハート型”のメレンゲ「コフレ・キャロス ベルサイユ」がラインナップ。【詳細】ラデュレ 「誕生50周年記念ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-」を祝した商品■2022年9月17日(土)~販売場所:東京シティビュー ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」営業時間:10:00~20:00※展覧会及びミュージアムショップは22:00まで営業。※ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」では11月20日(日)まで販売。■9月24日(土)~販売場所:ラデュレ全店商品:・「限定マカロンボックス“ローズ・ド・ベルサイユ”」6個入 3,780円※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とオンラインにて先行発売、9月24日(土)~ラデュレ全店にて発売。・「コフレ・キャロス ヴェール」3,478円※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とオンラインにて販売。・「コフレ・キャロス ベルサイユ」1,500円 ※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」でのみ販売。・「コフレ・サブレ」12枚入り 3,240円 ※オンライン販売はなし。・「コフレ・フィナンシェ」15個入り 5,832円※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とラデュレ全店で販売。・「ケーク・マリー・アントワネット」3,780円※ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とラデュレ全店で販売。
2022年09月13日「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」が、2022年10月1日(土)から11月30日(水)まで、表参道のレストラン ヴィーノボーノ 青山/セントグレース大聖堂と、横浜のリストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ ヨコハマにて開催される。マリー・アントワネットが愛した“パープル”ジュエリーをスイーツで表現「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」は、その名の通りフランス王妃、マリー・アントワネットをイメージしたアフタヌーンティー。“イエロー”をメインカラーにした第1弾に続く今回は、王妃を惑わすジュエリーを表現した“パープル”のスイーツがラインナップする。3段スタンドの1段目には、王妃の証である“ティアラ”をあしらったプリンセスパフェと、マリー・アントワネットを象徴する“大輪の薔薇”を飾ったラズベリーローズシューをセットした。2段目は、煌びやかなパープルの装飾を配したタルトやマカロンなどで、王妃が愛した美しいジュエリーを表現。3段目に並べた“アート・ルビーショコラ”は、豪華絢爛を極めた宮殿の“フランス芸術”を表現している。また、「フリルレタスと海老のサラダ」「生ハムとトマトのカナッペ」といった3種のセイボリーは、別皿で提供。なお、アフタヌーンティーでは、フランスの老舗紅茶ブランド「マリアージュ フレール」の淡いブルーが印象的なフレーバードティーやコーヒーなど、約15種類のドリンクがフリーフローで楽しめる。【詳細】「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」期間:2022年10月1日(土)~11月30日(水)価格:1名3,900円~メニュー:・ティースタンドプリンセスパフェ~薔薇香るルビーショコラ~ / ラズベリーローズシュー / クリスタルジュレのブランマンジェ / ルビーショコラのジュエリーマカロン / ブローチタルト / カシスオペラ / アート・ルビーショコラ・スコーンプレーンスコーン / ワッフル / カシスコンフィチュール・セイボリーフリルレタスと海老のサラダ / 生ハムとトマトのカナッペ / きのこと栗のキッシュ・ドリンクマリアージュフレール社の紅茶やハーブティー、コーヒー、ソフトドリンクなどがフリーフロー※食材の仕入れ状況により、一部内容が変更となる可能性あり。・レストラン ヴィーノボーノ 青山/セントグレース大聖堂住所:東京都港区北青山3-15-5 ポルトフィーノ2F時間:12:00~17:00(最終入店15:00)定休日:月曜日・火曜日(祝日を除く)・リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ ヨコハマ住所:神奈川県横浜市神奈川区大野町1-4 横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ3F時間:14:00~17:00(最終入店15:00/L.O.16:00)定休日:不定休【問い合わせ先】レストラン ヴィーノボーノ青山/セントグレース大聖堂TEL:03-5774-0758リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ ヨコハマTEL:045-440-6881
2022年09月08日キャットフード「モンプチ」から、ディズニー作品『おしゃれキャット』のマリーを描いた限定パッケージが登場。2022年9月1日(木)より期間限定販売される。「モンプチ」初の限定ディズニーデザイン「モンプチ」は、幅広いラインアップとこだわりのレシピで、美食家のネコたちに愛され続けているキャットフードブランド。今回はそんな「モンプチ」から、ブランド初となるディズニーデザインが限定登場。「モンプチ」アイコン猫の白いチンチラ猫と連動するように、白い毛並みを持つディズニーの人気“猫キャラクター”マリーを起用しているのが特徴だ。完成したパッケージは、おしゃれなパリの街並みで、レストラン巡りやスイーツを楽しむマリーをイメージ。ピンクをキーカラーにしたロマンティックなムードに仕上げているのがポイントだ。さらに「モンプチ」自体も特別なフレーバーにアップデートしており、真鯛パウダーや真鯛風味フレークを入れた全3製品を用意している。【詳細】・モンプチドライナチュラル 味わい深い真鯛パウダー入り 贅沢白身魚 500g・モンプチ クリスピーキッス 真鯛パウダー入り 贅沢サーモン味 30g・モンプチ ドライ(ボックス) 真鯛風味フレーク 5種の魚介 贅沢ブレンド 240g発売日:2022年9月1日(木)~順次出荷販売店舗:スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、各種ECサイト※価格はオープン価格。【問い合わせ先】ネスレ ピュリナ ペットケア お客様相談室フリーダイヤルTEL:0120-262-333受付時間:月曜日~金曜日 10:00~17:00※土日、祝日、年末年始、お盆等は除く。
2022年09月03日ラデュレ(Ladurée)から、展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」を祝したコラボレーションメニューが登場。マリー・アントワネットの横顔が描かれたスペシャルボックスは、2022年9月17日(土)より東京シティビュー ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」ほかにて先行発売され、9月24日(土)よりラデュレ全店で発売される。「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」を祝した限定パッケージ『ベルばら』として親しまれている池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』の誕生50周年を記念した展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」。その開催を祝し、ラデュレからスペシャルパッケージのマカロンボックスやサブレなどが展開される。“マリー・アントワネットのカメオ”を描いたマカロンボックス注目は、「限定マカロンボックス“ローズ・ド・ベルサイユ”」。主要キャラクター“マリー・アントワネット”の横顔をカメオの中に描いた、作品世界を象徴するようなパッケージが魅力的だ。また、箱を開けると“マリー・アントワネット”という名前のラデュレの代表的な花柄がお目見え。ロマンティックな箱の中には、マカロン6個が入っている。ラデュレの紅茶“テ・マリー・アントワネット”が香る焼き菓子「ケーク・マリー・アントワネット」は、ラデュレのオリジナルティー“テ・マリー・アントワネット”を主役に、薔薇や柑橘類など共にしっとりと焼き上げたパウンドケーキ。また、テ・マリー・アントワネット、ローズ、ピスタチオ味の3種のフィナンシェを詰め合わせた「コフレ・フィナンシェ」も展開される。“馬車”型ボックスにサブレ&メレンゲを入れてちょっとした手土産やギフトにも嬉しい“コフレ”も要チェック。「コフレ・キャロス ヴェール」には、“馬車”を象ったペールグリーンのボックスに、粉糖をまぶしたバニラ風味のサブレ・ヴィエノワ&ヘーゼルナッツとカカオのサブレ・ショコラ・ノワゼットをアソートした。また、可憐なバラを描いたボックスに、バニラ、ココナッツ、カカオ風味の3種のサブレを入れた「コフレ・サブレ」や、薔薇とスミレが香る“ハート型”のメレンゲ「コフレ・キャロス ベルサイユ」がラインナップする。【詳細】ラデュレ 「誕生50周年記念ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-」を祝した商品■2022年9月17日(土)~販売場所:東京シティビュー ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」営業時間:10:00~20:00※展覧会及びミュージアムショップは22:00まで営業。※ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」では11月20日(日)まで販売。■9月24日(土)~販売場所:ラデュレ全店商品:・「限定マカロンボックス“ローズ・ド・ベルサイユ”」6個入 3,780円※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とオンラインにて先行発売、9月24日(土)~ラデュレ全店にて発売。・「コフレ・キャロス ヴェール」3,478円※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とオンラインにて販売。・「コフレ・キャロス ベルサイユ」1,500円 ※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」でのみ販売。・「コフレ・サブレ」12枚入り 3,240円 ※オンライン販売はなし。・「コフレ・フィナンシェ」15個入り 5,832円※9月17日(土)~ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とラデュレ全店で販売。・「ケーク・マリー・アントワネット」3,780円※ミュージアムショップ内「ラデュレ・ブティック」とラデュレ全店で販売。©池田理代子プロダクション
2022年09月02日グランド ハイアット 東京は、『ベルサイユのばら』とマリー・アントワネットをモチーフにした期間限定アフタヌーンティーを、2022年9月17日(土)から11月30日(水)までの期間で提供する。『ベルサイユのばら』誕生50周年を記念した限定アフタヌーンティー「東京シティビュー」にて開催される展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 -ベルばらは永遠に-」に合わせて企画された、特別なアフタヌーンティーがグランド ハイアット 東京に登場。漫画『ベルサイユのばら』の誕生50周年を記念して、登場キャラクターやマリー・アントワネットをモチーフにした様々なスイーツを、アフタヌーンティースタイルで提案する。完全版コミックを再現したオペラケーキ中でも特に注目したいスイーツは、漫画本に見立てたオペラケーキ。丁寧にキャラクターのプリントを施したホワイトチョコレートをオペラケーキに載せることで完全版コミックを再現した、作者・池田理代子のお墨付きの一品だ。王妃に献上された「マリー・アントワネットケーキ」もまた、フランスの老舗紅茶ブランド「ニナス マリー・アントワネット」の協力のもと、王妃に献上されたケーキのレシピを忠実に再現した「マリー・アントワネットケーキ」や、ここでしか食べられないオリジナルの焼き菓子も味わえる。マリー・アントワネットが実際に着用した靴を日本初展示さらに、フォトスポットには、マリー・アントワネットが実際に着用していた靴を日本で初めて展示。展示会の余韻に浸りながら、王妃が愛した最高級の紅茶とスイーツとともに『ベルばら』の世界を満喫してみてはいかがだろう。詳細「ベルサイユのばら」アフタヌーンティー提供期間:2022年9月17日(土)〜11月30日(水)提供時間:15:00~17:00(ラストオーダー 16:00)※平日2時間、土日祝90分制。価格:平日 5,940円、土日祝 7,040円※土日祝はグラスシャンパン付。※サービス料別。<メニュー内容>■デザートニナス マリー・アントワネット オリジナルレシピよりニナス オリジナル マリー・アントワネットケーキ/ラズベリーのカヌレミルク マドレーヌ・『ベルばら』の漫画オペラ・キャラクターチョコレート(マリー・アントワネット、オスカル、アンドレのいずれか)・ルリジューズ・モンブラン※キャラクターチョコレートと『ベルばら』の漫画オペラのデザインは、1人につき1種類ずつをランダムで提供。■グラススイーツマスカットゼリー/パンプキンプリン■スコーンローズスコーン/プレーンスコーン(ストロベリージャム、生クリームつき)■セイボリーキャビアとスモークサーモンのブリニ/パルメザンチーズスティック トリュフクリーム/ジャンボンブランとクリームチーズのクレープロール/キッシュロレーヌ/マッシュルームのブーシュ■ドリンクニナス マリー・アントワネットのロイヤルシリーズティー※厳選された9種類の中から1種類の茶葉を選択。※カフェラテ(アイス/ホット)やカプチーノ(アイス/ホット)なども提供。Ⓒ池田理代子プロダクション/集英社
2022年08月07日グランド ハイアット 東京は、『ベルサイユのばら』とマリー・アントワネットをモチーフにした期間限定アフタヌーンティーを、2022年9月17日(土)から11月20日(日)までの期間で提供されます。『ベルサイユのばら』誕生50周年を記念した限定アフタヌーンティー「東京シティビュー」にて開催される展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 -ベルばらは永遠に-」に合わせて企画された、特別なアフタヌーンティーがグランド ハイアット 東京に登場。漫画『ベルサイユのばら』の誕生50周年を記念して、登場キャラクターやマリー・アントワネットをモチーフにした様々なスイーツを、アフタヌーンティースタイルで提案。完全版コミックを再現したオペラケーキ中でも特に注目したいスイーツは、漫画本に見立てたオペラケーキ。丁寧にキャラクターのプリントを施したホワイトチョコレートをオペラケーキに載せることで完全版コミックを再現した、作者・池田理代子のお墨付きの一品です。王妃に献上された「マリー・アントワネットケーキ」もまた、フランスの老舗紅茶ブランド「ニナス マリー・アントワネット」の協力のもと、王妃に献上されたケーキのレシピを忠実に再現した「マリー・アントワネットケーキ」や、ここでしか食べられないオリジナルの焼き菓子も味わえます。マリー・アントワネットが実際に着用した靴を日本初展示さらに、フォトスポットには、マリー・アントワネットが実際に着用していた靴を日本で初めて展示。展示会の余韻に浸りながら、王妃が愛した最高級の紅茶とスイーツとともに『ベルばら』の世界を満喫してみてはいかがでしょうか。【詳細】「ベルサイユのばら」アフタヌーンティー提供期間:2022年9月17日(土)〜11月20日(日)提供時間:15:00~17:00(ラストオーダー 16:00)※平日2時間、土日祝90分制。価格:平日 5,940円、土日祝 7,040円※グラスシャンパン付。※サービス料別。<メニュー内容>■デザートニナス マリー・アントワネット オリジナルレシピよりニナス オリジナル マリー・アントワネットケーキ/ラズベリーのカヌレミルク マドレーヌ・『ベルばら』の漫画オペラ・キャラクターチョコレート(マリー・アントワネット、オスカル、アンドレのいずれか)・ルリジューズ・モンブラン※キャラクターチョコレートと『ベルばら』の漫画オペラのデザインは、1人につき1種類ずつをランダムで提供。■グラススイーツマスカットゼリー/パンプキンプリン■スコーンローズスコーン/プレーンスコーン(ストロベリージャム、生クリームつき)■セイボリーキャビアとスモークサーモンのブリニ/パルメザンチーズスティック トリュフクリーム/ジャンボンブランとクリームチーズのクレープロール/キッシュロレーヌ/マッシュルームのブーシュ■ドリンクニナス マリー・アントワネットのロイヤルシリーズティー※厳選された9種類の中から1種類の茶葉を選択。※カフェラテ(アイス/ホット)やカプチーノ(アイス/ホット)なども提供。
2022年08月05日ストリングスホテル 八事 NAGOYAより、期間限定アフタヌーンティー「マリー・アントワネット アフタヌーンティー~魅惑のヴェルサイユ宮殿~」が登場。2022年9月1日(木)から11月14日(月)まで、1階「ストリングス ラウンジ」にて提供される。マリー・アントワネットをテーマに今回登場するのは、最も愛され、最も憎まれたフランス王妃のマリー・アントワネットをテーマとしたアフタヌーンティー。ルビーチョコレートのスイーツを全段にのせたスイーツスタンドをはじめ、パープルを基調とした魅惑的な見た目のメニューを用意している。スイーツスタンドの1段目には、マリー・アントワネットを象徴する“薔薇”から着想を得た「プリンセスパフェ~薔薇香るルビーショコラ~」と「ラズベリーローズシュー」がラインナップ。パフェにデコレーションされた“ティアラ”にも注目だ。2段目には、マリー・アントワネットが愛したジュエリーをモチーフにしたスイーツが登場する。ルビーショコラクリームの入ったマカロンは“ダイヤモンドの指輪”を、チェリーのタルトは“ルビーのブローチ”をそれぞれイメージ。そして、チェリーのブランマンジェで“クリスタル”を表現している。3段目の「カシスオペラ~ヴェルサイユの壁画~」には、2種類の壁画アートをプリント。ヴェルサイユ宮殿を飾る芸術作品をイメージしたスイーツだ。【詳細】ストリングスホテル 八事 NAGOYA「マリー・アントワネット アフタヌーンティー~魅惑のヴェルサイユ宮殿~」提供期間:2022年9月1日(木)~11月14日(月)住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町100-36時間:11:00~20:00(ラストオーダー 18:00)場所:ストリングスホテル 八事 NAGOYA 1階「ストリングス ラウンジ」料金:3,850円※サービス料15%別※グラスシャンパンとスープ、三大珍味セイボリーが付いたハイティーは、4290円(サービス料15%別)メニュー:〇ファーストディッシュジャガイモとオニオンのスープ〇セイボリーフリルレタスと海老のサラダ、生ハムとトマトのカナッペ、きのこと栗のキッシュ〇特製スコーンワッフル、プレーンスコーン、カシスコンフィチュール、カシスクロテッドクリーム〇スタンド(上段)プリンセスパフェ~薔薇香るルビーショコラ~、ラズベリーローズシュー、(中段)クリスタルジュレのブランマンジェ、ダイヤモンドリング~ルビーショコラのマカロン~、ルビーのブローチ、(下段)カシスオペラ~ヴェルサイユの壁画~、アート・ルビーショコラ〇ドリンクフランス老舗紅茶ブランド「マリアージュ・フレール」の『トーキョー イン ラブ』や『マルコポーロ』ほか、挽きたてコーヒーなどおかわり自由【問い合わせ先】ストリングス ラウンジTEL: 052-861-7874
2022年07月24日「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~シェーンブルン宮殿のプリンセス~」が、2022年8月3日(水)より東京・表参道のレストランヴィーノボーノ 青山/セントグレース大聖堂(VINO BUONO)で、8月2日(火)より横浜のリストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ ヨコハマでそれぞれ提供される。「マリー・アントワネット」モチーフのアフタヌーンティー「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~シェーンブルン宮殿のプリンセス~」はマリー・アントワネットの少女時代をモチーフに、マンゴーやパインなど旬のトロピカルフルーツをふんだんに使用したアフタヌーンティー。シェーンブルン宮殿の庭園で過ごすマリー・アントワネットの天真爛漫な姿を思わせる、華やかな“イエロー”カラーのスイーツが勢揃いする。スイーツは、ティアラをあしらい、皇女としてのマリー・アントワネットの品格を表現したグラススイーツ「プリンセスパフェ~トロピカル&ココナッツ~」やイエローのハイヒールを大胆に配し、社交界で優雅に踊るマリー・アントワネットの姿を表現した「オペラ~マンゴー&パッションフルーツ~」など美しいビジュアルのメニューがラインナップ。さらに、イエローの蝶をあしらった「マリーの愛したクグロフ風マンゴームース」やパイナップルとパッションフルーツの味わいのハーモニーを楽しむ夏らしいグラススイーツ「シャンパンジュレのパンナコッタ~パイン&パッションフルーツ~」など、多彩なトロピカルスイーツを楽しむことができる。また、セイボリーは、シェーンブルン宮殿の庭園をイメージした「宮廷庭園モチーフ フリルレタスとスモークサーモンのサラダ」など彩り豊かな3種を展開する。エレガントな香りの「パリ・アールグレイ」ドリンクにはフランスの紅茶ブランド「マリアージュ フレール」の「パリ・アールグレイ」や「マルコ・ポーロ」などを用意。中でも「パリ・アールグレイ」はエレガントなベルガモットの香りが際立つオーガニックアールグレイティー。心地よい味わいの紅茶とともにバラエティ豊かなスイーツを楽しむ優雅なひとときを過ごせそうだ。【詳細】「マリー・アントワネット アフタヌーンティー~シェーンブルン宮殿のプリンセス~」<レストラン ヴィーノボーノ青山/セントグレース大聖堂>開催期間:2022年8月3日(水)~9月30日(金)※要予約住所:東京都港区北青山3-15-5 ポルトフィーノ2F時間:12:00~17:00(最終入店15:00)料金:イートイン(1名)3,900円~/テイクアウト 2,400円定休日:月曜日・火曜日(祝日を除く)<リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ ヨコハマ>開催期間:2022年8月2日(火)~9月30日(金) ※要予約住所:神奈川県横浜市神奈川区大野町1-4横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ 3F時間:14:00~17:00(最終入店15:00/ラストオーダー16:00)料金:イートイン(1名)3,900円~/テイクアウト 2,400円定休日:不定休<メニュー例>■セイボリー宮廷庭園モチーフ フリルレタスとスモークサーモンのサラダ/トマト&シュリンプカナッペ セサミドレッシング/ベジタブルキッシュ■スタンドプリンセスパフェ~トロピカル&ココナッツ~/オペラ~マンゴー&パッションフルーツ~/レモンのカヌレ/シャンパンジュレのパンナコッタ~パイン&パッションフルーツ~/レモンのマカロン/タルトシトロン/マリーの愛したクグロフ風マンゴームース/ワッフル/プレーンスコーン/マーマレード■ドリンクフランス老舗紅茶ブランド「マリアージュ フレール」の「パリ・アールグレイ」や「マルコポーロ」ほか、 挽きたてコーヒーなど約15種類がフリーフロー※販売店舗により一部内容が異なる。また食材の仕入れ状況により、一部内容が変更となる可能性あり。詳細は各店まで要問合せ。※料金はすべてサービス料込み。【問い合わせ先】レストラン ヴィーノボーノ青山/セントグレース大聖堂TEL:03-5774-0758リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ ヨコハマTEL:045-440-6881
2022年07月24日