ハウスコム株式会社(所在地:東京都港区代表取締役社長執行役員:田村穂東証一部コード番号:3275)は、ライフスタイル志向のワンルームリノベーション賃貸『家と冒険』の取り扱いを開始いたしました。本サービスは、ワンルーム賃貸のライフスタイル革新を目指す株式会社家と冒険(所在地:神奈川県横浜市代表取締役:柏木千草、以下家と冒険)が、当社の掲げるビジョン【THELIVEDESIGNCOMPANY~地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー~】の実現への協働意欲を示して実現したもので、これからの当社を象徴する新しい取り組みのひとつとなります。詳細はこちら■「北綾瀬プロジェクト」について「ワンルームでも、憧れのスタイルで、自由に部屋をアレンジして暮らしたい。できれば家具・家電が付いたリノベーションしたての部屋で、自分が好きなライフスタイルに浸りたい。」ハウスコムと家と冒険との新しい取り組み「北綾瀬プロジェクト」では、そんな理想のワンルーム賃貸を8万円以内で実現します。家と冒険「ブルックリンスタイル」/カームネスハイツ303号室家と冒険「ボタニカルスタイル」/カームネスハイツ206号室(※スタイリングは一例となります)『ブルックリンスタイル』『ボタニカルスタイル』というコンセプトの2つのお部屋が、東京メトロ千代田線「北綾瀬駅」徒歩3分の場所に完成しました。それぞれに、スタイルが調和した家具・家電・生活備品を備え付けています。どちらのお部屋も、『家と冒険』の特徴である〈自分らしくアレンジ自在の壁〉が用意されており、自分の好きなモノに囲まれながら憧れのライフスタイルを楽しめる工夫がされています。家具・家電・生活備品は24ヶ月間お住まいになると入居者様に所有権が移る仕組みで(一部例外あり)、入居者様は、例えば後に他のお部屋にお引っ越しした場合でも、同じ家具や家電を続けてお使いいただくことができます。さらに25ヶ月からは家賃が減額されることが決まっており、入居者様にとっては、住み続けるほど魅力が高まっていくお部屋と言えます。本プロジェクトの舞台である北綾瀬は、東京都足立区にある自然が豊かな街です。最寄り駅となる東京メトロ千代田線の始発「北綾瀬駅」は2019年3月から代々木上原方面への直通電車の運行を開始し大手町や日比谷、霞ヶ関といった主要オフィス街に乗り換えなしでアクセスできるようになり、これからの利便性向上がますます期待されています。また、駅付近にはさまざまな商店が立ち並び買い物にも困らず、ワンルームでのひとり暮らしにも向いています。歴史あるエリアで、近年では治安も良く安心して住めること、付近にはハナショウブ約8,100株が植えられているしょうぶ沼公園があり緑も多いこと、そして都内中心部へのアクセスの良さから、「ニューヨークにおけるブルックリンのようなエリア」とも表現できる立地です。なお、本プロジェクトは、株式会社アミックスの管理物件を家と冒険がリノベーションし、ハウスコムが単独で仲介いたします。ハウスコムでは引き続き、掲げるビジョン【THELIVEDESIGNCOMPANY~地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー~】、およびミッション「住まいを通して人を幸せにする世界を創る」に基づき、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせたより良いお部屋さがしのための取り組みを進めてまいります。【ハウスコム株式会社会社概要】会社名:ハウスコム株式会社(東証一部コード番号:3275)代表者:代表取締役社長執行役員田村穂所在地:〒108-0075東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー9階資本金:4億2,463万円店舗数:187店舗(直営店186店舗、FC1店舗)2020年8月20日現在仲介件数:76,856件(2020年3月期)【リリース発信元】ハウスコム株式会社サービス・イノベーション室森川/相原TEL:03-6717-6939FAX:03-6717-6901ハウスコム株式会社 HPへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年09月11日千葉県千葉市に建つ平成11年築、専有面積82.60平米のマンションに住むOさん夫妻。長年住み続けてきた住まいを、インテリアショップのTIMBER YARD(ティンバーヤード)に依頼してリノベーションしました。「わが家は3LDKでふたり暮らしには不要な個室が多く、水回りにも不具合が生じていたので、思い切ってリノベーションをしようと考えました」と振り返ります。そのきっかけとなったのは、妻が単身赴任でロンドンに滞在したことだったそうです。■ 木のぬくもりあふれる上質さが魅力!「ロンドンで住んでいたフラットは築100 年ぐらいの物件だったのですが、リノベーションされていて住み心地がよく、キッチンや水回りの設備はビルトインですっきりとしていて家事動線がコンパクトでした」と妻。リノベの設計・施工は家具、雑貨の販売から住宅まで手掛けるインテリアショップ、TIMBER YARD(ティンバーヤード)に依頼しました。間取りで大きく変更したのは、バルコニーに面したLDKです。LDに隣接していた個室をなくし、独立型だったキッチンをオープンにすることで、明るく開放的なLDKを実現しました。LDの床はホワイトオークの無垢フローリング。キッチンや収納など、家具はすべてウォールナットで造作したものです。収納力がたっぷりで、食器や調理器具などがすっきりと収まっています。アイランドカウンターの天板には、インテリア性も高い人工大理石のデュポンコーリアンを使用しました。夫の希望で、LDKの一角にはたっぷりの蔵書を収める本棚を造作。オープンスペースではあるものの、2列にすることで“こもり感”のある空間としました。寝室の床もホワイトオークで統一。壁の一部をグレーのアクセントウォールとしました。奥に少し見えているのは、書斎コーナーです。書斎コーナーは以前、クローゼットがあった部分を利用したもの。ウォールナットの造作家具に「セブンチェア」を組み合わせています。■ ロンドンでの住まいをヒントに自分らしいインテリアを実現玄関収納もウォールナットで造作したものです。収納力がありながらも圧迫感は出ないよう、浮遊感のあるデザインになっています。玄関の隣は、市松模様の床がオシャレなトイレ。「ロンドンで住んでいた家のトイレの床がモノトーンの市松模様で、それがとても気に入っていたんです」と妻。トイレと同様に、水回りはモノトーンでまとめてあります。洗面室と浴室の間仕切りにはガラスを使うことで、広さを演出しました。ディンプレックスのタオルウォーマーも空間のアクセントになっています。洗面カウンターの下には、ミーレの洗濯機と乾燥機を振り分けて設置。妻がロンドンで住んでいたフラットを参考に、設備機器をビルトインしたものです。機能的なのはもちろん、デザイン的にも素敵ですね!こだわりのセレクトはコレ!TIMBER YARD(ティンバーヤード)にリノベを依頼した理由を尋ねると、「ショップでは趣味のよい家具や雑貨を扱っていて、こちらにお願いすればすごく素敵なリノベが実現するのではないかと思いました」と夫。そのTIMBER YARD(ティンバーヤード)で夫妻が初めて購入したのが、こちらのベッド。上質な北海道産の木材と、熟練した職人の技術によって生み出された「北の住まい設計社」のベッドだったそう。このベッドが、リノベを依頼するきっかけになったといいます。スタッフと相談しながら同ショップで購入した家具は、他にもあります。写真左は夫妻がひと目ぼれしたという、ハイメ・アジョンがデザインしたダイニングテーブル「アナログ」(21万2760円)。アルネ・ヤコブセンによる「アントチェア」を合わせています。右のブルーの「スワンチェア」(53万2440円)は妻用、ペールピンクの「フリチェア」(42万9840円)は夫用のパーソナルチェアです(価格はすべて税込み)。「好きなものに囲まれているから、外出していても“早く家に帰りたい”と思うようになった(笑)」と夫妻。家具も含め、隅々にまで好みが反映できたからこその言葉ですね。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.29』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.29日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】大満足! なキッチン& ダイニングのつくり方【第2特集】イイね! 団地リノベ2018【第3特集】気になる! インテリアショップのリノベ※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工/TIMBER YARD(ティンバーヤード)撮影/山田耕司
2019年05月16日長女の個室と、家で仕事をする妻の仕事部屋兼寝室がほしい、さらには夫の膨大な書籍やCDをしっかり収納したい。そんな思いが重なってリノベーションを決意したMさん一家は、リライフプラスを通じて知った建築家の日尾俊昭さんにリノベーションを依頼。9年前に3,500万円で購入した世田谷区の中古マンションを、工事費400万円(税込み・設計料別)かけて、家族3人の個室を確保しながら、楽しく愛着のある空間へとリノベーションしました。■ レコード棚が印象的なリビングダイニング増え続ける夫の本の収納がきっかけでリノベーションへと踏み切ったMさん一家。すでに夫の仕事場兼寝室は確保されていましたが、本やCD、レコードをしっかり収納することと、妻と長女の個室を実現することが大きな目的でした。夫はフリーの映像ディレクターで、リビングダイニングの壁面に設置した愛用の収納棚にはレコードがぎっしり。そのジャンルは多岐にわたり、しかもマニアック。一部処分したそうですが、かなりの量があります。キッチン本体は入居前からある既存のものをそのまま利用し、吊戸棚は扉材を変更。正面に見える小さな棚は新設しました。また、床材には天然素材で抗菌効果を持つリノリウムを採用。「リノリウムは肌触りがよくておすすめ。冬もひんやりとしないので助かります」と妻。■ 念願の妻と長女の部屋はアーチ型の開口で可愛らしくリビングダイニングに隣接する妻と長女の個室は、アーチ型の開口でガーリーな雰囲気に。建具がないため出入りしやすく、家族と会話したり、「ながら家事」もしやすいそう。必要に応じて布をかけ、緩やかに仕切って使っています。また、できることは自分でやりたいという妻は、DIYにもチャレンジ。リビングと個室を仕切るシナ合板のニス塗りは、妻がはじめて手掛けたDIYです。妻の個室は、ウィリアム・モリスの絵柄のクロス(写真右)で印象的に。大胆なプリントをアクセントとして楽しめるのは、プライベートゾーンならではです。妻の仕事スペースであるデスクの棚も、DIYで作ったものです。また、妻の個室と長女の個室は隣り合っていて、壁の上部にあけられた可愛い開口で通じています。夜にはガールズトーク(?)が楽しめるそう。長女の部屋にはロフトスタイルのベッドを設置しました。ベッドの下部分は、長女と妻の両方の部屋から使える収納部として活用しています。■ 書棚が間仕切りにもなる夫の仕事部屋玄関は土間スペースを広げ、自転車も置けるようになりました。玄関に入って正面に見えるのは、仕事場も兼ねている夫の部屋。新設の書棚を間仕切りとし、奥の寝室とのゾーニングに活用しました。「リノベ前は書棚も足りなくなって、足の踏み場もないような状態。窓も開けづらくなっていました。それが壁面利用でスッキリと片付き、書棚で間仕切りもでき、大満足です」と夫。床は土間と同じモルタル仕様で、仕事スペースとしての雰囲気もアップしました。■ DIYで愛着ある空間づくりDIYをした箇所は他にもいろいろ。妻が取り付けたリビングのCDラックには、夫の膨大な量のCDを納めています。棚柱(ガチャ柱)をコンクリート壁に取り付けるため、電動ドリルの専用ノズルをホームセンターで借りて行ったという労作です。長女の部屋のロフトスタイルのベッドは、木部をペイント。白とピンクの2色使いでガーリーに仕上げました。既存の棚を撤去した玄関には、壁面に有効ボードを張り、棚板をDIYで設置。「靴が増えていったら、棚板を1枚、また1枚と増やしていくつもり」と夫。有孔ボードはカギや帽子なども掛けられて、なかなか便利なのだそう。また、ぬいぐるみがたくさん集まる棚もDIY。曲線を描く棚受けはIKEAで購入したものです。壁と床をタイル貼りにした洗面室では、右側の収納部のカーテンが妻のDIY作品。トイレ空間の上部も有効活用し、有孔ボードを張ってカゴを設置しました。「どこまで自分たちでつくれるかを経験しておけば、将来壊れたときのメンテナンスにも役立つし、大事に扱う。家にももっと愛着がわくと思って頑張りました」と妻。例えば、CDラックのDIYで浮いたのは3~4万円。そのおトクさも見逃せないですが、もっとプライスレスな価値もありそうなM邸でした。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.20』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.20日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】マンションリノベ成功のためのマストアイテムW.I.C 玄関土間 パントリー がある家はいつもキレイ!【第2特集】マンション内同居、近居、二世帯…どうする? 実家との距離【第3特集】どっちがおトク? フルリノベVS部分リノベ【第4特集】どこまでできる? やってみてどうだった?DIY&施主支給 Real Report※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工日尾俊昭一級建築士事務所撮影山田耕司
2019年05月06日夫の赴任先の賃貸住宅で暮らしていたSさん家族。そろそろ元住んでいた京都市内へ戻ろうと思ったのが、住み替えのきっかけだったといいます。長男は小学校入学、次男は幼稚園入園をそれぞれ控え、長女も小学校低学年で転校の負担が少ないことも決断を後押し。子どもたちも成長して、住んでいた賃貸が手狭にもなっていました。京都市内で希望に合う100平米前後の賃貸となると、家賃は20万円以上が当たり前です。それならば買うほうがいい、と夫妻は判断。新築は価格が高騰しているため、中古マンションを買ってリノベーションを行うことにしました。■ 壁付けキッチンにしてゆとりを生むリノベの設計・施工はネットで探したリボーンキューブに依頼。「物件探しから手伝っていただけるという安心感も決め手になりました」(妻)。そのリボーンキューブからのアドバイスも受け、平成4年築、専有面積102.72平米の中古マンションを2,600万円で購入。角部屋でバルコニー側の景色が開けていて、静かなのに駅近という物件です。リノベの工事費は1,200万円(税・設計料込み)でした。子ども室用の部屋を確保するため既存の間取りである3SLDKは変えずに「まずLDKをできるだけ広く使えるようにしたいとお願いしました」(妻)。そのため対面式だったキッチンを、省スペースとなる壁付けに変更。壁付けならば、家族が料理の手伝いをするときもゆったりと作業ができます。キッチンは使い勝手のよいL字型を選択。併設のキャビネットは冷蔵庫を収めながら、パイプスペースを隠す役割も果たしています。キッチンにはガスオーブンをビルトインしていますが、スペースをコンパクトにおさえられる業務用を採用しました。壁にはIKEAのステンレスレールやマグネットバーなどを取り付け、さらに使い勝手のよいキッチンに。空間の効果的な利用によって、幅2mの大きめサイズのダイニングテーブルを置くスペースができました。背後のカウンターは、以前から使っている食器棚とぴったり合うように造作したものです。キッチンを壁付けにしたことで、家族みんなでゆったりと過ごせる開放的なLDKになりました。BUILDINGのモジュールソファは大きめですが、十分なゆとりがありますね。床には、家具や建具の雰囲気とも合うオーク無垢材を採用しています。■ 多機能でインテリア性も高い!ブックシェルフ&デスクリノベ前の和室とキッチン、リビングの入り口を見たところリノベ前はリビングの入り口にドアが付いていました。リノベではドアを撤去し、和室のリビング側にブックシェルフ&デスクを巡らせることで、廊下とLDKの空間が馴染むように演出しています。収納にもこだわった夫妻。ブックシェルフ&デスクはお気に入りのひとつです。蔵書が多く「造り付けの大きな本棚が欲しかったんです」(妻)。インテリア性も高いため、生活空間にとけ込んで見えますね。家族の衣類収納を一手に引き受けているのが、もともとあった個室を利用した大容量のウォークインクロゼットです。このおかげで和室にあった押入れが撤去でき、和室を少しコンパクトにすることでLDKの面積を広げることもできました。現在はこの和室を家族5人の寝室として使っています。ウォークインクロゼットと和室は扉なしでつなげ、布団の上げ下げをスムーズにしました。また、和室には3つの出入り口があり、普段は開け放しておくことで風を通せるようにもなっています。将来の暮らしをイメージしたプラン玄関はスペースを増やす余裕がなかったため、下駄箱をオープン棚にすることで広さを演出。建具はすべてシナ材で造作したものです。雰囲気に統一感がありますね。玄関側の洋室2室はクロゼットをなくし、将来の子ども室用空間としました。今は広いほうの1室をプレイルームにしています。左がリノベ後、右がリノベ前の洗面室壁に大型ミラーを取り付け、洗面台は造作しました。TOTOの実験用シンクに、グローエのシングルレバー引き出し混合栓を組み合わせています。幅広のカウンターは、いずれ子どもたちの身支度時間が重なるようになっても安心ですね。トイレは位置を変えていませんが、機器・内装ともに一新しました。真鍮製ペーパーホルダーがアクセントになっています。プランは妻に任せていたという夫。「視界を遮るものがないリビングは特に気に入っています」と夫妻ともに満足そうでした。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.29』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.29日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】大満足! なキッチン& ダイニングのつくり方【第2特集】イイね! 団地リノベ2018【第3特集】気になる! インテリアショップのリノベ※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工/リボーンキューブ撮影/飯貝拓司
2019年04月10日Yさん夫妻が持ち家の検討を始めたきっかけは、賃貸住宅の更新を迎えたこと。さらに、長女の小学校入学が迫ってきたからでした。妻はもともとリノベーションに興味があり、新築ではなく中古マンションを購入してリノベすることに。保育園を変えずに済むよう、それまで住んでいた東京都荒川区で専有面積85.80平米、3,980万円の物件を購入しました。平成17年築のこのマンションには友人が住んでいて、立地や管理のよさを知っていたそう。売り物件が出たら購入したいと考えていたところでした。■ 対面式キッチンとサニタリーを一直線に配置!プロデュースと設計はEcoDecoに依頼しました。「EcoDecoの社長・谷島香奈子さんの著書を読んだのが最初の出会いでした」(妻)。オフィスを訪ねた際の印象もよく、信頼できそうと直感したとか。リノベ工事費は1,530万円(税・設計料込み、施主支給含む)。状態のよかった浴室は既存を利用するなど、コストダウンもできました。設計の際にリクエストしたことのひとつが、キッチンをオープンにすることでした。ダイニングテーブルの背面、壁側には妻が仕事に使用するPCコーナーも設けています。リノベ前のキッチンとLDリノベ前のキッチンは独立型。また、既存の間取りでは南向きのベランダ側が3室に区切られ、せっかくのワイドな窓が生かされていませんでした。リノベでは壁を取り払い、広く明るいワンルームLDKに変更。この物件の魅力のひとつ、眺めのよさも十分に楽しめるようになりました。キッチンにも、大開口からの光が届きます。間取りでは、キッチンとサニタリーを近くにしたいということもリクエストしました。キッチンから奥へ進むと、洗濯機と洗面コーナー、浴室と続き、家事の同時進行がしやすい設計になっています。「週1日在宅勤務の日があるのですが、キッチンとサニタリー、PCコーナーが至近距離なので仕事の合間に家事もこなせて大助かり。ドアの開け閉めもないのでスムーズに動けてストレスがありません」と妻。広くなったリビングの右奥、くぼんだスペースはキッズコーナーになっています。キッズコーナーには、ほどよくプライベート感があります。将来は必要に応じて壁を設け、個室にすることも想定しているそうです。ダイニングからはキッズコーナーにも十分に目が届くので安心ですね。ダイニングテーブルはスタンダードトレードのものです。■ DIYで積極的に家づくりに参加!リビングから手前の主寝室へは一直線につながっています。ドアを開けておけばバルコニーからの光も届くそう。廊下の左側にはWIC、右側にはサニタリーにアクセスする通路があり、生活動線も快適です。WICは空間を一目で見渡しやすいコの字型になっています。玄関土間はL字型に延長して広くしました。隣接する個室には窓がなくなったため室内窓を設け、通風と採光を確保しています。廊下の右側にはサニタリーがあり、帰宅時の手洗いなどもスムーズです。洗面台はオリジナルで、ボウルを壁に寄せてカウンタースペースを広く確保しました。遊び心のある壁のタイルは、平田タイル「ジャポニカ」。このタイル、実は夫妻がDIYで貼ったものです。タイルのほか、トイレや寝室の壁の塗装、リビング床のオイル仕上げなども夫妻によるDIY。「コスト削減というより、家づくりに参加したいという気持ちのほうが強かったですね」(夫)。トイレは夫妻が塗ったスモーキーなブルーがアクセントになっています。配管の位置変更が難しかったため、便器の向きを変え、排水管を背後にしてタンクレスにしました。住んでみての感想を聞いたところ「快適な動線のおかげで家事や仕事がはかどります」と妻。また、夫妻ともに眺めがよく、広々としたLDKは自慢の場所になっているそうです。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.29』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.29日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】大満足! なキッチン& ダイニングのつくり方【第2特集】イイね! 団地リノベ2018【第3特集】気になる! インテリアショップのリノベ※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工/EcoDeco撮影/水谷綾子
2019年04月05日「子どもに地元をつくってやりたい」と、長男の誕生後、家を探し始めた大和家。大学で建築を学んだ夫と、デザインの仕事をする妻は最初から「開放的なワンルームの家」をイメージしていました。仲介も手掛けるリノベ会社を検討しながら、通勤に便利な東急線沿線で2年がかりで中古物件を探し、いちばん粘って探してくれたというnu(エヌ・ユー)リノベーションに依頼。川崎市のマンションを3,380万円で購入し、工事費1,100万円(税、設計料別)をかけて、理想的なワンルームの空間を手に入れました。■ 縁側と小上がりの段差で空間に変化をプラス生活の中心にリビングがあり、その周りにいろいろな機能が点在していて、なおかつ、モノを表に出さず広々と暮らせる家。そんなイメージを担当の設計デザイナーと共有しながら、3人であれこれ検討した結果、3.5畳の寝室以外はすべてワンルームでつながったLDKにすることに。ヴィンテージオークのフローリングが印象的なリビングからは、ダイニング、キッチン、縁側、小上がり、玄関土間などがぐるりと見渡せます。リビングの一角には、床を40センチ立ち上げてつくった小上がりが。その下には普段使わないものをたくさん収納できます。隣接する書斎兼収納室と場を分けている壁には、マリメッコの壁紙を貼ったニッチを設けて軽快な印象に。「フローリングの床から直接窓があるより、ワンクッション置いた関係性が欲しかった」という夫の希望で、窓側には縁側を設けました。床の高さを一段下げ、モルタル仕上げにしたことで、内でも外でもない中間領域が誕生。普段は自転車を置いたり、洗濯物を干したり、ときには段差に腰かけてのんびりしたりしているそう。ダイニング側の一部に設けたブラックのフレームのガラス入りパーティションが空間のアクセントに。大和家では、空間を引き締めるための”差し色”を黒に決め、窓枠や家具などにも多用しています。そのため、キッチンのタイルも迷わずブラックに。キリリとした男前のキッチンになりました。また、もともとの間取りを活用して、キッチンと洗面はひと続きにすることで家事動線を確保。キッチン奥からバルコニーへ出られる、勝手口のようなドアも使いやすいそう。■ LDKを囲む、機能的で居心地のいいスペースたちテレビ台の後ろには造作のオープン棚をつくり、LDKとは空間を緩やかに仕切った「書斎兼収納室」を設けました。縁側の物干しと同様、自転車をハンギングするために天井から吊るしたのはなんとガス管!テレビ裏の「書斎兼収納室」は、今のところ子どものおもちゃ置き場兼遊び場に。机を置けば書斎にもなります。LDKから寝室にアクセスする途中には、デザインの仕事をする妻のためのワークスペースをつくりました。デスク前の壁は夫妻がDIYで楽しみながらマグネットペイントを塗装。大好きなマンガを収納する造り付けの本棚は夫のお気に入りです。「極力小さく」という要望通り、約3.5畳とコンパクトに仕上げた寝室。今はここで親子3人、川の字で寝ているそう。将来はここを子ども室にする予定。また、寝室の脇にも収納を設けました。テレビ裏の収納が「見せる収納」なら、こちらはあまり見られたくないものを置くためのスペースとして使い分けています。■ 玄関土間や水まわりも黒で引き締めて玄関土間は夫たっての希望で、「どこまで土間にするか最後まで悩んだ」そう。また、土間とリビングにはあえて12センチの段差をつけることで、「生活の場が浮遊する”島”のようにも見える」と夫は話します。そんなL字型の土間玄関には、無造作な雰囲気がまるでショップのような靴の収納棚が。こちらも黒を差し色に使うことで引き締まった印象に。手洗いもあって広々としているトイレの床はモルタル仕上げにし、こちらも壁の一面を黒く塗装してアクセントにしました。また、洗面は白いモザイクタイルのカウンターにミラーキャビネットを取り付けシンプルな仕様に。理科の実験室のような雰囲気も感じられます。洗面室はキッチン側にも引き戸がついていて、回遊性があるので「家事がしやすい」と妻。玄関土間や縁側、小上がりなど段差を多用して、生活の場がまるでステージかのように演出された大和邸。そのステージで、「家のどこにいても居心地がいい」と日々の暮らしを楽しんでいます。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.20』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.20日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】W.I.C 玄関土間 パントリー がある家はいつもキレイ!【第2特集】どうする? 実家との距離【第3特集】どっちがおトク? フルリノベVS部分リノベ【第4特集】DIY&施主支給 Real Report※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工nu(エヌ・ユー)リノベーション撮影飯貝拓司
2019年04月04日結婚を機に中古マンションの購入とリノベーションを考えたTさん夫妻。京都で素材感を生かしたリノベを手掛けるリボーンキューブのセンスに魅せられ、一緒に物件探しから始めることに。通勤の利便性、自然豊かな環境、家族が増えても大丈夫な80平米以上のゆとりある広さという条件を叶える築42年の物件を見つけ、1780万円で購入。プロダクトデザインをしている夫のラフプランをベースに、工事費1,000万円(税、設計料、施主支給分込み)にて、フレキシブルに変化できる広々とした住まいを実現させました。■ LDKには余計なものを置かないことで開放的に普段多くの時間を過ごすLDKをできるだけ広く、と希望したTさん夫妻。もともとのLDKで飛び出していた収納を撤去して、天井をスケルトンに。そしてキッチン腰壁のモザイクタイルやグレーの壁をアクセントにしました。余計なものをLDKには置かないことを徹底したことで、広さがより際立つ空間になりました。また、キッチンカウンターの延長として造り付けた作業台は、夫婦で並んで料理をするときなどに重宝しているそう。キッチンは壁付けから対面式に変更し、イケアのキャビネットと業務用ガスレンジを組み合わせて造作しました。トールサイズのキッチン収納も同じく造作。右側はパントリーとして、左側はお気に入りの食器やグラスを飾って”見せる収納”として使っています。LDKの壁沿いにはベンチ棚を造作しました。普段は収納として使い、大勢のゲストが訪れた時にはベンチとして大活躍しています。また、バルコニーからは周囲の山並みを見晴らせます。2階でありながら、自然豊かなロケーションをたっぷり堪能できるそう。寝室とバルコニーの間には、室内干しスペースを設けました。また、寝室とLDKの間には室内窓も設置。室内窓は上3枚が開閉式で、寝室側からの風や光をLDKに呼び込むことができます。■ 寝室まわりは快適動線で家事効率アップLDKに隣接した寝室へは、ウォークインクロゼットを経てアクセスできる快適動線。「バルコニーや室内物干しスペースから、寝室を通って行き来できるようにしていただいているので、取り込んだ洗濯物を効率よく収納できるんです」と妻。ウォークインクロゼットは、「来客用の布団を置くには少し小さかったかと思いますが、衣類をおさめるだけなら問題ありません」とのこと。というのも、マンション内に別途トランクルームがあり、季節ものはそちらにストックしているからだそう。寝室はミニマルに設計しました。室内物干しスペースにつながる奥の部分は、腰壁のみにとどめて圧迫感を解消。必要に応じてブラインドで目隠しするスタイルで、右側の”ウエスタン扉”から出入りできるようにしました。床は足触りのいいサイザル麻カーペット。将来の子ども室を想定したフリールームは、2室に分けることも可能です。室内窓を付けたことで、土間側からの光も取り込めるように。■ 自転車を2台置いてもゆとりある土間「玄関に2人分の自転車やサーフボードを置きたいとお願いしたところ、奥行きのある土間の提案をいただいたんです」と夫。玄関前の個室の位置を少しずらし、奥まで貫く広い土間スペースを造りました。そして、窓からの光を生かすために個室側に室内窓を設置し、足場板でラフに仕上げた下駄箱を添えています。また、正面奥の壁のみ黒く塗装することで、奥行きある空間を引き締めています。マンション内にも半屋外の駐輪場はありますが、この土間のおかげで自転車の傷みや盗難の心配もありません。ディスプレイも兼ねて身近に置ける点も気に入っているそう。また、いずれ子どもができたときにはベビーカーを置くスペースとしても使う予定です。サニタリースペースは廊下沿いに。洗面台やミラーキャビネットは、夫が抱いていたデザインイメージをもとに造作しました。トイレは奥の壁にあしらったターコイズブルーが印象的。「新婚旅行先のギリシャで見た青いドーム屋根の色に魅せられ、どこかに取り入れたいと思ったんです」と夫。コンクリート、木、鉄といった素材のラフさを添えたスタイリッシュなT邸。「それほど大きく間取りを変えているわけではないのですが、天井板を取り払ったり、室内窓をつけたりすることで解放感が増したおかげもあり、より広がりが感じられるようになりましたね」と夫妻は話してくれました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.20」も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.20【巻頭特集】マンションリノベ成功のためのマストアイテムW.I.C 玄関土間 パントリー がある家はいつもキレイ!【第2特集】マンション内同居、近居、二世帯…どうする? 実家との距離【第3特集】どっちがおトク? フルリノベVS部分リノベ【第4特集】どこまでできる? やってみてどうだった?※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工リボーンキューブ撮影宮野正喜
2019年02月07日「自分たちの好きなスタイルにできる点に魅力を感じていました」という中古マンション×リノベーションで理想の住まいを手に入れたHさん。リノベ会社として選んだのはEcoDecoです。「住み手の好みやライフスタイルを大切にくみ取ってくれそう、と感じました」(夫妻)。EcoDecoには物件探しから依頼。購入したのは希望していたエリア内・東京都江東区にある昭和56年築、専有面積が86.91平米の物件です。環境がよく、十分な広さがあり、南向きなのも魅力的だったといいます。リノベは1,460万円(税・設計料込み)で行いましたが、「家づくりを悔いなくやりたかった」(夫)と設計者を決める際にはコンペを実施。その上でプロデュース・設計をEcoDecoに依頼しました。■ 家族みんなの顔が見えるキッチン!新居に対する要望はたくさん出したそう。そのなかでも妻がいちばん望んだのは「食べることが大好きなので、キッチンを中心にして家族の気配が感じられる家」というものでした。既存のLDKはL字型でしたが、廊下や収納を取り払って、より空間の一体感が味わえる四角いスペースとしました。LDKと玄関土間の間にはガラス入りのドアと室内窓を使うことで、帰宅した家族の姿がよく見えるようにしています。既存では壁付けだったキッチンは対面式に。調理中でも子ども達の様子がよくわかるようになりました。キッチンユニットと面材の一部はIKEAのものです。キッチン壁面のタイルは夫妻そろって惹かれたというヒースセラミックス社製です。リビングから見ても美しいですね。上部には梁をうまく利用した棚を設けて、オーディオ機器をすっきりと収めています。2列配置のキッチンは通路幅が1m近くあり、2人同時の作業もラクラクです。キッチン通路の奥はパントリーです。「調理中でもサッと必要な食材がすぐ取り出せるので便利」(妻)。そしてパントリーを抜けると、なんと!玄関土間にアクセスできます。■ 回遊できる動線を可能に! 使い勝手バツグンの玄関土間夫が出した要望は玄関土間です。「自転車でのトレーニングが趣味で、メンテナンスもしたいので、土間をうまく使いたいとお願いしました」(夫)。そこで、玄関土間を東側の壁際まで延長し、既存の3倍以上の広さを確保しました。玄関土間にはLDKからの光がガラス越しに届きます。玄関土間からは直接、洗面コーナーやバスルームに行ける形にもなっています。「子どもたちが泥んこになって帰ってきても直行できて大助かり」(妻)。玄関土間→洗面コーナー→LDKまでぐるりと回遊でき、行き止まりがありません。洗面コーナーの隣が洗濯機置き場になっていて、家事動線も快適です。トイレは既存よりも少し広くし、収納をプラスしました。■ 家族の変化を受け止める間取りとは?既存では、和室が3間並ぶ形でした。和室の一部を洋室に変更し、主寝室にしました。デッドスペースになりがちな上部も収納として有効活用しています。W.I.Cは主寝室とオープンにつながっています。W.I.Cは通り抜けでき、開閉の手間を省くために扉はありません。「天井近くまで棚をつくったので、たっぷり入ります」(夫)。間取りでは「私たちの暮らし方の変化を受け止めてくれる間取りやデザインに」(夫)との要望も出していたそう。W.I.Cの裏側は夫がDIYでつくったデスクのある、家族共用のスタディスペースです。スタディスペースの南側はキッズスペースとして活用。将来は壁で仕切り、個室にすることも可能です。「仕切り方は様々考えられるし、子どもたちの成長に合わせて変えていきたい。だから、余白を残しておいてもらってよかったと思っています」(妻)リノベを終えて「借り物ではなく、自分たちで思い描いた家を実現し、ようやく主役になれた気がする」とも話してくれました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.28』も参考にしてみてくださいね※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。プロデュース・設計/EcoDeco撮影/水谷綾子
2019年01月16日思いどおりの空間を手に入れるため、賃貸マンションから持ち家への住み替えを検討していたOさん夫妻。ところが当初、何から手をつけていいかわからず困っていたそうです。そんなときに知ったのが、物件探しや住宅ローンのことまでワンストップで依頼できるリノベーション会社のEcoDecoでした。「不動産会社や銀行、リノベ会社と自分たちだけで回るのはハードルが高すぎる」と、物件探しから相談することにしたそうです。総予算を3,000万円と決め、神奈川県横浜市で昭和61年築、専有面積71.62平米の物件を1,550万円で購入。工事費1,100万円(税・設計料込み)でリノベを行いました。■ こだわりのヘリンボーン張りの床に妥協なし!「そもそも総予算が現実的じゃない金額なので、内装には少し手を加えるだけになるかもと思っていました」と夫。しかし、物件価格が低く抑えられた分、リノベーションに多くの予算を振り分けることできました。リノベ前にあった和室物件は1階角部屋。南西2面にある広いバルコニーや緑豊かな環境に一目ぼれして購入しました。南西側にあった和室をなくし、LDKをL型のバルコニーに囲まれた広い空間とすることで、いっそう光と借景が楽しめるようにしました。部屋がより広く見えるように、家具の高さを抑えているのもポイントです。多趣味な夫妻は、本やレコードなど持ち物の量を最小限に抑えつつ、棚を利用して上手に収納しています。棚などの家具は、ほとんどが無印良品のものです。キッチンのバックカウンターにも無印良品のシェルフを使用しています。リノベ前のキッチンキッチンは、既存では独立型でした。リノベではキッチンをオープン型に変更。さらに、キッチン腰壁には黒い有孔ボードを利用し、個性的に仕上げています。内装で最もこだわったのは、ヘリンボーンの床です。コストがかかる張り方ですが、張る面積を削るという妥協もせず、LDKと廊下はすべてヘリンボーンとしました。オーク材ならではの、重厚感も魅力です。■ ラフな仕上げでインダストリアルな空間に床に予算をかけた分、壁や天井は部分的に躯体現しにして、ラフに仕上げています。「壁紙を剥がしたらパテ跡が抽象画みたいで、そのままでいいかな、と。好みのインダストリアルな雰囲気が出てよかったです」と夫妻。寝室の壁もコンクリート現しです。どこを現しのままにするかは、既存の壁を剥がした時にパテ跡などのバランスを見て夫が直感で決めたそうです。寝室の隣には、絵を趣味とする夫のアトリエがあります。アトリエはいずれ子どもができたら、子ども部屋にする予定とか。「子どもが好きなだけ落書きできるから」と、壁も天井も現しのままにしました。それがまたアトリエらしく見える要因にもなっています。■ 見習いたい! 空間を楽しむ技玄関の壁面には帽子やバッグだけでなく、趣味のレコードなども飾られています。夫妻がリノベ空間を楽しんでいる様子がうかがえますね。キッチンがあった場所は大容量のWICに。レトロな「のれん」もアクセントになっています。トイレの壁2面には有孔ボードを張り、お気に入りのポスターやチラシなどを飾っています。その一方で、実験用シンクを設置した洗面スペースはとてもシンプルな雰囲気です。夫妻は今回のリノベを「大雑把に要望を出し、あとは専門家におまかせ、で正解でした」と振り返ります。例えば、各居室の引き戸は天井までの高さがあり、閉め切ると壁と一体化するつくり。比較的廉価な合板を使用して、建具のコストも抑えています。「自分たちでは考えもつかなかったアイデア」と夫妻も大満足の様子でした。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.27』も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。プロデュース・設計/EcoDeco撮影/飯貝拓司
2018年12月20日無印良品がお好きな方は、無印良品が家づくりも手掛けていることはご存知でしょう。株式会社MUJI HOUSEが手がける「無印良品の家」は、木の家、窓の家、縦の家などさまざまなタイプがあり、2004年のスタート以来、累計2500棟の販売実績があります。また「MUJI INFILL 0(インフィル・ゼロ)」というリノベーションブランドも展開し、より良い住まいや暮らしの提案をしています。2018年12月8日(土)、国内初めてとなる単独ショールーム「無印良品のリノベーション 青山店」が満を持してオープンしました。■ 0から家づくりができる無印良品のリノベーション無印良品のリノベーションの施工エリアは、1都3県(※詳しいエリアは下記参照)の新耐震のマンションが施工対象。まずは本当に必要なものだけを残して家という箱をフルスケルトンの状態にし、そこから自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」していくという発想で家づくりを行っています。また、0から自分らしい住空間を作っていけるだけでなく、“永く使えて変えられる”というのも特徴。中古マンション大きな一室空間を、ライフスタイルの変化や家族の成長に応じて家具や建具などで仕切り、自由に変化させることができます。例えば子どもたちが小さい時はひとつの子ども部屋として使っていた大きな空間を、子どもたちが成長したら仕切りを作ってそれぞれの個室に分けたり、勉強部屋と寝室で使い分けたりすることが可能に。はじめからリビング、夫婦の寝室、子ども部屋と固定したそれぞれの役割は、意外と数年しか機能しないことが多くあります。無印良品のリノベーションは、完成した後もその時々の暮らしに合わせてつくり変えられるので、長い目で見てゆとりのある暮らしができるのが嬉しいポイントです。■ キッチン、ユニットバスなど無印良品オリジナルの設備にも注目!無印良品のリノベーションは、オリジナルの高性能の断熱材と既存窓+ペアガラスインナーサッシの「トリプルガラス」により、家の中に温度差を作らないという温熱性能の高さも大きな特徴のひとつ。ただ単に無印良品の家具や雑貨を並べるだけでなく、多くの人に心地よい暮らしをしてほしいという心意気が感じられます。「無印良品のリノベーション 青山店」では、キッチンやユニットバスをはじめとした無印良品オリジナルの設備やパーツなどを、施工した状態で見ることができるのも嬉しいポイント。住宅ローンや物件探しについては、それぞれのジャンルのプロと提携して対応。一人一人に合った理想の住まい作りをサポートしてくれます。「無印良品のリノベーション 青山店」は表参道駅からすぐという好立地でありながら、ゆったりと落ち着いて打ち合わせができる雰囲気。凝ったデザインは必要ないけれど、こざっぱりとした快適な住まいが欲しい、でも暮らしやすさや便利さも諦めたくない、という人にぴったりな無印のリノベーション。家づくりを検討中の方は、選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。※施工エリア■東京都23区、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市■神奈川県川崎市、横浜市(青葉区、都筑区、港北区、鶴見区、神奈川区、西区、中区)■千葉県松戸市、市川市、浦安市■埼玉県新座市、朝霞市、和光市、戸田市、蕨市、川口市、草加市、八潮市、三郷市※「無印良品のリノベーション」初の単独ショールーム「青山店」12月8日(土)オープン※無印良品の家
2018年12月15日中古マンションリノベーションの時に叶えられなかったことがあります。それはバスルームのリノベーションができなかったことです。予算が足りずに諦め、リユースしています。前オーナーさんは週末ハウスとしてこの物件を利用していたので使用頻度が低かったのか、バスルームは必要最低限の設備しかありません。特に収納が全くないんです。これには困りました。■ 床に直置きすると、たった1日でもヌルヌルに!シャンプーとか洗顔フォームとか、そういったものを置く棚みたいなものが全然ない。ボトル類やチューブ類は床に直置きするしかありませんでした。シャンプーラックを買うという選択肢もありましたが、気に入ったものがなくて購入を延期していました。置きっぱなしにしておくと1日でボトルやチューブ類の底はもちろんのこと、床もヌルヌルになります。ピンクカビも生えやすいのです。当然、床掃除の頻度も多くなって良いことなし!先日、そんな滑りやすい床で子どもがすってんころりんしてしまいました。これを機に、見直すことにしたんです。数年前からチューブ類は無印良品の「ひっかけるワイヤークリップ」に挟んで、タオル掛けにぶら下げました。ひとつでぶら下げると、どうしても落ちてしまうのでふたつで挟んでいますが、それでも落ちそうなので今後も改良の余地ありです。夫の髭剃りはそれまで使っていたものをやめて、吸盤付きのものを鏡にくっつけることにしました。高い位置にくっつけておくと、子どもも手が届かないから安心です。■ シャンプー類は詰め替えボトルでスッキリと少し前までは、お徳用のボディソープのボトルを利用していました。お得かもしれませんが、床置きすると大きすぎて邪魔だし見た目もごちゃごちゃしていました。そこでボトル類は詰替ボトルに入れ替えてコンパクトにして、思いきって床にはボトルやチューブを置かないことにしたんです。今後、お風呂の床には洗面器と椅子しか置きません!いつかはこのふたつも、床に置かずに済む方向で見直していこうと思ってます。■ ボトル類は、バスルームの外に収納!?さて、そんなシャンプーボトル類はどこへ行ったかというと、お風呂から出てすぐの脱衣所にあるタオルラックの下段に居場所を見つけました。お風呂に入るたびに、家族それぞれが使うシャンプーや洗顔フォームなどを持ち込みます。お風呂からあがる時には、体を拭いたタオルでボトルも拭いて元の場所に戻します。最後にお湯を流し、仕上げとしてスクイージーを床にかけて水切りしています。面倒に思われるかもしれませんが、数秒でサーサーサーとできるので簡単なんです。これをするだけで、普段のお風呂掃除が格段に楽になります。ちなみに脱衣所は、バスマットを置いていません。バスルームで体を拭いたついでに足もちゃちゃっと拭いて出るので、なくても済みます。マットってホコリがたまりやすいし、掃除機をかける時に邪魔だし、ジメジメしたイメージしかなくて、必要性を感じません。同じ理由で、トイレマットも玄関マットも我が家にはありません。おかげで、我が家のお風呂周りは本当にスッキリしています。
2018年12月14日長男の誕生をきっかけに、持ち家を考え始めたKさん夫妻。最初は新築マンションも検討しましたが、広さが十分にある安い中古を買って、自分たちらしくリノベーションをすることにしました。物件は慣れ親しんだ千葉県・浦安で購入。平成4 年築と古すぎず、専有面積は88平米と広く、小・中学校に近いのも魅力でした。リノベの設計・施工は、同じ浦安に拠点のあるSHUKEN Reに依頼しました。「この広さなら工事費は1000万円を超えるだろうと覚悟していました」(夫)。リノベでいちばん力が入ったのは、キッチンです。「既存のキッチンは壁で仕切られて閉鎖的な感じ。もっと開放的で、家族と会話できるレイアウトを希望しました」(妻)。■ 子育て世代にうれしい!リビングを見渡せるつくりSHUKEN Reの担当プランナーは、キッチンとダイニングの間の壁を取り払って一体とし、広いリビングを見渡せる対面式キッチンを提案しました。リノベ前のダイニング。左の壁奥がキッチン料理中でも、幼い長男の様子を見守ることができます。妻はアイシングクッキーづくりの講師でもあり、いずれレッスンを再開したいとの思いももっているそう。オープンキッチンであれば、自宅でも教えやすいですね。壁のモザイクタイルもステキです。システムキッチンは無垢の面材が目を引きます。キッチンまわりは掃除がしやすい材質をチョイス。床はフロアタイル、ガスコンロ近くの壁には白のキッチンパネルを採用しています。ワークトップにはステンレスを選びました。タフで表面温度が低いため、菓子の生地づくりに適しているそう。キズが目立ちにくいバイブレーション仕上げです。■ 印象的なタイルやクロスを使ってアクセントに!リノベ前のリビング間取りの大幅な変更は、キッチンのみです。それにもかかわらず、リノベ前とは印象が随分違いますよね。例えば、リビング。壁一面のみにネイビーのクロスを貼ってアクセントにしています。壁面のクロゼットは押し入れ仕様でしたが、衣類を掛けられるよう変更しました。その上で、扉も木の折れ戸に付け替えています。フローリングはフローリングドットコムのショールームで実物を見て、オーク無垢材を選びました。「節ありで色にバラつきがあるので割合安く、表情があっていいなと」(夫)。廊下の床は、リビングと同じオークの無垢材で統一しました。ドアはリビングのアクセントウォールと同様に、ブルーを選んでいます。室内ドアは、LIXILのヴィンティアシリーズです。トイレはタンクレスの便器に取り替えて空間のゆとりを確保しつつ、月の満ち欠けを描いたアクセントクロスを貼りました。洗面室も隣接するWICをフラットなクローゼットに変更して、広く快適に。壁面には名古屋モザイクの人気商品「コラベル」を貼りました。好みの色のパーセンテージを指定して、モザイクのパターンを決めたそうです。■ インナーサッシで寒さと結露対策もバッチリ!収納スペースもたっぷり確保しています。玄関収納は造作し、壁面の天井ギリギリまで使っています。寝室の既存WICは大きさが中途半端で使いにくかったため、引き戸付きの壁付けクローゼットに変更。ハンガーパイプを2本設置し、使い勝手も収納量も満足のいくものになりました。寝室からはバルコニーに出られて開放的ですが、北側のため、海から吹きつける強風で冬場は寒いそう。そこで、既存サッシの内側にインナーサッシを設置しました。寒さと結露の発生への備えも万全です。子ども室も北側に位置しており、寝室と同様にインナーサッシで断熱性を向上させています。「地元に根ざすSHUKEN Reさんならではの提案です」(妻)。ポイントを押さえたリノベが功を奏し、自分たち好みにガラリと雰囲気を変えながらも、リノベ費用は1,150万円(税・設計料込み)に。ほぼ想定内に収まりました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.27」も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工/SHUKEN Re撮影/中村 晃
2018年11月20日神奈川県横浜市に建つ、平成10年築のマンションを購入したHさん夫妻。実は当初、3人の子どもたちとゆったり暮らせる戸建てを建築するつもりで土地を探していました。けれども、なかなか思うような土地が見つからず、諦めかけていたとき、不動産業者から内見を勧められたのがこのマンションでした。1階と地下1階からなるメゾネットタイプで、専有面積120平米という広さ。緑に囲まれ、専用庭もあって「戸建て感覚で暮らせそう」と感じたのが決め手になりました。そして、より上質な空間を目指し、1,080万円(設計料・施主支給別)でリノベーションしました。■ こだわったのは素材の質感や光の取り入れ方リノベ後のリビングダイニングリノベ前のリビングダイニング設計は、もともと戸建ての設計を頼もうと思っていたimajo designの今城敏明さん、由紀子さんにそのまま依頼しました。プロデュース会社ザ・ハウスで紹介され、空間づくりも人柄も気に入ってのことです。夫がこだわったのは、素材の質感や光の取り入れ方を重視した、家族が心地よく過ごせる空間です。LDKの床には既存の床暖房に対応しつつ、オークの無垢材部分が厚いものを採用しました。しっかりと質感が感じられる三層集成フローリングです。壁や天井には、吹き付け仕上げを採用しました。表面に凹凸ができるため、光が当たると豊かな表情が楽しめ、独特の高級感が生まれます。リノベ前のキッチンリノベ前は独立型のキッチンでしたが、オープンなスタイルに変更しました。壁を取り払ったおかげで、庭を眺めながら料理ができるようになりました。妻の希望通り天板にステンレスを使ったキッチンは、imajo designが家具工事で製作したものです。照明は手元を照らすものを選び、眩しく感じないように配慮しています。キッチンカウンターの笠木には、木目が美しく木の温もりが感じられるナラ無垢材を採用しました。出窓にもナラ無垢材を使用しています。対面式キッチンではありませんが、動線がリビングダイニングと一直線につながっています。「このほうが片付きやすく、リビングダイニングもすっきりします」と妻は言います。ダイニングスペースでは天板の厚みにまでこだわってオーダーしたアルダー材のテーブルが、やさしい雰囲気をかもし出しています。ソファなども含め、家具はインテリア好きの妻によるチョイスです。■ 5人家族がスムーズに暮らせるゆとりと工夫設計を担当したimajo designは、5人家族の暮らしやすさを考慮して玄関を広げました。引き戸の横にスリットを設け、暗くなりがちな廊下や玄関に光が届くようにしています。広げた玄関には引き戸を採用したシューズクロークを設け、扉をバタバタさせることなく出掛けられるよう配慮しました。3人の子どもたちが成長しても十分対応できるよう、リビング隣にあった洋室をウォークインクロゼットに変更しました。洗濯物の片付けもスムーズです。洗面室を広げて脱衣室と分けたところもポイントです。「パウダールームはリビングとつながっていて、ゲストが使うこともあるので、部屋のような心地よい空間にしたくて」と妻。家族が多いので、鏡もワイドです。トイレは床や壁、天井の仕上げをほかの部屋と統一しました。子ども室は、北側にあった2室をつなげて広いワンルームとしました。窓はすべて既存のままですが、壁を広げてサッシの枠を隠すことでスッキリと見えるようにしています。出入り口は2か所に設け、将来は2室に分けられるように計画されています。■ DIYはコストだけでなく後のメンテにもプラスに!地下室は寝室ですが、こちらは床のカーペットをシンプルでリーズナブルなシナ合板に張り替えるだけにして、コストバランスを取っています。地下室へ続く螺旋階段も、カーペットだった踏み板をシナ合板に張り替え、手すりを塗り替えました。そして、寝室の壁と天井はHさん夫妻がDIYで塗装しました。聞けば、1階の床のオイル仕上げもDIYしたそうです。DIYはコストダウンにつながりますが、慣れておけば後のメンテナンスにも役立ちます。「吹き付けの壁など減額案でも好みに合う素材を提案してもらったので大満足。物件を買う前から建築家に相談できたのもよかったと思います」とHさん夫妻は話してくれました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.27』も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計/imajo designプロデュース/ザ・ハウス撮影/飯貝拓司
2018年11月07日将来も考えて広さを最優先したSさん夫妻は、再開発が進む南千住エリアで築10年ほどの大規模マンションの一室を購入。購入代金がかさんだぶん、設備の既存利用とDIY前提で予算を組み、リノベ会社を検討。「そのくらいの予算でできると思いますよ」とさらりと言ってくれたエム・デザインに依頼し、工事費400万円(税・設計料込み)で ”築浅×リノベ” の住まいを手に入れました。■ 躯体現しでワイルドなリビングダイニングに「DIYに関しては、コストダウンも目的のひとつでしたが、壁を塗るのは楽しそうで、ぜひやってみたかった」という夫妻は、なんとすべての壁をDIYで塗装!キッチン横の美しい白いタイル貼りの壁も、夫妻がひとつひとつ貼ったそう。リビングダイニングの天井は躯体現しとし、ワイルドな印象に。「天井を撤去する費用はかかったけど、塗装の手間は省けました」と夫。手前には、置き畳を使って小上がりコーナーをつくりました。小上がりコーナーの壁面はグレーに塗装。暗めの色のため、奥行き感に加えて少し改まった雰囲気づくりもできました。また、リビングの一角にはラフなボックス棚を置いて植物などを飾り、コージーな雰囲気に。■ 黒いアイアン塗装でキッチンのイメージを一新キッチンは、既存のシステムキッチンとバックカウンターの面材にDIYで黒のアイアン塗装を施すことで、モダンにイメージチェンジ。夫妻が以前から持っていた食器棚をすっぽりと組み込んだキッチンカウンターは、枠となる板と天板をネット注文でカットしてもらってDIY。黒い塗装が壁面とコントラストを成しています。■ タイルと塗装で模様替えした水回り東側の個室をコンパクトにし、玄関とつながる土間スペースを新たに作成。多用途に使え、窓から墨田川の風景も楽しめる魅力的な小空間になりました。洗面台は既存利用をしましたが、新品同様キレイで、高機能&高品質。扉の上からDIYで塗装してあります。さらに壁には独特のゆらぎがあるテクスチャーのタイルを張って、ヴィンテージ感あふれる空間に。ふたりでショールームを回って好きなタイルを選んだそう。トイレの設備は既存を生かしてコストを抑え、床をモザイクタイル貼りでおしゃれに模様替え。黒い塗装の壁面にカラフルなパターンがよく映える空間になりました。ともに仕事が忙しい夫妻は、週末をフルに使ってもDIYが終わらず、後回しにできるところは入居後に作業をしたそう。そんなDIYをたっぷり取り入れたリノベーションを振り返って、夫は「工事予算は400万円で、どこまでできるか正直心配でした。でもエム・デザインさんの対応が柔軟で、いろいろと努力してくださり、感謝しています」と話してくれました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.18」も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです設計・施工エム・デザイン撮影中村風詩人
2018年09月10日「新築はそこに暮らす人の姿が見えてこない」と感じ、中古+リノベーションを決意したIさん夫妻は文京区内で3,100万円、築34年の中古マンションを購入。リノベーションは、物件探しから相談できる点にも魅力を感じたというアオイデザインに依頼。約1,000万円(設計料別)をかけてリノベーションし、安心とこだわりの住まいを手に入れました。■ 作業台兼食器収納でゆるく仕切ったダイニングキッチンIさん宅は独立したリビングを持たず、ダイニングと兼用。そのため、ダイニングチェアはゆったりとくつろげる座面の低いものを選んでいます。ソファとテーブルは相合家具、ダイニングチェアは柏木工のものです。「できればなくしたい!」と思っていた大きな梁はタイル貼りに。さらに塗り壁、サイザル麻の床を取り入れるなどして、素材の質感を生かした、調和の取れた空間にリノベーションしました。キッチンは間口の広さを確保するため壁づけに。扉の面材を廊下の建具と同じグレーに塗装することで、空間に一体感が生まれました。また、床には複合フローリングを採用し、メンテナンスのしやすさを優先したリノベーションになっています。Iさん宅はコンパクトなスペースを「兼用」によってゆったり使う工夫が各所に散りばめられています。たとえば、作業台兼食器収納を置くことで、広々とした空間のまま、ダイニングとキッチンをゆるやかに仕切ることができました。また、奥のテレビ台はパソコンデスクを兼ねるため、椅子に合う高さに調整してあります。LDKの一角には、将来自由に仕切れるように壁を設けなかった子どもスペースがあります。壁がないことで、バルコニーからの光が届く明るい空間も実現できました。「目立つ梁は、あえて隠さず生かすことに。マンションの外壁のタイルからヒントを得て、外の雰囲気を中に取り込みました。また、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)ならではの堅牢さをそのまま見せています」と、アオイデザインの担当者。■ 寝室への廊下をワークスペースとして活用寝室にはLDKから廊下を通ってアクセスする間取りになっています。その廊下を活用し、夫の希望だったワークスペースを設けました。窓際にデスクと棚をL字型に造作し、棚の下を書類などの収納に使っています。「明るくて眺望が抜群。天気のいい日は富士山も見えるんです」と夫妻。こちらの廊下兼ワークスペースとキッチンとの境には引き戸を設置しています。小さなスペースながら、仕事に集中できる環境を整えました。その廊下を進んだところにある独立した空間が寝室です。物入れを撤去し、広さを確保することで、以前から使っていたベッドを収めることができました。また、東側の壁にはパイプと棚を取り付けてクローゼットに。■ エントランスや水まわりもタイル貼りで統一エントランスは、既存の下駄箱を撤去してベビーカーが置ける広さを確保しました。行き止まりのない間取りは、子どもスペースと廊下の2か所からDKにアクセスできて移動や物の搬入がスムーズなのだそう。こちらはエントランスからキッチンにつながる廊下。水回りを左右に分け、廊下の左側には洗濯室とトイレがあります。洗濯室とトイレはキッチンと奥行きを揃えることで、廊下からキッチンにかけてのラインをすっきりと見せることができました。廊下まわりの建具は造作し、グレーで統一したことで、さらにまとまりのある空間に。また、廊下のデッドスペースは収納として活用。浴室横はリネン、玄関脇は上着やルーターを収納しています。キッズスペースの壁の向こう側、家のほぼ中央に位置する水回りスペースに浴室と洗面室を収めています。コンパクトな洗面脱衣室は、引き出し付きの洗面台を選び収納量を確保。排水スペースが必要なため、浴室の床は少し上げることになりました。浴室には梁があるので、自由度の高いハーフユニットバスを採用。壁には梁と同じタイルをあしらい、浴室内も居住空間と同じ雰囲気で統一しています。さらに、子ども室と廊下側の壁の上部にガラスを埋め込む工夫も。洗面脱衣室も壁の上部を空けて、開放感と明るさを取り込んでおり、他の空間と緩くつながる水まわりになりました。ライトグレーの壁が明るい雰囲気のトイレは新調し、向きを変更しています。リノベで自分たちらしい住まいを手に入れたIさん夫妻。「できればなくしたい! というくらい目立っていた梁にタイルを貼り、家のシンボルに。それが浴室の湯舟からも眺められ、戸建てのような開放感がある。ぐるぐると回遊できる間取りも、とても便利なんです!」と嬉しそうに話してくれました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.17」も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです設計アオイデザイン撮影飯貝拓司
2018年08月08日夫がプロのチェロ奏者というTさん夫妻が以前の住まいで頭を抱えていたのは、近隣への音問題。最上階で隣室のない居室、という条件を優先し、築年数にはあまりこだわらずに探して出合ったのが千葉県浦安市にある8階建てのマンションでした。同じマンションの最上階の部屋を3,600万円で購入。見積もりが良心的、会社が浦安にあり近い、プランナーさんと夫の趣味や感性が近い、などの理由からSHUKENにリノベーションを依頼し、650万円(設計料込み)で住み心地の良い住まいを手に入れました。■ モザイクタイル貼りのカウンターキッチンがお気に入り!予算の関係もあり、大きな間取り変更はしていません。まだ十分に使える設備は既存をうまく活用しつつも、SHUKENの得意とする造作を取り入れることで、大きなイメージチェンジをすることができました。なかでもモザイクタイル貼りのカウンターを挟んだキッチンは夫妻の大のお気に入り。こちらがリノベ前の「換金所」のようなキッチン「既存のキッチンは壁で閉じられ、小窓があるだけのつくりで、まるで換金所みたいでした(笑)。それがお洒落なカフェのように変わり、キッチンに立つのが楽しいです」と妻は話します。キッチン背面の収納は高さを抑えて、LDからは目につきにくくしました。大きな窓があるキッチンの奥側は、以前は引き戸で仕切られたパントリー兼洗濯機置き場だったとのこと。その戸を撤去して開口を空間に取り込むことで、西側からの採光・採風を大幅にアップさせることができました。北側からとらえたリビング。南面は引き違い窓に加え、サッシドアあり、コーナーを使った出窓ありと、大空間であっても眺めが平板になりません。窓上部には木製のカーテンボックスを設置し、無垢フローリングとの調和が美しい空間に仕上げました。こちらはリビング側からの眺め。大空間ならではの開放感を獲得しつつ、 2本の柱がさりげなくゾーニングしています。廊下からLDKに入るとすぐの場所には、ライティングビューローや本棚を配置。アンティークの味わいが深さが、ゲストの目を引き付けます。また、無垢フローリングを張った床は、下地の工夫で十分な遮音性能を確保しており、以前のようにまわりに気兼ねなく演奏を楽しめるようになりました。最上階に建つ箱型形状のT邸。広いバルコニーからは東京ディズニーランドも一望でき、そこから打ち上げられる花火も楽しめるとのこと。そんな南向きバルコニーからの採光は、既存よりも幅を広げた通路を通って室内の奥へ奥へと届きます。リビングの黒っぽい壁面は黒板塗装を採用しました。「絵も描けますが、マットな質感が気に入って、どこかに使いたいと思っていました」と夫。■ 4つの個室を使い分けて贅沢な空間に西側にある個室は夫の仕事部屋。楽器の練習や作曲などに専念できるそう。そして東側の個室は一室丸ごとクローゼットに。こちらの北側に突き出た洋室は、マンガを読んだり、風呂上がりの憩いの場として活用。「だらだらと過ごせる 大切な部屋です(笑)」と妻は話します。■ 陰影が美しいクラシカルな雰囲気の玄関大判のタイルを貼った床が、クラシカルな印象を奏でる玄関ホール。星型のシャンデリアが不思議な陰影を描きます。玄関のすぐ隣にある北側の個室には内窓を設置し、空間に明るさをプラスしました。各所のドアを開けると、リビングや個室から玄関ホールへと光がこぼれて明るい印象に。引き戸に変更した西側の個室からも光がよく届いています。壁に掛けられた絵画はIKEAで購入したものだそう。廊下からアクセスするトイレは設備を新調。さらに壁面は鮮やかなモザイクタイル貼りにしてリフレッシュ。また、洗面化粧台とビッグサイズの鏡はまだ十分使えると判断し、既存のまま活用しています。壁は布のような温かみのある質感のクロスに変更しました。リノベ―ションを振り返って、「家ができたとき、 自分たちでつくり上げたねと満足感でいっぱいに。これまで、普段使う食器などにはあまり気を使いませんでしたが、空間に合うものを選ぶようになりました」と妻は話してくれました。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.17」も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです設計・施工 SHUKEN撮影中村風詩人
2018年08月06日マンションのルーフバルコニーは、ガーデニングや家庭菜園、物干し場所として使われるのが一般的です。最近では、家でアウトドア気分を楽しめるベランピングや、オープンカフェのようなテラスなど、様々なかたちで楽しむ人が増えてきています。今回はお宅拝見!の住宅実例から、ルーフバルコニーのある暮らしをマンションリノベーションで叶えたお宅をまとめて3本ご紹介。「室内が狭くなっても、広々としたルーフバルコニーが欲しい」、「第2のリビングとして使いたい!」そう思うのも納得の理由が続々です!■ まるで庭付きの戸建てのよう!子どもがのびのび育つルーフバルコニー山本さん夫婦は、子育てのためにマンションリノベを選択。80平米超のルーフバルコニーの開放感に惹かれて即決、築年数29年の中古マンションを購入しました。十分な広さのあるルーフバルコニーは家族がリラックスできる場や、子どもの遊び場としてもその価値を発揮しています。LDKだけでなく、バスルームや寝室もルーフバルコニーに面しており、部屋中が光で溢れています。ルーフバルコニーには緑がいっぱいで、マンションなのに庭付きの戸建てに住んでいるような気分。開放感ある住まいで、のびのびと子育てを楽しめそうですね。「子どもがのびのび育つルーフバルコニー」詳しくはこちら■ 広々ルーフバルコニーのおかげで毎日がリゾート感覚!アウトドア好きのHさん夫婦は、居室面積よりも広いルーフバルコニーを優先しました。首都圏で庭つき一戸建ては予算的になかなか厳しい……。でも、広いルーフバルコニーのある中古マンションという選択で、野外の空間が思う存分楽しむことができるようになりました。おかげで友人たちとBBQをしたり、朝食を食べたりと、まるでリゾートで過ごしているかのような毎日が実現。ルーフバルコニーがリビングの横にあるため、部屋の中と外の空間が一体化し、広々とした視覚効果が得られます。限られた室内空間を有効活用するワザや、ハイセンスなインテリアにも注目です!「毎日がリゾート感覚!野外空間での遊びができて大満足」詳しくはこちら■ まるで公園!眺め抜群のルーフバルコニーは花火の特等席だった!ここは公園かと見間違えるくらい、広々と開放的なHさん宅のルーフバルコニー。見晴らしのいいルーフバルコニー付き物件を手に入れて、リノベーションを完成したHさん夫婦。実は夫はリノベーション会社の設計者という仕事柄、ごく自然にリノベ前提で中古マンションを探していて、そんななかで見つけたのが今の物件でした。専有面積73平米に対し、ルーフバルコニーはなんと63平米!しかも、調布市の花火大会の特等席で、夜空に花火が打ちあがる様子が見られるのだとか!同じ花火でも、手狭なベランダから見るのとはまた違うはず。ルーフバルコニーだからこそ叶う、贅沢な過ごし方ができそうですね。そして、室内は壁を取りはらったおかげで、どこにいてもルーフバルコニーの存在を感じ、マンションにありがちな閉塞感とは無縁になりました。風の抜けも抜群で、マンションリノベの無限の可能性を感じられたそうですよ。「マンションで眺め抜群のルーフバルコニー」詳しくはこちらいかがでしたか?それぞれのライフスタイルによって、自分らしいルーフバルコニーの楽しみ方はいろいろ。暮らしをもっと豊かに楽しむためのルーフバルコニー活用術、ぜひ参考にしてみてくださいね保存保存保存保存保存保存保存保存保存保存
2018年08月05日「築年数にこだわらず、広さを優先して、子どもがのびのび暮らせる住まいにしたい」と考え、住み慣れた代々木上原エリアで物件を探していたAさん一家。はじめは新築、中古問わずに探していましたが、リノベーションという選択肢が大きく浮上。不動産の仲介からリノベーションの設計、施工までワンストップで依頼できるエキップの存在を知り、「子育てリノベ」を任せることに。築44年、専有面積約100平米のマンションを5,200万円で購入し、1,500万円(設計料込み)をかけてリノベーションし、広さを十分に生かした住まいを実現させました。■ 可変性のある広々としたLDK子どもたちがのびのび暮らせるように、と考えていたAさんの「寝室は最小限でいい。とにかくリビングを広く」という要望が叶い、LDKは開放感あふれる家族の場となりました。ソファはIDÉE、ダイニングテーブルはCLASKAのもので、いずれも岡嶌要さんのデザイン。壁の差し色は妻のアイデア。リビングはやや暗めの青、キッズコーナーの一部は明るい水色に。青に張り替えたソファやカラフルでユニークな雑貨がリビングを彩ります。開口部が大きく、明るいLDK。キッチンに立つと、LDとキッズコーナーを見渡せます。天井に変化をつけている板張りの部分は、梁を隠すという役目も。ダイニングにはflame(フレイム)の照明を採用しました。子どもがまだ小さいので子ども部屋はいらないと考え、LDKに隣接していた和室をキッズスペースに。引き戸で仕切ることもできますが、普段は開け放って空間全体を広く使っています。そしてキッズスペースには「秘密基地」が。物件を見にきたとき、長男が押入れの中で遊んでいたことをヒントに、エキップ代表の伊達さんが発想したのだそう。ハシゴや黒板などの楽しい仕掛けもあり、まさに「秘密基地」のような空間に。■ リビングの広さを優先させ、寝室は最小限に既存の間取りはLDKを中心に、左右に洋室と和室が振り分けられていました。その構成は基本的には変えないまま、洋室にあった壁面収納を取り払って床面積を広げ、 内装を新しくして寝室に。現在はベッドを2台並べ、家族4人で使っています。以前の間取りだと、寝室とLDKはドアで仕切られていましたが、なるべく空間を広く使えるように引き戸へと変更。そして既存のクローゼットは内装を一新。棚やパイプハンガーを活用することで使い勝手を改善することができました。■ かつて暮らしたメキシコを感じる、鮮やかなタイル使い玄関を入るとまず目に飛び込んでくるのは、扉に色鮮やかなタイルを埋め込んだ大容量の壁面収納。その収納に沿って左に曲がると、LDKにつながる鮮やかな青いリビングドアがあります。Aさん夫妻は、長男が誕生する前、メキシコに駐在していことがあり「新しい住まいのどこかにメキシカンタイルを使いたい」という想いがありました。そこで、タラベラ焼きのタイルをアメリカのサイトから購入し、伊達さんが玄関収納の扉にうまく生かしてくれました。また、背が低かった玄関の靴収納は、上に伸ばすことで収納力をアップさせています。水回りの位置も基本的にはそのまま。玄関脇にあるトイレは、細いカウンターを1枚取り付けただけのシンプルなつくりです。床はトーヨーキッチンリビングのベネチアンモザイクタイルで、ウロコのような美しい光沢を放っています。浴室は少しだけ拡張させ、子どもたちと一緒でもゆったり入れるユニットバスにサイズアップ。洗面室は、広いカウンターを造作し、システムミラーボックスを取り付けることで使いやすくなりました。商社勤務のAさんは、近い将来、海外駐在の可能性が高いとのこと。「その間は賃貸に出して、帰ってきたらまたリノベーションすればいいかな」と考え、将来の変化を見据えつつも、家族の「今」を存分に楽しんでるようです。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.17」も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです設計・施工エキップ撮影山田耕司
2018年08月03日ペットは大切な家族の一員です。子どもがいれば、子育ての環境や住み心地を重視しながら家づくりの計画を立てるように、猫や犬たちが快適に暮らせるように計画することも大事ですよね。今回は、ペットも人も快適に暮らすための工夫を取り入れた実例を5つピックアップ!ペットの特性を考慮した工夫が満載の「人とペットが快適で幸せに暮らせる家づくり」を5本まとめてご紹介します。■ マンションなのに5匹の猫がのびのび暮らせる「猫が主役の家」愛猫5匹のために、マンションをリノベーションしたWさん。1983年築、約67平米のワンルームですが、階段付きのメゾネットタイプで高低差が好きな猫にはぴったりの環境です。滑り止め防止も兼ねて階段にはコルクを貼り、猫の脚に負担がかからないように配慮しています。多頭飼いだと、猫トイレも複数設置しなければなりません。そこで、高めのキッチンカウンターを新しく作り、その中に猫グッズやトイレを収納することに。これなら、キッチンカウンターがちょうどよい目隠しになり、リビングは広々すっきり、快適な空間となっています。「猫の家にふたりが住んでいる」という猫が主役の家づくり。猫がストレスを感じずに暮らせる工夫が満載です!5匹の猫が主役の家実例記事はこちら■ 子猫の遊び心を満足させるキャットウォークアメリカンショートヘアの子猫を飼うUさん夫婦は、4LDKの中古マンションを1LDKにリノベーション。そして、好みのインテリアと猫が楽しく暮らせる工夫を両立し、人も猫も軽快に暮らせる住まいに仕上がりました。子猫は好奇心旺盛で、いたずら盛り。あちこち自由に動き回れる空間が必要です。壁をなくし、1LDKの繋がりある広い空間を作ったことで、猫が自由に移動できるスペースが広がりました。リビングの壁一面には、キャットウォークを設置し、その導線の途中に子猫の冒険心をくすぐる仕掛けも施しました。その仕掛けとは一体!?子猫の冒険心をくすぐる、人も猫も軽快に暮らせる実例記事はこちら■ 猫もお気に入り!マンションに取り入れたインナーテラスが大正解Oさん夫婦は、1986年築、広さ66.89平米のマンションをリノベーション。共働きのため室内干しをよくすること、趣味のキャンプ道具の収納場所が欲しいこと、そして何より猫が暮らしやすい工夫が条件でした。だから、バルコニーからみなとみらいが見える眺望を生かし、インナーテラスをプラス。室内なのに、外にいるような感覚になれるインナーテラスは、猫のお気に入りのスペース。室内干しはもちろんのこと、猫の遊び場や日向ぼっこにと役立っています。その他に、インテリアの一部のように見えるキャットウォークなど、参考にしたいテクニックが盛りだくさん!自由度の高いリノベーションで、人も猫も大満足の住まいを実現したようです。インナーテラスを設置して大満足実例記事はこちら■ 床面積を3倍に大改造!マンションなのに犬が自由に走り回れる家2匹のマルチーズを飼うTさん夫婦のお宅は、もともとは1DKの部屋だったそう。その後、空室となった隣の部屋2戸と空間をつなげるために壁を撤去。3戸を1戸にする大改造を経て、現在の形になりました。床面積が3倍にアップしたことで、人もぺットものびのび過ごせるようになったそう。壁には犬専用の通路も設け、犬が自由に部屋を行き来できるようになっています。その他にも、トイレを除くすべての床に床暖房を仕込み、ペットも夫妻も、冷え知らずに。急な来客があっても大丈夫な工夫など、マンションでも自由に快適に過ごせる工夫は、ぜひ参考にしたいですね。マンションで自由に愛犬が走れる実例記事はこちら■ ペット用シンクがリビングにある家クサガメと桜文鳥を飼うNさん一家は、1975年築、89平米の3LDKのマンションにお住まいです。開放的なLDKの一角に、クサガメのカメッチ(11歳)と桜文鳥のぴつ子さん(4歳)が同居しています。水槽や鳥かごなど、こまめな掃除が必要なペットのために、リビングにシンクを設置。自由な発想で必要なものを必要な場所に取り入れた結果、世話する大変さや苦労が減り、楽しい時間が増えたそう。リビングのすぐ横はベランダで、日当たりが良く心地よい風が通り抜けます。ペットも幸せに過ごせるN邸は、マンションなのにすぐそばに自然を感じられる空間づくりにありました。クサガメと桜文鳥が同居する実例記事はこちら
2018年07月22日家は家族の笑顔があふれる場所にしたいですよね。子育ての視点も取り入れて家づくりをすると、子どもがのびのび過ごせそうです。日刊Sumaiの過去記事から、「子育てを考えたリノベーション実例」を、3本まとめてご紹介します!■ 元気いっぱいの男の子も大満足な家小学生と中学生の2人の男の子を持つTさん一家。子どもたちのことを考え、学区が変わらないエリアで、築20年のマンションを1,100万円(設計料込み)をかけてリノベーションしました。物件は、1階の角部屋です。1階なら階下に人がいないので、部屋を歩きまわっても足音が響くのを気にしなくてすみます。元気いっぱいの子どもたちを周囲に気兼ねなく育てられるようにと、場所選びにも配慮したそうですよ。内装は、木やスチール、レンガなどの素材を使い、インダストリアルな雰囲気を演出。ボーイッシュなインテリアにまとめたことで、子どもたちにとっても住み心地のよい家となっています。白と黒のアクセントを効かせたカラー使いにも注目したいところ。クールで清潔感が漂うステキなインテリアは、真似したくなりますね。記事はこちら■ 子どもの将来を見据えたフレキシブルな家づくりHさん夫妻は妊娠をきっかけに、子どもが通う学校のことも考えて、住みたい街を選択。築39年、約74平米の中古マンションを、1,180万円かけてリノベーションしました。物件の築年数は長かったものの、旧耐震基準ながら耐震基準適合を取得しており、管理面もしっかりしたマンションだったことで、ココなら安心して子育てができると思ったそうです。玄関が狭く感じたので、思い切って下駄箱を撤去し、その代わりに収納スペースを設けました。収納スペースの奥にはフリースペースがあり、もうひとり子どもが生まれたら子ども部屋としても活用できるようになっています。子育てのしやすさを考えたフレキシブルな設計は、ぜひ参考にしたいところです。さて、ほかにはどんな仕掛けがあるのでしょうか?記事はこちら■ 「子育ての不便をなくしたい」から生まれた“痒い所に手が届く”空間子育てが始まると、それまで住んでいた家を急に不便に感じることがあります。何気ない段差が子どもにとっては危険なポイントになったり、ゆっくり寝かしつけられない間取りであることに気づかされたり。Sさん夫婦も長男誕生をきっかけに、住まいへの意識が変わったそうで、落ち着いて子育てできる空間を求めて、物件探しが始まりました。子育て仲間の多い地元であることを条件に、築33年、専有面積66平米の物件を購入。リノベーションで家族が集うリビングをできるだけ広くとり、隣接する子ども室にはいつでも視線が合うように大きな内窓を設置しました。さらに、子どもが増えたときのことを考え、ロフトスペースも確保。玄関は広くし、ベビーカーや外遊びの道具なども楽々収納できるように。Sさん夫婦のリノベーションは、子育てしやすい空間づくりのヒントが分かる好例です!記事はこちら
2018年07月15日青山フラワーマーケットを運営するパーク・コーポレーションのグリーン空間事業「parkERsbyAoyamaFlowerMarket」(以下、「パーカーズ」)と、都心中古マンションの物件選びからリノベーションまで、ワンストップでサービスを提供しているグローバルベイスの「マイリノ」が業務提携を行い、植物の緑に溢れる空間で快適に暮らすための中古マンションリノベーション事業「GREENDAYS」を共同で展開します。緑を五感で感じられるリノベーション中古マンションリノベーション業界では初めての(※1)、植物に特化したリノベーションプラン「GREENDAYS」。パーカーズが大切にする、緑を使った公園のようなやすらぎやここちよさを感じる住空間を、都心の価値ある物件の調達に長け、長年住まうための高品質なリノベーションに定評のあるマイリノが丁寧に作り上げます。内装だけでなく「内と外」「人と植物」などの境界線までデザインし、日常に豊かさと、公園のようなやすらぎやここちよさを作り出し、都心の中でも緑に溢れた快適な暮らしを実現する住空間です。モデルルームは、11月に完成お披露目されます。※1グローバルベイス調べ日常に公園のここちよさを、家じゅうに緑を。リビングのソファのまわりやダイニングテーブルのガラス越し、キッチンにはすぐに収穫してすぐ料理に使えるようなハーブコーナー、生活のさまざまな場所に緑があふれます。ベランダには季節ごとの収穫できる植物など、まるで公園のように通る風が毎日気持ち良い空間に仕上げています。毎日の手軽さ。快適性,持続性の追求。緑がたくさんだとお手入れが大変などマイナスなイメージを払拭させる今回のプラン。水やりが週1回でも大丈夫な工夫、日射に対する工夫など、見えない部分まで様々な工夫をした快適かつ持続してお住まい頂ける空間となりました。安心のアフターサービス。四季を通したお付き合い。購入者に向けて、初年度は季節ごとに年4回、パーカーズスタッフがメンテナンスに訪問し、植物の育成についての相談を気軽にできるサービスが行われます。また、植物育成セットとマニュアルの提供もあります。パーカーズマイリノ DAYS
2017年09月22日