7月13日(金)(日本時間14日)アメリカ・サンディエゴで開催されたコミコン(Comic-Con International)で、映画『バイオハザードV:リトリビューション』の会見に、ミラ・ジョヴォヴィッチ、中島美嘉、ミシェル・ロドリゲス、ポール・W・S・アンダーソン監督らが登壇し、特別映像の公開とファンからの質疑応答を行った。その他の写真『バイオ』シリーズ最新作となる本作は、前作『バイオハザードIV アフターライフ』同様、アンダーソン監督が脚本も手掛け、9月14日(金)に3Dで日本公開される。本作では、第1作でアンブレラ社の特殊部隊員レインを演じたロドリゲス、第2作出演のジル・バレンタイン役のシエンナ・ギロリーが再登場、謎に包まれた女スパイ、エイダ・ウォン役には中国の女優リー・ビンビンが配役されており、人気を集める役どころと女優陣が顔を揃える。中島は、会見で約6000人のファンを前に「美しく才能あふれるミカ・ナカシマ!」と紹介され登壇。「ミラとの仕事はどうだった?」という質問に「ミラはすごく優しくって。私は英語がしゃべれないんですけど、必ず私の目を見て話してくれる。毎日すごく楽しかったです!」と答えると、すかさずミラが「ありがとう! 美嘉と私をひどい目に遭わせたのはポールだからね。私には暖かく迎え入れられたってこと、忘れないように(笑)」と返答。さらにアンダーソン監督が「(役者を)ひどい目に遭わせるのは僕の仕事だからね!(笑)」と、中島をダシに夫婦で笑いをとり会場を沸かせた。また、「小さい頃からゾンビになりたかった?」という質問に中島は、「似合うとは思っていました(笑)」と笑顔で切り返すなど、会見は盛り上がりを見せた。なお、中島は本作の日本版主題歌を歌うことが決定しており、海外のファンからは「ミカが映画のためにコミコンにきたの!? スゴイ!」「ミカのファンなのに(会見)会場に入れなかったよ、残念」と、出演、日本版主題歌を担当する中島に期待が高まっているようだ。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月17日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の人気バトル・アクションシリーズ最新作『バイオハザードVリトリビューション』の記者会見が7月13日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴで開催中の“オタクの祭典”コミコンにて行われた。ミラと彼女の夫でもあるポール・W・S・アンダーソン監督、共演のミシェル・ロドリゲス、さらに日本から本作にゲスト出演している中島美嘉が出席し、会場を大いに盛り上げた。ミラ扮する主人公・アリスが世界中に蔓延した“T−ウィルス”によってほとんどの生物がアンデッドになってしまった世界で死闘を繰り広げていく姿がおぞましくも痛快な本作。シリーズ5作目では、第1作でアリスの仲間であるアンブレラ社の特殊部隊員・レインを演じたミシェル・ロドリゲスほか、最強の女戦士たちが顔を揃える。一日の来場者数が12万5,000人にも及ぶ映画・ゲーム・アニメ・コミックの大型コンベンションとして、世界中から多くのオタクたちが足を運び、またハリウッドスターを始め各界の著名人も集結しファンと直接、質疑応答を交わすコミコン。中でもゲーム、映画共に人気の高い「バイオハザード」シリーズだが、この日行われた記者会見にはゾンビのコスプレなどでキメた約6,000人にも及ぶファンたちが集結!前作に続く出演で、大歓声で迎えられた中島さんはミラとの共演について聞かれると、「すごく優しくて、私は英語が喋れないんですけど、必ず私の目を見て話してくれるので毎日がすごく楽しかったです!」と笑顔を見せた。すると、すかさずミラが「ありがとう!美嘉と私をひどい目に遭わせたのは(監督の)ポールだからね。私には温かく迎え入れられたってこと、忘れないように(笑)」とアピール。突然水を向けられたアンダーソン監督は「(役者を)ひどい目に遭わせるのは僕の仕事だからね(笑)!」と切り返し、見事な夫婦漫才で会場を沸かせた。さらに、この日は中島さん扮する恐ろしいアンデッドがミラ演じるアリスと死闘を繰り広げるシーンが会場限定で公開され、素顔の中島さんからは想像もつかないような凶暴な姿は会場のファンたちを震え上がらせた。実際にファンからは「美嘉が映画のためにコミコンに来たの!?スゴイ!」、「美嘉のファンなのに会場に入れなかったよ、残念…」といった声が挙がっており、ミラに負けず劣らずの人気ぶりを見せつけていた。また、海外からの取材陣からも「恐ろしい戦い!」と絶賛された中島さん。「小さい頃からゾンビになりたかった?」と尋ねられると「似合うとは思っていました(笑)」と意外な確信を明かした。さらに、本作の日本版主題歌を中島さんが歌うことがこのほど決定!『アンフェア the answer』の主題歌となった「LOVE IS ECSTASY」に続き、女優・歌手の両方でいよいよ本格的に海外進出となるのか?同曲のタイトルなど詳細は明かされていないが、歌声にも注目が集まりそう。『バイオハザードVリトリビューション』は9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードVリトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年07月17日ミラ・ジョヴォヴィッチが主演する人気シリーズの最新作『バイオハザードV:リトリビューション』の予告編が解禁になり、シリーズのファンはアッと驚くであろう衝撃シーンの数々が公開された。『バイオハザードV:リトリビューション』の新予告動画本作は、アンブレラ社が開発した、アンデッド(ゾンビ)へと姿を変えてしまうT-ウイルスが蔓延した世界を舞台に、アリス(ジョヴォヴィッチ)が新しい仲間とともに再び戦いを挑む姿を3Dで描いたアクション作。アンデッド役を演じる中島美嘉をはじめ、ミシェル・ロドリゲス、シエンナ・ギロリーら過去作に登場したメンバーも再集結する。今回公開された予告編では、これまで数々の死闘を繰り広げてきたはずの主人公アリスが、明るい家庭で家族と仲睦まじく暮らしている衝撃(!?)の場面で幕を開ける。「違う映画のシーンを編集してしまったのか?」と思えるほど穏やかな笑みを浮かべるジョヴォヴィッチを捉えた映像から一転、穏やかな家庭にアンデッドが乱入! これまで観てきた場面がすべて、アンブレラ社が作り上げた仮想現実だということが明かされ、シリーズで繰り返し登場してきた無菌室のような施設にアリスがたたずむカットが映し出される。さらに予告編は、アンブレラの最高機密施設でバトルを繰り広げるアリスのアクションシーンを主軸に、ゾンビの襲撃を受けて殉職した女性隊員レイン(ロドリゲス)や、前作にも少しだけ姿を見せたジル(ギロリー)ら、シリーズの人気キャラクターが次々に登場。中には過去にアリスが戦った場所も再び登場しており、『…リトリビーション』が最新作にしてシリーズの集大成であることが伺える映像になっている。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年06月18日6月も中盤に入り梅雨の時期に本格的に突入。ジメジメと空も気分も晴れないこの時期、既に夏休みに何をしようかなと楽しい計画を考える方もいるのでは?キャンプや旅行でカラっと晴れた空の下で夏休みを満喫したいと考えている人も多いはず。一方、映画界でもこの夏は“熱い”注目の3Dアクション大作が目白押し!だがこの3D映画、果たしてどの程度浸透しているのか?このたび明らかとなった意外な結果とあわせて、この夏注目の3D映画を紹介する。よりダイナミックな映像世界で映画を“観る”ものではなく“体験する”ものに変える革新的な技術としてハリウッド大作を始め、邦画作品でも数多く取り入れられるようになった3D技術。しかし先日、インターネットアンケートサービス「gooリサーチ」と映画情報サイト「goo映画」の共同調査により発表されたリサーチ結果によれば、「直近1年以内に3D映画を鑑賞した人」は全体(3,189名)のわずか13.6%にとどまったという。さらに、「3D映画に対する意識」に至っては「3D視聴が好き」が全体の1割弱に対して、「3D視聴が苦手」が全体の2割強にのぼり、3D映画支持派を否定派の数が上回るという結果に。まだまだ3D映画の魅力が一般的に広く浸透しているとは言えない?そんな“3D否定派”の人の苦手意識を払拭することができるのか?3D映画ならではのダイナミックなアクションを存分に楽しめる注目作品がこの夏、続々と公開となる。その先陣を切るのが、先日“スパイダーマン”ことピーターを演じたアンドリュー・ガーフィールド&エマ・ストーンら出演陣の来日でファンを熱狂させた『アメイジング・スパイダーマン』(6月30日公開)。『スパイダーマン』の最大の見せ場であるN.Y.の街を縦横無尽に飛び回るおなじみのスウィング・アクションは、ぜひ3Dで体験したいところ。前3作では体験できなかった臨場感がパワーアップした映像は、観る者が空中を華麗にスウィングしているかのような気分にしてくれる。人気バトル・アクションシリーズの最新作『バイオハザードVリトリビューション』(9月14日公開)の3Dアクションも見逃せない一作。ミラ・ジョヴォヴィッチ扮する主人公・アリスが、世界中にT−ウィルスが蔓延しほとんどの生物が“アンデッド”になってしまった世界で、ゾンビたちをバッタバッタと倒していく姿がおぞましくも爽快なこの作品も、最新作では3Dでの上映が決定している。さらに前作に続き、歌手の中島美嘉がアンデッド役で再登場することも話題を集めているが、迫力を増した映像で飛び出すアンデッドたちの怖さも倍増すること間違いなし。そのほかアメコミヒーローたちが集結した豪華絢爛のヒーロー・アクション超大作『アベンジャーズ』(8月17日公開)など、“3D映画食わず嫌い”という人をもきっと納得させるアクションを見せる。劇場でしか味わえないこの臨場感をあなたもこの夏、体験してみる?(※こちらのアンケートデータは、全国の10代~70代の男女を対象にアンケート・サービス「gooリサーチ」、映画情報サイト「goo映画」の登録モニターの中から調査されたものです)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月17日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.バイオハザードVリトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月16日世界中で大ヒットを記録した人気シリーズ『バイオハザード』の最新作『バイオハザードV:リトリビューション』が9月14日(金)より3Dで公開されるのを前に、14日(日本時間)にニューヨークで本作のファンイベントが行なわれ、主演を務めるミラ・ジョヴォヴィッチが出席した。その他の写真シリーズ第5弾となる本作は、アンブレラ社が開発したT-ウィルスによって、地球上のほとんどの人間がアンデッド(ゾンビ)へと姿を変えてしまった世界で、女戦士アリス(ジョヴォヴィッチ)が再びアンブレラ社に戦いを挑んでいく姿を3Dで描く。ニューヨークのリーガル・シネマで開催されたファンイベントは、日本をはじめ、ロシア、イタリア、スペイン、韓国などにもWEB中継を実施。まだまだその全貌が謎に包まれている本作について、ジョヴォヴィッチ本人が全世界の『バイオ』ファンの質問に答える形式がとられた。「“V”には何があるの?」という質問には、「“V”は信じられないほど、アメイジング! 14台の発電機を持ち込んで15mもある光の廊下を作って撮影したシーンは、照明が焼けるほど熱くて、私もアンデッドを演じてくれた日本人のスタントの人たちも大変だったわ」と答え、「“V”のすごいところはグローバルなところ。全世界の街を破壊していくの」とコメント。また、「“V”で苦労したところは?」という日本からの質問には、「スタントね! CGのシーンもあるし、多くのシーンを自分でスタントしたから。でも、私はチャレンジが大好きだから、『次は何? どんなチャレンジなの? みんなが喜ぶかしら?』と考えて、毎回スタントを学んでいるの。そう、私はスタントができる女優なんです(笑)」と語った。そのほか、作品の確信にせまる「ジルは死ぬの?」という質問が出ると「アリスがジルを殺してしまうって? この質問をしたあなたは悪い人ね(笑)。今、言えることは、彼女はすごいファイターだってこと。ジルとのファイトシーンの撮影は、本当に大変だった。3Dカメラ5台の前で、いろんな表情でファイトシーンを撮ったの。ずっと彼女の頭を殴っているのよ! 彼女が死んでしまうんじゃないかって思うくらい! 私は『もう、おしまいにさせて!』と言ったわ」。さらに、「ポール(・W・S・アンダーソン。本作の監督でジョヴォヴィッチの夫)と“VI”についてのアイディアも話しているの。『バイオ』シリーズはアリス無しでも継続できる、とか」と話すと、劇場内から大きなブーイングが起こり、ジョヴォヴィッチが演じるアリスがいかにファンに愛されているかを証明していた。イベントの最後には「“VI”、そこではアリスが死ぬかも」と爆弾発言も飛び出し、劇場のファン、世界中のファンは衝撃を受けた様子だった。US版ポスターも解禁となった本作、世界中の『バイオ』ファンの期待がますます高まったようだ。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年06月15日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の人気シリーズ第5弾『バイオハザードV:リトリビューション』の新画像がこのほど公開され、シリーズ1作目を思わせるセットに立つ主人公アリスの勇姿が披露された。その他の写真『…V:リトリビューション』は、アンブレラ社が開発したT-ウィルスによって、地球上のほとんどの人間がアンデッド(ゾンビ)へと姿を変えてしまった世界で、女戦士アリス(ジョヴォヴィッチ)が再びアンブレラ社に戦いを挑んでゆく姿を3Dで描く。シリーズの多くを手がけてきたポール・W・S・アンダーソンが監督を務め、中島美嘉、ミシェル・ロドリゲスら過去作のキャストも総出演することも発表されているが、物語の詳細や、タイトルになっている“リトリビューション=報復、天罰”が一体、何を意味するのかは依然、謎のままだ。このたび公開された画像は、アリスが宿敵アンブレラ社の施設にいる様子を捉えたもの。前作のラストは、昔の仲間であるジル・バレンタインとの対決を予感させるシーンで終わったが、なぜアリスがアンブレラの社内にいるのか? 彼女がアンブレラ社のロゴが入った服を着ているのはなぜか? など、気になるポイントは多く、公開まで想像はふくらみそうだ。ジョヴォヴィッチは公開された画像のシーンについて「一番好きなシーン」としながらも「今回は脚本、キャラクター、映像、3Dのクオリティ、すべてが格段にレベルアップしている。今までで最高の『バイオハザード』になっている」と自身のコメント。前作の設定では渋谷の街の下にアンブレラ社はあったが、今回はどこが舞台となるのか、続報を待ちたい。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年05月21日リュック・ベッソン監督が自ら執筆した児童文学を原作に3DCGアニメーションと実写を融合させた革新的な映像で作り上げてきたファンタジー『アーサー』シリーズが遂に完結!『アーサーとミニモイの不思議な国』、『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』に続く3部作の最終章となる『アーサーとふたつの世界の決戦』のDVDが先日、リリースとなった。原作の第1巻が刊行されたのが2002年。他作品の監督やプロデューサーをも務めつつも製作を進めてきたこの壮大な3部作を送り出した心境は――?ちょうど1年前に本作を携えて「フランス映画祭2011」の団長として来日を果たした際のベッソン監督のインタビューをお届け!好奇心旺盛な少年・アーサーが体長2ミリのミニモイ族の世界で大冒険を繰り広げる本シリーズ。タイトルにもあるように、本作ではミクロ世界のみならず、人間界にも冒険が波及!復活を遂げた魔王・マルタザールやその軍団が人間界をも支配しようとするのを阻止すべく、アーサーと仲間たちが奮闘する。3部作を作り終えての心境を尋ねると監督は「まずは終わったことに満足してるし、ホッとしたよ」と素直な胸の内を明かしてくれた。監督にとって、この3部作は子供のような存在だという。「3人の子供たちが自分の中でどんどん大きくなっていったような気分だよ。子供たちの方も『パパ、僕らのことはもういいよ』って気持ちじゃないかな(笑)?本を書くことと映画を作るってことは全く表現の仕方が違うでしょ?だから最初に小説を書き始めたときに今回の映画のようなイメージを思い浮かべていたわけじゃないんだ。まずは本を書くことに集中し、それから今度は映画の世界に没頭することにした。結局、両方合わせて10年近くを費やすことになったから、そろそろ違うことをやりたいなって気持ちだよ」。実写部分に関しては第1作目から3作目までほぼ同時期にまとめて撮影されており、主演のフレディ・ハイモアは当時まだあどけなさの残る10代半ばの少年だったが、今年20歳を迎えた。フレディと初めて会ったときの“衝撃”を懐かしそうにこうふり返る。「彼が部屋に入ってきて、話し始めて3分で『あぁ、彼しかいない』って思ったよ。どうしてって?そんなの説明できないよ。女性に会って『彼女が運命の人だ』って感じるあの感覚さ。分かるでしょ?僕の頭の中にボンヤリとあったアーサー像にピタッと重なって明確になったんだ」。このインタビューが行われたのは、ナタリー・ポートマンが『ブラック・スワン』で悲願のアカデミー賞を獲得した数か月後。ナタリー(『レオン』)を始め、ミラ・ジョヴォヴィッチ(『フィフス・エレメント』)などベッソン監督の作品をきっかけに世界的なスターとなっていった俳優は多いが、自作に出演した俳優たちについては、監督も何かと気にかけているよう。「もちろん気になるよ。責任まで感じちゃうね。でもフレディに関しては別だよ!だって彼は『アーサー』以前から『ネバーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップと共演したりして活躍してただろう?フレディのことまで責任を持つことになったら大変だからね(笑)。というか、彼は演技が出来るだけでなく、本当に頭がいいしフランス語まで話せるし、そもそも僕が心配しなくても大丈夫だよ」。「この映画は子供たちに観てほしい。12歳以上の大人は子供の許可を取ってから観るように」とは監督一流のユーモア。自身も撮影の現場で、そして家庭で常に子供たちから刺激を受けていると頷く。「偉大な哲学者がこう言ってるよ。『子供は人類の父である』ってね(※ロックバンド『ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ』のアルバム名)。僕はいつも、物事はそんなに複雑ではなくシンプルだってことを子供たちから教わってるよ。長く大人でいるとドライになり過ぎちゃうものだけど、正直でまっすぐで敏感な子供たちの感性が『あぁ、そうだよな』って思い起こさせてくれるんだ」。ちなみに本作では、悪役マルタザールの不肖の息子・ダルコスの存在が物語の大きなカギを握る。監督はマルタザールとダルコスについて「あの親子の関係はシェークスピア的だね」と評する。「愛と憎しみ。父の横に息子が存在し、育っていくときの問題をたっぷりと見せているよ。父は息子を常に裏切るものだけど、逆に息子はどのように父を裏切るのか?ってね」。ダルコス(声を担当したのはイギー・ポップ!)がデヴィッド・ボウイ(※第1作でマルタザールの声を担当)の名曲「Rebel Rebel」(邦題『美しき反抗』)を歌うシーンまであり、完全に監督が楽しんでるような…。「確かに、このシーンも含めて2人の関係を描くのは楽しかったよ。歌いながらダルコスの反抗心が出てるでしょ?『悪の帝王になんてなりたくない。歌手になりたい』って歌いながら反抗してるんだ。でもデヴィッドの歌を歌うところに愛があるよね(笑)」。以前は「10作ほど作ったら監督業は引退する」と公言し、日本のみならず世界中のファンを心配させていたが、いまではその心配は不要だろう。監督として映画を作る上での心の支えとなっているものを尋ねると、こんな熱っぽい答えが返ってきた。「どんなものでも映画のテーマになりうるし、出会いで触発されることもある。何かに心が揺り動かされ、虜になると、興奮するような気持ちがどんどんわき上がってくるんだ。カメレオンみたいなものだね。虫が目の前を通った瞬間に舌が反応して即座に獲物をキャッチしてるんだ」。このとき「次回作はミャンマーのアウンサン・スーチーのドラマだよ。また全く違うドラマだろう?」と語っていたが、その言葉通り『アーサー』シリーズに続いて『The Lady ひき裂かれた愛』を完成させた(日本では7月21日より公開)。この先もあっと言わせる手法で日本のファンを楽しませてくれそうだ。(text:Naoki Kurozu)「アーサーとふたつの世界の決戦」DVD価格:2,940円(税込)「アーサーとふたつの世界の決戦」ブルーレイ価格:4,935円(税込)発売元・販売元:角川書店発売中© 2010 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSPhoto : Guy Ferrandis © 2007 EuropaCorp■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS The Ladyひき裂かれた愛 2012年7月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011 EuropaCorp - Left Bank Pictures - France 2 Cinemaアーサーとふたつの世界の決戦© 2010 EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION - APIPOULAI PROD- AVALANCHEPRODUCTIONS Images et Effets 3D - BUFアーサーとミニモイの不思議な国 2007年9月22日より丸の内プラゼールほか松竹・東急系にて公開©2006 EUROPACORP - AVALANCHE PRODUCTIONS - APIPOULAI PROD■関連記事:議会選挙で圧勝したアウンサンスーチー!壮絶なる“愛”描く映画ポスター公開!フランス映画祭団長、リュック・ベッソン監督来日!『アーサー』のGACKTの声に賞賛団長リュック・ベッソンも来日「フランス映画祭2011」鑑賞券をプレゼントベッソン監督がフランス映画祭団長で来日決定!V・パラディ&デュリス作品も上映GACKTがアニメ版「SUPERNATURAL」のボイスキャストに!“選ばれた子供”演じる
2012年05月18日昨年10月に公開され、ミラ・ジョヴォヴィッチが悪女ミレディを演じたことでも話題になった映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。そのブルーレイ&DVDリリースを記念して、314(さんじゅうし)人の女性の中から“ナンバーワンミレディ”を決定するキャンペーンが特設サイト上で実施されており、このほど一般投票が始まった。その他の写真本作は、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が、17世紀のフランスを舞台に、奪われた王妃の首飾りを取り戻す旅に出た三銃士の戦いを描いた物語。ジョヴォヴィッチはフランスとイギリス両国に通じるスパイ・ミレディ役に扮していて、セクシーなドレス姿で過激なアクションを見せている。現在特設サイト上には、審査を通過した314人の美女“ミレディ・ガールズ”から、さらに選抜された10名の“ミス・ミレディ”の写真やプロフィールが掲載されている。一般投票では、彼女たちの「私は誰よりも●●です」「好きな人を振り向かせる必殺技」という2点のコメントが選考ポイントとなっており、ホームページにアクセスすれば誰でも参加できる仕組みになっている。期間は4月19日(木)まで。結果は翌日20日(金)に同サイト上で発表される。また、応募者には抽選で100名に、ソニー ブルーレイレコーダー(3名)やPS3/Xbox 360『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』(10名)、本作のオリジナルグッズなど豪華プレゼントが当たるという。ブルーレイ&DVDのリリースを前に、あなたが思う“日本のミレディ”を探してみてはいかがだろうか。ブルーレイ&DVD『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』4月20日(金)発売ブルーレイ(3D&2Dブルーレイセット)2枚組 4935円(税込)DVD 2980円(税込)発売元:ギャガ
2012年03月30日映画への愛に満ちた2作、『アーティスト』と『ヒューゴの不思議な発明』がそれぞれ5部門ずつ受賞した第84回アカデミー賞。フランス映画界を代表してやって来た『アーティスト』チーム、主演男優賞候補となったジョージ・クルーニーやブラッド・ピットを始め、多彩な顔ぶれが授賞式に集まり、レッド・カーペットの華やかさも格別だった。注目が集まるハリウッド女優たちの装いで、目を引いたのは白とメタリック・カラーのドレス。「エリ・サーブ」のワンショルダーの白いドレスを見事に着こなしたのはミラ・ジョヴォヴィッチ。流れるようなシルエットが美しく、スパンコールをあしらったきらびやかなドレスとレトロなデザインのイーディ・パーカーのクラッチの質感も完璧な調和を見せていた。主演作『ドラゴン・タトゥーの女』のイメージに合わせて、賞シーズンは常に黒を着続けていたルーニー・マーラが、主演女優賞候補となったオスカー授賞式でついに白いドレスを身にまとって登場、鮮烈な印象を与えた。「ジバンシィ」の構築的なデザインのドレスは彼女の肌の白さにもなじみ、前髪を短く切りそろえた黒髪とのコントラストも絶妙。そして、毎回何を着るか注目のファッション・アイコン、グウィネス・パルトロウも今年は白いドレス。「トム・フォード」のシンプルなデザインに合わせて、ネックレスもイヤリングもなし。羽織っていた長いケープは、ロバート・ダウニーJr.と一緒に長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとしてステージに立つときは外していた。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』でタイトルロールの元英国首相を演じ、『ソフィーの選択』以来、29年ぶりに主演女優賞を受賞したメリル・ストリープは、手にしたオスカー像がかすみそうなほど輝くゴールドの「ランバン」のドレス。チェーン・ベルトでマークしたウエストから作られたドレープとロングスリーブで体型もカバー、堂々たるゴージャスな佇まいを見せた。『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』で助演女優賞に輝いたオクタヴィア・スペンサーもプラチナ・カラーに光り輝くシルクとチュールのキャップ・スリーブのドレス。アメリカで活躍する日本人デザイナー、庄司正のブランド「TADASHI SHOJI」に特注した一着。庄司は彼女のお気に入りのデザイナーで、1月のゴールデン・グローブ授賞式にも同プランドのラベンダー色のドレスを着ていた。キャメロン・ディアスと共に衣装デザイン賞、メイクアップ賞のプレゼンターを務めたジェニファー・ロペスはズヘア・ムラッドのヌードシルクのチュールとクリスタルをあしらった特注ドレス。髪はアップにしてアクセサリーはイヤリングのみにし、深いVネックラインと上腕部を見せる奇抜なデザインを際立たせた。スパンコールやビーズを使い、キラキラしたメタリックなドレスは大人気で、メリッサ・マッカーシーが助演女優賞候補になった『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』のキャストで、メリッサも含めたキャスト6人で短編映画の賞のプレゼンターを務めたエリー・ケンパー(「アルマーニ・プリヴェ」の錆色のストラップレス)とローズ・バーン(「ヴィヴィアン・ウェストウッド」の黒のワンショルダー)もスパンコール仕様のドレスで注目を集めた。(text:Yuki Tominaga)特集:第84回アカデミー賞 />■関連作品:ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン 2012年4月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDヘルプ~心がつなぐストーリー~ 2012年3月31日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.ドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS■関連記事:【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~【アカデミー賞】最高栄誉はハリウッド愛を贈るフランス映画『アーティスト』へ!【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!【アカデミー賞】ジャン・デュジャルダン、フランス人初の主演男優賞を受賞!
2012年02月27日先日、英国アカデミー賞を獲得したスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の最高傑作との呼び声高い『私が、生きる肌』の予告編が到着!誰も観たことのない“究極の問題作”と言っても過言ではない、本作の危険すぎる世界観が明らかとなった。妻を亡くした天才外科医・ロベルは、以来、妻を救えるはずだった“完璧な肌”の開発に執念を燃やしていた。そして彼は監禁した“ある人物”の肉体にこの開発中の人工皮膚を移植し、ベラ・クルスという亡き妻にそっくりの美しき女性を創り上げるのだった…。スリリングな旋律と共に幕を開ける、アルモドバルの世界。そこには、一見異様な肌色のボディ・ストッキングを肢体にまとい、しなやかにヨガの瞑想に耽っているヒロイン・ベラの姿がある。そして、そんな彼女をロベルは文字通り監視し、自らの手で創り上げた美女に亡き妻の姿を重ね合わせ、狂気に似た欲望をぶつけていく。一体、このベラとは何者であり、なぜロベルは“彼女”を選んだのか…?こちらの予告編を観ると、数々の疑問が浮かび上がる。良心の呵責を失ったロベルを演じるのは、アルモドバルと22年ぶりの再タッグとなるアントニオ・バンデラス。近作では見られない怪演ぶりがまず目を引くが、彼以上に観る者を惹きつけるのが、完璧な肢体に“肌”をまとったミューズ、エレナ・アナヤ。実は、彼女の体の美しさを余すところなく強調するこのボディスーツ、手がけているのがかの有名デザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエ。ゴルチエ氏といえば、過去にもミラ・ジョヴォヴィッチの出世作である『フィフス・エレメント』でミラが着用したボディスーツや、『コックと泥棒、その妻と愛人』でヒロインが着用したセクシーな黒のボディスーツ、マドンナのミュージックビデオ「Frozen」でマドンナが着用した漆黒のドレスなど、数多くのアーティストやクリエイターと組み、衣裳デザインを手がけてきた奇才。アルモドバル監督と手を組むのは、『キカ』(’93)、『バッド・エデュケーション』(’04)に続き3作目となる。今回もアルモドバルが創り上げた完璧な色彩美と見事な融合を果たしている。スリリングで官能的な男と女の駆け引き、2人の関係に潜む“謎”、そしてアルモドバル×ゴルチエが創り出した完璧な美。まずはこちらの映像で思う存分堪能してみて。『私が、生きる肌』は5月26日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!究極の問題作で描かれるのは“究極の愛”?『私が、生きる肌』ポスター解禁!鬼才ペドロ・アルモドバル、史上最大の“問題作”『私が、生きる肌』公開決定!
2012年02月16日去る10月30日(日)、閉幕した第24回東京国際映画祭。今年も世界、日本、アジアの秀作が揃い、映画好きにはたまらない1週間となりました。作品だけでなく、多くの方が楽しみにしているのが、ゲストたちのファッション。特に、オープニングを飾るグリーンカーペットは、注目の的です。ブラックのベアトップドレスで登場したミラ・ジョヴォヴィッチ、シックな黒のフルレングスを纏った榮倉奈々、仲里依紗の真っ赤なオフショルダーワンピース、黒木メイサのミニドレス、江角マキコの和装姿など、美女たちの競演に沿道に集まった観客たちも大満足の様子でした。ここ数年、ちょっと地味…という表現でくくってきたグリーンカーペットですが、今年は日本以外のアジア各国からやってきた女優が大胆だったという印象。美しいスタイルを惜しみなく披露できる露出度の高いファッションを選び、イベントに華やかさを添えていました。筆頭は、シンプルなシルエットながら、ところどころしっかり透けていたチャン・シンユーのスパンコール&シフォンのドレス。リー・タオの長いトレーンを引いたブラック&ホワイトの超ミニワンピ×超ハイヒール姿にもドキリとさせられました。意外性のある組み合わせでちょっとした驚きを与えてくれる、こうしたモード感あふれるスタイルは見ているだけで楽しいものです。自分では着られないだけに…。見ているだけで楽しくなるといえば、審査員として来日していたファン・ビンビン(『運命の子』)。昨年の映画祭では『ブッダ・マウンテン』での演技が高く評価され、最優秀女優賞を受賞した彼女は、“中国一の美女”とも呼ばれる美貌の持ち主。オープニングでは、ヌードカラーのレーストップにフリルたっぷりの鮮やかなピンクのスカート、スパンコールのハイヒールを合わせて、ゴージャスな女優スタイルを披露。タイトなトップス×ボリュームのあるボトムスの絶妙なバランスで、存在感は人一倍。上下のシルエットだけでなく、配色のバランスも大成功だったために、印象深くも上品さを失わない上級者ファッションとなっていました。会期中に見せたヌードカラーのベアトップドレスも気になるところ。胸元は深く大胆にカットされているものの、肌になじむ優しい色味と素材の柔らかさ、胸元にあしらわれたキュートな小花などが相まって、決していやらしさを感じさせません。やはり、すべてはシルエット、色、素材、デザイン、ヘア、メイクなどすべてのバランス。これをちょっとでも図り間違えると、とたんに品を落としてしまうのですから要注意です。シルエットは抑え目だけれど華やかさはある、私たちでも参考にできそうなファッションも。クロージングでは、スパンコールのワンピースに黒のかっちりとしたジャケットを合わせ、ヘアもタイトにまとめて落ち着いた中にも豪華さを演出。それでも、スイングするジュエリー、ピンク色のクラッチバッグ、プラットフォームのパンプスなど、華やかなアイテムで落ち着きすぎないための小技も効いています。これからのパーティシーズン、私たちでも参考にできそうなスタイルです。いつも、大胆なカラー&ファッションで登場してくれる彼女ですが、今回は審査員と言うこともあり、ちょっと抑え気味に知的な印象を意識していたよう。それでもこの華やかさ。個人的には、今年のファン・ビンビンのファッションが好み。「派手さ」と「華やかさ」は明らかに違うのだなと感じさせてくれました。クロスボーダーな仕事が増え、年々洗練されていくファン・ビンビンのファッションを始め、アジア諸国の女優陣に触発されて、来年も東京国際映画祭でもファッション・バトルがもっと盛り上がるとよいのですけれど。日本の女優たちの、大胆なる参戦を願って。(text:June Makiguchi)■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED運命の子 2011年12月23日よりBunkamuraル・シネマにて公開© Shanghai Film Group Co., Ltd. Shanghai Film Studio/TIK FILMS/Stellar Mega Films Co., Ltd. /21 Century Shengkai Film■関連記事:【TIFFレポート】仏『最強のふたり』に栄冠日本『キツツキと雨』は審査員特別賞【TIFFレポート】新垣結衣、阿部寛と溝端淳平の“職務質問”に「興奮しました」【TIFFレポート】西島秀俊、“力石”伊勢谷友介も認める体脂肪ゼロの役作り!【TIFFレポート】仲里依紗、“妊婦パワー”で「日本を元気に!」宣言名匠が被災地に捧げる3分11秒の短編が東京初上映!ワークショップも開催決定
2011年11月01日『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が手がける冒険大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が28日(金)から日本公開されるのを前に、主人公ダルタニアンを演じたローガン・ラーマンと、彼が恋に落ちる王女の侍女・コンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルドが来日し、インタビューに応じた。その他の写真本作は、フランス王の銃士隊に憧れて、パリにやってきた若者ダルタニアンと、銃士隊の花形である三銃士のアトス、ポルトス、アラミスが、王宮を揺るがす英国側の陰謀に立ち向かう姿を描く。ミラ・ジョヴォヴィッチが謎だらけの美女・ミレディを、オーランド・ブルームが物語の鍵を握るイギリス宰相・バッキンガム公爵を演じている。本作は3D版でも上映され、多くのデジタルショットを駆使したこれまでにないダイナミックな『三銃士』だ。しかし、本作はVFXだけじゃない“冒険活劇のアナログ的な面白さ”にもこだわった。脚本を『ブリジット・ジョーンズの日記』のアンドリュー・デイヴィスが担当。ラーマンも「脚本にしっかりとドラマが描かれているから、現場で俳優同士が話をしなくても自然とキャラクターの変化を演じることができた」といい、ワイルドも「撮影前にリハーサル時間がしっかりと用意されていたので、セリフ回しや疑問点を監督と話し合うことができた」と振り返る。さらにラーマンは劇中で華麗なソードアクションを披露。「前作の『パーシー・ジャクソン…』とは剣術のスタイルが違うから、ゼロからやり直しだったんだ。今回の方がはるかにスタントのシークエンスも複雑だしね。不安になることもあったけど、前作をやり遂げた経験が支えになったよ」。そして、アンダーソン監督がこだわったロケ撮影も“デジタル”では決して再現できない見どころだ。本作では、ルーブルの庭園やロンドン塔、ノートルダム寺院など欧州を横断しながら撮影を敢行。ワイルドは「この物語の時代の人が本当に暮らしていたかもしれない場所で撮影できたことで、役にスッと入っていくのを助けてくれました。衣装も同じで、たとえばコルセットをつけることで立ち姿や身のこなしが変わる。それはとても大きなことでした」と振り返り、ラーマンも「こういう作品はとても準備が大変という面もある。でも、衣装を着て、ロケ地に立つことで“ひとつのカタチ”ができあがるんだ」と語る。そして、物語のクライマックスを飾るのはVFX技術を駆使した壮大な飛行船バトルで、ラーマンも「この映画を“新しい三銃士”たらしめているのは飛行船だよ!まだ誰も観たことのない空中戦に注目してほしい」と力説する。本作は、昔ながらの冒険活劇の魅力と、VFX満載のアクションの両方が楽しめる作品のようで、ワイルドは「どんな年齢の観客でも必ずどこかに『楽しい!』と思えるポイントがあると思う」と笑顔で作品をPRした。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2011年10月27日フランス最強の三銃士、王妃の首飾りを巡る陰謀、暗躍するセクシー美女、そして…大空を翔る飛行船!?気になるキーワード共々、アレクサンドル・デュマの名作小説の世界をスクリーンに焼きつけた『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。その中で、主人公の青年・ダルタニアンに扮したローガン・ラーマンと、彼とロマンスを繰り広げる美女・コンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルドが来日。10年以上のキャリアを誇るローガンとイギリス出身の新星ガブリエラの素顔は…?アドベンチャー超大作で初共演を果たしたローガンとガブリエラ。「ローガンは俳優として素晴らしいし、共演できて本当に嬉しかったわ」とガブリエラが言えば、ローガンが「ガブリエラの言うことを繰り返しているだけに聞こえちゃうかもしれないけど、彼女の方こそ素晴らしかったよ。これが僕の本心なんだから仕方がないよね(笑)」と返す仲良しぶり。「ポール(・W・S・アンダーソン監督)が僕らを起用してくれたのは、2人の相性の良さを感じてくれたからじゃないかな」とローガンが自信をもって付け加えるのも納得だ。そんな彼らの役目は、野望と陰謀が渦巻く物語の中でも色褪せないフレッシュなラブストーリーを演じること。屈強な三銃士に憧れるダルタニアンは、ひょんなことから彼らに仲間入り。フランス王室を巡る企みに巻き込まれていく中、王妃の美しい侍女・コンスタンスと恋に落ちるのだが、「ローガンとはスクリーンテストのときに初めて会ったの。撮影前から一緒にいる時間を持てたのは、恋に落ちる2人を演じる上でとても有難いことだったわ」とガブリエラ。「僕とガブリエラが仲良くすることによって、ダルタニアンとコンスタンスの間に自然な雰囲気を出すことができたんじゃないかな。それって一番重要なことだよね」とローガンが頷く。とは言え、ダルタニアンのコンスタンスに対する恋のアプローチはフランス男らしく相当積極的!「僕は好きな子がいたとしても、ダルタニアンみたいなアプローチすることはできないな。むしろシャイな方だよ」と語るローガン。どのようにして大胆不敵な恋する銃士を演じたのか…。「美しいガブリエラが相手だから、ああいう演技ができたのかもしれないね。最初に会ったときから“綺麗な子だな”って思ったし。…なんて、本人を隣にして言うのは何だかちょっと気まずいな…。でも、うん…たしかにガブリエラが相手なのが助けになったと思うよ」。照れながらも真摯に答えるローガン・ラーマン、19歳。隣で微笑むガブリエラ・ワイルド、22歳の乙女心は、やはりダルタニアンのような積極的アプローチに揺さぶられるものなのだろうか。「どうかしら…。コンスタンスはそういう男性が好きみたいだけど、私はダルタニアンほど自信過剰な人はちょっと遠慮したいかな。だって、生意気だもの(笑)。でも、ダルタニアンは若いから、それはそれでチャーミングに見えるんだと思うわ。虚勢を張っている感じが可愛いわよね」。ちなみに、ダルタニアンに対して簡単にはなびかないコンスタンスの態度を受け、三銃士がダルタニアンに「パリの女性は手ごわいぞ」と諭すシーンが劇中に登場するが、ガブリエラのコメントから推測するに、イギリス女性も案外手ごわそう…。ローガンの意見は?「イギリス女性…というか、ガブリエラは強いし、すごく頭がいいんだ。だから…、手ごわいと思うよ(笑)」。もちろん、若き男女2人のロマンスが楽しめるだけでなく、アクションに次ぐアクションの展開に興奮させられる『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を、ガブリエラは「大人も子供も、男性も女性も、幅広い層の人が楽しみを見つけられる映画」と言い表す。「それに、とにかく映像が美しいの。衣裳もセットもゴージャスだと思うわ。コルセットが痛くて慣れるのに大変だったし、座りにくいし、重かったけど(笑)、頑張った甲斐があったわね。完成した映画を観たとき、心からそう思えたの」。一方、「僕の衣裳はアクションがしやすいように作ってもらったから着心地が良かった(笑)」と言うローガンは、クライマックスに登場する巨大飛行船に夢中のようだ。「空飛ぶ巨大な飛行船がすごいんだ。しかも、飛行船同士が空中で戦うんだよ!驚くほど素晴らしい場面だと思うし、いままでに見たことのないものになっているんじゃないかな」。ところで、前回『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』を引っ提げて来日した際、「いずれ監督業に挑戦したい!」と目をキラキラ輝かせながら語っていたローガン。その思いはいまも変わっていないのだろうか?「もちろんだよ!その目標があるからこそ、役者としていまを頑張っていると言ってもいいくらいだね。僕は映画を心から愛しているし、いつの日か絶対に監督として映画を撮りたいんだ」。ならば、そんなローガンにお題を。ガブリエラを主演女優に起用した映画の企画を考えてみて!すると、やや考え込んで見せたものの、「ガブリエラは多才だし、どんな役でも演じられちゃうだろうけど、うーん…。こんな短い時間じゃ語れないな(笑)」と笑顔でギブアップ。隣で「フフフ」と微笑むガブリエラの横顔にプレッシャーを感じたのか、実は本気で密かなプランを練っていて披露したくないのか…。どこか油断できない未来の名匠ローガン・ラーマンであった。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:ミラ・ジョヴォヴィッチ「努力あるのみ」日本女子に美の秘けつを伝授【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼント
2011年10月27日ポール・W・S・アンダーソン監督による3D大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。今週末から公開されるこのコスチュームプレイ・アクションでセクシーな悪女ミレディを演じたミラ・ジョヴォヴィッチが作品の魅力について語ってくれた。その他の写真デュマの心躍る冒険小説『三銃士』は、これまでも何度も映画化され、スクリーンとの相性はバツグン。そんな素材に今回トライしたのはアンダーソン&ジョヴォヴィッチ・コンビ。『バイオハザード』シリーズで知られる映画界のオシドリ夫婦だ。「私が演じるミレディは悪女なの。フランスとイギリス、ふたつの国に通じた二重スパイ。私がそんなスパイを演じるとなると当然、みんなはアクションを期待するわよね。で、やることにした。それも15キロもあるコスチュームと、息をするのもやっとのコルセットを付けて。本当に本当に大変だったけど、やりがいはあったわ。おそらく、そういうスタイルでアクションをやった女優はいないと思うから」そのミラのアクションは『バイオハザード』のアリスを彷彿とさせる激しさ。アクション女優としての面目躍如だ。「すべてはポールのおかげなの。彼はどんな仕事も他人任せにしないから、しっかりがっちり打ち合わせをする。そうやって生まれたのがあのアクション。いや、映画のすべてが彼の努力の結晶だわ。私はいつも思うのよ。そういう監督と仕事だけじゃなく、私生活も一緒だなんて、なんてラッキーなのってね」多くの男性と浮名を流したミラだが、いまや自分が選んだ旦那様にメロメロな様子。ちなみに、アンダーソン監督はおたくとしても有名。そういうおたくな精神が、飛行船まで登場する新しい『三銃士』を生んだともいえるのだが。「ええ、ポールはおたくよ。ただし、すっごくゴージャスなおたく。“ゴージャス”を付けるのを忘れないでよね(笑)。だってハンサムでしょー、もちろんクレバーだし、仕事にかける情熱は最高なんだから!」ミラの口をついて出る言葉は旦那様への賛辞ばかり。ちなみに、その旦那様のほうは「ミラは頑張ってくれたよ」くらいとそっけない。この温度差、どこかで見たことが……と思ったらティム・バートン&ジョニー・デップだった。このカップル(?)もジョニーのほうがティムにぞっこんなのだ。美女(ハンサム)のほうがおたくな相手に夢中。この関係性が黄金コンビが長続きするコツなのかもしれない。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー取材・文:渡辺麻紀(c)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions,S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
2011年10月26日今年で24回目を迎えた「東京国際映画祭」が22日に、東京・六本木ヒルズで開幕。国内外のスターをはじめ、スタッフ、関係者ら約300名が毎年恒例となった“グリーンカーペット”に登場し、沿道に集まった多くの映画ファンから大歓声を浴びた。本番直前まで降り続いた雨も、すっかり上がる“強運”な幕開けを切った同映画祭が30日までの9日間、東京を映画一色に染める。その他の写真グリーンカーペットの先陣を切ったのは、自身出演100作目にあたる特別オープニング作品『1911』をひっさげ来日したジャッキー・チェン。日本語吹替え版のボイスキャストである江角マキコ、中川翔子とともにカーペットを闊歩し、ファンの声援に応えた。予定ルートを外れ、ファンに急接近する一幕もあり、持ち前のサービス精神を存分に発揮。「震災後、初めての国際映画祭だし、何があっても来日したかった。嬉しかったのは、日本の皆さんの笑顔を見たこと。(日本語で)みんな、頑張ってね」とエールを送った。もう一つの目玉である公式オープニング作品『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』に出演するミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマンらが登場すると、沿道のボルテージは最高潮に。親日家として知られるミラは「“3.11”後、やっと日本に戻ってこれたことがとても光栄」と感激しきりだが、今回の日本滞在時間はわずか36時間だといい「それだけが悲しいわ」。夫であるポール・W・S・アンダーソン監督(『バイオハザード』シリーズ)がメガホンを執っており、「やっとうちの子どもたちが観られる作品を作ってくれた」と良きママぶりも披露した。震災後、ハリウッドの大物女優が東京を公式訪問するのは、これが初めて。ファンはもちろん、映画業界にとっても大きな励みになったといえるだろう。「震災後、(開催について)中止や縮小などいろいろと考えがあったが、映画が持つ普遍的な力を信じ、夢と希望を与えられる映画祭をやるべきだと考えた」と語るのは依田巽チェアマン。今年は「信じよう、映画の力」をテーマに、「TIFF ARIGATO プロジェクト」を発足し被災地復興に貢献する。期間中、上映されるのはコンペティション部門15作品をはじめ、約300本。最終日の30日には、コンペ部門の最高賞「東京サクラグランプリ」など各賞が発表される。「第24回東京国際映画祭」30日(日)まで開催中
2011年10月24日3D超大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を引っさげ来日したミラ・ジョヴォヴィッチが10月23日(日)、東京・六本木のライブスペース「ニコファーレ」で来日記者会見を行った。会見には夫でメガホンをとるポール・W.S・アンダーソン監督、主人公・ダルタニアンを演じるローガン・ラーマン、共演のガブリエラ・ワイルドが出席。親日家で知られるミラは「日本に来ていつも感じるのは“もてなし”の心の素晴らしさ。常に私のイマジネーションを駆り立ててくれる」と“3.11”以後初となる来日に感慨ひとしおだった。古典活劇としてこれまで幾度となく映像化された「三銃士」に、新たな現代的解釈を加えて、スタイリッシュなアクション・アドベンチャーに仕上げた本作。ミラは欲望のままに行動し、男たちを翻弄する女二重スパイ・ミレディを演じ「悪女かもしれないけど、やりたいことを見据えて、ベストの自分でいようと願う気持ちはきっと共感できるはず。確かに、ミレディは物を盗んだり、人をだましたり、ときには誰かを殺すこともあるけどね」と不敵な笑み。その小悪魔的な空気は、バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)がだまされてしまうのも納得!?それでも「美の秘けつは?」との質問が飛ぶと、「撮影前はとにかくストイックに、体力作りとトレーニングに明け暮れる。特に今回のアクションは、いままでで一番チャレンジングだったわ。オフはその分、リラックスしているし。やっぱり努力あるのみ、ってことね」と日本女子に伝授してくれた。ミラとは公私ともに良きパートナーシップを発揮するアンダーソン監督は、「3Dに関しては『バイオハザードIV アフターライフ』で経験済みだったから、今回は効率よくスピーディな撮影ができた。役者たちには3Dのことは気にせず、思いっきり演じてほしかったしね」。見どころは飛行船同士が空中で繰り広げるバトルシーンだと言い、「日本のアニメが大好きなんだ。今回は『宇宙戦艦ヤマト』が宇宙を航行するシーンに大いにインスパイアされているんだ」とマニアックな素顔も披露。するとミラも「私も日本のアニメは好きよ。お姫様のような衣裳でアクションしてるけど、少なからず影響を受けているはず」と息ぴったりだ。会見には日本語吹き替え版でダルタニアン役を務める溝端淳平がスペシャルゲストとして登場し、「一度見たら忘れない顔ね」(ミラ)、「続編のダルタニアン役は君にしようか」(アンダーソン監督)と2人からハリウッド進出の“お墨付き”をもらっていた。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントチャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?
2011年10月23日10月22日(土)、今年で24回目を迎えるアジア最大級の映画の祭典、東京国際映画祭が東京・六本木ヒルズにて開幕し、各上映作品の俳優陣や監督らが国内外から駆けつけ、グリーンカーペットに華を添えた。午前中はあいにくの雨天によりグリーンカーペットイベントの実施が危ぶまれたが、開始時間近くになると空は一気に晴れ模様に。オープニング上映作品『1911』を引っさげ、先陣を切って登場したジャッキー・チェンは、「約束したとおり、僕が来たら雨がやみましたね。ここを離れてしまうのが心配です」とジョークを交えながらの挨拶。3月11日の震災以来となる日本での映画祭の開幕を迎え「来日して一番嬉しかったことは、日本のみなさんの笑顔を見られたこと」と満面の笑みを見せた。昨日の会見に続いて、この日は日本語吹替えを務めた江角マキコと中川翔子がそれぞれ和服と白のミニワンピ姿で共に登場したが、「声だけとはいえ、ジャッキーの妻を演じられて光栄でした」(江角さん)、「喋るだけで魂が出てきそう」(中川さん)と、偉大なるスターとの共演の喜びを語った。グリーンカーペットイベントでの最大の見どころと言えば、国内外の女優たちの美しいドレスファッションは外せない。今年は、女性らしさを引き立たせる透け感のあるレースやシフォンをあしらったドレスが目立ったが、中でもその長身スタイルを生かしていたのは、『アントキノイノチ』の榮倉奈々。黒のレースが美しいドレスでシックな雰囲気に仕上げていてとてもお似合いだった。また、今年人気が高かったのは白や黄色、ピンクなど春のような明るい色のドレス。ウエディングドレスのような長いベールが美しいドレスから、へそ出しのシースルーがセクシーなものまで、同じ白でも異なるデザインで全く違う印象を与え、見る者を魅了していた。中でも目を引いたのが、審査員を務める中国一の美貌を誇る、ファン・ビンビン。個性的なビビッドカラーのドレスがお気に入りな彼女が今回選んだのは、胸元は白とゴールドが輝き、腰からロングのピンクスカートがふんわりと広がるドレス。その美貌にファンも大興奮の様子だった。個性的といえば、日本からも『ハラがコレなんで』の仲里依紗が肩を出した鮮やかな赤のドレスを着こなし、強いインパクトを残した。共演のベテラン俳優、石橋凌にエスコートされ、ますます大人の女度がぐんとアップ!さらに、日本の作品からは『アントキノイノチ』の岡田将生と先述の榮倉さん、『キツツキと雨』の小栗旬と臼田あさ美、『麒麟の翼〜劇場版・新参者』の阿部寛と黒木メイサなどの美男美女のショットが見られたが、この人は美女スケーターたちに囲まれ、登場!『指輪をはめたい』の主演・山田孝之はタキシードをビシっと決め、沿道のファンからのサイン攻撃にじっくりと時間をかけて応じるなど、ファンサービスに余念がなかった。黄色い歓声に交じり、ひときわ視線を集めていたのは、引っ張りだこの人気子役・芦田愛菜(『マジック・ツリーハウス』)。昨年は笑福亭鶴瓶にエスコートされていた愛菜ちゃんだったが、今年は着ぐるみたちを引き連れて堂々と一人で闊歩し、愛くるしい笑顔を振りまいていた。さらに、大勢のSPを引き連れて登場したのは、野田佳彦内閣総理大臣。経済産業大臣・枝野幸男と仲良く登場するも、「『三銃士』のキャスト陣と歩けると聞いていたのですが…」と本音をポロリ?そして、一際大きくなった歓声の中、グリーンカーペットのラストを飾ったのは、震災後初のハリウッドスター来日として注目を集めていた、ミラ・ジョヴォヴィッチを始めとする『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』チーム!元モデルの抜群のスタイルで黒のトップレスドレスを見事に着こなし、夫のポール・W・S・アンダーソン監督と仲良く登場したミラ。「日本は国・文化ともに大好きです。3.11後にこうして来ることができて本当に嬉しいです」と喜びを語り、映画祭の幕開けを祝った。第24回東京国際映画祭は10月30日(日)までの9日間にわたり、六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2011」■関連作品:マジック・ツリーハウス 2012年1月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会麒麟の翼〜劇場版・新参者〜 2012年1月、全国東宝系にて公開© 2012映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会指輪をはめたい 2011年11月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltdキツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.1911 2011年11月5日より丸の内TOEI ほか全国にて公開2011 JACKIE & JJ PRODUCTIONS LTD. All Rights Reserved.第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:中川翔子“神”ジャッキー・チェンにお願い「不老不死でいて!」“笑い”から読み解く!東京国際映画祭コンペティション部門の楽しみ方結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?
2011年10月22日今年で24回目を迎えるアジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(TIFF)が10月22日(土)より9日間の日程で開催される。錚々たるゲストの面々が来場し、多くの作品が上映されるが、何と言っても注目は、ハイクオリティーの15作品によって争われるコンペティション部門。果たして「東京 サクラ グランプリ」のゆくえは?今年のコンペ部門を楽しむうえでのキーワードは、ずばり「笑い」。全編が笑いにあふれたコメディから、ヒューマンドラマの中に随所に笑いを挟み込むことで現実の世界で起きている問題を描いたものまで、ユーモアによって時代を切り取った作品が目立つ。「年に一度の映画祭を楽しみたいけど作品がいっぱいあり過ぎて…」という方に、“笑い”という側面からコンペ作品の一部をご紹介!まずは邦画から。コンペ唯一の日本映画として、『雪に願うこと』(第18回/2005年)以来となる邦画の「東京 サクラ グランプリ」受賞の期待を背負うのが役所広司と小栗旬の共演作『キツツキと雨』(上写真)。小さな山村で暮らす武骨なきこりの男と、そこにゾンビ映画の撮影にやってきた撮影隊をまとめる気弱な若手映画監督の2人の交流が描かれる。監督は『南極料理人』で観る者を温かい笑いに包んだ沖田修一。出会うはずのなかった2人が、思いもよらない奇妙なコラボレーションを生み出していく。高良健吾、臼田あさ美、山崎努に伊武雅刀、平田満など脇を固める俳優陣にも豪華な顔ぶれが並んでいる。『別世界からの民族たち』(右上写真)は不法移民の流入に揺れる現代のイタリア、ひいてはヨーロッパ全体の共通の課題と言える「移民問題」を捉えた作品。合法的な移民が多数暮らしているイタリア北東部の美しい街。そこでお気楽な資本家たちは「移民はとっとと自分の国に帰れ!」などというメッセージをこめた、極度に人種差別的な内容を含んだショーを毎日楽しんでいたが、ある日、ショーの世界が現実のものとなり、移民たちがショーと同じように振る舞おうと決めたら…?大胆な発想でシニカルな笑いを散りばめたファンタジーとなっている。メキシコ映画『羅針盤は死者の手に』は異色のロードムービー。違法に国境を越えて兄のいるシカゴを目指すメキシコの13歳の少年の姿を描く。ある老いたラバが引く荷馬車に乗せてもらったかと思えば老人がまもなく息を引き取るなど、牧歌的な描写の中で不条理なユーモアが重なっていく。『『キツツキと雨』同様、めぐりあうはずのない2人の姿を笑いと涙を交えて描いたフランス映画『最強のふたり』は、実話に基づいた作品。事故で首から下が麻痺してしまった白人の大富豪が介護役に抜擢したのは、刑務所から出たばかりの若い黒人の青年。好みから話し方、ファッションまで2人の世界はことごとく衝突するが、やがて互いを受け入れたときにバカバカしくも最強の友情が生まれる。噛み合わない2人が繰り出す笑いにご注目!『ガザを飛ぶブタ』(左上写真)は宗教的な対立を背景に、1匹のブタと彼(?)に振り回される男の姿から平和への祈りを描いたコメディ。パレスチナの貧しい漁師がなぜか、ベトナムのブタを釣り上げてしまったところからすったもんだの騒動が始まる。パレスチナではブタは不浄な生き物とされるため、見つかる前に処分しなくてはならないのだが、一方で上手くこの豚を使えば金儲けするチャンスも。イスラエル占領下におけるガザで、葛藤しつつもたくましく生きる人々の姿を笑いと共に描き出す。ブタであることを隠すために羊のフリをさせたり、不浄な生き物に地面を踏ませないためにブタに靴下を履かせるなどユーモアたっぷり。パレスチナ人の漁師を演じるサッソン・ガーベイは、かつてTIFFでグランプリを獲った『迷子の警察音楽隊』にも出演しているが、彼自身はイスラエル人。逆にユダヤ人役の女性を演じるミリアム・テカイア自身はイスラムと、互いに逆の宗教の人物を演じているのも興味深いところ。映画祭期間中、シルヴァン・エスティバル監督とミリアム・テカイアがゲストとして来日する予定。最後に“笑い”とは別枠でお勧めしたい注目作が文豪ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子でコロンビア生まれ、メキシコ育ちのロドリゴ・ガルシア監督の手によるアイルランド映画『アルバート・ノッブス』(写真:右)。19世紀のダブリンを舞台に、貧しい生活から逃れるために性別を偽り男性の執事・アルバートとして生きる女性の姿を描く。アルバートを演じているのは、5度のアカデミー賞ノミネートを誇る名女優グレン・クローズ。今回のTIFFでの上映が“アジアン・プレミア”となるが、世界各国ですでに絶賛の声が上がっており、彼女を本年度のアカデミー賞主演女優賞の本命に推す声も。さて栄冠はどの作品に?鑑賞券は1作品1,000円(当日学生割引:500円)。来日ゲストによる舞台挨拶やティーチインあり、観客の投票で決まる「観客賞」ありと楽しみ方もいろいろ。この機会に世界中から厳選されたハイクオリティーの作品が映し出す“時代”を感じてみては?東京国際映画祭は10月22日(土)より10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に、都内各地で開催。特集「東京国際映画祭のススメ2011」「第24回東京国際映画祭」公式サイト■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼントミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!いまなお色褪せない伊丹十三監督作『スーパーの女』上映会に10組20名様ご招待東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成
2011年10月20日昨秋日本公開された第4作『…アフターライフ』が40億円を超える大ヒットを達成したことも記憶に新しい、映画『バイオハザード』シリーズ。その第5弾となる最新作が2012年9月に全米や日本などで3D公開されることが決定し、撮影現場レポーターの募集キャンペーンも始まった。“セットビジット キャンペーン”と銘打たれたこの試みは、今年11月にカナダのトロント近郊で予定されている撮影の現場に、1名の日本人を派遣するというもの。主演女優ミラ・ジョヴォヴィッチや、彼女の夫でもあるポール・W・S・アンダーソン監督たちの撮影の様子を目の前で見られるだけでなく、エキストラとして出演できる可能性もあるというから、『バイオハザード』ファンはもちろん、それ以外の人にとってもたまらない企画といえるだろう。募集対象は20歳以上の日本国籍取得者で、かつ英語を話せることが必須条件。最新作にかける想いと自己アピールを英語でプレゼンテーションした動画をキャンペーンサイトに投稿した者の中から、現地スタッフらが“日本代表”1名を選抜する。厳正な選考を勝ち抜いたこの当選者は、現場見学に参加後、その模様をレポートすることになるという。英語必須など応募条件のハードルが高いのは確かだが、ハリウッド映画の撮影現場に参加できるなんて、まさに貴重な体験。『バイオハザード』シリーズおなじみの、ミラの激しいアクションを見ることもできるだろう。応募締め切りは10月28日(金)17時59分(日本時間)となるが、我こそは!という人は最新作へのアツい想いをぶつけてみてはいかがだろうか。映画『バイオハザード』シリーズ第5弾2012年9月、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年10月19日10月18日(火)、まもなく公開を迎える映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が主催する「第3回日本3Dメガネベストドレッサー賞」授賞式が行われ、先日お笑いタレントの東貴博との結婚を発表した安めぐみがゴージャスなドレス姿で登場し、幸せオーラをふりまいた。同賞は、映画の配給会社ギャガが3D映画市場を盛り上げるべく独自に行っているイベントで、その名前通り、その年話題になった人物の中から「3Dメガネが似合う著名人」を表彰するもの。最新の3D技術を駆使した本作にちなんで、各部門の著名人が選出された。劇中でミラ・ジョヴォヴィッチが実際に着用していたバロック・スタイルのドレスに身を包んだ安さんは、「ミラのドレスを着ることができて、嬉しくて興奮しました。でも、このドレスを着てアクションすることは私にはできないな」とコメント。幸せいっぱいの笑顔で「ミラの悪女ぶりにゾクゾクしました。アクションシーンや剣さばきがすごくて、始めから最後までドキドキして、観終わったら爽快でスッキリする映画です」と映画をアピールした。安さん以外に、あごマネで人気のお笑いタレント・HEY!たくちゃんが登場し、枝野幸男経済産業大臣(政界部門)、マツコ・デラックス(文化界部門)、スティーブ・ジョブズ(経済界部門)と時の人のあごマネの数々を披露し、会場を沸かせた。文化交流界部門ではチャン・グンソクのマネで「スキ、キライ、スキ。3D、愛してあげない。3D、愛してあげる。メガネドレッサー賞、嬉しい」との喜びのコメント。さらに、スポーツ界部門兼特別賞では、プロレスラーの武藤敬司選手、蝶野正洋選手、橋本大地選手が受賞。日本で最も有名な「三銃士」といえばかつて武藤さん、蝶野さん、故・橋本真也さんが“闘魂三銃士”と呼ばれたが、その力強さとは裏腹に3人のチームワークは事情が異なるようで…「俺たち『三銃士』はチームワークが良くなかった(笑)。『一人は一人のために』でしかなかったからな」(武藤さん)、「闘魂三銃士と言われていたのに、『三銃士』の内容はいままで知らずに、この映画で初めて知りました。我々の三銃士は最悪だったけどな(笑)」(蝶野さん)と暴露。父・真也さんの跡を継ぐ最年少の橋本さんは、先輩2人を前に「僕は三銃士ではなく、どちらかと言うと“ダルタニアン”だと思うので、彼から勇気をもらえました」と恐縮していた。一方、3人の“三銃士”の姿を見た安さんは「映画に負けないぐらい、凄い迫力でかっこいい!」と興奮した様子。終始、和やかなムードに包まれたイベントとなった。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて3D・2D公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントチャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?ミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待
2011年10月19日10月9日(日)、チャン・グンソクが釜山国際映画祭(略称BIFF)のオープン・トークに登場、集まった大勢のファンから大歓声を浴びた。オープン・トークは海雲台ビーチの特設ステージで行われる公開対談で、BIFFの名物。グンソクの対談相手は、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の主演ローガン・ラーマンで、2人は子役出身という共通点があり、はじめから意気投合し、対談は大いに盛り上がった。グンソクは時々、英語で直接ローガンに話しかけ、語学の堪能ぶりも披露。ファンのあまりの歓声に質問が聞こえなくなると、「静かに!」と『美男ですね』での決めポーズを見せたり、かと思うと、司会者の女性の手にキスをするなど、終始ノリノリだった。尊敬する俳優を聞かれ、グンソクは「海外なら、渡辺謙さんとレオナルド・ディカプリオ。謙さんは演技が、ディカプリオはハンサムなので(笑)。国内なら、イ・ビョンホン先輩です。ビョンホン先輩は、かっこいいだけでなく、目だけで感情を伝えられるのがすごい」と語った。また、「音楽が趣味で、自分で作曲もするんだ」と言うローガンに対し、グンソクは「僕も音楽なしでは生きられない。実は昨日、このビーチでギターを弾いていたんだ。そしたら、1時間くらいで15万ウォンくらい集まったんだよ(笑)」と語ってファンを驚かせていた。第16回釜山国際映画祭は14日(金)まで開催中。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第16回釜山国際映画祭 [映画祭]三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:オダギリジョー、チャン・ドンゴンとの格闘ふり返り「韓国に入国できなくなるかも」釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えもミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待ミラの“闘う”セクシー・ファッションに釘づけ!『三銃士』特別映像が到着
2011年10月10日映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のワールド・プレミアがロンドンにて10月4日(現地時間)に開催され、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルームを始め、ローガン・ラーマン、ルーク・エヴァンス、マシュー・マクファディン、レイ・スティーヴンソン、ガブリエラ・ワイルドらキャスト陣に、ミラの夫でもあるポール・W・S・アンダーソン監督が勢揃い!さらに日本からは日本語吹替え版でミラ演じるミレディの声を担当している檀れいが華麗な着物姿で参加し、レッドカーペットでミラとの初対面を果たした。これまでに幾度となく映像化やアニメ化がなされてきた「三銃士」の物語を『バイオハザード』シリーズのミラ&アンダーソン監督のコンビで新たに映画化。この日のプレミアのために世界各国から数十台のムービーと100台以上のカメラ、そして2,000人以上のファンが詰めかけた。キャスト陣が颯爽と姿を現すと会場はヒートアップ!ミラは監督とのツーショットで登場。胸元を大胆に開き、セクシーな美脚が見え隠れするフェラガモのドレス姿で最愛の夫とレッドカーペットを闊歩する姿に思わずため息が…。続いてカジュアルなジャケットスタイルでオーリー(※オーランド)が現れると、女性ファンからの悲鳴のような歓声がわき起こり、たちまちオーリーは握手&サイン攻勢を受けた。そんな中、日本代表で参加した檀さんは、たのめの白い着物姿で登場。カーペット上でミラと対面し、親しげに言葉を交わす姿が見られた。檀さんの印象を尋ねられたミラは日本からの取材陣に対し「彼女は日本のミレディよ。私たちは結構、違うタイプの人だと思うわ。彼女は素晴らしい女優さんだから、私が演じた役をきっと彼女の方が素敵に演じてくれると思うわ。日本語版を観たら『彼女のようにやればよかったわ!』ってきっと思うわね」とコメント。本作は今月22日(土)より東京で開幕する「東京国際映画祭」のオープニングを飾ることになっており、ミラの来日も決定している。ミラは「日本に行けるのをとても楽しみにしているわ」と日本のファンに向けて語りかけた。同じく来日予定のダルタニアン役のローガンも「誰にでも楽しんでもらえる映画になってるから、どの年齢層の人にも楽しく観てもらえると思うよ。日本で会えるのを楽しみにしてるよ」とスマイル。今回、初の悪役に挑戦し注目を集めるオーリーは「素晴らしい原作を基に、家族で観られるような面白い映画になるように作ったから、新しいスタイルの映画になっていると思うよ。3D映画だしね!」とこちらも甘い笑顔で作品をアピールした。アンダーソン監督は本作について「日本のアニメから刺激を受けて作った映画」と明かし、「日本が大好きだから、東京国際映画祭で会えるのを本当に楽しみにしてるよ」と親日ぶりを強調した。洋画作品の海外プレミアに初めて参加した檀さん。ミラとの対面を終え「素敵な方なので、お会いできて本当に嬉しいです」と満面の笑み。「この映画に対する期待度がすごく高いなというのを肌で感じました」と現地の熱気を伝えてくれた。日本でのミラと檀さんのツーショット実現も楽しみなところ。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待ミラの“闘う”セクシー・ファッションに釘づけ!『三銃士』特別映像が到着いまなお色褪せない伊丹十三監督作『スーパーの女』上映会に10組20名様ご招待決戦は空へ…イケメンバトルを見逃すな!『三銃士』試写会に30組60名様ご招待伝説より派手に暴れる!『三銃士』ブロガー限定試写会に30組60名様ご招待
2011年10月06日『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が手がけるアドベンチャー超大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が10月28日(金)より3D上映にて劇場公開となる。日本でも馴染みの深い物語を、アクロバティックなアクションシーンを豊富に織り交ぜた本作で謎の悪女・ミレディを演じるミラ・ジョヴォヴィッチの魅力がたっぷりと詰まった特別映像がシネマカフェにいち早く到着した!近年では夫との共同作である『バイオハザード』シリーズでの“闘う”ヒロインのイメージがすっかり定着したミラだが、本作でもその卓越した身体能力はもちろん健在。欲望にまみれた男たちを掌の上で転がすように暗躍する二重スパイ、ミレディを妖艶に演じている。さらに、前作ではタイトなスーツに身を包んで闘っていたミラだが、本作では元スーパーモデルならではの抜群のスタイルで、17世紀ヨーロッパのコケティッシュなドレスを見事に着こなしているのも見逃せないポイント。本人の意見も積極的に取り入れられたという、バリエーション豊富な豪華ファッションもぜひこちらの映像でご堪能あれ。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:決戦は空へ…イケメンバトルを見逃すな!『三銃士』試写会に30組60名様ご招待伝説より派手に暴れる!『三銃士』ブロガー限定試写会に30組60名様ご招待檀れい、結婚後初の公の場に登場「幸せ?」の問いに「もちろん」東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成上島竜兵、モーニング姿で首相演説「これが最後のチャンス!」と必死
2011年10月04日『ブラック・スワン』でナタリー・ポートマンと濃厚なラブシーンを演じ話題を呼んだ女優ミラ・クニスと、『ソーシャル・ネットワーク』など俳優としての活動が著しいジャスティン・ティンバーレイク。ふたりが共演した映画『ステイ・フレンズ』(10月1日(土)公開)の劇中ベッドシーン動画が公開された。ベッドシーン動画はこちらから本作は、多くの失敗を経験したことで恋愛に対して諦めを感じている男女が、恋愛感情はナシ、カラダの関係はアリの“セックスフレンド”になるという物語。そんな内容だけにセックスに関する赤裸々な描写やセリフが満載で、今年7月の全米公開時にも注目を浴びた作品だ。この友人以上恋人未満のカップルに扮するのがミラ・クニスとジャスティン・ティンバーレイクで、本作での共演後、“ふたりは劇中同様のセフレ関係なのではないか”という疑惑が浮上。MTV MOVIE AWARDSの壇上でお互いの胸や下半身を触りあったり、ミラの携帯電話内からふたりの卑猥なメールや画像が流出したとの噂が立ったせいなのだが、真相は藪の中だ。今回公開されたのは、そんな彼らが裸体を密着させているベッドシーン。裸の女が上にいると男はどんな気分か、などと行為の最中にセックス談義をしているのだが、まるで彼らの私生活をのぞいているかのよう。疑惑どおり息がぴったりと合ったふたりの様子をチェックしてほしい。『ステイ・フレンズ』10月1日(土)よりシネクイントほかロードショー
2011年09月29日映画『三銃士』の日本語吹き替え版で声優を務める溝端淳平と檀れいが9月22日(木)、報道陣にアフレコの模様を公開した。檀さんには及川光博との結婚生活についての質問が集中したが、「幸せですか?」という問いに「もちろん」と笑顔を見せた。幾度となく映像化されてきた「三銃士」の物語を『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンが新たに映画化。溝端さんは新たに三銃士に加わり、野望に燃える若きダルタニアンの声を、檀さんはアンダーソン監督の妻でもあるミラ・ジョヴォヴィッチが演じる美しき二重スパイ・ミレディの声を担当する。それぞれ単独でのシーンに加え、2人が一緒に登場するシーンの収録も公開されたが、映画のアフレコ初挑戦となる溝端さんは「相手の芝居に声を乗せるのは難しかったです」と渋い表情。檀さんから「素敵な声です」と声を掛けられると「そんなことないです。声が低いので、『オッサンだから若い声出して』と(スタッフから)言われてました」と照れくさそう。劇中、女性から頼みごとと一緒にキスをされて思わず引き受けるというシーンがあるが、溝端さんは「男の性(さが)ですね。きれいな女性に頼まれたら断れないというのは分かります。(自身と)似てますね」とニッコリ。すかさず報道陣から「最近キスしましたか?」と聞かれると「『BOSS』というドラマでケンドーコバヤシさんと…」と答え、笑いを誘った。一方の檀さんも実写作品のアフレコは初めて。色香と剣と銃で華麗に男たちを倒していくシーンもあったが、「普段は戦わないですし(笑)、『フー』とか『ハーッ』とか女の子は言わないので楽しめました」と笑顔を見せた。檀さんが及川さんとの結婚後、初めて公の場に姿を見せたということもあり、集まった報道陣からは結婚生活に関する質問が次々と繰り出されたが、すかさず現場のスタッフが「映画に関する質問で!」とシャットアウト。それを横目に溝端さんは「みなさん、僕のプライベートには全く興味ないんですね」と不満顔。「そんなことないですよ、何かあるんですか?」と改めて尋ねられると「いや、何もないんですが(苦笑)」と答え、現場は笑いに包まれた。めげない報道陣からの「幸せですよね?」という問いに檀さんは「はい、もちろん」と答え笑顔。そのまま会見は終了となったが檀さんは「みなさん、すごいですね」と困惑した表情を見せていた。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)より全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成上島竜兵、モーニング姿で首相演説「これが最後のチャンス!」と必死英ファッションサイトが選ぶ「最もスタイリッシュなセレブ・パパ」はO・ブルームオーランド・ブルーム、愛息とのお風呂が何より楽しみなイクメンに変身ミランダ・カー、夫のオーランド・ブルームと2か月の愛息を伴って渡仏、モデル業再開
2011年09月22日お笑いトリオの「ダチョウ倶楽部」(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)が映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のために“お笑い三銃士”を結成し、9月12日(月)都内で結成式を行った。上島さんは最近、似ていると話題の野田首相の新ネタを披露したが…。幾度となく映像化されてきた「三銃士」の物語を『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が新たに映画化。妻のミラ・ジョヴォヴィッチや初の悪役に挑むオーランド・ブルームを迎え、大スケールで三銃士たちの奮闘を描く。上島さんはモーニングに身を包んで厳粛な雰囲気の中を登場。「野田です」と自己紹介し「ドジョウが金魚の真似したってしょうがねーじゃん!これをスローガンに日本を変えていきます。ルックスはこの通りですが、チャン・グンソクに似ていると言われます」と微妙にボケを織り交ぜつつ演説を行った。マントに帽子、剣を持った三銃士スタイルで登場した肥後さんと寺門さんからはやいのやいのと突っ込まれた挙句に、剣での立ち回りを見せるところでは“いつも通り”斬られ役に抜擢されるなど、首相就任後も芸風は変わらない様子。肥後さんは降ってわいた“野田景気”に「我々の経済効果も上がるのでは」と再浮上への期待を明かす。上島さんも「これが最後のチャンスですから!」と言葉に力を込めていた。映画に関しては「映像もセリフもかっこいい」(肥後さん)、「オーランド・ブルームが良かった」(上島さん)、「飛行船のアクションがすごい!」(寺門さん)と3人とも大絶賛。応援団として剣を重ねて「ALL FOR ONE!ONE FOR ALL!」と3人揃ってポーズを決めた。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:英ファッションサイトが選ぶ「最もスタイリッシュなセレブ・パパ」はO・ブルームオーランド・ブルーム、愛息とのお風呂が何より楽しみなイクメンに変身ミランダ・カー、夫のオーランド・ブルームと2か月の愛息を伴って渡仏、モデル業再開
2011年09月12日『ブラック・スワン』のミラ・クニスが、自分と同世代のアメリカの若者が政治に関心を持っていないことにフラストレーションを感じると語った。オバマ米合衆国大統領の熱烈な支持者として知られるミラはイギリスの「Stylist」誌のインタビューで、政治に無関心な若者たちについて「あれだけたくさんの情報に接する機会に恵まれているのに、どうして誰もそれを活用しないの?FoxニュースやCNNを見なくてもいい。政党に参加しなくてもいい。ただ、読書するだけでいいのに。私と同世代の人たちは本も新聞も読んでいないように思えるんだけど」と焦燥感をあらわに語った。「ニュースを知ろうとしなければ、とんでもなく情報弱者になるのも当然」と手厳しい発言を続けるミラは「私だったら、オバマに投票した理由について何時間でも話せるわ。彼の政策で賛成する点と反対する点についてもね」と語り、次のように結んだ。「世界で何が起きているのか学ぼうとしないなんて、信じられない。自分の子供たちの世代がそのために苦しむことになるのに」。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ステイ・フレンズ 2011年10月1日よりシネクイントほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:ミラ・クニス、得意のロシア語でジャスティン・ティンバーレイクの窮地を救う『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位にナタリー・ポートマンの婚約者、イヴ・サンローランの男性フレグランスの新しい顔に【ハリウッドより愛をこめて】公開直前、期待と混乱?ゆれる『ハリポタ』ファンアカデミー協会が新会員候補に招待状を発送B・クーパー、『おくりびと』監督の名も
2011年09月07日オーランド・ブルームとミラ・ジョヴォヴィッチが出演する冒険大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のポスター画像がこのほど公開され、これまでの“三銃士”のイメージをくつがえす絢爛豪華なビジュアルの一部が披露された。その他の写真本作は、フランス王の銃士隊に憧れて、パリにやってきた若者ダルタニアン(ローガン・ラーマン)と、銃士隊の花形である三銃士のアトス、ポルトス、アラミスが、王宮を揺るがす英国側の陰謀に立ち向かう姿を描く。ブルームは物語の鍵を握るイギリス宰相・バッキンガム公爵を、ジョヴォヴィッチは“三銃士”の敵なのか味方なのか謎だらけの美女・ミレディを演じる。『バイオハザードIV アフターライフ』のポール・W・S・アンダーソン監督が手がける本作は、これまでの古典的な“三銃士”のイメージを一新し、監督曰く「今の世代の人たちに喜んでもらえる“三銃士”」として製作された。このほど公開されたポスター中央には「伝説よりも、ハデにいこうぜ」というキャッチフレーズが登場。繰り返し語られ、映画化されてきた“三銃士”だが、本作はこれまで以上に“豪華絢爛”で“ド派手”な作品に仕上がっているようだ。また本作は、アンダーソン監督の前作『バイオハザードIV…』に続いて3Dカメラを用いた撮影を敢行。巨大な飛行船同士が戦いを繰り広げるシーンが最大の見どころになるそうで、ポスター下部には「映画館で“空”を体感せよ」というメッセージがデザインされている。本作は10月22日(土)から開催される第24回東京国際映画祭で公式オープニング作として上映され、同月28日(金)から全国公開される。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C) 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
2011年08月12日『ブラック・スワン』のミラ・クニスが、新作『ステイ・フレンズ』のプロモーションで訪れたロシアでの記者会見で、リポーターから意地悪な質問を受けた共演のジャスティン・ティンバーレイクを流ちょうなロシア語で援護し、周囲を驚かせた。ジャスティンに対して地元のリポーターがロシア語で「音楽活動より映画出演を重視するようになったのはなぜか?」と質問が投げかけられたときだった。ミラは「なぜ映画を、ですって?なんで?いいじゃない?一体どういう質問なの?あなたは何のためにここにいるわけ?」とロシア語で一気にまくしたてた。『ステイ・フレンズ』を宣伝するための記者会見なのだから、映画について質問してほしいということなのだろう。実はミラは旧ソビエト連邦ウクライナに生まれ、8歳のときに家族でロサンゼルスに移住した経歴の持ち主。渡米から20年経っても母国語を忘れることなく、共演者の窮地を救ったのだ。もっとも、ロシア語が分からないジャスティンは何が起きているのかまったく分からず、きょとんとした表情を浮かべていたが、イヤホンで通訳を聞いて事態を把握すると、笑いながら「ミラは僕のボディガードなんだ」とジョークを飛ばした。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ステイ・フレンズ 2011年10月1日よりシネクイントほか全国にて公開■関連記事:『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位に
2011年08月04日11日午後に発生した東北地方太平洋沖地震をニュースを知った海外のセレブたちがTwitterなどを通して、日本へのお見舞いメッセージや支援を呼びかけるつぶやきを寄せている。レオナルド・ディカプリオは「私の思いは日本の人々と共にあります。この悲劇から彼らが復興できるよう、願っています」と、ミラ・ジョヴォヴィッチは「私にとって日本はとても大きな存在。これは胸が張り裂けるような大惨事です。祈りとたくさんの愛を送らなければなりません」とツイート。3月にTwitterを始めて以来、放言三昧だったチャーリー・シーンも「日本に起きた痛みと惨状をしっかり理解して、強く彼らを愛さなければならない。極東の友人たちに幸あれ」と暴言を一時休止して、独特の言い回しで日本へ思いを馳せた。リンジー・ローハン、パリス・ヒルトンといったお騒がせセレブたちも「恐怖の中にいる人々に神様のご加護を」(リンジー)、「ニュースの映像を見て、胸が張り裂ける思いです。日本にいる全ての人たちが心配です。私の思いはあなたたちと共にあります。神のご加護がありますように」(パリス)と、つぶやいた。ほかにもベン・スティラー、ケヴィン・スペイシー、アナ・ケンドリック、ジャスティン・ビーバーなど、多くのセレブが日本に暮らす人々を心配し、被災者への祈りをつぶやいた。そして、レディー・ガガは自身の公式サイトで「WE PRAY FOR JAPAN日本の為に祈りを。」と英語と日本語で表記された白いリストバンドを1本5ドルで販売。収益は全て被災者救援に充てるという。犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りすると共に、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。(text:Yuki Tominaga)写真はTwitterで日本にメッセージを送ったミラ・ジョヴォヴィッチ。© AFLO■関連作品:スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団 2011年4月29日よりシネマライズほか全国にて順次公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.メガマインド 2011年春、公開REPO! レポ 2009年3月21日よりシネマライズほか全国にて順次公開© 2008 Lions Gate Films Inc.マチェーテ 2010年11月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ [海外TVドラマ]インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedジャスティン・ビーバーネヴァー・セイ・ネヴァー 2011年5月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ梅田にて3D限定公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Resersved.■関連記事:ブラピ、アメリカでの拠点・ニューオリンズにて最新作を撮影中チャーリー・シーン、人気シリーズ降板通告を受けるも「平気だ!」【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】オリジナル脚本賞は『英国王』『インセプション』は受賞ならず毎年恒例、オスカー前夜に最低映画を表彰する第31回ゴールデン・ラズベリー賞発表
2011年03月14日