ムロツヨシが芸能事務所のマネージャー、法律事務所のパラリーガルに扮する新ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」に、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央が出演することが決定した。本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロさん)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらもパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。安達さんが演じるのは、蔵前の元マネージャー仲間・安藤カオリ。単刀直入な物言いで勝ち気な性格だが、蔵前の悩みを聞いて励ましてくれる良き相談相手。2人の過去には、ある秘密が…。ムロさんとは本作が初共演となる安達さんは、「主演がムロさんだとお聞きして、是非一緒にお芝居してみたい!と思いました。現場でも、感動したり圧倒されたりしながら、楽しく共演させていただいています」と話し、「蔵前さんとカオリの“大人な関係”も楽しんでいただけるとうれしいです」と視聴者へメッセージ。大倉さんが演じるのは、杏のライバルとして争っていくベテラン弁護士・海堂俊介。1話では、杏が原告代理人、海堂が被告代理人として争う。そして、海堂の上司は杏に関係のある人間で…。「敏腕弁護士という役柄に大変な不安がありました」と言う大倉さんだが、「もう、敏腕にとらわれずに頑張ろうと開き直ってやらせてもらっています」とコメントしている。また、蔵前が梨乃のドリンクを買うために毎朝立ち寄るコーヒーショップの店長役で本多さん、天野法律事務所の弁護士・大神楓役で菅野さんも出演。本多さんは「舞台では何年も一緒にやってるムロさんと、映像の現場でガッツリお芝居するのが楽しくて、終わるのが悲しいからNG出そうかと思いました。楽しいけどむちゃくちゃ汗かいてます。身体も脳みそも汗だくでした。そんな空気を味わってもらえたらうれしいです」と呼びかけ、菅野さんは「弁護士さんに挑戦するのは初めてなのでワクワクしています」と語っている。なお今夜、21時台には、本作の新しい15秒バージョンのティザー映像が公開される。「うちの弁護士は手がかかる」は10月13日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日ムロツヨシ主演ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」のポスタービジュアルが完成した。本作は、ムロさん扮する芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、超エリートなのに猪突猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながら、パラリーガルとして奮闘する育成型リーガルエンターテインメントドラマ。今回公開されたポスターは、タイトル通り、蔵前が杏に手を焼いている様子を表現。蔵前が持ち上げるトレーの上には、蔵前が差し出すドリンクを手に取ることなく無視し、法廷を背に仁王立ちする杏。蔵前は執事のように杏をサポートしようとしながらも、杏は我関せず。そんなチグハグでありながらも、蔵前の必死さ、杏のまっすぐさが伝わり、蔵前が杏を手の上でなんとかコントロールしようとする関係性を描いている。手掛けたアートディレクターの柳原康之氏は「ムロさんと平手さんというとてもワクワクする新バディの魅力がポスターから伝わるよう制作させていただきました」と語り、プロデューサーの金城綾香氏は「無理やり組まされた2人がどうやって息のあったバディになっていくのか、楽しみにしていただきたいなと思ったときに、この2人の噛み合わなさ、そして逆のマッチ感を表現したいと思いました」とポスタービジュアルに込めた思いを明かしている。「うちの弁護士は手がかかる」は10月13日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月15日俳優のムロツヨシが出演する、アサヒ飲料・ワンダの新CM「WONDAじゃないでしょ?」編が、12日から放送される。新CMには、同商品がリニューアルしたことを知らずに疑い続けるサラリーマン役でムロが登場。一口飲むや否や「え、コレ、ワンダ?」と驚きの表情を見せるムロに、部下が「新しくなったワンダモーニングショットですよ」と説明する。しかし、ムロは「ウソだよ! ワンダはちょくちょく新しくなったっていうけどそんなに変わらないのがワンダなんだよ」と信じていない様子。自分の間違いは認めないものの、ムロは「うますぎる!」とさりげなく同商品を褒め、最後には裁判の判決さながらに「ワンダでした!」と書かれた白い紙を持って登場する。撮影では、商品に対して失礼なことを連続で発言する同CMに対し、ムロが「怒られないか不安だけど許可はとれてるんですよね?」と冗談まじりに監督に確認する姿も。本番ではアドリブで様々なバリエーションの演技を披露。商品を飲むシーンでもおもしろい表情で飲む真似をするなど、現場を笑いで沸かせていた。○■ムロツヨシ インタビュー――撮影を終えての感想・撮影で印象に残っているシーンは?新しいワンダに対していろいろ(ネガティブなことを)言うみたいなセリフが一杯あったので、これは言い過ぎなのでは、と意見を出させてもらったところ、これは言って欲しいという演出の意図があったもので。自由な感じで言ってますが、私の意図的なものはない。だから、今回の芝居で心掛けたこととしては心を閉ざすこと。本心ではないことをたくさんしゃべる。それっぽくしゃべる。私が言えることは、本心は一切はいっていないということです。――アドリブでの掛け合いの感想は?アドリブっぽく言いましたけど、さも今思いついたように言ってますけど、それはすべて早朝から稽古に稽古を重ねて、こういう演出できたらこうしようと想定しながら臨みましたね。それはすべて嘘です。――いつもやってることが今日はなんだかいつもと違うなと思った出来事はありますか?今のブームから少し遅れてサウナにはまってます。はまってたまるかと思っていたけどしっかりはまったところ、いつも行くサウナに行き過ぎてとうとう何も感じ無くなりました。昨日まで何かしら感じたのが、慣れたサウナの温度と慣れた水風呂を繰り返していくうちに何も体が驚かなくなって何をやってるんだろうと。気持ちよさが薄れてきているので、最近違うサウナに浮気して違う温度で、違う水風呂のところに行ってたまにホームに戻ってくるという。毎日サウナにいってます。――CMで疑い続けるシーンがありますが、日常生活で身近な人にドッキリやサプライズをされたことやしたことはありますか? それはどんなサプライズですか?40歳の誕生日の時に、俳優仲間たちが、私が飲んでいるところにきてくれてプレゼントをもってきてくれたこと。それが唯一のサプライズじゃないですかね。嬉しかったです。俳優仲間は世間の皆さまが知ってる方だったので、(その様子を雑誌に)写真を撮られまして、その方々は雑誌に掲載されたのですが、私の写真は一切なかったというのが、7年前の私のこれからもがんばろうと思った奮起の日でもあります。――CMでは二回にわたってWONDAであることを認めないシーンがありますが、自身でここが頑固だなとか、譲れないなという部分はありますか?頑固を止めないといけない時代になったでしょ。僕たちの世代がやってきたことが、先輩から教わってきたことがそのままでは下の世代には伝わらないってわかって、譲れないなではなくて、僕たちから譲らないといけないなと意識する時代ですよね。ほんとにその壁とぶちあたりながら、いい先輩面していかなければいけないなと日々同世代の皆さんと話してます。いい前例を作りたいなと。若い世代の皆さんよろしくお願いします。
2023年09月12日10月スタートのムロツヨシ主演ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」の主題歌が「ザ・ローリング・ストーンズ」の最新曲「アングリー」に決定した。「ザ・ローリング・ストーンズ」は、18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム「ハックニー・ダイアモンズ」(HACKNEY DIAMONDS)を10月20日(金)に全世界で発売することを発表したばかり。この度、本作の主題歌に決定した「アングリー」は、アルバム発表と同時にデジタルで配信され、アルバム発売の1週間前、10月13日(金)には日本盤のシングルCDの発売も決定したファースト・シングルだ。「ザ・ローリング・ストーンズ」の最新曲がドラマ主題歌として起用されるのは日本初となる。この度の発表についてムロツヨシは「こんなことが実現するなんて!」と驚き、「よければ楽曲を聴いてドラマを想像したり、ザ・ローリング・ストーンズさんを思い浮かべながら今日の朝を過ごして、昼を過ごして、1日を過ごしていただけたらと思います」と視聴者へメッセージを寄せた。<ムロツヨシ コメント>Q. 本作の主題歌をザ・ローリング・ストーンズが担当すると聞いて「ちょっと規模がでかすぎて、世界がすぎてリアクションが難しかったです…!喜んでいいはずなのに、驚きすぎて喜んでいいかどうか分からない感覚でした。おそば屋さんでプロデューサー、監督と打ち合わせをしていた際に主題歌決定の話を聞いたのですが、そばの味がしませんでした。びっくりしすぎると人って味覚がなくなるみたいです(笑)。2口ほど味のしないそばを食べましたが、徐々に喜びがわいてきました。こんなことが実現するなんてフジテレビもおかしなことをするなと思うと同時に、局の力を借りてこの機会を楽しみたいと思っております。ただただ、びっくりです!」Q.視聴者の方へメッセージ「実はこのコメントを録っている現段階ではまだ楽曲を聴けておりませんが、皆様と一緒のタイミング、もしかしたら皆さんより少し早いタイミングで聴かせていただきたいと思います。このコメントを見てくださっている皆様、よければ楽曲を聴いてドラマを想像したり、ザ・ローリング・ストーンズさんを思い浮かべながら今日の朝を過ごして、昼を過ごして、1日を過ごしていただけたらと思います」<プロデュース・金城綾香(フジテレビドラマ・映画制作部)コメント>「主題歌は、ドラマの世界観を決める大黒柱だと思っています。ムロさん演じる蔵前と、平手さん演じる杏が、ぶつかり合い、そして力を合わせる姿は、エネルギッシュで非常にロックだなと思っていました。世代も得意分野も全く違う二人を応援するような主題歌、と考えた時に、全ての世代の人に愛されるバンド…出来るなら、世界中から愛されるマスターピースになったらうれしいな…と妄想していました。タイミング良くザ・ローリング・ストーンズさんのお話を伺って、運命だと思いました。ムロさんに最初にお伝えした時の驚いたかわいいお顔を、カメラで回しておけば良かったということだけ、後悔しています」「うちの弁護士は手がかかる」は10月、毎週金曜日21時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年09月07日ムロツヨシ主演ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」に、吉瀬美智子が出演することが分かった。本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロさん)が、人気女優・笠原梨乃に突然、解雇を言い渡されたことをきっかけに、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。今回新たに出演が発表された吉瀬さんが演じるのは、蔵前が30年間マネージャーとして支えた人気女優・笠原梨乃。瞬く間に芸能界を席巻し、弱冠20歳で人気を盤石なものにするも、人気が上がるにつれ、異性関係、酒癖など私生活で問題を起こすようになり、仕事にも支障を来すように。彼女から逃げ出してしまうマネージャーが続出し、事務所は頭を悩ませていたとき、撮影現場でたまたま自分の近くにいた蔵前を新人マネージャーと勘違いした梨乃は、無理難題を次々と押しつけるが、蔵前はその全てを完璧に対処。蔵前を自分のマネージャーとして採用した。それから30年間、二人三脚で日本のトップ女優という地位を築き、ついに2人の夢だった海外進出を…というタイミングで、梨乃は蔵前を解雇してしまう。ムロさんと吉瀬さんは、今回が初共演となるが、「私、ムロツヨシさんのことが大好きなんです!だから今回初めて共演させていただけてうれしいのに、振り回してクビにしてしまうのがすごく悲しくて(笑)」と吉瀬さん。「昔、スタジオで偶然お会いしたことがあったんです。吹き抜けのスペースで、ムロさんは1階にいらして、私は2階にいて。思わず興奮して、上からうわ~って手を振ってしまったんです(笑)。今作では蔵前を怒るシーンが多いのですが、ムロさんを目の前にしてうれしさのあまり目が笑ってしまわないか心配です」とムロさんとのエピソードも明かす。キャラクターについては「今まで自分自身がやったことがない二面性のある女優さんの役なので演じるのが楽しみです」とワクワクしている様子。そして「見たことがないようなすごくいや~な女優を精いっぱい演じさせていただきますので、楽しみにしていてください(笑)。1話で梨乃は蔵前をクビにしてしまいますが、あることがきっかけで再会する…と伺っていますので、私も今後の展開をすごく楽しみにしています。毎週、すてきなキャストの皆さんが満載だと思いますので、ぜひご覧ください!」と内容も少し語っている。「うちの弁護士は手がかかる」は10月、毎週金曜日21時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年09月05日8月28日(月)放送の「山田裕貴のオールナイトニッポンX」では、ムロツヨシをゲストに迎える。毎週月曜日24時からの「オールナイトニッポンX」は、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」、『東京リベンジャーズ』シリーズなどに出演する俳優・山田裕貴がパーソナリティを担当。スペシャルウィークの今回は、山田さんが本多忠勝役で出演する大河ドラマ「どうする家康」にて、豊臣秀吉を演じているムロさんが生登場。2人で役者に関する話題を中心に、自由にトークを展開していく予定だ。また、ムロさんも参加する特別コーナーも実施予定で、詳細は番組公式Xアカウントにて後日、発表される。山田さんも「ムロさんがどんな話をしてくれるかがとても楽しみです」とムロさんの出演決定に喜び、「ムロさんは記憶力が良いと思うので、僕とのエピソードも覚えていてくれるはず!?お楽しみに!!!」と呼びかけている。「山田裕貴のオールナイトニッポンX」は8月28日(月)24時~ニッポン放送にて放送。※バーティカルシアターアプリsmash.と同時配信(シネマカフェ編集部)
2023年08月15日俳優のムロツヨシが、映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の主演を務めることが25日、明らかになった。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。主演のムロは、主人公・吉良孝証(きらたかあき)とその兄・吉良上野介を演じる。2役に挑むのは今作が初で、皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱くと、性格が真逆の兄弟を演じ分ける。プライベートでもムロと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演となる、永山瑛太が相手役・大石内蔵助として参戦。監督は『総理の夫』、『かぐや様は告らせたい」』シリーズの河合勇人が務め、時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた、時代劇のプロフェッショナル達が集う東映京都撮影所が製作する。あわせて到着したティザービジュアルには、両側にムロが2役演じる吉良上野介と額に傷をもつ弟・孝証が写っている。その中央には刀を構える永山瑛太演じる大石内蔵助の姿。キャッチコピーは「バレたら打ち首、良くて切腹」と書かれ、彼らの行く末が気になるデザインに仕上がっている。○ムロツヨシ コメントとある和尚役のムロツヨシです。永山瑛太さんとは映画としては20年ぶりの共演。『身代わり忠臣蔵』この謎めいたタイトル、どのような展開が待っているのか。江戸時代の討ち入り舞台にした世紀の身代わりミッション、お楽しみに!○永山瑛太 コメント大石内蔵助役の永山瑛太です。令和の天才俳優ムロツヨシさんが主演ですから、この映画間違いなしです。ご期待ください!○河合勇人/監督 コメント監督の河合勇人です。ムロさんが謎の一人二役。瑛太さんが敵役にして無二の親友。二人の時代劇ガチコメディエンタテインメントムービー。面白くないはずがない。乞うご期待!必見です。○土橋章宏/原作・脚本 コメント「忠臣蔵」は日本史上最大の復讐劇。しかしそこには大きな秘密が隠されていた!?誰が正義か、悪いのは誰か、見る人によって善悪は入れ替わる──。歴史を知っている人も知らない人も楽しめる2時間ノンストップ時代劇です。そして日本を代表する二人の名優、ムロツヨシさんと瑛太さんが夢の共演!今から完成が楽しみです。ご期待ください!(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会
2023年07月25日ムロツヨシ主演で、「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイディアが加わり生み出された時代劇ヒットメーカー・土橋章宏著の小説「身代わり忠臣蔵」を映画化。ムロさんが吉良家の2役を演じ、永山瑛太が大石内蔵助を演じる。大石内蔵助(おおいしくらのすけ)率いる忠義の赤穂浪士たちが、亡き殿・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇である吉良上野介(きらこうずけのすけ)への討入を成し遂げ、最期を迎える「忠臣蔵」。今回新たな登場人物と共に、令和の時代に蘇る。『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名!』を生み出した、本作の原作者である土橋氏を脚本に迎え、監督は『総理の夫』や『かぐや様は告らせたい』シリーズの河合勇人。時代劇のプロフェッショナルたちが集う東映京都撮影所が製作する。主人公・吉良孝証(きらたかあき)とその兄・吉良上野介を演じるのは、実力派俳優ムロツヨシ。これまで、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「新解釈・日本史」、豊臣秀吉を演じている放送中の大河ドラマ「どうする家康」など数々の時代劇作品に出演しているが、2役に挑むのは今作が初。性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分け、ときに皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱く演じる。ムロツヨシまた、プライベートでもムロさんと親交深く、映画としては20年ぶりの共演となる永山瑛太が大石内蔵助役に。大河ドラマ「西郷どん」や「幕末相棒伝」ど様々な時代劇作品に出演してきた永山さんは、今作では「忠臣蔵」の要である役どころを演じる。主演のムロさんは、「『身代わり忠臣蔵』この謎めいたタイトル、どのような展開が待っているのか。江戸時代の討ち入り舞台にした世紀の身代わりミッション、お楽しみに!」とコメント。永山さんは「令和の天才俳優ムロツヨシさんが主演ですから、この映画間違いなしです。ご期待ください!」と絶大な信頼を寄せているムロさんとの共演に自信をみせている。永山瑛太また、河合監督も「ムロさんが謎の一人二役。瑛太さんが敵役にして無二の親友。二人の時代劇ガチコメディエンタテインメントムービー。面白くないはずがない。乞うご期待!」と語り、原作・脚本の土橋氏も「日本を代表する二人の名優、ムロツヨシさんと瑛太さんが夢の共演!今から完成が楽しみです」と期待を語っている。物語は、嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロさん)があろうことか城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられたことから始まる。お家取り潰しの危機に直面し、両家とも大ピンチ!ここで吉良家家臣から出てきたのは、まさかの奇想天外な打開策…殿にそっくりな弟・孝証(ムロさん2役)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方、切腹した赤穂藩主の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないような…。この世紀の大芝居“身代わりミッション”を遂行できるのか!?併せて到着したティザービジュアルには、両側にムロさんが2役演じる吉良上野介と額に傷をもつ弟・孝証が写っている。その中央には刀を構える永山さん演じる大石内蔵助の姿。彼らの行く末が気になるデザインに仕上がっている。『身代わり忠臣蔵』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月25日ムロツヨシがフジテレビ系ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を務めるドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(仮)の放送が決定した。10月よりフジテレビでは、「春よこい」以来、約54年ぶりに金曜21時の連続ドラマ枠が復活。そこで放送される本作は、「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が手掛ける、生きる希望を見失っていた元芸能マネージャーが、パラリーガルとしてポンコツ新人弁護士を“法廷のスター”にすることを目指し、次第に互いを認め合い、最強バディに成長していく姿を描く、育成型リーガルエンターテインメント。ムロさんが演じるのは、人気女優・笠原梨乃を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー・主人公・蔵前勉。2人の夢だった海外進出を目前に、突然、蔵前は解雇。絶望し、生きる意味すら見失ってしまった折、ひょんなことからパラリーガルとして、コミュニケーション能力ゼロの天才新人弁護士・天野杏のマネジメントを任されることに。本作の台本の印象について「かっこよく素敵(すてき)なオリジナルドラマになるっ、と読ませていただきました。これからの時代ならではのマネジメントするやりがい、パートナーとの関係を育むカタチが実に面白いです」と明かしたムロさんは、「芸能の世界のマネージャーさんは毎日観(み)てますので、そこからヒントを、、、あ、うちのマネージャーさんから盗みたいものは今のところ見つかってませんが、最近はいろんな共演者の方々のマネージャーさんを観察しています。突然リーガルなる世界に行くハメになる人間ですので、パラリーガルについては、知らないまま臨むかもしれません。理想のマネージャーさんを演じるのか、こんなマネージャーは嫌だ、なる演じをするのか?自分が自分を楽しみにしてみたいな、とそう考えております」とコメントしている。そして、新人弁護士・天野杏役には、ムロさんとは今回が初共演となる元「欅坂46」の平手友梨奈。初の弁護士役に 「難しいイメージがあり不安もありますが、演じる役のキャラクターや心情を大切にくみ取り、丁寧に届けていけたらと思っています」と意気込んだ。また、プロデュースは「監察医 朝顔」シリーズの金城綾香。脚本は「婚姻届に判を捺しただけですが」、「あなたがしてくれなくても」のおかざきさとこが手掛ける。「うちの弁護士は手がかかる」(仮)は10月、毎週金曜日21時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月19日筒井真理子主演、荻上直子監督作『波紋』にムロツヨシが特別出演していることが分かった。本作は、荻上直子監督のオリジナル最新作にして、監督自身が歴代最高の脚本と自負する絶望エンターテインメント。主演に筒井真理子、共演に光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙ら実力派を迎え、現代社会の問題に次々と翻弄される一家を描いていく。この度、新たに出演が発表されたムロツヨシは、荻上監督の前作『川っぺりムコリッタ』(22年)に続く再タッグ。本作では、出演時間がじつに約2分だというが、出演シーンはどこに…?解禁された場面写真では、髭を生やした姿にキャップをかぶり、公園でご飯を食べている様子がとらえられている。本編ではどのように登場するのか、目と耳を凝らして確認してほしい。『波紋』は5月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年05月11日2023年の桜の開花は観測史上最早に並ぶ地点が多く、すでに花見を楽しんだという人も多いことでしょう。関東では桜の見頃も終盤に差し掛かった同年4月2日、俳優のムロツヨシさんがTwitterで投稿した優しい報告が話題になっています。この日ムロさんは、桜が残る公園で歩くペース程度の軽いジョギングをしていたそう。知り合いがいたらお酒を一杯もらう作戦でしたが、誰もいなかったため断念したようです。多くの花見客でにぎわう中、ムロさんはある場所を見つけました。ムロツヨシ「カップルたちよ」ムロさんが見つけたのは、公園にぽつりとたたずむ誰も座っていないベンチ。「ほぼ満席のベンチの中ひと席空いてたぞ」というコメントと、『いちゃれ』という独特の表現で、カップルや夫婦に向けてベンチが空いていることを報告しました。ほぼ満席のベンチの中ひと席空いてたぞレジャーシートを、ゴザを忘れたカップルたちよ素敵な夫婦たちよどーぞいちゃれ^ ^ pic.twitter.com/zFKYyT51D5 — ムロツヨシ (@murotsuyoshi) April 2, 2023 自分が座るのではなく、周りの花見客に「どーぞ」とベンチを譲るムロさん。『いちゃれ』という表現には、カップルや夫婦に思う存分花見を満喫してほしいというメッセージが込められているのでしょう。ムロさんの優しさあふれる投稿に、Twitterでは続々とコメントが寄せられました!・優しいなあ~。・ムロさんといちゃりたい!・ムロさんが休憩してもいいのよ。自分は知り合いに出会えず一人さびしい中、周りの人には思う存分花見を楽しんでほしいという、ムロさんの温かい人柄がうかがえます。関東では桜の見頃のピークを越えたところがほとんどのようですが、北日本ではもう少し楽しむことができそうです。ムロさんが、桜の下で誰かと花見を思いっきり満喫できる日はくるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年04月10日スポーツの裏側で繰り広げられる、スカウトマンたちによる熱きスポーツビジネスエンターテインメント譚、ムロツヨシ主演連続ドラマW-30「ドラフトキング」の特報映像が公開。併せて、17名のゲストキャストも発表された。ムロさんが主人公・郷原眼力に扮し、郷原に散々振り回されながらも、時には行動を共にするバディでもある新米スカウト・神木良輔を宮沢氷魚が演じる本作。公開された映像では、「俺が必ず獲る」という郷原の力強い宣言で幕を開け、臨場感溢れる野球シーンやスカウト部の熱いやり取りが続き、「お前が1億補填しろ!」「てめぇ、それでもスカウトマンか」など一筋縄ではいかない、スカウトならではのぶつかり合いや葛藤も垣間見える。そして、郷原や神木が発掘する選手らゲストも発表。ドラフト会議に向けて、誰も見向きもしない控え投手の獲得を進言する「2番目の男」編(第1、2話)では、花崎徳丸高校野球部の監督・佐々木達雄役で大鷹明良。控え投手・桂木康生役で生田俊平。エース投手・東条大貴役で増永樹。郷原が絡んだ過去の因縁が徐々に明らかになる「社会人(ノンプロ)のスペシャリスト」編(第3、4話)では、野球部員・阿比留一成役で町田啓太、監督・猪俣繁役で田中要次。第5、6話の「1億円の男」編では、横浜ベイゴールズ2軍ヘッドコーチ・宗野努役で高橋努のほか、仙道敦子、中山翔貴、木戸大聖が出演。監督、両親、スカウト、それぞれの思惑が激突する「それぞれの選手ファースト」編(第7話~最終話)では、監督役できたろうとモロ師岡。ほかにも阿部亮平、須藤理彩、兵頭功海、に福松凜、八木将康、高品雄基が登場する。選手役を演じるキャストらは、3日間におよぶ大規模な野球オーディションを経て出演に至っており、熱い本格的なプレーも注目となっている。連続ドラマW-30「ドラフトキング」は4月8日より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年03月03日ムロツヨシが主演を務める連続ドラマW-30『ドラフトキング』のメインビジュアルが公開された。『ドラフトキング』は、『ベー革』『野球部に花束を』をはじめ、数々の人気作を生み出してきた漫画家・クロマツテツロウによる同名漫画が原作。プロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした物語で、華やかなスポーツの裏側で繰り広げられるスカウトたちの活躍を描いた、熱きスポーツビジネスエンタテインメントとなっている。公開されたメインビジュアルは、劇中でも必須のアイテムとしてしばしば登場する双眼鏡を手にした主人公・郷原眼力(ごうはら・オーラ/ムロ)と、ボールを手にした元プロ選手の新米スカウトである神木良輔(宮沢氷魚)のふたりがこちらを見つめている、原作コミックスの表紙イラストをオマージュしたデザインに仕上がっている。また、本作のメインキャストが発表された。横浜ベイゴールズ・スカウト部の部長で人情派な一面を持つ下辺陸夫役をでんでん、神木同様に元プロ選手であり、よき相談相手でもあるスカウト部の良心的存在・大津良介役を上地雄輔、女好きでチャラいが、元プロ選手の経験を活かし、選手の本質を見抜いていく直感型のスカウト・飯塚健役を平山祐介、データや成績を重視する理論派のスカウト部主任・大越智成役を川久保拓司、最大の決定権保持者であるGM・筒井高志役を阪田マサノブが演じる。さらに、ライバル球団・大阪ホワイトタイガースの凄腕ベテランスカウトで“ハブ”の異名を持ち、郷原のライバルであり天敵となる毒島竜二役を伊武雅刀、そして選手の情報交換をするなど神木と交流を持つが、郷原とは過去の出来事をめぐり因縁があるフリーライターの美嶋瞳役を藤間爽子が務める。このキャスティングについて、クロマツは「素敵な役者の方々に引き受けていただいて感謝しかないです。自分が描いたキャラクターに魂が吹き込まれていくような、そんな贅沢な体験をさせていただきました」と喜びのコメント。また「毒島スカウト役を演じていただいた伊武雅刀さんには、お会いさせていただいたときに、あまりの真っ直ぐな眼とその眼力の強さに思わず私が目を逸らしてしまったのを覚えています。毒島の眼ってこんな感じだよなぁ……と嬉しくなり、益々楽しみになりました。『ドラフトキング』読者の皆様、期待していてください」と語り、毒島のキャスティングにも期待を寄せている。『ドラフトキング』は4月8日(土) よりWOWOWで放送・配信される。■原作:クロマツテツロウ コメント全文素晴らしいキャスティングをしていただき、また素敵な役者の方々に引き受けていただいて感謝しかないです。自分が描いたキャラクターに魂が吹き込まれていくような、そんな贅沢な体験をさせていただきました。特に、毒島スカウト役を演じていただいた伊武雅刀さんには、お会いさせていただいたときに、あまりの真っ直ぐな眼とその眼力の強さに思わず私が目を逸らしてしまったのを覚えています。あの時はすみませんでした(笑)。そのとき、毒島の眼ってこんな感じだよなぁ……と嬉しくなり、益々楽しみになりました。『ドラフトキング』読者の皆様、期待していてください。<番組情報>連続ドラマW-30『ドラフトキング』4月8日(土) 22:00~WOWOWで放送・配信(全10話)原作:『ドラフトキング』クロマツテツロウ(集英社『グランドジャンプ』連載)監督:山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話)脚本:鈴木謙一音楽:櫻井美希出演:ムロツヨシ 宮沢氷魚 平山祐介 藤間爽子 川久保拓司 阪田マサノブ/上地雄輔 伊武雅刀/でんでん特設サイト:
2023年02月15日ムロツヨシ主演で人気野球漫画をドラマ化する連続ドラマW-30「ドラフトキング」に、宮沢氷魚が出演。役柄同様に自身も“元球児”である宮沢さんが新米スカウト・神木良輔を演じる。原作は、プロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした物語。宮沢さんのドラマ出演はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」以来となる。宮沢さんが演じる神木は、高卒で横浜ベイゴールズにドラフト会議3位指名で入団したものの、プロでは全く通用せず、引退後はスカウトに転身。元プロ選手ならではの視点から誠実に選手と向き合い、ときには寄り添う新人スカウトマン。高校時代、ムロさん演じる主人公・郷原眼力(ごうはら・オーラ)から入団前に「ウチの球団がもしキミを指名しても、プロに行くな。キミは絶対に通用しない」と断言された過去を持つ。その郷原とは、いまやスカウト部の先輩・後輩の関係。散々振り回されながらも、ときには行動を共にするバディとして、懸命に喰らいついていく。競争の激しいスカウトの世界において、ひたむきに成長していく、という役どころ。劇中で自由奔放な郷原に対して、思わず発せられる神木の驚きや嘆きといった“心の声”にも注目だ。宮沢さん自身も元球児だったため「野球を題材とした作品に出演できることは本当に喜ばしい」と話し、「原作が素晴らしいので、ファンの方々の期待にしっかりと応えたい」とやる気に満ちたコメント。さらに「ムロさんとは初共演だったんですが、野球好きだと聞いていたのでお会いするのが楽しみでした」と語っている。一見、華やかで熱いスポーツの世界には、一般には知られることのない“裏側”がある。単に才能を見抜くだけではなく、選手たちの人生に寄り添い、彼らの葛藤や苦悩を分かち合うのもスカウトの務めだ。次回は、横浜ベイゴールズの個性豊かなスカウト部メンバーをはじめとしたメインキャスト情報が解禁されるという。連続ドラマW-30「ドラフトキング」は4月8日より毎週土曜22時~WOWOWにて放送・配信スタート(全10話)。第1話無料放送【WOWOWプライム/WOWOW4K】無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】(text:cinemacafe.net)
2023年01月31日「グランドジャンプ」(集英社)にて連載中のプロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした漫画のドラマ化「ドラフトキング」。この度、ムロツヨシが本作の主人公・郷原眼力(ごうはら・オーラ)を演じることが分かった。「横浜ベイゴールズ」のスカウト・郷原眼力は、独善的で毒舌家だが、自他ともに認める凄腕。特定のエリアを持たずに全国を所狭し、と飛び回る。彼の狙いはその確かな“眼”で隠れた才能を見出し、その年のドラフト会議で選ばれた選手の中のNo.1である「ドラフトキング」を引き当てること。元プロ選手で現在はひたむきに選手たちと向き合う新米スカウトの神木良輔や、スカウト部の部長で人情派の下辺陸夫らスカウト部メンバーは、郷原とも激論を交わしながら、チームの強化に向けて奮闘していく。様々な葛藤や問題を抱えた高校球児や社会人野球の選手たちを前に郷原はどのような獲得策を講じるのか。一方で目的達成のためなら手段を厭わず“ハブ”の名で恐れられる、郷原の宿敵「大阪ホワイトタイガース」のベテランスカウト・毒島竜二もまた逸材獲得に向けて闘志を燃やし、暗躍する――。郷原は、独善的で毒舌家だが、中学・高校・大学から社会人野球に至るまで、数々の隠れた原石をその並外れた眼を武器に見い出していく、プロ野球チーム「横浜ベイゴールズ」の凄腕スカウト。特徴的な髪型や表情など、細部にまでこだわりぬき、まるで漫画からそのまま出てきたような圧巻の再現度で挑む。ここ数年、様々な漫画を読み漁っていたというムロさんは「ふと読み始めた『ドラフトキング』。一気に11巻読み切った次の日、昼飯の中華料理屋にてマネージャーさんに、『この漫画の映像化などがあったならば!ぜひいっちょ噛みさせてください』と言うとマネージャーさんは言いました『え、3日前にオファー来ました』」とまさかの運命的な出会いをふり返り、「野球に興味がなくても、必ずや感動と悲喜交々なるドラマです。どうか期待して観てください」とメッセージを寄せた。なお、監督は山本透と吉川祐太、脚本は鈴木謙一、音楽は櫻井美希が担当する。連続ドラマW-30「ドラフトキング」は4月8日(土)22時~WOWOWにて放送・配信開始(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年01月18日連続ドラマW-30『ドラフトキング』が、4月8日(土) よりWOWOWで放送・配信されることが決定。併せて主人公・郷原眼力(ごうはら・オーラ)役をムロツヨシが務めることが発表された。原作は、『ベー革』『野球部に花束を』をはじめ、数々の人気作を生み出してきた漫画家・クロマツテツロウによる同名漫画。ムロが演じる郷原はプロ野球チーム「横浜ベイゴールズ」の凄腕スカウトで、特徴的な髪型や表情など細部にまでこだわりぬき、まるで漫画からそのまま出てきたような再現度となっている。ムロは、漫画を読んだ次の日に本作のオファーが届いていたことが判明したことを明かしており「どうか期待して観てください」とコメント。そんなムロに対し、原作者のクロマツも「こんなにカッコいいんだぜ!と見せつけてほしい」と太鼓判を押している。また、『九月の恋と出会うまで』『有り、触れた、未来』の山本透、そして吉川祐太が本作の監督を務めるほか、脚本を『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』や『連続ドラマW 両刃の斧』の鈴木謙一、音楽を『五等分の花嫁』の櫻井美希が担当することも決定した。ムロツヨシ コメント■オファーを受けた際の心境まさかの歓喜でした。ここ数年、いろんな漫画を読み漁っておりました。そこでふと読み始めた「ドラフトキング」。一気に11巻読み切った次の日、昼飯の中華料理屋にてマネージャーさんに、「この漫画の映像化などがあったならば!ぜひいっちょ噛みさせてください」と言うとマネージャーさんは言いました「え、3日前にオファー来ました」ムロ「えー!!!やるやる!!!なんの役?」マネ「いや、主役です、、、」ムロ「おい!いっちょ噛みじゃなくて、全噛みじゃないか!」マネ「、、全噛みの意味は分かりませんが、、はい、、、」ムロ「やるやるやるやるやるやるやる」という歓喜の中華料理屋での生姜焼き定食でした。美味でした。■「ドラフトキング」の魅力、演じた郷原眼力というキャラクターの魅力について完全なるプロフェッショナルなる男。人として欠けていると思えるところが、最大のプロの厳しさと選手愛に満ちた男。尊敬が止まらない男です。■視聴者へのメッセージ日本プロ野球のドラフト制度を通した人間ドラマ。プロのアスリートになるとは?野球に興味がなくても、必ずや感動と悲喜交々なるドラマです。どうか期待して観てください。原作のリスペクトを忘れず映像化したこのドラマをぜひ皆さんにお届けします!山本透監督 コメント■映像化に際し、特に大切にした点、撮影の中で特にこだわった点原作を読んで、選手1人1人の人生まで見つめているスカウトマンの仕事に大感心、大感動したので、まずは人間ドラマを丁寧に描きたいと思いました。そして、スカウトマンたちの目に止まる一流選手たちのプレイを撮るために、オーディションから本番まで、俳優・スタッフが一丸となって、とことんこだわり続けました。■主人公・郷原眼力を演じるムロツヨシさんの印象と実際に郷原を演じた姿をご覧になった印象野球・原作愛に溢れるムロさんは、現場で常にアイデアをくださって、とても頼もしかったです。顔合わせでお会いした、人懐っこくて優しい、素のムロさんと、衣裳・髪型から1つ1つ『郷原像』を構築し、撮影初日、一言目の台詞を聞いた時「郷原眼力だ!」とスタッフ全員感動。厳しくも優しい眼差しが、印象に残っています。■視聴者へのメッセージ普段触れることのない、「プロ野球スカウトマン」のお仕事ドラマとして、とても新鮮な内容になっていると思います。そして、原作の世界観を描き切るために、出演者・スタッフが懸命にグラウンドで流した汗が、画面いっぱいに溢れています。新しい視点のヒューマン野球ドラマです。楽しんで、ご視聴いただけたら嬉しいです。原作者:クロマツテツロウ コメント■連続ドラマ化が決まった際の心境と撮影現場を見学した感想「ドラフトキング」は野球マンガでありながらヒューマンドラマを描いている感覚が自分の中ではあったので、実写化についてはその部分を気に入っていただけたのかなと、素直に嬉しかったです。撮影現場を拝見させていただいて、一番驚いたのは野球シーンのリアルさでした。とても期待しています。■主人公・郷原眼力を演じるムロツヨシさんの印象と期待したいポイントムロツヨシさんはコメディとシリアスを縦横無尽に表現される素晴らしい役者さんという印象です。おじさんってこんなにカッコいいんだぜ!と見せつけてほしいです(笑)■視聴者へのメッセージ「野球って面白い」「プロ野球選手ってマジすげぇ」観終わったあと、野球好きも、そうでない人も、丸っと皆で共有できたなら、幸せっす。<番組情報>連続ドラマW-30『ドラフトキング』4月8日(土) 22:00~WOWOWで放送・配信(全10話)原作:『ドラフトキング』クロマツテツロウ(集英社『グランドジャンプ』連載)監督:山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話)脚本:鈴木謙一音楽:櫻井美希出演:ムロツヨシほか特設サイト:
2023年01月18日来年放送スタートの松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」より、岡田准一、北川景子、藤岡弘、、吉原光夫、ムロツヨシの扮装ビジュアルが公開された。本作は、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」の古沢良太が、徳川家康の生涯を新たな視点で描く、波乱万丈のエンターテインメント。豊臣秀吉/ムロツヨシ先日から引き続き、今回は家康(松本さん)がその背中を追い続けた、岡田さん演じる織田信長。家康最大のライバルとなる、ムロさん演じる豊臣秀吉。信長、秀吉、家康を繋ぐ、北川さん演じる信長の妹・お市。藤岡さん演じる信長の父・信秀。吉原さん演じる家臣・柴田勝家といった、織田勢のビジュアルが一挙公開。お市/北川景子さらに、お市の幼少期は、村上結羽が演じることも明らかになった。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月07日皆既月食に加えて、天王星が月の後ろに隠れる天王星食が同時に発生した、2022年11月8日の夜。多くの人が夜空を見上げ、その現象を目に焼き付けました。SNSでは、この日の夜空を撮影した写真が数多く投稿されており、いかに人々がカメラを構えていたのかが分かります。俳優のムロツヨシさんも、皆既月食と天王星食が始まる前からスタンバイをし、撮影していました。 この投稿をInstagramで見る ムロツヨシ(@murotsuyoshi0123)がシェアした投稿 この時点では、月が欠け始めた様子。ムロツヨシさんは続けて、月だけの写真を撮影し、本番に備えたようですが…。 この投稿をInstagramで見る ムロツヨシ(@murotsuyoshi0123)がシェアした投稿 どうやら、撮影に失敗!月が光のカーブを描いています。失敗した1枚となりましたが、「これはこれで面白い」と思ったのか、ムロツヨシさんはInstagramに投稿しました。そして迎えた、皆既月食と天王星食を観測できる時間帯。ムロツヨシさんは事前の準備と失敗を経ながらも、思い出に残る1枚の撮影に成功したようです!※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る ムロツヨシ(@murotsuyoshi0123)がシェアした投稿 赤く見える月が印象的ですね!ムロツヨシさんが、Instagramに投稿した一連の写真。その変化を見守っていた人たちから、「上手に撮れましたね」といったコメントが相次いでいます。・2回目の投稿で「本番、大丈夫かな?」と心配したけど、上手に撮れたようで何よりです!・失敗した月の写真が、火の玉みたいになっていて、笑ってしまいました。・本番に成功した写真も素敵ですが、失敗した光景も幻想的で魅力的ですね!ムロツヨシさんは、周囲に教わりながら撮影に成功。あなたは、納得のいく1枚を撮れましたか。[文・構成/grape編集部]
2022年11月09日松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆らが出演する現在公開中の映画『川っぺりムコリッタ』よりメイキング映像が公開された。今回公開された映像は、本編で登場する演奏シーンの練習風景を映したメイキング。ホームレス役の知久寿焼の合図で演奏する珠玉のワンシーンには、たらいを楽器に見立てて演奏するムロさん、小鍋を叩く満島さんや黒田大輔(お坊さん役)、北村光授(溝口の息子役)、松島羽那(南の娘役)が登場。時折、北村さんが首を傾げたり、満島さんは自分の楽器の音に驚いたり。また、ムロさんが知久さんに確認する様子も収められている。『川っぺりムコリッタ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2022年9月16日より全国にて公開© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2022年09月22日『かもめ食堂』 『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子監督による最新映画『川っぺりムコリッタ』が16日より全国で公開されている。同作では「ひっそりと暮らしたい」と無一文のような状態で川べりの古いアパート“ハイツムコリッタ”に引っ越してきた孤独な男・山田(松山ケンイチ)が、図々しいほど距離感が近い隣の部屋の島田(ムロツヨシ)、夫に先立たれた大家の南(満島ひかり)、墓石の販売員の溝口(吉岡秀隆)といった様々な事情を抱えた住人たちと出会っていき、友達でも家族でもない、でも孤独ではない、新しい「つながり」を見つけていく。今回は、主役の山田を演じた松山ケンイチと、山田に近づく隣人・島田を演じたムロツヨシにインタビュー。共演経験はあるものの、意外にもがっつりタッグを組むのは初めてだという2人に、互いの演技について、また同作での変化についても話を聞いた。※編集部注:本記事はストーリー終盤の描写に触れる内容も一部含んでいます。知らない状態で映画をご覧になりたい方はご注意下さい。○■今まで自分になかったものを気付かせてくれる作品――松山さんは今回台本を読んで、作品に惚れ込んでオファーを受けたとのことですが。松山:監督の前作『彼らが本気で編むときは、』を観て衝撃を受けたんです。決して派手な内容ではないし静かな映画なんですけど、表現もすごくて。あの作品を観たことでトランスジェンダーの方たちの存在を身近に感じることができたし、今回も台本を読んだ時にこれまで自分の世界の中になかった人たちの物語だなと思ったので、実際に役柄を演じてみて自分は何を感じるんだろうとすごく興味がありました。衝撃を僕に与えてくれた監督と一緒に何かを作ってみたいということで、ぜひやらせていただきますとお返事しました。――「自分の中になかった」というのは、どういう要素だったんですか?松山:人って、基本的にはみんな苦しみを感じて生きていて、反対側にある喜びや小さな幸せは見逃しがちだったりするんじゃないかと思うんです。でも今回演じた山田は、同じハイツに住んでいる人たちにかき回されていく中で、間違いなく、小さな幸せや生きる喜びを実感していく。でもみんなが幸せだから感化されたということではなくて、それぞれ苦しみながらも生きている中で互いに感じ合っていく話だと思ったんです。自分が生きている中で見つけられていない幸せがあったんだろうなとか、ずっと違和感があったけど実は自分は傷ついていたんだな、とか、今まで自分になかったものを気付かせてくれる作品でした。そういうことって普段の会話ではなく、映画やアニメを観ている時に感じることが多いのかな。登場人物のセリフなどを聞いて「もしかしたら自分もそうだったのかも」と、もう1回ちゃんと自分のことを観察してみようと思うことがあって、作品が教えてくれているような気がしています。――今作は家族でも友達でもない共同体が描かれますが、お二人だったらそういった関係を築けそうですか?ムロ:僕は、松山くんが相手だったら本当にやるかもしれないですね。もし松山くんが知らない人だったとしても、隣に住んだら、絶対に声かけるだろうな。松山:今の俳優同士の僕らが近所に住んでたら、全然肉とか持っていくと思う。「一緒にごはん、作りませんか?」とか。ムロ:やる(笑)。「多めに作っちゃった」とか「いいもの届いた」とか。松山:絶対ある! それはムロさんだと思ってるからできるけど、この作品のような状況でまだ何も知らない相手と仲良くできるかというと、すごく難しいと思う。そこまでいくためのコミュニケーションや相手を観察する時間は絶対必要なんだけど、今の時代って、自分の理想に突き進んでる人たちが多いから、そんなエネルギーがないんじゃないかなあ。でも僕の田舎とかだと、そういう風に人が集まってくる家があるんですよ。1人のじいさんのところにみんなが集まってきて、「腹減った、なんか作って」とか言って、作らせてる(笑)。その人もエネルギーがあふれてるから「しょうがねえな」と作ってくれて。ムロ:いいね。松山:その人がいろんな人のことを知ってるから、僕に紹介してくれたりもするし、そういう信頼できる人がいるからこそのご近所付き合いができるんだけど、ゼロから関係を築くのはすごく勇気いると思う。強さも必要だろうし。――松山さんは、そういう共同体があるという実感もありながら演じてたんですね。松山:素晴らしさもわかりました。東京にもそういう関係を持ち込もうと努力してますけど、その土地でしかできないコミュニティや考え方があるから、東京は東京でまた違うのかもしれない。例えば俳優同士だったら同じ職業だから理解しやすくて、コミュニティもできるかもしれないけど、僕の田舎だと異業種だからこそのコミュニティでできることがあって、その違いはあるのかな。ムロ:私、東京に住んでますけど、思いがけなく隣人の方と近づいたことがあります。トイレットペーパーを切らした時に思いがけなくもよおしてしまって、気持ちを紛らわせるために、1回Twitterで「どうしたらいいだろうか、今から買いに行くにはもたない」といったことをつぶやいたんですよ。ちょっと落ち着いたから買いに行こうと玄関を開けたら、ノブにトイレットペーパーが1個だけ入った紙袋がかかってたんです。松山:すごいですね!ムロ:あいさつはするので、同じマンションのどなたかがTwitterを見てくれたんだろうなと思っていたら、後日お隣のご夫婦の娘さんとマンション内で目が合って「すいません、トイレットペーパー気持ち悪かったですよね! 私なんです!」「いや嬉しかったですよ、ありがとうございます!」と(笑)。その辺から隣のご夫婦とも話すようになって、娘さんももうご結婚されてるんですけど、実家に戻ってきた時にはお子さんとも写真を撮ったりするようになりました。松山:素敵なエピソードだなあ。ムロ:あまりひんぱんにやりとりしているわけじゃないんですけど、みかんなんかをおすそわけすることもあります。――途中でTwitterを介しているところに現代感ありますね。ムロ:そうなんです(笑)。もちろん、職業柄ご迷惑をかけるかもしれないから、距離を取ることもありますけどね。松山:そっとしておく優しさもあるからね。そこが難しい。○■「今までのムロツヨシはいらない」という言葉――今回お二人は「がっつりタッグが実現」と話題にもなりまして、改めてお互いに役者としてすごいなと思ったところ、いいなと思ったところはありましたか?ムロ:僕はタッグを組めて嬉しかったです。大河ドラマ(『平清盛』)で殿(清盛役:松山)と下の者(忠度役:ムロ)から始まって、今こうやって肩を並べて、松山ケンイチという男と向き合ってお芝居できる喜びは大きかったです。当時から芯を持ってる方だなと思ってましたけど、改めて頼れる方だと思ったし、僕もしっかり刺激できる何かを返さないといけないなと。特に今回の役は事前に打ち合わせとかするわけではなく、受け止めてくれるだろうという信頼もあり、刺激をもらうことが多い役者さんだなと思いました。松山:ムロさんはすごく面白いし楽しませてくれる(笑)。自分の知らないこともたくさん経験してるし話もすごく面白いので、今回また現場でお会いできて嬉しかったですし、何より演技の部分で強烈だったのが「ずけずけと入ってくるのにも関わらず、どうしてこんなにも脆そうなんだ」ということでした。触ったら壊れそう、というか。瞳の表情などから出てるんですよね。ムロさんが役のことを荻上監督と話し合って深めてる様子を見ながら、実際に出来上がったらすごいことになるなと楽しみにしていて、出来上がりを見たらやっぱりすごいことになっていました。ムロさんは「“荻上前”と“荻上後”で役者人生が違う」と言ってたけど、本当にそうなんだろうな。僕自身にも“〇〇後”と思うターニングポイントになるような作品はあるから、そういうことが普段の生活の中でも繰り返されればもっと豊かになっていくと思うし、認識の幅も広がって楽しんでいけるんだろうなと思いました。もしまた機会があるときには、違った自分を表現できて楽しめたら嬉しいです。――“荻上前”と“荻上後”はどういう変化だったんですか?ムロ:40歳を過ぎて20年以上お芝居の世界にいると、自分なりの理論は持ってしまっていたのですが、荻上監督から「自分がいかに現場にいるかという考え方を、1度全て捨ててください」と言われたんです。そんなことを言ってくれる人はこれまでいなかった。「今までのムロツヨシはいらない。サービス精神がある、主役に気を遣える、スケジュールのことを考える、スタッフの空気を考えるムロツヨシは、一切いらない。島田の役のことを考えるだけのムロツヨシでいてください」と。それで、そういうことを言ってくださる人の生み出す作品にどっぷり浸かってみるのはどうだろうと実践してみたら、これまで芝居に向き合ってたつもりだったのが、まだ足りなかったのかと自覚しました。考える時間はとても苦しいけども、新しく思いつくこともあれば反省することもあり、貴重な時間でした。そうやって向き合った相手役が松山ケンイチだったことも本当に幸せで、現場では荻上さんに言われたことなど説明したこともなかったけど、すべて汲み取ってくれたんだとわかりました。――『神は見返りを求める』の現場でも役に入り込んでいたと話題になっていましたが、今作があったからこそなんですか?ムロ:この後に撮った『マイダディ』『神は見返りを求める』は“荻上後”の変化があったので、現場での居方も少し変わりました。――皆さんが楽器を演奏しながら葬列のように進むシーンも静かな迫力を感じて印象的でした。あのシーンはどのような気持ちで臨まれていましたか?松山:一応葬式みたいな感じですけど、僕はこれ、エンタメをやっているんじゃないかなと思うんですよね。一つのエンターテインメントとして楽しんでいるシーンだと思っています。ムロ:エンディングらしいエンディングというか、みんながハイツムコリッタに住むことを受け入れたということですよね。これから何かをしようというわけでもないですけど、いろんな意味が含まれているんだろうなと思いました。松山:多分、この時の溝口さん(吉岡)は、まだすき焼き食われたこと怒ってる。ムロ:まだ怒ってるの!?(笑) まだ怒ってたかあ。松山:根に持ってる(笑)。でもそういうこともありつつ一緒にやっていける関係というのは、やっぱりすごくいいなと思うんですよ。多分、この人(ムロ演じる島田)はすき焼き食べたこと、まったく忘れてますよね。ムロ:全然忘れてます。感謝の気持ちすらもうなくなってます。――実際お二人は、「こういう風な最期を迎えたい」などご自身の死生観について考えたりしますか?ムロ:ここですぐに「舞台上で死にたい」と言えたらかっこいいですよね……。まあその時に僕にも家族がいたら家族と一緒に、と思ったりもしますね。どうです? あります?松山:ありますよ。僕はもう完全に老衰です。老衰になるために、今、健康な状態で生きていかなきゃいけない。ムロ:それ、1番いいなあ。松山:今すぐには絶対死ねないですけど、どういう死に方をしたいかっていうのは、やっぱりいつも考えています。ムロ:僕、考えたことない。40過ぎていくと、まあいつか死ぬんだろうなと思うことも少しずつ増えていくし、自分がいつそっち側に行くのかわからない時代だとも思うんです。絶対そうはならないとも言い切れないというか。でもまあ、そうですね。やっぱりどうでしょう、ここは舞台上で死にたいですね。2人:(笑)■松山ケンイチ1985年3月5日生まれ、青森県出身。2005年に『男たちの大和/YAMATO』で一躍注目を集め、続く『デスノート』『デスノート the Last name』(ともに06年)で大ブレイク。2016年には『聖の青春』で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、第59回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『怒り』(16年)、『ブレイブ‐群青戦記‐』『BLUE/ブルー』(21年)、『ノイズ』『大河への道』(22)などがある。公開待機作に主演映画『ロストケア』(23年)がある。がある。ヘアメイク:勇見勝彦(THYMON Inc.)、スタイリスト:五十嵐堂寿(シャツ:J.PRESS/オンワード樫山、靴:パラブーツ/パラブーツ 青山店、他スタイリスト私物)■ムロツヨシ1976年1月23日生まれ、神奈川県出身。ドラマ、映画など幅広く活躍。主な映画出演 作に、『50回目のファーストキス』『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18年)、『ボス・ベイビー』(18年 ※声の出演)、『ダンスウィズミー』『最高の人生の見つけ方』(19年)、『今日から俺は!!劇場版』『新 解釈・三國志』(20年)、初主演映画『マイ・ダディ』(21年)などがある。ヘアメイク:池田真希、スタイリスト:森川雅代
2022年09月19日他人との接し方や距離感について悩まされる時代を生きるなか、家族でも友達でもない人たちによる新しいつながり方を描いた話題作『川っぺりムコリッタ』が公開を迎えます。そこで、こちらの方々にお話をうかがってきました。松山ケンイチさん & ムロツヨシさん【映画、ときどき私】 vol. 520ある理由から誰とも関わらずに生きようと決めた主人公の山田たけしを演じているのは、唯一無二の存在感で観客を魅了する松山ケンイチさん。そして、山田が引っ越したボロアパート「ハイツムコリッタ」の住人で、山田の日常に踏み込んでくる隣人の島田幸三を、どんな役でもこなしてしまうムロツヨシさんが演じています。今回は、現場での忘れられないエピソードやおふたりが1日のなかで大切にしている幸せな時間、そして本作を通じて感じた死に対する考えなどについて語っていただきました。―今回、松山さんは台本に惚れ込んで出演を決めたそうですが、どういったところに惹かれましたか?松山さん荻上直子監督の前作『彼らが本気で編むときは、』を観たときに、すごい映画だなと驚かされたので、そんな衝撃を与えてくれた監督と一緒に作ってみたいという思いがまずはありました。あとは、これまで自分の世界にはいなかったような人たちの物語から、何を感じることができるのか。そういったことに興味があって、出たいと思いました。苦しみの反対側には、喜びや幸せがあると気がついた―実際に演じてみて、感じたこともあったのでしょうか。松山さん人は苦しい状況にいるとき、その反対側には喜びや小さな幸せもあるのに、どうしても苦しみのほうが目立つので見逃しがちではないかなと。でも、山田は隣人たちにかき回されていくことで、それを実感していく。それぞれの苦しみを抱えながら生きている人たちが、そういったことに気がついていく話だと感じました。「生きていて意味あるのかな」と考えることって誰にでもあると思いますが、それとは逆に「生きよう」とする気持ちが遺伝子のなかにあるから、その矛盾に苦しくなるんですよね。そんなときに、この映画はこれからどう生き延びていくのかのヒントにもなっていると思います。僕も自分のことをもう一度ちゃんと観察しようと思えましたし、自分のなかに足りなかった部分を改めて教えてもらったような気がしています。―ムロさんは、ご自身の役どころに関してはどういったイメージで演じられましたか?ムロさん僕が演じた島田は、一見すると愉快で人懐っこくて、他人を巻き込む人物のように思われますが、傷や後悔を背負って生きている男です。本編では過去についてはあまり描かれていないものの、僕は個人的に監督から説明を受けました。ただ、作品で描かれていないことなので、あえて触れませんが、過去との向き合い方は人それぞれですよね。監督からは「寅さんみたいに」というアドバイスをいただいたので、それを織り交ぜながら演じました。楽しかったのは、2人でご飯を食べるシーン―印象に残っているシーンや現場の様子についても、教えてください。ムロさん基本的にアドリブとかはしていなかったと思いますが、楽しかったのは、2人でご飯を食べるシーン。友情なのか何なのかわからないなか、島田が隣人であることの縁を認め、運命を受け入れざるを得ない山田とのやりとりは面白かったです。松山さん静かなのに、印象に残る演技をみなさんがされていたので、撮影していたときのことはいまでもよく覚えています。そのなかでも、今回のムロさんは、いままでとはまた全然違ったムロさんですごく好きでした。あと、(柄本)佑くんも真面目にやってるんだろうけど面白いし、(満島)ひかりちゃんも華奢なのに「どこからそのパワー出てくるの?」みたいな感じでしたから。ムロさん本当に、すごい力ですよ。松山さんあと、吉岡(秀隆)さんは、「この人に近づいたら本当に危なそうだな」という雰囲気がありましたよね(笑)。ムロさんもちろん、役としてですけどね!松山さんこの作品の登場人物のように、家族でも友達でもないけれど、チームとして撮影に挑めたので、お互いに支え合っていた部分はすごくあったと思います。特に、撮影をしていた2年前は、コロナ禍が始まったばかりで死を意識するような時期でもあったので、待ち時間のときにムロさんと吉岡さんとひかりちゃんと僕の4人で、普段だったら絶対にしないような話もしました。「死にたいと思ったことありますか?」とか。これは死に関することを描いた映画でもあるこの作品で、あの瞬間でしか聞けないことだったと思います。こういう話は、家族でもなかなか共有できるものではないので、本当に貴重な時間でした。どういう死に方をしたいかは、いつも考えている―確かに、本作では死について思いを巡らせる瞬間が多いですが、おふたりはどういう“人生の最期”を迎えたいと思っていますか?ムロさん考えたことないですね。でも、ここですぐに「舞台上で死にたいです」と言えたらかっこよかったんでしょうけど……。そのときにもし僕にも家族ができていたら、家族と一緒がいいのかな。何か希望はありますか?松山さん僕は、老衰がいいです。そのためにも、いまから健康な状態で生きていかないといけないなと思っています。ムロさん確かに、それが一番いいですね。松山さんいますぐには絶対に死ねないですけど、どういう死に方をしたいかというのは、いつも考えています。ムロさん40歳を過ぎると、いつか死ぬんだろうなと思うことは少しずつ増えますし、いまは自分がいつあちら側にいくかわからない時代ですからね。でも、やっぱりここは「舞台上で死にたいです」にしておきましょうか(笑)。―また、劇中ではさまざまな形の弔い方が描かれており、そのあたりも非常に興味深く、観客も「もし自分だったら……」と考えるのではないかなと。おふたりにも理想があればお聞かせください。ムロさん骨を海にまいたり、話のなかで出てきたような花火のなかに入れたりとかいろいろありますが、僕は夫を亡くした「ハイツムコリッタ」の大家の南さんみたいに、手元にひとつだけ骨を置いて相手を想う姿が素敵だなと。僕にもそんな人がいてくれたらいいなと思いました。松山さん僕は養分になりたいので、樹木葬がいいなと考えています。ムロさん「養分になりたい」ってすごいね。松山さんというのも、僕らは自然からいろんなものを与えてもらっているのに、何も返せていませんから。せめて自分の体を土にして返していきたいというか、それしかできないんじゃないかなと思うんですよ。あと、気になっているのは、僕は死ぬ間際に自分の子どもたちに何を言うんだろうかというのは考えます。「死にたくない」とか言うのか、それともがんばってかっこいいこと言って死ぬのか。ムロさんきっと、ジタバタするんだろうな。幸せをかみしめる瞬間は、子どもたちが寝静まったあと―これを最後に言えたらいいな、と思う言葉はありますか?ムロさんいまは独り身なので、「ありがとう」と言える相手がいたらいいなと思います。「ここまで一緒にいていてくれて、ありがとうございました」と誰かには言いたいですね。松山さん僕はそれまで言えなかったことが出てきそうだなとは思っています。いまは自分でも何に蓋をしているのか気がついていない可能性もあるので、本当にそのときまで誰に何を言うかわからないですよね。「実はお前のこと大嫌いだった」とか誰かに言っちゃったりするかもしれないし(笑)。ムロさんいやいや、それを言われた人は、そのあとどうやって生きていこうかと悩みますよ!―確かに、それはトラウマになりそうです。本作のタイトルにもある「ムコリッタ」とは、仏教の時間の単位のひとつで1/30日=48分を指していますが、おふたりが1日のうちに大事にしている“ムコリッタな時間”といえば?ムロさん僕は朝と夜の1日2回お風呂に入るので、その時間です。タブレットを持って入るので、漫画を読んだり、リラックスできる音楽を聴いたりしています。朝は目を覚ますためでもありますが、夜はビールをおいしく飲むため。どこに行っても、必ず湯船にお湯をためて入るようにしています。松山さん僕は子どもたちが寝静まったあとの48分間がすごく好きです。「あー、今日もやっと終わった!」と感じられるので。そのときに、妻と1日を振り返って「今日もうるさかったな」とか話したりしますが、きっと幸せをかみしめている瞬間でもあるんだと思います。失敗はデータ化して、同じことが起きないようにする―素敵ですね。また、劇中で山田が怖いことがあるたびに、九九の7の段を逆から言って気を紛らわせているシーンも印象的でした。何か怖いことや嫌なことがあったときに、おふたりが実践していることがあれば、教えてください。ムロさん嫌なことがあったとき、もう一度その記憶をすべて思い出して、あえて真正面から向き合います。そうしないと、僕はずっと引きずってしまうので。そのときに、失敗をデータ化して、次に同じことが起きないように自分に言い聞かせて終わりにするので、確実に記憶に残すという作業をしています。松山さん僕はすぐに切り替えちゃうので、ムロさんとは逆で逃げているのかもしれないです。ただ、そうするとふとしたときに浮かんできてしまって、自分のなかで終わらせられてないんだなと感じることもあります。そのときは大したことないと思っていても実はすごく傷ついているときもありますし、逃げているつもりじゃなくても逃げていたのかなと思うときもあるので、結局はいまでもうまく対処できていないですね。まだまだいろんなことが怖いので、いつも迷っています。自分の体の声を聞く時間は、忘れずに持ってほしい―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。ムロさんいまは人と人とのつながりも多様化してきましたが、大切なのは自分なりにいい距離感を見つけること。そして人と向き合う時間を1分でも増やしてみると、新しい発見があるのではないかなと思っています。いい感じにがんばって、いい感じにさぼって、一緒になんだかんだやっていきましょう!僕もみなさんのことを応援しています。松山さん20代も30代も、働き盛りの年代なので、僕もみなさんと同じように突き進んできました。ただ、突き進みたい気持ちと自分の体の声を聞く時間はセットとして持っておかないと、体を壊したり、精神的に落ち込んだりしてしまうので、自分で自分のことを大事にしてほしいなと思っています。僕自身もそれですごく悩みましたし、みなさんが潰れてしまうと日本の損失にもなってしまいますから。なので、“自分の声を聞く”ということを忘れないでください。インタビューを終えてみて……。劇中と同じく、息の合った絶妙なやりとりを見せていた松山さんとムロさん。いつまでもお話を聞いていたくなるくらい、とても心地よい取材となりました。興味深いおふたりの人生観や死生観を踏まえると、作品もより楽しめるので、そのあたりにもぜひ注目してみてください。ユーモアたっぷりの味付けに心が温まる!人生に欠かせないのは、おいしいご飯と大切な人と過ごすムコリッタな時間。誰もが孤独に陥りやすい日々を送るなか、人と生きることの楽しさやささやかな幸せに気づかせてくれる優しい物語は、きっと心もお腹も満たしてくれるはずです。写真・北尾渉(松山ケンイチ、ムロツヨシ)取材、文・志村昌美松山ケンイチ ヘアメイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)スタイリスト・五十嵐堂寿シャツ¥12,100(J.PRESS/オンワード樫山お客様相談室03-5476-5811)、他スタイリスト私物ムロツヨシ ヘアメイク・池田真希スタイリスト・森川雅代ストーリー山田は、北陸の小さな街にある塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始める。風呂上がりの冷えた牛乳と炊き立ての白いごはんだけをささやかな楽しみにしていた山田は、できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きていこうと決めていた。ところが、隣の部屋の住人・島田が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変。夫を亡くした大家の南、息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口といった、訳アリの住人たちと関わりを持ってしまう。そんなある日、子どもの頃に自分を捨てた父親が孤独死したという知らせが入る……。心がほぐれる予告編はこちら!作品情報『川っぺりムコリッタ』9月16日(金)全国ロードショー配給:KADOKAWA©2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会写真・北尾渉(松山ケンイチ、ムロツヨシ)
2022年09月15日俳優のムロツヨシ、女優の藤間爽子が出演する、NTTドコモ「iPhone」の新CM「だったらドコモだ」編が16日より放送される。秋らしいパステルカラーの洋服を着た藤間が街中で新iPhoneの看板を「すごそうだなぁ」と見ていると、ピンク色のロングヘアーの女性に声を掛けられ、振り向くとその女性がムロに突如変身。藤間を驚かすように一瞬でえんじ色のタキシード姿に変身したムロはユーモア溢れるジェスチャーを交えながら新iPhoneのすごさをプレゼンしていく。「すごすごすご〜」と驚きつつも、「欲しいんだけどなぁ〜」とふと我に返る藤間。すると突然「だったらドコモだ」ボタンが現れ、ムロがプッシュすると、新iPhoneが登場。ドコモのオススメのプログラムを紹介すると「だったら買えちゃうかも」と心が動いた藤間は清々しい表情でムロと一緒に街中を歩き出す。○■ムロツヨシ、藤間爽子インタビュー――撮影の感想をお願いします。ムロ:思ったより静かなんですね、って言われることが常々なんですけども、今日はちょっとギアを入れまして。藤間爽子さんギアで。藤間:途中カットしちゃったりして。すみません。ムロ:いえいえこちらこそ。藤間:ありがとうございます。何か鼻をヒクヒクされていて(笑)。ムロ:してないですよ(笑)。藤間:釣られて笑ってしまいました。ムロ:あれはね、僕のせいにしましたが、あれはひくひくしてないですよ。藤間:いえいえ、してました。ムロ:じゃー鼻をひくひくさせた、私のせいです(笑)藤間:すみません(笑)。本当たわいもないお話をさせていただいたんですけど。(CMの中で)うなずくシーンがあって、二人でどううなずくっていう話が。”かみ締めるうなずき”か”余韻を残すうなずき”どっちにするっていう話をしたのがすごく楽しかった。ムロ:うなずきにもいろいろありますからね。素敵でした。“爽子のうなずき”がね。タイトルですよ。呼び捨てにしたいわけじゃないです。“爽子のうなずき”というジャンルが出来上がってますからそれは楽しみにしていただきたいなと思います。――役者としてモチベーションを上げる為に実践していることはありますか?ムロ:僕は朝お風呂に入ったりもしてるんですけども、今流行りのサウナもやったりとか、いろいろやってますかね。あとはこの2年半・3年間行きにくかった海の景色を見に行ったりするのを恥ずかしがらずやるようになりました。一人で海に行ったりしたりしてますね。山を見たり、自然を見に行ってるかな。こういうことができる大人になって良かったから、5年後もこうしていたいなって思うのも必要かなと思いますし。また、新しい舞台作りもしたいですし、したいというよりは“やりたい”が出てこないのかなっていう時期かな、なんて思ったりもしている時ですね。難しいじゃない、今。――今回のCMは「新iPhoneが期待を超えまくる」という内容ですが、「期待を超えまくったな」と感じたことを教えてください。ムロ:藤間爽子さんの“人となり”というのは期待を超えまくってました。ちょっと話しやすいかなと思ってたんですけれども、ここまで相手してくださるとは思わなかったので、そこの期待は超えまくっています。藤間:すごく嬉しいです。私も今回のこの質問には、ムロさんのお芝居とアドリブというか、この場を盛り上げてくれる面白さとか、一気に現場がパッと明るくなる。そのムロさんの姿が本当に素敵だなって思って。――9月になり少し涼しい季節になってきましたが、今年の“秋の夜長”にやってみたいことはありますか?ムロ:秋の夜長にやっぱり打ち上げかな。でもそれはずっと言ってるけど、また姿形を変えた打ち上げの形を見つけてやりたいですね。いろんなスタッフさんとここ3年間ぐらいにお仕事や作品を作り上げたスタッフさん。共演者とか皆さんとね。藤間:私は周りがさっきムロさんもおっしゃってたんですけど、サウナ好きな人が結構周りにいて。皆さん整うっていうんですけど、その整うとはなんぞやと思って、この前初めてちゃんと水風呂に入るのをやりながらサウナしたんですけど、まだそこまで整うっていうことをちょっと体感できなかったんで、ちょっと今暑いし、帰り道もまた汗かくのもちょっと嫌なんで、ちょっと秋涼しくなったらもう1回サウナをやりたいなと。
2022年09月15日いよいよ来週に公開を迎える、松山ケンイチ主演の『川っぺりムコリッタ』より、松山さん、ムロツヨシ、吉岡秀隆らが“すき焼き“を囲む食事シーンが到着した。新たに解禁された本編映像は、墓石販売員・溝口(吉岡さん)と息子・溝口洋一(北村光授)のご馳走“すき焼き“を嗅ぎ付け、それに群がる山田(松山さん)、島田(ムロさん)、南親子(満島ひかり・松島羽那)らの食事シーン。すき焼きを前ににやける溝口家に、匂いを嗅ぎつけハイツムコリッタの住人山田、島田が押しかける。「すき焼き?すき焼きだよね」と勢いよく障子を開ける島田。矢継ぎ早に「みんな、助けあわないと生きていけないよね。僕、金持っていません!」と宣言。山田にも一緒に食べるよう促すが「いや、僕は」と遠慮気味に答える。だが、目の前の“すき焼き“を見た山田は家に戻り箸と茶碗を両手にダッシュで駆け戻り「僕、金持ってませ~ん!」と宣言。山田と島田に圧倒される溝口は大きく落胆する。家賃を半年滞納している溝口は半年ぶりに高級な墓石が売れたと語り、新たに匂いを嗅ぎつけてやってきた大家の南親子らも参戦し、アパートの住人皆で豪華な“すき焼き“をがむしゃらに食べる姿が食欲そそるシーンとなっている。『川っぺりムコリッタ』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2022年9月16日より全国にて公開© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2022年09月08日俳優のムロツヨシ、磯村勇斗が出演する、Mizkan「味ぽん」の新CM「チンしてぽん!」編、「力説」編、「ジュワジュワ』編が3日より、放送される。気の置けない仲間が集うムロツヨシの部屋を舞台に、ムロ自ら「味ぽん」を使った絶品メニューと楽しいおしゃべりで来客をもてなし、食卓を囲むしあわせなひと時を描いた新CMシリーズ。最新作の第2弾では、磯村をゲストに迎える。今作は、言葉遊びを楽しむ中で、おいしい「豚もやし」が手軽に作れることを伝える「チンしてぽん!」編をはじめ、豚肉ともやしの相性についてムロがうんちくを傾けるも、おいしさの余り、自分の世界に浸る磯村に戸惑う「力説」編、ムロ自慢の「ぽん餃子(=味ぽんで食べる餃子)」を食べた瞬間、二人のリアクションが被ってしまう「ジュワジュワ」編の3編になっている。お互いの相性を「100点満点(ムロ)」「120点(磯村)」と評した二人が、味ぽんを使った「ぽん餃子」や「豚もやし」のおいしさと手軽さを、それぞれ独特の表現でコミカルにアピールしていく、和気あいあいとした掛け合いに注目だ。
2022年09月01日9月16日公開の映画『川っぺりムコリッタ』のプレミア上映イベントが30日、都内で行われ、松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆、荻上直子監督が出席した。『かもめ食堂』(2006年公開)や『彼らが本気で編むときは、』(2017年公開)の荻上直子監督が原作と脚本を手掛けたオリジナル作品で自らメガフォンを執った本作。「ひっそりと暮らしたい」と無一文のような状態で川べりの古いアパート"ハイツムコリッタ"に引っ越してきた孤独な男・山田(松山ケンイチ)を主人公に、図々しいほど距離感が近い隣の部屋の島田(ムロツヨシ)、夫に先立たれた大家の南(満島ひかり)、墓石の販売員・溝口(吉岡秀隆)といった様々な事情を抱えた住人たちと出会い、山田の心は少しずつほぐされていく。公開を間近に控えたこの日は、主演の松山らキャスト陣と荻上が登壇して上映前に舞台あいさつ。孤独な男・山田を演じた松山は、コロナ禍での撮影ということもあって「色んな方々が亡くなった時期でもありました。仕事仲間でも亡くなった方がいましたし、そういう部分で僕たちもどこかで引っ張られてしまう部分があって、"生きること""死ぬこと"が題材の中にあります。すごく自分ごとのように感じながら撮影していました」と映画とはいえ自分に置き換えて撮影したという。続けて「コミュニケーションが取りづらくて縛りがある状況が続き、身動きが取れない方もいると思います。自分自身を救っていくことは一人だと限界があり、山田もそうだったように実はたくさんの方々がセーフティーネットになっていると思います。ぜひ皆さんも周りをもう一度見回していただき、この作品を通してそういうところを周りの方たちと共有していただけたらと思います」とコミュニケーションの大切さを訴えた。松山演じる山田にお節介を焼く隣人の島田をムロが務めている。「40を越えて役者をそれなりにやってきましたが、今までのムロツヨシを捨ててくださいとはっきり言われました。僕の役者人生は荻上監督前後で変わっています。このタイミングでこの作品に参加でき、とてつもない人生経験だったと思います」と本作で荻上監督と出会って役者としての考え方が変わったという。ムロとロケ地でもある富山の蕎麦屋を訪れた松山は「店員さんにサインを頼まれて2人でサインを書いたんですが、確認したらムロさんが『川っぺりムロリッタ』と。よっぽど荻上監督に対して思っていたんだろうな~と思いましたよ。監督に喋ったら鬼の形相で怒ってました(笑)」と暴露すると、ムロは「自分のことを考えていた訳ではなく、職業柄『ムロツヨシ』と書くことが多いじゃないですか(笑)」と言い訳。そんなムロについて満島が「(撮影現場で)人生を彷徨った顔でずっと歩いていらっしゃって、ムロさんの哀愁みたいなモノが可愛くて。汚れた犬みたいで可愛かったです」と褒めると、ムロが「さっき違う言い方してたよね。敗北感のある男だって」と返して、笑いを誘っていた。映画『川っぺりムコリッタ』は、9月16日より全国公開。
2022年08月31日池田エライザ、齊藤工、藤井道人、水川あさみ、ムロツヨシらが監督を務める短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season4』より、各作品のビジュアルと予告編が到着した。繰り返す日々の中、些細なきっかけで変わっていく男の姿を描く、水川監督デビュー作『おとこのことを』のビジュアルは、無精ひげを生やした主演・窪田正孝がモノクロで切り取られた。また予告編では、部屋に引きこもっている男が映し出され、想像力を掻き立てる。『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』齊藤監督のセルフリメイク作品『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』は、風刺的かつ奇抜なビジュアルを制作。伊藤沙莉出演・語りで構成された謎の映画の予告編「間違えのない、間違い」が公開され、本編のコメディ展開が楽しみになる内容となっている。『バイバイ』また、自身が書いた昔の脚本を映像化したムロ監督作『バイバイ』からは、ランドセルを背負った小学生の男の子と女の子が描かれた、可愛らしい絵のビジュアルとアニメーション予告が到着した。そのほか、池田監督の『Good night PHOENIX』では、アーティスティックな予告編が公開。福永壮志監督『シルマシ』、佐原杏奈の笑顔が光る村上リ子監督の『THE NOTES』、選定クリエイター枠のGAZEBO監督の『BEFORE/AFTER』、真壁勇樹監督の『星ニ願イヲ』、映画を撮る若者たちの物語を描いた藤井道人監督の『名もなき一篇・東京モラトリアム』など、個性豊かな作品が揃っている。予告編『Good night PHOENIX』監督:池田エライザ/出演:フリッツ リオ、アイビー愛美『BEFORE/AFTER』監督:GAZEBO/出演:川久保晴『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』監督:齊藤工/出演:伊藤沙莉、戸塚純貴、斎藤工、平子祐希(アルコ&ピース)、大水洋介(ラバーガール)『シルマシ』監督:福永壮志/出演:伊東蒼、黒田大輔、山田真歩『名もなき一篇・東京モラトリアム』監督:藤井道人/出演:若林拓也、三浦健人、前田旺志郎、園田あいか、中島侑香、廣岡聖『星ニ願イヲ』監督:真壁勇樹/出演:西田薫子、宮川智司、紫藤楽歩、真壁勇樹『おとこのことを』監督:水川あさみ/出演:窪田正孝、池谷のぶえ、キムラ緑子『THE NOTES』監督:村上リ子/出演:Dirk Rebel、佐原杏奈、Sophie Mathieu、Wim.Sakura『バイバイ』監督:ムロツヨシ/出演:ムロツヨシ、大西礼芳『MIRRORLIAR FILMS Season4』は9月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season4 2022年9月2日より全国にて公開
2022年08月26日松山ケンイチが主演を務め、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆ら実力派豪華キャストが集結する『川っぺりムコリッタ』。この度、食事シーンを映し出した本編映像が解禁となった。公開された映像ではお茶碗と自家製の漬物を両手に島田(ムロさん)が、「あ~お米のいい匂い」と微笑み、山田(松山さん)の家に押し掛けるシーンから始まる。「なんですか」と山田(松山さん)が無愛想に答えるも「ご飯ってさ一人で食べるより誰かと食べた方が美味しいのよ」とずかずか上がり込み山田が炊いた炊き立ての白米を持参したお茶碗によそう。そして、島田が部屋の一画にある遺骨に気づき、「お父さん、山ちゃんの事ちゃんと見守ってあげて下さい」と手を合わせると、山田は「僕の事なんか忘れていましたよ、きっと」と言い放つ。2人の間で交わされる会話から、淡々とした日々に漂う抗いようのない悲哀や心の乾きが滲みだすシーンになっている。『川っぺりムコリッタ』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2022年9月16日より全国にて公開© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2022年08月17日2022年6月26日、俳優のムロツヨシさんがInstagramを更新。内容に、ファンがざわつきました。ムロツヨシ「すごい!びっくり」同日、自身が主演を務める映画『神は見返りを求める』の初日舞台挨拶に登場した、ムロさん。ムロさんといえば、以前より自身の芸名の語呂合わせで、6月24日を「ムロツヨシの日」と公言していました。すると、一般社団法人『日本記念日協会』から、同日を正式に『ムロツヨシの日』に登録したとの知らせが届くという、サプライズが行われたのです!サンケイスポーツに掲載された、ムロさんのコメントは以下の通り。「すごい!びっくり!」と大喜びのムロは、早速「来年からカレンダーに載るってことですよね。来年またみんなでここに集まろうよ。1年に1回ここを初日に迎える映画を作ってもらって」と調子に乗って〝暴走〟し、劇場は爆笑の渦に。サンケイスポーツーより引用翌25日、ムロさんは自身のInstagramに「ムロツヨシの日っ」というひと言とともに、記念日登録証の写真を投稿し、喜びをあらわにしていました。 この投稿をInstagramで見る ムロツヨシ(@murotsuyoshi0123)がシェアした投稿 まさかのサプライズに、ムロさんだけでなく、ファンからも喜びや驚きのコメントが寄せられました。・ムロツヨシの日、おめでとうございます!この日が結婚記念日なので、嬉しいです。・すごーい!毎年祝います!・いっそ国民の祝日にしてほしい…!2023年6月24日に、ムロさんが主演の映画が公開されることを、多くの人が願っていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月30日俳優のムロツヨシが主演を務める、映画『神は見返りを求める』(6月24日公開)の場面写真が8日に公開された。同作は吉田恵輔脚本・監督によるオリジナル作。イベント会社に勤める田母神尚樹(ムロ)は、合コンでYouTuber・ゆりちゃんこと川合優里(岸井ゆきの)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」かの様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。ふたりは、人気がでないながらも、力を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていくが、あることをきっかけに関係が豹変する。この度、解禁されたのは、ムロツヨシ演じる田母神の”負の感情”に包まれた場面写真6枚。 “神”のように優しかった田母神(ムロツヨシ)は、恩を仇で返すゆりちゃん(岸井ゆきの)やその周りで起こる出来事によって、ゆりちゃんの過去を晒す暴露系YouTuber “ゴッティー”となる。解禁された場面写真は、予告編でも印象的な見返りを求めないお人好しの田母神が豹変し発狂するシーンや、頭部をおさえ、顔を歪ませて道端にうずくまる田母神、さらには感情を失ったかのような表情で何かを見つめている田母神、携帯カメラを構えて何者かのマスクを剥がす様子や、自宅のドアに「ゴッティーのへや」と落書きされている写真も。覆面を被ったゴッティーがゆりちゃんに詰め寄る様子は、マスクの下から負の感情に満ちた彼の情念が伝わってくる。先日実施された完成披露試写会の舞台挨拶では、ムロは「現場での過ごし方が今までとは違った。受け身の役であり、どんどん豹変していく役どころ。もはや“ムロシズカ(静か)”。岸井ゆきのさんとも会話をしないようにして、????田監督の脚本の世界にどっぷりと浸かろうと思った」とコメント。あまりの静かな佇まいゆえに共演の岸井ゆきのは「本当にムロさんは静かでした。『本当に主役?』と思うくらい端っこにいて。キャンプ用の椅子に仏のように静かに座っていました」と話すほど。田母神を演じるにあたり、ムロは「軽くやると????田監督が描いた人の愚かさなどが浅く薄っぺらくなると思ったので『悲劇ではあるが喜劇だ』と頭の中で繰り返して楽しみながら演じようと、いつもの“にぎやかツヨシ”はいらないとジャッジした」とも語っている。(C)2022「神は見返りを求める」製作委員会
2022年06月08日ムロツヨシ主演のWOWOW連続ドラマW「雨に消えた向日葵」からポスター&予告映像が解禁、さらに実力確かなオールキャストが明らかになった。本作は吉川英梨の小説「雨に消えた向日葵」(幻冬舎文庫)を原作に、ある少女失踪事件の真相を追う刑事・奈良健市(ムロツヨシ)と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。連続ドラマW初主演のムロさんが、自身の妹をある事件から守れなかったことに大きな後悔を抱えながら、まるで罪滅ぼしかのごとく懸命に少女失踪事件の捜査にあたる刑事・奈良健市を演じ、その少女の父・石岡征則役を佐藤隆太が演じる。奈良が刑事を志すきっかけとなった重要人物である奈良の妹・真由子役に平岩紙、少女時代に自身の身に降りかかったある事件を機に心を閉ざす。真由子を守れなかったことに大きな後悔を抱える奈良と、自分が奈良の人生を変えてしまったと罪悪感を抱える真由子の物語は、少女失踪事件の真相をめぐる縦軸とともに、本作の重要な見どころとなる。奈良とともに事件の捜査に挑む埼玉県警の刑事役に今野浩喜、堀部圭亮、中越典子。今野さんは奈良のバディとして捜査に当たる坂戸署刑事課強行犯係の刑事・奥村悠太を、堀部さんは奈良を信頼し支える埼玉県警捜査一課調査官・比留間賢作、中越さんは奈良の同期の刑事で真由子の事件についても知るよき理解者・大前緋沙子をそれぞれ演じる。そして、放送中のTBSドラマ「マイファミリー」にも出演中の大島美優が演じる、物語の発端となる少女・石岡葵の母・秋奈役には遊井亮子が決定。娘の無事を祈って執念の捜索を続ける石岡家には、マスコミによる報道被害や世間からのあらぬ誹謗中傷など、様々な試練が訪れる。さらに本作の脇を固める、阪田マサノブ、加治将樹、坂田聡、小松利昌、米倉れいあ、沢井美優、梅沢昌代ら、共演陣の熱演も期待される。真由子の事件により傷を抱えた“奈良家”、捜査が難航する中、信念をもって事件を追う“刑事たち”、家族の無事を一途に願い捜索を続ける“被害者家族”。3つの立場から少女失踪という1つの事件を描くことで見えてくる形の違う様々な苦悩と、それを経てそれぞれがたどりつく結末とは?解禁となったポスターは、ムロさん演じる刑事・奈良が道端に咲く一輪の向日葵に触れようとし、佐藤さん演じる父・征則がその姿を見つめる一瞬を切り取ったデザイン。向日葵の咲く季節に忽然と姿を消した少女・葵の無事を信じて捜索を続ける2人の、絶望と希望が交錯する複雑な心模様が表現されている。連続ドラマW「雨に消えた向日葵」は7月24日より毎週日曜22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送。WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2022年05月27日