俳優のムロツヨシが主演を務める、映画『神は見返りを求める』(6月24日公開)の場面写真が8日に公開された。同作は吉田恵輔脚本・監督によるオリジナル作。イベント会社に勤める田母神尚樹(ムロ)は、合コンでYouTuber・ゆりちゃんこと川合優里(岸井ゆきの)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」かの様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。ふたりは、人気がでないながらも、力を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていくが、あることをきっかけに関係が豹変する。この度、解禁されたのは、ムロツヨシ演じる田母神の”負の感情”に包まれた場面写真6枚。 “神”のように優しかった田母神(ムロツヨシ)は、恩を仇で返すゆりちゃん(岸井ゆきの)やその周りで起こる出来事によって、ゆりちゃんの過去を晒す暴露系YouTuber “ゴッティー”となる。解禁された場面写真は、予告編でも印象的な見返りを求めないお人好しの田母神が豹変し発狂するシーンや、頭部をおさえ、顔を歪ませて道端にうずくまる田母神、さらには感情を失ったかのような表情で何かを見つめている田母神、携帯カメラを構えて何者かのマスクを剥がす様子や、自宅のドアに「ゴッティーのへや」と落書きされている写真も。覆面を被ったゴッティーがゆりちゃんに詰め寄る様子は、マスクの下から負の感情に満ちた彼の情念が伝わってくる。先日実施された完成披露試写会の舞台挨拶では、ムロは「現場での過ごし方が今までとは違った。受け身の役であり、どんどん豹変していく役どころ。もはや“ムロシズカ(静か)”。岸井ゆきのさんとも会話をしないようにして、????田監督の脚本の世界にどっぷりと浸かろうと思った」とコメント。あまりの静かな佇まいゆえに共演の岸井ゆきのは「本当にムロさんは静かでした。『本当に主役?』と思うくらい端っこにいて。キャンプ用の椅子に仏のように静かに座っていました」と話すほど。田母神を演じるにあたり、ムロは「軽くやると????田監督が描いた人の愚かさなどが浅く薄っぺらくなると思ったので『悲劇ではあるが喜劇だ』と頭の中で繰り返して楽しみながら演じようと、いつもの“にぎやかツヨシ”はいらないとジャッジした」とも語っている。(C)2022「神は見返りを求める」製作委員会
2022年06月08日ムロツヨシ主演のWOWOW連続ドラマW「雨に消えた向日葵」からポスター&予告映像が解禁、さらに実力確かなオールキャストが明らかになった。本作は吉川英梨の小説「雨に消えた向日葵」(幻冬舎文庫)を原作に、ある少女失踪事件の真相を追う刑事・奈良健市(ムロツヨシ)と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。連続ドラマW初主演のムロさんが、自身の妹をある事件から守れなかったことに大きな後悔を抱えながら、まるで罪滅ぼしかのごとく懸命に少女失踪事件の捜査にあたる刑事・奈良健市を演じ、その少女の父・石岡征則役を佐藤隆太が演じる。奈良が刑事を志すきっかけとなった重要人物である奈良の妹・真由子役に平岩紙、少女時代に自身の身に降りかかったある事件を機に心を閉ざす。真由子を守れなかったことに大きな後悔を抱える奈良と、自分が奈良の人生を変えてしまったと罪悪感を抱える真由子の物語は、少女失踪事件の真相をめぐる縦軸とともに、本作の重要な見どころとなる。奈良とともに事件の捜査に挑む埼玉県警の刑事役に今野浩喜、堀部圭亮、中越典子。今野さんは奈良のバディとして捜査に当たる坂戸署刑事課強行犯係の刑事・奥村悠太を、堀部さんは奈良を信頼し支える埼玉県警捜査一課調査官・比留間賢作、中越さんは奈良の同期の刑事で真由子の事件についても知るよき理解者・大前緋沙子をそれぞれ演じる。そして、放送中のTBSドラマ「マイファミリー」にも出演中の大島美優が演じる、物語の発端となる少女・石岡葵の母・秋奈役には遊井亮子が決定。娘の無事を祈って執念の捜索を続ける石岡家には、マスコミによる報道被害や世間からのあらぬ誹謗中傷など、様々な試練が訪れる。さらに本作の脇を固める、阪田マサノブ、加治将樹、坂田聡、小松利昌、米倉れいあ、沢井美優、梅沢昌代ら、共演陣の熱演も期待される。真由子の事件により傷を抱えた“奈良家”、捜査が難航する中、信念をもって事件を追う“刑事たち”、家族の無事を一途に願い捜索を続ける“被害者家族”。3つの立場から少女失踪という1つの事件を描くことで見えてくる形の違う様々な苦悩と、それを経てそれぞれがたどりつく結末とは?解禁となったポスターは、ムロさん演じる刑事・奈良が道端に咲く一輪の向日葵に触れようとし、佐藤さん演じる父・征則がその姿を見つめる一瞬を切り取ったデザイン。向日葵の咲く季節に忽然と姿を消した少女・葵の無事を信じて捜索を続ける2人の、絶望と希望が交錯する複雑な心模様が表現されている。連続ドラマW「雨に消えた向日葵」は7月24日より毎週日曜22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送。WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2022年05月27日ムロツヨシがまるで罪滅ぼしかのごとく懸命に少女失踪事件の捜査にあたる刑事を演じる、連続ドラマW「雨に消えた向日葵」に佐藤隆太が出演することが決定。緊迫の瞬間を切り取った場面写真も公開された。本作は、吉川英梨の小説「雨に消えた向日葵」(幻冬舎文庫)を原作に、ある少女失踪事件の真相を追う刑事と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。佐藤さんが演じるのは、失踪した少女・葵の父、石岡征則。仕事人間の征則は、妻とは離婚調停中、葵とも別居していたが、失踪を機に全てを投げ打ち、葵の捜索に心血を注ぐ役どころ。マスコミによる報道被害や世間からのあらぬ誹謗中傷など、被害者家族に降りかかる苦難を体現する。「この先どんな展開になってゆくのかと釘付けになってしまい、ページを捲る手が止まりませんでした」と原作を読んだ感想を語った佐藤さんは、「胸の痛みを伴う話ではありますが、絶対に諦めないという執念、そして家族の絆にきっと大きな力を感じて頂ける作品」とコメント。また、「いつか一緒に思い切りコメディをやりたいと思っていたムロさんと、対極の作品での共演となりましたが、静かな緊張感が続くとても刺激的な現場となりました」とムロさんとの共演をふり返っている。併せて到着した場面写真は、物語序盤の刑事・奈良と征則のシーン。なかなか進展しない警察の捜査に歯がゆさを覚え、奈良に厳しい態度をとる征則だが、自分と同じように葵の無事を信じて捜査に当たる奈良の思いに触れるうち、次第に心境に変化が訪れる。連続ドラマW「雨に消えた向日葵」は7月24日(日)22時~WOWOWプライム・WOWOW4K・WOWOWオンデマンドにて放送&配信(全5話)。※放送(WOWOWプライム・WOWOW4K)/毎週日曜22時※配信(WOWOWオンデマンド)/各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信(cinemacafe.net)
2022年05月09日ムロツヨシと岸井ゆきのが共演する、『愛しのアイリーン』『空白』の吉田恵輔監督オリジナル最新作『神は見返りを求める』。この度、本作のキービジュアルと予告編、主題歌、場面写真が一挙に解禁となった。この度解禁となった予告編は、前半、疾走感のあるポップな音楽とともに田母神(ムロさん)とゆりちゃん(岸井さん)の出会いから描かれる。田母神は「俺は見返り欲しさにやっているわけじゃないから」と、青春のようなキラキラした時間をゆりちゃんと過ごすが、依然としてゆりちゃんのYouTubeチャンネルは登録者数が増えず…。そんなある日、ゆりちゃんは、ひょんなことから繋がった人気YouTuberのチョレイ(吉村界人)に「(動画を)もっとポップで可愛くした方がいいんじゃない?」という助言を受ける。そこから不穏な音とともに物語が急変。「ゴッドTです。世の中の悪を罰していきます」と優しかった田母神が覆面を被り「見返りを求める男」に豹変、さらにはゆりちゃんも容姿や振る舞いがまるで別人となり「恩を仇で返す女」となる。そこから印象的なカットが怒涛のように映し出され、ラストは田母神の「これ流したら全部晒されるからな。毎日ビクビクして過ごせよ」という強烈なパワーワードで映像は終わる。予告編内で使用されている挿入歌「かみさま」、そして主題歌「サンクチュアリ」を歌うのは、心に刺さる切ない歌声が特徴のボーカリスト・セツコと、ボーカロイドシーンでも活躍するコンポーザー・針原翼とkoyoriの3人で構成された、下北沢発の音楽ユニット「空白ごっこ」。今年、結成2周年を迎える「空白ごっこ」が、初の映画主題歌・挿入歌を書き下ろした。併せて解禁となったポスタービジュアルは、ピンクと黄色のラブ&ポップな背景に、予告編で描かれた<見返りを求める男>と<恩を仇で返す女>に豹変する前の、着ぐるみ・ジェイコブを着た<神のように優しい男・田母神>とひたむきに頑張っていた<底辺YouTuber・ゆりちゃん>のカットを使用。本編では、実際にジェイコブに入って様々なことに挑戦したムロさんの動きにも要注目。だが、よく見ると、ビジュアルの右下が燃えかけている!?2人の豹変を予感させるとともに、本作でも描かれているYouTubeの「炎上」を想起させる象徴的なビジュアルに仕上がっている。『神は見返りを求める』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神は見返りを求める 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開予定©2022「神は⾒返りを求める」製作委員会
2022年04月25日俳優のムロツヨシと女優の森川葵が出演する、ミツカン・味ぽんの新CM「しあわせって」編、「うまい?」編が、23日より放送される。新CMでは、気の置けない仲間が集うムロの部屋に森川が登場。「しあわせって」編で、森川から「しあわせってなんなんですかねぇ?」と問いかけられたムロは「あなたがいるでしょ」「でっ、僕がいる」と交互に手を向けた後、「で、餃子があるわけ」と餃子を頬張る。それを見た森川も「これがしあわせの味ですねぇ」と餃子を一口食べて幸せそうな表情を浮かべる。「うまい?」編では、ムロが「ぽん餃子のおいしさを表現してみて!」と森川にリクエスト。ややオーバーな森川のリアクションに「それはやってるよ」と、ツッコミを入れる。すると今度は森川が「じゃあ、ちょっと見せてください」と手本を求め、ムロは森川以上のオーバーリアクションを披露し、互いに笑ってしまう。今回で2度目の共演となったムロと森川。「非常に楽しかったです。波長が合います」というムロの言葉に、森川も「私も同じく波長が合うなと思いました」と息の合ったやり取りを見せる。「一緒に餃子を囲みたい人は?」の質問に、ムロが「打ち上げをやりたいですね。僕たちの世界は、スタッフさんとゆっくり話せるのが打ち上げで、そこでスタッフさんのいろんな面を見ることができるので、打ち上げでわちゃわちゃやりたいなと思います」とコロナ収束後の実現に思いを馳せる場面も。また、「最近の幸せ」エピソードを聞かれた森川は、「クッションカバーを買って、常にソファーのところに置いてあるんですけど、それがもうめちゃくちゃ幸せで。ずっと前から欲しかったんですけど、高いから我慢してたんですよ。でも最近、自分へのご褒美で買ったんです」と笑顔で語った。
2022年04月20日原作にはないオリジナルの物語も登場する現在放送中のムロツヨシ主演ドラマ「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたもののSeason2」。この度、4月10日(日)放送の最終話に、前作にも出演した中川大志が登場することが分かった。Season2では、勝地涼が人気インフルエンサーとしてレギュラー出演し、セイノ(ムロさん)が訪れる街のどこかに必ずといっていいほど現れ、SNSに気に入ったお店や食べ物、人などをどんどんアップ。アップした先からその場所に人が集まるさまに、セイノは嫉妬を募らせる――。Season1では、セイノが訪れる場所に必ずと言っていいほど先に現れ、さらに地元の人たちとも意気投合してしまう人気者・ナカタを演じた中川さん。今作では、ひろふみという謎の男役で登場。どのように登場し、どのような役なのか、同じく最終話にゲスト出演する美山加恋との関係にも注目だ。「ムロさんの演じるセイノさんは、お変わりなく健在でした!またセイノさんに会えるとは思っていなかったので、懐かしかったです」と再共演について話した中川さんは、「前回とは違うキャラクターなのですが、セイノさんも驚がくの登場シーンになっていると思います」と今作について明かす。また「知らない街に行って知らないお店に入ってということがなかなか難しい昨今ですが、この作品はそういう体験ができる番組だと思います。ドラマの要素の中にドキュメンタリーのようなテイストもあって、その土地の空気を感じて、その場所に行ったような感覚になれる。そしてそこに行ってみたいなと思うことができる。僕もこのSeason2を家でのんびりとお酒でも飲みながら見られたらいいなと思いますので、視聴者の皆様にも楽しんでいただけたらと思います」と視聴者へメッセージを寄せている。「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたもののSeason2」最終話は4月10日(日)25時35分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年04月05日映画『神は⾒返りを求める』が2022年6月24日(金)に公開される。主演はムロツヨシ、監督・脚本は吉⽥恵輔。吉⽥恵輔最新作は“YouTuber”が題材のラブコメディ映画『神は⾒返りを求める』は、『ヒメアノ〜ル』『愛しのアイリーン』『空⽩』など、様々なジャンルの話題作を世に送り出してきた吉⽥恵輔による最新作。“YouTuber”を題材にしたオリジナルラブコメディだ。今という時代を象徴的かつポップに描く⼀⽅で、“欲”や“本⾳と建て前”、“嫉妬”といった⼈が誰しも持つ醜さや葛藤をも鮮烈に描く。<映画『神は⾒返りを求める』あらすじ>イベント会社に勤める⽥⺟神尚樹は、合コンでYouTuber・ゆりちゃん(川合優⾥)に出会う。⽥⺟神は、再⽣回数に悩む彼⼥を不憫に思い、まるで「神」かの様に⾒返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを⼿伝うようになる。ふたりは、⼈気がでないながらも、⼒を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていくが…あることをきっかけに、⼆⼈の関係が豹変する。主演はムロツヨシ×ヒロインは岸井ゆきの■主⼈公・⽥⺟神尚樹役...ムロツヨシお⼈好しで「神」の様に⾒返りを求めない男。⾃分の会社で使い古された着ぐるみ・ジェイコブを⾃ら着⽤し、YouTuberゆりちゃんの撮影などを手伝う。恋が始まる...と思いきや、恩を仇で返すゆりちゃんやその周りで起こる出来事によって、ゆりちゃんの過去を晒す暴露系 YouTuber “ゴッティー”へと豹変する。主人公を演じるのは、『新解釈・三國志』などで人気を集め、『マイ・ダディ』で映画初主演を務めたムロツヨシ。■ゆりちゃん(川合優⾥)役...岸井ゆきの再⽣回数を稼ぐためならNG無しの底辺YouTuber。⽥⺟神と合コンで出会う。ヒロインを務めるのは、主演映画『愛がなんだ』で話題となり、『やがて海へと届く』『ケイコ、⽬を澄ませて』『⼤河への道』など多数の話題作が待機している岸井ゆきの。■その他の登場人物梅川役...若葉⻯也⽥⺟神と同じイベント会社に務める後輩。相手に合わせ都合良く他の人の噂話や陰口を言いふらし、いつもその場を適当にやり過ごすタチの悪い自惚れ悪口スピーカー男。チョレイ役...吉村界⼈、カビゴン役...淡梨底辺 YouTuber のゆりちゃんがバズるきっかけとなった人気カリスマ YouTuber。動画ネタになりそうだと思えば、いつでもどこでもカメラを回してしまう。村上役...栁俊太郎田母神のセンスをバカにしながら鼻で笑う嫌味なイケメンデザイナー。クリエイターっぷりを炸裂し、ゆりチャンネルの撮影を仕切り、タメ口で乱暴に田母神をこき使う。吉⽥恵輔監督のコメントなお、監督・脚本を務めた吉⽥恵輔は、下記の通りコメントを寄せている。久しぶりにキュンとする作品を作りました。まあ、私のキュン感覚はだいぶズレてる気がしますが・・・・「恩を仇で返す⼥」と「⾒返りを求める男」の⼼温まりづらいラブストーリーを楽しんでもらえたら幸いです。【詳細】映画『神は⾒返りを求める』公開日:2022年6月24日(金) TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイント他ロードショー監督・脚本:吉⽥恵輔出演:ムロツヨシ、岸井ゆきの、若葉⻯也、吉村界⼈、淡梨、栁俊太郎、田村健太郎、中山求一郎、廣瀬祐樹、下川恭平、前原滉配給:パルコ
2022年03月01日ムロツヨシが少女失踪事件の捜査に執念を燃やす刑事を演じる連続ドラマW「雨に消えた向日葵」の放送が決定。特報映像も公開された。ある豪雨の日、向日葵の咲く田んぼ道で小学5年生の少女・石岡葵が傘一本だけを残し、忽然と姿を消した。埼玉県警捜査一課の警部補・奈良健市(ムロツヨシ)は、失踪の一報を受け現場へ急行すると、そこには捜索活動に参加する葵の父・征則の姿があった。妻・秋奈と離婚調停中で葵たちとは別居していたが、知らせを受けて飛んできたのだという。葵の失踪は誘拐か、事故か、あるいは両親の不仲を理由にした家出か…。葵の捜査が難航する中、征則ら家族の悲痛に向き合う奈良も、妹・真由子のことで苦悩を抱えていた。真由子は過去に暴漢に襲われて以来心を閉ざしていて、奈良はその事件を機に刑事を志したのだった。妹を守れなかった後悔を胸に、何としても葵を探し出したい奈良と、娘の無事を一途に願い続ける家族。情報が錯綜し、家族が焦燥にかられる中、執念の捜査で真相に迫っていく――。本作は、2008年に第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞しデビューした小説家・吉川英梨の同名小説が原作。ある少女失踪事件の真相を追う刑事・奈良健市と、失踪した少女・石岡葵の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリーだ。連続ドラマW初主演となるムロさんが演じる奈良は、自身の妹をある事件から守れなかったことに大きな後悔を抱える中堅刑事。常に冷静で仕事熱心、上司や同僚からの信頼も厚い奈良だが、私生活はおざなりで他人に心の内を見せない、どこか陰のあるキャラクター。少女失踪事件の捜査を担当する中で、娘の無事を願う家族の一途な思いと自らの妹への思いとを重ね、まるで罪滅ぼしかのごとく捜査にのめり込んでいく。「ぜひ、皆様に観ていただきたいのです」と思いを語ったムロさんは、「コメディー作品ではありません。刑事ドラマでもあるのですが、私を含めましてまわりの刑事たちが、、、コメディー畑の方たちばかりで、それはそれで、え?どう観たら良いの?という、そこがまたこのドラマの説得力になっていることを信じています。人間ドラマです。何があるかわかりゃあしないこのご時世。『何かを信じる』ことの必要性や重みを、真っ直ぐにお伝えできたら、と思います」とコメントしている。連続ドラマW「雨に消えた向日葵」は7月、WOWOWプライム・WOWOW4K・WOWOWオンデマンドにて放送&配信(全5話)。(cinemacafe.net)
2022年02月28日俳優のムロツヨシが映画『神は見返りを求める』(2022年初夏公開)の主演を務めることが26日、明らかになった。同作は吉田恵輔脚本・監督によるオリジナル作。イベント会社に勤める田母神尚樹(ムロ)は、合コンでYouTuber・ゆりちゃんこと川合優里(岸井ゆきの)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」かの様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。ふたりは、人気がでないながらも、力を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていくが、あることをきっかけに関係が豹変する。主人公・田母神役のムロは、お人好しで「神」の様に見返りを求めない男に。ヒロインのYouTuber ゆりちゃんを演じる岸井は、再生回数を稼ぐために“NG無しの底辺YouTuber”を体当たりで演じる。田母神と同じイベント会社に務める後輩・梅川役に若葉竜也、有名YouTuber・チョレイ役に吉村界人、同じく有名YouTuber・カビゴン役に淡梨、そして新進気鋭のデザイナー・村上役に栁俊太郎と若手俳優陣が総出演し、それぞれがクセの強い業界人を好演する。『ヒメアノ~ル』『空白』などで知られる吉田監督は、加速する時代で“YouTuber”という職業を通して、今という時代を象徴的かつポップに描く一方、“欲”や“本音と建て前”、“嫉妬”といった人が誰しも持つ醜さや葛藤をも鮮烈に描いていく。○ムロツヨシ コメント今の世相をこんな描き方するなんて。どう演じよう? などと考えていたが、結果、自分ではない自分を観ることになった。"演じている自分"にここまで腹立ってムカついたこともない。無様な姿にここまで憐れんだこともない。笑ってしまうほどに。仕上がりを観た後、監督に感謝し、そして言ってしまいました。「監督、あなたすごいです」この時代にこの役を演じられたことを少しだけ喜べたんです。○岸井ゆきの コメント久しぶりの吉田組、毎日笑い転げて夢のような現場でした。短くもたのしい時間を過ごした男女が、欲望や嫉妬ですれちがい、いがみ合うけれど心の底からは嫌えない。嫌えないから罵りあう。素直になれたら別の結末があったはずの、ダサくて滑稽な愛憎のお話。誰かとはぐれてしまった人に見てほしいです。みんな必死に生きてます。必死に生きて、この有様です。みんなどこか、身に覚えがあるかも?劇場でお待ちしています。○吉田恵輔監督 コメント久しぶりにキュンとする作品を作りました。まあ、私のキュン感覚はだいぶズレてる気がしますが・・・・「恩を仇で返す女」と「見返りを求める男」の心温まりづらいラブストーリーを楽しんでもらえたら幸いです。(C)2022「神は見返りを求める」製作委員会
2022年02月26日俳優のムロツヨシが出演する、NTTドコモの新CM「U30 ロングプロレス」編が、25日より放送される。新CMは、プロレスのリングを舞台にムロが実況者として登場。赤のスーツに身を包んだ「ドコモ」と黒い覆面の「プライス」が世紀の一戦を繰り広げるといった内容だ。ゴングがなり、早速「プライス」を攻める「ドコモ」。プライスダウンを取るも、家計圧迫固めで返り討ちにされてしまう。厳しい戦況の中、ドコモが必殺「U30 ロング割固め」を繰り出し、見事勝利。あまりの激闘に、思わず熱くなってしまったムロがリングに乱入し、実況を届ける。撮影では、実際のプロレスリングを設置。リングロープやマットまで本物同様のものを使用しており、アルバイトでプロレス会場を設営していたこともあるというムロは、その作り込み具合にとても驚いた様子だった。また、ムロはエキストラに「カットがかかるまでいけー︕」と声をかけたり、手拍子を扇動して盛り上げたりしながら現場ではOKを連発し、演技の引き出しの多さをみせた。■ムロツヨシインタビュー――実況者役について教えてください。実況役は(今まで)おそらくないと思います。プロレスの実況みたいなのは楽しかったです。昭和生まれなので、昭和のプロレス中継をインターネットで探して真似事にならないようにがんばりました。――CM内での役について。あんまり決まりきった狭い考えではなく、役を広げようと思って。リングにも上がっていいアナウンサーだったので、それは実際にはないんでね(笑)。そこは自由にやらせていただきました。今回の監督とは(撮影を)何回もやっていますので、「ここ遊ぶな、あいつ」と思われた時はカットがかかりません。さっき(現場で)繋いだのを見てみたら全部切られていました。それは良いんです。そういう関係性で(笑)。そういう関係性で上手くやっていけたらなと思っています。――特製のプロレスリングはいかがでしたか?本物のリングだったんですよ、バネとか。赤に装飾されているのでかっこいいなと思いました。実は撮影の合間(ロープで)遊んでいました、一人で。
2022年02月24日女優の芳根京子が18日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公開記念舞台挨拶に、俳優のムロツヨシらとともに登壇。理想のボス像を聞かれ、ムロの名前を挙げた。本作は、興行収入34億円超の大ヒットを記録し、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』(2018)の続編。舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビーと兄ティムが、ベイビー社からやってきたボス・レディの指令により、再び赤ちゃん姿に戻り、世界を救うミッションに立ち向かう。前作に続きボス・ベイビーの吹き替えをムロツヨシが担当。前作でティムの子供時代を演じた芳根は、今作ではティムの長女タビサを演じた。イベントでは、本作にちなみ理想のボス像についてトーク。芳根は「ムロさん一緒だと安心する。ムロさんがいるから大丈夫だ、ムロさんいれば大丈夫だ(笑)」と話し、ムロが「おい芳根、思ってないだろ(笑)」とツッコミ。2人は映画『幕が上がる』(2015年)で先生と生徒役で共演しており、ムロは「元顧問なんですよ、私。顧問と生徒という関係性から始まってそこから変わってない」と関係性を説明した。そして芳根が改めて「何話そうかなと思っても、ムロさんいるから大丈夫だって。ムロさんっていつも現場を明るくしてくださる。お話膨らませくださるし、いつも救われています」と話すと、ムロは「ありがとう」と喜び、「要約すると“理想のボス像はムロさんだ”ということでいいのかな?」と確認。芳根は「理想のボス像はムロさんです」と棒読みで返し、ムロらは「棒読み」と笑っていた。イベントには、ボス・レディ役の多部未華子、ティム役の宮野真守、ボス・ベイビー&ティムの母ジャニス役の乙葉、父テッド・シニア役の石田明(NON STYLE)も登壇した。
2021年12月18日12月17日(金)の公開を目前に控えた『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』。この度、抜群のトークスキルを持つムロツヨシが、愛らしい赤ちゃん姿からは想像もつかないエリートビジネスマンとなったボス・ベイビーにインタビューする対談映像が解禁された。解禁された映像では、多忙な時間を割いてやってきてくれたボス・ベイビーに、ムロさんが作品の魅力などを質問していく。なぜかボス・ベイビーは「クリス」と呼び間違えるも、ムロさんはそこに間髪入れず「ムロツヨシです」と訂正し、冒頭から波乱を予感させる展開に。そんなムロさんも、ことあるごとに「あなたの声が良い!」と自画自賛(?)し、絶妙にかみ合わないやり取りが繰り広げられる。さらに、ボス・ベイビーはインタビュー中にも関わらず法務部に商標登録の連絡を入れたり、ちゃっかりベイビー社で開発中のスーパーミルクの宣伝を入れたりと、バリバリ働くビジネスマンぶりを存分に発揮!しかし、インタビューの途中、ムロさんが「女の子の主役も登場するそうですが…」と、新キャラ<ボス・レディ>についての話題を振ると、「主役っていうのは持ち上げすぎだな…なぜなら、あくまでも、この映画の主役は俺だからだ!」と、ボス・ベイビーはかなりお怒りの様子。さらにはムロさんから「ライバル意識を燃やしている?」と突っ込まれると、「ノーコメントだ」と言い放ち、その場を立ち去りインタビューは打ち切りになってしまう。ボス・ベイビーが「大人は絶対感動すると思うぞ!この成長物語に」と絶賛するように、本作は子どもから大人まで楽しめる作品となっている。前作から4年近くを経て、スーパーミルクで赤ちゃん返りし、ふたたびコンビを組むことになったボス・ベイビーとティム。史上最大のミッションをクリアし、世界と家族を救うことができるのか?いよいよ公開される、この冬いちばんのクリスマス・ムービーに期待は高まるばかりだ。『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 12月17日より全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年12月14日●頑張ってお調子者になっていた少年期周囲を惹きつける人柄も魅力的で、ドラマ、映画、舞台にと快進撃を続けている俳優のムロツヨシ。世界的大ヒットを記録したアニメーション映画『ボス・ベイビー』の続編『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』(12月17日公開)では、前作に引き続きボス・ベイビー役を演じている。下積み時代を経験しながらも、今年は初主演を果たした映画『マイ・ダディ』が公開となるなど「俳優としての夢が叶った実感がある」というムロ。しかしながら「実感はあるけれど、これからの目標の立て方を考えないといけない」と告白。「現状維持をしようと思ったときが一番危険だと思っている。思い切った変化が必要かもしれない」と思いを巡らせる。今の彼を作り上げた少年期を振り返りながら、ムロツヨシが役者としての現在地を明かした。■ボス・ベイビーは「飲み友達」 続投に喜び見た目は赤ちゃん、中身はおっさんであるボス・ベイビーの活躍を描く本シリーズ。前作の25年後の世界を舞台に、すっかり大人になったボス・ベイビーと兄ティムの前に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から派遣されてきたボス・レディが登場。ボス・レディから指令を受けた2人が、世界の危機に立ち向かっていく姿を描く。ボス・ベイビー役を続投することとなり、ムロは「とてもうれしい」と大きな笑顔。自宅には大きなボス・ベイビーのぬいぐるみがあるそうで、「我が家では、ボス・ベイビーがキャンプ用のチェアに座っているんですよ。よく飲み友達になってもらっているので、久しぶりな感じがしない」とすっかりいい相棒になっている様子。前作において声優初出演を果たし、「前回はまっさらな状態だったので、現場でとても苦労しました。今回はボス・ベイビーを演じた経験、記憶が自分の中にありますので、それを思い出しながら演じました」と経験を生かせたという。「実写のお芝居は表情、動作、仕草で表現できることがたくさんある。アニメの表情や動きに合わせながら、声ですべてを表現するというのはとても難しいことですが、やりがいがあります」と語る。“中身はおっさん”だったボス・ベイビーが大人になり、見た目も中身も正真正銘のおっさんになってお目見えする。しかし世界の危機に立ち向かうべく、ボス・ベイビーは再び赤ちゃん姿に戻ってミッションに挑むこととなる。ムロは「今回のボス・ベイビーはリーダーシップを取って、赤ちゃんたちをまとめるような場面があります。ボス・ベイビーは上から目線でありながらも、なぜかみんなから慕われる。そこに説得力がないといけないので、自信がありながらも、根っこには優しさや熱いハートがあることを意識して演じました」と語り、「ボス・ベイビーはこんな上司がいたらいいなと思うような人ですよね。ダメなヤツも見捨てず、いいところを見つけてくれるような人。僕も憧れます」と役柄への愛情をにじませる。■「“笑い”っていいものだ」と少年期に実感今や専業主夫となったティムと、エリートビジネスマンとなったボス・ベイビー。昔を思い出しながら再び兄弟の絆を取り戻していく彼らを見ていると、自身の子供時代を振り返ってみたくなる人も多いはず。ムロは一体、どのような少年だったのだろうか?すると「頑張ってお調子者になっていました」とにっこり。「父、母がいなくて、おば家族や祖母に育てられてきたので、そのことを周囲に知られていくにつれて、『かわいそうだな』と思われることもあって。先生に家族の話を聞かれて打ち明けると『ごめんな』と言われたり。僕自身、その家族構成についてはつらくないんですけど、“聞いちゃいけないことを聞いてしまった”という空気になったり、『かわいそう』と思われるのが苦手でした。そう思われないようにするには、お調子者になった方がいいかなと思って」と微笑みながら、「でも笑いのセンスもないもんだから、人気者にもなりきれなくて(笑)。面白いヤツにはなれないけれど、なんとか周囲を笑わせようと試みたりして。“諦めずに試みた”という点は、僕の強みかなと思っています。それは今も変わりませんね! センスのある側ではなく、センスのある側に行きたくてもがいている人なんだと思います」と自己分析する。ボス・ベイビーたちの奮闘劇には、楽しい笑いがたくさん詰まっている。続投発表時、ムロは「こんな時代にボス・ベイビーになって、みんなの前でわちゃわちゃしたいんです。みんなで笑っていよう」とコメントしていた。彼のライフワークともいえる舞台『muro式』でもいつも観客を大いに楽しませてくれるが、「“笑い”っていいものだ」と思った原点も少年期にあるという。ムロは「祖母と祖父と3人で暮らしていたときに、祖母と祖父がまあまあ仲が悪くて。家に笑い声が少なかった。そこで自分がピエロになって何かをやったら、2人も笑ってくれた。2人が会話をすると喧嘩になってしまうので、“僕に迷惑をかけないように静かにしている”という空気も苦手でしたね」と回想。「それに舞台や映画を観て笑っている瞬間って、誰かを憎んだり、嫌ったり、マイナスな感情は消えていますよね。お客さんが手を叩くほど笑ってくれたりすると、ものすごくうれしい」と目尻を下げる。少年期から客観的に周囲を見つめていた様子だが、ムロは「愛情をいただいているから、そうならざるを得なかった。迷惑をかけてしまうこともあるけれど、あまり迷惑をかけるわけにもいかないなと。“俯瞰で見ていた”というカッコいいものというより、どうしてもアンテナを立ててしまっていたように思います」と語る。●自分を売り込む人生に変えて花開く■売り込み続けた自分に「今は感謝」『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』で主人公を演じただけでなく、今年は愛する娘を救うために走り出す父親役を演じた『マイ・ダディ』で映画初主演を果たすなど絶好調。ムロは今や出演作が途切れない俳優となった。これまでの道のりにおいては、下積み時代も長かった。「25、6歳くらいまではかっこつけた舞台役者でした。『役者は待つものだ』という言葉にちゃんと洗脳されて(笑)、オファーを待つのがかっこいいと思っていました。でもある日アルバイトをしながら“これがいつまで続くんだろう”と思ったら、休憩時間に涙が流れた。さらに当時お付き合いした女性もいなくなってしまうなど、悲しいことが同時に重なって。そこで次の日から一気に考え方を変えました。待つのではなく、営業して売り込む。自分を売り込む人生に変えました」と転機を明かし、「『ムロツヨシです』と連呼して、『使ってください』、『売れたいです』、『経験を積みたいです』と言いまくって。人が変わったようでした」と笑う。営業活動については「周囲にはバカにされました」とも。「それでも笑ってやり続けた自分に今は感謝ですね。もちろん売り込むだけではダメだから、売り込みを続けながら、お仕事をいただけたときにはそこで経験値を増やして、それを今度はきちんと記憶していく。失敗と成功を記憶して、新しい成功を求めていったんです。時間はかかりましたが、僕にはこのやり方しかなかったんだろうなと思います」と力強く語る。■夢が叶ったと実感も危機感「変化が必要かも」その積み重ねが今、確実に実を結んでいる。「俳優になりたい」と思ったときから考えると、ムロは「今、夢が叶ったという実感がある」とキッパリ。しかしながら、彼は先を見据えてこう打ち明ける。「ものすごくありがたい状況です。自分の中に“このままでいたい”という甘えが出てきているのも確か。でもこれが一番危ない。現状維持をしたいと思ったときが一番危ないと感じています」。続けて「欲しがっていたものが手に入ったんだから、それをやり続けられればいいのにね! 難しい」と笑顔を弾けさせながら、「舞台に立っているとよくわかるんですが、 “俺を見てくれ!”という役者に対しては、お客さんも“よし、見てやろう。見せてみろ”と前のめりになるんです。でも放出し慣れた人間が出てきた途端、お客さんも少し興味を失ってしまったりする。それはきっと役者が成功体験をもとに、“これをやればいいんだ”と楽をしようとしてしまっているから。舞台に立つ以上、現状維持ではなく、お客さんが楽しみにするようなもの、もしくは何をしでかすかわからないと期待してもらえるものをお伝えしないといけないなと思っています」と役者業の奥深さを痛感している。必要なのは、「変化かもしれない」と率直な思いを口にする。「役者として生きていくという夢のために何年もかかってしまったがゆえに、ここからの目標の立て方が足りていない。だから恐怖心が増えていく。20代でガラッと自分を変えたように、ここでもう一度変えないといけないのかもしれない。新しい考え方を持つのか、仕事をしない時間を持つのか……。今までの成功体験も一度捨てないとかもしれない。その勇気を発動させることが必要なのかもしれません」と頭を悩ませることも多い。そんなときに励みになるのが、追いかけたくなるような先輩たちの存在だ。「役者としては古田新太さん、阿部サダヲさんという、昔から芝居をどうにか盗もうとしたお二人を見ながら生きています。一人の大人としては、リリー・フランキーさんに憧れます。何を考えているかわからないような危うさを持っているけれど、いろいろな話を聞いてくれて、いろいろな答えを持っている。これぞ大人だなと思います。追いかけたくなる人がいるというのは、とても幸せなことです」としみじみ。これからもムロツヨシはもがきながら、奮闘していく。その姿こそ彼の人間力、そして役者としての魅力につながっている。■ムロツヨシ1976年1月23日、神奈川県出身。大学在学中に役者を志し、99年に作・演出・出演を行った独り舞台で活動を開始。本広克行監督の映画『サマータイムマシン・ブルース』(2005)をきっかけに映像にも活動を広げる。福田雄一監督の映画『大洗にも星はふるなり』(2009)やドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズで個性派俳優として存在感を発揮。2018年には42歳でエランドール賞新人賞を受賞する。『マイ・ダディ』(2021)で実写映画初主演を果たすなど、映画、ドラマ、舞台とジャンルを問わず活躍している。(C)2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights
2021年12月13日ムロツヨシと多部未華子が12月6日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われた『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公開記念イベントに登場した。ムロツヨシは前作に続いて、日本語吹替え版のボス・ベイビーの声を担当し、多部は本作の鍵を握る新キャラクター“ボス・レディ”の声を務めている。まずは、キュートなフォルムのリアルなボス・ベイビーが登場。そして、映画の公開と明日、7日からUSJで始まるボス・ベイビーによるスペシャルグリーティングを記念し、ムロツヨシと多部未華子がキャラクターを思わせるスーツ姿で登場した。リアルなボス・ベイビーと会ったのは初めてと言うふたり。ムロは「興奮しますね」と笑顔。続けて、「素敵なフォルムで最高」と言い、多部も「可愛いですね」とボス・ベイビーにメロメロだった。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの思い出について、ムロが「以前乗ったフライングダイナソーに超興奮した」と言い、多部に「一緒に乗ってくれる?」と誘うも、「すごい怖そう。いや〜(笑)」と笑顔で断っていた。また、ふたりの後ろに飾られた、2年ぶりにパークに登場した20周年記念ツリーを見て、多部は「個性的な色のツリーで、キラキラ光って綺麗ですね。夜も見てみたい」と話していた。そんなふたりが声優を務めた『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』の話題に。「少し疎遠というか、距離ができてしまった家族や兄弟がひとつになっていく物語」とムロ。多部は「クリスマスに家族で観るのにもってこいの映画」と太鼓判。重ねてムロは「映画を観て、その後USJに来て、セットで体験して、超元気になってほしい」とアピールしていた。エンターテイナーがふたりの周りで踊るダンスタイムの後、MCがボス・ベイビーに感想を尋ねると「すごい楽しくて超元気になったよ。ありがとう」とムロが映画さながらボス・ベイビーに声をあてる場面も。最後に多部が「今年1年の最高の締めくくりとしてUSJに来て、ボス・ベイビーに会って、映画館でもボス・ベイビーに会ってもらえたら」とアピールし、イベントは終了した。取材・文=華崎陽子『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』12月17日(金)より公開
2021年12月06日俳優のムロツヨシが18日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)の吹替版 完成披露試写会に出席。ボス・ベイビーのぬいぐるみについて「僕の無言の友」と話した。本作は、興行収入34億円超の大ヒットを記録し、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』(2018)の続編。イベントには、前作に続きボス・ベイビー役を演じたムロツヨシ、ボス・ベイビーの兄ティムを演じた宮野真守、前作ではティムの子供時代を演じ、今作ではティムの長女タビサを演じた芳根京子、そして本作から初登場となるボス・レディ役の多部未華子が出席。全員がスーツ&サングラス姿の“ボスルック”で登場した。ムロは「(前作のときから)ずっとボス・ベイビーのぬいぐるみが部屋にいてくれている。たまに飲み仲間、飲み相手だったりする」と明かし、「相方」「分身」「相棒」と表現。「ずっと目を合わせてくれるんです。僕の無言の友なので。愚痴を聞いてくれる。愚痴も声に出しちゃうとよくないから、無言でずっとお酒をのみながら……」と話して笑いを誘った。そんな自身にとって大事な存在であるボス・ベイビーを再び演じられたことを喜ぶムロ。「またボス・ベイビーが皆さんの前に……新しい、大人から戻るボス・ベイビーが見られるので楽しんでいただきたい」とアピールした。本作の舞台は、前作の25年後の世界。大人になったボス・ベイビーと兄ティムの元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人が、史上最大のミッションに立ち向かう。
2021年11月18日前作の25年後の世界を描く映画『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』より、ムロツヨシと多部未華子が演じる凸凹ボスコンビが登場し、本作の魅力をプレゼンする特別映像が公開された。今作では、前作から時が経ち大人になったものの、スーパーミルクで再び赤ちゃんに戻り、世界を救うために史上最大のミッションに挑むボス・ベイビー(ムロさん)が、グラフやカンペを確認しながら最新作の魅力を“ボス流”にプレゼンしている。アクションやファイヤー、ミステリー、そして際どいシーンまで…と見どころを説明していくが、「実はこの話、寝返りの練習中に頭に浮かんだんだよな」と明かす様子も。ラストには、ティムの娘ティナ/ボス・レディ(多部未華子)も登場。エレベーターに乗せてもらえず、ニヤリと仕返しするボス・レディ。2人の凸凹ボスのコンビネーションにも期待膨らむ映像だ。『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』特別映像『ボス・ベイビーファミリー・ミッション』は12月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビーファミリー・ミッション 2021年冬、全国にて公開©2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2021年10月14日ムロツヨシが役者生活25年・今年45歳を迎えた映画“初”主演作『マイ・ダディ』が、9月23日(木・祝)より公開。初日舞台挨拶が開催され、主演のムロさん、妻役の奈緒、娘役の中田乃愛、永野宗典、金井純一監督が登壇した。冒頭の挨拶でムロさんは笑顔を浮かべながら、「上映後なのでみなさん、作品の世界観に入っているところ申し訳ないのですが、マスコミの取材が入っている(舞台挨拶)なので、今から、ムロ、ふざけます!」宣言。奈緒さんは「私はここからの参加となります。作品の素晴らしさを伝えられるようにがんばります」とニッコリ。中田さんは「映画をご覧になってくださり、本当にありがとうございます。1人でも多くの方に作品をアピールしたいと思います」と微笑みながらも気合十分の様子。永野さんが「早速ですが『マイ・ダディ2』を待っています」と早くも、続編を期待していることを明かし、「本作でやり残したことを、ぜひ、リベンジさせていただきたいと思います。今回以上に気合を入れて役作りをするつもりです」とコメントしたところで、「この人は何を言っているのでしょうか?よくわからない挨拶で始まっていますが、大丈夫ですか?」とムロさんがMCに確認し、開始早々笑いを誘う場面も。映画公開100日前から、作品にまつわる話をTwitterでつぶやいてきた金井監督は「公開初日の前日、昨日のつぶやきは最後の5行の頭文字がムロツヨシになるようにしてみました。でも、残念ながら誰もそれに気づいてくれなかったようで」と寂しそうな様子。「凝りすぎたラブレターを出したのにフラれてしまった、そんな気分です」とうつむきつつも、「今日から100日後が1月1日なので、ぜひ、主演のムロさんには年末の某歌合戦にゲスト出演していただき、そこでも映画を宣伝していただくといういい流れにしたい。それくらい長く上映してほしいと思っています」としっかりアピール。このコメントにムロさんも「まだ(某歌合戦からは)オファーは来ていませんが、出たらしっかりアピールします」と答えていた。◆いつの日にか「本当の満席にしたい」初主演映画についてムロさんは「金井監督の夢から生まれた物語です。企画をし、映画を撮影し、公開された今日までが99。そして、無事公開された映画をお客様が観て、感想が生まれて100になる。ここで100点の映画になるんです。そのことをとてもうれしく思うと同時に悔しい気持ちもあります」と語りながら、1席ずつ空き状態の客席を見渡す。「僕は、“満席”が好きな男です。この状況下ではこれが満席と頭では理解していますが、やっぱり本当の満席ではないのが残念です」とこぼす。「いつか、この状況が落ち着いて、いろいろな宣言が解除され元の状態に戻ったら、どんな手を使ってでも、本当の満席の景色をここにいるキャストみんなに見せてあげたいです」とし、「どんな手を使っても、たとえお金を払ってでも!」とコメントしたところで、「ん?俺、お金払うの?」とおどけつつ、「それでもいいと思えるくらい本当の満席にしたいです。それを実現するために、この映画をロングランにすべく、これからも宣伝活動をしていきます」と宣言。「ここはアツくいかないと!と思っていたので、かなりアツく語らせていただきました」と説明した。◆奈緒、福岡時代からムロツヨシとの縁を感じるエピソード続出初の母親役について奈緒さんは「ずっとやりたかったし、憧れでした。母親役を家族がテーマの映画でやらせていただくことは、緊張もしたけれど、責任を全うしないといけないという気持ちでいっぱいでした」とふり返る。撮影前にムロさんから「(中田)乃愛ちゃんのこと、きっと奈緒ちゃんも好きになると思う、と聞いていました。その言葉通り、3人で会ったとき一瞬で乃愛ちゃん、の虜になりました。そこからはムロさんと2人でずっと(娘に)デレデレでした」とし、「乃愛ちゃん、そして子役の子、“ひかり”を演じた2人に引っ張ってもらって映画の中で母親役として立つことができました」と感謝を述べていた。ムロさんは赤ちゃんが生まれたシーンの撮影をふり返り、「撮影中、すごく印象に残ったシーンでした。自然と奈緒ちゃんとおでことおでこを合わせて心の距離を縮める、そういう演技ができたことがうれしかったです。初日までこの気持ちは言わずにおこうと思っていました。今日、やっと言えてよかったです。ポスターにもなっている素敵なシーンです」と奈緒さんとの夫婦役に大満足の様子。一方、ムロさんとの共演について奈緒さんは「イメージ通り、やさしくておもしろい方でした。本当に会いたかった方なので、初日は少し緊張しすぎて無愛想だったかも」と反省しつつ「柔らかい空気を作ってくれる素敵な方。すぐに打ち解けられたのはムロさんのおかげです」と感謝。さらに奈緒さんからは、撮影スタジオですれ違ったときに同じ撮影組でもないムロさんから「おつかれさまです」と挨拶されたこと、奈緒さんがまだ福岡に住んでいた頃に「muro式.」の千秋楽を見に行っていたこと、その際に客席バックで撮影した写真に奈緒さんが写り込んでいたことなど、縁を感じずにはいられないエピソードもバンバン飛び出した。◆中田乃愛「1人でも多くの人にこの作品が届いてくれたら」最後の挨拶で金井監督は「すごく楽しい時間を過ごせました。今日からがスタートです。この映画を全国に広めていただけたらうれしいです。ムロさん、そしてみなさんと走り続けたいと思います」と力強くコメント。永野さんは出身地・宮崎県での上映館がないことに触れ、「この映画を観た人生と観ない人生では生き方が大きく違ってくると思います。作品からのメッセージを受け取るためにも、宮崎県の上映をお願いいたします!」と懇願。中田さんは「1人でも多くの人にこの作品が届いてくれたら、それだけでとてもうれしいです」と笑顔を浮かべ、奈緒さんは「これからもっともっといろんなところに届くといいなと思っています。みなさんの力を貸してください」と呼びかけた。そしてムロさんは、「この状況下での公開をネガティブに考えず、何かしらプラスにしようと思っています。実現するのが、明日になるのか、1ヶ月後になるのか、1年後になるのか、10年後になるのかわからないけれど、状況が許せば、必ず“本当の満席”にしたいと思っています」と改めて言及。「“ムロは満席好きなんだよな。あいつの作品なら観に行ってもいいかな”と思っていただけるように、これからも頑張っていきます。このような状況下ですが、みなさん、どうか毎日笑って過ごしてください。そして、この作品がロングランになるよう、クチコミで広げてください。ほめてください、けなしてください、みなさまの一言が誰かの“観てみようかな”に繋がります。誰かに繋げてください!」と締めくくっていた。『マイ・ダディ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年09月24日映画『マイ・ダディ』(9月23日公開)の公開初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、ムロツヨシ、奈緒、中田乃愛、永野宗典、金井純一監督が登場、MCを本多力が務めた。同作は映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(以下、TCP)」 の2016年準グランプリ受賞企画『ファインディング・ダディ』(金井純一)の映画化作。中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている、小さな教会の牧師・御堂一男(ムロツヨシ)は幸せな人生を送っていたが、娘が病に侵され、愛する娘を救おうと奔走する。初主演映画について、ムロは「金井監督の夢から生まれた物語です。企画をし、映画を撮影し、公開された今日までが99。そして、無事公開された映画をお客様が観て、感想が生まれて100になる。ここで100点の映画になるんです。そのことをとてもうれしく思うと同時に悔しい気持ちもあります」と語りながら、1席空き状態の客席を見渡す。「僕は、“満席”が好きな男です。この状況下ではこれが満席と頭では理解していますが、やっぱり本当の満席ではないのが残念です」と強調。「いつか、この状況が落ち着いて、いろいろな宣言が解除され元の状態に戻ったら、どんな手を使ってでも、本当の満席の景色をここにいるキャストみんなに見せてあげたいです。どんな手を使っても、たとえお金を払ってでも!」とコメントしたところで、「ん? 俺、お金払うの?」とおどけつつ、「それでもいいと思えるくらい本当の満席にしたいです。それを実現するために、この映画をロングランにすべく、これからも宣伝活動をしていきます」と宣言する。「悔しさはありますが、今日、この状況下で映画を観に来てくださったみなさまには改めて感謝します。ここはアツくいかないと! と思っていたので、かなりアツく語らせていただきました」と説明した。奈緒は初の母親役を演じ「ずっとやりたかったし、憧れでした。母親役を家族がテーマの映画でやらせていただくことは、緊張もしたけれど、責任を全うしないといけないという気持ちでいっぱいでした」と振り返る。撮影前にムロから「(中田)乃愛ちゃんのこと、きっと奈緒ちゃんも好きになると思う、と聞いていました。その言葉通り、3人で会ったとき一瞬で乃愛ちゃん、の虜になりました。そこからはムロさんと2人でずっと(娘に)デレデレでした」と明かし、「乃愛ちゃん、そして子役の子、“ひかり”を演じた2人に引っ張ってもらって映画の中で母親役として立つことができました」と感謝を述べていた。ムロは赤ちゃんが生まれたシーンの撮影を振り返り、「撮影中、すごく印象に残ったシーンでした。自然と奈緒ちゃんとおでことおでこを合わせて心の距離が縮める、そういう演技ができたことがうれしかったです。初日までこの気持ちは言わずにおこうと思っていました。今日、やっと言えてよかったです。ポスターにもなっている素敵なシーンです」と夫婦役に大満足の様子だった。娘役の中田について、ムロが「久しぶりに会ったら、髪がのびていてよかったよ。17歳の女の子が髪を剃るなんてね」としみじみ語ると、中田は「特にそこは……」とサラリ。父娘のやりとりに会場から笑い声が上がると、ムロは「まだ、思春期なのかな?」と戸惑いの様子で尋ねていた。ムロとの共演について奈緒は「イメージ通り、やさしくておもしろい方でした。本当に会いたかった方なので、初日は少し緊張しすぎて無愛想だったかも」と反省しつつ、「柔らかい空気を作ってくれる素敵な方。すぐに打ち解けられたのはムロさんのおかげです」と感謝の言葉を述べる。ムロがまだ奈緒を知らなかった頃、撮影スタジオですれ違ったときに、同じ撮影組でもないムロから「おつかれさまです」と挨拶されたこと、奈緒がまだ福岡に住んでいた頃に、『muro式.』の千秋楽を見に行っていたこと、その際に客席バックで撮影した写真に奈緒が映り込んでいたことなど、縁を感じるエピソードもバンバン飛び出していた。
2021年09月23日俳優の小栗旬が、ムロツヨシ主演の映画『マイ・ダディ』(9月23日公開)に出演していることが21日、明らかになった。同作は映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM(以下、TCP)」 の2016年準グランプリ受賞企画『ファインディング・ダディ』(金井純一)の映画化作。中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている、小さな教会の牧師・御堂一男(ムロツヨシ)は幸せな人生を送っていたが、娘が病に侵され、愛する娘を救おうと奔走する。今まで明かされてこなかった物語のカギを握る探偵を、普段からムロツヨシと親交の深い小栗旬が演じることが明らかに。ムロが演じる御堂一男の娘・ひかり(中田乃愛)は白血病に侵され、さらにはひかりと親子関係がないことも発覚。小栗は、一男がひかりの父親を探すために訪れる探偵事務所の探偵・長崎亮太を演じる。小栗の出演について、ムロは「探偵役はどんな人がイメージなのか? を監督と話していた時に『小栗だったらね』と提案したところ『それいいですね』と。その後、直接、映画に出てもらえないか、こういう役があるんだけどって言ったら『もちろん、出させていただきます』って。言ってみるものだなって。出てもらえて嬉しかったですね」と自らオファーしたことを明かした。小栗は「ムロくんから、初主演をする作品で一ついい役があるんで、もしタイミングさえ合えば出てくれないかみたいな話をされまして。撮影はあっという間でしたが、楽しかったです。かなり苦悩しているムロくんの姿を、少しだけでも垣間見ることができて、そこは非常にいい経験だったと思います」と、撮影を振り返った。
2021年09月21日「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2016」準グランプリ受賞作品で、ムロツヨシの初主演映画『マイ・ダディ』に小栗旬が出演することが分かった。役者歴25年・今年で45歳を迎えた俳優ムロツヨシが満を持して映画“初”主演をつとめ、愛する娘を救いたい一心で必死に奔走する父親・御堂一男を演じる本作。娘<ひかり>役として新星・中田乃愛が出演し、一男の妻であり、ひかりの母・江津子役は話題作への出演が相次ぐ注目女優、奈緒が演じている。そしてこの度、いままで明かされてこなかった物語のカギを握る探偵役を、主演のムロツヨシと親交のある小栗旬が演じることが明らかとなった。小栗さんは、一人娘のひかりが白血病と告げられ、娘を助けるために本当の父親を探すことを決めた一男が訪れる探偵事務所の探偵・長崎亮太を演じる。小栗さんの出演についてムロさんは「探偵役はどんな人がイメージなのか?を監督と話していた時に『小栗だったらね』と提案したところ『それいいですね』と。その後、直接、映画に出てもらえないか、こういう役があるんだけどって言ったら『もちろん、出させていただきます』って。言ってみるものだなって。出てもらえて嬉しかったですね」と主演であるムロツヨシさん自らがオファーしていたことを明かした。小栗さんは「ムロくんから、初主演をする作品で一ついい役があるんで、もしタイミングさえ合えば出てくれないかみたいな話をされまして。撮影はあっという間でしたが、楽しかったです。かなり苦悩しているムロくんの姿を、少しだけでも垣間見ることができて、そこは非常にいい経験だったと思います」と撮影をふり返る。親交の深い小栗さんでも見たことのないムロさんの姿が本作では見られる様子だ。また併せて解禁となった新予告編では、これまで明かされていなかった一男の妻・江津子への複雑な気持ちも描かれており、本編への期待が高まる映像となっている。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年09月21日妻が他界してから男手ひとつで育ててきた娘が、じつは自分の実の娘ではなかったことが発覚したとしたら。しかもその娘が白血病に侵され、血縁者を探すことが娘を助けるための一番の近道だとしたら。映画『マイ・ダディ』で、そんな辛い運命を背負うことになった父親・一男を演じたのがムロツヨシさん。名バイプレイヤーの初主演映画は、親子愛を描く感動作。「これまで僕は、どの作品でも『役作りはしてません』と言ってきましたが、とはいえ多少はしてきてたんですね(笑)。でも今回は、演じるということに関して、いままでの経験や記憶、過去のデータといったものに一切頼らずに臨ませていただきました。僕は父親になったことがないですが、この親子愛が軸にある作品で“父親のフリ”はいらなくて、物語世界の中に、僕という人間から生まれてくるもので父親として生きていなければと思ったんです」それはムロさんにとって新しい取り組みで、それだけ強い想いで臨んだ役だったということ。しかも今作においては、作品自体にも俳優として以上の関わり方をしているそうだ。「プロデューサーや監督が、折に触れて僕に聞いてくださったこともあり、台本作りの段階で結構意見を言わせていただきました。一度、当初のプロットから大幅に話が変更しそうになったことがありましたが、その時には、主演をお引き受けした立場からは受け入れ難いとお伝えしたりも。この物語はもちろん“作りもの”ではあるけれど、その変更で“より作られたいい話”になっていたんです。それまでまるで本物のように見えた景色が急に作りものになった気がしてしまったんですよね。あともうひとつ、娘役がオーディションだと伺っていたので、そこに立ち会わせていただき僕なりの意見を言わせていただきました」結果的に、ムロさんも推した新人の中田乃愛さんが決定した。「技術的なことを言ったら、彼女が一番不器用だったかもしれない。でも、どうしたらこの物語の中で生きられるだろうと必死になっている姿が良かったんですよね」牧師である一男は、自身に降りかかった理不尽にも、じっと堪え笑顔で呑み込もうとする男。しかし、だからこそ哀しく切なく、胸に迫る。その一男の姿に、ムロさん自身が重なる。幼い頃から理不尽な環境に身を置きながらも明るく、サービス精神旺盛で周囲を笑わせてきた人だ。「呑み込んできたものは、たくさんあったと思います。人によっては、表面的だと言うかもしれないけれど、みんなにわかるように辛い顔をしても辛さは減らないんですよ。きっと一男も同じことを考えた気がします。あと僕の場合は、辛い顔の自分と仕事をしたいとか一緒にいたいと思う人なんてそういないと、20代で知ってしまったのもあると思います。そういう意味では自分とリンクする部分が多い役なのかもしれない。これまで役者として培ったものを捨てて臨んだのは、そういう部分もあったからなのかもしれませんね」『マイ・ダディ』「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」で準グランプリを受賞した作品の映画化。監督/金井純一脚本/及川真実、金井純一9月23日より全国ロードショー。©2021「マイ・ダディ」製作委員会ムロツヨシ1976年1月23 日生まれ、神奈川県出身。硬軟自在な俳優として活躍しており、今作が映画初主演。近作にドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』など。トップス¥31,900(ラッピンノット/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツ¥46,200(RANDY/daf LLC TEL:03・6303・2591)※『anan』2021年9月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・森川雅代(FACTORY1994)ヘア&メイク・池田真希インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年09月19日ムロツヨシが再び父を演じる初主演映画『マイ・ダディ』より、スペシャル映像“一男とひかりの親子編”がオンライン限定で公開された。今回到着した映像は、ムロさんが演じる父・御堂一男と、中田乃愛が演じる娘・ひかりにフィーチャーしたもので、少しぶつかりながらも仲良く暮らす様子が映し出されている。スペシャル映像“一男とひかりの親子編”牧師とアルバイトをしながら、男で一つで年頃の娘を育てる一男。約束の時間に遅れ、怒られたひかりが「うるさいなあもう」と、キツめに面倒くさがられる姿や、あえて大勢の前で「ああ言えばこう言う」と嫌みのようにこぼすシーンも登場。さらに映像と併せて、2人が向き合う場面写真も公開された。なお、今回の映像は第1弾となっており、本作をより楽しむことができるオンライン限定特別映像は、今後も公開予定となっている。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年09月18日2021年8月29日に放送されたバラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)に、俳優の中村倫也さんがゲスト出演。同月現在、映画やテレビドラマの現場にひっぱりだこな中村さんですが、デビューから2年後に仕事が激変し、荒んだ生活を送っていた過去があるそうです。中村さんは、苦しかった当時を『暗黒期』と表し、つらい日々から抜け出せたキッカケや転機を明かしました。中村倫也「やるかやらないかで考えると、失敗も成功になる」25歳の頃の中村さんは、すべてがうまくいかず、イライラしていたのだとか。そんな『暗黒期』を過ごす中で、変わろうと思ったキッカケは、俳優のムロツヨシさんでした。ムロさんと飲んでいた中村さんが、仕事に関する愚痴をこぼした時のこと。「仕事がうまくいかないのは、周りが悪いせいだ」という考えにとらわれていた中村さんに対し、ムロさんは「じゃあお前は何ができるんだ?」と尋ねてきたそうです。ムロさんの言葉にいい返せず、目が覚めた中村さんは、次のような方法で自分を変えることにしました。自分が赤ちゃんだと思うようにしました。それまでは現場行っても、どこかで「自分できるんで」風を吹かせたかったんですよ。それを全部消そうと。とにかくいろんなことを考えましたね。まず「仕事をもらうにはどうしたらいいんだろう」とか、そしたら「どう普段から動けばいいのかな?」とか。日曜日の初耳学ーより引用中村さんは「自分は何もできない赤ちゃんなんだ」と思うことにして、仕事への取り組み方を改めた結果、少しずつ周囲の反応が変わり始めたといいます。苦しい時期を経て、成長した中村さんに対し、番組のMCを務めるタレントの林修さんは「暗黒期を経た後は、すべてがいい方向に向いている感じがします」とコメント。すると中村さんは、『暗黒期』を経て、次のような考えにいたったことを明かしました。この間、ふと思ったんですけど。「成功と失敗で考えていないな、俺」って。「成功と失敗」で考えると、失敗は失敗ですけど、「やるかやらないか」で考えると、失敗も成功になるというか。そんな風に考えているから、「なんも考えずにいろんなことをやってんだな、俺」って。日曜日の初耳学ーより引用俳優業だけでなく、エッセイを書いたりトークショーを行ったり、さまざまなことにチャレンジしている中村さん。ものごとを成功か失敗かで判断せず、「チャレンジした結果、失敗したとしても得るものがあれば成功」と考えているのだそうです。また、中村さんは、現場で後輩の相談に乗るようになって、こんなことに気付いたといいます。(後輩は)「失敗しないでやりたい」と思っている子が多いなって思ったりして。多分、自分もそうだったんですけど。だからよくいいます。「失敗したほうがいいよ」って。「失敗すると、失敗しない方法を学べるから」って。「大人になってから失敗するとしんどいよ」って。日曜日の初耳学ーより引用失敗したがらない後輩たちに、失敗の大切さを伝える中村さん。自身の経験から出た言葉の数々は、ネット上で話題になりました。・素敵な考え方!尊敬する。・どの言葉も深くて、見入ってしまった。失敗するのって大事だよね。・かっこいい。「やるかやらないかで考えると、失敗も成功になる」という言葉が心に響いた。自らの振る舞いを反省し、周囲への接し方を変えることは、簡単ではなかったでしょう。失敗を恐れず、謙虚な姿勢で仕事と向き合うことの大切さに、改めて気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月30日役者生活25年を迎えた俳優・ムロツヨシが、満を持して映画“初”主演をつとめた『マイ・ダディ』の公開を記念してジャパンプレミアイベントが開催され、ムロさんをはじめ、妻役の奈緒や娘役の中田乃愛ほか、毎熊克哉、永野宗典、本作の主題歌を担当する「カーリングシトーンズ」のリーダー・寺岡シトーンこと寺岡呼人、金井純一監督が登壇した。インスタライブ用のカメラにもピースしながら笑顔を浮かべるムロさんは、冒頭から「主演をやらせていただきましたムロツヨシです!このご時世、イベントなどでは声を出して笑ってはいけないという風潮がありますが、笑い声が響かなくても僕がおもしろくないわけではありません。おもしろかったら拍手で気持ちを表現していただければと思います。30分楽しませたいです!」と意気込みを挨拶。奈緒さんは「(コロナ禍で)撮影が止まってしまったこともありましたが、クリスマスシーズンにクリスマスの画が撮れたりできました。結果的に、本当に幸せな映画になったと思います」とニッコリ。また、「この挨拶で何を言おうか考えていたのですが、僕自身、お客様の前での舞台挨拶は、かなり久しぶりです。たくさん写真撮られながら、お客様の前であいさつできるのは、すごくいいことだと思っているところです」と感激の様子の毎熊さんは、準備していた挨拶内容を忘れてしまったと苦笑。第8回「東宝シンデレラ」オーディション ファイナリストの新星俳優・中田さんは「この映画をたくさんの方に、観ていただくために精一杯紹介していきたいです」と深々とお辞儀して挨拶。その様子を、まじまじと見つめていたムロさんは「ちゃんと言えた!ちゃんとあいさつできました。うちの娘です」と胸を張ると、会場は大きな拍手に包まれた。そして、永野さんが「給油を一筋に考えた役を一生懸命やりました」といきなり役へのアプローチを語り出す場面もあり、冒頭の挨拶から会場は和やかなムードに。本作の主題歌「それは愛なんだぜ!」を手掛けた寺岡さんはムロさんと一緒に試写を観たことを明かし、「ラッシュなども観ていたはずなのに、声を出しておいおい泣きました」と告白。さらに「素敵な作品に関われたことをとてもうれしく思っています」と満足の表情。金井監督は「こんな豪華な場所での試写で、たくさんのみなさんに観ていただけうれしいです」と語った。ムロツヨシ、中田乃愛と「親子ごっこのような会話をずっと続けて」中田さんと親子を演じたことについて「父親になったことがないですし、何より嫌われたくない、という気持ちが先走っていました。撮影が延期となったタイミングで、思い切って連絡先を交換して、“父より”“娘より”を文末につけたメール、親子ごっこのような会話をずっと続けていました」とふり返るムロさん。「(メールの中で)お父さんってよんでくれるんですよ」と終始目尻を下げるムロさんに対し、「ムロさんが寄り添ってくださったので、役をまっとうできました」と中田さんが感謝する場面も。途中、ムロさんが「僕と(母親役の)奈緒ちゃんから誕生日プレゼントを“2回”もらったことは言わなくて大丈夫だよ。最初はエプロンだったよね。うんうん」とお礼をおねだりされると「今年は文房具セットをもらいました」と笑いを堪えながら報告していた。ムロツヨシは「改めて孤独が似合う男」、共演多い永野宗典が明かすムロさんとの初共演について奈緒さんは「ムロさん本当に誰も緊張させない座長でいてくださって、思っていることをすべて口に出す方。だからこそ、他のみんなも言いたいことを言えるという雰囲気になっていました。初めてとは思えないくらいのチーム感があった現場です。それはムロさんが作り上げてくださったと思います」とふり返る。一方、ムロさんとの共演が多い永野さんは「今回の映画で、改めて孤独が似合う男だなと思いました。僕たちの前ではいつもファニーで明るいのですが、作中での孤立する姿に嘘がない。佇まいの真実が強烈に印象づけられて、役者としての振り幅を感じました。彼の生き様がそのまま反映された記録映画のように感じました」と、よく知るからこその解説。ムロさんとは2回目の共演という毎熊さんは「前回は優しい先輩、今回は怖いなという印象でした」と言い、役柄上、今回はなれなれしくしないようにと心がけていたそうで、「前回とは違うムロの印象に、ワクワクしました」と明かす。深夜ドラマでの共演後に毎熊さんのファンになったというムロさんは、今作での共演シーンをふり返り「毎熊くんとでないとできない“もぞもぞする”シーンがあります」と独特の表現で解説。「ストーリー上、それほど大事じゃないアイテムにこだわり演じる毎熊くんの姿を観て、“こんな役者好きだな”と改めて思いました」と本編のあるシーンについて語るひと幕もあった。「ある1人の役者が25年かけてたどり着いた作品」主題歌の制作について、寺岡さんは「金井監督から、最後の曲はロックサウンドで明るく終わりたいというオファーがありました。『カーリングシトーンズ』は、シリアスなラブソングは書けないタイプで(笑)。でも、ロックサウンドで明るくという曲はすぐにひらめきました。僕らしかできないラブソングができあがりました!」と胸を張る。金井監督は「オファーを受けてくれたこと自体に現実感がありませんでした。神曲です。今、話しながらも主題歌になっていることを信じられないです」と、レジェンドたちが関わってくれたことに感謝していた。楽曲の配信ジャケットにも登場しているムロさんは「これ以上ない曲が出来上がりました。泣きました」と何度もお辞儀しお礼を伝える場面もあった。そして、最後に「愛の映画です。いろんな愛の形があるということ、愛を提示してくれる映画です。ほんとにおもしろく泣いてしまう映画です」と挨拶をするムロさん。「公開まで1ヶ月を切りました。公開時、世の中がどういう状況になっているか分かりません。“映画館に行って!”とは大声では言えない時代ですが、映画の存在はぜひ知ってほしいです。ある1人の役者が25年かけてたどり着いた初主演した素晴らしい作品です。ムロツヨシ、主演やりました、ありがとうございます!」とまとめると、割れんばかりの大きな拍手が送られ、イベントは幕を閉じた。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年08月24日ムロツヨシ初主演映画『マイ・ダディ』から、これまで明かされなかった物語の全容が明らかとなる本予告映像が解禁。さらに、奥田民生、斉藤和義、トータス松本らのバンド「カーリングシトーンズ」が手掛ける主題歌「それは愛なんだぜ!」も解禁された。これまで、『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』など、多くの良質な作品を世に生み出してきた映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM(以下、TCP)」の2016年準グランプリ受賞作品となる本作。解禁された本予告の映像は、小さな教会の牧師、御堂一男(ムロツヨシ)が「皆さんこんばんは、はじめましての方もいらっしゃいま…せんね」という言葉で、教会にひと笑いを生み出すという、周囲を惹きつける人柄の良さが伺える場面から始まる。愛する妻・江津子(奈緒)に先立たれ、娘・ひかり(中田乃愛)と2人暮らし。一男はバイトを掛け持ちするという、決して楽でも裕福でもないながらも、何気ない日常・毎日を幸せに感じていたが、ある日、ひかりが白血病であることを宣告される。さらには、一男とひかりの間に親子関係が確認できなかったという、衝撃の事実が告げられた。絶望する一男だったが、愛する娘・ひかりを救う、たった一つの方法である“血の繋がった本当の父親を探す”ことを決意する。本予告の中で流れる「本当のことが知りたい、知りたいけど知りたくなくて…」というセリフのように、自分が本当の父親でなかったことに戸惑いながらも、愛する娘をどうにかして救いたい一心で奔走する一男の姿が描かれている。毎熊克哉、臼田あさ美、永野宗典、「平成ノブシコブシ」徳井健太、光石研ら個性豊かなキャスト陣にも注目だ。そんな予告編を盛り上げるのは、「カーリングシトーンズ」が歌う「それは愛なんだぜ!」。本作のために書き下ろしたメンバーの6人が織り成すメロディーは、一男の愛に溢れ、必死に生きる様にピッタリの楽曲。そして今回、本ポスタービジュアルも解禁。生まれたばかりの娘・ひかりを抱きながら、幸せに満ち溢れているのがひしひしと伝わってくる一男と江津子の表情、温かい家族の光景が。それと同時に、白血病のひかりと会話する真剣な眼差しの一男が描かれ、その表情からはブレないまっすぐな父親の愛が感じられるビジュアルとなっている。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年08月02日松山ケンイチが主演、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆らが共演する、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』「珈琲いかがでしょう」の荻上直子監督によるオリジナル脚本作品『川っぺりムコリッタ』。この度、本ポスタービジュアルと、荻上監督ならではの“温かいご飯”を囲む予告編が解禁された。予告編では、孤独な山田(松山ケンイチ)が北陸の工場で仕事を見つけ、ハイツムコリッタに引っ越してくるところから始まる。小さなお風呂にお湯をいっぱい溜めて入ったり、隣人の島田(ムロツヨシ)がやってきて一緒にご飯を食べたり、洗濯中の洗濯機をジッと眺めたりと、日々のささやかな幸せが詰まってった優しい音色が心地よい予告編となっている。孤独だったはずの山田がこのアパートの住人たちと過ごし、どう変わっていくのか。すき焼きをぐつぐつ煮る音や、卵を溶く音、白い炊き立てのご飯の湯気など、出てくるごはんも必見。思わずお腹がぐーっと鳴ってしまいそうな映像と、音楽を手掛けた「パスカルズ」の独特なメロディが不思議な時間へと誘う、期待が高まる予告編が完成した。また、併せて解禁となる本ポスタービジュアルは、松山さん、ムロさん、満島さん、吉岡さんの4人に加え、南(満島さん)の子どもと溝口(吉岡さん)の子供2人、そして牛柄のヤギがハイツムコリッタの前で佇んでいるビジュアル。「友達でも家族でもないでも、孤独ではない」、そんな6人と1匹の自然な表情を捉えた本ポスタービジュアルとなっている。『川っぺりムコリッタ』は11月3日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2021年11月3日より全国にて公開© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2021年08月01日戸田恵梨香と永野芽郁が交番で働く警察官コンビを演じる「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」。この度、2人の上司にあたる伊賀崎秀一役のムロツヨシが、屋外に建てられた町山交番セットの前でクランクインした模様が到着した。地域の人たちのために働いているはずが全く感謝もされず、ただただハードな交番勤務に身も心もボロボロ…。こうして辞表を握りしめたひよっこ警察官・川合麻依(永野芽郁)。そんなギリギリの精神状態な川合の前に現れたのが元エース刑事の藤聖子(戸田恵梨香)。パワハラで交番に異動させられたという話だが…この出会いが2人の人生を大きく動かすことになる。6月上旬、ムロさんの最初の撮影は、町山交番の前で1人立番をしているシーン。眩しそうに空を見上げながら、「今日も暑くなりそう…」と呟く、いつものらりくらりとした伊賀崎所長らしい場面。そこにパトロールから藤と川合が1人の男を連れて帰ってきて、ドラマが急に動き出す重要なシーン。炎天下の屋外での数時間に及ぶ初日の撮影を終え、クランクインの感想を聞かれたムロさんは「緊張感のあるクランクインでした。緊張をごまかすために喋っていたら戸田さんに『ずっと喋っていますね』と、言われました」とコメント。すかさず「言いました(笑)」と戸田さんが応じると、ムロさんは「あとは二人の笑い声と笑顔にずっと癒されていました」と言い、「(戸田さんは)笑い声出す人」「(永野さんは)ずっと笑っている人」「私、ずっと喋る人、それで今日は乗り切りました」と言う。スタッフから、この夏の抱負を聞かれると、「3か月、ここにいるスタッフのみなさまと熱く楽しい夏を、過ごしたいと思っております」と、力強く宣言。するとまた戸田さんが「すごくまじめにしゃべりましたよね?」とツッコみ。最後には、「戸田さんと私はクランクインの時、(ガッツポーズを作って)がんばるぞーって」という永野さんも交え、3人で息をそろえてポーズを決めて「がんばるぞー」と改めて気合いを入れていた。水曜ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」は7月7日(水)22時~日本テレビ系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年06月12日東京スカパラダイスオーケストラがムロツヨシをゲストボーカルとして迎えた曲「めでたしソング feat.ムロツヨシ」のミュージックビデオが、本日6月11日(金)22:00にYouTubeでプレミア公開されることが分かった。また、最新ビジュアルも同時に公開された。「めでたしソング feat.ムロツヨシ」は、7年前にムロツヨシが「いつか自分の舞台のテーマ曲をスカパラさんに手掛けてもらうのが夢です!」と、スカパラメンバーに伝えたことがきっかけとなったという。2020年9月、ムロツヨシが野外でトラックを使った公演を開催すると宣言したことを知ったスカパラメンバーが、「スカパラでよかったらテーマ曲作るよ!」と声をかけ、7年越しの“夢”が実現することとなった。監督は、サザンオールスターズ、平井堅、aiko、Official髭男dismなど数多くのミュージックビデオを手掛け、スカパラ楽曲では「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」「Good Morning~ブルー・デイジー feat.aiko」を手掛けた、田辺秀伸が務める。ミュージックビデオにはムロツヨシのほか、劇団ヨーロッパ企画の俳優・本多力と永野宗典、女優の西野凪沙も出演しており、舞台『muro式.がくげいかい』の出演者たちが集合。さらに大人数のダンサーを従えた作品となった。さらに、舞台で描かれる世界観とも連動。重要な要素であるトラック、軽トラ、ターレーを使用するなど、舞台をすでに観劇している人にとって、より楽しめる内容となっている。また、スカパラ feat.ムロツヨシは、今夜Mステに初出演する予定。生放送でパフォーマンスを届ける。配信リリース情報:東京スカパラダイスオーケストラ「めでたしソング feat.ムロツヨシ」配信中作曲:NARGO作詞:谷中敦・ムロツヨシ※『muro式.がくげいかい』テーマ曲
2021年06月11日ムロツヨシ初主演映画『マイ・ダディ』に、昨年12月にSNSにて匂わされていた奈緒の出演が決定。さらに、毎熊克哉、臼田あさ美、光石研らの出演が明らかになった。本作は、CCCグループのカルチュア・エンタテインメント株式会社が主催し、これまでに『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』などを世に生み出してきた映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の2016年準グランプリ受賞作品。実は主演のムロさんが撮影時にSNSで2ショットを投稿し、一部で話題となっていたが、この度、ムロさん演じる一男の妻・江津子役にドラマ「あなたの番です」をはじめ、ドラマ・映画・CMへの出演が絶えない奈緒の出演が正式発表。ムロさんと初共演になる奈緒さんは「ムロさんはずっとご一緒したくて、想像していた通りと言いますか、本当に愛のある、皆に対して優しくいてくださるので、ムロさんがいる座長の現場は絶対に明るくて最後までみんな笑顔で走りきるんだろうなと思っています」と喜びと期待をコメント。また、自身のキャリア初となる母親役については「私の中で、ずっと母親をやるということが、このお仕事をしていて一つの目標だったので、母親に挑めるということが、今回の作品に入る前から本当に楽しみでしたし緊張もありました」と目標としていた役柄を演じ切った感想を語っている。さらに、ストリートミュージシャン・ヒロ役にはドラマ「恋はつづくよどこまでも」で話題となった毎熊克哉、一男が訪れる食堂の店員・久美子役には数多くの作品で存在感を放つ臼田あさ美。一男のバイト先のガソリンスタンドの店長には、「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」FOD版で監督・脚本を務めるなどムロさんとも長年親交の深い永野宗典、ひかりの通う病院の医師役にお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太。そして、一男が仕える教会に訪れるホームレスのチューさん役を名バイプレイヤーの光石研が演じている。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年06月02日松山ケンイチとムロツヨシが共演する、様々な事情を抱えた住人たちが暮らすハイツムコリッタを舞台に、人と人のつながりにある幸せとユーモアを描く映画『川っぺりムコリッタ』。この度、本作に満島ひかりと吉岡秀隆が出演していることが分かった。満島さんが演じるのは、築50年のハイツムコリッタを管理する大家の南詩織。夫に先立たれ、娘と二人暮らしをしている。また吉岡さんは、息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口健一を演じる。山田(松山さん)と関わっていく役どころとなっており、軽妙かつユーモア溢れる見事な掛け合いを、松山さんやムロさんと共に4人で披露する。監督の荻上直子は、「朗読屋」にも出演した吉岡さんについて、「吉岡さんには、縁の下の力持ち、という感じでこの映画を支えてくださいました。そこに立っているだけで、十分すぎるほど独特の雰囲気があり、この映画の世界観にピントを合わせながら、でも自由にそよそよと泳いでいらっしゃるような気がします」と語り、満島さんについては「満島さんは、不思議な人です。何度かワタシの心の中を読まれました。怖いです。それもあってか、奥の深い面白い役者さんだと思いました。想像の先を行ってくれる、というか。人一倍純粋で、敏感で、だから、こちらも同じくらい真剣にウソなしで勝負しないと、ダメなのでした」と印象を明かしている。『川っぺりムコリッタ』は2021年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2021年公開予定© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2021年05月26日