2大オスカー俳優メリル・ストリープとトム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ作品で初競演を果たす『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』。現地時間12月14日(金)、米首都ワシントンD.C.にある報道博物館「ニュージアム(Newseum)」にてワールドプレミアが開催され、豪華キャスト・スタッフが一同に会した。第75回ゴールデン・グローブ賞にて6部門にノミネートされ、本年度アカデミー賞最有力作の1つとして注目される本作。ワールドプレミア会場となった「ニュージアム(Newseum)」は2008年にオープンした報道博物館で、ニュースの歴史を総合的に扱うジャーナリズムの“聖地”。ホワイトハウスと米国議会議事堂を結ぶペンシルベニア通りに面した一角に位置し、映画の舞台である「ワシントン・ポスト」本社もすぐそば。まさに本作が描く「報道の自由」を象徴する会場として、ふさわしい場所といえる。スピルバーグ監督をはじめメリル、トムに、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、トレイシー・レッツ、ブラッドリー・ウィットフォード、ブルース・グリーンウッド、マシュー・リス、アリソン・ブリーら錚々たる顔ぶれが揃う中、ホワイトハウスと議事堂を隔てるように敷かれたレッドカーペットを歩く豪華キャストたちを、一目見ようと多くの観客が集まった。■スピルバーグ監督「アメリカ社会だけではなく、世界中の観客に伝わるテーマ」会場に現れたスピルバーグ監督は、トランプ大統領就任45日後に製作を発表した本作について、「キャサリン・グラハムとベン・ブラットリーの物語は、どれだけ時が経っても永遠に語り継がれるべきだと思っていたんだよ。ジャーナリズムが非難されていることや、メディアが軽視されていること、ニュースが虚偽報道だと言われ、人々を混乱させている状況は大きな問題で、アメリカ社会だけではなく、世界中の観客に伝わるテーマだと思っている」とコメント。さらに、宗教の自由、言論または報道の自由に関するアメリカ合衆国憲法修正第1条について触れ、「その権利を掲げる人々を守るべきだと思うし、その権利のために戦うのは新聞業界の人間たちだと思っているんだ」と、自身の思いをファンを前に熱く語った。■メリル・ストリープ、キャサリン・グラハムは「とても才能に溢れた女性」また、ゴージャスなプラダのスーツを身に纏って登場したメリルは、「仕事をする上で自分は力不足だと思っている女性は多いと思う。私もその気持ちがよくわかるし、私が演じたキャサリンもそういうタイプだった。でも彼女はとても才能に溢れた女性で、この事件で素晴らしい決断をしたの。観客の皆さんにはぜひそれを感じてほしいわ」と、自身が演じた「ワシントン・ポスト」紙の発行人キャサリン・グラハムの勇敢な行動を讃え、メッセージを寄せた。■トム・ハンクス、デスクに足を乗せてしまうクセに言及!?同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーを演じ、ベン本人とも面識があったというトムは、「彼はすごく興味深い男だったよ。軽いテーマでも身のある会話をする男で、彼が書く記事はいつも面白かった」とコメントしながらも、劇中の男性新聞編集者たちがついデスクに足を乗せてしまうクセについては「理由を教えてあげよう、それは足が痛いから(笑)!」と明かし、会場を笑わせていた。スピルバーグが「いま、撮るべき作品」として、先に予定していた作品よりも前倒して撮影を敢行、メリルとトムをはじめとする実力派キャストが集結し、全員の想いが1つとなって完成された本作。キャスト陣の熱いメッセージがストレートに発信され、観客や報道陣も大興奮となる中、プレミアは幕を閉じた。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は2018年3月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日メリル・ストリープとトム・ハンクスが初競演を果たし、本年度アカデミー賞最有力と呼び名の高いスティーヴン・スピルバーグ監督作品『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』。この度、本作の初の映像となる予告編と新場面写真が公開された。本作は、極秘報告書“ペンタゴン・ペーパーズ”を取り巻く物語。到着した予告編は、メリル演じるアメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたワシントン・ポストのキャサリン・グラハムと、トム演じる同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーの密談シーンからスタート。2人が話しているのは、“例の文書”、ベトナム戦争が泥沼化しアメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、国防総省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた通称“ペンタゴン・ペーパーズ”のこと。その存在をNYタイムズがスクープ。また映像では、NYタイムズのスクープ記事が差し止められ、政府からの圧力に屈したことが明白な中、グラハムが「臆病もの」と揶揄されながらも信念を貫き、報道の自由を守り抜くため最後の決断を迫られる緊迫した場面や、グラハムを支えるブラッドリーが「この記事を諦めれば、自由の炎が消えるぞ!」と力強く訴える場面など、観る者を圧倒させるシーンが登場している。スピルバーグ監督は「いま、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、先に予定していた作品を前倒しすることを決め、撮影を敢行した本作。政府によってジャーナリズムに規制がかけられ、国の主役であるはずの国民に真実が伝えられず、何が真実で、何が正しいのかがわからなくなってきている現代。“いま”だからこそ伝えるべき作品と強烈なメッセージを込め、この危機的状況に警鐘を鳴らす作品となっている。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は2018年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年11月28日スティーヴン・スピルバーグ監督映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が、2018年3月30日(金)より全国で公開される。主演を務めるのは、メリル・ストリープとトム・ハンクス。NYタイムズとワシントン・ポストが共闘、政府が隠した最高機密文書を巡るドラマ物語の舞台は、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録していた最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハム、そしてその部下である編集主幹ベン・ブラッドリーをはじめとするワシントン・ポスト紙の面々は、報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うため、ライバルであるNYタイムズと時に争いながら連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと決断する。政府がその存在すらひた隠しにしていた衝撃の事実を明らかにすべく立ち上がった実在の人物たちの姿を追う『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』では、ライバルという立場を超えた熱い信念や絆、それぞれの思惑や葛藤が幾重にも重なる、緊張とスピード感溢れるドラマが描かれる。第90回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞にノミネートメリル・ストリープとトム・ハンクスの2大オスカー俳優による息の合った圧巻の演技バトルも、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』見どころの一つだろう。2018年1月23日(火)に発表された第90回アカデミー賞では、作品賞と主演女優賞にノミネート。メリル・ストリープは自身21回目のノミネートとなる。先に開催されたゴールデン・グローブ賞では、ドラマ部門作品賞、監督賞、ドラマ部門主演女優賞、ドラマ部門主演男優賞、脚本賞(リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー)、作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)の6部門にてノミネート。 主演男優賞のトム・ハンクスの通算9作目のノミネートという数字も驚きであるが、なんとメリル・ストリープ(主演女優賞)は通算31作目のノミネートという偉大な記録を達成している。スティーヴン・スピルバーグ「今、撮るべき作品」監督のスピルバーグは「今、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の製作を発表し、先に予定していた作品を前倒しして撮影を敢行。国民が知る情報の何が真実で何が正しいのか、それがより曖昧になってきている現代において、政府によってジャーナリズムに規制がかけられてしまうような危機的状況に警鐘を鳴らす作品だ。メリル・ストリープとトム・ハンクスが初共演そんなスピルバーグの強い呼びかけに応え、メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演するとこも見どころの1つ。メリル・ストリープ - アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたワシントン・ポストのキャサリン・グラハムトム・ハンクス - ワシントン・ポストのの編集主幹ベン・ブラッドリーまた、脚本はリズ・ハンナと、『スポットライト世紀のスクープ』でアカデミー賞最優秀脚本賞を手にしたジョシュ・シンガー、音楽はジョン・ウィリアムズと、製作陣にも豪華スタッフが集結している。作品情報映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』公開日:2018年3月30日(金)原題:The Post製作:エイミー・パスカル、スティーヴン・スピルバーグ、クリスティ・マコスコ・クリーガー監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー音楽:ジョン・ウィリアムズ出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクスほか(c)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
2017年11月17日映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求、高品質な“音”を大音量で表現する映画祭「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」が、12月9日(土)・10日(日)の2日間で開催されることが決定した。これまで、日本各地で行われたきた爆音映画祭。丸の内ピカデリー3では、つい先日まで『ブレードランナー 2049』『ダンケルク』『インターステラー』『インセプション』などが上映されていた。そして今回、この爆音映画祭がユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて初開催が決定。総合的にプロデュースするのは、2004年から東京・吉祥寺バウスシアター、そして日本全国各地にて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての数々の爆音上映を企画・上映し、まさに“爆音”という「新しい映画の楽しみ方」を創出した樋口泰人(株式会社 boid代表)。樋口氏がこれぞ“爆音”で堪能してほしいと考える7本の名作を、今回新作・旧作織り交ぜ選出し上映。迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、作品・シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧を調整していくことで、これまでには決して体験することのできなかった新たな感動を創造する。上映されるのは、まずエドガー・ライト監督が本格的ハリウッド長編映画デビューを果たした最新作『ベイビー・ドライバー』。アクションをガンガン引っ張る最高にクールなサウンドトラックを、爆音で存分に堪能できる。また、数々の賞を受賞し話題となった、極上ミュージカル・エンターテインメント『ラ・ラ・ランド』。そして、『セッション』『キングスマン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』も上映。さらに、今年4月に亡くなったジョナサン・デミ(享年73)追悼上映も実施。2015年公開のメリル・ストリープ出演作『幸せをつかむ歌』、1984公開の『ストップ・メイキング・センス』の2本が上映される。なお、チケットの販売は11月18日(土)0時より公式Webサイトにて、同日劇場営業開始時間よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場劇場窓口にて販売(各回残席がある場合のみ)。「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」は12月9日(土)・10日(日)ユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Picturesセッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVEDキングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporationラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年11月15日オスカー俳優として絶大な人気を誇る、メリル・ストリープとトム・ハンクスが、待望の初競演を果たすスティーヴン・スピルバーグ監督作『The Post』(原題)が邦題『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』として、2018年3月の日本公開が決定。あわせて、メイキング&場面写真が解禁となった。ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)、そしてその部下である編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)をはじめとするワシントン・ポスト紙の面々は、報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うため、ライバル紙であるNYタイムズと時に争いながら連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと決断する――。早くも本年度アカデミー賞有力作の呼び声高い本作は、スピルバーグ監督が「いま、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に製作を発表、先に予定していた作品を前倒ししてまで撮影を敢行したことで話題を呼んでいる。スピルバーグの強い呼びかけに応えたのは、メリルとトムという2大オスカー俳優!輝かしいキャリアを誇る2人の名優が共演するのは、なんと本作が初めて。今回解禁された場面写真では、緊迫したシーンを垣間見ることができる一方、メイキング写真では、リラックスしたムードで撮影に臨む風景も。2人の息の合った圧巻の演技バトルにより一層の期待が高まる本作。脚本はリズ・ハンナと、『スポットライト世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を手にしたジョシュ・シンガーが手がけ、音楽はジョン・ウィリアムズが担当するという世界最高の布陣。すでに「Variety」紙、「Indie Wire」といった有名媒体をはじめ、「Gold Derby」「Awards Daily」「Awards Circuit」といった大手オスカー予想サイトでも賞レースのフロントランナーとして上位に挙げられており、大本命として大きな期待がかかっているとのこと。今後の続報からも目が離せない。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は2018年3月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月14日「自分に自信がない」と不安になったりしていませんか?でも大丈夫、あなたにも映画のヒロインのような輝く魅力が眠っているんです。この連載では、様々な映画のヒロインをピックアップ。男子のトリセツ by 阿雅佐を監修するフォーチュン・ナビゲーター阿雅佐が、12星座別の「ヒロイン度」を分析します。さらに、隠れたあなたの魅力を映画のヒロインのように輝かせるセルフプロデュースのポイントも伝授!■第3回のヒロイン…アンドレア『プラダを着た悪魔』『プラダを着た悪魔』監督:デヴィッド・フランケル出演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ公開:2006年・現状に迷いながらも、努力を続けることで活路を見出す・不器用で不安定に見えながら、様々な人や状況に揉まれることで新たな自分に出会う・状況に適応していく柔軟性と、土壇場で自分を見失わない芯の強さが共存今回は『プラダを着た悪魔』のヒロイン、「アンドレア」を取り上げます。ベストセラー小説を映画化した女性映画。ゴージャスなファッション業界誌の舞台裏をコミカルに描いた作品です。名門大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやってきた田舎娘「アンドレア」。ファッション雑誌『RUNWAY』の編集部に就職し、まるで“悪魔”なカリスマ編集長・ミランダの元で苦労しながらも自分の生き方を見つけていく成長物語。うまくいかない状況でも、努力を続けることで活路を見出していくアンドレア…あなたにその素養はどのくらいあるでしょうか?■牡羊座アンドレア度30%牡羊座はダイナミックな開拓精神の持ち主。不本意な状況に置かれたら、アンドレアのようにただ当惑するのではなく、自ら現状打開を試みます。合わない上司に対して直談判も辞さないのは持ち前のプライドゆえ。それで職場を追われるなら仕方ないと割り切れる、ハートの強さも。【セルフプロデュースのポイント】筋やけじめを問う前に、実績を上げ発言権を手に入れることを考える■牡牛座アンドレア度85%牡牛座は粘り強い頑張り屋さん。状況が思い通りにいかないのは当たり前。そこでどう辛抱して力をつけるかがポイントだと考えるタイプです。決して器用ではないので、時にはアクの強い上司に振り回されることも。しかし自分を見失うことなく、努力の末に目標を達成するでしょう。【セルフプロデュースのポイント】自分は磨けば光るダイヤモンドだと信じる■双子座アンドレア度15%双子座は器用で柔軟なタイプ。うまくいかない状況をどう変えていけるか、工夫と要領で対処しようとします。手応えをつかんで波に乗れればそれまでだし、立ち向かうのが面倒になれば、サクッと転職し人生をリセットすることも。長期間逆境を受け入れ続けることはないでしょう。【セルフプロデュースのポイント】続けることの価値について考える■蟹座アンドレア度40%情緒的な蟹座は、人とのつながりを大切にするタイプ。たとえ逆境でもわかってくれる人たちが周りにいれば耐えられるし、一見順境でも、信頼できる仲間に恵まれなければ辛く感じてしまう人です。アンドレアと同じ状況なら、仕事を辞めて実家に帰り、家族と過ごす人生を選ぶ可能性も。【セルフプロデュースのポイント】子供の頃の自分の夢はなんだったか、思い出す■獅子座アンドレア度70%獅子座は夢実現のためならどんな逆境もはねのけようとするタイプ。自分は正しいと思えば、ムカつく上司にも真正面から立ち向かいます。その反面、生意気な部下だと誤解されやすいので注意が必要。最終的には実力で上司に自分を認めさせるという、映画級の大ドンデンを成し遂げそう。【セルフプロデュースのポイント】逆境はハッピーエンドを盛り上げるための前フリだと考える■乙女座アンドレア度95%乙女座は観察眼に優れた優等生。もともと本が好きなので、人気雑誌の編集という仕事にはやりがいを感じるはず。苦手な上司がいても、歯を食いしばって耐えようとするでしょう。迷いや挫折を乗り越え、最後に自分の道をつかむアンドレアはまさに乙女座の成功パターンと言えそう。【セルフプロデュースのポイント】「好き」を信じて進んでみる■天秤座アンドレア度55%天秤座はネットワークを拡大することで成功をつかむタイプ。苦手な上司と対立する派閥や影のフィクサーとつながりを持ち、外堀から上司に反撃できないか打診します。一方で、上司のクセや好みを探り、気に入られるべく自分を変える工夫も。多彩なアプローチで現状打破を狙うでしょう。【セルフプロデュースのポイント】最後は自分が何をしたいかだと考える■蠍座アンドレア度50%洞察力の深い蠍座にとって、逆境はまさに人生の転換期。このまま留まって頑張るのがいいのか、理不尽な職場はさっさと見限って転職するのがいいのか、真剣に考えます。最終的には条件の良し悪しが背中を押しますが、結婚退職、実家の家業を継ぐといった180度違う選択肢を採るケースも。【セルフプロデュースのポイント】努力の後に見えてくるものがあると考える■射手座アンドレア度20%活動的な射手座は、自分の思うままに人生を歩んでいきたいタイプ。縛りのきつい上司にあれこれ言われると、やがて転職を考えるでしょう。すぐに決断しないのは、意外とユージューなところがあるから。「他も所詮似たようなもの」と考え、仕事より趣味に生きる選択をするケースも。【セルフプロデュースのポイント】やり遂げて初めて得られるものもあるのだと考える■山羊座アンドレア度80%山羊座は芯の強い努力家タイプ。我慢と辛抱には慣れているので、そもそも職場において、気の合う上司と面白おかしく付き合えるほうが稀だと考えます。華やかな世界にはあまり興味がないため、ジャーナリスティックな方向への転換は自然な流れ。アンドレアより早く決断しそう。【セルフプロデュースのポイント】どんな寄り道にも意味はあるのだと考える■水瓶座アンドレア度5%水瓶座はリベラルな自由人。何かを強制されることを嫌うため、組織の中で理不尽な目に遭いつつ我慢する、というスタイルそのものをまず受け付けません。人気雑誌の編集をする才能があるなら、さっさと辞めて新たに編集プロダクションを設立するくらいのことはやってのけそう。【セルフプロデュースのポイント】苦手な人や経験から何を盗めるか考えてみる■魚座アンドレア度65%魚座は一見脆そうに思えますが、意外と適応力が高いタイプ。苦手な上司と組むことになっても、相手をよく観察して「実はいい人なんじゃ?」などとイメージします。絶体絶命に追い込まれたとしても、「逆境にめげず頑張る自分っていじらしい」と自己陶酔できるのは大きな才能。【セルフプロデュースのポイント】自分の中にまだ見ぬ才能が眠っているとイメージする仕事も恋もがんばる女性にぴったりの映画『プラダを着た悪魔』。あなたの中にも「アンドレア」のような芯の強さが眠っています。そんな魅力を引き出すヒント「セルフプロデュースのポイント」も試してみてくださいね。隠れたあなたの魅力を輝かせてみましょう☆監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多数の著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。11月28日 阿雅佐著
2017年10月24日今、あなたが感じるのはどんな香りですか。自分の香り、それとも、その空間に漂う香りでしょうか。はじめまして。三宅志穂です。香りを研究してきた化学者の視点で、皆様をワンランク上の魅力的な女性に導く、「香り」にまつわる連載を始めることになりました。どうぞよろしくお願いします。ココ・シャネルの言葉が教えてくれたこと第1回目の連載タイトル「香りをまとわない女性に未来はない。("Une femme sans parfum est une femme sans avenir.” )」というのは、ココ・シャネルの有名な言葉です。「香水をつけないなんて、すっぴん以上に無防備で人前に出るのが恥ずかしい」「細かいところまで気を配ることが未来を切り開く鍵。香水をまとうこともそのひとつである」など、この言葉の真意についてはさまざまな解釈があります。「ん、どういう意味?」という人も、「すごくよくわかる」という人も、何はともあれ、香りをまとって未来が少しでも良い方向に進むのなら、香りを活用しない手はありません。香りがない=主張がない!?これまで何人もの外国人の友人、知人から、同じ質問をされたことがあります。それは、「日本人はみんなニオイがなくてすごく不思議。みんな、主張はないのか?」というもの。香りは、その人の印象や雰囲気を決定づける重要な役割を果たします。私たちは日頃、「この人はこういう人なんだろうな」と、その人の外見や立ち振る舞い、言葉、肩書などから判断します。そこに実は、「香り」の要素も大きく関わっているんです。そこまで気を配らないと成功や幸せを掴むために必要な自己表現の強さに欠ける、と断言しているのが、あのシャネルの言葉なのだと思います。この連載を通して、香りを使いこなす術をお伝えしていきますので、香りを自分の味方につけていただけたら嬉しいです。香りひとつで、まるで別人さらに具体的に想像してみましょう。「自分はこうありたい」、「人にこんなことを伝えたい」というものも、適切な香りをもってすれば、より効果的に印象づけることができるんです。バリバリ仕事をこなすカッコいい女性を想像してください。例えば、『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープ演じるミランダ。人を圧倒する強さを持った女性でカッコいいですよね。彼女からふんわりした甘さたっぷりの香りがしたらどうでしょう。あるいは、メンズ香水のようなシャープで華やかな香りがしたら――。シャープで華やかな香りをまとった彼女の方が、仕事への信頼感を持てますよね。香りをまとう本人自身も、香りの力を借りて自信たっぷりに行動できることでしょう。私も、自分を奮い立たせて仕事に臨むときや「芯の強さ」を印象づけたいときには、メンズ香水を使うことがよくあります。デートで選ぶ香りも考えてみましょう。先ほどと同じメンズ香水のようなシャープで華やかな香りは、黒のタイトドレスでクールビューティーを演出するにはぴったりです。でも、パステル系や暖色系の女性らしいラインの服を着るときは、この香りだと、スタッズシューズを選ぶようなもの。意図的にギャップを演出したいなら良いのですが、デート相手には「無意識」に違和感を与えてしまうかも。ここは、ふんわりした甘い香りを選んで、愛らしさを演出してみましょう。そして、自分自身の香りを感じて、かわいい自分に酔う時間も大切にしてみてください。このように、相手に与えたい印象、感じたい気持ち、その場の雰囲気などに合わせて効果的に香りを使えると、自分の手でより明るい未来を切り拓けるようになります。香りが効果的なワケ記事を読みながら香りを意識してみて、どんな思いが生まれましたか。情景が浮かんだり、感情が動かされたり......実際に香りを嗅いでいないのに、香りの効果について容易に想像がついたと思います。香りを活用するのが効果的な理由は、人の五感、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚のうち、香りを感じる嗅覚だけが、感情や本能を司る大脳辺縁系に直接到達するから。感情や本能を支配する脳に作用して、記憶に深く刻みこんだり、強く「好き」と思ってもらったりすることができます。この香りの効果を知らずにいるのは、もったいない!次回は、香りが脳に働きかけるという特性を生かして、香りを選ぶことについてお話しします。
2017年09月08日ニューヨーク発祥のレストラン「サラベス」の国内全店(ルミネ新宿/品川/東京/名古屋/大阪)では、人気メニューの「フラッフィーフレンチトースト」を10月31日のイベント「ハロウィーン」のシンボルであるカボチャを使ってアレンジした「パンプキンフレンチトースト」(1450円・税別)を9月15日より提供します。■「パンプキンフレンチトースト」の特徴「パンプキンフレンチトースト」は、卵とバターの豊かな風味が楽しめる特製ハッラーブレッドにパンプキンクリームをはさみ、かぼちゃのピュレやスパイスを加えた自家製のアパレイユに軽く浸してふっくら焼き上げた、パンプキン好きにはたまらない一品。香ばしいバニラキャラメルソースとホイップクリームをかければ、パンプキンプディングのような優しい味わいが楽しめます。・金額:1450円(税別)・期間:9月15日~10月31日・店舗:ルミネ新宿店/品川店/東京店/名古屋店/大阪店■「サラベス」 について「Sarabeth’s(サラベス)」は、ニューヨーク出身の女性サラベス・レヴィーンにより、1981年ニューヨークのアッパーウェストサイドに創業しました。家族に伝わるレシピで作るフルーツスプレッド(果物の甘味をいかした砂糖控えめのジャム)をはじめ、フレンチトースト、パンケーキ、エッグベネディクト、ワッフルなど伝統的なアメリカの朝食メニューの“ヘルシー&リッチ”な味わいから人気です。レストラン格付けガイド「Zagat」ではニューヨークNo.1デザートレストランに選ばれ、「New York Magazine」からは“NYの朝食の女王”と賞賛され、多くのセレブリティも足を運び、映画「恋するベーカリー」で主演のメリル・ストリープに調理指導をしたことでも有名です。現在はアメリカに11店舗、ドバイ1店舗、ソウル1店舗、台湾3店舗、日本国内5店舗(新宿/品川/東京/名古屋/大阪)を展開しています。(お問い合わせ先)サラベス
2017年09月07日前作『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』で2013年度ヴェネチア国際映画祭金獅子賞<最グランプリ高賞>を受賞したジャンフランコ・ロージ監督の最新作、『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』が8月2日(水)、DVD発売を迎え、監督のコメントが到着した。本作は、2016年度のベルリン国際映画祭で金熊賞<最グランプリ高賞>を獲得。第89回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞へのノミネートを果たしたドキュメンタリー作品で、イタリア最南端の美しい島であるランペドゥーサ島を舞台に難民危機問題を描いた衝撃作。ロージ監督は二作連続で世界三大映画祭の最高賞を受賞しただけでなく、ベルリン、ヴェネチアとドキュメンタリー映画で初の最高賞を受賞するという快挙を成し遂げた。ロージ監督は、「このような小さなプロジェクトが、あまり知られていない小さな島が、こんなにも広く知ってもらえてとてもうれしい。とても大切で素晴らしい映画です。ぜひご覧になってください」とコメント。難民危機の最前線、ランペドゥーサ島に監督自身が移り住み、ランペドゥーサの人々と同じ時間を共有しながら、ゆっくりカメラを回して島の“真の姿”を丁寧に描出。美しい映像とともに語られる静かなる衝撃の真実に、当時ベルリン国際映画祭の審査員長だった女優のメリル・ストリープをはじめ、イタリアの首相マッテオ・レンツィ、ローマ法王も絶賛。世界中の映画人が高い評価を下した、必見作だ。特典映像として、ロージ監督のアカデミー賞ノミネーション時のコメントや、ロージ監督が公開記念シンポジウムで語った自作についての解説、日本版劇場予告などを収録予定。また、封入特典としては、12ページにわたって詳細な情報を掲載するブックレットが付く。(text:cinemacafe.net)
2017年08月02日女優のメリル・ストリープ(67)が、アカデミー賞を台無しにしたとしてシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドを批判した。26日に開催されたアカデミー賞授賞式で記念すべき20回目のノミネートを果たしていたメリルは、その大事な日に着るドレスのデザインを最初はカールに依頼していたものの、他からギャラ付で衣装を着てもらうようオファーされたためにカールへのデザイン依頼を途中でキャンセルしたとカールから非難されていた。カールは先日「すでにスケッチは作ったし、ドレスも作り始めていたんだ。(でも、その数日後、彼女の関係者から電話がかかってきて)『ドレスの制作をこれ以上続けないで。私たちにお金を支払ってくれる人を見つけたから』って言われたんだ。10万ユーロ(約1,200万円)もするドレスを我々はメリルにプレゼントしたのに、さらに(彼女に着てもらうために)お金を支払わないといけないってことがわかったんだ。彼らにドレスをプレゼントし、ドレスを作るけど、僕らがお金を払うことはないよ」と話していた。メリルはこの件に対しUsウィークリー誌に声明を出し、その中で「有名デザイナーのカール・ラガーフェルドが重要な業界出版物で私自身、私のスタイリスト、私が着ることに決めたドレスの有名デザイナーの名誉を傷つけました。その結果、この話が世界中で話題になり、さらに広がって、私の記録破りの20ノミネートの場であったアカデミー賞への私の登場を台無しにし、メディアや私の仕事仲間、観客の目からこの名誉を覆い隠したのです」と非難した。このメリルの声明が出される前には、カールはウィメンズ・ウェア・デイリー誌に「誤解があった」と謝罪しており、「シャネルはストリープ氏のリクエストにより、彼女の着るアカデミー賞用ドレスをデザインすることについてストリープ氏のスタイリストと話をしました」「非公式の会話の中で、私はストリープ氏が報酬のために他のデザイナーを選んだと誤解してしまいましたが、ストリープ氏のチームはそれが事実ではないとしています。この論争を遺憾に思い、ストリープ氏の20回目のアカデミー賞ノミネートにお祝い申し上げます」と話していたが、メリルにはこの謝罪の意も届かなかったようだ。メリルは声明の中で「ラガーフェルド氏の一般的な論争における遺憾の意と声明は謝罪ではありませんでした」と続けている。(C)BANG Media International
2017年02月28日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を獲得した。『ラ・ラ・ランド』は、ロサンゼルスを舞台にしたミュージカル映画。カフェで働きながら女優を目指しているミア(エマ・ストーン)と、いつか自分の店を持ちジャズを思う存分演奏したいと夢見るジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋を描いた。エマ・ストーンは、同部門にノミネートされた女優たちの名前を挙げ、「本当にすばらしかった。みなさんを尊敬しています。みなさんと並ぶことができただけで光栄です」と感謝。そして、デミアン・チャゼル監督や共に主演を務めたライアン・ゴズリングをはじめとする作品を関わった人、家族や友人への感謝の思いを伝え、「光栄です。本当にありがとうございます」と語った。主演女優賞には、エマ・ストーンのほか、『エル(原題)』のイザベル・ユペール、『ラビング愛という名前のふたり』のルース・ネッガ、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のメリル・ストリープがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。
2017年02月27日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)がクリエイティブディレクターを務めるクロエ(Chloe)が、2017年フォールコレクションを発表した。情熱的で自立した女性のアティチュードを表現した今回のコレクション。70年代後半のニューヨークで絶大な人気を誇ったメリル・ストリープやシェリー・デュヴァルが演じた、自由な精神を持つヒロインたちが、映画の中で身に着けていたワードローブを彷彿させるルックがそろった。テクスチャーが施されたパフスリーブが揺れるトップス、花柄のチュールレースのワンピースなど、彼女たちのノンシャランなワードローブは、ロマンティックなディテールを備えた柔らかく機能的なシルエットへとアップデートされ、バターイエロー、マリーゴールド、ペールミント、カーマイン、シナモンといったクロエらしい特徴的なカラーパレットで表現されている。異素材を組み合わせたテーラードジャケットやコートに、たっぷりとしたワイドパンツを合わせて“ロング&リーン”を強調したスタイルは、かすかなフレアを描くシルエットがフェミニンな表情を覗かせる。袖に大きくボリュームを持たせたバブルウール素材のマルチカラーニットやメランジェウールのセータードレス、ポンポントリムが施されたクルーネックセーターなど、秋らしい素朴な風合いのニットウエアも、色とディテールの妙で抜け感のある空気を纏っている。ダブルリングストラップが施されたアビエイタージャケットやジップボンバージャケット、バイカラーブルゾン、パーカーなど、豊富なアウターのバリエーション。パッチワークのシアリングで構成されたアノラックジャケットは、強さを秘めたサファリエンヌを想わせる。新しく登場したバッグコレクション「OWEN」は、レザーとスエード素材を用いたバレルシェイプにダブルストラップが施され、チャンキーなゴールドのハードウエアとタッセルがアクセントに。シューズは、ブロックヒールにスカラップをあしらったデコラティブなレースアップのアンクルブーツや、メタリックなスタッズが並んだストラップサンダルが、コレクションを彩るステートメントピースとして存在感を放っていた。
2017年02月15日“ニューヨークの朝食の女王”と評されるレストラン「サラベス」の新宿・品川・東京・大阪の全店舗で、ホワイトデーをイメージして創作したスペシャルパンケーキ『ベリーホワイトチョコレートパンケーキ』が登場。2017年2月15日(水)からホワイトデー当日となる3月14日(火)までの期間限定で販売される。期間限定で登場する『ベリーホワイトチョコレートパンケーキ』は“ピュアな愛情”をテーマに創作したオリジナルパンケーキ。サラべス自慢のパンケーキ生地にホワイトチョコレートを練りこみ焼き上げたもので、一口食べれば、しっとりふわふわの食感と共に、とろけるホワイトチョコレートの優しく甘い香りが口いっぱいに広がる。サイドには、カスタードクリーム、イチゴの果実感を楽しめる程よい酸味のベリーソースも一緒についてくるので、好みで味を調節してみてほしい。なお、2017年1月23日(月)から2月14日(火)までの期間は、バレンタインに向けたパンケーキメニュー「チョコレートホッピング」も販売されている。【概要】サラベス『ベリーホワイトチョコレートパンケーキ』価格:1,450円(税込)期間:2017年2月15日(水)~3月14日(火)店舗:ルミネ新宿店/品川店/東京店/大阪店「サラべス」 国内店舗・ルミネ新宿店住所:東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 2FTEL:03-5357-7535・品川店住所:東京都港区港南2-18-1 アトレ品川 4FTEL:03-6717-0931・東京店住所:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング南館 2・3FTEL:03-6206-3551・大阪店住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ B1FTEL:06-6147-7257「サラベス」について「サラベス(Sarabeth’s)」は、ニューヨーク出身の女性サラベス・レヴィーンにより、1981年NYのアッパーウェストサイドに創業。家族に伝わるレシピで作るフルーツスプレッド(果物の甘味をいかした砂糖控えめのジャム)を はじめ、フレンチトースト、パンケーキ、エッグベネディクト、ワッフルなど伝統的なアメリカの朝食メニューの“ヘルシー&リッチ"な味わいから人気。レストラン格付けガイド「Zagat」ではニューヨークNo.1デザートレストランに選ばれ、「New York Magazine」からは“NYの朝食の女王"と賞賛され、多くのセレブリティも足を運び、映画「恋するベーカリー」で主演のメリル・ストリープに 調理指導をしたことでも有名だ。現在はニューヨークに10店舗、フロリダに1店舗、ソウルに1店舗、台北に1店舗、日本国内に4店舗(新宿/品川/東京/大阪)を展開している。
2017年02月04日米西海岸時間1月24日(火)早朝、ついに今年のアカデミー賞候補のラインナップが発表された。本来であれば前回お約束した「ノミネーションで必ずきそうな俳優~女優編~」のはずなのだが、ノミネーション発表済みということで、主演女優賞にノミネートされた5人の女優たちを分析、現地目線のオスカー獲得度を交えてお送りする。1.レースの大穴!ゴールデン・グローブ賞で女優賞を獲得したフランス人女優イザベル・ユペール『エル(原題)』先日行われたゴールデン・グローブで映画の部ドラマ部門女優賞を受賞し、界隈の下馬評を覆したイザベル・ユペール。その予想外の受賞を皮切りに彼女の勝算が急上昇中。生粋の外国人女優がオスカーを獲得するということはそうそうあることではないものの、いずれの年にも例外はある。今年がその年になるかどうかは見てのお楽しみといったところ。☆ 現地目線オスカー獲得度:80%2.“人種多様性”を掲げるアカデミーの証ルース・ネッガ『ラビング愛という名前のふたり』まだ人種差別が平然と行われていたころのアメリカで、差別に立ち向かった白人男性と黒人女性のカップルを描いた本作でヒロインを演じたルース・ネッガ。去年は「白人すぎるアカデミー」などと揶揄されたことから、今年は日本の渡辺謙を含む世界各国多人種の著名映画人683名を新メンバーとして招待したアカデミー。加入メンバーの多様性が広がったことから投票にもその結果が反映されたと見え、難しい役柄を見事に演じあげたルースのノミネーション入りとなった。ただ、実際に受賞となると果たしてどうなるか。☆ 現地目線オスカー獲得度:20%3.『ブラック・スワン』以来の再受賞なるか!?ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』暗殺されたジョン・F. ケネディ元大統領の妻ジャッキーを悲痛なまでに再現したナタリー。ファッションはもちろん、さりげない身のこなしや話し方までジャッキーにそっくりなナタリーの熱演は、まるで今は亡きファーストレディに取り憑かれたかのよう。『ブラック・スワン』での受賞がなければナタリーの主演女優賞はほぼ確実ともいえるほどの名演技だが、今回の主演女優賞レースでは、初めてノミネーションを受けた強力なライバルが控えているため、ナタリー受賞はやや厳しめかも。☆ 現地目線オスカー獲得度:50%4. ゴールデン・グローブ映画女優賞もいただき済み、業界のお気に入り候補!エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』「アメイジング・スパイダーマン」シリーズでピーター・パーカーの恋のお相手グウェンを演じたときはポップでライトウエイトな女優なのかと思いきや、去年の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ではアカデミー助演女優賞候補になったほどの演技派で、話題沸騰中のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』では歌って踊れて演技も抜群という素晴らしい才能の持ちぬし。今年のアカデミー賞レースで先頭を走る有力候補。☆ 現地目線オスカー獲得度:85%5.ハリウッドの女王ふたたび降臨!、はたして実際の受賞はいかに!?メリル・ストリープ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』1977年作品『ジュリア』で映画デビューして以来、ハリウッドを代表する演技力と記録的なアカデミー賞ノミネート回数から、まさに“女王”と呼ばれるにふさわしいメリル・ストリープ。『マダム・フローレンス~』では、実在した“音痴の歌姫”として知られる社交界の大物マダムを好演してくれたメリルだが、これまでの統計から見てドラマディ(コメディタッチの軽めのドラマ)に冷たい感ありのアカデミーなだけに、今回メリルは苦戦を強いられるのでは…?☆ 現地目線オスカー獲得度:40%(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年01月28日ミュージカル版「ライオン・キング」と「リトル・ダンサー」の作曲を手掛け、トニー賞のミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに導いたエルトン・ジョンが、「プラダを着た悪魔」のミュージカル化に挑む。2003年、作家ローレン・ワイズバーガーが発表した小説「プラダを着た悪魔」は、2006年にアン・ハサウェイ主演で映画化。メリル・ストリープ演じる悪魔のような編集長の下で、アン演じる新人編集者がこき使われながら成長していく物語で、公開から10年以上経ったいまも高い人気を誇る。「People」誌によると、エルトンは『アダムス・ファミリー2』や『ファースト・ワイフ・クラブ』の脚本家で小説家のポール・ラドニックと組んでミュージカルを製作する。エルトンはミュージカル化を手掛けることに大興奮らしく、「この作品の本も映画も、あと、ファッションの熱狂的なファンなの。製作に没頭しちゃうこと間違いなしだし、待ちきれない」とアツく語っている。プロデューサーのケヴィン・マコラムとボブ・コーエンは、「音楽やドラマの脚本、ファッション、すべてに精通するアーティストが必要でした。エルトンとポール以外にふさわしい人は考えられませんでした」と2人の適役ぶりに太鼓判を押した。キャスティングや公演日などの詳細は未定。(Hiromi Kaku)
2017年01月27日男女平等に参政権がある時代に生まれた私たちにとって、それはあって当然。でも、サウジアラビアで婦人参政権が認められたのは2015年のこと。現代でも女性が政治参加することが当たり前ではない世界がまだあるのです。映画『未来を花束にして』は、1912年のロンドンを舞台に、男性中心の社会の中で、婦人参政権を獲得するために自らを犠牲にして闘った女性たちのドラマ。当時、女性は感情的で気まぐれで、男よりも劣っているため政治には向かないとされていて、男の所有物のように扱われていました。どんなに虐げられても、抗議の声など聞き入れられず、黙って男に従って生きるのが当たり前だと思っていた時代。女性活動家たちの言葉に触れ、いまとは違った生き方ができる可能性に気づいていくヒロイン、モードが強さを花開かせていく姿が印象的です。モードは、洗濯女。当時は、電気洗濯機が一般家庭に普及していませんから、洗濯は大変な重労働だったと言います。洗濯女たちは、生活に不可欠な衣・食・住の「衣」を支える縁の下の力持ちだったわけです。重労働に加え、洗剤やガス、熱湯に日々晒される過酷な環境、恵まれない待遇に耐えながらも、黙々と働いていたモードたちの姿を観ていて、数年前に訪れたインドはムンバイの巨大洗濯場「ドービーガード」を思い出しました。ムンバイには、100年以上の歴史を持つ巨大屋外洗濯場があり、毎日ムンバイ中にあるホテルや病院をはじめ、街の洗濯屋、個人宅から莫大な量の洗濯物が運ばれてきます。たまたま、その中を見学する機会があったのですが、そこには、何人もの洗濯夫・婦がいて、洗う、乾かす、届けるところまでを引き受けているのです。言うなればそこは、来る日も来る日も誰かの汚れ物を綺麗にする人々が暮らすひとつの街。誰かが美しく着飾ることができるのも、彼らの仕事あってこそなのです。きっと彼らは、美しく豪華なドレスをクリーニングしていても、それを着て出かける日が自分にやって来るとは考えもしないのでしょう。徹底した格差社会であるインドでは、産まれた環境から抜け出すのはとても大変なこと。その可能性が少なければ少ないほど、ありえない希望を抱く者も少ないわけで、だからこそ格差があることに疑問を持つ人も少ないのでしょう。モードが、婦人参政権獲得のために、下院の公聴会で証言をする場面で、なぜ参政権を望むのか尋ねられ「いまとは違う人生を生きられるかもしれないから」と話します。女性たちから奪われてきた多くの可能性にモードが気づきはじめる様子がとても心に響くのです。権利が当然のようにあるからと言って、決してないがしろにしてはいけないことを、この映画は教えてくれているのです。出演したメリル・ストリープが言っています。「すべての娘たちはこの歴史を知るべきであり、すべての息子たちはこの歴史を心に刻むべきである」映画はイギリスで実際に起きた事件をモチーフに作られていますが、世界の女性たちは、この権利を手にするために同様に闘ってきました。もし、自分の一票に大して意味がないと思っているなら、ぜひこの映画を観て欲しいと思います。自分が投じる一票ぐらいでは何も変わらないと思っていても、あきらめずに自分の意志を主張し続けることの大切さを感じることができるでしょう。私たちにできることはそれぐらい。でも、それによって大きな変化を生むことができるかもしれないという希望に、当たり前のことが当たり前にある幸せに、本作はしっかりと気づかせてくれるのです。(text:June Makiguchi)■関連作品:未来を花束にして 2017年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.
2017年01月26日今月27日(金)、人類の歴史にとって重要な役割を果たすある映画が満を持して日本で公開される。その映画の名は『未来を花束にして』。キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、メリル・ストリープら実力派俳優が集結した本作は、欧米で2015年に公開され様々な映画祭で14賞を勝ち取り、絶賛と議論を生んだ。※動画が見られない方はこちら隠された歴史この映画は、1910年代イギリスに実在した参政権を得るために闘った女性たちのストーリーに基づいている。もともと政治に興味がなく、保守的だが優しい夫と愛くるしい子供に恵まれたキャリー・マリガン扮する女性、モードが主人公。酷い労働環境で貧しいけれど、あまり疑問を持たずに生きてきた彼女の人生が、女性参政権運動を展開するWSPU(女性社会政治同盟)との予期せぬ出会いをきっかけに、急激に変化していく様を描いている。当時のイギリスでは男性より長時間、より過酷な労働をしても賃金は半分か、酷い時は6分の1。女性に参政権がないどころか、政治の話をすること自体タブーとされていた。職場での女性への性的暴行も暗黙の了解事項とされていたような時代だ。それが当たり前の社会では、女性の権利を主張する女性は同じ女性たちにも煙たがれていた。これを考慮するとWSPUがどれだけ革命的な存在だったかは、言うまでもない。彼女たちは「“戦争”だけが男が理解できる言語だ」と公共の建物を破壊するなど、戦闘的な手段を取り入れたのだった。実際のところ、彼女たちの暴力性には歴史的に批判的な見方も存在する。しかし彼女たちの運動がなければ、現在のわたしたちは存在しないと言えるだろう。
2017年01月23日キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、そしてメリル・ストリープらが競演を果たし、およそ100年前のイギリスで参政権を求めて立ち上がった女性たちを描く『未来を花束にして』。いよいよ1月27日(金)より日本公開となる本作から、主人公の労働者階級の若き母親を演じたキャリーと、その夫を演じたベン・ウィショーのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。女性には投票権も親権さえも認められていなかった1912年のイギリス。ロンドンでは、女性たちによる参政権運動が先鋭化し、女性参政権論者(Suffragist)の中でも過激な活動を行う者たちは“Suffragette”(サフラジェット)と呼ばれていた。そのカリスマ的リーダーであるWSPU(女性社会政治同盟)のエメリン・パンクハーストは、「言葉よりも行動を」と呼びかけていた――。本作で、7歳から洗濯工場で働く若い母親モードを演じたキャリーは、実生活でも1児の母。この映画に関わるまでは、本作の原題であり、「言葉より行動を」をモットーに活動したWSPUを指すサフラジェットのことは、「帽子を被って歌いながら行進する姿しか知らなかった」と言う。しかし、本作への出演が決まり、さまざまな資料をあたっていく中で、労働者階級出身の女性が書いた自叙伝を読み、「モードと同じように、彼女も中産階級や上流階級の女性たちと出会う中で参政権運動に加わるようになり、そしてついに自分自身の声を見つけた。撮影所でもその本を離さなかった」と明かしている。そんな彼女が、いまの時代に『未来を花束にして』を作る意義、そして世界における女性の権利などをインタビュー映像で率直に語っている。まず、「女性の参政権運動について描かれた映画よ。主要な製作陣もほぼ女性なの。業界ではとても珍しいことよ。特に今回のような題材の映画は少ないわ」とキャリー。本作について、「ただ座って政治を議論する映画じゃないわ。実際に戦闘的な手段を用いて行動を起こし、声を上げた女性たちの映画よ」と説明する。「サフラジェットの活動は歴史的な大事件だったけど、100年もの間、詳細に描かれることはなかった。人々が事実を知るために正しく伝える必要があったの」と語る。一方、プライベートで同性婚を公表しているベン・ウィショーは、自身が演じたような、女性の人権に対して鈍感で世間の基準に従う夫サニーについて、「当時の男性は“男らしさ”という概念にとらわれている。模範となる人物がいなかった彼らに同情するよ」と語り、「サフラジェットの女性たちは信念を貫く覚悟があり、本作をみると勇気づけられると思う」と評している。「これは普遍的なテーマだと思う。女性に限らず男性にとってもね。理想を掲げ、それを貫くためには、時に群集を相手に“正気じゃない”と批判されたとしてもね」と、彼女たちの活動の意味にも触れた。また、先日の第74回ゴールデン・グローブ賞では、セシル・B・デミル賞を授与されたメリル・ストリープのスピーチが万雷の拍手を浴び、話題となったが、本作でも実在したWSPUのカリスマ的リーダー、エメリン・パンクハーストに扮し、キャリー演じるモードに感銘を与えるスピーチを披露している。『未来を花束にして』は1月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月12日ニューヨークのメトロポリタン美術館を舞台に、『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープが演じた“鬼編集長”のモデルとしても知られるアナ・ウィンターが仕掛けるファッション界最大のイベント、「メットガラ」。その裏側に初めて迫ったドキュメンタリー『The First Monday in May』が『メットガラドレスをまとった美術館』として4月15日(土)より公開されることが決まった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館。伝説のファッション・イベント「メットガラ」が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優ら豪華セレブリティたち。彼らは一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまとい、レッドカーペットを闊歩する――。「メットガラ」はメトロポリタン美術館、METにて開催される、セレブやファッション業界人が一堂に会する一大イベント。本作では、企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウィンターに密着。ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を“初めて”カメラで捉え、ドラマチックに映し出す。もちろん、ジャン=ポール・ゴルチエ、ジョン・ガリアーノ、カール・ラガーフェルドら、名だたるファッション界の重鎮たちも顔を揃える。その舞台となった 2015年のテーマは 「China: Through the Looking Glass」。中国の服飾や陶器はもちろん、トム・フォードからクリスチャン・ディオールまで、欧米のデザイナーが中国のアートに刺激を受けてデザインしたドレスも展示。また、本展示のアーティスティック・ディレクターは『ブエノスアイレス』『花様年華』の映画監督ウォン・カーウァイが務めている。今回、公開決定に合わせてリアーナがまとった絢爛のドレスと、アナ・ウインター&アンドリュー・ボルトンの2ショット写真が到着。「ファッションは夢を、そしてファンジーを創り出す劇場のようなもの」と語るアナ。彼女が仕掛ける豪華セレブリティが彩るファッション界最大のイベントの裏側を楽しみにしていて。『メットガラドレスをまとった美術館』は4月15日(土)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月11日キャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズの葬儀にメリル・ストリープ、メグ・ライアン、グウィネス・パルトロウら著名人が参列した。『スター・ウォーズ』シリーズで知られ、先月27日に心臓発作と思われる症状により他界したキャリーと、翌日に他界した母デビーの葬儀が5日に行われ、ロサンゼルスのコールドウォーター・キャニオン地区にあるデビーの自宅と隣り合わせのキャリーの自宅にハリウッドスターの数々が到着する姿が見られた。キャリーの愛犬ギャリーと弟トッド・フィッシャー、娘ビリー・ラードらの元には、ビリーの『スクリーム・クイーンズ』の共演者で恋人とも噂されるテイラー・ロートナーをはじめ、エレン・バーキン、コートニー・ラブ、エド・ベグリー・ジュニアらも駆けつけた。その中でも最初に到着したメリルは、白の花束を抱えてキャリー宅へと入って行ったそうだ。キャリーは本人の意向に沿って今週に火葬されたと言われており、その遺灰の一部は母デビーと共にカリフォルニア州バーバンクにあるフォレスト・ローン記念公園内に埋葬されることになるという。5日に行われた葬儀は非公開のものであったが、今後一般向けの葬儀も行われる予定で、メリルが弔辞を依頼されていると報じられている。日取りについては決定しておらず、メリルの弔辞も完全に決定したわけではないものの、メリルはキャリーの小説を原作とした映画『ハリウッドにくちづけ』で主演を務めたほか、デビーともとても親しかったため、2人に追悼の言葉をささげるのに適切な人物とみられている。また、マーク・ハミルら『スター・ウォーズ』の共演者も弔辞を依頼されているようで、シリーズのクリエイターであるジョージ・ルーカスも参列する見込みだ。関係者らによれば、そのメモリアルサービスでは、デビーとキャリーの代表作で使用された衣装なども展示される予定だそうだ。(C)BANG Media International
2017年01月07日先月27日に亡くなったキャリー・フィッシャーと、翌日、娘の後を追うように亡くなった母親のデビー・レイノルズのプライベートな葬儀が木曜日(現地時間)に執り行われた。『スター・ウォーズ』のレイア姫を演じた女優として有名だったキャリーは、映画の脚本や小説を手掛けた作家でもあった。初めての自伝的小説「Postcards from the Edge」は1990年に映画化され(邦題『ハリウッドにくちづけ』)、メリル・ストリープが主演。以来、キャリーと友情を深めてきたメリルは、葬儀に一番に駆けつけた。また、今後予定されている追悼式ではキャリーの家族から弔辞を依頼されているとのことだ。「ETonline」によると、葬儀の参列者にはメリルのほか、ジェイミー・リー・カーティス、メグ・ライアン、グウィネス・パルトロウらが集まった。遺言通り火葬されたキャリー。遺灰の一部が母デビーと一緒に埋葬されたという。多くのファンに衝撃を与えたキャリー母娘の突然の訃報。ファンの1人で5人の娘を持つコディ・クリステンセンさんは「レイア姫をディズニープリンセスの一員に!」という署名活動をインターネットで始めた。コディさんはレイア姫のキャラクターが「強く、ポジティブで、僕の娘たちにとっても素敵なお手本だから」と語り、また「レイア姫がディズニープリンセスになればキャリーが忘れられることもないし、多くの人に愛される」と主張。現在5万人以上の署名が集まっており、ウォルト・ディズニー社のCEOボブ・アイガー氏に送られる。(Hiromi Kaku)
2017年01月06日メリル・ストリープ×ヒュー・グラントの豪華共演で、実在した“音痴の歌姫”を映画化した『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。このほど、早くも絶賛を受けている主演のメリル、“夫”役のヒュー、ピアニストを演じたサイモン・ヘルバーグ、メガホンを取ったスティーヴン・フリアーズ監督らが本作の魅力について語る特別映像が、シネマカフェに到着した。時は1944年、太平洋戦争終戦間際。芸術にかける資金が不足していたニューヨークでは、音楽好き、でも歌に至っては破滅的に音痴な大富豪のフローレンス・フォスター・ジェンキンスが、アマチュア演奏会を催し、率先して音楽の世界を盛り上げていた。音痴であるものの、ソプラノ歌手になる夢に向かって突き進むフローレンスと、彼女が夢を見続けられるようにあらゆる手段で周りに気を配り、献身的にフローレンスを支える夫のシンクレア。そんな2人に巻き込まれるのは、お人よしすぎるピアノ伴奏者のコズメ・マクムーン。彼ら3人の絶妙なやりとりが面白おかしく描かれ、自分の好きなことに全力で向き合うピュアで一途なフローレンスの姿と、シンクレアとの“夫婦”愛に心打たれると話題の本作。今回の映像では、音痴の歌姫フローレンスを演じたメリルが「“最低の歌姫の話”以上に奥が深い物語よ」と語り、フローレンスの“夫”で彼女を守ろうと奔走するシンクレアを演じたヒューも「人生を称える映画なんだ」と明かすなど、本作の魅力について大いに語っている。音痴であることを自覚せず、歌を披露するフローレンスについて、コズメを演じたサイモンは「人々は自分の美声を最高に楽しんでいると彼女は勘違いしているんだ」と説明。一方で、メリルは「彼女は大真面目だから面白いの」と言い、「どんどん話が大きくなって、面白さが増していく」と、彼女が真剣に夢に突き進むがゆえに、思わぬ状況へと展開していく本作の面白さに言及する。また、本作の魅力について、シンクレアを演じたヒューは「本作は感動的で、しかも笑える。最高のコンビネーションだ」、フリアーズ監督は「非常識なのに心が揺さぶられる」、脚本のニコラス・マーティンもまた「誰にも作れない物語だ」とそれぞれ語っており、本作の出来栄えに満足している様子が伺える。撮影時、メリルのあまりの “音痴”な熱演に、思わず吹き出すフリアーズ監督と共演者の姿も映し出されており、こうしたハートフルなコメディも、シリアスな演技もこなすメリルの実力が改めて垣間見られる映像となっている。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月06日メリル・ストリープ×ヒュー・グラントの豪華共演で贈る『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。先日公開を迎えたばかりの本作から、本編映像がシネマカフェに到着した。世界が憧れる音楽の殿堂 “カーネギーホール”。ここで、いまなお“伝説”として語り継がれる一夜がある。1944年、フローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)の公演回だ。NY社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫のシンクレア(ヒュー・グラント)と音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだが、彼女は自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせるため、夫のシンクレアは、マスコミを買収して、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど忙しく献身的に立ち回っていた。しかしある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出して――。NYカーネギーホールのアーカイブ1番人気を誇る伝説の歌姫の実話を映画化した本作。監督には、映画『クィーン』でヘレン・ミレンにオスカーをもたらし、『あなたを抱きしめる日まで』でジュディ・デンチにオスカーノミネートをもたらしたベテラン女優を輝かせる名匠スティーヴン・フリアーズが務めている。このほど到着したのは、メリル演じるマダム・フローレンスとヒュー演じるその夫シンクレアが、フローレンスのリサイタルに来場予定の客人たちを自宅に招いてのパーティーが開かれているシーン。チケット代の回収に忙しく動き回るシンクレアに、「ポテトサラダが売り切れよ、まだある?」と落ち着かない様子で尋ねるフローレンス。シンクレアは「もうないか?」と使用人に尋ねるのだが、そこにあったのは…浴槽いっぱいに作られたポテトサラダ風呂だった!衝撃の光景だが、驚くことにこれは実話だそう。メリルは「脚本の中で奇抜な部分っていうのは、全部彼女についての本当のことよ」と話し始め、「ノエル・カワードが言っていたことだと思うんだけれど、彼はフローレンスの家でのパーティーに参加して、浴槽いっぱいにポテトサラダが詰まっているのを見たんですって…ポテトサラダとサンドイッチが彼女の食べるものだったのよ。より正確に言うと、それらだけが彼女の食べるものだったの」と明かしている。また彼女にはほかにも、著名な人が死ぬときに座っていたイスを数多く集めるなどのエピソードも劇中で登場するのだが、それらもまた全て実話!脚本のエピソードをそのまま信じて、撮影を進めたというフリアーズ監督は「まるで映画みたいだなぁと思っていた。だけど、こんな風に映画の方がより事実らしかったり、事実の方がより映画らしかったりすることもあるんだと思う」とコメントしている。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年12月05日イギリス映画『マダム・フローレンス!夢見るふたり』のPRイベントが11月29日(火)、都内で行われ、タレントの松本伊代とお笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬が出席した。超オンチながら、音楽に深い愛と情熱を注ぎ、ついに世界が憧れる音楽の殿堂、カーネギーホールで公演を実現させたフローレンス・フォスター・ジェンキンスの波乱に満ちた生涯を描いたヒューマンドラマ。『マンマ・ミーア!』『イントゥ・ザ・ウッズ』などで美声を披露した“歌ウマ女優”のメリル・ストリープが、あえてのオンチ演技で主演を務めた。松本さんは「音楽に一途な主人公の気持ちが、胸に突き刺さる」と語り、アイドル時代の代表曲である「センチメンタル・ジャーニー」を振りつきで生披露する場面も。また、「知らず知らずに、みんなに迷惑をかけちゃうところは似ているかな」とヒロインに共感を示し、「私はこんな女なので(笑)、ヒロミさんじゃなければ離婚されている。とても助けられている」と夫でタレントのヒロミに感謝していた。一方、小沢さんは「主人公みたいな、無邪気で天真爛漫な女性がタイプ」だといい、「夢をもった女性を応援したい、支えたいという気持ちがある」と妻の夢を後押しするパートナー(ヒュー・グラント)に対し、感情移入。自身も歌が大好きだというが「歌に対しては、いつも片思い」と“セカオザ語録”も飛び出した。同日、アイドルグループ「V6」の長野博と女優の白石美帆が結婚したことについては、「以前、テレビ番組の相性占いで、長野さんと相性が良かったので、勝手に親近感を持っている」(松本さん)、「うらやましいです。結婚願望?いまはないです」(小沢さん)と話していた。『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日メリル・ストリープが実在した音痴の歌姫を演じる『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。本作で、音痴なのに無謀な夢に挑戦するフローレンスとその夫シンクレアに振り回されるお人好しのピアニストを演じるのは、大人気海外ドラマ「ビッグバン★セオリーギークなボクらの恋愛法則」でお馴染みのサイモン・ヘルバーグだ。このほど、同ドラマのマザコンでオタクなイメージが強いサイモンが一転、ステキにピアノを奏でる本編映像がシネマカフェに到着した。メリル扮する音痴の歌姫フローレンスの、ソプラノ歌手になるという夢への挑戦に振り回されるピアニスト、コズメ・マクムーンに抜擢されたサイモン。「ビッグバン★セオリー」のマッシュルームカットが印象的なマザコンヲタクでお馴染みの彼は、本作では、劇中の全ての楽曲を自らピアノで演奏し、180度違った姿を見せている。今回自身が演じた役柄について、サイモンは「この映画の自分の役はとても気に入ったし、その世界にひたるのはとても楽しかった。『ビッグバン★セオリー』で自分が演じている役とは真逆の役だったけど、それが面白いところでもあった」とコメント。「『いつもとは違う僕を楽しんでね』って言えるのは、なかなか気分が良いことだよ」と語る。届いた本編映像では、フローレンス(メリル)のピアノ伴奏者を選ぶオーディションに訪れたコズメ(サイモン)が、シンクレア(ヒュー)に名を呼ばれ、緊張気味に登場。フローレンスに「うるさくない曲を」と指示され、カミーユ・サン=サーンスの「白鳥」を堂々と弾きこなす姿が映し出されている。その演奏を耳にすると、フローレンスは「ステキ!」と満足気な表情を浮かべる。このときはまだ、彼女がどんな歌声をもつのか知る由もないコズメ…。果たして、この後のコズメの運命や、いかに!?10歳からピアノを習い、16歳で演劇を始めるまでジャズピアニストを目指していたというサイモン。スティーヴン・フリアーズ監督から求められていたクラシック音楽の演奏経験は、ほぼなかったという。しかし、演技はもちろん、本当にピアノが弾ける役者が求められていたコズメ役を何としても演じたいという強い想いから、オーディション用の録画テープを送るために、一夜漬けで劇中で使用される「夜の女王のアリア」の最初の数ページだけ練習したという。サイモンは「録画するときは、まるで何の苦もなく弾いているように見えるようにした。でも、それが限界だったんだ!」と明かしているが、劇中では自ら演奏をこなし、素晴らしい音色を響かせている。メリルは、そんなサイモンとの初共演について「サイモンとはすぐに意気投合したわ。本当に面白くて、頭が良くて、サイモンが登場すると映画がイキイキするのよ。コミカルな演技も素晴らしいのに、難しいピアノまで弾きこなすなんて、天才ね!」と、演技力に加えてピアノの腕前も絶賛。そして、ヒューもまた「コンサートを開けるレベルの名ピアニストだ!彼が本当にピアノを弾いていることをわかってほしいね!」と、彼のピアノスキルに太鼓判を押している。初共演にも関わらず、ハリウッドを代表する名優2人から大絶賛を受けているサイモン。ドラマでの彼しか知らなかった人も、初めて目にする人も、ピアノの腕前はもちろんのこと、メリル&ヒューの間にいても堂々とした演技を披露する彼に注目してみて。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月28日音楽の殿堂カーネギーホールのアーカイブ1番人気を誇る、“伝説の歌姫”の実話を映画化した『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。このたび、主演のメリル・ストリープが「婦人公論」11月22日発売号(12月13日号)の表紙に登場。撮影は篠山紀信が務め、アカデミー賞女優として初めて同誌の表紙を飾ることになった。N.Y.社交界のトップ、マダム・フローレンス(メリル・ストリープ)の尽きない愛と財産は、夫のシンクレア(ヒュー・グラント)と音楽に捧げられていた。フローレンスはソプラノ歌手になる夢を追い続けるが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせるため、シンクレアは新たにピアノ伴奏者コズメ(サイモン・ヘルバーグ)を雇い入れ、マスコミを買収したり、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催したりと、忙しく献身的に立ち回っていた。しかしある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出したから大変。持病を抱えながらも音楽に生きる彼女の命がけの挑戦に、シンクレアも一緒に夢をみることを決める――。先日、来日した際にも、東京国際映画祭のレッドカーペットイベントでファンからの大歓声を受け、日本での人気の高さを見せつけたメリル。3度のアカデミー賞受賞、ノミネート最多19回を誇る彼女は、まさにハリウッドの生きる伝説だ。また、「婦人公論」は、内面・外面ともに美しく年を重ねる女性たちのために、豊かな人生のヒントを詰めこんだ、今年創刊100周年を迎える老舗雑誌。独自な切り口の特集企画を中心に、毎号、旬の芸能人や著名人のことば、話題の作家の小説、美容・ファッション・カルチャーなどの最新情報が取り上げられるが、その顔となる表紙は話題の人物が飾り、日本を代表するカメラマン・篠山紀信が撮影を手がけていることでも有名。今回、本作でマダム・フローレンスを熱演したメリルが表紙を飾ることになったが、アカデミー賞女優が表紙に登場するのは初めて。海外女優の登場自体も、約10年ぶりになるという。紙面では、最新作の本作についてや、ハリウッドの第一線で活躍し続けるメリルにとっての“女優”という仕事について、さらに家族の話にも触れている。また、女性の活躍についても語る中で、小池百合子・東京都知事についても言及していたという。アカデミー賞前哨戦としても知られる2017年ゴールデン・グローブ賞では、長年に渡り映画界に貢献してきた人物に贈られる特別功労賞(セシル・B・デミル賞)が授与されることも決まったメリル。「婦人公論」への登場とともに、“歌ウマ女優”が絶世のオンチを演じる新作に、期待していて。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日3度のアカデミー賞に輝くメリル・ストリープが主演を務め、ヒュー・グラントと“夫婦”として初共演する『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。このほど、歌ウマ女優として知られるメリルが、夫役のヒューと、ピアニスト役のサイモン・ヘルバーグらが見守る中、驚異のオンチっぷりを披露する本編映像がシネマカフェに到着した。N.Y.で“伝説”といわれた歌姫の実話を基にした物語を、『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』の名匠スティーヴン・フリアーズがメガホンをとり映画化した本作。現代最高峰の名女優メリルと、“ラブコメの帝王”ともいわれるヒューの初共演でも話題となっている。今回到着したのは、メリルが演じた実在した伝説の歌姫マダム・フローレンスの衝撃的なオンチ映像だ。これまで、アカデミー賞に歴代最多19回のノミネートを誇り、うち3度もオスカー像を手にしたことがあるメリルは、ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』(’08)や『イントゥ・ザ・ウッズ』(’14)、ロックシンガーに扮した『幸せをつかむ歌』(’15)など多数の出演作で歌声を披露し、その歌唱力も高く評価されている“歌ウマ女優”。そんな彼女が、本作では自身のキャリアのなかでも初となるオンチ役に挑戦!メリルは「下手に歌うのは簡単だと思ったの。でも、想像したよりもずっと大変だったわ」と、その苦労を吐露。オンチを忠実に演じるため、歌の指導を受け、まずうまく歌うことから始めたと言い、「そこからちょっとずつ、オンチになるように“崩して”いったわ。本物のフローレンスならどう歌ったかは考えず、自分の中のフローレンスならどんな風にアプローチするかを考えたの。息を吸い込むタイミングが遅すぎて音程を外してしまうのだけれど、彼女の音楽に対する強い想いと愛情が感じられるはずよ」と、丁寧に歩み寄った“歌姫”への役作りについて明かしている。映像は、マダム・フローレンス(メリル)が、夫が手配した心優しいピアノ伴奏者のコズメ・マクムーン(サイモン)とメトロポリタン・オペラで歌手を指導しているカルロ・エドワーズ(デヴィット・ヘイグ)とともに、記念すべき第1回目のレッスンがスタート。「朝から歌劇“ラクメ”に挑戦するの?」と笑いながらおどけるフローレンスに対し、エドワーズは「実力があるから大丈夫!」と力強く励ましの言葉をかける。そのやりとりを目の前にし、フローレンスの歌唱力に期待するコズメ。しかし、フローレンスから発せられたのは、まさかの調子っぱずれな歌声…。エドワーズに「いいぞ!」「その調子!」と合いの手を入られ、満足そうに笑うフローレンス、そして、その傍らではシンクレア(ヒュー)が満面の笑みで見守っている光景に、コズメはあ然とするばかり…。果たして、こんなレッスンで、フローレンスの夢のステージは成功するのか!?物語の行方に波乱が待ち受けていることを予感させる映像に仕上がっている。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日東京国際映画祭のオープニング作品として上映され、主演メリル・ストリープの来日も話題を呼んだ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。先日の「ハリウッド・フィルム・アワード」では、メリル演じるフローレンスの夫役を演じたヒュー・グラントが助演男優賞を獲得するなど、話題に事欠かない本作には、さらに注目すべき女優がいる。N.Y.カーネギーホールのアーカイブ1番人気を誇る、伝説の歌姫の実話を映画化した本作。メリルとヒューが初共演を果たし、『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』などで知られる名匠スティーヴン・フリアーズが監督を務める。そんな本作で、“歌唱力に致命的な欠陥がある”ことを妻自身に気づかせてはなるまいと奔走する、ヒュー演じるシンクレア。その彼に思いを寄せる若く美しいキャサリンを演じているのが、スウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソンだ。シンクレアは夫として、妻フローレンス・フォスター・ジェンキンスを献身的に支えるが、事情があり、法的には結婚していない2人。キャサリンは、表向きにはフローレンスの夫であるシンクレアの生活を尊重しながらも、フローレンスのことを第一に思い続けるシンクレアの態度に、次第に思いを抑えきれなくなっていく。レベッカは、そんな切ない役どころを、情熱的に演じている。レベッカは、15歳のときに母国のTVシリーズ「Nya Tider」でデビュー。その後『アンチーブまでの片道』に出演して注目を集め、『ヘラクレス』でハリウッドに進出しドウェイン・ジョンソンと共演すると、2015年『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ではトム・クルーズ、サイモン・ペッグらと共演して「あの女優は誰?」と一躍話題に!さらに、11月18日公開のベストセラー小説の映画化『ガール・オン・ザ・トレイン』では、エミリー・ブラントと共に主要人物の1人を熱演。2017年全米公開予定の『Life』(原題)ではライアン・レイノルズ&ジェイク・ギレンホール、『The Snowman』(原題)ではマイケル・ファスベンダー&J・K・シモンズ、『The Greatest Showman』(原題)ではヒュー・ジャックマン&ザック・エフロンと数々の大物俳優との共演作が決定しており、いまやハリウッドが大注目する女優のひとりに。『ミッション:インポッシブル』第6弾にも続投するといわれている。一転、本作では、“ラブコメの帝王”といわれたヒュー様に翻弄される役を見事に演じきったレベッカ。同じスウェーデン出身の女優には、かのイングリッド・バーグマンや、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞し、『エクス・マキナ』や『ジェイソン・ボーン』などの話題作に次々と出演するアリシア・ヴィキャンデルらが名を連ねていることから、彼女もまたネクストブレイクはまちがいなし、といえそうだ。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日今年の東京国際映画祭でオープニング上映されたのは、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』。その主演女優であるメリル・ストリープが記者会見を開き、「スティーブン・フリアーズ監督やヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーグはみんな仕事で忙しく、私だけ暇だったので来日できて嬉しいです」とユーモアたっぷりに挨拶していたのは記憶に新しいところ。大女優が口にした「サイモン・ヘルバーグ」の名前に、思わずジ~ンとした海外ドラマファンも多いのではないでしょうか。そこで、今回は“メリル・ストリープとの共演記念”を勝手に掲げ、サイモン・ヘルバーグをご紹介。もう、「サイモン・ヘルバーグって誰?」とは言わせません!ギョロリと大きな目と困り気味の眉がクセになるサイモン・ヘルバーグの代表作は、もちろん「ビッグバン★セオリーギークなボクらの恋愛法則」。2007年にCBSネットワークで始まり、現在も高視聴率を記録し続けている大ヒットドラマで、彼はメインキャストの1人を務めています。ドラマの内容を簡単に説明しますと、「ビッグバン★セオリー」はカリフォルニア工科大学に勤める学者男子たちの物語。頭脳明晰で、SF映画やアメコミをこよなく愛するオタクで、恋愛下手な4人の男子が、アパートの向かいの部屋に住む女優志望のペニーらも交えて不器用な青春模様を繰り広げます。その中でサイモンが演じるのは、応用物理学者のハワード・ウォロウィッツ。他の3人同様とても頭がいいのに、1人だけ博士号を持っていないせいで馬鹿にされがちなハワードは、いわゆるキモいタイプである上に、お母さんと一緒に暮らすマザコンでもあります。ただし、ドラマが始まって早10シーズン。さすがにハワードも大人の男の階段を上るわけで、お似合いの素敵な女の子とちゃっかり巡り合うばかりか、あるときは仕事で宇宙に行ったりも。そんなハワードの成長と変わらない魅力を、サイモンが愛嬌たっぷりに表現しています。作品自体の人気もあり、フォーブス誌が発表する“米ドラマ俳優の高額所得者ランキング”で、年間推定所得2,250万ドルのサイモンは第3位にランクイン。ちなみに、同ランキングの第1、2、4位は、サイモンと共に学者男子を演じる共演仲間たちです。一方、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』には、ピアニストのコズメ役で登場。実在した音痴の歌姫フローレンス(メリル・ストリープ)を、優しく穏やかな伴奏で支えるキャラクターを演じています。しかも、このコズメは第2の主人公とも言える役どころ。観客の目となって天真爛漫なフローレンスの奮闘を見つめながら、絶妙なユーモアと抜群の存在感を放っています。さらに、コズメのピアノ演奏シーンは、すべてサイモン自身によるもの!「ビッグバン★セオリー」の中でいつも馬鹿にされているせいか(?)、ギャラの高額な有名俳優であることも含めて彼のすごさをついつい忘れてしまいがちですが、実はとても才能豊かなサイモン。メリル・ストリープも、「彼はコミカルな演技も素晴らしいのに、難しいピアノ曲も弾きこなすのよ。まさに天才ね」と絶賛しています。『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は12月1日に日本公開、「ビッグバン★セオリー」はシーズン10が全米で絶賛放送中。シーズン10は現在も撮影期間中ですから、これで「サイモン・ヘルバーグは仕事で忙しい」の理由がおわかりいただけたことでしょう。大女優も認めるサイモン・ヘルバーグの名を、ぜひ覚えておいてください!(text:Hikaru Watanabe)
2016年11月09日映画『聖の青春』が11月2日(水)、東京国際映画祭のクロージング作品として上映され、主演の松山ケンイチ、東出昌大、森義隆監督が舞台挨拶に登壇。さらにゲストとしてリオ五輪メダリストの吉田沙保里、三宅宏実、羽根田卓也も来場し映画祭を盛り上げた。“怪童”と呼ばれ名人になることを嘱望されながらも病に斃れた棋士・村山聖の姿を描く本作。20キロもの増量をして村山になりきった松山さんの役作り、羽生善治三冠そっくりに“変身”を遂げた東出さんの演技も大きな話題を呼んでいる。アジア最大級の国際映画祭でクロージングの大役を務めることになったが、松山さんは映画祭初日のレッドカーペットで、多くのゲストにも対面しており「メリル・ストリープさんにお会いできたことも、安倍総理…いや、安倍マリオさんにお会いできたことも光栄でした」とニッコリ。「日本の伝統文化である将棋――その独特の粋な美しさが存分に描かれているので、世界中の人に見てもらいたいです」と語った。東出さんは、自身が演じた羽生さんを主人公の村山さんから見ての“ヒロイン”と表現。「最初にこの話をいただいたとき、将棋で映画って大丈夫かな?動きもないし、複雑なルールだし…と思っていたんですが、この映画に映っているのは、人の生き方であり、男たちの戦いでした。これを国際映画祭で見ていただいて、伝わるものは絶対にあると思いました」と胸を張る。そして、リオ五輪でレスリング、重量挙げ、そしてカヌーでそれぞれ世界を相手に真剣勝負を繰り広げ、見事にメダルを獲得した吉田さん、三宅さん、羽根田さんが花束を手に登場。三宅さんは映画について「ハンカチが要ります!たくさん涙を流しました」と語る。また、映画の中の聖の姿について「私たちアスリートはオリンピックを目標に、メダルを獲りたいという思いでやっていますが、聖は難病を抱えて、命を削ってやり続けている。『もし私なら…?』と考え、きっと好きなことをやり遂げたいだろうなという気持ちになりました」と己に置き換えて、聖への共感を口にした。また、登壇陣には映画にちなんで「最近、経験した勝負は?」という問いが投げかけられたが、松山さんは「腹が痛くなって、エレベーターが来なくて自分との勝負でした…」と語り、笑いを誘う。これに監督が乗っかり「それで言うと、僕は30を超えてから2敗くらいしています(苦笑)」と告白。東出さんから慌てて「国際映画祭だから!」と制止が入り、会場は笑いに包まれていた。『聖の青春』は11月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月02日