子どもが生まれる前まで10分前行動が染みついているタイプの人間だった。特に人との待ち合わせの前や、「○時開始」など時間が決まっている場合は10分と言わず、出られるものなら可能な限り早めに出発して20分以上は余裕をもっておきたいタイプであった。しかし子どもが生まれてからこれほどまでにたった10分前に行動するということが難しいと思ったことはない。どんなに事前に準備をしていてもすべて「その日の我が子の様子で決まる」といっても過言ではないのが子連れの行動。「要領の悪さを理由にした言い訳では?」と思う人もいるかもしれないが、とにかく子どもと一緒だとどんなに予想していても、さらなる予想外のことが巻き起こってしまうのである。そして我が子が1人目の子育ての場合「そのパターンは知ってるよ」「それも知ってる」なんて場面はなく、大体のピンチは初めましてのピンチである。しかしあるときそんなお出かけ前のバタバタに終止符が打たれた。そんな乳幼児期を終え息子が幼稚園年長さんくらいからだろうか、ある程度自分の準備を自分でしてくれるようになったため、息子の分も同時進行でこなしていた計2人分の準備から、私1人の分と気持ち手伝いくらいの息子の準備1.2人分くらいの量になった。しかし…子どもといて10~20分の時間をつぶすなどはできないので、もうこうなったら目的地に行ってその前で時間が過ぎるのを待とう!けど…子どもといてこの微妙な時間をなんとかやり過ごすってなんと難しいこと…。子どもって暇が嫌いだよね。時間をもたせる暇つぶしグッズも移動の電車などですべて遊びつくしたし、なにより「現地に着いた!」のテンションなのでもうそんな小手先の時間つぶしは通用しない。そんな息子も現在小学2年生になり、10分程度ならトイレ、20~30分なら本屋に行ったり近くのカフェでジュースを一杯飲むなどして大分大人と同じペースでサクッと行動ができるようになった。時計もよめるようになったので「あと何分?」も大分体感で理解してくれるお年頃に。なので目的地に行って時間がかかる場合もしりとりをしたりおしゃべりしたりして目的時間までを過ごすことができるようになった。大人と同じである、楽になった…!!息子が幼稚園小学校に入るくらいまでは「ああ…外出ひとつでいつまでこんな大変なことが…」と思っていたが、過ぎてみるとちゃんとゴールはあったなぁと思う。
2024年03月03日■今冬に買って1番良かったものは…「今年の冬は全然寒くないからクリスマスが来る実感がわかないわ~」なんてヘラヘラとのんきに過ごしていた年末から一変。年明けからいきなりの寒波がやってきた。私の中で買ってよかった圧倒的第1位は、去年の冬の終わりSNSで見かけた足元パネルヒーター。「今年の冬は絶対に買う!」と決めていて、秋口に即購入した。が…、みなさん記憶にあるようにクリスマスあたりになっても全く寒くならず、街に出てもコート…いる? という陽気が続いた2023年12月。いっこうに冬の訪れがなく、今年は出番がなく終わるんじゃ…と少々不安に思っていたところ! やっと登場! 冬の寒さ!使ってみると…私は上から蓋ができるタイプにしたのですがこれが大変素晴らしい。蓋がついていることにより温かさがギュッと足に集中し、蓋部分がちょうど膝の上にくるので関節が温まる。まるで足元だけこたつに入りながら仕事をしているみたいな夢のような環境が叶う、それが足元パネルヒーター。これは万が一壊れでもしたらきっと光の速さで再び同じものをポチり、届くまでの数日気分がどん底になるであろうレベルの依存性である。ちなみに気になる電気代をネットで調べてみたが、エアコンの4~5分の1。私が日中ひとりのときは足元だけ温かければよいのでエアコンは使わず、足元パネルヒーターのみで暖をとっている。エアコンによる肌の乾燥もないし電気代も抑えられるしで一石三鳥くらいの優秀さ! 最高!!この家計への優しさも足元パネルヒーターへの依存度を高めている。ということで! この冬買って一番良かったもの! 堂々1位!!足元用パネルヒーター。次に。こちらはきったんがきっかけで知ったもの。■息子からのおすすめで…おこたソックスである。ネーミングがパロディちっくでちょっと信用にかけるのと、もこもこ靴下でしょ? どれも一緒じゃない?…と甘く見ていたので手に取ることがなかったのだが、テレビで見たきったんがえらいすすめてくれるのでホイホイと買ってしまった。我が子からのPRはどんなインフルエンサーにも負けないほどの購買欲が刺激される。なるほど、あたたかい。「すご~い! 床暖房の上を歩いているみたいな温かさ~!」というよりは、この靴下のネーミングどおり「まるでこたつだ…!」と感じられる瞬間は、おこたソックスを脱いだ瞬間である。おこたソックスを脱いだ瞬間、こたつから出たときの「ヒュ…ッ」としたあの冷えが足元に感じられるのである。普通の靴下なら脱いだ瞬間は「素足が冷た~い」くらいのもんだが、おこたソックスは「今こたつから出ました…」というあの寒気がガッとやってくる。確かに履いている時も熱を発するというよりは、体の熱を逃がさないように守られているといった感じ。ソックスは長いのでふくらはぎまで守られているし、スリッパやルームシューズを履くより足が冷えない。その保温レベルに感動。履いた瞬間から守られるんだからすごい。私史上1番手軽に足元を冷えから守れるアイテムに君臨…!足元用パネルヒーターとおこたソックス。「この2種の優秀過ぎるあったかアイテムでこの冬を乗り切るぞ!」と思ったが…温かいって幸せだよね。幸せだと体の力が抜けて気が緩むじゃないですか。コンビニで買った真空断熱タンブラーも全然白湯が冷めず優秀過ぎるし。今年の冬はあったかアイテムたちのおかげでいまいちシャッキリしないのが悩みである。
2024年02月04日読んでいただく前に注意事項があります。こちらの記事はサンタクロースに対する重要機密が書かれているため、今年もサンタさんからのプレゼントを心待ちにしているという方は見ることを進めません。ダメ! 絶対!!■我が家のサンタ業務サンタ業務が苦手だ。サンタからのプレゼントに子どもたちが期待に胸をふくらませる季節。憂鬱(ゆううつ)である。なぜなら私は…声を大にして言おう!私はサンタクロースを演じることが得意じゃない!!性格的に向いてないんだと思う。サプライズってさ、ワクワクさせるためにたまにしか会わない友だちならできるけど…。家族よ?毎日顔を会わせて一番自分の気を抜いた姿を見せている家族に、約1ヶ月近く隠し事をしないといけないこのストレス…!!■本当なら早めに準備したい…本当なら2~3ヶ月くらい前にプレゼントを用意しておいてクリスマスまで寝かせてゆったり構える、というのが理想だが…これ、これよ。子どもの2~3ヶ月なんか何が起こるか分かったもんじゃないワケで…。ある日突然隕石のごとく好きなものが衝突し欲しいものが瞬く間に入れ替わることがある。つらい…。よって大体1ヶ月くらい前にならないとプレゼントが用意できないのが我が家のつらい現実である。なので12月に入ると気持ち的に毎日そわそわしている。ただでさえ年末年始で慌しいっていうのに…。でもどこかで誰かが言っていた。サンタクロースの思い出は親によって作られるもの。頑張るかな…我が家のサンタはあまり解像度が高くないけど、結果は出すのでそれなりに仕事はしているサンタだと思う。では皆さま、メリークリスマス!!
2023年12月22日思い返せば8年前、息子を産んですぐ、私のメンタルは激弱だった。当時の激弱メンタルに振り回されてしまった日々を思い出しては失敗したなぁ…と後悔することがある。初めての育児は当たり前だがうまくいかないことも多く、それを周りから指摘されることもあった。産前にしっかり持っていたはずの「育児は十人十色! 自分のペースで頑張ればいいよね」なメンタルは息子とともに産み落としてしまったのかというくらい、我がメンタルは産後、日に日に弱っていってしまった。きっとみんなが産後大なり小なり「第三者から育児の指摘を受けて落ち込んだ…」という経験があるんじゃないかと思う。そしてその言われたことをどこかで愚痴って消化できればまだいいのだが、それを言う場所がないと「そんなこと気にしてたら母親としてやっていけない。メンタル強くならなきゃ…!」と自己暗示してしまう方、いらっしゃるのではないだろうか。ちなみに第三者からの物言い、産前ならきっと違う受け方ができたのではないだろうか?産前メンタルだったら「なんでそんな失礼なこと言うの!?」と相手とちょっと距離を置いたり、「そんな言葉いらんわ」って受け取らないでごみ箱に捨てられたりできるのに、産後メンタルだとなぜ「私ができてないせいだわ…」ってご丁寧に受け取ってしまうのか!そして、さらに自分に責任があるように自己完結! つらい! なぜ!?そんな疑問を産後(産後?)8年目になった今、考えてみた。どうして産後になった途端、産前はスルーできていたことができないんだろう…やっぱり初めての育児だからかな…?でも産前は負けない気持ちみたいな強いメンタルを持てていた気がするのに…。産後は毎日寝不足や身体の不調で生きてるだけで精いっぱいだったから、そんな強い気持ちで生きられないか…、ん?夜泣きで寝不足、授乳、日中は常に赤子と一緒、休める時間なんかほぼない。そんな身体がボロボロな産後、周りからの言葉に怒ったり聞き流したりする気力なんてないわ、メンタル弱ってて当たり前じゃん!今ようやく8歳になる息子と暮らしていて思い出し冷静に思う。赤子を育てている母の生活環境はまじでブラック!私は身体と心はつながっている説を推しています。風邪を引いたり疲れがたまってくるとメンタルは弱くなって、気持ちも病んでくるじゃないですか。子どもが生まれる前だって仕事先で残業続きだったりすると、いつもは「超ムカつく!」ってスルー出来る取引先からの嫌みの言葉が心も身体も限界のところにダイレクトにきてしまい「なんか今日無理ぃ…(泣)」とトイレで声を出さずに泣いてしまったりするじゃないですか。(私だけだろうか)それです、その状態です。それがずっと続いているのです…!なのでどうか第三者に育児のことを指摘され、それを気にして「自分ってこんなにメンタル弱かったっけ…こんなんで母やっていけるのかな…」と自分で自分に追い打ちをかけないでほしい。私は自分にその追い打ちをガンガンかけてしまったことが、自分の産後で「失敗したなぁ…」と思うこと一等賞かもしれない。母に必要なのは今日の行いを反省する時間ではなく、今日の行いを労わる時間!本日も母子ともに1日過ごせただけで最高に素晴らしいよ。
2023年12月03日息子が生まれてもうすぐ8年。私の子育て歴も早いものなのか、やっこらなのかもうすぐ8年になる。そんな8年。子育てをする中で私が「ああ…産前とは変わったなぁ…」と大きく感じること。それは…我が子が生まれる前は姪や友人の知り合いの子どもに交友関係の愚痴をこぼされたら、共感して「もう遊ばなくてよくない?」と迷いなく返していた。我が子が産まれてもこの感じで愚痴に付き合うに違いない、と思っていたのだが…「責任&公平の精神」が母になった己に芽生えた。その精神が芽生えたきっかけは息子が1~2歳くらいの頃である。息子は児童館や支援センターなどに行くとまぁ同世代の子におもちゃを真っ先に取られる子で。それに対しては「これが外の世界というもの」と何も思わなかったのだけれど、相手のお母さんが何度も何度も謝っている姿になんとも心が「ギュウゥゥゥ…」となった。何度も「だめ!!」と言い聞かせているんだろうな、でもまだ我慢したり相手の気持ちを考えたりする心は育ち途中だよな…、その発展途上の我が子をサポートするのは親だもんな…、子が外の世界に出ていくとまた一層育児が大変になるのか…と勝手によそのお母さんの心境を妄想していた。(本当に勝手)そして息子が成長した2~3歳頃。なんと! あんなにどこへいっても真っ先におもちゃを奪われていた息子が、今度は相手の子のおもちゃを奪う側になったではないか…!どういうこと!?何があった!?突如起きた息子の変化。このときは本当に本当に毎日悩んでいた。でもこの息子も奪う側に回るという期があったからこそ、私は我が子が被害者にもなるし加害者にもなる、という現実を心に刻めたのである。しかしこのときはまだ息子の人間関係が私の監視下ではぐくまれていたとき。息子が幼稚園へ行き出してからの時間は私の監視外である。子の成長につれて、我が子の人間関係はどんどん親の知らないところで広がっていく。なので幼稚園に入ってから小学校現在、もうひとつ気をつけ始めたことがある。女の子を育てたことがないので女子の人間関係はちょっと自信がないのですが、小学生低学年男子は今のところ日によって人間関係が良好だったり不調だったりバラつきがあるみたい。(我が家だけ?)「昨日はなかよく遊べたけど、今日はささいなことでしょっちゅうぶつかっちゃった!」とか。母も息子から1日の報告があるとそれに一喜一憂したくなりつい「こうしたほうがいいんじゃない?」と交友関係を円滑にするためおせっかいを焼きたくなるのだが、話は聞いても母の私情は持ち込まないようにしている。でも私も人間である。どうしても息子からの話で意見を言いたかったり疑問があったりした場合は、息子の人間関係に絶対関係ない人にぼやいている。息子全く関係ない私の友人とか。(いつもありがとうございます)とにかく息子の人間関係に、母の私情を息子に聞かせない! 悟られない! 話さない!!とはいえもし息子にアドバイスを求められたり、助けを求められたりしたときはどうしたらいいんだろう?子育てをしてもうひとつ変わったことがある。本を読むようになった。小説はオムニバス形式の物語だと登場人物の絡みからそれぞれの感情が見えたり、「この場面でこの人はこう思ってたのか!」なんて現実世界では絶対に見えない他人の腹の内が見えたり。そうすると自分が今対面している人にも当たり前に感情があり、問題が起きたとしたらそこまでにはいろいろな経緯があると想像できる。自分にはない考えや感情を学べ、視野を広げる訓練になっております。あとは憧れの人の自叙伝。現実に生きている人の考えや出来事をダイレクトに感じられるので、自分がこれからどう生きたいかとか、息子にこんな気持ちを学んでほしいなっていう教科書になります。自己啓発本は自分がせっかちな性格ですぐに「やってみたい!」ってなっちゃうから、私にはあまり向いておらず。すぐ実践する方法よりポジティブに頭に蓄えられるほうがいいな、ってことで私は自叙伝派です。読書が苦手な方は小説の代わりにドラマでもいいし、自叙伝の代わりに「この人素敵だな」って人が話しているユー●ューブなど動画でもいいと思う。私も言葉のチョイスや考え方が好きで見ている方がいらっしゃいます。と、子育てをして変わったことをまとめると「人と接するときに想像力をふくらませるようになった」だろうか。産前はいかにできてなかったか、思い知らされますね。私の人生まだ長いので、今学べて本当によかった。息子が生まれてもうすぐ8年、子育てを通じて私自身も育てられているなぁと思う。
2023年11月05日息子7歳、小学校2年生。母子2人での外食がとても楽になった。子連れ外食といったら「エプロン持った? 子供用の食器はある? お子様椅子ある? キッズメニューは!? 離乳食どうしよう!」なんて下調べ&持ち物準備が大変だった思い出が尽きない。しかし、小学生の今ではそれらの持ち物が一切なくなり、出かけた帰りや習い事の帰りに「ご飯食べて帰ろうか!」と“思いつき外食”も当たり前にできるようになった。なんて楽…。我が家の外食は回転寿司とファミレスが多い。それぞれ好きなものが食べられるし、子どものお腹に合わせたメニューがあるから私も自由に食べられる。子どもに嬉しいおもちゃなんかもいただける至れり尽くせりっぷり。天国。回転寿司&ファミレスしか勝たん!!あるお休みの日お散歩中、ランチに近所のおしゃれなカフェをご所望の息子。どうやら学校のお友達がママとランチへ行ったらしく、「とてもおいしかったよ!って言ってた」とのこと。いまどき小学生の情報交換にはおすすめカフェも入ってくるのか…と母ちょいと驚く。理由も分からず泣きだす乳児期、あれ嫌いこれ嫌いと泣きだす幼稚園時期を経て、だいぶ落ち着きを見せてくれる小学生現在。こうしてどんどん色んなお店に入れるようになるのね…!感動!!と思った矢先。奥からジュージュー焼いている音聞こえてるから!ね!ほら、よく見て厨房店員さん1人だから!1人で我々2人分プラス他のお客さんのランチこしらえてるから!母だって15分で肉焼いて盛り付けできんわ!ということをなるべく穏やかに説明するも、息子の口からは「でもア〇パン〇ンのレストランは頼んだらすぐ来るよ!」と。ガ〇トな…、すぐくるな。お子様ランチにスパゲティにポテトと山盛り注文しても一気に速攻で来るな。でも違うのよ…!!ここは店員さんが1人で…(と、先ほどの説明に戻る)。“外食=頼んだらすぐ食べられるもん”だと思ってしまっている…!!いいのか…、いやよくないね。でも回転寿司とファミレスが大人にとっても便利でうまいのはガッテン承知の助なわけで…。そのうち、お店の内情という、お仕事している人の気持ちが分かれば待つことも覚えるかな。気長に成長を待とう。【追記】そして待ちに待ったカフェのランチはたいへんおいしかったらしく「たまにはこういうお店もいいね」と言ってました、小学2年生。おいしかったなら母の中ではカフェランチ大成功。
2023年10月02日去年の夏休み、息子の学校では「自由工作」の宿題があった。その名の通りなんでも好きなものを作って持ってきてね、という宿題だったのだが。まぁまぁスケールがでっかいことをおっしゃる。お祭りかぁ…どうしたものか…と大分回転の遅い大人の頭を悩ませていたところ、ちょいと自分の小学生時代を思い出した。なら100円ショップへ急ぐ!どこかに説明書があるわけでもないので、なんとなーく材料になりそうなものを手に取り、頭の中で適当に作り方を考えながら買い物。とりあえずそれっぽくなれ~!のフィーリングでモリモリ作り、作ったものを屋台の絵を描いた段ボール箱に詰めて宿題として提出した。聞けばクラスの子はビーズアクセサリーや手作りキャンドルなどの小さいものが多く、大きいものを作った子はお父さんと一緒に棚や椅子など、持ち帰っても使える家具系を作ってきた子が多かったそうな。テンションに任せて作ってしまい、持ち帰った後のこと1つも考えてなかった…!!!絶対に「今年の工作は持って帰っても困らないもの!」と決めていたが、なんと今年は工作ではなく絵に変わったらしい。家で絵具を使わせるのか…と思うと去年以上に憂鬱である。とはいえ、置き場に困った段ボール工作。切ったり貼ったり失敗したり、買い物も含めたら1日仕事になってしまったけど、1年経った今でも「楽しかったね」と言えるくらいの達成感を得たいい思い出である。
2023年08月17日伸び盛りの幼児期に、子どもの可能性を広げてあげたいと考えるママやパパが注目しているのが、今、話題の「バイリンガル幼児園」 Kids Duo International(キッズデュオインターナショナル 略称KDI)。 共働き家庭も通える幼児園のKDIは、英語教育はもちろん、運動、知能教育などに幅広く力を入れている、新しいタイプの園。一体どんなところなのか、入園説明会に潜入してきました!英語は4つの柱の1つ! これからを生き抜く「自分力」が身につく今回参加したのは、神奈川県にあるセンター南園舎内で行われた説明会。「バイリンガル幼児園」であるKDIでは英語教育に力を入れており、卒園までに英語での日常会話ができるようになると評判です。英語はもちろん、これからの時代に必要とされる、自分で考えて、自分で決めて、自ら行動する「自分力」を身につけるための4本の柱の一つとして、英語教育があり、そのほかに知能教育、運動指導、ライフスキル教育が実践されています。それらのすべてが「子どもの発育・発達」の研究に基づいて段階的に指導され、脳神経がもっとも発達するといわれている幼児期に子どもが遊びながら楽しく学べるプログラムとなっています。休み時間や食事中も英語で。日常的に英語を使う「イマージョン教育」KDIの英語教育の特徴は、勉強として英語を学ぶのではなく、使いながら学ぶこと。休み時間や食事中などでも英語に触れられ、登園している間の半分以上の時間を英語環境で過ごすことができます。言語の習得には2,000時間が必要という研究がある中、KDIで4年間過ごすと倍近くの3840時間以上、英語に触れることができるそう。そして、ただ日常会話に触れているというのではなく、「聞く」「読む」「書く」「話す」の英語4技能を強化する15の細分化したプログラムに基づいているのも安心です。日中KDIで過ごすだけで英語が習得できるなら、英語に苦手意識を持つパパやママも、「英語をどうやって身につけさせよう」という悩みから解放されますね。英語のカリキュラムはアメリカやイギリスのカリキュラムを基にしており、年齢に合わせたテキストが使われています。苦手な分野を刺激して「脳の器を拡げる」知能教育続いて説明されたのが知能教育。説明会では、実際に授業で使っているパターンブロックという図形ブロックを体験し、制限時間内にブロックを組み合わせて指定の図形を作ってみました。パターンブロックを使ったあそびの中から分数の概念も学べる。実際にパターンブロックを試してみると、なかなか難しくて参加した保護者も夢中に。知能教育というと勉強のような響きがありますが、実際には「目的を持ったあそび」だということです。でも、ただのあそびではありません。脳細胞がもっとも発達するゴールデンエイジである幼児期に、「脳の器を拡げること」に主眼がおかれ、24の知能因子を偏りなく刺激することで、脳の器を拡げます。説明会では、「子どもによって得意な因子、苦手な因子がある。寝ているこびとはほっておくと、起きてこなくなってしまう。脳がやわらかいうちにまんべんなく刺激し、こびとを起こすことが大事」と知能因子をこびとに例え、わかりやすく説明されました。KDIに4年間在籍することでIQもアップし、一般的には100のIQがKDIの年長児には平均142.9を超えた実績があるというので、説得力があります。説明会で行われたブロック。これが完成形! >>最寄りのKids Duo Internationalを検索する Kids Duo International>>説明会に参加する 運動指導は忍者気分で楽しく運動指導では、KDIオリジナルの忍者風ジャージ「忍ジャージ」を着た先生が登場。KDIでは、あそびの感覚で運動を好きになってほしいという考えのもと、4年間で300種類の忍者あそびプログラムをゲーム感覚で楽しみながら行います。投げる、走る、跳ぶ、バランスなど、どんなスポーツにも必要な9つの基本動作を段階的に習得するので、将来どのスポーツをやることになっても役立つ運動能力が身につくというのが、うれしいポイント。 東京大学名誉教授および日本女子体育大学 学長の深代千之氏の監修の下、幼児期に必要な運動を科学的に分析し、子どもたち一人ひとりの運動能力を最大限に引き出すことを目的としたカリキュラムを実施し、動画とレポートカードで保護者に年に1度フィードバックしてくれるので、わが子の成長や成果がはっきりと視覚化されます。運動指導は、忍者になった気分を味わえる忍ジャージを着てゲーム感覚で楽しめる。カラフルで扱いやすい用具も。学習だけじゃない! トイトレから集団行動までライフスキルも勉強や運動だけでなく、社会生活を順調に送るスキルもやっぱり大切ですよね。KDIではトイレトレーニングからコミュニケーション力まで、月齢・年齢に合わせて指導してくれるそう。生活習慣を築くだけでなく、集団生活の中で、同年齢のお友だちや縦割りの行動で異年齢のお友だちと関わる経験から「やり抜く力、目標に向かって頑張る力、自制心、自己肯定感、他者への配慮、コミュニケーション能力」などさまざまな、社会で必要な力の習得を目指しています。また、「バイリンガル幼児園」として日本文化も大切にし、あいさつや着替え、食事のマナー、持ち物の整理、行儀など、日本の教育のいいところも重視されています。子どもたちの大好きな園内にある「ラーニング・ステーション」では、銀行、スーパー、パン工場などの職業体験を行います。そこでは、造る・勤める・商うなどの各体験をすべて英語で行う事により、英語を身につけながら、社会の仕組みを学びます。習い事の送迎不要! 共働きにやさしい環境共働き家庭だから保育園しか選択肢がないと考えていませんか?でも、実はKDIは、「子どもの可能性をできるだけ広げてあげたい」という働くママ&パパにピッタリの環境。これだけのクオリティの英語や運動をKDI以外の場所で習い事として習得させるためには、親が複数の習い事に送迎する必要がありますが、KDIはバス通園が可能です。朝、バスに乗せて登園すれば、園内でプログラミング教育の「HALLO」、そろばんの仕組みを暗算に応用した学習方法「そろタッチ」、小学校受験指導を課外授業(有料)で受けることができます。実際、最近は小学校受験をする在園生も増えてきているそう。「でも、これだけ充実していたら、お値段もそれなりなのでは?」そんな疑問も頭に浮かんできますが、幼児教育無償化対象園だから金額面での負担も軽減されます。保育園に通いながら、あちらこちらに習い事に行かせるより、コスパやタイパも良いのは確実です。※実施している課外授業は、園によって異なります。参加者の声説明会に参加していたほかの方にも話を聞いてみると、とても園に好感を持った保護者の方たちの声が届きました。・とても理想的な園だと思いました。子どもの可能性を広げてくれるカリキュラムがたくさんあり、子どもが興味を持った分野を追求できる環境が素晴らしい。これからの時代を生きていくために必要なものを身につけていけそうで、ぜひ入園したいと思っています。入園が決まったら引っ越しも検討しています。・先生たちが生き生きしているのが印象的でした。毎日楽しく通えそうです。また、受動的な教育スタイルとは違って、自分の意志を持ち、それを伝える力が高まりそう。・説明を聞いて、身体と脳は密接につながっていることがよくわかりました。この園ではどちらも成長させてくれると感じました。「子どもの可能性を幼児期に広げてあげたい。でも、共働きでなかなか時間がとれない」と悩んでいるご家庭でも、英語・知育・運動・ライフスキルといったバランスの良い教育が受けられるKids Duo International。各園で行われる入園説明会に、一度参加してみてみませんか? >>最寄りのKids Duo Internationalを検索する Kids Duo International>>説明会に参加する ※幼児園=保育園と同じ保育時間、幼稚園以上のカリキュラムを提供する園PR:Kids Duo International イラスト/ユキミ
2023年08月16日息子は好き嫌いが多い。野菜はもちろん、初めて見る料理はほぼ100%食べない。メインの肉や魚料理は食べても、付け合わせを食べないのでどうにも栄養バランスが偏っている気がする…。それに…。好き嫌いは駄目!我慢してでも食べさせるべき!…という教育も一理ある。残すのは作り手に失礼だし、まんべんなく食べないと栄養のバランスだって偏る。しかし、私自身が幼少期に息子より好き嫌いがひどかったということもあり、自分にとって苦手なものを無理にでも食べさせられることのツラさは痛いほど分かる…。気持ちが分かるのに、それをわが子へやるということへのストレスは半端ではない。ストレスなくして躾なし!という考えもあるだろう。が!!外出時に静かにさせたり、道路を走らせないのとはまた違い、毎日絶対に起こるイベント「食事」で毎度毎度自分がされて嫌だったことを子どもにやるわけで…。「好き嫌いをなくす」ということが、私にとって息子の食事を作ることも食べさせる時間も苦痛にさせた。離乳食から始まって約7年。なんでも吐き出していたあの時と比べたら、食べられるものの種類ははるかに増え、食事そのものの量も増えた。外食だって楽しめている。周りの子と比べたら好き嫌いが多い方かもしれないが、息子の半生として見たら確実に成長しているではないか!息子もこれからまだまだ成長するはず。息子よりひどい好き嫌いがあった私も、社会人になってからほとんどのものが食べられるようになった。大人になって味覚が変わり、いろんな人と食事をする機会が増え、初めて目にする、口にする料理も増えた。何より、ひとり暮らしで自炊を始めてからは好き嫌いなど言っている場合じゃなくなったのだ。なので大丈夫。なんとかなります。人生のゴールは今じゃない、細く長く成長していけばよいのだ。人間一生成長!そう思うと、今全部食べられなくたっていい。「大人になってから苦労する!」「恥ずかしい思いをするから好き嫌いは今すぐ直さないと!」という意見もあるが、私の好き嫌いがほぼなくなったのは20歳の時。大人になって好き嫌いで恥ずかしい思いをすることはなかった。屁理屈かもしれないが、終わりよければすべてよしである。小学2年生の息子が成人になる18歳までには、まだ10年以上ある。仮に今なんとか目の前にある食材を全て子どもの口に入れられたとしても、これから先の10年でなにがあるか分からない。今目の前で起きていることで育児が完結するわけじゃないし、大人になるまでのゴールではない。「この10年間の食事を親子ともども楽しい時間にしたい!」というのが私の気持ちでありモットーである。今すぐではなく、これから先10年かけてやればいいのだと思うと気が少し楽になった。
2023年07月02日SNSを使っていると、こんな場面に遭遇することがある。この流れ、SNSではよく見る光景だと思う。ぽろっと吐いた弱音や愚痴、独り言にかぶせてくる「私の方がもっと大変」持論。それは「いやー!私も大変だった!私の悲惨な体験談で笑ってちょんまげ!」というものではなく、「見たところあなたの大変度は耐えられるレベルのものだと思います。あなたより過酷な状況の私はそれに耐えました。そんな私の存在を知った後もあなたは自分のことを大変と申されますか?」というトーンのちょっと怖いもの。それまで「分かる~!」と同調していた私の肝がヒュッと冷えたので、元の投稿した本人はどんな気持ちなんだろう…と顔も知らない画面の向こうの投稿主を想うと心が苦しくなる。それにしたって、どうしてこんな流れになってしまうのだろうか…と思ふ。SNSで投稿されたもの、つまり「見えているもの」がその人の全てと思いがちだが、誰しもSNS上で公開していないことは絶対にある。その投稿の画面の向こう側にちゃんと人がいるのだという認識が薄れがちになってはいないだろうか。それをしっかりと意識できていれば、「自分の方が大変!」なんて気持ちは段々小さくしぼんでいく気がするのだが…。それでも、「そんなことない!私の方が頑張ってる!大変だもん」と思うときは…。私はこのくらいのパッションを胸に抱くようにしている。きれいごとかもしれないが、SNSではそこに書かれていることのみが全ての情報。それ以外の真実がどうかなんて分からないのだから、本当のところ誰が1等なんて決めようがない。比べてみたところでSNSに公開されている範囲でのみの判定である。というか、人と比べてしまうときは大体自分も「誰かにほめられたい」「認められたい」欲求が高まっているときなので、とりあえずは自分で自分をほめておく。“セルフよしよし”は大事。…なんて、さらなるきれいごとを塗り重ねてしまったけれど、そもそも“セルフよしよし”ができる状態なら「私の方が頑張ってる!あんたより私の方が大変!!」なんてメンタルにはならんのである。「そなたも我もえらい!」パッションが保てない程辛い時は…、そっと画面を閉じませう。休むしか勝たん。SNSのいいところは「見なきゃ起きなかったのと同じ」ことにある。現実世界じゃそうはいかないけど、SNS上では自分が見なかったらその出来事は起きてすらいないのである。私自身「自分の方が…」と、“俺が俺が俺が!”な気持ちになってしまっていたときは本当に疲れているときなので、ちょっと人様の生活を見るのをお休みして、SNSをとじるようにしている。今の時代、自分の家にいても誰かの生活とともに生きているような気持ちになる世の中。あくまで誰かの生活は誰かの生活、自分の生活と混ざり合ってしまわないようにうまく距離をとることを大切にして、細く長くSNSを楽しみたいな、と思う。
2023年05月21日私は現在関西でご機嫌に暮らしているが、結婚前は関東に住んでいた。主婦歴15年ほど、すっかり関西の地に馴染み、関東では聞いたことのなかった名前のスーパーやドラッグストアで買い物をする日々である。そんな私が関西に来て1番「これは!」と心を鷲掴みされたご当地名物がある。関西に来て初めて迎えた冬のこと。スーパーの調味料売り場の一等地に、見たことのないポン酢が「これでもか!」と言わんばかりに並んでいた。しかもなんだかシャンパンのようなリッチな瓶に入っている。限定なのか新商品なのか…、チラッと値札を見ると、私がこれまで買ってきたポン酢の3倍近くする。高っ…!!このポン酢は普段使い用に買うものなんだろうか…?ちょっと、ただの家鍋用としては後ろめたさを感じる値段である。しかし気になる。こんな高いポン酢なのに、店側はなぜゴリ押しているのだろうか。高い調味料はこう…売り場の“分かってる人”ゾーンにひっそりとしているのは見るが、こんな誰もが通る売り場の入り口に置かれているのを見たことがない。しかも大量に。間違えて発注したのではなかろうか。気になって仕方ない。シャンパンボトル…ではなく瓶に入ったポン酢。限定販売でもう出会えないかもしれないし、食品系ににありがちな、新商品として発売されたはいいものの来期には姿を消す一発屋なんてこともあり得る。「ええい、気になった食べ物は一期一会だ!」と意を決して購入した。さて、気になるお味は…?おいしい!!!間違いなく今まで飲んだ(食べた?)ポン酢の中でぶっちぎりでおいしい。過去に一度気まぐれで柚子を絞ってポン酢を手作りし、「これ以上おいしいポン酢ない!」と豪語していたが、正直それ以上に美味しかった。調味料のツンととがった味が一切なく、味はしっかりしているのにまろやか。鍋だけじゃなくドレッシングにもいけそうである。実家に帰った際、即このおいしさを分かち合いたい衝動に駆られ、母から聞かれてもないのに「おいしいポン酢あるから!探すわ!」と足早に調味料コーナーへ。調べてみると、どうやら関東では取り扱いが極端に少ない商品であることが判明!ポン酢にご当地品なんてあるんだなぁ…、と知った出来事だった。ちなみにこれ、関西に住んでいる方はお気づきだろうが「限定品」でもなければ「新商品」でもない。関西にはずっと定番にある“ちょっといいポン酢”なのである。それからというもの我が家、普段は普通のポン酢を調味料として使っているが、冬の鍋シーズンのときだけはこの「ちょっといいポン酢」を買う。このポン酢がスーパーの一等地にズラーっとシャンパンタワーのように並べられると「そろそろ冬だなー」と感じる、関西の風物詩と言ってもいいと思う。
2023年04月09日あの悪夢が再び顔舞い戻ってきた。何か話しかけるとまずは「NO」で返ってくる、そう…イヤイヤ期である。これ2歳の頃だと「やだ!」「ない!」の2文字返事だったものが、7歳になった現在では、なんとかこちらを丸め込もうと、巧みに言葉を操ってくる。「1」言えば「10」返ってくる現象なのである。2歳の頃の「やだ」とはまた違う、何かこう…言われて“もやっ”とくるものがある。7歳が繰り出す「いちゃもんレベル」の屁理屈と分かってはいるけれど、文章のテイで「NO」が返ってくると…なんかちょっと“もやっ”とするのである。こちらも心に余裕がある日や休みの日であれば特に追われるものもないので、そんな「いちゃもん」もサラッと流せるのだが、これが朝の登校前や帰宅して宿題がまだある場合など、後にせねばならんことがつかえていると母も余裕などない。伝家の宝刀「いい加減にしなさい」の雷落としたい。かなりの頻度で「NO」と言われるので、そのたびにどっかんどっかん怒っていたらこちらも気力体力が持たない。あちらも結構言葉巧みに言い返してくるので、収集はつかなくなるわ、同じ土俵に立ってしまい私も冷静さをたもてなくなるわで、なかなかの泥沼地獄絵図である。2歳のイヤイヤ期とはまた違う、7歳からの「NO」に母も心に余裕がない…!!そんなときは…。息子の顔を見る。凝視。これでもかってくらいじぃぃぃぃっと子どもの顔を見る。子の顔を見ると、いっぱいいっぱいになっていた私の心にスペースが生まれる。これ、私だけだろうか。ちなみにこの方法、今ちょっと手が離せないのにめっちゃ話しかけられるとか、自分に余裕がなくてなんだかイライラするって時にもする。だってカワイイ。わが子の顔、世界一。我も親バカと思う方、是非試してみて。まだ赤ちゃん感が少しだけ残る顔を見ていると徐々に心にゆとりが生まれ、「あー、大きくなったなぁ」「あらー、こんな理屈も出るようになったのー、覚えた言葉使いたいのー」と、脳内がみるみるうちに孫を見るじじばばのようになってくる。私だけだろうか。いや、いつもこの方法で乗り切れるわけではないのだが、「緊急!母発狂!!」となる前に、私はできるだけ子どもの顔を凝視するようにしている。するとカワイさで10回に4回くらいは怒りのボルテージがみるみるとしぼんでいくのである。親バカパワーは母の心を救う。誰にでも合う方法ではないかもしれないが、私なりの7歳の反抗期との付き合い方である。多分あと5年後くらいにやってくる本格的反抗期にはこの方法は使えなさそうなので、それまでに何か別の方法を考えないといけない。
2023年03月19日もう何年も前のことだが、どうしても忘れられない息子の姿がある。それは息子が1歳のときのクリスマス。「去年は新生児だったし、今年が初めてのクリスマスみたいなものだなぁ…」とプレゼントを何にするか迷っていた。1歳頃になればお気に入りの鉄板おもちゃがあってもよさそうなのに、当時の息子のお気に入りはペットボトル。好きな遊びはキッチンの引き出しや扉をあけて中身を全て引き出すこと。好きなキャラクターもこの頃はまだおらず、おもちゃよりも日用品に興味を持つんだよな…と、プレゼント選びは難航していた。あ!ならば日用品を息子のおもちゃ用としてあげるのはどうだろう?こうして「日用品」に目をつけた母が選んだプレゼントは…。テレビのリモコン(もちろん電池抜き)である。普段、リモコンだけは絶対に手の届かないところへ置いていた我が家。ときどきフッと気を抜いてテーブルの上に置いてしまった瞬間に息子が超高速ハイハイでリモコンへ向かって行くくらいには、彼にとって触ってみたい憧れの存在であったに違いない。ならばクリスマスプレゼントにリモコンをプレゼントしようではないか!果たして、初めての親サンタからのプレゼントに対する息子の反応やいかに!?ちなみにこのリモコンはペットボトルに次ぐ息子のお気に入りおもちゃに追加された。テレビのチャンネルが変わらないからすぐ飽きるんじゃ…とも思ったのだが、ボタンを押すことが楽しかったらしく、母の予想以上に堪能してくれた。(音も出ないのに…)母の想像とはだいぶ違っていたリアクションは、今思い返してもちょっと笑えてしまう。だが、きっとこの先も忘れることのない大切な思い出だ。そんな息子も、もう7歳。お年頃らしく、クリスマスプレゼントは本人が欲しがっていたゲーム機にした。もう好きなものが湯水のごとくあふれ出てくる年齢になったので、親としてはリクエストには困らずありがたいが、本人がその中から1つに絞ることに頭を抱えているようである。
2023年01月15日運動会シーズンも終わりかけた頃だが、運動会の“あるある”を言いたい。わが家の息子は身長低め男子。それゆえやや限定されてしまう“あるある”なのだが、ちょいと言わせてほしい。ちなみに私もこのあるある経験者である。(私は万年「前へならえ」において先頭で腰に手を当てていた)まずこれは絶対なのだが、問答無用で…。これ、背が小さい子を持つ母の心境は皆「同じ6歳なのにまじで申し訳ない…!!」だよね…。だって我々ですら背中に乗っけたら重たい我が子を、同級生の子どもが背中に乗せてるのよ!それも立った状態で…!!ごめんんんん!! 重いよねえぇぇぇ!!!と支えてくれている子の下に滑り込みたくなる。実はここだけの話、私わが子の組体操は感動よりも「誰もケガするなよ」という心配が勝ってしまい、「どうかご無事で」精神しかなかった。支えてくれた子…本当にありがとう…!!次に、これはちょっとした嬉しい点。整列時に見つけやすい。顔ブチ抜きで写真が撮れる。子も母を見つけやすいのか、ガンガン手を振ってくれた。しかし、世の中そううまいことばかりではなく…。競技中はどこにいるか分からなくなりがち。ちなみに、最も最速で我が子の居場所を「無理」と諦めたのは玉入れである。みんな一ヶ所に群がるので、ひときわどこにいるか分からん(笑)親が追えんものをカメラマンさんが追えるわけがない。競技中の写真は潔く諦めよ、である。で! も!!整列時の写真はその分いっぱいあるぞ!!「わが子の運動会撮影のメインはここです! 今こそ! さぁカメラを!!」と胸を張って言える。体操服もまだきれいだしね。女子高生でいうメイクがきれいなうちにプリクラとっとこ!である。以上、わが子に見た「背の低い子 運動会あるある」でした。これ逆に、背が高いお子さんをお持ちの親御さんにはまた違う“あるある”があるのでしょうか?ちょっと気になっております。ちなみに今年の息子の運動会は小学1年生ということで、記念すべき第一回の運動会だったのだが…風邪で欠席した。なので、幼稚園時代の経験からで失礼!来年は応援できるといいな。
2022年11月16日見てはならんものを見つけた。仕事の合間に茶を入れようとリビングに降りたら、今ココにあってはならんものがそこにあるではないか。リビングにある学習机の上に、まんまとテキストが忘れられているではないか…!!幸か不幸か、このテキストを使うのは午後の5時間目。現在の時刻は午前10時…。学校へ忘れ物を届けるなんて、本当は本人のためにはよくないのだろうが、やってしまった。これを見て見ぬふりして仕事に没頭できるほどの強いメンタルは母持てなかった…。そういえば先週新しいテキスト配られてたー!今日から新しいテキストになるって言ってたー!名前も書いてたー!!だから下の棚に入れていたー!!!はいッ!! 私~!!!!!とんだ小芝居だが、でっかい声で挙手したい。結局私は本来必要なテキストを持っていけず、息子は忘れ物をしたことになったのに、彼はひとつも私を責めなかった。それどころか「お仕事中にありがとう! 頑張ってくれた気持ちがうれしい」と。「結果じゃなくて過程をほめる」を自然に成し遂げる息子の言動にズキュンと一発くらった。大人の私ですらこの言葉…言えるだろうか…。見習いたい。
2022年10月12日皆さん。フードロス対策って言葉最近よく聞きません?手短かに言うと「食べられるもの残すのもったいないで、やめよ!」って話。そんな言葉を巷でよく耳にするというのに、どうも未だに自粛期間中の買いだめ癖が抜けないのは私だけだろうか。「なるべく外出回数を減らすために取りあえず多めに買っておこう」精神のまま時が止まっている私。その結果…。これ。フードロス対策って「食べられるものを残さない、即ち買ったものを全部食べ切る」ってことだろうが、無理して胃に押し込むのはちょっと違う…。我は計画的に無理せず最適ペースで食材を無駄にしたくないのである。そのためにちょっとした工夫(というほどのことでもないが)を2つほどしている。 【その1】賞味期限をチェックし、今日明日で使う食材を前列に!私はこの作業を毎朝弁当を作るときにしている。そうするとあらかた晩御飯の献立がここで決まるので足りないものがあれば買いに行く、しなければ意地でも家から出ない。あら素敵、無駄に家から出ずに節約にもなる!(ただの出不精である)【その2】一度に使えない&食べられないものは目につきやすいところにそんなに頻繁に出番はないがいざ使う前に買ったことを忘れる彼らこそ、よく目の届きやすいところにおいてある。ユキミさん宅の冷蔵庫、前列ばっかり埋まってるじゃん。後列どうなってるの?って話だが、我が家の冷蔵庫の後列陣は…。買ってきてすぐの物や子供に見つかると危ないジュースやおやつを入れています。これでそう簡単には見つからないし、もし万が一うっかりして賞味期限が近くなってしまったら、母がおいしくいただけばいいだけのことである。うへへへ。(嘘です。子どもと一緒に食べます)「食べるものを前に置く」大分単純なことだが、目につくだけでも我が家は結構フードロス対策に一役かっている。ゼロ円で始められることなので、「ふぅん…」と思った方は是非!お試しあれ!
2022年09月04日小学1年生の息子の登校事情。しぶしぶながらもなんとか学校に行ってくれる日もあれば、どうにも玄関で尻に根を生やす日もある。母の顔が見れないからだなんて、かわいい理由と思ったら…ちょっと!いくらなんでも数時間の間に息子の顔忘れんから!水筒のパッキン付け忘れたり、弁当に箸入れ忘れたりしても、息子の顔は忘れんから!!失礼しちゃう。しょんぼりする息子。好きな人の写真持ち歩くとか昭和の乙女みたいなことを…。万が一落っことしたら母はだいぶ恥ずかしいので、ちょっと別の案を考えたい。あ。でも実はそんな母。推しのトレカをキラキラにデコった硬化ケースに入れて持ち歩いてるわ。スマン…同じことしてたわ。推しのデコ、本当は一緒に出先で食べたものとか飲んだものとハイチーズしたいんだけどさ、ちょっと照れがあってなかなか出せなくてさ。ひたすら持ち歩いてる、お守り。しかし、好きなものは身に着け持ち歩く、という発想。見事に私の遺伝子が息子に受け継がれているな…と思った出来事だった。
2022年08月07日[PR]伊藤園わが家の息子きったん、今年は小学生になって初めての夏休みを迎えました。幼稚園では1日の中で度々先生から「お茶を飲みましょう~!」とティータイムの声が掛かっていたのですが、小学生ともなると先生から声はかからず水分補給は自分のペース…。夏本番となり、猛暑が騒がれている今年の夏だからこそ、余計に水分補給や暑さ対策が気になります。今年の夏は万全の暑さ対策で臨みたい! という思いから、夏の暑さ対策にまつわる疑問をママさん医師の森田先生に聞いてみることに!教えてくれたのは…医師 森田 麻里子先生1987年生まれ。東京都出身。医師であり2児のママ2012年東京大学医学部医学科卒業。12年亀田総合病院にて初期研修を経て14年仙台厚生病院麻酔科。16年南相馬市立総合病院麻酔科に勤務。小児スリープコンサルタント。Child Health Laboratory代表。 鈴木朋子 正しい水分補給できてる? この夏特に気をつけたいポイントとはユキミ:夏本番を迎えましたが、子どもって自分から水分を補給しようとしないので心配です。夏場の水分補給で、気をつけるポイントってありますか?森田先生:子どもは大人のように体ができあがっていない=体温調整が十分にできないので、暑さによる体調不良を起こしやすいんです。「こまめに飲むこと」と、「水分と一緒にミネラルを補給すること」。この2つが大切です。また、人間の体には目に見える「汗」のほかに、皮膚や呼吸などからも常に水分が失われている「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」があります。普段から気づかないうちに水分が失われているうえに、夏場はいつもより汗をかくので、よりこまめな水分補給が大切になってきます。ユキミ:水分だけでなく「ミネラル」も必要と聞くのですが?森田先生:はい、汗と一緒に失われるミネラル補給が必要です。ミネラルは体の組織を構成する、体の調子を整えるために必要な栄養成分で、5大栄養素の1つ(※)。体内で作ることができないため、食品や飲料から補給する必要があるんです。※5大栄養素とは…たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル水分とミネラルは、一気に補給しても上手く吸収されず尿として排出されてしまいますので、そうした意味でも1時間にコップ1杯程度(100〜200ml)をこまめに飲む「点滴飲み」が効果的です。量はお子さんの様子を見ながら、都度調整してあげてください。室内・夜間でも要注意!? 見落としがちな暑さ対策とはユキミ:子どもの水分・ミネラル補給で、特に意識したいシーンはありますか?森田先生:寝ている間はたくさん汗をかくので、就寝前と起床後に飲むのがおすすめです。また、それだけでなく、起床後・就寝前、入浴前後、食事のとき、汗をかく外遊び前後・運動中も意識して飲みましょう。特に、体温調節機能が未発達な乳幼児は暑さを感じにくく、水分を蓄える働きのある筋肉量が少ない子どもや女性は注意が必要です。室内・夜間、マスク着用時も注意しましょう。体調や生活シーンによって飲み分け 夏場の水分補給でおすすめの飲み物は?ユキミ:夏の水分補給でおすすめの飲み物はありますか?森田先生:スポーツドリンクは、長時間の運動などで大量に汗をかいた時に飲ませるようにしています。ただ、糖分が多いので、飲み過ぎに注意が必要です。経口補水液は、体調が悪くて脱水症状に陥ってしまった時に、主に、医師から脱水状態の食事療法として指示された場合などに飲むものです。予防的に飲みすぎると塩分の過剰摂取になることもあるので、注意が必要です。日常的にはミネラル入りむぎ茶がオススメ。無糖でカロリーゼロ、カフェインゼロなのも嬉しいですね。私が個人的に気に入っているのは伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」です。香ばしくておいしいのでしっかり「飲んだ感」があります。どんな食事にも合いますし、ペットボトルは常に持ち歩いて、毎日公園で子どもにも飲ませています。※健康ミネラルむぎ茶のミネラルとは、リン・マンガン・ナトリウムのことです。この夏、常備したいむぎ茶! 私が選んだのは…ユキミ:実はわが家でも伊藤園の健康ミネラルむぎ茶を飲んでいます。乳児用規格適用食品(※)と同等の管理がされているので、子どもも安心して飲めるのがいいですね。※厚生労働省が策定した食品中の放射性物質の新基準において、乳児用規格適用食品には一般食品より低い基準値が適用されています特に意識して飲むシーンは…■汗をかく運動前後・運動中 汗をかく入浴前後は「点滴飲み」■食事の時 起床後・就寝前 健康ミネラルむぎ茶のおいしさは「やかん品質」!※プレゼントキャンペーン実施中! 記事の最後をチェック♪おいしさの秘密「やかん品質」って?ユキミ:「健康ミネラルむぎ茶」はどうしておいしいのか。その秘密を伊藤園開発部の井上さんに教えてもらうことに!井上さん:「やかん品質」のおいしさの秘密は、「原料」、「焙煎」、「抽出」の3つにあります。まずは原料です。一般的な麦茶といえば、六条大麦を使用していますが、健康ミネラルむぎ茶では「六条大麦」に加え「二条大麦」も使用しています。「六条大麦」はたんぱく質が多く香ばしくすっきりした甘さが特長です。一方「二条大麦」はでんぷんを多く含み、強い甘みが特長です。特長の違う二種類の大麦をブレンドすることで、健康ミネラルむぎ茶のおいしさが生まれているんです。やわらかな香りと甘みの新感覚むぎ茶!「健康ミネラルむぎ茶 オーツ麦ブレンド」も大人気!新発売の「健康ミネラルむぎ茶 オーツ麦ブレンド」は、オートミールの原料として注目される「オーツ麦」と大麦をブレンド。その味わいは?口に含んだ瞬間にやわらかな香りとふんわり香ばしいオーツ麦の香りが広がり、口の中をさっぱりさせてくれます。おにぎりやサンドイッチなど、ピクニックの定番メニューに合いそうなのは勿論、揚げたての手作りドーナツなどにも合いそうなフレーバーが気に入っています。健康ミネラルむぎ茶同様にカフェインゼロなので、子どもと一緒にゴクゴク飲めるのが嬉しいです! これからの季節、外遊びの時の水分補給の定番になりそうです。 健康ミネラルむぎ茶 オーツ麦ブレンド詳細はこちら! 生活シーンや環境のことも考えた豊富なラインアップ「健康ミネラルむぎ茶」は便利なラインアップ! ラベルレスの「エコハピロゴ」、紙パックの「エコストロー」は環境にもやさしいだけでなく、手軽さや時短を求める忙しいママにもぴったりです。・健康ミネラルむぎ茶 PET(650ml/2L/600mlラベルレス)持ち運びに便利な650ml、家族みんなで飲むために常備したい2Lに加え、環境にやさしい「Eco&Happy エコハピラベルレス」も! ラベルをはがす、見えない家事の手間を減らし、ごみも削減できます。・健康ミネラルむぎ茶 紙パック 250ml小さな子どもも飲みやすいストロー付き紙パック。環境にやさしいECOストローを使用しています。・健康ミネラルむぎ茶 希釈用缶 180g水と混ぜるだけで2Lのむぎ茶を簡単につくることができる希釈用缶です。容量180gと軽くコンパクトで持ち運びもラクラクなので便利。場所も取らず、備蓄用としてもおすすめ。・さらさら健康ミネラルむぎ茶 (80g/40g)水でもお湯でもすぐに溶ける粉末タイプのむぎ茶。いつでも、どこでも1杯分から手軽に作ることができるうえ、ミネラルも補給できるすぐれもの。※無糖・カロリーゼロ対象外商品です。・健康ミネラルむぎ茶 ティーバッグ30袋入家族みんなでゴクゴク飲むには、コスパの良いティーバッグタイプがぴったり! 水出しでもお湯出しでもOK。※健康ミネラルむぎ茶のミネラルとは、リン・マンガン・ナトリウムのことです。※「さらさら健康ミネラルむぎ茶」は、無糖・カロリーゼロの対象外商品となります。※「健康ミネラルむぎ茶 ティーバッグ」は、ティーバッグ1袋を500mlのイオン交換水にて2時間20℃で抽出した液で測定した成分分析結果で、エネルギー0kal、炭水化物0gです。※「希釈缶」は無糖の対象外です。 健康ミネラルむぎ茶についてもっと詳しく見る! ■日本の歴代最高気温を記録した5都市と伊藤園がタッグを組んだアツいまちサミット「暑さ対策レシピ」さらさら健康ミネラルむぎ茶は料理のときにも大活躍! 日本の歴代最高気温を記録した5都市(浜松市・熊谷市・四万十市・多治見市・山形市)と伊藤園がタッグを組んだ「アツいまちサミット」では、さらさら健康ミネラルむぎ茶を使った「暑さ対策レシピ」を考案! 高知県四万十市が考案した「四万十産いちごジャムをかけたホットケーキ」は、むぎ茶の芳ばしい香りが口の中に広がり、朝ごはんにもおすすめの一品です。さらさら健康ミネラルむぎ茶を使ったレシピで、親子で楽しく暑さ対策をしませんか? 暑さ対策レシピはこちら ■伊藤園からのお知らせ絶対もらえるキャンペーン実施中!今年も「夏を快適に!”暑さ対策グッズ”が絶対もらえる!キャンペーン」を実施中!対象商品についている応募マークを集めて応募すると、2way仕様の“保冷リュック”など、「暑さ対策グッズ」が絶対にもらえます!※応募期間:2022年7月11日(月)~8月31日(水)当日消印有効 絶対もらえる!キャンペーン詳細はこちら! ■プレゼントキャンペーン実施中!「健康ミネラルむぎ茶」または「健康ミネラルむぎ茶 オーツ麦ブレンド」いずれか650ml×24本を500名ずつ、合計1,000名にプレゼント!2022年8月12日(金)17:00までにアンケートに答えていただいた方の中から、抽選で「健康ミネラルむぎ茶」または「健康ミネラルむぎ茶 オーツ麦ブレンド」いずれか650ml×24本を500名ずつ、合計1,000名にプレゼント!」まるごと1ケースが当たるプレゼントキャンペーンを実施しています! プレゼントキャンペーン応募はこちら! 親子撮影:根田拓也
2022年07月19日子育て中に誰もが一度はぶち当たるであろう壁…というか「どうする…!?」と歯を食いしばりたくなる悩み、それは…。子どもの「やりたい」にどこまでお付き合いするか~!!問題~!!もう心が宇宙のように果てしなく広い母だったら、「ん? 危なくなければなんでもOKよ」だろうが、正直問題、我の心の広さはしょう油の皿くらいですなんて母よ、どうしてる?とりあえず私は「10やりたいうちの6くらい」叶えてあげればいいかな派。そのやりたいことのメインイベントをやらせる、で手を打つ次第である。しかし…。最近は「10やりたいんだから10やらしとくれ」と物言いがつくようになった。まさに子どもだましが通じないというか、交渉決裂というか、難しい年ごろになったものである。ここで頭ごなしに「だめ! なんでも! だめ!!」だと、我が家はお互いの関係上どっちも浮かばれないまま終わる。いや、泥試合になって終わりを見失うかもしれない。そして私自身あまり一撃必殺型の「NO」を言うのが得意ではなく、「我交渉を得意とする」タイプの母なのである。(のくせに交渉できてないやんというね)私もなにも意地悪で息子に「NO」を突きつけているわけではない。一応母も35年間ただボーっと生きてきたわけじゃないんよ。納豆の袋はもうね、大体タレが飛び出る仕組みにできてるから、開けるときにはそれなりに技術が必要なのよ。それがまだ君には難しいから、母が開けたかったのよ。もう息子も6歳だが、こういう「お前にはまだ早いんじゃあ」から巻き起こされた事件失敗がたくさんある。でもこうやって失敗経験を糧に成長していくのかな…と思えば、このまき散らされた納豆のタレを一緒に拭く時間も無駄じゃない。が。この日は平日。学校。家を出る時間まであと15分。今日じゃなくてもいいよなぁ…とは思った。
2022年07月03日皆さん、「推し」いる?前のめりに鼻息荒く目をギラギラさせて問いかけているユキミを想像してほしい。(いや、誰もしたくないであろう)私は某少年バスケットボール漫画に出てくるキャラクターが推しである。もう連載が終わって20年以上たっている漫画なのだけれど、今年の秋に映画が公開される。20年以上ぶりに新しい推しの姿が拝める一大イベントである。ということで、その一大イベントに持っていくぞ!と推しバ(またの名を痛バ)を作っているなう!である。とはいえ、推しの顔が大集合している推しバ。あまり我が子の情操教育的にはいかがなものか…ということで、作りかけの推しバは常に自室のクローゼットにしまっている。が…。●うっかり出しっぱなし●たまたま部屋にはいってきた息子●よりによってドアから一番近い机の上に出しっぱなしのトリプルコンボで、息子に母の推しバ大公開になってしまった。6歳男子の偽りのない言葉!!全オタクが泣く!!!!母は泣いた。母の推しバに引くどころか、予想だにしない優しい回答をくれた息子。母のことだけじゃなくて、母の推しにまで愛の言葉をありがとう…!!そんな息子きったん。365日「母」という強火なオタクを毎日見ているため、オタクへの耐性はめっちゃある。きっと将来オタクな彼女ができたとしても、全てを丸ごと受け入れる器のでかさはあると思う。このまま育っておくれ。でも、作成途中の推しバを放置していたのは大変反省している。もうしない、ちゃんとしまっとく!と思ったが、私の部屋は360度すべて推しに囲まれている。ユニフォームやらポスターやらフィギュアやらぬいぐるみやら…。その数、私の部屋にある「顔」の合計を数えたら1000くらいあるのではないだろうか。(ちょっと盛ってるかもしれない)そんな場所から推しの顔が8つばかりついたバッグ1つを撤去したところで何か変わるのか、大変疑問である。きっとこうしてオタクは日々色々なものがマヒしていくのだな…と、そこは反省した。
2022年06月05日息子が小学1年生になり、彼にとって毎日の仕事がひとつ増えた。学校に持っていく鉛筆を削ることである。まだ慣れない子に一人で鉛筆削らせたらあかー――ん!!なぜかって?まぁ鉛筆削りが刃物で危ないということもあるのだが…。気合い入れて削ってるなーと見たところ、これ、絶対に人に向けたらダメ!!って鉛筆が仕上がってる。そして鉛筆って削り過ぎると、筆圧に耐え切れず速攻ボキッと折れるんですよね…。息子は入学して1日目の授業に際し5本の鉛筆を持って行ったが、すべて豪快に折って帰ってきた。そして次に、これは鉛筆削りの性能にもよるのだが…。手動の場合、本当にずっと削ることができてしまうので、削る方の手が痛くなるまでゴリゴリしている。鉛筆ひとつでこんなちょっとした事件が起きるのか…と、育児は小学生になっても退屈せんのな…と思う。最初からこうすればよかった。「自分でやる」と言う気持ちは尊重したいし、なるべく手や口を出したくないけど、見本は置いておくべしと学習した母だった。
2022年05月01日先月、息子は3年間通った幼稚園を卒園した。(卒園式前日にこの原稿を書いています)ラスト1年となる年長時代こそだいぶスムーズに毎日登園していたものの、入園~年中の2学期終わりくらいまでは毎朝げんなりするほどの登園拒否を発動していた息子。幼稚園から帰ってくると疲れが大爆発で不機嫌。運動会などのイベント開催前は慣れないムードで不機嫌。毎日「はぁ…」と何度もため息をつきたくなり、堪忍袋の緒がぶちぶちと切れかけそうになったが、ある言葉で3年間なんとかつなぎ留めておけた。それは…3年前、幼稚園の入園式にて周りの誰よりも号泣していた息子。セットした母の髪は引っ張られグチャグチャ、スーツも我が子の涙と鼻水でグチャグチャ…。そんな息子の対応に途方に暮れる私に先生は言った。なにかうまくいかないことや、つまづくことがあると、「卒園式のときは全部いい思い出になってますよ! 大丈夫」と。正直その時は、目の前の我が子をなんとかせねば…の一心だったため、「思い出貯金がまた増えたっ!」なんてポジティブには考えることはできなかったが、卒園を明日に控えた今日、思うことは1つ。思い出がてんこもり~!!!!もう処理しきれなくて、卒園までの一週間はカウントダウンで情緒不安定だった。そしてその思い出の中身たるやどうだろうか。運動会やお遊戯会など楽しいことや成長したことである「映え!」「イケ!」な思い出はもちろんだが、実は思い返して泣けてくることや心に残っていることって日常の大変だったことや小さな葛藤、なかなかうまくいかなかったことだったりする。それらは結果だけでなくて、悩みが解決するまでの過程や、先生と一緒に乗り越えたことも思い出に含まれているから余計に泣ける。「全部思い出」幼稚園の3年間、この魔法の言葉に何度も助けられた。先生、たくさんの思い出とたくさんの愛情、そして魔法の言葉をありがとうございました。全部思い出。育児はこの繰り返しだと思う。そして自分の人生も。きっと小学校でも、大変なことがたくさん待ち受けているだろう。それも、全部思い出。この言葉があればなんとか乗り越えられる気がしている。
2022年04月12日息子は幼稚園への行き渋りがとんでもなく激しい子だった。母、本気で頭はげるかと思った。年長になった今でこそ「今日は幼稚園でどろだんご工場するわ!」「給食はカレーだって!」なんて楽しそうに家を出ていくが、初めの一年の行き渋りはなかなかにとんでもなかった。例えるなら荒ぶる大マグロ。両手両足、首、動かせるものは全て動かして全力で登園拒否する大マグロを、毎日教室まで抱きかかえて出荷である。それが私たち親子の年少~年中エヴリディ。そんな日々も年長になってすっかり落ち着いたように思えた。のに!!先日いきなり…。どうやらお遊戯会で楽器を演奏する(息子は電子ピアノだった)のだが、うまくできないのが辛いのと、みんなで合わせることへのプレッシャーがあったらしい。皆さん!!年少の頃、あんなに毎朝号泣し、先生に担がれて教室へ入っていた息子が…!!母や先生の手を借りずとも自分で気持ちを切り替え、前に進みました~!!感動!!母に理性というものがなかったら「かっこいー!!」と声の1つや2つ張り上げたいところ!!いや、理性があるから心ででっかく叫んだよ。帰ってからそれとなく誉めましたが、本人は「そこ、自分的にそこまで誉めて欲しいポイントじゃないんすよね」って感じで、あんまりリアクションくれなかったが。3年間通った幼稚園も残り数週間。母にとってはでっかい息子の成長が見れました。
2022年03月06日息子6歳。最近「かっこいい」を意識しはじめた。とはいえ、なんでも“形”から入るお年頃。息子にとって、かっこいい男のマストハブになぜか「ある飲みもの」が入っているのが母は不思議でならない。今までコーラなんか全く気にも留めてなかったのに、いきなり意識。大人の飲み物に思えたんだろうか。美味しい顔してない!!離乳食のとき、初めてトマトを食べて震えてた顔と完全に一致!!息子にとってコーラを飲めるということは「かっこいい」「イケてる」ってことなんだなぁ…と、6歳男子の美学を学んだ出来事だった。こういう形から入るかっこよさ、嫌いじゃないので応援したくなる。
2022年02月06日「HSPがHSCを育てています」最終話。前回、カウンセリングを受けたユキミさん。先生から言われた言葉に自己肯定感が爆上がり! さらに、夫についても「愛情があるなら大丈夫」と、先生。すると幼少期の淋しかった気持ちを思い出しつつも、いろいろなことに気付いたユキミさん……。そして、いよいよ最終話!Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」最終話前回のお話でカウンセリングの先生は、夫が息子に寄り添ってくれないとこぼした私に、 「できている私がすごい、そう思ってね」 と言った。 「パッカーン」と頭開ける一言だった。 なんだかずっと「私はなんて面倒くさい子どもだったんだろう……」ってずっと好きじゃなかった私の幼少期も丸ごと救われた言葉だった。 「誰だってできて当たり前じゃない」「できてるときがすごいとき」そう言ってもらえると、できなかったときの落ち込みが減る。 さすが先生。 私はいつの間にか、毎日母と子だけの世界……っていうワンオペ育児で闇に陥っていたのかな。夫はどう息子と向き合いたいのか、どうやって育てたいのかちゃんと聞けてなかったのかもしれない。もし夫が「やらない」のではなく「できない」のであったら、私はちゃんと夫のできない理由を聞けていただろうか。自分の主張ばかりで、夫の意見にまったく耳を傾けてこなかったような気がする。 私もどこかホッとできる場所が欲しかったな。 「こういうことが嫌だったんだね」「いつでも話を聞くからね」そんな場所が……。 そして、夫と話をすることにした。 夫には何度か生い立ちの話をしていたが、自分の中にある物事敏感な感覚については多分このとき初めてキチンと話したと思う。 相手に「伝える」ということを意識して話したのはきっとこのときが初めて。 夫はHSPとHSCを「理解」はできないけど、「そういう人がいる」という「認知」はしてくれた。 理解はできなくても、そういう考えがある、そういう人がいる、その気持ちを私も忘れないでいきたい。 夫に対して、過剰に「理解してほしい」という気持ちを持たなくなった。 分かり合える人がそばにいることは奇跡なのかもしれない。 育児を乗り越えるヒントをくれたきったん。私の小さい頃からずっと蓋をしていた気持ちを思い出させてくれたきったん。 こんなにも近くで私を励ましてくれる存在は他にいないと思う。 息子を育てなかったら知らないこと、出会えなかった人、たどり着けなかった考えがいっぱいあった。 きったんのおかげで今の私があると思う。ありがとう。 カウンセリングで、夫の「やらない」は「できない」であることに気付かされたユキミさん。 さらに、「分かってくる人ともそうじゃない人とも関わることがきったんにとって大切、ただそれは帰れる場所があってこそ」だと教えられ、深く納得します。 夫にもきちんと自分の気持ちや考えを伝えました。それからはなんでも分かり合えるわけではないものの、夫はまたよき育児のパートナーに。 カウンセリングの先生などの素敵な出会いや考えにたどりつかせてくれたきったん。 自分の近くにきったんという心強い分かり合える存在がいる。 きったんのおかげで今の私がある……。 きったんの母になれたことの幸せをかみしめるのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月15日「HSPがHSCを育てています」28話。ユキミさんと息子のきったんは、細かいことが気になるタイプ。だけど夫は細かいことを気にしないタイプ。生活しているとあらゆる点で夫が2人を理解してくれずユキミさんのイライラは募るばかり。悩んだユキミさんは、ある日、メンタルクリニックを受診。すると医師から衝撃の発言が……!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第28話息子の育児で夫と意見がぶつかり合うことが増えた。それは私たち夫婦が、HSPと非HSPだから……? 「気になるって、気にしなければよくない?」夫がよく言う言葉である。きっと多くの人は「うん、その通り」とうなずけるだろう。私もその言葉にならいたいが、なかなか細かいことが気になるので、難しい。 そんな「気になる気になる」性格な我々。私と息子のきったん。なかなか双方の気持ちが理屈で通じ合わない私たち夫婦、そして親子は、一緒に行動するとこんなことがよく起こる。 「HSC」この言葉の存在が大きすぎて、私はとても頭でっかちになっていた。 そして夫に対して、 どうして敏感な子のマニュアル通りに動いてくれないの!?HSCのことを書いてある本は読んだの!?読んだならどうしてその通りに動けないの!? そんな不満ばかりが増えていった。 そこで私はある行動にでた。 夫が、どういうことか分かっている……? と母がぼやいていたのを思いだした。 できている私がすごい! こんなこと誰にも言われたことがなかったし、当然思ったこともなかった。カウンセリングで先生にこう言われたとき、頭がパッカーーーンって割れる感じがしたよ。 今まで必死に「育児!」「母親!」「できなくちゃ!」なんて固まっていた頭が割れた感じがした。 そしてこの先生はこの後、もっともっと大切なことを教えてくれたんだ……。 その話は次回、最終話で! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月14日「HSPがHSCを育てています」27話。無視されたことがきっかけとなり、夫と話し合うも、「苦手なことばっかりでどうすんの」「食わず嫌いはわがままだ」と主張。訓練ではどうにもならないと伝えるユキミさんの声には耳を貸しません。日に日にぶつかる2人。そんなとき夫が……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第27話前回。無視をされた怒りは収まらんがちょっと冷静になってきたとき、夫に話を切り出してみた。 夫がいつの間にかお昼ご飯を作ってくれたのだが、しかしメニューがきったんが食べるか非常に賭けであるお好み焼き……! 具が混ざったもの、ソースがかかったもの、普段あまり食宅で見かけないものがNGだったきったん。 しかし、実は夫、息子が生まれてからこのときまで約2年の間ずっとこんな調子だったわけではない。 最初は違った。 どうしてこんなことになってしまったのだろう。分かろうとしない夫が悪いのか、HSCとして育てている私が悪いのか……。ようやく育児の進むべき道が見え、明るい毎日が待っていると思っていたのに……。 「文句があるなら食べなくていい!」「食わず嫌いはわがままだから!」「この先ろくな大人にならんぞ!?」 夫の本音を知り、ユキミさんの目には思わず涙が……。 どうして夫には分かってもらえないのだろう。 悩んだユキミさんは次回、カウンセリングを受けにいきます。そしてこのカウンセリングがユキミさんにとって大きな意味を持つことになって……!? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月13日「HSPがHSCを育てています」26話。週末、家族3人で買い物へ。すると息子きったんは、ユキミさんのバッグを夫が持っていることを指摘します。夫が抱っこを変わろうとすると、きったんはユキミさんがいいと言って拒否!不機嫌になる夫。そしてついに夫は……。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第26話 人だかりの中で癇癪を起したとき。 夫は私の横にはいてくれず、スーッと人に紛れて離れて行ってしまった。 息子が2歳前の頃の出来事なので、3年以上まえのことなんだけど今でも鮮明に覚えている。人間ショックだったことって動画で記憶に残るなぁ……。 日々頭の中が忙しい我々と違い、夫の思考はとてもシンプル。我々の感じる「なんとなく嫌」みたいな感覚が夫にはないようだ。 突然号泣するきったん。授乳室には行けないので、夫に車の鍵をもらいたいと夫の方を見ると、夫はまさかの無視! 聞こえなかっただけなの?でもどう見ても私たち困ってるよね。なんで一緒にきてくれないの? 孤独を感じるユキミさん―。 そしてその日の夜、きったんが寝た後、夫に無視したことについて問いただしました。すると、 「だってさ、俺することなくない?」 と夫。 すること……とは?? 夫は何か物を申したい様子。 夫は何を考えてる? 次回、そんな夫が口を開きます。まさかこれが引き金となり、夫と亀裂ができてしまうことになるとは、このときのユキミさんは知るよしもありませんでした……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2022年01月11日「HSPがHSCを育てています」25話。HSCのことを知り、HSCについて学んだことで、育児に余裕が生まれたユキミさん。実母も本を買って読んでくれたので理解してくれた、あとは夫だけ!そう思い、夫に本を渡します。これで育児はもっとラクになる、そう思っていたユキミさんでしたが、実は本当のユキミさんの戦いはこれからだったのです。Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第25話前回、自分の過去を思いだして、やっと息子きったんの気持ちが分かった私。 HSCに関する本を読み、きったんへの理解が深まってきたと感じているユキミさん。育児にも反映させることで、育児がラクになったように感じてきました。 夫もHSCを理解して、夫婦で協力しあえば育児はもっとうまくいく! そう思って夫に本を渡しますが、夫は本をパラパラ見ただけで閉じてしまいます。 せっかくこれから育児はもっとうまくいくと思っていたユキミさんですが、これから別の戦いが始まるのでした……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月30日「HSPがHSCを育てています」24話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。子どもの頃を振り返り、自分もHSCだったんだなと気付いたユキミさん。幼い頃、母に話を聞いてもらえなくてつらかったことを思い出しました。そしてきったんの涙の意味に気が付いて……!?Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。 敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。 「HSPがHSCを育てています」第24話前回、13個以上あてはまるとHSCの可能性があるというチェックリストでセルフチェックをすると、 その後、自分もHSP診断をしてみたら、なんだか幼少期のことをフッと思いだした。今まで昔の自分、ましてや小さい頃のことなんか思い出したこともないのに。 息子を育てていて「こんな大変な子どこにもおらんぞ!!」と思っていたけど、ここにいましたがな~! 超身近にいましたがな~。 私もカレーや煮物とか、具が混ざってる食べ物嫌いだった。お店の中でいきなり大きな音で流れてくるBGMやアナウンスが苦手だった。肌触りが悪かったり、着心地の悪い服は苦手だった。 でも。それを母や周りに言えなかったんだよね。怖くって。母に嫌な顔をされる。弟と比べて「あんたは…」ってがっかりされる。 本当は「私はこういうことが嫌だよ」「これが苦手なんだ」って話をしたかったし、聞いて欲しかった。 小さい頃の自分の気持ちを思いだしてなかったら、きっと、こんな見方はできなかった。「なにがそんなに気に入らないの!」って、実母と同じ気持ちになっていたと思う。 きったんの自我が出るのがもう少し遅くて、私の態度や言葉をしっかり分かる時期だったらどうなっていただろう。私のこんな気持ちに気づいて、私の幼少期と同じように、親に自分の気持ちを言えなくて黙ってやり過ごすことになっていたかもしれない。 HSC、HSPは研究が進んでいるといわれているものの、医学的概念ではなく、まだまだ専門家によっていろいろな見方があるようだ。でも、 「息子はわがままなのではなく、ひといちばい敏感なだけ。」 そんな可能性があること、そんな性質があることを知れたことで助けられた親子がここにいる。HSC、HSPを知らなければきったんの癇癪や、駄々をこねている理由なんて考えようともしなかった。自分を振り返ることもなかった。 ずっと、買った服を嫌がるならどうやって着せたらいいか、好き嫌いをするならどうやったらなくなるか、どうやったらできるかばかり考えていたよね。 「気持ち悪いかも」、「嫌なのかも」、「苦手なのかも」、なんて考えたこともなかった。自分だってきったんと同じ年頃の頃、世界が苦手で溢れていたのにね。 HSC、HSPって言葉に出会えなかったら、自分の幼少期にきったんのイヤイヤを理解する鍵がこんなにも転がっていたなんて、気づくこともなかった。 私も大人になって、いつの間にかいろいろなことが気にならなくなって、気になる人の気持ちをすっかり忘れてしまっていた。 人の痛みに鈍感になってしまうのは嫌だよね。 思い出せてよかったな。 ◇◇◇ 息子きったんのことが全然わからないと思っていたユキミさん。実は一番身近な仲間だったということに気が付き、きったんの気持ちがわかるように。 HSC、HSPという言葉との出会いによって、ようやく、ユキミさんの育児の新しいステージが幕を開けるのでした。 ※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:イラストレーター ユキミ漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。
2021年12月20日