夫婦のすれ違いをリアルに描く『あなたには帰る家がある』。4月20日に放送された第2話で、中谷美紀演じる真弓が茄子田(ユースケ・サンタマリア)にぶちまけた「妻なんて、何にもいいことない」から始まる長ゼリフには、女性たちの本音がギュギュッと集約されていた。気づけば毎日必死で、一人何役も担っている女性。にもかかわらず、夫に“女”と思われなくなってしまう妻…そんな不条理に、立ち向かう術はあるのだろうか。■夫は妻にいくつの役割を押し付けるのか!第1話でも「パパは楽だよね」と、夫妻の役割分担への不満をもらしていた真弓だが、勤務時間外にスナックに呼び出され、男が惹かれる女性の順について「一盗二婢三妾四妓五妻(いっとう にひ さんしょう しぎ ごさい)」、つまり「妻は5番目」と言いたい放題の顧客・茄子田を相手に、とうとうブチ切れてしまった。「妻なんて、何にもいいことない。ふざけるな! 毎日毎日、家事と仕事に駆けずり回って24時間休みなしでお母さんやって、それでも疲れた顔するな? 手を抜くな? 料理をやれ? それでいて旦那に浮気されないように、若い女に負けないようにキレイでいろ? 笑顔を絶やさず女でいろ? そんなことできるか、できるわけないだろ! 女に一体いくつの役割押しつけるんだ? できるもんなら、そっちがやってみろっ!」。共働きであれば、夫婦で立場は同じはずなのに、なぜこんなにも女性の役割が多いのか。それは、「結婚したら、妻が食事を作って夫の帰りを待つもの」といった幻想を多くの人が抱いているからかもしれない。結婚生活は、やってみないとわからないことばかり。それなのに、凝り固まった概念が邪魔をして、あらためて家事分担のルールを作ったとしても「夫が手伝う」といったパワーバランスに陥りがちなのだろう。実際、子どもの保育参観や授業参観に来る父親はいても、懇談会に出席している父親はほとんどみかけない。小児科に、父親が一人で子どもを連れてきている姿もあまり目にしない。たとえ共働きでも、妻は子ども優先、夫は仕事優先。話し合ったわけではないのに、そんな暗黙のルールが、多くの家庭に根付いてしまっているように思えてならない。「あんたら男が仕事もして、家事もやって、それで子どもの面倒も都合のいいときだけじゃなくて全部みて、他の女によそ見せず妻に優しくしろ!」。真弓の魂の叫びには、ワーママの本音が詰まっていた。夫と妻の役割を足して2で割ることができれば簡単だが、そうはいかない。ならば夫に、妻の役割から少しでも引き算できるよう協力してほしい…そう願う女性は、間違いなくおおぜいいるはずだ。■「夫婦=子育てユニット」では夫は満足しない?同年代でありながら、“現役”の由紀(笛木優子)が、夫目線で真弓に語った「若い女の子にはモテるのに、自分の妻はガミガミ、ノーメイクにスエットかパジャマ。どこから見ても立派なおばさん」という言葉にもグサッときた。ついでに、中谷美紀がおばさんなら、私は一体どうすりゃいいんだと嘆きたくなってしまう。だが、「もはや男と女じゃなくて、子育てのためのユニットって感じか」というセリフには、言い得て妙と納得してしまった。当然好き合って結婚するのだが、子どもが生まれれば呼び名も「パパ・ママ」になり、お出かけするのも子どもが楽しめることが前提。子どもが小さなうちはデートなんて行けないし、何もかもが子ども中心の生活に一変する。まさに“子育てのためのユニット”の誕生だ。けれどもそれは、けっして悪いことではない。子どもの成長をともに喜び、ともに悩むことができる相手は、かけがえのないパートナー。たとえ“男女の関係”でなくても、絶対的な“信頼関係”で結ばれていれば、なんら問題ないのである。そう高らかに宣言したいのだが、どうやら“男”はそれでは満足できないらしい…というのが、このドラマの恐ろしさ。やはり妻自身、“女”でいる努力も必要ということだろうか。いや、それなら妻が“女”でいられるよう、夫も尽力すべきではないか…。この堂々巡り、妻が一人でもんもんとしているうちは、答えが出ることはなさそうだ。■夫が浮気したかも!? 気になるチェックリスト結婚記念日以来、夫・秀明(玉木宏)の態度がおかしいことを気にかけていた真弓だが、由紀に浮気を疑われたことから、スマホで“夫の浮気”について検索する。そこで見つけた『夫の浮気10のチェックリスト』に書かれていたのは、「不自然に優しくなった」「身だしなみのケアをするようになった」「口数が減った もしくは増えた もしくは上の空」など、秀明の行動に合致することばかり。一方、真弓との久々のデートを綾子(木村多江)からの呼び出しですっぽかしてしまった秀明は、娘の麗奈(桜田ひより)の言葉を機に心を入れ替える。行けないと言っていた麗奈の陸上大会にも仕事を抜け出して応援に駆けつけ、「これからちゃんとするわ、家のこと」と真弓に告げて一件落着と思いきや、そううまくはいかない。真弓が見つけたのは、クレジットカード明細に記されたホテルの利用履歴。秀明のツメの甘さには笑えるが、ホテルの明細となれば女の勘もクソもない。「一度でも浮気をしたら離婚する」「浮気されても絶対に別れない」など考え方は人それぞれだが、はたして真弓はどんな選択をするのだろうか。それにしても、ホテル代に4万8000円支払っているのに、妻のバッグ3万5000円を「高い」とぼやく夫…その理不尽さに、当人は気づいているのか、いないのか。『あなたには帰る家がある』第3話は、4月27日夜10時から放送。金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』ドラマ公式サイト:
2018年04月26日中谷美紀主演ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)第1話が4月13日に放送された。“あなたには帰る家がある”というのは、いっけん自分の存在を肯定してくれる温かい言葉だが、夫・秀明(玉木宏)から出たのは「帰りたくないんですよ、あの家には」という言葉。もしやこれ、相当恐ろしいタイトルなのかも…。“夫婦あるある”を詰め込んだ、共感ばかりのストーリー。そこから浮かび上がった、“一生懸命がんばっている妻”への課題とは?■浦島状態の社会復帰に社会の反応は?佐藤真弓(中谷)は、住宅メーカー勤務の夫・秀明と、娘の麗奈(桜田ひより)と暮らす専業主婦。娘が第一志望の私立中学に合格したのを機に「自分の幸せ」について考えはじめ、久しぶりに再会した元同期・愛川由紀(笛木優子)からの誘いに乗って職場復帰を果たすことになる。ところが10年のブランクがある真弓は、“浦島太郎状態”でうまくいかないことばかり。しまいには課長となった由紀から「おばさんのミスは、笑ってももらえない」とクギを刺されてしまう。一方家では、夫が先に帰宅しているにもかかわらず洗濯物はベランダに干したまま。夕飯を作る時間がないためテイクアウトしたカレーを「俺はいいわ」と一蹴されたことから、ここぞとばかりに日頃の不満をぶちまけるも、夫は「あはは」と笑うだけ…。真弓は自分自身を慰めるように「なんだこれ、バカバカしい」と目を潤ませる。だが、娘からの「なんでパパと結婚したの?」という問いをきっかけに、真弓は秀明と出会った当時を思い出して心機一転。思い出のカフェ前に現れた夫も同じ気持ちでいるように思えたが、迎えた13年目の結婚記念日、秀明は顧客である茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)の妻・綾子(木村多江)と、ホテルに向かってしまうのだった。■働くだけの夫は楽!? リアルすぎる“夫婦あるある”ドラマ制作にあたり、100名以上の女性にリサーチしたというだけあって、真弓の言葉やナレーションには現実味があふれていた。たとえば、賞味期限が一日過ぎたハムに納得できない夫。しかも、言葉で「賞味期限切れてない?」と聞くのではなく、黙って冷蔵庫をチェックするというのが一層リアル。無言で責められるというのは、妻のイライラをかき立てるものだ。そして、真弓が「パパは楽だよね。帰ってきたらご飯はできてるし、掃除も洗濯もされてるし、ただ仕事だけしてればいいんだから」と話していたように、“夫=会社で働くだけだから楽”というのは、ワーママのだれもが考えることかもしれない。とくに子どもが小さいと、朝から母親業をこなしながら出勤準備、出勤後は時間内に仕事を終わらせるために必死で働き、急いで子どもを迎えに行って夕飯の準備、お風呂、寝かしつけ…。さらにはそこからたまっている家事をこなす生活は、とにかくパッツパツ。そこに「ただいま」と夫が帰ってくるのだから、「少しは手伝って」と声を上げたくなるのも必然だ。時間に余裕がなくなると、比例するように「どうして自分だけ」と、心にも余裕がなくなっていくもの。「幸せです。でも、さみしい」という綾子の名ゼリフは、おそらく真弓にも言えること。それどころか、多くの既婚女性の言葉を代弁しているように思えてならなかった。■玉木宏の言い分…夫の目に映るわが家とは一方で、秀明目線で映し出された“畳まれていない洗濯物”は、思わず「あとでちゃんと畳むから!」と口出ししたくなってしまうほどリアルだった。そして、そのリアリティは夫の立場から見ても同様なのかと思うと、ふだん夫の目には“片付いていない部屋”がこんな風に映っているのかとゾッとする。だが、ここであらためて言わせてもらおう。働く主婦は本当に忙しいのだ!けれどもドラマを観ていると、夫にも言い分はあることもよくわかる。酒に酔った秀明が「(家族のことが)人ごとだったら、アホな上司と嫌な客に毎日毎日ペコペコしてまで仕事するかっていうんだよ」と嘆いている姿には「そりゃそうだよな」と、なんだか胸が苦しくなってしまった。互いに家族を思ってがんばっているのに、すれ違いばかりとはやるせない。夫婦は、しょせん他人同士。その絆は儚いものだが、果たして佐藤夫婦は絆を再構築することができるだろうのか。■「子どもの幸せ」と「母の幸せ」は同じ?さらに、娘の受験合格を自分の達成感のように感じてしまった真弓のように、育児を通じた追体験も“母親あるある”。これが育児のおもしろさでもあるのだが、生活のすべてを子育てに注いできた真弓が、今後どのような「自分の幸せ」を見つけていくのかも、子育て世代には気になるところだ。客観的にドラマを観ていると、真弓に対して「そこまでヒステリックにならなくても」と思えてくるが、そんな真弓に共感できるということは、自分自身にもその片鱗(へんりん)があるということ。夫にとって、わが家は“帰りたい家”だろうか…? ちょっぴりの反省を胸に、次回の放送を待ちたいと思う。『あなたには帰る家がある』第2話は、4月20日夜10時から放送。金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』ドラマ公式サイト:
2018年04月19日4月13日に中谷美紀さん主演のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)がスタートしました。中谷さんと玉木宏さんが、結婚13年目を迎えてお互いの不満が爆発する、そんな佐藤夫婦を演じています。一方、木村多江さんとユースケ・サンタマリアさんが演じるのは、秘密を抱えながら不思議な結び付きを見せる茄子田夫婦。両者は仕事を通じて知り合い、偶然が偶然を呼び、やがて佐藤家は茄子田家が抱える闇に捉われていくのです。■すれ違いが生み出す不満佐藤夫婦の日常の歯車は、完全に噛み合っていない状態でした。夫の秀明(玉木さん)は、専業主婦である真弓(中谷さん)の家事が、自分の望むレベルでないことに不満を募らせる日々。真弓は真弓で、秀明の要求の高さや細かさに辟易していました。そんな二人にある日、転機が訪れます。真弓がかつての同期と再会し、勧められるままに職場復帰します。また秀明も、住宅販売の仕事を通して茄子田夫婦と知り合い、粗暴な夫に黙ってつき従い、自分に対しても気を遣ってくれる綾子(木村さん)に心奪われるという事態に。そうして佐藤夫婦は、大きな混乱の中に転落していくことになるのです。夫婦といえども違う人間ですから、いつも気持ちがぴったり一緒というわけにはいきません。そのため、どんなカップルにもボタンのかけ違えは生まれます。ただ、最初は小さなすれ違いでも、時間の経過と一緒に「不満」に成長するんですね。この「不満」は、2種類あります。自然に消滅するものと、どれだけ時間が経過しても消えることなく、やがて大きな「溝」に発展するものです。後者の場合、自然に修復されることはありません。時が経つにつれ、愛情や誠実意識が薄れてしまい、浮気を招いたり関係が壊れたりといった事態を呼び込んでしまうのです。■すれ違いの根源にあるものではなぜ、すれ違いが生まれてしまうのでしょう。それは男性と女性とで、結婚における認識に違いがあるからです。男性は、結婚において「現状キープ」を求めがち。多くの男性には、好きな女性を確実に手に入れる=結婚という「所有原理」の発想があります。そのため、結婚した時点で「喜び」がひとつのピークを迎え、このピークを継続したいという思いから、伴侶に対して結婚当時のままの外見や性格でいてほしいと願うんですね。一方、女性は、結婚に「高次元なパートナーシップ」を探求します。女性の多くは「関係原理」で考え、結婚=新しい関係性のスタートとして捉えるんです。そのため伴侶に経済力・高い貢献度・コミュニケーション能力を期待し、しかも日々、自ら躍進していくことを求めます。所有原理と関係原理、この違いが顕著であればあるほど、すれ違いが生まれやすくなるのです。■幸せの分析重要なのは、そのような原理の違いがあると知り、その上で、改めて「幸せの在りかた」を二人でじっくり模索する姿勢です。女性にありがちなのですが、「目標水準」が高すぎるとマイナス要素ばかりに目がいってしまい、現状を正確に把握できなくなります。“理想”と結婚するわけではないのですから、「自分が望むレベル」への固着を捨てるべきです。男性においては、何の努力もなしに「愛情レベルをキープ」することは不可能と悟るべきでしょう。関係継続のために必要な努力と変化の許容を理解し、受け入れる必要があります。ここまでできて、ようやくスタートラインです。ここから「最低限、これを満たしておけば大丈夫」というラインを、二人で見つけ出します。その上で「ないものねだり」ではなく、「あるもの感謝」を日々、行っていく癖をつけましょう。■まとめすれ違うことなく幸せになるために必要なこと、ご理解いただけましたでしょうか。要求の押し付け合いではなく、双方が考える方向性の修正に意識を集中すること。常にその点に注意して、相手と向き合うようにしましょう。このような実績の積み重ねが、「帰りたくなる家」を創り出すのです。
2018年04月14日「僕も『「ぷっ」すま』が終わったら、もう地上波(のテレビ番組)は『ブラタモリ』のナレーションだけになっちゃいますね」 そんな“自虐”スピーチで挨拶したのは、草なぎ剛(43)。19年半続いた『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)の打ち上げが、最終回の収録が終わったスタジオをそのまま会場にして3月20日に行われた。 「番組によく出ていた江頭2:50も来ていましたが、ケータリングで飲みものや食べものが並んだだけの質素な打ち上げでした。小1時間、挨拶と写真撮影だけ。番組同様、ゆるーく終わった感じでした」(番組スタッフ) 質素な会場で自虐スピーチと聞くと心配になるがーー。ユースケ・サンタマリア(47)と挨拶に立った草なぎは、番組そのままの絶妙な掛け合いをコンビで披露した。 ユースケ「剛はもう“帰りたい”って言ってるんですよ。今日の番組企画で連れてきた(愛犬の)くるみが疲れちゃってるからって」 草なぎ「いやいや、久しぶりのスタッフもいっぱい来てくれて、本当に幸せです」 ユースケ「子供を連れてきたスタッフとか、番組当初から2回も結婚しましたっていうスタッフもいますからね」 そして草なぎの“自虐スピーチ”が出たときも、参加者は和やかに笑うだけだったそう。草なぎ本人もユースケに「でも、映画や舞台にネット番組、YouTubeとかいろいろあるじゃない」とツッこまれると、「そのとおり!」と言わんばかりの自信ありげな笑みを見せていたという。 「それは、ユースケさんのツッコミのとおり、仕事が順調だからでしょう。地上波にこだわる必要がないんです。そして、打ち上げが質素だったのも理由があります。打ち上げから約1週間後の4月1日に、ネットのAbemaTVで新番組『新しい別の窓』が放送されました。じつはこの番組は『「ぷっ」すま』と同じ制作会社が担当しているんです。そして、ユースケさんも江頭さんも、そのままAbemaの番組にもゲストで出てきました。みんなまたすぐに会えるとわかっていたから、軽めの打ち上げだったんですよ」 いよいよ映画もスタート。“自虐スピーチ”も余裕の表れだったようだ。
2018年04月13日小耳沢はさ美(以下、耳)「あれ?そま?」(書類をガン見しつつ)バルサミコ瞬(以下、バ)「『そま』=『それマジ』っていうネットスラングを嬉々として使ってみせるあたりに、『ご勝手予報』をサボッていた間の小耳沢さんの加齢っぷりがあらわでいっそ涙を誘われますが」耳「ふん。バルサミコさんの減らず口がご健在のようでなによりですわ。さ、ムダ口叩いていないでとっとと始めますか」耳&バ「小耳沢はさ美とバルサミコ瞬の、今クール推しドラマBEST3!」■1推し『コンフィデンスマンJP』フジテレビ/月曜21時/長澤まさみ主演/4月9日スタート『リーガルハイ』の脚本家・古沢良太が、奇抜なアイデアで汚れた成金から大金を巻き上げる詐欺師トリオ(長澤まさみ、東出昌大、小日向文世)の活躍を描く。騙しあいにより二転三転する息もつかせぬ展開と小気味よい会話劇、そしてシチュエーションごと大胆不敵にでっち上げる策謀のスケール感が見物。■2推し『シグナル 長期未解決事件捜査班』フジテレビ/火曜21時/坂口健太郎主演/4月10日スタート坂口健太郎の連続ドラマ初主演作。ある日、廃棄予定の無線機から聞こえる謎の声を耳にした警察官・三枝健人(坂口健太郎)が、無線の声の主である「過去の刑事」からもたらされる情報を手がかりに、時効目前の長期未解決事件に挑む。原作は韓国の大ヒットドラマ。■3推し『あなたには帰る家がある』TBSテレビ/金曜22時/中谷美紀主演/4月13日スタート一見したところ平穏に見える二組の夫婦(中谷美紀×玉木宏、木村多江×ユースケ・サンタマリア)。その結婚生活に潜む不満、すれ違い、禁断の恋、そして夫婦の絆を描く大人の群像劇。100人超の女性からリサーチしたリアルな夫婦生活のあるあるネタを折り込みつつ、現代における夫婦像をドラマチックに見せる。耳「ほんとこれ、驚きですよね。3作のうち2作がフジテレビ作品」バ「視聴率低迷にあえぐフジテレビですが、ここへきて生き残りをかけた大ナタふるってますからね。30年続いた『みなさんのおかげです』、22年続いた『めちゃ×2イケてるッ!』と、看板バラエティー2本を終了させるという大勝負に打って出ましたし」耳「ここ数年惨敗続きの看板ドラマ枠『月9』を立て直して、フジテレビ復権ののろしをということで、『コンフィデンスマンJP』は、いや~力入ってます。長澤まさみを起用して描く壮大なコンゲーム。初回は20分延長だったこともあって、映画1本観たくらいの濃度があったなぁ」バ「『コンゲーム』っていうのは、いわゆる信用詐欺や取り込み詐欺、つまり相手を信用させて詐欺を働くことによって、だましだまされ二転三転するストーリーのジャンルを意味するんですよね。『スティング』、『ミッション:インポッシブル』、『オーシャンズ11』といった映画がこれにあたります」耳「第1話『ゴッドファーザー編』ではゲストの江口洋介演じる日本のゴッドファーザー・赤星が海外へ持ち出そうとする莫大な現金資産を、長澤ら詐欺師トリオが壮大なスケールで騙して奪っちゃう。なにせアレをまるごと作……」バ「おっとネタバレはそこまで。これから観る読者も多いかもしれませんしね。ともあれ、ファーストシーンではカジノの賭場でもろ肌脱いだ長澤演じるダー子が壺振りやってるかと思えば、わずか3カ月の猛勉強でCAに」耳「セットもロケも壮大なら、ダー子のコスプレもバリエ豊富なんですよね」バ「ただ欲をいえばそのダー子の撮り方。『極道の妻たち』ばりの艶姿ならもう気持ち色香ただようカットがあってもいいし、CAもね……」耳「たしかに。この設定ならこういう絵が観たいっていう視聴者の思いは、あまり汲めていない気も」バ「そこですよ。視聴者ならこう観る、こう思うっていう視聴者目線を見失ったところから……。もともと視聴者感覚を番組内に取り込むことで人気を博したフジテレビが、何をどう見せれば視聴者の期待に応えられるのか、そこを粘り強く詰め切れるかどうかにかかっているかもしれないですね」耳「壮大なスケールで描くコメディーを精緻に詰めた視聴者目線で作りあげる。うん。そこを貫徹できたら『コンフィデンスマンJP』、月9復活、フジテレビ復権の起爆剤になれるんじゃないでしょうか」バ「2推しの『シグナル 長期未解決事件捜査班』も坂口健太郎初主演の注目作ですしね。今クールはとりあえずフジテレビを観てみる、で正解かもしれません」耳「わたしはTBSの『あなたには帰る家がある』も激推しですけどね。TBSで中谷が主演したヒット作『私 結婚できないんじゃなくてしないんです』はほんと秀作でしたし、その続編ではないけどもって、え?なんですか?そのシニカルなスマイリング……」バ「いやいや皆までおっしゃらずとも。さりげなく『私 結婚できないんじゃなくて……』なんてタイトルを盛りこんで匂わせなくても、ねぇ。小耳沢さんのほうの『長期未解決事件』も、まだまだまだ解決の兆しはないんでしょう?婚活。お気の毒です」耳「は?そんな失礼な忖度いりませんわ。それ、忖度ハラスメント。忖ハラですよ!」バ「こうなったらもう『そま』しかないですね、小耳沢さん」耳「なんですかそれ?そっちこそ急に若者ぶっちゃって」バ「いや『ソロ人生まっしぐら』の略ですよ。ひとりで堂々と歩けばいいんです。下駄でも鳴らしてね」耳「失敬な。貴乃花親方やレスリング協会にならって、とりあえず内閣府にでも訴えてやろうかしら」バ「まあ、僕には帰る家がありますからね。もうすべてを手に入れましたから」耳「な、なんという上から目線!神様、このいけ好かない『コンフィデンスマン』が、どうか詐欺師にこっぴどく騙されますように!」小耳沢はさ美/よろず文案作成家。テレ東『孤独のグルメ』の大ファンです。松重豊演じる井の頭がB級グルメを味わい尽くす人気シリーズ。ささやかに生きる日々のぬくもりが胸深く沁みてきて、心満たされる名作。バルサミコ瞬/ライター兼放送作家。今さら観た『結婚できない男』の圧倒的面白さに衝撃を受ける。笑いの奥から滲み出る人情の機微。『青い鳥』で見せた儚さとの振れ幅により、夏川結衣最強説に拍車が掛かる。
2018年04月11日日に日に暖かさが増していくこの季節。いよいよ4月の春ドラマがスタート!今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が、気になる作品をピックアップしてご紹介していきますよ~。視聴選びの参考にしてみてくださいね。■パワフルな女性主人公が大活躍原作ブーム再熱!? “あの名作”の新章も登場少女漫画実写化の火付け役としても知られる“あの名作”――ついに新章が登場です。火曜22時放送の「花のち晴れ~花男 Next Season~」を要チェック! 前作「花より男子」で、平均視聴率20%越えという快挙を達成。新章となる本作では、同学園を舞台に時が流れ、主人公の隠れ庶民こと江戸川音(杉咲花)を中心に物語が展開していくと言います。道明寺率いるF4の卒業後、彼らに陶酔する新セレブ集団・C5が誕生したようで…細かな設定など、前作と比較しながら視聴しても面白いでしょう。4月17日(火)22時よりTBS系にて放送開始。また春クールには、小説原作の作品も続々実写化が決定しています。金曜22時放送「あなたには帰る家がある」は、山本文緒さんの著作。夫婦という普遍的なテーマをリアルかつドラマチックに展開していくと言います。中谷美紀さん×玉木宏さん、ユースケ・サンタマリアさん×木村多江さん演じる2組の夫婦――その日常に潜む不満やすれ違いを描いた大人の群像劇ということで、SNSを賑わす“夫婦あるある”に注目が集まりますね。4月13日(金)22時よりTBS系にて放送開始。さらに火曜22時放送「正義のセ」は、阿川佐和子さんの小説を映像化。吉高由里子さんを主演に迎え、チーム「タラレバ」スタッフが再結成!駆け出しの検事として奔走する主人公・凜々子の懸命な背中に、パワーをもらえるお仕事ドラマとなっています。4月11日(水)22時より日本テレビ系にて放送開始。(初回10分拡大)■豪華キャスト×豪華脚本家のコラボオリジナルコメディの“笑い”に期待大一方今期のオリジナル作品はというと…長澤まさみさんが実に11年ぶりに月9主演をつとめることでも話題「コンフィデンスマンJP」の脚本を、あの古沢良太さんが務めるとあって、大きな注目を集めています。「リーガル・ハイ」のような超ロング台詞は飛び出すのか!?東出昌大さん演じるボクちゃん&小日向文世さん演じるリチャード――個性派キャラクターとのコラボレーションがいまから楽しみですね。4月9日(月)21時よりフジテレビ系にて放送開始。(初回30分拡大)個性派と言えば、日曜22時30分放送・岩田剛典さん主演の「崖っぷちホテル!」もお忘れなく。かつては知る人ぞ知る、栄華を誇ったクラシカルな高級ホテル――いまとなってはその影も無く、ヤル気・実力共にゼロの超問題児スタッフが集う破産寸前ド底辺ホテルに…。空気の読めない新人パティシエ、競艇狂いの総料理長、アメニティ泥棒の清掃員など、クセの強~いスタッフたちの痛快・豪快なやり取りが見どころということで、演技派キャストの細かな動きをお見逃しなく!ご覧くださいませ。4月15日(日)22時30分より日本テレビ系にて放送開始。■実績のある話題作で、“初挑戦”するイケメン陣にも注目さらに日曜21時放送の「ブラックペアン」では、嵐の二宮和也さんが自身初となる外科医役に挑戦!海堂尊さんの同名小説を映像化し、竹内涼真さん、葵わかなさん、倍賞美津子さん、小泉孝太郎さん、内野聖陽さんら豪華キャストとの共演で、“オペ室の悪魔”と呼ばれる天才医師を演じます。外科医の腕を全く必要としない手術用最新医療器具導入の裏に潜む大きな闇――その真実に迫る本格的医療ミステリーとなっていますよ。4月22日(日)21時よりTBS系にて放送開始。(初回25分拡大)そして火曜21時放送の「シグナル 長期未解決事件捜査班」では、若手イケメン俳優・坂口健太郎さんがテレビドラマ初主演。韓国では、すでに権威ある百想芸術大賞をはじめ数々の賞を受賞していることでも知られる本作――現在を生きる刑事×過去を生きる刑事が、謎の無線機を通じて未解決事件を解き明かすことで、現実に生じた矛盾がひとつひとつ紐解かれ…。予想不可能な極上ヒューマンサスペンスに期待が高まりますね。4月10日(火)21時よりカンテレ・フジテレビにて放送開始。(初回15分拡大)以上、いかがでしたか?もうまもなくスタートする春クール。あなたも、お気に入りの一作を探してみてください。(text:Yuki Watanabe)
2018年04月03日草なぎ剛(43)とユースケ・サンタマリア(47)の出演する『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)最終回が3月30日深夜に放送。20年近く続いた番組の幕を下ろした。 当日の放送では最終回とはいえ、草なぎ発案の新企画「犬部」を放送。草なぎは約1年前に飼い始めた愛犬を紹介。犬好きタレントが愛犬とともに集まり“親バカ”ぶりを披露し、最後まで“『「ぷっ」すま』らしさ”を貫いた。終盤、草なぎは同番組の歴史を回想した。 「本当に楽しかったですよ。20年ですからね、みなさんと出会えて。僕の人生に寄り添ってきた番組なんで」 さらに草なぎは、ユースケとの“なぎスケ”コンビに「エンディングはない」とコメント。ユースケも「また何かやるかもしれないですね。19年半も番組をやれたってだけで、ただただ感謝」と述べた。最後は草なぎがこう結んだ。 「また近々、お会いしましょう」 Twitterではファンから、2人への感謝の気持ちとともに感動の声が上がっている。 ≪ぷっすまは毎回安定して面白い、良い番組でしたね。本当にお疲れ様でした≫≪嫌なことがあっても「ぷっ」すまを見てる間だけは嫌なことが忘れられたし、本当にいい意味で力を抜いて楽しめるバラエティー番組だった≫≪みんなの笑顔と『近々』という合言葉が涙を忘れさせてくれた。ぷっすま、ありがとう≫ 「また近々」という宣言通り、4月1日からスタートする「新しい別の窓」(AbemaTV)にて2人は再び共演することが31日に発表された。やはり「エンディングはない」ようだ!
2018年03月31日「料理」と「セックス」をテーマに、恋や仕事に悩みながらも本来の自分を取り戻そうとする女性たちを描く、『手紙』『余命』の生野慈朗監督映画『食べる女』。主演の小泉今日子をはじめ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優ら美女たちが共演することでも話題の本作だが、この度、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平ら本作を彩る男性キャストが発表された。■“おいしい男”たち決定!今回発表されたのは、豪華女優陣が演じる“食べる女”たちの人生に一味を加える“おいしい男”たちを演じる個性豊かな男性キャスト。自分の人生を充実させて“おいしい女”になろうとする“食べる女”たちの前に現れるのは、ユースケ・サンタマリア演じるちょっと頼りない会社員・タナベ、池内博之演じる妻との関係に見切りをつけようとする男・修治、勝地涼演じる恋に悩む小学校教師・白石、小池徹平演じる朝陽のように爽やかな繊維メーカー勤務の友太。そのほか、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(「ORANGE RANGE」)、PANTA(「頭脳警察」)、眞木蔵人らが登場。また公開された相関図では、勝地さん演じる白石が間宮さん演じるシノザキに“恋心を抱く”という気になる文字も…。■沢尻エリカ×ユースケ・サンタマリア、「料理」が2人を繋ぐ料理をこよなく愛す敦子(小泉さん)の家には夜な夜な迷える女たちが集まってくるのだが、その1人、沢尻さん演じる編集者・圭子(通称・ドド)は30歳を超え、自分のマンションを買い、つまらない男などよせつけまいと仕事をバリバリとこなす女性。そんな彼女が出会うのが、ユースケさん演じるタナベ。特別な関係になどなるはずもない彼らをつないだのは、本作のテーマの一つでもある“料理”。抜群の腕前を持つタナベを演じるために、ユースケさんはクランクイン前から料理学校に通い、本格的な役作りに挑んだそう。撮影では、太刀魚のムニエルといったフレンチから鯒のお造りといった日本料理まで幅広く挑戦しており、劇中でも華麗な腕前を垣間見ることができる。また、一見冴えない風貌に見え、脱ぐと実はいい体をしているという設定も。ドドとタナベが紡ぐエロスがどのように展開されるのだろうか?男女の関係が“料理”によってつながり、紡がれる、意外な男と女の人間模様が見どころの本作。敦子をはじめ、そのほかの“食べる女”たちはどんな意外な男性と、どんな意外な場所で、どんな関係を築いていくのだろうか?その関係はお互いの人生を充実させることができる“おいしい”関係になりうるのか…?『食べる女』は2018年9月末、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月22日4月期のTBS金曜ドラマ枠では、中谷美紀主演で山本文緒の「あなたには帰る家がある」をドラマ化することが決定。中谷さんのほかにも、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、木村多江と豪華俳優陣を迎え、“落ちてはいけない恋”によって2組の夫婦が翻弄されていく、大人の群像劇を描くという。■ストーリー主人公・佐藤真弓(中谷美紀)は、結婚13年目の夫・秀明(玉木宏)と一人娘・麗奈との3人家族。子育てはひと段落したものの、私立中学に入学した娘の学費やら諸経費やらが家計を圧迫。生活を守るため、結婚以来、十数年ぶりに仕事を始める決意をする真弓。しかし、秀明は危機感を持つことはなく、真弓の仕事にも家事にも非協力的だ。家事に対してとばっちりのようにしか思っていない秀明と、そんな彼に不満を抱えるばかりの真弓。そんな中、秀明が働く住宅会社のモデルハウスに、茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)と妻の綾子(木村多江)が客としてやってくる。真弓とは対照的な女性である綾子に、衝動的に惹かれはじめる秀明。綾子も秀明との出会いに、運命的なものを感じていたのだった。家族のために頑張ろうと決めた真弓の決断がもとで、夫婦の溝が深まってしまう矛盾。それでも家族の平穏を守るため一人で頑張ろうとする真弓だったが、真弓がそうすればそうするほど、秀明はますます窮屈さを感じ、綾子との“落ちてはいけない禁断の恋”に奔ってしまうのだった…。■原作は直木賞作家・山本文緒の人気作原作は、直木賞作家の山本氏が1994年に発表した同名長編小説。「夫婦」という普遍的なテーマをリアルかつドラマチックに描き、多くの反響を呼んだ人気作だ。ドラマでは、忘れかけていた感情、燃え上がる想いと裏切りの罪悪感に、ハラハラドキドキの展開が繰り広げられる中、物語のラストには、温かな奇跡が用意される予定だという。さらに今回ドラマの制作にあたり、“夫について、子育てについて、仕事と家事の両立について”、スタッフが実際に100人以上の女性に「オンナの本音」を徹底調査。妻たちの赤裸々なエピソードを盛り込んだユーモラスな「夫婦のあるあるネタ」に共感すること間違いなしだ。■中谷美紀×玉木宏、ユースケ・サンタマリア×木村多江が夫婦役主演の中谷さんが演じる主婦・佐藤真弓は、面倒見の良い長女タイプにして、だいぶ強めの妻で家事は苦手。そして真弓の夫で住宅販売会社勤務の秀明を演じるのが玉木さん。家族の平穏を守るため真弓が頑張るほど秀明は窮屈さを感じてしまう。またユースケさんが演じるのは、物語のキーパーソンとなる茄子田太郎。家庭的で美しい妻を持つが、時代錯誤といえるほどの亭主関白でいわゆるモラハラ夫。そんな彼の家庭的で美しい妻・綾子を演じるのが木村さん。家事と育児に没頭することで「幸せだ」と納得してきた綾子だったが、秀明と出会い、強く惹かれていくのだ。■豪華キャスト陣からコメント到着中谷さんは、「平凡に暮らす主婦が、夫がある人妻に恋をしてしまうことで、初めて夫婦の危機に陥り右往左往するような物語です。夫婦の絆という、とても身近ではありますけれども、深く大きなテーマが含まれたドラマです」と本作について語り、「是非ご夫婦の方々もこれからご夫婦になろうとしている方も、夫婦の絆、あるいは愛について楽しみながら、一緒に考えていただけたらと思います」とコメント。中谷さん曰く、「ちょっと駄目なちょっと抜けた旦那様」を演じる玉木さんは、「結婚とはこういうものかなと、若い世代の方に想像してもらったり、実際に結婚されている方々には共感していただけるようなあるあるが詰め込まれています。大人の方や結婚されている方はもちろん、若い世代の方にも楽しんでいただける作品になると思います」と世代問わず楽しめるドラマだと語る。また「新しい、2018年最新型の夫婦のドラマになると思います」と予想するユースケさん。自身の役柄については、「一見、好かれる人間ではないと思いますが、僕は好感を持ちました。わざと嫌われる役や、いやな奴を演じようとは思っていませんし、茄子田太郎としても自分が信じてることを言動に起こしたら、世間的にはちょっと間違っている。そういう人いますよね。きっと、皆さんのまわりにもたくさんいるような人間だと思います」と言い、「どんどん登場人物の見え方と関係性が変わってくるところを楽しんでいただきたいです」と見どころを説明した。そして「心の穴を埋めたくて、自分の居場所を探している人たちの話」と本作について語った木村さん。「(中谷)美紀ちゃんとユースケさんは何度も共演し、信頼できる楽しみな方々です。玉木さんは2度目ですが、真摯にお芝居される方。皆さんと化学反応し合いながら、心がチクチクするようなドラマを作れたらと思います」と意気込みを述べている。金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」は4月期毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月07日映画『食べる女』が、2018年9月21日(金)に公開。女性たちの"食"と"性"を描く本作は、筒井ともみによる短篇集「食べる女」「続・食べる女」を実写化。“スローフード・スローセックス宣言”を冒頭1ページ目から掲げたセンセーショナルな作品だ。年齢から、職業、価値観まで様々な8人の女たちの日常を通して、”食”と”性”を描き出す。キャストに豪華女優勢が集結中でも注目したいのが、豪華な女優陣。主演の小泉今日子を筆頭に、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香をキャスティング。全員主役級の豪華女優8人が、ドキリとさせられるほどリアルな今の女性たちの欲望や葛藤を描きだす。中でも小泉今日子は、筒井自らがラブコールを送り、2年かけて出演を実現した。男性キャストに、ユースケ・サンタマリアや小池徹平「料理」と「セックス」をテーマに、恋や仕事に悩みながらも本来の自分を取り戻そうとする女性たちを描く本作品。物語に花を添える男性の出演キャストも発表された。小泉今日子演じる敦子の家に集まる、沢尻エリカ演じる編集者圭子(通称・ドド)の相手役にはユースケ・サンタマリアが決定。つまらない男などよせつけまいと、仕事をバリバリとこなしマンションも購入したドドが、ユースケ・サンタマリア演じる一見冴えないオヤジサラリーマンのタナベと接点を持つようになる。池内博之が担当するのは妻との関係に見切りをつけようとする男・修治、そして勝地涼は、恋に悩む小学校教師白石を熱演する。ほかにも小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人の参加も決定。世代・ジャンルを超えたキャスト陣が、個性豊かな男たちの物語を描いていく。監督は『手紙』の生野慈朗また監督には、トレンディ・ドラマの金字塔とも言える「男女7人夏物語」や、東野圭吾の人気小説を実写化した映画『手紙』などを手がけた生野慈朗が抜擢された。ストーリーとある東京の古びた日本家屋の一軒家、通称"モチの家"。家の主は雑文筆家である、古書店を営む・敦子(トン子)。女主人はおいしい料理を作って、迷える女たちを迎え入れる。男をよせつけない書籍編集者、いけない魅力をふりまくごはんやの女将、2児の母であり夫と別居中のパーツモデル、ぬるい彼に物足りないドラマ制作会社AP、求められると断れない古着セレクトショップ店員、料理ができないあまり夫に逃げられた主婦、BARの手伝いをしながら愛をつらぬくタフな女・・・。今日も、人生に貪欲で食欲旺盛な女たちの心と体を満たす、おいしくて、楽しい宴が始まる。【詳細】映画『食べる女』公開時期:2018年9月21日(金)企画&原作・脚本:筒井ともみ監督:生野慈朗キャスト:小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人区分:PG12
2018年02月02日国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第72回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が発表!菅田将暉&ヤン・イクチュンW主演作『あゝ、荒野』が最多11ノミネート、次いで石橋静河&池松壮亮W主演作『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』が8ノミネートされたことが分かった。なお、発表は1月下旬となっている。毎日映画コンクールは、戦後間もない1946年に開催されて以来、国内で2番目に歴史のある映画賞として、俳優陣の演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などの映像スタッフ、日本映画史を代表する女優・田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けている。72回を数える今回は、今年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上劇場公開された映画(アニメーション、ドキュメンタリーは完成または上映した作品)を対象に選出。日本映画大賞・日本映画優秀賞には、『あゝ、荒野』『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』をはじめ、「モントリオール世界映画祭」で審査員特別賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』や、『花筐/HANAGATAMI』『バンコクナイツ』が。外国映画ベストワン賞には、クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』、浅野忠信ら日本人も参加した『沈黙-サイレンス-』、『立ち去った女』『パターソン』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『わたしは、ダニエル・ブレイク』が候補に挙げられた。また、男優主演賞には浅野忠信(『幼な子われらに生まれ』)、生田斗真(『彼らが本気で編むときは、』)、池松壮亮(『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』)、菅田将暉(『あゝ、荒野』)、女優主演賞には蒼井優(『彼女がその名を知らない鳥たち』)、長澤まさみ(『散歩する侵略者』)など。さらに、アニメーション映画賞・大藤信郎賞には、人気シリーズ『傷物語<3 冷血篇>』や、高畑充希や満島真之介が声の出演を果たした『ひるね姫~知らないワタシの物語~』、そして『BLAME!』『夜明け告げるルーのうた』などがノミネートされた。「第72回毎日映画コンクール」主なノミネート【作品部門】・日本映画大賞/日本映画優秀賞『あゝ、荒野』『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』『幼な子われらに生まれ』『花筐/HANAGATAMI』『バンコクナイツ』・外国映画ベストワン賞『立ち去った女』『ダンケルク』『沈黙-サイレンスー』『パターソン』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『わたしは、ダニエル・ブレイク』【俳優部門】・男優主演賞浅野忠信生田斗真池松壮亮菅田将暉ヤン・イクチュン・女優主演賞蒼井優瀧内公美長澤まさみ水原希子満島ひかり・男優助演賞西田敏行松坂桃李役所広司ヤン・イクチュンユースケ・サンタマリア・女優助演賞木下あかり木村文乃田中麗奈筒井真理子橋本愛広瀬すず・田中絹代賞樹木希林白川和子寺島しのぶ風吹ジュン水野久美【アニメーション部門】アニメーション映画賞/大藤信郎賞『AEON』『怪物学抄』『癇癪だま』『観戦』『傷物語<3冷血篇>』『きみの声をとどけたい』『げんばのじょう―玄蕃之丞―』『こんぷれっくす×コンプレックス』『Cで失神』『地獄めたもる』『染色体の恋人』『大丈夫だよ』『ひるね姫~知らないワタシの物語~』『BLAME!』『Helpless void』『松が枝を結び』『闇の絵巻』『YUMTOPIA』『夜明け告げるルーのうた』(cinemacafe.net)■関連作品:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
2017年12月15日女優の石橋杏奈が18日、都内で行われた映画『泥棒役者』(11月18日公開)の初日舞台挨拶イベントに、丸山隆平、市村正親、ユースケ・サンタマリア、高畑充希、宮川大輔、西田征史監督とともに登場した。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。同作には当初、女優の清水富美加(現・千眼美子)が出演予定で撮影が進んでいたが、2月に幸福の科学より出家、芸能活動を一時休業することを発表し、同作も降板に。急遽、石橋が代役を務めたという経緯があった。舞台挨拶で石橋が「ひょんなことから出会って豪邸で起こる、ドタバタした喜劇なんですけど、私もこの作品とはひょんなことから出会わせていただいて……」と思わず口に出すと、一瞬の間の後に笑いが起こる。ユースケは「俺たちの救世主だからね!」、丸山は「“ひょん”っていっぱいあるもんな!」と声をかけ、「ひょんなことね!」「本当に助かったよ! ありがとう!」「助かったよ!」と次々と感謝の言葉が飛び交っていた。救世主となった石橋は改めて、「個性的なみなさんに混じって毎日お芝居できたのが本当に楽しかった」と振り返る。「こんなに面白くて楽しい現場はあるのかってくらい楽しくて。毎日ニコニコしながら、笑いをこらえるのが大変でした」と撮影時の印象を明かした。西田監督も「今回もひょんなことがいろいろあったんですけど、本当に支えてもらって、みなさんに泣かされたんですよね」としみじみ。「なかなか具体的に言えないところもあるんですけど」と清水の名前は出さなかったものの、「この日を迎えられて感無量。ここから多くの方に見ていただけたら嬉しいと思います。『つまらない』でも『面白い』でもいいので、レビューに書いて宣伝していただけたら幸いです」とアピールした。
2017年11月18日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が18日、都内で行われた主演映画『泥棒役者』(11月18日公開)の初日舞台挨拶イベントに、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、高畑充希、宮川大輔、西田征史監督とともに登場した。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。初の単独主演作品に「プレッシャーはあるんですけど、それ以上にとてもワクワクして楽しみにしてました」という丸山。市村は「丸ちゃんのピュアな気持ちに引っ張られながら、僕も一生懸命お仕事に励むことができました」と語り、撮影が2日間だったという高畑も「丸山さんのあったかい人柄がそのまま現場に出ていて、とても馴染みやすかった」と感謝した。出演者陣は、それぞれが前の人の肩に手を置く「電車ごっこ」のような形で登場したが、発案したのはユースケだったという。宮川は「急にユースケさんが、『一人ひとり出て行くのが嫌なんだよ』と言って、グレイシー一族のグレイシートレインで行こうと言って」と明かし、「市村さん、真面目だから袖で稽古し始めて」と暴露すると、観客からも笑いが起こっていた。撮影中の思い出を聞かれた丸山は、宮川と2人で行った緊迫感溢れるシーンを挙げる。撮影前は、西田監督と宮川の談笑するところへ入ろうとしたものの「主演は車の中に入っておきなさい」と言われ、2人が楽しそうに話しているのを孤独に見ていたという。「でも、撮影に入ったら納得したんですよ。なかよし感が出ちゃうかもしれないから、あえて引き離してくれたのかなと思って。いいシーンができたなと思った」と熱弁する丸山に、宮川は「ごめん、マル、ちゃうで」と一言。「え!?」と驚く丸山に、宮川はさらに「考えてないで」とたたみかけると、丸山は「はあ!?」と驚愕する。宮川が「写真とか撮られたら、と思って、ネタバレせんように。そこで僕らも意識するのめんどくさいから、『隠れときいや』ってなったんです」と明かすと、丸山は「時間巻き戻していいですか?」と赤面。ユースケは「言わなければいい思い出として残ったけど、ここで彼の中で大事なものがひとつ終わったよ」としみじみしていた。
2017年11月18日原作・周良貨、漫画・能田茂による大手銀行の監査役が活躍する経済漫画を、織田裕二主演でドラマ化する連続ドラマW「監査役 野崎修平」。この度、ユースケ・サンタマリア、瀧本美織、 駿河太郎、光石研ら追加キャストが発表された。■あらすじおおぞら銀行地蔵通り支店長である野崎修平(織田裕二)は、正義感と人情味あるその人柄から行員や街の人々に好かれているものの、出世コースとは程遠い行員生活を送っていた。そんなある日、支店が閉鎖されることになると知らされる。出向を覚悟していた野崎のもとに人事異動の辞令が下る。その異動内容はなんと役員昇進である監査役への就任であった。監査役になった野崎は銀行内での不正を目の当たりにし、この銀行を変えると決意する。そして銀行が抱える「究極の闇」にたどり着く。そこには、現おおぞら銀行頭取・京極雅彦(古谷一行)の影が。野崎に対抗すべく、京極が出向先から呼び戻した剛腕の行員・武田真吾(岸谷五朗)や、おおぞら銀行初の女性役員を目指す立川祥子 (松嶋菜々子)も加わり、銀行内で熾烈な戦いが繰り広げられる。やがて物語は銀行内にとどまらず、魑魅魍魎うごめく政界へも発展する。果たして、新任監査役・野崎修平は この巨大な闇に立ち向かうことができるのか?野崎の戦いが、いま始まる…。■織田裕二、ユースケ・サンタマリアとの共演に「助けられました」織田さんが銀行の“悪”を暴いていく監査役・野崎修平を演じるほか、彼に接触を図り出世への足掛かりを掴もうと目論む立川祥子を松嶋菜々子。専務・武田真吾を岸谷五朗、頭取・京極雅彦を古谷一行が演じることがすでに決定しているが、このほど新たに追加キャストが発表。ユースケ・サンタマリアが演じるのは、野崎のかつての部下で、現在は上司となる阿部龍平役。織田さんとの共演も出演を決めた一つの大きな理由だと語るユースケさんは、「『踊る大捜査線』シリーズとは全く違う物語ですが、今回の阿部役も『踊る』の真下と同じく、織田さんの後輩だけど、出世して役職的に彼を追い抜いて行くという構造で、当時を彷彿とさせる役柄なんですよね。織田さんとしっかりとお芝居ができることが、出させていただく大きな理由です」とコメント。一方織田さんは、「ユースケと『踊る大捜査線』の青島と真下という役以外で一緒にやるのは『ロケットボーイ』以来なので、久しぶりです。彼が屈折した役を見るのは初めてなので、『こんな表情をするんだ』と驚きながら演じています」とユースケさんとの共演は新鮮だと語る。また「人が良くて裏切れなさそうなユースケが阿部を演じるのは面白いですね。撮影の序盤で気心が知れたユースケと演じられたのは助けられました。2人で面白いシーンができればと思います」とコメント。これを受けて、「そう思って頂けるのは嬉しいです。僕もそういう気持ちはあります」とユースケさん。今作は『踊る大捜査線』とは違い、2人だけの芝居が多いそう。「『ユースケ成長してないな』と思われたくないので、クランクイン前は緊張しましたが、織田さんとの1シーン目を撮ってからは、緊張が一気に吹き飛びました。かなり長い期間、一つの作品に一緒に携わっていたので、携わっていた人間にしかわからない連帯感があり安心感というのはありますね」とふり返った。ドラマの見どころについては、「僕が演じる阿部は野崎さんの後輩だけど、先輩の彼より出世しているという『踊る』を彷彿とさせるスパイスとして見てもらえたらと思います。そんな僕と織田さんのシリアスながらも丁々発止のやり取りがある、粋な芝居も楽しんでいただければと思います」と話している。またユースケさんのほかにも、瀧本美織、駿河太郎、小林且弥、三浦誠己、利重剛、松尾諭、小市慢太郎、本田博太郎、勝部演之、田島令子、山本圭、甲本雅裕、西田尚美、宇梶剛士、光石研の出演が決定した。■俳優・織田裕二をこの機会に堪能!そして今作の放送にあわせて、「『連続ドラマW 監査役 野崎 修平』放送記念!俳優 織田裕二」と題して、1月14日(日)より織田裕二出演映画特集の放送&配信が決定。『踊る大捜査線』シリーズをはじめ、吉田羊と共演した『ボクの妻と結婚してください。』など9作品がラインナップ。◆「連続ドラマW 監査役 野崎修平」放送記念!俳優 織田裕二放送日程:1月14日(日)~18日(木)特集ラインナップ:『踊る大捜査線 THE MOVIE』『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』『県庁の星』『T.R.Y. トライ』『エンジェル 僕の歌は君の歌』『ボクの妻と結婚してください。』(WOWOWシネマにて放送)「連続ドラマW 株価暴落」(WOWOWメンバーズオンデマンドにて配信中)連続ドラマW「監査役 野崎修平」は2018年1月14日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全8話)。※第1話無料放送(cinemacafe.net)
2017年11月17日「関ジャニ∞」丸山隆平が映画単独初主演を務める、“人違い“と“勘違い”をくり返し、クセもの8人による“だまし・だまされ”の超喜劇エンターテインメント『泥棒役者』。この度、本作で空気が読めないセールスマンとして物語をかき乱す役どころを演じている、ユースケ・サンタマリアの撮影エピソードがシネマカフェに到着した。主演の丸山さんほか、市村正親、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁、高畑充希ら俳優陣が出演する中、随一のムードメーカーなのが、しがないセールスマン・轟良介役のユースケさん。轟は空気の読めないキャラクターで、大貫はじめ(丸山さん)らをふり回し、物語をかき乱す役柄。撮影初日のリハーサルでは、「ワタクシ、轟ぐんぺいです!」と勝手に役名をアレンジしては丸山さんらの笑いを誘うも、西田征史監督は苦笑い。予測不能のアドリブを繰り出しては現場を湧かせていたそう。また同日、予定していたシーンを全て録り終え撤収する際には、「いやぁ、いいチームだった!」との発言に、すかさず監督から「まだ初日です」とツッコミを入れる場面も。そんな現場を沸かせるユースケさんだが、本作のプロモーションの際、「予告を見たんですよ。みんながパパパッと出てくるじゃないですか。それで俺がパッと出たんですよ。そうしたら、自分の顔が“ヘビ”みたいなんですよ!」と明かすと、キャスト陣は大爆笑!さらに、「監督から今回は顔色悪めでいきたいんですけどって言われて。髪をピタッとオールバックで1本前髪がピロンってね。それでいざ画面で見たらヘビにしか見えなくて。人間に転生したヘビにしか見えなくて怖くなっちゃって」とユースケさん。それに対し西田監督は、「あながち間違いじゃないです!」といたずらぽっく笑ってみせていた。そして今回、そんな“ヘビ”と言われている場面写真も到着。ぜひ、劇場でその姿を確認してみて。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年11月15日旅とグルメをテーマにした日本テレビ系バラエティ「火曜サプライズ」が11月14日(火)今夜オンエア。今夜は『泥棒役者』で映画初主演を務める「関ジャニ∞」丸山隆平と共演のユースケ・サンタマリアが番組おなじみ“アポなし旅”に挑戦する。「関西ジャニーズJr.」から誕生した「関ジャニ∞」のベース担当として2004年「浪花いろは節」でCDデビューを飾ると「関風ファイティング」や「ズッコケ男道」など独自のカラーを打ち出し、2012年には「NHK紅白歌合戦」出場を果たすなどグループとして成功する一方で、最近では俳優としても「O-PARTS~オーパーツ~」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「地獄先生ぬ~べ~」などのドラマに主演するほか、朝の情報番組「サタデープラス」のメインキャスターも担当、幅広い活躍をみせる丸山さん。バラエティでみせるキャラクターの一方で「踊る大捜査線」シリーズの真下正義役をはじめ「アルジャーノンに花束を」や『UDON』などで俳優としてもその個性を存分に発揮。最近では『バンクーバーの朝日』『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』『エイプリルフールズ』などで名バイプレーヤーとしても活躍するユースケさん。11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開される『泥棒役者』で共演する2人が今回アポなし旅で向かったのは「広尾」。ユースケさん行きつけの健康(秘)ジュース店や行列グルメなどで丸山さん、ユースケさんという個性的な2人がみせるトークにも注目。また今回はキャスターでタレントの宮根誠司が番組を“ジャック”するほか、先日「AKB48」を卒業した渡辺麻友とその“盟友”柏木由紀も登場。渡辺さんと柏木さんは11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開される映画『光』に出演している女優でタレントの橋本マナミを“おもてなし”するという。丸山さんとユースケさんが出演する『泥棒役者』は、今作が映画初主演となる丸山さんがある豪邸で出会う人から「豪邸の主人」「絵本作家」「編集者」と間違われ「泥棒」であることを隠すためにその「役」を必死に演じるハメになる元泥棒役を演じるコメディ。市村正親、高畑充希、ユースケさん、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁、峯村リエらも出演する。橋本さん出演の『光』は井浦新主演、瑛太、長谷川京子、橋本さん、南果歩、平田満の共演で、恋人を救うため殺人を犯した主人公と、その主人公を慕う虐待を受けていた2人の少年が、津波に巻き込まれたことを機に、住んでいた島を離れバラバラになるが、25年後再び再会する…という物語。「舟を編む」で本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説を『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督が映画化する。「火曜サプライズ」は11月14日(火)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年11月14日関ジャニ∞の丸山隆平(33)、女優の高畑充希(25)が2日、東京・TOHOシネマズ日本橋にて映画『泥棒役者』(11月18日公開)の公開直前イベントに出席。互いに恋人役を演じた2日間を振り返った。丸山にとって単独初主演となる本作。昨年、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の脚本を手掛けた西田征史氏がメガホンを取り、2006年に作・演出した舞台『泥棒役者』を映画用にリライトした。丸山が演じるのは、元泥棒の大貫はじめ。真面目に働いていたが、かつての仲間に脅されて忍び込んだ豪邸でなぜか次々と別人に間違えられてしまい、正体を隠すために勘違いされる人物を演じるハメに。高畑は、気弱なはじめをさり気なく気遣う恋人・藤岡美沙を演じる。司会者が「すでに試写を観た方々からは、理想的なカップルという感想がすごく多い」と評判を伝えると、丸山は「2日間でよくやったね」と笑顔を見せる。高畑の「初対面に近かったです」に丸山は「初対面でいきなり自転車でデートしているシーンだったり」と思い返し、高畑は「あと、手をつないでコロッケを食べさせるシーン」「"あーん"もありました」と撮影エピソードを続けながら、客席のファンに向かって「ごめんなさい!」と頭を下げて笑いを誘った。丸山にとっても「濃密な時間」となった2人の2日間。司会者から役者としての丸山の感想を聞かれた高畑は「めちゃくちゃ紳士的に気を使ってくださるし、2日間だけだったのでアウェイ感があったんですが、『大丈夫ですよ。いらっしゃい!』という感じで手を広げてくださった」と感謝し、「何の違和感もなく眼と眼ですごくコミュニケーションが取れたように私は勝手に思ってます」「夢見心地の2日間でした」と語った。褒められっ放しの丸山だったが、「笑顔の差し入れをしてくださった」と返礼。高畑は自分の撮影を終えた後、別の作品の現場を抜け出して役衣装のままで度々現場を訪れたという。丸山は、「ちょうど来てくださった時、撮影が難航していて。その時に笑顔で来てくれたのでたった2日間しかなかった撮影でも、作品に対しての愛情を持ってくださっているんだなとすごく温かい気持ちになって。チームもキャストも救われました」とその行動を称えていた。この日は丸山、高畑のほか、市村正親(68)、石橋杏奈(25)、ユースケ・サンタマリア(46)、西田征史監督(42)が出席した。
2017年11月02日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行が出演者、スタッフ、そして視聴者の力を借りて、ゲストの願望・疑問・悩みを様々な手段で解決・実現する「櫻井・有吉THE夜会」。その11月2日(木)放送回に「関ジャニ∞」から横山裕、渋谷すばる、村上信五の3人がゲスト出演する。メンバーの丸山隆平が単独初主演を務める映画『泥棒役者』の公開を11月18日(土)に控えるなか、同作の主題歌で今年初のバンドスタイルでのシングルとなる「応答セヨ」を11月15日(水)にリリースする「関ジャニ∞」から、今夜は横山さん、渋谷さん、村上さんの3人がゲストとして登場。トークパートでは3人が、MCの櫻井も知らない衝撃の過去を激白。櫻井さんと同学年という横山さん、渋谷さん、村上さんが“関ジャニ∞「お腹ペコペコ事件簿」”として、渋谷さんが滝沢秀明と“半同棲”状態だったことや、横山さんは「嵐」相葉雅紀家との“しりとり事件”、村上さんは“ネットカフェ難民”だったことなど衝撃の過去を明かす。予告映像では櫻井さんが「ちょっと意外」と驚きの表情を浮かべており、どんなトークが展開されているのか楽しみ。また3人は東京の町田に繰り出し“JK”の生態を探るロケを敢行。予告ではその姿に感動の涙を浮かべる女子や、JKに人気のゲームで絶叫する渋谷さんの姿も。果たしてどんなロケになったのか。放送をお楽しみに。横山さん、渋谷さん、村上さんら「関ジャニ∞」のTBS初冠レギュラー番組「ペコジャニ∞!」は、10月30日より放送開始。毎回老若男女“誰もが好きな人気メニュー”から一品をテーマに設定し、芸能界屈指の食通たちが登場、自分が“日本一美味しい”と思う一品を熱くプレゼンするという、新感覚のグルメエンターテインメントだ。また、「関ジャニ∞」が主題歌を担当する『泥棒役者』は、通期視聴率が22.8%を記録した連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で脚本を担当、長編映画デビュー作となった『小野寺の弟・小野寺の姉』も大ヒットを記録した西田征史監督の第2作となり、2006年に作・演出した舞台「泥棒役者」を、自身が映画用にリライトし監督したオリジナル作品。丸山さんがある豪邸で出会う人から「豪邸の主人」「絵本作家」「編集者」と間違われ、「泥棒」であることを隠すためにその「役」を必死に演じるハメになる元泥棒役を演じて主演。丸山さんと共に“だまし・だまされ”の一大喜劇を繰り広げるキャストには市村正親、高畑充希、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁、峯村リエらが扮する。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。同作の主題歌となる「応答セヨ」は11月15日(水)発売。「櫻井・有吉THE夜会」は11月2日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年11月02日11月16日(木)オンエアの「VS嵐」は「髑髏城の七人 Season月」から主演の福士蒼汰、宮野真守をはじめ早乙女太一、三浦翔平、渡辺いっけい、鈴木拡樹らキャスト陣がゲストチームで参戦。プラスワンゲストに「関ジャニ∞」丸山隆平を迎え「嵐」チームと熱いバトルを展開する。本番組は「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ。多くの観客を感動の渦に巻き込んだ『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や、『無限の住人』「愛してたって、秘密はある。」など話題作に続々出演。2018年も『曇天に笑う』『BLEACH』『ラプラスの魔女』と続々と出演作が控える福士さん。「機動戦士ガンダム00」をはじめ「東京喰種」「亜人」など数々の人気アニメの主人公や主要キャラを演じてきたほか、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ではエディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーの吹き替えを担当。それ以外にも5月にNHKで放送された「おげんさんといっしょ」登場が大いに話題となった宮野さん。大人気の2人に加え、早乙女さん、三浦さん、渡辺さん、鈴木さんといった人気俳優が揃ったゲストチームに、「関ジャニ∞」丸山さんが「嵐」チームの助っ人として加わる今回の豪華対決。プラスワンゲストとしては初登場となる丸山さんは、グループ内ではボケ役ながら今回は一人のため櫻井さんから「一人だとすごいちゃんとしてるよね(笑)」と突っ込まれるほどどこか緊張気味。それを見たゲストチームの渡辺さんは自分たちの勝利を確信するが、ゲストチームにも驚くほど終始クールな早乙女さんが。「髑髏城の七人 Season月」チームは“早乙女さんをどれだけ燃えさせることができるか”という目標を掲げ対決がスタート。嘘の演技をしている人は誰かを予想し当てる大人気特別企画「○○は誰だ!?」対決では、「ジャンピングシューズを履いているのは誰!?」や「ぐるぐるバットをしていないのは誰!?」「ろくろの上にいるのは誰!?」など、超個性的な問題に両チームとも苦しめられることに。そんななか「嘘が下手なんです」という丸山さんが見せる驚愕プレーとは?ゲストチームも俳優陣たちが見事な演技を披露。そして福士さんと三浦さんのコンビが挑む「クリフクライム」も必見だ。今回のゲストチームが出演する舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月”は11月23日(木)から「IHIステージアラウンド東京」で上演。今回は「劇団☆新感線」史上初となる<上弦の月><下弦の月>というダブルチーム制を導入。主人公の捨之介を<上弦の月>では人気俳優・福士蒼汰が、<下弦の月>では数多くの人気アニメや映画で声優を務める宮野真守がそれぞれ演じるほか、<上弦の月>には早乙女太一、三浦翔平、須賀健太、平間壮一、高田聖子、渡辺いっけいが、<下弦の月>には鈴木拡樹、廣瀬智紀、木村了、松岡広大、羽野晶紀、千葉哲也が出演する。また「関ジャニ∞」丸山さんの初単独主演映画『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。丸山さんがある豪邸で出会う人から「豪邸の主人」「絵本作家」「編集者」と間違われ、「泥棒」であることを隠すためにその「役」を必死に演じるハメになる元泥棒役を演じて主演を務めるほか、市村正親、高畑充希、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁、峯村リエらが共演。1人4役を演じ分ける丸山さんの熱演ぶりに注目だ。豪華メンバーの対決が見ものの「VS嵐」は11月16日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月02日日本を代表する若手実力派俳優・菅田将暉と韓国映画の鬼才にして名優ヤン・イクチュンをW主演に迎えた『あゝ、荒野』。10月21日(土)に後篇の初日を迎えるや、プロ並のハードトレーニングをこなし鍛え上げられた肉体で挑んだ菅田さん、ヤン・イクチュンの迫真の演技に「感じる映画」「心を持っていかれた」と熱を帯びた声が続々寄せられている本作から、2人が選んだ運命の対戦のボクシングシーンが公開された。ふとしたきっかけで出会い、ボクシングジム海洋拳闘クラブの掘口(ユースケ・サンタマリア)のもとでボクシングをはじめた新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。正反対の2人だが、義兄弟のように寝食を共にし、特別な絆が生まれていく。ともにプロボクサーとなり、新次は宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、建二は自分の殻を破るため、もがきながらも心の空白を埋めようとトレーニングに明け暮れる日々。だが、やがて2人の関係も変化し、「新次のようになりたい」という強い思いを持ったバリカンはジムの移籍を決意する。このたび到着したのは、それぞれの思いを胸に、闘うことでしかつながることのできない2人、“新宿新次VSバリカン建二”の運命の対戦を収めた5分超えの本編特別映像だ。後篇の目玉となる2つの試合、新次VS裕二戦、新次VSバリカン戦の撮影は、5日間連続で行われ、最後の試合はセレモニーにしたい、という現場の熱に押されるかのように、撮影中は異様な雰囲気に包まれていたという。リングの真ん中で揉み合い、殴り合う新次こと菅田さんとバリカンことイクチュンの姿に、リングの外で見守るほかのキャストやエキストラによるギャラリーの声援もヒートアップ、何度も「カット!」を叫ばないと現場が止まらないほどになったという。次第に2人だけの世界へと没入していく、このファイトシーンの緊張感、衝撃は一瞬たりとも見逃せない迫真の名シーン。リングの上で拳を交えることで、肉体的、精神的にもすべてをさらけだし、繋がりたいと切に願ったバリカンの思いに応える新次。前後篇、5時間超の長尺である本作で、その興奮が最高潮に達する2人の死闘を、まずはここから確かめてみてほしい。『あゝ、荒野』前篇、後篇は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日脚本家・古沢良太が描く、“卓球”を舞台にした新垣結衣×瑛太W主演映画『ミックス。』が10月21日(土)より公開。この度、本作の公開を記念して、同じく古沢氏が脚本を手掛けた『エイプリルフールズ』が、公開日と同日の土曜プレミアム枠にて放送されることが決定した。舞台は、東京らしき大都会。時は、2015年4月1日エイプリルフール。1年に一度だけ嘘をついていい日。その日、街は嘘があふれ、笑いが絶えない…はずだった。なにげなくついた嘘がウソを呼び、あちらこちらで大騒動が勃発!街は緊張と混乱に包み込まれる。果たして、嘘の中に隠されていた真実、そしてその先にあるものとは…!?本作は、“脚本・古沢良太×監督・石川淳一”の大ヒットドラマシリーズ「リーガルハイ」コンビが贈る、愛と感動と爆笑の嘘つきエンターテインメント。7つの“嘘”を巡って繰り広げられるドタバタ劇のアンサンブルストーリーとなっており、キャストには豪華俳優陣が27人ズラリ!戸田恵梨香や松坂桃李をはじめ、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、戸次重幸、宍戸美和公、大和田伸也、寺島進、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、滝藤賢一、千葉真一、高嶋政伸、りりィ、岡田将生、生瀬勝久、小池栄子、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏、古田新太、富司純子、里見浩太朗が出演している。土曜プレミアム映画『エイプリルフールズ』は10月21日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2017年10月17日◼︎『あゝ、荒野:前篇』のストーリー幼いころに、母親から施設に預けられて育った沢村新次(菅田将暉)。施設で一緒に育った親友の立花劉輝(小林且弥)らとともに、高齢者を狙った振り込め詐欺で金儲けをしていたが、ある日突然、仲間の裕二からだまし討ちにあう。裕二から下半身不随になるほど攻撃された劉輝。それを見た新次は、頭に血がのぼり、ナイフで人を傷つけ、少年院に入ることに。それから3年後の2021年。少年院から新宿の街に放り出された新次は、かつての仲間たちから疎外されてしまう。親友だった劉輝までもが詐欺から足を洗い、車椅子バスケの選手として活躍していることを知った新次は、やり場のない怒りを抱えるのだった。怒りを抑えられない新次は、裕二に復讐すべく、彼の元へと殴り込む。だが、プロボクサーとしてデビューしたばかりの裕二には歯が立たず、逆にコテンパンにやられてしまう。その時、裕二のボクシングジムの前にたまたま居合わせた、床屋で働く二木建二(ヤン・イクチュン)は、ジムの前で倒れかけた新次に手を差し伸べる。その一部始終を見ていた片目の元ボクサー・堀口(ユースケ・サンタマリア)は、自らが運営する「海洋(オーシャン)拳闘クラブ」へと新次と健二をスカウトするのだった。後日、堀口の元を訪れた新次は、そこで建二と再会する。吃音障害と赤面対人恐怖症のために引っ込み思案となり、他者との関係を築けずに生きてきた建二。彼は、幼いころに韓国人の母を亡くし、唯一の肉親である元自衛艦の父親・建夫からの暴力を受けていた。ほかに行く場所のない新次と建二は、堀口の指導の元、プロボクサーを目指し、寝食をともにすることになるが……。◼︎『あゝ、荒野:後篇』のストーリー新宿生まれの新次は「新宿新次」、床屋勤めの建二は「バリカン建二」というリングネームをもらい、プロボクサーとしてデビューする。だが、「打倒・裕二」に燃える新次に対し、建二は力で相手を打ち負かすことへのためらいを捨てきれずにいた。迎えたデビュー戦。新次は、ジムのスポンサーで、新次が働く介護施設の社長でもある宮木(高橋和也)の隣に、幼いころに自分を教会に置いて去った母・京子(木村多江)を見つけてしまう。自分を捨てた母との思いがけない再会に、新次は動揺を隠せない。そんな新次は、ジムに入る前に出会い、行きずりの一夜をともにした芳子(木下あかり)と再会し、満たされない何かをぶつけるように激しく芳子の肉体を求める。そんな芳子もまた、震災を経験した被災者で、故郷に母を残して上京してきた過去を持ち、心に穴を抱えて生きているのだった。一方、自分に暴力をふるっていた元自衛官の父親・建夫から逃げてきた建二は、建夫からボクシングをばかにされ、初めて父親に反抗する。10歳年上の建二を「兄貴」と呼び慕ってくれた新次は、建二にとってほぼ初めてできた友だちだった。いつか新次のようなボクサーになりたいと思いながらも、なりきれずに複雑な思いを抱える建二は、ついにある決心をして……。◼︎『あゝ、荒野』の見どころは男ふたりの熱い友情と葛藤原作の描かれた1960年代から、舞台を東京オリンピック後の2021年に移した本作。メガホンを取った岸善幸(きし・よしゆき)監督はインタビューで「人間は、人間とは何かを問い続けていく生き物だと思うんです。寺山さんもそうだったのかもしれない。アイデンティティの探求、自分は何者なのかということを問いかけている。二部作を通じてこの映画がたどり着くところもやっぱり、そこ。僕は、ここにいるよ、という叫びです」と語ります。本作が描くのは、まさに時代は変わっても、決して変わらない若者たちの孤独や、誰かとつながりたいという欲求。この映画は、深く強く「人はなぜ、何のために生きるのか」を私たちに問いかけてきます。◼︎過激な濡れ場が満載!ラブストーリーとしても楽しめる『あゝ、荒野』激しい打ち合いのシーンはもちろんのこと、本作で目が離せないのは、主人公・新次と、ヒロイン・芳子の激しくも切ない恋模様。少年院から出たばかりの新次が、芳子と行きずりの一夜を過ごすシーンではなんと「7回(!)続けてカラダを交えた」という設定になっており、これでもかと言うほど激しく、生々しいベッドシーンが長尺で描かれます。劇中に何度も登場する濡れ場のシーンは、監督と新次を演じた菅田自身がアイデアを出し合ったと語る通り、新次の野生的な一面や暴力性が描かれながらも、どこか切ない愛おしさに溢れています。新次と芳子、心に穴を持つふたりの恋の行方は――ぜひ劇場でご確認ください!迫力いっぱいのボクシングシーンだけでも、大きなスクリーンで観る価値のある本作『あゝ、荒野』。この作品は、動画配信サービス「U-NEXT」にて9月29日より、全6回に分けて順次配信されているほか、2017年11月1日(水)にDVD&Blu-rayで発売されることが決定していますが、スクリーンで観られるこの機会をどうぞお見逃しなく!前篇が公開中の『あゝ、荒野』後篇は、10月21日(土)より新宿ピカデリーほかにて公開です。◼︎『あゝ、荒野』前篇・後篇 公開情報『あゝ、荒野』R15+前編:公開中、後編10月21日(土)より新宿ピカデリーほかにて公開監督:岸喜幸『二重生活』原作:寺山修司『あゝ荒野』(角川文庫)出演: 菅田将暉『帝一の國』、ヤン・イクチュン『息もできない』制作・配給:スターサンズ上映時間:前篇:157分、後篇:147分公式サイト: kouya-film.jp©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ
2017年10月14日寺山修司の唯一の長編小説を映画化した『あゝ、荒野 前篇』の初日舞台挨拶が10月7日(土)に都内で行われ、菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、山田裕貴、木村多江、ユースケ・サンタマリア、高橋和也、岸善幸監督が出席した。本作は、少年院あがりの新次(菅田さん)と、吃音と赤面対人恐怖症に悩むバリカン(ヤンさん)が、ボクシングで闘うことを通して友情を育んでいく姿を描く青春映画。この日、ダブル主演を果たした菅田さんとヤンさんはガウンに身を包み、客席の間を通って登場。ボクサーさながらの入場スタイルで、会場をわかせた。劇中で、対照的な人物として描かれる新次とバリカン。「もし自分が女性だったら、どちらがタイプ?」との質問が投げかけられると、菅田さんは「バリカン」と回答。「新次は人を傷つけることで解決する人。バリカンは自分が我慢をすることで解決してきた人。そばにいる人としてどちらがいいかと思うと、バリカンかなぁ」と語っていた。一方のヤンさんは「新次」をセレクトし、「シャワーシーンのために」と大爆笑。菅田さんが「シャワーシーン、大好きじゃないですか」とヤンさんが菅田さんとのシャワーシーンが大好物であることを暴露すると、ヤンさんは「僕が菅田さんをたくさん触りました。好きです!」と公開告白。菅田さんは「後日、ちゃんと事務所を通してヤンさんに報告します」と悪ノリして、ヤンさんと会場を笑わせていた。「このメンバーでまた映画を作りたいか?」という質問には、全員一致で「イエス」と答えるなど、前・後篇あわせると5時間を超える本作で熱い絆を育んだ一同。菅田さんは「完成作を色々なところで観ていただいて、(その人たちの)“観た以上は、なんとかしたい”という想いがこんなに熱いことはない」と周囲の反響に感激しきり。「そういった輪がこんなに広がることがあるんだと、すごくうれしく思っています」と心を込めていた。『あゝ、荒野』前篇は公開中、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月07日寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、菅田将暉とヤン・イクチュンW主演作『あゝ、荒野』の前篇がもうすぐ公開される。この度、前篇公開に先立ち、後篇のポスタービジュアルと特別映像が公開された。今回到着したポスタービジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン・イクチュン演じるバリカンの2人が、リング上で対峙する姿を切り取ったもの。鍛え上げられた肉体を披露しているこのポスターには、「振り向くな、 後ろには夢がない。」という言葉の天才・寺山氏の一節も書かれている。またあわせて公開された特別映像は、監督もクルーも入らず、菅田さんとヤン・イクチュンの2人だけで撮影し合い、“新次とバリカン”としての日常を収めたもので、2人の仲の良さが垣間見える仕上がりに。ジムのリングでスパーリングする様子やトレーニング中の食事風景、共に暮らすトレーナー・堀口(ユースケ・サンタマリア)の部屋に忍び込み、女性からもらった花束に湧き立つ2人の様子などが映し出され、「兄貴!」と連呼する新次に笑顔で応えるバリカンの様子は、まさに兄弟のようで微笑ましい、主人公2人のアナザーストーリーをイメージさせる映像となっている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月05日男性同士の親密な友情“ブロマンス”(ブラザー+ロマンス)が注目されるなど、男たちの熱い絆が話題になる昨今。実はこの秋は、井浦新&瑛太の『光』をはじめ、旬な人気俳優たちが贈る“バディもの”作品の公開が目白押しとなっている。映画好きなら必見の4作品をご紹介!■井浦新×瑛太『光』11月25日公開25年前、消滅したはずの「罪」を携えて、やってきた男の目的とは……。三浦しをん原作×大森立嗣監督、心に潜む闇を徹底的に描いた、苛烈なる人間ドラマ。東京の離島、美浜島で暮らす中学生の信之は、同級生の美花と付き合っている。信之を慕う幼なじみの輔は、父親から激しい虐待を受けている。ある夜、美花と待ち合わせをした場所で信之は美花が男に犯されている姿を見る。そして信之は、美花を救うために男を殺す。その夜、島に津波が襲いかかり、全てを消滅させた。生き残ったのは、信之のほかには美花と輔と、ろくでもない大人たちだけ。それから25年後、島を出てバラバラになった彼らのもとに過去の罪が迫ってくる――。大人になった信之を井浦さん、輔を瑛太さんが演じている。■菅田将暉×ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』前篇10月7日公開後篇10月21日公開いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が唯一遺した長編小説を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸監督が舞台を近未来に置きかえて映画化。ふとしたきっかけで出会った新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。見た目も性格も対照的、だがともに孤独な2人は、ジムのトレーナー・片目(ユースケ・サンタマリア)とプロボクサーを目指す。おたがいを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛を見つけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。幼い新次を捨てた母、バリカンに捨てられた父、過去を捨て新次を愛する芳子、社会を救おうとデモを繰り広げる大学生たち…。2021年、ネオンの荒野・新宿で、もがきながらも心の空白を埋めようと生きる2人の男の絆と、彼らを取り巻く人々との人間模様を描く、せつなくも苛烈な刹那の青春物語。■菅田将暉×桐谷健太『火花』11月23日公開又吉直樹(ピース)が第153回芥川龍之介賞を受賞した同名小説を、ドラマ化に続いて映画化。芸人、俳優、映画監督として多岐に活躍する板尾創路がメガホンをとった。若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了された徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出、神谷はそれを了承し、その代わり「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。2年後、徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会する。2人は毎日のように呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める――。■大泉洋×松田龍平『探偵はBARにいる3』12月1日公開北海道生まれの作家・東直己のハードボイルド小説「ススキノ探偵」シリーズの実写化第3弾。北海道・札幌にあるアジア最北の歓楽街ススキノを拠点とする探偵(大泉洋)と相棒・高田(松田龍平)の予測不能なコンビが人気を博している。ススキノの街の裏も表も知り尽くす探偵のもとに、相棒である高田が行方不明になった大学生の麗子(前田敦子)の捜索話を持ってくる。調査を進めていくと、彼らはモデル事務所の美人オーナー・マリ(北川景子)にたどり着く。探偵と高田はミステリアスなマリに振り回されるうちに、やがて大きな事件に巻き込まれていく――。ヤクザの不気味な用心棒・波留を演じる志尊淳と松田さん演じる高田の対決シーンなども見どころだ。(text:cinemacafe.net)
2017年09月24日お笑いタレントの宮川大輔が21日、都内で行われた映画『泥棒役者』(11月18日公開)の完成披露試写会に、丸山隆平(関ジャニ∞)、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、片桐仁、峯村リエ、西田征史監督とともに登場した。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。丸山を脅す現役の泥棒を演じた宮川は、撮影中に19歳の時に付き合っていた元カノに遭遇。「駅前で俯瞰のシーンで、スタッフさんがどこかの上から撮ってる」というシチュエーションだったため、撮影中だと気づかれず「僕がセリフ言おう思ったら『大ちゃん!!』って」と、久しぶりの再会について語った。宮川が「『どうしたのその格好!』言われて。元カノが! ほんまドッキリかと思いました」と思い返すと、丸山も「ぐいぐい来ましたもんね」としみじみ。宮川がさらに「(役作りで)『歯、汚いじゃん!』って言われて。そのあとものすごいやりにくくなりましたね。奇跡が起こりましたよ」とアピソードを披露すると、ユースケから「結局そのあと、よりを戻したそうです」と勝手にまとめられ、「あっちにも家庭が。子供の写真まで見せられましたもん」と焦っていた。このエピソードには、西田監督も「音声が聞こえてないのでわかんなかったです」と驚いた様子。宮川は「マル(丸山)だけに言いましたけどね」と振り返っていた。
2017年09月21日次々と“別人”に間違われる密室コメディ『泥棒役者』の完成披露試写会が9月21日(木)、都内で行われ、初の映画単独主演を果たす丸山隆平をはじめ、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁、峯村リエ、西田征史監督が出席した。『小野寺の弟・小野寺の姉』の西田監督が2006年に作・演出した舞台を、自身が映画用にリライトした、オリジナル脚本の長編映画第2作。泥棒稼業から足を洗った主人公・大貫はじめ(丸山さん)が、かつての泥棒仲間(宮川さん)に脅され、渋々豪邸に忍び込むと、家主の絵本作家(市村さん)、訪問してきた編集者(石橋さん)、セールスマン(ユースケさん)と遭遇し、「編集者」「絵本作家」「豪邸の主人」に間違われてしまう…。泥棒役に挑んだ丸山さんは、盗み出したいほど欲しいものを問われると「こう見えてアイドルなんで、日本全国の女性のハートを盗みたい」とキラキラ発言。早速、隣に立つユースケさんから「そんなこと、言うんじゃないかと思っていた」と鋭いツッコミが入った。丸山さん、市村さん、宮川さん、そして西田監督の4人が、丸山さんの自宅で本読みをしたエピソードが飛び出すと、「どんな部屋だと思います?ベースがズラッ~と並べてあって、まさに男の部屋ですよ」(宮川さん)、「女っ気はないね。汚いの!」(市村さん)とまさかの暴露。当の丸山さんはタジタジだった。また、宮川さんは本作のロケ中に“元カノ”とばったり遭遇したエピソードを披露。「丸山くんとお芝居してたら、19歳の頃に付き合っていた彼女が『大ちゃん、何やってるの?』って(笑)。子どもの写真を見せられたり、ほんまにドッキリやと思った」と明かすと、ユースケさんが「その後、二人はよりを戻したそうです」と得意のテキトー発言で、笑いを誘っていた。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年09月21日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が21日、都内で行われた主演映画『泥棒役者』(11月18日公開)の完成披露試写会に、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁、峯村リエ、西田征史監督とともに登場した。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。舞台をイメージしたセットで、金庫からサプライズ登場した丸山。狭い中に隠れていたが「狭いのんとか、速いのんとか、高いのんとか、ダメなので」と苦手なことを明かすと、客席から「かわいい~!!」と声が上がり、「センキューソーマッチ」と嬉しそうにしていた。また、西田監督は「クランクインの前から、丸ちゃんの家でホン読みをしようと約束をしていて。偉いのは、大ちゃん(宮川)と市村さんも参加してくださって」とエピソードを披露。丸山も「その日は市村さんが、長く続けてこられたミュージカルの大千秋楽を名古屋で終えた足で戻ってくださって、ホン読みをした」と、驚きの事実を語った。丸山は「市村さんのミュージカルをしてあったまったセリフが至近距離で。部屋中がバンって! なりましたね。すごく豪華で特別な読み合わせでしたね」としみじみと振り返った。作品に合わせて、「盗みたいもの」にテーマが及ぶと、丸山は「こう見えてもアイドルをやってるんですけど、できることなら日本全国の女性のハートを盗みたいですね」と二枚目に決めて歓声を浴びる。一方、宮川は丸山の部屋に行ったときのことを振り返り「ベースがばーって置いてあったり、お酒が置いてあったり、すごい男の部屋やったんですよ。全然楽器できないので、一番ええベースをパチりたいですね」と願望を語った。さらに、同じく丸山の部屋に行った市村が「絶対女っ気ないよね。汚い部屋だったよ」と暴露すると、宮川も「しばらく誰も来てないでしょ。男の部屋でしたよ」と同意。丸山は「お恥ずかしいです」と恐縮していた。
2017年09月21日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平の主演映画『泥棒役者』(11月18日公開)の本ポスター、及び予告編が12日、公開された。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。今回、解禁となった本ポスターは、丸山、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、高畑充希、片桐仁、峯村リエといった豪華キャストたちが、豪邸の中に一堂に会したビジュアルに。また、本予告では丸山演じるはじめがかつての泥棒仲間に脅されて、何役も演じる姿がコミカルに描かれる。予告の後半では、はじめの幼少時代や、はじめが好きだったという絵本「タマとミキ」のアニメーションなど温かな雰囲気が漂う。「泥棒との出会いでみんなの人生は思わぬ方向に!?」というナレーションからも、はじめの優しい人柄によって8人のキャラクターの人生に訪れる変化を予感させる。主題歌には関ジャニ∞の「応答セヨ」が決定となり、予告編で初お披露目。作詞はポルノグラフィティの新藤晴一が務め、エネルギッシュなバンドサウンドに乗せて「未熟で、想いはあるけど、まだそこにたどり着けていない。でも今から一歩踏み出して目標に向かう姿」というテーマで世界観を作り上げた。
2017年09月12日「関ジャニ∞」丸山隆平が、元泥棒役で映画単独初主演を果たす『泥棒役者』。この度、本作の主題歌が「関ジャニ∞」の新曲「応答セヨ」に決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。今回発表された主題歌「応答セヨ」は、西田征史監督とのトークセッションを重ね制作。作詞には「ポルノグラフィティ」の新藤晴一を迎え、「…未熟で、想いはあるけど、まだそこにたどり着けていない。でも今から一歩踏み出して目標に向かう姿」という、人生の背中を押してくれるような前向きで温かいメッセージがこもった世界観が作り上げられている。また、主題歌「応答セヨ」が入った予告編映像も到着。丸山さん演じる大貫はじめが、昔の泥棒仲間の畠山(宮川大輔)に脅され、とある豪邸に盗みに入るシーンから始まるこの映像。しかし、忍び込んだ豪邸では、家主、編集者らから次々と別人に間違えられてしまい、“泥棒”がまるで役者のように何役も演じるハメになる姿を愛嬌たっぷりに描き出している。そして後半部分では、はじめの幼少時代、当時好きだった絵本「タマとミキ」のアニメーションなどが映し出され、「泥棒との出会いでみんなの人生は思わぬ方向に!?」というナレーションからも、8人のキャラクターの人生に変化が訪れる予感と、その先にある展開が気になる仕上がりとなっている。さらに丸山さんをはじめ、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、宮川大輔、高畑充希、片桐仁、峯村リエら豪華キャストたちが一堂に会している、本ポスタービジュアルも公式サイトにて解禁!ポップな青い壁紙、鹿のオブジェ、左右対称に配置された扉、そして中央の置かれた大きな金庫。何かが起きそうな予感漂う豪邸の一室に勢揃いしたクセ者揃いの8人の個性際立つ表情と衣装から、強烈なキャラクターが伝わってくるビジュアルに仕上がっている。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年09月12日