ジョン・クラシンスキーが監督、脚本、主演を務める映画に、ライアン・レイノルズが出演することになった。レイノルズはプロデューサーも兼任する。ファンタジーコメディで、タイトルは『Imaginary Friends』。主人公は、他人が抱える想像上の友達とコミュニケーションを取ることができる男。だが、これらの想像上の友達は、あまり相手にしてもらえない時、ダークサイドに走ることがある。レイノルズのキャラクターは、そういう状況を救う人のようだ。製作、配給はパラマウントになる見込み。クラシンスキーの次回作は、彼が監督、脚本、助演を兼任した大ヒットホラー映画『クワイエット・プレイス』の続編。北米公開は来年3月。レイノルズの次回作は年末にNetflixが配信するアクションスリラー『6 アンダーグラウンド』。監督はマイケル・ベイ。文=猿渡由紀
2019年10月17日ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー夫妻に、今夏第3子が誕生していたことが明らかになった。「Us Weekly」誌が報じた。性別、誕生日などの詳細は不明だが、すでに生後2か月ほどだという。ブレイクは、今年5月にライアンが声優として出演した『名探偵ピカチュウ』のプレミアで、大きなお腹を抱えて登場。それまで第3子を妊娠していることを明かしていなかった。第3子誕生直後の8月、2人はほとんどの時間をニューヨークの自宅で過ごしていたとのこと。関係者は「ブレイクのまわりには、素晴らしいサポート体制が整っています。ママ友もたくさんいますし、家に遊びにきてもらうのも大好きなんですよ」と語っている。先週末には、ライアンがインスタグラムのストーリーで、夫婦でディナーデートしたことを報告。お調子者のライアンは、いつものようにブレイクの“ピンぼけ”の写真を載せた。2人の間には長女ジェームズちゃん、次女イネスちゃんがおり、第3子の誕生で5人家族に。ブレイクは2012年に「Allure」誌に「大家族にあこがれているの。可能なら30人くらい子どもがほしい!」と語り、ライアンもブレイクと結婚後、「ビッグファミリーにしたいね。ぼくの両親には4人子どもがいて、ブレイクの両親には5人っていう、どちらも大家族出身だから」と大家族への意欲を語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年10月07日ライアン・レイノルズが主演するNetflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』が、12月13日(金)より全世界同時配信決定。さらに、“破壊王”の異名を持つマイケル・ベイ監督の手腕が存分に発揮されたアクション満載の予告編と、『ボヘミアン・ラプソディ』のベン・ハーディやフランスの人気女優メラニー・ロランら“クセ者揃いの6名”が揃った場面写真が到着した。本作は、『トランスフォーマー』シリーズなどメガヒットメーカー、マイケル・ベイが監督、『デッドプール』シリーズ、『名探偵ピカチュウ』でも人気沸騰中のライアン・レイノルズが主演をつとめ、Netflixが空前のスケールで描くアクション超大作。世界随一のスキルを持ちながら、過去を消して未来を変えたいと願う、世界中から選ばれた男女6人の精鋭たち。このチームを率いるのは、ライアン演じる謎のリーダー。彼らのミッションは、たとえ英雄として知られることがなくても、成し遂げた任務の成果が歴史に刻まれること。この度、解禁された予告編映像では、クセ者揃いの6人がそれぞれのスキルをフル活用して華麗に戦う様子が描かれ、そのミッションの舞台はイタリア、アブダビなど世界をまたにかけて繰り広げられていく。映像で何よりもインパクトを放つのは、“破壊王”の異名を持つマイケル・ベイの本領発揮ともいえるアクションシーンの数々!映画ファンからは“ベイヘム”(マイケル・ベイとMayhem:破壊行為を合わせた造語)と呼ばれる彼独特のドデカい爆発や壮大なアクションが満載で、ド派手なカーチェイス、スリリングな銃撃戦、超高層ビルでの緊迫感あるバトルシーンなど、息をつく暇もないブッ飛びアクションシーンが連続。そして到着した場面写真では、ライアン演じるリーダーを筆頭とするプロフェッショナルだが謎の過去を背負う、6名の姿が捉えられ、もう1枚の画像からは車両がいとも簡単に宙を舞う様子が確認でき、彼らに待ち受ける危険すぎる任務を予感させている。共演には、『ボヘミアン・ラプソディ』でロジャー・テイラーを演じたベン・ハーディ、『英雄は嘘がお好き』『人生はビギナーズ』のメラニー・ロラン、『パシフィック・リム:アップライジング』「グッド・オーメンズ」のアドリア・アルホナ、『キングコング:髑髏島の巨神』「24:レガシー」のコーリー・ホーキンス、『オリエント急行殺人事件』『マグニフィセント・セブン』のマヌエル・ガルシア=ルルフォ、さらに『グランド・イリュージョン』などのデイブ・フランコと映画ファン大注目の豪華キャスト陣が集結。脚本は『デッドプール』シリーズのレット・リース、ポール・ワーニックが担当。誰にも従わない身元不明の6人が集結して戦う理由とは?この冬、謎多き新たなアクションヒーローの誕生に期待高まる。Netflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』は12月13日(金)より世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年10月02日ジェイソン・ベイトマンが『Clue』を監督することになった。ハスブロのおもちゃをテーマにしたもので、フォックスが製作と配給を行う。出演はライアン・レイノルズ。ベイトマンも助演で出演することを検討しているようだ。コメディアンとして主に知られてきたベイトマンは、Netflixのドラマ『オザーク』で何度か監督に挑戦し、先週末のエミー賞で、見事、監督賞を受賞した。彼は間もなく『オザーク』新シーズンの撮影に入る予定。このシーズンでも数話を監督する予定だそうだ。レイノルズの次回作は、監督と主演を兼任するアクションコメディ『Free Guy』。共演は、エミー賞で助演女優賞に輝いたばかりのジョディ・コーマー。北米公開は来年7月だ。文=猿渡由紀
2019年09月26日ライアン・レイノルズが育児中の悩める母親にアドバイスを行った。ライアンのツイッターに、「ライアン。いますぐにでも答えてほしい、すごく大事な質問があるの」とある女性からの緊急メッセージが届いた。「マーベルが大好きな4歳の息子がいて、私はどうしても『デッドプール』を見せたいのよ。でもそうすべきか、決めかねていて…。どうしたらいいかしら」という内容だ。2人の娘の子育て中で、まもなく第3子の誕生を控えるベテランパパのライアンは、大人向けな『デッドプール』を子どもに見せるのは「ダメ」と返答。そのかわり、「2002年製作の『スパイダーマン』を見せて、『これがデッドプールだよ』と言うんだ。ぼくが子どもたちにやっていることだよ」とアドバイス。「うそをつくときは、必ず息子くんの目をまっすぐ見るのを忘れずにね。グッドラック!」と励ました。このやりとりを見たファンたちからは、トビー・マグワイアが初代スパイダーマンを演じた『スパイダーマン』を勧めたライアンに「センスがいい」とべた褒めする声、トム・ホランド演じる3代目スパイダーマンの画像を貼って「2002年!」と初代をうらやむコメントなど、ライアンのアドバイスに負けない楽しいコメントが多数寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年09月13日ライアン・ジョンソンが監督、脚本、プロデュースを兼任する『Knives Out』が、トロント映画祭で世界プレミアされた。アガサ・クリスティを思わせる密室の犯罪スリラーで、娯楽性たっぷりの作品だ。“泣かせる”、“意義がある”、というタイプの映画ではないため、オスカーとは無縁だろうが、映画祭での受けは非常に良く、ここでの観客賞はまったく不可能ではない。少なくとも、劇場公開時にはヒットが見込めそうだ。主人公は、すご腕の私立探偵ブランク(ダニエル・クレイグ)。大富豪一家の長ハーランが85歳の誕生日に自殺を図った時、彼は、匿名の人物から捜査を依頼された。ブランクは、その日に家にいた家族のメンバーと使用人をひとりひとり取り調べする。この中の誰かが嘘をついているのか、あるいは、犯人はまったく別のところにいるのか。そもそも、どこから見ても自殺なのに、ブランクに捜査を依頼したのは、誰なのか。映画は次々に糸口を見せつつ、どんどん違う方向に展開し、見る者を引き込んで離さない。今作をジョンソンのキャリアの最高作と呼んでも、恐らく間違いはないだろう。イギリスのスマートなスパイ、ジェームズ・ボンド役で知られてきたクレイグは、今作で南部訛りに挑戦し、まったく違う味を出す。彼を囲むキャストも実力派揃いだ。自殺する大富豪を演じるのは、オスカー俳優クリストファー・プラマー。彼の子供、その配偶者、孫らを、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、トニー・コレット、クリス・エヴァンスら。献身的にハーランの世話をしてきた看護婦をアナ・デ・アルマスが演じている。純粋な娯楽作でありながら会話の端々に、移民問題など、今のアメリカならではの事柄が含まれているのも、映画にさらなるスパイスを与える。アメリカ公開は、アメリカ人が家族で感謝祭を祝う11月27日(水)。その後には日本公開も決まっている。取材・文=猿渡由紀
2019年09月12日ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー夫妻が、移民の子どもの権利を守るためのNPOの2団体「NAACP Legal Defense and Education Fund」と「Young Center for Immigrant Children’s Right」に、合計約2億1000万円(200万ドル)を寄付したことが明らかになった。2人の声明によると、「移民の子どもたちのために、そして彼らの権利を守るために」寄付したという。「『NAACP Legal Defense and Education Fund』の姿勢には感動しましたし、『Young Center for Immigrant Children’s Right』は正義や民主主義に対してだけでなく、人道的な献身にも感銘を受けました」と寄付の理由を明かしている。近年の情勢を受け、色々と考えることがあり、世界に対して思いやりや共感する気持ちが大切と思うようになった2人は、自分たちにできることとして寄付に踏み切った。SNSでお互いにいたずらを仕掛けて驚かせ、特にライアンはジョークでみんなを笑わせるのが大好きなコメディアン気質の人物だが、チャリティー活動には以前から熱心だった。がん撲滅団体やマイケル・J・フォックス基金に寄付したり、『デッドプール』のセットに闘病している子どもたちを呼び寄せたりと、セレブである特権を活かして様々な慈善活動を行っている。(Hiromi Kaku)
2019年09月05日SNSで大流行中の「ボトルキャップチャレンジ」にマライア・キャリーが挑戦。ウケ狙いのライアン・レイノルズや、目隠しをして誰よりも難易度を上げたドニー・イェンを超える、真新しいアプローチで「ボトルキャップチャレンジ」を披露した。タイトなドレスで動画に登場したマライア。目の前にはキャップをややゆるめたボトルがある。この服装でどんな風にまわし蹴りをするのかと思いきや、左手を耳に当ててホイッスルボイスを放出。キャップは触れることなく見事にボトルから外れ、飛んでいってしまった。さすがはギネスにも認定された高音ボイス。元夫のニック・キャノンが「おもしろすぎ!」、キャサリン・マクフィーが「動画を見てたら部屋にあったボトルのキャップが全部飛んでいったわ!」と書き込むほどの“威力”があったようだ。恋人のブライアン・タナカも「ウィナー(Winner)!!!」と書き込みうれしそう。さて、何かとお騒がせのジャスティン・ビーバーも「ボトルキャップチャレンジ」にかこつけて再び話題を提供している。少し前に突然、トム・クルーズと総合格闘技大会で闘いたいと挑戦状を叩きつけたジャスティンだが、今回は「ボトルキャップチャレンジ」を成功させ、次の挑戦者にトムと妻のヘイリー・ビーバーを指名したのだ。トムの反応に期待が高まる!(Hiromi Kaku)
2019年07月09日『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ『ファースト・マン』。この度、宇宙飛行士の山崎直子も共感したというリアルな心理描写が描かれた本編映像が、いち早くシネマカフェに到着した。『ラ・ラ・ランド』『セッション』とチャゼル監督とコンビを組んできたジャスティン・ハーウィッツが、サテライト賞に続き、ゴールデン・グローブ賞でも作曲賞を受賞した本作。その音楽はもちろん、最新技術を駆使した圧倒的な映像体験も高い評価を集めているが、劇中ではライアン演じるニール・アームストロングが宇宙飛行士になることを決断する直前に幼い娘を病気で亡くしたことが明かされ、その大きな心の傷、そして苦悩や葛藤を抱えながら宇宙飛行士を目指し、人類の夢を背負ったミッションに挑んでいく人間ドラマの部分も、繊細な心理描写とともに丁寧に描かれる。今回到着した本編映像に映し出されるのは、ニールが宇宙飛行士の選抜試験で面接をするワンシーン。4名以上もの面接官が見守る前で、自身の持論を淡々と披露し、一同を唸らせるニール。何も言うことなしといった完璧な受け答えに、キアラン・ハインズ演じる宇宙センターの初代責任者ボブが一同に「ほかに質問は?」と確認すると、ひとりの面接官が「娘さんのことは気の毒だ」と声をかける。するとニールは黙ったまま面接官を見つめ、「質問は何ですか?」とひと言。改めて面接官が「そのことが影響を与えると思うか?」と聞きなおすと、「影響を与えないと思うのは難しいでしょう」とまるで当たり前のように回答している。宇宙飛行士になる素質として、申し分ない見解や考え方を持つ一方で、トラウマとなっている愛娘の死についても言葉を濁すわけでもなく、正直に答えるニールの姿からは、ひとりの父親としての人間味を感じることができ、この男がどのようにして月面着陸という最も偉大かつ過酷なミッションを遂行するのか、その行動や葛藤の行方に注目が高まるシーンとなっている。■宇宙飛行士・山崎直子が最も印象に残ったシーンチャゼル監督は本作について「月面着陸についての話はたくさんあるけど、それを成し遂げるまでの間に何を感じていたのか、そして月面に立った初めての人間になるのはどんな気持ちだったのかを知りたかった。何より重要なのは、これは宇宙旅行を経験しながらも良き父親、良き夫であろうと努力した1人の男の感動的な物語という点なんだ」と語り、ニール・アームストロングという男、そしてその人生にフォーカスをあてて描いたことを明かしている。また、実際に宇宙を体験した宇宙飛行士の山崎さんは、本作を「上映時間の2時間21分の映像すべてがリアリティたっぷりだった」と大絶賛!中でも最も印象に残った場面として挙げたのが今回の映像のシーンで、山崎さんはニールの返答について「宇宙飛行士として任務に集中すると同時に、人間として、父親として“嘘をつきたくない”と思う心情が、わたしも一人の宇宙飛行士、そして一人の親としてとても共感できました。その受け答えを汲み取ったうえで、ニールを信頼して、一緒に訓練をしていくことを選ぶ。そのようなチームワークや信頼関係を描くことで、ニールの心の部分をしっかり引き出しているのだなと感じました」とコメント。宇宙飛行士である以前に、父親であり、夫である“人間”ニールの心情を描いた点に賛辞を贈っている。『ファースト・マン』は2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2019年01月07日俳優ライアン・ゴズリング×オスカーに輝くデイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』コンビが、再タッグを組んだ最新作『ファースト・マン』を引っさげ、揃って来日!12月3日(月)、都内で行われた記者会見に出席し、同作への熱き思いを語った。■アカデミー賞有力!『ファースト・マン』はどんな映画?人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロング(ゴズリング)を主人公に、人類未踏の「月面着陸」を描く。アポロ11号の船長でもあったニール・アームストロングの壮絶な人生と壮大な宇宙体験を、圧倒的なスケールで映し出した。アームストロングの妻・ジャネットは、来年1月に公開の『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが好演。『スポット・ライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガーが脚本を務めた。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したチャゼル監督が、『ラ・ラ・ランド』で逃した悲願のアカデミー賞作品賞を手にするかも注目される。■ライアン・ゴズリング「光栄であり、プレッシャー」二人の来日は昨年2月の『ラ・ラ・ランド』プロモーション以来。今回はゴズリングにとって3度目、チャゼル監督は2度目の来日となった。主演を務めたゴズリングは、実在したアームストロングを演じる上で、「生前のジャネットさんや二人の息子、知人やNASAの元同僚と会って、話を聞くことができた」と振り返り、「偉業の裏に、大いなる犠牲と喪失があったと知ったんだ。だからこそ、歴史的ヒーローを演じるのは光栄であり、プレッシャーもあった」と語った。また、チャゼル監督は「ゴールを追求するために、いかなる犠牲を払うべき。そんなテーマは、デビュー作の『セッション』に通じると思った。月面着陸ほど大きなゴールはないからね」。その上で「リサーチを続ける中で、『何がニールを駆り立てたのか?』と考えた。月へのミッションという偉業と、妻や息子たちの関係性も含めたドラマ性のバランスを意識した」と話していた。■チャゼル監督“月旅行”宣言の前澤社長に「嫉妬」記者会見には宇宙飛行士の山崎直子氏と、株式会社ZOZO代表取締役社長で2023年の月旅行を宣言している前澤友作氏が出席した。「まるでドキュメンタリー。アポロ時代の古めかしい機械の感触や、危険と隣り合わせの訓練と何気ない日常の対比もとてもリアル」と“本職”の目線で、太鼓判を押す山崎さん。一方、前澤氏は「事故やトラブルも描かれているので、一緒に見た周りのスタッフは『大丈夫か?』と不安になっていた。でも、僕は逆にワクワクした」と映画の感想をコメント。これにはチャゼル監督も「僕らはリアルを追求したけど、実際に月に行ったわけじゃないから、とても嫉妬しますね」と本音を明かした。『ファースト・マン』は2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2018年12月03日『ラ・ラ・ランド』の俳優ライアン・ゴズリングと監督デイミアン・チャゼルがふたたびタッグを組んだ『ファースト・マン』が、この冬公開される。本作公開に先駆け、ライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督の来日が決まった。『ラ・ラ・ランド』以来2度目のタッグとなるライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督。本作『ファースト・マン』では、人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロングを主人公に、人類未踏の「月面着陸」を描く。アポロ11号の船長でもあったニール・アームストロングの壮絶な人生と壮大な宇宙体験を、圧倒的なスケールで映し出した。アームストロングの妻・ジャネットは、来年1月に公開の『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが演じる。また、『スポット・ライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガーが脚本を務めた。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督は、本作でもアカデミー賞受賞となるかにも、注目が集まる。そしてこの度、昨年の『ラ・ラ・ランド』のプロモーション以来、ライアン・ゴズリングは3度目、デイミアン・チャゼル監督は2度目の来日が決定!ゴズリングの本作の企画への参加には、『ラ・ラ・ランド』のオファー前からチャゼル監督と話が進んでいたという。ゴズリングは「前作に比べて映画としての表現の仕方がかなり違う分、本作でも念入りな準備が必要だった」と語る。また、チャゼル監督は「当時のロケットや宇宙船は本当に壊れやすく月面着陸は無謀な挑戦だった。だからこそ国を挙げて取り組んだんだ。ニールはその重荷をたった1人で背負い、第一歩を踏み出した。その勇気に僕は感銘を受けた」と本作への熱い想いを明かしている。日本でも人気の高い2人が、日本の地で、最新作とともに何を語るのか、どのようなプロモーションを見せてくれるのかに期待が高まる。2人の来日で、本作の公開に向け、さらに盛り上がりを見せることは間違いなさそうだ。『ファースト・マン』は2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2018年11月21日「ポケットモンスター」のキャラクター・ピカチュウを題材にしたゲーム「名探偵ピカチュウ」が実写映画化。映画『名探偵ピカチュウ』として、2019年5月3日(金)に日本先行公開される。ニンテンドー3DS「名探偵ピカチュウ」が実写映画化原作の「名探偵ピカチュウ」は、2018年に任天堂がリリースしたニンテンドー3DS用のゲームソフト。主人公のティム・グッドマンが、ライムシティという街を舞台に、相棒のピカチュウと一緒に謎を解きながら、行方不明の父親を探すシネマティックアドベンチャーだ。実写映画版でも、物語は主人公のティムが父親のハリーを探すためにライムシティを訪れるところからスタート。予告映像には、ゲーム版さながらの口達者なピカチュウとティムの出会いのシーンがコミカルに映し出されている。同作品に登場するピカチュウは、これまでのポケモンシリーズに登場する愛くるしいキャラクターとは対照的に、人間の言葉を話し、時には憎まれ口を叩き、そしてコーヒーが大好きという、まるで中身はおじさんのような自称“名探偵”。探偵風の帽子を被って感情豊かに言葉を喋る、人間味溢れる性格が魅力だ。そのほか、フシギダネやリザードン、ゲッコウガ、プリン、バリヤードといった他のポケモンの姿も。バリヤードを相手に尋問風のコミカルなやりとりを繰り広げる、本作におけるピカチュウのキャラクターを象徴するようなシーンも収められている。ピカチュウ役にライアン・レイノルズゲーム版ではアニメ『ONE PIECE』のセンゴク役や、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』5シリーズのナレーションなどで知られる声優・大川透が担当していたピカチュウの声を務めるのは、「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズ。ウィットに富んだ「名探偵ピカチュウ」ならではのピカチュウを、ユーモアたっぷりに演じる。ジャスティス・スミス、渡辺謙、キャスリン・ニュートンら出演また、主人公のティム役には、Netflixオリジナル作品『ゲットダウン』でブレイクを果たしたジャスティス・スミス。そのほか、日本が世界に誇る俳優・渡辺謙、「デッドプール」シリーズでデッドプールとタッグを組んだタクシー運転手役で知られるカラン・ソーニ、『パラノーマル・アクティビティ4』のキャスリン・ニュートンらが出演する。人間の言葉を話す自称“名探偵”のピカチュウメガホンを取ったのは、ロブ・レターマン。また、脚本には、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で監督のジェームズ・ガン、クリス・マッコイと共同脚本を務めたニコール・パールマンが名を連ねる。日本語吹替えに竹内涼真&飯豊まりえ日本語吹替えキャストは、主人公・ティム役を竹内涼真、ヒロイン・ルーシー役を飯豊まりえ、渡辺謙演じるヨシダ警部補を渡辺謙本人が担当する。ストーリーかつてポケモンのことが大好きな少年だったティムは、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった――」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウだった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった…。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!【詳細】映画『名探偵ピカチュウ』公開日:2019年5月3日(金)日本先行公開全米公開日:2019年5月10日(金)製作:レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナーブラザース、東宝、ポケモン監督:ロブ・レターマン脚本:ロブ・レターマン、ニコール・パールマン出演:ライアン・レイノルズ 、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウス吹替:竹内涼真(ティム役)、飯豊まりえ(ルーシー役)原題:POKÉMON Detective Pikachu配給:東宝
2018年11月16日ハリウッドの実写版『ポケモン』映画の『POKEMON Detective Pikachu』(原題)の予告編が公開された。ポケモンの声を演じているライアン・レイノルズも自身のSNSに予告編を投稿し、「みんな知っていると思うけど、俺、同じ言葉を2回繰り返すちびっこい探偵になったんだ。こんなにすぐだとは思わなかったけど。#ピカピカ #ディテクティブピカチュウ」とツイート。予告編には主人公のティム(ジャスティス・スミス)とピカチュウの出会いがコミカルに描かれている。ピカチュウはティム以外の人間には「ピカピカ」としゃべっているようにしか見えないものの、ティムに対してはやけに大人びた口調で語りかけており、その話し方が「まるでデッドプールみたい」という声もファンから上がっている。フワフワの毛に覆われ、探偵帽をかぶったピカチュウは、ティムに「ポケモンなんていらない」と言われて悲しんだり、自分のことを「世界一流の探偵だ」と言ってみせたり、予告編の中だけでも豊かな感情表現を見せている。『POKEMON Detective Pikachu』はそんなティムとピカチュウがチームを組み、ティムの父親探しに奮闘する物語。予告編にはピカチュウ以外にもフシギダネ、コダックなどのCG版ポケモンが登場。渡辺謙も出演している。『POKEMON Detective Pikachu』は2019年5月全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年11月13日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ待望の最新作『ファースト・マン』。本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、史上最も危険なミッション、月面着陸計画に人生を捧げ、命がけで成功へと導いたアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を、壮大なスケールで描く。アームストロングを演じるのは『ラ・ラ・ランド』でゴールデングローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞のライアン・ゴズリング。アームストロングを支える妻ジャネットを、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが演じる。今回解禁された予告編はニール・アームストロングへ告げられる「ニール、きみは最高のパイロットだ。月へ行ってくれ」という言葉から始まる。NASAのプロジェクトチームの生死をかけた訓練、仲間の死を伝えられる辛い宣告、「帰ってくるよね?」と尋ねる幼い息子に対し、「そのつもりだよ」と何の保証もないまま答える父親の会話から伝わる家族間の緊張などが映し出される。遂に打ち上げのカウントダウンが開始され、妻のジャネットや、NASAの局員たちが見守る中、アームストロングが搭乗するアポロ11号は未知なる“月”へと飛び立っていく。映像内では、宇宙空間で絶体絶命のアクシデントに直面した壮絶な場面の一部始終も収められており、アームストロングはこの後どうなるのか、気にせずにはいられない展開になっている。また、デイミアン・チャゼル監督がリアルを追求して生み出した“あたかもアポロ11号に同乗して宇宙空間を旅しているような臨場感”も垣間見られる。併せて到着したのは、ライアン・ゴズリング演じるニール・アームストロングが宇宙服を身に着け、力強い眼差しで空を見上げる横顔が印象的なポスタービジュアルだ。その視線は、宇宙を目指し垂直に飛び立つロケットとアームストロングのヘルメットにくっきりと浮かび上がったアポロ計画における最大の目標“月”のシルエットへと真っすぐに向けられている。果たしてアームストロングは無事生きて帰還できるのか?死と隣り合わせの壮絶な宇宙体験が劇場で待っている。『ファースト・マン』は、2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2018年11月13日女優のメグ・ライアン(56)が2度目の結婚に踏み切った。Instagramに「婚約しました(ENGAGED)!」と男女が手を繋いだイラストを投稿し、お祝いのメッセージが殺到している。ライアンは2010年からシンガーソングライターのジョン・メレンキャンプ(67)と交際スタート。アルバムは何度もビルボートチャートで1位をとり、80~90年代の作品ほぼ全てでゴールドディスクもしくはプラチナディスクを受賞してきた実力派だ。2人は2014年に一度破局を迎えたが、2017年に復縁。New York Postによると、今年3月には模擬結婚式のようなお祝いの会を開いていたという。ライアンには2001年に離婚した元夫デニス・クエイドとの間に26歳になる息子ジャック、2006年に中国から養子縁組したデイジー・トゥルーという名の娘がいる。いっぽうメレンキャンプには3回の離婚歴があり、2人目の妻との娘テディ・メレンキャンプ(37)はリアリティショー『The Real Housewives of Beverly Hills』で人気を博している。
2018年11月09日ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務め、渡辺謙らも出演する「ポケットモンスター」の実写版『Pokemon Detective Pikachu』(原題)が、2019年5月10日の全米公開に向け準備が進められている。そんな中、先日は「モンスターハンター」「ロックマン」に続いて、まさかの「DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション)」までも実写映画化されることが相次いで報道され、話題を呼んでいる。『モンスターハンター』ミラ・ジョヴォヴィッチが主演!『バイオハザード』コンビで映画化「カプコン」の人気ゲームシリーズ「モンスターハンター」の世界観を基に、ハリウッドで映画化される『Monster Hunter』(原題)。ついに撮影開始となったようで、主演を務めるミラ・ジョヴォヴィッチが10月14日付けの自身のインスタグラムに共演者トニー・ジャー(『トリプルX:再起動』『マッハ!』)とのツーショット写真とともに、南アフリカ・ケープタウンの幻想的な砂漠での撮影風景を投稿している。「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かう大人気ハンティングアクションゲーム。2004年に第1作を発売して以降、14年を経たいまも確実にファンを増やし、シリーズ累計販売本数5,000万本を誇る。また、シリーズ最新作「モンスターハンター:ワールド」は世界中のユーザーから高評価を受け、「カプコン」の単一タイトルとしては史上最高の出荷本数となる1,000万本を記録(いずれの本数も8月20日時点)。協力プレイでモンスターを倒すスタイルが話題となり、「モンハン現象」と呼ばれる社会現象にまでなった。監督・脚本を務めるのは、同じくミラ主演で「バイオハザード」を手掛け、大ヒットアクションシリーズに仕立て上げたポール・W・S・アンダーソン。今回の映画では、異なる世界出身の2人の主人公が、協力してモンスターと対峙する物語が描かれ、ミラがその内のひとり、国連軍のリーダー“アルテミス”役を演じ、『ヘルボーイ』シリーズや『パシフィック・リム』のロン・パールマンがハンター集団のリーダー“アドミラル”役を演じる。キャストにはハンター役としてトニー・ジャーほか、『アントマン』シリーズでスコットの友人デイヴを演じているティップ・“T.I.”・ハリス、2019年公開予定の『ターミネーター』最新作に出演するディエゴ・ボネータ、TVドラマ版「マイノリティ・リポート」のミーガン・グッドら。公開日は未定だが、日本での配給は東宝が担当する。『ロックマン』マシ・オカがプロデューサー、「ヤッター!」となるか!?大ヒット海外ドラマ「HEROES/ヒーローズ」のヒロ・ナカムラ役で知られ、今夏に大ヒットしたジェイソン・ステイサムのサメ映画『MEG ザ・モンスター』にも出演したマシ・オカがプロデュースを務め、同じく「カプコン」の「ロックマン」も実写映画化される。「ロックマン」シリーズもまた、ファミコンゲームとして1987年に第1作を発売以来、累計販売本数3,200万本(6月30日時点)を誇る大人気ゲーム。キュートながら勇ましいキャラクターのルックスと、難易度の高いアクションによるゲーム性が支持を受けており、派生作品も数多く、そのブランドはキャラクターグッズ、コミック、TVアニメや映画など、多彩な展開がなされてきた。今回の映画化『MEGA MAN』(仮称、ロックマンの海外名称)は、キャスト、公開日などはまだ決まっていないが、製作は『猿の惑星』シリーズなどを手掛けた米チャーニン・エンターテインメント、監督・脚本は『パラノーマル・アクティビティ3』のアリエル・シュルマンとヘンリー・ジューストのコンビが務め、20世紀フォックスが配給の予定。マシ・オカといえば、Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』でもプロデューサーを務めたことで知られる。長年親しまれてきた「ロックマン」の世界観を踏襲した上で、アクション映画としても幅広い年齢層が楽しめるような作品を目指していくという。『ダンレボ』ダンスが破滅寸前の世界を救う!?「コナミ」が1998年にアーケードゲームとして発表し、今年20周年を迎えた音楽ゲーム「DanceDanceRevolution」(ダンスダンスレボリューション)も、ハリウッドでまさかの実写化が決定したという。音楽に合わせて画面に流れてくる矢印と、同じ方向を指す足元のフットパネルをタイミングよく踏んでいき、1曲完走できればクリアというシンプルなスタイルで知られ、特に海外ではフィットネスの効果もあるとして根強い人気がある。RPGではなく、ストーリー性も一切ないため、どのような形での映画化になるかはまだベールに包まれているが、「Deadline」や「Variety」などの報道によれば、人々の共通言語である“ダンス”が破滅に瀕した世界を救う唯一の希望になる、という設定のよう。多くの話題作を手掛けた元ワーナー・ブラザースの重役グレッグ・シルバーマンの製作会社Stampede Venturesが手掛け、同社でテレビ番組や映画の企画開発を統括するカラ・ファノのもとで企画が進められており、『キッズ・オールライト』製作総指揮のJ・トッド・ハリスらに「コナミ」も製作に加わるという。さらなる続報を待ちたいところだ。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』実写とCGアニメのハイブリッド作品に「セガ」が生み出した、音速より早く走れる青いハリネズミが主人公の「ソニック」シリーズも映画化が進められており、実写とCGアニメーションのハイブリッド作品となる。超音速で駆け抜けるゲームの爽快感とクールなキャラクターが人気となった同キャラクターは、2008年には英国の新聞の人気キャラクターランキングで1位に選ばれ、2016年には米・国立博物館のビデオゲームの殿堂「World Video Game Hall of Fame」に選出。2012年のディズニーアニメ『シュガー・ラッシュ』に“ゲスト出演”したこともある。CGで登場するソニックの声を『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でBB-8のヴォイス・コンサルタントを務めたベン・シュワルツが演じ、宿敵のDr.エッグマンを演じるのはジム・キャリー!『デッドプール』の監督ティム・ミラーが製作総指揮、『ワイルド・スピード』シリーズなどのニール・H・モリッツがプロデューサー。パラマウント・ピクチャーズとセガの共同製作で、『キャプテンハーロック』などを手掛けてきたセガグループのマーザ・アニメーションプラネットが企画・プロデュース、およびCGアニメーションパートの製作に参画する。2019年11月15日に全米公開予定。さらに、『キング・コング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ボート=ロバーツ監督が、小島秀夫が手掛けた「コナミ」の「メタルギア」の映画化『Metal Gear Solid』(原題)を進めている。ロバーツ監督は日本のサブカルチャーに造詣が深く、自身も熱烈なファンであることを公言しており期待が持てそうだ。なお、ハリウッドでは日本製に限らず人気ゲームの実写化が1つの潮流となりつつあり、ドウェイン・ジョンソンが主演を務めたアーケードゲームの実写化『ランペイジ 巨獣大乱闘』が今年日本でも公開された。また、トム・ホランドがソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売する「アンチャーテッド」の映画化で主人公ネイトことネイサン・ドレイクを演じることが発表されており、Netflix「ストレンジャー・シングス未知の世界」や『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィが監督を務める。殺人ウィルスのパンデミック後を舞台にしたオンラインRPG「ディヴィジョン」の映画化『The Division』(原題)ではジェイク・ギレンホール、ジェシカ・チャステインが主演、『アトミック・ブロンド』『デッドプール 2』のデヴィッド・リーチが監督。映画ではないが、Netflixがオリジナルシリーズにする「The Witcher/ウィッチャー」(原題)にはヘンリー・カヴィルと、いずれも有名スターがキャスティングされている。とはいえ、これまでのゲーム実写化といえば…『バイオハザード』は最も成功したシリーズといえるが、なかには評価が微妙なものも数多い。「コナミ」より発売されたホラーアドベンチャーゲームの実写化『サイレントヒル』(06)はゲーム音楽を手掛けた山岡晃が製作総指揮を務めたこともあってか好評を得たが、続編『サイレントヒル: リベレーション3D』(12)は前作より評価が芳しくなかった。1996年に登場した「スクウェア・エニックス」の「トゥームレイダー」は主人公ララ・クロフトをアンジェリーナ・ジョリーが演じた2作品(91/93)と、アリシア・ヴィキャンデルが演じた『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(18)があるが、最もヒットした最初の作品でアンジーはゴールデンラズベリー賞にノミネートされている。相次ぐ人気ゲームの実写化に、Twitterでは『ストリートファイター』(94)ほか、『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』(93)が引き合いに出され、「マリオみたいにならないといいけど」「不安しかない」といった声も上がっているが、果たしてどうなるだろうか?引き続き注目していて。(text:Reiko Uehara)
2018年10月24日ライアン・ゴスリングの粋な行動が「イイ人すぎる」として称賛を浴びている。カナダ・トロントのカフェ「グラインダー・コーヒー」が、9月3日から10日間、ツイッターの力を借りてライアンの誘致キャンペーンを行っていた。同期間にはトロント国際映画祭が行われており、カナダ出身のライアンも出席するために“里帰り”しており、「その足でぜひカフェに」と誘ったのだった。同カフェではライアンの全身写真を使ったパネルを制作し、そのパネルとスタッフやお客さんとの2ショット写真を掲載するなどして、ライアンに「来て!」とアピール。「Uberの半額は出すから…」というウィットの利いたコメントや、映画祭の会場からカフェまでは車で「たった18分」と経路を色付けした地図を載せたり、「もしかして、迷子になっちゃったのかしら?」など、心配するそぶりを見せながらプッシュしたりと、あの手この手を使ってライアンに呼び掛けていた。そしてキャンペーン9日目。ついにライアンがカフェにやってきた。ツイッターにオーナーとハグしている“ホンモノ”のライアンの姿が!「実現した。キャンペーンがうまくいったわ。ライアンが来てくれたの。なんて礼儀正しく、育ちの良いカナディアン・ボーイでしょう。映画祭の合間に私たちに会いに来てくれた彼に感謝。イドリス・エルバ、あなたは負けね」とオーナーは喜びを爆発させるとともに、イドリスへの恨み節も!?実は昨年、このカフェではイドリスにもこのようなお願いをしたものの、叶わなかったのだ。(Hiromi Kaku)
2018年09月13日50年以上に渡る俳優人生を送ってきたバート・レイノルズが、木曜日(現地時間)に亡くなった。享年82。バートの姪は「Us Weekly」誌に、「おじは健康上の問題は抱えていましたがこれは全く予想していなかったことでした」とバートの死は突然であったことを明かしている。関係者によれば、バートは木曜日に心臓発作で倒れ、病院に搬送されたが、そのまま亡くなったという。訃報を知ったセレブたちは、SNSに追悼メッセージを寄せた。バートの代表作の1つ、『ブギーナイツ』で共演したマーク・ウォールバーグは、「伝説の人であり、友人であるバート・レイノルズ。安らかに眠ってください」とツイート。アーノルド・シュワルツェネッガーはバートを「私のヒーローの1人」であり、「アスリートから俳優に転身するお手本を見せてくれた」と称えた。バートは、若い頃アメフトの選手として活躍した。また、シルベスター・スタローンは、過去にバートから『ランボー』のトラウトマン大佐にキャスティングするよう頼まれたことがあるとふり返った。「無理だよ。あなたのギャラは高すぎるし、有名すぎる。それに、ランボーよりもタフでしょう?」と断り、バートに笑われたという思い出だ。バートの姪によると、バートはクエンティン・タランティーノ監督の最新作『Once Upon a Time in Hollywood』(原題)への出演が決まっていたが、2日間を予定していた撮影はまだ行われておらず、残念ながら出演は叶わなかった。(Hiromi Kaku)
2018年09月07日クリス・プラットやライアン・レイノルズら著名人からも絶賛されるホラー映画『クワイエット・プレイス』。本作では、エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーが実生活と同じく夫婦役を好演していることでも話題だが、本作で共演したことで、2人はより夫婦の絆を深めていったそうだ。音に反応して人間を襲う“何か”により人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、「決して、音を立ててはいけない」というルールを守りながら生きる1つの家族を描く本作。エミリーが演じるのは、静寂に包まれた世界で3人の子どもを育てる母親・エヴリン。そして、ジョンが彼女を支える夫・リーを演じ、監督・脚本も兼任した。実生活ではおしどり夫婦として知られる2人は、今回が初共演。元々、エミリーは友人をエヴリン役に推していたそうだが、脚本を読んでいるうちに「あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ」と、自らジョンにエヴリン役を演じることを提案したのだとか。ジョンもまた、脚本を進めてく中で「人生で1番恐ろしいときを乗り切ろうとする家族、というような身につまされるものを書いているとき、ぼくの頭に浮かんでくるのはもちろんエミリーしかいなかった」と言い、彼女の提案を喜んで受けいれたという。そして私生活の中でも、演じる家族、アボット一家について話し合い、役柄、物語の展開について熟考したうえで撮影に挑んだそう。エミリーは「いつも彼の妻として、彼の子どもの母として、尊重されているように感じてはいたけど、今回の経験は、私たちが同じ製作の現場にも立てるという発見だった」とふり返り、「すごく心配していたし、少し怖かったけど、結果的には素晴らしい経験になった」とコメントしている。一方でジョンは「強烈な体験だった」と…。「ぼくたちは互いの1番のファンだけど、普段は完全に別々のキャリアを歩んでいる。互いにそれぞれのプロセスがあるし、それがどう混ざり合うかは分からなかったけど、結果的には今までで1番楽しかった」とエミリー同様に心配もあったが良い結果になったと明かした。そして、「エミリーは繊細な演技をする素晴らしい役者で、これほど尊敬する人とこんなに密に仕事ができるのは最高だった」とエミリーを絶賛している。実生活の夫婦としてはもちろん、役者として、監督としても最高の信頼関係を築き上げた2人。本作では、2人の本当の夫婦だからこその息の合った演技に注目だ。『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年09月01日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ最新作『ファースト・マン』(原題:FIRST MAN)。この度、現地時間8月29日(水)に、本作が第75回ヴェネチア国際映画祭のオープニングを飾り、華やかにワールドプレミア。ライアンやヒロインのクレア・フォイら個性光る演技派たちとアカデミー賞監督のデイミアン・チャゼル、脚本家ジョシュ・シンガーらがベネチアに集結した。映画祭公式記者会見には、前作『ラ・ラ・ランド』で各映画賞を席巻したチャゼル監督の最新作ということもあり、250人のキャパシティが満席になるほどのマスコミ陣が殺到。大きな歓声とフラッシュの嵐に歓迎されながら、チャゼル監督、主人公ニール・アームストロングを演じたライアン・ゴズリング、アームストロングを支える妻ジャネットを演じたクレア・フォイ、アームストロングとともにアポロ計画に参加する友人で、宇宙飛行士エド・ホワイトを演じたジェイソン・クラーク、その妻パットを演じたオリヴィア・ハミルトン、脚本のジョシュ・シンガーが登壇し、大勢の海外メディアからの質問に丁寧に答えた。■人類初の月面着陸を成功させたアームストロング船長を描く人類初となる月面着陸を成し遂げたアポロ11号船長、ニール・アームストロングをテーマに本作を製作したことについてチャゼル監督は、「月面着陸を象徴的な画像や断片的な映像でしか知らない世代としては簡単にできたことだと感じてしまうが、実際はそうでなく、実現までの道のりを段階的に描きたかった」と熱を込めてコメント。そのアームストロングを演じたライアンは、役作りについて「彼の息子たちや妻だったジャネットなど家族や幼なじみまで会い、飛行機の操縦法を身につける訓練もした」と明かす。「アームストロングはテストパイロット時代、その時点で開発中のテスト機に乗り込み、知識を向上させるために命がけでテスト飛行に臨むことができるような特殊な人で、自分(ライアン自身)には到底できない、その違いを認識することが役作りにおいて重要だった」と真摯に語った。また、チャゼル監督は、よくある美しく、ロマンチックな宇宙映画とは全く異なる本作について「博物館で宇宙船の実物を観て、宇宙計画の文献や映像などからは感じられない、恐ろしくよく成功したなというリアルな想いを大切にしたかった」と、監督ならではの視点を語った。■“妻”クレア・フォイ「子どもたちにとって両親がどのように映っていたかを尊重」本作ではアームストロング船長は偉業を成し遂げた“ヒーロー”でなく、家族を通して性格や心情が描かれることが大きなポイントだ。脚本のシンガーは「アームストロングをよく知る元NASA長官マイク・グリフィンから『象徴的な物語でなく人間的な物語にするなら協力を惜しまない』と言われ、それはこの会見に臨む我々全員の目標だった」と語り、そして、アームストロングの妻・ジャネット役を演じたクレアも、「アームストロングの子どもたちにとって両親たちがどのように映っていたかを尊重した」とふり返った。これまでの作品では、音楽や音響面で特に注目されてきたチャゼル監督。「月面探査時にヘルメットを通し、聞こえるライアンの呼吸音のシーンは実際にアポロ16号で月面探索したジョン・ヤング宇宙飛行士のヘルメットを使用した」という、こだわりの製作エピソードも明かしている。■レッドカーペットでは「ライアンコール」も!公式会見の後にワールドプレミアが開催され、レッドカーペットには一転、華やかにドレスアップしたキャストと制作陣が登場!ライアンはさわやかな白のジャケット、クレアは本映画祭開催国イタリアが輩出したハイブランドの「ヴァレンチノ(VALENTINO)」のドレス、ジェイソンは黒のタキシードで登場し、チャゼル監督は、自身の妻であり、本作にも出演しているオリヴィアとともに仲むつまじく闊歩。期待と興奮で熱気が高まる観客やメディアからは「ライアンコール」が沸き起こる中、彼らは気軽にサインや撮影に応じていた。ワールドプレミアでは全世界初のお披露目となり、絶賛のレビューが続々とアップされ、全米レビューサイト「Rotten Tomato」でも92%フレッシュ(8月30日現在)を獲得。今後、トロント国際映画祭にも出品が決まっており、本年度の賞レースが期待される。ヴェネチア国際映画祭の授賞式は9月8日(土)19時ごろ~(日本時間=9月9日(日)午前2時ごろ~)に開催予定。『ファースト・マン』は2019年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月、全国にて公開予定
2018年08月31日『デッドプール』シリーズやNetflixの『ヒットマンズ・ボディガード』などコメディでの活躍が目覚ましいライアン・レイノルズが、『ホーム・アローン』をR18作品にリメイクするようだ。タイトルは『Stoned Alone(原題)』。Deadlineが入手した大まかなプロットによると、主人公は家で大麻草を育てる20代のダメな若者。スキー旅行に行くはずが飛行機に乗り遅れてしまった彼は、ハイになるために涙ぐましい努力をする。やがて誰かが家の中に押し入る妄想に襲われるが、実際に家には強盗が侵入していた。幻覚と本物の泥棒たちから家を守るために、ハイになった状態で孤軍奮闘する。脚本は来月公開予定のブラックコメディ『The Package』を手がけたケヴィン・バロウズとマット・マイダーが既に完成させている。監督は女優出身でプロデュース、監督、脚本も自らこなすオーガスティーン・フリッツェル。今回、レイノルズはプロデューサーを務め、出演はしないようだ。キャスティングは未定。『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンは今回の主人公像にもぴったりだが、現在37歳という年齢がネックだ。
2018年07月27日アカデミー賞を席巻した『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と、主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ最新作『FIRST MAN』(原題)が、『ファースト・マン』の邦題で来年2月に日本公開されることが決定。併せて特報映像が到着した。本作は、史上最も危険なミッション、月面着陸計画に人生を捧げ、命がけで成功へと導き、「That’s one small step for (a) man, one giant leap for mankind.」(これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)という名言を残した男、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を、壮大なスケールで描く。アームストロング役には、『ラ・ラ・ランド』でゴールデン・グローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞したライアン・ゴズリング。そして、『ラ・ラ・ランド』で最年少記録となるアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが監督を務め、ライアンと再びのタッグが実現した。また、Netflix「ザ・クラウン」でゴールデン・グローブ賞テレビ部門主演女優賞(ドラマ部門)を受賞、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが、アームストロングの妻ジャネット役を演じ、『スポット・ライト 世紀のスクープ』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のジョシュ・シンガーが脚本を務める。そんな本作が、人類が月面着陸を果たした1969年から50周年のメモリアルイヤーとなる2019年2月に日本公開が決定。そして、着陸を果たした世界的な記念日の7月20日に待望の特報映像が初解禁!映像では、オレンジ色に光る噴射炎とともに打ち上げられる宇宙船を一点に見つめるアームストロングの姿から始まる。人類の夢であり、未来を切り開いた月面着陸計画――。生死をかけた訓練のシーン、船員の人命を犠牲してまで行うこの計画の意義に葛藤しながらも、不退転の決意をもって臨むアームストロングの姿が描かれる。また、ロケット発射のカウントダウンともに、妻や子どもたちとの日常生活がフラッシュバックし、複雑な心情も伺える。2分半という映像ながら、終始、緊迫感溢れる映像となっている。『ファースト・マン』は2019年2月、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年07月20日マーベル発の人気シリーズ第2弾『デッドプール2』(公開中)を引っさげて、俺ちゃんことライアン・レイノルズが来日。映画のキャンペーンとしては初来日となったライアンを迎え、「俺ちゃん“中の人”バスツアー」と題したユニークなツアーが開催された。ライアンが演じるデッドプールは、マーベル史上最も過激で、口が悪く、無責任という異色のヒーローだ。今回は未来からやってきたマシーン人間ケーブル(ジョシュ・ブローリン)からミュータントの少年ラッセルを守るために、特殊能力を持つ仲間たちと力を合わせて戦っていく。『デッドプール2』のラッピングバスに乗り込んでスタンバイしていると、ライアン・レイノルズがさわやかな笑顔で登場。デッドプールよろしく、ノリノリに放送禁止用語も入れ込みながら、本作の撮影裏話から、『デッドプール』シリーズの続編、愛妻ブレイク・ライヴリーのネタ、日本の好きな映画監督や作家の話まで、多岐にわたってたっぷりとインタビューに答えてくれた。この日は、渋谷のスクランブル交差点を闊歩したり、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)のロケ地である増上寺でコスプレした“俺ちゃん軍団”と共にヒット祈願を行ったりと、ライアンはご満悦だった。――ヒーロー映画がたくさんあるなかで、『デッドプール』がここまで愛されている理由をライアンさんはどう捉えていますか?『デッドプール』はコミックの中でも非常にユニークな作品で、他のヒーローものではできないことをやっている。言葉使いも下品だし、非常にダーティな部分もあるし、非道徳的でもあるが、だからこそ共感を呼ぶキャラクターだと思う。――コメディのセンスがとても素晴らしいのですが、一番影響を受けた人やコメディアンや作品などを教えてください。一番影響を受けたのは父だと思う。彼はまるで手榴弾のようにユーモアをお見舞いするから。僕は4人兄弟の末っ子で、辛い時やいじめられた時は、ユーモアなどで切り抜けてきたんだ。言ってみれば、自己防衛手段だね。それはデッドプールに通じるところがあると思う。うちの父親はとても面白い人とは言い切れないけど、非常にユーモアのセンスを持ち合わせていたし、コメディも好きだった。だから父親を通して、成長過程でバスター・キートン、ハロルド・ロイド、マルセル・マルソー、ジャック・ベニーなどのコメディ作品を観てきたよ。ちなみにジャック・ベニーは、本作に出演しているよ。その後は、不謹慎な笑いを広げるビル・マーレイ、チェビー・チェイス、エディ・マーフィなどのコメディを観て、モノマネをよくしていたよ。僕自身は35歳くらいで、ようやく自分のスタイルを確立できた感じだ。――他の映画の小ネタが散りばめられている本作ですが、今回入れたかったけど、入れられなかったネタがあれば教えてください。入れられなかったネタはカタログができるほどあるよ(笑)。けっこう辛辣なディズニー・ネタのジョークもあったけど、ちょうどポストプロダクション中に、ウォルト・ディズニーが、21世紀フォックスを買収することになり、ディズニー系のネタは全部諦めたんだ。でも、僕や2人の脚本家(レット・リースとポール・ワーニック)は、イースターエッグ(小ネタ)を散りばめるのが大好きだから、1回観ただけではわからないようなネタをたくさん仕込んだよ。背景にも隠れているし、数秒しか登場しないカメオ出演のシーンもある。――『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)の監督や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(公開中)の製作総指揮を務めるジェームズ・ガンさんと、「アベンジャーズ」とのクロスオーバーについてやりとりをされていましたね。もし、実現するとしたら、どんな内容になりそうですか?そもそもデッドプールがアベンジャーズのメンバーとやっていけるのか?という点が引っかかる。デッドプールは口が悪いし、モラルがないし、くそったれだし(苦笑)。まあ、僕の判断で決められる話ではないし、ディズニーが決めることだろうけど。チームとしては無理だけど、たとえばアベンジャーズの1人とペアを組む作品なら、カッコいい映画ができるかもしれない。でも、僕が彼らのチームに入ったら、、みんな5分以内に僕を殺すと思うよ(笑)。サノス(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の悪役)となら共演できるかも。彼が指をパチンと鳴らせば、デッドプールが消えるとか(笑)。――SNSでのファンのコメントなどは、チェックされていますか?ネットでのファンの書き込みはよく読んでいるよ。だって、『デッドプール』はファンが作ってくれた映画だから。僕は2004年からフォックスに「『デッドプール』を映画化してくれ」と言い続けてきたのに「絶対に無理」と言われ続けてきた。でも、たまたま僕たちが作ったテスト映像がリークされ、ネットに流れた時、ファンのみなさんが「ぜひとも映画を作ってくれ」と声を上げてくれたんだ。フォックスはその反響を無視できなくなり、結果的に映画が作られた。僕はもうファンの方々に感謝しかないよ。――奥様のブレイク・ライヴリーに、本作について、何かアドバイスをもらったりしましたか?妻にはいろんなことを相談するし、本作でのデッドプールとヴァネッサとのやりとりは、自分たちとの関係を反映している部分が多いんだ。いろいろと歌のチョイスについてもアドバイスをもらったりしている。でも、映画についてはすべてを彼女に語りたくはなかった。なぜなら、彼女が初めて映画を観た時の反応を楽しみにしていたから。ちょうど2週間前にNYで初めて上映会があったけど、彼女は観て泣いてくれたし「感動した」とも言ってくれた。――デッドプールというキャラクターは、日本の影響を受けていると公言されていますが、具体的に影響を受けた作家などについて教えてください。僕は日本のカルチャーからすごく影響を受けているし、日本の尊敬しているアーティストはたくさんいるよ。まずは、黒澤明監督だ。彼が残した遺産はものすごく大きい。実は『デッドプール』の次の映画は、黒澤監督の作品からヒントを得ているんだ。また、僕が一番好きな作家は村上春樹で、彼の影響を受けてNYマラソンに参加したくらいだ。特に『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』が大好きだ。――『デッドプール』シリーズに続き、『Xフォース(仮)』にも期待が寄せられていますが、実際に進行しているのでしょうか?ドリュー・ゴダード監督と脚本を練っている最中だ。かなり大規模な作品になりそうだけど、僕がすごく尊敬している監督だから楽しみだよ。監督とは、『Xフォース(仮)』を今までのヒーローものではなかったようなことをやりたいとか、違うジャンルの映画にしたいとか、いろんなアイデアを出し合っているよ。■プロフィールライアン・レイノルズ1976年10月23日、カナダ出身。TVコメディ「ふたりの男とひとりの女」(98~01)で人気を博す。『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(09)で初めてデッドプールを演じた。主な出演作は『あなたは私の婿になる』(09)、『[リミット]』(10)、『グリーン・ランタン』(11)など。『デッドプール』(16)でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。私生活では、スカーレット・ヨハンソンと離婚後、ブレイク・ライヴリーと再婚した。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴写真3枚目以降=(C)2018Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年06月06日先週のライアン・レイノルズの来日で、さらにその勢いを加速させた『デッドプール2』が、ついに6月1日(金)より日本公開。映画ランキング7週連続1位を記録していた『名探偵コナン ゼロの執行人』を抑え、初登場第1位の座を奪取!これで公開83か国すべての国で初登場1位を記録したことになったが、 R15+指定で下ネタや超過激なシーンもありながら、女性客が数多く訪れているという。■『グレイテスト・ショーマン』も超えて俺ちゃん、ご満悦!全国746スクリーンで公開を迎えた本作。前作同様の R15+指定にもかかわらず、金土日の初日3日間で動員37万1,955人、興行収入5億3671万3,800円となり、50億円以上の興収をあげた“俺ちゃん”のライバル(?)ヒュー・ジャックマン主演『グレイテスト・ショーマン』の初日3日間の105%、前作『デッドプール』の113%となる、ぶっちぎりの大ヒットスタートとなった。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でさえ劇場版コナンには勝てなかったこともあってか、公式Twitterも「強敵・江戸川コナンちゃんを破ってNo.1発進」と喜びをツイートしており、最終成績も前作越えは確実。どこまで数字を伸ばすことができるのか、俺ちゃんの記録更新に注目が集まっている。客層としては、ハイティーンから20代の男女が圧倒的に多く、女性客もたいへん多く来場し、満席となる劇場が続出中。今回、プロモーションのため初来日を果たした主演・脚本・製作のライアンは、スペシャルイベントに集結したコスプレ軍団を「世界で一番、日本のコスプレがクレイジー!」と絶賛したが、各地の映画館にはコスプレ姿の観客も登場。終映後のロビーは即席の撮影会と化し、デップー人気を改めて証明している。また、“爪野郎”ウルヴァリンことヒュー様の渾身作『グレイテスト・ショーマン』はリピーターが続出し、一大ブームとなったが、今度は俺ちゃんが『デッドプール2』大旋風を巻き起こしている様子。ファンからも「あと最低5回は劇場で見たいと思います!」「間違いなく今年イチ劇場で笑った。声 出して笑った。素晴らしいファミリームービーだった。」「笑いすぎて喉痛いし体熱いwwwwwwwww」「クソ面白かった♪」と絶賛ツイートが続々、早くもリピーターが増殖中だ。映画としてのクオリティの高さに触れるコメントも多く、エンターテインメント性と質の高さを両立させた作品として、早くも熱狂的な支持を獲得しているといえる。■豪華でもったいない?まさかのカメオ出演と映画の小ネタ満載まず、本作で注目したいのは、贅沢すぎるというか、もったいないというか、びっくりするほどの大物カメオ出演があること。詳しくは、ぜひ劇場で確認いただくとして、冒頭からヒュー公認の『LOGAN/ローガン』いじりあり、デップーが「X-MEN」の一員であることを改めて認識するシーンもちらり。このシーンでは誰もが「あっ!」と思うのに、デップー本人だけが気づいていないというオチ。また、特殊能力を持ったメンバーを急きょ募集して結成した「Xフォース」には、予告編映像にもあるように、『IT/イット “それ”が見えたら終わり』で世界的にブレイクしたビル・スカルスガルドが強酸を口から吐くツァイトガイストとして参加。そして、“透明人間”バニッシャーとして、あのスター俳優が一瞬だけ登場!最近、私生活はいまひとつだが、プロデュース業が絶好調のあの人、といえば、ヒントになるだろうか。さらに、特殊メイクによってひと目では彼と分からないスター俳優も…。ちなみにその人は、とあるマーベル映画の最新作にもカメオ出演をしている。さらに、ケーブル役のジュシュ・ブローリンが『アベンジャーズ』のサノスであることや、彼のデビュー作『グーニーズ』に引っかけたネタから、『ムカデ人間』などのB映画ネタなど、相変わらず遊び心はたっぷり。バーブラ・ストライサンドが監督と主演を務め、ゴールデン・グローブ賞で女性初の監督賞を受賞したミュージカル『愛のイエントル』への言及もあり(バーブラはジュシュの継母)、『レディ・プレイヤー1』とも重なるような80年代ポップカルチャー愛からくる小ネタも満載で、見ながら「うそぉ~~!」「これ、知ってる!」「えー、そこまで言う!?」といった心のツッコミを入れられるのも、本作の醍醐味の1つだ。■中の人はデップーそのもの!?あのブレイク・ライヴリーが「泣いて感動した」そんな楽しい笑い(?)を随所にまぶしつつ、下ネタや過激発言多め、それでいてアクションはキレキレでかっこいい“俺ちゃん”ことデップーの中の人といえば、先日来日したライアン・レイノルズ。カナダ出身で、現在41歳。『ブレイド3』で注目を集め、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でもウェイド・ウィルソン/デッドプールを演じ、2010年「ピープル」誌が選ぶ「最もセクシーな男」に選ばれるなど、前作で大ブレイクする以前は肉体美俳優としても知られた。今回の日本でのプレスツアーは、異例ともいえる観光バス貸し切りで渋谷のスクランブル交差点やウルヴァリンがバトルした増上寺へ。日本観光もすっかり楽しんでいた様子だ。空港でのファンサービスの丁寧さも話題となり、『ワンダー君は太陽』で偶然来日していた同じカナダ出身の天才子役ジェイコブ・トレンブレイが“デップー探し”をしていると知るや、2ショットを披露するなど、もしかして、めちゃくちゃいい人!?6月5日(火)放送の朝の情報番組「スッキリ」に登場した際には、ウエンツ瑛士と「黒ひげ危機一髪」をノリノリで初体験。ライアンが負けてしまうと、かつてヒュー様も行ったからか、罰ゲームで“人乗り”腕立て伏せも!ここでも対抗心が丸出しだった。プライベートでは、2008年にすでに人気女優だったスカーレット・ヨハンソンと結婚したが、2010年に離婚。そして、DCのヒーロー映画『グリーン・ランタン』で共演し、やはり「ゴシップガール」の人気者だったブレイク・ライヴリーを射止め、2012年に結婚したライアン。現在は2児に恵まれ、“おしどり夫婦”として知られている。NYプレミアで本作を観たブレイクは「『泣いて感動した』と言ってくれたよ!!」とか。■ファミリー映画であり、やっぱり「X-MEN」映画前作が、実はラブストーリーだったならば、本作はファミリー映画。デップーは特別な力を持つミュータントの少年ラッセルを何とかして守ろうとし、前作では見られなかったケーブルやドミノ、コロッサス、そして忽那汐里演じるユキオら仲間たちと共闘する。さらに、少々真面目なことをいうと、「X-MEN」シリーズがこれまで一環して描いてきた差別や迫害についてのメタファーはもちろんのこと、今回は子どもの虐待や、その負の連鎖などの点にも触れていることだろう。なぜ、デップーや仲間たちは命をかけて、あの少年を守らなければならないか。彼がヒーローを名乗る理由がそこにあり、だからこそ、こんなにハチャメチャでも、最後には泣ける映画となっているのだ。『デッドプール2』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年06月06日いよいよ2018年も下半期に突入! その幕開けにぴったりといえるのは、現在大ヒット公開中の映画『デッドプール2』。そんな “デップー旋風” が吹き荒れるなか、今回はあるスペシャルな企画に参加してきました! それは……。ライアン・レイノルズと行く!TOKYOバスツアー!【映画、ときどき私】 vol. 169これまで、米ピープル誌の「最もセクシーな男性」や「最もセクシーなパパ」にたびたび選出されるなど、セクシーといえばライアン・レイノルズですが、漂う色気には全世界の女性たちが虜になってしまうほど。そういう筆者も憧れの存在を目の前に興奮を隠すのがやっとでしたが、今回はなんと「俺ちゃん中の人バスツアー」と題して行われたライアンの東京観光に同行させていただきました!贅沢すぎる模様をインタビューと合わせてお伝えしたいと思います。バスは六本木を出発し、渋谷のスクランブル交差点を目指して出発進行!車内では、最新作『デッドプール2』について記者からの質問が殺到。さっそく、その様子をお楽しみください!(一部ネタバレを含みます)まず、『デッドプール』シリーズの魅力は?ライアンデッドプールはコミックの中でも非常にユニークな存在で、ほかのスーパーヒーローができないことも、彼はやっていいし、言ってもいいという特権があるんだ。ダーティなところもあるし、道徳的にもあいまいなんだけど、だからこそ共感を呼ぶキャラクター。ただのクソ野郎にならない努力はしているよ(笑)。ご自身のコメディセンスはどうやって培われたのですか?ライアン一番影響を受けたのは自分の父親かな。すごくおもしろい人というわけではなかったけど、ユーモアをうまく使う人だった。僕は男4人兄弟の一番末っ子だったから、いじめられたときには空想して過ごしたりもしていたし、ユーモアで切り抜けるという自己防衛の手段を取っていたんだ。だから、そういう部分はデッドプールに通じるものがあると思うよ。ただ、僕は自分のスタイルを確立できたのは35歳くらいで、かなり時間がかかってしまったけどね。今回も鍛え上げられた肉体がすごいですが、どのように体形を維持していますか?ライアン撮影の前はハードなトレーニングをするけど、特にこの作品のためには毎日2時間はワークアウトして、食事も気をつけているんだ。25歳の頃はコンクリートの上で転んでも笑えたけど、41歳のいまは転んだらケガするからおそろしいよ(笑)。アクションはいつまでやりたいですか?ライアンできるだけ長くやりたいと思うけど、100%できないならやるべきではないとも思っているんだ。だから、健康体でいるように、トレーニングは続けていきたいね。ただ、男性は60代でもアクションスターがいるのに、60代で活躍してる女性のアクションスターはいないから、そういう人たちにも出てきて欲しいなと思うし、そのときがいまこそ来てるんじゃないかな。僕の周りには少なくとも3人くらいは、僕をボコボコにできるような60代の女性はいるからね(笑)。とにかくいろいろなネタが詰め込まれていますが、入れたかったのに入れられなかったネタはありますか?ライアン使えなかったものは、カタログができるほどあるよ!法的な理由もあったけど、編集中にディズニーがフォックスを買収したこともあって、ディズニーのジョークは全部諦めることになったんだ。僕と脚本家は、ネタをちりばめるのが大好きだから、1回観ただけじゃわからないことがいっぱいあるはずだよ。それは何度も観て探して欲しいけど、背景に隠れているところもいろいろあるし、数秒しか映らないカメオ出演もあるから、けっこう気がついてないものがあるんじゃないかな。SNSでも大盛り上がりの本作ですが、ファンの書き込みはチェックしますか?ライアンファンの書き込みはよく読んでいるよ。というのも、この作品はファンが作ってくれたようなもの。なぜなら、僕は2004年からこの映画を作りたいとずっとフォックスに言ってたんだけど、「絶対に作らないぞ!」と断られ続けていたんだ。でも、僕たちがテストで作った映像がたまたまインターネットでリークされて、それを見たファンが「ぜひ作って欲しい!」と声をあげてくれて、それを無視できなくなったからこの作品が生まれたという経緯なんだよ。だから、本当にファンのみなさんのおかげだし、感謝以外の気持ちはないんだ。早くも3を期待する声もありますが、いかがですか?ライアン実はすでに僕が尊敬する監督と一緒に脚本も練っていて、「全然違う方向に持っていこうぜ!」という話になっているんだ。アイディアもいっぱいあるんだけど、今回登場するチームのXフォースがかなり大きなものになると思うし、いままでのスーパーヒーローものではやったことのないような、新たなジャンルにもしていきたいと話し合っているところだよ!毎回クレジットにも遊び心がありますが、どうやって決めていますか?ライアン僕はプロデューサーもしているので、めちゃめちゃふざけちゃおうということでクレジットでも遊んでいるんだ。たとえば、今回カメオ出演するマット・デイモンは、自身の主演作『リプリー』で出演していたジュード・ロウの役名であるディッキー・グリーンリーフにして欲しいというからそうしたし、ブラッド・ピットなんかは50番目くらいにちょろっと名前が出てくるくらい。あとは、悪役のジャガノートは、実は僕が声とモーションキャプチャをやっているから、クレジットも「彼自身」という表記にしてあるんだよ。そういうのもすごく楽しんでやっているんだ。妻のブレイク・ライヴリーさんの反応はどうでしたか?ライアン彼女とは世代が違うから音楽のチョイスとかいろいろなことを相談することもあるし、劇中のヴァネッサとウェイドの関係には僕たちの関係を反映しているところも多いかな。でも、映画を観たときの反応を見たかったから、あまりすべてを語らないようにはしていたんだ。ちょうど2週間ほど前に初めて上映会があったんだけど、彼女は泣いて感動したと言ってくれたよ。ご自分が好きなシーンはどこですか?ライアン一番好きなのは、アクションでもなんでもなくて、ジャガノートと戦ったあとのシーン。デッドプールが大変なケガを負ってしまうんだけど、そのあとにブラインド・アルの家にみんなが訪ねてくるところかな。観客も最初はふふっと笑い出して、どんどん大爆笑になるんだけど、僕もすごく気に入っているんだ。日本の作品から影響を受けていることもありますか?ライアン日本のアーティストには尊敬している人が多いけど、映画で言えば、黒澤明監督。彼が残した遺産はものすごく大きいと思うし、どれかはまだ言えないんだけど、次のデッドプールのアイディアのひとつに、ある黒澤作品からヒントを得ているものもあるんだ。あとは、僕が一番好きな作家は村上春樹さん。『ノルウェイの森』とか『海辺のカフカ』とかが大好きなんだ。僕は彼の影響でNYマラソンにも出たことがあるくらいなんだよ。と、話が尽きないなか、バスは渋谷に到着!さっそくスクランブル交差点で撮影開始。雨が降っているにもかかわらず、楽しそうなライアンは、まさに水もしたたるいい男です。渋谷に実際に降り立ってみていかがでしたか?ライアンもっとすごくクレイジーないことになるかと思ってたら、全然普通に反対側まで歩いて行けちゃったよ(笑)。多いときで5000人くらいの人が歩くと聞いてたから、もっとすごいことになるかと思ったけど、雨のせいか人が少なかったのかな。ただ、気づいていた人も少しいて、こんな時代だからすぐにスマホで写真を撮られたよ。僕が子どもの頃ならみんなライターを出したと思うけど(笑)。でも、こういうランドマークを歩けたのは楽しかったよ。先ほど黒澤監督の映画がアイディアになっているというお話でしたが、次回作を日本で撮影する可能性は?ライアンぜひやりたいよ!僕の親友であるヒュー・ジャックマンも日本で撮影してすごく気に入っていたから。でも、僕の出身地でもあるカナダのバンクーバーでも撮影したいんだ。ただ、今回のXフォースが中心の映画ならインターナショナルになるだろうし、きっと世界中いろんなところに行くと思うので、日本というのもありえるかもしれないね。でも、僕は2本持つという刀のルールを破っているから、日本では許されないんじゃないかな?二刀流も三刀流も日本にはいるから大丈夫ですよ!ライアン本当に!?それは知らなかったよ。じゃあ、カナダは絶対に日本と戦争しちゃダメだね(笑)!今回、ネタのなかにはかなり自虐的なネタもありましたが、自分の失敗をさらけ出せる理由は?ライアン僕は自分をネタにするのがすごく好きなんだ。本当はもっとやりたかったんだけど、やりすぎるとストーリーに集中できなくなるから、これくらいがデッドプールらしさかなと思って今回はあのようにしたんだよ。というのも、僕とデッドプールって境界線がわからないくらいかぶっているところもあるからね。脚本も担当されていますが、気に入ってるところは?ライアンお気に入りのシークエンスは、デッドプールの下半身が赤ちゃんの足になってしまうところ。あのシーンは全部自分で書いたんだけど、ポップカルチャーを入れ込んだり、くまのプーさんのネタを入れたりしたところとかも好きなんだ。アクション映画としてはかなり長いんだけど、台本では8ページにもなってしまったんだよ。『デッドプール2』を作るうえで大事にしていたことは何ですか?ライアン地球や宇宙を救うというのはデッドプールにはふさわしくないし、それはそういう資格を持ったほかのヒーローに任せておくとして、デッドプールというのは、キャラクターこそがスペクタクル。爆発する街を守ったりしないからこそ、バジェットはほかのスーパーヒーローものの半分で済むし、ただの赤いコンドーム野郎の映画でいられるんだよ(笑)。ご自分では1500回近くご覧になっているそうですが、こだわったところは?ライアン編集を8か月間やっていたので、そのときは1日に3~4回は観ていたよ。今回は1つのジョークが必要なシーンに、だいたい10~15個くらいのジョークを用意していろんなバリエーションで撮っていたんだ。編集室ではそのなかからどれがいいかを選んで、これにしようと決めても、何度も何度も見ているうちに飽きてきて、別のものに変えたりすることもあった。そうするとまた違うものになっていったりもしたんだけど、そんなふうに進化させていくところも好きなんだ。デッドプールはかなり特殊なタイプですが、ご自身にとってのヒーローとは?ライアンヒーローって、自分の居心地のよいところから一歩踏み出して何かをすることだと思うんだ。本当に小さいことでもいいんだけど、自分のことではなくて、無私無欲でほかの人のために何かをするということじゃないかな。だから、僕にとってのヒーローは、自分の困難を乗り越えて、妻と一緒にメットガラに行くことだよ(笑)。子どもの頃に憧れていたヒーローは誰ですか?ライアン『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が好きで、マイケル・J・フォックスが僕のヒーローだったよ。あとは、ほかの子どもと同じようにアーノルド・シュワルツェネッガー。筋肉のうえに筋肉があるようなところが好きだったんだ(笑)。まもなく終点に到着しますが、最後に日本でしてみたいことがあれば教えてください!ライアン今回、仕事では初来日だけど、実は数年前に2~3週間くらい日本に遊びにきたことがあるんだ。でも、ほかの街に行ってないから、やっぱり京都とか富士山には行ってみたいかな。それにしても、東京はちょっと歩き回るだけでいろいろなおもしろいものがたくさんあるから、ステキな街だよね。昔、ロスに住んでたこともあるけど、そのときは30分くらい歩いたら死んじゃうほど退屈だったから(笑)。ということで、バスが到着したのは増上寺!ここは、デッドプールを語るうえで欠かせないウルヴァリンが『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のときに使ったことのある場所です。デッドプールのコスプレイヤーたちのお出迎えに、ライアンもご機嫌でハイタッチ!そして最後は、ライアン自らヒット祈願!ここで無事に「ライアン・レイノルズと行く! TOKYOバスツアー!」も終了しました。さわやかな笑顔を振りまいて立ち去っていきましたが、彼も楽しんでくれたことを願うばかりです。バスツアーを終えてみて……。場を盛り上げるために、放送禁止単語をわざと連発してみたりと、とにかくサービス精神旺盛で気さくなライアン。かっこよくて、セクシーで、ユーモアもあって、才能もあって、まさにデッドプール級の無敵っぷりを感じずにはいられませんでした。とはいえ、実際は不遇の時代も経験しており、努力の人でもあるのも彼の魅力。『デッドプール』の続編はもちろん、今後どんな作品で楽しませてくれるのかますます期待が高まります。まずは、人生最高のバスツアーを体験させてくれたライアンに感謝です!何度観ても飽きない魅力満載!前作よりさらにパワーアップして帰ってきた『デッドプール2』。笑いと毒舌とアクションだけにとどまらず、感動もあるだけに、感情が揺さぶられっぱなしで休む暇もなし!一度では難しいほど見どころがありすぎるから、リピートは確定かも!?ストーリー最愛の恋人であるヴァネッサと幸せな生活を送り、絶好調のデッドプール。ところがある日、未来から来たケーブルという強敵が現れることで、日常が一変してしまう。そのケーブルからある少年を守ることを決意したデッドプールは、特殊能力を持つメンバーを集めてXフォースを結成し、戦いへと挑むこととなるのだが……。ヤバすぎな予告編はこちら!作品情報『デッドプール2』全国公開中配給:20世紀フォックス映画©2018Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年06月04日無責任“俺ちゃんヒーロー”の大暴れを描くシリーズ最新作『デッドプール2』を引っさげ、初来日を果たしたライアン・レイノルズが取材に応じ、見どころや製作の舞台裏、さらに妻で女優のブレイク・ライヴリーとの夫婦関係について語ってくれた。■テーマは「家族」ひょっとしてイイ話?『アベンジャーズ』『スパイダーマン』といったマーベルヒーローの中でも、異彩を放ちまくるウェイド・ウイルソン/デッドプール(ライアン)が本作では、なんと人助け!恋人のため「善良な人間になる」と誓い、未来からやって来た殺人マシーンから、特殊能力を秘めた少年を守ろうと奮闘する。テーマはずばり「家族」…って、ひょっとしてイイ話なの?デッドプールのくせに?「それは見てのお楽しみだけど、確かに疑似家族の姿を通して、僕らなりに伝えたいメッセージはあるよ。もちろん、相変わらず、やりたい放題で、ほかのヒーローなら絶対な無理な言動もOKっていう特権がある。キャプテン・アメリカじゃないからね(笑)。大げさに世界や銀河を救ったりはしない。1人の少年に手を差し伸べるだけだ。もちろん、ファイトシーンは見どころだよ。1作目はザコキャラ相手に銃を使っていたけど、今回はケーブルっていう強敵が現れて、ナイフを使った接近戦が増えた。首の血管が浮き出るような、より危険な肉弾戦なんだ」■失敗作も笑い飛ばす!「自分で自分を笑えることが大切」前作を観ているファンなら、ライアン本人が過去に主演したヒーロー映画『グリーン・ランタン』のことを失敗作だと認めているのは、ご承知のはず。実は本作でも、そんな『グリーン・ランタン』いじりは健在である。「自分で自分を笑えることが大切だし、自虐的にネタにできるのは役得だよね(笑)。こればっかりは、好きでやってるよ!」とライアン。ただし、デッドプールを演じる上でのトレーニングや肉体改造には余念がない。「だって、もう41歳だからね。撮影中にケガなんかしたら、それこそ痛々しくて笑えないよ…。何より、100%デッドプールになりきるには、心身ともパーフェクトな状態でなければいけない。ファンに、ごまかしは通用しないからね」■編集中にディズニーがフォックスを買収!辛辣ジョークもお蔵入りに80年代のポップカルチャーをベースにした“小ネタ”の数々も『デッドプール2』の目が離せないポイント。「今回も脚本家チームと知恵を絞って、まるでイースターエッグのように随所に散りばめているよ。1度や2度見た程度じゃ、すべてをチェックはできないはず」と胸を張る一方で、「法的な理由でNGになったネタも、山ほどあるよ。それに編集のタイミングで、ディズニーがフォックスを買収したせいで、撮影してあったディズニーに対する辛辣なジョークは捨てざるを得なかったんだ」と舞台裏を明かす。ただし、ガッカリする必要はなし!誰もが知るハリウッドの超A級スターが(しかも2人も!)、ぜいたく過ぎるカメオ出演を果たしているので、ぜひ見つけてほしい。これこそ、本当に1度や2度見ただけでは、気づけないかも。■ぶっちゃけ、アベンジャーズ入りに興味ある?ディズニーによる買収劇によって、デッドプールが『アベンジャーズ』に参戦する可能性もゼロではなくなった。ライアン本人は、ぶっちゃけ興味ある?「うーん、個人的にアイディアは浮かばないな。そもそも、デッドプールがアベンジャーズの一員として、うまくやっていけるはずないしね。きっと、仲間入りした5分後には、誰かが僕のこと、殺したくなっちゃうよ(笑)。ただ、アンサンブルは無理でも、誰か1人とペアリングするというのは、アリじゃないかなあ。クールだと思うよ」『デッドプール2』では未来から来た強敵のケーブルを倒すため、特殊能力者をかき集めたスペシャルチーム“Xフォース”が大活躍!そして、その“Xフォース”を軸にした新たな映画の企画も動き出している。「いままさに、才能あふれるドリュー・ゴダード監督と一緒にアイデアを練っている段階。『デッドプール』とは、また全然違うテイストにしようって話をしているところだよ。日本で撮影するのもいいね。『ウルヴァリン:SAMURAI』みたいにさ」■妻と一緒に「メットガラ」に行くのは、勇気が必要?ウェイド・ウイルソン/デッドプールとヒロインのヴァネッサとの恋愛模様も気になるところ。ライアンいわく「お互いを見つけあった、完ぺきなカップル」だといい、さらに「僕と妻のブレイクの関係性が反映されているかもね」とおのろけ発言も。ライアンは脚本にも携わっているので、この言葉にうそはないだろう。「僕ら夫婦は年齢が離れているから、ミレニアム世代の彼女に意見を求めることもあるよ。例えば、『君たちの世代は、バーブラ・ストライサンドって知ってるの?』とかね。ただ、あまりに映画の内容を話し過ぎたりはしない。彼女が完成した映画に、どんなリアクションを示してくれるか楽しみだからね。『デッドプール2』をNYプレミアで観た彼女は、『泣いて感動した』と言ってくれたよ!!」ちなみに「自分自身にとってのヒーロー的行動は?」と聞くと、「妻と一緒にメットガラに行くことだね」とポツリ…。世界中のセレブが集まるファッション界最大のイベントも、デッドプール=ライアン・レイノルズにとっては、勇気が試される時間のようだ。『デッドプール2』は全国にて公開中。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年06月04日主演作『デッドプール2』を引っさげ、初来日を果たしたライアン・レイノルズが5月30日(水)、渋谷駅前のスクランブル交差点にサプライズ出没!移動中のバス車内では、国内メディアを対象とした来日インタビューに応じるという斬新なプロモーションを行った。■“デップー”が渋谷に!スクランブル交差点は大騒ぎ!?この日ライアンをはじめ、ライアンのエージェントや配給、宣伝スタッフ、そして取材を行う媒体関係者ら20数名を乗せた大型バスは、宿泊先である六本木のホテルを出発すると、一路、いまや外国人観光客の定番スポットとなった渋谷駅前のスクランブル交差点に。小雨がパラつくなか、“デップー”ことライアンがバスから降り立つというまさかの事態に、行き合う人々も驚いた様子だった。それでも、当のライアンは、駅に向かって横断歩道を闊歩しながら「もっと人が多いって聞いていたけど、平日だから、それほどもないかな?」と余裕の発言。「フォトグラファーはずっと真正面から狙っていたけど、本当は横からも撮ってほしかったんだ。ビートルズの『アビイ・ロード』みたいにね」とおどけてみせた。■愛する『ウルヴァリン:SAMURAI』が撮影された増上寺でヒット祈願渋谷をあとにしたライアンは、再びバスに乗り込み、次なる目的地である港区芝公園・増上寺へ。ここはデッドプールが愛してやまない(?)ウルヴァリンが『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年公開)にて、壮絶なバトルシーンを繰り広げた縁深い場所。デッドプールの精鋭コスプレ集団に出迎えられたライアンは、大殿をバックに記念撮影。お隣の安国殿にて、映画のヒット祈願を行った。ちなみに六本木から渋谷、そして渋谷から増上寺への移動時間を使って、ライアンは同乗したメディアに向けて、グループ形式のインタビューを実施。ライアン本人もこのユニークな手法にご満悦で、記者からの質問にノリノリで回答してくれた。気になるインタビューは近日中に掲載予定だ。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月30日『ルーム』で一躍注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイが、『ワンダー 君は太陽』のPRのために来日。同じく『デッドプール2』を引っさげ来日中のライアン・レイノルズを探し回り、ついに対面を果たしたことを、先ほど自身のSNSで報告した。全世界800万部突破の児童小説「ワンダー」(R・J・パラシオ著)を実写版『美女と野獣』の製作スタッフが映画化した本作。ジェイコブは、生まれつき特別な顔を持ち何度も手術を繰り返してきたが、10歳になって初めて学校に通い始める主人公オギーを熱演。彼を見守る両親役のジュリア・ロバーツ&オーウェン・ウィルソンら実力派が脇を固め、今年イチバンの優しく、温かな涙を誘う感動作となっている。『ルーム』で初来日した際も、自身のインスタグラムを何度も更新していたジェイコブ。今回は、時同じくして憧れの“デップー”ことライアン・レイノルズも日本にいる!とのことで、ライアンが高層ビルから東京の景色をバックに撮った写真をアップすると、すかさず真似っこ。「どこにいるの?! デッドプールハントが始まった…」と自身も高層ビルの窓際から投稿。さらには、東京ディズニーリゾートでも“デップー”探し…。そんなジェイコブくんは、先ほどついに「見つけた!」と念願のライアンとの2ショットをアップ!「信じればやり遂げられるんだね!!!」「ライアン、あなたは最高」と笑顔いっぱいのガッツポーズ。ライアンもその写真をシェアし、同じカナダ・バンクーバー出身のジェイコブとの東京での対面を喜んでいた。日本のファンからも「ジェイコブ君、よかったね!」「可愛すぎるー」「この2ショットはヤバい!!」と歓喜の声が上がっている。『ワンダー 君は太陽』は6月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ワンダー 君は太陽 2018年6月15日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月30日すでに各国で大旋風を巻き起こしているヒーロー映画『デッドプール2』のジャパンプレミアが5月29日(火)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中の主演俳優ライアン・レイノルズと、日本人キャストの忽那汐里が出席した。■『デッドプール2』ってどんな映画?『アベンジャーズ』『スパイダーマン』といったマーベルヒーローの中でも、その無責任な“俺ちゃん”ぶりで異彩を放つデッドプールの大暴れを描いたシリーズ最新作。恋人のため「善良な人間になる」と誓ったウェイド・ウイルソン/デッドプール(ライアン)は、未来からやって来た殺人マシーンのケーブルから、彼に命を狙われる少年を守ろうと奮闘。特殊能力をもったメンバーを集め、スペシャルチーム“Xフォース”を結成する。■初来日したライアン「日本のファンのコスプレが最高だよ」デッドプールの移動手段として、おなじみのイエローキャブ(黄色いタクシー)に乗って、初来日のライアンが会場入りすると、ファンが大歓声でお出迎え。アドトラックの荷台に寝そべった全長7メートルの巨大“デップー涅槃”像とも対面を果たし、ご機嫌だった。「本当は前作のタイミングで来日したかったんだけど、別の作品を撮影していてね…。でも、こうして新作と一緒に初めて日本に来られて、うれしさ2倍だよ!」と大喜びのライアン。「プロモーションでいろんな国に行ったけど、日本のファンのコスプレが最高だよ。みんな、本当にクレイジーだね!」と会場を真っ赤に染めたファンを沸かせていた。ちなみに日本で「デッドプール」が、“デップー”の愛称で親しまれている点については、「初めて知ったけど、クールだね」とまんざらでもない様子だった。■“日本代表” 忽那さんが堂々のレッドカーペットキュートな特殊能力者・ユキオ役で、ハリウッド超大作に抜てきされた忽那さんは、映画のイメージカラーである赤を基調にしたドレスで登場し、レッドカーペットで堂々たる存在感!「ニューヨーク(のプレミア)の熱気に、東京も負けていないと思います。ユキオのコスプレをした女の子ともお会いできて、本当にうれしい」とファンとの交流を満喫した。ライアンとの共演について「本当にすてきな方。アドリブもたくさんあり、勉強になりました」とふり返ると、当のライアンは「本当のこと、言っていいんだよ」とおどけて見せていた。■なんとToshI(X JAPAN)が登場!ヒーロー集団“Xフォース”に電撃参戦?ステージには、『デッドプール』の大ファンだという人気ロックバンド「X JAPAN」のToshIがサプライズ登場し、会場のボルテージは最高潮に。ToshIさんは「大好きな映画なので、ものすごく興奮しています。今日はファン代表として、ここに立たせていただきました」とあいさつし、ライアン&忽那さんと一緒にまさかの“Xポーズ”を披露!即席版のヒーロー集団“Xフォース”が結成され、映画のヒットを祈願した。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月29日6月1日の『デッドプール2』日本公開に先立ち、“デップー”、“俺ちゃん”の愛称で親しまれるデッドプール役のライアン・レイノルズが、5月28日ついに初来日。成田国際空港には、彼を一目見ようと300人ものファンが詰めかけた。『アベンジャーズ』『スパイダーマン』など、マーベルヒーローの中でも最高に個性的なデッドプール。全世界に“デップー旋風”を吹き荒らした常識破りの無責任ヒーローを創り上げたライアンは、「僕はあの映画を作ろうとして、ほぼ11年の人生をかけた」とふり返り、想いの強さを語っていた。また前作では、ゴールデン・グロー ブ賞コメディ/ミュージカル部門の作品賞にノミネートされた初の実写版スーパーヒーロー映画として称賛され、ライアンも最優秀男優にノミネートと大きな話題に。今作では、オープニング・テーマ曲を歌う世界的歌姫セリーヌ・ディオンや、元サッカー選手デヴィッド・ベッカムといったビッグネームとのコラボが話題に上がっている。そんな日本でも情報解禁される度に大きな話題となっている『デッドプール2』を引っさげ、ライアンが来日!来日前には、俺ちゃんが西郷隆盛の銅像に寄り添う画像をSNSに投稿し、日本へ向けて出発したと報告も。成田空港にはファン300人が2Fまで埋め尽くし、中にはコスプレをしているファンや、NYのプレミアにまで出向いたというファンも。そしてついにライアンがファンの前に登場すると、黄色い声援が響き渡った。また、ライアンは写真やサイン、握手など丁寧に応える姿も見られ、「ようこそ、日本へ!」という呼びかけには、「Thank You」と笑顔を見せる場面もあった。なお、ライアンは翌29日にはレッドカーペットイベントの参加を予定だ。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月28日