暑さ対策の便利アイテムとして、今やすっかり定着したハンディファンですが、ただ暑さがしのげるだけでなく、ライブやお祭りなどで楽しく使える7色のLED付ハンディファンが「Life on Products(ライフオンプロダクツ)」から登場しました。■2サイズ展開でカラーバリエーションも豊富自動で変わる7色のLEDライトを搭載した、スケルトンボディが涼しげでおしゃれ。風量は弱・中・強の3段階に調節可能な上、心地よい自然な風を再現したリズム風モードも搭載。好みに合わせて使えます。移動中にも便利なネックストラップ付。小さな子どもでも持ちやすく、収納しやすいミニサイズ(幅63×奥行40×高さ142mm)と、グリップが握りやすく使い勝手のいいサイズ(幅77×奥行41×高さ175mm)の2サイズ展開。ダブルクリックで電源がオンになる仕様のため、バッグに入れていて勝手に電源が入る心配もなし。屋外イベントやお祭り、ライブや応援上映など幅広いシーンで活躍しそう。ミニサイズが5色展開、もう一方が4色展開とカラーも豊富で、推し活にもおすすめです!ミニサイズは5色展開。上段左から時計回りに:ホワイト(WH)、パープル(PP)、イエロー(YL)、ピンク(PK)アクアグリーン(AR)ミニサイズよりひと周り大きいサイズは4色展開。上段左から時計回りに:ホワイト(WH)、ブラック(BK)、ブルー(BL)、コーラルピンク(CK)■New! 1台5役の高機能外出時の充電切れにも対応2024年夏の新作「ハンズフリー5wayスリムファン」は、ハンディ、卓上、スマホスタンド、ハンズフリー、モバイルバッテリーと1台で5役のすぐれもの。モバイルバッテリー機能搭載で、外出時の急な電池不足にも対応できます。付属のネックストラップを付ければ、ハンズフリーでも使用できるので、お子様とのお出かけや買い物、アウトドアでも重宝します。これ1台あれば、室内でも屋外でも、様々なシーンで活躍して便利です。ハンディファンや卓上だけでなく、スマホスタンドやハンズフリー、モバイルバッテリー機能でアウトドアやデスクワークでも。さまざまなシーンで使える5wayハンズフリーファン。モバイルバッテリー機能を搭載、お出かけ中のバッテリー切れにも対応。野外フェスやアウトドア時、この機能があると安心ですよね。風向も自由に調節可能。弱/中/強の3段階風量調節に、心地よい自然な風を再現したリズム風モードを搭載。スマホスタンドにもなるデザイン。本体にスマホを置けば、涼みながら動画視聴、ゲームなどが可能!バッグやポケットに収納しやすいサイズで、持ち運びに便利。ストラップに強い負荷が一時的にかかるとパーツが分離。万が一の時も首にストラップが巻き付きにくい安全仕様なのも嬉しい。気温が高い日も増えてきたこの季節のおでかけ、キャンプなどのアウトドアイベントには、こんな便利で楽しい最新ハンディファンをお供につれていってはいかがでしょう。「ミニクリアファン LEDライト付」LCAF002 価格:1,628円(税込)商品ページ: 「クリアファン LEDライト付」LCAF003 価格:2,178円(税込)商品ページ: 「ハンズフリー5wayスリムファン」LCAF007 価格:2,728円(税込)商品ページ: お問い合わせ:ライフオンプロダクツ公式サイト:
2024年04月22日3月28日、KDDI主催の音楽イベント「au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL」が東京・虎ノ門の「TOKYO NODE HALL」で行われ、ロックバンド[Alexandros]がゲスト出演しました。その模様をレポートします。リアルとデジタルの融合ライブがスタンダードになるかも?写真左から、リアド偉武(Dr)、磯部寛之(B, Cho)、川上洋平(Vo,G)、白井眞輝(G)本ライブは、KDDIと森ビルが共同で開発したデジタル上の会場「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL ‐RESPECT YOU, au」でも同時開催され、リアルとデジタルが融合した新しい形のライブとなりました。リアル会場で約100人、デジタル会場で約100人の計約200人が集まった今回のライブでは、2会場をリアルタイムに接続することで、デジタル会場にいながらまるでリアル会場にいるかのような臨場感や空気感を味わう体験を実現。また、デジタル会場では、楽曲に合わせて空間の演出が変化するなど、リアル会場では味わえない演出を披露しました。イベントでは、MCによる紹介の後[Alexandros]が登場し、生パフォーマンスを披露しました。地上46階から望める東京の景色をバックに、ポップとロックが共存する特有の演奏を繰り広げた4人。1曲目に披露したのは、激しい演奏とどこかスカッとするメロディが特徴の「Stimulator」。川上洋平(Vo,G)がパワフルかつ伸びやかな歌声を披露し、会場のボルテージは一気にアップ。続いて披露されたのは重低音と綺麗なメロディが交差するナンバー「Girl A」。リアル会場の激しいライトがさらにファンたちを引き込みました。最後に披露されたのは、会場の雰囲気に合わせて用意されたという「todayyyy」。どこか神秘的な雰囲気を感じさせる演奏と川上の優しい歌い方に、会場は[Alexandros]の世界に包まれました。ライブが終わるとトークコーナーへ。メンバー4人がデジタルツイン会場でのライブ映像を観ながら感想を話しました。川上はまずライブを終えた感想として「この雰囲気と(客との)距離はレアだった。セットリストを間違えたなと…もう少し(会場の)雰囲気と合う曲はある(笑)」と述べ、会場の笑いを誘いました。また、アバターとして参加した100人のファンが盛り上がるデジタルツイン会場の様子を確認すると、メンバー全員が「すごい!」と絶賛。さらにMCが、アバターの拍手や横揺れ、ヘドバンなどをするエモート機能を紹介すると、4人は揃って褒め称えました。磯部寛之(B, Cho)は「コロナ禍が明けてアナログなライブが開催できるようになり、(会場に)人が来られるようになった。さらにデジタルとの融合により世界中からライブに参加ができるようにもなり、こういった技術が広まるとすごく素敵だなと感じた」とコメント。白井眞輝(G)は「アバターにモッシュやダイブなどのアクションが追加されたらよりおもしろくなりそう。ゲーム感覚でライブに参加できそう。今後もリアルとデジタルが融合したライブを開催することで、国も文化も越えて音楽が浸透していく可能性があると思うと楽しみ」と感想を述べました。リアド偉武(Dr)は「デジタルと融合した新しい環境の中でライブができて楽しかった」と述べ、川上は「コロナ禍で配信ライブを開催したときに『勇気をもらえた』といった感想をもらい配信ライブのニーズを感じた。生のライブはもちろん、今日みたいな新しいこともどんどんやっていきたい」と意気込みを語り、デジタルとリアルが融合した新感覚音楽イベントは締め括られました。©「au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL」InformationSET LIST01Stimulator02Girl A03todayyyyy[Alexandros]2010年インディーズレーベルRX-RECORDSから1stアルバム「Where‘s My Potato?」でデビュー。リリース後はロックシーンやメディアに大きな衝撃を与え、瞬く間にその名を轟かせ、ここからバンドの快進撃がスタートする。ユニバーサルミュージックとグローバル契約を締結、パートナーシップを結び、2015年3月 シングル「ワタリドリ/Dracula La」、6月にはアルバム「ALXD」でメジャーデビュー。翌年には6枚目のフルアルバム「EXIST!」をリリース、オリコンウィークリーチャートで初登場1位を獲得する。近年は、映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主題歌やパナソニック×花王アタックとタッグを組んだ「#センタク」プロジェクトに楽曲を提供するなど数多くのコラボレーションを実現。
2024年04月01日空港には日々、さまざまな目的地へと向かう人が集まります。帰省や仕事、旅行など、利用する理由はさまざま。中にはこの日の『旅』を、ずっと心待ちにしてきた人もいるでしょう。空港で働く人たちは、そういった利用者の搭乗をサポートするだけでなく、さまざまな方法で笑顔を届けているようです。空港で荷物を受け取ったら「えっ」徳島県在住の、まめもち(@amaiomochichan)さんは、2024年3月、同県板野郡にある徳島飛行場(通称:徳島空港)を利用しました。目的は、アイドルグループ『SixTONES』のライブツアー『SixTONES LIVE TOUR 2024「VVS」』。福岡県福岡市の『福岡PayPayドーム』に向かうため、飛行機に搭乗したのです。飛行機から降り、到着先で荷物を受け取った、まめもちさん。ふと荷物に目をやったところ、身に覚えのないタグが付いていたといいます。「どこか、荷物に不備でもあったのかもしれない」と疑問に思い、タグを裏返してみると…。タグに書かれていたのは、徳島空港のスタッフからのメッセージ!手荷物を預ける際まめもちさんは、スタッフと何気ない世間話をしていました。搭乗の理由を伝えたところ、スタッフは「『SixTONES』のライブですか!?」と目を輝かせていたのだそうです。きっとそのスタッフも、同じ『SixTONES』のファンだったのでしょう。ライブに向かう時の高揚感が分かるからこそ、「よりこの旅を楽しんでもらいたい」と思ったのかもしれませんね。タグに書かれたメッセージを読んで感激したという、まめもちさん。素敵な『サプライズ』に、ネットからも称賛の声が相次いでいます。・これは泣く…。なんて温かいメッセージだろう。・すごっ!これぞまさに日本の誇る『ホスピタリティ』。・こういう粋なサプライズ、大好き。最高の宝物ですね!旅は、従来の目的だけでなく、その道中で起こった出来事もワンセットで記憶に残るもの。スタッフの素晴らしい心遣いによって、まめもちさんの旅は、さらに美しく彩られたようです![文・構成/grape編集部]
2024年03月12日2023年11月2日、バンド『Dragon Ash』がウェブサイトを更新し、活動に関する重要な情報を発信。同月に開催を予定していた、ライブツアー『DRAGONASH LIVE HOUSE TOUR "VOX in DA BOX"』5公演の、開催を延期したことを明かしました。『Dragon Ash』Kj、パニック障害でライブツアーを延期今回のライブツアーは、全国32か所で開催される、2024年3月までのロング公演。4年ぶりのライブハウスワンマンツアーということもあり、多くのファンが注目していました。突然の延期について、音楽プロダクションの株式会社イノベーターは、ボーカルとギターを担当するKj(降谷建志)さんの体調不良によるものと公表。Kjさんの体調について、同社はこのように経緯や近況を明かしています。今年8月中旬よりKjに胸痛、めまいなどの不調がありましたが、担当医師の判断と本人の意思に基づいて、あらゆる検査と方策を講じながらライブ活動を継続してまいりました。しかしながら、不調は「パニック障害」に起因するとの診断結果となりました。担当医師と再度相談した結果、一定期間の回復に専念できる時間を持つことが適切であるという判断に至りました。Dragon Ash Official Websiteーより引用パニック障害は、めまいや動悸、吐き気、呼吸困難などの症状を発する不安障害。主に混雑した場所で発作が起こりやすく、症状が悪化すると、うつ病を併発する可能性が生じます。脳の神経系の機能やストレスが大きな原因だと考えられていますが、原因は分かっておらず、心療内科での早急な治療が必要です。「いずれ必ず開催したい」という、Kjさん含むメンバーの意向を受け、同社はライブツアーを中止せず、同年11月16~22日の公演を延期することに。振替公演の日程や、購入済みのチケットの取り扱い方法については、決定次第、告知されるとのことです。決して珍しい病気ではなく、芸能人でも多くの人が公表している、パニック障害。その苦しみを知っているからこそ、多くの人がKjさんに温かい声援を寄せました。・本当に、無理せずゆっくりと治してほしい!ずっと待っています!・ミュージシャンは一般人以上のストレスを抱えているはず。また素敵な歌声が聴ける日を、楽しみにしていますね。・自分もパニック障害を患ったことがあります。今は心身を休め、穏やかに過ごしてほしいです。作詞や作曲も担当しており、『Dragon Ash』のリーダーを務めているKjさん。しっかりと心身を休め、いつかまた笑顔と素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月03日イベントを開く時は、参加者や出演者のスケジュールを確保することが大切。重要なゲストこそ早めに声をかけて、イベント当日に来てもらえるよう、予定を組んでおくことが重要です。そんなスケジュールにまつわるエピソードを、インド北部の打楽器であるタブラの演奏者、@u_zhaanさんがX(Twitter)に投稿し、話題になっています。「今までで一番遠い日程のオファー」ある日、投稿者さんのもとに1通のメールが届きました。メールの内容は、「埼玉県飯能市でタブラの演奏をしてほしい」というもの。ここまでなら、よくある話なのですが…投稿者さんはあることに気が付き、驚いたのです。「『2924年2月にライブをしてもらえないだろうか』というメールが来た」まさかの、30世紀開催…!このエピソードが投稿されたのは、2023年10月5日のこと。つまり、900年4か月後の話だったのです。考えられるのは、パソコンのキーボードで『2024年』と打とうとしたところ、『0』の隣にある『9』を叩いてしまったのではないか…ということ。『あまりにも先が長すぎるオファー』には、X(Twitter)でさまざまなコメントが寄せられました。・時空を超えたオファーで、笑った!・飯能市なら行けるのだけど、900年と4か月後か…。・その日、空いてるので絶対聴きに行きます!・もしオファーを受けたら、机の引き出しから『青い猫型ロボット』が出てくるかも。「今までで一番遠い日のオファーだ」と振り返る、投稿者さん。果たして、ライブは開催されるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年10月07日しま夢ジャズ実行委員会は、「しまの持続可能で豊かな成長を通して、島国ニッポンを元気に!」という夢の実現を目指す「しま夢」プロジェクトの第1弾として、佐渡出身の「鼓童」を含め国内外で活躍する豪華アーティスト組を迎えた、佐渡島初の大規模ジャズイベント「しま夢ジャズ・イン・佐渡」を8月26日(土)、27日(日)に、おんでこドーム(新潟県・佐渡)で開催します。■数々のジャズフェスを成功させた居酒屋店主が発起人「しま夢ジャズ・イン・佐渡」は、都心や離島、海外で無料フェスを10年以上にわたって継続開催している居酒屋店主の能厚準(たくみ こうじゅん)さんが手掛ける新プロジェクト。能は、サブプライムの金融危機で世の中が暗く沈む中、子どもたちに明るい未来を残そうと、魚の貿易会社の創業と同時に2010年に「すみだストリートジャズフェスティバル(通称すみジャズ)」(東京都・墨田区)を立ち上げました。「すみジャズ」は2019年には参加バンド数が400を超え、国内有数のジャズフェスと知られるまでに成長。そして今回、「しまの持続可能で豊かな成長を通して、島国ニッポンを元気に!」を目指し、2016年から世界遺産の小笠原諸島で開催しているジャズ・フェスティバルに次ぐプロジェクトとして始動します。■佐渡から日本を元気に! 100人以上の市民ボランティアたちが運営世界遺産に向けて歩む「佐渡」で地域連携と島内外の人々の交流を生み出す全長約18kmの『しま夢ジャズストリート構想』に共感した100人以上の老若男女さまざまな市民ボランティアが島外から参加します。市民ボランティアが中心となり、実行委員会スタッフをはじめ、当日ボランティアや地元住民や企業などと協力しながら、オリジナルシャツの販売、募金、協賛金を主な資金として、東京・墨田区や小笠原同様に入場料無料で開催。■全11組のジャズアーティストが参加! 佐渡が生んだ世界的和太鼓集団「鼓童」とのコラボも日本におけるジャズマヌーシュの第一人者であるギタリスト手島大輔が率いるBimBomBam楽団、元SOIL&”PIMP”SESSIONSの元晴(SAX)をはじめとした全11組のジャズアーティストが登場。佐渡に本拠地をおく世界的和太鼓集団「鼓童」が、ジェンベ・マスターのセネガル人オマール・ゲンデファル率いるアフロビートバンド「Afro Begue」らとコラボレーションするほか、鼓童も参加した特別テーマ曲「シマユメ~Island Dream~」を披露し、ジャンルを超えた多様なステージパフォーマンスを披露します。<出演アーティスト>TOKU & NGT Connection/Spinna B-ILL/Afro Begue feat.鼓童/西藤ヒロノブ/魚返明未&井上銘/徳田雄一郎RALYZZDIG trio/TRI4TH/POLYPLUS/Ruri&GypsyJazzFriends/大竹創作/BimBomBam楽団feat.元晴&別所和洋■イベント概要イベント名:しま夢ジャズ・イン・佐渡日時:2023年8月23日(土)、27日(日)会場:おんでこドーム(新潟県佐渡市両津湊354)料金:入場無料主催:しま夢ジャズ実行委員会共催:アースセレブレーション実行委員会/佐渡市特別協賛:サンフロンティアグループ(サンフロンティア不動産、サンフロンティア佐渡)特別協力:鼓童/みなとオアシス実行委員会/相川車座後援:新潟県
2023年08月23日取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部撮影:大嶋千尋趣味と仕事の両立。みんなが憧れる言葉ではありますが、一体どれくらいの人が両立できているのでしょうか。ましてや、プロジェクトリーダーなどの役職についてしまった日には、仕事を優先するしかない……なんて思う人もいるかもしれません。日本最大級のインターネットサービスを展開するヤフー株式会社に勤める伊藤静那さんは、PayPayフリマ企画部のLaboリーダー。29歳で12人の部下を持ち、肩書きだけを見るとかなりのハードワーカーのように見える彼女は、地方に遠征をしてライブに参加するほどの「推し活女子」だったのです。「タイムマネジメントはあまり得意じゃないんですが……」と語りつつも、どんなに忙しくても推しのために時間をつくっている伊藤さんに、仕事と趣味を両立する秘訣を教えてもらいました。■入社理由は「より大規模な事業に携わってみたかったから」伊藤さんは2019年にヤフーに入社されたそうですが、これまでの経歴を教えてください。2017年に新卒で、iOSのエンジニアとしてWEB系の企業に入社し、アプリ機能の検討や開発業務に携わっていました。その後、担当していたアプリがリリースされたタイミングで、社内異動の打診をされたのですが、異動はせずにヤフーに転職することを決めました。前職と同じiOSエンジニアとして入社。当時リリース前だった「PayPayフリマ」の部署に配属となり、現在に至ります。エンジニア入社ということは、大学でもプログラミングなどを学ばれていたのでしょうか?大学では数学を専門に学んでおり、入学当初は数学の先生になりたいと思っていたんです。ただ所属していた学部が、数学と情報を学べる場所だったので、そこでプログラミングをやっていくうちに楽しさを知りました。なので、就活時はエンジニアになりたいと思って探していましたね。希望かなってエンジニアとして働きだした中で、なぜヤフーに転職しようと思ったのですか?新卒で配属されたのが、比較的規模の小さいサービスの新規開発を行う部署でした。まだユーザーのいないサービスだったので、より大規模な事業に関わってみたいと思い、転職を決意しました。その中でヤフーは、ユーザーを大きく抱えるサービスをたくさん持っていたのが決め手で、選びました。現在、伊藤さんはPayPayフリマをご担当されているそうですね。はい、そうです。今はエンジニアではなく、フリマ企画部のLaboリーダーを務めています。私が所属するチームでは、PayPayフリマはもちろん、他のフリマサービスで“まだ提供できていない価値”を考えていくことをミッションに、新サービスの企画や調査、開発を行っています。具体的にどんな業務をされているのですか?PayPayフリマに提案するアイデアをメンバーと一緒に考えたり、ユーザーに調査やヒアリングを行ったりする、企画・マーケティング的なお仕事をメインに、実際に新機能を実装するとなった際の開発のマネジメント業務も担当しています。では、かなり幅広い業務を担当しているのですね。そうですね。新機能の企画から実装まで、一貫して携わる……というのが、今の仕事内容になっています。■自分も“推し”がいるからこそ理解できた「新機能の重要性」伊藤さんのチームが担当された、匿名でグッズ交換ができる新機能「グッズ交換機能」がスタートしました。なぜ“推し活” に焦点を当てたのでしょうか?定期的に行っていた部内のアイデア出し会議で、「現在はフリマのユーザーではないけれど、近い将来ユーザーになってくれそうな層はどこにいるんだろう」という議題が挙がりました。その中で、“売買”ではなく“交換”というパターンもあるのでは、という話が出たんです。そして“交換”をテーマに考えた時、SNS上でアーティストやアニメのランダムグッズの交換をしている“推し活”の領域があるという意見があり、「推し活」をテーマに据えて、企画を進めることになりました。なるほど。私もアイドルが好きなので、現場でグッズ交換をしている人を見ることもありますが、慣れていないと怖いのでは……と思ってしまいます。そうですよね。この機能を検討するにあたり、社内にいるグッズ交換経験者にお話を聞く機会がありました。その方は100回以上の交換経験がある方でしたが、その中でもいろいろな不安がありながら交換しているという生の声を聞き、匿名でグッズを交換できる機能の需要を感じました。伊藤さんもアイドルがお好きと伺いました。やはりご自身の経験も活かされているのでしょうか?私自身もライブ会場で交換の現場を見たり、SNS上で交換されている方を見たりはしていたので、身近なものではありました。なので、調査を進める中で、自分自身もアイドルが好きだからこそ分かる、“推しに対しての熱量”は共感する部分が多く、対象者の方の気持ちにも入り込みやすかったです。実際に機能をつくっていく中で、対象になる方にどれだけ寄り添えるか、どれだけ同じように考えられるかが、すごく重要だと思っているので、そこが入り込みやすかったというのは、自身の経験が活かされたポイントだと思っています。■推しのライブがあるからこそ、仕事もより頑張れるユーザーの気持ちを理解して開発に携われるというのは、かなりの強みですよね。ちなみに伊藤さん自身は、どれくらい推し活をされているのですか?私は、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「℃-ute(2017年解散)」の元メンバー・鈴木愛理さんが好きで、ライブは欠かさず行っています。いわゆる遠征も(笑)。遠征するってかなりお好きですね(笑)!そうですね(笑)。地方でツアーがあれば、何カ所かまわります。もちろん、歌やダンスなどのパフォーマンス面もそうですが、年が近い同じ女性としても、参考にしているところも多く、トークイベントに参加したり、メディアのインタビューもチェックしたりしていますね。「同じ女性としても参考にしている」とのことですが、お仕事面で“推し”に影響を受けている部分はありますか?鈴木愛理さんは、グループ活動を経て、今はソロで活動しているのですが、ソロになってからはライブのやり方や仕事の企画なども自分から提案しているという話をしていたんです。その時、私もエンジニアから企画・リーダーと立場が変わったタイミングで、「自分にはまだできないから」と閉じこもっていた部分があったのですが、(鈴木さんが)いろいろチャレンジしている姿がかっこいいな、と。真似できることは真似してみたり……仕事観は影響を受けているところは多いかもしれません。推しがロールモデルになっているのですね。お話聞く限りでは、かなりの頻度で推し活されていますが、お休みなどをうまく活用しつつでないと難しいように思います。そうですね。会社がフレックス制度で、お休みも取りやすいので助かっています。午前中だけ働いて、午後から遠征のために移動する・ライブに行く、などもできるので、かなり柔軟に働ける環境なのかなと思っています。仕事と趣味を両立しやすそうな環境ですね。伊藤さんにとって理想的なワークライフバランスはありますか?あまり考えたことはなかったのですが、推しのライブがあるからこそ、仕事もより頑張れる、という考え方なので、仕事をセーブしてまで、推し活に時間を割きたいとかはないのかもしれません。どんなに仕事が忙しくても、ライブの時間だけは確保して、それ以外の時間は仕事を一生懸命頑張る。イベントがあるところをお休みできるような状態であれば、それ以外は頑張れるかな、と思っています。ライブなどをモチベーションに仕事を頑張っているんですね!でもなかなかスケジュール管理が難しそうです。今年の4月も「グッズ交換機能」のリリースを控え、慌ただしかったのですが、絶対に早く帰りたい時間はチームメンバーに早めに伝えたり、カレンダーを抑えるようにしたりしていました。ミーティングの時間などは周りのメンバーが柔軟に対応してくれたおかげで無事リリースも乗り切ることができ、かなりありがたかったです……!趣味に理解のあるすてきな職場ですね。お仕事に推し活にかなり充実されている伊藤さんですが、今後の展望を教えてください。今のチームができて約1年なのですが、リーダーとして、今のチームをより意味のあるものにしていくことが私のミッションだと思っています。まずはチームとして初めてリリースした「グッズ交換機能」を、推し活をしている方にとって価値のある機能になっていくように、チームで育てていきたいです。あとは、「新しい価値を届ける」というチームのミッションがあるので、自ら考えて新機能をどんどん届けていけるようになりたいですし、チームメンバーがもっと働きやすい環境をつくっていくことを目指しています。
2023年08月10日2020年1月から日本でも感染が拡大し、これまでは当たり前だった社会全体の『日常』を変化させた、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。感染症法において、いわゆる2類相当に分類されていたコロナウイルスですが、2023年5月8日には、5類感染症に移行しました。それによって、感染症対策が個人や事業者の判断に委ねられるように。感染リスクの高い状況や、重症化リスクの高い人がいる場所などを除き、個人の主体的な選択を尊重することになりました。デーモン閣下の『呼びかけ』に「なんて素晴らしい悪魔なんだ!」悪魔教の教祖であり、世を忍ぶ仮の姿として人間の形相で音楽活動をしている、ミュージシャンのデーモン閣下が、同年6月22日にブログを更新。2日後に開催を控えていた、静岡県富士市にある富士市文化会館でのイベント『デーモン閣下の邦楽維新Collaboration ~谷崎が描く『官能と耽美』を詠み謳ふ~』についての情報を公開しました。来場予定の人に向けて、デーモン閣下は個人…もとい『個・悪魔』としての要請を掲載。それは、ファンへの愛があふれた内容でした。来場予定諸君に吾輩から。政府や自治体の見解や世の中の流れがどうであれ、「マスクの着用」を要請する。また、マスクを着用していない人からの「声援」も遠慮願いたい。これは主催会館からの「禁止義務要請」ではない。あくまでも座長である吾輩「個・悪魔」からの要請である。コロナもさることながら、現在麻疹も流行の兆しとなっている。皆が安心して舞台を鑑賞できることと、声援で盛り上がっていること、どちらを選ぶのかと言われれば、吾輩は前者を選ぶ。声援が無くても心が伝わることはこの数年間で大いに学習した。来場諸君たちの自主性に委ねることになる。諸君の自己・他己防衛意識に期待したい。デーモン閣下オフィシャルブログーより引用悪魔という身でありながら、「人間が弱いと張り合いがない」という理由で、厚生労働省が行っている『「上手な医療のかかり方」プロジェクト』の大使として活動をしている、デーモン閣下。また、同年3月には在宅医療の啓発イベントのトークショーにも参加しており、ライバルである人間が病気でくたばってしまわないよう、さまざまな努力をしているようです。今回の『要請』も、そういった理由であると同時に、応援してくれる人を気遣ってのものなのでしょう。イベントの参加者には、重症化リスクのある人もいるはずです。また、コロナウイルスだけでなく、同年5月からは麻疹(はしか)も流行。感染力が非常に高く、不織布マスクでは感染を防ぐことは難しいものの、感染した人が着用することには効果があるといわれています。さまざまな感染症が流行している状況だからこそ、デーモン閣下は声援よりもファンの健康を優先することにしたようです。デーモン閣下の呼びかけは、ネット上で拡散され、『悪魔教』の信者以外からも称賛する声が上がっています。・重症化リスクのある人や、不安を覚える人、医療従事者などへの配慮が素晴らしい。なんてかっこいい悪魔なんだ!・この優しさは本当に悪魔か?悪魔は世を忍ぶ姿で、実は慈悲深い天使なのでは…?・さすがは閣下!「声援がなくても心は伝わる」がいい言葉で泣いた…。アーティストならば、誰もがイベントでファンの声援を直接耳にしたいと思うはず。しかし、何よりもファンの健康を第一に考え、「声援がなくても心が伝わる」と想いを明かしたデーモン閣下に、多くの人がその誠実かつ優しい人柄を再認識したようです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月29日好きなアーティストのライブの日が近付くと、ついドキドキしてしまうもの。中には、単なるファンとは思えない熱量で、好きなアーティストを追いかける『推し活』にいそしむ人もいます。marumi(marumi222)さんの職場の先輩は、『推し活』について、とても理解してくれているようで…。『推し』のライブのチケットを手に入れたmarumiさんに、どの席で観ることになったかを聞く、先輩。興奮のあまり「ま…ッ…!」と、声にならない叫びを上げたmarumiさんに、先輩は「前のほうなのね!?嬉しいのね!?」と、すべてを察しました。続けて、「アドベントカレンダーを作りますか!?」と、まさかの逆提案。クリスマスまでの日数を数えるカレンダーを、推しのライブに合わせて作ろうというのです…!楽しみにしていることを、一緒になってワクワクしてくれる先輩の器の大きさに感動する、marumiさんなのでした。【ネットの声】・先輩のような、人間力あふれる人になりたいです!・共感力が高くて、素敵な返しをしてくれるなんて、最高だわ。惚れてしまう。・クリスマス以外で、アドベントカレンダーが登場するとは。その発想はなかった!・この先輩は、『推し活』をしている、まるみさんのことが『推し』なのかもしれない…。自分の好きなものを受け入れてもらえた時、嬉しさのあまり、じーんときてしまう人もいるのでは。marumiさんの先輩のように、周りの誰かが、夢中になって何かを追いかけていたら、共感して寄り添いたいものですね…![文・構成/grape編集部]
2023年05月19日バードウォッチングなどはもちろんのこと、広い会場でのライブやコンサートでも役に立つ『双眼鏡』。座席が遠くても、アーティストの姿を拡大して見ることができるなど、持っていれば活躍する場面は多いでしょう。しかし、いざ買おうと店に行っても、種類がたくさんあるために「どれを買えばいいのか分からない」と迷う人もいるはず。特に、どれくらいの倍率が必要なのかは知っておきたいポイントですよね。家電量販チェーンの『ビックカメラ』はTwitterで、よくイベントが行われる会場を例に、オススメの倍率目安を図にして、公開しました。双眼鏡選びに、ご参考ください会場別 #双眼鏡 倍率選びの目安※座席・通路はイベントにより異なる場合がございます。お問合せの上、お出掛けください。 pic.twitter.com/CnhbxNvrsI — ビックカメラ (@biccameraE) April 2, 2023 双眼鏡には6倍、8倍、10倍などの倍率があり、会場や座席によって最適な倍率が変わります。もし今後、広い会場でのイベントに行く予定があれば、参考になりそうですね!また、倍率のほかに「屋外であれば防水タイプ」「屋内なら口径の大きい明るいタイプ」がおすすめともつづっていました。『ビックカメラ』の投稿には「参考になります」「助かる~!」「この情報、超有益だな」といったコメントが寄せられています。耳で音楽を楽しむのはもちろん、ステージを拡大して見れば、新たな発見もあるかもしれません。ライブやコンサートに行く人は、自分に適した双眼鏡を手に入れて、公演を楽しんでくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月13日『チェリー』や『空も飛べるはず』など、楽曲が多くの人に親しまれている、人気バンド『スピッツ』。2022年にデビュー35周年を迎えたスピッツは、2023年6月から、2年ぶりとなる全国ツアー公演を予定しています。2023年2月1日、スピッツはチケット料金の改定と平日公演のスタート時刻についてのニュースリリースを、自身のツアー情報ページで公開しました。『平日でもライブを楽しむ文化を』日本の音楽ライブ事情として、週末や祝日に客が集中しており、ライブ会場が取り合いになっていることに「強い危機感を覚えていた」というスピッツ。そこで、従来から平日公演を積極的に行ってきたスピッツは、平日公演のチケット価格を、週末や祝日よりも安く設定すると発表しました。気軽に会場へと足を運ぶきっかけづくりだけでなく、「生活様式が多様化する中、平日でもライブを楽しむ文化を大切にしたい」という、スピッツの意向を反映したとのことです。働き方や生活スタイルが多様化してきている現代において、もっと平日の夜にライヴに足を運びやすくなり、ひいてはエンターテインメントに触れられる方たちの数が増える形を模索していきたいのです。(中略)また、多くの町では1公演のみの開催になります。それが土日祝日の場合、他の町の平日公演よりもチケット料金が否応なく高くなります。その町に限れば、選択の余地はなくなることになるわけです。今回の発表に戸惑う方は少なからずいらっしゃると思っています。ですが、今回が第一歩なのです。今後、スピッツのツアーは全国どこでも平日が一番安く土日祝日はそれよりも高いという形になると考えていただければと思います。SPITZ OFFICIAL WEB SITEーより引用また、スピッツは、平日公演を19時スタートに変更することも発表しました。これまでは、平日公演を18時30分から行っていましたが、より多くの人に「最初からライブを楽しんでもらいたい」という想いから、30分繰り下げて19時開演にするとのことです。『平日ライブ』には歓迎の声だけでなく…?「平日でもライブカルチャーを楽しめるよう働きかけ、かつ少しでも多くの人にライブ会場へと足を運んでほしい」という想いから、スピッツが下した判断に対して、SNSでさまざまなコメントが出ています。・土日祝日は休めないので、長い間ライブを諦めていた。この流れが広まってくれたらとても嬉しい。・スピッツのライブに行くなら、たとえば金曜を休暇にして、木曜日の公演に行くとかもアリですよね。・彼らほどのベテランが、率先してこういう試みができるのは、素晴らしいことだと思います。・色々と模索して、「いいな」と思える選択肢がたくさんあるほうが、ファンも選びやすいですよね。日本のライブ事情を変えるきっかけとなるよう、自ら行動を起こすスピッツの姿勢には、称賛の声が多数。一方、子育て中のファン層からは、「週末の昼公演が増えたら嬉しい」といった意見も聞かれました。「あらゆる人がライブを楽しめるように」と、試行錯誤を重ねるスピッツの姿勢は、彼らの楽曲のように素敵ですね…![文・構成/grape編集部]
2023年02月06日応援したい歌手やアーティストがいれば、コンサートやライブに行く人は一定数います。ライブやコンサートの開催日時が決まると、歌手のSNSに対し「行きます」とコメントを残すファンも少なくありません。迎えた当日、大勢のファンを目の当たりにした歌手たちは、「たくさん来てくれて嬉しい」という気持ちになっているはずです。松岡英明が呼びかけたファンへのお願い2022年10月27日、歌手の松岡英明さんは、Twitterを通じてファンにあるお願いを求めました。開催するどのライブにも、「1人でも多くのファンに見に来てほしい」という思いがある松岡さんは、ファンに対し、ある言葉を「できれば、いわないでほしい」と呼びかけます。その言葉とは…。行きたいけど行けません。ファンのみんなに「できれば」のお願いどのライブでもライブ前って「一人でも多くの人に見に来て欲しいなー」って思ってるから「行きたいけど行けません」は「できれば」言わないでくださいつづく— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022 この言葉を松岡さんのSNSに向けて発信しているファンに、悪意はないはずです。行きたくとも、用事があったり、都合が合わなかったりして見に行けない…などといった理由で、松岡さんに申し訳ない気持ちがあるのでしょう。松岡さんは、この言葉を伝えたくなる気持ちを「理解できる」としたうえで、いわないでほしい理由をつづります。「『みんなが来てくれるかな?』とワクワクしながら準備してる時に、たくさんの人から『今回は行けません』と報告があると気分的にへこんでしまう」と。コロナ禍が続く2022年現在、イベントの予定が突然変更されるのは珍しくありません。松岡さんの場合、直前まで開催告知をできなかった部分もあると反省しています。そのため「多くの人が参加しやすいように改善していく」と松岡さんは続けました。松岡英明が今後も「行きたいけど行けない」といわれたら?一方、「できれば、いわないでほしい」と強調したように、松岡さんは「絶対に守ってほしいお願いではない」ともつづります。今後も、「行きたいけど行けなかった」という言葉が寄せられた場合、「『ぜひ見に来られる時に来てください』という言葉をかけるようにしたい」と明かしました。松岡さんがTwitterを通じて呼びかけたファンへのお願いは、多くの人の心に届いています。・読んでいてハッとしました。自分も見に行きたかったコンサートに行けない時、この言葉をかけてしまいそうだと反省。・「行けません」と伝えるのは失礼になるだろうと思って、いわないようにしていました。ライブを開催する側からしたら、あまりいい気持ちにはならないでしょうし…。・どうか松岡さんの言葉が、ほかのアーティストのファンにも届いてほしい。「ファンのみんなの気持ちもよく分かるので、強制でも圧をかけたいわけでもなく、お互いに楽しめる形を模索したい」という想いから、今回のお願いを発信したという松岡さん。行きたいと思っていたコンサートやライブに参加できないことは決して、応援している歌手やアーティストを裏切る行為ではありません。しかし、その気持ちを直接伝えることがかえって、歌手たちを傷付けてしまう場合があるのです。ファンであるからこそ、応援したい気持ちをどのように伝えるかが、大切なのではないでしょうか。投稿全文はこちらファンのみんなに「できれば」のお願いどのライブでもライブ前って「一人でも多くの人に見に来て欲しいなー」って思ってるから「行きたいけど行けません」は「できれば」言わないでくださいつづく— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022 この気持ちって複雑でそれを伝えたくなる気持ちも理解できるし一人一人のその思いはむしろ有り難いことなのにみんな来てくれるかな?ってワクワクしながら準備してる時に沢山の人から「今回は行けません」って報告されると気分的に「しょぼん」って凹んじゃうんだよねーなので— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022 ライブが終わってから「行きたかった」って報告するのは大歓迎♀️僕の方も今はコロナ禍で告知がギリギリまで出来ない時も多くみんなが予定を立てにくい状況になっていて本当に申し訳なく思っています♂️みんなが参加しやすいライブになるよう僕も改善に努めますね✨— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022 ただ、これは最初に書いたように「できれば」のお願いです絶対そうしてってことじゃないしこのお願いを聞いてない人からはこれからもそういうメッセージが届くと思いますそういう時僕も明るい気持ちで「ぜひ来れる時に見に来てください」って伝えられるようになりたいと思います♪— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022 きっとどの推しさんも似たようなこと思っててもファンのみんなにそんなこと言ったらガッカリさせちゃうかなって思ったりしながらそういうのは言えずにいる人も多いと思うのでよかったら少しだけそんな風に思うものかもなって思いながら推しさんに気を遣ってみてあげて下さいね— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022 いつもより通知が多くてアクティビティ確認したら今の時点で1万7千越えてる感じなので少し補足しておきますね☝これ本当にファンのみんなの気持ちもよーく解るので強制でも圧をかけたい訳でもなくお互いに楽しめる形を模索したい気持ちで呟きました♪— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 27, 2022 ちなみに僕の場合で言うと…僕へのリプライじゃなくご自身で呟く分には気になりません逆に推しさんに喜んで欲しいみなさんにアドバイスするとしたら例えば「今回、行けなくて悔しい思いをしたので次回は(いつか)必ず行きます!」とか言って貰えるのはきっと嬉しいと思います☝— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 27, 2022 僕らはファンの方と一緒に楽しみたくて活動してるのでそれが距離的日程的経済的体調的気分的w…どんな諸事情であれそれに対して1ミリも不満なんてありませんバランスの問題で沢山の人から先に聞くとちと凹んでしまうだけ僕ら演者側も決して傲慢にならないよう気をつけないとね♪— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 27, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年10月28日何百、何千の人たちが一堂に会し、生でパフォーマンスを楽しむイベントは、ジャンルを問わずいつの時代も人気を博しています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって各地でイベントの中止が相次いでいるものの、多くの人が会場で笑顔をもらっているでしょう。マツコ・デラックス、『関係者席の人間』へ怒り爆発2022年9月9日に放送されたバラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、音楽ライブやスポーツ観戦についてトークを進行。MCであるタレントのマツコ・デラックスさんは、会場の盛り上がった雰囲気に乗ることに、少し気恥ずかしさを感じることを明かしました。どれだけ会場が盛り上がっていても恥を捨てきれず、気まずくなる時があるという、マツコさん。そんなマツコさんですが、場の盛り上がりに水を差すある人たちが苦手なのだとか。あの…関係者席あるじゃん。アタシ本当に極力座りたくないんだけど、アタシたちまだ、ちょっと恥じらいを持ちながらでもちょっと(場の盛り上がりに)協力しようとするじゃない。あの人(関係者席の人)たち、なんであんなふてぶてしいの?いるよね、全然楽しそうじゃなくて「お前、何しに来たんだよ!」みたいな。マツコ&有吉 かりそめ天国ーより引用マツコさんが嫌いな人…それは、関係者席に座る、ふてぶてしい人!多くのイベントには、出演者の知人や業界関係者といった、招待を受けた人用のエリアが用意されています。マツコさんが気に入らないのは、会場の盛り上がりに合わせる素振りをまったく見せず、つまらなさそうな顔でふてぶてしい態度をとる人でした。きっと、「自分は頑張ってノリを合わせているのに、なんであいつらは協力をしないんだ!」という不満もあるのでしょう。同じくMCであり、お笑いタレントの有吉弘行さんも、関係者席の人の「どんなもんか見てやろう」といいたげな態度には、腹を立てているようです。MCの2人の間で関係者席の人への不満がヒートアップする中、マツコさんはさらに腹の立つ人についてこのように述べました。でもまだ、こういう(偉そうな)奴らはまだいいよ!変な女とか連れてきてるジジイとかいるじゃん。でさ、変な女もつまんなさそうなんだよ。じゃあ誰が来てえっていったんだよ!変な女でも、1人でもさ、「イェーイ」ってやってればまだいいけど、変な女もなんか「ふーん」って…こんなん(腕を組むように)観てるわけよ。何なのあれ?なんなんあいつら?本当によくない。マツコ&有吉 かりそめ天国ーより引用多くの場合、関係者席は会場内のほかの席からも見える位置にあります。そのため、時には関係者席の人のマナー違反に、ネット上で怒りの声が上がることも。上演中に「携帯電話をいじっていた」という報告が上がる時もあります。マツコさんの怒りの声は多くの人の気持ちを代弁してくれたようで、共感する声が相次ぎました。・めっちゃ分かる!いってくれてありがとう!・もうね、本当にそうよ。ああいう光景を見ると、しらける。・仕事なのは分かってるよ。でも、せめて最低限のマナーは守ってほしい…。関係者席の人は、一般客と違い『付き合い』で来ているため、気分が乗らない人もいるのかもしれません。ですが、会場の雰囲気はその場にいる全員が作り出すもの。せめて、雰囲気は壊さないでいてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月14日世界標準のライブレストランといわれる『Billboard Live』。国内外の一流アーティストが招かれ、上質な空間と食事が楽しめる場として、世界的に有名です。俳優と歌手の二刀流で活躍している中村雅俊(なかむら・まさとし)さんは、2022年6月に『Billboard Live』公演を行います。デビュー50周年が近づいている中で、どんな想いで臨んでいるのか、インタビューをしました。中村さんの胸中とは…。中村雅俊「歌って本当に力がある、『すごいな』と思って歌わせてもらってる」中村さんは2021年に、初となる『Billboard Live』公演と、初の全篇フルオーケストラとの競演『Billboard Classics』を成功させました。中村雅俊【Masatoshi Nakamura "DAWN"】at Billboard Live YOKOHAMA※動画は2021年の『Billboard Live』の様子です。2022年は大阪・神奈川・東京の3会場で『Billboard Live』公演が決定!2022年に開催する中村さんの『Billboard Live』公演の日程は次の通りです。会場:大阪・Billboard Live OSAKA日程:2022年6月9日(木)・10日(金)1stステージ:OPEN 14:30 / START 15:302ndステージ:OPEN 17:30 / START 18:30詳細:公演詳細はこちら会場:神奈川・Billboard Live YOKOHAMA日程:2022年6月13日(月)1stステージ:OPEN 14:30 / START 15:302ndステージ:OPEN 17:30 / START 18:30詳細:公演詳細はこちら会場:東京・Billboard Live TOKYO日程:2022年6月24日(金)・25日(土)1stステージ:OPEN 14:30 / START 15:302ndステージ:OPEN 17:30 / START 18:30詳細:公演詳細はこちら中村雅俊「『Billboard Live』は、みんなと久しぶりって感じで会いたい」6月の『Billboard Live』公演を控えた中村さんに、取材をしました。デビュー当時と今の自分の変化を受け入れながら、歌に込める想いとは…。――中村さんにとって『Billboard Live』はどんな場所?実際に『Billboard Live』へ行って、外国のアーティストを見たことがありました。だから俺の中で『Billboard Live』は、格式ある特別な場所ですね。コロナ禍でいろいろな変化があった中で、『Billboard Live』公演ができるのは幸せなことです。――コロナ禍による変化とは?そうですね…。45年間続けていたコンサートツアーがなくなったのはショックでした。1974年に出した『ふれあい』という歌からコンサートツアーを始めて、ずっと毎年欠かさずにやってきたので、ガッカリしますよね。2021年からコンサートツアーができるという話になり、そこで初めての『Billboard Live』公演とフルオーケストラをやらせていただけて、すごく楽しかったです。――今年の『Billboard Live』公演への思いは?今年は東京でも公演をするんですけど、東京はステージの後ろが大きなガラス窓になっているんです。カーテンが開くと、後ろにある夜景が見えて感動的なんですよ。なかなか見ない、滅多にない作りですよね。そこに自分が立つというのは楽しみでしかないです。――今年の『Billboard Live』公演のタイトル『Come and get it!』の意味は?「ほら、ちょっと食事を食べていきなさい!」という、海外では日常的に使われる言葉なんですよね。ちょっとカジュアルに、じゃないですけど、「『Billboard Live』に来て、一緒に食事を楽しみましょう!」という想いがあります。タイトルを決めるのに、いつもどうしようって悩みますね…。――ほかにもタイトルの候補が?うん、『暇?』とか考えた。「暇だったらライブに来ない」という、ニュアンスを含めて考えたんですよ。タイトルが『暇?』だったら、なんだろうって思うでしょうから。でも、普通がいいだろうとなりました。――セットリストは決めている?今回のタイトルが『Come and get it!』なので、食事をしながら一緒に楽しい時間を過ごせる、そんなライブにしたいです。俺の曲で人気があるのは、バラードが多いんですよ。だけど楽しげな歌っていうのが、ヒット曲にはちょっと少ないので…。アップテンポの曲、アルバムの中の曲、シングルで出した曲、バランスよく組み立てるつもりです。ただ、どうしても『ヒット曲』といわれるものを、入れないといけないんですけどね。――ヒット曲を歌うのは苦手?ぜんぜん、好きだよ!人気の曲にはヒットした理由が当然ありますし、俺自身の思い入れもあります。お客さんも俺の曲にストーリーがあるかもしれないですけど、一緒ですよね。例えば『ふれあい』なんかは、もう48年も前の作品なんです。20代の頃から今の70代まで、それぞれの年代で、表現は変わってきました。昔の自分の姿をたまに見たりすると、変化は顕著といいますか…。意識はしていないです。けど、自分の歩んできた人生や歴史が、そういうふうにさせるんじゃないですかね。中村雅俊「『一発屋』かって、チラッと横切るものはあった」数多くのテレビ連続ドラマ主演を始め、NHK紅白歌合戦・日本武道館の単独公演などを成功させてきた中村さん。華々しい経歴を持っていますが、意外にも不安を感じていたことがあったそうです。――これまでの芸能人生を振り返ると?ちらほら『デビュー50周年』という話が、出るようになってきました。「すげえな、50年か」というのは、俺の中でもありますね。『われら青春!』という連続ドラマの主役でデビューしました。5代目の先生役だったんですけど、先生役の人はみんな歌を出すことが決まっていて、俺ももれなくという感じでした。それで出した『ふれあい』が、オリコンで10週間トップだったんです。やっぱり考えるんですよ、チラッと横切るものがある…。――横切るもの?『一発屋』かって。最初から主演でデビューをして、歌まで出して、「これを何年も続けられないだろうな」という思いは、チラッとありました。だけど、持ち前の楽観的な性格が、よかったところもあると思います。ほかにもヒット曲を残すことができましたし、コンサートツアーもできましたし…。ドラマに関しても、自分のデータを確認したら、連続ドラマ主演が34本ありました。「俺ってけっこう、頑張ってやってきたじゃん」みたいには、思いますね。中村雅俊「主役を演じ、歌を出すという運命から始まって、今の自分がいる」最後に、中村さんからメッセージをいただきました。過去を振り返ってみて、分かることは多いです。実は、これまでの自分が前へ進んでいくエネルギーになっているんですよ。ガソリンですよね。自分自身がどうなるのか、未来になにが待っているのかは、まったく分かりません。でも、主役を演じて歌を出すという運命から始まり、今もこうしてやってるんだなと感じます。今年の『Billboard Live』公演も、そうした軌跡があったからこそでしょう。今は地方へ行けることも少なくなりましたが、「久しぶり」という感じで、みんなに会いたいです。一緒に楽しい時間を過ごせる『Billboard Live』公演にしますよ。ステージに立つ中村さんの、歌と食事を楽しめる『Billboard Live』公演。今だからこそ表現できる奥深さが曲に乗り、歌の本当の力を伝えてくれることでしょう。『Billboard Live』公演は、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを遵守し、開催されます。生涯忘れられないであろう特別なひと時を過ごしてみてくださいね。中村雅俊『Billboard JAPAN』オフィシャルサイト[文・構成/grape編集部・撮影/奥西淳二]
2022年04月11日マスクの中の有名人は一体誰!?意外性のある美声に酔いしれて。新感覚のライブエンターテインメント『ザ・マスクド・シンガー』とは?【対談メンバー】編集A弊誌音楽&ファッション担当。ライブを観るのが、何よりのリフレッシュ。アニメやゆるキャラなど、キャラクターコンテンツも好物。ライターOアーティストや女性アイドルのインタビューを担当。歌番組を見るのが好きで、つい止まらず全話一気見。海外トレンドにも精通。編集A(以下A):9月からAmazon Prime Videoで配信中の『ザ・マスクド・シンガー』が、先週ついに終わりましたね!12人の有名人がマスクをかぶって名曲を歌い、トーナメントに挑む…という新感覚のライブエンターテインメントでしたが、最後まで中の人が誰だかわからなくて終始前のめりで見てしまいました。ライターO(以下O):原型は韓国で’15年から放送されている番組で、’19年にはアメリカでリメイクされたんだよね。日本で、ここまで華やかなショーを楽しめる機会ってなかなかないから、すごく新鮮だった!A:毎回最下位の人はマスクを外すわけですが、予想の斜め上をいく有名人の方々が出られていましたね。なかには、歌声が想像つかないような俳優やアスリートの方も…。O:シンガーの方も、マスクをしているからこそ自分を解き放ってパフォーマンスできている面もあるのかなと思って。ご自身の普段のキャラクターから一回離れて、伸び伸びと歌えている感じがした!A:たしかに。これから番組を見る人は、まずは純粋にパフォーマンスを楽しんでもらって、次に正体を知ったうえで再度見てほしいですね。見どころ1:アマビエから連獅子まで…個性豊かなマスクド・シンガー。侍姿のウルフや、スーツを着たドラゴン3など、日本独自のキャラクターデザインは、キャッチーでインパクト大。「“ネオンパンダ”はアイドル感満載で、とにかくかわいい。まさかあの人が入っていたとは…」(O)。「個人的な推しは、全身薔薇だらけの“ローズ”。ギャグセンスの高さに脱帽!」(A)見どころ2:豪華出演者たちが、ステージに花を添える。MCに大泉洋さん、パネリストにMIYAVIさん、Perfumeさんなどが集結。「日本では珍しい1MCスタイルで、大泉さんの力量が出ている!シンガーとの掛け合いもクスッと笑えます」(O)。「パネリストの方々は、共演するのが珍しい顔ぶれ。女性陣は、毎回衣装が変わるので、そこにも注目です」(A)見どころ3:最後まで正体が読めない。謎解き要素にも興奮!トーナメントと並行して行われる、中の人の推理合戦も回を増すごとにヒートアップ。毎回歌唱前に流れるヒント映像が、正体を当てる鍵に。「コスチュームの中に、実はヒントが隠されていることも…。細部まで見逃せません」(O)。「まずはネタバレを見ずに、パネリストと一緒に推測を楽しんで!」(A)『ザ・マスクド・シンガー』Amazon Prime Videoでプライム会員向けに独占見放題配信中のAmazon Original番組『ザ・マスクド・シンガー』。全9話。作品詳細は、公式HPをチェック。2021 Amazon Content Services LLC※『anan』2021年10月27日号より。(by anan編集部)
2021年10月25日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「クイックレポート」です。音楽フェス好きの方なら一度は目を通したことがあると思うクイックレポート。フェスなどの現場でライブを観たライターさんが終了後、1時間もたたないうちにそのライブのレポートをweb媒体などにアップしてくれるものです。ライブに来られなかった人が読んだり、ライブを観た人でも、あらためてライブの内容をテキストで確認するために読んでくれているものだと思っています。セットリストを知ることもできますよね。クイックレポートは、その名の通り短時間でライブの感動を美しい表現で形容してお届けしてくれるので本当にありがたいんです。極端に言うと、そのクイックレポート次第でその日のライブの印象ががらっと変わることもある。基本、書いてくださる内容はライターさんにお任せです。スピード重視の世界なので、こちらサイドが校正することもありません。だからこそ書いてくださる方も神経を研ぎ澄ませ、本気でその場の熱狂や興奮を伝えようとしてくださっていると思っています。その感動を僕は曲にしてお返しできればと思い「Quick Report」という曲を書きました。10月20日に出るニューアルバムに収録されているので、ぜひ聴いてみてください。すでに、フェスなどで披露していて、いい反応をいただいています。曲を作るにあたっては、僕のデビュー以降のクイックレポートを全部読み返しました。そこで、「MUSIC VIDEO」における“MVあるある”ではないですが、やっぱり定型文ってあるんだなということに気づきました。なかでもめっちゃ気に入ったフレーズは、“観客のボルテージは一気に最高潮”です。僕のクイックレポートにめっちゃ書いてあった。だったら、「もっと観客のボルテージは一気に最高潮になる曲を作らな!」と思って、この曲ができました。実際に、フェスで初めてこの曲を披露した日のクイックレポートには、「岡崎さん、こんなところまで気にかけてくれてありがとうございます」とライターさんがわざわざ書いてくれていて、なんだかうれしかったです。クイックレポートもフェスの一部。同じフェスを作っている仲間って感じがしていいですよね。みなさんもフェスで岡崎体育のライブを観たあとは、必ずその日のクイックレポートまでチェックしてくださいね。そこまでがひとつのセットです。おかざきたいいく11月23日(火・祝)、横浜アリーナでワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」を開催。10月20日(水)に4枚目となるオリジナルアルバム『FIGHT CLUB』をリリース。※『anan』2021年10月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年10月09日ライブコンサートといった表舞台を支える、“照明”のお仕事をご紹介!プロフェッショナルたちに密着しました。アーティストを照らし、ライブ空間を華やかに彩る。ライブ中に、ステージや会場全体を彩りながら、次々と変わる色とりどりのコンサート照明は、アーティストのパフォーマンスを際立たせ、観客の心を揺さぶり、ライブを盛り上げてくれる。「その照明による演出を、プランニングするのが照明デザイナーの仕事です」(「東京舞台照明」ライティング事業部 クルーヘッド<照明デザイナー>南 俊樹さん)南さんは、アイドルグループをはじめ、有名アーティストのコンサート照明を多数手がけてきた。「毎回、担当する公演が決まると、まずはチームを編成し、会場全体の照明の設営プランを決めます。しかし、公演日ギリギリまでセットリストが決まらないこともあり、本番までめちゃくちゃタイト。だいたい準備に取りかかれるのは本番の1週間~10日前くらいだったりします」(南さん)南さんが考えた設営プランを引き継ぎ、会場の配線などを担当しているのが、後輩の横山さんだ。「安全性を考慮しながら、どこにどの照明機材を設置し、どう配線を組むか、図面に落とし込みます。また、機材の搬入・搬出もすべて自分たちで行います」(「東京舞台照明」ライティング事業部 クルーヘッド<ピンチーフ>横山智美さん)もう一つ照明デザイナーの大事な役割が、曲ごとに具体的な照明の構成を組み立てること。「『ここは派手にして』など、演出家などからヒアリングした内容を元に、プログラミングします。曲の中にも起承転結がありますが、一つのライブにも起承転結があるので、意識するのは全体の流れ。演出家と何度も調整や変更のやり取りをして、完成するのが機材設営日の前日になることも。リハーサルでも修正や調整を繰り返し、本番に臨みます」(南さん)また、横山さんは、人を追って照らす“ピンスポット”を操るチームのチーフも担当している。「ピンスポットは実は人力で操作しているので、使用する台数分のスタッフに指示を出しています。『次、30番を右から2人目に当てて!』とか、本場中はずっと指示出しでしゃべりっぱなしですね。毎回ドタバタですが、チームの息がぴったり合った瞬間が楽しい!苦労した分、達成感も大きいので、やりがいを感じます」(横山さん)「僕もライブが好きで、舞台照明に心動かされてこの仕事を目指したので、毎回人の記憶に残るものを作りたいと思っています。だから実際にお客さんやスタッフからの評価が高いと素直にうれしい。それが励みになり、もっと良いものをという意欲が湧き、やりたいことを次々と実現できていることに喜びを感じます」(南さん)照明デザインは専用マシンでプログラミングする。演出家などと打ち合わせを重ねて膨らませた照明のイメージを、「照明卓」と呼ばれるマシンを用いて、プログラミングしていく。「イントロ、Aメロ、サビなどシーンごとに、配色や光の向き、明度、発光させるタイミングなどを細かく作り込みます。本番中は、プログラミングしたものをシーンごとに再生することで照明が切り替わります。以前、1回の公演で再生ボタンを何回押したか数えたら、なんと1700回以上でした(笑)」(南さん)ステージセットの図面を3D化し、そこに照明機材の情報を加えてから、具体的なプログラミングをする。最初から最後まで繋げてプログラミングすることもできるが、リハーサルを経て、本番直前に修正が必要になった場合、シーンごと細かく分けて打ち込んでおいた方が変更しやすいという利点が。再生ボタンを押す回数が多くなるが、完成度は高まる。最新技術を駆使し、シミュレーションを重ね新しい表現を模索。ステージ全体をデザインするアイドルグループと、メンバーにフォーカスするバンドの公演では、照明デザインは異なる。また照明デザイナーは、これまでの経験で培った技術や発想から、最新の照明器具を開発したり、新たな表現方法を生み出している。「昨年、無観客ライブを経験したことで、肉眼とテレビやスマホなどの画面越しで見るのでは、照明の印象がガラッと変わることにあらためて気づき、照明の見せ方のバリエーションが増えました」(南さん)上のイラストのような演出も3D上のセット中央にLEDビジョンを設置し、そこに絵を出しながらプログラミングする。LEDビジョンの映像と照明を共鳴させることで、より臨場感のあるバンドの世界観を演出できる。最新設備を整えた、自社スタジオセット。アーティストを追う、ピンスポットは人力で操作する!ピンスポットライトは、手動で向きを変えたり色を変えるので本番中も一切気を抜けない。「ドームクラスだとこれを30台持ち込み、30人がピンを一斉に操作します。野外フェスなど、アーティストがステージを下りて観客の近くでパフォーマンスする時にもピンスポットは欠かせません。地方公演では初めてのスタッフとチームを組むことも。誰でも間違えないように、アイドルグループだとメンバー名ではなく、位置で指示を出すことが多いですね」(横山さん)会場中を走り回るアーティストを追いかけ、照らし続けるピンスポット。電源を供給するためのケーブル。長さ10mと20mのものがあり、ドームクラスになるとこれを何本も繋げて使用する。ケーブルと照明本体を繋ぐ「直Box」と呼ばれる配電器、分配器など。1回のライブに搬入する機材は、屋外フェスで11tトラック2台分、ドームクラスだと4台分に!南 俊樹さん「東京舞台照明」ライティング事業部 クルーヘッド(照明デザイナー)。高校時代に観た劇団四季『マンマ・ミーア!』で舞台の美しさに感銘を受け、専門学校で照明を学ぶ。入社11年目。横山智美さん「東京舞台照明」ライティング事業部 クルーヘッド(ピンチーフ)。中学生の時に行った浜田省吾さんのライブ照明に刺激を受け、専門学校の照明コースに進学。入社8年目。東京舞台照明音楽コンサートをはじめ、演劇、舞踊などの照明を手がける。「日本照明家協会賞」を受賞したことがある照明デザイナーをはじめ、100人を超えるプロフェッショナルが所属。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・中島慶子イラスト・green K取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2021年08月15日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ワンマンライブ」です。先日、ファンクラブ会員限定の生配信番組で発表しましたが、11月に横浜アリーナで久しぶりのワンマンライブを開催させていただきます。発表後にネットの書き込みなどを見ていると、「新しいアルバムもまだ聴いてないのに、いきなりワンマンとか言われても……」というような若干否定的な意見も見かけましたが、心配されている方々に僕から言いたいことはただひとつ、「安心してください!」です。アルバムもいい感じに仕上がりつつありますし、それを引っさげてのライブはめちゃくちゃ面白いものになると思います。期待して待っていてほしいです。面白いライブになることは保証できるものの、横浜アリーナのようなでかい会場にみんな遊びに来てくれるのかな、と考えると僕も不安になります。関東エリアでワンマンライブをやるのは2019年のさいたまスーパーアリーナ以来です。もうあの頃とは違うかも……と不安になります。だって、最近だとインスタライブをやっても200人くらいしか集まらないんですよ。この間なんて、思いつきでゲーム配信をしたら50人くらいしかファンの方々が見に来てくれなくて、めっちゃ不安になりました。そんな求心力ないやつが、横浜アリーナなんてでかい会場を押さえてしまって大丈夫か?と青ざめてしまいます。でも、絶対に観に来てよかった!と思ってもらえるライブをしますので、ぜひ足を運んでいただきたいと繰り返し申し上げたいです。多くのみなさんに興味を持っていただくために僕もプロモーションを頑張らないと、と今からいろいろ案を練っています。岡崎体育は幸運なことにテレビ露出などが多く、いろいろなところに呼んでいただいているので、自分で言うのもなんですが、知名度はまあまああるほうだと思います。それがどうにも集客やセールスに繋がっていないのは、みんな僕をゆるキャラくらいにしか見てないからでは?と自己分析をしています。ゆるキャラって、わざわざ深掘りしないじゃないですか。広く浅くしか知ってもらえない。アルバムを買って楽曲を聴きたい、ライブに足を運んでみたい、もっと深く岡崎体育を知りたい!と思っていただけるようにならないといけないんです。一人でも多くの方に思ってもらえるように、アルバムリリースに向けて岡崎体育、変わりたいと思います!おかざきたいいく約3年ぶりとなるコンセプトアルバム『OT WORKS II』(SME Records)が好評発売中。11月の横浜アリーナでのワンマイライブのタイトルは「めっちゃめちゃおもしろライブ」。※『anan』2021年7月21日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年07月17日CDから始まり、ゲームやアニメなど幅広く展開している音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(通称:ヒプマイ)。声優キャスト18人によるライブ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 7th LIVE ≪SUMMIT OF DIVISIONS≫』の開催が決定しました。『ヒプノシスマイク』7thライブが開催決定!2021年8月7~8日に、神奈川県横浜市の『ぴあアリーナMM』にて開催される同イベント。なんとイケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク、オオサカ、ナゴヤの全6ディビジョンから18人の声優キャストが勢ぞろいします。さらには、中王区『言の葉党』の東方天乙統女役である小林ゆうさん、勘解由小路無花果役であるたかはし智秋さん、碧棺合歓役である山本希望さんも出演。ファンにとっては見逃せないイベントです。【出演者】木村昴、石谷春貴、天﨑滉平、浅沼晋太郎、駒田航、神尾晋一郎、白井悠介、斉藤壮馬、野津山幸宏、速水奨、木島隆一、伊東健人、岩崎諒太、河西健吾、黒田崇矢、葉山翔太、榊原優希、竹内栄治、小林ゆう、たかはし智秋、山本希望(予定)なお、同公演は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 5th LIVE@サイタマ《SIX SHOTS TO THE DOME》』のリベンジ公演であるため、5th LIVEチケットを購入した人のみチケット申し込みが可能。1次リベンジ受付は、同年6月26日正午より開始なので、申し込み予定の人は『ヒプノシスマイク』ウェブサイトを要チェックです。ライブビューイングやライブ配信も予定されている、同公演。圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで盛り上がるイベントとなること間違いなしです!【ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 7th LIVE ≪SUMMIT OF DIVISIONS≫】開催日時:2021年8月7日(17時開演、20時終演予定)、同月8日(16時開演、19時終演予定)会場:神奈川県横浜市ぴあアリーナMMチケット料金:指定席13000円(税込)[文・構成/grape編集部]
2021年06月25日株式会社NTTドコモは、料金プラン『ahamo』の100万契約突破を記念して、人気ボカロPと歌い手がコラボする無料オンラインライブの配信を決定しました。ライブのタイトルは『つながる詩の日』。2021年7月11日、『ahamo』のYouTubeチャンネルで配信されます。人気ボカロP×歌い手がオンラインライブ『つながる詩の日』でコラボ!今回のライブには、音声合成ソフト『VOCALOID』を使う『ボカロP』や、ネットを中心にアーティスト活動をしている『歌い手』が数多く参加。楽曲制作を担当するのは、八王子Pさんや、『ひとしずく×やま△』、40mPさん、和田たけあきさん、『OSTER project』、『針原翼×koyori』、buzzGさんら大人気ボカロPです。また、歌い手からはこはならむさんや、しゅーずさん、遥羽(はるは)さん、PAREDさん、松下ゆらぎさん、RIRIKOさんが出演します。八王子Pさん40mPさんこはならむさんオリジナルソングを披露する、ボカロPと歌い手の組み合わせがこちら!・OSTER project×ゆらぎ・八王子P×しゅーず・針原翼×koyori×遥羽(はるは)・buzzG×RIRIKO・ひとしずく×やま△×PARED・40mP×こはならむ・和田たけあき×松下また、『くらべられっ子』を始めとした楽曲で人気の歌い手である、ツユさんが応援アーティストとして出演します。ネット上で創作活動を行うボカロPと歌い手がコラボレーションし、『新しい音楽』を届ける今回のオンラインライブ。視聴者による事前の楽曲人気投票と当日の審査によって優勝ペアを決定し、優勝したペアは今後の活動で『ahamo』がサポートを行うとのことです。同ライブは無料で見ることができます。YouTubeチャンネルでは、オリジナル楽曲のワンコーラスMVを公開。視聴者による事前投票をTwitterで実施しています。【オンラインライブ『つながる詩の日』】開催日:2021年8月上旬ウェブサイト:つながる詩(うた)の日配信先:ahamoOfficial アハモ公式[文・構成/grape編集部]
2021年06月15日『T.M.Revolution』でボーカルを務める、西川貴教さん。2021年でデビュー25周年を迎えるにあたって、同年5月13日から同年12月23日にかけて行うライブツアーの実施を発表しました。西川さんは同年4月1日、今回のライブツアーについてTwitterで以下のようにコメントしています。「あの…これはエイプリルフールではありません…」真面目な告知であるにもかかわらず、エイプリルフールのネタと勘違いされないかを心配する西川さん。その理由は、斬新すぎるライブツアーの開催スケジュールでした。あの... これはエイプリルフールではありません...「25周年迎えるT.M.Revolution 滋賀県内だけを回る25公演ホールツアー開催」 #TMR25 — 西川貴教 (@TMR15) April 1, 2021 なんと『T.M.Revolution』は大津市や米原市、彦根市など、滋賀県内のみで25公演のライブを実施!新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、全国各地を巡回するツアーを行うには厳しい状況です。そのため、県内で25公演という斬新な形式をとったのかもしれません。また、西川さんは滋賀県出身であり、『滋賀県ふるさと観光大使』を務めています。故郷に元気を届ける目的もあるのでしょう。今回のライブツアーが発表されたのは同年3月31日でしたが、エイプリルフール前日だったため、西川さんは念のために事実であることを告知したようです。斬新な告知内容と西川さんのコメントに対し、滋賀県民を中心に多くの人から反響が上がっています。・さすがは故郷愛の強い西川さん!滋賀県民として嬉しいです。・むしろエイプリルフールのネタだったら、ちゃぶ台をひっくり返しますよ!・こんなにも地元愛にあふれるアーティストを、俺はほかに知らない。同公演を実施するにあたり、出演者及びスタッフ、観客へのコロナウイルス対策はしっかりと行うとのこと。『T.M.Revolution』の音楽のパワーで、滋賀県は大いに盛り上がることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年04月01日結成20周年、メジャーデビュー15周年のタイミングでリリースされたベストアルバム『Perfume The Best“P Cubed”』を携えた4大ドームツアー。そのうち、2月25日に行われた東京ドーム公演が収録された映像作品だ。Perfumeだけが持ち得る唯一無二のアートの最高峰。ベスト盤に収録された54曲の中から事前にファン投票を募り、その結果を参考にして組まれた珠玉のセットリスト。ステージの装飾だけでなく、楽曲演出に膨大な意味がある、とてつもない情報量のライブだ。ファーストツアー「GAME」のオープニングと同じく、ライトセーバーを持っての「GAME」のパフォーマンスで幕開け。当時はアルバム『GAME』がオリコン週間チャート1位を獲得した直後であり、その勇ましいオープニングは“Perfume時代の到来”を印象付けた。8年ぶりの東京ドームで披露されたライトセーバー×「GAME」は長年のファンにとってはとても感慨深いし、何より単純に、鳥肌が立つほど、かっこいい。他にも、「だいじょばない」に「Coachella 2019」時のエフェクトがかかっていたり、「SEVENTH HEAVEN」が2008年のAXワンマン時のピアノバージョンだったり、「チョコレイト・ディスコ」でMVのカラフルなネオンが天井に映ったり。次々とこれまでのPerfumeの歴史が蘇っていく。一番多くライブで披露されてきたであろう「ポリリズム」は、様々なライブでの名シーンが映像で流れ、花火が上がるという2010年の初の東京ドーム公演へのオマージュ。この「ポリリズム」1曲だけでも、こめられた熱量が半端ではない。「edge」は最後に三角形を描くという直角二等辺三角形ツアーへのオマージュがありながら、3人それぞれが違うボックスの上に乗ってアリーナエリアを移動するという斬新さ。この演出に象徴されるように、「チャレンジャー」としてのPerfumeも全開だ。このライブの翌日のツアーファイナルは、政府の自粛要請により、中止を余儀なくされた。その前日、様々な感情が去来する中でライブに臨んだあ~ちゃん、かしゆか、のっちの3人は、相当の緊張と不安を抱えていただろう。だからこそ、最初のMCタイムで客席からの大歓声を浴びた時の安堵の表情が、はっきりと焼きつく。終盤のMCで、3人の口からいかにPerfumeが最高かということが告白され、何ものにも代えがたい幸福感が場内に満ちるところも、Perfumeならでは。Perfumeだけが持ち得る唯一無二のアートとしての最高峰と、Perfumeだけが持ち得るかっこよさととかわいさの最新形がたっぷりと味わえる作品だ。『Perfume 8th Tour 2020“P Cubed”in Dome』【初回限定盤(2BD+グッズ)】¥7,500【初回限定盤(2DVD+グッズ)】¥6,500【通常盤(BD)】¥5,000【通常盤(DVD)】¥4,000(UNIVERSAL MUSIC)パフューム2000年結成。あ~ちゃん、かしゆか、のっちによるテクノポップユニット。’18年、アルバム『Future Pop』が全世界20の国と地域のiTunesエレクトロニック・アルバム・チャートで1位獲得。’19年、日本人女性アーティストとしてコーチェラに初出演。※『anan』2020年9月9日号より。文・小松香里(by anan編集部)
2020年09月06日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ライブハウス」です。新型コロナウイルスによって、ミュージシャンたちもライブ活動を自由にできない中で、自分たちの音楽活動をどう持続するかを考えています。そんな中、メジャーなアーティストたちが、弾き語りなど自宅からの演奏を届ける生配信という分野が、着実に市民権を得ています。音楽の楽しみ方、聴き方の選択が増えることはとてもいいことです。そう感じる一方で、ライブはライブでちゃんと戻ってくると僕は信じています。まだまだ時間はかかるかもしれませんが、新型コロナウイルスが終息したあかつきには、ライブハウスは以前と何の変化もなく同じ顔して戻ってくる。僕はそう思っています。なぜなら、ライブってそれだけで特別なものだからです。やはり、CDで聴く、パソコンやテレビの画面を通して観るものとは違う感動がある。それだけは何があろうと絶対に変わらないと思うんです。生の強さははかり知れないものがあり、それがなくなることは決してない。だから、帰ってくるのを待つだけです。僕の周りでも、営業できないライブハウスは多いです。お世話になっていたライブハウスが経営困難になっているという話を聞くのは辛いし、僕だって微力ながら協力していきたいと思っています。なくなることは絶対にないんだから、とにかく笑ってライブができる日まで、一緒に乗り越えていきたいです。不思議なもので、こういう状況になると自分でライブをやることより、誰かのライブに行きたいという思いが強くなりました。僕はミュージシャンの中では、他人のライブに行かないほうで知られていますが、そんな僕でさえ「ライブに行きたい」「誰かのライブを観たい」と、今、めちゃくちゃ思っています。おっきい音で聴いて「この曲かっこええな」と肌で感じたい。みなさんも、そう思っていますよね?もちろん、自分のライブをしたいと思う気持ちもあります。やるとしたら、思い切りさりげなく戻りたいです。コロナの前と後で何かを変えるとか、変わったとか、そういうギミックは入れなくていいと思うんです。僕のキャラ的になんか変わったことするのを期待されそうですけれど、最初のライブは、今まで通りの、変わらない岡崎体育のライブをみなさんにお見せしたいです。大きな音で。おかざきたいいくヤバTとの新番組『よなよなラボ』(NHK総合 毎月1回土曜24:05~)が好評放送中。NHK総合で放送されていた、よるドラ『いいね!光源氏くん』の主題歌「ニニニニニ」が配信中。※『anan』2020年6月24日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年06月21日2020年5月25日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による緊急事態宣言が全国で解除されました。しかしその後、産経新聞によると、同年6月2日に東京都では新たに34人の感染者が確認され、感染再拡大の兆候がある場合に警告する『東京アラート』が初めて発動されました。この状況では人が大勢集まるライブや大型イベントなどの再開は、もう少し先になってしまいそうです。長引くライブ、イベント自粛に「早く帰ってきて」同年2月26日に政府からイベント自粛要請が出され、これまでさまざまな催しの開催が中止、または延期となってきました。ずっと楽しみにしていたライブやイベントがなくなってしまい、落ち込んだ人も多いのではないでしょうか。そんな人たちの心に、しずか(@shizukatou22)さんの描いたイラストが響いたようです。はやく帰ってこないかな pic.twitter.com/kEf5lh8BAu — しずか (@shizukatou22) May 23, 2020 会場に到着するまでの高揚感や、ライブ前に友達と過ごす時間を懐かしく感じた人も多いのではないでしょうか。このイラストを見ていると、開演前のドキドキやワクワクを鮮明に思い出し、切なくなってしまいますね。投稿には多くの声が寄せられました。・ライブ開始までの興奮とか、終わった後のいい表せない充実感も、全部楽しいんですよね!・嫌なことがあっても「ライブまであと少しだ!」と考えたら乗り切れていたのに…。・いろんな思い出があふれてきて、胸が熱くなりました。早く帰ってきて!多くの人の心を支えていたライブやイベント。アーティストはもちろん、舞台そのものを作るスタッフたちも、早く再開したくてうずうずしていることでしょう。コロナウイルスが終息し、ライブやイベントに安心して参加できる日が待ち遠しいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日2020年5月25日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の緊急事態宣言が解除されました。しかし、同年6月2日には東京で新たに34人の感染者が確認され、都民に警鐘を鳴らす『東京アラート』を発動するなど、まだまだ油断ならない状況が続いています。多くの飲食店や衣料品店などは営業を再開していますが、多くの人が集まるライブや大型イベントなどの再開はもう少し先になってしまいそうです。そんなライブについて、しずか(@shizukatou22)さんの投稿が話題になっています。しずかさんは、ライブはライブ本番の時間以外にもたくさんの大切な時間をくれていたと実感しているそうです。はやく帰ってこないかな pic.twitter.com/kEf5lh8BAu — しずか (@shizukatou22) May 23, 2020 ライブ本編以外にも高揚感や友達との時間をくれていたライブを懐かしく感じた人も多いのではないでしょうか。たくさんの人が同じ人やグループのことを好きになり、一緒に応援できるということがとても貴重な体験だったのだなと痛感します。投稿には多くの声が寄せられました。・ライブ開始までのドキドキやワクワク、終わったあとの言い表せない充実感、全部合わせて楽しいんですよね!・嫌なことがあっても「ライブまであと少しだ!」って考えたら乗り切れますよね。・色んな思い出が溢れてきて、心が熱くなりました。早く帰ってきて!多くの人の心を支えていたライブやイベント。アーティストなどの演者、ライブや舞台そのものを作るスタッフの人たちも、早く再開したくてうずうずしていることでしょうコロナウイルスが1日も早く終息して、ライブやイベントが復活できる日が来ることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ステージからの眺め」です。実は、僕めちゃくちゃ目がいいんです。視力は裸眼で3.0あります。…なんですが、ステージからの眺めはすこぶる悪いです。なぜかというと、目はいいのですが、いわゆる鳥目気味なので薄暗いとよく見えなくなるんです。歌っているときは、ライトがこちらを照らしていて、客席が暗くなる。そうすると、お客さんの顔はほとんど見えていません。まだ盛り上がる曲だと動きがあるから、なんとなく「おるな」とわかるのですが、バラードとか歌っていると、夜の海くらい静かで真っ暗に感じます。ときどき、「あれ、これリハやったっけ…」と錯覚してしまうこともあります。だから、実を言うとネタ曲をやるときなんかは、けっこうドキドキしています。イヤモニをしているのでお客さんの生の歓声や笑い声はほとんど聞こえません。笑っている様子は視覚情報でしか得られないので、客席の様子がもうちょっとわかるように、照明はもう少し明るいほうがええな、と思います。「あ、ウケてるんや」とわかるので。これ、いつも僕のライブで照明を担当していただいている福本さんに、わざわざ直接お願いしたことはありませんが、この連載を読んでおられたら、もし読んでいるんであれば、ネタ曲のときは客席を明るめでお願いしたいです。なので、僕の後ろからライトをあてて、客席を明るくしてもらえれば後ろの席までばっちり見えています。僕には、MCのときに、お客さんが持ってきたバンドタオルがなんていうバンドのタオルか読み上げる定番ネタがあるのですが、Zepp Tokyoの2階席のいちばん後ろに座っているお客さんのタオルの文字がしっかり読めました。そのくらいは見えています。遠くの席はそうやって明るくすれば見えるとして、近くの席はどうかというと、僕が思うに最前列ってあまりアーティストは見てないのでは?と思います。さいたまスーパーアリーナでトロッコに乗って外周したときも、正直どこを見ていいのかわからずにあたふたしてしまいました。最前列ってアーティストとの距離が近くてすごくいいように言われていますが、僕はアーティストと目が合いたいなら5列目以降をお勧めしたいです。ステージに立つと目線はだいたいそれくらいの位置にあると思います。特に僕と目が合いたいなら5列目以降、最後列までがお勧めです。後ろであればあるほど、がっつり見ることができますから!おかざきたいいくNHK総合テレビで放送中の、よるドラ『いいね!光源氏くん』(毎週土曜23:30~)の主題歌を担当。岡崎体育節炸裂のポップチューンで、タイトルは「ニニニニニ」。好評配信中。※『anan』2020年4月29日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年05月02日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「2020年」です。2020年になりました。今年も岡崎体育をよろしくお願いします。2019年は、これまでにない濃い一年でした。僕の長年の夢だった、たまアリでのワンマンライブを成功させるべく、集中しまくった年だったと思います。2019年の上半期は、ほぼすべての時間をたまアリに注ぎ込んでいたので、それ以外の記憶がめちゃくちゃ薄いです。何してたんかな、俺……。たまアリ以降ですと、実家を出て東京に新居を構えたことも大きなニュースですね。僕のイメージの中では、「たまアリでワンマン」が人生のどピークで、世間からちやほやしていただけるのもそこまでかなと思っていましたが、たまアリ以降も、いろんなお仕事をいただいてありがたいなと思っています。ミュージシャンとして以外でも、俳優としてサザエさんのドラマに呼んでいただいたり、かなり大きめのTVCMにお声をかけていただいたり。そういう音楽家以外の仕事も、すごく自分のためになる、視野が拡がるのでやれてよかったなと思っています。2020年はどうなるんでしょうね。目標としてやっぱり「でワンマンライブをする!」と掲げられるとええなあと、実はこっそり思っています。目的意識がないとダラダラと過ごしてしまいそうなので、向かっていく場所を設定しておくといいのかな、と。よくインタビューなどでも「次はどこでライブをしたいですか?」と聞かれることも多いので、それもあって決めておきたい気もします。とはいえ、たまアリの次ってどこ?と正直わからないんですよね。みなさん、どこでやったらいいと思いますか?僕らしい場所がいいですよね。甲子園でやるとか、屋外も楽しそうです。地元の宇治でフェスをやるのもいいかもしれないです。でも、まだハッとする何かが降りてきてないので、何も決められずにいます。たまアリのときも「ここでライブがしたい!」という衝動を自分の中に感じて決めることができた。そういう場所や出会いがあるのを、今年も待ちたいと思います。そんなわけで、今年もノースタンスな感じに一年がはじまりました。ノースタンスが好きなので自分が興味あることを自由にやっていきたいと思います。ミュージシャンなのに、何、街ブラロケしとんねん、と思うこともあるかもしれませんが、シンガーソングライターという概念にとらわれず、岡崎体育の活動を今年も温かく見守っていただけますと幸いです。おかざきたいいく1/11(土)、地元のKBS京都で新レギュラー番組『岡崎体育の京の観察日記』がスタート。2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催。※『anan』2020年1月15日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年01月09日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「初の映像作品」です。先日、初めてのライブ映像作品『岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」@さいたまスーパーアリーナ』が発売になりました。ライブを映像化してほしいという要望はかなり前からあったんですが、僕が頑なに拒んでいたんです。やっている音楽がネタ要素の強いものが多いので、パッケージングしてしまうと鮮度が落ちるんじゃないかという危惧があり、なかなか踏み切れなかった。ただ、たまアリでのライブは長年目標にしていたもので、そこを目指してやってきたスタイルの集大成として、ひとつ形に残していいんじゃないかと思えたんです。だから、たまアリは最初から映像化するぞと決めて挑んでいたので、それを念頭においてライブの演出を考えたともいえます。どんなライブ映像がいいんだろうと、西野カナさんや関ジャニ∞さんなど、先輩方の映像をたくさん観させていただきました。どういうことが映像映えするのか、かなり研究をして、それで前々回のテーマ“ライブの定番”でもお話しした、アリーナライブといえばトロッコやセンターステージが定番で、それを自分らしくやろうという発想にたどり着きました。できあがった映像は、編集にも細部まで僕のこだわりが詰まっています。繰り返しになりますが、僕のライブはネタ重視。そのネタの面白さが伝わらなくては意味がない。例えばトロッコがコースをわざと逆走するシーンでは、きちんと逆走感が出てないと意味がない。そうすると、もっとわかりやすいカメラポジションのものに変えてほしいとお願いしたり、僕の表情を伝わりやすく抜いてほしいと言ったり。他のミュージシャンの方々はどれくらい編集に細かく指示を出すのでしょうか。人によりけりだと思いますが、細かい方はけっこう細かく、ここはこの表情を使ってほしいとか、こっちのアングルを使ってほしいとかあるようです。やはりアーティストですから、こう見せたいというこだわりがあると思います。ちなみに僕は、左の目だけ二重で顔は左半分のほうが男前です。だから、みなさんから見て右(上手)側からのほうがイケている。でも、僕はネタ重視なので、面白ければ、イケてない側からのショットでも迷わず使います。そこが逆にこだわりです。でも、上手側が確実にイケメンなので、そこはDVDを観てみなさんでぜひ堪能してください。おかざきたいいく12/15、Zepp Fukuoka「ベリーグッドマンへの道 ツアー2019~武者修行編~」に出演。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年11月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年11月17日普段の旅行はもちろん、「推し」に会うための遠征旅行を何度もしてきた編集部スタッフが、新幹線の列車内に持ち込みたい便利グッズをピックアップしてご紹介します!事前の準備に使える忘れ物チェックリストも作成したので、旅行で新幹線を利用する際にはぜひ活用してみてくださいね♪新幹線での移動時間も快適に過ごしたい!目的地への移動に便利な新幹線。夜行バスと比べて疲れにくく、乗車時間も短かいのがメリットですよね♪とはいえ、長距離移動の際にはそれなりに所要時間がかかります。せっかくなら少しでも快適に過ごして、旅行先での観光やライブなどに備えたいもの。そこで今回は、「推し(応援しているタレントやキャラクターなど)」に会うために東へ西へ遠征旅行を繰り返してきた編集部スタッフ(筆者)が、「これは持って行ってよかった」というおすすめのアイテムをピックアップ!記事の後半では〔楽天〕で見つけた便利グッズもご紹介していきますよ。まずは筆者が実際に列車内に持ち込んで役立ったアイテムを中心に、忘れ物チェックリストを作ってみました。どんなグッズがあると助かりそうかイメージしながら見てみてください♪「新幹線に持ち込みたいアイテム」チェックリスト●乗車券、特急券●ICカードホルダー(新幹線の切符を入れておくと車掌チェックの際にスムーズ)●貴重品(財布など)●携帯端末(スマホ、PCなど)●携帯用スタンド(動画を見る場合)●充電コード●イヤホン●音楽プレーヤー、ポータブルDVDプレーヤーなど●本、雑誌、新聞など●ブランケットまたはストール(長時間乗っていると足元から冷えます)●折りたたみクッション(お尻に敷くほか、背もたれに当てても◎)●携帯ネックピロー●傘カバー(必要な場合)●レジャーシート(足元に敷いて荷物を置いたり靴を脱いで過ごす用。※隣の方には配慮しましょう!)●携帯スリッパ●着圧ソックス●アイマスクまたはサングラス●マスク、のど飴、リップクリームなど(乾燥対策)●歯ブラシセット(必要な方)●生理用品などのサニタリーグッズ●耳栓(イヤホンで代用でもOK)●メガネケース、目薬など(必要な方)●常備薬、酔い止めなど●ウエットティッシュ、ティッシュ●ボディシート●カイロ●小さめのゴミ袋●ライブのチケット、入場券など●アーティストのグッズ類(うちわ、ペンライト、双眼鏡、ツアータオル、Tシャツなど)●友人へのお土産など●スーツケース、着替えなど●カメラ類●折りたたみ傘、レインコート上記はあくまで一例なので、自分がどのくらいの時間乗車するかをもとに、過ごし方を想像してみるのがおすすめです!この他にも必要なものがあれば、ぜひ書き加えてオリジナルのリストを作ってみてくださいね♪なお、アイマスクとマスクを併用すると若干怪しい見た目になりますので(笑)、「気にしない!」という方以外は組み合わせを工夫してみるのもいいかもしれません。ボディシートやアロマスプレーなど、香りのするものを持ち込むときは周りの方にも配慮しましょう。また、移動中は予期せぬトラブルが起こることもあるので、靴を脱いでくつろぐときはすぐに履き直せるようにしておく、アイマスクをする際には貴重品の管理に注意するなど、自己責任のもとで行ってくださいね。これは使える!おすすめグッズ4選ここからは〔楽天〕で購入できる、新幹線車内に持ち込みたい便利グッズのおすすめをご紹介します♪こちらはUSB式のホットアイマスク。USBポートのあるPCやモバイルバッテリー、AC電源に接続して使うタイプです。温度とタイマーがそれぞれ4段階から設定でき、ベルトでサイズ調整も可能なので自分のスタイルに合わせて使えますよ♪外側のカバーが丸洗いできるところも優秀ポイント。移動中に快適な睡眠を取りたいときは、首の安定感も重要ではないでしょうか。こちらは人口工学に基づいたデザインで、やさしく頭、首、肩を支えてくれるネックピローです♪ポンプ式で、使わないときはコンパクトに持ち運べるので旅行にもぴったりですね。旅行のときは歩き回ったり長時間移動をしたりと足に疲れが溜まりますよね。移動時間こそ足の《休足時間》にしちゃいましょう!ハーブの香りがするのでお隣が知らない方の場合は配慮が要りますが、旅先からの帰りに使えばリフレッシュできそう。新幹線に持ち込むグッズやお土産などは、いちいちキャリーケースを開かずにまとめて収納できるボストンバッグがあるとスムーズに持ち運べます。「シュパッ」とたためるコンパクトバッグ《Shupattoシュパット》は、キャリーバッグのハンドルに通しても使えるので1つ持っていると活躍してくれますよ!旅行の移動時間をリラックスタイムに♪今回は新幹線での移動時におすすめのアイテムや、〔楽天〕で見つけた便利グッズをご紹介しました。移動中はいかに体力を温存して、目的地での行動に備えるかがポイント!列車内を快適に過ごして、思う存分観光やライブなどを楽しみましょう♪国内ツアーや宿泊先の予約は〔楽天トラベル〕をチェック♪
2019年10月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「たまアリを振り返る(前編)」です。ソロで音楽活動を始めてからの7年間、そのステージに立つことを夢みてきた〈さいたまスーパーアリーナ〉での単独公演を6月9日に無事、開催することができました。集まってくれた1万8000人の観客のみなさんには感謝しかありません。この日を迎えるために、僕はとにかく準備を徹底してしようと心に決めました。サッカーなどのスポーツや登山なんかは、どんなに準備しても当日の運や体調、天候などで100%うまくいかないことがある。でも、ミュージシャンのライブにはそれがない。準備をすればするほど、それは成功として返ってくるし、お客さんの満足度は高まる。それなら準備を自分が納得できるまでやろうと決めました。ライブ用の新曲を準備したり、すでにあるネタ曲も今までと同じことをやりたくなかったので、すべてたまアリ仕様に作り直しました。とにかくみんなに楽しいと思ってもらえるアリーナライブにしようと、そればっかり考えました。構想としては1年前くらいからコツコツと練っていたんですが、最初にどうしてもやりたいと思った演出は花道です。ライブ会場に入ったらすでに3つ面白いことがある、というのは以前から公言していたのですが、そのひとつが「花道がめっちゃ細い」というもの。これ、1年前にまず最初にスマホにメモっておいた念願の演出で。でもけっこう気づかれなくて、「岡崎体育のライブに来たけど、花道細すぎ」とかSNSに誰かつぶやいてないかと開演前にチェックしていましたが、全然見当たらなかったです。もうひとつ、花道の先のセンターステージ周縁にエノキが飾ってあるというのはけっこう気づかれていたようですが、花道は盲点だったみたいです。そのほかアリーナ規模でしかできない、火柱があがる特効とかワイヤーアクション、トロッコの演出も考えて実行しました。トロッコは、以前、ゴールデンボンバーさんのライブで公演が全部終わってから4人でトロッコに乗って外周まわるっていうのを観て、これは満足度高くてええなと思って真似させていただきました。先輩のいいところは積極的に見習っていこうと。でも僕の場合、一人だけなので会場全部を見きれてないし、手を振りきれてない感、めちゃくちゃありました。バンドやアイドルは人数いるからできることであって、トロッコ外周一人きりは無理あるな…と、そこはちょっとソロアーティストの限界を感じましたね。おかざき・たいいく6/9に念願のさいたまスーパーアリーナでの単独公演を成功させ、来年2/11(火)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)でワンマンコンサートを開催することを発表した。※『anan』2019年7月24日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年07月20日