公益財団法人ノエビアグリーン財団は、「NTTジャパンラグビー リーグワン ディビジョン1」所属のラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、クボタスピアーズ)」の選手をゲストとしてお迎えし、小・中学生の親子を対象とした「田んぼラグビー」を栃木県大田原市にて2024年6月22日(土)に実施します。当日は、日本のトップチームの選手と一緒に、“勝っても嬉しい、負けても楽しい”をテーマとして、田んぼの中につくったフィールドでラグビーを楽しみます。ご参加にあたり、ラグビーの経験は問いません。皆さまのご応募をお待ちしております。栃木県大田原市にて6月22日(土)開催【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】1978年創部。活動拠点は千葉県船橋市及び周辺エリア。「NTTジャパンラグビー リーグワン ディビジョン1」所属のラグビーチーム。「Proud Billboard」のビジョンのもと、強く、愛されるチームを目指す。「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」にてクラブ創部以来、初めての優勝を果たす。【募集概要】募集期間: 2024年4月10日(水)~5月10日(金)正午12:00日程: 2024年6月22日(土)開催場所: 岩城農場(〒324-0044栃木県大田原市親園2089-1)参加費: 無料※東京駅⇔那須塩原駅の往復の新幹線の切符は当財団にて負担します。(「東京駅」までの往復の交通費は自己負担となります。)対象: 小学1年生から中学3年生までのお子さまとその保護者さま(1組3名まで)※お子さまはご兄弟姉妹であれば2名まで参加可能です。ただし、2名とも小学1年生~中学3年生の場合に限ります。※保護者さまのご参加は1名のみとさせていただきます。また、お子さまのみのご参加は不可とさせていただきます。定員: 約20組(40名程度)応募方法: こちらよりお申込みください。■スケジュール(概要)JR新幹線やまびこ205号7:44東京駅発→8:56那須塩原駅着※事前にお送りした切符にて各自ご移動09:00「那須塩原駅」に集合、順次受付09:15観光バスにて「那須塩原駅」出発09:30「岩城農場」到着10:00ごあいさつ・クボタスピアーズ選手紹介10:30田んぼにてアイスブレイク♪11:15田んぼラグビー!12:15結果発表・記念撮影12:30着替え・昼食※お弁当をご用意します。13:45観光バスにて「岩城農場」 出発14:00温泉施設「太陽の湯」※男女15:45観光バスにて「太陽の湯」 出発16:15「那須塩原駅」にて解散JR新幹線やまびこ216号17:03那須塩原駅発→18:16東京駅着※雨天時は内容、スケジュールが変更になる場合があります。※復路は“大宮駅”、“上野駅”など途中駅で降りていただいて構いません。※その他詳細は出典元のプレスリリースをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年04月15日公益財団法人ノエビアグリーン財団は、「NTTジャパンラグビー リーグワン ディビジョン1」所属のラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、クボタスピアーズ)」の選手をゲストとしてお迎えし、小・中学生の親子を対象とした「田んぼラグビー」を栃木県大田原市にて2024年6月22日(土)に実施します。当日は、日本のトップチームの選手と一緒に、“勝っても嬉しい、負けても楽しい”をテーマとして、田んぼの中につくったフィールドでラグビーを楽しみます。ご参加にあたり、ラグビーの経験は問いません。皆さまのご応募をお待ちしております。田んぼラグビーの様子田んぼラグビーの様子【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】1978年創部。活動拠点は千葉県船橋市及び周辺エリア。「NTTジャパンラグビー リーグワン ディビジョン1」所属のラグビーチーム。「Proud Billboard」のビジョンのもと、強く、愛されるチームを目指す。「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」にてクラブ創部以来、初めての優勝を果たす。公式サイト : 公式Facebook : 公式X(旧Twitter): ラグビーチーム「クボタスピアーズ」【募集概要】募集期間: 2024年4月10日(水)~5月10日(金)正午12:00日程 : 2024年6月22日(土)開催場所: 岩城農場(〒324-0044 栃木県大田原市親園2089-1)参加費 : 無料※東京駅⇔那須塩原駅の往復の新幹線の切符は当財団にて負担します。(「東京駅」までの往復の交通費は自己負担となります。)対象 : 小学1年生から中学3年生までのお子さまとその保護者さま(1組3名まで)※お子さまはご兄弟姉妹であれば2名まで参加可能です。ただし、2名とも小学1年生~中学3年生の場合に限ります。※保護者さまのご参加は1名のみとさせていただきます。また、お子さまのみのご参加は不可とさせていただきます。定員 : 約20組(40名程度)応募方法: こちらよりお申込みください。 ■集合・移動について9:00 「那須塩原駅」集合【往路】JR新幹線やまびこ205号 7:44東京駅発→8:56那須塩原駅着【復路】JR新幹線やまびこ216号 17:03那須塩原駅発→18:16東京駅着※「那須塩原駅」改札前にて財団スタッフが待機しております。※東京駅⇔那須塩原駅の往復の新幹線の切符は当財団にて負担します。※往路の新幹線の切符は事前にご自宅に送付いたします。各自でご移動いただき、「那須塩原駅」に集合いただきますようお願いいたします。※往路は「東京駅」からご乗車いただける方を対象とします。他の駅からの乗車はできませんのでご了承ください。なお、乗り遅れた場合は自己責任となりますのでご了承ください。※復路の新幹線の切符は、当日お帰りの際にお渡しいたします。※新幹線を利用せず「那須塩原駅」に集合を希望される方はその旨を応募フォームにてお知らせください。(「那須塩原駅」までの往復の交通費は自己負担となります。)なお、駐車場に限りがあるため、自家用車での現地(岩城農場)集合はお受けできません。ご了承ください。■参加確定・キャンセルについて5月10日(金)正午12:00の応募締切後、抽選とさせていただきます。抽選の結果は5月17日(金)までにメールにてご連絡いたします。その際、ご参加されるかどうか当選者の方からのお返事をもってご参加確定とさせていただきます。6月8日(土)(イベント14日前)以降のキャンセルはキャンセル料(大人:2,000円、子供:1,000円)が発生します。なお、土日祝日のご連絡はメールにてお願いします。■スケジュール(概要)JR新幹線やまびこ205号 7:44東京駅発→8:56那須塩原駅着※事前にお送りした切符にて各自ご移動09:00 「那須塩原駅」に集合、順次受付09:15 観光バスにて「那須塩原駅」出発09:30 「岩城農場」到着10:00 ごあいさつ・クボタスピアーズ選手紹介10:30 田んぼにてアイスブレイク♪11:15 田んぼラグビー!12:15 結果発表・記念撮影12:30 着替え・昼食 ※お弁当をご用意します。13:45 観光バスにて「岩城農場」 出発14:00 温泉施設「太陽の湯」 ※男女15:45 観光バスにて「太陽の湯」 出発16:15 「那須塩原駅」にて解散JR新幹線やまびこ216号 17:03那須塩原駅発→18:16東京駅着※雨天時は内容、スケジュールが変更になる場合があります。※復路は“大宮駅”、“上野駅”など途中駅で降りていただいて構いません。※「太陽の湯」 ■服装・持ち物<服装>ジャンパーなどの上衣、長袖、長ズボン、汚れても良い運動靴、帽子※泥で汚れた服は洗濯してもきれいに落ちません。必ず、汚れても良い服装・靴でお越しください。※「田んぼラグビー」の際は、服の下に水着を着用していただきます。ご到着後、着替えのお時間を設けます。<持ち物>・防寒具(ジャンパーなど薄手の上衣)・雨具(できれば上下セパレートの合羽。なければウィンドブレーカーなど)・タオル(泥落とし用、入浴用両方ご用意ください。)・水筒(お茶や水など)・水着(田んぼラグビーの際、服の下に着用)・ラッシュガードやTシャツなど水着の上に着用する衣類・田んぼでの活動中に使用する履物(マリンシューズや地下足袋、厚手の靴下が適しています。)・ビーチサンダル(田んぼから出た後の移動用)・軍手(必要な方はご持参ください。)・水中めがね(必要な方はご持参ください。)・着替え一式(活動後に使用)・洗面道具一式・保険証・エチケット袋(バス酔いされる方)・虫除けスプレー(必要な方はご持参ください。)・常備薬(必要な方はご持参ください。)・往復の新幹線移動時用の軽食(必要な方はご持参ください。)※貴重品(財布など)は自己管理となります。※温泉施設において、女性のお風呂にはボディーソープ、シャンプー、コンディショナーの3点、男性のお風呂にはボディーソープ、リンスインシャンプーの2点が設置されています。その他必要なアメニティ類はご自身でご準備ください。※過去の活動レポートはこちらをご覧ください。 ■主催公益財団法人ノエビアグリーン財団 ■企画・運営協力特定非営利活動法人スポコレ ■写真・動画の掲載当日はプロカメラマンが同行し、参加者の皆さまの様子を撮影させていただきます。撮影した写真や動画、アンケートにていただいたコメントを、当財団および特定非営利活動法人スポコレ、クボタスピアーズのホームページ、SNS等に掲載させていただきます。予めご了承ください。なお、撮影を控えたい方は当日にお申し出いただけますようよろしくお願いいたします。また、撮影した写真は後日参加者の皆さまに記念としてお送りします。■保険の手配万が一の事態にそなえ、本イベントの参加者全員に傷害保険に加入していただきます。(手続きは当財団にて行い、その経費もすべて負担いたします。)■注意事項当イベントは次に挙げるいずれかの理由によって中止となる場合があることを予めご了承ください。(1) 荒天により各種注意報、警報等が発令された場合(2) 当該地域での大規模災害、事故等が発生もしくは予想される場合(3) 感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合実施可否の判断は前日の13時までに行い、中止の場合はお電話にてご連絡させていただきます。■感染症防止対策についてホームページに掲載されている募集要項にて内容をご確認ください。 【公益財団法人ノエビアグリーン財団概要】( )設立日 : 2013年3月21日(公益財団法人移行日:2013年12月3日)所在地 : 東京都中央区銀座7-6-15事業目的: 環境及びスポーツ並びに児童・青少年の健全な育成に関する事業を行い、地球環境の保全及びスポーツの普及と発展並びに未来を担う児童・青少年の育成を通じ、豊かな社会の形成に寄与すること。事業内容: (1) 環境活動の普及と啓蒙(2) 環境活動団体及びスポーツ団体等への助成(3) 各種スポーツの普及と選手育成の支援(4) 児童・青少年の健全育成支援(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業紹介VTR : ノエビアグリーン財団紹介VTR(約9分間) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月10日早稲田大学ラグビー蹴球部は1日、公式サイトを通じて、女子部の誕生を発表した。サイトでは「2024年4月1日より、1918年から続く早稲田大学ラグビー蹴球部において、女子部が始動します」と伝え「歴史あるラグビー蹴球部が女子部を設立することは、早稲田大学がWaseda Vision150で掲げているグローバルリーダーの育成にも貢献できるものと考えております」と説明。続けて「女子部設立に伴い、設立メンバーとなる部員及びサポートスタッフを募集中です」と呼びかけ「経験は問いません。一緒に早稲田大学ラグビー蹴球部 女子部を盛り上げてくださる方は、ご連絡をお待ちしております。ぜひ一度見学にいらしてください」とコメントしている。
2024年04月02日ワールドラグビー殿堂入りのレジェンドから、世界の技を学べる大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原茂](以下、当社)は、元ラグビーニュージーランド代表のレジェンドで、リポビタンアンバサダーでもある、リッチー・マコウ氏とダン・カーター氏らをコーチにお招きした「オールブラックス ラグビークリニック presented by リポビタンD」を2024年3月22日(金)に実施いたします。当社は、ラグビー日本代表のトップパートナー並びに、ニュージーランドラグビー協会のプレミアムグローバルパートナーとして、ラグビー界の発展に貢献してまいりました。また日本の若いラグビー選手の育成と、若者たちの豊かな経験を支援する目的で、ラグビークリニックを開催しております。今回、リポビタンアンバサダーとして活動いただいているワールドラグビー殿堂入り元ニュージーランド代表のリッチー・マコウ氏とダン・カーター氏をコーチにお迎えした「オールブラックス ラグビークリニック presented by リポビタンD」を開催します。今回は両氏に加えて、同じくリポビタンアンバサダーの元ラグビー日本代表キャプテン菊谷崇氏と廣瀬俊朗氏、元ラグビー日本代表三宅敬氏、さらにラグビー日本代表歴代最多キャップ保持者の大野均氏という豪華コーチ陣をお迎えし、ラグビー育成年代に対して、世界の技を伝授していただきます。■日程2024年3月22日(金)■コーチリポビタンアンバサダー(リッチー・マコウ氏、ダン・カーター氏、菊谷崇氏、 廣瀬俊朗氏、三宅敬氏)、最多日本代表キャップ保持者の大野均氏※※大野氏は2024年4月から新しくリポビタンアンバサダーに就任予定■場所関西近郊のラグビーグラウンドPR_オールブラックスラグビークリニックを開催.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月18日今季の『NTTジャパンラグビー リーグワン』は見どころ満載である。全国各地で『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』優勝・南アフリカ代表と準優勝・ニュージーランド代表などのスタープレーヤーがズラリと揃い、スタンドを沸かしている。大物の外国人選手だけではない。日本代表の面々や桜のジャージを目指す若い才能が海外の大物に食らい付き、高いインテンシティのゲームを披露。各チームの戦力が拮抗し、好ゲームを展開している。東芝ブレイブルーパス東京のリーチ マイケル主将曰く「『リーグワン』はキツイ。毎試合キツイ。5%自分たちのパフォーマンスを下げたら勝てない。100%出さないと勝てない。でも試合をやっていて、本当に楽しい」とのこと。事実過去2シーズンよりも1トライ1ゴール差の7点差以内の接戦が増加傾向にある。『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』はここまで第6節を消化。『NTTリーグワン2022』王者・埼玉ワイルドナイツとともにFLシャノン・フリゼル&SO・リッチー・モウンガというNZ代表が加入したBL東京が全勝をキープしている。3位東京サンゴリアス、4位横浜キヤノンイーグルスと昨季4強が続き、静岡ブルーレヴズ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、コベルコ神戸スティーラーズ、トヨタヴェルブリッツが3勝3敗から中盤戦での巻き返しに向けて虎視眈々。昨季覇者・S東京ベイが勝率5割に甘んじるほど高いレベルの戦いを繰り広げているのだ。第7節は2月17日(土)。この1か月弱の中断期間に今季の目玉のイベントがスタートする。南半球ラグビー最高峰の『スーパーラグビー(SR)・パシフィック』に参加するニュージーランドの2チームを昨季の4強が迎え撃つ『THE CROSS-BORDER RUGBY 2024』が実施されるのだ。今回は『SRパシフィック』の開幕前と『NTTリーグワン』のシーズン中に行われる交流戦となるが、将来的にはチャンピオンシップを決める大会としての開催を目指すという。『SRパシフィック』2位・ギャラガー・チーフス&3位ブルーズと『NTTリーグワン2022-23』1位・S東京ベイ、2位・埼玉WK、3位・横浜E、4位・東京SGがラグビー版『クラブワールドカップ』への扉を開くのだ。ジャパンラグビー リーグワン(JRLO)玉塚元一理事長も「これはリーグ発足当初から計画していた世界トップレベルのクラブチームとリーグワンチームの試合の実現であり、今後の世界のクラブラグビーとの交流や対戦に向けた記念すべき第一歩。JRLOの存在と価値を広く世界へ打ち出すチャンスと捉え、将来的な大会拡大も視野に、素晴らしい大会となるよう準備を進めいく」とキッパリ。昨季MVPの立川理道(S東京ベイ)は開幕前、『クロスボーダーラグビー』への期待をこのように口にした。立川「相手も自分たちもどういうメンバーになるかわからないが、チームにとってはいい経験になると思うし、出る選手にはいい経験になると思う。シーズンが始まってケガもあるだろうし、どういうメンバーで戦えるのかという面もあり難しい日程でもあるが、いい経験はできると思うのでポジティブに思っている。『SR』のチームとの試合はなかなかできることでないので、本当にいい経験になると思う」ブラックラムズ東京戦でプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出されたWTB根塚洸雅(S東京ベイ)の言葉はもっとストレートだ。「ここにきて連勝できたから、『クロスボーダー』に向けていい準備ができたのではと思う。まだ出られるかどうかわからないが、個人的に昔から見ていたチーム(チーフス)と試合ができるのは楽しみ。海外のトップチームだと日本では経験できないようなプレーを経験できると思うので、それは自分にとってもめちゃくちゃプラスなことだと思うので、シンプルに出たい」かつてクルセイダーズを率いたロビー・ディーンズ監督(埼玉WK)もチーフスとの対戦を歓迎した。「非常に価値があり、ユニークな機会。自分たちにとって、あくまで『リーグワン』が最優先事項だが、ラグビー界にとって大事なゲームなので、選手たちのコンディションを確認して、いい競争ができるようメンバーを選んでいきたい。多くのラグビーファンにスタジアムへ来てもらえればと思っている」ブルーズを迎え撃つ横浜Eの指揮官と主将はこう意気込みを語った。沢木敬介監督「『クロスボーダー』は(ケガ人が多く)メンバーを選んでいる状態ではない。登録人数は通常よりも多めになると聞いているので、全員を使いながら戦いたい。(第7節)BL東京戦に向けて弾みが付くような試合をしたい。ただケガが一番怖いので、そのへんのリスクをどう考えるか。選手たちはもちろんやりたい気持ちが強いが、そこは難しい」CTB梶村祐介主将「『クロスボーダー』があるが、仮に『クロスボーダー』がなくても、そのタイミングで練習試合が入っていると思うので、試合があろうがなかろうが、選手のモチベーションは変わらない。(中断明けの第7節)BL東京戦からは連戦が続くので、チームとしてはいいスタートを切れるように準備していきたい」チーフスとブルーズの両経営最高責任者もポジティブなコメントを寄せた。サイモン・グラフィスCEO(チーフス)「ブルーズとともに、ニュージーランドのSRのスタイルを披露する機会を得ることができると思っている。今回の『クロスボーダー』が、日本でのファン層の拡大に役立つことを願っているし、選手やスタッフにとっても特別な経験になるだろう。ニュージーランドのSRクラブと日本ラグビーフットボール協会(JRFU)、そしてJRLO との関係を深め、毎年試合を行うことを検討している」アンドリュー・ホアCEO(ブルーズ)「これはエキサイティングなパートナーシップの始まりであり、SRを再活性化するための大きな戦略の一つでもある。グローバルなクラブ間のつながりは非常に重要であり、この『クロスボーダー』は、日本での自分たちの存在価値を高めるだけでなく、ファンは世界中のラグビーやそのプレースタイルを比較することが可能になる」チーフス、ブルーズの来日メンバーは以下の通り。チーフスのHOサミソニ・タウケイアホ、CTBアントン・レイナートブラウン、FBダミアン ・マッケンジー、ブルーズのLOパトリック・トゥイプロトゥ、CTBリーコ・イオアネ、WTBマーク・テレアなど新旧オールブラックスの面々が名を連ねる。■チーフス【PR】シオネ・アヒオ、ジョージ・ダイアー、カウヴァカ・カバヴェラタ、オリー・ノリス、ルーベン・オニール、ジャレド・プロフィット、エイデン・ロス【HO】ミレニアム・サネリヴィ、ブラッドリー・スレーター、サミソニ・タウケイアホ【LO】ナイトア・アクオイ、ハミルトン・バー、マナアキ・セルビーリケット、ジミー・トゥポウ【FL/NO8】ケイラム・ボーシェー、サミペニ・フィナウ、トム・フローレンス、ルーク・ジェイコブソン、サイモン・パーカー、ウォレス・シティティ、トゥポウ・ヴァアイ、マラキ・ランプリング【SH】コルテズ・ラティマ、ザヴィア・ロー、テトイロア・タフリオランギ【SO】ジョシュ・イオアネ、ライリー・ホヘパ、9ジョシュ・ジェイコム【CTB】アントン・レイナートブラウン、ラメカ・ポイヒピ、ダニエル・ロナ、クイン・トゥパエア【WTB】リアム・クームズ ファブリング【WTB/FB】ペニアシ・マリマリ、コディ・ノードストロム、テビタ・オファ、タナ・トゥハカライナ【FB】ダミアン ・マッケンジー■ブルーズ【PR】ジョシュア・フシトゥア、ジョーダン・レイ、マルセル・レナタ、PJシェック、アンガス・タアヴァオ、オファ・トゥウンガファシ【HO】カート・エクランド、リッキー・リッチテリ、ソアネ・ヴィケナ【LO】ジョシュ・ビーア、サム・ダリー、ラグラン・マクファネル、パトリック・トゥイプロトゥ【FL】エイドリアン・チョート【FL/NO8】アキラ・イオアネ、ダルトン・パパリイ、ロブ・ラッシュ、アントン・セグナー、ホスキンス・ソトゥトゥ、キャメロン・スアフォア、ジェームス・トンプソン【SH】フィンレー・クリスティー、タウファ・フナキ、サム・ノック【SO】ルーカス・キャシュモア、スティーブン・ペロフェタ、ハリー・プラマー【SO/FB】アレックス・ハーフォード【CTB】コーリー・エヴァンズ、レオ・ゴードンL、メイハナ・グラインドレー、リーコ・イオアネ【WTB】AJ・ラム、ケイレブ・タンギタウ、マーク・テレア【WTB/FB】カデ・バンクス、ケイレブ・クラーク【FB】コール・フォーブス、ザーン・サリヴァン果たして、ニュージーランドのSR勢が南半球世界最高峰の実力を見せ付けるのか、『NTTリーグワン2022-23』4強がホームの利を生かして強烈なインパクトを残すのか。『THE CROSS-BORDER RUGBY 2024』は2月3日(土)・東京SG×ブルーズ・秩父宮ラグビー場、4日(日)・埼玉WK×ギャラガー・チーフス・熊谷ラグビー場、10日(土)・S東京ベイ×ギャラガー・チーフス・秩父宮、10日(土)・横浜E×ブルーズ・ニッパツ三ツ沢球技場のスケジュールで開催。2月3日(土)は『第10回全国女子ラグビーフットボール選手権大会』決勝・PEARLS×東京山九フェニックスラグビークラブもキックオフ。今大会の登録選手数は23名以上28名以内で、日本チームにおけるアーリーエントリー選手の出場や本大会のために新たに契約する選手も3名を上限に追加登録が可能となる。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)THE CROSS-BORDER RUGBY 2024のチケット情報()NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24の特設ページ
2024年01月31日どのように超速ラグビーを実現するのか? 昨年末の次期日本代表ヘッドコーチ決定記者会見から1か月、エディー・ジョーンズHCによる日本代表強化プランに関するメディアブリーフィングが行われた。再登板となるジョーンズHCはワールドラグビーランキング12位からどういう方法論でランクアップするのか熱弁した。「日本は今ランキング12位。できるだけ遠くへ到達したいと思っている。だが、ギャップがある。過去8年で日本代表はトップ10とのテストマッチでは7%しか勝てていない。トップ8のチームは60%勝っている。トップ4に入るには75%くらい勝率が必要になってくる。まずジェイミー・ジョセフ(HC)、トニー・ブラウン(AC)、長谷川慎さん(AC)が日本代表でやってきたことを、やり続けて強くならないといけない。それを土台として進化させないといけない。また違ったアプローチも図らないといけない。今日は違うアプローチの話、全体像の話をしたいと思っている」リッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)(C)スエイシナオヨシチームコンセプトは超速ラグビーだ。「アプローチは超速ラグビーをコンセプトしていきたい。それが日本ラグビーの核となる、アイデンティティだと思っている。南アフリカは必ずフィジカルな戦いをする。30回キックしてくることもわかっている。ニュージーランドは世界一カウンターが優れたチームだとわかっている。同じように、日本代表と言えば、速くプレーするそれがチームだというようにプレースタイルを変えていきたい。速くするのはプレーだけではなく、考える速度も速くしたい。『リーグワン』でベストな3人の選手はチェスリン・コルビ(東京サンゴリアス)、リッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)、クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ)。彼らは日本人と体格が似ている。でも、強度が高く、スピーディに動くことができる。ほかの誰よりも速く決断している」ジョーンズHCはニュートンの運動三原則を持ち出した。「現在のラグビーはプレー時間が30秒だと、プレーされていない時間は70秒になる。NFLのような試合になっている。小さい切り取ったプレーの後、長い休憩がある。私は30秒の中でスピーディに動いていきたい。ラグビーの試合は勢いが大事。鍵となるのはニュートンの運動三法則の第二法則・勢い=質量×速度。日本代表の身体の大きさをそんなに変えられない。日本人の身体は小さい。体重を1kg・2kgを増やすことか可能だが、変えられるのは速度。世界中の誰よりも速く動くことができると思う。速く動けるようにトレーニングしていき、速度と質量を変えていきたい」指揮官は38歳のファンタジスタを例に挙げて、トレーニングの重要性を説いた。「山田(章仁/九州電力キューデンヴォルテクス)は今38歳。でも彼は今でも速く走れる。速く走るための適したトレーニングをすれば、38歳でも速く走れる。個々のスピードを上げていく。そのためにトレーニングの方法を変えていかないといけない。プレーのスピードを30秒の時間でトレーニングする必要がある。2015年はフィットネスを上げることに一番重点を置いたが、今後はトップスピードで反復できるか。フィジカルだけではなく、身体がどう機能しているのか。それはメンタルの部分がかなり大きいと思う。なぜなら速く走るには痛みが生じる。特にスクラムから速く出て速く走るのは痛みが伴う。この痛みが好きになるように、マインドセットを変える必要がある。そのためには具体的なトレーニングが必要だと思っている」さらに37歳のオールブラックスのレジェンドHOの名を挙げた。「高い姿勢から低い姿勢へ世界一速い動作を行えるチームに変えていかないといけない。例えば体重が重い選手と軽い選手が同じスピードで走ってコンタクトした場合、体重が重い方が勝つが、高い姿勢から低い姿勢へ速い動作をしたら、そのスピードでコンタクトに勝つことができる。ラグビーはコンタクトに勝たないといけない。スピーディにグラウンドを走り回るだけではなく、高い姿勢から低い姿勢になるスピードも必要になってくる。『リーグワン』、大学、高校と日本の試合を観ていると、そこの速さはまだまだない。先週末のゲームを観ても、デイン・コールズ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が一番素晴らしかった。コンタクトの衝突の瞬間に姿勢を戻すスピードが素晴らしかった」ジョーンズHCは考えるスピードにもメスを入れる。「集団、チームとしての決断のスピードをどう向上させるか。そのために戦術を明確にしていく必要がある。試合によって戦術は変わるが、戦術を明確にしておくこと。自分たちが何をすべきか考えなければ考えないほど、決断は速くなる。セレクションは一貫性がないといけない。チームイメトが互いを知ることも必要になってくる。それが私の仕事で一番重要にな要素。前回の『ラグビーワールドカップ(RWC)』で日本は一番平均年齢が高いチームだった。本当にいい若い選手を見つけて、これからも向上できるシニア選手を残して、一貫性を持ったトレーニングをしていかないといけない。シナリオに特化したトレーニングをしていかないといけない」続けて、ゲーム中目を見る必要性に言及した。「世界で一番いい決断している選手というのは、チームメイトの目を見ていい決断を下している。そのスキルを上げていかないといけない。それをするためにどういうトレーニングすればいいか、いくつかアイデアがある。AIを通したトレ―ングが必要かもしれない。それを加速して学んでいかないといけない。現状、ゲーム中に下を見ている選手があまりにも多い。目を見てコミュニケーションできるようにしていかないといけない」ジョーンズHCは他競技の成功例にも興味を示した。「バスケ女子日本代表は世界ランク10位から2位になった。サッカーのスペイン代表もティキ・タカで『ワールドカップ2010』で優勝した。身体が小さいチームだったにもかかわらず、スピードを通して相手を上回ることができると信じ、ティキ・タカのサッカーをやり切った。ゴールデンステート・ウォリアーズもスモールボールで相手よりも速く動いてプレーし、4回NBAで優勝した。日本ラグビーがどこまでいけるか。ラグビーなのでストロングな選手は必要になってくる。強い日本のアイデンティティを持った選手を発掘していく必要がある。速く動けるラグビー、目を見て速く動き、速く走る痛みすら楽しむ選手に変革していく。日本の文化としてハーモニーがある国だと知られている。その古くからの日本の文化も取り入れて、新しいテクノロジー、またはメソッドを取り入れながら、速く考え、速く動くトレーニングをする。そして今まで見たことないほど素晴らしい日本代表のチームを作っていく。ジェイミー、トニー、慎さんが作ってくれたチームを引き継ぎ、進化させていきたい。とても大きなプロジェクト。これを本当に100%集中してやっていけば、世界一速いラグビーをするチームに焦点を当ててやれば、世界一になれないことはないと思っている」日本代表の強化の全体像を語ったジョーンズHCは記者からの質問に答えた。日本人選手と外国人選手の割合を問われると。「いい質問だ。2015年を振り返ると、パワーを提供してくれる外国人が必要だったと思うが、今何人必要か提示しないが、チーム全体のスピードを考えると、日本人選手がメインでないといけないと思っている。パワーを提供してくれる外国人選手と日本人のバランスを考えてやっていきたい」どういう選手を求めるのかというと質問には。「いい質問だ。高校や大学、『リーグワン』の試合を観ているが、コーチングできないことをできている選手は誰とかという観点で観ている。コーチングできないセンスを持っている選手、もっとうまくなりたいと考えている選手を私は探している。椅子の前に座り、前のめりになって、いつでも準備ができている、次は何をやるのか訴えかけてくる選手を見つけていきたい。背もたれに座っている選手は我々のチームには必要ない」藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)スエイシナオヨシ超速ラグビーとキッキングゲームの両立の難しさを指摘されると。「本当にいいポイントを言ってもらった。ラグビーはいつまでも変わらない。前へ進んでボールを保持したい。前に行けなくなったらどういう方法で前へ行けるか考えないといけない。先週のクボタ×(コベルコ)神戸(スティーラーズ)にいいシーンがあった。(S東京ベイのSH)藤原(忍)がグラバーキックからボールを取ってトライを奪った。あのようなキックができるように強化していきたい。ボールを取り戻すキックをしていきたい。それをできるようにしたいし、それはとても難しいことも理解している」超速ラグビーにおけるセットプレーの役割を聞かれると。「今日一番の質問だ。ラグビーではセットピースは非常に重要。速いラグビーをすればするほど、セットピースはものすごく重要になってくる。日本は世界一スクラムから速くボールが出せるチームにならないといけない。また3人ラインアウトや4人ラインアウトが世界一得意なチームにならないといけない。慎さんがスクラムに於いて、いい仕事をしてくれた。彼がやってくれたことを土台にもっと強化していかないといけない」ジョーンズHCは超速ラグビーを担う若い才能はいるとキッパリ。「何人かいる。先週、高校日本代表の高橋智也監督、U-20日本代表の大久保直弥HCと一緒にどういう若い選手がいるか見た。リストアップして誰に投資するかという話をした。高校、U-20と一丸となって超速ラグビーを実現できるようにやっていきたい。ただそのリストをみなさんに提供することはまだできない。今後U20の合宿にも高校代表の合宿にも参加するつもり。できるだけ明確な哲学、プレーに対する概念を統一させたいと思っている」エディー・ジョーンズ日本代表HC日本代表では近々トレーニングスコッドを集めたミニキャンプの実施を調整中とのこと。本格稼働は6月初旬を予定している。そして第2次エディージャパンは6月22日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2024』イングランド代表戦にて初陣を飾る。その後、JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)として6月29日(土)・会場未定、7月6日(土)・豊田スタジアムにてマオリ・オールブラックス戦と連戦。再び日本代表として、7月13日(土)・ユアテックスタジアム仙台にてジョージア代表、7月21日(日)・札幌ドームにてイタリア代表と激突する。10月26日(土)には日産スタジアムで『リポビタンDチャレンジカップ2024』日本代表×オールブラックスもラインナップされている。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24のチケット情報
2024年01月16日10月28日・スタッド・ド・フランスでの『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』決勝から丸1か月、ニュージーランド代表の主将と南アフリカ代表のトライゲッターが同じジャージに身を包んで味の素スタジアムで並び立った。11月28日、オールブラックスのFLサム・ケインとスプリングボクスのWTBチェスリン・コルビの東京サンゴリアス新入団選手記者会見が行われたのだ。(写真左より)チェスリン・コルビ、大久保尚哉GM、サム・ケインコルビ「このような光栄な機会をいただき、うれしく思う。サントリーの選手、スタッフに大変歓迎されて非常にうれしい。フィールドに立つことが待ち切れない。歴史と伝統あるクラブに入団でき、チームメイトとともにサンゴリアスの歴史を作る一員になれることを誇りに思う。みなさんの温かいサポートに報いるプレーを見せられるようがんばりたい」ケイン「サントリーには私、そして家族を温かく迎えてもらいうれしい。『リーグワン』で試練を迎えることを自分自身楽しみにしている。ニュージーランド以外、海外でのプレーは私にとって大きなチャンスですし、大きなチャレンジ。明日がトレーニング初日になるので、スパイクを履いて臨めることを楽しみにしている」日本行き、そして東京SG入りを決めた理由をふたりはこのように明かした。コルビ「2019年の『RWC』で来日したが、『トップリーグ』『リーグワン』の評判を耳にしていた。あれから4年経ったが、日本ラグビーのレベルもチーム同士のスタンダードも上がっている。また『リーグワン』ではインターナショナルな選手たちもたくさん揃っている。そういう環境であれば、自分にとってもいいテストができると思った。サントリーのスタイルは自分に合っていると同時に、チームのバリューも自分が掲げているものに近いと感じている。ラグビーを通じて恩返しがしたいし、自分の学びにつなげてさらに成長していきたい」ケイン「自分が日本に来るのは5回目。これまでの経験から日本の人々、文化を好ましく思っている。このようなチャンスをいただき、家族と一緒に日本で過ごすのが楽しみ。近しい友人がサントリーでプレーしていたというのも理由のひとつ。かつてサントリーでプレーしていた(ボーデン・)バレット、(ダミアン・)マッケンジー、(アーロン・)クルーデンから常にいい話を聞いていた。『リーグワン』はニュージーランドでもテレビ放映していて、チームメイトや友人のプレーを自分も良く見ていた。スタンダードもレベルも上がっていると感じ、今回の経験が選手として成長することにつながると思っている。スピード、アジリティは大きな要素になると思うので、そういうスキルを磨くことを楽しみにしている」サム・ケインチームに何をもたらすのか問われると、こう返答した。コルビ「サントリーのスピードは十分あると思うが、スタンダードを上げていきたい。スタイルは南アフリカとも、ニュージーランドとも違うと思うし、自分はフランスで6年間プレーしていたので、日本のラグビーとは違った知識や経験を周りの選手に共有できればうれしい。同時に自分も日本の選手から学ぶことができるので、吸収していきたい。自分らしさを表現し、スピードやスキルでチームの勝利に貢献することを楽しみにしている」ケイン「チェスリンが言った通り。まず新しい環境に馴染むために、時間を使ってチームの環境やラグビースタイルに慣れていかなければならない。そして先陣を切って自分の持っている知識、スキルを体現しながら、周りと共有できればうれしい。毎試合毎試合チームとしてインパクトを与えていきたい。サントリーはアタックのマインドセットが強いチームなので、うまく使いながらディフェンスでも貢献したい。ターンオーバーしてボールを奪ったら、隣にいるチェスリンにボールを回すのでトライを決めてほしい」南ア代表とNZ代表の主力が多数所属する『リーグワン』で楽しみな対戦相手を聞かれると、ふたりは次のように答えた。コルビ「『リーグワン』にはスプリングボクスの選手が多く在籍しているので、彼らと対戦するのはどこか不思議な感じがする。『スーパーラグビー』では何度も対戦したことはあるが、日本で対戦するのは何か不思議な感じもするが、楽しみ。(埼玉)パナソニック(ワイルドナイツ)との対戦も楽しみだし、毎週毎週フォーカスをブラさずやっていきたい」ケイン「クボタ(スピアーズ船橋・東京ベイ)のデイン・コールズと開幕戦で対戦するのを楽しみにしている」コルビとケインは同じチームで戦うことを喜んだ。コルビ「ニュージーランド代表のキャプテンでもあるサムとチーム、フィールドを共にすることが本当に楽しみ。サムがこれまで培ってきた経験を学べるのは非常にうれしいし、お互いに親睦を深めていくことも実際に楽しんでいる」ケイン「チェスリンとフィールドを共にするのは楽しみ。対戦相手として走り回る彼を何とか捕まえようとするのではなく、味方にいてくれた方がうれしい。長年リスペクトしていた選手なので、親睦を深められればと思っている」チェスリン・コルビ『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』優勝に必要なことを質問されると、ふたりはこう答えた。コルビ「サントリーはベストプレーヤーが多く在籍するクラブだと思うが、優勝するクラブはいいカルチャーを持っている。サントリーにはいい選手が揃い、いいコーチ陣が揃っていて選手たちはハードワークし、身を粉にしてプレーするカルチャーもある。カルチャー、環境すべてが揃って正しい道があると思っている」ケイン「来日してまだ日は浅いが、勝利へハングリーなクラブだと印象を受けている。自分もその一員になれることはエキサイティングだし、自分の性格にも合っている。自分は選手たちがチームファーストであることが最高のチームだと思っている。各個人がベストパフォーマンスを残し、その集大成がチームの勝利につながると思っている」ふたりはファンへメッセージを送った。コルビ「注目してもらえるのはありがたいが、チームの一員としての取り組みを見てほしい。WTBは何もない状態からエキサイティングな瞬間を生み出すポジションだが、チームにいい結果をもたらすためにパフォーマンスしたい。先週パナソニックとのトレーニングマッチでは黄色と黒のグッズを身に付けたファンが多くいて、うれしく思った。早くスタジアムでファンに会いたい」ケイン「チェスリンと似ているが、自分自身にチャレンジを課し、チームの勝利に貢献できればと思っている。攻守ともにチャレンジし続けて、チーム全員に喜んでもらえるパフォーマンスを見せたい。ジャージの意味を考え、身を粉にしてプレーをしたい。来日2日目で見てパナソニック戦のスタジアムを見て、プレシーズマッチ、ビジターでの試合にもかかわらず黄色と黒のジャージを着たファンがたくさんいて、非常に興奮した。みなさんの応援に応えられるパフォーマンスを残せるようがんばりたい」新入団会見に同席した大久保尚哉GMはこのようにふたりへの期待を語った。「昨季プレーオフトーナメントで敗れて大変悔しい思いをした。今季こそ『リーグワン』初制覇、5シーズンぶりの優勝に向けて、チェスリン、サムが加入し、必ず王座奪還を目指したい。サンゴリアスには優秀な若い選手が揃っているので、彼らのリーダーシップを吸収することで、チームに必ず化学反応があると思う。若い選手には彼らのプレー以外も吸収してもらいたい」堀越康介(C)JRLOまた、11月24日の『NTTジャパンラグビーリーグワン 2023-24』開幕前メディアカンファレンスに出席したHO堀越康介主将は、以下のように『NTTリーグワン2023-24』開幕戦での勝利を誓った。「初戦が一番大事だとチーム全体で考えている。昨シーズン3回負けた相手にどうやって勝つか、チームとして準備している。目標は優勝」果たして、東京SGは初優勝へ向けて白星発進することができるのか。『NTTリーグワン2023-24』開幕戦・S東京ベイ×東京SGは12月10日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。12月17日(日)・味スタでの第2節では東芝ブレイブルーパス東京との府中ダービーでホスト開幕戦を開催。サンゴリアス選手とのハイタッチストリートやステージイベント、ラグビー体験などを実施予定。チケット発売中。第1節の模様はTOKYO MXにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアスホストゲームのチケット情報リーグワン特集ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2023-24
2023年11月29日ニュージーランド代表か、南アフリカ代表か。オールブラックスか、スプリングボクスか。いよいよ『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』決勝が10月28日(土)に迫った。1987・2011・2015年大会王者NZと1995・2007・2019年大会覇者南ア。どちらが勝っても『RWC』最多優勝記録更新となる。さらに今大会を含めて5大会、じつに20年間にわたってウェブ・エリス・カップを両国が独占することになる。まさにラグビー世界一を決めるにふさわしい文句なしの頂上決戦と言えよう。リッチー・モウンガ(ニュージーランド)(C)WORLD RUGBY/Getty Images準決勝の戦いぶりは対照的だった。10月20日、開始5分でアルゼンチン代表がエミリアノ・ボフェリのペナルティゴール(PG)で先制点をマークするもニュージーランド代表は慌てず騒がず。自陣から3連続でペナルティを奪い陣地を回復し、ショットではなくラインアウトからトライを狙う。近場を攻めた後に右サイドでひとり余ったWTBウィル・ジョーダンへひとり飛ばしのカットパスを通して逆転トライ。16-6で迎えた42分にWTBマーク・テレアが華麗なステップで突破しFLシャノン・フリゼルがフィニッシュすると、後半開始2分にはスクラムからSHアーロン・スミスが抜け出し右隅に飛び込んだ。続くタイトな角度もコンバージョンゴール(G)もSOリッチー・モウンガが成功。前半終了間際と後半立ち上がりの勝負どころにスコアしたオールブラックスが27-6と一気にリードを広げると、最後までロス・プーマスのフィジカルを前面に出したアタックを完封。62・73分とジョーダンがトライランキングトップを独走するハットトリックを決めて44-6。オールブラックスが5度目の『RWC』決勝へ駒を進めた。試合後、アルゼンチンのHOフリアン・モントーヤ主将も「セットプレー、スクラムで相手が完全に支配していた。相手はチャンスを得るたびにスコアした。素晴らしいチームで、今日ニュージーランドは私たちよりはるかにいいチームだった」と脱帽するほかなかった。ハンドレ・ポラード(南アフリカ)(C)WORLD RUGBY/Getty Images一方、南アは苦しんだ。10月21日の準決勝はペナルティを得ればショットを選択するイングランド代表とあくまでトライ狙いの南アフリカ代表の構図に。ラインアウトからチャンスを逸した南アに対して、イングランドはSOオーウェン・ファレルのPGで3点ずつ加点していく。南アは21分にPGを選択しSOマニー・リボックが決めるも、3分後にイングランドはすぐさま3点を返す。なかなかペースを掴めない南アは前半の内に動く。35分ベテランSOハンドレ・ポラードを投入、互いに1本ずつPGで加点し折り返すと、後半早々にSHコブス・レーナックに代えてファア・デクラークをピッチに送り出した。さらに51分までに交代のカードを次々切った。これで流れが南アに傾きかけたと思われたが、53分にファレルがドロップゴール一閃。15-6と主導権は渡さない。その後も引き締まったジリジリした攻防が続いたが、69分ポラードの好キックで得たラインアウトからこの試合初トライが生まれた。残り10mのラインアウトからFLディオン・フーリーが突進、LOのRG・スナイマンがインゴールにボールをねじ込んだ。ポラードがGを通して13-15に迫ると、78分にはハーフウェイラインを超えた地点からの50mPGをポラードがズバリ。最後イングランドの11フェーズもアタックを跳ね返して16-15と1点差でスプリングボクスが2大会連続でファイナルに進出した。イングランドのスティーブ・ボーズウィックHCは「まず逆転し試合に勝つ方法を見つけた南アフリカを大いに称えたい。世界一のチームである彼らを大いに称えたい。彼らが世界チャンピオンであることには理由がある」と勝者を称えたのだった。アーディー・サベア(ニュージーランド)(C)WORLD RUGBY/Getty Images会心のゲームで4度目の優勝に王手を掛けたNZのイアン・フォスターHCは準決勝から1名先発を変更。LOをサミュエル・ホワイトロックからブロディ・レタリックに入れ替えた。世界最高峰のLOから世界最高峰のLOに変えたのである。決戦2日前の記者会見の席でフォスターHCはスプリングボクスとの決勝に思いを馳せた。「これこそがまさに『RWC』の決勝。私たちが決勝に行くのは2回目。大事なのは長い間、宿敵である2チームが対戦するということ。私たちの前回の決勝戦(1995年)をみなさん覚えていることでしょう。前回は最高の試合でしたので、今回もそうであることを願っている。どちらかが4回目の優勝を成し遂げるわけなので、特別なのではないでしょうか。私たちは互いをリスペクトしており、彼らの国やプレースタイルには大きな敬意の念を抱いている。最高の準備を進め、最高の試合となるでしょう」FLサム・ケイン主将は自信を覗かせた。「ここまで2試合のノックアウトゲームを連続でプレーして、私たちがいい状態にあると信じている。選手は心身ともにいい準備をしてきた。これは決勝であるが、私たちは自分たちを信じていいラグビーを見せるだけ」【ニュージーランド代表】1イーサン・デグルート2コディー・テーラー3ティレル・ロマックス4ブロディ・レタリック5スコット・バレット6シャノン・フリゼル7サム・ケイン8アーディー・サベア9アーロン・スミス10リッチー・モウンガ11マーク・テレア12ジョーディー・バレット13リコ・イオアネ14ウィル・ジョーダン15ボーデン・バレット16サミソニ・タウケイアホ17タマイティ・ウィリアムズ18ネポ・ラウララ19サミュエル・ホワイトロック20ダルトン・パパリイ21フィンレー・クリスティ22ダミアン・マッケンジー23アントン・レイナートブラウンシヤ・コリシ(南アフリカ)(C)WORLD RUGBY/Getty Images薄氷を踏む逆転勝ちで4度目の優勝にリーチを掛けた南アのジャック・ニーナバーHCは準決勝から2名先発を変更。デクラーク&ポラードのハーフ団をスタメンで起用し、通常フォワード(FW)5名・バックス(BK)3名のリザーブにFW7名・BK1名を選出した。その心は?「チームは15人ではなく23人。チームを選択する際にメディカルから過去のパフォーマンス、そしてニュージーランドについての多くの分析やどこで優位に立つことができるかなど多くのことが影響する。FW5対BK3からコーチ間で議論しはじめ、6対2についても7対1についても議論し、そしてまた戻る。10分で終わるようなものではなく、何時間も議論して決めた」デクラークに不測の事態が起きた場合、SHはどうするのか問われると、ニーナバーHCはこう返答した。「(WTB)チェスリン(・コルビ)がいる。彼は7人制ラグビーでSHとしてプレーしていた。もしもイエローカードが出たら、ハーフバック(HB)になる予定の選手は常に彼だった。それは今週だけではなく、数週間にわたって」FLシヤ・コリシ主将は決勝に向けての気持ちの高ぶりを静かに口にした。「私たちはできる限りの準備をしてきた。選手として、これ以上重要な試合はないと思う。オールブラックスは状況を好転させ、今ここにいる。私たちもやっとここにたどり着いた。これ以上に大きな試合はない。人生最大の試合になると思う」【南アフリカ代表】1スティーブン・キツホフ2ボンギ・ムボナンビ3フランス・マルヘルベ4エベン・エツベス5フランコ・モスタート6シヤ・コリシ7ピーターステフ・デュトイ8ドウェイン・フェルミューレン9ファフ・デクラーク10ハンドレ・ポラード11チェスリン・コルビ12ダミアン・デアレンデ13ジェシー・クリエル14カートリー・アレンセ15ダミアン・ウィレムセ16ディオン・フーリー17オックス・ヌチェ18トレバー・ニャカネ19ジーン・クライン20RG・スナイマン21クワッガ・スミス22ジャスパー・ウィーゼ23ウィリー・ルルーダミアン・デアレンデ(南アフリカ)(C)WORLD RUGBY/Getty Images両軍の試合登録メンバーには、日本に馴染み深いスター選手が名を連ねる。『ジャパンラグビー リーグワン』に所属する選手がズラリ。南アのSHデクラークとCTBクリエルは横浜キヤノンイーグルス、クリエルとコンビを組むCTBデアレンデは埼玉ワイルドナイツ、LOモスタートは三重ホンダヒート、FLデュトイはトヨタヴェルブリッツ、NO8スミスは静岡ブルーレヴズで主軸を担う。『RWC2023』後には『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』に続々ビッグネームがやって来る。NZのSHスミス&FBのB・バレットは揃ってトヨタV入りし、FLフリゼルとSOモウンガは東芝ブレイブルーパス東京、NO8のサベアとレタリックはコベルコ神戸スティーラーズ、南アのコルビは東京サンゴリアスに加入する。ホワイトロックにSO/FBのマッケンジー、LOエツベスやポラード、FBルルーなどなど、かつて日本でプレーした選手を挙げたら枚挙に暇がない。通算の対戦成績を見るとNZの62勝4分39敗。すべての相手に大きく勝ち越し、8割近い驚異的なテストマッチの勝率を誇るNZにとって、最も勝率が低い相手が南アである。直近5試合の成績では南アが3勝2敗と勝ち越し。8月のゲームでは南アが5連続トライと畳み掛けて35-7の完勝。オールブラックスにとって、28点差というテストマッチ史上最大の点差を付けられる屈辱の黒星となった。『RWC』でのここ5試合の成績はと言うと、NZが3勝2敗、3連勝中となる。『RWC2019』2日目、横浜国際総合競技場で見せ付けた強度の高い激闘を強烈に記憶しているファンも多いことだろう。22分のモウンガのPGから5分間で2トライ2ゴールを一気に畳み掛けたNZが23-13で白星発進したのだった。果たして、4度目の優勝を飾るのは今大会最多得点をマークするオールブラックスか、世界ランキング1位のスプリングボクスか。『RWC2023』決勝・ニュージーランド代表×南アフリカ代表は10月28日(土)・スタッド・ド・フランスにてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。ウェブ・エリス・カップ(c) Pierre Charlier取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年10月27日春のWBCから、夏のバスケットボールやラグビーのワールドカップ、世界陸上など、スポーツが例年以上に盛り上がった今年。WBCでは3大会ぶりの優勝に湧き、グランドに選手の妻たちが集合しての“豪華すぎる集合写真”が話題に。見事ワールドカップ出場権を獲得したバスケワールドカップで日本代表として活躍した渡邊雄太選手の妻で、フリーアナウンサーの久慈暁子(29)は、NBAで活躍する渡邊選手とともに過ごすアメリカでの生活をSNSでアップし、注目を集めている。そこで本誌は、「令和版 好感度が高いスポーツ選手の有名妻」についてアンケートを実施した(~10月25日)。本記事では、そのTOP3を発表する。3位に選ばれたのは、ラグビー日本代表・稲垣啓太選手の妻でモデルの稲垣貴子(32)。9月のラグビーワールドカップでは、“笑わない男”こと稲垣選手と稲垣貴子の「試合後の涙の抱擁」に感動の声が寄せられた。コメントでも《特殊なスポーツをされる方を支えている》(50代女性・専業主婦)《夫婦の愛情を感じるから》(70代女性・専業主婦)《一緒に闘っている感じがする》(40代女性・会社員)と、試合観戦の様子やSNSを通じて、夫との絆を感じた人が多かったようだ。2位に選ばれたのは東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手の妻でタレントの里田まい。カントリー娘。としてアイドル活動後は、バラエティー番組で頭角を現しブレイクした里田。結婚後はジュニア・アスリートフードマイスターの資格を取得し、料理面で田中将大を献身的にサポートする様子をブログに綴っている。《以前はおバカタレントというイメージが強かったけど、結婚して真面目に家庭のことをやられてるから》(40代女性・無職)《おバカキャラからご主人に尽くす妻となった。旦那をネタにしていない》(50代女性・自営業)と、おバカキャラ時代とのギャップが好印象のようだ。その他、《表に出すぎず、SNSでの主張も少ないから》(30代女性・専業主婦)《頑張っているし出しゃばらないから》(50代女性・無職)という声も。1位に選ばれたのはJリーグFC東京に所属するサッカー・長友佑都選手の妻で女優の平愛梨。’16年には、記者会見での「(平愛梨は)僕のアモーレですね」という発言が話題となり、「アモーレ」がその年の流行語トップ10に選ばれた。現在は女優活動を休止し、長友選手との海外生活を経て、日本に戻り4人の子どもの育児に精を出している。《試合観戦のとき取材を受けても、嫌な顔をしないでいるから》(50代女性・専業主婦)《メディアでよく見る姿がいつも笑顔なので、満たされているんだなと思うと好感度がいいです》(30代女性・パート)と、平の明るい印象が人気の秘訣のようだ。また、《かわいい夫婦なのが伝わる》(50代女性・会社員)《両者共に着飾ってない所がとても好感がもてる》(50代女性・会社員)と夫婦ともに好感度が高いことがわかった。最終結果は以下の通り。【令和版 好感度が高いスポーツ選手の有名人妻】1位:平愛梨(夫:サッカー・長友佑都)104票2位:里田まい(夫:野球・田中将大)79票3位:稲垣貴子(夫:ラグビー・稲垣啓太)16票4位:真野恵里菜(夫:サッカー・柴崎岳)13票5位:板野友美(夫:野球・高橋奎二)、森カンナ(夫:バスケットボール・馬場雄大)ともに11票7位:久慈暁子(夫:バスケットボール・渡邊雄太)10票8位:佐藤ありさ(夫:サッカー・長谷部誠)9票9位:石橋杏奈(夫:野球・松井祐樹)3票10位:衛藤美彩(夫:野球・源田壮亮)1票※調査方法と実施期間:『WEB女性自身』調べ10月26日(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』)※調査対象:年齢不問の女性300人
2023年10月27日デスゾーンの戦いである。姫野和樹主将は『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』優勝までの道のりをエベレスト登山に例えて、生きるか死ぬかの極限状態の中で戦い抜く覚悟を口にしていた。地上の3分の1の空気濃度と極寒が襲う標高7900mのキャンプ4上部から標高8848mの山頂はまさしく“死の領域”であり、ひとつのミスが命取りとなる『RWC』決勝トーナメントもまさにデスゾーンと言えよう。ラグビー界では「決勝トーナメントからが本物の『RWC』」とも言われている。プール戦でフランスを去った12チームには悪いが、準々決勝を見たファンはこの常套句にうなずかざるを得ないだろう。ウェールズ×アルゼンチンもイングランド×フィジーも準々決勝はどれも好ゲームだった。アイルランド×ニュージーランドとフランス×南アフリカに至っては好試合という形容では足りないほどの死闘であった。準々決勝で姿を消したウェールズやアイルランド、フィジー、フランスを含めて決勝トーナメントに入ってどのチームもギアを1段も2段も上げてきた。アイルランドの魂がこもった37フェーズにも及んだ連続攻撃を耐え抜いたニュージーランドのディフェンスに、試合終盤のウェールズの逆転トライを阻止したマティアス・モロニ(アルゼンチン)の強烈タックル、フィジーの初の4強入りという夢を砕いたオーウェン・ファレル(イングランド)のドロップゴール、トマ・ラモス(フランス)のコンバージョンゴールを阻んだWTBチェスリン・コルビ(南アフリカ)の猛チャージなどなど、どのシーンも胸に深く刻まれたことだろう。マテオ・カレーラス(アルゼンチン)(C)WORLD RUGBY/Getty Imagesウェブ・エリス・カップまであとふたつに迫った準決勝、最初のカードはアルゼンチン×NZだ。試合登録メンバーを発表した席で、マイケル・チェイカHCは「アルゼンチンがニュージーランドに勝てるか?」というストレートな質問を受けた。「ラグビーにおいてNZは常に模範であり、目指すべき基準。フィールドを広く使うオープンな試合で高いレベルのスキルとは何かを示し、同時にラインアウト、モール、そしてラックでも常に脅威を与える。準決勝では、彼らはどのエリアにおいても危険な存在だった。その中でラインアウトとスクラムでの競り合いが最も大きな課題になるだろう。私たちはでき得るだけの最高のトレーニングを積んできたので、準備はできている。あとは試合に臨むだけ」会見に同席したHOフリアン・モントーヤ主将とWTBエミリアノ・ボフェリはストレートに自信を口にした。モントーヤ「フィールドに立った瞬間に勝てると信じている。ニュージーランドを破ったのは、私たちが初めてであり、私たちが誰にでも勝てることを証明している。私は選手とチームに全幅の信頼を寄せている。この試合で人生最高の試合をしたい」ボフェリ「非常にシンプル。私たちのディフェンスを完璧にする必要がある。オールブラックスを倒すには、完璧な試合をしなくてはならない。私はチームを信頼している。すべてのタックルがすべて効果的で、すぐに全員が自分の持ち場に戻っていったクライストチャーチでの試合(2022年8月25-18で勝利)を覚えている。それを再現できると思う。言いはしないが、サプライズもある。私たちはできる限り最高の準備をしてきた」マーク・テレア(ニュージーランド)(C)WORLD RUGBY/Getty Images一方、オールブラックスのイアン・フォスターHCは規律違反のため準々決勝でメンバー外にしたWTBマーク・テレアを先発に戻した。その心は?「それが今週ベストと思われるチームだから。マークは十分に反省したと思う。彼はミスをしたが、すべてを受け止めた。いつまでも引きずっていても仕方ないし、彼は好調なWTB。私たちは彼に信頼を寄せている」規律を乱し、罰を受け入れたテレアはこの千載一遇のチャンスに燃えに燃えていることだろう。SHアーロン・スミスはマッチアップするゴンサロ・ベルトラノウを、FBボーデン・バレットはフィジカル自慢のFW陣を警戒した。スミス「何度か対戦したが、ベルトラノウは素晴らしい選手。彼は隙を突き、爆発力がある。アルゼンチンのラックスピードはかなり速いので、私たちはそのスピードを落としたい。彼らの最大の武器はオフロードゲーム。大柄で足が速く、速いボール、オフロード、ボールキープでモメンタムを作る。オフサイドにつながることもあるので、彼から目を離さないようにしなければならない。彼のキッキングゲームはとても重要」B・バレット「彼らがどれほどフィジカルの強いチームなのかわかっている。特にFW陣は懸命に走り、渾身のスクラムを組み、全力でドライブしてくる。フィジカルが強く、フィジカルバトルを仕掛けてくる。さらにスピードや爆発力など、BKのスキルは十分にある。あらゆることを想定している」『RWC2023』準決勝・アルゼンチン×NZの試合登録メンバーは次の通り。【アルゼンチン代表】1トーマス・ガジョ2フリアン・モントーヤ3フランシスコ・ゴメスコデラ4グイド・ペッティ5トマス・ラバニーニ6フアンマルティン・ゴンサレス7マルコス・クレメル8ファクンド・イサ9ゴンサロ・ベルトラノウ10サンティアゴ・カレーラス11マテオ・カレーラス12サンティアゴ・チョコバレス13ルシオ・シンティ14エミリアノ・ボフェリ15フアンクルス・マリア16アグスティン・クレビ17タマイティ・ウィリアムズ18エドゥアルド・ベジョ19マティアス・アレマノ20ロドリゴ・ブルニ21ラウタロ・バサンベレス22ニコラス・サンチェス23マティアス・モロニ【ニュージーランド代表】1イーサン・デグルート2コディー・テーラー3ティレル・ロマックス4サミュエル・ホワイトロック5スコット・バレット6シャノン・フリゼル7サム・ケイン8アーディー・サベア9アーロン・スミス10リッチー・モウンガ11マーク・テレア12ジョーディー・バレット13リコ・イオアネ14ウィル・ジョーダン15ボーデン・バレット16サミソニ・タウケイアホ17タマイティ・ウィリアムズ18フレッチャー・ニューウェル19ブロディ・レタリック20ダルトン・パパリイ21フィンレー・クリスティ22ダミアン・マッケンジー23アントン・レイナートブラウンハンドレ・ポラード(南アフリカ)(C)WORLD RUGBY/Getty Imagesもうひとつの準決勝は『RWC2019』決勝の再現である。下馬評は決して高くなかったイングランドだが、今大会唯一無敗をキープしている。南アはプールBでアイルランドに8-13で競り負け、アルゼンチンはイングランドに10-27で敗戦。NZもフランスとの開幕戦を13-27で落としている。南アはアイルランド戦でショットを5本中4本失敗して敗戦するなどキッカーに不安があったが、プール戦前半でHOマルコム・マークスが負傷離脱するとSOハンドレ・ポラードを追加招集。控えに回るベテラン司令塔は6本中6本成功とショットに安定感をもたらした。南アを率いるジャック・ニーナベルHCは準決勝に向けてフランス戦と同じメンバーを並べた。「選手選考のミーティングをした時に多くの議論を重ねたが、先週日曜日に出場した選手全員がパフォーマンスを発揮したと思うので、継続性を取ることにした。パフォーマンスとメディカルという観点で変更の理由が見当たらなかった」南アのFLシヤ・コリシ主将はイングランドとのライバル関係についてこうコメントした。「このライバル関係は長い間存在するもの。彼らはラグビー大国であり強豪、トゥイッケナムでのゲームはいつも特別なこと。彼らは激しくプレーする。『RWC2019』決勝後も次の試合では負けたので(2021年11月26-27)、彼らと対戦するのは常に厳しいものになる。彼らとの対戦はいつも大一番だ。誰が相手であろうと、私たちはこのチームが何であるかを見せたいと思っている」対するスティーブ・ボーズウィックHCは大一番を前にイングランド代表主将への信頼を口にした。「このチームには強い信念がある。非常に高いレベルでパフォーマンスを見せてきたプレーヤーたちがいる。私の隣にいるこの男(ファレル)に象徴されるチームは試合を待ち切れない」ファレルは南アが仕掛けてくるであろうキッキングゲームを受けて立つ構えである。「何年も前から彼らの大きな武器になっている。彼らはそれを進化させた。彼らは攻守両方が競り合えるキックをたくさん放ってくる。9番からだけでなく、今ではフィールドを横切ることがかなり多く、ターンオーバーから致命的なダメージを受けることもある。彼らがやろうとしている計画を打ち消し、同時に自分たちも攻撃できるようにしていきたい」オーウェン・ファレル(イングランド)(C)WORLD RUGBY/Getty Images『RWC2023』準決勝・イングランド×南アの試合登録メンバーは以下の通り。【イングランド代表】1ジョー・マーラー2ジェーミー・ジョージ3ダン・コール4マロ・イトジェ5ジョージ・マーティン6コートニー・ローズ7トム・カリー8ベン・アール9アレックス・ミッチェル10オーウェン・ファレル11エリオット・デーリー12マヌ・ツイランギ13ジョー・マーチャント14ジョニー・メイ15フレディ・スチュワード16セオ・ダン17エリス・ゲンジ18カイル・シンクラー19オリー・チェサム20ビリー・ブニポラ21ダニー・ケア22ジョージ・フォード23オリー・ローレンス【南アフリカ代表】1スティーブン・キツホフ2ボンギ・ムボナンビ3フランス・マルヘルベ4エベン・エツベス5フランコ・モスタート6シヤ・コリシ7ピーターステフ・デュトイ8ドウェイン・フェルミューレン9コブス・レーナック10マニー・リボック11チェスリン・コルビ12ダミアン・デアレンデ13ジェシー・クリエル14カートリー・アレンセ15ダミアン・ウィレムセ16ディオン・フーリー17オックス・ヌチェ18ビンセント・コッホ19RG・スナイマン20クワッガ・スミス21ファフ・デクラーク22ハンドレ・ポラード23ウィリー・ルルー果たしてニュージーランドと南アフリカが最多優勝4回に王手をかけるのか、イングランドが20年ぶり優勝にリーチをかけるのか、それともアルゼンチンが初の決勝進出を決めるのか。『RWC2023』準決勝・アルゼンチン代表×ニュージーランド代表は10月20日(金)、イングランド代表×南アフリカ代表は21日(土)、3位決定戦は27日(金)、決勝は28日(土)キックオフ。会場はすべてスタッド・ド・フランスにて開催。アルゼンチン×NZ、決勝は日本テレビ系、イングランド×南ア、3位決定戦はNHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年10月20日サッカー大国として知られるドイツ。ワールドカップ優勝4回、ブンデスリーガも隆盛を誇っています。最近の対戦では日本代表が2勝していますが、歴史と実績のあるドイツサッカーから学び、参考にできることはたくさんあります。2023年8月、サカイクキャンプ、シンキングサッカースクールでチーフコーチを務める菊池健太コーチが、ドイツのグラスルーツ年代を視察に行ってきました。そこで感じた「ドイツサッカー界の、子どもに対する取り組み」を紹介します。(取材・文鈴木智之)ドイツのグラウンドのそばにある看板に書かれている内容とは<<視察レポート①:ドイツの育成現場に見る、日本もマネしたい「サッカーを通じて保護者も楽しめる環境」とはサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■各地のグラウンドに設置された看板に書かれた標語ドイツのケルンを中心に、U-6やU-7、U-13、U-14のトレーニング&試合を視察した菊池コーチ。各地のグラウンドで、こんな看板を目にしたそうです。1:これは子どもたちの試合です。2:試合は楽しむためのものです。3:コーチたちは皆、ボランティアです。4:審判も同じ人間です。5:この試合はワールドカップではありません。これはドイツサッカー界ではポピュラーな標語であり、グラウンドに掲げられていることが多いそうです。■子どもたちに過剰なプレッシャーを与えない配慮菊池コーチは「ドイツにこんな看板があることに驚きました。子どものサッカーに関わる人達は、このようなマインドで見守ろうという意味だと思うのですが、コーチや審判にリスペクトを持って接し、子どもたちに過剰なプレッシャーを与えないようにという配慮がされていますよね」と感嘆の声をあげます。「一方で、ドイツのように、ワールドカップで何度も優勝する国であっても『これは子どものためのサッカーなんだよ』と発信しなければいけない状況があるわけです。そう考えると、日本サッカー界ももっと『これは子どものためのサッカーなんだ』ということを、発信する必要があるのではないかと感じました」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■子どもの試合はワールドカップではないなかでも『この試合はワールドカップではありません』というフレーズは、ジョークを交えながらも、本質を突いた言葉です。子どもたちのサッカーは、ワールドカップのように勝ち負けが最優先されるものではない。そこまで熱くなりすぎず、見守ってあげましょうという意味が込められています。「この看板の効果かはわかりませんが、いくつかの公式戦を視察したところ、保護者の人たちが、子どもたちのプレーを大らかに見守っていました。外側からの働きかけで、保護者がヒートアップしないような状況を作っているのかなと思いました」■苦痛な表情でサッカーをする子がいないジュニア、ジュニアユース年代の試合を視察する中で、「苦痛な表情でサッカーをする子がひとりもいなかった」そうで、それも日本との違いだと感じたようです。「この看板にあるように『試合は楽しむためのもの』という考えがあるからなのか、1週間いろいろなカテゴリーを見させてもらう中で、子どもたちが心から楽しそうにサッカーをしている姿は共通していました。それを見る保護者も幸せそうで、みんながサッカーを愛しているんだなと伝わってきました」■サッカーがお受験化していない地元に根ざしたクラブがあるメリットドイツには8歳からスカウト網があるそうで、上手な子はブンデスリーガを始めとする、レベルの高い選手が集まるクラブでプレーをし、そうでない子は、地域にある幼稚園から大人までのカテゴリーを持つクラブでプレーするのが一般的なのだそう。「その結果、ジュニアユースに上がるために、もっと頑張って欲しいとか、サッカーをお受験のようにとらえずにいられる環境ができていると感じました。それも、地域に根ざしたクラブがあるメリットですよね」■日本の子どもは忙しく肉体的、精神的にも余裕がないコーチに関しては、学校の先生をしながら、午後はコーチをしている人が多いそうで「ドイツの学校は午前中で終わるので、午後から指導ができる」(菊池コーチ)という環境があります。「日本の子は朝から夕方まで学校があって、その後、サッカーをするというケースが多く、精神的にも肉体的にも余裕がありません。それも、大らかさからかけ離れてしまう要因のひとつのように感じます」大人でもスケジュールが詰まっていたり、タスクが山積みになっていると神経がささくれだってしまいがち。保護者としても必死な思いをして、サッカースクールやクラブに子どもを連れて行っているのに、いまいちやる気がないように見えると、ああだこうだ言いたくなるもの。そこにトレセンやジュニアユースのチーム選びなどが加わってきて、「サッカーは楽しむもの」という原点からかけ離れていってしまい、「楽しくてサッカーを始めたのに、辛くなってしまう子もいる」(菊池コーチ)という現状があります。■制度を変えるのは時間がかかるが、個人の意識を変えることはできる日本サッカーの制度や環境を変えるのは一朝一夕にはいきませんが、今回紹介した標語のように、サッカーに携わる人々のマインドに働きかけて、意識を変えていくことは、個人レベルでできることなのではないでしょうか。サカイクには、ドイツの標語と近しい「サカイク10か条」があります。あらためてこちらを頭に入れて、子どもたちのサッカーに関わるのも良いかもしれません。ぜひ繰り返し読んで、参考にしてみてください。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年10月18日ラグビー日本代表が帰って来た。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プール戦敗退に終わり志半ばでフランスを去った日本代表は悔しさをにじませながらも胸を張っていた。10月11日の帰国記者会見ではチームを代表して、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)土田雅人会長、日本代表藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(NTD)、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)、姫野和樹キャプテン、流大バイスキャプテンが登壇。会長とHCがあいさつした。土田会長「まず最初にラグビー日本代表を応援いただいたすべてのみなさんに御礼申し上げます。大会の結果はご存じの通り、日本代表はすべての試合に全身全霊で臨んだが、決勝トーナメントに進めなかった。プール戦2勝2敗という結果は悔しいものであり、日本代表の現在地として真摯に受け止めたい。本大会の総合的なレビューはこれから行うが、世界のラグビーで変化を感じる大会でもあった。日本ラグビー界が一体となってゴールを共有し、現在の課題に戦略的に臨むことで日本ラグビーの成長を加速させていきたい。本大会で見せた選手のハードワークに裏付けされた日本ラグビーの成長は誇り。選手たちを称えたい。姫野主将、流副将は本当に素晴らしい2019年からさらに成長した“OUR TEAM”を作ってくれた。ここまで日本を率いてくれたジェイミー・ジョセフHCには最大限の敬意を表したい。世界の頂点に立つことは夢ではなく目標であるとチームに見せ、エベレストの頂点に立つことへ導いてくれた。7年間本当にありがとうございます。私どもJRFUは再び『RWC』を日本に誘致し、ジョセフHC、選手が言っていた優勝することを目指して強化していく。日本はそれができると確信した大会でもある。ジョセフHCが7年間かけて築いてくれた礎をもとに日本ラグビーはさらに飛躍していきたい」ジョセフHC「たくさんのサポートをしてくれたみなさんにチームとして感謝している。選手はたくさんの犠牲を払ってやってくれた。選手たちを誇りに思う。最終的な結果は残念だが、アルゼンチン戦はタフな試合で選手たちがすべてを出し切ってくれたことを本当に誇りに思う。私は日本でたくさんのことを学んだ。コーチとして、選手として日本代表で戦ったが、ラグビーは日々変化するもの。そこで選手は日本代表で戦うことに尊重し、100%すべてを出して貢献してくれた。本当に頭の下がる思い。このリーダーたちとコーチとして関われたことをうれしく思う。また日本に戻ってきたら日本ラグビーに関わっていきたいし、日本を第2の故郷だと思っている」主将と副将はこのように総括した。姫野「リーチ(マイケル)さん、堀江(翔太)さん、田中フミ(史朗)さんから昔は『RWC』から帰って来ても誰もいなかったという話をたくさん聞いていた。空港にたくさんのファン、メディアがいたひとをうれしく思うし、自分たちの努力が着実に実を結んでいると思った。今回結果を残せず悔しく思う。主将として懸命にチームを導いたが、ベスト8に導けず力不足を感じる大会だった。ジョセフHCとの7年間は僕にとって貴重な時間、日本ラグビーとしても貴重な時間だった。ここまで引き上げてくれたジェイミーに感謝しているし、背中を押してくれたファンにも感謝している」流「僕自身2度目の『RWC』、今回バイスキャプテンとして臨み、結果的に2勝2敗。自分自身ケガをしたので悔いの残る大会になったけど、チームのことは誇りに思う。少しずつ日本ラグビーが強くなってこの2大会で6勝3敗。この勝率を少しずつ上げるために何が必要か日本ラグビー全体で考えていかないといけない。ジェイミーが7年間作り上げたこのチームを本当に誇りに思う。僕自身代表を引退する気持ちに変わりはない。これまで覚悟を決めて36試合に出場し、幼い頃から努力しここまでくることができた。日本代表がどれだけつらい場所で勝った時にどれほどうれしい場所か、選手やスタッフがどれだけつらいことをしているか誰よりも理解しているので、今後は日本代表のファンとしてサポートしていきたい」ラグビーワールドカップ2023フランス大会 日本代表帰国記者会見の出席者一同(「JAPAN RUGBY TV」より)会長に退任するHC、主将と代表を退く副将、それぞれの立場から今後の課題を語った。土田会長「(前任のエディー・)ジョーンズ、ジョセフのもと着実にチームは成長している。今回『RWC』を見て本当に変化している。ポルトガルも国を挙げて強化し始めた。世界中でどんどんレベルが上がっている中、日本のコーチ陣、スタッフ、主将、選手は世界レベルにあると思う。今回あと一歩及ばなかったが、ある意味トップ4に入る力はあるとワールドラグビーも見ている。(2019年大会後)欧州はテストマッチを進める中、南半球、とくに日本は(新型コロナウイルスによる)パンデミックの影響でテストマッチがストップしていた。岩渕(健輔)専務理事の尽力もあり、今年ハイパフォーマンスユニオンに入ることができた。来年もイングランド、オールブラックスと対戦する。ハイパフォーマンスユニオンに入ることによって、毎年レベルの高いテストマッチを組めると思っている」ジョセフHC「今の日本のラグビーは大学のシステム、企業スポーツのシステムがある。その中で4年間かけて代表チームを作っていかないといけない。トップ8、トップ4にいくためにはしっかり準備をしていかないといけない。それは今できていないと思うし、その答えを私は持ち合わせていない。姫野が(『スーパーラグビー』の)ハイランダーズ、松島(幸太朗)が(フランス『トップ14』のAMS・)クレルモンへ行ったように海外のクラブに行くということは素晴らしいことだが、それが答えではないと思っている。彼らのようなワールドクラスのたくさん作っていくことが必要だと思うし、彼らのような人材がコーチングスタッフに入ることも必要だと思っている」姫野「もっともっと強くなりたいという気持ちが強い。もっともっと日本代表を強くしたいという思いが強い。すごいポテンシャルがあるチームだと思う。ベスト4、優勝を目標に掲げられるチームだと思う。ベスト8を叶えられなかったが、もっともっと強くなると確信している。もっともっと強くなる環境を整えるなど、課題はたくさんがあるが、協会、ファン、選手が“ONE TEAM”になって、進めていきたい」流「選手のがんばり、現場のがんばりはこれ以上ないほどだと思っている。テストマッチの数や日本代表が強度の高い試合を増やすシステムを作っていく中で若い選手が成長できると思う。合宿ではこれ以上できないほど選手やスタッフはがんばっているので、仕組みを変えていくところは変えないといけない。直人や(李)承信、ワーナー(・ディアンズ)のように若い選手が海外のタフな環境に身を置くというのもひとつ。若い選手は高い志を持っているので、自分の気持ちに遠慮せずにどんどん挑戦していってほしい」ジェイミー・ジョセフHC (C)JRFUジョセフHCは7年間をこう振り返った。「2015年南アフリカに勝ち、そこから自分たちが自国開催の『RWC』に向けてチームを成長させて結果を出すことはできたと思うので、コーチングスタッフを称えたい。今回はコロナのパンデミックによって2019年にできた勢いが消え、コーチングスタッフも日本に来られず、来日しても数週間の隔離があった。本当に選手たちは大変だったと思う。選手もコロナにかかり、難しさがあった。今年の準備はよかった。自分たちのキャパシティを増やすことができた。ナントに来てから選手を見て、本当に素晴らしい準備をできたと思った。今はフランスから帰って来て本当に悔しい。ただ私はスポーツにはおとぎ話のようなハッピーエンドはないと思っている」7年間の一番思い出に指揮官は『RWC2019』でベスト8進出を決めたスコットランド戦を挙げた。「自分としての一番の思い出は2019年のスコットランド戦で勝利して準々決勝に進んだこと。たくさん思い出があり、ひとつを選ぶのが難しいが、あの時台風があり試合ができるかわからない中、選手たちは被害に遭われた方々にリスペクトを持って試合に向かったことを覚えている」今大会一番印象に残っているシーンを問われた姫野と流は?姫野「これというのは思い浮かばないが、『RWC』は特別な舞台。一つひとつのプレーを全力で戦ったので、これというのを決めるのは難しい。選手としてプレッシャーの中でプレーしたが、今思えば楽しかった」流「僕もプレーをひとつ選ぶのは難しい。アマト(・ファカタヴァ)のアルゼンチン戦のトライもすごすぎて言葉ができないほど素晴らしかったし、ジャック(・コーネルセン)がなかなか日の当たりないようなハードワークしてくれるからこそ日本代表のラグビーは回っていた。試合に出る出ないに関係なく、33人全員が役割を果たしたからここまで来られたと思う」アマト・ファカタヴァ(C)JRFU姫野は主将の重圧について明かした。「すごく自分にとっていい経験になったというのが感想。『RWC』は本当にプレッシャーがかかる。プレッシャーに負けそうになることもあったが、僕にはジェイミー、流、仲間がたくさんいる。主将として自分が愛する桜のエンブレムを引っ張れたことは最高に栄誉なことであり光栄なこと」さらに帝京大のふたつ上の先輩の代表引退を惜しんだ。「めちゃくちゃ寂しい。やっぱり大学から一緒にやってきて、流大のすごいところを知っているし、悪いところを知っているし、プライベートも知っているし、全部知っている。彼がいたからがんばれた部分もある。怒られることも多かったし、気を病んでいる時は背中叩いて前へ向かせてくれた。いつも先輩後輩というより友達みたいな関係だが、一番尊敬する先輩」流はふたつ下の主将の頼もしさを口にした。「姫野が主将として『RWC』を引っ張ったことを誇らしいし、立派な主将だと思う」また、流は自身のケガで急遽先発に回ったSH齋藤のパフォーマンスに太鼓判を押した。「本当に素晴らしいプレーをしてくれたと思う。僕がケガをしたのは関係なく、彼が日本の9番としてサモア戦、アルゼンチン戦をリードしてくれた。今年のオールブラックス15とのゲームでは彼の良さである思い切りの良さが出ていないように僕は感じたので、会話を重ねてあまり考え過ぎないようにすることが大事だと話した。サモア戦は直人がこれ以上ないプレーをしてチームを勝たせてくれたのは、昔の僕ならどこかで悔しい気持ちもあったと思うが、心の底からうれしいと思ったので、心置きなく引退できる。これから本当の意味で日本を引っ張っていかないといけない。福田健太という若いSHを含めて3人で引っ張ってきたが、次の大会はふたりが引っ張ってくれることを願っている」齋藤直人(C)JRFU藤井NTDには後任人事について、質問が飛んだ。「ほかの国のコーチのことをとやかく言うつもりない。次になった人がベストを尽くしてくれればと思う。いろんな報道があり、どこまで本当がわからないが、ただルールの中で気持ちよくHCができる人、選手もその人に付いていかないといけない。人物やふるまい、コーチひとりだけではなく、スタッフを含めてみんなで成長できる人をコンサルの方でしっかり選んでもらえると思う」『RWC2023』はここから決勝トーナメントに突入する。10月14日(土)にプールC1位・ウエールズ×プールD2位・アルゼンチン、プールA2位・ニュージーランド×プールB1位・アイルランド、15日(日)にプールD1位・イングランド×プールC2位・フィジー、プールB2位・南アフリカ×プールA1位・フランスが激突。14日(土)の2試合は日本テレビ系、15日(日)の2試合はNHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩
2023年10月12日ラグビー日本代表の稲垣啓太選手の妻で、モデルの稲垣貴子さんが、2023年9月29日にInstagramを更新。フランスで開催中のラグビーワールドカップで日本が2勝目をあげた、サモア戦後の『夫婦ショット』を公開し、話題を呼んでいます!ラグビー稲垣啓太の『夫婦ショット』に「最高です」日本時間の同日未明に行われた1次リーグD組の第3戦で、サモアを破った日本代表。2大会連続の決勝トーナメント進出に大きく近付きました。貴子さんは、「選手、スタッフのみなさん、ご家族、ファンのみな様、すべてがワンチーム!!改めてそう強く感じた瞬間でした」とつづり、日本の勝利を祝福。投稿された写真では、『笑わない男』として知られる稲垣選手が、妻の肩を抱きながら柔らかい表情を浮かべています!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Kiko Inagaki(@kikoarai)がシェアした投稿 また、稲垣選手が客席にいる貴子さんにハグをしてグラウンドへと向かう姿や、遠くから撮影しているカメラに気付いた稲垣選手がサムズアップをするおちゃめなシーンも公開。夫婦愛があふれる投稿には、「まじで素敵な夫婦」「最高です」など2人をうらやむ声が相次ぎました。・2人の絆を見せていただき感謝です!優しいハグで、号泣してしまいます…。・親指を上げるところ!これは貴子さんでないと撮れないですね。・嬉しい動画をありがとうございます!応援でお疲れでしょうから、少しでも身体を休めてくださいね。今大会でも数々の活躍を見せている稲垣選手ですが、その裏には妻である貴子さんのサポートがあるのでしょう。「次も全力応援です!!」と次戦への意気込みを見せている貴子さんの応援は、稲垣選手にとって大きなパワーとなるはず。稲垣選手の今後の活躍から、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年09月29日ここからは負けたら終わりのサバイバルマッチである。プール戦であって、KO方式のトーナメントの様相を呈している。残り2試合、日本代表は『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』ベスト8入りへ勝ち続けるのみだ。プールDはイングランド代表が3戦3勝で決勝トーナメント進出をほぼ手中に収め、実質残りはひと枠。日本代表、サモア代表、アルゼンチン代表が1勝1敗で三つ巴の戦いを繰り広げている。机上の空論では日本が次戦・サモアにもし負けたとしても、最終戦でアルゼンチンに勝てば2大会連続ベスト8の可能性を残す。しかし、2勝2敗での勝ち抜けはボーナスポイントや他チームのスコアも絡んでくる。結局は捕らぬ狸の皮算用でしかない。サクラのジャージーをまとう面々は2連勝での1次リーグ突破しか見ていないことだろう。9月26日、試合登録メンバー発表記者会見の席で、No8姫野和樹主将は次のようにキッパリ。「この試合がデスゾーンとなるのはわかっていた。厳しい戦いになるが、準備をしてきたので自信はある。リフレッシュする時間もあったので、うまくいっている。サモアのレベルは上がってきている。経験と当たり負けしない強さがあり、ゲームコントロールもうまい。しかし、我々にはこの試合に勝つゲームプランがあるので、それを信じて100%で遂行する自信がある。集中して、苦しい時にコミュニケーションを取り、ぶつかり合いで勝つためにダブルタックルをしなくてはいけない」レメキ ロマノ ラヴァ(C)JRFUイングランド戦で開始早々WTBセミシ・マシレワの負傷退場によって急遽出番が回ってきたにもかかわらず、出色のパフォーマンスを見せたレメキ ロマノ ラヴァは今回スタメンに名を連ねた。FBとして最後尾から戦況を睨むレメキはサモアをこう分析した。「前の試合(アルゼンチン19-10サモア)を見ていて、キックが良ければサモアは勝てたと思う。FWを使い過ぎていた。我々はFWのエネルギーをセーブしたいので、相手の22mエリアに入る時以外は同じことをしたくない。自分の最大の役割は、冷静さを持つこと。私はただ攻撃するタイプではないので、我慢強さを出してキックを使ってテリトリーを狙っていきたい」ジェイミー・ジョセフHCはレメキへの信頼を口にした。「レメキは長い間あのレベルでプレーしていなくて難しい試合だったにもかかわらず、いいプレーをしてくれた。次の試合でも彼はまた同じようなプレーができると確信している」また指揮官は今回リザーブにSO李承信を並べた意図を説明した。「さまざまな理由からベンチに10番のスペシャリストを置かないことにしている。しかし、この試合は承信のためのテストマッチだと考えている。彼はこれまでチームのためにとてもいいプレーをしてきたし、まだ若い。ほかの若い選手たちがそうであるように一度悪いパフォーマンスをしたからといって悪い選手というわけではない。彼には立て直す機会を得る必要がある。承信はここ数週間、試合の準備において多くの成長を示した。接戦になると思うので、結果を出すには23人全員の力が必要」李承信(C)JRFU9月17日、日本の第2戦・イングランド戦は善戦と見ることもできるし、完敗ととらえることもできる。後半15分までSO松田力也が4本のPGを成功させて12-13と1点差に食らい付いたが、自陣深くのディフェンスで相手のパスが頭に当たり、日本代表の選手たちがノックオンとセルフジャッジし一瞬足が止まった。このわずかな隙にそのままトライを奪われる不運が勝負の分かれ目となり、さらに後半勝負の終盤にイングランドに2本のトライをまとめられて12-34。昨秋コテンパンにやられたスクラムではほぼ互角に組んだものの、警戒していたハイパントから連続攻撃を許し、マイボールラインアウトをミスしてトライにつなげられるなど、イングランドのプレッシャーにさらされた。次のサモア戦でもセットピースが鍵となるだろう。フィジカルで勝るサモアはラインアウトからのモールやスクラムなど、FWがフィジカルでぐいぐい押してくる。しかもフィジカル一辺倒ではない。『RWC2019』ではオーストラリア代表として出場したSOクリスチャン・リアリーファノがゲームをコントロールする。36歳となったばかりの熟練の司令塔に、セイララ・マプスアHCも「クリスチャンはワールドクラスのプレーヤーであり、チームにとって非常に貴重な選手。私たちはクリスチャンが何をできるかをよく知っている。成果が出せない時間もあるかもしれないが、彼を支えるためにほかの14人の選手がフィールドにいるので問題はない。私はクリスチャンをあらゆる点で信頼しているし、チーム全体が彼を100%信頼している。クリスチャン自身もまたフィールドに戻り、力強いパフォーマンスを見せることを待ち望んでいると思う」と全幅の信頼を寄せる。さらにマプスアHCは2か月前のゲームとは全く別の戦いになると語った。「日本も私たちのチームも改善した。7月に対戦した時から両チームともレベルアップしているので、あの時の試合内容や結果はあまり参考にならない。全く違う試合になると思うし、両チームともかなり強くなっていると思う。私たちは日本の強みであるスピードと決して諦めない姿勢を警戒している。彼らのプレーは技術的な精度が高い。それらの強みに対抗して、私たちは基本に忠実でフィジカルを生かしたプレーを実現することを目指している。日本がかけてくるプレッシャーを確実に吸収できるようにしたい。逆に私たちが日本に同じくプレッシャーをかけるつもりだ」クリスチャン・リアリーファノ(C)WORLD RUGBY/Getty Images両チームの試合登録メンバーは以下の通り。【日本代表】1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)512堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)743具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)274ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)185アマト・ファカタヴァ(リコーブラックラムズ東京)56リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)827ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)178姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)309流大(東京サントリーサンゴリアス)3610松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3511ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)612中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3713ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1614松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)5315レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)1816坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3917クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1518ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)2819ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)920下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)421齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)1722李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)1023長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6※所属チームの後の数字は代表キャップ数。【サモア代表】1ジェームズ・レイ2セイララ・ラム3ポール・アロエミレ4クリス・ブイ5セオドア・マクファーランド6タレニ・セウ7フリッツ・リー8サージョーダン・タウファ9ジョナサン・タウマテイネ10クリスチャン・リアリーファノ11ベン・ラム12アライディアンジェロ・レウイラ13トゥムア・マヌ14エド・フィドウ15ダンカン・パイアアウア16サマ・マロロ17ジョーダン・レイ18マイケル・アラアラトア19スティーブン・ルアトゥア20アラマンダ・モトゥンガ21メラニ・マタバオ22ネリア・フォマイ23ダニー・トアラジェイミー・ジョセフHC(C)JRFU日本×サモアの通算対戦成績はサモアの12勝5敗。『RWC』では3大会連続で対戦することになる。『RWC2015』は26-5、『RWC2019』では38-19といずれも日本が勝利。前回の日本大会ではボーナスポイントも獲得した。本大会直前の札幌ドームでの強化試合では30分リーチの一発退場が響き、サモアが24-22の逆転勝利をマークしたのだった。果たして、勝ってプールD最終戦につなげるのは中10日というアドバンテージがある日本代表か、中5日のショートウィークを強いられるサモア代表か。『RWC2023』フランス大会・日本代表×サモア代表は9月28日(木)・トゥールーズにてキックオフ。日本はプールD第5戦・10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン、サモアは7日(土)・リールにてイングランドと対峙。日本×サモアの模様は日本テレビ系、NHK BS1/BS 4Kにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年09月28日- リポビタンDラグビーワールドカップ2023応援ボトル 30本購入特典 -ラグビーワールドカップ2023フランス大会が開幕してまもなく2週間。連日、手に汗握る熱戦が繰り広げられ盛り上がりをみせていますが、「何か記念になるグッズが欲しい!」「ロゴの入ったグッズを身に着けて選手たちを応援したい!」と、うずうずとされている方も多いのではないでしょうか。そのような方々におすすめの限定品があります。大正製薬が通販サイトで数量限定発売している「リポビタンD ラグビーワールドカップ2023応援ボトル」を30本セット購入された方の特典として、「オリジナルスマートフォンショルダーストラップセット(フォンタグ・リポビタンD ラグビーワールドカップ2023ボトル型チャーム)」がゲット出来ます。ラグビーワールドカップ2023フランス大会の応援時に!いつでもどこでも持ち歩くスマートフォンのアクセサリーに。外出先での紛失防止のアイテムに。10月末まで繰り広げられる熱戦を、「オリジナルスマートフォンショルダーストラップセット」であなたのメモリアルに刻みながら、世界の頂点に挑む選手たちを一緒に応援しましょう!■製品概要■「大正製薬ダイレクト」での購入方法◇電話:フリーダイヤル0120-81-8428◇受付時間:午前9:00 ~ 午後8:00(土・日・祝日も受付)◇FAX:フリーダイヤル0120-28-3748◇インターネット:大正製薬ダイレクトオンラインショップURL: ■「大正製薬ダイレクト楽天市場店」での購入方法◇インターネット:大正製薬ダイレクト楽天市場店URL: ■製品に関するお問い合わせ◇お客様119番室TEL:03-3985-1800PR_ワールドカップ観戦におススメ!リポビタンDラグビーワールドカップ2023応援ボトル.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月20日第一関門は突破した。次が大一番となる。ラグビー日本代表が『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プールD最大のライバル・イングランド代表に挑む。9月10日、日本代表はチリとの初戦で勝利と4トライ以上のボーナスポイント、そして自信を掴んだ。キックオフ前にFL姫野和樹主将がメンバーから外れ、開始早々にチリに先制トライを献上……。暗雲が立ち込めるも、重苦しい雰囲気を初の『RWC』出場、ケガ明けのLOアマト・ファカタヴァが一掃する。チリの歴史的ファーストトライから2分後、SH流大がワンテンポ遅らせたパスをファカタヴァがインゴールへ運んだ。その後チリも粘り強いディフェンスを見せるが、日本はシンビン(10分間の一時退場)による数的有利を生かして29分にスクラムからWTBジョネ・ナイカブラがトライを奪うと、41分にはモールからファカタヴァが抜け出して21-7で前半を終える。後半最初のトライもチリに許すも、その5分後にCTB中村亮土が相手を引き付けてFLリーチ マイケルがトライを返した。ボーナスポイントを獲得した日本はその後も攻め手を緩めない。スクラムからトライを連発。71分敵陣ゴール前でスクラムを押し込むとSH齋藤直人からパスを受けた中村が抜け出してトライ、79分スクラムでインゴール手前に迫るとぶっつけ本番でケガから復帰したLOワーナー・ディアンズがピック&ゴーでインゴールにボールをねじ込んだ。強化試合では精彩を欠き、キックの精度も低かったSO松田力也が6本中6本ショットを決めたのも心強い。日本は42-12で上々の白星発進したのだった。流大(C)JRFU試合後、ジェイミー・ジョセフHCが「初戦のプレッシャーがある中、選手たちはいいパフォーマンスを見せてくれた。チリにもプレッシャーをかけられたが、状況に対応して戦った。今日の勝利は自信を得るためにも大事だった」と安堵すれば、姫野に代わってゲームキャプテンを務めた流も「『RWC』で勝つのは本当に簡単ではなくて、どんな相手でも1勝するのはとても価値のあるもの。チリが本当に素晴らしいファイトを見せてくれて、素晴らしいオープニングゲームになり、勝つことができてよかった。チリのフィジカルに苦戦することも多々あったが、自分たちのゲームプランを遂行することができた」と胸を張った。『RWC』初戦で50キャップとなったPR稲垣啓太はこのようにコメントを残した。「開幕戦が50キャップということで巡り合わせを感じている。たくさんの方々に支えていただいて50キャップを迎えることができたので、支えてきてくれたすべての方々に改めて感謝を伝えたい。初戦でみんな緊張していないと言ったら嘘になると思うし、プレッシャーを受け入れることによって、自分たちがやるべきことを信じて80分間続ければ結果は付いてくると思っていたので、最終的に80分間相手を上回ることができてよかった」ジョージ・フォード(C)WORLD RUGBY/Getty Images一方、大会前の下馬評が低かったイングランドだが、本大会でラグビーの母国の威信を見せ付けた。世界ランキング上位のアルゼンチンに対して、開始早々にFLトム・カリーが退場となり絶体絶命のピンチに陥るも、SOジョージ・フォードが3つのDGと6本のPGを決めて27-10。数的不利を感じさせないディフェンスでアルゼンチンの猛攻を1トライに封じた。試合後、スティーブ・ボーズウィックHCは「今夜のジョージは素晴らしかった。キックだけではなく、彼が全体を通して示した冷静さとマネジメントを誰もが称賛するだろう。今夜起きたことはイングランドの素晴らしいリーダーシップの新たな一例と言える」とフォードを称えつつ、大会前に受けた批判について「この1週間、選手たちが見限られるのが少し早すぎると感じていた。私たちには質の高い選手たちが揃っているし、今日のピッチでもそれを感じたはず」と返した。日本は姫野が幸い軽傷の模様、FLピーター・ラブスカフニの出場停止も1試合減り次戦に出場できる見込みなのに対して、イングランドはSO/CTBオーウェン・ファレル主将に続き、カリーも出場停止となった。それでもNO8ビリー・ヴニポラが出場停止明けとなる。さらに『RWC2015』でエディー・ジョーンズHCのもと、日本代表のFWコーチを務めたボーズウィックは日本代表に警戒を強める。苦い記憶がある。2022年11月12日・トゥイッケナムで日本代表はイングランド代表に叩きのめされた。スクラムで押され、接点で後塵を拝し、FBフレディ・スチュワードに自由自在に走られ、攻めては猛タックルでモメンタムを封じられた。終わってみれば52-13。ラグビーの聖地で何もさせてもらえなかった。堀江翔太(C)JRFU10か月前の完敗を覆すために必要となるのがスクラムである。スクラムでペナルティを連発していれば昨秋の二の舞も避けられない。9月17日の記者会見で長谷川慎スクラムコーチ、HO堀江翔太、PR具智元が覚悟を口にした。長谷川コーチ「前回の試合で3回ペナルティを取られて、チームに迷惑をかけてしまい、負ける原因になった。入りでしっかり日本代表のスクラムが組めるように1年間かけてやってきたので対応していきたい。相手がどこにプレッシャーをかけてくるかはわかっているので、それをただ待つのではなく、そこを潰しにいけば向こうのプレッシャーになると話している。『やられる前にやる』というのがすごく大事かなと。そういうマインドなり、メンタリティを持って練習をして、試合で一発目から出せるようにする。『殴られる前に殴る』というイメージを今は全員で共有している」堀江「相手を伺うというより、こちらからどうプレッシャーをかけるかというところにフォーカスを当ててやりたい。そこを個人でやるとバラバラになるので、どういう風にスクラムを組むのかということを理解しながら、どうプレッシャーをかけるかというところにフォーカスを置きたい。前3人、後ろ5人でしっかりと話し合っていいスクラムを組みたい」具「去年のイングランド戦で、最初3本連続で取られた。バインドの掛け合いからヒットのところでちょっと受け身になっただけで、落ちてペナルティを取られてしまった。今は修正できているし、絶対やり返せるという自信があるのですごく楽しみ。個人的にも去年はやられたところがあるので、しっかり返したい」具智元(C)JRFU『RWC2023フランス大会』ラグビー日本代表登録メンバー33名【PR】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)50クレイグ・ミラー※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14シオネ・ハラシリ※(横浜キヤノンイーグルス)0具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)26垣永真之介※(東京サントリーサンゴリアス)12ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)27【HO】堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)73坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)38堀越康介※(東京サントリーサンゴリアス)7【LO】サウマキ アマナキ※(コベルコ神戸スティーラーズ)2ワーナー・ディアンズ※(東芝ブレイブルーパス東京)8【LO/FL】ジャック・コーネルセン※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)17アマト・ファカタヴァ※(リコーブラックラムズ東京)4【FL】ベン・ガンター※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)8下川甲嗣※(東京サントリーサンゴリアス)3姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)29福井翔大※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)16リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)81【SH】齋藤直人※(東京サントリーサンゴリアス)16流大(東京サントリーサンゴリアス)35福田健太※(トヨタヴェルブリッツ)0【SO/FB】小倉順平※(横浜キヤノンイーグルス)4【SO】李承信※(コベルコ神戸スティーラーズ)10松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)34【CTB】長田智希※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)5中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)35ディラン・ライリー※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)15【WTB】ジョネ・ナイカブラ※(東芝ブレイブルーパス東京)5シオサイア・フィフィタ※(花園近鉄ライナーズ)12セミシ・マシレワ※(花園近鉄ライナーズ)6レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)17【FB/WTB】松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)52※は『RWC』初選出、所属チームの後の数字は代表キャップ数。果たして、大一番で日本代表のリベンジはなるのか、イングランドが返り討ちにするのか。『RWC2023』フランス大会・イングランド代表×日本代表は9月17日(日)・ニースにてキックオフ。28日(木)・トゥールーズにてサモア代表、10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン代表と対戦。イングランド戦の模様は日本テレビ系、NHK BS1/BS 4Kにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年09月15日ニュースキンジャパン株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:小林 和則)は、「FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子大会」のバレーボールワールドオフィシャルパートナーとして協賛することとなりました。試合会場内に設置されるLED看板および巨大モニターにおいて、2023年11月1日(水)に正式発売する美と健康のベースを支える家庭用美容機器「ageLOC ウェルスパ iO」の広告掲出をいたします。パリ五輪予選WCB2023男子大会バレーボールは長年にわたり日本国内で高い人気があり、国際的にも大きな注目を集めるスポーツです。バレーボールの競技発展を見据えた新しい取り組みと挑戦を恐れることなく続ける姿、団体競技としてチームワークを重視するスタイルは、常に未来への挑戦を続け革新的な製品とビジネスをとおして「人々がより豊かになるための力となる」という当社の目指す姿に通じると考えております。日本チームの戦績は、世界トップ16ヵ国が集結するバレーボールネーションズリーグ2023で3位、FIVBによる世界ランキングでは過去最高成績となる5位につけており、来年フランスで開催されるパリ五輪への出場をかけて熱い戦いを繰り広げています。バレーボール選手たちの真摯に戦う姿に感動し、彼らを応援したいとの思いから、今回の協賛にいたりました。【試合概要】日程:男子日本戦全7試合2023年9月30日(土)19時25分 日本×フィンランド2023年10月1日(日)19時25分 日本×エジプト2023年10月3日(火)19時25分 日本×チュニジア2023年10月4日(水)19時25分 日本×トルコ2023年10月6日(金)19時25分 日本×セルビア2023年10月7日(土)19時25分 日本×スロベニア2023年10月8日(日)19時25分 日本×アメリカ会場:国立代々木競技場 第一体育館放送:フジテレビ系列にて生中継ニュースキンジャパンは、このたびのFIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子大会 バレーボールワールドオフィシャルパートナーとして、協賛できることを喜ばしく思っています。今後も日本スポーツの発展を応援してまいります。【ageLOC ウェルスパ iOについて】2023年11月1日(水)正式発売、IoTを搭載しあなたが求める美と健康のベースを支える全く新しい美容機器です。うるおいがめぐる健やかなカラダを目指し、「気分をスッキリ、整いたいとき」「引き締まったカラダを目指したいとき」「運動後にクールダウンしたいとき」などのお手入れに使用することから、スポーツとも親和性が高いと考え、試合会場での広告掲出に本製品を選びました。【《Volleyball World》について】Volleyball Worldは、国際バレーボール連盟(FIVB)とCVC Capital Partnersがパートナーシップを組み、バレーボール競技の世界的な成長、イノベーション、投資を促進することを目指しています。その目標は、世界選手権、バレーボールネーションズリーグ、オリンピック予選、ビーチプロツアーなど、主要なバレーボールおよびビーチバレーボールの国際大会をデジタルとライブイベントの両方を通じて、すべてのバレーボール関係者(ファン、アスリート、企業パートナーなど)を結びつける統合的なエコシステムを構築することです。【会社概要】社名 :ニュースキンジャパン株式会社 Nu Skin Japan Co., Ltd.本社 :東京都港区虎ノ門1丁目3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア14階開業日 :1993年4月23日代表者 :代表取締役社長 小林 和則資本金 :2億円事業内容:パーソナルケア製品、栄養補助食品および生活関連製品の製造・輸入・卸売販売所属団体:公益社団法人日本訪問販売協会、日本化粧品工業連合会、訪販化粧品工業協会、日本輸入化粧品協会、公益社団法人 日本広告審査機構、在日米国商工会議所、一般社団法人 全国直販流通協会 ほか 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月15日「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」の開幕戦において、ニュージーランドの伝説的なラグビー選手であり、2度にわたり世界チャンピオンに輝いたダン・カーターが、ルイ・ヴィトンのトロフィートランクを披露しました。これは、アイコニックな「ウェブ・エリス・カップ」を大切に保護し、持ち運ぶために製作されたものです。©LOUIS VUITTONダン・カーターは、モノグラムをトーン・オン・トーンでプリントしたネイビーカラーのシングルブレストのジャカードスーツに、ホワイトのポロシャツ、そしてブラックのダミエ・パターンを施したダービーシューズを着用。スタイリングの仕上げとして、18Kイエローゴールドの新作ウォッチ「タンブール」を合わせました。「Victory travels in Louis Vuitton (勝利の喜びをのせて旅するルイ・ヴィトン)」「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」のためにルイ・ヴィトンが、「ウェブ・エリス・カップ」を収めるオフィシャルトロフィートランクを製作するのは、今回で2度目。モノグラム・キャンバスのトランクは、ラグビー界で最も栄誉あるトロフィーを守るため、メゾンの歴史的なアニエールのアトリエで、ルイ・ヴィトンの熟練した職人たちのイマジネーションと手作業によって生み出されました。このクリエーションは、世界で最も期待され、高く評価されているスポーツ大会のトロフィーを持ち運び、展示するためのトランクを製作するという、メゾンが大切にする伝統を継承していくことを示しています。トランクの2枚のフロントパネルには、大会のロゴとフランス国旗を想わせるブルー、ホワイト、レッドで、「Victory(勝利)」、そして「Vuitton」を表す「V」がペイントで施されています。また側面には、「ラグビー・ユニオン」の1チームのプレイヤー数として、ラグビーの世界で特別な意味を持つ数字である15がローマ数字「XV」で描かれ、もう片側には、「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」のロゴがあしらわれています。外装はレザーのトリミングで仕上げられ、1860年代からルイ・ヴィトンのトランクに使用されてきた真鍮製のコーナープロテクター、ロック、留め具を採用。そしてメゾンのトロフィートランク・コレクションとしては初めて、「V」の装飾と同じ鮮やかなパントンブルーのラグジュアリーなルイ・ヴィトン レザーをケースのライニングに使用。さらに、蓋の内側にあしらわれた「Rugby World Cup 2023」のロゴパッチが、ケースの特別感をより一層高めます。©LOUIS VUITTON「ルイ・ヴィトン」について1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」について「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」は、9月8日(金)から10月28日(土)までフランスで開催。大会期間中、10都市にまたがる9つのスタジアムで試合が行われます。男子ラグビーワールドカップとしては史上10回目、そしてフランスでの開催は、想い出深い2007年大会に続いて2度目となります。「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」は、ラグビーが誕生して200年目という節目とも重なる記念すべき大会となります。1823年に、イギリスのラグビースクールの生徒であったウィリアム・ウェブ=エリス少年がフットボールの試合中にボールを手に持って走るという「型破り」なジェスチャーを披露したことが、ラグビーの発祥と言われています。「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」は、ポジティブな影響を与える大会となると共に、主要な国際スポーツイベントとして、社会的責任、インクルージョン、そして持続可能な開発の観点からソリューションを提示することを目指します。持続可能な循環型経済のための行動、教育やトレーニング、そして雇用へのコミットメント、環境への影響の制限、そしてインクルージョンとアクセシビリティのサポートという力強い4つの約束が掲げられています。ラグビー界を代表する一大イベントである「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」では、全20チームが、51日間にわたって48試合の熱戦を繰り広げます。
2023年09月13日株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区、代表取締役:大竹 健)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(東京都港区、会長:土田 雅人)からラグビー日本代表の商品化権を預かるライセンス事務局との契約に基づき、ラグビー日本代表の商品化の窓口を担っています。この度、プロスポーツ関連、キャラクターIPグッズの企画、製造、販売を行う株式会社スペースエイジ(本社:広島県広島市、代表取締役:吉岡 憲治)と、株式会社ヒキダシ(本社:東京都、代表取締役:小池 直行)が企画する『キン肉マン×ラグビー日本代表』のコラボグッズが2023年9月8日(金)に発売いたしました。キン肉マン×ラグビー日本代表商品イメージ原作44周年を迎え、その名声は衰えることのない「キン肉マン」が、ラグビー日本代表との夢のようなコラボレーションを実現させました。主人公「キン肉マン」をはじめ「テリーマン」や「バッファローマン」など最強のキャラクターたちがラグビー日本代表のユニフォームを纏ったイラストは迫力満点!今回のコラボに向けて描き下ろした完全オリジナルデザインです!ハイブリッドフェイスタオルやフラッグといった応援グッズはもちろん、トートバッグや巾着、湯呑と普段使いしやすいアイテムも取り揃えています!4年に1度しかない、このワールドカップの時期に、キン肉マンとラグビー日本代表の特別なコラボアイテムを手に取り、一緒に日本の勝利を心から願い、応援していきましょう♪SpaceAge公式ショッピングサイトやキン肉マン公式オンラインショップ、その他店舗などで販売されています。(C)YUDETAMAGO (C)JRFU■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 ハイブリッドフェイスタオル価格 :2,500円(税込)サイズ:330×800mm素材 :ポリエステル80%/ナイロン20%キン肉マン×ラグビー日本代表 ハイブリッドフェイスタオル■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 巾着価格 :1,500円(税込)サイズ:205×170mm(紐部分除く)素材 :ツイル地ポリエステル100%キン肉マン×ラグビー日本代表 巾着■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 トートバッグ価格 :4,500円(税込)サイズ:W48×H40×D15cm素材 :綿100%キン肉マン×ラグビー日本代表 トートバッグ■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 ランチトート価格 :2,500円(税込)サイズ:W30×H20×D10cm素材 :綿100%キン肉マン×ラグビー日本代表 ランチトート■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 ガラスキーホルダー価格 :1,000円(税込)サイズ:W37×H90×D9mm素材 :ガラス、鉄、亜鉛合金キン肉マン×ラグビー日本代表 ガラスキーホルダー■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 フラッグ(大)価格 :1,400円(税込)サイズ:400×300mm素材 :ポリエステル(スエード)キン肉マン×ラグビー日本代表 フラッグ(大)■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 風呂敷価格 :3,000円(税込)サイズ:660×660mm素材 :ポリエステル(メロンアムンゼン)キン肉マン×ラグビー日本代表 風呂敷■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 ステッカーセット価格 :1,100円(税込)サイズ:[大]80×100mm/[小]45×60mm素材 :アートタックキン肉マン×ラグビー日本代表 ステッカーセット■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 湯呑価格 :2,400円(税込)サイズ:高さ約96mm×直径約71mm素材 :陶器キン肉マン×ラグビー日本代表 湯呑■商品名:キン肉マン×ラグビー日本代表 吸水コースター価格 :1,700円(税込)サイズ:φ103×8mm素材 :石、コルクキン肉マン×ラグビー日本代表 吸水コースター<主な販売場所>・SPACEAGE GOODS SHOP(SpaceAge公式ショッピングサイト) ・キン肉マン公式オンラインストア KIN29.COM ・品川駅POPUPショップ ※9/8(金)~9/12(火)まで・J SPORTS オンラインショップ ●お客様からのお問い合わせ先株式会社スペースエイジTEL:082-275-5607(受付時間:平日9:00~18:00、年末年始を除きます)●ご掲載に関してのお願い掲載の際は下記クレジット表記をお願い致します。掲載原稿の確認をさせて頂けますようお願い致します。(C)YUDETAMAGO(C)JRFU 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月12日4年に一度、ラグビーの世界一を決めるラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会が9月8日に開幕。自国開催だった前回大会で日本は初のベスト8に進出、その快進撃に日本中が熱狂した。今回、前回以上の成績として“優勝”を目標に掲げるジャパンは再び輝けるか。代表33人のうち半数以上の選手がW杯代表に初選出となるなか、活躍が期待されるキーマンをベースに、ジャパンの戦い方をラグビージャーナリストの村上晃一さんに教えてもらった。「バックス陣では、ナイカブラ、フィフィタ、マシレワですね。レメキ(ロマノ ラヴァ)や松島(幸太朗)も含めてアウトサイドバックス(ウイング)が、ちょっと危険なスピードランナーというか、アタッカー揃いなんです。外側でトライを取るのが日本のラグビーだと思うのですが、結構面白い選手を並べてきました。ここは誰が出てきても、相手チームは怖いと思います」トライゲッターといえば、4年前、大活躍した福岡堅樹選手を思い出す。「ナイカブラは福岡より速い。フィフィタは福岡よりパワーがある。マシレワのステップは福岡より切れている。福岡は何でもできましたが、もう福岡はいないので(笑)。ちょっとずつ長所が福岡に勝っている選手を並べたんでしょうね。なかなか完璧な選手は今のジャパンにはいないので、長所を掛け合わせて強いチームを作るってことだと思います」日本の戦い方が見えてきたような。「キック合戦をしても、今回対戦するアルゼンチンやイングランドには敵わない。だったら、怖いアタッカーを揃えて、自分たちでボールを持って攻め続けたほうが相手もイヤだろうなっていうのが、このメンバー編成からは感じられますね」フォワードでは誰が注目ですか?「コーネルセンですね。ロックでもフランカーでも、ものすごくレベルが高い。ディフェンスも幅広いし、よく動く。ラインアウトも取れる。なので、すごく大事な選手。おそらく全試合ずっと出ます。あとは福井翔大に頑張ってほしいですね。福井がジャッカルやタックルをバチバチいって大活躍してくれたら、日本代表の新しい力として、世界を驚かせられるんじゃないかなと思います」トライゲッターはこの3人!ジョネ・ナイカブラ選手(写真右)(東芝ブレイブルーパス東京)フィジー出身。WTB。シオサイア・フィフィタ選手(写真左上)(トヨタヴェルブリッツ)トンガ出身。WTB。セミシ・マシレワ選手(写真左下)(花園近鉄ライナーズ)フィジー出身。WTB。FW陣の要となる選手!ジャック・コーネルセン選手(写真左)(埼玉パナソニックワイルドナイツ)オーストラリア出身。LO/FL。福井翔大選手(写真右)(埼玉パナソニックワイルドナイツ)福岡県出身。FL。ラグビーワールドカップ2023フランス大会日程:9月8日(金)~10月28日(土)開催地:マルセイユ、リヨン、ボルドーなどフランスの9都市。NHK、日本テレビ、J SPORTS(Amazon)で放送、配信。日本vsチリ9/10(日)20:00日本vsイングランド9/18(月)4:00日本vsサモア9/29(金)4:00日本vsアルゼンチン10/8(日)20:00※時間は日本時間※『anan』2023年9月13日号より。写真・7044sueishi SportsPressJP/アフロ森田直樹/アフロスポーツ(by anan編集部)
2023年09月11日- 日本代表 対 アルゼンチン代表 -大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原茂](以下、当社)は、2023年10月8日(日)によしもと∞ホールで実施される「ラグビーワールドカップ2023フランス大会パブリックビューイングイベント 日本代表 対 アルゼンチン代表」に協賛することを決定いたしました。「ラグビーワールドカップ2023フランス大会パブリックビューイングイベント 日本代表対 アルゼンチン代表」は、ラグビーをこよなく愛するファンの方から、これまでラグビーに接する機会がなかった方まで、幅広くラグビーの魅力に触れていただくことを趣旨とし、吉本興業株式会社のラグビー好き芸人の方々と一緒に楽しめる観覧無料※の企画となっております。第一部の「ラグビー好き芸人によるトークコーナー」では、対戦する両チームの過去の試合の振り返りや注目ポイント、更には、スコア予想など、試合が楽しみになる内容が盛りだくさんの企画です。第二部の「日本代表 対 アルゼンチン代表パブリックビューイング」では、参加者全員でリポビタンDを片手に「ファイト イッパーツ!」の掛け声とともに、フランスの地で世界に挑む選手たちを一緒に応援します。当社は、日本ラグビー界の発展を支援する目的で、2001年より「日本代表オフィシャルスポンサー」、2016年より「日本代表オフィシャルパートナー」を務め、2020年には「日本代表トップパートナー」に就任いたしました。また2002年からは海外の代表チームなどを招いて日本代表が対戦する試合の冠スポンサーを務めるなど、延べ20年に渡り支援してまいりました。今回、「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」のオフィシャルサプライヤーとして、前回大会との橋渡しの存在として、選手をはじめラグビー関係者の皆様、ファンの皆様と一体となって2023年の世界大会に向けてラグビーを盛り上げていけるものと考えております。当社の主力商品「リポビタンD」を通じて、夢に向かって前向きにがんばる人々、ラグビーを愛する全ての方々を応援してまいります。※観覧は無料ですが、9月1日~よしもとFANY IDメンバー(メンバー登録も無料)から募集(抽選)を行います。≪概要≫開催日時:10月8日(日)19:30~22:15※開場は18:30予定会場:よしもと∞ホール(東京都渋谷区宇田川31-2)出 演 者:中川家、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンRG、スリムクラブ、いぬ、マユリカ、9番街レトロ、久代萌美(司会)※出演者は変更する可能性がございますのでご了承ください。観覧:無料募集:220名(応募者の中から抽選)応募方法:よしもとFANY IDメンバーの募集(9月8日公開)よりお申し込みください ※イベントの概要は予告なく変更となる可能性がございます。ラグビーワールドカップ2023パブリックビューイング実施.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月08日大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、当社が展開するリポビタンファンのための会員サイト“リポビタンポイントチャージステーション”にて、ラグビーワールドカップ2023フランス大会関連賞品が当たる「ラグビーワールドカップ2023応援キャンペーン」を2023年9月8日(金)~ 10月30日(月)の期間で実施します。「ラグビーワールドカップ2023応援キャンペーン」は、当社がオフィシャルサプライヤーとして協賛する、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の開催を記念して実施いたします。「リポビタンD」を始めとした対象となる製品で貯めたポイント数を使って応募していただき、Aコース(30ポイント):ワインマリアージュプレミアムコース赤ワイン付きセット(自宅で楽しめるフランス料理)やBコース(20ポイント):20ヶ国エンブレムコレクションピンズなど、ラグビーワールドカップ2023フランス大会を身近に感じられるプレミアム賞品が抽選で当たります。【応募コース】当社は、「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」のオフィシャルサプライヤーとして、前回大会との橋渡しの存在として、選手をはじめラグビー関係者の皆様、ファンの皆様と一体となって2023年の世界大会に向けてラグビーを盛り上げていけるものと考えております。当社の主力製品であります「リポビタンD」を通じて、夢に向かって前向きにがんばる人々に応援のメッセージを送り続け、本大会をサポートしてまいります。【キャンペーン概要】・名称飲んで当たる!ラグビーワールドカップ2023応援キャンペーン・実施期間2023年9月8日(金)10:00 ~ 10月30日(月)16:59・応募条件リポビタンポイントチャージステーションに会員登録されている方※※会員登録は無料です。・応募方法①対象製品に貼られているシール裏面のシリアル番号をポイントチャージステーションで登録(シールによりポイント数が違います)②保有されているポイントから応募に必要なポイント数を使って、リポビタンポイントチャージステーション内の本キャンペーンページから応募・当選発表後日、抽選の上、当選者の方へお知らせ致します。※キャンペーン詳細は、リポビタンポイントチャージステーション内のキャンペーン応募サイトにてご確認願います。☆リポビタンポイントチャージステーションキャンペーン応募サイト: 【ご参考】・SNS公式アカウント【リポD】ラグビー応援部: ・リポビタンDラグビー応援部サイト: ラグビーワールドカップ2023応援キャンペーン実施.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月08日ラグビー日本代表の行く末は『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』初戦が決定付けると言っても過言ではないだろう。1か月後、待ち受けるのは歓喜か、落胆か。チリ戦が運命を左右する。日本代表は4年前、開催国として迎えた『RWC2019』で初めてベスト8に進出した。今回、コーチ陣、選手たちがターゲットにするのは優勝である。もちろん、選手たちも実現困難な目標であることは百も承知だ。日本代表メンバー発表の壇上でジェイミー・ジョセフHCは「どのチームにとっても全員のゴールは試合に勝っていくこと、優勝すること。『RWC』はいろんなことが起こり得る」とコメントした。リーチ マイケル(C)スエイシナオヨシ4大会目の『RWC』出場となるFLリーチ マイケルはこう言った。「今回狙いにいって、できなければ次の世代がチャレンジする。この大会がキッカケになるように、日本のラグビーが進化したと言われるような大会にしたい」バイスキャプテンを務めるSH流大が「優勝と聞いたみなさんは現実的だと思っていないと思うが、でも僕らはできると信じている。2019年も僕らがアイルランドに勝つとは、スコットランドにも勝って全勝でベスト8にいくとは思われていなかったと思う。僕らはそれをできる準備をしている。見ていてください」と約束すれば、PR稲垣啓太は「チームのマインドがひとつ上がったのでしょうね。それだけの決意と覚悟が固まったのでしょう。チームの決意表明だと思う」と補足した。キャプテンのFL姫野和樹は壮行会でファンに「我々日本代表は4年間をかけて準備してきた。ともに時間を過ごし、ともに汗を流し、たくさんの犠牲を払ってここまできた。すべては『RWC』で勝つため。我々は歴史を変える準備はできています、歴史を変える自信があります。2019年よりもたくさんの感動や勇気を感じてもらえる試合をすることを約束します」とキッパリ。李承信(C)スエイシナオヨシだが、しかし、気持ちよく『RWC』へ突入するための最後のチャンスであった『リポビタンDツアー2023』イタリア戦でも日本は完敗を喫した。8月26日・イタリアで10番を背負った李承信もベンチスタートとなったSO松田力也もショットの精度を欠き、点差を詰めるに詰められず、最後は連続トライを許して21-42のダブルスコアに終わった。試合後、松田が「自分らしく蹴られなかった。追いかける展開の中で2点は効いてくると思うので、自分のルーティンでしっかり蹴られるようにもう一度見直したい。今回は厳しい結果だと思うが、いいアタックをすればスコアに繋がるところもあったので、前を向いて修正し開幕を迎えたい」と唇を噛めば、FL福井翔大も「1本トライに繋がるタックルのミスをしてしまい、結果も負けてしまった。1対1では絶対に仕留める、アタックの時には自分がオプションとなってチームとしてトライに繋げられるような動きをする。今日の結果は悔しいし、次こそは絶対勝つ」と巻き返しを誓った。これで本番前の強化試合は1勝5敗で終了。今の日本代表は勝利に飢えている。だからこそチリ戦で求められるのは白星である。ミッションはボーナスポイントを含めた勝点5である。日本代表は『RWC』第1戦で自分たちのラグビーを取り戻さなければならない。ただし、チリ戦ですべてが好転するとは思えない。相手は『RWC』初出場で参加20か国の中で最も世界ランキングが低い22位に甘んじる格下だが、そこは4年に一度の夢舞台である。これまで感じたことがないような強大なプレッシャーが日本代表選手たちを襲うだろう。しかも33名中20名が初めての大舞台となる。『RWC2015』日本×ロシアより松島幸太朗(C)JRFU思い出してほしい、2019年9月20日・東京スタジアムでのロシア戦を。日本中が期待に胸を膨らませた『RWC2019』開幕戦でキックオフのハイパントをFLリーチ マイケルが目測を誤れば、フォローに回ったNO.8姫野和樹はノックオン……。相手ラインアウトからのボールを奪いSO田村優がキックで陣地を挽回しようとするも、キックチャージに遭う。あわやファーストトライ献上と思われる中、相手のペナルティで事なきを得るが、続けて放たれたFBウィリアム・トゥポウのキックは距離を稼げず、蹴り返されたボールをキャッチできずにロシアに先制トライを奪われたのだった。キックオフからわずか4分、ドキドキワクワクに包まれていた東京スタジアムの雰囲気はあっという間に凍り付いた。選手たちの足が地につかなければ、ボールも手につかないふわふわした状態ながら、前半の内にWTB松島幸太朗の2トライで逆転すると、徐々にチームは本来の姿を取り戻した。最終的に松島のハットトリックを含めて計4トライをマークしてボーナスポイントを獲得する30-10で好発進したのだった。試合後、強心臓で知られる田村が「緊張して死ぬかと思った」と振り返った姿は印象的だった。その後の快進撃はご存じの通り。しかし、『RWC2019』初戦の前半を見る限り、とても4戦全勝でプールAを突破するとは思えない低調なパフォーマンスだったのだ。前回大会を知る選手たちは『RWC』初戦が持つ意味を知っている。FWとBKを繋ぐ流は初陣に集中していた。「チリ戦に向けて映像を見る限り、フィジカルが強く、簡単に勝てる相手ではない。前回大会と同じく、開幕戦は難しいものになるので100%の準備が必要になる。あとさき考えず100%この試合にコミットしたい」『RWC』初出場のSH齋藤直人も初戦の大事さは理解している。「同じ絵を見る重要性は、特にイタリア戦の後から感じていた。事前に深く想定できるかが大切。だが試合では(想定外の)ことが起こるため、リーダーがその対策を明確にして、それを全員で認識してプレーし続けるかが大事」齋藤直人(C)スエイシナオヨシ強化試合ではディフェンス面も課題が山積したが、ジョン・ミッチェルACは2枚のレッドカードがいい教訓となったと振り返った。「レッドカードを2枚もらった時点で、ワールドラグビーを通じてコーチングの介入があった。個人と意識を共有し、どこに欠陥があったのかを特定し、認識させ、積極的にドリルを作り、そのドリルについてワールドラグビーにフィードバックを送った。選手には学びがあったし、コーチである私自身も当然学びがあった。あの2枚のカードによって自信を得る機会を逃してしまった。私たちはテクニックを少し変えることでこの問題に対処している。ヒットスルーやボールの下に入ることは続けている。コンタクトに入る時に身体を低くして高さを調整し、リードフットと連動させることが重要」『RWC2023フランス大会』ラグビー日本代表登録メンバー33名【PR】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)49クレイグ・ミラー※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)13シオネ・ハラシリ※(横浜キヤノンイーグルス)0具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)25垣永真之介※(東京サントリーサンゴリアス)12ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)26【HO】堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)72坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)37堀越康介※(東京サントリーサンゴリアス)7【LO】サウマキ アマナキ※(コベルコ神戸スティーラーズ)1ワーナー・ディアンズ※(東芝ブレイブルーパス東京)7【LO/FL】ジャック・コーネルセン※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)16アマト・ファカタヴァ※(リコーブラックラムズ東京)3【FL】ベン・ガンター※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)8下川甲嗣※(東京サントリーサンゴリアス)2姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)29福井翔大※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)2ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)16リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)80【SH】齋藤直人※(東京サントリーサンゴリアス)15流大(東京サントリーサンゴリアス)34福田健太※(トヨタヴェルブリッツ)0【SO/FB】小倉順平※(横浜キヤノンイーグルス)4【SO】李承信※(コベルコ神戸スティーラーズ)10松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)33【CTB】長田智希※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)35ディラン・ライリー※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14【WTB】ジョネ・ナイカブラ※(東芝ブレイブルーパス東京)4シオサイア・フィフィタ※(花園近鉄ライナーズ)12セミシ・マシレワ※(花園近鉄ライナーズ)5レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)16【FB/WTB】松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)51※は『RWC』初選出、所属チームの後の数字は代表キャップ数。果たして、ラグビー日本代表は自信を取り戻すことができるのか。『RWC2023』フランス大会・日本代表×チリ代表は9月10日(日)・トゥールーズにてキックオフ。その後17日(日)・ニースにてイングランド代表、28日(木)・トゥールーズにてサモア代表、10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン代表と対戦。チリ戦の模様はNHK総合、NHK BS 4Kにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年09月08日株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区、代表取締役:大竹 健)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(東京都港区、会長:土田 雅人)からラグビー日本代表の商品化権を預かるライセンス事務局との契約に基づき、ラグビー日本代表の商品化の窓口を担っています。この度、ライセンシーである株式会社サイバーネット(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:遠藤 晃司)が、2023年9月10日(日)より、「ラグビー日本代表」と超話題の格闘ゲーム「STREET FIGHTER 6」のコラボ商品を発売いたします。メインビジュアル<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ アクリルキーホルダー>価格 :990円(税込)発売日:9月10日サイズ:H85mm×W70mm素材 :アクリル樹脂 ※ナスカン付きトレーディング全4種ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ アクリルキーホルダー<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 貼ってはがせるカードステッカー>価格 :550円(税込)発売日:9月10日サイズ:H83mm×W52mm素材 :PET(ポリエチレンテレフタレート)トレーディング全4種ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 貼ってはがせるカードステッカー<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ アクリルフォトフレームキーホルダー>価格 :1,100円(税込)発売日:9月10日サイズ:H95mm×W90mm素材 :アクリル樹脂 ※ボールチェーン付きラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ アクリルフォトフレームキーホルダー<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 缶バッジ>価格 :550円(税込)発売日:9月10日サイズ:H56mm×W56mm素材 :アルミ製 安全ピン仕様 トレーディング全4種ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 缶バッジ<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ BIGアクリルスタンド>価格 :1,980円(税込)発売日 :9月10日サイズ :H122mm~201mm×W70mm~109mm以内(※キャラクターにより異なります。)台座サイズ:H60mm×W52mm素材 :アクリル樹脂ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ BIGアクリルスタンド<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 下敷>価格 :990円(税込)発売日:9月10日サイズ:H297mm×W210mm素材 :PET紙 200ミクロンラミネート加工ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 下敷<ラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 耐水タペストリー>価格 :4,950円(税込)発売日:9月10日サイズ:H900mm×W470mm材質 :PET(ポリエチレンテレフタレート)部材 :上下ポール、上部紐付きラグビー日本代表 STREET FIGHTERコラボ 耐水タペストリー※商品画像は全てイメージとなります<予定販売場所>・日本ラグビーフットボール協会 公式オンラインショップ ・日本ラグビーフットボール協会 公式ストア HANEDA Sports内・日本ラグビーフットボール協会 公式ポップアップストア(西武池袋本店、京王百貨店新宿店、丸善 丸の内本店)・日テレ屋 東京駅店、汐留店 ・アニメイト通販 ・nagalabo sport ・AMO CAFE WEB SHOP ・PickUpランキン 渋谷ちかみち (東急・東京メトロ半蔵門線渋谷駅構内地下2階コンコースハチ公改札前)・キャップ・ラガーズ 熊谷店、菅平店 オンラインショップ ※取り扱い商品並びに販売スケジュールにつきましては恐れいりますが、各店にてお問い合わせ願います。<関連URL>■日本ラグビーフットボール協会 公式サイト: ■日本ラグビーフットボール協会 公式オンラインショップ: ■STREET FIGHTER 6 公式サイト: ■Street Fighter(ストリートファイター)「ストリートファイター」シリーズは、1987年に業務用ゲーム機として第1作目を発売後、2022年に35周年を迎えた大人気対戦格闘ゲーム。1991年発表の『ストリートファイターII』において画期的な対戦システムが話題を呼び、大ヒットを記録。個性溢れるキャラクター達の白熱したバトルと革新的なシステムが話題を呼び、やがて社会現象を巻き起こすまでの人気を確立。今もなおeスポーツ分野において、数々のドラマを生み出しユーザーを熱狂させている。さらに、ゲームの垣根を越えて映画やアニメ、ファッション、音楽など様々なカルチャーにも展開し、世界中に知れ渡るほどのブランドになるまで成長を遂げた。ナンバリングの最新作『ストリートファイター6』が2023年6月2日より発売中。新操作「モダンタイプ」や、シリーズ初の「自動実況機能」などの新しい要素や、従来の対戦格闘にあたる「ファイティンググラウンド」の他に、「ワールドツアー」と「バトルハブ」が新たに追加され、これら3つのモードによって大きく構成されている。 ●ご掲載に関してのお願い掲載の際は下記クレジット表記をお願い致します。掲載原稿の確認をさせて頂けますようお願い致します。(C)JRFU (C)CAPCOM 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月08日株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区、代表取締役:大竹 健)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(東京都港区、会長:土田 雅人)からラグビー日本代表の商品化権を預かるライセンス事務局との契約に基づき、ラグビー日本代表の商品化の窓口を担っています。ライセンシーである株式会社ジェイ・スポーツ(本社 東京都江東区、代表取締役社長:長谷 一郎、以下「J SPORTS」※1)が企画する、ラグビー日本代表オフィシャルライセンス商品が通販サイト「J SPORTSオンラインショップ」で販売中です。そしてこの度、ラグビー日本代表が参加するラグビーワールドカップ2023年フランス大会(RWC 2023)の開幕(9月8日)を控え、8月23日より、タンブラーやポシェットなど新たに6種類の新商品が登場いたしました。新商品を含め、ラグビー日本代表のホームジャージー型のポシェットと、桜のエンブレムやロゴをあしらったタンブラー、ボトルホールド サーモタンブラー、ゴルフドライバー用ヘッドカバー、クリップ付きゴルフマーカー、シャワーサンダル、ブランケット、コンテナ、折り畳み傘、ビーズクッションの全10アイテムを取り揃えています。ラグビー日本代表オフィシャルライセンス商品イメージ■商品概要※8月23日発売新商品。一部商品は予約販売となります。※「ラグビー日本代表 タンブラー」 販売価格:5,940円(税込)※「ラグビー日本代表 ボトルホールド サーモタンブラー」 販売価格:2,475円(税込)※「ラグビー日本代表 ゴルフドライバー用ヘッドカバー」 販売価格:4,070円(税込)※「ラグビー日本代表 クリップ付きゴルフマーカー」 販売価格:1,650円(税込)※「ラグビー日本代表 シャワーサンダル(黒・白)」 販売価格:2,200円(税込)※「ラグビー日本代表 ジャージー型ポシェット」 販売価格:2,420円(税込)「ラグビー日本代表 ブランケット」 販売価格:4,620円(税込)「ラグビー日本代表 コンテナ」 販売価格:8,250円(税込)「ラグビー日本代表 折り畳み傘」 販売価格:2,750円(税込)「ラグビー日本代表 ビーズクッション」 販売価格:13,200円(税込)<販売場所>J SPORTSオンラインショップ: ※1 J SPORTSはJ:COMなど全国のケーブルテレビ、BS放送(スカパー!)でご覧いただけるスポーツテレビ局です。●ご掲載に関してのお願い掲載の際は下記クレジット表記をお願いいたします。掲載原稿の確認をさせて頂けますようお願い致します。(C)JRFU 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月05日チューダーは、ワールドラグビーとの長期的パートナーシップの一環として、9月8日から10月28日までフランスで開催されるラグビーワールドカップ2023のオフィシャル・タイムキーパーを務めます。Courtesy of TUDOR30名のプレイヤーたちそれぞれがフィールドで最高のパフォーマンスを発揮し、敵陣へのトライを争うラグビーは、究極のチームスポーツ。スピード、パワー、大胆さ、そして団結の精神が求められ、連携に優れたディフェンスの前では、強引に歩みを進めるのは必ずしも得策ではない。そこではフィールドを広く使い、より柔軟な思考とプレーが求められます。このスポーツは過去20年間で世界的に人気が高まったが、その権威を失ったことは一度もありません。なぜならプレイヤーはピッチの内外問わず、常に対戦相手やレフェリーに敬意を払い、ラグビーが誇るチームワークと友情の伝統を守り続けてきたからです。Courtesy of TUDORこの気高く屈強なラグビーの精神は、まさにチューダーが1926年の創立以来持ち続けている妥協なき時計製造の哲学と通ずるものであり、2017年に#BornToDareキャンペーンの一環としてチューダーとワールドラグビーとを結びつけた。男女両方のラグビーワールドカップやワールドカップセブンスに加え、チューダーは未来のスタープレイヤーたちが活躍するU20ワールドカップもサポートしています。またワールドラグビーアワードともパートナーシップを結んでおり、毎シーズンのベストチームやベストプレイヤーの選出を支援。その他にも1820年代にラグビーが生まれた英国の町、その名もラグビーを拠点とする国際ラグビー殿堂のサポートを行っています。A FOURTH RUGBY WORLD CUP™ FOR THE ALL BLACKS?4年に一度開催され、世界で3番目に大きいスポーツの祭典であるラグビーワールドカップ。第10回を迎える今大会は、2007年以来16年ぶりにフランスで開催されます。9都市をまたぐ9つの会場で、20チームによって繰り広げられる全48試合の熱い戦い。チューダーはオフィシャル・タイムキーパーとして計時サポートを行います。英国ラグビー校の生徒ウィリアム・ウェブ・エリスが、ルールを無視してフットボールを抱えて走り出したことから生まれたとされるラグビーの発祥から、200年を祝う記念すべき年に開催されるラグビーワールドカップ2023。ニュージーランド代表である名高いオールブラックスは、これまで3回(1987年、2011年、2015年)の大会制覇を誇り、再びウェブエリスカップを掲げるべく優勝を狙います。Courtesy of TUDORチューダーは大会のみならず、1世紀以上におよぶ歴史をもつオールブラックスのオフィシャル・タイムキーパーを務めています。テストマッチにおいて77%以上という驚異の勝率を叩き出す彼らは、世界のスポーツ界でも傑出した伝説的チームだ。チーム一丸となりラグビーを新たな高みへと押し上げ、若い世代の選手たちは往年の名選手たちの薫陶を受けます。オールブラックスは、テストマッチ開始前に威風堂々たるマオリの戦いのダンス、ハカを踊る。試合に向けて選手全員の闘志を鼓舞するためです。Courtesy of TUDORABOUT TUDORチューダーは、洗練されたスタイルと優れた品質、そして価格を超える独自の価値をもつ機械式腕時計を提供するスイスの腕時計ブランドである。チューダーの起源は、ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフに代わって「チューダー(The Tudor)」が初めて登録された1926年に遡る。その後1946年、ハンス・ウイルスドルフは、ロレックスの品質と信頼性を有し、先駆性を備えた腕時計を製造するために、モントルチューダーSAを設立した。チューダーの腕時計はその歴史において、陸海空、ときに氷上で果敢に活動する挑戦者たちに選ばれてきた。ブラックベイ、ぺラゴス、チューダーロイヤル、レンジャーといったフラッグシップモデルをラインアップし、チューダーは2015年より、多機能で優れた性能を備えた機械式のマニュファクチュールキャリバーも提案している。Courtesy of TUDORCourtesy of TUDORABOUT WORLD RUGBY™ワールドラグビーは、ラグビーというスポーツの地位を高め、世界中の人々のためのスポーツとして育むことを使命としている。ラグビーのコミュニティは約1,000万人のプレイヤーと5億人を超えるファンに支えられ、132の国々、6つの地域にまたがる組織を通して繋がっている。ラグビーワールドカップ2023は、大会のレガシーとなるの4つの柱(持続可能性と循環経済のための行動/教育、トレーニング、雇用の支援/環境の尊重と保護/男女平等のロールモデルとなり包括性を促進すること)を目標に、社会的責任、インクルージョン、サステイナビリティにおいて、主要なラグビーイベントとして新たな基準を打ち立てている。
2023年08月30日中京テレビ放送株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:伊豫田 祐司)は、ワールドカップの盛り上げとささしまライブエリアのにぎわい創出のため、8月25日から始まるバスケットボールと9月8日から始まるラグビーのワールドカップの以下の試合をパブリックビューイングいたします。中京テレビ・パブリックビューイング場所 :中京テレビ放送(名古屋市中村区平池町四丁目60番地11)社屋東側の屋外ビジョン開催日時:(各試合30分前からオープニングトーク開始)◆バスケットボール ワールドカップ(日本代表の第1戦と第2戦はパブリックビューイングを開催いたしません。)【日本代表 第3戦】8月29日(火) 20時10分 日本×オーストラリア 試合開始【日本代表 第4戦】(対戦相手未定)※1次リーグで下位2チームだった場合8月31日(木) 16時30分あるいは20時10分 試合開始※1次リーグで上位2チームに入った場合9月1日(金) 17時30分あるいは21時10分 試合開始【日本代表 第5戦】(対戦相手未定)※1次リーグで下位2チームだった場合9月2日(土) 16時30分 あるいは20時10分 試合開始※1次リーグで上位2チームに入った場合9月3日(日) 16時30分 あるいは20時10分 試合開始◆ラグビー ワールドカップ【日本代表 第1戦】9月10日(日)20時 試合開始 日本×チリ【日本代表 第4戦】10月8日(日)20時 試合開始 日本×アルゼンチン 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月28日泣いても笑っても、本番まで残り1試合。ラグビー日本代表は『リポビタンDツアー2023』イタリア代表戦を経て、『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』へ突入する。『リポビタンDチャレンジカップ2023』と『リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ(PNS)』、国内での強化試合5試合では課題が山積した。ハイタックルによるレッドカードを2度も喫し、数的不利でのゲームコントロールの修正もハーフタイムを挟まなければままならなかった。アタックでもイージーなハンドリングエラーでチャンスを潰した。さらにケガ人が続出し、LOはスクランブル状態に陥ったのだった。それでも選手たちは現実と向き合い、前を向いた。8月25日の『RWC2023』登録メンバー発表でスイッチが入り、充実した3日間の府中合宿で新たな自信を手にしたと異口同音に口にした。FL姫野和樹主将「今日(8月18日)国内での最後の練習を終えていよいよという感じ。もう一度ジャパンのラグビーに立ち返る必要があったが、この3日間ですごく自信になった。3日間充実した練習ができたので、自信を持ってイタリアへ入れる。調整ではなく、ディフェンスもアタックも5試合で出た課題をしっかり落とし込んだ。チームとしてしっかり取り込めた」HO坂手淳史「選ばれる前というのは難しい立場。選ばれてみんなが『RWC』へ気持ちをひとつにしているので、一体感が出ている。具体的に練習でのミスも減っているし、チームのコミュニケーションも深まっている」SH流大副将「今日が日本で最後の練習だったが、1週間オフを挟んでいたのでいい練習ができた。イタリアへ行ったら試合に向けての準備になるが、結構強度が高い練習となった」中村亮土(C)スエイシナオヨシCTB中村亮土「この3日間練習をやったが、ノックオンやハンドリングのエラーがこの暑さでも少なかった。自分たちのラグビーに自信を持ってやれば、イージーなエラーはなくなる。今度は成長した日本代表を見せられると思う。フィジー戦までは各自違ったプレッシャーがあった。(メンバー選考があり)100%ラグビーにフォーカスできない部分があった。これからはラグビーに集中できる。肩の荷が下りたわけではないが、集中できるようになった」選手たちはイタリア戦の重要性を理解している。PR稲垣啓太「まだ『RWC』の初戦は見ていない。まだイタリア戦があるので。相手がどうこうと言うよりも、自分たちがどういうラグビーを相手にぶつけるかが全てだと思っている」HO堀江翔太「『RWC』に向けての試合。そこで自分たちのラグビー、自信を取り戻すための試合。しっかり試合をしたい」FLリーチ マイケル「完成度はかなり上がってきている。組み合わせもこの人とこの人と決まってきていい感じできている。(『RWC』を戦うには)自信が必要。このイタリア戦が大事になってくる。チームの完成度をここで見たい」リーチ マイケル(C)スエイシナオヨシジェイミー・ジョセフHCは、本番前最後のイタリア戦へ次の23名を送り出した。【PR】1クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)122堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)713具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)244ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)155ヘル ウヴェ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)186リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)797福井翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)18姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)289流大(東京サントリーサンゴリアス)3310李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)911ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)312長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)313ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1314セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)415松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)5016坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3617稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4818ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)2519サウマキ アマナキ(コベルコ神戸スティーラーズ)020ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)721齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)1422松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3223中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)34ジェイミー・ジョセフHC(C)スエイシナオヨシこれまでの準備を不安視する声に対して、指揮官は反論した。「5試合の中でレッドカードが出てフラストレーションが溜まっていた。変にチームの自信をそぐようなバッドラックは続き、ケガ人も出たが、今はすべてを乗り越えた。すべてのバッドラックは日本に置いてきた。フィジカルを含めてチームはいい状態にある。今週は大事なゲーム。『RWC』に向けてメンタルを準備しなければならない。メンタルと言えば『RWC』のセレクションが日本で行われたので、今は33名のメンバーが決まり、チーム一体となり、準備に集中できている」ジョセフHCはイタリアを「パーフェクトな相手」と称した。「これまで日本はイタリアと8回戦い2回しか勝っていない。イタリアは『シックスネーションズ』で揉まれている。さらに『RWC』で当たるイングランドやアルゼンチンと同じようにセットピースベースの試合をする相手。対戦相手としてパーフェクトな相手だ」大事なイタリア戦で最終チェックしたい点はこうである。「キッキングゲームのバランスとプレッシャー下でいかに一貫したプレーができるか、いかにゲームコントロールできるかを見ていきたい。プレッシャー下で自分たちのラグビーができるかチェックしたい」ジョセフHCはFW陣について言及した。「ワーナー(・ディアンズ)、アマト(・ファカタヴァ)がケガをし、ラピース(・ラブスカフニ)が出場停止のため、これまであまりチャンスがなかったケガ明けの福井やサウマキを試す結果になった。その以外、ミラー、具、姫野、ジャック、リーチらキープレーヤーは一貫性のあるパフォーマンスを見せているので、引き続きメンバーに選んだ」流大(C)スエイシナオヨシ流&李が先発、齋藤&松田がベンチというハーフ団の組み合わせについて、質問が飛ぶと。「流はチームにリーダーシップとスピードをもたらしてくれる。彼はバイスキャプテンとしてチームに自信を植え付けてくれる。流と直人、どちらがスタートでどちらがフィニッシュか考え、今回流をスタートにした。SOも同じ。力也は経験があるが、まだトップフォームではない。今回は李を先発で試そうと思った」ナイカブラ&マシレワの両WTBとFB松島のバックスリーの顔触れについて、問われると。「3人がベストプレイヤーだと思っているから。自分たちがやりたいラグビーをするため、テストマッチに勝つためには、この3人が必要だから選んだ」福井翔大(C)スエイシナオヨシサモア戦のケガから戦線復帰となるFL福井は気負わないように心掛けていた。「すごい気合いが入っているが、空回りしないように、いつも通りの準備をしたい。相手はアタックがいいので、テクニックを使ってくると思うが、そこで僕がブレイクダウンで勢いを付けられるようにしたい」最後の前哨戦となる『リポビタンDツアー2023』日本代表×イタリア代表は8月26日(土)・イタリア トレヴィーゾにてキックオフ。2週間後にはフランスにて『RWC2023』が開幕。日本代表は9月10日(日)・フランス トゥールーズにてチリ代表戦、17日(日)・ニースにてイングランド代表戦、28日(木)・トゥールーズにてサモア代表戦、10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン代表戦とプールDを戦う。イタリア戦の模様はNHK総合、WOWOWプライムにて生中継。『RWC2023』チリ戦とアルゼンチン戦では秩父宮ラグビー場をはじめ、札幌ドームや赤レンガパーク、スカイホール豊田、花園ラグビー場など『RWC2019』開催12都市にてパブリックビューイングを実施予定。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年08月25日ラグビーワールドカップ2023フランス大会を目前に、ラグビージャーナリスト・村上晃一氏にインタビューした記事を公開しました。URL: ラグビージャーナリスト・村上晃一ラグビージャーナリストの村上晃一さんに「日本代表の勝敗予想、日本代表の注目選手、日本代表チームの強み、日本代表がプールDで対戦するチリ、イングランド、サモア、アルゼンチンチームの分析」などをお聞きし、盛りだくさんの内容になっております。■ラグビージャーナリスト・村上晃一京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。10歳からラグビーを始めて、現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社に入社し、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで編集長を務めた。現在は、J SPORTSでラグビー解説を務める傍ら、フリーランスの編集者、記者として活動している。■聞き手はフリーアナウンサー・有働文子大学卒業後、JCOMに正社員として入社。バラエティ番組のアシスタントから、情報コーナーのキャスター・イベント司会等の経験を積む。退職後は、茨城放送の「スクーピーレポート」のレポーターとして、県内各地からの中継レポートを担当。その傍ら、お昼の情報番組「ハッピー・パンチ」では、アシスタントMCを務める。フリー転身後は、関東を中心に、テレビ・ラジオの仕事を幅広く担当。また、大学時代にラグビー部のマネージャーをしていたことから、2010年よりラグビーイベントMCや執筆活動も積極的に行っている。ラグビーワールドカップ2019日本大会では、各地PVのMCや試合後のインタビューを担当。調布FM「ラグビーカフェオンレディオ」インタビュアー。ラグビージャーナリスト・村上晃一とフリーアナウンサー・有働文子ラグビージャーナリスト・村上晃一とフリーアナウンサー・有働文子(2) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月25日~2023ワールドカップを応援しよう~昨年開催の様子府中の森公園では小学生以下を対象としたラグビーの体験プログラムを9月10日に開催します。ラグビーの楽しさを学び、一緒に9月8日開幕の2023年ワールドカップ大会を応援しましょう!ぜひご参加ください!1.日時令和5年9月10日(日)10時00分~12時00分※雨天中止2.開催場所府中の森公園小野球場3.詳細・内容体験プログラムラグビーが初めてでもできる、「走る」「投げる」「リフト」等を体験!体験するとプレゼントがもらえます。【内容】・パス体験的を狙いラグビーボールを投げる体験。・トライ体験障害物を避けながらボールをゴールまで運び着地させる体験。・リフト体験数人のスタッフが子どもを持ち上げて、ラインアウトのリフティングを体験。・キック体験ラグビーボールを蹴って簡易ゴールを狙う体験。【開催時間】10時00分~12時00分当日受付、会場に直接お越しください。【対象】小学生以下(保護者同伴)【参加費】50円(レクリエーション保険代)昨年開催の様子昨年開催の様子もり公園でラグビー体験チラシ4.申し込み方法・お問い合わせ先当日受付、会場に直接お越しください。5.協力ラグビーのまち府中サポーターズNFRFC ’07EXCEED_inc府中市6.その他・当日、公園側で撮影した写真・動画は後日ホームページ・X(旧Twitter)に掲載をする場合がございます。・申込時にお伺いする個人情報は厳重に管理し、保険に関する手続き、連絡時以外に使用しません。・当日は、各自で基本的な感染防止対策にご協力をお願いいたします。・熱中症予防のため、飲み物をご持参ください。府中の森公園について【所在地】府中市浅間町一丁目・緑町二丁目・天神町二丁目【開園日】 常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせください。【入園料】無料【交通】京王線「東府中」下車徒歩10分JR中央線「武蔵小金井」から京王バス(一本木経由)府中駅行き「天神町二丁目」下車駐車場有り(有料・24時間)※土曜・日曜・祝日の来園の際は、電車・バスのご利用をお願いいたします。【お問い合わせ先】府中の森公園サービスセンター〒183-0001府中市浅間町1-3-1TEL 042-364-8021開所時間8:30~17:30地図 : 府中の森公園公式HP : 府中の森公園X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月17日