リノベ住宅の魅力を高め、販売促進へお客様が内覧で気に入った家具は購入も可能テクノロジーで気軽な住み替えをサポートする株式会社 property technologies(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:濱中 雄大、証券コード:5527)のグループ会社である株式会社ホームネット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:濱中 雄大、以下「ホームネット」)は、株式会社ニトリ(本社:札幌市北区、代表取締役社長:武田 政則、以下「ニトリ」)の法人&リフォーム事業部が手掛ける、リノベーション住宅に向けた「サブスクリプション型ホームステージングサービス」を新たに共同開発し、採用しました。これにより自由なホームステージングが可能となり、ホームネットのリノベーション住宅の魅力を高めることで、販売促進が期待できます。本サービスは、ホームネットが販売するリノベーション住宅にて5月15日より開始し、各エリアに順次展開してまいります。■概要ホームネットは、物件内覧時に「実際の暮らしがイメージできる」ことがお客様に好評で早期売却に繋がるホームステージングを行っており、家具や小物などの家具類を一定期間レンタルし、販売物件に設置する「ニトリのホームステージング」を活用しています。これまでホームステージングで活用していた家具類のレンタル期間が残っている場合、別の物件へ移設し有効利用していました。しかしながら、物件に合わせた家具類にならないことがあり、ホームステージングを効果的に活用しきれないことが課題としてありました。そのような中、ホームネットとニトリの間で、お客様にメリットを感じていただきつつ、ホームステージングコストの最適化を図る協議を重ねた結果、ニトリが展開する事業者向けのサブスクリプションサービスをベースとした、ニトリでは初となるリノベ住宅に向けた「サブスクリプション型ホームステージングサービス」を新たに共同開発し採用することとなりました。本サービスは1年契約のサブスクリプション料金を設定し、移設とレンタル品の入れ替えなどを予め含んだサービスとすることで、これまで移設や入れ替えなどで生じていた課題を解決できることになりました。より自由なホームステージングが可能となることで、ホームネットのリノベーション住宅の魅力を高め、販売促進につなげてまいります。また、より多くのお客様に「ニトリ商品でコーディネートされた豊かな暮らし」を伝えられ、気に入った家具類の購入も可能となります。なお、ホームネットリノベーションブランド「FURVAL(ファーヴァル)」シリーズは、物件だけでなく家具類もセットで住宅ローンに組み込めるという点が特長で、本サービスにも対応してまいります。■サブスクリプションサービス概要約期間:1年対象エリア:関東エリア、関西エリア、名古屋、福岡定額サービス内容:家具類の納品・移設・入替・撤去作業<特長>・物件に合わせた家具類を3つのテーマ別パッケージでプランニング・1年契約で管理・事務作業など契約ごとの見えにくいコストを軽減・ニトリ独自の家具補修認定制度のエキスパートが、いつでもきれいな家具をご用意<お客様特典>ホームステージングで使用している家具類をそのまま購入、または同じ家具類を最寄りのニトリ店舗やニトリネットでご購入頂くことも可能。(一部在庫状況などによりご購入できない商品がございます)■ニトリのホームステージングについて製造・物流から小売までを自社で担うニトリだから出来る「お、ねだん以上。」のホームステージングです。コーディネートや撮影といった「魅せる」業務から「運ぶ」業務までを自社で完結することで、低コストを実現。店舗で購入可能な商品がリアルな生活を訴求。■株式会社ニトリについてニトリグループの主要事業で主に家具・インテリア用品(ホームファニシング商品)の企画・販売を行っています。人々の暮らしの中にある「不平・不満・不便」を解決する商品やサービスの提供を通じて、世界の人々の暮らしを豊かなものにしていくことを目指しています。■株式会社ホームネットについて株式会社ホームネットは、中古マンションのリノベーション事業を核とする住まいの専門企業です。東京に本社を構え、札幌、仙台、埼玉、千葉、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本、沖縄の全国15都市にて、リノベーションによって新たな価値を加えた物件を販売しています。岡山、広島、福岡、熊本、沖縄の全国15都市にて、リノベーションによって新たな価値を加えた物件を販売しています。<会社概要>会社名:株式会社ホームネット代表者:代表取締役社長濱中 雄大URL: 本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階設立:2000年12月5日資本金:6億2,950万円事業内容:中古マンションのリノベーション事業等事業所:札幌/仙台/埼玉/千葉/東京/横浜/名古屋/京都/大阪/神戸/岡山/広島/福岡/熊本/沖縄株主構成:株式会社property technologies 100%(東京証券取引所グロース市場、証券コード:5527)■株式会社property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)について「UNLOCK YOUR POSSIBILITIES. ~テクノロジーで人生の可能性を解き放つ~」というミッションを掲げています。年間約20,000件の不動産価格査定実績やグループ累計10,000戸超の不動産販売で培ったリアルな取引データ・ノウハウを背景に、「リアル(住まい)×テクノロジー」で実現する「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えることができる未来に向け、手軽でユーザーにとって利便性の高い不動産取引を提供しています。<会社概要>会社名:株式会社property technologies代表者:代表取締役社長濱中 雄大URL: 本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階設立:2020年11月16日上場:東京証券取引所グロース市場(5527) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月23日波瑠主演「魔法のリノベ」が9月19日放送回でフィナーレを迎えた。小梅と玄之介がペア登山、やまびこにのせてお互いの気持ちを伝えあう…視聴者からは「新しい手法(笑)」「見ていてホッコリキュン」「これは山デート」などの反応が寄せられている。星崎真紀の同名漫画を原作に劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当、“住宅リノベーション”をテーマにした人生リノベーションお仕事ドラマが展開してきた本作。「まるふく工務店」を辞めてしまった真行寺小梅を波瑠さんが演じるほか、脱サラして家業を継いで、まるふく工務店の営業となった福山玄之介に間宮祥太朗。かつて強引な地上げを行っていた「まるふく工務店」社長・福山蔵之介に遠藤憲一。「まるふく工務店」設計担当で玄之介の弟、福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。小梅の元同僚であり元恋人、有川の部下でもあるの久保寺彰に金子大地。小梅の元上司でかつて蔵之介とともに働いていた有川拓に原田泰造といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「私、まるふく辞めます」と小梅が突然辞職、なぜか「グローバルステラDホーム」に復帰する。その頃グローバルから立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり店と土地の売却を考え始めていた。蔵之介への恨みと野心を胸に20年にわたり、水面下で土地開発を進めてきた有川は、ようやくすべてが思い通りになると笑みを浮かべる。一方、小梅の不可解な行動に対し、玄之介や蔵之介を始め、竜之介らは小梅奪還のために動き出す。TV放送を見た倭子はもう1度リノベの提案をして欲しいと言ってくるが、有川は蔵之介の過去をマスコミにリーク、まるふく工務店はネット炎上し…というのが最終回のストーリー。自分のせいでまるふくがピンチに陥ったと落ち込む小梅と、同じく落胆する玄之介は、蔵之介から山に行くよう促されペアで登山に。いつもの山頂で「頼りないふりして、ずいぶんしたたかなの、ずるいぞ!」と玄之介への想いを叫ぶ小梅。玄之介も対抗して「仕事では厳しいくせに、それ以外では脇甘いのなんなんですか!」と叫び返す…。やまびこにのせてお互いの気持ちを伝えあう2人の姿に「なんなんだあのやまびこで惚気るという新しい手法(笑)」「やまびこで本音言うシーンが最高。見ていてホッコリキュンとしました」「普通にスルーしてたけどこれは山デートやな」「山デート見せられてます?見せつけられてます??」などの声が次々投稿されていく。その後、一休食堂のリノベは成約。全てを失ってまるふくに乗り込んできた有川に、蔵之介は「今度は俺がお前をリノベする番だ」と告げる。エンディングでは笑顔でまるふくメンバーと乾杯する有川の姿も映し出され、視聴者からは「有川部長のリノベとは、やるね!まるふく」「みんな優しい…有川を倒して終わりじゃなく排除するんじゃなく、その後も考えて支えてあげるの」「有川部長と社長の和解はドラマらしい展開だけどこうあって欲しいと希望を持てる」「有川部長もちゃんとリノベされててよかった ほっこりした」といった反応も集まっている。(笠緒)
2022年09月20日波瑠、間宮祥太朗が共演する「魔法のリノベ」の第9話が9月12日オンエア。「一休食堂」のリノベを進めると言った玄之介に怒りをみせ、別れを告げた小梅。その真意に「脅されたんか?」「まるふくを守るためなんだよね」などの声が続出している。星崎真紀の同名漫画を劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当してドラマ化した本作。“住宅リノベーション”をテーマにしたお仕事ドラマが展開してきた。キャストは前回のラストで玄之介の想いを受け入れた真行寺小梅に波瑠さん。小梅に想いを伝えた「まるふく工務店」社長・蔵之介の息子・福山玄之介に間宮さん。2人をはじめ、玄之介の弟で小梅のことが好きだった福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。かつて「グローバルステラDホーム」で働いていた「まるふく工務店」社長・福山蔵之介に遠藤憲一。小梅の元同僚にして元恋人でもある久保寺彰に金子大地。小梅をパワハラで退職に追い込み、竜之介を「先輩」と呼ぶ有川拓に原田泰造といった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小梅と玄之介が山登りの際に訪れた「一休食堂」の案件は、ひとまず玄之介主導で進めることになった。しかし玄之介から「一休食堂」の名を聞いた蔵之介は顔色を変える。そこへ有川が乗り込んでくる。有川は用地所得の件で「一休食堂」に行った久保寺から「まるふく工務店」が請け負おうとしていることを知ったのだ。その後玄之介は「一休食堂」の店主・飛山剛志(大友康平)から電話で「二度と顔見せんな」と怒鳴られる。そして語られる蔵之介と有川の過去…。かつて蔵之介は有川とバディを組んで、山地に集合住宅を作る里山メガロポリスというプロジェクトのため地権者から用地買収を進めていたが、「一休食堂」の先代だけがどうしてもそれに応じず、地上げの手法がエスカレートした結果、先代が居眠り運転で事故を起こし死亡。蔵之介と有川はプロジェクトから外され、蔵之介はグローバルを退職。考えを変えてリノベにたどり着いたのだという…。蔵之介の告白に「地上げのやり方がエスカレートして、食堂の先代店主の居眠り運転を招いた訳か」「今日の「魔法のリノベ」辛すぎる…」「思ったより重い過去だった…」などの声が。一方、回想シーンではグローバルを辞めると言った蔵之介を必死に止めようとする有川の姿も描かれた。その後の有川に「重い過去にしても有川部長が円卓の部下団使って計画実現させようとする復讐心?ヤバくないか」「過去に辛いことがあったのは同情するが、でも、人を不幸にする行動はどうかと思うんだよ」「このドラマのいちぼん大きなテーマはたぶん有川部長のリノベだわ」など、里山メガロポリスに固執する有川に対する様々な声も上がる。それでも「一休食堂」のリノベを進めようとする玄之介を、小梅は「甘すぎる」と一喝。まるふくを辞めると言い出す…というラストには「自慢の会社だって言ってたのにそんな簡単に辞めるわけないじゃん」「小梅、有川になんらか脅されたんか?」「きっとまるふくを守るためなんだよね」などの反応が続出。「小梅ちゃん戻ってきてー! 梅玄コンビ、解散しないで!!」など悲痛な叫びもSNSに投稿されている。【第10話あらすじ】玄之介は小梅が自分たちに何か隠していることに気づくが、決意を固めた小梅に玄之介の気持ちは届かない。同じ頃、グローバルステラDホームから立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志は妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり、店と土地の売却を考え始める。ようやくすべてが思い通りになるとほくそ笑む有川の隣にはなぜか小梅の姿が…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月13日波瑠主演「魔法のリノベ」の8話が9月5日オンエア。「始めてみないとわからない」から手繋ぎへ…小梅と玄之介らしい“告白”に「好きとか付き合ってほしいとか言わなくてもこんなに伝わってくることある!?」など絶賛の声が送られている。本作は“住宅リノベーション”をテーマにした人生リノベーションお仕事ドラマ。原作は星崎真紀による同名漫画で、劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当している。実家に帰省していたところに竜之介が現れ、キスされそうになった真行寺小梅に波瑠。全然成約できなかった営業マンだったが小梅との出会いで成長した福山玄之介に間宮祥太朗。玄之介の弟で小梅に恋した福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。玄之介と竜之介の父で現在は「まるふく工務店」社長、かつては「グローバルステラDホーム」にした福山蔵之介には遠藤憲一。「グローバルステラDホーム」で部下たちにパワハラをしている有川拓に原田泰造。小梅の元同僚で元恋人、竜之介と飲み友達のような関係になっている久保寺彰に金子大地。竜之介行きつけバーの店主で良き相談相手でもあり、今回リノベを依頼してくる小笠原京子にYOUといった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小梅が実家に帰省した頃、なんとかして小梅との距離を縮めたい竜之介は、京子が年下の婚約者・弘前悟(戸次重幸)と暮らすにあたり、物件を購入してリノベーションすると聞き「まるふく工務店」に任せてほしいと名乗りをあげる。竜之介は、自分が持ち込んだ案件なら小梅とバディを組めると考えていた。ところが実家に帰った小梅が休みを延長。竜之介は玄之介とバディを組むことになってしまう。京子と悟を相手に安易な提案や同意を繰り返す竜之介を玄之介は注意するが、玄之介が小梅の受け売りをしていることに嫉妬した竜之介は、兄弟ゲンカの末、誰にも言わず小梅のいる静岡へと向かう…というのが今回のおはなし。ケンカの際に竜之介が口にした「小梅マウント」というワードに「小梅マウント取られた北ちゃんかわいいな」「小梅マウントとるなよー」が可愛かったです」「小梅マウントトレンド入りしてる」など、SNSには多くの視聴者からの反響が投稿される。またいつもの屋台で玄之介が、初めて屋台で飲んだ日から「あの日から全てが変わりました。小梅さんが変えてくれました」と小梅に、自分の想いを伝えると、小梅も「私も玄之助さんと会ってから楽しいです。ずっと」と返答。「始めてみないと、わからないですよね」と探るように、慎重に“告白”する玄之介に、小梅も「始めてみないとわからないです」と返し、その後2人は手を繋いで一緒に歩き出す…。この“告白からの手繋ぎ”ラストにSNSでは「梅玄だからこその、あの探り探りな告白なんだよなぁと思うときゅん」「とっても2人らしい告白、始まり方だったなぁ」「好きとか付き合ってほしいとか言わなくてもこんなに伝わってくることある!?」「好きだとか、付き合ってとかじゃない告白でも、こんなにドキドキするんだなぁ」などの声が上がっている。【第9話あらすじ】人気テレビ番組で注目を集める大家族からリノベの依頼が舞い込む。テレビカメラによる撮影も行われるため、メディアデビューだとはしゃぐ一同だが、内見した小梅と玄之介は想像をはるかに超える乱雑ぶりに驚がく。一方、小梅と玄之介が立ち寄った「一休食堂」の件で、店の名を聞いた蔵之介は顔色を変え、そこへ有川が乗り込んでくる…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月06日波瑠主演、間宮祥太朗共演の「魔法のリノベ」第7話が8月29日放送。実家に帰省した小梅を追った竜之介。2人で花火をしながら小梅に顔を近づけ…キスしたかどうかわからないままのラストに「寸止めでお預け」「気になる終わりかた」などの声が上がっている。星崎真紀による同名漫画を原作に劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当。“住宅リノベーション”をテーマにした人生リノベーションお仕事ドラマが展開する本作。「グローバルステラDホーム」では営業エースだったが退職し「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅を波瑠さんが演じるほか、弟の寅之介に妻を奪われたバツ2シングルファザーの福山玄之介には間宮さん。有川と過去に関係があったことが明かされた「まるふく工務店」社長の福山蔵之介に遠藤憲一。玄之介の弟で小梅に想いを抱く福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。福山家次男で玄之介の2番目の妻と駆け落ちした福山寅之介に落合モトキ。小梅の元同僚で元恋人の久保寺彰に金子大地。“パワハラ気質”な小梅の元上司で蔵之介のかつての部下・有川拓に原田泰造。竜之介や久保寺の相手をしているバーの店主・小笠原京子にYOUといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話では、弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出席するため3年ぶりに静岡の実家に帰った小梅が、両親から弟夫婦と暮らすために家を二世帯住宅に建て替えると打ち明けられるが、話を聞くと新居には父・鳥雄(相島一之)の夢と希望こそ詰まっているものの、母・喜代子(宮崎美子)の居場所が見当たらず、妻への配慮に欠けた鳥雄の言動に不安を覚え、急きょ休みを延長して住宅メーカーの担当者・磯辺(徳重聡)との打ち合わせに立ち会う…というストーリーが展開。磯辺が提案する3階建て二世帯住宅に青空の妻も不満を露わに。小梅も問題を指摘するが、磯辺は3階建てを提案したのが実は喜代子だと明かす。喜代子は青空が離婚する可能性や、鳥雄が先に亡くなる可能性も考え、いずれ3階を賃貸で貸し出すつもりでいた…。「母強しだよね。お父さんいなくても大丈夫って事だし」「息子夫婦離婚してお父さんが死んでる未来想定してる母強すぎる」「母の本音は、何よりも鋭利な刃だった」などの声が視聴者から上がるなか、玄之介とケンカしたと言って竜之介が小梅のもとに現れ、鳥雄からも気に入られ、さらには小梅の実家のリノベを担当するという展開に。見たかった花火大会に行けなかった代わりに2人で花火をしようと提案する竜之介。「どっちが長く持つか勝負しましょう」と言い、2人で花火をするのだが、「僕、玄兄に遠慮しないから…」と言うと、小梅に顔を近づけて…ここで本編が終了。キスしたように見えるカットでの終わりに視聴者からは「ちゅーの寸前でおわったああぁ」「ラスト寸止めでお預けかいっ!!」「気になる終わりかた」などの声が上がっている。【第8話あらすじ】小梅との距離を縮めたい竜之介は、京子が年下の婚約者・弘前悟(戸次重幸)と暮らすため物件を購入しリノベすると聞いて、まるふくに任せてほしいと名乗りをあげていた。自分が持ち込んだ案件なら、玄之介に代わって自分が小梅とバディを組めると考えたのだが、小梅が休みを延長したため不本意ながら、竜之介は玄之介とバディを組むことになる…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月30日波瑠が主演を務める月10ドラマ「魔法のリノベ」。8月29日(月)放送の第7話では、吉野北人が演じる「まるふく工務店」の設計担当で玄之介(間宮祥太朗)の弟・竜之介が、思いを寄せる小梅に猛アプローチを見せるようだ。本作は、大手リフォーム会社の元エース・真行寺小梅(波瑠さん)が、ワケあって街の工務店に転職、営業成績0点のバツ2シングルファザー・福山玄之介(間宮さん)とバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法”で依頼人が抱える問題を解決し、人生を後押ししていく“人生再生リノベーションお仕事ドラマ”。第7話の舞台は、静岡にある小梅の実家。小梅の父(相島一之)、母(宮崎美子)、弟(葉山奨之)、さらに地元の住宅メーカー営業担当(徳重聡)も登場し、真行寺家の二世帯住宅リノベに挑む。3年ぶりに帰省し、弟・青空の結婚式に出席した小梅は、父・鳥雄から祖父が46年前に建てた真行寺家を二世帯住宅に建て替えると聞かされる。しかし、父の計画を聞くうち、小梅は両親の間に、ある大きな問題があることに気づき、その表情はみるみる曇りはじめて…。迷える小梅は、時折、バディである東京の玄之介に思いをはせるのだが、そこへやってくるのが玄之介の弟で設計士の竜之介(吉野さん)。竜之介は、小梅と玄之介の距離が離れたいまがチャンス! とばかりに、帰省中の小梅を追いかけ猛アプローチ。小梅を線香花火デートに誘い、関係を深めようとする。公私ともに最良のバディとなりつつある小梅&玄之介の梅玄コンビに、竜之介、さらに小梅の親友・ミコト(SUMIRE)も待ったをかけ、複雑な恋の四角関係に。恋の魔物まで動き出す第7話は、新たな展開を迎えそうだ。第7話・あらすじ弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出席するため、3年ぶりに静岡の実家に帰った小梅(波瑠)は、両親から、弟夫婦と暮らすために家を二世帯住宅に建て替えると打ち明けられる。しかしよく聞くと、新居には父・鳥雄(相島一之)の夢と希望こそ詰まっているものの、母・喜代子(宮崎美子)の居場所が見当たらない。妻への配慮に欠けた鳥雄の言動に不安を覚えた小梅は、急きょ休みを延長して、住宅メーカーの担当者・磯辺(徳重聡)との打ち合わせに立ち会うことにする。案の定、提案された3階建てのプランは家事動線があまりに悪く、小梅は両親の間にある決定的な問題に気づいてしまう。危機感を募らせる小梅は、隠居生活の醍醐味とばかりに家の中でふんぞり返っている鳥雄に次々と物申すが、一方の喜代子は気遣い不要と、あくまで夫の言うことに従うつもりらしい。鳥雄との仲がこじれ、悩んだ小梅がふと「玄之介(間宮祥太朗)さんがいたら…」と思いをはせると、そこへ突然、竜之介(吉野北人)が現れる。急きょ休みをとったという竜之介は、驚く小梅をよそに、まんまと真行寺家に上がり込み、小梅の外堀を埋めるかのように、鳥雄と喜代子に猛アピールを始めて…。翌日、青空と妻の樹(田中真琴)も同席するなか、磯辺が再びプランを持ってやって来る。すると、意外な人物がそのプランに断固反対の意思を見せ、さらに、新居が3階建てになった思わぬ理由も明らかになる。同じころ、グローバルステラDホームでは有川(原田泰造)が久保寺(金子大地)ら円卓の部下団を招集し、ある壮大な計画を発表する。さらに久保寺には、計画遂行を阻む人物への接触を命じて…。「魔法のリノベ」は毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年08月29日「魔法のリノベ」第6話が8月22日放送。真飛聖の演技に「競争の番人にも出てたけど別人」など驚きの声が広がるとともに、吉野北人演じる竜之介の小梅に対する“メガネ外し”からの「やっと飲めますね」にも「もっとグイグイ行って」と声援が飛んでいる。本作は大手リフォーム会社から家族経営の工務店に転職した女性と、弟に妻を奪われた工務店の長男がバディを組み、住宅リノベ提案で依頼人すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決していくお仕事ドラマ。恋愛問題で「まるふく工務店」への転職を余儀なくされた真行寺小梅に波瑠。小梅との出会いで営業マンとして大きく成長した福山玄之介に間宮祥太朗。「まるふく工務店」の設計担当で玄之介の弟でもある福山竜之介に吉野さん。玄之介の父で「まるふく工務店」社長である福山蔵之介には遠藤憲一。小梅の元上司で蔵之介の元部下の有川拓に原田泰造。小梅の前職での同僚で元恋人だった久保寺彰に金子大地。竜之介行きつけバーの店主で良き相談相手の小笠原京子にYOUといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は真飛さん演じる飯星靖子が、築19年の中古マンションを購入してリノベーションしたいと依頼が入る。ヘンテコな間取りに目がない靖子は、独身ならではの遊び心に富んだ部屋にしたいという。彼女は間取りを見るのが趣味の“マドリスト”で、すでに自分の理想を叶えるリノベプランを考えていたが、希望を全て叶えると予算オーバーとなる。靖子にまるふく工務店を推薦したのは寅之介(落合モトキ)で、予算内に収まる2つのプランのどちらにするかで悩む飯星に、強引にローン計画の変更を迫る…というおはなし。まるふく工務店を訪れ、昔から“ナチュラルボーンマドリスト”だったと口にする飯星を演じる真野さんは、先週放送された「競争の番人」にもゲスト出演しており、視聴者からは「競走の番人の着物屋の社長と、魔法のリノベのナチュラルボーンマドリストのクセつよ女性同一人物が演じてるって凄くないか???」「物語のキーパーソンでありながら全く違うキャラクターを見事に演じられていて役者さんって本当に凄いなぁと思いました」といった反応が殺到。一方、小梅のことが好きな竜之介は小梅と玄之介が2人で飲んでいる屋台に“乱入”。いつもしているメガネを外して「やっと飲めますね」と小梅を見つめる…。「最後の必殺メガネはずしは数秒間呼吸を奪われました」「メガネ外して芋焼酎頼んだ時の竜之介の破壊力~~~!!やば~~~~!」「決めたいときはメガネを外す、自分の顔が良いことを自覚している竜之介くん最高」「個人的には竜之介にはもっとグイグイ行って欲しい」など、竜之介の恋に声援を送る視聴者の声も多数SNSに投稿されている。【第7話あらすじ】小梅は弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出席するため3年ぶりに静岡の実家に帰省。両親から弟夫婦と暮らすために家を二世帯住宅に建て替えることを聞かされる。しかしよく聞くと新居には父・鳥雄(相島一之)の夢と希望は詰まっているものの、母・喜代子(宮崎美子)の居場所が見当たらず、妻への配慮に欠けた鳥雄の言動に小梅は不安を覚え、急きょ休みを延長し住宅メーカーの担当者・磯辺(徳重聡)との打ち合わせに立ち会う…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月23日波瑠と間宮祥太朗が共演する「魔法のリノベ」の5話が8月15日オンエア。間宮さん出演作「ファイトソング」ネタの登場に「局を越えた!!」「嬉しかった」などの声が殺到。玄之介の弟、寅之介の無神経な言葉に怒りとツッコミも続出している。本作は星崎真紀の同名漫画を原作に劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当した、“住宅リノベーション”をテーマにした人生リノベーションお仕事ドラマ。キャストは「グローバルステラDホーム」で営業エースだったが恋愛問題で退職、「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅に波瑠さん。弟の寅之介に妻を奪われ、今は7歳の息子・進之介を養うシングルファザーとなった福山玄之介に間宮さん。玄之介の父で「まるふく工務店」社長の福山蔵之介に遠藤憲一。「まるふく工務店」の設計担当をしている玄之介の弟・福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。小梅の元同僚にして元恋人、上司の有川に翻弄されつつある久保寺彰に金子大地。部下に勉強会を強要するなど“パワハラ気質”な小梅の元上司・有川拓に原田泰造。竜之介の良き相談相手でもあるバーの店主・小笠原京子にYOUといった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。玄之介に元妻・雪乃と駆け落ちした弟の寅之介(落合モトキ)から連絡が来た。雪乃の精神状態が不安定だという。会って話したいと言う寅之介は突然「まるふく工務店」に現れる。蔵之介は激怒、竜之介も不快感を見せるなか、肝心の玄之介のお人よしぶりに小梅はあきれる。その頃「まるふく工務店」には70歳で一人暮らしの鎌田武彦(岩松了)から、防犯リフォームの依頼が入っていた。鍵のつけ替えや防犯ガラスへの交換などあらゆる防犯対策を進言した玄之介の成長ぶりに、小梅は不覚にもほんの少しときめいてしまう。その後鎌田家の防犯リフォームが正式に決まるが、鎌田の娘・多田深雪(村川絵梨)が乗り込んできて契約のクーリングオフを申し出る。家を売却するつもりだという深雪だが、不動産会社の担当者が寅之介で…というのが今回のストーリー。鎌田家のリフォーム内容を説明する玄之介の成長ぶりを喜ぶ蔵之介たち。そんな玄之介に対し竜之介が「まあ、スタートラインってとこじゃない」と口にすると、玄之介は「誰がムササビだよ」と応じ。社員たちからは「Aメロちょうだい」の声が飛ぶ…。「スタートライン」や「ムササビ」など1月クールで間宮さんが出演した「ファイトソング」ネタに「局を越えた!!」「まさかのファイトソングは嬉しかった」「ファイトソングのくだりは最高すぎたw」「ムササビとスタートライントレンド入りしてるのスゲーー!!」など、視聴者も沸き立つ。一方、クーリングオフの期限日、鎌田が家に立てこもってしまう。困り果てた深雪に対し寅之介は自分の都合ばかりを口にしたあげく、「鉄球でも持ってきましょうか」と“提案”する…。寅之介の無神経さに「鉄球って!冗談きつすぎ」など怒りの声とともに「鉄球なんて浅間山荘のニュースでしか見たことないってば」「立てこもりには鉄球作戦!昭和かっ!」などのツッコミも相次いでいる。【第6話あらすじ】10年越しでマンション購入の自己資金を貯めた会社員・飯星靖子(真飛聖)から、築19年の中古マンションを購入してリノベーションしたいと依頼が入る。ヘンテコな間取りに目がない靖子は独身ならではの遊び心に富んだ部屋にしたいというのだが、靖子に「まるふく工務店」を推薦したのが寅之介だと判明。寅之介は自分が靖子に中古マンションを販売、リノベを「まるふく工務店」に斡旋しようと考えたのだ…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月16日波瑠主演「魔法のリノベ」の第4話が8月8日オンエア。桜子を演じた北香那に「このムカつき度スゴい…」など、その演技を絶賛する声が集まるとともに、吉野北人演じる竜之介の「ズバリ言うわよ」に「可愛い」の声が殺到中だ。大手リフォーム会社のエース営業だったが後輩に二股をかけられ退職に追い込まれ、家族経営の工務店に転職した波留演じる主人公と、バツ2で7歳の息子を養うシングルファザー、人の良すぎて成約が取れないでいた間宮祥太朗演じる工務店の長男がバディを組み、住宅リノベ提案で依頼人すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決していくお仕事ドラマとなる本作。主人公の真行寺小梅を波瑠さんが演じ、約1年前に脱サラし家業の「まるふく」の営業になった福山玄之介には間宮さん。玄之介の父で「まるふく工務店」社長の福山蔵之介に遠藤憲一。設計担当で玄之介の弟でもある福山竜之介に吉野さん。小梅の前職「グローバルステラDホーム」での同僚で元恋人の久保寺彰に金子大地。「グローバルステラDホーム」総務部所属で、小梅の元後輩で久保寺の元恋人の五十嵐桜子に北さん。「グローバルステラDホーム」リノベーション事業本部・関東エリア部長で部下を支配しようとする有川拓に原田泰造。竜之介行きつけバーの店主で良き相談相手の小笠原京子にYOUといったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「まるふく工務店」に外壁の塗装と瓦屋根の補修を依頼していた小山田真理(渡辺真起子)が、突然キャンセルを申し出る。話を聞くと真理は風水に精通した義理の姉・保科千恵子(浅野ゆう子)に、家相が悪いことを指摘されたという。真理は千恵子の言葉をすっかり信じていて、必死に説得する小梅の言葉ももはや届かない。一方、小梅が不在の「まるふく工務店」に桜子が現れ、桜子は小梅が戻ってくるまで待つと強引に居座ったあげく突然、一同の前で泣き出し、さもワケありな雰囲気を醸し出しながら芝居がかった様子で帰っていく。その後再び「まるふく工務店」に現れた桜子と小梅は“対決”するのだが…というのが4話の展開。桜子に「桜子ちゃんみたいな全部が演技で嘘ばっかりついて本音を隠さないと勝負できない子はそもそも話し合いでは解決できない」「桜子ちゃんはデフォルメされてるからみんな気がつくけど、リアルはもっとナチュラルなんだろなー。怖いよ」などの反応が上がるとともに、「桜子ちゃんムカつきすぎてイライラ~する~~女優さんグッジョブ」「桜子ヤバい。このムカつき度スゴい…演技上手い」「桜子ちゃんて鎌倉殿のつつじで拾われた男の吉ミラちゃんなの!?すごくない!?」など、北さんの演技にも絶賛の声が送られる。また風水に染まった真理の希望を持ち帰った小梅と玄之介に、竜之介が人差し指を立てながら「ズバリ言うわよ」と発言するシーンにも、「北ちゃん「ズバリ言うわよ」って可愛すぎる」「ズバリ言うわよの言い方うまかった」「ズバリ言うわよ!」懐かしい(笑)そして可愛い!」などの反応が寄せられている。【第5話あらすじ】玄之介に元妻・雪乃と駆け落ちした弟の寅之介からメールが届く。玄之介を裏切った罪悪感からか雪乃の精神状態が不安定だという。無視を決め込む玄之介だったが寅之介は会って話したいと言い出す。時を同じくして「まるふく工務店」に70歳で一人暮らしの鎌田武彦(岩松了)から防犯リフォームの依頼が。玄之介は鍵のつけ替えや防犯ガラスへの交換などあらゆる防犯対策を進言する…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月09日波瑠が主演する「魔法のリノベ」の3話が8月1日オンエア。事故物件で“謎の現象”に怯える玄之介に「全てが可愛すぎた」「かわいくて悶絶」などの反応多数。劇中に登場する「エピ物件」「円卓の部下団」などの“パワーワード”にも注目が集まっている。原作は星崎真紀による同名漫画。劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当し“住宅リノベーション”をテーマにした人生リノベーションお仕事ドラマが展開する本作。「グローバルステラDホーム」の営業エースだったが後輩との恋愛問題で退職、「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅を波瑠さんが演じる他、現在バツ2で7歳の息子・進之介を養うシングルファザーでもあり、1年前に脱サラして実家の「まるふく工務店」に入った福山玄之介に間宮祥太朗。玄之介の父で小梅をスカウトした「まるふく工務店」社長の福山蔵之介に遠藤憲一。玄之介の弟で「まるふく工務店」の設計担当をしている福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。小梅の元同僚で元恋人、まるふく工務店に転職した小梅と直接対決する久保寺彰に金子大地。“パワハラ気質”な小梅の元上司・有川拓に原田泰造といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。海を望む中古の一軒家を購入した加藤浩昌(迫田孝也)・えみり(トリンドル玲奈)夫妻の元へ打ち合わせに向かった小梅と玄之介。加藤邸の広々としたオーシャンビューのリビングはお世辞抜きで素晴らしいが事故物件だった。気づいたのは購入後で、契約時に不動産会社からは何の告知もなかったという。妻のえみりは「住めない!」の一点張りで、小梅たちの前でも文句のオンパレード。浩昌は何とかできないかと玄之介たちに泣きつくが、いくつかリノベーションプランを提案するも、えみりの怒りは収まるどころか激しさを増すばかりだった。小梅や玄之介にもキレ出すえみりに対し、玄之介は自分が一晩住んでみますと答えてしまう…というのが3話の物語。加藤邸に一泊することになった加藤邸だが、ラップ音のような音が聞こえ出し、サルの人形が落下、電気が消え暗闇になり…怯えてうずくまってしまう。だが“謎の現象”の正体は玄之介の息子・進之介(岩川晴)によるいたずらだった…。視聴者からは息子のいたずらとは知らず恐怖に震える玄之介に「しぐさ、表情、心の声 全てが可愛すぎた玄之介」「怖さよりョヮョヮな間宮くんがかわいくて悶絶」「進之介くんだったのか!可愛い仕返し」「かわいい仕返しでよかったよ」などの声が。結局加藤邸のリノベを受けることになった「まるふく工務店」。小梅は事故物件をこれからはエピソード付き物件と呼ぶよう要望。玄之介はそれを「エピ物件」と略す…この表現に「事故物件よりエピ物件のがいい感じだね」「事故物件ではなくてエピソード付き物件・エピ物件って表現する発想素敵~」などの投稿が。またパワハラ上司ぶりが話題の有川だの口からは「円卓の部下団」なるワードが飛び出し、こちらにも「すごいパワーワード出てこなかった???円卓の…部下団????」「エピ物件とか、前回の詫びリティ、誘いラテとか、毎回キャッチーなワードが飛び交ってる」など、劇中で使われるワードにも注目が集まっている模様だ。【第4話あらすじ】「まるふく工務店」に外壁の塗装と瓦屋根の補修を依頼していた小山田真理(渡辺真起子)が、突然キャンセルを申し出る。小梅と玄之介が話を聞くと、真理は風水に精通した義理の姉・保科千恵子(浅野ゆう子)に、家相が悪いことを指摘されたという。風水優先の内装リフォームへとプラン変更を求められた小梅たちは頭を抱えるが、真理の心中を察しある提案をする…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月02日「魔法のリノベ」の第2話が7月25日にオンエア。間宮祥太朗演じるの「ワビリティ!」に絶賛の声が集まるとともに、「梅玄コンビ尊すぎます」など波瑠演じる小梅と玄之介のコンビぶりにも温かい声援が送られている。大手リフォーム会社のエース営業から家族経営の工務店に転職してきた主人公と、そこの長男で営業成績0点のバツ2シングルファザーがバディを組み、住宅リノベ提案で依頼人すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決していくお仕事ドラマとなる本作。「グローバルステラDホーム」でトップクラスの成績で営業のエースだったが、後輩に二股をかけられ退職に追い込まれ「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅に波瑠さん。約1年前に脱サラし家業の「まるふく」で営業職として働き始めるもいまだ成約ゼロ、現在バツ2で7歳の息子・進之介を養うシングルファザーでもある福山玄之介に間宮祥太朗。玄之介の父で「まるふく工務店」社長、小梅をまるふくに引き入れた福山蔵之介に遠藤憲一。「まるふく工務店」設計担当で福山家三男の福山竜之介には吉野北人(THE RAMPAGE)。小梅の元同僚にして元恋人でもある久保寺彰に金子大地。小梅の元上司の有川拓に原田泰造といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小梅と玄之介は寝室のリノベーションを考えている河内千聖(水野美紀)・享明(野間口徹)夫妻との打ち合わせに向かう。子供がいない河内夫妻は使っていない3畳の洋室とつなげ寝室を広くし、くつろげるプライベート空間にしたいという相談で、玄之介に営業の手本を見せると意気込む小梅だったが、またしても元カレの久保寺と顔を合わせることになりズタボロに。さらに“完璧に勝ちたい”と思うあまり、千聖からこっそり伝えられた“別寝”の希望について久保寺に漏洩してしまう。久保寺から“別寝”プランについて聞かされた享明は激怒するが、玄之介が前職で“詫びの玄”と呼ばれたほどの謝罪力を発揮し事なきを得る。さらに享明も“別寝”を望んでいることが判明して…というのが2話のおはなし。契約を取り屋台で乾杯する小梅と玄之介。そこで小梅から「アビリティ、詫び」と言われた玄之介は、小梅のポーズを真似ながら「ワビリティ!」と口に。それに対し笑いながら思わず「ダサい…」と言ってしまう小梅…。このシーンに「ワビリティな二人が可愛いし会話聞いてるだけで心地よくて…」「最強アビリティ ワビリティおもしろすぎました」などの反応とともに、セリフがアドリブだと知った視聴者からは「ワビリティが台本にない!!アドリブ!?天才ですか??」「アドリブで「ワビリティ」産み出す卓越した語彙力」「間宮くん相変わらずのアドリブ力、流石です」といった声も。「小梅さん優秀なようで弱かったりして2人で補いあってていいコンビ」「これぞ持ちつ持たれつだし、2人のやり取りは見ててとても柔らかくてあたたかい気持ちになる」「梅玄コンビ尊すぎます…!!間宮くんも波瑠ちゃんもめちゃめちゃ良い!!良すぎる!!!」など、前回より息が合ってきた小梅と玄之介のコンビぶりにも温かい声援が送られている。【第3話あらすじ】海を望む中古の一軒家を購入した加藤浩昌(迫田孝也)・えみり(トリンドル玲奈)夫妻の元へ打ち合わせに向かった小梅と玄之介。とにかく家を褒めるよう小梅から課題を与えられた玄之介だったが、よく見ると床の一部が修繕されていた。浩昌によると事故物件だと気づいたのは購入後で、契約時に不動産会社からは何の告知もなかったという。「住めない!」というえみりに困り果てた浩昌は玄之介たちに泣きつく…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月26日波瑠主演、間宮祥太朗共演の「魔法のリノベ」が7月18日放送開始。小梅と玄之介のバディぶりに「やり取りのテンポがいい」「最高のタッグ」といった声が上がる一方、原田泰造演じる有川には「怖さがすごい」など恐怖を感じる視聴者からの声も上がっている。本作は星崎真紀の同名漫画を原作に、劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を手がけ、“住宅リノベーション”をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という魔物を、主人公たちが五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という魔法で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。キャストは「グローバルステラDホーム」から「まるふく工務店」に転職してきた営業担当で、玄之介の教育係でバディを組み、まるふくをリノベすることになる真行寺小梅に波瑠さん。約1年前、脱サラして家業の「まるふく」に入り営業職として働き始めるもいまだ成約はゼロ。現在バツ2で7歳の息子・進之介を養うシングルファザーでもある福山玄之介に間宮さん。「まるふく工務店」社長で玄之介の父・福山蔵之介に遠藤憲一。「まるふく工務店」の設計担当で福山家三男の福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。小梅の元同僚であり元恋人の久保寺彰に金子大地。小梅の元上司・有川拓に原田泰造といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では玄之介の目の前で鮮やかに契約を奪った小梅が、蔵之介の趣味のつながりから助っ人として「まるふく工務店」に転職してくる。小梅が玄之介の教育係を兼ねる形でバディを組むことになり、2人は早速リノベーションの見積もり依頼があった家へ。そこは西崎万智(中山美穂)・和則(寺脇康文)夫妻が暮らす築60年の一軒家。和則は昔ながらの間取りや縁側など古いものを一掃し、広々としたリビングと和モダンのキッチンを作りたいと考えていた。玄之介は家主である和則がリノベーションに意欲的なことから、早くも成約への手応えを感じるが、一小梅は玄之介の営業を酷評する…というストーリーが展開。「玄之介と小梅の絡み面白すぎました!!最高のタッグ!!」「小梅さんと玄之介さんのやり取りのテンポがいいし、工務店の人達のわちゃわちゃと緩さも最高」「小梅と玄之介のやり取りに思わず笑ってしまって、楽しかった!!来週が待ち遠しいな」など、1話を見た視聴者からは、波留さん演じる小梅と間宮さん演じる玄之介のバディぶりに好反応が続出。一方、原田さん演じる有川には「今のところ原田泰造の怖さがすごい…」「原田泰造、上手いなぁ~怖いなぁ~パワハラ上司」などの声が。また小梅に契約を奪われた玄之介が、その夜見た“RPGゲーム風”の夢にも「なんや!ドラクエかいな?いや、勇者ヨシヒコかいな??(笑)」「玄之介さんの夢の中が面白すぎて、、ずっとツボです」といった反応も寄せられている。【第2話あらすじ】互いに傷をさらけ出したことで一気に距離を縮めた小梅と玄之介。寝室のリノベーションを考えている河内千聖(水野美紀)・享明(野間口徹)夫妻との打ち合わせで、手本を見せると意気込む小梅だが、またしても久保寺が競合相手として現れ、小梅は元カレの挑発に心をかき乱される…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月19日ヨルシカの新曲「チノカテ」が、2022年8月29日(月)に配信リリース。波瑠&間宮祥太朗出演ドラマ『魔法のリノベ』の主題歌となる。ヨルシカの新曲「チノカテ」ドラマ主題歌にn-buna(ナブナ)が生み出す楽曲の文学的な世界観と、suis(スイ)の透明感あふれる歌声で、人気を集めているヨルシカ。2022年は、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の主題歌「左右盲」や、グリム童話『ブレーメンの音楽隊』着想の新曲「ブレーメン」などで話題を集めている。そんなヨルシカが、ドラマ『魔法のリノベ』の主題歌を担当。新曲「チノカテ」は、生活の中でふと花瓶の花が散ったことに気が付くような情景をイメージした楽曲となっており、アンドレ・ジッドの『地の糧』を歌詞のモチーフにしている。なお、ジャケットビジュアルはこれまでの文学オマージュ作品と同様に加藤隆が手掛けた。波瑠&間宮祥太朗出演ドラマ『魔法のリノベ』『魔法のリノベ』は、主演に波瑠、共演に間宮祥太朗を迎えたお仕事ドラマ。大手リフォーム会社のエースでありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してくる主人公と、「まるふく工務店」の長男で、営業成績0点のバツ2シングルファザーがバディを組み、住宅リノベーションという“魔法”で、依頼人の悩みや問題を解決する姿を描く。<n-buna(ヨルシカ) コメント全文>ヨルシカはコンセプトありきの作品を中心とした活動をしていることもあって、大変扱い辛いアーティストだと思うのですが、そこへの理解のうえで「好きに作ってみてください」とオファーをいただけたのがとても嬉しいことでした。生活の中でふと花瓶の花が散ったことに気付くような曲を書きました。ヨルシカとリノベーションドラマ、二つが付かず離れずの距離で寄り添って呼応するような、そんな作品になることを願っています。【詳細】ヨルシカ 新曲「チノカテ」配信日:2022年8月29日(月)※ドラマ『魔法のリノベ』主題歌。■月10ドラマ『魔法のリノベ』放送日時:2022年7月18日(月)~ 毎週月曜22:00~22:54放送局:カンテレ・フジテレビ系出演者:波瑠、間宮祥太朗、金子大地、吉野北人(THE RAMPAGE)、SUMIRE、YOU、近藤芳正、原田泰造、遠藤憲一
2022年07月08日この夏のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマは、波瑠主演、共演に間宮祥太朗を迎えた「魔法のリノベ」を放送する。本作は、“住宅リノベーション”をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という魔物に立ち向かう主人公たちが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という魔法で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。原作は星崎真紀の同名漫画、脚本は劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が手掛ける。波瑠さんが演じるのは、大手リフォーム会社のエースだったが、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅。特殊な能力や個性的な性格を持つヒロインではなく、真面目に仕事に取りくみながらも、食べることも、寝ることも、趣味の山歩きも、友人と愚痴を言い合う時間も好きという役どころ。そんな小梅とタッグを組むのが、間宮さん演じる脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始める福山玄之介。人の良さから来る押しの弱さで成約はゼロ、女性にも振り回されがちで、現在バツ2で7歳の息子を持つシングルファザー。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」、「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」に続き、3回目の共演となる2人は、「間宮さんは、派手でやんちゃなイメージを勝手に持っていたのですが、以前ドラマでご一緒した際、とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方で、ものすごく頼りにしています」(波瑠さん)、「波瑠さんとは以前に共演させていただいて、お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在。すごくしっかりしていて、ストイックに自分を追い込んでいく役者さんだなと思います。きっと興味がそんなにないだろう僕の話も話題を広げてくれますし、話しやすくてとても信頼しています」(間宮さん)とコメント。また、波瑠さんは「リノベーションという魔法をかければ、お客様が淡く抱いた夢を叶えるお手伝いができるという点でも、ものすごく希望溢れる作品になる気がしています。毎回ゲストの方と本当のお客様に向き合うつもりでコミュニケーション取りながら、小梅を演じていけたらなと思います」と意気込み、間宮さんは「僕が演じる玄之介は、沢山の困難に、打たれても打たれても完全には折れない“強さ”があります。ただ、その核となるものに逃げずに向き合えているかというとそうでもなく…そういった未熟な部分が、波瑠さん演じる小梅との出会いでどう変化していくのか。お互いに足りないものを補い合う、絶妙な営業バディ感を見せていけたら」と話している。元エースと成績0点という凸凹営業コンビでありながら、自分自身の人生にリノベが必要なこじらせコンビが繰り広げる、夫婦漫才のような会話劇に注目だ。「魔法のリノベ」は7月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月25日築古マンションを営む大家さんにとって「コツコツとリノベしながら経営し続けるか」「新築に建て替えるか」は悩ましい選択でしょう。東京・世田谷で大家をしているアサクラさんは、かつて建て替えを断念してリノベーションを選んだ経験があります。新築で想定される賃料と現在の賃料を比較し、「建て替えなくてよかった」と実感した体験談を話してもらいました。■ 建て替えると1億円ちかい費用がかかる私事で恐縮ですが、2020年はマンション経営を引き継いで6年目となる年であり、マンションが築52年目を迎える年でもあります。実を言いますと、マンションを引き継いだ当初、築45年を過ぎたマンションを取り壊し、新築しようと考えた時期もありました。もし新築を選んでいたとしたら、ちょうど2020年に新しいマンションが完成する予定でした。新築プランを検討し、当時住んでいた住人のみなさんに退去いただき、古いマンションを取り壊し、新しいマンションを建てる工期も含むと、それくらいの年月がかかるものなのです。予算規模もかなりの高額で、ざっくり9,000万円はかかるという見積もりでした。解体費や退去に伴う支払い金額なども含めると、1億円に届かんばかり。「そんな大金をかけて借金して、建て直しなんてする必要ないです」と税理士さんからきっぱりと言われ、新築をあきらめました。当時の資料を引っ張り出し、あらためて新築した場合に想定される賃料とリノベーション後の賃貸をくらべてみます。■ 建て替えならリノベ前の家賃から約3万アップの試算もともとうちのマンションは一室あたりの広さは約30平米。僕が引き継いだ当時、家賃はかなり下がっていました。部屋によってバラつきはありますが、大体9万円前後。リノベーション前の室内水まわりも古くインテリアもいまひとつとあって、空室が埋まらず苦労していました。リノベーション前の室内当時は「こんな古ぼけたマンションじゃ人も入らないな」と思い込んでいたので、建て替えなければダメかなと思ってしまったわけです。実際、不動産屋さんに出してもらった「新築後に想定される賃料」はグンと高くなりました。新築時の一室あたりの面積はほぼ同じ広さを想定しているので、一室あたり「約3万円アップ」する試算でした。■ 建て替えるとトータルの賃料が下がる?でも、3万円という差額には裏もありました。うちのマンションが建っている地域は「第1種低層住居専用地域」。半世紀前のルールでは3階建てが建てられたのですが、現在の法制度では2階建てしか建てられないのです。これでは建て替え後の部屋数は、これまでの3分の2に減ってしまいます。いくら一室あたりの家賃が上がっても、トータルではやや減ってしまう計算なのです。1億円近い借金を背負ってこれでは割が合わないということで、建て替えはあきらめました。結局、空室が出るたびにリノベーションしていく道を選び、5年経った現在では半分以上の部屋が新しくなりました。リノベーション後の室内幸い、新しい部屋のマンションの賃料は、僕が引き継いだ頃の賃料とくらべてグンと上がりました。■ リノベーション後の賃料は新築時の想定賃料とほぼ同じリノベーション後の部屋の賃料をごらんください。部屋によってバラつきがありますが、11万円半ば~12万円の家賃をいただくことができています。もう一度、建て替えた場合の想定賃料をごらんください。両者をくらべると、ほぼ同じ金額と言っていいでしょう。これには僕も驚きました。部屋数も含めて考えると、建て替えた場合の約1.5倍の賃料収入となる計算。築古マンションはメンテナンス費用がかさみますし、この先あと何年もつかもさだかではありませんが、それでも多額の借金を背負う新築のプレッシャーにくらべれば、はるかにマシ。うちのケースについていえば「建て替えなくてよかった」と心の底から思います。もちろん、敷地の条件によっては、今までよりも大きな建物を建てられるケースもあるでしょうし、建て替えを選んだほうがいい場合もあることは言うまでもありません。あくまで、ひとつの例としてお考えいただければと思います。リノベーション後の室内ひとつだけ胸を張って言えることは、うちのような築古マンションでも、しっかりとリノベーションすれば、新築と渡り合えるくらいの賃料がもらえるということ。「古いマンションなんて建て替えないとダメだよな」と思っている大家さんは、リノベーションという選択肢についてあらためて考えてみることをおすすめします。
2020年03月25日平屋ならではの一体感に魅せられてこの鎌倉のお宅は、濵さんにとって3軒目の平屋の住まいなのだそう。1軒目が横浜市内の平屋、2軒目が鎌倉の賃貸の平屋、そしてここが3軒目。「すべてを見渡せるのが平屋の魅力です」約築60年の建物のリノベーションは建築家の宮田一彦さんにお願いした。「鎌倉の物件を探していた時にグーグルマップ上に『宮田一彦アトリエ』という案内が出てきたんです。検索するととても素敵なリノベーションを手掛けてらしたのですぐに連絡致しました。この物件の下見にも一緒に行っていただきました」約築60年の家は10cmほど傾いていたそうだがジャッキアップして直し、土台の下にコンクリートを流し込んで床下全体に土間を打ち、断熱材をしっかり入れた。底冷えのない暖かく過ごせる家にしてもらったのだそう。そして、以前のオーナーがリフォームでアルミサッシに替えたほとんどの窓を、木枠のものに交換。「6連の木枠の窓がオークションに出ていたのを見つけてリビングの窓を交換することができました。障子は新しく作っていただきました。建具も大部分をネットで見つけてます。トイレのドアは、もともとあった建具を移動して使いました」「キッチンの白いタイルは、宮田さんに昭和っぽくなりすぎるかもと心配されたのですが、おばあちゃんちのような台所を目指していたので狙い通りに仕上がりました(笑)」ひとつひとつの道具が美しい。ステンレスの天板によく似合う。リンゴ箱を重ねた棚の上に鍋敷きや鍋つかみなどを並べて。ガスコンロは壊れたらいつでも替えられるように独立型を選択。明るく眺めのいいキッチン。濵さんのお宅は目の前に一面の緑が広がり、周囲からの視線はまったく気にならない。キッチンの棚の下段はリンゴ箱にキャスターをDIYでつけた。引き出しにはプラスティックのケースも。「プラスティックは素材的に最初はどうかなと思ったのですが、使ってみるとそれほど違和感ありませんでした。左側のはFOUND MUJIで、右の棚の収納に使っているのは近くのケーキ屋さんが移転するときにいただきました」。真ん中のコールマンのクーラーボックスの中にはぬか床が!イメージは"おばあちゃんちの台所”キッチンは壁で少し囲って天井を下げ、独立した小部屋のようにした。「白い飾り気のないタイルを選んで、”おばあちゃんちの台所”を目指しました」最近はキッチンの天板とガスレンジが一体になっているものが多いが、あえて独立型を選択。”壊れても簡単に交換できる”を最優先にしたそう。「キッチンに棚を作っていただこうかとも思ったのですが、住みながら少しづつ変えていくのもいいかなと思い、リンゴ箱やワインの箱にキャスターをつけて引き出しを作って楽しんでいます」「天井ははがして状態を見てから、ラワン合板を貼ることに決めました。耐震補強のため、新しい柱や壁も追加しています」。テーブルの上のライトはイサムノグチ。正面奥が子ども部屋。本棚はリンゴ箱。「足りなくなったら同じサイズのものをいつでもネットで買い足せます」。上のロフトには漫画コーナーも。ミシンを載せたテーブルの下の柳行李には、趣味の裁縫に使う布地がぎっしり入ってるのだそう。「柳行李の収納力の高さには驚かされます」緑豊かな抜群の環境以前のオーナーが増築した部分も同時にリノベーションした。寝室や洗面バスルームは主に増築部分を使っている。洗濯物を乾かすためのドライルームも作った。「鎌倉は湿気が多いのと、僕らが共働きということもあって、洗濯物を干しながら乾かせる場所を造りたかったんです」濵さんの住まいは、道路から外階段を20段ほど上がった場所にある。緑たっぷりの庭と、庭の横の斜面も敷地の一部なのだそう。「手入れを怠るとどんどんジャングル化します(笑)。テラスにイスを出して外にいる時間が増えました。今まではアウトドア派ではなかったのですが、俄然興味が出てきました」洗面所は天窓をつけたので気持ちのいい明るさ。建具はネットオークションで。「鎌倉彫の手鏡は祖母が彫ったものです」庭で使うためのアウトドア用チェアがドラム缶の中に入っている。子ども用の小さな下駄箱がかわいい。寝室とウォークインクローゼットを仕切っているカーテンは、なんと布オムツをはいで作ったのだそう。透け感が美しい!外壁は杉無垢板の押縁仕上げと漆喰左官仕上げに。「吉村順三建築をイメージしました」。屋根はガルバリウム鋼板で葺き替えた。濵 邸設計宮田一彦(宮田一彦アトリエ)所在地神奈川県鎌倉市構造木造規模地上1階
2019年10月30日賃貸では、穴を開けるのにも躊躇する壁。こんな風に、棚のあるお部屋なら、自分の好きなもので自在に彩ることができます。福岡のリノベーション物件の中から、「魅せる棚」があるおしゃれな部屋をまとめました。 【井尻】有孔ボードで自由に楽しむ(1K/25.76㎡/4.7万円) 8.4畳とちょっと広めの1K。壁には、可動棚と有孔ボードがつけられています。 洗面台の周りにドレッサースペース。ちょっとワクワクしますね! 有孔ボードは自分でフックを足したりしても楽しめます。好きなものを全部、ここにまとめたい。 この部屋の詳細を見る【高宮】青い棚に、無垢の床(1LDK/51.51㎡/8.8万円)リノベで誕生した、16畳のLDKは贅沢に無垢フローリング。ネイビーの棚つきの壁がすごく映えますね。 こちら。自分だったら何を飾ろうか、考えてしまいます。本もいいけど、素敵な器とかも良さそう。 キッチンもこのおしゃれさですよ! この部屋の詳細を見る【東比恵】ガレージ感のあるWICつきLDK(1LDK/71.82㎡/9.25万円) 70㎡超えの贅沢な1LDK。天井も高く、どことなくガレージ感のある開放的な部屋です。 窓側から振り返ったところ。レンガ柄の壁紙、遊び心があります。 LDKの奥にはこんな広々のウォークインクローゼットがあるんです。ブティックみたいな収納が楽しめます。 LDK側の「魅せる棚」はこちら。棚板の位置は自由に動かせますよ。 この部屋の詳細を見る【西鉄久留米】セルフリノベOKの夢の城(1LDK/66.42㎡/6.4万円) 部屋に入った瞬間、「これは違うぞ」と存在感を放つ、66㎡。しかも、セルフリノベOKのお部屋です。 このシンプルさがたまらないキッチン。 洋室には壁一面の棚があります。書斎として使っても良さそうだ。 そして窓を開ければ、ウッドデッキ付きの専用庭が!!あーたまらないなー。 この部屋の詳細を見る【西鉄平尾】明るいロフト付き(ワンルーム/28.12㎡/6.8万円) 最後は、天井の高いロフト付きワンルーム。 こちらの壁。こういう、ながーいテーブルって、何にでも使えてすごく重宝します。上に棚がついているのもいい。 キッチン前にはカウンターテーブル。ロフトは布団を敷いて寝室に使って、家具を買う必要がほとんどなさそうな、よく考えられた部屋です。 この部屋の詳細を見る※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。 福岡のお部屋まとめをもっと見る 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年07月16日自宅をフルリノベした人気ブロガー・ちきりんさんのリノベ体験談やリノベーションについての考え方などを4回にわたってお届けしています。最終回である第4回目のテーマは「常識に縛られずにつくりあげた、5つのお気に入りポイント」です。ここまで読んできてくださった方は、その内容が “ヘリンボーン張りの無垢床” や “ブラックフレームの室内窓” でないことはきっとお分かりですね。ちきりん流のこだわり&お気に入りスペースを写真付きで見ていきましょう!■ 1.マルチに活躍するエントランスホール取材当日、玄関に一歩足を踏み入れると広がっていたのは、アジアンリゾートを思わせる開放的な玄関。大人4人が立ち話をしてもなお余裕のある広さで、それは、最近よくある “土間のある玄関” ともちょっと違う。玄関や土間より “エントランスホール” と呼ぶのがふさわしいかもしれません。なぜなら、用途が玄関や土間にとどまらないから。自宅を事務所としても使うちきりんさんは、この空間に机と椅子を持ってきて打ち合わせスペースにすることもあるそう。そして個性的な壁紙の奥には、旅行グッズや外出着など、普段家の中では使わないものすべてが収納されています。だから、海外旅行に行く時のパッキングや、外出する前に着替えをするスペースとしても活躍。宅配された荷物を開封したり、DIYもできちゃうマルチなスペースなのです。■ 2.扉のないトイレ親族がよくぎっくり腰になるんだと笑って教えてくれたちきりんさんは、ぎっくり腰や将来的に介護状態になった時、トイレは広い方が便利だと熱弁。また、ベッドから近いことも大切です。体が不自由になったとしても、なるべく長く、ひとりでトイレに行けるように考えてとのこと。外国では扉なしのトイレは珍しくないそうですが、日本ではリノベーションでもしない限り手に入りません。健康な今はまったく気にも留めませんが、家は長く住んでいると、自分も家族もどんどん年を取ります。10年後、20年後、さらにその先を考えた間取りを今検討して、今採用することは、なかなか難しいかもしれません。でも、長く付き合う家だからこそ、先の、そのまた先の暮らしまで想像を及ばせて考えることは大事だなと思いました。■ 3.収納付きパウダールーム扉なしトイレと同じ空間に水まわりが集結した大空間。どれくらい広いかというと、エントランスホールと水まわりで約60㎡の家の半分を占める、というと想像がつくでしょうか。この空間にはワイドな洗面台とバスルーム、洗濯機置き場や室内物干しがあって、一見 “ザ・水まわり”。洗面台は 着け置き用のオケが置ける(駄洒落じゃなくて!)のが必須条件で、奮発して購入したものだし、浴室には念願のガス温水式サウナもあるし、こだわり満載の水まわりです。ところが、ちきりんさんにかかればただの水まわりにとどまらず。洗面台の奥にはメイク用品が収納されていて、脚立にもなる椅子に座れるメイクルームでもあるし、パジャマや部屋着を収納するオープンクローゼットもありました。ここで気付きます。掃除が苦手と自称するちきりんさんの家が暮らしやすいのは、適材適所に収納があるからだ、と。室内で使わないものはエントランスホールに収納して室内に持ち込まない、お風呂から出た後に着るパジャマや朝起きて身支度ついでに着替える室内着の収納は脱衣所、洋服は乾燥機や浴室で乾かすからクローゼットは水まわりに配置、など合理的な収納計画がされていました。■ 4.コーナーごとに景色が変わるワンルームエントランスホールと水まわりで家の半分の面積を占めるちきりん邸。残り半分はというと、生活&仕事スペースであるワンルームの空間です。キッチン、リビング、寝室、ワークスペースを兼ねていますが、仕切りも扉も一切ありません。それぞれのコーナーから見える室内の景色は異なり、どこからでもお気に入りの空間を眺められます。眺めるといえば……ちきりんさんは大のテレビ好き。なので、どこにいてもテレビが見えるように、とリクエストしたそう。これが叶ったのもワンルームだからこそ。そして、ちきりん邸に設置された扉はわずか2つ。それは移動のしやすさや開放感にもつながっていますが、空調管理という面でもメリットが。エアコン一台で家中どこにいても一定の室温を保てて、とても快適なのだそう。お風呂上がりの脱衣所が寒い、なんていうあるあるとも、ちきりん邸では無縁です。■ 5.キッチンのガスコンロが1口ちきりん邸には「えっ!」と驚くポイントがたくさんありましたが、そのなかでもキッチンは他で見ることのない佇まいでした。なぜならガスコンロが1口!しかもキッチン自体が狭いから仕方なく1口、ではなく、作業台もカップボードもとっても広くて大きいなかで1口ガスコンロが控えめにちょこんと備わっているのです。魚焼きグリルもない一口ガスコンロを採用したのは、「自分はガスコンロを使わない」と分かっていたから。でも決して料理をしないわけではありません。ちきりんさんは調理家電が大好き。レンジ、コンベクションオーブン、無水自動調理鍋などをフル活用しているので、コンロは炒め物にしか使わないと分かっていました。利用頻度の低いコンロにスペースを割くよりも、広い作業台があったほうがいいと思っての選択です。ちなみに、それらの調理家電はキッチン背面の造り付けカップボードに見事に美しく収納されていました。調理家電のサイズに合わせ、配線も隠し、さらには同時に使ってもブレーカーが落ちないようにコンセントの配線を細かく分けました。これも “暮らしやすさ” を叶えるための、リノベならではの工事ですね。■ やり直せるならココを変えたい! 小さな失敗談よく考えて設計された合理的な間取り、そして予算内でメリハリをつけてこだわりを実現した内装のちきりん邸。とっても暮らしやすく快適だとお話しいただきましたが、小さな失敗はあったそう。それは、照明です。ワンルームの各コーナーに埋め込んだダウンライト。これが思いがけずまぶしかったのです。まぶしいのが苦手なちきりんさんは、もちろん照明にも配慮していました。それでも、ある程度の段階に工事が進むまで、そのまぶしさに気付けなかったと言います。でも、これは誰のせいでもない、とも。変更が間に合う段階で幸いにも気付けたので、間接照明になるダウンライトを追加してもらえて事なきを得たそうです。ショールームで一目ぼれしたというトイレ用アームレストも「いらなかったね!」とスッパリ。煌びやかなショールームは物欲をとことん掻き立ててきます。どうぞその熱烈ラブコールに惑わされませんように。さて、自宅をリノベーションしたちきりんさんの体験談やリノベーションの考え方を、4回にわたってお届けしてきました。リノベーション検討中の方はきっと、リノベ会社選びの視点や予算の考え方を見直し、希望プランや理想の暮らしを一考するきっかけになったのではと思います。リノベの価値は暮らしやすさの創造。雑誌でよく見る憧れの間取りやオシャレな内装をマネっこする前に、家族の生活動線や日常的にストレスに感じていることを洗い出しましょう。そして、暮らしやすい家とはどんな家なのか、自分たちにとってリノベの価値は何なのかをたくさん話し合い、リノベーションを楽しみながら理想の家をつくり上げてくださいね。もっとちきりん流のリノベ論に触れたい方は、ぜひ本を手に取って読んでみてください。さあ、最後の締めもちきりんさんの決まり文句で。そんじゃーね!■ちきりん関西出身。大学卒業後、金融機関に就職。アメリカの大学院留学を経て、外資系企業に転職し、在職中にブログを書きはじめる。退職後、2011年からは文筆家として活躍。『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。「Chikirinの日記」は月間ユーザー30万人を超える人気ブログ。徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと完全に「顧客目線」ですべてを解説。リノベーション&リフォーム入門の決定版!
2019年05月21日社会派人気ブロガーのちきりんさんが、ご自宅をリノベーションして得られた多くの学びを「これからリノベする人」にも共有したい!と考えて書かれた『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと 』(ダイヤモンド社)を出版したと聞きつけ、一番乗りで取材へ。自宅をフルリノベした人気ブロガー・ちきりんさんのリノベ体験談やリノベーションの考え方などを4回にわたってお届けしています。第3回目のテーマは「リノベの予算」です。プランニング中に何度も顔を出しては施主を悩ませる “予算調整”。でも、ちきりん流で論理的に考えるとスッキリ解決しちゃうかも。■ 「予算いくら?」という質問の真意freeangle / PIXTA(ピクスタ)個別相談に行くと必ず聞かれる「予算はいくら?」という質問。いやいや、いくらくらいでリノベができるかこっちが聞きたいくらいだよ、という人も多いでしょう。それでも聞かれる予算。なぜリノベ会社はそこまで予算を聞いてくるのでしょうか。それは、予算によって見せる世界が変わってくるから。例えば、予算2000万円なら間取りを大胆に変更し、ふんだんに自然素材を使い、豪華なキッチンやバスルームを備えるプランも提案できます。でも、予算500万円の人にその煌びやかな世界を見せても無意味です。もちろん逆も然り。だとしても、無垢フローリングにするといくらかかるか、オーダーキッチンはいくらで作れるかを知らないのに予算なんて組めないよ、と思うかもしれません。ところが、リノベ会社にとってもこの段階でそれを明示するのはとても難しいのです。というのも、ひとことでユニットバス、もしくはオーダーキッチンといっても、ピンからキリまで大きな価格差があるからです。リノベ費用の多くは設備の材料費よりも人件費です。fujiyaman / PIXTA(ピクスタ)例えば床材。ヘリンボーン貼りはとてもおしゃれですが、貼るのに時間がかかる上、無駄になる端材も発生するため面積以上の床材が必要。だから「床を無垢にするといくらかかりますか?」と聞かれても、リノベ会社も明確に答えられないのです。そうなると、予算は自分で決めるありません。ではその予算はどうやって決めたらいいのでしょうか。■ 「月いくら払えるか」から予算を考えるYNS / PIXTA(ピクスタ)貯金がいくらあるから、ローンがここまで組めるから、だから予算はこれだ! と決める人、または施工事例を見てだいたいの予算感をつかむ人もいるでしょう。でも、もっと論理的に予算を決める方法があります。それは、「リノベ後の家に、月いくらの家賃を余分に払えるか考えること」です。ちきりんさんはまず、リノベをした後、何年ここに住むだろうと考えました。その答えは「できれば20年は住みたい」。次に考えたのが「今の部屋と新しくなった部屋、もしどちらも賃貸だったら、何万円、家賃が高くても新しい部屋に住みたいか」そういう流れでちきりんさんは予算を考えたそうです。cba / PIXTA(ピクスタ)ちきりんさんの答えは「お風呂もキッチンも新しくなる。動線も完璧。二重窓で断熱性も高くなる。これなら家賃でプラス月3万円は払う」。次に考えたのが「フリーランスなので、仕事の打ち合わせやネット会議ができるスペースを整えたい。そのために月いくら払うか?」その答えは「月2万円ならオフィス分として払える」。つまり「圧倒的に暮らしやすくなる家に月3万円、オフィスとして使うための費用として月2万円、合計5万円が、自分として納得できる額」というのが、ちきりんさんの答えだったのです。そして、この額×住むであろう期間をかけた額が、ちきりんさんのリノベ予算となりました。ちきりんさんは所有物件をリノベ―ションしたので予算はリノベ費用のみでしたが、物件から購入する人だって考え方は同じ。何年住んで、月々いくら払ってもいいと思える部屋になるのか。一度、そこから考えてみてはいかがでしょう。■ 優先すべきは何? 予算配分の考え方ABC / PIXTA(ピクスタ)今回ちきりんさんにお話を聞いて大きく頷いたポイントのひとつはココ。予算を決めたら、その次に考えるべきは優先順位です。ちきりんさんの優先順位トップは「暮らしやすさ」。おしゃれな内装よりも基本性能が大切、という考えでした。なので、ちきりんさんはスケルトンリノベという貴重な機会にしかできない断熱や間取り変更などの工事に優先的に予算を投下。そして、余った予算内で設備をチョイスし、内装を楽しみました。予算と優先順位を決めれば、ブレない。「150万円の浴室は無理だな」「オーダーキッチンはやめよう」といった判断がスパッとできるようになります。もちろん、寒くてもいいからおしゃれな家に住みたいんだ!という人もいるでしょうし、それはそれでいいんです。リノベーションで何をしたいのか、どんな暮らしを実現したいのか、よく考えて優先順位の上から予算を配分していきましょう。■ それでも迫られる予算調整はどう切り抜ける?予算と優先順位をしっかり決めても、細かい予算調整には何度も頭をかかえることになるでしょう。そんな時は、自分のこだわりのない部分はどこなのかを考え、そこの予算をどんどん削りましょう。bee / PIXTA(ピクスタ)例えば、日本製のトイレはどこも素晴らしい。だからちきりんさんは「どのメーカーのどの品番でもいい、一番安く仕入れられるものを」とリクエストしたそうです。また自然素材にもこだわらず、むしろメンテナンスのしやすさを重視して、無垢フローリングではなく手入れが簡単な突き板フローリング、珪藻土ではなく塗り壁風に見えるクロスを採用。そのおかげで、玄関ホールの輸入壁紙やリビングの壁に貼ったタイルなどに費用を充てることができ、こだわりある内装もしっかり実現できました。freeangle / PIXTA(ピクスタ)内装はメリハリがつけやすいポイント。譲れる部分と譲れない部分、しっかりすみ分けて予算を配分すれば、叶わなかった内装リクエストも実現できるかもしれません。おしゃれな内装や最新設備と天秤にかけられる、予算という名の重し。どうやってその総額を決めるのか、それをどうやって配分して予算を死守するのか、リノベ予算の考え方をここではお伝えしました。これで悩ましい予算問題もスッキリ解決……するといいですね。さて、次回は最終回。ちきりんさんが作り上げた暮らしやすい理想の家のなかで、特に気に入っているポイントをご紹介します。そこかしこに常識にとらわれないオリジナリティがキラリ。さあ、次回はいよいよ魅惑的な(?)ちきりん邸に潜入です!■ちきりん関西出身。大学卒業後、金融機関に就職。アメリカの大学院留学を経て、外資系企業に転職し、在職中にブログを書きはじめる。退職後、2011年からは文筆家として活躍。『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。「Chikirinの日記」は月間ユーザー30万人を超える人気ブログ。徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと完全に「顧客目線」ですべてを解説。リノベーション&リフォーム入門の決定版!
2019年05月15日社会派人気ブロガーのちきりんさんが、ご自宅をリノベーションして得られた多くの学びを「これからリノベする人」にも共有したい!と考えて書かれた『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと 』(ダイヤモンド社)を出版したと聞きつけ、一番乗りで取材へ。人気ブロガー・ちきりんさんの自宅リノベ体験やリノベ―ションへの考え方を4回にわたってお送りしています。2回目のテーマは「リノベ会社の選び方」。そして日頃から高いマーケット感覚で物事を観察しているちきりんさんならではの、ズバッと鋭い「リノベ会社に言いたいこと」もお届けしましょう。リノベーションという共同プロジェクトのパートナー(リノベ会社)探しには、なるほど!な考え方が満載です。そして気になるちきりんさんがリノベ会社に「言いたいこと」とは?■ 希望と価値観を理解してくれるパートナー選びWorldWideStock / PIXTA(ピクスタ)個別相談の次は各社とのプランニング。自分の価値観や嗜好、そしてやりたい間取りや工事、取り入れたい設備などの詳細な希望をリノベ会社に伝えていきます。ここで驚きなのは、いくら明確に、何度も伝えても希望や価値観を理解してくれない会社もあるということ。ちきりんさんは無垢フローリングや珪藻土などの自然素材にこだわりはなく、断熱や動線などの暮らしやすさやメンテナンスのしやすさを重視。最近よくある「リノベっぽい」リノベはしたくなかったそうです。シロウ / PIXTA(ピクスタ)でも、大多数は「おしゃれな内装」を希望するわけで、「断熱をしっかりやりたい」とか「一口コンロが取り付けられるキッチンを」と熱望しても、理解や共感がされずに、思い描いたプランが出てこないことも。そういう会社はきっと “よくあるリノベパターン” に寄せてくるので、自分のオリジナリティある希望は叶いにくい。ちきりんさんはそう感じて、過去の施工事例をチェック。オリジナリティある施主の希望が形になっている事例が一定量あるリノベ会社を選びました。■ 比較すべきは見積もりやプランではないリノベ会社選びは、ファーストプランと見積もりの比較。そう思っている人が多数ですが、比較すべきはそこではないとちきりんさん。間取りや見積もりもリノベには大事な要素ですが、後からどうにでもできる部分でもあります。見積もりに関しては、各社で項目も違うし、同じ工事だとしてもどの項目に入るかも違い、比較するなんてナンセンス。hide / PIXTA(ピクスタ)もっと言うと、予算を決めるのはリノベ会社ではなく自分なのです。500万円と自分が決めれば、各社500万円でプランを作ってきますよね。そこに見積もり差(予算差)はないわけです。そんなことより大切なのは、ファーストプランや見積もり作成のためのやりとりを通して、相性がいいか、自分の理想を理解して形にしてくれるか、リノベプロジェクトの仲間になれるかどうか見極めること。そう、会社の性質や対応力は契約後に変えることはできないのです。ではその見極め方法は?■ 「普通じゃないリクエストを伝える」ことで見えてくるものちきりんさんがオススメするのは「普通じゃないリクエストも正直に伝える」ことです。bee / PIXTA(ピクスタ)ちきりんさんは、ガス温水式ミストサウナを取り付けたい、ガスコンロは1口がいい、トイレに扉を付けたくない、などを希望。そうすると、各社でその希望に対する考えや対応が大きく異なったそうです。真摯に対応し、適切な機能と価格のものを探し出して提案してくれる会社もあれば、探しも検討もせずにNOを言う会社もあります。よくあるリクエストをしても定型の答えしか返ってこないので無意味です。オリジナリティあるリクエストがあるなら躊躇なくぶつけて、その対応力を判断材料にしましょう。■ 細かいけれど実は大切なことimageteam / PIXTA(ピクスタ)地味ながらも、リノベ会社選びで大事なポイントがふたつ。ひとつ目は自宅から「事務所が近い」こと。リノベ工事中には大小問わず思いがけないトラブルが必ず起きます。その時に担当者がすぐに駆け付けられる距離感がベスト。事務所から現場まで片道2時間なんていう距離感では、担当者は気軽に現地確認に行けません。でも近ければ、忙しいスケジュールの合間にもさっと立ち寄ってすぐに対処してもらえます。工事管理をする担当者のために、そして対応スピードは出来上がる家にも影響するので自分のためにも、距離は大事です。そしてふたつ目は「コミュニケーションツールが合っているか」ということ。shimi / PIXTA(ピクスタ)スマホが普及したいま、メールや電話だけでなく、LINEで気軽に担当者とやりとりができる会社もあります。ちきりんさんは自分の価値観やこだわりある要望についてはしっかり文字にしてメールで送り、きちっと最後まで読んでくれる会社を望んでいました。でも、LINEで「この玄関の感じが好きです!」などと気軽にやりとりをしたい人もいますし、なるべく対面で話したい、という人もいます。リノベーションは、場合によっては半年ほど続くこともあるプロジェクト。自分に合わない手段で密に連絡を取るのは、意外としんどいかもしれません。■ リノベ会社に言いたいこと自宅のスケルトンリノベを経験したちきりんさんから、リノベ会社にズバッと言いたいことを3つお聞きしました。1.「ホームページに客が知りたいことを明示せよ」freeangle / PIXTA(ピクスタ)ひとつ目は「ホームページに客が知りたいことを明示せよ」です。各社のホームページを見ると、「フルオーダーもセミオーダーもどっちも対応します」や「お気軽にご相談を」というメッセージが多く似たり寄ったり。でも実際個別相談に行ってみると、リノベ会社の得意なことと自分の希望が合わなかったり予算感にズレがあったりして、「あ、すみません、お呼びでない」ということも。これではどちらにとっても時間の無駄です。リノベ会社はどうか間口を広げすぎないで。得意な分野は絶対にあるはずだから、そこにフォーカスして伝えてほしいのです。2.「客に最初に会わせるのは、ある程度スキルがある人を」kotoru / PIXTA(ピクスタ)そしてふたつ目は「客に会わせる1人目にはある程度スキルがある人を」です。個別相談に行くと1~2人の担当者が対応してくれますが、客はこの人の対応で会社を判断します。ちきりんさんは、「その受け答えで大丈夫!?」と思わず上司のような気持ちになり、指導したくなった担当者もいたとのこと。もちろんその人ひとりが会社のすべてを表しているわけではありません。でも、もったいない。だから、1人目として客に会わせるスタッフにはもっと教育を。3.「事例紹介には小さなひとつでもいいから失敗談も載せて」Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)最後は「事例紹介には小さなひとつでもいいから失敗談も載せて」です。施工事例にはいいことやお気に入りポイントはたくさん書いてありますが、「ここは後悔しました」というネガティブ情報は皆無。でもそれこそが、これからリノベをする人にとっては貴重な情報です。それはリノベ会社にとっても同じで、小さな失敗を認識して掲載し、社内で共有することで、会社の学びにもなる。次のお客様に生かすことで、満足度向上にもつながります。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)ネガティブ情報の開示に躊躇することはありません。施工事例に載っているご家族はその会社や出来上がった家に満足したからこそ載っているわけです。そのうえでの小さな後悔ポイントなんて大したことない。そんな大したことない後悔ポイントでも、これからリノベする人には大いに役立つのですから。そして、「そんな正直な会社があったら、ぜひそこに頼みたい」とちきりんさんは言います。ということで、リノベ会社選びに頭を悩ませている人は、ぜひこうした視点で改めて候補の会社と向き合ってみてくださいね。見積もりとファーストプラン、そして素敵な過去事例写真だけで判断していてはダメですよ。次回は「リノベ予算の考え方」です。ちきりん流のリノベ予算の考え方は取材メンバー一同「なるほど」の一言でした。予算組みや予算調整にお悩みの方、必読です!■ちきりん日本を代表する社会派ブロガー。関西出身。大学卒業後、金融機関に就職。アメリカの大学院留学を経て、外資系企業に転職し、在職中にブログを書きはじめる。退職後、2011年からは文筆家として活躍。『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。人気ブログ「Chikirinの日記」を運営する。徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと完全に「顧客目線」ですべてを解説。リノベーション&リフォーム入門の決定版!
2019年04月28日社会派人気ブロガーのちきりんさんが、ご自宅をリノベーションして得られた多くの学びを「これからリノベする人」にも共有したい!と考えて書かれた『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと 』(ダイヤモンド社)を出版したと聞きつけ、一番乗りで取材へ。オリジナリティあふれるご自宅で、顧客目線かつビジネス視点のリノベーションの考え方やリノベーション体験談をお聞かせいただきました。リノベ会社の選び方やリノベマネーの考え方、お気に入りポイントなどを4回にわたってご紹介していきます。まずは「これからリノベする人に伝えたい事5つ」というテーマで第1回目をスタートしていきましょう。■ 1.じっくり勉強&妄想してから個別相談へsasaki106 / PIXTA(ピクスタ)リノベーションに欠かせないのは、リノベ会社。どこに頼むかはリノベーションをスタートさせる第一歩でもありますが、その一歩を踏む前にやらなければいけないことが。それは “勉強” と “妄想” です。個別相談はリノベーションを考え始めた初期に行ってはいけないと、ちきりんさんは言います。なぜなら、この段階で個別相談に行ってしまうと、どんどん背中を押され、自分の理想の暮らしや採用したい設備などについてじっくり考えることができなくなるから、とのこと。家族の生活動線や理想の暮らし、絶対に取り入れたい設備、予算やスケジュールなどのイメージをしっかり固めてから相談した方が、具体的に、そしてスムーズに進めることができます。個別相談後は迷わずサクッと進められるよう、事前準備は入念に。■ 2.数百万円のプロジェクトを誰と行うか、という視点でリノベ会社を選ぶリノベ―ションは数百万、ときには1,000万円以上の金額が動く大きなプロジェクトです。そして、手作りであるリノベーションにはトラブルがつきもの。だから、そんな巨大プロジェクトをどの会社と、どの担当者と進めていきたいか、という視点が大事です。makaron* / PIXTA(ピクスタ)それは自分が面接官になって、リノベ会社を採用するようなイメージ。見積もりやプランも大切ですが、その良し悪しだけで決めてはダメ。それよりも、個別相談やプラン提案時に担当者とやりとりをしながら、「この人(会社)と共に思いがけないトラブルに立ち向かいながら、向こう半年のリノベプロジェクトを遂行できるだろうか」を考えてみましょう。リノベ会社の選び方については次回さらに詳しくご紹介します。■ 3.リノベ会社はプロジェクトの仲間であるお金を払う客と、それを受け取って設計・施工をするリノベ会社。これは一見「お客様とクライアント」という上下のある関係性ですが、リノベーションの場合は決してそうなりませんようご注意を。リノベーションは共同プロジェクト。「お金を払っているんだから」とか「忙しいから」と理由をつけてリノベ会社に丸投げして協力しないのは、自分の理想の家づくりから遠のく一因となります。スイマー / PIXTA(ピクスタ)例えば、近隣に迷惑をかけることがあったら、リノベ会社を責めて謝罪に行かせるよりも、住民である自分が説明や謝罪に行った方がいいに決まっています。家づくりの仲間と意識すれば、万一のトラブル時にも「お前のせいだ!」なんて怒り散らすことなく、力を合わせて解決方法を模索できるでしょう。また、リノベ会社の検討段階で、プランや見積もりを他社に見せたり、他社と比較して無理な値下げ交渉をするのもやめましょう。これから構築すべき信頼関係のベースが崩れてしまいます。■ 4.予算や希望は赤裸々に伝えるGraphs / PIXTA(ピクスタ)ちきりんさんは大のテレビ好き。だからどこにいてもテレビが見える間取りを熱望したのですが、それを伝えるのはちょっと恥ずかしかったとのこと。でも、包み隠さずに自分の嗜好を伝えたからこそ、その望みは叶い、「部屋のどこにいてもテレビを見れる」ととっても満足そうでした。ほかにも、トイレに扉を付けたくないとか、掃除が苦手なのでおしゃれさはいらないから掃除をしやすい家にしてほしい、といったこともリクエスト。freeangle / PIXTA(ピクスタ)自分の生活スタイルや性格を会ったばかりのリノベ担当者に話すのは少し恥ずかしいこともあるでしょう。でも、そこはぐっとふんばって、正直に伝達を。特に、ちきりん邸の広い玄関ホールや一口ガスコンロキッチンのような、あまり前例がない間取りや設備などを希望すると、リノベ会社も理解に苦しむシーンが出てきます。それでも、諦めない。理解してもらえるまで、伝えるのです。また、「そんな高いもの買えません」も言いにくい言葉ですが、しっかりと言うこと。あいまいに返事をしたり見栄を張った予算を伝えたりしていると、見当はずれな提案をされて、お互いに無駄な時間を消耗します。■ 5.おしゃれさよりも “暮らしやすさ” を優先anju / PIXTA(ピクスタ)「最近のリノベってお化粧みたい」そのフレーズを聞いて、妙に納得。確かに見た目がおしゃれな家はSNS映えもするし、住んでいて気持ちも上がるから、内装に贅沢なオーダーをしがちです。でも、それってお化粧部分。もっと大事なのって「基礎化粧品」じゃないですか、とちきりんさん。Graphs / PIXTA(ピクスタ)例えば、断熱。いくら素敵でおしゃれでも、冬は室温と外気温が同じで家にいても厚着必須、なんていう暮らしは悲惨です。はじめての冬を迎えてそれに気づいても、時すでに遅し。例えば、間取り。断熱もそうですが間取りはあとから変えにくい要素です。家事動線や愛用の調理家電、掃除用具、洋服の収納場所など、家の中で自分がどういう動きをしているかをとことん考え、間取りに生かしていきます。無駄な動きがなくなることは、思った以上に快適で時短にもなります。kuro3 / PIXTA(ピクスタ)リノベの本当の価値は「基礎化粧品」にあるのです。「お化粧」はお肌のベースが整ったあとで、存分に楽しんで。リノベーション中または検討中の方、これを読んで「ドキッ」としませんでしたか。今からでもきっと間に合います。リノベーションという一大プロジェクトに誰(どのリノベ会社)を採用するか、その担当者とはどうやって信頼関係を築いて仲間になるか、そして自分がリノベで実現したい理想の暮らしって本当にそれでいいのか。少し立ち止まって考えてみると、新しい選択肢や思いがけないアイデアが出てくるかもしれませんね。さて、第1回目はこれまで。第2回目はここでも少し触れましたが、「リノベ会社の選び方」について、さらに深堀りしてご紹介します。そして最後はちきりんさんの決まり文句で締めましょう。そんじゃーね!■ちきりん日本を代表する社会派ブロガー。関西出身。大学卒業後、金融機関に就職。アメリカの大学院留学を経て、外資系企業に転職し、在職中にブログを書きはじめる。退職後、2011年からは文筆家として活躍。『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。人気ブログ「Chikirinの日記」を運営する。徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと完全に「顧客目線」ですべてを解説。リノベーション&リフォーム入門の決定版!
2019年04月26日皆さんは長野県の下諏訪町ってご存知ですか?諏訪湖のほとりに広がる風光明媚な町なんです。下諏訪といえば温泉や7年に一度行われる諏訪大社の御柱祭が有名ですが、あの岡本太郎が絶賛した万治の石仏も一見の価値ありだったりします。そんな町で古材を使ったリノベーション体験ツアーがあるという情報が編集部へ飛び込んできました。古材もリノベも大好物な編集部。これ幸いとばかりに、真冬の下諏訪町でリノベ作業を体験してきましたよ。今回はリノベ体験レポートと下諏訪町の情報をお届けします。■ KEYWORD1.「街」 おしゃれスポットも点在する歴史ある街諏訪といえば諏訪湖。温泉や釣り、御神渡りなどで有名。夏も冬も楽しめるレジャースポット下諏訪町は諏訪湖の北側に広がる人口2万人あまりの町。古くから甲州街道と中山道が交わる下諏訪宿として栄えた宿場町なんです。味わい深い建物もあちらこちらに残っていますし、下諏訪温泉の共同浴場が街中にいくつもあって、なんと230円で誰でも入浴できる。そんな温泉でひと風呂浴びて、宿場町の面影を色濃く残す町並みを歩けば、下諏訪という町の懐の深さに魅せられているかもしれませんよ。中山道の下諏訪宿。今でも昔の面影が残っています町の商店街にはこんなレトロな雰囲気の小間物店が。何周か回ってオシャレ!■ KEYWORD2. 「作家にやさしい」 アトリエやショップを開きたい若者を商店街もバックアップ町の中心は御田町(みたまち)商店街。一見地方によくあるレトロな雰囲気の商店街ですが、移住して開業したい人のウェイティングリストがあるほど人気商店街なんです。古い店と新しいものづくりの工房が混在する商店街を移住者が開いたカフェや雑貨店、工房などが取り囲み、下諏訪は今、あらゆる世代が活気にあふれた場を形づくっています。「マスヤゲストハウス」は築106年以上?の旅館をリノベした宿泊施設。こちらのオーナーも移住組カナダから移住したエリックチャンさんが営むオシャレなカフェ「Eric’s kitchen」賃貸の一戸建てをリノベして、生活雑貨専門のセレクトショップ「Bappa4.5」と一級士建築事務所「Layer Architects+Design」を営む宮澤さん夫妻■ KEYWORD3.「温泉」 共同温泉もあちこちに。温泉のお持ち帰りもできる!今も温泉の共同浴場が多く営業しているので、地元の人はもちろん、ここを訪れた人たちも利用することができます。入浴料は230円と激安。下諏訪の町の中心にある菅野温泉は明治19年創業のレトロな雰囲気。街のあちこちに温泉が湧出しているので、ペットボトルやポリタンクに汲んで持ち帰る人の姿もちらほら。ちなみに下諏訪温泉の湧出温度は高く、今回のリノベ作業で疲れた体もちょっとハードに癒してくれました。町の中心部にある「菅野温泉」。明治19年創業のレトロ感がたまらない町のあちこちに温泉が湧出。お持ち帰りも可の大判振る舞い■ KEYWORD4. 「移住交流スペース mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)」下諏訪町に興味を持ったら、ぜひここを訪れてみてください。mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)は御田町商店街にあるコミュニティスペース。観光情報や就労情報、空き家情報などを提供してくれます。地域おこし協力隊のスタッフ、綿引遥可さんと小林由香里さんがここを訪ねてくる人に親切に対応してくれるんです。ふたりとも移住者ですが、すっかり地域にとけ込んでいました。商店街の中ほどにあるmee mee center Sumeba。こちらも古い商店をリノベしていますフレンドリーな綿引遥可さん(左)と小林由香里さん(右)は、旅行者や移住希望者の強い味方では次からリノベ作業の実際を見てみましょう。■ いよいよリノベーション作業へ!リノベーションは今が旬!今回のツアーでは、ペンキ塗りと古材を使った床張りを体験できました。諏訪市のリビルディングセンタージャパン(略して「リビセン」)のスタッフが分かりやすくレクチャーしてくれましたよ。「リビセン」は古い建築物から仕入れた古材や建材を使っても新築やリノベーションを手掛ける会社。あわせて古家具の販売やカフェを運営する、地元でも一目置かれる今注目の事業所なんです。古材屋兼古道具屋兼カフェ、イベントスペースはオシャレ偏差値が高くて、見学していると帰れなくなりそうな場所でした。リビセンの内部。古い建具を組み合わせてカフェと展示スペースを仕切っています正面玄関。ショップの中では宝探しをするような気分になれますよ今回リノベーションするのは町の高台にあるしごと創生拠点施設「ホシスメバ」の一部です。「ホシスメバ」とは、下諏訪氏が運営する移住者の居住スペースと起業のためのワークスペースを備えた大型施設。居住スペースはオシャレな共用キッチンやワークスペースを備えたシェアハウス。15平米の居住スペースに、なんと月額2万円で入居できます。ただし、起業創業を目指す人や移住希望者のための支援施設なので期限に条件はついているのでご注意を。「ホシスメバー!」の掛け声で気合満々のツアー参加者たち。足の緑部分は、靴の甲を養生しているから「ホシスメバ」の居住スペース廊下にはDIYのための工具がカッコよく配置されています共用のキッチン、ダイニング。一人一人が自由に過ごすこともできれば、皆でワイワイ楽しむにも十分なスペース。もちろんリノベ済みです居住スペースはこんな感じ。Aさんは珈琲焙煎ショップを開くべく奮闘中だそうです■ 初日は壁のペイントで日が暮れるリノベツアーは2泊3日のプログラム。初日は壁と天井のペイントです。「リビセン」スタッフがあらかじめ養生などの準備を整えてくれたので、参加者はバケツとローラー片手に、ひたすら壁と天井を塗り上げてきます。一度塗りの段階では「ホントに大丈夫かな」と心配になるくらいムラだらけだった壁が、二度、三度と重ね塗りをするとキレイに仕上がりました。私もローラー片手に壁塗りにトライ。うっかりスイッチが入ってしまい夢中でローラーを動かすことに。日が暮れる頃には筋肉痛が……。「ペイントイットホワイト!」塗って塗ってまた塗って、丁寧に仕上げていきます隅っこも丁寧に塗り込まないと。仕上がりが違ってくるんです■ 2日目は古材を使った床張りに挑戦翌日は床張りです。使用する古材を大量に搬入。ここからちょうどいい按配の木材をセレクトします。色合いが異なる古材をどうレイアウトしたらバランスがよくなるかを考えるのがポイント。規則性がありすぎるとわざとらしくなるそうですよ。センスの問われる作業ですね。古材とはいえ、家の床に使用するため裸足でもけがをしない程度に整えておく必要があるため、ささくれなどはサンダーで削ります。削りすぎると古材の風合いが消えてしまうので要注意です。レイアウトが決まったらコンプレッサーから圧縮空気で、釘を打つエア釘打ち機で床板を固定。シュパン!シュパン!とリズミカルに打っていくのがうまくいくコツだとか。いかにも「わたしたち、施工してるなぁ」とちょっとした快感を味わえますよ。そこで問題は筋肉痛。しかし、わたしたちには温泉という心強い味方がいるんですけどね。古材はそれぞれ表情が違うので、多めに搬入しておくにこしたことはありませんささくれはサンダーをかけて除去。ただし削りすぎには注意が必要古材をレイアウト。様々な組み合わせを試していきますくぎ打ちをしているときの工事してる感がすごい。快感です■ 3日目はいよいよ仕上げにかかります最終仕上げはオイルの塗布。汚れを落とし、軽く乾かしてから自然派オイルをたっぷり塗布しました。使われた歴史の分だけほこりをかぶって色が変わった古材は、浸透性のオイルを塗って磨き上げると、重厚な雰囲気はそのままに、生き生きとした表情を取り戻すんです。その表情は、新しい素材ではお目にかかれません。これこそ古材の醍醐味です。廃材寸前の古材がこんなカッコいい床に変身しました養生を外してフィニッシュ。「ココ施工したよー!」と満足げな参加者たち今回のリノベ体験では壁塗りのコツやカッコいい床の貼り方のヒントをたくさんもらいました。またリノベーションにも力を入れている長野県下諏訪町の魅力も堪能。このリノベーションツアー体験記事は「住まいの設計2019年4月号」に掲載されています。そちらも参考にしてみてくださいね。【協力】※下諏訪町mee mee center Sumeba(ミーミーセンタースメバ)※リビルディングセンタージャパン撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2019年4月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「家族のシアワセのときが流れるキッチン&バスルームあります」 【第二特集】「HOUSE with SMALL SHOP小さなお店のある暮らし」
2019年03月23日低予算で思い通りのリノベーションを実現するために、「リノベ済み物件」を選択する人もいます。今回は、リノベ済み物件を再リノベして自分らしい住まいを実現した3つのリノベーション実例をまとめて紹介!■ 再リノベだから、かけたいところに思いきりお金をかけられる!Mさん一家の物件探しは、まずは立地を優先しました。そして、物件価格を抑えるために目をつけたのが、リノベ済みマンションでした。この物件は、築43年、専有面積65平米のマンション、価格4,850万円。再リノベにかかった費用600万円(設計料込み)。リノベ済みの物件なら、水まわりなど経年劣化している箇所がすでに改修済みなので、自分たちで手を加える部分が少なくて済みます。おかげで、再リノベの費用のほとんどを内装に使うことができました。既存のものを上手に生かしながら手を加え、自分たちらしいデザインを追求した好例です。リノベ済み物件だからできた、理想の家■ 再リノベ、条件を詰め込んでも費用は280万!驚きの低予算の秘訣とは?リノベーションでは「あれもしたい、これもしたい」、費用はどんどん膨らむばかり。理想と現実の折り合いをつけるのはとても難しいもの。次にご紹介するのは、2015年のリノベーション・オブ・ザ・イヤーで「カジュアルリノベーション賞」を受賞したMさんのお宅(30代・女性)です。購入したのは川崎市内の50平米のリノベ済み物件。なんと、再リノベ費用はたったの280万円でした!驚くほど低予算で再リノベーションができたのは、やっぱりリノベ済み物件を選んだから。しかも、賃貸の頃よりも毎月2万円も家賃が減ったとのこと。やりたいことを詰め込み、理想の家を手に入れたMさん。その成功の秘訣に迫ります!費用はたったの280万!驚きの低予算の秘訣とは?!■ 夫婦ともに設計のプロ!真似したい再リノベのテクニックFさん夫婦はリノベ済みの70平米のマンションを2,980万円で購入。「大きなワンルームの家」をテーマに、洗面室とバスルーム、トイレ以外の壁を取り払うという大規模な再リノベを行いました。キッチン、トイレ、洗面、ユニットバスは購入前のリノベですでに新品だったため、再リノベの工事費は510万円(税・設計料込)と、とってもリーズナブルに抑えることができました。実は、夫婦ともに設計の仕事をしているFさん夫婦。空間を広く見せるテクニックや、ガス管を利用してつくった個性的な本棚、室内空間と一体化したサンルームの作り方など、参考にしたい部屋づくりのアイデアが盛りたくさんです!設計のプロも上手に活用!真似したい再リノベのテク
2018年08月11日結婚と妊娠を機に、中古マンションを購入してリノベしたHさん夫妻。築39年、約74平米の中古マンションを、1,180万円かけて自分たち好みにリノベーションしました。妻の妊娠がわかった時、今後の暮らし方についてよく考えたという夫妻。街の雰囲気や住み心地、その後の子どもの学区のことなども考えて、住みたい街を絞り込みました。見つけたのは、ふたりの職場から近く、両家の実家とも適度な距離にある大規模マンション。旧耐震基準ながら耐震基準適合を取得しており、管理に熱心なマンションだったことも背中を押しました。すでに何度かリフォームされていたようで、個室は大きな寝室がひとつだけという1LDKの間取り。リノベーションは物件探しや同行内覧からお願いしていた空間社に依頼。広いLDKはより開放的に、寝室と子ども室、さらに将来もうひとり子どもが増えた場合のための部屋も欲しい、玄関は広く収納もたっぷり、と希望を出しました。■ リビングには憧れていた壁面いっぱいの本棚を!家族が集まるリビングダイニングは、広さはほぼそのままに、閉じていたキッチンをリビング側に向けてオープンにして、開放感を出しました。夫もよく料理をするため、ふたりで立てる広いキッチンを要望したHさん夫婦。引き出しや扉はイケアのものを利用してコストダウンを図っています。キッチンの奥にはパントリーが。手持ちの家電や食器の数に合わせて棚を造作。左側には2面に可動棚もあり、かなりの大容量です。夫が以前から憧れていたという壁面収納は、リビング一面の壁を使い、上部にオープンな本棚、下部には奥行きの浅いテーブルとテレビ台を造作して、機能的な空間に。くつろげる場所がたくさんある、魅力的なリビングダイニングとなりました。■ 大容量の収納と、家族の変化に対応するフリースペース狭く窮屈だった玄関は、下駄箱を撤去し、代わりに設けた収納スペースと一体化させることでゆとりが生まれました。床にはモザイクタイルを取り入れて個性をプラス。写真左は収納スペースの奥につくったフリースペース。もうひとり子どもが生まれたときには追加工事をして子ども室としても使えるよう、ベッドがギリギリ入る大きさにしました。壁面の棚は既存のものをそのまま利用しています。玄関から奥のフリースペースまでを見たところ。廊下側の収納に使ったルーバーの折り戸は、既存の建具を白く塗装することでコストカットを実現しました。収納とフリースペースの間はあえて壁の上部を開けたことで、圧迫感がありません。■ シンプルな水回りにはブルーのアクセントカラーをリビングダイニングを広くとった代わりに、個室は最小限の大きさに。まだ子どもが小さいので、この寝室で家族3人で寝ています。寝室には室内窓も設けました。アール型に抜いた壁の向こうはウォークスルークローゼットで、そこからさらにフリースペースへと通り抜けできるように設計されています。上の写真は寝室とフリースペースをつなぐウォークスルークローゼットから寝室を見たところ。寝室とリビングの間に室内窓を設けたので、ベランダからの光と風が寝室だけでなくフリースペースにまで届きます。クローゼットは両側にハンガーパイプと棚をつけて、空間をフル活用。上部に布団も置けて便利です。水回りの位置は変更していませんが、風呂と洗面の位置を入れ替えたことで、バスルームがサイズアップ。洗面はシンプルでミニマムですが、素材や設備を厳選しました。洗面ボウルは大きくて使い勝手がいい病院用の流しを採用しました。さらに、洗面の横には引き戸で仕切ったトイレが。どちらも壁の一面を爽やかなブルーにして、アクセントカラーとしています。通勤のしやすさ、実家との距離、住みやすさを考慮して選んだ場所で新しい生活を始めたHさん夫婦。結婚式と出産、物件探しとリノベーションが同時進行という、ものすごく忙しい1年でしたが、快適な暮らしに大満足しているようです。もっと詳しく知りたい人は『リライフプラスvol.26』をぜひ参考にしてみてください。設計・施工空間社撮影山田耕司
2018年04月24日リノベーションしたいけど予算がない、新生活のためになるべく予算を抑えたい。でも、実際にリノベをしてみると、「あれもしたい、これもしたい」と工費が膨らんで……。リノベーションと予算の関係はいつも悩ましいものです。2015年のリノベーション・オブ・ザ・イヤーで「カジュアルリノベーション賞」を受賞したMさんのお宅(30代・女性)は、あらかじめ予算の上限を決め、既存を上手く活用しながら280万円で理想の空間を手に入れました。低予算で思い通りのリノベーションを実現するための、ポイントが満載です。■ 中古マンション購入の段階から計画的に。総予算を組んでから物件探しある日、Mさんは父親から「資金を援助するから家を買わないか」と打診され、マンション購入の検討を始めました。予算は「住宅ローンの支払いが現在の家賃と同じかそれ以下」になるように、設定エリアと条件を絞って中古マンションを探し、見つけたのは、川崎市内の50㎡のリフォーム済み物件でした。50平米以上の物件としたのは、住宅ローン控除を受けるため(※専有面積が50平米以下のマンションでは住宅ローン控除が受けられません)。年末のローン残高に応じて、10年間一定額が所得税から控除されるという住宅ローン控除。専有面積のちょっとした違いで控除を受けられなくなるのはもったいないので、選ぶ際に気をつけてください。■ 予算の上限は300万円。やりたいことを明確にして優先順位を駅からやや遠いぶん、物件価格が低く抑えられたので、余った予算でリノベーションを施すことにしたMさん。予算を「300万円」に設定しました。Mさんはもともと家具や小物、食器など質のいいものを少しずつ集めるのが大好き。「せっかくなら集めたインテリアが似合う空間にしたい!」と、無垢材の床や珪藻土の壁は最優先に。またキッチンにカウンターを設けたい、などと、やりたいことをギュッと絞ったのです。その姿勢に賛同したのが設計を担当した空間社のデザイナー、宮本泰則さん。「要望が明確だったので、予算の中でできることと削る部分を分けるだけでした」と話します。リノベーション前丁寧に選んだ家具が映える空間にするために、素材感を整えることを優先し、建具とキッチン扉の変更を提案。例えば木の扉に替えたキッチンは、木目が主張しすぎないシナの板を2人でじっくり選びました。■ コストをかけるところはしっかりと。こだわりの「キッチンカウンター」中でも最もこだわったのは「キッチンカウンター」です。入れたいものすべての寸法を測って棚の幅や高さを決めたので、炊飯器や電子レンジもピッタリ。一部をガラス扉付きの棚にして食器のコレクションを収納しています。その一方でコストのために諦めたのは、現在納戸に使用している洋室の内装と、寝室の床をフローリングではなくカーペットにしたことですが、今はそれも気に入っています。寝室のクローゼットは既存を生かし、扉と枠を交換してスッキリとした印象に。壁の一面を、クロスの上からネイビーに塗装した寝室。マティスの絵がよく映えます。結果、リノベーションにかかった費用は全部で280万円。予定していた金額より少なく済みました。「先々のこともよく考えて予算を組んだ」というしっかり者のMさん。毎月の支払いは賃貸のときと比べて2万円ダウンし、その分をきちんと貯蓄に回しているそうです。賃貸料から総予算を決めて物件探しを始めたこと、リノベーションの予算にも上限を設けたこと、やりたいことを明確にして絞り込んだことなど、リノベ予算を抑えたい人にとって参考になるるポイントが盛りだくさんです。もっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.23』も参考にしてみてくださいね。設計・施工空間社撮影飯貝拓司
2018年04月04日45年の人気店! 昭和の大衆居酒屋「江戸っ子」「江戸っ子」はテレビにもよく出ている、庶民派の食通行きつけのお店です。東京・立石で開業以来45年の人気を誇るのが、モツ焼き店「江戸っ子」。「京成立石」駅からすぐです。下町情緒たっぷりのお店は16時の開店直後すぐ満席になり、外のベンチにお客さんが列を作っていることも。仕事帰りの会社員や、評判を聞いて遠くから訪れる人など、年代・性別問わず大勢のお客さんが集います。「江戸っ子といえばまずはコレ!」とお客さんたちが口を揃えるのが特製ハイボール(350円)と煮込み(360円)。特製ハイボールは秘密のレシピで作られた、他では味わえないオリジナル。一度飲んだら、この味に惹かれて常連になる人続出です。昔懐かしい陶芸体験を楽しめる「dakota工房」dakota工房で開かれている陶芸教室には、定期的に工房へ通いながら学ぶことができるクラスから、まずは陶芸を試してみたいという方向けの1日体験陶芸や毎月1回土曜の夜に開かれるサタデー陶芸ナイトなどがあります。仕事帰りやお休みの日など、自分の生活スタイルに合わせて陶芸を楽しめるのが嬉しい。陶芸の楽しさは、もちろん何かを作り上げるという満足もありますが、制作途中の自分だけのペースで没頭する時間もかけがえのないものかもしれません。ここdakota工房で、思いっきり自分の時間を消費してみるのもおすすめ。「斉藤湯」で堪能できる”美人の湯”マンションの一角にありながら、瓦屋根の趣ある玄関で、昔ながらの銭湯を感じられる「斉藤湯」。こだわりの内装に負けない、種類豊富な充実のお湯も斉藤湯の自慢です。そして、お風呂もシャワーも全て「美人の湯」と呼ばれる軟水が使用されています。オススメは、軟水と相性の良い「シルキー露天風呂」。ミクロの泡が肌を優しく包み込んで、しっとりツルツルの肌に仕上がります。
2016年12月23日