2002年に製作されたトム・クルーズ主演作『マイノリティ・リポート』が、イギリスで舞台化されることが分かった。原作はフィリップ・K・ディックの短編小説で、映画はスティーヴン・スピルバーグが監督。トムのほか、サマンサ・モートンやコリン・ファレルが出演した。舞台版の演出はマックス・ウェブスター、脚色はデヴィッド・ヘイグが手掛ける。映画版では、主人公はトム演じる犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンだったが、舞台版ではトムが演じたキャラクターは女性神経科学者のジュリア・アンダートンになるという。2050年、ジュリアは自身が開発した「プレ・クライム(犯罪前)プログラム」の次の段階に着手するところだった。そのプログラムは、犯罪に手を染める前の犯人をキャッチし、拘束するものだ。しかし、ジュリア自身がこれから犯罪を起こす人物として告発され、自身のシステムから自分を守るために時間との闘いを強いられる。ヘイグは「史上最高のSFストーリーを基に、この未来的なスリラーを舞台用に書くことは、私にとって最もエキサイティングな挑戦でした」と語っている。世界初上演は2024年2月16日にノッティンガム・プレイハウスにて迎える。同劇場での上演は3月9日までで、その後バーミンガム・レパートリー・シアター、リリック・ハマースミスで上演される。(賀来比呂美)
2023年09月29日アメリカのマサチューセッツ州で、駐車していた車の中から犬が連れ去られる事件が起こりました。盗まれたのは、1歳のジャーマン・ショートヘアード・ポインターのタイタス。警察によると、近くの防犯カメラに不審な男がタイタスを連れ去る様子がはっきりと映っていました。The dog was wearing an orange collar with the name “Titu.”If anyone has any information about this incident, they are strongly encouraged to call the Cambridge Police at 617-349-3300. #CambMA pic.twitter.com/iUQAO62u9L — Cambridge Police (@CambridgePolice) May 8, 2021 Yesterday at approximately 12:32p, an unknown suspect broke into and entered a vehicle that was parked at 620 Memorial Drive & stole a 13-month-old white German Short Haired Pointer out of the vehicle. The suspect was then observed walking the dog over the BU Bridge into Boston. pic.twitter.com/titQ0WvPMM — Cambridge Police (@CambridgePolice) May 8, 2021 盗まれた犬のリポート現場に現れたのは?警察が事件について公表した後、地元のテレビ局『WHDH』のリポーターであるジュリアナ・マッツァさんは、カメラマンと一緒にタイタスが盗まれた現場近くから中継をしていました。すると彼女たちのすぐそばを、犬を散歩している男性が通りかかります。その犬がタイタスにそっくりだったため、ジュリアナさんはすかさず男性に声をかけ、カメラマンに「カメラを回して」と手振りで伝えました。彼女は男性に警戒させないように「犬をなでてもいいですか?」といい、しゃがんでタイタスのドッグタグを確認。そこには『タイタス』という名前と、飼い主の電話番号が記されていました。犬がタイタスだと確信したジュリアナさんが男性に犬について質問を始めると、男性は困惑しながら、自分はドッグウォーカーで「盗んだのではなく、間違えて連れてきてしまった」と答えます。彼女が「ドッグタグに飼い主の電話番号がありますけど、警察にも飼い主にも連絡しなかったのですか?」と聞くと、男性は「電話しようとしたけど電話が壊れて…」と言い訳を始めます。ジュリアナさんはその場で警察に電話をし、「タイタスを見つけました。『うっかりして』犬を連れ去ってしまったという男性がここにいます」と通報すると、2分後に警察が到着。タイタスを盗んだ男は、窃盗などの疑いであっさりと逮捕されました。Today I was on the job looking into a stolen dog in #Cambridge . I NEVER could’ve imagined that my photog & I would be the ones to actually FIND him! Happy to report we stopped the suspect (whose been arrested) & helped get #Titus back to his dog dad❤️ AND IT’S ALL ON CAMERA ⬇️ pic.twitter.com/ICj5viviRg — Juliana Mazza (@julianamazzatv) May 8, 2021 24時間ぶりにタイタスと再会した飼い主のグレッグさんは「容疑者が戻って来てよかった。そしてあなたたちがここにいてくれてよかった」とジュリアナさんたちに感謝を伝えました。ジュリアナさんも、タイタスが無事にグレッグさんのもとに帰れたことに大喜び。警察の迅速な対応に感謝しつつ、自分たちが犬を見つけて、容疑者逮捕に協力できたことに驚きを隠せなかったそうです。WHAT ARE THE ODDS?! My photog John & I were covering a stolen dog story in Cambridge when all of a sudden we spot THE DOG!!! We were able to convince the suspect to give us the pup & kept him engaged until @CambridgePolice arrived shortly after. We are SO HAPPY Titus is safe! ❤️ pic.twitter.com/s1ESKLiqIb — Juliana Mazza (@julianamazzatv) May 8, 2021 盗まれた犬のリポートをしていたら、目の前をその犬が現れるなんて、なかなか起きることではありません。さらに容疑者を逃がすことなく、犬も無事に保護できたのは、ジュリアナさんが機転を利かせたおかげでしょう。ジュリアナさんのお手柄に大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月19日人気番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』が書籍化。番組のディレクターで、同書の著者である上出遼平さんに話を聞きました。短時間で相手の本質に迫るには、“メシ、見せて”しかなかった。‘17年、テレビ東京の深夜に特番として放送されたこの番組。世界の“ヤバい場所”で生きる人たちの食事を見せてもらう番組なのだが、いわゆる“グルメレポート”とはまったく異なる深くシビアな内容が、一部のドキュメンタリー好きの間で大評判に。その後その人気は拡大し、これまでに特番が合計8回放送され、ネットフリックスなどで世界にも配信されるヒットコンテンツになった。「まさかこんなにたくさんの人に見てもらえるとは思わなかったし、さらに本を書かせてもらえるなんて、1ミリも想像していなかったです」と語るのは、番組のディレクターで、番組と同名の書籍の著者である上出遼平さん。学生時代から一人での山登りや海外旅行が好きで、“そこで得た経験と磨いたスキルを活かして作れる番組はこれしかない”と、番組の企画書を書いたそう。「過去の経験を通して僕は、人は何かについて“知らない”から、その何かを恐れたり、差別をしたり傷つけるということを、実感を持って学びました。つまり、“知る”ということは本当に大事なことなんです。それを、テレビを通じてできないか、と思ったのが出発点。僕が思う本来のテレビとは、人がなかなか行けない、触れることができない世界を、画面を通じて知らせることができる、窓のようなもの。しかもテレビには、“面白く見せる”というエンタメの技術もある。それを組み合わせて作ったのが、この番組です」一般的にグルメレポート番組といえば、タレントが素敵な土地でおいしいグルメを紹介…というもの。が、この番組が訪れる場所はまったく違う。これまでのロケ地は、過去の内戦とエボラ出血熱の蔓延で混沌とするリベリア、ロシアのカルト教団の村、フィリピンのゴミの埋め立て地など…。さらに取材スタイルも、ディレクター自らがカメラを持ち“ヤバい場所”に分け入り、その場で取材相手を見つけ「今日のメシ、見せて?」と交渉し、レポートする。ディレクターの目で切り取られる世界は生々しい。しかしなぜか、少しユニークさも感じてしまうのも事実。「“ドキュメンタリーです!”と作ってしまうと、堅苦しい印象を与えてしまい、見てもらえる可能性が減るかな、と思ったのがまずひとつ。押し付けがましいものは、みんな見たくないですよね。加えて僕は、本来はお笑い番組に憧れがありまして、テレビ番組というエンターテインメントを作っている以上、この番組もバラエティの枠内に置きたかったんです。見てくれは露悪的で下品だけど、中身はピュアで正直な作り、というのが理想でした。番組では“ヤバい”という言葉をよく使うのですが、真面目さとエンタメ的な面白さの両方の雰囲気を表現するのに、その言葉がピッタリだったんです」ロケ地に加え、登場人物も強烈だ。例えばリベリアでは内戦で人を殺した元少年兵、ケニアではゴミ山に住みゴミを拾って暮らす若者…。正直、平和で満ち足りた日本に住む私たちには、彼らの人生は想像がつかない。でも上出さんのカメラを通して見ると、いつの間にか彼らに共感し、惹かれてしまう。それは“メシ”がテーマだからなのでは、と上出さん。「予算的にも人員的にも長期間の取材が許されない僕らが、どうすれば、相手の本質に迫り、本当の表情を引き出し、僕ら取材者と心を通い合わせることができるかを考えたときに、“メシ”しかなかったんです。食事は世界共通の、誰もが毎日行うであろう行為であり、何かを体に取り入れる瞬間は、物理的にも精神的にも鎧を脱がざるを得ないというか、非常に無防備。だからこそ思わぬ本音が出てしまう。僕らが“メシを見せてよ”と言うのは、警戒を解くための突破口でもあり、言われたほうは、“俺の食い物に興味あるのか?!”って、ちょっと心を開いてくれる。“ひとくちどう?”って言ってもらえるのは、“許されたんだな”というこのうえない喜びの瞬間です」3月に発売されたこの本は、過去に放送された4か所の旅を、さらにディープに文字で綴ったもの。映像では描ききれなかった場面に加え、上出さんが感じた衝撃、喜び、そして切なさがあふれる528ページ。「書くという作業は再び旅をするようなもので、いろんなことが蘇り、楽しく、同時に苦しくもありました。書籍を通じて、僕の旅を“体験”するような没入感を味わってくれたら嬉しいです。この番組は時間がかかるので、新作はまだ先になります。なのでとりあえずは過去作を配信で見ていただけると(笑)」ケニアのゴミ集積所に暮らすジョセフ(『ウルトラハイパーハードボイルド~』1より)。リベリアの元少女兵のラフテー(『ハイパーハードボイルド~』1より)。ロシアのカルト教団村(『ハイパーハードボイルド~』3より)。『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出遼平上で紹介した3か所に加え、台湾でマフィアと食事をした旅を綴った一冊。いずれも衝撃的だが、特にケニアのジョセフとの交流には、心を掴まれる。朝日新聞出版1800円かみで・りょうへい1989年生まれ、東京都出身。テレビディレクター、プロデューサー。2011年テレビ東京に入社。いくつかの番組のADを経て、‘17年より『ハイパーハードボイルドグルメリポート』シリーズの企画、演出、撮影、編集を担当。実は人生で初めて通った企画書が、この番組だったそう。『ハイパーハードボイルドグルメリポート』放送は不定期。動画配信サービスParaviでは、最新作『フィリピン「炭焼き村」』を含むシリーズ6作とスペシャル版2作、スピンオフ数作を配信中。また現在Netflix、Amazonプライム・ビデオでも一部を配信。©テレビ東京※『anan』2020年5月27日号より。撮影(上出さん)・沼田学(by anan編集部)
2020年05月24日8月9日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、昨年公開された福士蒼汰、高畑充希、広瀬アリス、竹内結子ら出演の『旅猫リポート』を、未公開カットを追加した「TV特別版」としてテレビ初放送する。本作は『図書館戦争』や『植物図鑑』など数多くの作品が映画化されている小説家・有川浩の原作を映画化したもの。有川氏が「一生に1本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い原作を、自ら脚本開発にも参加し実写化したことでも話題となった。元野良猫のナナは交通事故にあったところを心優しい青年・悟に助けられ、5年間にわたり飼い猫として幸せに暮らしてきたが、悟はとある事情でナナを手放さなくてはならなくなり、新しい飼い主を探すためナナと一緒に日本各地を巡る旅に出る。幼いころの親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきた様々な人たちを訪ね歩くなかで、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかになっていく…という物語。悟役には本作と同じく有川氏原作の『図書館戦争』シリーズをはじめ、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『無限の住人』『BLEACH』などの作品に出演。放送中の「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」も話題の福士さん。ヒロインとも呼ぶべきネコ、ナナの声優には連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインに抜擢され、「過保護のカホコ」や『DESTINY 鎌倉ものがたり』など数々の作品に出演。今年の「メゾン・ド・ポリス」も好評だった高畑さん。悟の高校時代の友人・千佳子に『L -エル-』や『氷菓』、連続テレビ小説「わろてんか」などの作品で女優として評価をあげると「探偵が早すぎる」ではコメディのセンスもみせ、この春の月9ドラマ「ラジエーションハウス」も評判を呼んだ広瀬さん。千佳子の夫で悟とも友人の修介役には大河ドラマ「西郷どん」の大野拓朗、悟の小学生時代の親友・幸介役で「陸王」などの山本涼介らも出演。人気声優の沢城みゆきや前野智昭が劇中に登場する猫や犬の声を担当。さらに「A LIFE~愛しき人~」「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」などの竹内さんが、物語の鍵を握る存在である悟を幼少期から見守る親戚の叔母・法子役で出演する。金曜ロードSHOW!『旅猫リポート TV特別版』は8月9日(金)今夜21時~日本テレビ系でテレビ初放送。(笠緒)■関連作品:旅猫リポート 2018年10月26日より全国にて公開©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社
2019年08月09日初心者から愛好家まで、LIMIAの読者のみなさんに訪れてほしい話題のショップに出向いてくわしくリポート。スタッフの方にも熱く語っていただいています!DIYしてみたくなる、もっと好きになる、そんなお店をどんどんご紹介していきますよ♪一歩入れば、DIY欲がむくむく湧き出す⁉気になるショップをまずはクリック♪【DIYショップ巡り #1】DIYパーツが豊富!ワクワクが詰まった〔エイトタウン〕へ行ってきた!【DIYショップ巡り #2】アンティーク調ツールが楽しい〔DULTON JIYUGAOKA〕【DIYショップ巡り #3】迷ったらこれ!DIYショップ〔tukuriba〕で「今人気の商品」とは?【DIYショップ巡り #4】古き良きアメリカを肌で感じられる〔ACME Furniture 渋谷店〕【DIYショップ巡り #5】自分だけの空間づくりのアイデアがぎっしり〔toolbox ショールーム〕【DIYショップ巡り #6】DIYをもっと身近に!初級者も安心の〔DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA〕【DIYショップ巡り #7】ひんやりするけど温かい。タイルの新発見ができるお店〔Tile Style 深大寺〕【DIYショップ巡り #8】本物タイルも手軽にDIY!〔D.I.Y.TILE代官山〕に行ってきた!【DIYショップ巡り #9】“溶接”という選択肢をDIYに。〔Fe☆NEEDS 中目黒店〕で体験してみた【DIYショップ巡り #10】DIYer注目!日本有数の「木のまち」新木場で木材の魅力に触れようこれからもDIYが楽しくなるショップをたくさんご紹介していきます。お楽しみに♪
2018年08月25日女優の竹内結子が、福士蒼汰主演の映画『旅猫リポート』(10月26日公開)に出演することが29日、わかった。同作は有川浩による人気小説を実写映画化。有川自身も「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、自ら脚本開発にも参加した。猫好きの青年・悟(福士)は、猫のナナ(声:高畑充希)を手放さなくてはならなくなり、新しい飼い主を探す旅に出る。それは図らずも悟の人生を振り返る旅となる。竹内が演じるのは、福士が演じる悟を幼少期から見守る叔母の法子で、物語の鍵を握る重要な役どころ。竹内と福士は初共演となった。また、竹内は過去に実家で猫を飼っていて、猫が大好きと言うことから、猫とも息のあった演技を披露。気まぐれなナナに振り回されながらも、撮影を存分に楽しんだという。○竹内結子コメント以前、実家で猫を飼っていたこともあり、猫は大好きで、オファーをいただいた時はまず嬉しかったです。台本を読み、ナナと悟のやりとりにボロボロと泣いてしまったのですが、とても心温まる作品だと感じ、「ぜひ、参加したい!」とお受けしました。撮影現場は、スタッフ全員がナナに無理をさせない意識を持っていたので、適度な緊張感と優しいまなざしに包まれた現場でした。福士さんとは初めてご一緒したのですが、福士さんも相手に無理をさせないよう細やかな気配りをしてくださるので、撮影期間はとても穏やかで居心地が良かったです。ナナは少しカールがかかった独特な毛並みと少し生意気そうな表情だったり、仕草やたたずまいが、とにかく可愛いいんです。私は悟の叔母役を演じていたこともあって、悟とナナの旅を見守るような気持ちになりました。これからご覧になる方々も、そう感じていただけたら嬉しいです。○福士蒼汰コメント共演させて頂き大変光栄でした。今回初めてご一緒させて頂き、とても包容力のある方だと感じました。お芝居をさせて頂いている中で、竹内さん演じる法子のまとう女性の繊細さと強さの両面に、悟として大きな影響を受けました。(C)2018「旅猫リポート」製作委員会 (C)有川浩/講談社
2018年05月29日有川浩が「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品を、自ら脚本開発にも参加し実写化した『旅猫リポート』。この度、主演の福士蒼汰の相棒・ナナ(猫)の声を、女優・高畑充希が担当することが明らかになった。猫が主要なキャラクターとして登場し、全編にわたって高度な演技が求められることから映像化困難とされた本作。また原作は猫の目線で描かれているため、昨年の映画化発表以来、猫(ナナ)の心の声を誰が担当するのか、ファンの間では様々な憶測が飛び、話題となっていた。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』「過保護のカホコ」など数多くの作品に出演している高畑さんだが、猫の声を担当するのは初めてだそうで、「まさかの、猫!わたしの実家で幅を利かせているニャンコも、ニャーとかギュルギュルとか、ギャーとか。なんだか分からない猫語をよく発しているので、“猫が話す”というのはなんだか少し、想像がついたのですけれど、さて、自分がやるとなると、どうしたものかなぁ~…。ハテナだらけで向かったアフレコでしたが、俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました」と収録をふり返り、「声を担当させていただいてはいるのですが、見どころはズバリ、喋らないときの猫ちゃんの顔!」とアピールしている。あわせて、ティザービジュアルと特報予告も到着し、映像では高畑さん演じるナナの声が初解禁。福士さん演じる心優しき青年・悟とツンデレ猫の「さあ行こう、これは僕らの最後の旅だ」「俺の最後の猫がナナでよかった」という意味深なセリフの意味とは…?また映像でも流れる本作の音楽を担当するのは、『この世界の片隅に』で音楽を担当し、第40回日本アカデミー賞のほか数多くの音楽賞を受賞したコトリンゴ。コトリンゴさんは、「今回、音楽を作っていく上での監督さんからのアドバイスの一つに、観てくださったお客さんが思わず口ずさんでしまうようなテーマだといいな、という言葉がありました。シンプルなようでいて難しく、でもとても大切なことだと思い、制作中は何度もふり返っていました。この作品を観た後の、あたたかい気持ちがたくさんの方に届きますように」と音楽に込めた思いを明かしている。『旅猫リポート』 は10月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月15日有川浩の小説を実写化した映画『旅猫リポート』が2018年10月26日(金)に全国公開。有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」実写映画化「図書館戦争」や「植物図鑑」など、著作が続々と映画化されている人気作家・有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」。主人公の青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫のナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を訪ねる旅を描いた心温まる感動ストーリーだ。悟はこれまでに出会ってきた様々な人を訪ねる中で、本当の絆や、伝えられなかった気持ちを見つめなおし、自らの人生を振り返ることになる。有川浩が過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と話すほど思い入れの深い作品であり、映画化に当たっては自ら脚本開発にも参加した。主演・福士蒼汰、相棒ナナの声は高畑充希主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『ちょっと今から仕事やめてくる』、『曇天に笑う』など主演作品が続く俳優の福士蒼汰。ほぼ全編が猫との共演という、動物相手の難しい役どころに初挑戦する。特報映像では、心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビの掛け合いが公開されている。また、相棒の猫・ナナの声は高畑充希。近年では『ひるね姫』での声優出演も記憶に新しい。今回は、猫としての作品参加とのこともあり、高畑自身も戸惑いがあったようだ。とはいうものの、高畑は本作のアフレコを終えて「俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました。声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。」と語っている。高畑の声はもちろん、彼女のハートも射止めた猫の演技、そして何より福士との掛け合いは1番の見どころとなりそうだ。その他に、悟の高校時代の同級生に広瀬アリス、大野拓朗、悟の幼少期からの旧友には山本涼介、悟の叔母に竹内結子と、実力派の俳優陣が集結。加えて、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、中村靖日、戸田菜穂らも出演する。物語の中心であり高度な演技が求められる猫は、撮影の最大の関門とされている。本作では、動物プロダクションとの入念な準備によって、猫のリアルな仕草や表情をたっぷりと撮影。“猫映画の決定版”を目指すという。監督は、有川浩が原作の映画『植物図鑑』も手掛けた三木康一郎監督。本作で再びのタッグが実現する。ストーリー元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ。」悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。作品詳細『旅猫リポート』公開日: 2018年10月26日(金)全国公開原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、前野朋哉、田口翔大、二宮慶多、中村靖日/戸田菜穂、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、竹内結子監督:三木康一郎 脚本:有川浩、平松恵美子音楽:コトリンゴ企画・配給:松竹
2017年03月11日福士蒼汰が、『図書館戦争』シリーズの有川浩によるベストセラー小説「旅猫リポート」の実写映画化で主演を務めることが決定した。元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい青年・悟(サトル)に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。しかし、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に日本各地を巡る旅に出る。幼いころの親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきたさまざまな人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかとなり…。「図書館戦争」「植物図鑑」「阪急電車」など、著作が次々と映像化され、いずれも大ヒット、“最強のストーリーテラー”との呼び声が高い有川氏のシリーズ累計40万部突破のベストセラー小説を映画化する本作。心優しい青年・悟と愛猫・ナナ、強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしくも切なく、あたたかい物語は、2012年の発売以来「号泣必至!」と大反響を呼び、瞬く間に大人気に。数々の文学賞候補に選ばれ、有川ファンや小説ファンの間でも高く評価されている。また、有川氏自身も、過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れは強く、今回の映画化に当たり、自ら脚本開発に参加している。主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』をはじめ、『ちょっと今から仕事やめてくる』『曇天に笑う』『BLEACH』と主演作品が相次ぎ、木村拓哉主演『無限の住人』では初の悪役に挑戦するなど、いまや若手俳優を代表する人気と実力を併せ持つ存在となった福士さん。2013年、2015年に映画化された『図書館戦争』シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱えながら猫と旅する青年という難しい役どころに挑む。また、小説の高い評価を受け、これまで絵本化、舞台化、ラジオドラマ化、朗読劇化などさまざまなメディアミックス展開が行われ、映像化へのオファーも殺到していた本作は、全編にわたって猫の高度な演技が求められることから、映像化は不可能とも言われてきた。 今回、満を持してその実写映画化を手掛けるのは、『植物図鑑運命の恋、ひろいました』を興行収入23億円を超える大ヒットに導いた三木康一郎監督。撮影にあたり、最大の難関ポイントとされてきた猫のお芝居については、動物プロダクションとの入念な準備のもと、猫のリアルでかわいい表情やしぐさを収め、いままで誰も見たことがない「猫映画の決定版」を目指すという。福士さんも、猫とがっちり“共演”するのは初めて。人間と猫の絆をどう演じてくれるのかには要注目。2月末にクランクインし、目下、主人公・悟と猫・ナナが旅をする日本各地でロケーションを敢行中という。以下、有川氏をはじめ、福士さん、監督らからコメントが届いた。■原作/脚本有川浩これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください。■主演福士蒼汰原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとしたときの気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています。■監督三木康一郎脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛することの尊さを感じました。映画を見てくださる方々にも、愛することの尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思うほどです。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、いまの彼の魅力を十分引き出したいと思っています。皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。『旅猫リポート』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日