長女の個室と、家で仕事をする妻の仕事部屋兼寝室がほしい、さらには夫の膨大な書籍やCDをしっかり収納したい。そんな思いが重なってリノベーションを決意したMさん一家は、リライフプラスを通じて知った建築家の日尾俊昭さんにリノベーションを依頼。9年前に3,500万円で購入した世田谷区の中古マンションを、工事費400万円(税込み・設計料別)かけて、家族3人の個室を確保しながら、楽しく愛着のある空間へとリノベーションしました。■ レコード棚が印象的なリビングダイニング増え続ける夫の本の収納がきっかけでリノベーションへと踏み切ったMさん一家。すでに夫の仕事場兼寝室は確保されていましたが、本やCD、レコードをしっかり収納することと、妻と長女の個室を実現することが大きな目的でした。夫はフリーの映像ディレクターで、リビングダイニングの壁面に設置した愛用の収納棚にはレコードがぎっしり。そのジャンルは多岐にわたり、しかもマニアック。一部処分したそうですが、かなりの量があります。キッチン本体は入居前からある既存のものをそのまま利用し、吊戸棚は扉材を変更。正面に見える小さな棚は新設しました。また、床材には天然素材で抗菌効果を持つリノリウムを採用。「リノリウムは肌触りがよくておすすめ。冬もひんやりとしないので助かります」と妻。■ 念願の妻と長女の部屋はアーチ型の開口で可愛らしくリビングダイニングに隣接する妻と長女の個室は、アーチ型の開口でガーリーな雰囲気に。建具がないため出入りしやすく、家族と会話したり、「ながら家事」もしやすいそう。必要に応じて布をかけ、緩やかに仕切って使っています。また、できることは自分でやりたいという妻は、DIYにもチャレンジ。リビングと個室を仕切るシナ合板のニス塗りは、妻がはじめて手掛けたDIYです。妻の個室は、ウィリアム・モリスの絵柄のクロス(写真右)で印象的に。大胆なプリントをアクセントとして楽しめるのは、プライベートゾーンならではです。妻の仕事スペースであるデスクの棚も、DIYで作ったものです。また、妻の個室と長女の個室は隣り合っていて、壁の上部にあけられた可愛い開口で通じています。夜にはガールズトーク(?)が楽しめるそう。長女の部屋にはロフトスタイルのベッドを設置しました。ベッドの下部分は、長女と妻の両方の部屋から使える収納部として活用しています。■ 書棚が間仕切りにもなる夫の仕事部屋玄関は土間スペースを広げ、自転車も置けるようになりました。玄関に入って正面に見えるのは、仕事場も兼ねている夫の部屋。新設の書棚を間仕切りとし、奥の寝室とのゾーニングに活用しました。「リノベ前は書棚も足りなくなって、足の踏み場もないような状態。窓も開けづらくなっていました。それが壁面利用でスッキリと片付き、書棚で間仕切りもでき、大満足です」と夫。床は土間と同じモルタル仕様で、仕事スペースとしての雰囲気もアップしました。■ DIYで愛着ある空間づくりDIYをした箇所は他にもいろいろ。妻が取り付けたリビングのCDラックには、夫の膨大な量のCDを納めています。棚柱(ガチャ柱)をコンクリート壁に取り付けるため、電動ドリルの専用ノズルをホームセンターで借りて行ったという労作です。長女の部屋のロフトスタイルのベッドは、木部をペイント。白とピンクの2色使いでガーリーに仕上げました。既存の棚を撤去した玄関には、壁面に有効ボードを張り、棚板をDIYで設置。「靴が増えていったら、棚板を1枚、また1枚と増やしていくつもり」と夫。有孔ボードはカギや帽子なども掛けられて、なかなか便利なのだそう。また、ぬいぐるみがたくさん集まる棚もDIY。曲線を描く棚受けはIKEAで購入したものです。壁と床をタイル貼りにした洗面室では、右側の収納部のカーテンが妻のDIY作品。トイレ空間の上部も有効活用し、有孔ボードを張ってカゴを設置しました。「どこまで自分たちでつくれるかを経験しておけば、将来壊れたときのメンテナンスにも役立つし、大事に扱う。家にももっと愛着がわくと思って頑張りました」と妻。例えば、CDラックのDIYで浮いたのは3~4万円。そのおトクさも見逃せないですが、もっとプライスレスな価値もありそうなM邸でした。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.20』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.20日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】マンションリノベ成功のためのマストアイテムW.I.C 玄関土間 パントリー がある家はいつもキレイ!【第2特集】マンション内同居、近居、二世帯…どうする? 実家との距離【第3特集】どっちがおトク? フルリノベVS部分リノベ【第4特集】どこまでできる? やってみてどうだった?DIY&施主支給 Real Report※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工日尾俊昭一級建築士事務所撮影山田耕司
2019年05月06日「子どもに地元をつくってやりたい」と、長男の誕生後、家を探し始めた大和家。大学で建築を学んだ夫と、デザインの仕事をする妻は最初から「開放的なワンルームの家」をイメージしていました。仲介も手掛けるリノベ会社を検討しながら、通勤に便利な東急線沿線で2年がかりで中古物件を探し、いちばん粘って探してくれたというnu(エヌ・ユー)リノベーションに依頼。川崎市のマンションを3,380万円で購入し、工事費1,100万円(税、設計料別)をかけて、理想的なワンルームの空間を手に入れました。■ 縁側と小上がりの段差で空間に変化をプラス生活の中心にリビングがあり、その周りにいろいろな機能が点在していて、なおかつ、モノを表に出さず広々と暮らせる家。そんなイメージを担当の設計デザイナーと共有しながら、3人であれこれ検討した結果、3.5畳の寝室以外はすべてワンルームでつながったLDKにすることに。ヴィンテージオークのフローリングが印象的なリビングからは、ダイニング、キッチン、縁側、小上がり、玄関土間などがぐるりと見渡せます。リビングの一角には、床を40センチ立ち上げてつくった小上がりが。その下には普段使わないものをたくさん収納できます。隣接する書斎兼収納室と場を分けている壁には、マリメッコの壁紙を貼ったニッチを設けて軽快な印象に。「フローリングの床から直接窓があるより、ワンクッション置いた関係性が欲しかった」という夫の希望で、窓側には縁側を設けました。床の高さを一段下げ、モルタル仕上げにしたことで、内でも外でもない中間領域が誕生。普段は自転車を置いたり、洗濯物を干したり、ときには段差に腰かけてのんびりしたりしているそう。ダイニング側の一部に設けたブラックのフレームのガラス入りパーティションが空間のアクセントに。大和家では、空間を引き締めるための”差し色”を黒に決め、窓枠や家具などにも多用しています。そのため、キッチンのタイルも迷わずブラックに。キリリとした男前のキッチンになりました。また、もともとの間取りを活用して、キッチンと洗面はひと続きにすることで家事動線を確保。キッチン奥からバルコニーへ出られる、勝手口のようなドアも使いやすいそう。■ LDKを囲む、機能的で居心地のいいスペースたちテレビ台の後ろには造作のオープン棚をつくり、LDKとは空間を緩やかに仕切った「書斎兼収納室」を設けました。縁側の物干しと同様、自転車をハンギングするために天井から吊るしたのはなんとガス管!テレビ裏の「書斎兼収納室」は、今のところ子どものおもちゃ置き場兼遊び場に。机を置けば書斎にもなります。LDKから寝室にアクセスする途中には、デザインの仕事をする妻のためのワークスペースをつくりました。デスク前の壁は夫妻がDIYで楽しみながらマグネットペイントを塗装。大好きなマンガを収納する造り付けの本棚は夫のお気に入りです。「極力小さく」という要望通り、約3.5畳とコンパクトに仕上げた寝室。今はここで親子3人、川の字で寝ているそう。将来はここを子ども室にする予定。また、寝室の脇にも収納を設けました。テレビ裏の収納が「見せる収納」なら、こちらはあまり見られたくないものを置くためのスペースとして使い分けています。■ 玄関土間や水まわりも黒で引き締めて玄関土間は夫たっての希望で、「どこまで土間にするか最後まで悩んだ」そう。また、土間とリビングにはあえて12センチの段差をつけることで、「生活の場が浮遊する”島”のようにも見える」と夫は話します。そんなL字型の土間玄関には、無造作な雰囲気がまるでショップのような靴の収納棚が。こちらも黒を差し色に使うことで引き締まった印象に。手洗いもあって広々としているトイレの床はモルタル仕上げにし、こちらも壁の一面を黒く塗装してアクセントにしました。また、洗面は白いモザイクタイルのカウンターにミラーキャビネットを取り付けシンプルな仕様に。理科の実験室のような雰囲気も感じられます。洗面室はキッチン側にも引き戸がついていて、回遊性があるので「家事がしやすい」と妻。玄関土間や縁側、小上がりなど段差を多用して、生活の場がまるでステージかのように演出された大和邸。そのステージで、「家のどこにいても居心地がいい」と日々の暮らしを楽しんでいます。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.20』も参考にしてみてくださいね。リライフプラスvol.20日本で唯一のマンションリノベーション専門誌【巻頭特集】W.I.C 玄関土間 パントリー がある家はいつもキレイ!【第2特集】どうする? 実家との距離【第3特集】どっちがおトク? フルリノベVS部分リノベ【第4特集】DIY&施主支給 Real Report※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工nu(エヌ・ユー)リノベーション撮影飯貝拓司
2019年04月04日●かわいくならないように気をつけた「27歳」「もしも今の心のまま若くなれたら」という、誰もが1度はしたことのある空想を実現できる薬を手に入れ、新たな高校で1年間だけ”リライフ”する……という夢のような設定で人気となったマンガアプリ『ReLIFE』。大人になりきれない大人から見た高校生活のもどかしさと眩しさ、高校生活をやり直すことによって自分を見つめ直す過程が丁寧に描かれ、アニメ化、舞台化と様々なメディアで話題を呼んでいる。今回実写映画化にあたって、主役を務めるのは中川大志。会社を辞め、ニート生活を送っていた27歳の主人公・海崎新太として、実年齢から10歳離れた姿と、「リライフ」した高校生という2つの姿を見せる。また、「リライフ研究所」職員として海崎を見守る夜明了役の千葉は逆に、実年齢に近い28歳の姿と、高校生の姿を演じる。今回は中川と千葉の仲良しコンビに、撮影の様子や2つの面を演じた点について話を聞いた。○27歳のアドバイス――大人気作品の実写映画化ですが、原作の漫画を読んだ感想はいかがでしたか?千葉:すごく大人な漫画ですよね。絵のタッチは柔らかいんですけど、悩みや状況、社会に対しての気持ちが現れていて、すごく続きが読みたくなる漫画でした。中川:(見つめる)千葉:なんだよ(笑)。中川:(笑)。僕はすごく好きな世界観でした。現実世界に1個だけファンタジーな設定が入っていて。27歳が17歳になるという変わった設定なんですけど、青春もあって、でもふとした時に「27歳なんだ」と思わせられる。爽やかだけど、不思議な面もあって。ただの青春漫画じゃないなと思い、すごく面白かったです。――原作は続いているので、映画オリジナルの終わり方となっていましたが、観終わっての感想を教えてください。千葉:(中川と)一緒に観たんですよ。ポスターからしてキラキラしているし、ピンクと水色で爽やかな印象ですが大人の方にも観ていただきたいです!中川:そうなんですよ。もっとポップでコメディな感じになるのかなと思ったんですけど、そういう面もありつつ、全体を通してみたら、いろんな層の人に楽しんでもらえると思いました。今まであまり見たことないようなジャンルの作品です。――今回おふたりとも実年齢に近い役と、10歳ほど違う役を演じられていて2つの面が見れるという面白さがありました。中川さんは、自分より年上の27歳役を演じてみていかがでしたか?中川:千葉くんとは、今までも同い年の役をやらせてもらったことがあるんですけど、今回はすごく不思議でしたね。今までは千葉くんが高校生になっていたけど、今回は逆で、僕が千葉くんの世代にいくことに。僕としては、27歳に行って、高校生に帰ってきて……という作業だったのですごく面白かったです。1作の映画のなかで、2つの顔を見せるので、見た目の変化を作っていく作業も楽しかったですし、スーツも今まで着たことがなかったので新鮮でしたね。千葉:髭も生やしていたもんね。声も変えてたんじゃない?中川:声も若干意識していましたね。あんまりかわいくならないように(笑)。千葉:ふだん、かわいいからね(笑)。中川:ふだんがかわいいから(笑)。作中で高校生になってからは、リラックスして演技ができました。――中川さんが、撮影時27歳だった千葉さんにアドバイスを求めたりなどは。千葉:聞かれました。「27歳ってどんな感じですか?」って。こんな感じです(笑)。「参考にならなかった」って言われました。中川:千葉くんは学生の役も演じてきているので、他の仕事の27歳の人と全く違うじゃないですか(笑)。でも、どういう音楽を聞いていたのかとか、どういうアニメや漫画を見ていたのか、教えてもらいました。作品の中で出せなくても、知っておくだけで面白いですし。――千葉さんは27歳と高校生と、2つの年齢を演じて、いかがでしたか?千葉:そんなには意識していなかったですね。役柄的にも、高校生のキャピキャピする感じを出すわけではなかったので。27歳の時も17歳の時も一貫して、すごく大人な目線で見てなきゃいけなかったので。ビジュアルの変化くらいです。●日本アカデミー賞新人賞に感じたそれぞれの思い○千葉雄大が中川大志専門税理士に!?――作中でも、中身が27歳の海崎が、学校の先生に「年下じゃん」と思うシーンがありましたが、例えば千葉さんも振り返って「あのとき先生のこと大人だと思っていたけど違ったんだ」と思うようなことはありますか?中川:学校でも、千葉くんより年下の先生、いますもんね。千葉:どんな感じなの?中川:学校で会っているから、感覚として「上の方の人なんだろうな」と思っているんだけど、「25歳だよ」と言われると、心の中で「え~、千葉くんより年下じゃん!」って思います。まず基準として出てくるのが千葉くんなんです(笑)。千葉くんとは同い年の役もやっているから、全然感覚が違いますよね。千葉:たしかに今思うと、教育実習の先生も今の僕より年下で、でも髭も生えていて大人なイメージでしたよね。肩書って大事なんですよね。僕も大人に見てもらえるような肩書きが欲しいです(笑)。中川:税理士とか?千葉:……今から!? じゃあ、税理士目指しますよ。中川専属の(笑)。――ちなみに映画には、不器用な優等生の日代千鶴(平祐奈)、努力家で勝ち気な狩生玲奈(池田エライザ)、楽観的で脳天気な小野屋杏(岡崎紗絵)という3人の女の子が出てくるんですけど、おふたりが好きなタイプを教えてください。千葉:そういうのありますよね。中川:小野屋です! いつも明るくてニコニコしてて、いてくれるだけでみんなが安心する雰囲気を出せるのが、この6人の中だったら小野屋だと思うんですよ。いっぱい笑う子が素敵だなと思うので、小野屋が好きですね。千葉:僕は、日代さん。一定のトーンで、サバサバしているじゃないですか。僕も同じトーンでしゃべって、「バカにしてるんですか?」と言われたら、「してます」って答える。中川:想像つく!千葉:そういうやりとりをしたいという妄想はあります(笑)。○「新人だ」という思いを新たにした――千葉さんは先日、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞(『殿、利息でござる!』)を受賞されていましたが、改めて受賞の感想を伺いたいです。中川:見てた~テレビで! 緊張しました?千葉:そうですね。仕事を始めて7年経つんですけど、現場で新人として扱われることは少なくなってきて。その中で新人賞をいただいて、授賞式の場に行ったら「あ、新人だ」と思いました。やっぱり、そうそうたるメンバーの中で緊張して、顔も硬直して……でも新人俳優賞って、役者をやっている中で1度しかもらえないものなので、すごく嬉しかったです。あとは向上心が湧きました。またあの場に立てたらうれしいですね。――何かお祝いの場はあったんですか?千葉:終わったあとに、映画のスタッフさんにお祝いしてもらったんですけど、スペシャルゲストで(主演の)阿部サダヲさんと監督がお祝いしに来てくださったんです。僕は全然知らなかったので、そういうサプライズをしてくださって、嬉しかったですね。――中川さんは、テレビで千葉さんの姿を見ていたということですが、どのような感想でしたか?中川:千葉くんがTVに映った瞬間、嬉しかったですね。他にも共演したことがあって、知っている人もいっぱいいたんですけど、その中でも、千葉くんのいる姿を見たらなんだか胸が熱くなりました。千葉:(疑いの目)中川:これマジでマジで! 本当ですよ! 日本アカデミー賞の授賞式は毎年見ていますし、いろいろ考えています。――やっぱりそれは、あの場に立ちたいという思いで。中川:そういう気持ちなくしては、見れないですよね。でも、一緒にやってきている仲間が立っているのはとても嬉しいですし、刺激にもなります。自分も頑張ろうと思っています。○映画『ReLIFE リライフ』新卒で入社した会社を5カ月で退職した後、不採用続きで27歳になってしまった海崎新太(中川大志)の前に、謎の男・夜明了(千葉雄大)が現れ「人生、やり直してみませんか? 」と声をかける。見た目だけ10歳若返り、1年間限定で高校生活をやり直す社会復帰プログラム「リライフ」に参加することになった海崎は二度目の高校生活に飛び込んでいく。4月15日公開。
2017年04月16日中川大志&平祐奈のW主演で、マンガアプリ「comico」の人気作品を映画化する『ReLIFE リライフ』。このほど、切なくまぶしい青春の日々を収めた予告映像と、新場面写真が解禁となった。海崎新太(中川さん)、27歳。大学院卒業後、入社した会社をすぐに自主退職し、再就職できないまま、コンビニバイトを続ける日々。そんな彼の前に突然現れた謎の男。“リライフ研究所”の所員と名乗る謎の男・夜明了(千葉雄大)から提案されたのは、薬で見た目だけ若返り、1年間高校生活を送るという実験の被験者。なかば自棄っぱちで、薬を飲んでしまった海崎の、まさかの27歳男子の青春学園生活が幕を開ける。2度目の学園生活で出会ったのは、成績はトップだが極度のコミュニケーション音痴の女子高生・日代千鶴(平さん)。頭と顔はいいのに、何かと残念な大神和臣(高杉真宙)。負けん気の強い毒舌女子・狩生玲奈(池田エライザ)…など個性豊かな面々。そんな彼らとやがて打ち解けてゆき、気づけばかけがえのない仲間となってゆく。そして海崎は一生懸命な日代に恋心を抱くようになるが、相手は10歳も年下の女子高生。実験が終われば記憶も消える。切ないラブストーリーの結末とは…。今回解禁された予告編は、中川さん演じる海崎が、授業中にタバコを落としてちょっとした騒動になるシーンや、池田さん演じる狩生が平さん演じる日代に「大嫌い!」と叫ぶシーン、そして海崎が日代に、不器用に気持ちを伝えるシーンなどなど、さまざまな感情が交錯。ストーリーやそれぞれのキャラクターを知ることができる瞬間が連なっている。また、井上苑子が書き下ろした新曲「メッセージ」と「ケツメイシ」の「さくら」のカバーソングとの相乗効果も相まって、思わず心が揺さぶられてしまう、甘酸っぱい青春の要素がたっぷりの映像となっている。合わせて、海崎がリライフした初日に、リアル女子高生や10年ぶりの高校生活におびえながら教室の席につくシーンの未公開写真も解禁された。さらに予告映像中には、原作にはないシーンの一部もちょい出しされているというから、原作ファンも“宝探し”感覚でチェックしてみて。『ReLIFE リライフ』は2017年4月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ReLIFE リライフ 2017年4月15日より全国にて公開(C) 2017 「ReLIFE」製作委員会,(C) 夜宵草/comico
2017年01月26日マンガアプリ「comico」の人気作品を中川大志&平祐奈のW主演で映画化する『ReLIFE リライフ』。高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵、千葉雄大らフレッシュな共演者が集まる注目作のビジュアルが到着し、27歳の“サラリーマン風”と17歳の高校生を演じる中川さんの姿が解禁された。海崎新太27歳、現在ニート。大学院を卒業後に入社した会社を3か月で自主退職した後は、再就職できないままコンビニバイトを続ける日々を送っていた。大学時代の友人に誘われた飲み会では、スーツを着てサラリーマンのフリ。そんな彼の前に突然現れた “リライフ研究所”の所員と名乗る謎の男・夜明了から提案されたのは、薬で見た目だけ若返り、1年間高校生活を送るという実験の被験者となること。なかば自棄っぱちで、薬を飲んでしまった新太の、まさかの27歳男子の青春学園生活が幕を開ける…。2度目の学園生活で出会ったのは、成績はトップだが極度のコミュニケーション音痴の女子高生・日代千鶴。頭と顔はいいが他はいろいろと残念な大神和臣。負けん気の強い毒舌女子・狩生玲奈…などの個性豊かな面々。そんな彼らにやがて打ち解けてゆき、気づけばかけがえのない仲間となってゆく新太。そして一生懸命な日代に恋心を抱くようになるが、相手は10歳も年下の女子高生。実験が終われば記憶も消える。切ないラブストーリーの結末とは…。今回解禁されたチラシビジュアルは、中川さん演じる主人公・海崎新太の、27歳サラリーマン(のフリをしたニート)の新太と、17歳になった制服姿の新太が並んだもの。『四月は君の嘘』や『きょうのキラ君』をはじめ、大河ドラマ「真田丸」の出演でも注目を集める18歳の中川さん。実年齢より10歳も上となる、サラリーマンとしての凛々しいスーツ姿を披露しているのだが、その傍らに浮かぶのは「無職・独身・後悔」というネガディブなワードばかり。果たして、新太は薬を飲んで、ビジュアルのとおり希望に満ちた青春時代を送ることができるのか…?リライフを終えた新太が新たに選択する未来とは?大ヒット映画『今日、恋をはじめます』の古澤健監督がメガホンを取り、映画オリジナルの驚きの結末が待っているという本作。27歳サラリーマン(のフリ)と、17歳の高校生を華麗に演じ分ける中川さんの演技も楽しみにしていて。『ReLIFE リライフ』は2017年4月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日『ラブソングができるまで』や『噂のモーガン夫妻』に引き続き、マーク・ローレンス監督とヒュー・グラントの4度目のコラボ作品となる話題作『Re:LIFE~リライフ~』。“ラブコメの帝王”として人気のヒュー・グラントが映画デビューから33年目に見せる新境地とは?アカデミー賞脚本賞を受賞し、一躍有名脚本家となったキース。しかし、その後15年間はヒット作を生み出せず、パッとしない日々が続いていた。家族にも見放され、ついに電気まで止められてしまうほどどん底に陥ってしまったキースは、エージェントから紹介されたNY北部の田舎町にある大学のシナリオコースの講師を引き受けることになる。仕事に対してやる気はないものの、そこではまだ過去の栄光が通用することを知り、調子に乗ったキースは赴任早々やりたい放題。しかし、シングルマザーのホリーをはじめ、受講者たちは真剣そのものだった。そんな彼らの映画に対する情熱に触れていくうちにキースも徐々に変わり始めることに……。迷いながらも、やり直しの人生でキースが見つけたものとは?本作でキースを演じたヒュー・グラントは、人生につまずきながらも、自分を取り戻そうと奮闘するキースを好演し、その姿は思わず応援したくなるはず。「ヒュー・グラント主演作では、この10年で一番面白い!」と海外でも高く評価されるほどのハマり役です。また、アカデミー賞俳優のマリサ・トメイとJ・K・シモンズといった俳優たちとの豪華共演も話題のひとつ。その他、“未来の大物若手俳優”と期待されている俳優たちが個性的な生徒役を演じており、キースとのやりとりには、笑いを誘います。なかでも、映画をこよなく愛する彼らとキースとの会話に散りばめられた有名作品に関する小ネタの数々は、映画好きにはたまらない見どころです。頂点からの転落を経験したキースだからこそ、「人生のシナリオはいくらでも、そしていつでも自分の力で書き直すことができる」ということを教えてくれる本作。人生において、いま何かに迷っている人にとっては、まさに“人生の教科書的な一本”となりそうです。イベントデータ:『Re:LIFE~リライフ~』公開表記:11月20日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー!配給:キノフィルムズ© 2014 PROFESSOR PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年11月25日“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントが、『ラブソングができるまで』のマーク・ローレンス監督と実に4度目のタッグを組む最新作『Re:LIFE~リライフ~』。今度は落ち目の脚本家を演じたヒューが、アカデミー賞受賞のJ・K・シモンズ、マリサ・トメイとともに人生の“書き直し”を目指して新境地を見せる本作から、予告編が解禁となった。アカデミー賞「脚本賞」を受賞し、名声を手に入れたキース・マイケルズ(ヒュー・グラント)。しかし、それから15年もの間、全くヒット作に恵まれない。妻にも逃げられ、一人息子とも会えず、ついには電気すら止められてしまう!彼は仕方なく、エージェントから紹介された、NY北部の田舎町ビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受ける。懇親会では酔っ払って女性教授ウェルドン(アリソン・ジャネイ)に暴言を吐き、学生は好みのタイプの女学生カレン(ベラ・ヒースコート)たちを選ぶなど、やりたい放題で、大学の学科長ラーナー(J・K・シモンズ)から何度も忠告を受ける始末。だが、娘を育てながら復学をしたシングルマザーのホリー(マリサ・トメイ)を筆頭に、生徒たちは真剣そのもの。心から映画を愛する彼らの情熱に触れるにつれ、キースの心の中でも何かが変わり始める──。数々のロマンティック・コメディの名作を世に送り出し、世界中の女性の心に切なくも温かな火を灯し続けてきたヒュー・グラント。そんな彼が最新作で演じるのは、ハリウッドのトップから転落し、大学の講師を始めることになった脚本家のキース。共演には、『セッション』の鬼教師役で話題をさらい、本年度アカデミー賞「助演男優賞」を受賞したJ・K・シモンズ。本作では、家族の話をすると30秒で泣いてしまうという前作とは真逆のハートフルな学科長に扮し、笑いと涙を誘う。また、『いとこのビニー』でアカデミー賞「助演女優賞」受賞後、『イン・ザ・ベッドルーム』『レスラー』で2度同賞にノミネートされているマリサ・トメイが、キースに影響を与えるシングルマザーを変わらないキュートで演じている。解禁となった予告編では、ヒューが人生をやり直そうと奮闘する売れない中年の脚本家を熱演し、新境地を開拓。誰もが一度は思う、「人生は書き直せるのか?」「本当にやりたいこととは?」を問いかけ、人とのつながりから大切な人生のシナリオを学んでいく様子を描く、優しく心に響く映像となっている。『Re:LIFE~リライフ~』は11月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月13日