アリ・アスターがメガホンを取るA24の映画『Eddington(原題)』に、ホアキン・フェニックス、エマ・ストーン、ペドロ・パスカル、オースティン・バトラーがメインキャストに決まったことが分かった。ルーク・グライムス(「イエローストーン」)、ディードル・オコンネル(『ジョーズ・バケーション』)、マイケル・ウォード(『ブルー・ストーリー』)、クリフトン・コリンズ・Jr.(「ウエストワールド」)も出演する。『Eddington』は、崇高な志を持つニューメキシコの保安官を主人公とした物語。A24のXによるとジャンルは「現代西部劇」とのことだ。アスター監督は脚本も手掛けるという。また、アスター監督の『ミッドサマー』や『ボーはおそれている』を制作したラース・クヌーセンと共に、2人の制作会社「スクエア・ペグ」を通じてプロデューサーも務める。A24と「スクエア・ペグ」のコラボレーションは今作で6度目。撮影監督は『エビータ』と『バルド、偽りの記録と一握りの真実』で2度アカデミー賞にノミネートされたダリウス・コンジ。映画ファンは「『Eddington』は怖い話なのかな?ホラー映画だろうか?」「アリ・アスターの作品はいつだって楽しみだけど、こんな素晴らしいキャストが勢ぞろいするとすごいものになりそうだね」「最高のニュース。良い一日になった」「怖くもあり好奇心もそそられる。アスター監督が手掛ける西部劇って何だろう?」と『Eddington』に対する期待を膨らませている。(賀来比呂美)
2024年03月13日ホアキン・フェニックスがトッド・ヘインズの次回作に主演する。30年代に生きるゲイの恋人同士がカリフォルニアを離れてメキシコに向かうという設定らしい。カップルのひとりは刑事、もうひとりはネイティブ・アメリカン。フェニックスは刑事のキャラクターを演じるようだ。性描写は過激で、18歳以上しか入場を許されないNC-17指定を覚悟しているという。フェニックスもストーリー作成に深くかかわった。撮影はこの夏スタートの予定。ヘインズの最近作は、今年のオスカーに脚本部門でノミネートされた『May December』。フェニックスの次回作は今月日本公開の『ボーはおそれている』。『ボーはおそれている』2月16日(金)公開(C)2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年02月07日アリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』よりホアキン・フェニックスとの撮影秘話を明かしたコメントが到着。メイキングショットも解禁された。本作の出演オファーをかけたタイミングですでにリドリー・スコットの大作映画『ナポレオン』で主演を演じることが決まっていた、ホアキン・フェニックス。脚本が完成した当初、アリ・アスター監督は、この一筋縄ではいかない、稀有なキャラクター<ボー>を演じることを、ホアキン・フェニックス自身にオファーしたものの、まさか本当に興味を持ってくれるとは思わなかったとふり返る。だが<ボー>役に心惹かれたホアキン・フェニックス自身が出演を快諾。奇跡のコラボレーションが実現した。「ホアキンは俳優が思いつく限りのありとあらゆる質問をして、とことん脚本を読み込むのが好きだ。僕らは撮影前も、撮影中の現場でも話し合いながら、手探りで映画を作った」とアリ・アスター監督自身がふり返る。その後、アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスは力を合わせて、製作前も製作中も数えきれないほど脚本を熟読、キャラクターの態度や見た目、服装、声の感じなどについて話し合いボーというキャラクターに命を吹き込んでいったと言う。ホアキンと仕事をする以前のアスターのやり方は「撮影現場に来る前にシーンの動きをつけ、あらかじめ俳優とカメラの位置を決めておくというものだった」。だが、ホアキンと出会ったことで「僕はそのやり方をやめて、どんなシーンにするかは頭の中でイメージを思い浮かべるだけにした。そうすれば、ホアキンが撮影でいつどんな演技をしても受け入れられるからね。いつも僕の想像を超える、すばらしいシーンになったよ」と自身の演出スタイルにまで影響を及ぼしたホアキン・フェニックスと言う俳優の凄みについて語った。そのほか、「ジャンプしてガラスを跳び越えたり、屋根裏部屋から落ちたり、一日中スタントパフォーマーとバスタブの中で激しく転げ回ったりした」と、大半の危険なスタントシーンも自らが全力で役に取り組み、いずれも傑出した演技力を見せたホアキン・フェニックスについて賞賛の声を送っている。ホアキン・フェニックスの役作りの執念について、共演キャストからも簡単の声が続々到着。共演したパーカー・ポージーは「一緒に仕事をする前、ホアキンは世界で最もすばらしい俳優だと思っていましたが、今では、彼は私の想像していた以上にすばらしい俳優だと思っている。今まで俳優と仕事をした中で、最高の経験になりました」と語り「私のトレーラーに入ってきた人の姿がちらっと見えた時、清掃スタッフかと思った。どことなく悲しげで不気味な感じの人だった。それがホアキンだと気づいて、私は悲鳴を上げて笑っちゃった」と肉体的にも徹底的にボーに変身したフェニックスの役作りに驚嘆する。また、ボーが里帰りの途中で出会う外科医を演じた、ネイサン・レインはホアキンの人柄について「ホアキンに会う前は、彼がずっとキャラクターになりきるタイプの俳優だと思ってた。だからカメラが回っていない時も、“ホアキン”じゃなくて“ボー”と呼ぶように気をつけなきゃ、ってね」というが、実際は違っていたそう。「私たちはホアキンがリーダーのいたずらっ子軍団みたいで、撮影が始まるのを待つ間、彼はみんなを笑わせてた。でも“アクション!”の声がかかると、彼は一瞬でキャラクターに深く入り込める。彼にはそんな奇跡的な才能があったんだ」と、自由自在にオンとオフを切り替えられるホアキンの能力に驚きを隠せなかったことに言及している。『ボーはおそれている』は2月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
2024年02月04日野外音楽フェス「オトダマ(OTODAMA)’24~音泉魂~」が、2024年5月4日(土・祝)・5日(日・祝)の2日間、大阪・泉大津フェニックスにて開催される。野外音楽フェス「オトダマ」2005年に初開催された「オトダマ」は、大阪府泉州エリア最大のイベント会場である泉大津フェニックスを舞台にした野外音楽フェス。開催20年目を迎える2024年度も、多数の人気アーティストたちが会場を盛り上げる。くるりや羊文学、OKAMOTO’Sら出演2024年は、くるりやCornelius、EGO-WRAPPIN’、羊文学、クリープハイプ、崎山蒼志、サンボマスター、OKAMOTO’S、never young beachらがラインナップ。ゴールデンウィーク最終日の4日・5日の2日間に渡って、多彩な国内アーティストが出演する。出演アーティスト(五十音順)■5月4日(土・祝)a flood of circle/打首獄門同好会/ORANGE RANGE/クジラ夜の街/クリープハイプ/SAKANAMON/サンボマスター/シャイトープ/四星球/超能力戦士ドリアン/帝国喫茶/Hakubi/バックドロップシンデレラ/フレデリック/My Hair is Bad/ヤバイTシャツ屋さん/Lucky Kilimanjaro/ルサンチマン<湯上がりアクト>キュウソネコカミ■5月5日(日・祝)EGO-WRAPPIN’/OKAMOTO’S/奥田民生(MTR&Y)/オレンジスパイニクラブ/くるり/GRAPEVINE/Cornelius/崎山蒼志/清水ミチコ/STUTS/台風クラブ/never young beach/ピーズ/羊文学/フィッシュマンズ/Hedigan’s/Helsinki Lambda Club/POLYSICS<湯上がりアクト>フラワーカンパニーズ開催概要「オトダマ(OTODAMA)’24~音泉魂~」開催日:2024年5月4日(土・祝)・5日(日・祝)会場:大阪・泉大津フェニックス問い合わせ先TEL:清水音泉06-6357-3666(平日12:00~17:00)チケットぴあ先着&イープラス先着先行受付期間:2月26日(月)18:00〜2月29日(木)18:00ローチケ先着先行受付期間:2月27日(火)12:00〜2月29日(木) 18:00一般発売日:3月2日(土)10:00料金:2日通し券16,500円 / 1日券8,800円 / 学割1日券6,600円
2024年01月29日ホアキン・フェニックス主演『ボーはおそれている』よりシーン写真が解禁。アリ・アスター監督からのコメントも到着した。日常のささいなことも不安になる怖がりの男ボー(ホアキン・フェニックス)が、怪死した母の元へ駆けつける道中、思わぬ出来事に遭遇していく姿を描く本作。この度解禁されたのは、ホアキン・フェニックス演じる主人公ボーが、自身の帰省中に襲いかかる“あらゆる酷いこと”に対して<おそれすぎ>ている様子を捉えたシーン写真6点。理不尽な出来事に巻き込まれ、怯えながら裸でギブアップポーズを見せるボー、見晴らしの良い家の庭なのに、患者衣と傷だらけの姿で悩ましげに電話をかけるボー、虚な表情で工事現場の足場に場違いなパジャマ姿のまましがみつくボー。また、歌舞伎の書き割りのような舞台装置の中、旅役者のような農夫姿で不安げに佇むボーのほか、モダンなリビングで距離感が近すぎる他人に対し、すでに無の境地でお祈りをするボーや、居住するアパートでは鋭い目つきを見せるボー。ホアキン・フェニックスが、肉体的にも感情的にも精神的にも息つく間もない“ボー“というキャラクターのあらゆる<おそれている>パターンを体現する姿は、まさに圧巻だ。未だ伝説的な存在感を残す『ジョーカー』(2019)、そして、歴史にその名を残す偉人『ナポレオン』(2023)。その間にいたホアキン・フェニックスに<あらゆることに怯え続ける小心者のボー>という、奇妙な問題を抱えたキャラクターを演じさせたのは鬼才アリ・アスター監督。監督は「ホアキンと一緒にボーのルックスを作り上げたんだ」とふり返り、「一緒に取り組んで、多くのことをいろいろと試してみた。ヘアスタイリストに来てもらって、いろんな髪型を試してみて、その時の彼の髪型をいじりながら、何が適切かを検討した」と語る。そして「話して話して話しまくり、さらに、ひたすら話し続けるんだ。それから、もうすべてを話し尽くしたと思ったとき、さらに話し続けるんだよ」と、ホアキンとの徹底した対話から<ボー>という稀有なキャラクターが生み出されたことを明かしている。『ボーはおそれている』は2月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
2024年01月26日ホアキン・フェニックスが主演を務める映画『ボーはおそれている』の本予告映像とポスタービジュアルが公開された。『ボーはおそれている』は、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』などで知られるアリ・アスター監督が、気鋭の映画スタジオA24と3度目のタッグを組んだ最新作。公開された本予告では、怪死した母のもとに駆けつける“だけ”のはずだった、ボー(ホアキン)の帰省が“壮大な旅”に変貌していく様子が映し出される。「ママが怪死した」という突然の電話連絡で茫然自失となったボーは、しばらく会ってなかった母に会いにいく決心をする。しかしその瞬間から彼は、現実か妄想か分からない壮大な旅に巻き込まれていくことになる――。そして、母と過ごした美しい少年時代の思い出から一転、「あなたの旅は果てしなく続く」という予言のような女性の不吉なメッセージが響きわたり、次から次へと現れる不思議な人々、予想もしなかった奇想天外な出来事、襲いくる危機、消えない不安など、不穏な映像の数々を収めた予告編となっている。またポスタービジュアルでは、全身が揺らいでいるボーの姿や、パジャマの胸元のポケットには少年時代のボーの顔が。その周囲には彼が旅の途中で遭遇する様々な風景や人物が散りばめられ、「ママ、きがへんになりそうです」というキャッチコピーが添えられている。『ボーはおそれている』本予告映像<作品情報>『ボーはおそれている』2024年2月16日(金) 公開公式サイト: Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
2023年12月07日『ナポレオン』より主演のホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の対談映像が解禁。さらに撮影現場の様子を捉えたメイキング写真も初解禁された。『グラディエーター』(2000)以来23年ぶりのタッグとなるホアキン・フェニックスを主演に、リドリー・スコット監督がフランス皇帝・ナポレオンを描く本作。この度、旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の対談が実現。撮影時のエピソードや「ナポレオン」の人物像などについて語り合っている。冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、フェニックスが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」とズバリ切り込むと、スコット監督は「君のせいだ」と即答。「僕のせいか」と爆笑するフェニックスに「それは冗談だけど(笑)君から学んだね。物語の真の意味を探ってくれただろ。実に楽しかった」と感慨深げ。撮影中の話になると、「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かしたフェニックス。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くフェニックスにスコット監督は「毎日だね」と返すなど、2人の気さくな関係がこちらにまで伝わってくる。「君はいい意味で複雑な人間だ。この役では、それが大きなプラスになる」とスコット監督がいうと照れ笑いを浮かべるフェニックス。「僕の性格をよくわかってる。演じてて最高に楽しかった」と笑顔でふり返った。また、2人の出会いとなった映画『グラディエーター』についても話が及ぶ。「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い・・・僕を選んだ理由は?」とユーモアたっぷりに聞くフェニックス。スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思い出した。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と語ると、フェニックスがたまらず「いいことを言おうとして思いつかなかったんだろ!」と笑いながら突っ込みを入れる、息のあった様子を見せた。リドリー・スコット×ホアキン・フェニックス「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」とフェニックスが訊ねると、スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と答える。フェニックスは「一方でユーモアと茶目っ気もあった」とナポレオン像について語り合う。2人の言葉から、いかにナポレオンが両極端に思える性質を内存させた人物だったかが垣間見える。そして話はナポレオンの妻・ジョゼフィーヌとの話に。「最初に言ったね。“ナポレオン”を演じるなら、ジョゼフィーヌとの関係性を理解しろ”と。まだできていない」と率直に語るフェニックス。それに対しスコット監督は「ナポレオンの名声の始まりは、ジョゼフィーヌとの出会いだ」と語る。互いを振り回し、傷つけ、それでも離れることのなかった2人の複雑な関係を、フェニックスは「きっと本人たちも分かっていない。なぜ惹かれあい、なぜ離れられないのか。ミステリアスな関係だ」とふり返った。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月28日映画『ナポレオン』の12月1日(金)からの公開を前に、主演のホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の特別対談映像とメイキング写真が解禁された。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトはいかにして皇帝の座へ上りつめたのか?映画では、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略で歴史に残る数々の戦争を仕掛けたナポレオンの真の姿が描かれる。旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督。冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、フェニックスが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」と切り込むと、スコット監督は「君のせいだ」と即答。「僕のせいか」と爆笑するフェニックスに「それは冗談だけど(笑)君から学んだね。物語の真の意味を探ってくれただろ。実に楽しかった」と感慨深げ。撮影中の話になると、「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かしたフェニックス。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くフェニックスにスコット監督は「毎日だね」と返すなど、ふたりの気さくな関係が伝わってくる。また、ふたりの出会いとなった映画『グラディエーター』についてにも話が及ぶ。フェニックスは「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い……僕を選んだ理由は?」とユーモアたっぷりに聞くと、スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思い出した。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と回答。フェニックスはたまらず「いいことを言おうとして思いつかなかったんだろ!」と笑いながらツッコむ。そして「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」とフェニックスが切り込む。スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と答えると、フェニックスは「一方でユーモアと茶目っ気もあった」と語った。最後、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌとの話になると、「最初に言ったね。“ナポレオン”を演じるなら、ジョゼフィーヌとの関係性を理解しろ”と。まだできていない」と率直に語るフェニックス。それに対しスコット監督は「ナポレオンの名声の始まりは、ジョゼフィーヌとの出会いだ」と語る。互いを振り回し、傷つけ、それでも離れることのなかったふたりの複雑な関係。フェニックスは「きっと本人たちも分かっていない。なぜ惹かれあい、なぜ離れられないのか。ミステリアスな関係だ」と振り返った。『ナポレオン』ホアキン・フェニックス×リドリー・スコット監督の対談映像『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年11月28日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』より特別映像が解禁。さらに新たな場面写真も解禁された。本作は、撮影カメラ11台、集められたエキストラ総勢8000人、莫大な製作費をかけてヨーロッパロケを敢行し、「皇帝ナポレオン」を描いたスペクタクル超大作。この度解禁されたのは、ナポレオンを演じたホアキン・フェニックスにフォーカスした特別映像。ハリウッドを代表する俳優となったホアキンについて、共演のヴァネッサ・カービーやリドリー・スコット監督が語っている。かつてホアキン・フェニックスといえば、個性的な監督たちと組んで、映画通の間で愛される役者、何よりあの伝説の俳優リバー・フェニックスの弟という印象が強かった。映画賞にも常連の実力派だったが、『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、映画も世界中で爆発的なヒットを記録し、スター俳優として脚光を浴びることとなった。音楽のセンスもユーモアのセンスも独特なエピソードを持つ彼だが、本作の現場ではどうだったのだろうか?解禁となった映像で「ホアキンは本当にすごかった」と語り出すヴァネッサ・カービー。ホアキン・フェニックス演じる本作のナポレオンは、「私は他の男とは違う」と言い聞かせ、天才的な戦略で大群を率いてヨーロッパを侵攻するも、妻・ジョゼフィーヌに振り回されるというキャラクターだ。豪胆さと矮小さが同時に存在し、ナポレオンという人物を形作っている。カービーは「ナポレオンという予測不能な人物の特異な精神性を見事に表現した。ナポレオンの中にある真っ黒な部分をホアキンは完全に理解していた」と語る。さらにリドリー・スコット監督は「ホアキンを選んだ理由は彼の情熱だ」と話す。ホアキンとは『グラディエーター』以来のタッグとなるが、きっかけはホアキンがアカデミー賞に輝いた『ジョーカー』を見た時だったという。「彼が『グラディエーター』にどのように取り組んだか、彼の姿を見て鮮やかによみがえってきました。彼は正直でいてくれるし、私も彼に対して誠実さを大切にする。互いにとって良い存在ですね」と語る。同時に「彼こそがナポレオンだ、と思いました。身体的にも彼は役にピッタリです。彼の顔の特徴のいくつかは驚くほどナポレオンに似ている」とも言っており、ぜひ劇中にも登場するナポレオンのおかかえ画家、ジャック=ルイ・ダヴィッドらが残した自画像などと照らし合わせて見てほしい。現場でのホアキンの立ち振る舞いについて、プロデューサーのケヴィン・ウォルシュも「彼のような人はいません。彼はカメラの前に立つ度に自分を消します。何よりも、とても働き者です。自分の仕事を深く掘り下げ、映画全体の構成をより良くするために疑問を投げかけます。さらに、素晴らしいユーモアのセンスもあります。映画にとって、かけがえのない財産です」と絶賛している。今回のナポレオン役については、さすがのホアキンも不安を覚えたそうだが、鍵になったのは【肖像画】だったという。当時でいう写真代わりの肖像画をホアキンは見つめ続けた。ちなみにナポレオンの墓や縁ある場所なども訪れたそうだが、それらはホアキンの心を動かすことがなく、ナポレオンの着用したジャケットを見ても「“こりゃ小さいジャケットだな”と思う程度だった」という。そんな独自の感性を持つ彼が本作でどのように「ナポレオン」像を作り上げていったのか。スコット監督は、「彼はナポレオンの歩き方、話し方、座り方に注目していた」と明かし、改めて「ホアキンは撮影中に進化していく。ナポレオンになっていくんだ。最高の俳優だ」と賛辞を送っており、そんなホアキン・フェニックスが体現した「ナポレオン」にますます期待が高まる。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月18日映画『ボーはおそれている』が、2024年2月16日(金)に公開される。主演はホアキン・フェニックス、監督はアリ・アスター。アリ・アスター×ホアキン・フェニックスがタッグ2023年4月、北米での公開以降、世界中で話題となった映画『ボーはおそれている』が、ついに日本公開へ。スリラー映画『ミッドサマー』や、ホラー映画『へレディタリー/継承』を手掛けた監督、アリ・アスターによる最新作。製作は『ムーンライト』や『カモン カモン』などの話題作を世に送り出してきた気鋭スタジオA24が手がける。妄想と現実の狭間を行き来する男が、母のもとへ帰る旅ストーリーの詳細は明らかにされていないが、ホアキン・フェニックス演じる偏執症(へんしゅうびょう)の男が、母親のもとに帰るための壮大な旅に出るという内容。劇中では、妄想と現実の狭間を行き来するかのような主人公の様子が描かれるようだ。また作中には、地面に倒れ絶叫するホアキン・フェニックスの姿も...?アリ・アスターから観客に向けた“精神への挑戦状”ともいえる内容をふんだんに盛り込んでいる。*偏執症:特定の妄想を抱き、それに捕らわれる病気。主演はホアキン・フェニックス主演は、『ジョーカー』続編の公開も控えるホアキン・フェニックスが務めるほか、ネイサン・レイン、『レディ・バード』のスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、パティ・ルポーン、『ワース 命の値段』のエイミー・ライアン、『カフェ・ソサエティ』のパーカー・ポージーらが名を連ねている。【作品詳細】映画『ボーはおそれている』公開日:2024年2月16日(金)監督:アリ・アスター出演:ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、パティ・ルポーン、エイミー・ライアン、パーカー・ポージー配給:ハピネットファントム・スタジオ原題︓BEAU IS AFRAID
2023年10月30日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督の映画『ナポレオン』。撮影カメラ11台、8,000人を超えるエキストラ、巨額の製作費をかけてヨーロッパロケを敢行した本作の見どころでもある、戦いのシーンにフォーカス。ホアキン演じるナポレオンが、いかに広範囲に勢力を伸ばし、どのように周辺諸国を制圧していったのか、また語り継がれる歴史的な戦いはどのようなものだったのかを紐解く。誰もが名前を知る<英雄>ナポレオン・ボナパルト。彼が世界にその名を轟かせるきっかけは、1789年に始まったフランス革命だった。王と貴族による支配に不満を抱いた平民が立ち上がり、絶対王政が崩壊。しかし革命後、フランスは大きな混乱と抗争に見舞われる。若き軍人ナポレオンは、その動乱のさなかに数々の功績を打ち立てた。革命政府の軍人として混乱を次々に鎮め、ついにはクーデターを成功させて国家の長となったのだ。政治家の才に長けたナポレオンは、革命の精神をもって社会の安定を図り、自らの名を冠した「ナポレオン法典」を発布。また、自ら戦地に赴き、卓越した戦術とカリスマ性によって生涯61もの戦闘を指揮した。フランス皇帝となった後も、名将として周辺諸国を圧倒し、一時はヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置いた。地図で見ると、いかに広範囲にナポレオンの勢力が広がっていたかが分かるだろう。もともとフランスにとって、自国を守るための闘いだった戦争。ナポレオンはその目的を少しずつ変化させ、やがて血で血を洗う侵略と征服に身を投じていく。1793年から1815年までに率いた戦闘の数々では、累計300万人以上が戦死。もはや、彼は「悪魔」「食人鬼」として恐れられる存在となっていた。●トゥーロンの戦い(1793年フランス)パリ→トゥーロン695kmフランス革命初期、港町・トゥーロン。王党派を支援するイギリスらの軍隊に占領されていた港の砦を取り戻し、砲兵将校だったナポレオンが国際的に名を上げた戦い。深夜、ナポレオンは奇襲をかけると砦の大砲を強奪、港に停泊していたイギリス海軍の艦隊を次々撃沈した。●エジプト遠征(1798年 エジプト)パリ→アレクサンドリア4,477km29歳のナポレオンは少将となり、4万人を率いてエジプト・アレクサンドリア近郊に上陸。イギリスの植民地インドへの経由地であるエジプトを抑えることが狙いだった。エジプトはオスマン帝国統治下、非アラブ系白人奴隷や傭兵からなる騎馬隊のマルムーク軍は、銃剣装備の歩兵からの一斉射撃の前になすすべなくフランス軍が圧勝。北進するもののイギリス・オーストリアによるフランスへの攻撃の再開に加え、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌの浮気が発覚。「敵前逃亡と見做されるぞ!」と非難されながらも、ナポレオンはフランスへ帰還する。●アウステルリッツの戦い(1805年オーストリア※現在のチェコ)パリ→アウステルリッツ1,242kmナポレオンが、ロシア・オーストリア連合軍を破った戦いは戴冠式から1年後のこと。オーストリアは、ロシアと同盟を組んでフランスに戦いを挑んだ。ナポレオンは地の利を活かし、敵を誘い込むように陣形を展開。雪で隠されていた場所は、実は氷の張った湖。そこへ大砲を打ち込んで兵も馬も凍てつく湖に引き摺り込んだ。結果はフランス軍の大勝。オーストリアは領土の割譲や多額の賠償金を課され、ロシア軍は撤退。ナポレオンの戦績の中でも最も華々しいものとなった。●ボロジノの戦い(1812年ロシア)パリ→モスクワ2,848kmモスクワ西方・ボロジノ。ナポレオン率いる大陸軍(フランス軍を中核としたヨーロッパ諸国連合軍)とロシア帝国陸軍の戦い。ナポレオンは、60万の兵を率いて進軍する。食糧供給を断たれるなど戦力を削られながらもなんとかモスクワに入城したときには30万人都市はすでにもぬけのカラ。若きロシア皇帝アレクサンドル1世はモスクワの街を焼き払い、ナポレオンを退却させた。しかも例年よりも早く厳しい寒波に襲われ、寒さ・飢えに加えてチフスや赤痢といった病が蔓延。フランスへ帰還できたのはわずか4万ほどだったといわれている。●ワーテルローの戦い(1815年現在のベルギー)パリ→ワーテルロー292kmモスクワ遠征の責任を問われたナポレオンはエルバ島の統治を名目とした実質流刑となるが、ヨーロッパ情勢は安定せず、1年ほどでフランス国内からもナポレオン待望の機運が高まる。イギリスとプロイセン連合軍は25万を超える兵力を終結させ、ナポレオン率いるフランス軍12万と対峙。イギリス軍は高地に軍をはり、正確な射撃で応戦。フランス軍は雨により砲兵が活動できず、イギリス軍の方陣を切り崩せない上、交戦中にプロイセン軍の援軍が到着。フランス軍は結果4万人もの戦死者を出して総退却することになった。ナポレオンはセントヘレナ島に流され、そこで生涯を終える。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年10月28日ホアキン・フェニックス主演×リドリー・スコット監督の映画『ナポレオン』より、本編の見どころでもある戦いのシーンにフォーカスした場面写真が解禁された。本作は、“英雄”と呼ばれる一方で“悪魔”と恐れられたフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトの真の姿を壮大なスケールで描いたスペクタクル大作。撮影カメラ11台、8000人を超えるエキストラ、巨額の製作費をかけてヨーロッパロケを敢行した。ナポレオン・ポナパルトが世界にその名を轟かせるきっかけは、1789年に始まったフランス革命だった。王と貴族による支配に不満を抱いた平民が立ち上がり、絶対王政が崩壊。しかし革命後、フランスは大きな混乱と抗争に見舞われる。若き軍人ナポレオンは、その動乱のさなかに突如現れ、数々の功績を打ち立てた。革命政府の軍人として混乱を次々に鎮め、ついにはクーデターを成功させて国家の長となった。政治家の才に長けたナポレオンは、革命の精神をもって社会の安定を図り、自らの名を冠した「ナポレオン法典」を発布。また、自ら戦地に赴き、卓越した戦術とカリスマ性によって生涯61もの戦闘を指揮した。フランス皇帝となった後も、名将として周辺諸国を圧倒し、一時はヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置く。もともとフランスにとって、戦争とは自国を守る闘いだったが、ナポレオンはその目的を少しずつ変化させ、やがて血で血を洗う侵略と征服に身を投じてゆく。1793年から1815年までに率いた戦闘の数々では、累計300万人以上が戦死。もはや、彼は「悪魔」「食人鬼」として恐れられる存在となっていた。なお、今回解禁された場面写真と解説は以下の通り。トゥーロンの戦い(1793年フランス)パリ→トゥーロン695kmトゥーロンの戦いフランス革命初期、港町・トゥーロン。王党派を支援するイギリスらの軍隊に占領されていた港の砦を取り戻し、砲兵将校だったナポレオンが国際的に名を上げた戦い。深夜、ナポレオンは奇襲をかけると砦の大砲を強奪、港に停泊していたイギリス海軍の艦隊を次々撃沈した。エジプト遠征(1798年 エジプト)パリ→アレクサンドリア 4477kmエジプト遠征29歳のナポレオンは少将となり、40,000人を率いてエジプト・アレクサンドリア近郊に上陸。イギリスの植民地インドへの経由地であるエジプトを抑えることが狙いだった。エジプトはオスマン帝国統治下、非アラブ系白人奴隷や傭兵からなる騎馬隊のマルムーク軍は、銃剣装備の歩兵からの一斉射撃の前になすすべなくフランス軍が圧勝。北進するもののイギリス・オーストリアによるフランスへの攻撃の再開に加え、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌの浮気が発覚。「敵前逃亡と見做されるぞ!」と非難されながらも、ナポレオンはフランスへ帰還する。アウステルリッツの戦い(1805年オーストリア※現在のチェコ)パリ→アウステルリッツ1242kmアウステルリッツの戦いナポレオンが、ロシア・オーストリア連合軍を破った戦い。戴冠式から1年後のことだった。オーストリアは、ロシアと同盟を組んでフランスに戦いを挑んだ。ナポレオンは地の利を活かし、敵を誘い込むように陣形を展開。雪で隠されていた場所は、実は氷の張った湖。そこへ大砲を打ち込んで兵も馬も凍てつく湖に引き摺り込んだ。結果はフランス軍の大勝。オーストリアは領土の割譲や多額の賠償金を課され、ロシア軍は撤退。ナポレオンの戦績の中でも最も華々しいものとなった。ボロジノの戦い(1812年ロシア)パリ→モスクワ2848kmボロジノの戦いモスクワ西方・ボロジノ。ナポレオン率いる大陸軍(フランス軍を中核としたヨーロッパ諸国連合軍)とロシア帝国陸軍の戦い。ナポレオンは、600,000の兵を率いて進軍する。食糧供給を断たれるなど戦力を削られながらもなんとかモスクワに入城したときには30万人都市はすでにもぬけのカラ。若きロシア皇帝アレクサンドル1世はモスクワの街を焼き払い、ナポレオンを退却させた。しかも例年よりも早く厳しい寒波に襲われ、寒さ・飢えに加えてチフスや赤痢といった病が蔓延。フランスへ帰還できたのはわずか40,000ほどだったと言われている。ワーテルローの戦い(1815年現在のベルギー)パリ→ワーテルロー 292kmワーテルローの戦いモスクワ遠征の責任を問われたナポレオンはエルバ島の統治を名目とした実質流刑となるが、ヨーロッパ情勢は安定せず、1年ほどでフランス国内からもナポレオン待望の機運が高まる。イギリスとプロイセン連合軍は250,000を超える兵力を終結させ、ナポレオン率いるフランス軍120,000と対峙。イギリス軍は高地に軍をはり、正確な射撃で応戦。フランス軍は雨により砲兵が活動できず、イギリス軍の方陣を切り崩せない上、交戦中にプロイセン軍の援軍が到着。フランス軍は結果4万人の戦死者を出して総退却することになった。ナポレオンはセントヘレナ島に流され、そこで生涯を終える。『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年10月28日『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督の最新作でホアキン・フェニックスとタッグを組んだ映画『BEAU IS AFRAID』が、邦題『ボーはおそれている』として、2024年2月16日(金)に日本公開決定。震撼の特報映像が解禁された。恐怖映画の歴史を覆す作品を発表し、マーティン・スコセッシら名だたるフィルムメーカーたちが称賛、かつ影響を受けていると公言、3作目にしてすでに映画界の流行を作る監督となったアリ・アスター。アリ・アスター監督『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、数々の映画で見せる壮絶な役作りや鬼気迫る演技で現代最高の俳優として知られるホアキン・フェニックスのタッグとなる本作。解禁されたティザー画像には、アリ・アスター監督、ホアキン・フェニックスのクレジットとともに、パジャマのようなものを着て微笑みを浮かべる少年の画が。この男性はホアキン・フェニックス演じる主人公なのか…?また、特報映像は『ミッドサマー』のフローレンス・ピュー、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレットとこれまでのアリ・アスター作品の主演女優の映像に続き、絶叫するホアキンと、謎の映像が垣間見える。最後にはピュアに微笑むアリ・アスター監督の姿も。ホアキン・フェニックス今年4月の北米公開以降、マーティン・スコセッシ監督は「現代にはこんなレベルの映画を作れるフィルムメーカーはほとんどいない」、ポン・ジュノ監督は「傑作だ!過去観た中で一番圧倒された作品」と絶賛。ギレルモ・デル・トロ監督は「ユーモアと悪夢が共存し、自由気ままな反面、緻密に描かれている」とアリ・アスター監督らしさに感嘆し、エマ・ストーンは「この映画が大好き!」との言葉を贈る。また、「非の打ち所がない」(Roger.Ebert.com)、「アリ・アスターの映画で初めて大泣きした」(IndieWire)、「変態的で狂気的な面白さがある」(AV Club)、「至福の時間だった」(TV Guide)、「とてつもなく不気味で、滅茶苦茶面白い」(Variety)など、有力映画サイトでも高評価を受けている。『ボーはおそれている』は2024年2月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月27日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』より最新予告が公開され、日本版ポスターと新場面写真も解禁された。『ジョーカー』でアカデミー賞を受賞したホアキン・フェニックスが英雄と呼ばれる一方で、悪魔と恐れられた男「ナポレオン」を演じる本作。リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが『グラディエーター』以来23年ぶりの再タッグで挑むスペクタクル超大作だ。この度解禁された最新予告では、ホアキン・フェニックスが鬼気迫る演技で挑んだナポレオンの真の姿が切り取られている。フランス軍を率いる指揮官としての雄姿、いまも語り継がれる運命の女、妻ジョゼフィーヌとの愛憎入り混じるプライベートな顔、歴史に残る冠を奪い、自ら頭上へと掲げる皇帝ナポレオン誕生の戴冠式での威圧的な演説の様子などが、撮影カメラ11台、エキストラは総勢8000人という莫大な製作費をかけた壮大な映像とともに映し出されている。やがて、徐々に剥き出しになっていくナポレオンの野心と虚栄。遂にはフランス中が恐れ、誰も手がつけられない存在へとなってしまうひとりの男の生き様を、ホアキン・フェニックスならではの怪演とも言うべく迫真の演技で見せつける。フランス国旗を手にした軍隊や数百頭の馬とともに激しい雄叫びを上げ、勇ましく走り抜けるナポレオンの姿に目が離せない、圧巻の予告映像に仕上がっている。併せて解禁された日本版ポスターでは、まるで睨むような形相で、じっとこちらを見つめるホアキン=ナポレオンの表情が切り取られている。場面写真では、兵士を鼓舞する凄みのある佇まいを見せる一方、妻に寄り添う別の一面も映し出され、これまで描かれることのなかったであろう、「ナポレオン」のまた違う側面を垣間見ることができる。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年10月19日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』の公開日が12月1日(金)に決定し、日本版予告と新場面写真が解禁された。ホアキン・フェニックスとリドリー・スコットは『グラディエーター』以来の再タッグ。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオンの知られざる姿を描き出す。この度解禁となった予告映像は、1789年に始まったフランス革命により、マリー・アントワネットが国民の罵声飛び交う中でギロチン(斬首刑)にかけられるショッキングなオープニングから始まる。それを冷静に見守る一人の男、フランスの将校ナポレオン。革命による国内の混乱を鎮め、イギリスやオーストリアから国を守るべく、類まれなる軍事戦略でたちまち頭角を現し、皇帝にまで上り詰めていく。最愛の妻ジョゼフィーヌとともに出席したノートルダム大聖堂での戴冠式では自らの手で冠を取り上げて被り、大いなる野望を描く印象的なシーンも。そして、アウステルリッツとワーテルローという、ナポレオンの戦いの中でも重要な二大戦闘シーンも見られる。フランス国旗を手にした軍隊と数百頭の馬と共に勇ましく指揮を執るナポレオン。そして予告ラストに描かれるのは、一面、氷と霧に覆われたアウステルリッツの戦いだ。オーストリアとロシアの連合軍を雪で覆われた氷上に誘い込むと突然、大砲を発射!彼らの足元の氷を打ち割り、血まみれになった敵国の兵や馬が氷の割れた湖へと落ちていく…。ナポレオンの狡猾かつ冷酷ぶりを伺わせる衝撃シーンとなっている。撮影カメラ11台、集められたエキストラは8000人と多額な製作費をかけ、ヨーロッパロケを敢行した本作。「スペクタクル超大作」の名にふさわしい、壮大なスケールを感じさせる予告編となっている。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日リドリー・スコット監督と『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが『グラディエーター』以来の再タッグで挑むスペクタクル超大作『ナポレオン』の日本版予告編と新場面写真が解禁された。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトはいかにして皇帝の座へ上りつめたのか?映画では、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略で歴史に残る数々の戦争を仕掛けたナポレオンの真の姿が描かれる。解禁された日本版予告は、1789年に始まったフランス革命により、マリー・アントワネットが国民の罵声飛び交う中でギロチン(斬首刑)にかけられるショッキングなオープニングから始まる。それを冷静に見守るひとりの男、フランスの将校ナポレオン(ホアキン・フェニックス)。革命による国内の混乱を鎮め、イギリスやオーストリアから国を守るべく、類まれなる軍事戦略でたちまち頭角を現し、皇帝にまで上り詰めていく。最愛の妻ジョゼフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)と共に出席したノートルダム大聖堂での戴冠式では、自らの手で冠を取り上げて被り、大いなる野望を描く印象的なシーンも。また、予告編ではアウステルリッツとワーテルローという、ナポレオンの戦いの中でも重要な二大戦闘シーンも見られる。フランス国旗を手にした軍隊と数百頭の馬と共に勇ましく指揮を執るナポレオン。そして予告ラストに描かれるのは、一面、氷と霧に覆われたアウステルリッツの戦い。オーストリアとロシアの連合軍を雪で覆われた氷上に誘い込み、突然、大砲を発射。彼らの足元の氷を打ち割り、血まみれになった敵国の兵や馬が氷の割れた湖へと落ちていくという、ナポレオンの狡猾かつ冷酷ぶりを伺わせる衝撃的なシーンとなっている。『ナポレオン』日本版予告『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年09月08日アメリカでは11月22日、日本では12月に公開が決定しているリドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス主演『ナポレオン』。スコット監督が主演にホアキンを選んだ理由を「Empire」誌に語った。2人は2000年のアカデミー賞受賞作『グラディエーター』でタッグを組んだことはあったが、今作のナポレオン役にホアキンを起用するアイディアは、スコット監督が『ジョーカー』を観ている時に思いついたという。「私はホアキンを見つめながら、『この悪ガキはナポレオン・ボナパルトだ』と言いました。彼はナポレオンにそっくりなんです」と、ジョーカーに扮したホアキンがナポレオン役にぴったりだと確信したと明らかにしている。「私はナポレオンをアレクサンドロス大王、アドルフ・ヒトラー、スターリンと比較します。確かに彼は悪いこともたくさんやってきた。同時に、驚くほどの大胆さ、実行力、支配力もありました。彼は特別な人だったのです」と、ナポレオンの魅力についても語った。ナポレオンと最初の妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの関係を中心に描いているという今作。ジョゼフィーヌ役は当初ジョディ・カマー(「キリング・イヴ/Killing Eve」)がキャスティングされていたが、スケジュールの都合で降板し、ヴァネッサ・カービー(『ミッション:インポッシブル』シリーズ)が新たに起用された。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2023年08月01日映画『ナポレオン』が2023年12月1日(金)に公開される。監督はリドリー・スコット、主人公ナポレオン役はホアキン・フェニックス。軍人ナポレオンの“真の姿”とは?映画『ナポレオン』は、歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトが、いかにして皇帝の座へ上りつめたのかを壮大なスケールで描く作品。彼が唯一愛した妻・ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、歴史に残る数々の戦争を仕掛けた“軍人ナポレオンの真の姿”に迫る。リドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス主演監督は、アカデミー賞作品賞に輝いた映画『グラディエーター』や『オデッセイ』などを手掛けてきた巨匠リドリー・スコット。主人公のナポレオン役はホアキン・フェニックスが演じる。リドリー・スコットとホアキン・フェニックスのタッグは、ホアキン・フェニックスがラッセル・クロウ演じるローマの将軍マキシマスと対峙する暴君を演じた『グラディエーター』以来となる。ホアキン・フェニックスは役作りにあたり、ナポレオンに関する膨⼤な量の書籍を読み漁りリサーチ。しかし、役作りは難航したといい、リドリー・スコットは細部にわたって1つ1つのシーンについてホアキン・フェニックスとの話し合いを行ったという。“アウステルリッツの戦い”シーンも『ナポレオン』は、リアルと特殊効果の相乗効果による圧倒的なスケールがポイント。中でも、ナポレオン史上最も華々しい功績をあげたとされる氷上が舞台の“アウステルリッツの戦い”シーンだ。オーストリア&ロシアと会戦する戦いのシーンについて、監督のリドリー・スコットは「無駄がない」と舌を巻くほどの出来栄えに。凍てつく氷の湖の先で睨みあうロシア軍と、ナポレオン率いるフランス軍。ナポレオンは、敵を凍った湖の上に追い込み、大砲で氷を割り敵を湖へと沈めた。このシーンは、なんと約80万〜120万㎡を誇る広大な野原の土を掘り、氷の湖の表面を再現、さらにはその上を氷で固めた上で撮影したという。⾶び散る⾎や泥、役者にこびりつくように濡れた泥、四⽅⼋⽅から⾶んでくるもの、多くの煙、機械仕掛けの馬などを用いて、迫力満点のシーンに仕上げたのである。衣装の約95%はオリジナル、出来る限り忠実に再現衣装にも注目ジョゼフィーヌはナポレオンとの出会いから皇后となるまで、地位の変化にともない衣装が変わっていく。彼女は、当時、時代の最先端であり、ファッションアイコンでもあった。結婚式、戴冠式など要所で出てくるジョゼフィーヌのドレスなども『ナポレオン』の見所。また、ナポレオンは軍服も当時のものを出来る限り再現。例えば、二角の”ナポレオン・ハット”。帽子も当時の比率があうよう徹底的にリサーチしたという。衣装の約95%は既存品の利用ではなく、映画のために制作されたもとなっている。登場人物ナポレオン・ボナパルト…ホアキン・フェニックス大いなる野望と驚くべき戦略思考をもって、数多の戦争を仕掛けた軍人であり、皇帝の座まで上りつめた男。歴史に名を残す“英雄”でありながら、⼀⽅で“悪魔”と恐れられた一面も持つ。ホアキン・フェニックスは、バットマンの敵役として登場した人気ヴィラン“ジョーカー”誕生の理由に迫る人気映画であり、続編の公開も予定されている『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。ジョゼフィーヌ…ヴァネッサ・カービーナポレオンが妻。カリブ海のフランス領マルティニーク島の貴族の家に生まれる。フランス革命で投獄された後、6歳年下のナポレオンと結婚。フランス皇后にまで上り詰める。ナポレオンが唯一愛した運命の女性で、彼の最期の言葉は「フランス、陸軍、ジョゼフィーヌ」であったと言われる。演じるのは、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など話題作に出演しているヴァネッサ・カービー。ウェリントン...ルパート・エヴェレットイギリスの軍人。ワーテルローの戦いではナポレオンと会戦。ナポレオンとの戦争で功績をあげる。後にイギリスの首相にまで上り詰める。脚本は『ゲティ家の身代金』のデヴィッド・スカルパ脚本は、リドリー・スコットと『ゲティ家の身代金』でタッグを組んだデヴィッド・スカルパ。一流のキャストとフィルムメイカーが集結し、軍人ナポレオンの真の姿に迫る大作『ナポレオン』を送り出す。映画『ナポレオン』あらすじ歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルト。唯一愛した妻・ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、野望と戦略思考をもって数々の戦争を仕掛け、皇帝の座へ上りつめた。軍人ナポレオンの“真の姿”とは?【作品詳細】映画『ナポレオン』公開日:2023年12月1日(金)監督:リドリー・スコット脚本:デヴィッド・スカルパ出演:ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービー、タハール・ラヒム、ルパート・エヴェレット配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント原題:Napoleon
2023年07月14日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』が、12月に全国にて公開されることが決定し、予告映像が解禁された。唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略思考をもって、歴史に残る数々の戦争を仕掛けた、類まれなる軍人ナポレオン。その真の姿を、壮大なスケールで描く歴史超大作。リドリー・スコット-(C)Getty Images監督はアカデミー賞作品賞受賞作『グラディエーター』や『オデッセイ』などを手掛ける巨匠リドリー・スコット。主人公ナポレオン役には『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。この2人のタッグはホアキン・フェニックスが、ラッセル・クロウ演じるローマの将軍マキシマスと対峙する暴君を演じた『グラディエーター』以来となる。ホアキン・フェニックス Photo by Rachel Luna/Getty Imagesナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役には、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(日本公開7月21日)や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など話題作に次々と出演するヴァネッサ・カービー。脚本はリドリー・スコット監督とは『ゲティ家の身代金』でもタッグを組んだデヴィッド・スカルパが務め、超一流のキャストとフィルムメイカーが集結した。全世界で初解禁となった予告映像では、暴君と呼ばれながらも崇められ、頂点を極めていくナポレオンの姿が映し出されていく。ホアキン・フェニックスの堂々たる佇まいと迫力の戦闘シーン、重厚な映像美に期待が高まる予告映像となっている。『ナポレオン』は12月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月11日ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが主演するインディーズ映画『The Island』が、撮影開始直前に中止になった。7月1日に全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに入るかもしれない恐れがあり、保険会社から拒否されたことが理由。フェニックス、マーラ、パヴェフ・パブリコフスキ監督(『COLD WARあの歌、2つの心』)はロケ地のスペインに入っていたが、帰宅することになった。この映画をつくるという彼らの意志は変わっていないとのことだ。全米脚本家組合(WGA)は今月初めにストに入ったが、スタジオや配信会社の代表AMPTPとのへだたりは大きく、進展の様子はない。監督組合(DGA)も現在の契約終了を前に、AMPTPとの交渉を進めている。文=猿渡由紀
2023年05月24日スリラー映画『ボーはおそれている』が、2024年2月16日(金)に公開される。主演はホアキン・フェニックス、監督はアリ・アスター。アリ・アスター×ホアキン・フェニックスがタッグ2023年4月に北米で公開された映画『ボーはおそれている』が、ついに日本公開へ。スリラー映画『ミッドサマー』や、ホラー映画『へレディタリー/継承』を手掛けた監督、アリ・アスターが手がけた作品であり、製作は『ムーンライト』や『カモン カモン』などの話題作を世に送り出してきた気鋭スタジオA24が手がける。妄想と現実の狭間を行き来する男が、母のもとへ帰る旅映画『ボーはおそれている』は、“ささいなことでも怖がる”主人公の男ボーが怪死した⺟の元へ帰省するつもりが、妄想か現実かわからない壮大な旅に巻き込まれていく様子を描くオデッセイ・スリラー。劇中では妄想と現実の狭間を行き来するかのようなボーの様子や、次から次へと現れる不思議な人々、奇想天外の出来事、そして襲い来る危機や不安が描かれ、まるであり・アスターから観客へ向けた“精神への挑戦状”ともいえる内容がふんだんに盛り込まれている。ボーが実家に着くのが先か、それともボーの人生が転覆して永遠に壊れるのが先か。帰省から変貌を遂げた壮大な旅の末にたどり着く“永遠に忘れられないラスト”に注目だ。主演はホアキン・フェニックス主人公・ボー役は、『ジョーカー』続編の公開も控えるホアキン・フェニックスが演じる。この他、ネイサン・レイン、『レディ・バード』のスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、パティ・ルポーン、『ワース 命の値段』のエイミー・ライアン、『カフェ・ソサエティ』のパーカー・ポージーらが名を連ねている。主人公・ボー…ホアキン・フェニックス⽇常のささいなことでも不安になる怖がりの男。母親が怪死したという報せを聞いて茫然⾃失となりつつも、しばらく会ってなかった⺟に会いにいく決⼼をする。しかし、里帰りの道中で次々に奇妙で予想外の出来事が起こり……?映画『ボーはおそれている』あらすじ怖がりの男ボーはある⽇、さっきまで電話で話していた⺟が突然怪死したことを知る。⺟のもとへ駆けつけようとアパートの⽞関を出ると、そこはもう“いつもの⽇常”ではなかった。これは現実か︖それとも妄想、悪夢なのか︖次々に奇妙で予想外の出来事が起こる⾥帰りの道のりは、いつしかボーと世界を徹底的にのみこむ壮⼤な物語へと変貌していく。【作品詳細】映画『ボーはおそれている』公開日:2024年2月16日(金)監督:アリ・アスター出演:ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、パティ・ルポーン、エイミー・ライアン、パーカー・ポージー配給:ハピネットファントム・スタジオ原題︓BEAU IS AFRAID
2023年01月15日アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスがタッグを組んだ、A24の『Beau is Afraid』(原題)の予告編が公開された。『Beau is Afraid』は、アスター監督が長編監督デビューを果たした『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』に続く、A24とのコラボ第3弾で、『ジョーカー』でアカデミー賞俳優となったホアキンを主演に迎えたホラー映画。共演はネイサン・レイン、パティ・ルポーン、カイリー・ロジャーズ、パーカー・ポジーら。タイトルが『Beau is Afraid』に決まる前は、『Disappointment Blvd.』(直訳:失望大通り)だった。予告編はホアキンが演じる主人公で偏執症のボーが、プールでくつろいでいる時に幼少期を思い出したかのようなシーンからスタート。映像では「母親に会うために家に帰る」という目的が中心となっているが、ボーが全速力で逃げたり、車にひかれたり、ガラスのドアを突き破ったりとアクション映画並みの激しいシーンが連続する。雰囲気にそぐわないメルヘンチックな映像も挿入され、そこにホラーを感じさせる。ファンの予告編への感想は、「新たなサイコホラーのお手本になりそうな1本」「多くを語りすぎない予告編は、本編への期待を高まらせる。『ボーは一体何を恐れているんだろう?』ってね。ブラボー!」「クレイジーな映画になりそう。楽しみ!」など。『Beau is Afraid』は2023年4月21日に全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年01月11日実生活でパートナー同士のホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが、映画『The Island』(原題)で共演することが決定した。製作・配給会社の「FilmNation Entertainment」が発表した。監督・脚本は、『イーダ』でアカデミー外国語映画賞(当時)を受賞したパヴェウ・パヴリコフスキ。実話から構想を得た作品で、ジャンルはドラマティックスリラーだという。舞台は1930年代で、主人公は、文明社会に背を向け無人島に自らの楽園を築き、そこで生活を送っているアメリカ人カップル。しかし、その島をヨットで通りかかった大富豪により、2人がタブロイド紙をにぎわせることになると事態は一変。自称・伯爵夫人が島に高級ホテルを建てて乗っ取ろうと画策し、奇妙な恋人2人を率いてやってくる。彼らは2人が築き上げた楽園を脅かし始め、すぐに戦線が張られる。心理戦が続き、誘惑、嫉妬、不貞、裏切り、そしてついには殺人にまで発展。同時に、自然そのものが島の人々の脅威となり…。ファンは、『her/世界でひとつの彼女』『ドント・ウォーリー』『マグダラのマリア』で共演し、相性の良さを見せてきたホアキンとルーニーの再共演に歓喜の声を上げている。また、「まるで2人の私生活のドキュメンタリーのよう」「2人とも、演技をしなくてそのままで大丈夫そう」と、2人が送る生活そのもののような映画になりそうだと指摘する声も。撮影は2023年に行われる予定。(賀来比呂美)
2022年10月25日ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラがパヴェウ・パブリコフスキの次回作で共演することになった。実話にインスピレーションを得たストーリーで、仮タイトルは『The Island』。舞台は1930年代。主人公は、世の中に疲れ、誰もいない島で自分たちだけのパラダイスを築こうとしていたカップル。だが、その島をミリオネアに発見されたことで、彼らの人生が変わっていくという物語らしい。フェニックスとマーラは 『her/世界でひとつの彼女』と『マグダラのマリア』で共演。私生活でもカップルで、息子をひとり授かっている。文=猿渡由紀
2022年10月25日ミニマル・ミュージックの金字塔として伝説的に語られるフィリップ・グラスの『浜辺のアインシュタイン』が10月30日(日)、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールで上演される。フィリップ・グラス「浜辺のアインシュタイン」(演奏会形式・抜粋版) チケット情報この『浜辺のアインシュタイン』という奇妙なタイトルの作品は、1976年、気鋭の演出家であったロバート・ウィルソンと作曲家のフィリップ・グラスにより、フランスのアヴィニョン演劇祭で初演されたオペラ作品である。当時、時代を象徴する存在であった科学者のアインシュタインをイメージした作品、とされるが、アインシュタイン自身も浜辺も作中には登場しない。明確な物語はなく、繰り返される歌唱と抽象化されたパフォーマンスが観るものを独特の酩酊感へと誘う、前衛的な表現に満ちたオペラである。日本初演は1992年10月。今年10月8日・9日には、神奈川県民ホールで一部の繰り返しを省略した4時間に及ぶオリジナル・バージョンが上演されるが、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールでは演奏会形式・抜粋版と銘打ち、よりグラスの音楽に特化した上演を行う。ここでグラスが創造した音楽は極度に切り詰められた音型の繰り返しや、無機質で早口な合唱など、従来のオペラの文法からまったくかけ離れたものである。背景を覆う電子オルガンの響きの中に、電子的に調整されたヴァイオリン、サクソフォン、フルートなどの音が重ねられていく色彩感は、むしろ現代のロックやテクノなど、ポピュラー音楽への広がりなども示すものかも知れない。今回、音楽監督を務めるのは電子オルガンも担当する中川賢一。以下、電子音響の有馬純寿をはじめとする13人が演奏と歌唱に臨む。『浜辺のアインシュタイン』の音楽について中川は「70年代の熱気をはらんだ、いわゆるグルーヴ感を持ったバンドサウンドのスタイル。今の時代のロックやクラブ系のコンサートの感覚で聴いても十分に刺激的」と語る。デジタルな音響が溢れる2020年代をすでに半世紀近く前に予見していたかのようなグラスの先進性は、この秋、新鮮な音楽体験となって私たちを揺さぶるに違いない。チケットは発売中。取材・文:逢坂聖也
2022年09月22日ホアキン・フェニックス主演、心温まるヒューマンドラマ『カモン カモン』のBlu-ray&DVDが、11月2日(水)にリリースが決定した。『ジョーカー』で狂気を見事に体現し、アカデミー賞主演男優賞に輝いたホアキンが、「共感できる瞬間や感動がたくさん描かれている」と脚本に惚れ込んで出演を決めた本作。“親密さ”がカギとなるこの物語で、ホアキンと新星ウディ・ノーマンの微笑ましい掛け合いに注目だ。監督・脚本は、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ。自身の子どもをお風呂に入れているときに着想を得て、本作を製作。ヴィム・ヴェンダースの初期のロードムービー『都会のアリス』にインスパイアされ、アメリカの4都市をめぐる主人公ジョニーの旅を、“ドキュメンタリー性を盛り込んだ寓話”として表現するという意図から、モノクロにこだわってつくられた。なお製作は、ミルズ監督と『20センチュリー・ウーマン』に続く2度目のタッグとなる「A24」が手掛けた。今回のディスクリリースでは、Blu-rayに音声特典としてミルズ監督のオーディオコメンタリーや、メイキング映像特典などもついてくる予定だ。(cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年07月29日世界で450店舗を展開するメガネチェーン「OWNDAYS」の再生を描いた人気小説『破天荒フェニックス』が、劇団TEAM-ODACの新作公演『舞台・破天荒フェニックス〜いつだって始まっている〜』として舞台化されることが決定。シアターサンモールにて2022年6月1日(水)〜6月5日(日)に上演される。劇団TEAM-ODACは、2006年に、いとう大樹(代表)と笠原哲平(脚本・演出)によって旗揚げされ、「今を生きる」をコンセプトに人間が必死に生きる姿を、家族、友情といった人間関係をストレートに描く、笑って泣けるヒューマンドラマを目指す、今最も勢いのある若手劇団。近年の公演では、大ヒット小説やブライダル業界、ミュージシャンとのコラボレーションを行っている。新作公演の原作は、世界で450店舗を展開するメガネチェーンの「OWNDAYS」が、倒産寸前の状況からいかにして復活したかを実話をもとに描いたビジネス&エンターテイメント小説『破天荒フェニックス』(田中修治 著 / 幻冬舎)。脚本と演出は劇団TEAM-ODACの笠原が務める。主演はこれまでにも劇団TEAM-ODAC作品に多数出演している伊崎央登。他にも2.5次元から数々の舞台で活躍中の原嶋元久、若菜太喜、馬越琢己、碕理人、アイドル時代から女優としても頭角を表している、多田愛佳、諸塚香奈実、岡本尚子、江崎葵らが出演する。※伊崎央登、江崎葵の崎は正しくはたつさき【公演概要】劇団TEAM-ODAC第39回本公演『舞台・破天荒フェニックス〜いつだって始まっている〜』【原作】田中修治『破天荒フェニックス』(幻冬舎)【脚本・演出】笠原哲平(TEAM-ODAC)【劇場】シアターサンモール〒160-0022東京都新宿区新宿1丁目19番10号【出演】(敬称略)伊崎央登原嶋元久多田愛佳若菜太喜馬越琢己碕理人岡本尚子江崎葵(虹色の飛行少女)飯塚理恵(TEAM-ODAC)諸塚香奈実小西啓太(TEAM-ODAC)松本祐一掛川僚太三橋かおる橘里依上原わかな白田まめ坂場明日香(TEAM-ODAC)渡辺栞(さくらシンデレラ)大山アキ(TEAM-ODAC)谷田部亨政(TEAM-ODAC)鏡憲二(TEAM-ODAC)高品雄基(TEAM-ODAC)東ななえ(TEAM-ODAC)いとう大樹(TEAM-ODAC)【公演日程】2022年6月1日(水)〜5日(日) 全6ステージ6月1日(水) 18:30〜6月2日(木) 18:30〜6月3日(金) 18:30〜6月4日(土) 13:00〜6月5日(日) 12:00〜 / 16:00〜※ロビー・客席開場は開演の1時間前からとなります。【チケット】(全席指定)≪前売券≫S席 9,000円(特典付き)A席 7,500円≪当日券≫S席 9,500円(特典付き)A席 8,000円
2022年05月19日野外音楽イベント「ラッシュ ボール 2022(RUSH BALL 2022)」が、2022年8月27日(土)と8月28日(日)の2日間、大阪・泉大津フェニックスにて開催される。邦楽ロックイベント「ラッシュ ボール」とは「ラッシュ ボール」は、大阪・泉大津フェニックスを会場とする大規模な邦楽ロック・イベント。1999年からスタートした歴史ある音楽イベントで、毎年人気の邦楽バンドたちが熱いステージを繰り広げている。注目の出演アーティスト出演者には、2023年の解散が発表されているBiSH(ビッシュ)をはじめ、映画『極主夫道 ザ・シネマ』の主題歌が話題のCreepy Nuts(クリーピーナッツ)、最新EP『たましいの居場所』をリリース予定のマカロニえんぴつ、代表曲「いつか」や「シンデレラボーイ」で知られるSaucy Dog(サウシードッグ)など豪華な顔ぶれが揃う。出演者一覧■8月27日(土)出演アーティストcinema staff、go!go!vanillas、KANA-BOON、Saucy Dog、SHISHAMO、神はサイコロを振らない、キュウソネコカミ、ポルカドットスティングレイ、ハンブレッダーズ、マカロニえんぴつ、Mr.ふぉるて [opening act]、Cody・Lee(李)、CRYAMY、Klang Ruler、NEE、PEOPLE 1、Tele、THE 2、This is LAST、映秀。、ヤングスキニー■8月28日(日)出演アーティストBiSH、Creepy Nuts、Hump Back、SiM、SUPER BEAVER、The BONEZ、THE ORAL CIGARETTES、WANIMA、04 Limited Sazabys、ストレイテナー、SPARK!!SOUND!!SHOW!! [opening act]、I’s、KUZIRA、Newspeak、PK shampoo、SUSHIBOYS、the dadadadys、岩崎優也、梅田サイファー、鋭児、時速36km※最終出演アーティスト情報。開催概要音楽イベント「ラッシュ ボール 2022」開催日:2022年8月27日(土)・8月28日(日)会場:泉大津フェニックス住所:大阪府泉大津市夕凪町時間:会場 9:30/開演 11:00チケット情報前売券発売日:8月7日(日)10:00~料金:各日 大人 8,000円/小学生 3,000円※通しチケットはなし。席種:全自由(整理番号なし)※未就学児童入場無料※小学生および未就学児童は保護者同伴に限る。※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年05月12日本日4月22日(金)より公開のマイク・ミルズ監督×ホアキン・フェニックス主演の『カモン カモン』より、本編映像が解禁された。今回解禁となった本編映像は、ホアキン・フェニックス扮するジョニーが甥のジェシーを寝かしつけようと「オズの魔法使い」を読み聞かせるところから始まる。ジョニーの読み聞かせを遮って「なぜ結婚してないの?」と唐突に尋ねるジェシー。ジョニーは、別れた彼女の名前を出し「ルイーザと長いこと一緒だった」と答える。読み聞かせを再開するが、「好きだった?」と質問を重ねるジェシー。その後も続け様に別れの理由について尋ねる彼に、ジョニーは「たぶん…愛し合って、そしてまだ愛し合っていても、お互いへの愛を言葉にするのは難しい。やがてお互いを見つめて、こんなふうに思う。“なぜなんだ?”君は経験ないだろうけど、いつか分かる。仕方のないことさ」と丁寧に回答するのだった。『ジョーカー』の狂気のイメージから一転、子どもからの質問攻めにたじろぎながらも、優しく真摯に答えようとする、まるでフェニックスの“素”を垣間見ることができるワンシーンだ。実際フェニックスは、撮影前に「自然でリアルに見えることを目標とした。しかし、自然な演技をしている、というものにはしたくなかった」と話している。そんな中で、フェニックスはジェシー役のウディ・ノーマンの存在が大きかったと言い「ウディがどうやればいいのかという例となり、毎日僕の目の前にいてくれた。僕にとって大事だったのは、ウディのやっていることをしっかりと聴いて、彼のやったことを受けて反応するということだったんだよ」とコメント。フェニックスの素朴で自然体な演技に、ぜひ注目してほしい。また、この読み聞かせシーンで「オズの魔法使い」が選ばれたのには、ちょっとした裏話が。著作権があるものだと使用料がかかってしまうため、パブリックドメインの「オズの魔法使い」が使われたのだ。一方で、「オズの魔法使い」と『カモン カモン』には共通点があり、ミルズ監督は「どちらも主人公が旅路の中で自分を発見していくロードムービーの側面がある。その繋がりに気がついて、撮影の直前にこの本を使うことを決めたんだ。撮る側が感性を磨きさえすれば、魔法のような機会を引き寄せることができると思っている。本当にたまたまだったんだけど、『オズの魔法使い』を選んだことも映画のマジックが効いたと思っている」とふり返っている。映画『カモン カモン』は4月22日(金)より全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年04月22日現在公開中の映画『ニワトリ☆フェニックス』より、かなた狼監督ディレクションによる、11分のスペシャルロングPVが解禁となった。2018年に公開し、口コミによりミニシアター好きを中心に人気が拡大した『ニワトリ★スター』。今作『ニワトリ☆フェニックス』はメインキャストが続投するものの、従来の続編とは違う形で新たな物語が描かれる。一昨年のコロナ禍による自粛期間中、エンタテインメント好きに向けて、井浦新・成田凌・映画監督のかなた狼らが、各々のインスタグラムで配信したリモート作品『ありがとう』から着想を得て完成した。公開を迎え、4月18日付けのFilmarks初日満足度ランキングでは第3位を獲得。新たなジャンル「チル・ムービー」として、SNS上で反響を呼び、前作同様に口コミで評判が広がり、上映館数は公開2週目にあたる4月22日(金)より25館が追加となる。そんな盛り上がりを見せるなか、解禁となったスペシャルPVは『ニワトリ★スター』と『ニワトリ☆フェニックス』の撮影風景や当時のインタビュー映像などををふんだんに使用。新たに甦った映像に仕上がりだ。ここでしか見ることのできない秘蔵映像も満載となっており、新しい映像作品として楽しむことができるだろう。また井浦新と成田凌が今作の撮影を通してお互いを撮影したオフショット満載の公式写真集『草太と楽人の旅日記』も先行予約開始。撮りおろしインタビューや撮影した写真にまつわる思い出メモを収録した貴重な本著もぜひチェックしてほしい。『ニワトリ☆フェニックス』公開中
2022年04月21日