「Static Shock」の映画化企画が進行しているという。日本時間23日に開催されたバーチャルイベント「DCファンドーム」で、フィルムメーカーのレジナルド・ハドリンが語った。「Static Shock」は1990年代にマイルストーン・メディアが手掛け、DCコミックスを通して販売されていたコミック。2000年代初期にはアニメ化され、キッズWBで放送されていたこともある。アニメは、アニー賞やエミー賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。ヒーローものでは数少ない黒人が主人公という点で、ファンも多い。マイルストーン・メディアは過去にDCコミックスに併合されたが、2015年にハドリンらのサポートにより復活を予定していた。しかし、元の共同創業者の遺族に訴訟を起こされるというトラブルが発生。2019年に和解した。ハドリンはこのたび、マイルストーン・メディアの復活とあわせて2021年2月に「Static Shock」の新しいコミックを発売することや、映画化に関して「真剣な話し合い」が持たれたことも明らかにした。また、「Static Shock」のみならず、マイルストーン・メディアで誕生したほかのキャラクターについても、今後アニメやポッドキャストなどの様々なプラットフォームで展開していくことを考えているとも述べた。(Hiromi Kaku)
2020年08月24日来月28日(現地時間)のアカデミー賞授賞式でホストを務めるクリス・ロックが、何カ月もかけて準備してきたオープニングモノローグを、完全に書き換えることがわかった。授賞式のプロデューサー、レジナルド・ハドリン氏が明かしたもの。その他の情報今月14日のノミネーション発表で、昨年に続き演技部門20人が全員白人だったことは大きな批判を呼び、スパイク・リーやウィル・スミス夫妻らがボイコットを宣言。ロックはホストを降板するべきだという声も上がっていたが、ロックはそれについてコメントしないできた。先週金曜、アカデミーがマイノリティと女性の会員を増やすための新しいルールを発表し、バッシングはやや弱まっている。ロックは、バッシングが始まる前に書いたジョークをすべて捨て、これらの問題にも触れる新しいモノローグを書いているという。ハドリン氏は「彼は人々がその後、何週間も話題にし続けるようなことを言ってくれるだろう」と語っている。文:猿渡由紀
2016年01月26日