「一緒に食事をしないか?」同僚が仕事終わりに、奇妙な提案をしてきた。この辺境の職場には変わり者が多いが、この同僚は格別だ。「それはどういう意味か?私の栄養摂取のタイミング、構成、摂取量も、あなたとは大きく違うはずだが」「地球人の食事、特に“レストラン”での食事という文化を再現、体験してみようと考えた。二人一緒だと、より多くの発見に富んだ体験ができると推測する」私たち調査団は、恒星標準時間で数万年前のいっとき、この辺境惑星を支配した生物を“地球人”と呼んでいる。“地球”は彼らの言語でこの惑星の名前で、絶滅生命体の社会・文化研究を専門とするこの同僚が最初に使い始めた。地球人が彼らの文明について多くの情報を残そうとした痕跡はあるが、ほとんどは失われ、彼ら自身の遺伝情報すら、すべては解明されていない。しかし先ごろ食事にまつわる多くの情報の断片が見つかり、復元された。地球人は家族のほかに“友人”、“恋人”といった独特の関係性を築く上で、栄養摂取の時間を利用したらしい。時には自宅ではなく“レストラン”――栄養を様々な形にして供し、その対価として通貨を得る、商業の一形態と推測――を利用したようで、同僚はこの発見に多大な関心を寄せている。「“レストラン”での食事は同空間での摂取と認識する。健康への影響は大丈夫なのか」「食事の前後に精密検査を行う。栄養の内容も一部復元情報から生成した素材を使用するが、私たちの体への影響を事前に検査してある。二人ずつで問題が生じなければ、ゆくゆくは複数人での実験も視野に入れている」私たちの星系では未知の病原菌が頻繁に蔓延するため、栄養摂取、激しい運動、排泄といった体液が多く飛散する行為を同空間で行うことは忌避されている。免疫遺伝子を近しくする者とも、一定の介助が必要な幼少期以降は滅多にそのような行為を共にしない。躊躇いはあったが、私は同僚の提案に応じることにした。実験への警戒心より、科学者としての好奇心が優った。復元された“レストラン”には予め同僚から教示された通り、地球の食事道具が並んでいた。空間いっぱいに不思議な“音楽”なるものが響き、同じ装飾をつけて “給仕”となった整備マシンによって、私たちの前に最初の“グラス”と“皿”が運ばれてきた。「ワインでございます」「海の幸のカルパッチョでございます」“ワイン”は一口舐めると私たちが使用する薬品と似たような味がした。しかし口の奥で嗅いだことのない、だが決して不快ではない香りが膨らみ、舌を包む感覚がある。「地球人は数種の果物や花の香りが混ざったものと形容していたようだ」「原料自体は単種の果物と認識しているが」「そうだ。たった一種類の果物を、他の生物の手を借りながら、驚くべき手間と時間をかけてこの液体に変容させていた」もう一つの皿の中身は非加熱の肉をとりどりの植物と一緒に無秩序に並べた上に、液体状の何かをかけたもののようだった。半信半疑で口に入れると冷たく奇妙な食感と香り、続いて形容し難い味の層が口中に広がった。「植物由来の調味料を、複数使っているのか」「切る以上の調理をしていない水生動物と、手間をかけて抽出した濃度の高い陸生植物由来の調味料を組み合わせている。面白いと思わないか」「なぜこんな余計な手間をかける?食材の無駄も多すぎるのでは?」私は感心するより呆れた。地球とはそんな無駄が許されるほど食べ物が溢れかえる星だったのだろうか。私たちの星では同盟星の全生命体の健康を保つべく、栄養分の生産から摂取までの工程すべてに無駄がないよう管理している。同僚はまるで本物の地球人のように、“レストラン”を楽しんでいるように見えた。地球の奇妙な道具の扱いも堂に入っている。次に“給仕”が運んできたのは「かぼちゃのポタージュ」と「牛フィレステーキの赤ワインソース」だった。同僚によれば、“牛”なる陸生動物の復元は叶わなかったので、私たちが普段摂取するXXXという動物の遺伝操作をして作り上げた肉を使ったらしい。立ち上る香りもXXXに似ているが、焼き方のせいか、ソースのせいか、いつもより強く食欲が刺激される。「地球の味がどこまで再現できているのかは不明だが、私たちの好みに近くないか?」「XXXより柔らかいのは調理法にもよるのか……このソースは最初に飲んだ“ワイン”とはまったく味が違うようだが」「肉の柔らかさは特定の部位だけを切り出しているから。ソースのワインは、素材は同じ果物でも形種と製法が違う。こちらは果物を丸ごと使うが、最初に飲んだものは皮や種を取り除く。さらにこのソースは香りの強い植物と、“牛”の骨のエキスや乳から生成した調味料を使っている」ほんのりと甘みのあるスープにも“牛”の乳は活用されているのだという。素材の無駄が多いと思ったが、必ずしもそうではないらしい。最後には「チョコレートムースとシトラスソルベ」という色鮮やかで小さな一皿と、熱い「コーヒー」が供された。遺伝操作をして復元した数種の植物の種、豆、実が、甘み、酸味、苦味となって私の中で混ざり合う。栄養の温度や味の違いは素材と製法の違いによりたまたま生じたものと考えていたが、この最後の皿で、すべて計算されたものなのだと気付いた。「一つ一つの皿の見た目、味、香り、温度や食感、咀嚼音の違いまでも楽しむ……彼らは“レストラン”の手間隙かけた食事で体の内外の感覚器官を動員させ、それを同席した者同士で共有することを目指した、というのが私の仮説だ」「感覚を共有することで関係性を築くのは、私たちの祖先と同じだな」「地球人は私たちのような同調能力を持っていなかったが故に、意思疎通の手段が原始的な言語や所作に限られていた。性別や生育環境から生じる個体差もあった。そこに相手を知りたい、近付きたいという強烈な欲求が生じ、同空間での食事によって各種感覚を共有できたとき、喜びを感じた――とは想像できないだろうか」「あなたは本当に想像力が豊かだ」「この“レストラン”実験で、あなたにも地球人の面白さが伝わるといいのだが」かつてこの星の“レストラン”で、手間隙かけて加工された栄養を通じて、より互いへ近付こうとした生物がいた。彼らにとってその行為は、多少の健康上のリスクを冒してでも行う価値があった。本当に関係性を築けたのかは不明だが、そのようにして、彼らは確かに食べ、共に生きていた。はるか遠い過去に滅んでしまった生命のひたむきさを、私はこの奇妙な同僚を前にして突如、痛切に感じた。「私はあなたに少し同調しかけているようだ。これも“レストラン”のせいか」著者プロフィール白尾悠しらお・はるか2017年「アクロス・ザ・ユニバース」で第16回「女による女のためのR-18文学賞」大賞・読者賞をダブル受賞。同作を収録した『いまは、空しか見えない』でデビュー。他の著書にNHK-Eテレ『理想的本箱』で紹介され話題を呼んだ『サード・キッチン』、実在の高齢者劇団をモチーフにした『ゴールドサンセット』がある。白尾さんオススメのお店CAFE&MORE MIYANO-YU【エリア】日暮里【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】根津駅
2023年02月21日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回は『シターラ 青山店』のバターチキンカレーとチーズナンです。宇賀(以下U):年末年始にインドに旅行してきまして。完全にカレーに取り憑かれてしまったので、今回はカレーです(笑)。私、南よりも北インド系のドロッとしたカレーが好きなので、王道のバターチキンカレーとチーズナンを選びました!編集K(以下K):カレーとは思えないお上品なビジュアル!U:そうなの。私は、品のいい店内の感じもお気に入りで。ちょっとした会食にもいいし、そういう場でカレーっていいじゃない?和むっていうか。シェアもできますし。バターチキンカレーも甘~いのじゃなくて、程よくピリッと辛い。あと、チーズナンは大事そうに白い布に包まれてて…(笑)。ほぼチーズなんじゃないかってぐらいに入ってるし、最高。どれも美味しいです。K:インドではどういう旅を?U:カレー食べて、お酒飲んで、遺跡巡って…。物価が安すぎてびっくりしました。いいレストランで、たらふく食べても「3000円!?」みたいな。なかでも、マトンカレーが忘れられないんですけど、今回はみんな大好きバターチキンで(笑)。あ、あとインドのワインも美味しかったんですよね。ぜひ日本でも流通してほしい!今回はインドビールを合わせましたが、麦が強くて美味しい。やっぱり現地のビールと一緒に楽しまないとね!バター・チキン¥1,750。チーズナン¥780。キングフィッシャー(瓶ビール)¥850。シターラ 青山店東京都港区南青山5‐7‐17小原流会館B1TEL:03・5766・1702ランチ11:30~15:00(14:30LO)、ディナー18:00 ~ 22:00(21:00LO)毎月最終日曜休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。自身初のエッセイ本『じゆうがたび』(幻冬舎)が2月22日に発売予定。編集K入社4年目。最近、ペペロンチーノで乳化させることに初めて成功しました。※『anan』2023年2月22日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2023年02月15日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『caillou(カイユ)』のアラカルト料理です。ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション、アサヒナガストロノーム、フランスの国際料理コンクールでの優勝経験。そんな輝かしき経歴の料理人が満を持して店を開く。ならばどれだけハードルが高くとも異論を唱える者はいないだろう。しかし、シェフの安達晃一さんは、開かれた店の在り方を選んだ。西小山『caillou』の食体験はどこまでも自由だ。店に着くなり「メニュー選びはこちらで」と促され、キッチン前のオープンショーケースに案内される。パテ・アン・クルートにフォアグラのテリーヌ、牡蠣にトリッパ……。マルシェで感じるような幸福な目移りが止まらない中、テリーヌは50gからでも、トリッパはトマト煮でもソテーでも、と提案してくださる。ポーションも仕立てさえも自由自在。そんなわがままいいんですか。「いいんです。僕はフレンチの難しさを取り払いたい。知らない料理でもおいしそうだと思ったらトライしてほしい。フレンチの楽しさを伝えたいんです」。フォーマットは軽やかながら、ひとたび食せば技術に裏打ちされた強靭なおいしさが胃袋を貫く。これがフランス料理の喜びか。安達さんが伝えるフレンチの豊かさと底力には、食べ慣れた人もそうでない人も、誰しもハッとさせられるのだろう。『caillou』、それは大いなる食文化の入り口。その先に進んでみたくて、きっとこの店に何度だって足が向く。写真右上から逆時計回りに、玉ねぎのキャラメリゼにじゃがいもが活きた、じゃがいものタルト(1切れ1/4サイズ¥1,650)。リ・ド・ヴォーのムニエル(100g¥3,080)の貫禄。グラスワインは¥990~。仔牛のレバーや豚肉の喉肉、キノコのソテー等で作るパテ・アン・クルート(100g¥1,848)。身近な食材を技術でおいしくしてこそ料理。caillou東京都目黒区原町1‐7‐9ドゥーエ西小山1FTEL:03・6452・298517:00~23:00(22:00LO)日・月曜休詳細はインスタグラム(caillou_nishikoyama)で。※『anan』2023年2月15日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2023年02月08日広尾【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】中目黒【リストランテシンティッラ】銀座【チーズ&ワインレストラン村瀬】原宿【ハンガリーワインダイニングAZFinom】六本木【重慶飯店麻布賓館】広尾【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】ワインと料理のマリアージュが楽しめるワイナリー直営店茨城県土浦市【久松農園】で採れた野菜を使った『久松農園野菜 バーニャカウダ』広尾駅から徒歩6分の場所にある【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】。ここは、実業家の辻本憲三氏が、アメリカのカリフォルニア州、ナパ・ヴァレーで立ち上げたワイナリー【ケンゾーエステイトワイナリー】の第1号直営店。それだけに、世界的評価の高いワインと上質な料理が味わえます。広々としたテーブル席のほかにカウンター席もワインの味わいを引き立てることをテーマに、素材にもこだわった料理を提供。色とりどりの野菜が味わえる『久松農園野菜 バーニャカウダ』など、露地栽培された有機野菜をはじめ、旬の食材を取り入れてシンプルな味付けで仕上げた料理はどれも、ワインとの相性抜群です。ケンゾーエステイトワイナリー広尾店【エリア】広尾【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】広尾駅 徒歩6分中目黒【リストランテシンティッラ】伝統と革新が調和した料理をワインとともに客の目の前でトリュフを削って仕上げる『香りを包み込んだラビオリ トルテリーニ』中目黒駅から徒歩7分。複合施設“the GARDEN”の地下にある【リストランテシンティッラ】。お店の雰囲気は、まさに隠れ家といったよう。名だたる名店で経験を積んだ武笠 裕一シェフが生み出す料理は、イタリア料理の伝統をベースに、独創的なアレンジや華やかな表現を取り入れたものばかりです。店内は、ブルーグレーで統一されたシックな空間使用する食材は、岩手県北上市で採れた野菜や、群馬県の赤城牛など武笠シェフ自らが味を運んで厳選した食材ばかり。季節の素材を取り入れた料理は、どれもワインとよく合います。ワインのストックも1000本を超えており、料理とのワインペアリングが楽しめます。リストランテシンティッラ【エリア】中目黒【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】14000円【アクセス】中目黒駅 徒歩7分銀座【チーズ&ワインレストラン村瀬】こだわりのチーズとワインが心ゆくまで楽しめる特注のラクレットオーブンを使用したパリパリ&トロ~リチーズが味わえる『ラクレット』銀座駅から徒歩3分という都会にありながらも、隠れ家的な落ち着いた雰囲気のお店【チーズ&ワインレストラン村瀬】。自慢のワインは、ニュージーランド、オーストラリアを中心に、現地へ足を運ぶなど選りすぐりの230種類前後をそろえており、中には他では味わえない貴重なワインも。落ち着いた雰囲気でくつろぎながら食事ができる人気の『ラクレット』や『チーズフォンデュ』をはじめ、チーズ料理が多数並んでおり、使用しているチーズも農家製チーズを中心に約30種をそろえています。そのほかにも、厳選素材を使用したワインに合う料理も取りそろえているので、おしゃれな空間でおもてなしが楽しめます。チーズ&ワインレストラン村瀬【エリア】銀座【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分原宿【ハンガリーワインダイニングAZFinom】ハンガリー料理とワインで上質な時間が過ごせるハンガリー産の新鮮なフォアグラを冷製で味わう『2種類の冷製フォアグラ胡桃とシナモンの自家製パン付』原宿駅から徒歩10分。賑やかな街並みを抜けたところにある【ハンガリーワインダイニングAZFinom】。美しい調度品が並び、優雅な雰囲気を醸し出す店内で味わえるのは、ハンガリー人シェフがつくりだすハンガリー料理。提供される食器もハンガリーで愛されているものを使用しています。ハンガリーから輸入した調度品などが飾られており、エレガントな雰囲気お店では、ハンガリーで食べられる国宝と言われる「マンガリッツァ豚」を使用した『マンガリッツァ豚のソテー』や、名産地として知られる「フォアグラ」を使ったものなど、料理はどれも本格的な味わい。直輸入ワインも50種程度を厳選してそろえており、ハンガリーの雰囲気を感じながらくつろぎのひとときが過ごせます。ハンガリーワインダイニングAZFinom【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】原宿駅 徒歩10分六本木【重慶飯店麻布賓館】フレンチスタイルの四川料理とワインとのマリアージュ150gと大きいサイズのフカヒレを使用する『干し貝柱入りフカヒレの姿煮』六本木駅から徒歩8分の場所にある【重慶飯店麻布賓館】は、“医食同源”をテーマにした四川料理をフレンチスタイルで堪能できるレストラン。香港の五ツ星レストランなどで腕を磨いた朱 衛雄シェフ独自のアレンジを加えた料理は、食材のおいしさを最大限に引き出していて、どれも絶品です。洗練された雰囲気の中で食事が堪能できるなかでも、『干し貝柱入りフカヒレの姿煮』は、刻んだ干し貝柱を入れてコクと甘味を引き出していて、滋味深い味わいで多くの人から愛される一品。フランスやカリフォルニアを中心に常時80銘柄程度のワインやシャンパンをそろえており、中華料理とのマリアージュが堪能できます。重慶飯店麻布賓館【エリア】西麻布【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年01月23日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回は『Cave de ワイン県やまなし』のダチョウのオイルフォンデュです。宇賀(以下U):珍しいものを紹介したくてこのお店を選びました。ダチョウのオイルフォンデュです!編集K(以下K):オイルフォンデュ…?聞き慣れない料理です。U:このお店の監修をしている、ソムリエの田崎真也さんに連れてきていただいて、私も初めて出合いました。温めたオイルにダチョウの生肉をくぐらせて素揚げにして、ソースとかを付けて食べるんです。スイス発祥のフォンデュなんだとか。K:塩とコショウ、あとマスタードが効いたオランデーズソースと、スパイシーな四川風のソース。味の選択肢が多くて迷っちゃいますね(笑)。U:私は辛い四川風のソースがお気に入り!10秒から15秒、オイルにお肉を入れるんだけど、その時の「パチパチッ」っていう音もいいんです。ダチョウのお肉って馴染みないと思うけど、全然クセもなくて、次々と食べられる。赤身で、ヘルシーなのも嬉しいな。K:“素材の味勝負!”ですね。U:海外だと結構濃い味付けをしたりするんだけど、ここはオイルで素揚げ。鮮度が良くて、よっぽど素材に自信がないとできないこと。あ、もちろん合わせるのは赤ワイン。サッポロビールが造っている山梨甲斐ノワールの赤が飲みやすくて美味しいの!ダチョウのお肉と赤ワイン…最高ですね(笑)。やまなしフォンデュ ダチョウもも肉(150g/2人前)¥3,400。山梨甲斐ノワール 特別仕込み2018(赤)グラス(60cc)¥600。Cave de ワイン県やまなし 東京都中央区日本橋2‐3‐4日本橋プラザビル1FTEL:03・3527・9185ランチ11:30~14:00(13:40LO)、ディナー17:00~22:00(21:00LO)土・日・祝日休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。MCを務める情報バラエティ番組『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)が放送中。編集K入社4年目。「浅草の寿司屋によく行くのですが、生ダコの旨さに気づきました」※『anan』2023年1月25日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2023年01月18日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回は『THE TAMUYA』の海の幸の包み焼きうにバターソースです。宇賀(以下U):今回はよく行くビストロを紹介!中目黒と池尻の間で、大通りから一本入るところにあって、落ち着いて料理を味わえるお店なんです。編集K(以下K):黒板には、柿や栗といった季節の食材を使ったメニューが並んでいて、全部美味しそう…。U:だから何回来ても新鮮に楽しめるの!その中でもお気に入りなのが、この包み焼き。ホイル焼きみたいな感じで、エビや白身魚、牡蠣とか海鮮がゴロゴロ入っていて、うにバターソースで味付けされた一皿。冬ってやっぱりこういうのを食べたくなる。K:できあがる前の、アルミホイルがパンパンに膨れ上がった状態はワクワクをそそりますね!U:味付けはしっかりと濃いめだから、お酒がすすむこと、すすむこと(笑)。合わせるなら白ワインがおすすめ。包み焼きの具材は季節によって少し変わるけど、通年あるレギュラーメニューなんだって。これは裏技だけど…、このソースを使ったパスタもお願いすれば作ってくれるの。店主の方も親切で、本当に温かいお店。K:レモンの酸味も効いてて、思ったよりさっぱり。あわせて注文したガーリックスープもガツンとニンニクが効いていて、〆に飲むと染みるやつですね…!U:個室もあるから、友達の誕生日会とかにもぜひ。忘年会にもね!右から、海の幸の包み焼きうにバターソース¥2,180。ガーリックスープ(¥830)は、店主の実家から引き継いだメニューだとか。温泉卵を崩すのがポイント。ボトルワイン(白)¥5,280。バゲットはチャージ料(¥500)に含まれる。THE TAMUYA東京都目黒区東山1‐11‐15‐1FTEL:050・5872・466119:00~翌1:00(0:30LO)日曜休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。MCを務める情報バラエティ番組『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)が放送中。編集K入社4年目。この定例の取材後に会議がある日は、ちょっぴり憂鬱です。※『anan』2022年12月21日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2022年12月14日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『枯朽(こきゅう)』のMenu Experimentalです。押上の住宅街にぽつりと佇むレストラン。今年の8月に誕生したばかりの『枯朽』だ。にじり口の印象もある低めの引き戸を開くと、店はほとんどキッチンが占めていて、壁を埋め尽くす棚にはスパイスや古物がずらりと並び、まるでオーナーシェフ・清藤洸希さんの食の実験室に忍び込むよう。コースはおまかせの1種類のみ。秋の日の一皿は、例えば百合根。蒸した百合根に帆立のムースや杏仁のメレンゲを合わせ、底に野生白茶の茶葉が敷かれる。中国・大雪山の野生白茶は浮足立つような華やかな香りを携え杏仁の香りと編まれ、百合根の甘みも加わり雲上の楽園へ……。と誘われるようだが、それを制止して正気を保たせるかの如く、帆立のムースの重しの効いたクラシカルな旨味が同時に響く立体的な味わい。添えられるスープは白茶に蛤とアルドイーノ(オリーブオイル)を合わせ、白茶の華やかさのみならず、苦味がもたらす陰の味わいに触れることもできる。一つの皿に多数の表情。まるでそれぞれの星の瞬きに目を眩ませながら食べ進めるうち、いつしかそれが一つの星座へと連なる食体験。しかしイノベイティブ一辺倒かといえばそうではないのが、フレンチの経験を長く積んできたシェフだからこそ。秩序の上に成り立つ美しく緻密な重層世界、その只中にひとり身を置き、委ね、呑まれていたいと思った。季節ごとに変わるコース約10品の一部、百合根の一皿。コースは終盤に向かうほど、よりクラシカルなフレンチの様相に。鴨の血を塗って熟成させ、熱した油をかけながら丁寧に火入れをした「銀の鴨」を用いた一皿は、あまりにも滑らかな鴨のテクスチャーに動悸が止まらない。ランチコース、ディナーコースともに¥22,000。アルコールペアリングとノンアルコールペアリングで選択可能。枯朽東京都墨田区横川2‐13‐912:00~15:30(12:00一斉スタート)、18:00~21:30(火曜除く。18:00一斉スタート)日・月・木曜休要予約1日8席限定詳細はHPで。※『anan』2022年10月19日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年10月12日まるでホテルのレストランのように朝・昼・夜、いつ訪れてもそれぞれの時間帯でのスペシャリテが楽しめる――青山のレストラン『Hotel’s』は“架空のホテルのレストラン”がコンセプト。手掛けるのは、代々木上原『sio』でミシュランガイド東京の一つ星を2年連続で獲得した鳥羽周作さんです。そのHotel’sから、鳥羽さんらシェフたちが日本各地に“旅”に出て、旅先で得たインスピレーションを持ち帰り、新しい料理として再構築したコースを出す、レストランinレストラン『Tabi』が9月11~20日まで期間限定でオープンします。第一弾の旅先は、佐賀県。入手したメニューを見てみると、蓮恋れんこんの無限酢漬け、竹崎蟹とパクチーのトマトソース、鶏ごぼうの炊き込みチャーハンなど、気になりすぎるメニューが並ぶなか、福岡県出身の私がどうしても見逃せなかったのが…“デザート ブラックモンブラン×トラキチ×ミルクック”九州出身者以外には暗号にしか見えないのではないか!?というこの文字の並び。でも九州出身者であれば、幼き頃に食べたアイスの名前だと誰もがわかる、そう、みんな大好きブラックモンブラン、トラキチ、ミルクック!これがコース料理のデザートになっているなんて気になりすぎる!鳥羽周作シェフといえば、ミシュランシェフでありながら、自慢のレシピをYouTubeや書籍でどんどん公開していくことでも人気ですが、そのレシピはどの家にもある調味料や材料を“意外な組み合わせ”で仕立てるものも多く、びっくりのお料理が身近な食材で簡単につくれたりします。本格フレンチのスペシャリテから、庶民の味まで、美味しいものはフラットに「美味しい!」という鳥羽シェフが生み出したこのデザート、絶対美味しいだろうなぁ…(まだ食べてないから妄想)新企画『Tabi』の第一弾は佐賀県ですが、今後も日本のいろんな地域をまわっていくそうです。そして、インスピレーションを持ち帰ることで終わらず、触れ合った地域が持っている素晴らしい価値を大切にしながら、その地域をもっと良くするために何ができるかを考え、関わり続けることを目指すのだそうです。あなたの出身地に鳥羽シェフが旅しに来たら、何からインスピレーションを受けてほしいですか?【『Tabi‐佐賀‐』ディナーメニュー】・はるかのジュース・桐岡ナスのフリット・海苔 牡蠣殻に乗せて・こはだの生タルタル ドライトマトのスープ・蓮恋れんこんの無限酢漬け・酒粕のニョッキ・竹崎蟹とパクチーのトマトソース・佐賀牛ヒレの薪火焼き 個性的な付け合わせ3種・香味干し海苔のリゾット・鶏ごぼうの炊き込みチャーハン・お口直し レモングラスのパンナコッタ×嬉野茶のグラニテ×太良町のクラゲ・デザート ブラックモンブラン×トラキチ×ミルクック・丸房露とクレメンティンジャムのプティフル・嬉野ほうじ茶※ペアリング付き※詳細のメニューは当日までに変更する可能性があります。【『Tabi‐佐賀‐』概要】場所:「ホテルズ(Hotel’s)」期間:2022年9月11日(日)~20日(火)所在地:東京都港区北青山3丁目4‐3 ののあおやま 2階営業時間:8:00~22:00 ※『Tabi』は17時~、18時~、19時~、20時~の4枠の時間で提供金額:30,000 円(ドリンク・税・サ込)TEL:03・6804・5699SNS:【Twitter】【Instagram】
2022年09月10日フードエッセイスト・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『Maple Pizza(メープルピザ)』のピザです。ピザはみんなの食べ物だ。田原町に6月にオープンしたピザショップ『Maple Pizza』にいるとそう思う。店にはタトゥーの入った少年から近所のおばあちゃんまで訪れ、垣根なく賑わう。その中心にあるのが店主のベンさんが焼く直径50cmの巨大なニューヨークピザだ。子供の頃、父親がピザ屋(その名も『Maple』!)をやっていたこともあり、ピザに囲まれて育ったベンさん。ニューヨークスタイルのピザを日本に広めた『PIZZA SLICE』で約8年腕を磨き、満を持して独立したベンさんのピザは、とにかく生地がうまい。強力粉を2種ブレンドしてしっかり寝かせた生地は、粉の香りとふっくら感が魅力。二口目には思わず耳を頬張りたくなる。「イメージは、ピザトーストみたいなピザ。優しくふっくらとした生地感を出したくて」。ピザソースもオリジナルで、トマトのフレッシュ感を残した味わいを追求。酸味と甘みの絶妙なソースがピザ全体を包み込む。トッピングは定番のペパロニ(量多め。「たくさんのってる方がテンション上がりますよね」とベンさん)やチーズのほか、厚切りベーコンにパイナップルのハワイアンが並ぶ日も。ドリンクは冷蔵庫からセルフで取って、瓶のコーラを開けて乾杯。「長く町に愛される店になれたら」と言うベンさん。きっとそうなりますよ、と店を出るお客さんの満ち足りた笑顔を見て思った。ペパロニスライス(¥550)とToday’s Sliceのハワイアンスライス(¥660)。サイドのピザ生地で作ったガーリックパン・ガーリックノット(¥220)は小腹にストライクな、やみつきボール(危険)。ドリンクはコカ・コーラ(¥330)に、サンペレグリノのリモナータ(¥418)など。お酒はバドワイザーやハイネケンなど瓶ビールも充実。Maple Pizza 東京都台東区寿2‐4‐8‐101妙見屋TEL:070・2434・181811:30~20:00(19:00LO)火曜、第2・4 水曜休詳細はインスタグラム(@maplepizza_)で。ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年08月10日日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」は、秋の素材を使った「栗とほうじ茶のパフェ」「アフタヌーンティープレート」を、2022年9月1日(木)から11月30日(水)まで提供する。「栗とほうじ茶のパフェ」「栗とほうじ茶のパフェ」は、栗とほうじ茶をメインに19種類の素材を重ねた、秋の味覚を存分に楽しめる和パフェだ。濃厚なほうじ茶モンブランクリームをたっぷりと絞ったトップには、旬を迎えるイチジクや巨峰、渋皮栗の甘露煮など秋の素材を贅沢にトッピング。その下に、ローストしたほうじ茶風味の酒茶ケーキ、マロンアイス、ほうじ茶アイスを重ねた。ボトムには、ほろ苦いほうじ茶プリンを配し、食べ応えのあるパフェに仕上げている。「1899 アフタヌーンティープレート」一方「1899 アフタヌーンティープレート」は、秋の味覚をふんだんに使用したスイーツなど、9品が並ぶプレート。中でも注目は、ほうじ茶の濃厚で香ばしい風味が楽しめる「ほうじ茶モンブラン」。ブランデーが香るほうじ茶ケーキ・栗の甘露煮・ほうじ茶クリームを、濃厚なモンブランクリームで閉じ込めている。土台となるナッツ入りの自家製ほうじ茶サブレのサクサク食感もポイントだ。また、「栗とほうじ茶プリンのミニパフェ」もおすすめ。グラスに重ねた甘酸っぱいベリーソースと、ほろ苦いほうじ茶が相性抜群の1品だ。そのほか、栗の甘露煮に紫芋の衣をまとわせた「栗と紫芋の茶巾しぼり」や、「ほうじ茶タルト」などのスイーツに加え、ほうじ茶味噌と出汁巻き玉子をシリアルローフで挟んだ「ほうじ茶味噌の玉子サンド」といったセイボリーもラインナップする。詳細期間:2022年9月1日(木)~11月30日(水)場所:ホテル龍名館お茶の水本店 1F「レストラン 1899 お茶の水」住所:東京都千代田区神田駿河台3-4提供時間:14:00~18:00※営業時間変更の際はHPに掲載。※混雑時、席の利用時間に制限を設ける場合あり。価格:・「栗とほうじ茶の秋色パフェ」1,800円・「1899 アフタヌーンティープレート」2,500円■「1899 アフタヌーンティープレート」内容ほうじ茶モンブラン、栗とほうじ茶プリンのミニパフェ、ほうじ茶ぜんざい、ほうじ茶アイス、ほうじ茶タルト、ほうじ茶ポテトのいがぐり、栗と紫芋の茶巾しぼり、季節の果物、ほうじ茶味噌の玉子サンド【問い合わせ先】TEL:03-3251-1150
2022年08月06日出産前は当たり前にできたことが、子どもを産んだ途端に出来なくなった…なんてへこんでいませんか? 赤ちゃんや小さな子どもと一緒でも、おいしいレストランや素敵なカフェにお出かけしたい! そんなママたちの声に応えて、子連れでも楽しめるキッズフレンドリーなレストラン&カフェ/ショップをご紹介します。■サスティナブルカフェ・ショップ「ALISHAN PARK (アリサンパーク)」(東京・代々木公園)▼ALISHAN PARK (アリサンパーク)住所:東京都渋谷区代々木5-63-1営業時間:7時30分〜18時定休日:水曜日・木曜日 Instagram: @alishanpark 食の選択肢のひとつとして、生活に根付いてきたオーガニック製品やベリタリアンのための食材。そんなサステナブル(持続可能)な食生活を牽引してきたのが、埼玉県日高市の 「阿里山カフェ」 です。約35年前から、食の選択肢を発信してきた同店が、待望の東京出店! 7月15日に代々木公園のすぐ近くにオープンした「ALISHAN PARK (アリサンパーク)」は、子どもにヘルシーな食生活をおくって欲しいと願うママにとっても気になるお店です。代々木公園が目の前にあり、たっぷりとした緑が目に入るステキな立地。小田急小田原線の代々木八幡駅からも、東京メトロ千代田線代々木公園駅からも徒歩7分です。また、JR渋谷駅からバスでの移動も便利。バス停「代々木神園町」まで行けば、お店はすぐ目の前です。店内は、木の温もりを感じるナチュラルな雰囲気。1階はショップとカフェ。ドライフルーツや調味料、スナック類などアリサンで取り扱う人気のアイテムが揃います。またコンポストやステンレスストローといった、サステナブルアイテムも取り扱っています。階段を上がると、2階はカフェの飲食スペース。窓から外の光が差し込んで、とっても気持ちの良い空間です。さらに2022年秋以降には、3階は食を楽しく学べるイベントエリアとして、そして屋上はヨガなどを行うスペースとしてオープンを予定しています。「誰もが満足できるオーガニック・ベジタリアンフード」をテーマに、朝から夕方まで、いつでも手軽にサステナブルな食体験ができる「アリサンパーク」。オーガニックな食材を使ったり、肉や乳・卵を使わないベジタリアンの食生活は健康に良いだけではなく、環境にもやさしいのが嬉しい。環境への配慮から、毎日ではなくてもできる範囲で、ベジタリアンやヴィーガンの食事を取り入れる人も増えてきています。食材がずらりと並んだショップスペース。世界中から厳選したオーガニック食材は、カフェのメニューに使用されているのはもちろん、ショップで購入して自宅でも楽しめる。カウンターには手作りのナチュラルブラウニーやオートミールクッキーなどもあって、目移りしそう。ピーナツバタークッキーには濃厚なピーナッツバターが使われていて、乳・卵不使用のヴィーガン仕様。オーガニックのグミやチョコレートバーなどといったおやつ類、ジュースなども充実しているのので、子どもたちも喜びそう! 目の前は代々木公園なので、遊びに行く前に立ち寄り、スナックやテイクアウトメニューを持ってピクニックをするのも楽しそうですね。<ココがうれしい>|ベビーカー入店OK(1階)|キッズチェア|離乳食持ち込みOK|おむつ替えシート(1階)|1階のカフェとショップスペースは、ベビーカーでの入店が可能です。かわいらしい木製のキッズチェアも常備。■おすすめメニュー朝7時半から18時までオープンしているので、1日を通して利用ができる「アリサンパーク」。朝食を食べてから公園で遊んだり、遊び疲れたらティータイムを楽しんだりといろいろなシチュエーションで活躍してくれそうです。「お豆の季節野菜のカレー」 1,500円(税込)11時から始まるランチタイムのメニュー「お豆と季節野菜のカレー」は、自家製ブレンドのスパイスを使った本格的な味わい。じっくり炒めた玉ねぎと野菜の甘みも感じる、控えめな辛さが美味しいカレーです。「ベジバーガープレート」1,600円(税込)ベジバーガーは、アリサンカフェで人気ナンバーワンのメニュー。ひきわり小麦の香ばしい味わいが特徴のベジパテとふわふわのバンズ、たっぷり挟まれた野菜が大満足のボリュームです。どちらのメニューも季節の野菜を使ったサラダが添えられているので、お腹いっぱいに。ベジタリアン食は物足りないというイメージをくつがえす大満足のボリュームと味わいです。ハンバーガーに添えられたトマトケチャップは、フレッシュでトマトそのものの味わいが子どもにも大人気。1階のショップで購入することができます。他にもバンズやチーズなども揃うので、気に入ったメニューを自宅で再現してみるのも面白そう!他にもカフェメニューが充実。大人は「カフェラテ」、子どもにはミルクにココアをふりかけた「ベビーチーノ」で、親子でカフェ気分を味わってみて。■食を通して美味しさと豊かさを「分け合う」親しい人にオーガニック食材やベジタリアン料理を分け合ってきた経験から、食材輸入会社の設立に至った創業者のジャック&フェイ夫妻。二人のビジョンは、1980年代の創業時から変わらず、ハッピーでカジュアル、そして子どもも一緒に楽しめる開かれた空間で食べ物を分け合うこと、なのだそう。埼玉県日高市を拠点に、創業者であるジャック&フェイ夫婦が「アリサン有限会社」を設立。オーガニックやベジタリアン食材を世界中から集めて販売している。代々木公園を新しい拠点とした「アリサンパーク」は、美味しい食事とステキな人々が集まるサステナブルな交流地点を目指して、新しいカフェの形を提案していきます。体にやさしい食事がしたいとき、公園お散歩の楽しみとしてお子さんと一緒に訪れてみてはいかがでしょう。▼Information今後、代々木公園「アリサンパーク」でも、カフェや食材販売だけでなく、さまざまなイベントを開催予定です。詳しくはホームページをチェックしてみてくださいね。
2022年07月21日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回は『Concerto(コンチェルト)』の唐辛子とパルミジャーノのスパゲッティです。宇賀なつみ(以下U):記録的な暑さが続く今年の夏、本当にぐったりしちゃいますよね。編集K(以下K):今年、梅雨はあったのか!?という感じです…。今回はパスタですか?U:そう!夏って冷やし中華とかそうめんとか、ツルッとひんやりしたものを食べたくなると思うんですけど、ちょっと物足りないな~って感じる時もあって。そんな時にはこのパスタを推したい。K:雪山のような見た目がもう涼しいです…!U:このパスタは見た目とは裏腹に結構辛いのがポイント(笑)。だけど、しつこい辛さではなくて、後味はスッキリとした爽やかな辛さなんです。上にこんもりかかってるパルミジャーノがソースにも入ってて濃厚な味わいで、唐辛子の辛さと絶妙なバランスを保ちながら支え合ってる。お酒も進むし、いうならば“大人のパスタ”がぴったりかも。他のお店にはない、ここでしか味わえないパスタです。夏に食べても爽快。K:これは、家では絶対再現できないやつですね…美味しい!お酒は、イタリアのオレンジワインを店員さんがオススメしてくれました。U:チーズとよく合いますね~。ワインについては店員さんに合うものを聞いてみて。「夏×辛い」を楽しみつつ、この猛暑を乗り越えましょ!唐辛子とパルミジャーノのスパゲッティ¥1,800。グラスワイン¥900~。Concerto東京都渋谷区上原1‐29‐5BIT代々木上原B1TEL:03・6804・879418:00~23:00(土・日・祝日はランチ11:30~14:00)不定休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。MCを務める情報バラエティ番組『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)が放送中。編集K入社4年目。近所にニューヨークピザのお店ができて、幸福感&生活力がアップ。※『anan』2022年7月27日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2022年07月20日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『AC HOUSE(エーシーハウス)』のディナーコースです。西麻布に誕生した『AC HOUSE』。その店は、異質と異質が混ざり合って新たな色を生み出す生命力に満ちている。扉を開ければ真っ白で前衛的な空間、だけど2階へ続く吹き抜けの先には改築前の古民家の姿が覗く。カトラリーは箸とスッカラ(韓国のスプーン)のみ。国内陶芸家の美しき器で供されるコースは、一番出汁にスイカのジュースを合わせたり(ミラクルな相性!)、ラビオリでは、ブールブランソース(バターに白ワインを効かせた酸味のあるフランスの古典的ソース)と見せかけて発酵きゅうりのジュース(実に北欧的)が酸味を担っていたりと、あらゆる食文化が衝突しては新しい味覚をきらきら表出させる。そこにタブーはない。刺激的な魅力だけがある。そのうえどの一皿にも「おいしさ」の約束が背骨のように貫かれているのだから、あとはこちらも未知なる冒険を楽しみ尽くすのみ。20代からオスロの三つ星店『Maaemo』でスーシェフを務め、日本橋『caveman』のヘッドシェフを経て『AC HOUSE』を開いた黒田敦喜さん。ライブ感溢れるカウンターキッチンで、料理に合わせた音楽が鳴り響くなか怒涛のコースに没入すれば、食体験ってなんて楽しいのか!と思わずにいられない。ちなみに「AC」は「ACCHAN」の略なのだとか。あっちゃん=黒田さんのあだ名。その脱力感もたまらない(笑)。左下から時計回りに、スイートコーンとしらすとブルーチーズのスープ、ブッラータとンドゥイヤのラビオリ、煮穴子のリゾット。1か月半に一度ほどのペースで変わるディナーコース約10品(¥13,200)の一部。グラスワイン¥1,650~。AC HOUSE東京都港区西麻布2‐7‐7TEL:03・6419・756612:00~14:30(土曜のみ、12:00一斉スタート)、19:00~22:00(19:00 一斉スタート)日・月曜休要予約1日10席限定詳細はインスタグラム(@ac_house_jp)で。ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2022年7月20日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年07月13日Instagramに、自身の体験や日常、ツンデレな母親とのエピソードなどを漫画に描いて投稿している、momo(momomamemomo)さん。今回ご紹介するのは、momoさん夫婦が高級レストランに行った時のお話です。お祝いのため、ホテル付属のレストランを訪れたmomoさん夫婦。夜景の見える素敵なレストランで、フォーマルな装いをした店員が、丁寧に接客をしてくれました。独特な雰囲気の中、1人だけ毛色の異なる接客を続ける、男性店員。「バンバン食べてくださいね」と、momoさんの皿に大きなパンを提供したり、バジルパスタを『茶そば』と表現したりし、momoさん夫婦を笑わせてくれたそうです。momoさん夫婦が楽しんでいたのを察し、あえて茶目っ気あふれる接客を意識していたのかもしれませんね。momoさんの体験談に、クスッとする人が続出。さまざまなコメントが寄せられています。・リッチなレストランに行き慣れていない私だったら、店員の接客にホッとするし、食事が楽しめそう!・先日行ったイタリアンレストランで、まさにこんな感じの店員がいました!実はオーナーなのかも…?・客に合わせて接客をしているのかな。こんなお店に行きたい!客によって接客の仕方を変えるのは、プロならではの対応。店員の接客は、momoさん夫婦の祝いの席をおおいに盛り上げたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年07月13日東京・御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」は、夏限定「1899 アフタヌーンティープレート」を、2022年7月1日(金)から8月31日(水)まで開催されます。抹茶×季節のフルーツを楽しむアフタヌーンティープレート「1899 アフタヌーンティープレート」は、“涼を感じる”をテーマにしたプレート。抹茶に季節のフルーツを組み合わせたスイーツなど、全9品が並びます。中でも目を引くのは、色鮮やかな3層仕立ての「抹茶と桃のパンナコッタ」。抹茶のパンナコッタとモモのパンナコッタにベリーソースを重ね、モモと栗の甘露煮や、抹茶クリームをトッピングしたフレッシュな桃の甘さが際立つ1品。抹茶の美味しさをダイレクトに感じられる「抹茶かき氷」もおすすめ。抹茶を溶かした白蜜を凍らせて崩す、という工程を4回ほど繰り返すことで、細かく滑らかな口どけに仕上げられています。また、抹茶を練りこんで焼き上げたシュー生地に、フルーツを組み合わせた抹茶クリームを絞った「抹茶シュークリーム」や「抹茶タルト」のほか、抹茶味噌と出汁巻き玉子を抹茶パンでサンドした「抹茶玉子サンド」などのセイボリーも用意。茶せんでたてた抹茶&ほうじ茶の“日本茶シェイク”もさらに、同期間中、日本茶とジェラートを使用した「日本茶シェイク」が初登場。ジェラートのシェイクをベースに、茶せんでたてた抹茶を注ぐ「抹茶クリーミーシェイク」、茶せんでたてるほうじ茶を注ぐ「ほうじ茶クリーミーシェイク」の2つのフレーバーをラインナップします。【詳細】「1899 アフタヌーンティープレート」 2,300円期間:2022年7月1日(金)~8月31日(水)場所:レストラン 1899 お茶の水住所:東京都千代田区神田駿河台 3-4 ホテル龍名館お茶の水本店 1F提供時間:14:00~18:00メニュー:抹茶シュークリーム、抹茶と桃のパンナコッタ、抹茶かき氷、抹茶タルト、季節の果物、桃と生ハムの湯葉巻き、あさつゆゼリー、抹茶玉子サンド、濃茶アイス<日本茶シェイク> 各750円フレーバー:抹茶クリーミーシェイク、ほうじ茶クリーミーシェイク※仕入れ状況により、一部食材を変更する場合あり。
2022年06月16日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『花重(かえ)』のえらべる二色火鍋コースです。四川料理の名店・新橋『趙楊』から娘の花重さん夫妻が独立し、今年2月、大塚にオープンした四川料理店『花重』。厨房に立つのは夫の田中宏茂さん。もともと音響効果の仕事をしていたが、絵が非常にお上手で(お店の油絵も宏茂さん作!)それを見た趙楊氏に「絵ができる人は料理ができる。やってみないか」と誘われ、まさかの料理の道へ。四川料理の生きる教科書の如し義父に基礎からみっちり学び、四川への買い出しにも同行。7年腕を磨き、満を持して開いた『花重』では、『趙楊』で提供を終えた幻の火鍋を伝統の味そのままに楽しめる。今回は「えらべる二色火鍋コース」から、麻辣湯と白湯をチョイス。赤の麻辣湯は20種類以上の香辛料が集結し痛辛そう、と一瞬ひるむが完全なる杞憂。スープをすすれば重層的な香り高さに驚くばかり。これが四川から独自で直輸入したスパイス調合のなせる業か……!鶏と高麗人参スープの白湯もまた、一口飲めばザバアッと全身で湯に浸かるような、奥ゆきあるふくよかな味わいに感服。それらに鹿児島黒豚や、味噌の詰まった赤海老、旬の野菜をくぐらせて頂けば至福。「火鍋は辛いだけではダメで、丁寧に仕込んだスープ、多様な香り、パワーのある食材、それらが調和して完成するんです」と宏茂さん。マイ火鍋史のぶっちぎりベストに躍り出たのも納得だ。えらべる二色火鍋コース(¥9,000)は、メインの火鍋+前菜と汁なし担々麺と氷粉(ビンフェン)が。いずれも絶品。医食同源な火鍋に花重さんの笑顔あふれるサービスで心まで超回復!火鍋なしのシェフのおまかせコースもあり。花重東京都豊島区南大塚3‐45‐7ザ・シティ大塚B1TEL:03・6682・582417:00~22:00(最終入店20:00)不定休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2022年5月25日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年05月19日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回『ワイン村シャガール』のチーズオムレツです。宇賀(以下U):最近ちょっと重めのものが続いていたので、今回はオムレツ!銀座のクラブ街にあるイタリアンのお店。近くで買いものをした後に来ることが多いです。編集K(以下K):窓がひとつもない、アングラな佇まいがまたいいです。席数もコンパクトでガヤガヤしていないから、落ちついてゆっくり食事ができますね。U:この土地柄、夜のお仕事の方々がよくお店に来られてて、渋谷あたりでは味わえない独特のムードがあります。そんな中でお酒を飲むのは、非日常感があって面白いんです。オムレツの中にはカマンベールチーズ、ソースにはゴルゴンゾーラチーズが入っていて、口当たりもまろやか!K:チーズ尽くし、最高です。U:お店の名前にもあるように、ここのワインはソムリエの方がセレクトしているから、何を飲んでも美味しいの。あと、料理もいい。二軒目で行く人が多そうだけど、私はたくさん食べたいから一軒目に選んでます。特にパスタは食べてみてほしい!「あ、すみません。バゲットお願いします」K:もしかして…!U:この余ったソースをバゲットにつけて、最後まで楽しまないとね!ソースたっぷりだからこそ楽しめる、〆です。あ、まだ締めないですよ。「次のワインは赤でお願いします~」チーズオムレツ¥1,460(1人前)。グラスワイン(白)¥1,100~。ワイン村シャガール東京都中央区銀座8‐5‐10金成ビル1FTEL:03・3571・277016:00~翌3:00(土曜~23:00)日・祝日休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。MCを務める情報バラエティ番組『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)が放送中。編集K今年度から入社4年目。「低温調理器を手に入れ、ローストビーフを研究中」※『anan』2022年4月27日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2022年04月20日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は韓国ごはんの店『モゴ』のビビンパ定食です。経堂にかわいい食堂ができた。その名はモゴ。韓国語で「食べて」を意味する韓国ごはんのお店だ。店主の山口泰子さんは韓国の食はもちろん、韓国文化を10数年来愛してきた人。韓国へ通い、料理を身につけ、今年の3月、自身のお店を開くに至った。韓国料理といえば辛い!のイメージが先行するけれど……「実は辛くない、滋味深いすてきな料理がたくさんあるんです」と山口さん。おっしゃる通り、モゴのビビンパはそこまで辛くない。真っ赤な自家製コチュジャンは辛さというより香り高さと深みがあって、ピカピカのナムルや、肉の味わいがぎゅっと濃厚な塩豚そぼろ(山形・平田牧場から指名買い。甘辛く味つけてはもったいないので塩味で!)と混ざれば混ざるほど、おいしさが重層的に広がっていく。この味わいの充実感、それでいて食後感は軽やかで、ランチは毎日これがいい!と前のめりになる。「野菜とお米をたっぷり食べられる外ごはんがあればいいのに」と思い続けてきた山口さん。体に負担が少なくて、栄養も満点で、豆や野菜をもりもり食べられて、ご機嫌な気持ちでごちそうさまって言える店。モゴには山口さんの理想が詰まっている。あ、帰りには、山口さんお手製の韓国民芸モチーフクッキーも忘れずに買って帰らなきゃ(実は山口さん、お菓子の名店『foodmood』出身なのです)!昼メニューからビビンパ定食(¥1,100)。たっぷり野菜と塩豚そぼろと自家製コチュジャンに、数種のおかずとスープ(この日はもやし。もやし出汁のおいしさ侮るなかれ!)付き。モゴ東京都世田谷区経堂2‐31‐20TEL:03・6680・704311:30~14:30、18:00~21:00(日曜除く)水・木曜休詳細はインスタグラム(@mogo_pap)で。ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2022年4月20日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年04月13日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回『アッシャゴ』のピザです。宇賀(以下U):今回は巣鴨のピザ屋です!この間、ラジオの収録後に放送作家の小山薫堂さんに連れていっていただいたのですが、美味しいし居心地もよくて最高でした。編集K(以下K):いわゆる流行りのNYピザって感じではなく、生地も薄くパクパクと食べられちゃいますね。まさにおつまみ…!U:そう!サイズも小ぶりでお一人様にちょうどいいし、種類も多いから、一人2枚はいけちゃう。私のおすすめは「ミックスB」(写真右)で、とっても具だくさん。一人でピザ1枚を食べながら、ビールが飲めるってなかなか味わえない幸せだと思うんです(笑)。K:あと、お店の雰囲気やマスターもチャーミングで素敵です。U:こんな紙ナプキン入れ、今じゃなかなか見られません。綺麗な今っぽいお店もいいけど、やっぱり昭和の薫りが残るお店は定期的に浸りに行きたくなりますね。マスターは、車と音楽が大好き。店内では井上陽水さんの曲がよく流れているし、他にも’70年代の洋楽も好きなんだとか。K:そういう親しみやすさも、昔ながらのお店の醍醐味!マスター:次は、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」でも聴くかい?なかなか聴けないロングバージョンを持ってんだ。U、K:ぜひ!音量大きめで!左・サラミ¥700右・ミックスB¥1,000。ミックスBにはオニオンやマッシュルーム、ピーマン、ベーコン、コーンがトッピングされている。キリンラガービール¥600。アッシャゴ東京都豊島区西巣鴨3‐18‐4TEL:03・3940・441918:00~翌2:00(現在は17:00~21:00)月曜休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。MCを務める『土曜はナニする!?』(関西テレビ)が放送中。「2月は働いた~!」編集Kもうすぐ入社4年目。「三州屋で定食に付いてくる鳥豆腐を家で再現したい!」※『anan』2022年3月30日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2022年03月23日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回は『中村 玄』の麻辣香鍋(マーラーシャングォ)です。宇賀(以下U):寒い~!こんな日は、鍋を囲みたいところです。汁なし火鍋はどうかな?普通の鍋だとスープがお腹にたまっちゃってお酒が進みにくいけど、汁なし鍋はもう…“おつまみ鍋”ですから。編集K(以下K):気になります!U:麻辣香鍋っていう前回の北京五輪の時にブームになった料理なんだけど、中毒性があって定期的に食べたくなるんです。辛さも選べて、標準は2辛で私はいつも3辛!K:美味しい!ぐんぐん食べ進めたくなる辛さで、やみつきになります。U:赤いのは、朝天唐辛子。こんなに入ってますが、すごく辛いってわけじゃなくて旨味が引き立つ辛さで。野菜、お肉、魚介類がたくさんごろっと入っているのも魅力的。お酒はハイボールばっかり飲んでます。K:ズッキーニ、レンコン、オクラ、豚バラ、きのこ、ホタテ…。メニューから好きな具材を選んでカスタムできるのは嬉…。U:(かぶせ気味に)早く食べてください。〆をやらないと!K:すみません(汗)。U:麺もいいですけど、私のイチオシは「チャーハンおじや」。スパイスのスープを吸ったお米をちびちび食べながら、ここもハイボールです。K:山椒が強く効いてて、痺れが…。U:いい感じ!「すみませ~ん。ハイボールもう一杯ください!」麻辣香鍋 鍋底(基本具材:パプリカ、ズッキーニ、木耳など)1人前¥2,600(2人前より)。それに加える形で、鶏モモや豚バラ(各¥800)などを注文できる。辛さは1~6から選択可。ピリッとスパイスの効いた麻辣ハイボール(¥800)と一緒に。中村 玄東京都渋谷区恵比寿南1‐18‐11西田ビル201TEL:03・3711・589717:00~23:00(土・日・祝日16:00~22:00)月曜、第1・第3火曜休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。仕事のため、毎週大阪と東京を行き来。「ふるさと納税で届いたもつ鍋がおいしい!」編集K新卒3年目。最近のブームは、豚肉を茹でて作る豚キムチ。もちろん酒のつまみ。※『anan』2022年3月2日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2022年02月24日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『nerisa』(ネリザ)のパプリカのリゾットです。学芸大学の人気イタリアン『リ・カーリカ』のシェフが独立して店を開くと、開店前から注目されていた西小山『nerisa』。早速出掛けて心を奪われたのは、燃えるようなオレンジに輝くリゾットだ。口に含めば焼きパプリカの濃密な甘みと香ばしさがぐわーっと襲ってくる。う、うまい……。「僕がピエモンテのレストランにいた時代に習得したレシピなんです」と、オーナーシェフの田中隆照さん。イタリア・ピエモンテではローストしたパプリカにアンチョビとパセリを合わせる前菜が定番で、それをアレンジしたものだ。シンプルながら、パプリカの鮮やかな風味といい、アンチョビやパセリのソースが混じり合うバランスといい、完璧の二文字が脳内に浮かび上がる。前菜にオーダーした牡蠣と春菊のスフォルマートにしても、田中さんの料理には総じて、ストレートな味わいの中にそっと秘めた一手間と、それゆえの気品が感じられる。じゃあ店もかしこまった雰囲気かといえばそうではなく、カウンターがメインのオープンキッチンには、リラックスした空気が流れる。二軒目に軽くパスタとワインなんてわがままも歓迎。店名の由来を聞けば「田中をイタリア語にするとnerisaです(笑)」との答え。肩の力の抜けた、しなやかさ。あーおいしいものが食べたい、と思う夜に浮かんでくるのはこんな店だ。パプリカのリゾット バーニャカウダソース(¥1,500)、牡蠣のクリーム煮と春菊のスフォルマート(¥1,600)、グラスワイン(¥800)。セラーにはイタリアの自然派ワインが揃い、カウンターには蒸留酒がずらり。メニューはコースもアラカルトも対応。nerisa東京都品川区小山6‐7‐6タクシティハイツ西小山103TEL:03・6770・634817:00~23:00不定休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2022年2月23日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年02月16日天井が高く開放感あふれる、オシャレな店内イタリア郷土料理のスピリッツを感じる、独創的な料理料理の食材もワインも、シェフのこだわりで厳選天井が高く開放感あふれる、オシャレな店内大切な商談や、家族の集いにオススメ。周りに気がねなく過ごせる完全個室店内は、青と白が基調の爽やかな雰囲気で、天井が高く、開放的。奥にある完全個室は、接待や商談はもちろん、記念日デートなど、大切な方とゆっくり食事を楽しみたいときにピッタリです。また、子どもといっしょのときも、周りを気にすることなく、本格派イタリア料理を思う存分楽しめます。おひとり様のときも、食事やお酒を気がねなく楽しめるバーカウンター入り口にあるスタイリッシュなバーカウンターは、仕事帰りやお買い物のあとに、ワインと料理を一皿楽しんで帰る、というカジュアルな利用もできて便利。また、デートで隣り合わせで会話を楽しみたいときや、ひとりでゆっくり食事をしたいけれど、ダイニングだと落ち着かない、というときにもオススメです。イタリア郷土料理のスピリッツを感じる、独創的な料理シェフがイタリアで学んだ郷土料理をベースに、日本の志高い生産者の食材を活かしてつくる、独創的な料理が人気です。本格派イタリアンの味はもちろん、丁寧なサービスも人気。おいしい料理が日常の疲れを忘れさせてくれます。オリジナリティあふれる多彩なメニューのなかから、オススメの3つをご紹介します。『トリュフのグラタン ピエモンテ風』食べると幸せな気分になる、絶品スペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』シェフ自慢のスペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』は、厳選された素材のおいしさを実感できる人気メニュー。卵とパルミジャーノレッジャーノ、ベシャメルを層にして焼き上げ、トリュフをたっぷり加えた贅沢な逸品。とろりと半熟になった卵黄とソースにチーズが溶け合い、トリュフの香りが広がります。『夏鹿のラグーナポレターナパッパルデッレ』ナポリの伝統料理をアレンジした爽やかな味『夏鹿のラグーナポレターナパッパルデッレ』ナポリの郷土料理「ラグー」はボロネーゼと違い、大きめの肉でつくるのがポイント。さっぱりとした壱岐の夏鹿を使用し、たっぷりのハーブで仕上げた爽やかな味わいです。パスタは歯応えがよい手打ちのパッパルデッレを使用。ワインとの相性もいいので、グラスを傾けて会話を楽しみながら、ゆっくり味わいたい料理です。『鹿児島産黒毛和牛の炭火焼きロメスコソース』炭火で焼き上げた贅沢な旨みを堪能『鹿児島産黒毛和牛の炭火焼きロメスコソース』15歳の黒毛和牛のランイチを、ガリッと炭火で焼き上げた逸品。周りをしっかり焼くことで、年齢を重ねた牛肉の旨み、熟成した香りがより際立っています。ロメスコソースと、甘みを引きだすように焼いた野菜がアクセント。炭火焼きならではのインパクトある味わいと、高級肉のとろけるようなやわらかさを満喫できます。料理の食材もワインも、シェフのこだわりで厳選肉や野菜などの食材は、信頼できる、顔の見える生産者から仕入れたものを使用シェフのモットーは、なるべく顔の見える生産者からの食材を料理に使うこと。理由はおいしさはもちろん、安心を提供できるからです。牛肉は滋賀の精肉店「サカエヤ」から8歳以上の黒毛和牛を仕入れています。どの料理も、厳選された新鮮な食材の味を活かしたおいしさを堪能できます。料理に合うイタリアワインが豊富。ハーフでオーダーできるのもうれしい魅力料理にはイタリアワインがオススメ。シェフのこだわりで厳選したおいしいワインが豊富にそろっています。グラスワインは700円から。ソアヴェやブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどのワインも、ハーフで頼めます。ソムリエにその日の料理に合わせるワインを相談して、はじめての銘柄にトライするのも楽しみの一つです。本格派イタリアンならではの奥深い味と、おもてなしの心が行き届いたサービスが魅力の【laBrianza(ラ・ブリアンツァ)】。デートや接待、家族のお祝いなど、さまざまなシーンで訪れたい一軒です。洗練された雰囲気の店内で、おいしい料理を味わうひとときは、大切な人との距離をより近づけてくれるはずです。料理人プロフィール:奥野義幸さん1972年、和歌山県生まれ。米国の大学で経営学を学び、卒業後2年間会社員を経て料理業界へ。都内のイタリア料理店に勤めたのち、渡伊。リグーリア州をはじめ、イタリア全州で学び帰国。2003年【リストランテ ラ・ブリアンツァ】をオープン。2016年六本木ヒルズに【ラ・ブリアンツァ】として移転。現在5店舗を経営。食品プロデュースや料理講師など活動は多岐にわたる。2021年末に米国でのレストラン運営も開始。laBrianza【エリア】六本木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】六本木駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月01日お酒をこよなく愛するアナウンサー・宇賀なつみさんの「宇賀なつみのほろ酔いおつまみ」。今回は、『オ山ノ活惚レ(おやまのかっぽれ)』の白子チーズリゾットです。編集K(以下K):東京でも雪が積もって、すっかり冬になりました~。宇賀(以下U):寒い日が続きますね。でも、冬は美味しいものばかりなので好きな季節。今回は、特にお気に入りの白子を選びました!K:白子が大きくてプリプリですね!U:このリゾットをちょびちょび食べながら、ワインを飲むのが定番。私、米とか麺と一緒に飲むのが好きなんですよね(笑)。K:(…僕はそれで太りました)U:白子やチーズの濃厚さに、追い打ちをかけるように卵黄を割り…。「今日だけだから~!」と心の中で叫びながら食べてます。2~3人で分けて、〆としてもぴったりです。K:白子は全く臭みがないし、美味しすぎて飲むように食べちゃいますね。U:このお店に見出しを立てるなら、「男のロマン、女子のキュンの全部詰め!」(笑)。料理もジャンル様々なのが魅力で、ワインのアテになるお洒落なものから、ハムカツや餃子、刺し身まであるんです。K:なんという名言!U:お酒だって、ワインだけではなくてサッポロの赤星も置いてるし、クラフトジンやこだわりのサワーもありますから。K:2軒目に行かずとも、ここで満足できますね!U:何軒も飲み歩くのはもちろんいいけど、たまには一軒でじっくりとね。白子のチーズリゾット¥2,200。オレンジワイングラス¥1,200~。白子はオーブンで火を通した後、バーナーで表面に焦げ目をプラス。ワインは赤、白、オレンジ、泡と幅広い品揃えに定評あり。オ山ノ活惚レ東京都渋谷区猿楽町9‐1宮田ビル2FTEL:03・6416・398517:00~翌1:00(日・祝日のみ16:00~24:00)不定休宇賀なつみお酒をこよなく愛するアナウンサー。仕事のため、毎週大阪と東京を行き来。「今年は年女なので、より一層頑張ります!」編集K新卒3年目。正月でしっかり2kg増。最近、飲酒時のお米を我慢できるように。※『anan』2022年2月2日号より。写真・清水奈緒(by anan編集部)
2022年01月26日2022年1月17日、カナダのオンタリオ州トロントで記録的な猛吹雪となりました。海外メディア『Global News』によると、トロントにあるカリブ料理レストラン『ナイシーズ・イータリー』のオーナーであるヴァレリーさんはこの日、従業員の安全を考慮して、臨時閉店することに決めたのだそう。そして翌日、店に出勤したヴァレリーさんは、レストランの入り口に足跡を見つけます。気になった彼女が防犯カメラの映像を確認すると、驚くべき光景が映っていたのです。 この投稿をInstagramで見る Nicey's Eatery(@niceys.eatery)がシェアした投稿 ヒザの上まで積もった雪の中を歩いて、レストランにやってきた男性。そして彼は、入り口に貼られた臨時休業のお知らせを見て、文字通り、ヒザから崩れ落ちたのです!音声は聞こえなくても、男性がまるで「ウソだろ?なんてこった!俺の食事はどうしたらいいんだ!」と叫び、激しく落胆している様子が伝わります。ヴァレリーさんは動画をInstagramで公開し、この男性に呼びかけました。私たちの大切なお客様。あなたがどなたか知りませんが、あなたを探しています。閉店していて、本当に申し訳ありません。私たちはあなたの失望を感じ、すぐにお会いできることを願っています。今日、あなたが注文されるお食事は、私たちがご馳走します。niceys.eateryーより引用(和訳)ヴァレリーさんは、あの吹雪の中を来店してくれた男性に感激し、「食事をご馳走したい」と申し出たのです。この動画は5万回再生され、地元のメディアでも紹介されましたが、2022年1月26日の時点でまだ男性は見つかっていないようです。 この投稿をInstagramで見る Nicey's Eatery(@niceys.eatery)がシェアした投稿 ヴァレリーさんは嬉しさのあまり、この動画を何度も繰り返して見たのだとか。「この厳しいご時世で、私たちのような小さな店が存続できるのは、この男性のようなお客さんのおかげ」と語っています。猛吹雪の中でも歩いて店に行くほど、男性は『ナイシーズ・イータリー』の料理が食べたかったのでしょう。早くこの男性が名乗り出て、ヴァレリーさんの作るおいしい料理を食べに来てくれるといいですね![文・構成/grape編集部]
2022年01月26日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『RoJean(ロジーン)』の朝ごはんです。その姉弟は去年の11月、店を開いた。朝食とブランチの店だ。メニューのレシピは彼らのおばあちゃんのもの、食器は彼らの大叔父さんのもの、壁の色はおばあちゃんの好きな澄んだブルー、ペンキは友達に手伝ってもらってみんなで塗った。ニットの上にはひまわりのエプロン。おばあちゃんの出身地がカンザスで、カンザスにはひまわりの花がたくさん咲くから。店名は「RoJean」。おばあちゃんの名前だ。姉の麗子クリスタルさんと弟のトーマス龍さんが二人で開いたその店には、心ないものが一つもない。店を成すすべてに愛情が通っているのがわかる。だから、店というより彼らの家を訪ねるような親密さがあって、特製のトマトスープと熱々のグリルドチーズサンドを頬張る頃にはもうすっかり心まで満たされてしまった。ミルキーで優しい味のサーモンピンクのトマトスープにチェダーチーズたっぷりのグリルドチーズサンドをディップして食べると、サンドイッチがイルミネーションを纏ったみたいにキラキラ輝いた。私が目を丸くすると「黄金のコンビ。口の中で化学反応が起きるよね」と、彼らは笑った。おばあちゃんが家族を笑顔にしたくて作った料理が、時を経て遠くの街で、また別の誰かを幸せにしていく。二人のファミリーアルバムに迷い込んだような、温かくて特別な時間がそこにあった。グリルドチーズとトマトスープ(¥1,320)、デザートにピーカンパイ(¥880)を食べ、熱い紅茶(¥440)を飲む。おばあちゃんから受け継いだ分厚いレシピ本のタイトルは「Food&Love」。「グランマは優しいけど芯があって、お世辞とかでおいしいって絶対言わない人。だからグランマが選んだレシピはどれも最高」と麗子さん。RoJean東京都世田谷区北沢1‐9‐2TEL:050・5526・71308:00~15:00水曜休(変更の可能性あり)予約不可詳細はインスタグラム(@caferojean)で。ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2022年1月26日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年01月19日いろいろな利用客を想定している飲食店。店によっては、ペット同伴の可否について、窓など見やすい位置に貼っています。BJ(@BJ95587929)さんは、神奈川県横浜市にあるショッピングモール『横浜ベイクォーター』で貼り紙を発見。思わず「本当にこのイラストでいいのか」とツッコみたくなる1枚がこちらです。ええんやな?連れてくるぞ? pic.twitter.com/2qydMnX3Ko — B(ブラック)J(ジャック) (@BJ95587929) December 16, 2021 イラストが牛のシルエット…って、大きすぎます!ペット同伴に対して、ウェルカムな雰囲気すぎる貼り紙を見た人たちからは、「連れていきます!」「お店の床がベコベコになりそう」「北海道ならありえるのかな」などの反応が寄せられました。こちらの貼り紙があるのは、アメリカ料理レストラン『BUTTERMILK CHANNEL(バターミルク チャネル)』横浜店。店に貼り紙の件について取材をすると、「店名の『バターミルク』は牛のミルクから作られるものなので、当店と牛は密接な関係にあります。店名から連想する動物は『牛』ということで牛を使っています」とのこと。また、実際はどのサイズのペットまで同伴OKかを確認すると…。施設館内は、ペットを連れて歩けるので、よく犬連れの方がご利用になられます。店が入っている施設側で許可されている動物であれば、許可できます。以前、小さいブタを連れてこられた方もいらっしゃいました。牛はどうなるのか分かりません。横浜ベイクォーターからの『お願い』を見ると、施設内でエレベーターやエスカレーターを利用する際は、抱きかかえるか、キャリーバッグやペットカートを使用する必要があり、大きい動物は難しそうです。実際に大きな動物を連れていきたい人は、事前に問い合わせをしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月17日東京・御茶ノ水にある日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」で、イチゴのスイーツフェアが開催。2021年12月1日(水)から2月28日(月)までの期間で、2種類のスイーツと3種類の新作ドリンクを提供する。日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」イチゴのスイーツフェア8種のメニューを一度に楽しむアフタヌーンティープレート中でも特に注目したいのは、イチゴと日本茶を使った和洋のスイーツ&セイボリーを一皿に盛り付けた「1899 アフタヌーンティープレート」。イチゴを散りばめたゼリーとあずき入りの抹茶レアチーズを重ねた2層ケーキ「いちごと抹茶のテリーヌ風」、白あんでほんのりとした甘みを加えた「いちごの甘酒」、「いちごとほうじ茶のミニパフェ」など、全8種類のメニューを一度に味わえるプレートメニューだ。贅沢な大人の和パフェ一方の「いちごと抹茶の冬色パフェ」は、イチゴと抹茶をふんだんに使ったパフェ。イチゴのコンポートや「自家製 和紅茶と柚子ピールのジュレ」、ローストした「酒茶ケーキ 抹茶」、濃茶のアイス、白あん・抹茶・生クリームを合わせた抹茶クリームなど、イチゴや抹茶をはじめとする和素材16種を17層に重ねた、贅沢な大人の味わいが楽しめる。イチゴを合わせた新作ドリンクは全3種ドリンク類は、「レストラン 1899 お茶の水」の人気ドリンク「濃茶ラテ」に自家製のイチゴソースを加えた「いちご濃茶ラテ」、淹れたてのほうじ茶と和紅茶を使った「いちごほうじ茶ラテ」「いちご和紅茶ラテ」の3種類が用意されている。詳細「レストラン 1899 お茶の水」イチゴのスイーツフェア■スイーツ販売期間:2021年12月1日(水)〜2022年2月28日(月)提供時間:カフェタイム(14:00〜18:00)価格:・「1899 アフタヌーンティープレート」1,800円・「いちごと抹茶の冬色パフェ」1,700円■ドリンク販売期間:2021年12月1日(水)〜2022年2月28日(月)提供店舗・時間:・「レストラン 1899 お茶の水」[平日]11:00〜21:00、[土日祝]11:00〜18:00 ※カフェタイムの席の利用は90分まで。・「チャヤ 1899 東京」11:00〜17:00 ※日祝は休業。価格:・「いちご濃茶ラテ」(温・冷) 単品700円・「いちごほうじ茶ラテ」(温・冷) 単品700円・「いちご和紅茶ラテ」(温・冷) 単品700円
2021年11月07日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『TOKi(トキ)』の奈良×東京×スペイン料理です。コロナ禍前まで「地方レストラン」は、おいしいもの好きを惹きつけ大人気。ところがコロナ禍に巻き込まれ苦戦。それでも、ようやく地方から都会に!という新しい動きが出てきた。それが8月、新橋に移転オープンした奈良まほろば館だ。1階は奈良の特産品販売や観光案内など情報発信の場。そして2階にレストラン&バル『TOKi』。なんと奈良を代表するレストラン『アコルドゥ』の川島宙シェフプロデュースのレストランだ。モダンスパニッシュと奈良素材の組み合わせ、さらに東京らしさを取り入れてというコンセプトで、昼も夜もお任せコースのみ。スペシャリテは奈良が誇る「大和牛」だ。その名は鎌倉時代末期の文献『国牛十図』にも見られ、現在も厳しく品質管理されている。そのイチボに低温で火を入れ、藁で香りをつける。するととろける柔らかさなのに、後味はスッキリ上品。「奈良の食材はインパクトは強くないけれど調和力があるのが特徴」とは東京で現場を仕切る長谷川豊シェフ。そうめん、奈良漬、大和野菜、柿をはじめとする果物など、興味深い素材にはこと欠かない。奈良産和紙、ヒノキなどを多用した空間も奈良の空気を感じる。ってことは、奈良に行かなくてもいい?いえいえ、ここは奈良の入り口。奈良にはより奥深い味が待っている。写真右・稲藁の香りの大和牛、ナス、姫サザエ。奈良県が誇る大和牛がスペシャリテ。コースのメインで楽しめる(平日の昼¥5,500コースは超リーズナブル)。左・三輪山本の手延パスタ麺 イチジクのTempura 生ハムのコンソメと若い八朔。そうめんの食感のパスタ。TOKi東京都港区新橋1‐8‐4SMBC新橋ビル2FTEL:03・6228・5665ランチ12:00~15:00(13:00LO)、ディナー17:30~20:00(18:30LO)日曜はランチのみ12:00~15:30(13:30LO)月・第2・4日曜休いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2021年9月29日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2021年09月22日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『winebar WEST(ワインバー ウェスト)』のナチュラルワインとビストロ料理です。西小山駅の商店街から少し離れたところにポツンと灯った店の明かり。いい予感に吸い寄せられて訪ねたのは『winebar WEST』。ビストロ『uguisu』や、レストラン『AELU』『the Blind Donkey』で経験を重ねた仲西正和さんが今年の7月に開いた店だ。ワインバーと言いながらも、ナチュラルワインにすっと寄り添うビストロ料理が充実し、空腹の人間にも優しい。豚耳とタンのゼリー寄せなどクラシカルな料理があれば、ズッキーニとフェンネルのサラダといった香り溢れる軽やかな一皿まで揃い、黒板にぎゅっと並んだメニューに目移りするのは幸せな時間(パンは、噛みしめるほどにうまい『パン屋塩見』のカンパーニュだ!)。壁には友人のアーティスト・小川洋平氏の作品が飾られ、アーチ状の天井はフランスのカーヴ(洞窟)をアイデアソースにするなど、何に触れてもいちいち素敵な物語が広がるが、ビールは赤星、レモンサワーは業務用のチューハイグラスで提供するなど、肩の力が抜けた大衆酒場然としたスタンスもあいまって、近所の酒場好きのおじいさんもふらっとやってくる。自分にとって胸の躍るもの、心地の良いものはなんであるのか。それらを丁寧に、枠にとらわれることなく選びとった集積としての店。それがきっと仲西さんにとっての『WEST』なのだろうし、私にはその場所が、誰しもに開かれたオアシスに思えた。左から時計回りに、焼き茄子の香ばしさとソーセージの調和が絶妙な、ソーセージと焼き茄子のピュレ¥1,400、『パン屋塩見』のカンパーニュ¥600、さりげない組み合わせにセンスが宿る、ズッキーニとフェンネルのサラダ¥1,100。グラスのナチュラルワインは¥900~。winebar WEST東京都品川区小山6‐9‐9コーポアキマル1FTEL:03・6426・899116:00~20:00日曜休、不定休※『anan』2021年9月22日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2021年09月15日東京・御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン1899お茶の水」は、秋スイーツ「栗とほうじ茶の秋色パフェ」と秋の新作「1899 アフタヌーンティープレート」を2021年9月1日(水)から11月30日(火)まで期間限定発売する。"日本茶テーマ"レストラン「秋のほうじ茶スイーツ」日本茶カフェ「チャヤ1899東京」の姉妹店「レストラン1899お茶の水」は、東京・御茶ノ水にある“日本茶”レストランだ。2021年秋は、新作として「ほうじ茶」にフォーカスして2種類のスイーツを限定展開する。目玉となるのは、秋の味覚を贅沢に詰め込んだ「栗とほうじ茶の秋色パフェ」。パフェのトップには、ほうじ茶を使った濃厚なモンブランクリームがデコレーションされているので、1口目から栗の甘みとほうじ茶のビターさのマリアージュを体感できる。グラスの中には、栗の甘露煮、マロンアイス、イチジク、巨峰など、秋に旬を迎える食材を重ねて、ほうじ茶プリンやほうじ茶ケーキ、ほうじ茶アイスで和テイストに仕上げた。おこしやあられ、クルミの飴煮なども加えられており、食べ進めるほどに食感の変化も楽しむことができる。一方、秋の新作「1899 アフタヌーンティープレート」は、8品を盛り付けた豪華なスイーツプレートだ。栗やカボチャ、さらにほうじ茶や抹茶を使い、和洋折衷のユニークな味わいに仕上げている。栗と日本茶のペアリングを楽しめる「ほうじ茶モンブラン」には、日本酒を使ったほうじ茶リキュールを忍ばせることで大人な味わいに。ザクザク食感のほうじ茶メレンゲにマスカルポーネを合わせた生クリームを重ねた「ほうじ茶ケーキ」、ほうじ茶プリンをベースにした「ほうじ茶ミニパフェ」などもラインナップする。スイーツだけでなく、抹茶ポテトサラダをそうめんで包み揚げた「抹茶ポテトのいがぐり」や、抹茶味噌と出汁巻き玉子を“抹茶パン”でサンドした「抹茶玉子サンド」など、和テイストのセイボリーも同時に味わうことができる。【詳細】レストラン 1899 お茶の水 秋の新作「お茶スイーツ」発売期間:2021年9月1日(水)~11月30日(火)場所:レストラン 1899 お茶の水住所:東京都千代田区神田駿河台3-4 ホテル龍名館お茶の水本店 1F提供時間:平日 14:00~16:30、土日祝日 14:00~18:00・栗とほうじ茶の秋色パフェ 1,700円・1899 アフタヌーンティープレート 1,800円セット内容:ほうじ茶モンブラン、ほうじ茶ミニパフェ、ほうじ茶アイス、抹茶タルト、栗入りかぼちゃきんとん、抹茶ポテトのいがぐり、季節の果物、抹茶玉子サンド
2021年08月29日