■理屈っぽい夫。文句を言うと何倍もの反撃が「ごめん 次から気をつけるね」とか「そうだね〜」などで終わる話が、夫はいつも「俺は正しい」という演説になることが多いのです…。ワイドショーにも正論を振りかざす夫ロジハラとは「ロジカルハラスメント」の略で、正論を振りかざして相手を追い詰める行為。夫は自分は正しいと思い込んで、相手の気持ちに配慮せず攻撃してしまうのです。こんな夫にどう対応したらいいのでしょうか?読者のみんなの意見をご紹介します。こちらは投稿されたエピソードを元に2021年8月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■言い負かしたいだけの論破夫の顔色を窺う妻たちまずは、全体的な意見から。「妻が夫に対抗できていないだけ…?」など、色々な意見が出てきました。とはいえ、言っていることが正しかったとしても言い方には問題がというのが大方の意見のよう。・言い方に問題があるだけで、言ってることはおかしくないような…。夫が悪役であるように表現してるだけにも見えなくない。・論破という括りで決めてしまうのは、早急で浅い考え方かもしれません。 何事もどうあるべきかを考えてみるのは、悪いことではないはずです。 感覚的に判断するのではなく、少し立ち止まって考えてみてから判断する方がおそらく正解に近い道が選べると思います。・この旦那さんがしているのは、正論でもなんでもないです。道徳・倫理・規範などを論じているわけではなく、屁理屈や文句を言って「自分が賢い」というような雰囲気を醸しているだけです。・ロジハラというか単に妻の頭が良くないだけかも。次に、ロジハラ夫の妻たちからの証言を集めてみました。なるべく地雷を踏まないように過ごしているという妻もいました。そして、ロジハラ夫の子どもたちは、大人になるとその夫を論破する存在へと成長するようです。それっていいことなのでしょうか?・うちの夫なんて法律業だから何でも法律を持ち出して論破しようとする。しかし、そんな夫も今じゃ娘や私からロジハラされています。男性の方が先にいろいろガタが来るから、その時を楽しみにしてたらいいよ。現役の間は無視しておいて。一緒にテレビを見ない、話しかけられてもスルーが基本。この手合は僕の話を聞いて欲しいかまってちゃんが多いよ。・うちの夫もモラハラ&ロジハラ夫です。 以前、私は旦那によく話す方でしたが、端々で指摘をされるようになってから、どうやって話したらいいのか考えるようになり、その度に「やっぱり話さなくていいや」と思うようになりました。 また「私はこう思う」と言っても反論され、自分と同じ考えじゃないとおかしいと怒られます。飲食店に行くにしても「ここに行きたい」と言っても、結局旦那の行きたいところになります。 そんなことが多かったので、旦那の言うことに従っていようと黙っていると、「今度は自分の考えはないのか! 何も考えてないのか!」と怒られます。 私に100%非がない訳ではないけど、どうしていいか分かりません。日々旦那の顔色を伺って地雷踏まないようにしています。・うんうん 娘は父親に似てくるよね。うちの娘達も高校生の頃から夫を論破してるわ!・私が何か話すと毎度あれこれ理論を披露して「それは間違ってる」とか「世の中を知らなすぎる」「子どもの考えだ」「それはない!」と自分の考えが絶対正しいと押し付けてきます。討論する事がお互い分かり合うための話し合いだと思ってるようですが、そこには言い負かしたい気持ちしかみえてこないし相手を思いやるなんてカケラもないです。最後にご紹介するのは、この漫画を通じて「ロジハラ」というものを初めて知ったという人、みんなに知ってほしいというコメントになります。どんな問題も、まずは多くの人に知ってもらうことで考えるきっかけになるはずです。・夫の悩みはなかなか人には話せないので、とても参考になりました。ロジハラも初めて知りました。・モラハラは最近でこそ良く聞くけどロジハラも多いのでもっと広めてほしい。そして、男性に届いてほしい。最近では、「論破」という言葉がエンターテイメント化していることもありますが、家庭内での「論破」はときに暴力になるということを、夫も妻も知っておくべきかもしれません。▼漫画「全て論破してくる夫がウザい…こらしめてくれた人とは!?/ロジハラ夫(1)」
2023年11月24日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたツキノマコトさんの作品「ロジハラ夫」をコミック化したものです。■前回のあらすじテレビを見て感想を言っただけの私に、理屈で絡んでくるロジハラな夫。10年前はこんな人じゃなかったのに…と困っていたある日、思わぬ援軍が! >>1話目を見る ロジカルな夫をきっちりやり込めたのは、娘のリナでした。その様子を見て「リナと将来結婚する人は、かなり大変だぞ」と想像してみたのですが、きっとリナなら相手の気持ちを汲みつつ議論ができるだろうなあと、娘の将来を頼もしく思ったのでした。イラスト・ あむち
2021年08月20日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたツキノマコトさんの作品「ロジハラ夫」をコミック化したものです。■前回のあらすじとにかく理屈っぽいうちの夫。 娘の世話をよくしてくれるいい父親ではありますが、今日も肉の賞味期限について長々と反撃してきます。何でも理屈で私を言い負かそうとする夫に、いつも手を焼かされています。例えば、こんなことも…。私はテレビを見て感想を言っただけなのですが、ダメ出しをされ嫌な気持ちになりました。ロジハラとは「ロジカルハラスメント」の略で、正論を振りかざして相手を追い詰める行為。正論を言うことがハラスメントになるわけではなく自分は正しいと思い込んで、相手の気持ちに配慮せず攻撃してしまうことです。私が話をしてもたいてい論破されてしまうので、何とかしたい! と思っていたところ、ついに思わぬ援軍が現れたのです…!次回に続く(全3話)毎日18時更新!イラスト・ あむち
2021年08月19日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたツキノマコトさんの作品「ロジハラ夫」をコミック化したものです。私の夫は、メーカー勤務で真面目なタイプ。 娘の世話もよくしてくれるいい父親でもあります。でも、困ってることがあるんです。それは…「ごめん 次から気をつけるね」とか「そうだね〜」などで終わる話が、いつも「俺は正しい」という演説になることが多いのです…。次回に続く(全3話)毎日18時更新!イラスト・ あむち
2021年08月18日2020年10月11日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、SNSで話題となっている『ロジハラ』について特集。同番組によると、『ロジハラ』とはロジカルハラスメントの略で、『正論を振りかざして、相手を追い詰めるハラスメント』という意味だそうです。例えば、友人に軽く愚痴をこぼした時に「でもそれ、きみにも非があるよ」と返されたり、ミスをしてしまった時に上司から「なんでミスしたの?なんでできなかったのか説明して」といわれたりすることが『ロジハラ』被害に当たると説明。また、論理的に正しい指摘であっても、相手を思いやる心がない場合や、正論をぶつけて困らせ優位に立とうとする行為が『ロジハラ』になると説明しました。松本人志とバカリズム、『ロジハラ』に失笑コメンテーターとして出演していたお笑いタレントのバカリズムさんは『ロジハラ』について持論を展開しました。『ハラスメント』をこれに使うのはちょっと違う気がしますね。『セクハラ』とか『パワハラ』とか、同じ棚に並べるのはちょっと違うかなっていうか。それでいうと、『ロジハラ』っていう意見自体が僕は『ロジハラ』だっていえると思うんですよ。「あなたのいっていることは正論ですけど、相手を追い詰めてますよ」っていう論理で、僕は追い詰められてますから。結局『ロジハラ』自体が自分に返ってくると思うので。ワイドナショーーより引用また、バカリズムさんは「結局、返してほしい答えは決まっているんですよ。それとは違う意見を返したら『ロジハラ』になっちゃう」と苦笑しました。同番組の司会を務めるお笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんは「つまり、相手を論理攻めして勝つなってことでしょ?」と失笑し、このようにコメントしました。なに、もう本当、めちゃくちゃやな!『ロジハラ』流行るなら流行れ!流行って早く終われ!ワイドナショーーより引用『ロジハラ』について、視聴者からはさまざまな声が上がっています。・松本さんに完全に同意。こんなことで『ハラスメント』なんていわれたら議論できない!・バカリズムさんの『ロジハラ』返しが最高。めちゃくちゃ笑いました。・何でもかんでも『ハラスメント』っていうのも問題じゃない?上司も育てるために叱る必要があるし…。・物はいいようなんだと思います。正論であっても、あまりに高圧的だったり悪意があるといわれる側はきつい。友人や部下のことを想って、時には厳しい言葉で叱ったり注意したりすることもあるでしょう。すべてが『ロジハラ』とされてしまっては、円滑なコミュニケーションが取れなくなってしまうかもしれません。しかし、終始正論で責められ続ける立場になった場合、「思いやりの心を持ってほしい」と感じる人もいるでしょう。賛否の声が上がっている『ロジハラ』について、同僚や友人とともに考えてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月11日