人生は思い通りにいかないことも多いだけに、悩みからうまく立ち直れないときもありますよね?そういうときこそ前を向いて歩いていきたいところですが、負のループから抜け出せなくなってしまうこともあるかと思います。そこでご紹介するのは、そんな気分から解放してくれるオススメの映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』。今回は、本作の見どころについて、こちらの方にお話をうかがってきました。カトリーヌ・フロさん【映画、ときどき私】 vol. 385大ヒット作『大統領の料理人』や『偉大なるマルグリット』などで知られ、フランスを代表する大女優のひとりでもあるカトリーヌさん。劇中では、究極のバラを生み出す天才バラ育種家でありながら、倒産寸前に追い込まれ、自分を見失いかけていた主人公のエヴを演じています。本作は、そんなエヴが世間から見放されたはみだし者3人組と出会うことによって、人との絆や人生の大切なことに気がついていく様を描いた逆転のサクセス・ストーリー。そこで、カトリーヌさんに役を通して感じたことや輝き続ける秘訣について、語っていただきました。―今回、ピエール・ピノー監督は、洗練された上品さからコミカルまでのすべてを表現できるのは、カトリーヌさんしかいないということでオファーしたそうですが、実際に演じられてみていかがでしたか?カトリーヌさん私にとっては特別難しい役どころだったわけではありませんでしたが、エヴは葛藤を抱えているキャラクターだと感じました。なぜなら、彼女はカリスマ的なところがある女性ではあるものの、自分でそうなりたいと思ってなったわけではありませんからね。映画の冒頭では、何もかもうまくいっていないので幸せでもないですし、どちらかという感じが悪いと思う人もいるようなそういう人物として描かれています。ただ、そんな彼女が社会からの“はみだし者”と出会い、さまざまな経験をすることによって、オープンマインドになるわけですよね。そうやって変わっていく様が非常に興味深いし、珍しいタイプのキャラクターでもあるので、それはおもしろいところだと思いました。自分をオープンにすることを怖がってはいけない―本作では、それぞれのキャラクターが人生で自分の“花”を咲かせていきますが、カトリーヌさんにとってもそういった転機はありましたか?変わっていく彼らの姿を見て、どのように感じたのかについても教えてください。カトリーヌさんもちろん私の人生でも、人との出会いによって変わったことはありましたが、ずっと女優という仕事を続けていますし、変化という意味では、そこまで大きなものはないかもしれません。私から見ると、この作品のキーワードは変化というよりも、再生や回復という言葉のほうが近いように感じています。これはフランスでも最近ブームになっているもので、有名な精神科医でボリス・シリュルニックという人が唱えている「レジリエンス」という言葉から来ているものです。強制収容所で受けたトラウマから再生していく人を描いている彼の著書に比べるとこの作品はそこまで深刻ではありませんが、エヴは父親の死によって自分の世界に閉じこもっている人物。そこからどうやって再生し、人間関係をどう再構築していくかというのがバラの成長と並行して語られているので、そこが見どころでもあると思います。―実際、エヴのように仕事やプライベートで思うようにいかずに悩んでいる女性は多いと思います。そういった女性に対してアドバイスをするとしたら、どんな言葉をかけますか?カトリーヌさんまずは、「世界に向けて自分をオープンにすることを怖がってはいけません」ということですね。あとは、ありのままの自分を見せることをおろそかにしないこと、そして「こうしなければいけない!」といった決まりや主義を持ち過ぎないことも大事です。そのうえで忘れてはいけないのは、外の世界や自然、動物といった多くのことに好奇心を持つこと。決して優位な立場に立つ必要はありませんが、自分の内面が強くなるためにいろいろなことに興味を持ったほうがいいですよ、というのは伝えたいです。美のない人生なんて意味はない―素敵なお言葉をありがとうございます。女優として第一線で活躍し続けているカトリーヌさんが人生で大切にしている言葉や信念があれば、教えてください。カトリーヌさん私が選んだアーティスティックな世界は、すごく不確かでそこにどんな意味があるのかさえわからないところもありますが、私は導かれてここまで来たように感じています。映画の最後にエヴが「美のない人生なんて意味はない」といいますが、私もその感覚に近いものがあるのかなと。物理的に利益を生み出すわけではないにしても、美は人生に大事だと考えています。―今回は、舞台のバラ園がもうひとつの主人公でもあると感じましたが、バラ園での撮影で思い出に残っていることはありますか?カトリーヌさん具体的におもしろいエピソードがあるわけではないのですが、やはりあれだけの景色なのでそれだけで強烈な印象は受けました。広大なバラ園の真ん中で、自然が支配している世界のなかに身を置くと、まるで絵のなかに入ってしまったような感覚に陥ったほど。それくらい自然の力を感じました。―ご自身がお好きな花と花言葉があれば、教えてください。カトリーヌさん私が好きな花は、すずらんです。なぜかというと、フランスでは私の誕生日でもある5月1日に、愛する人にすずらんを贈る習慣があるからです。ただし、花言葉は、知らないんですよね(笑)。―すずらんの花言葉は、「再び幸せが訪れる」「純粋」のようです。この映画にもぴったりですね。カトリーヌさん素敵ね。ありがとう!芸術は人間にとって基盤になる大事なもの―ピエール・ピノー監督は日本の文化から非常に影響を受けていて、本作でもひょうが降ったあとの最初のショットは16から17世紀の日本の屏風からインスパイアされているとか。カトリーヌさんは、日本の文化で興味があるものはありますか?カトリーヌさん私が好きなのは、浮世絵と小津安二郎監督の映画です。いま言われて思い出しましたが、私がこの映画に出演すると決めたとき、バラや自然の力に関する物語と聞いて最初に思い浮かべたイメージは、まさに日本の浮世絵でした。浮世絵にはそういったものが込められていると感じています。あと、日本は旅行先として行きたい国のひとつですね。―お待ちしております。いまのコロナ禍で、映画業界は苦境に立たされていますが、今回のことで“映画の力”を改めて感じたことはありますか?カトリーヌさん映画というのは、人を結びつけることができますし、人の態度や行動について考える機会を与えてくれるものなので、すごく重要な芸術だと思っています。演劇などもふくめて芸術は、人間にとって基盤となるようなものだと感じているところです。―おっしゃる通りです。それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。カトリーヌさん劇中では予想外のことがいろいろと巻き起こりますが、オープンマインドになることで素敵なこともたくさん起こるので、人間関係の美しさと希望を描いた作品になったと思います。あとは、お花の美しさも楽しんでもらえるので、そのあたりも堪能していただきたいです。インタビューを終えてみて……。オンラインの画面越しでも、圧倒的なオーラを感じられたカトリーヌさん。私にとっては憧れの女優さんのひとりでもある方なので、興奮と緊張を抑えながらの取材となりましたが、凛とした美しさと知的なお言葉に触れることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。カトリーヌさんの魅力を存分に味わうことができる本作も、必見です。満開の笑顔を届けてくれる!人生はつまずきの連続ではあるけれど、自分が求めているものの重みや人が差し伸べてくれる手の温かさは、転んだからこそわかるもの。誰のなかにもある“種”にしっかりと愛を注げば、きっと自分だけの“花”を咲かせることができるはずです。はみだし者たちのあとに続いて、あなたも華麗に一歩を踏み出してみては?取材、文・志村昌美ストーリーあふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、“天才ローズメイカー”と呼ばれたエヴ。数々の賞に輝いていたこともあったが、数年前から巨大企業のラマルゼル社に賞も顧客も奪われしまい、亡き父が遺してくれたバラ園は倒産寸前に追い込まれていた。その状況を見ていた助手のヴェラは何とか立て直そうと、職業訓練所から格安で前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュという3人を雇うことに。しかし、ド素人の彼らは、手助けどころかひと晩で200株のバラをダメにしてしまうのだった。そんななか、エヴに新種のアイディアが閃き、はみだし者たちは力を合わせてコンクールに挑むのだが……。美しさに満ちた予告編はこちら!作品情報『ローズメイカー 奇跡のバラ』新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中配給:松竹THE ROSE MAKER © 2020 ESTRELLA PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA© Philippe Quaisse UniFrance
2021年06月01日フランスが誇る大女優カトリーヌ・フロが主演する逆転サクセス・ストーリー『ローズメイカー 奇跡のバラ』と、2019年にデビュー50周年を迎えた由紀さおりが映画初主演を務める心温まるストーリー『ブルーヘブンを君に』。バラが咲き誇る季節に公開されるフランス・日本で製作された2作品に共通することとは?それぞれの主演カトリーヌ・フロと由紀さおりの魅力を、監督たちが語った。ピエール・ピノー監督「自然な演技ができる大女優が必要だった」フランスで最も栄誉あるセザール賞に10度ノミネート、『偉大なるマルグリット』などで見事に2度受賞し、大ヒット作『大統領の料理人』でも知られる国民的大女優のカトリーヌ・フロ。色、形、香りと、究極の美を追求する本物のプロフェッショナルを、ユーモアと情熱を込めて演じきった。「カトリーヌ・フロは私の中の第一候補でした!“フランス的”なオーラを体現できる女優が欲しかったのです。優雅さ、声や個性、海外での評判、どれをとってもまさにカトリーヌは完璧でした」とピノー監督。「そしてドラマチックなシーンでもコミカルなシーンでも、自然な演技ができる大女優が必要だったのです。とても難しい役柄ですから。カトリーヌはこのすべての要素を持ち合わせていて、役柄を自分の体の中に取り込むこともできるのです。荒っぽく気楽な演技に、洗練された上品さも加えることができる。エヴというキャラクターにとって素晴らしい長所です」と語る。秦建日子監督「最高の歌手であると同時にコメディエンヌとしても日本の最高峰」「夜明けのスキャット」でデビューしてから2019年に50年を迎え、コンサートツアー、ひとり芝居など、現在も精力的に活動する由紀さおりの映画初主演となる本作は、不可能の代名詞といわれた「青いバラ」を品種改良により生み出した実在のバラ育種家の女性をモデルに、いくつになっても夢を諦めない人生の素晴らしさを描く。「アンフェア」の原作者にして、『キスできる餃子』『クハナ!』でもメガホンをとってきた秦監督は、「岐阜県の大野町には、世界で初めて青い薔薇を作られた育種家の河本純子さんという方がいらっしゃいます。河本純子さんの偉業によって、青い薔薇の花言葉が『不可能』から『奇跡は起きる』に変わりました。そのエピソードを聞いて私は心から感動しました」と語る。「今回、由紀さおりさんには、その河本純子さんをモデルにした『冬子』という女性を演じていただきました。由紀さおりさんは、最高の歌手であると同時にコメディエンヌとしても日本の最高峰の女優さんだと、私はずっと憧れておりまして。なので、今回の『奇跡を起こす青い薔薇の物語』の主演は、絶対に由紀さおりさんに引き受けていただきたいと、神に祈るような気持ちでオファーをいたしました。由紀さんから『ぜひ出演をいたしましょう』というお返事を頂いた時の喜びは、今もありありと覚えています」とふり返り、「由紀さおりさんとお仕事が出来た事は、自分のクリエイター人生の中でも最高の出来事のひとつとなりました」と明かした。園芸家・育種家という職業の女性を描くにあたり、日・仏の両監督が主演女優を決めた理由として共通していたのは、大女優の風格を持っているだけではなく“コメディエンヌ”としての素質。まさに現在の状況のように、人生には必ず思いもよらないことがある。そんなとき“不可能”を“可能にする”には、冬子(由紀さおり)や、エヴ(カトリーヌ・フロ)のように、落ち込むことがあってもユーモアを忘れず、夢を諦めないポジティブさが大事だと2人が教えてくれる。人生はいつでも何度でも花咲くことができる、そんな人生の素晴らしさを描く2作品となっている。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。『ブルーヘブンを君に』は6月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年05月29日【おとな向け映画ガイド】上映時間は約90分、息抜きにほどよい2本。マジギレ男の怖すぎる運転『アオラレ』、フランスらしいエスプリのきいた『ローズメイカー 奇跡のバラ』。ぴあ編集部 坂口英明21/5/23(日)春錵かつらさん(映画ライター)「……本作で語られるのは「不作法の連鎖」であり、ひとつの厄難を通して「怒りを制御できない」「己を正当化する」といった現代社会における人々の不安定さを浮き彫りにしている。……」新しい品種を仲間と創る『ローズメイカー 奇跡のバラ』紅いバラの花言葉は「あなたを愛しています」。ディーン・マーティンの甘い歌声、『ブルー・レディに紅いバラ』で始まるこの映画、「花言葉」もステキに使われています。タイトル通り、新種のバラを作る「育種家」を主人公にした、感動サクセスストーリー。フランス製らしく、細部がおしゃれで、いたるところでエスプリがきいています。画面にはいつも花が映っていて、なんともなごみます。いろいろままならぬことも多く、気持ちがふさぐ昨今、とてもおすすめの作品です。パリ郊外で、父から受け継いだバラ園を営むエヴ。かつては新種の開発で数々の賞を獲得したこともある天才ローズメイカーですが、近頃さえません。大企業に客を奪われ業績は悪化の一途、従業員を雇うお金にも困るありさま。助手のヴェラが思いついたのは、職業訓練所から訳ありの男女を格安の賃金で雇うことでした。ムショ帰りの青年など3人。最初は使いものにならないのですが、彼らの存在が、エヴのクリエイティブなローズメイカー魂に火をつけて……、と話はテンポよく進みます。バラの本場、フランスのドリュ社をはじめ、名だたるバラのスペシャリストが監修などで協力。新種をどう創るかといったバラ栽培のあれこれもわかります。撮影もドリュ社のバラ園で行われて、これが美しいというか、観ていて幸せな気持ちになるんです。エヴの作品として紹介される「アンナプルナ」と名付けられたシルキーホワイトのバラをはじめ、さまざまなバラが登場します。エヴを演じるのはフランスの大女優カトリーヌ・フロ。『ルージュの手紙』ではカトリーヌ・ドヌーブの娘役でした。主演はあの作品以来。従業員の3人では、やはりワルのフレッドに扮したメラン・オメルタが印象的です。インディーズ系のラッパーです。監督は長編2作目のピエール・ピノー。とても後味のよい映画です。【ぴあ水先案内から】立川直樹さん(プロデューサー、ディレクター)「……何とも軽やかで楽しく、ちょっとハラハラさせて、少し泣かせてくれる“素敵なフランス映画”だ。……」
2021年05月23日フランスが誇る国民的女優カトリーヌ・フロが主演する、笑いと涙の逆転サクセス・ストーリー『ローズメイカー 奇跡のバラ』。この度、カトリーヌ・フロの上品で華やかな場面写真が到着した。カトリーヌ・フロは、フランスで最も栄誉あるセザール賞に10度ノミネート、その内『偉大なるマルグリット』などで見事に2度受賞し、大ヒット作『大統領の料理人』でも知られる。本作では、フランスの郊外で新種のバラを開発しながら、亡き父が残したバラ園の経営をするエヴを演じる。職業柄、動きやすく汚れても気にならないスタイルの一方で、手掛けるバラのごとく、シャツにジャケットを重ね、首元にはスカーフを巻くという華やかなコーディネートで、バラ園の経営者の風格を漂わせつつ、緑が豊かなバラ園でも上品に映える着こなしもまた見どころ。また、エヴがラフに着こなしている白地にピンクの花をあしらった着物風の部屋着は、突然の来訪者にもそのまま対応できる優れもの。オリエンタルな美しい柄はエヴにぴったり。そんなエヴ役にカトリーヌを起用した理由について、ピエール・ピノー監督は「荒っぽく気楽な演技に、洗練された上品さも加えることができる。“フランス的”なものを体現できる女優」と全幅の信頼を寄せている。バラ園の経営危機にも負けない、気持ちが前向きになるエヴのファッションにも注目してみてほしい。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年05月03日世界屈指のバラ・コンクールに崖っぷちのバラ育種家が挑むフランス映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』より本編の冒頭シーンの映像が公開された。映像は、あふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、数々の賞に輝いてきたが、いまではバラ園は倒産寸前になってしまった、カトリーヌ・フロ演じる主人公のエヴが、バガテル国際バラ新品種コンクール会場を訪れる場面。到着するとバタバタと会場に急ぎ、受付するも「ブースは…」という言葉を遮って事務員に「今年は無しです」と言われてしまう…。前途多難なエヴのこれからが気になる映像だ。パリのバガテル公園で開催されるコンクールが忠実に再現された本作。同コンクールについて日本でヘッドガーデナー&ブリーダーとして京成バラ園で活動する村上敏は「バラの品種改良をけん引してきたフランスは育種家の数も飛びぬけて多い。歴史的な重みと、多くの育種家の研鑽の場がフランスです。パリ近郊のバガテル公園でのコンテストで認められるということは芸術の都パリといわれるとおり、世界が認める美しさ、香り、それに加え丈夫で育てやすいというお墨付きをいただいたということです」とコメント。日本でも出品している人はいるのか、という質問には「おそらくいないでしょう」と言い、「近年バラの苗の輸出入に関して植物検疫が強化され、困難になってきました」と説明。また“交配”については、それ自体は簡単だそうだが、「親と同等の子供が生まれる可能性は一般的に1万の種に対して1~2株。親を超えるような快挙はその何倍もの確率です。そもそもそれらをふるい分ける鑑識眼が無ければ叶いませんが、数千撒いて素晴らしいものができる可能性も0ではありません」と語っている。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年05月02日『大統領の料理人』『偉大なるマルグリット』のフランスの名優カトリーヌ・フロが主演する『ローズメイカー 奇跡のバラ』から、予告編とポスタービジュアルがどこの国よりも早く日本で解禁となった。倒産寸前のバラ園を経営するエヴ、助手のヴェラが何とか立て直そうと、職業訓練所から全くの素人である前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュを雇うが…。この度、世界最速で解禁となった予告編では、主人公のエヴ(カトリーヌ・フロ)が、「チクショー!」と倒産寸前のバラ園の危機に頭を抱えるシーンから始まる。孤立奮闘中のエヴの前に現れたのは、なんと職業訓練所から派遣された3人。刑務所に入っていたフレッドからは「ババア」と呼ばれ、3人に任せていたビニールハウスのバラは枯れて果て、ますます窮地に追い込まれるエヴ。そんな彼女が閃いたのは、世界にひとつだけのバラを創るという挑戦だった!同時に解禁となったポスタービジュアルでは、愛すべき“はみだし者たち”が揃ってバラ園に佇み、堂々と笑みを浮かべるエヴに対して、不安げな3人の姿が印象的なデザインとなっている。人生につまずいた者たちが“咲かせる未来”とは?色とりどりのバラに包まれ、胸がすく逆転サクセスストーリーを期待させる予告編とメインビジュアルとなっている。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年03月17日本国フランスにて4月公開予定のカトリーヌ・フロ主演最新作『La Fine fleur(原題)』が、邦題を『ローズメイカー 奇跡のバラ』として公開することが決定。併せて、特報が解禁となった。ストーリーフランス郊外、父に遺された小さなバラ園を一人で経営する頑固者のエヴ。かつては優秀なバラ育種家として名を馳せていたが、いまや愛するバラ園は倒産寸前。人を雇う余裕もなく、職業訓練所から派遣された3人のダメダメな素人たちがスタッフとして加わることになる。しかしバラのことを全く知らない彼らは手助けどころか足を引っ張る失敗の連続…。そんな中、エヴは世界初となる新種のバラの交配を思いつく。そして全てを懸けて翌年のバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決心するが――!?どん底からの大逆転サクセス・ストーリー出演は『大統領の料理人』『偉大なるマルグリット』のヒットが記憶に新しいフランスの大女優、カトリーヌ・フロ。オリジナル脚本で、フランスの新鋭ピエール・ピノーの長編監督作品2作目となる。はみだし者たちが力を合わせて成長していく物語にコミカルな要素も加わり、申し分のないエンターテインメント作品が誕生。最高に楽しくて、最高に泣ける、どん底からの大逆転サクセス・ストーリーを描く。世界最速で特報解禁!今回世界最速で解禁された特報は、カトリーヌ・フロ演じるエヴが経営するバラ園が倒産寸前…という危機的状況から始まる。育種家としてバラ・コンクールに挑むも連戦連敗。崖っぷちの彼女が最後に挑むのは“新種のバラを作ってパリの世界大会で優勝する”こと。ちょっと訳ありな仲間とともに奮闘するエヴの姿から、感動のクライマックスを予感させる映像に仕上がっている。世界屈指のバラクリエイターが監修したスクリーンいっぱいに広がるバラ農園にも注目だ。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年01月21日高品質プロポリスを飴で楽しむ3月12日、健康食品・自然派食品・化粧品などの製造販売事業を展開する株式会社ローズメイは、新商品『グリーンプロポリス飴』を3月1日(金)に発売することを発表した。喉を乾燥から守り、イガイガ予防や風邪予防に役立つ飴である。ローズメイは、みつばち産品の健康食品やローヤルゼリー、薔薇をはじめとした植物成分配合の基礎化粧品の開発・製造・販売を手がけている。同社は「自然、安心、美味しい」をコンセプトとした食品を、手作業にこだわって作り続けている。一袋にたっぷり40個入りプロポリスは、みつばちが樹木の新芽や樹脂・樹液・花粉などを集めて、自らの分泌物と合わせて作り上げた樹脂様混合物である。紀元前から、プロポリスは、傷を癒やす手段として利用されていた。現在は、天然の抗菌・抗生物質として、健康食品などに活用されている。『グリーンプロポリス飴』に使用されているプロポリスは、自然豊かなブラジル南東部のミナスジェライス州産の通称「グリーンプロポリス」の中で、最もグレードの高い「スペシャルグリーンプロポリス」を使用している。『グリーンプロポリス飴』は、プロポリスの他に12種類のハーブを加え機能性を高めている。喉のイガイガが気になる時や気分をリフレッシュしたい時などに手軽に摂取できる商品である。パッケージは、封を切ってもしっかり保存のできるチャック付きバッグとなっている。飴は、個別包装であり、数個をカバンなどに入れて携帯することもできる。価格は、150g(40個)入りで1,512円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース 株式会社ローズメイ※新商品グリーンプロポリス飴
2019年03月14日Tシャツ¥7,000/CAMBER(ハイ! スタンダード)すでに生活の一部となった宅配サービスですが、この夏ホットなニュースが舞い込んできました!それが、三越伊勢丹が新しくスタートした『ISETAN DOOR(イセタンドア)』。憧れの百貨店『伊勢丹』で取り扱いのある食品を、ネットでポチッと注文できてあとはお家で待つだけという、なんとも嬉しいサービスなのです。 まずはバイヤー厳選のお試しセットから。おためしセット¥1,980(税込)/ISETAN DOOR(イセタンドア)*写真のセットはイメージです。何を注文しようかな。こんな風にあれこれ悩むのも至福のひととき。だって『ISETAN DOOR』では、約3800品目もの食料品を取り扱っているのですから!例えば、『西光亭』や『Fika(フィーカ)』、『とらや』などの伊勢丹新宿店で人気の和洋菓子ブランドに、旬の生鮮食材、デイリーフード、食とレシピのキットなど、カテゴリーも豊富です。 最初は選択肢がありすぎて決められないという人も多いでしょう。そんなときは、バイヤーおすすめ商品がたっぷり詰まった「おためしセット」からどうぞ。新鮮な野菜やお肉などの日々の料理に使いたい食材から、おやつタイムに頬張りたいお菓子、時短で料理ができるレシピセットなど、『ISETAN DOOR』の魅力を余すことなく楽しめる内容に。目利き力に定評のある伊勢丹バイヤーが選んでくれるから、今まで試したことがなかった食材に出合える喜びも味わえます。 週に1度のお楽しみ時間。お届けの一例、朝食シリーズから。 左から、『ローズメイ』のオレンジスライスジャム、『ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD』の4種の豆のミネストローネ、秋以降に販売スタートになる『POINT ET LIGNE』のバケット。『ISETAN DOOR』の注文はとても簡単。入会金と年会費も不要で、バイヤーセレクト商品が定期ボックスとして週に一度提案されます。それをウェブで確認し注文をする仕組み。期限内なら商品の入れ替えもできて、受け取る週の予定に合わせてキャンセルすることも可能です。もちろん、お気に入りのアイテムがあれば、単品でリピート買いすることだってできるのです。 定期ボックスのコースは、現在3種類。伊勢丹バイヤーとスタイリストがセレクトしてくれる「ISETAN Precious コース」、普段の食卓に欠かせない食品がバランスよく入った「旬の野菜と食材コース」、子どもの月齢に合わせて栄養士のアドバイスやレシピ付きで提案してくれる「プレママ&ママコース」と、自分のライフスタイルで選べるのも嬉しいですね。 デパ地下で人気のご褒美スイーツも!取扱ブランドの一例。お菓子シリーズから。『伊勢丹新宿店』でも人気のブランド『 Fika』のドロンマル(左)や『ノワ・ドゥ・ブール』の焼き菓子(右)。『資生堂パーラー』からは定番商品の他に暑い夏に合わせたアイテムも(中)。*写真はイメージです。デパ地下でお買い物したいけれど、忙しくて泣く泣く諦めている…なんてもはや昔の話。心躍るおいしいお菓子だって、自宅で受け取れます。1週間頑張った自分へのご褒美に、週末のパーティーのおもてなしにと、楽しみ方は人それぞれです。 パソコンやスマホで気軽に注文できて、あとは指定日時にお家で待つだけ。この便利さは、一度体験するとヤミツキになってしまうでしょう。何といっても『ISETAN DOOR』の魅力は、バイヤーのおすすめを選べるということ。忙しい生活を送っていると、商品を選ぶ時間も惜しいと思いませんか?そんなときに安心して任せられる『ISETAN DOOR』は、まるで自分だけのスタイリストのよう。定期宅配サービスに挑戦して、毎日の食生活をもっと豊かに彩りましょう。 ISETAN DOOR0120-390-197(受付時間10:00〜18:00)ハイ! スタンダード03-3464-2109 photograph:Masahiro Arimotostyling:Yumika Asai hair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Kurumi Emond(BE NATURAL)text:Kisae Nomura
2018年07月29日