モンシェールは、期間限定「堂島コーヒーロール」を、2020年6月1日(月)から30日(金)まで発売する。モンシェールの「堂島コーヒーロール」は、カフェモカクリームやコーヒーガナッシュ、コーヒーゼリーを、カフェモカ生地で巻き上げた季節限定の人気ロールケーキ。2020年は、大阪タカムラ・コーヒー・ロースターズのロースターが厳選し、丁寧に焙煎した上質なコーヒー豆を使用して、さらなる進化を遂げている。採用したのは、国際的なコーヒー豆の品評会「カップ・オブ・エクセレンス2019」で2位を受賞したブルンジ ギットウェンジ農園のコーヒー豆。ライムやレモンの気品を感じさせる香りと、グレープフルーツを思わせるほろ苦さで、まるでベルガモットのような風味を楽しむことができる。蜂蜜のようなコクと甘さ、柑橘類のような爽やかな余韻も特徴だ。コーヒー豆の芳醇なアロマを堪能できるロールケーキは、自分へのご褒美だけでなく、父の日のギフトや手土産にするのも良いかもしれない。【詳細】堂島コーヒーロール販売期間:2020年6月1日(月)~30日(金)※父の日(19~21日)“ありがとう”仕様。価格:ロング 1,650円+税、ハーフ 900円+税、カット 400円+税【問い合わせ先】パティスリー モンシェール 堂島本店TEL:06-6136-8003
2020年05月25日子どもができてからの結婚は、どのような印象を与えるものでしょうか。デキ婚の周囲の本音を紹介します。どんどん増えるデキ婚通常は結婚してから子どもを設けるという順序ですが、近年ではその傾向も薄れてきています。いわゆるできちゃった結婚であるデキ婚をする人々の割合は、年々増えてきている現状です。結婚している人の4人に1人はデキ婚ともいわれている現代では、デキ婚に対する印象も変わりつつあります。しかし、すべての人が同じ印象を持つわけではないので、あくまで参考程度にとどめるとよいでしょう。いいきっかけになる10代やまだ学生の20代のうちにデキ婚をしてしまうと、早すぎるという印象を持つ人が多いですが、30オーバーになるとその印象は変わり、よい印象を持つ人も多くいます。周囲の人々も結婚している人が多く、結婚と恋愛に関する考えも徐々に変化していく年代です。30オーバーになると、なかなか結婚に踏み切ることができないカップルも数多くいることから、子どもができたことが結婚のいいきっかけになると考える人も多くいます。子どもができてめでたい30オーバーの年代であっても、デキ婚がそれほど突飛な出来事ではない年代です。そのため、デキ婚という出来事に対する印象よりも、単純に子どもができたことがめでたいという好印象を持つ人も多くいます。30オーバーになると子どもを作ることに対しても現実的な考えを持つ人が多く、たとえ結婚が先で、子づくりに対して計画性があってもその通り進むことが少ないということを知っている年代です。妊娠と子育てに対して現実的だからこそ、子どもの誕生を祝ってくれます。計画性がない昔ながらの結婚は、まず交際があり結婚してから子どもを設けるという順序が一般的です。そのため、この順序を守らずに、子どもを作ってしまうと、計画性がないという悪印象を持つ人ももちろんいます。30オーバーの人ならば、その目上の存在からは特にそのように思われることが多いでしょう。また、通常の順番を守っていないことから、子どもができたことも愛情を持った行動の結果ではないのではないかと思う人もいます。だらしないデキ婚という言葉を使ってはいるが、結局のところだらしがないだけではないかといった悪い印象を持つ人は多くいます。デキ婚という言葉で美化しているだけのようだと思う人もいて、嫌悪感を持つ人もいるので注意が必要です。昔の印象がずっとそのまま続いているので、年配の人ほどこの印象が強いかもしれません。30オーバーの人だと、親世代はこのような印象を持つ可能性もあるので、あらかじめ結婚前提の付き合いだと周知しておくと、顰蹙を買うことも少なくなるでしょう。
2020年03月31日FUDGEでよく見かけるスタイリングと言えばオーバーオールですよね。オーバーオールと言えば、ボーイッシュでラフなイメージだけど、ヒールと合わせたり、小物次第で女性らしくも着られる定番アイテム。インナーに合わせるだけでスタイリングが完成するから、忙しい日のコーデにもぴったり!お洋服が大好きなおしゃれ女子なら、何着も持っている人も多いのでは?今日は初心者でも挑戦しやすい定番オーバーオールから、春夏まで着られる軽快素材のオーバーオール、スタイリッシュな大人のコーデが楽しめる細見のオーバーオールなど様々なタイプを紹介しちゃいます。シンプルさが際立つオーバーオールはコーディネートいらず◇CIMARRON JEANS ブルー 15,400円(税込) 中に着たシャツ;SETTO / 15,400円(税込) ◇CIMARRON JEANSネイビー15,400円(税込) バッグ&チャーム: styiro/ 8,690円(税込) コーディネートいらずでおしゃれに決まりまるオーバーオールは、ヒップポケットのみのシンプルなデザインが大人っぽい着こなしにぴったり。ストレッチの効いた12.75オンスのデニムを使い、ゆったりとしたシルエットに仕上げることで女性らしく着られます。細部のディテールにこだわった軽快なオーバーオール◇Urvin20,900円(税込) 中に着たカットソー:gym master / 5,390円(税込) 綿100%素材の軽やかなデニムが特徴的なオーバーオールは、US NAVYをベースにメンズライクな細部までこだわりのディテールが詰まっています。ゆったりとしたシルエットで作る抜け感たっぷりなスタイルは春先におすすめです。 アイボリーを選んで知的に演出◇UNIVERSAL OVERALL14,300円(税込) 中に着たシャツ:UNIVERSAL OVERALLフロントのドーナツボタンがアクセントになったデザインは、季節や場所を問わず幅広いスタイリングに取り入れやすく、デイリーに活躍します。たっぷり収納できるポケット付きが嬉しいオーバーオール◇gym master10,780円(税込) 中に着たTシャツ:Urvin / 7,150円(税込)大容量の大きなポケットが目を引くオーバーオールは、伸縮性のあるナイロン素材で着脱が楽ちん。軽やかな着心地です。たっぷり収納できるポケットは2重構造で、手ぶらでアクティブに動きたいときに重宝しますリジットデニムに配色ステッチがきいたオーバーオール◇WEAR THE PHILOSOPHY20,900円(税込) 中に着たシャツ:WEAR THE PHILOSOPHY / 14,300円(税込)ポケットやベルトに2本の配色ステッチを施したオーバーオールは、しっかりとした生地感のリジットデニムを使用しクリーンな印象で大人も着やすい仕上がりに。インナーには色柄問わず組み合わせができるので、着回しもしやすくオールシーズン使えるところもベスト。あえてビッグサイズをゆるく着るのが女子っぽくキュートなイメージになります。細身ですっきりした美シルエットのオーバーオール◇CIMARRON JEANS17,600円(税込) 中に着たフレンチスリーブTシャツ:CIMARRON JEANS / 6,050円(税込)細身でウエスト位置が高めのオーバーオールは、Iラインで足長効果も期待できるのが嬉しいところ。スタイリッシュな大人のコーデが楽しめます。《CIMARRON JEANS》ならではのストレッチ素材による驚くほどの着心地の良さをぜひ体感して。 シーズンレス素材のコットンオックス・デニム生地を使ったオーバーオール◇POU DOU DOU8,690円(税込) 中に着たガーディガン:POU DOU DOU / 6,490円(税込)同素材のカバーオール:POU DOU DOU / 9,350円(税込)合わせるアイテムによって雰囲気が変わるオーバーオールは着回し力の高いのも魅力。こなれ感のある大人カジュアルへと導いてくれます。同素材のカバーオールとのセットアップもおすすめ。 サイドのリボン紐が特徴的なオーバーオール◇POU DOU DOU8,690円(税込) サイドのリボン紐が特徴的なオーバーオールは、フロントの大きなパッチポケットでアクセントをつけています。 ワークっぽくなりすぎない美シルエットのオーバーオール◇UNIVERSAL OVERALL14,300円(税込) デニム素材のオーバーオールは春のカジュアルコーデと相性抜群。ワークアイテムながらシルエットにこだわることで、野暮ったくならずスタイリッシュに着られます。遊び心の効かせた大人なスタイリングを楽しんで。 いかがでしたか?オーバーオールと言ってもデザインはさまざま。カジュアルスタイルを格上げしてくれるオーバーオールはワードローブに欠かせません。FUDGE流のコーデをお手本にして、お気に入りのオーバーオールを見つけてみては?
2020年03月25日“桜の季節の風物詩”「東京・春・音楽祭」の名物「マラソンコンサート」の今年のテーマは、生誕250年を迎える“クラシック界のスーパースター”ベートーヴェンだ。午前11時にスタートするこの公演は、最終19:00スタートに至る各回60分の5部構成。その中身は、ベートーヴェンが後半生を過ごしたウィーンにゆかりの作品を取り上げながら、彼の波乱万丈の障害を辿るという興味深いもの。第1部「ベートーヴェンと革命思想のウィーン」、第2部「ベートーヴェンと皇侯貴族のウィーン」、第3部「ベートーヴェンと楽友協会のウィーン」、第4部「ベートーヴェンと祝祭会議のウィーン」、第5部「ベートーヴェンと保守反動のウィーン」。以上どのパートも名曲名演のオンパレード。今更ながらにベートーヴェンの凄さを実感する一時になりそうだ。公演トータルタイム6時間の長丁場のこのイベント、さてさて途中棄権することなく乗り切れるのか。本物のマラソンと違うのは、公演単位での途中参加も途中棄権も可能なこと。“好きなパートを好きなだけ”というのがマラソン・コンサートの楽しみ方だ。レッツ・エンジョイ・ベートーヴェン!(c)東京・春・音楽祭実行委員会/青柳聡●公演概要3月29日(日)東京文化会館小ホール「東京春祭マラソン・コンサートVol10ベートーヴェンとウィーン」
2020年03月19日ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、マタニティウェア第2弾として、レインコートやオーバーオールなどをザ・ノース・フェイスの一部直営店、取扱店などにて2020年4月上旬から順次発売する。2019年10月に、マタニティ向けのダウンコートなどを第1弾として展開。それに続く形で登場する第2弾では、妊娠中から産後まで着用できる春夏ウェアを提案する。「マタニティレインコート」は、フロントにベビーポンチョを連結した、抱っこにも対応できるレインコート。妊娠中でも着用できるよう、ゆったりとした身幅に仕立てられている。抱っこをしていない時はレインコートとポンチョをそれぞれ単体で使うこともでき、親子でお揃いコーディネートを楽しめる。「マタニティオーバーオール」は、撥水性、軽量性、ストレッチ性に優れた素材を採用した、機能性に優れた1着。コンシールファスナーをあしらうことにより、肩紐を下ろさずにトイレに行くことができるデザインになっている。腹囲は、脇ファスナーの開閉により調整可能だ。UVカット機能、消臭機能、ストレッチ性を備えた「マタニティショートスリーブワンピース」は、植物由来の再生セルロース繊維を使用した柔らかな肌触りが魅力。妊娠中も着用可能なゆとりのあるシルエットに加え、二重になった前身頃の脇には授乳口も配されている。【詳細】ザ・ノース・フェイス マタニティウェア第2弾展開時期:2020年4月上旬展開店舗:全国ザ・ノース・フェイス 一部直営店、取扱店、ブランドオフィシャルオンラインストア・マタニティレインコート 41,800円(税込)・マタニティオーバーオール 24,200円(税込)・マタニティショートスリーブワンピース 14,300円(税込)【問い合わせ先】カスタマーサービスセンターTEL:0120-307-560
2020年03月15日“ロシア・ピアニズム”の申し子、イリーナ・メジューエワが、祖国を遠く離れた東京で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会に挑む。その第1回と第2回公演(同日開催)が目前だ。会場となる東京文化会館は、1997年のイリーナ・メジューエワ日本デビュー公演の会場となった思い出のホール。以来、日本に拠点を据えて幅広い演奏活動を続けてきただけに、公演にかける思いも一際強いに違いない。第1回公演は、23番『熱情』を筆頭に1番、6番、24番、25番の5曲。そして同じ日の夜公演となる第2回では、21番『ワルトシュタイン』を筆頭に、2番、5番、19番、20番の5曲が披露される。J.S.バッハの『平均律クラヴィーア曲集』が音楽の『旧約聖書』に例えられるのと同様『新約聖書』と称されるベートーヴェンのピアノ・ソナタ32曲。この傑作群を名手イリーナがどのように描き出すのかに注目したい。●公演概要・3月7日(土)東京文化会館小ホール「イリーナ・メジューエワピアノソナタ全曲演奏会第1回、第2回」・6月13日(土)東京文化会館小ホール「イリーナ・メジューエワピアノソナタ全曲演奏会第3回、第4回」●イリーナ・メジューエワ IRINA MEJOUEVA(ピアノ)(C)奥村和泰ロシア生まれ。モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップ教授に師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝後、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地として活動。2002年、スタインウェイ・ジャパンによる国内コンサートツアー。2003年、サンクトペテルブルク放送交響楽団と日本国内4都市で共演。2005~06年にはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズを開催。2006年からは毎年京都でリサイタルを行う。2017/2018シーズンには、日本デビュー20周年記念として東京文化会館において全3公演のリサイタル・シリーズを行うなど精力的な演奏活動を展開している。CD録音にも精力的で、これまでに多数のアルバムをリリース。「ショパン:ノクターン全集」は2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。2017年9月には「ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ」(講談社現代新書)を出版。2006年度青山音楽賞受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門賞)を受賞。
2020年02月29日ニコアンド(niko and ...)は、ベートーヴェン生誕250周年を記念したコラボレーションアイテムを2020年2月7日(金)より発売する。2020年は、誰もが知る歴史的な音楽家、ベートーヴェン生誕250周年のアニバーサリーイヤー。ニコアンドは、「ベートーヴェン周年記念財団」が定める「BTHVN2020」とのコラボレーションとして、「BTHVN2020」のオフィシャルロゴをあしらったアイテムを展開する。ラインナップには、スマートフォンケースやブックボックス、マグカップ、ミトンなど、日常使いしやすいものをラインナップ。LEDボードには、ベートーヴェンの手元にniko and ...が毎月発行するカタログ「niko and ... TIMES」を配すなど、どれも遊び心たっぷりのデザインで仕上げている。また、ヒップホップアーティストであり、アートも手掛ける「かせきさいだぁ」が描き下ろしたイラストシリーズも登場。ランチボックスやカトラリー、ランチョンマットなど春のピクニックにも最適なアイテムを揃えた。その他、ベートーヴェンだけでなく、シューベルトやバッハをモチーフにしたデザインも見逃せない。【詳細】ニコアンド ベートーヴェン生誕250周年記念コラボレーション発売日:2020年2月7日(金)展開店舗:日本国内のニコアンド店舗、海外のニコアンド店舗、公式WEBストア.st(ドットエスティ)、ZOZOTOWN、楽天市場※店舗によって販売日や展開商品が異なる場合あり。■アイテム価格例iPhoneケース 2,000円+税キーホルダー 550円+税カラーブックボックス 800円+税スプーン 480円+税フォーク 480円+税
2020年02月09日2020年はベートーヴェン生誕250年。そして諏訪内晶子が、1999年の「チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門」で優勝を果たしてから30年の節目の年に当たる。というわけで、その諏訪内が芸術監督を務める「国際音楽祭NIPPON2020(2月14日〜3月13日」には例年以上に力が入った様子が伺える。そのオープニングコンサートとして行われるのが、アメリカの名手ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)と諏訪内晶子が共演するデュオ・リサイタルだ。演奏されるのは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」&第9番「クロイツェル」に第7番を加えたオール・ベートーヴェン・プログラム。現代最高峰の名手2人が描く21世紀のベートーヴェンに期待したい。同音楽祭には、ベートーヴェンの真髄を堪能できる「室内楽マラソンコンサート(3月8日)」や、諏訪内晶子のコンクール優勝を記念したチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲(3月10日)」など、見どころ聴き所が満載。音楽祭ならではの華やかな時間を楽しみたい。公演詳細: ● 公演概要2月14日(金)東京オペラシティコンサートホール「諏訪内晶子&ニコラ・アンゲリッシュデュオ・リサイタル」● 諏訪内晶子(国際音楽祭NIPPON 芸術監督 / ヴァイオリン)(c)Kiyotaka Saito1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュ、ゲルギエフらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ロンドン響、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。BBCプロムス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルンなどの国際音楽祭にも多数出演。近年ではゲルギエフ指揮ロンドン響とのツアー、パリ管とのヨーロッパおよび日本ツアー、チェコ・フィルとの中国ツアーを行い、オスロ・フィル、バンベルク響、デトロイト響、トゥールーズ・キャピトル管とも共演。現代作曲家作品の紹介も積極的に行い、これまでにエサ=ペッカ・サロネン作曲「ヴァイオリン協奏曲」の日本初演(2013)、エリック・タンギ作曲「In a Dream」の世界初演およびフランス初演(2013)、キャロル・ベッファ作曲「ヴァイオリン協奏曲-A Floating World-」の世界初演(2014)などに取り組んでいる。2012年、2015年、エリーザベト王妃国際コンクール、2018年ロンティボー国際コンクール、2019年チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門審査員。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。レコーディングでは、デッカ・ミュージック・グループとインターナショナル・アーティストとして専属契約を結んでおり、最新作「フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 他」を含む14枚のCDをリリースしている。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。● ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)(c)Jean Francois Leclercq Erato1970年、アメリカ生まれ。パリ音楽院でアルド・チッコリーニやミシェル・ベロフらに師事し、1989年カサドシュ国際コンクール第2位、1994年ジーナ・バッカウアー国際コンクールで第1位を獲得。2003年にクルト・マズア指揮ニューヨーク・フィルとオーケストラデビュー後は、ウラディーミル・ユロフスキー、マルク・ミンコフスキ、P.ヤルヴィ、ロシア国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団など世界的指揮者やオーケストラと共演を重ねた。ルノー&ゴーティエ・カピュソンと録音した「ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」は、ドイツのレコード批評家賞を受賞した。
2020年02月08日6月の調布を音楽一色に染め上げる「調布国際音楽祭」の2020年の概要発表が行われた(2020年2月4日:調布グリーンホール)。ベートーヴェンの生誕250年に当たる2020年は、やはりここでもベートーヴェンが主役となる。しかし一味違うのが鈴木優人がエグゼクティヴ・プロデューサーを務める同音楽祭。9曲それぞれに工夫をこらしたプログラムは、ここ調布でしか訊けない面白さに満ちているのだ。交響曲「第1番」は2台ピアノ版、「第2番」はピアノ三重奏版、「第3番」は特別編成による室内楽版、「第4番」はリスト編曲によるピアノ版。そして「第5番」「第6番」「第8番」は、鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の演奏で、「第7番」は鈴木雅明指揮フェスティヴァル・オーケストラ、そして最後の「第9番」は、鈴木雅明指揮NHK交響楽団とBCJのコラヴォレーションによる演奏となるのだからたまらない。同じベートーヴェンでも編成によって見えるものがこんなに違うということを認識できる素敵な機会に違いない。さらには音楽祭を取り巻く深大寺他周辺施設でのコンサートやイベントも充実の一途。今年の調布は一味違いそうな雰囲気だ。昨年は有料&無料公演参加者に出演者を合わせて1万人を突破した同音楽祭。今年はこの数字がいったいどこまで伸びるのか。楽しみでならない。
2020年02月06日今年生誕250年のメモリアルイヤーを迎えるベートーヴェン。彼の作品をプログラミングしたコンサートが目白押しだ。交響曲からオペラや室内楽など、あらゆるジャンルに傑作を残したベートーヴェンだけに、通常のメモリアルイヤーとは一味違うベートーヴェン尽くしの時間が楽しめる。そんな中、室内楽の世界に目を向けてみれば、「宮田大&田村響」という注目の若手共演によるベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲演奏会がとても気になる。共にソリストとしての実績も十分な二人の顔合わせは、(1+1=2)以上の相乗効果が生まれること間違いなし。その相乗効果が(3)になるのか(5)になるのかがライブの楽しみに違いない。しかも会場となる浜離宮朝日ホールは、室内楽を聴くにはうってつけの響きと大きさをもつ会場だ。1月28日の第一回に続いて3月3日には第二回の開催が予定される同公演を通じて、ベートーヴェンがチェロとピアノで描き出した巨大な世界をご体験あれ。●宮田 大 (チェロ)Dai Miyata, cello栃木県宇都宮市出身。音楽教師の両親のもと3歳よりチェロを始める。幼少よりその才能は注目をあつめ、9歳より出場するコンクール、第74回日本音楽コンクールを含むすべてに第1位入賞を果たす。2009年、第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初優勝。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第20回出光音楽賞、第13回ホテルオークラ音楽賞など華やかな受賞歴を持つ。第35回江副育英会奨学生。ローム・ミュージックファンデーション奨学生。桐朋学園音楽部門特待生、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。2009年にジュネーヴ音楽院卒業、2013年6月にクロンベルク・アカデミー修了。チェロを倉田澄子、フランス・ヘルメルソンの各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。これまでに国内の主要オーケストラはもとより、パリ管弦楽団、フランクフルトシンフォニエッタ、S.K.ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団などと共演している。小澤征爾、E.インバル、L.スワロフスキー、C.ポッペン、D.エッティンガーなどの指揮者や、L.ハレル、G.クレーメル、Y.バシュメット、M.ヴェンゲーロフ、A.デュメイ、日本を代表する多くの演奏家・指揮者と共演し、国内外の音楽祭やソロ活動を活発に行っている。マスメディアへの出演も多く、「小澤征爾さんと音楽で語った日~チェリスト・宮田大・25歳~」(芸術祭参加作品)、「カルテットという名の青春」「NHKワールド "Rising Artists Dai Miyata"」などのドキュンメントのほか、「クラシック倶楽部」「らららクラシック」「題名のない音楽会」などにも複数回出演している。CDは「Dai First」、「宮田大/チェロ一會集」、SACD「宮田大/チェロ一會集」、DVD&ブルーレイ「小澤征爾指揮 水戸室内管弦楽団 2012 ~チェロ独奏 宮田 大~」をリリース。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製ストラディヴァリウス"シャモニー(Cholmondeley)"である。オフィシャルサイト: ●田村 響 (ピアノ)Hibiki Tamura, piano(c)武藤章愛知県安城市生まれ。3歳よりピアノを始める。18歳でザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学。2015年大阪音楽大学大学院修了。これまでにクラウディオ・ソアレス、クリストフ・リースケほか各氏に師事。2007年10月ロン・ティボー国際コンクールにおいて弱冠20歳で第1位に輝き、一躍世界に注目されるに至った。以来、ザルツブルク・モーツァルテウムで研鑽を積み、国際的な演奏活動を展開している。2009年2月ビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団の定期演奏会デビューと日本ツアーを行った他、これまでに、N響、都響、新日本フィル、名古屋フィル、京響、大阪フィル、仙台フィル、群響などと共演。また、ライプツィヒ、パリ、ザルツブルクなどを始めとするヨーロッパ各地でのリサイタル、日本各地でのリサイタルを活発に行っている。室内楽活動にも力を入れており、マキシム・ヴェンゲーロフ、堀米ゆず子、篠崎史紀、宮田大、三浦文彰の各氏等と共演している。また、2019年3月にはマニュエル・ルグリがプロデュースするバレエ作品にも出演し、自身初となるダンス・ステージとのコラボレーションを果たした。2002年、エトリンゲン青少年国際ピアノ・コンクールB部門第2位及びハイドン賞、第26回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールにて園田高弘賞第1位を受賞。2004年デビューCDをリリース、2008年8月には「ロン・ティボー国際コンクール優勝記念」と称した2枚目のCDを、2010年2月には3枚目のCDをトリトンレーベルにてリリースした。受賞歴としては、2003年アリオン賞、第14回大幸財団丹羽奨励生、(財)江副育英会奨学生、2006年第16回出光音楽賞、 2008年文化庁長官表彰・国際芸術部門、2009年第10回ホテルオークラ音楽賞、2015年第70回文化庁芸術祭音楽部門新人賞、2017年度京都市芸術新人賞などがある。京都市立芸術大学専任講師。
2020年01月23日株式や投資信託等を保有している方の中には、それらの資産を税金のかからないNISA口座にて保有している方もいらっしゃるかと思います。そのNISA口座を利用して資産を保有できる期間には制限があるため、その後にロールオーバーというものを実行するかどうか検討することになります。今回は、このロールオーバーの仕組みについて解説させていただきます。まずは、その前提としてNISA口座の説明から以下記載します。NISAとはどんな投資枠か?野村証券ホームページ NISA非課税期間満了時のご案内ロールオーバーは選択必須ではない税金のかからない期間が終了する場合、延長申請をしないといけないかというと、そうではありません。延長申請しないで特定口座等の課税口座に払出すことも可能ですし、そもそもNISA口座の資産を売却して空にしてしまうことも可能です。何も対応せずに利用可能な期間が終了した場合は、課税口座に自動的に払出されます。なお、この延長申請は、利用期間の延長を想定していないつみたてNISAでは利用できません。ロールオーバーの仕組みは非課税枠の追加買付auカブコム証券ホームページ NISAロールオーバー 非課税期間終了時のご案内一般NISA口座で120万円以上の時価総額の資産を保有している場合NISA口座では運用益が出て120万円以上の資産になった場合、その運用益も合わせ税金がかからなくなります。年末時点での時価総額が120万円以上の場合に、利用期間の延長申請をしてもこれは同様です。この場合、翌年度の非課税枠は使い切っているので、追加分での投資はできないことになります。ここも図にした方がわかりやすいので、下記の図も合わせてご確認下さい。前段の図と対比すると特に理解しやすいと思います。auカブコム証券ホームページ NISAロールオーバー 非課税期間終了時のご案内こういうときも非課税分を利用したい場合上記ケースで非課税分を使い切ってしまうのが不都合に感じる方は、NISA口座内の資産を一部でも売却して、税金のかからない分をあらかじめ確保しておく方法もあります。翌年度にNISA口座内で買付したい商品がある場合は、保有資産のうち、いくらか売却する視点もあってもいいでしょう。ロールオーバーする場合の注意点やさしい株のはじめ方 ホームページ NISAロールオーバーとは?デメリットになる具体例上記例で時価総額50万円相当の資産が反対に値下がりして損失が出た場合、損益通算はNISA口座ではできないため、結果的に課税口座に移管した方がよかったことになります。このように、今後値下がりする可能性が高いと判断できる場合ならロールオーバーしない方がよいでしょう。ロールオーバーの3つの条件(金融機関と口座種類と期限に着目)SBI証券ホームページNISAロールオーバー/課税払出しのお手続き方法手続き時の注意点ロールオーバーの手続きには免許証等の本人確認書類に加え、番号確認書類としてマイナンバーを確認できる書類も必要です。普段あまり使用しないものなので、お手元にマイナンバーが確認できる書類があるか事前に確認しておくことが必要です。また、手続き後に手続きが不備なく完了したかも、忘れずに確認することも重要です。NISA口座のロールオーバーに関するまとめNISA口座のロールオーバーの仕組みは図をイメージするのが理解するポイントです。今回使用した図だけでなく、ご自身で具体的なシミュレーションをするとき、まずご自身で簡単な図を書いてみましょう。また個別に不明な点が生じる場合は、利用している金融機関のコールセンターに連絡して確認してみるとよいです。会社によってはNISA専用のコールセンターを用意しているところもあるので、確認してみて下さい。
2020年01月19日2020年のクラシック界の主役は、生誕250年を迎える“楽聖”ベートーヴェン(1770-1827)だ。我々日本人にとっては、音楽室に飾られた肖像画によって刷り込まれてきた最も身近な作曲家ベートーヴェンがテーマなだけに、クラシック界全体が盛り上がるに違いない。いやはや楽しみ!すでに発表されている関連イベントも豪華絢爛だ。“ヴァイオリンの女王”アンネ・ソフィー=ムターが登場する「サントリーホール・スペシャル・ステージ(2月20日〜24日)」では、ベートーヴェンの協奏曲や室内楽作品が披露される。桜の季節の上野を彩る「東京・春・音楽祭2020(3月13日〜4月18日」でも、今年はベートーヴェン生誕250年を記念した特別プログラムが用意されるほか、音楽祭の開催期間自体も通常より1週間長くなるだけに、より一層充実したフェスティヴァルになりそうだ。そして、ゴールデンウィークの東京を彩る “世界最大級のクラシック音楽祭”「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2020(5月2日〜4日)」のテーマも「ベートーヴェン」。2005年の日本初開催時以来15年ぶりに取り組むベートーヴェンだが、ベートーヴェンの周辺の作曲家までを描いた前回の「ベートーヴェンと仲間たち」と違い、今年はベートーヴェン自身の作品を様々な形で紹介することに特化するほか、後世の作曲家が編曲したベートーヴェン作品なども披露されるだけに、より濃厚なベートーヴェン尽くしの3日間が楽しめそうだ。昨年の来日公演でクラシックファンの度肝を抜いたテオドール・クルレンツィス率いるムジカ・エテルナの再来日(4月10日〜14日)公演にも注目したい。今回のプログラムには、ベートーヴェンの交響曲第7番&第9番「合唱付き」と「バイオリン協奏曲*ソリストはパトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)」が予定されるなど、こちらもベートーヴェンイヤーにふさわしい内容だ。もう一つの注目は、「東京・春・音楽祭」の特別公演として開催されるグスターボ・ドゥダメル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団公演(6月24日〜27日)。こちらは東京文化会館公演のほか、新宿御苑で無料の「第九」1万人公演が予定されるというのだからベートーヴェンもびっくり。さらにはロシアの名手コンスタンチン・リフシッツの「ベートーヴェン:ピアノソナタ全曲演奏会(4月25日〜5月8日)」が、首都圏8ホール合同開催で行われるなどなど、2020年はベートーヴェンを中心にクラシック界が回る1年になりそうだ。
2020年01月04日来年2020年のクラシック界は、“ベートーヴェン生誕250年”で盛り上がること必至。そのメモリアルイヤーを先取りして楽しめるのが、ベートーヴェンの9つの交響曲を1番から9番の「第九」まで一晩で聴いてしまおうという「ベートーヴェンは凄い!第17回 全交響曲連続演奏会2019」だ。9曲全部といえばその長さも半端ではない。大晦日の13時にスタートするコンサートの終了予定時刻は何と23時55分。まかり間違えば年を越そうかと言う時間までベートーヴェンに浸り切るのだからものすごい。演奏は、“炎のコバケン”の異名を持つマエストロ小林研一郎率いる岩城宏之メモリアル・オーケストラ。コンサートマスターをNHK交響楽団のコンマス篠崎史紀が務める超スペシャルな集団だ。更に凄いのは、横山幸雄(ピアノ)が演奏する、リスト編曲による(「第九」の第4楽章より)が披露されること。このベートーヴェン尽くしの凄まじいコンサートは、まさに演奏者と聴衆の根比べ。乗り切った暁には素敵な2020年が待っているに違いない。●公演概要12月31日(火)東京文化会館 大ホール「ベートーヴェンは凄い!第17回 全交響曲連続演奏会2019」指揮:小林研一郎ソプラノ:市原愛アルト:山下牧子テノール:ジョン・健・ヌッツォバリトン:青山貴管弦楽:岩城宏之メモリアル・オーケストラ(コンサートマスター:篠崎史紀)合唱:武蔵野合唱団特別演奏ピアノ:横山幸雄
2019年12月23日アメリカ海軍下士官のシャツをルーツとするCPOジャケットは、オーバーサイズ&大きめのポケットデザインで、日常使いしやすい。今季続々と登場する中、柄や色など個性豊かな7つをピックアップ。ふんわり起毛生地で、ぬくもりをキープ!手触りの良いアルパカ混のシャギー生地にチェック柄をプリントしたCPOジャケットは、暖かみたっぷり。裾の長さが前後で違うなど、細部にも注目。¥128,000(カレンテージ/ブランドニュース)ニット¥28,000(ギャルリー・ヴィー)シューズ¥39,000(ディヴィナ) 共にギャルリー・ヴィー 丸の内店 TEL:03・5224・8677サロペットパンツ¥11,000(ジャーナル スタンダード プラスイー/ベイクルーズ カスタマーサポート TEL:0120・301・457)ニット帽¥15,000(カムズアンドゴーズ/アルファ PR TEL:03・5413・3546)コクーンシルエットで女性らしさをプラス。大きめの衿と丸みのあるシルエットが愛らしい。¥46,000(ティッカ TEL:076・221・5355)ワンピース¥7,900(ジャーナル スタンダード ニュウ/ジャーナル スタンダード 自由が丘店 TEL:03・5731・0128)ブーツ¥44,000(ネブローニ/ザ ストア バイ シー 代官山店 TEL:03・5459・6392)綺麗めにも着られる、オフホワイトカラー。重くなりがちな秋冬の着こなしの差し色に。ビッグシルエットで、厚手のパーカのインも楽々。¥180,000(カレンテージ/ブランドニュース)パーカ¥24,000(ブラームスルーツストック/ワンダリズム TEL:03・6805・3086)両脇のベルトで、モードな雰囲気をゲット。サイドにあしらわれたベルトや前身頃に大きくデザインされたポケットがコーディネートのアクセントに。ウールコットン素材のモコモコとした風合いも特徴。¥65,000(ミュラー オブ ヨシオ クボ TEL:03・3794・4037)着回し力抜群!絶妙なフォルム。イタリアのメーカー・mapel社で作ったオリジナルのチェック柄は、鮮やかな配色がポイント。腰まわりが隠れる着丈で、パンツはもちろんワンピースにも合わせやすい。¥33,000(アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンター)※『anan』2019年12月4日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・Nagisa(W)モデル・miu(by anan編集部)
2019年11月27日2020年はベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤー。クラシック界はベートーヴェンを中心に展開されることが予想される中、また1つ素晴らしいコンサート企画が発表された。「首都圏8館共同制作 コンスタンチン・リフシッツ ベートーヴェンへの旅」と第されたこの企画は、よこすか芸術劇場、神奈川県立音楽堂、フィリアホール、狛江エコルマホール、武蔵野市民文化会館、東京文化会館、所沢ミューズアークホール、ウェスタ川越の首都圏8ホールが力を合わせて、リフシッツのベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会を盛り上げるという点がとても興味深い。ベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタは、“クラシック音楽の新約聖書(バッハの平均律クラヴィーア曲集が旧約聖書)にも例えられる名作中の名作だ。それを1人の優れたピアニストによる演奏で一気に聴き通す楽しみは、まさにベートーヴェン・イヤーならではの贅沢。さらには、ホールの違いによる印象の変化にも注目したい。余計なお世話ながら、32曲を8ホールで分け合う相談はさぞかし大変だったに違いない。「『月光』『悲愴』『熱情』の3大ソナタの1つは是非うちのホールに!」などといった議論がなされたことだろう。リフシッツの素晴らしい演奏とともに、各ホールの熱意が伝わる素敵な盛り上げにも期待したい。*公演特設サイト ●リフシッツからのメッセージ(c)Sona_Andreasyanこの巨大なプロジェクトが実現できることに感謝したいと思います。今回ピアノ・ソナタ全集のCDを発売いたしますが、これを完成させることは簡単ではありませんでした。ベートーヴェン・ツィクルス自体は、これまでスイス、台湾、香港で行なっており、この春いよいよ、日本で実現するわけですが、今後はぜひ世界のほかの街でもベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を演奏していければ良いと思っています。ベートーヴェンの作品は人々に愛されています。彼の作品はただ単に素晴らしいだけではなく、他の作曲家以上に心から心、人から人へと繋げられる作品ばかりなので、皆さまにはこれらを心にとどめて聴いていただきたいと思っています。この32曲のソナタは、彼の交響曲のように、“ソナタ集”という1つのジャンルとして確立されています。これまでのツィクルスでは、1つのホールと1台のピアノで順番に演奏をして参りました。今回は題名のついたソナタをメインに置き、共通性のある曲をつけてプログラミングした初めての試みです。来年の春の日本公演では、全8館、8つの街をクルーズし、ベートーヴェンの宇宙を感じていただきたいと思います。●ベートーヴェン生誕250周年記念 首都圏8館共同制作コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)ベートーヴェンの旅 ピアノ・ソナタ全32曲演奏会Vol.1「ワルトシュタイン」4月25日(土)15:00よこすか芸術劇場Vol.2「悲愴」4月26日(日)15:00神奈川県立音楽堂Vol.3「熱情」4月29日(水・祝)14:00フィリアホールVol.4「テンペスト」5月2日(土)15:00狛江エコルマホールVol.5「月光」5月3日(日・祝)18:30武蔵野市民文化会館 小ホールVol.6「告別」5月4日(月・祝)14:00東京文化会館 小ホールVol.7「ハンマークラヴィーア」5月6日(水・休)15:00所沢ミューズ アークホールVol.8「最後のピアノ・ソナタ」5月8日(金)19:00ウェスタ川越 大ホール
2019年11月25日だんだんと寒さも増して冬らしい季節になってきましたね。冬はコートや、マフラー、タイツなど身につけるアイテムが増えるから、より一層おしゃれを楽しめる季節。今回はそんな冬のおしゃれが一段と楽しくなっちゃう《FUDGE×POU DOU DOU》コラボのオーバーオールをご紹介します! 《POU DOU DOU》らしい細部までこだわったディテールの一品は、ゆったりしていて楽ちんなのに一枚でサマになる優れもの。コーディネート次第で表情が変わる使い勝手の良さもポイントです! FUDGE ONLINEでしか手に入らないスペシャルなコラボアイテムをぜひチェックして! POU DOU DOUとは…ひと手間加えた存在感のある「日常着」。いつまでもときめきとかわいいを忘れない方への愛着を持てるワードローブ。 そんなコンセプトのもと誕生した《POU DOU DOU》とFUDGEのコラボから目が離せません。 《FUDGE×POU DOU DOU》かわいくもかっこよくも着こなせる万能オーバーオール 秋冬コーデをおしゃれに格上げしてくれそうな、技ありオーバーオールを《POU DOU DOU》に別注オーダー!一見シンプルなワークテイストのオーバーオールですが、サイドに施されたリボン紐とフロントの大きなパッチポケットが他にはないなんともキュートな一品に仕上がりました。 サラリとトレンチコートやジャケットを羽織れば、FUDGEガール憧れのフレンチシックやロンドンガールな雰囲気に!もちろんカジュアルに着こなしてもとってもかわいい万能アイテムです。 ◆FUDGE×POU DOU DOU【コラボ】サイドリボンオーバーオール POU DOU DOU》ではその他にも、この冬大活躍しそうなアイテムが盛りだくさん!その中でもイチオシのコート3品をご紹介します。 おしゃれに差をつける配色デザインのチェスターコート配色デザインでハンサムな着こなしを叶えるチェスターコートが登場!程良いV開きと丸みのあるラペルで、可愛らしさも忘れないのが《POU DOU DOU》らしいさすがの一品。2つ並んだボタンもいいアクセントになっています。 肩のラインを落とし、袖周りにもゆとりを持たせたビッグシルエットは羽織るだけで旬なコーデにアップデートしてくれそう! ◆POU DOU DOUバイカラーチェスターコート 羽織るだけでかわいくなれちゃう魔法のドルマンスリーブコートボリューム感のあるドルマンスリーブと丸みのあるフォルムが最高にキュートなコートが登場!裏地付きで程よい厚みがありつつウールブレンドの軽い着心地だから、どんどん冬のおしゃれが楽しくなっちゃいそう。大きなポケットとダブルボタンのディテールがワンピースのようで、羽織るだけでキュートな一品です。 袖を折り返して裏地のチェックをちら見せしてもかわいい! ◆POU DOU DOUダブルボタンドルマンスリーブコート どんなコーデにも馴染むシンプルさがうれしいステンカラーコート 程良いAラインのシルエットが女性らしいステンカラーコート!袖周りにゆとりのあるデザインなので、トレンドのゆったりニットの上から羽織っても着ぶくれせずグッド。裏地付きの程よい厚みとウールブレンドの軽やかな着心地もうれしいポイントです。シンプルデザインだから、様々なコーデのアウターとしておしゃれを楽しんで! こちらはトレンドのレトロスタイルにもばっちり合いそうなチェック柄もご用意しています! ◆POU DOU DOUステンカラーAラインコート いかがでしたか?コーディネート次第でがらりと雰囲気の変わるオーバーオールは、ぜひインナーやアウターを変えて色々なテイストで楽しんでね! 今年の冬は《POU DOU DOU》のコートとFUDGEコラボのオーバーオールでめいっぱいおしゃれしてお出かけしよう♪
2019年11月23日ウクライナ出身の若き巨匠コンスタンチン・リフシッツが、首都圏8つのコンサートホールを巡り、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を演奏する「ベートーヴェンへの旅」が2020年のゴールデンウィークに開催される。公演に先立ち、リフシッツが来日し、11月13日、都内で記者会見を行なった。【チケット情報はこちら】ベートーヴェンの生誕250周年を記念して、8館が共同制作するというこれまでにない形で開催されることになった今回の演奏会。リフシッツはベートーヴェンのピアノ・ソナタの魅力について「交響曲、室内楽に並ぶ、ソナタ集と呼ぶべきひとつのジャンルを構成していて、素晴らしい道、新たなる旅を作り上げ、それはワーグナー、スクリャービンといった作曲家に引き継がれています」と語る。リフシッツ自身、これまでスイス、香港、台湾でピアノ・ソナタ全32曲の演奏会を行なった経験はあるが、その際は1番から32番を順番に演奏しており、今回のように順番を独自に入れ替えての全曲演奏は初めて。この順序入れ替えについてリフシッツは「1番から順番に弾くということは、年代順に弾くということであり、面白くはありますが、例えば19番と20番はベートーヴェンが初期に作曲した作品であったり、必ずしも完璧な年代順ではありません。日本でやるにあたって、順番を変えるべきだと思った」と語る。ではどのように曲を振り分けたのか?「32曲の中には(『悲愴』『田園』など)名前の付けられた有名な作品があります。それらをメインとして配しつつ、8つのメイン曲の周囲に、それに見合う共通性を持ったソナタを散りばめていきました」と説明。「このような形でやるのは初めてであり、正直、怖くもあり、私自身も興味津々です。このやり方が吉と出ることを願っております。8つのうちのひとつの演奏会にしか来られなくとも、ベートーヴェンの音楽の宇宙を堪能していただけるプログラミングをしたつもりです」と意気込みを語った。来春には、2017年の香港大学でのコンサートより収録した10枚組の「ベートーヴェンピアノ・ソナタ全集」も発売されるが「最初に話が出たのは昨秋ですが“まず無理だろう”と思ってました」と振り返りつつ「1年以上の時間をかけて、話し合いを進めながらじっくりと作り上げていきました」と手応えを口にしていた。「ベートーヴェンへの旅」は4月25日(土)のよこすか芸術劇場を皮切りに、神奈川県立音楽堂、フィリアホール、狛江エコルマホール、武蔵野市民文化会館、東京文化会館、所沢ミューズ、ウェスタ川越で開催。全8公演のスタンプを集めると、もれなく「コンスタンチン・リフシッツ ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」BOX CDがプレゼントされる。取材・文:黒豆直樹
2019年11月18日交響曲や協奏曲、室内楽に歌曲やオペラなど、手掛けたすべてのジャンルに於いて最高の作品を遺した“クラシック界のレジェンド”ベートーヴェン”の作品群の中でも、ひときわ強い光を放っているのが32曲のピアノ・ソナタだ。第8番「悲愴」、第14番「月光」&第23番「熱情」のいわゆる“3大ソナタ”から、深い人生観が込められた第30番、31番&32番の“最後の3大ソナタ”などなど、32曲のすべてがそれぞれ個性的な表情を持つところがベートーヴェンの凄さだろう。“音楽の旧約聖書”に例えられるバッハの「平均律クラヴィーア曲集」に対し、“音楽の新約聖書”と呼ばれるベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全32曲」の深遠な世界に挑むピアニスト河村尚子の「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクト」がいよいよ最終回を迎える。プログラムには、前述の“最後の3大ソナタ”が用意され、プロジェクトの大団円に華を添える。この秋公開された映画『蜜蜂と遠雷』の中で、主人公「栄伝亜弥」の印象的な演奏を担った河村尚子だけに、コンサートへの期待は高まるばかりだ。●公演概要11月13日(水)紀尾井ホール●河村尚子(ピアノ)(c)Marco Borggreve兵庫県西宮市生まれ。1986年渡独後、ハノーファー国立音楽芸術大学在学中にヴィオッティ(ヴェルチェリ)、カサグランデ、ゲーザ・アンダなどヨーロッパの数々のコンクールで優勝・入賞を重ねる。2006年には権威ある難関ミュンヘン国際コンクール第2位受賞。翌年、多くの名ピアニストを輩出しているクララ・ハスキル国際コンクールにて優勝を飾り、大器を感じさせる新鋭として世界の注目を浴びる。ドイツを拠点に、ヨーロッパ、ロシア、日本などで積極的にリサイタルを行う傍ら、ウィーン交響楽団、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、ロシア国立交響楽団、モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、バーミンガム市交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団などのソリストに迎えられている。また、「ルール・ピアノ祭」(ドイツ)、「オーヴェール・シュル・オアーズ音楽祭」(フランス)、「ドシュニキ国際ショパン・フェスティヴァル」(ポーランド)、日本では「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」や「東京・春・音楽祭」などの音楽祭に参加。2011年には、ドイツ・ワイマール近郊にあるエッタースブルク城での音楽祭でアーティスト・イン・レジデンスをつとめ、4夜にわたるソロ・リサイタルを開催し、絶賛を博す。室内楽では、ハーゲン・クァルテットの名チェリスト、クレメンス・ハーゲンとのデュオで好評を得ているほか、マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)とロンドン・ウィグモアホール、ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)とニューヨーク・カーネギーホールにデビューするなど、同世代の実力派アーティストとも積極的な活動を展開している。日本では、2004年小林研一郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会でデビュー。以来、パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団を含む日本国内の主要オーケストラと相次いで共演を重ねる一方、ウラディーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団、ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団、マレク・ヤノフスキ指揮べルリン放送交響楽団、イルジー・ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団などの日本ツアーに参加。その他、サー・ロジャー・ノリントン、ユーリ・テミルカーノフ、アレクサンドル・ラザレフなど多くの指揮者から度々再演の指名を受けている。現在、2019年の日本デビュー15周年に向けて、2年にわたり「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクト」に取り組み、自ら厳選した14のソナタを全4回のリサイタルで披露している。2009年、名門RCA Red Sealレーベルより「夜想 (ノットゥルノ)~ショパンの世界」てメジャー・CDデビュー。 2011年9月、セカンド・アルバム「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番&シューマン:フモレスケ」をリリース、各誌で特選盤に選定される。2013年秋、サード・アルバム「ショパン:バラード」のリリースを経て、2014年秋には、プラハ・ルドルフィヌムでのチェコ・フィルとの定期演奏会、およびドイツ・エルマウ城でのクレメンス・ハーゲンとの演奏会をライヴ収録した「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&チェロ・ソナタ」をリリースした。2018年には4年ぶりのソロ・アルバム「ショパン:24の前奏曲&幻想ポロネーズ」をリリースし、2019年4月、「月光」「悲愴」を含む待望のベートーヴェンCDをリリースする。その他のレコーディングとして、ソロでは仏ディスコヴェール(2002年/同レコーディン具はXRCD化され、日本伝統文化振興財団より2012年6月に再発売された)、独アウディーテ(2004年)、ルール・ピアノ音楽祭エディション(2008年/ライヴ録音)が、また日本コロムビアからシューマンのピアノ五重奏曲(2010年/トッパンホール)、京響レーべルからラフマニノフのパガニーニ狂詩曲(2009年/広上淳一指揮京響との共演)、独コヴィエロ・クラシックからモーツァルトのピアノ協奏曲第21番(2014年/ボストック指揮アルゴヴィア・フィルとの共演)がリリースされている。また、国際ピアノ・コンクールにおける若者たちの群像劇をリアルに描いた、作家・恩田陸の直木賞受賞小説を原作とした映画『蜜蜂と遠雷』(2019年10月公開)では主人公・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当し話題をさらっている。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、新日鉄音楽賞 、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、井植文化賞、ホテル・オークラ賞を受賞。これまで、ウラディーミル・クライネフ、澤野京子、マウゴルジャータ・バートル・シュライバーの各氏に師事。現在、 ドイツ・エッセンのフォルクヴァング芸術大学教授、東京音楽大学特任講師。
2019年11月06日今年2月の来日公演でクラシック界を席巻した、クルレンツィス指揮ムジカエテルナの再来日公演が決定した。今回は2020年のベートーヴェン生誕250周年を祝い、初来日となる「ムジカエテルナ合唱団」を率いて、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」を披露する他、盟友パトリツィア・コパチンスカヤとの「ヴァイオリン協奏曲」などのベートーヴェン・プログラムを披露する。いやはやこれは絶対に聴き逃がせない。ベートーヴェンイヤー最大の衝撃公演になりそうだ。●公演予定2020年4月13日(月)19時日本・東京 / サントリーホールベートーヴェン : 交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱付」主催:KAJIMOTO2020年4月14日(火)19時日本・東京 / サントリーホールベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61(Vn:パトリツィア・コパチンスカヤ)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92主催:KAJIMOTOand More……!※ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」のソリスト及び、各公演チケット料金、発売日等は決定次第発表予定。●テオドール・クルレンツィスTeodor Currentzis/ムジカエテルナmusicAeternaテオドール・クルレンツィスTeodor Currentzis/ムジカエテルナmusicAeternaムジカエテルナ・オーケストラとムジカエテルナ合唱団の創設者および芸術監督。ムジカエテルナ・オーケストラは、2011年から2019年までペルミ国立歌劇場のレジデント・オーケストラとして活動していたが、2019年7月に同劇場から独立。クルレンツィスは同劇場の芸術監督を退任し、現在は独立した民間オーケストラとなったムジカエテルナと共に、さらなる高みを目指し精力的に活動を展開している。ムジカエテルナを率いてヨーロッパ中でツアーを行っており、ベルリンのフィルハーモニー、フィルハーモニー・ド・パリ、バーデン・バーデン祝祭劇場、ミラノ・スカラ座、マドリード・オーディトリアムなどで演奏している。ザルツブルク音楽祭への出演は恒例になっており、2017年にピーター・セラーズの新演出で指揮した《皇帝ティートの慈悲》は、翌年オランダ国立歌劇場でも上演され、これがクルレンツィスのオランダ・デビューとなった。また、同音楽祭で行われた2018年のベートーヴェンの交響曲全曲チクルスは、5回のコンサートがすべて完売となり、さらに2019年にピーター・セラーズが演出を手がけ、フライブルク・バロック・オーケストラとムジカエテルナ合唱団と共演した《イドメネオ》は大好評を博した。クルレンツィス指揮ムジカエテルナは、2018年にBBCプロムスにデビュー、2019年2月に東京と大阪で公演を行い日本デビューを果たした。今シーズンには、ニューヨークのザ・シェッドにて映像作家ジョナス・メカスの晩年の作品を用いたヴェルディの《レクイエム》が予定されており、これが彼らのニューヨーク・デビューとなる。2018/19年シーズンよりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者に就任。初年度には本拠地シュトゥットガルトでマーラーの交響曲第3番、第4番、チャイコフスキーの交響曲第5番、ショスタコーヴィチの交響曲第7番を指揮したほか、ツアーではウィーンのコンツェルトハウス、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ケルンのフィルハーモニーなどで演奏した。同シーズンの最後は、ザルツブルク音楽祭でショスタコーヴィチの交響曲第7番を披露して初年度を締めくくった。2019/20年シーズンには、シュトゥットガルト放送交響楽団とのスペイン、イタリア、フランス・ツアーを行う。2019年11月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団へのデビューが決まっており、ムジカエテルナ合唱団を率いてヴェルディの《レクイエム》を指揮する予定である。クルレンツィスのこれまでの活動のハイライトとして、2016/17年シーズンにウィーン楽友協会のレジデント・アーティストに就任して共演したウィーン交響楽団、カメラータ・ザルツブルク、ムジカエテルナとの公演、ディアギレフ・フェスティバルとペルミ国立歌劇場、さらにヨーロッパ各地で演奏したブラームス「ドイツ・レクイエム」(マーラー・チェンバー・オーケストラ、ムジカエテルナ合唱団と共演)、ベリオのバレエ音楽《コロ》(マーラー・チェンバー・オーケストラとのツアー)、ザルツブルク音楽祭での《皇帝ティートの慈悲》とモーツァルト《レクイエム》、バリー・コスキー演出のヴェルディ《マクベス》(チューリヒ歌劇場/2016)、ボーフムのルール・トリエンナーレでのワーグナー《ラインの黄金》(ムジカエテルナと共演/2015)、チャイコフスキー《イオランタ》とストラヴィンスキー《ペルセフォーヌ》のマドリード初演(2012)および両作品のエクサンプロヴァンス音楽祭での再演(2015)、マドリードでのパーセル《インドの女王》(2012)、チューリヒでのショスタコーヴィチ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》(2012)、ブレゲンツ音楽祭でのヴァインベルク《パサジェルカ》(ウィーン交響楽団と共演、2010)などが挙げられる。ペルミ国立歌劇場の芸術監督在任中には、フィリップ・エルサン《トリスティア》(2016)、ドミトリー・クルリャンツキーのオペラ《ノスフェラトゥ》(2014)、アレクセイ・シュマクのオペラ《カントス》(2016)、セルゲイ・ネフスキーのヴァイオリン協奏曲(2015)など数々の重要な委嘱作品を発表した。クルレンツィスはムジカエテルナと共にソニー・クラシカルと専属録音契約を結んでおり、これまでに『モーツァルト:フィガロの結婚』『同:コジ・ファン・トゥッテ』『同:ドン・ジョヴァンニ』『ストラヴィンスキー:結婚』『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』(共演:パトリツィア・コパチンスカヤ)、『チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」』『マーラー:交響曲第6番「悲劇的」』などをリリースしている。それ以前には、アルファ・レーベルより『ショスタコーヴィチ:交響曲第14番』『モーツァルト:レクイエム』『パーセル:ディドとエネアス』、ハルモニア・ムンディより『ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲』(マーラー・チェンバー・オーケストラ/アレクサンドル・メルニコフ)を発表している。2016年の『ストラヴィンスキー:春の祭典』(ソニー・クラシカル)は、エコー・クラシック・アワードの年間最優秀交響楽録音賞(20・21世紀音楽部門)、2017年の『パーセル:インドの女王』(DVD/ブルーレイ、ソニー・クラシカル、共演:ムジカエテルナ、演出:ピーター・セラーズ)は、エコー・クラシック・アワードを受賞している。2015年には兄弟であるファンヘリーノ・クルレンツィスと共にバクで開催されたヨーロッパ競技大会オープニング・セレモニーのサウンドトラックを作曲し、この録音がエミー賞(音楽演出・作曲部門)にノミネートされた。2008年には、ロシア連邦友好勲章を受章。2016年には、ドイツのアルフレート・テプファー財団からカイロス賞を贈られている。同年、オペルンヴェルト誌は、チューリヒ歌劇場で指揮した《マクベス》に対し、クルレンツィスを“ベスト・コンダクター・オブ・ザ・イヤー”に選出した。クルレンツィスは、ロシアの権威ある“黄金のマスク演劇賞”を7度受賞しており、最近では、2017年のペルミ国立歌劇場でのロバート・ウィルソン演出《椿姫》でベスト・オペラ・コンダクター賞に輝いた。この他にも、《インドの女王》(2015)、《コジ・ファン・トゥッテ》(ペルミ国立歌劇場、2013)、《ヴォツェック》(ボリショイ劇場/2011)がベスト・オペラ・コンダクター賞を受賞しているほか、《シンデレラ》(2007)は“プロコフィエフ音楽の見事な演奏”、《フィガロの結婚》(2008)は“真の演奏における抜群の成果”と称された。2006年、クルレンツィスは古楽の知識と情熱に現代音楽作曲家たちとニュー・ミュージックを組み合わせ、モスクワでテリトリア現代芸術フェスティバルを立ち上げた。この音楽祭はたちまち話題となり、今やモスクワでもっとも漸進的で権威あるフェスティバルへと発展した。また、2012年より国際ディアギレフ・フェスティバルの芸術監督に就任。ディアギレフの出生地であるペルミで開催している。ギリシャ生まれ。ロシアへ移住した1990年代はじめ以来、クルレンツィスにとってロシアは第二の故郷となっている。リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルク国立音楽院では、オデュッセウス・ディミトリアディス、ワレリー・ゲルギエフ、セミヨン・ビシュコフらを育てたイリヤ・ムーシンのもとで指揮を学んだ。●パトリツィア・コパチンスカヤPATRICIA KOPATCHINSKAJA(ヴァイオリン)パトリツィア・コパチンスカヤPATRICIA KOPATCHINSKAJA(ヴァイオリン)東欧のモルドヴァ出身。“ヴァイオリン界でもっとも独特な声をもつ者のひとり”と称される。パトリツィア・コパチンスカヤの他に類をみないアプローチは、多様なレパートリーで活かされており、バロックおよび古典派作品のガット弦による演奏から、新作の初演や現代曲の再演に至るまで、その活動は実に幅広い。屈指の指揮者・オーケストラと共演を重ねてきたコパチンスカヤにとって、引き続き2018/19年はエキサイティングなシーズンとなる。シーズン冒頭には、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団と初共演する。このほか、バイエルン州立管弦楽団、キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏会や、ハインツ・ホリガー指揮バーゼル室内管弦楽団とのヨーロッパ・ツアーも予定されている。さらにアメリカではクリーヴランド管弦楽団にデビューし、ペーテル・エトヴェシュ作曲《ヴァイオリンと管弦楽のための「セヴン」》を演奏する。テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの日本ツアーでは、チャイコフスキーの《ヴァイオリン協奏曲》の独奏を任される。デュオのパートナーであるピアノ奏者ポリーナ・レシェンコとは、アルバム『Deux~ヴァイオリンとピアノのための作品集』(Alpha)をリリース。レシェンコとのデュオ演奏を、今シーズンにアメリカと日本で初披露する。2014年から米ミネソタ州のセントポール室内管弦楽団のアーティスティック・パートナーを務めてきたコパチンスカヤは、2018年に同団との録音『シューベルトの「死と乙女」』(Alpha)でグラミー賞に輝いた。2017年には、スイス政府文化局が傑出した才能やイノヴェーションを称えるスイス・グランド・アワードの音楽部門を受賞する栄誉に浴した。2017/18年シーズンには、“アルティスト・エトワール”(スター・アーティスト)として招待されたルツェルン・フェスティバルで、自身の新プロジェクト“ディエス・イレ”(怒りの日)を世界初演。このプロジェクトは、コパチンスカヤが音楽監督を務めるカリフォルニアのオーハイ音楽祭で、今夏に北米初演された。さらに、マルクス・ヒンターホイザーとカメラータ・ザルツブルクとの共演でザルツブルク音楽祭に出演し、ウストヴォーリスカヤならびにハルトマンの作品を演奏した。●ムジカエテルナ合唱団musicAeterna chorus (Russia)ムジカエテルナ合唱団musicAeterna chorus (Russia)芸術監督:テオドール・クルレンツィス 首席合唱指揮者:ヴィタリー・ポロンスキー・テオドール・クルレンツィスによって2004年にノヴォシビルスクで創設され、2011年から2019年までペルミ国立歌劇場のレジデント・コーラスとして活動した。2019年9月に同歌劇場から独立し、民間の合唱団として新たな一歩を踏み出した。さまざまな様式、時代の楽曲を擁する幅広いレパートリーを誇るムジカエテルナ合唱団は、ヨーロッパおよびロシアのバロック作品にはじまり、18世紀から20世紀のロシア合唱曲、さらにオペラ・レパートリーや現代の委嘱作品に至るまで、多彩なプログラムを演奏している。ペルミ国立歌劇場のレジデント・コーラスとして演奏した作品には、新演出のモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》(2011)、《フィガロの結婚》(2012)、《ドン・ジョヴァンニ》(2014)、パーセル《インドの女王》(2013)、オッフェンバック《ホフマン物語》(2015)、ボロディン《イーゴリ公》(2015)、ヴェルディ《椿姫》(2016)、プッチーニ《ボエーム》(2017)などがある。ムジカエテルナ合唱団のために書かれた委嘱作品も多く、これまでにドミトリー・クルリャンツキーのオペラ《ノスフェラトゥ》(2014)、フィリップ・エルサン《トリスティア》(2015)、アレクセイ・シュマクのオペラ《カントス》(2016)などの世界初演を行っている。ソニー・クラシカル・レーベルと専属録音契約を結んでおり、2012年以来、『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」』(2014年2月リリース、ドイツ・レコード批評家賞、エコー・クラシック・アワードの年間最優秀録音賞)、『モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」』(2014年リリース、2015年のオペルンヴェルト誌の年間最優秀CD賞)、『ストラヴィンスキー:春の祭典』(2016)、『ラモー:輝きの音』(2014)を発表している。2013年にクルレンツィスが指揮し、ピーター・セラーズが演出を手がけたパーセルの《インドの女王》は、ソニー・ミュージックが撮影し、2016年にDVDとしてリリースされた。ムジカエテルナ合唱団は、ヴァンサン・デュメストル、アンドレス・ムストネン、ポール・ヒリアー、ラファエル・ピション、アンドレア・マルコン、ジェレミー・ローレルらを客演指揮者に迎え、定期的に共演している。世界各地でツアーを行っており、モスクワ、サンクトペテルブルク、ベルリン、アテネ、パリ、リスボン、ハンブルク、フェラーラ、ミュンヘン、ケルン、クラクフなどで演奏している。また、著名な国際音楽祭への出演も多く、ブリュッセルのクララ・フェスティバル、エクサンプロヴァンス音楽祭、ルツェルン・フェスティバル、モスクワの黄金のマスク演劇祭などから定期的に招かれている。ザルツブルク音楽祭には、ピーター・セラーズ演出のモーツァルト《皇帝ティートの慈悲》(2017)と《イドメネオ》(2019)で参加した。2019年には、ニューヨークのザ・シェッドでヴェルディ《レクイエム》を演奏してのアメリカ・デビューが決まっている。
2019年11月02日〔キャンドゥ〕でお買い物をしていると、かわいくて便利なアイテムを発見!その名も《ロールふせんメモ》。大判なので書きやすく、目立ちやすい上、動物のイラスト入りでとってもキュート。ちょっとした伝言や備忘録、Todoリストにピッタリなので、ぜひチェックしてみてください。キュートなアニマルに癒やされる!●価格各100円(税別)今回ご紹介するのは〔キャンドゥ〕で販売している《ロールふせんメモ》です。普通の付箋と違ってロールタイプなので必要な長さで切れますね。デザインは全4種類で、パンダとシロクマ、ペンギン、ハリネズミがあります。今回はシロクマとペンギンのデザインをご紹介します!うっかり忘れがちな予定も、付箋に書いて貼っておけば備忘録になります。全面シール状になっているのでしっかり貼れて、剥がすときはのりが残らずスルスルときれいに剥がれますよ。デスクやパソコンモニター、冷蔵庫などどこにでも貼れて便利ですね!うっかり忘れをなくすことで仕事や家事の効率アップをしましょう♪ちょっとしたメッセージを添えたいシーンでも大活躍!かわいいイラスト入りなのでもらった方も嬉しくなっちゃいます。書くスペースが広いので、長めの連絡事項も伝えられます。手でもちぎれますが、ハサミを使うとよりきれいにカットできますよ!やらなきゃいけないことがたくさんあるとき、優先順位や重要度で頭が混乱しちゃいますよね。そんなときにも付箋の出番です!用事を書き出して並べて貼っていくだけでTodoリストの完成♪貼って剥がせるので、優先順位が変わったときは貼りかえて順番を変えるだけで対応できます。頭を整理すれば家事や仕事の効率も上がりますね!使い方無限大!かわいいイラスト入り《ロールふせんメモ》付箋を使ったアイデアをご紹介しました!ロール状になっているので次はどんなイラストが出てくるのか、ワクワクしちゃいますね。6メートルとたっぷり巻いてあるので、気軽に使えます。どんなペンを使っても書きやすい紙質もポイントです。かわいいアニマルと一緒に、家事も仕事も効率UPしちゃいましょう!【Can★Do】みているだけでお腹が空いちゃう!?個性的マステがかわいい♡
2019年11月01日俳優・役所広司主演の日中合作映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁 Wings Over Everest』が、11月15日に公開を迎える。メガホンを握るのは、本作でデビューを飾るユー・フェイ監督。役所はなぜ、無名新人監督のオファーを受け、危険を伴う山岳アクションに挑んだのか。標高8,848m・氷点下83度、過酷な環境下にある世界最高峰・エベレスト。役所は、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」を率いる隊長・ジアンを演じ、飛行機の墜落現場に残された重要機密文書を巡って、デスゾーン(危険地帯)に身を投じた隊員たちが異常事態に巻き込まれる様を描く。ユー・フェイ監督は、過去に北極と南極を制覇し、ヨーロッパアルプスの最高峰・モンブラン、さらには標高8,163mのヒマラヤ山脈マナスルも完登した猛者だ。フランスのゲーム会社・Gameloftの中国グローバル副総裁として数々の人気作をプロデュースする中、「中国ではまだ誰もエベレストを題材にした映画を作ったことがなかった」「昔から憧れている映画のテーマ」などの理由から創作に着手。16年間務めていた同社を離れ、所有していた株をすべて売った資金で映画会社・Mirage Filmを設立した。脚本執筆開始から映画完成に至るまで約4年を費やし、中でも「世界の半分を旅してでも、映画に最適な人を見つけたい」とキャスティングに並々ならぬこだわりがあったというフェイ監督。その後、プロデューサーとして加わった名匠テレンス・チャンが「世界で一番優秀な役者の一人」として役所の名を挙げ、フェイ監督も『十三人の刺客』(2010)、『失楽園』(1997)、『うなぎ』(1997)などで感銘を受けていたことから、役所へのオファーを決意する。約1カ月をかけて日本語に翻訳された脚本は、「これほどスケールの大きい作品は日本では体験できない」と役所の心を動かす。「中国と日本、ひいてはアジアが映画を通して交流し、同じ映画人として友情を深めていきたい」と常日頃から抱いていた役所にとっては絶好の機会で、脚本から伝わった「今まで経験したことがないアクション映画」と向き合った結果、「ぜひ俳優として挑戦してみたい」と決断したという。役所との打合せを「とても楽しかった」と振り返るフェイ監督。「オーラがあるが全然威圧感がなく、優しいお方でした」とその人柄に惚れ込んだようで、「撮影の最初から最後まで、彼は新人監督としての私を支え、信頼と広い心を与えてくれた」と感謝の言葉を送っている。(C)Mirage Ltd.
2019年10月29日フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)から、2019-20年秋冬コレクションの新作アイテムが登場。オーバーサイズのダッフルコート身体を丸ごと包み込むような、極端なオーバーサイズのダッフルコートは、台形を描く独特のシルエットが特徴。コーディネートに1つプラスするだけで目を引く1着だ。無駄のないシンプルなデザインと洗練されたフォルムによって、クリーンな佇まいを演出してくれる。羽織のような撥水コートAラインを描くブラックのコートは、撥水加工を施したタウンユースにぴったりな1着。身頃と同様に、袖も下に向かって広がる形となっており、羽織のようなシルエットを楽しめる。緩やかなセットアップまた、セットアップにも注目。しなやかなドレープを描く、ゆったりと仕立てられた1ボタンのジャケットや、程よくコンフォートなシルエットのパンツは、かっちりとしすぎない緩やかな上品さを漂わせる。ジャケット×シャツのトップスさらに、ジャケットとネルシャツを融合させたユニークなトップスも登場。ジャケットの裾からシャツを出しているかのように見えるオーバーシルエットのトップスは、モードな着こなしにも、ストリートテイストのカジュアルなスタイリングにも組み合わせることができる。【詳細】フミト ガンリュウ 2019-20年秋冬新作・TRAPEZE JACKET 52,000円+税・5 POCKETS KRUTA SLACKS 34,000円+税・TAILORED SHIRT 42,000円+税・ULTRA WIDE PANTS 43,000円+税・TRAPEZE DUFFLE COAT 108,000円+税・TRAPEZE SOUTIENCOLLAR COAT 74,000円+税【問い合わせ先】FUMITO GANRYU Press RoomTEL:03-5962-7945
2019年10月18日“現代最高のベートーヴェン弾き”の称号がこれほどふさわしい男は他にいないだろう。近年のシフの充実した活動ぶりはまさに飛ぶ鳥を落とすような勢いだ。特に近年心血を注いで取り組んできたベートーヴェン演奏に於いては、多くのジャーナリストやファンを納得させる圧倒的な説得力がここにある。そのシフが、自ら創設した「カペラ・アンドレア・バルカ」を率いてベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会を2日間に渡って開催するとなればこれは聴き逃がせない。シフの演奏はもちろんだが、彼が弾き振りを行うオーケストラの顔ぶれが凄い。かつてザルツブルク・「モーツァルト週間」で行われたモーツァルト・ピアノ協奏曲全曲演奏会での成功をきっかけに、シフの想いに共感して集まった腕利き軍団の演奏とはいったいどれほどのものなのか。その気概が炸裂するベートーヴェンには大いに期待したいところだ。公演は、プログラムA:1番&5番「皇帝」(11月8日:東京オペラシティ/11月10日:いずみホール)。そしてプログラムB:2番3番4番(11月7日:東京オペラシティ/11月9日:いずみホール)。どちらにするか実に悩ましい選択になりそうだ。●公演概要11月7日(木)、8日(金)東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル11月9日(土)、10日(日) いずみホール●サー・アンドラーシュ・シフ(ピアノ/指揮)1953年、ハンガリーのブダペスト生まれ。5歳からエリザベス・ヴァダスの下でピアノを始め、その後フランツ・リスト音楽院でパール・カドシャ、ジェルジ・クルターク、フェレンツ・ラードシュらに学び、さらにロンドンでジョージ・マルコムに師事した。シフの活動の大半はJ. S. バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、シューマン、バルトークなどの主要な鍵盤作品によるリサイタルや全曲演奏会である。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲によるリサイタルは2004年から行っており、今では20都市にのぼる。チューリヒ・トーンハレで行われた同プログラムはライヴ・レコーディングされている。最新盤は、ECMレーベルから2015年4月にリリースされたシューベルトの後期ピアノ作品集。このディスクは、シフが所蔵する1820年ウィーン製のフランツ・ブロードマンのフォルテピアノを弾いて録音したもので、ICMA賞(国際クラシック音楽賞)の独奏器楽部門においてレコーディング・オブ・ザ・イヤーを受賞した。シフが同賞を授与されたのは、2012年リリースのアルバム『シューマン:精霊の主題による変奏曲』(ECM)以来、二度目となる。世界の一流オーケストラや指揮者の大多数と共演してきたが、近年はピアノを弾きながら自らオーケストラを指揮する弾き振りの活動に力点を置いている。1999年には自身の室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを創設、メンバーには国際的なソリストや室内楽奏者、友人たちが加わっている。このほかに毎年ヨーロッパ室内管弦楽団も弾き振りしている。幼少の頃から室内楽に親しみ、1989年から1998年まで、ザルツブルク近郊の、国際的にも評価の高いモントゼー音楽週間の芸術監督を務めた。また1995年にハインツ・ホリガーとともに、スイスのカルタウス・イッティンゲンでイッティンガー聖霊降臨祭音楽祭を創設。1998年にも「パラディオへのオマージュ」と名づけた同様のシリーズをヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコでスタートさせた。受賞歴も数多い。2006年、ベートーヴェン作品の演奏における業績を称えられ、ボンのベートーヴェン・ハウスの名誉会員に選ばれた。2008年にはウィグモア・ホールでの30年にわたる音楽活動が評価され、ウィグモア・ホール・メダルを贈られた。2009年、オックスフォード大学のベリオール・カレッジの特別研究員に選出されている。2011年、ツヴィッカウ市よりシューマン賞を受賞。2012年、国際モーツァルテウム財団よりゴールデン・モーツァルト・メダルを授与され、プール・ル・メリット勲章ならびにドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字星章を受章。同年、ウィーン・コンツェルトハウスの名誉会員にも選ばれた。2013年12月、ロイヤル・ フィルハーモニック協会よりゴールド・メダルを贈られた。2014年7月にはリーズ大学より名誉音楽博士号を授与されている。2011年の春、シフは近年のハンガリー政府のメディア法に反対を表明して注目を集め、ハンガリーのナショナリストたちから相次いで攻撃を受けたことから、今後、祖国では演奏を行わないと表明している。2014年6月、エリザベス女王の公式誕生日を記念する叙勲名簿の発表に際し、英国よりナイト爵位を授与された。●カペラ・アンドレア・バルカ室内オーケストラ「カペラ・アンドレア・バルカ」のメンバーは、普段はソリスト・室内楽奏者として世界的に活躍している音楽家たちであり、いかなる常設オーケストラにも所属していない。彼らは、ザルツブルクの音楽祭「モーツァルト週間」で1999年から2005年にかけて行われたモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏会のために、サー・アンドラーシュ・シフが直々に出演を依頼した者たちである。以来、カペラ・アンドレア・バルカは、モーツァルト週間から定期的に招かれ演奏している。シフの指揮のもと、カペラ・アンドレア・バルカは徐々にその活動の場を広げてきた。1999年からはイタリアのヴィチェンツァにあるオリンピコ劇場でオマッジョ・ア・パッラーディオ音楽祭を主宰しており、2001年には同地でモーツァルトのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》の公演にも3度参加した。並行して2004年から2007年まで、ワイマール芸術祭にも客演している。ヨーロッパ・ツアーにも積極的にのぞみ、ウィーン、インスブルック、チューリッヒ、バーゼル、ジュネーヴ、アテネ、ブリュッセル、ルクセンブルク、ケルン、エッセン、フランクフルト、ブレーメン、バーデン=バーデン、ブダペスト、リスボンなどを訪れている。モーツァルトの生誕250年にあたる2006年には2度のツアーを実現させ、ニューヨークのカーネギー・ホール(3公演)、リンカーン・センター、ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで公演を行った。さらに2008年と2010年には、ボン・ベートーヴェン音楽祭(ベートーヴェン・フェスト)にも出演している。2012年、ルツェルン・フェスティバルにてJ.S.バッハの《ミサ曲 ロ短調》を演奏し絶賛された。2014年春には、シフの指揮、バルタザール=ノイマン合唱団との共演で、ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》を演奏。2014年と2015年には、シュヴァルツェンベルク(オーストリア)のシューベルティアーデでシューベルト・ツィクルスに参加。2016年にはシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭とラインガウ音楽祭、2017年にはソメ・ミュジコ・ド・グシュタード音楽祭から招かれている。カペラ・アンドレア・バルカを率いるサー・アンドラーシュ・シフが志向しているのは、メンバーたちがソリスト・室内楽奏者としての能力を最大限に発揮できるアンサンブルであるが、それは多くの一流オーケストラが直面している課題である。「私が指揮者として目指しているのは、“室内楽の延長”です。カペラは室内楽に長けた卓越したソリストたちから成る室内アンサンブルです。カペラには、弦楽四重奏団のメンバーたちが多数参加していますが、弦楽四重奏こそ、演奏芸術の極みに至ることのできるジャンルです。」さらにサー・アンドラーシュ・シフは、メンバーたちの人間性も重視している。「ここには自分本位な者のための居場所はありません。このアンサンブルの土台は、友情、相互理解、平等、そして美学的・音楽的・人間的な理想なのです。」
2019年10月11日今秋はオーバーサイズのコーデュロイシャツがトレンド! GUの「コーデュロイオーバーサイズシャツ(長袖)AM」1,990円(税抜)は、こなれた大人カジュアルコーデがすぐに完成するアイテムです。 ゆるっと羽織るだけでも、ベルトでウエストマークでメリハリを出しても、ちょうど良いルーズ感でおしゃれにキマる、GUの「コーデュロイオーバーサイズシャツ」を使ったコーディネートをご紹介します。 抜き襟でゆるっと羽織るのが今っぽい♪写真提供/@mi___.5さん(身長:158cm、着用サイズ:M) 「コーデュロイオーバーサイズシャツ」のカラーバリエーションは全部で6色。くすみ系のピンクやベージュ、イエロー、オリーブといった秋カラーが充実しています。 薄手のシャツなので、まだ暑さの残る9月は、夏服の上にサッと羽織るスタイルがちょうど良さそうです。 @mi___.5さんは、カラー「ナチュラル」をチョイス。全体的に淡いベージュカラーで統一し、洗練された雰囲気のコーディネートに。シャツを羽織るときには抜き襟にすることで、ぐっとこなれ感がアップします♪ くすみピンクで大人かわいくカジュアルダウン写真提供/@1728tさん(身長:161cm、着用サイズ:L) @1728tさんは、ゆったり着られるLサイズをチョイス。薄いピンクも、くすみカラーなのでガーリーになりすぎず、大人かわいい印象に。 同じくGUで購入した花柄スカートに合わせ、ほど良く甘さを抑えてカジュアルダウン。袖をまくって手首を見せることで、抜け感を出すのもポイントです! ウエストマークでメリハリ!すっきりシルエットに写真提供/@yktaaaan3jsbさん(身長:160cm、着用サイズ:M) 「コーデュロイオーバーサイズシャツ」は、普段のコーディネートにそのまま羽織っても良いですが、前を開けたままにするか、ボタンをとめるか、ベルトを使ってウエストマークするか、といった具合に、いろいろな着こなしを楽しめます。 写真提供/@__htm.i_さん(身長:154cm、着用サイズ:S) ベルトを使ってウエストマークをすると、シルエットにメリハリが出て、すっきりとキレイめ印象に変化します。ウエストマークしつつ、抜き襟をおこなうのがこなれ感を演出するポイント! オーバーサイズシャツならではの着こなしです。 写真提供/@sora_mama_gramさん(身長:162cm、着用サイズ:M) ベルトではなく、トレンドアイテムのウエストバッグを使ってウエストマークしても◎。シャツの前は開けたまま、大胆に抜き襟して鎖骨を見せることで、女性らしいコーディネートに仕上がります。 1枚持っていると便利なGUの「コーデュロイオーバーサイズシャツ」で、さまざまな秋の着こなしを楽しんでみてくださいね♪ ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 取材協力:@mi___.5、@1728t、@yktaaaan3jsb、@__htm.i_、@sora_mama_gram
2019年09月16日昨年から引き続き、オーバーサイズアイテムの人気はこの秋冬も健在。“だぼっと感”を出さず、大人っぽくエレガントに着こなすには、素材やシルエットにこだわりのあるアイテムを選ぶのがコツ!深みのあるオレンジで秋冬ムードが加速!栃木県で生産を行う『YASHIKI』のニットは、デザイナーが故郷の美しい風景をイメージしたもの。ニット¥25,500(ヤシキ/アルファ PR TEL:03・5413・3546)ショルダーウォレット¥43,000(土屋鞄製造所 TEL:0120・907・647)秋冬マストのトレンチも狙うはオーバーサイズ。メンズライクなボックスシルエットが特徴。前のボタンをすべて留めると、よりハンサムな雰囲気に。コート¥83,000(エリン/デミルクス ビームス 日本橋 TEL:03・3243・1261)バッグ¥54,000(ビルディングブロック/エスケーパーズ TEL:03・5464・9945)レースの透け感が女性らしくエレガント。上質なジャージー素材のトップスは、繊細なフラワーレースが可憐な印象。シルクのような滑らかな着心地にもうっとり。レースジャージートップ¥39,000(シーバイクロエ/クロエ カスタマーリレーションズ TEL:03・4335・1750)滑らかな光沢のある素材に、レトロなストライプ柄をオン。オーバーサイズだから、セットアップも程よくカジュアルな雰囲気に。シャツとパンツは単体で使っても。シャツ¥34,000パンツ¥32,000(共にユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 有楽町店 TEL:03・5220・4516)※『anan』2019年9月4日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・中根美和子ヘア&メイク・上川タカエモデル・藤田エミリ文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年08月29日来年2020年のクラシック界の主役は、生誕250年を迎える“楽聖”ベートーヴェンで決まりだろう。この久々にやって来る大きなメモリアルイヤーに向けて、国内外でさまざまなイベントが企画される中、速くもエンジン全開の勢いでベートーヴェンに取り組むのが「パーヴォ・ヤルヴィ&N響ベートーヴェン:オペラ『フィデリオ』」公演だ。モーツァルトと並んで、ほぼすべてのジャンルに於いて名作を生み出してきたベートーヴェンが、苦悩に苦悩を重ねて完成させた唯一のオペラ『フィデリオ』とはどのような作品なのだろう。ちなみに、ベートーヴェンの悩みの大きさは、初演から9年にわたって改訂を繰り返したほか、作品の肝となる序曲を4曲も書いてしまったことからも伺える。今回は、通常の「フィデリオ序曲」のほかに、名高い「レオノーレ第3番」も演奏されるというのだから興味深い。「コンサート形式ならではの工夫によって、より深く音楽に親しんでほしい」と語るヤルヴィだけに、気合の入り方は半端ではない。そして特筆すべきは出演者たちの顔ぶれだ。これまた「現在望みうる最高のキャスト!」とヤルヴィが豪語する布陣で臨む『フィデリオ』に興味津々。ベートーヴェンが作品に込めた「愛・自由・正義」のメッセージを真正面から受け止めたい。◆公演概要8月29日(木)、9月1日(日)Bunkamuraオーチャードホールパーヴォ・ヤルヴィ&N響オペラ『フィデリオ』指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(N響首席指揮者)合唱:新国立劇場合唱団合唱指揮:冨平恭平管弦楽:NHK交響楽団ドン・ピツァロ:ヴォルフガング・コッホフロレスタン:ミヒャエル・シャーデレオノーレ(男装時:フィデリオ):アドリアンヌ・ピエチョンカロッコ:フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒマルツェリーネ:モイツァ・エルトマンジャキーノ:鈴木 准ドン・フェルナンド:大西宇宙公式サイト()
2019年08月23日ロールアイス専門店「マンハッタンロールアイスクリーム」は、2019年8月23日(金)限定で、対象店舗にて通常850円のアイスを全品100円で提供する。対象店舗は、原宿・名古屋大須・福岡大名・横浜元町・広島本通り・仙台シリウス1番町店。「マンハッタンロールアイスクリーム」2周年を記念して行われる本キャンペーン。ミックスベリーやピーチ、マンゴーアンドマンゴーなど、多彩なフレーバーから自分の好みのメニューを100円で食べることのできる、お得な機会となっている。【詳細】マンハッタンロールアイスクリーム 2周年記念キャンぺーン開催日:2019年8月23日(金) ※1日限定対象店舗:マンハッタンロールアイスクリーム 原宿・名古屋大須・福岡大名・横浜元町・広島本通り・仙台シリウス1番町店内容:対象店舗にて、全品100円で提供。 ※一部メニューは除く。■対象店舗詳細・マンハッタンロールアイスクリーム 原宿店住所:東京都渋谷区神宮前1-10-6 セリジェ神宮前1F営業時間:夏季(3月〜11月) 10:00~20:00 / 冬季(12月〜2月) 11:00~19:00・マンハッタンロールアイスクリーム 名古屋大須店住所:愛知県名古屋市中区大須3-30-93 メガタウン1F営業時間:夏季(3月〜11月) 平日/ 10:30~20:00 土日祝/ 10:00~20:00、冬季(12月〜2月) 11:00~19:00・マンハッタンロールアイスクリーム 福岡大名店住所:福岡県福岡市中央区大名1-3-51営業時間:夏季(3月〜11月) 10:00~20:00 / 冬季(12月〜2月) 11:00~19:00・マンハッタンロールアイスクリーム 横浜元町店住所:神奈川県横浜市中区元町4-160営業時間: 11:00~19:00・マンハッタンロールアイスクリーム 広島本通り店住所:広島県広島市中区堀川町7-5営業時間: 夏季(3月〜11月) 10:00~20:00 / 冬季(12月〜2月) 11:00~19:00・マンハッタンロールアイスクリーム 仙台シリウス一番町店住所:宮城県仙台市青葉区一番町2-4-19 シリウス一番町1F営業時間:11:00~20:00
2019年08月22日役所広司が主演する、エベレストを舞台に日中合作の圧倒的スケールと映像美で贈るスペクタクル・エンタテインメント『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。この度、極限のアクションシーンを繰り広げる役所さんの姿が初披露となる日本版本予告映像が到着した。ヒマラヤ地域の平和のため、「ヒマラヤ公約」を締結する会議開催前、一機の飛行機がエベレスト南部、通称デスゾーンに墜落。その飛行機には、平和のカギを握る重要機密文書が載せられていた。3日後、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」に、特別捜査官を自称する2人の男、ヴィクターとマーカスから多額の報酬と共に機密文書を探す依頼が入る。チーム・ウィングスは“ヒマラヤの鬼”と呼ばれるジャン(役所広司)隊長中心に、エベレストで遭難した恋人を探し出すために入ったシャオタイズ(チャン・ジンチュー)、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハン(リン・ボーホン)らが日々危険なミッションに臨んでいた。危険なミッションと感じながらも、財政難に悩むチーム・ウィングスは依頼を引き受ける。残された時間は48時間。死に至る場所・デスゾーンに向けて決死の登頂を始める…。今回到着した予告編では、「GLAY」9作目の映画主題歌となる日本語吹き替え版主題歌「氷の翼」(LSG)の音源が初解禁。力強い声が印象的だ。また、役所さん演じる“ヒマラヤの鬼”と呼ばれ、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」を率いる隊長・ジャンの極限アクションシーンは必見。圧倒的なスケールの映像の一端を覗くことができる。そして本作では、日本語吹き替え版も製作。役所さんが自身の吹き替えを担当するのはもちろん、今回人気実力派声優の沢城みゆきと宮野真守の参加も決定。エベレストで遭難した恋人を探し出すために、ジャン隊長率いるヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」に新たに加わるシャオタイズ(チャン・ジンチュー)を、「ルパン三世」峰不二子役や「図書館戦争」柴崎麻子役、吹き替えではクロエ・グレース・モレッツなどを担当する沢城さん。「チーム・ウィングス」のメンバーで、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハン(リン・ボーホン)を、『機動戦士ガンダム00』『うたの☆プリンスさまっ♪』、『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは主人公の吹き替えなど、また最近ではTV出演も目立つ宮野さんが担当。ほかにも、高木渉をはじめ、神尾佑、山野井仁、俊藤光利、細貝光司、沖原一生らが参加する。『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』は11月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月16日ロールアイス専門店「ロールアイスクリームファクトリー」で「サマーテディベアフェア」が、2019年8月1日(木)から9月1日(日)まで全国の「ロールアイスクリームファクトリー」にて開催される。「サマーテディベアフェア」では、かわいいテディベアのクッキーをあしらった3つのメニューがラインナップする。中でも注目は、マンゴー尽くしの「クレイジーマンゴー」。バニラとマンゴーをミックスしたロールアイスに通常より2倍以上のトッピングをのせ、テディベアのクッキーを飾った。仕上げに、上からたっぷりのマンゴーソースをかけている。また、百貨店の催事限定で販売していた「ストロベリー・スペシャル」もラインナップする。さらに、「ロールアイスクリームファクトリー」全店舗のスタッフが考案したメニューの総選挙にて優勝した「イート・ミー・ベア」も登場。チョコレートとキャラメルを組み合わせ、子どもから大人まで楽しめるスイーツに仕上げた。なお、「イート・ミー・ベア」は、レギュラーメニューとして2019年内発売される。【詳細】サマーテディベアフェア期間:2019年8月1日(木)~9月1日(日)提供店舗:ロールアイスクリームファクトリー(原宿・表参道本店、大阪・道頓堀店、イオンモール堺北花田店、名古屋・ラシック店、沖縄・那覇オーパ店、横浜・山下公園ドン・キホーテ店、京都・新京極店、イオンモール徳島限定ストア)価格:・「イート・ミー・ベア」950円(税込)・「ストロベリー・スペシャル」1,100円(税込) ・「マンゴー・クレイジー」900円(税込)
2019年08月03日