毎日食べても飽きることがない日本のソウルフード「味噌汁」。発酵食品である「味噌」は、植物性タンパク質が豊富で、必須アミノ酸も含まれている栄養価の高い日本古来の保存食です。最近では味噌汁専門店もでき、若い世代や海外の方にも「味噌汁」の良さが注目されています。そこで今回は、日本のソウルフード「味噌汁」の具材を色々アレンジし、疲れた体やお肌をリカバリーできる、食べる万能味噌汁レシピをご紹介したいと思います。●イライラ防止!カルシウム不足を感じたら「イワシ缶のみそ汁」毎日のお仕事でヘトヘトな時、あると便利な食材が、保存が効くイワシやサバなど魚介の缶詰。カルシウム豊富なイワシ缶を汁ごと使った「イワシ缶の味噌汁」は、大根やニンジンなどの根菜類も入れてさらに栄養UP。うどんやすいとんを入れたら、一杯で主食になりますよ。たくさん作っておいて忙しい在宅ワークのランチにしてもオススメです。●お肌の調子を整える。大豆イソフラボンたっぷりの「豆乳みそスープ」味噌も豆乳も原材料は同じ大豆。そこに豆腐も加えて作る大豆イソフラボンたっぷりの「豆乳みそスープ」は、炒めた玉ねぎの甘みとベーコンの塩味がクセになる美味しさです。アサリをプラスするとチャウダー風になって美味しいですよ。パンを添えてモーニングスープとしてもオススメです。ほっと一息つける優しいお味の一杯です。●日頃の野菜不足を感じたら「切干し大根の田舎みそ汁」カルシウムや食物繊維、カリウムも豊富で保存もできる切り干し大根で作る田舎風のお味噌汁。レシピではニンジンと長ねぎで作りますが、そこに冷蔵庫の残り野菜やお豆腐を入れてアレンジしても美味しく頂けます。最近では、切り干し大根にニンジンがミックスされた干し野菜ミックスなども販売されています。乾物をうまく利用することで日頃の野菜不足も解消されますよ。「切干し大根の田舎みそ汁」は、買い物に行けなかった時や日頃野菜不足を感じている方にオススメしたい一杯です。●食べすぎ飲み過ぎ、胃腸のリセットに「梅豆腐のみそ汁」食べすぎ飲みすぎで何となく内臓が重いなぁと感じるときや、病中病後にオススメなのがこちらの「梅豆腐のみそ汁」です。食欲がないときは梅豆腐の味噌汁にご飯を少し入れて雑炊風にしてもよいですね。胃腸をリセットしたいときにオススメの一杯です。●巡りの悪さを感じたら「具沢山のショウガ風味みそ汁」レンコンやジャガイモ、ニンジンなどの根菜類をたっぷり入れた具沢山の味噌汁に、すりおろしたショウガをプラスすることでいつものお味噌汁が一味違った仕上がりになります。ショウガは体を温め、新陳代謝を良くしてくれる作用があるので、不調が続いて体の巡りが悪いなと感じた時に意識して食べたい体の中からリセットしてくれる一杯です。●頑張らなきゃいけない時や滋養強壮に「長芋の田舎みそ汁」疲れが溜まっているけど頑張らなきゃいけない時ってありますよね。そんな時は、長芋とニラが入った滋養強壮に効果的な味噌汁を頂きましょう。長芋は食物繊維も豊富で、滋養強壮にも効果的で漢方でも使われている栄養価の高い食材です。一人暮らしの方はなかなか長芋を食べる機会はないかもしれませんが、お味噌汁なら簡単に取り入れられます。栄養不足な時にもオススメの一杯です。●肌荒れを感じた時に…美肌に導く「和風ミネストローネ」豚肉やゴボウにニンジンをオリーブオイルでしっかり炒め、トマトの水煮缶と出汁でコトコト煮込んだ後、お味噌で味を整えた和風なミネストローネは、ご飯とチーズを加えてリゾット風に食べるのもオススメです。トマトにはβカロテンやビタミンC、リコピンなど美肌に導いてくれる成分がたくさん含まれています。肌荒れを感じた時に意識して食べておきたい具沢山の一杯です。料理研究家の土井善晴先生の著書「一汁一菜でよいという提案」にもあるように、ご飯作りにストレスを感じてしまう時などは、具沢山のお味噌汁とご飯があればそれで良いんです。毎日のご飯作り、無理しすぎずストレスフリーで、今回ご紹介した具沢山の味噌汁レシピで心と体にゆとり時間を与えてあげましょう!
2021年04月28日アンドフィーカは、Swedenstyleとの共催による展覧会「北欧デザイナーによる一汁一菜の器『DUKA -北欧流シンプルな食卓』」を開催する。会場は東京都・六本木のスウェーデン大使館 ベルイマン展示ホール。会期は3月11日~24日 平日10時~17時30分(12:30~13:30は昼休み、最終日は16時30分まで)。入場無料。同展は、両社の共同事業である、さまざまな分野で活躍する北欧デザイナーたちによる北欧デザインのコレクション「Scandinavian Pattern Collection」の文化交流イベントの第2弾として開催するもの。日本の食文化の原点である「飯と汁」に着目し、26名の参加デザイナーが「一汁一菜」の器にそれぞれの気持ちをこめて飯椀や小皿、箸置き、テーブルマットとのコーディネートをデザインし、北欧の暮らしの中での楽しみ方を提案するという。また、展示されている品物は、同コレクションのコンセプト「デザインの背後にデザイナーの気持ちがあり、デザインの向こうに人々の暮らしがある」に沿って、普段使いの磁器の代表格である長崎県の「波佐見焼」で飯椀、小皿、箸置きの3ピースに焼き上げているという。これらは、カジュアルラインの「フェリエ」(20デザイン)と、プレミアムラインの「スヴァット&ヴィット」(8デザイン)の2ラインにて商品化され、「フェリエ」は、LOFT4店舗(渋谷、横浜、梅田、立川)にて3月11日より販売されるほか、同4店舗に加え、一部のデザインを除き、LOFTオリジナル商品を全国22店舗で同時発売されるという。一方の「スヴァット&ヴィット」については、アルコデザインにより3月11日よりオンラインにて予約受付を開始し、4月初旬より直営店舗で先行販売、4月下旬より全国百貨店や専門店を中心に展開される予定となっている。そのほか、今回の特別展示として、スウェーデンの人気イラストレーター、スティーナ・ヴィルセンが描いた食のシーンにまつわるイラストも展示されるという。さらに関連イベントとして、来日する参加デザイナーのインガ・カールソンとマリールイス・ヘルグレンによるパネルディスカッション「一汁一菜の器をデザインするということ」(3月14日 14時~)と、デザインコンサルタント山本由香氏(Swedenstyle代表)によるトークショー「DUKA:北欧流シンプルな食卓の楽しみ方」(同日16時~)が開催される。会場はどちらもスウェーデン大使館 オディトーリアム。
2015年03月02日三菱地所は3月16日~29日の期間中、ランチイベント「召しませ一汁一菜 ~シェフからのご馳走~」を丸ビル1F丸の内カフェ ease(イーズ)にて開催する。同イベントは、丸の内シェフズクラブによる初のレシピ本「丸の内シェフズクラブ25人の一汁一菜」の発売を記念したランチイベント。「丸の内シェフズクラブ」は、同社のコーディネートで発足した食に関する提案・発信を行うプロジェクトで、服部幸應氏を会長に、様々なジャンルのシェフらが参加している。同書では、丸の内エリアを中心に活躍する和食・フレンチ・イタリアン・アジアンの4ジャンルのシェフ25人が、"一汁一菜"で簡単に調理できるレシピを公開している。イベント期間中は、同クラブの4人のシェフが考案した"一汁一菜"のランチメニューをドリンク・デザート付で1,000円(税込)で提供する。3月16日~22日には、「分とく山」料理長の野崎洋光氏考案の「出汁いらずの冷やし汁」と「越のルビートマトとニラのふっくら卵焼き」、「アロマフレスカ」と「Essenza(エッセンツァ)」の原田慎次シェフ考案の「グリーンピースのポタージュスープ」、色とりどりの野菜と鶏もも肉を合わせた「鶏肉と野菜のグリル」が登場する。3月23日~29日には、「イル ギオットーネ」のオーナーシェフ・笹島保弘氏が考えた「ストラッチャテッラ(ローマ風卵のスープ)」、「豚肉と九条ねぎの羅臼昆布で茹で上げたスパゲッティ」、「中国飯店」オーナーの徐(中條)富造氏考案の「蟹とアボカドのスープ」、「元祖・高倉 健さんのいつもの黒酢酢豚」を提供する。開催時間は11時30分~14時。各日、提供数に達し次第終了となる。また、同レシピ本とクックパッド「おいしい健康」のコラボレーションイベント「一汁一菜 あさごはん」も3月16日~27日まで開催。3月16日~18日には、はかり売りスタイルで作り手との会話を楽しみながら買い物ができる「丸の内グラムマルシェ」も実施する。
2015年02月20日