歌手の一青窈の名曲を基に作られた映画『ハナミズキ』が8月21日(土)に公開初日を迎え、都内劇場で新垣結衣、生田斗真、向井理と土井裕泰監督による舞台挨拶が行われた。新垣さん演じる紗枝と、生田さん扮する康平の10年におよぶ愛を描いた本作。新垣さんらが劇場後方の扉から姿を現すと、客席は拍手と大歓声に包まれた。司会を務めるTBSの赤荻歩アナウンサーが、本作が台湾、香港、マカオ、タイで公開されることが決定したと伝えると再び会場には拍手が沸きあがった。が…赤荻アナからキャスト陣への「(映画で描かれる)遠距離恋愛というのは、海外でもあるんでしょうか?海外でどう受け止められるのでしょう?」という、質問ともつぶやきともつかない微妙なフリに一同は困惑。新垣さんは「言葉や文化の違いを越えて、受け入れていただければと思いますけど…」と首をかしげながら回答。生田さんは「超テキトーな質問だよ!ていうか調べろよ!」と鋭いツッコミを入れ、向井さんも「そうですよね」と苦笑交じりに頷き、会場は笑いに包まれた。さらに、赤荻アナのむちゃぶりは続く。この場で生田さんと向井さんに、それぞれが演じる康平と北見の紗枝へのセリフの再現をリクエスト。生田さんは「結婚しよう」となぜか向井さんのセリフを借用し新垣さんにプロポーズ!生田さんは「言ってみたかったんです。恥ずかしいですね」と照れくさそうな表情。これに負けじと(?)、向井さんが本家本元・北見の口調で「結婚しよう」と言うと、新垣さんは「ありがとう、純一」と返し、映画を観終わったばかりの観客はナマのやりとりに大満足の様子だった。監督からはハナミズキの花言葉である“返礼”の思いを込めて、3人に花束がプレゼントされ、新垣さんは「胸を押さえていないと、いろいろこみあげてきそう…」と感激の面持ち。さらに、初日に集まった観客が、登壇陣への映画への“返礼”として、サプライズで映画の基となった「ハナミズキ」の歌を合唱でプレゼント。フルコーラスを歌い上げ、新垣さんは時折、観客の歌声に合わせ一緒に口ずさみながら聴き入っており、その目にはうっすらと光るものが。歌い終わると客席からは、事前に手渡されていたハナミズキの花をかたどったボードがひらひらと振られ、それを見た新垣さんは「まさかフルコーラスとは…(笑)。撮影を通じて、いろいろなきれいな景色などを見てきましたが、いまが一番、きれいだと思います」と喜びを口にした。向井さんも「こういう機会はあまりないことで、ここに立っていられる幸せを感じています。『ありがとう』という言葉はたった5文字ですが、すごいパワーを持った言葉なんだなと思います」と感激をかみ締めた。『ハナミズキ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:『ハナミズキ』向井理インタビュー恋愛話は「得意じゃない」男が明かす愛情の形ガッキー100年続く愛語る「存在が特別なモノになる出会い、ある」ガッキー絵本デビュー主演作『ハナミズキ』で使用の英語版自筆絵本を出版ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送る
2010年08月21日向井理は絵になる俳優だ。単なる見た目の格好良さだけではなく、ごく自然にその場に溶け込む感じとでも言うのだろうか。どんな色の背景でも、どんな色を掛け合わせても、そこに当たり前のように佇んでみせる──けれど、それは生まれながらの才能ではない。というのは「僕にとってのプライドは仕事を真面目にやること」。この言葉からも分かるように、真面目に取り組む姿勢が彼の強み。努力を惜しまないからこそ、どんな絵にも染まれるのだ。そして、歌手で作詞家の一青窈が9.11のテロ事件をTVで見て書いたという名曲の歌詞を基にした映画『ハナミズキ』では、新垣結衣の演じるヒロイン・紗枝に影響を与え続ける先輩・北見純一を演じている。決して出番は多いとは言えない役どころだが、スクリーンに映らない部分も丁寧に作り込む──そんな向井理の役者魂を紐解いてみた。「北見は報道カメラマンを目指す大学生で、海外を飛び回ってはいるけれど、プロのカメラマンではないんです。なので、大学生のパートでは、いい意味で学生ならではの無責任らしさを出せたらいいなと。自分も大学生活を4年間送っているので、そのときのことを思い出してみたりもしました。けれど、大学生といってもどこにでもいるような大学生ではなく、北見がどんな性格なのか?それを考えることが重要で…」。そうして向井さんが脚本から汲み取った北見というキャラクターは「チャラいというか、フランクというか、そういうイメージですね(笑)」と説明する。「登場シーンが限られているからこそ、最初の登場シーンはインパクトがないとダメだなとも思ったんです。あの人って何だったんだろう?と思ってもらえたら、後のシーンにつながりますよね。だから外見的なものではく(内面的な部分で)何を考えているのか分からない、何なんだアイツは?と印象に残る芝居を心がけました」。一方、大学卒業後ニューヨークでカメラマンとして働く北見を演じるにあたっては、そこで生活する者がまとう空気感を出すため、ひとり街中を歩いたという。「朝6時過ぎに起きて、7時には出掛けて、ホットドッグとコーヒーを買ってタイムズスクエアのオープンテラスで朝ご飯を食べて。なるべくホテルにはこもらず、毎日出歩くようにしていました。時間のあるときはミュージカルを観たり、五番街(マンハッタン)で買い物をしたり、セントラルパークに行ったり。最初はニューヨークって凄いなーと思っていたけれど、北見にとってはそれが日常のはず。だから僕もその環境を当たり前のものとして受け入れたくなったというか。風景の一部として空気のような存在として街を受け入れられたら、北見が(自分の中に)自然と出てくると思ったんです。あと、向こうの人はボディランゲージも大きいので、ニューヨークのパートではわざと身振りを大きくして、話し方も変えています」。初めての土地で感じたこと全てを役に反映させる。やはりストイックな人だ。街歩きのお供はもちろんカメラだった。「カメラマン役と言っても、実際に撮影するシーンはなかったのでカメラに触れる機会は少なくて…。でも、アングルって大事なんだなとか、必要なのはテクニックではなく感性なんだなって気づきました。どの風景を見ていてどこを切り取るのか──写真ってその人らしさが如実に出ますよね。東京にいるときは、友人でもあるカメラマンの蜷川実花さんとよく遊びに行ったりするんですけど、彼女の写真を見ると、自分には絶対に撮れないなっていつも思います。で、今回セントラルパークでリスとかを撮ってみたけれど、僕はやっぱりダメだなって思いました(笑)」。また、どうしても聞いてみたかったのは、この映画のテーマのひとつである“10年の恋”について。「得意じゃないんですよね…」と、恋愛ネタになると言葉数が少なくなる向井さんだが、「この作品は恋愛だけの作品ではなくて、登場人物のそれぞれが自分自身の生き方を見つけていく物語。だから普段は恋愛ものは観ないけれど、違和感はなかったんです」と語り、役作りについてこう続ける。「直接的には描かれていないけれど、北見と紗枝がニューヨークで再会して、あそこに行き着くまでのストーリー、お互いの家を行き来する仲になるまでのストーリーが当然あるわけですよね。限られたシーンの中でその2人の関係性をどう表現するかは演じ甲斐がありました」。さらに、紗枝のような女性をどう思う?どんな女性に惹かれる?というプライベートな質問にも「僕はどちらかというと自分自身が前に立っていくタイプ。なので、お互いに支え合える相手がいいですね。紗枝のように夢を追いかけることは素晴らしいこと。もし好きな人にやりたいことがあるとしたら、それがどんなことであっても応援するのが恋人の役目だと僕は思っているんです。そういう意味では北見と自分は似ているかもしれないですね」と、恋の話は苦手と言いつつもしっかり応えてくれる。どこまでも真面目なこの性格、格好良すぎる、魅力的すぎる!(photo:Shinya Namiki/text:Rie Shintani)■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:ガッキー100年続く愛語る「存在が特別なモノになる出会い、ある」ガッキー絵本デビュー主演作『ハナミズキ』で使用の英語版自筆絵本を出版ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送るガッキー in ニューヨーク!『ハナミズキ』撮影でマンハッタンを颯爽と歩く!
2010年08月19日映画『ハナミズキ』(土井裕泰監督)の完成披露試写会が7月8日(木)、東京国際フォーラムで行われ、主演の新垣結衣に生田斗真、向井理らが出席した。歌手、一青窈の同名代表曲をモチーフに、ある男女が10年にわたって愛を育み、成長する姿を描く純愛ストーリー。新垣さんは、海外で働くことを夢見て故郷の北海道から東京の大学に進学し、夢を実現させてニューヨークで働くことになるヒロイン・紗枝を熱演。ニューヨークロケ、英語に初挑戦した撮影をふり返り「英語に触れる機会がなかったので、ゼロからのスタートで、撮影前から練習しました」とちょっぴりシビアな表情。紗枝と遠距離恋愛しながら北海道の漁師として生きる康平役の生田さんは「父親役の松重豊さんと漁師仲間の役の方々と漁の練習をしましたが、深夜3時に出て朝7時に戻り、夜の7時に寝るという生活をしたのが一番大変でしたね」と爽やかな笑顔で語った。向井さんは、東京で紗枝が知り合う大学の先輩・北見役で「新垣さんとのシーンばかりで全然、(ほかの)人と会わなかった。でも、ニューヨークロケで(共演の)薬師丸ひろ子さんと行き帰りの飛行機が同じで、食事に連れて行ってもらったのが楽しかった」と寂しげな笑顔。会場の笑いを誘った。一方、同曲の歌詞のワンフレーズにちなみ、MCが好きな人と100年続くためには?と質問。新垣さんは「2人にとって、人生の大切な時期を一緒に過ごすことで、お互いの存在が特別なものになっていくのでは?そういう出会いってあるだろうな、と思います」。生田さんは「いまの恋愛の形って、毎日電話したりメールしたりして繋がっている。『ハナミズキ』のように、離れていても相手を想う気持ちで繋がっているっていうことが大切なのでは?」と“優等生”発言。向井さんは「1つの言葉が持つ意味はいろいろあると思うので、抽象的な気持ちを理解する能力があったら素敵だな、と思います」と話していた。映画『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:ガッキー絵本デビュー主演作『ハナミズキ』で使用の英語版自筆絵本を出版ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送るガッキー in ニューヨーク!『ハナミズキ』撮影でマンハッタンを颯爽と歩く!ガッキー&生田斗真、北海道漁港で炊き出し“返礼”斗真「鮭漁はマスター!」
2010年07月08日女優の新垣結衣が主演作『ハナミズキ』撮影中に小道具として自ら作成した英語絵本「3匹の子ぶた」が、このたび株式会社mpiより出版されることが決まった。映画は新垣さん演じる紗枝と生田斗真演じる康平の10年におよぶ純愛を描いた作品で、北海道、東京、ニューヨーク、そしてカナダで撮影が行われた。新垣さんが演じた紗枝は、海外で働く夢を持って日本を飛び出すが、劇中、英語教室で英語の授業を行うシーンが登場する。その教材として小道具で使われた「3匹の子ぶた」の英語版絵本(「The Three Little Pigs」)は新垣さん自らが作成したのだが、その出来栄えの素晴らしさから今回、正式に出版されることが決まった。新垣さんは今回の決定について「イラストレーターとして作品に関わらせていただくのは自分のCDのジャケット以外では初めてのことなので、見ていただくのが少し怖いです。でも、1枚1枚気持ちを込めて丁寧に描いたつもりです。楽しんで見ていただけたら嬉しいです」とのコメントを寄せてくれた。ちなみに、付属のCDには、ネイティブスピーカーによる英文朗読と共に、新垣さん自身による日本語朗読も収録されており、絵と共に新垣さんの優しい“声”にも注目!こちらの出版は6月25日(金)を予定。8月の映画の公開よりひと足早く、こちら絵本でこの作品にこめた新垣さんの“想い”に触れてみては?『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。The Three Little Pigs 「3匹の子ぶた」(mpi刊)絵:新垣結衣価格:1,890円発売日:6月25日(金)予定■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送るガッキー in ニューヨーク!『ハナミズキ』撮影でマンハッタンを颯爽と歩く!ガッキー&生田斗真、北海道漁港で炊き出し“返礼”斗真「鮭漁はマスター!」制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年05月17日新垣結衣と生田斗真の共演作として注目を集める映画『ハナミズキ』が、4月23日にカナダ・ノバスコシア州のルーネンバーグにてクランクアップを迎えた。海外で働くことを夢見て北海道から東京の大学へ進学する紗枝(新垣さん)と、高校時代に彼女と恋に落ちるも北海道に残ることを決意する康平(生田さん)の純愛を描いた本作。別々の道を歩みつつも互いを変わらず大切に想う2人の10年に及ぶ愛の軌跡が綴られる。昨年の9月下旬に北海道の釧路でクランクイン。その後、東京、ニューヨークと撮影は続いてきた。生田さんは釧路で、紗枝の大学の先輩を演じる向井理と紗枝の母親役の薬師丸ひろ子の両名はニューヨークにてそれぞれ撮影を終えていたが、新垣さんはその後、単身カナダに渡り、紗枝にとって重要な意味を持つこの国でオールアップを迎えた。新垣さんは「かなり遠方でのロケや、(新垣さん以外のキャストは)海に出ての撮影もありましたが、大きな事故などなく、無事に終えることができてホッとしています」と5か月の長きにおよぶ撮影を終えたばかりにもかかわらず、まず周囲、チームへの気遣いのコメント。さらに「役者としても人としても、色んな景色を見せてもらえたし経験をさせていただきました。出来上がりを私自身も楽しみにしています。観てくださった方が穏やかな気持ちになってもらえるような作品になればいいなと思っています」と語った。土井裕泰監督は「3か国にまたがる長い期間の撮影を無事に終えることができて、いまは、ただただホッとしています。長い旅につきあってくれた全てのキャスト、スタッフに感謝しています」と感謝の言葉を述べた。那須田淳プロデューサーは、最終ロケ地となったカナダ・ルーネンバーグについて「この地は、紗枝が初めて訪れた自分の生まれ故郷。父、母、そして恋人、愛するそして愛してくれた大切な人たちの想いと願いに導かれやってきた日本から遠いこの場所に、ハナミズキに彩られた奇跡が彼女を待っています」と明かし、新垣さんの演技についても「クライマックスを迎えるこの場所で、新垣さんの演技は、カナダの美しい大自然を背景に見事にマッチした最高のお芝居で、それこそ奇跡としか言えないような素晴らしいシーンを生み出してくれました。やはり、彼女はここ一番、持ってる女優さんだなあと思いました」と絶賛。そして「一青窈さんの『ハナミズキ』をモチーフに製作してきたこの映画ですが、この曲の歌詞の一言一言が全ての人の心にしみるように、全てのシーンが全ての人の心に響く映画になると思います。心の深いところに届く作品です。公開日を楽しみにお待ちください」と完成に向けて力強いコメントを発した。映画『ハナミズキ』、完成は6月下旬を予定。公開は8月21日(土)より全国東宝系にて。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送るガッキー in ニューヨーク!『ハナミズキ』撮影でマンハッタンを颯爽と歩く!ガッキー&生田斗真、北海道漁港で炊き出し“返礼”斗真「鮭漁はマスター!」制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年04月27日一青窈(ひととよう)の名曲をモチーフにした純愛映画『ハナミズキ』の撮影で、北海道ロケに続き、主演の新垣結衣がニューヨークに上陸!これまで誰も見たことのないガッキーの姿が明らかに?北海道、東京、ニューヨーク、カナダを舞台に、不器用なまでに互いを想い、その想いの強さゆえにすれ違う若い2人の純愛を描いた本作。新垣さんは、共演の生田斗真と共に先月下旬まで北海道でのロケに臨んでいたが、さらに今月、撮影の最終地であるニューヨーク、そしてカナダでの撮影に出発!ニューヨークでは、新垣さん演じる紗枝が、大学を卒業したのち、夢を追いかけて現地で働くシーンを撮影。彼女が周囲に支えられながら異国での経験を通じて成長してゆく姿が描かれるが、英語を流暢に操り、颯爽とマンハッタンを歩くという、これまで見たことのない“ビジネスウーマン”の新垣さんの姿がそこに。新垣さんにとって海外ロケは初めての経験。昔から、海外については「危ない」というイメージがあり、あまり好きではなかったとのことだが、ニューヨークは過ごしやすかったよう。その雰囲気は撮影にも表われており、普段とは異なる街の光や空気の中で貴重な経験を積んだ様子。英語のセリフに苦労したというが、土井裕泰監督曰く「英語のセリフのシーンをネイティブの方々に聴いてもらうと、ちゃんと伝わっていました。シーンを進めるごとに英語をしゃべることから、セリフを言う(感情こめる)感覚に変わっていったように見えた」とのことで、昨年の釧路ロケの頃から始め、撮影の合間の時間などを使ってレッスンを積んできたという成果が見事に発揮されたようだ。ニューヨークでさらなる成長を遂げ、この後、カナダロケを経て撮影はいよいよクランクアップ。果たしてどのような作品に仕上がるのか?『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:ガッキー&生田斗真、北海道漁港で炊き出し“返礼”斗真「鮭漁はマスター!」制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年04月19日カラオケの十八番としても人気の一青窈(ひととよう)の代表曲「ハナミズキ」をモチーフに、新垣結衣、生田斗真を迎えて贈る純愛映画『ハナミズキ』。昨年9月より行われてきた本作の撮影が、3月25日(木)、しんしんと雪の降る北海道釧路にて日本編のクランクアップを迎え、翌26日(金)には主演の2人からの返礼として、お世話になった地元の漁港の人々のために炊き出しを行った。本作で描かれるのは、東京への大学受験を控え、大きな夢にひたむきに走る紗枝(新垣さん)と家業の漁師を継ぐため水産高校に通う康平(生田さん)、純粋な心を持つ2人の男女の出会いから初恋、遠距離恋愛、別れ、成長、挫折…という、10年間に及ぶ軌跡。若くして死んだ父が海辺の家の庭に植えたハナミズキの木に導かれるように2人に訪れる奇跡とは――。人々が自身の人生や想いを重ね口ずさむような「ハナミズキ」の歌詞と音楽がモチーフとなっており、共演陣には、蓮佛美沙子、ARATA、木村祐一、松重豊、向井理、薬師丸ひろ子など多彩な顔ぶれが揃った。昨年の9月にクランクインし、北海道、東京などでロケが行われてきた本作。釧路で日本編のクランクアップを迎えた新垣さんは「こんなにキラキラしたキレイな雪の中で終われて幸せです」と笑顔を見せると、この日で全ての撮影が終了となった生田さんは「北海道は寒かったけど、温かい現場で毎日撮影が楽しみでした」と名残惜しそうにふり返った。本作のタイトルにもなっている、ハナミズキの花言葉は「返礼」。クランクアップ翌日には、2人と映画スタッフは地元の人々に感謝の気持ちを込めて炊き出しを敢行!新垣さんが感謝を述べながら真鱈の味噌汁を配り、生田さんは北海道ならではのちゃんちゃん焼きを振舞うという和やかな打上げとなった。今回、漁師という役で実際に漁にも参加した生田さんだが、「漁師のみなさんは温かくて仕事に誇りを持っていて、役作りとしても人生経験としても貴重な体験。鮭漁はマスターしたので力になれると思います(笑)」と頼もしいコメント。すると、今度は漁港の人々から映画の大ヒットを祈願した大漁旗が生田さんに贈呈され、このサプライズ演出に本人は驚きながらも「すげぇ、やったぁ!」と感激した様子。一方、新垣さんに贈られたのは北海道名物の、木彫りの熊。これには思わず笑みがこぼれた。そして、新垣さんは「生田さんにいろんな面で助けてもらいました。楽しい現場を作ってくれたり、お芝居してるときもナチュラルでいられるなって。ホントにいい時間を過ごさせてもらいました」と感謝。来月からはニューヨーク・カナダの海外ロケが始まるが、「海外でのお仕事は経験が少ないので緊張していますが、何より楽しみたいと思います」と決意を述べた。そんな新垣さんに生田さんは「英語のセリフとか大変だと思うけど、体に気をつけて頑張ってほしい」とエール!映画は6月下旬完成予定。『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年03月30日映画『花のあと』が3月13日(土)に公開を迎え、初の時代劇出演となった主演の北川景子がしだれ桜の柄の美しい着物で舞台挨拶に登場!共演の宮尾俊太郎、甲本雅裕、國村隼、中西健二監督らと共に公開を迎えた喜びを語った。北川さんが登場すると、その美しさに会場中が思わず息を呑んだ。「(着物を着ると)撮影期間中のことが思い出されます。こうしてみんなで揃って着物で出席できて嬉しいです」と笑顔の北川さん。初日を迎えた気持ちを「1年半前に時代劇のためのいろいろな稽古を始め、それからずっと今日という日を待ち望んでいました」と語った。北川さん扮する以登(いと)の許婚である才助を演じた甲本さんは「1年前のこの時期に撮影していたときの、満開の桜を思い出します。映画は今日、“開花”しましたが、これからみなさんの力で“満開”になったら嬉しい」と呼びかけた。温かく、優しく以登を見守る才助を演じたことで好感度がアップしたのでは?という司会者の言葉に甲本さんは照れながら「才助は人間味にあふれた男の理想像。人間誰しも表の顔と裏の顔を持っていますが、才助は裏の顔が見えれば見えるほど魅力的に映る。僕の裏の顔は、とてもお見せできないほど醜いので(苦笑)、自分を見せないことを心がけました」と謙虚な…というか自虐気味のコメント。バレエの世界から初めて映画に参加した宮尾さんは「ゼロからのスタートでしたが、監督、スタッフ、共演者のみなさんに助けられ、演じることができました。日本の、日本人の美しさが伝わればと思います」と語った。そして翌日がホワイトデーということで、男性陣を代表して國村さんが北川さんにプレゼントを手渡した。桜をあしらったスイーツのプレゼントに北川さんは大喜び!だが、國村さんが「バレンタインに特に何ももらっていないんですが…」と語ると「すみません…」と苦笑を浮かべ、会場は笑いに包まれた。『花のあと』は全国にて公開中。■関連作品:花のあと 2010年3月13日より全国にて公開© 2010「花のあと」製作委員会■関連記事:北川景子、桜シャンパン少々で頬ピンク色『花のあと』完成披露来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!北川景子、うわさのバレエダンサー宮尾俊太郎に剣で圧勝?『花のあと』完成会見北川景子主演の時代劇の主題歌に一青窈が決定!藤沢周平作品は3度目北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2010年03月13日女優の北川景子が1月26日(火)、東京・新宿バルト9で行われた主演映画『花のあと』の完成披露試写会で共演陣とシャンパンで乾杯し、頬をピンク色に染めた。自由恋愛など程遠い江戸時代、初恋が悲恋に終わった主人公・以登(いと=北川さん)が運命を受け入れながらも内に秘めた思いを遂げて生き抜く姿を描く物語で、原作は藤沢周平。この日は藤沢さんの命日で、試写会前の午前中にキャスト陣を代表して1人、八王子霊園へお墓参りをしてきた北川さんは「先生の作品に出演させていただき、すごく光栄なことだと思っていたのでそのお礼と、今日初めてこの作品をみなさまに披露しますというご報告をしてきました。いままで仕事をしてきた中で、一番身震いする感動をした日でした」と感慨深げ。劇中のキーアイテム、桜にあわせた桜色よりやや濃いめのシャンパンを、ゴクッと一気にグラスの3分の1ほど飲みほすと「とても美味しかったですけど、お酒が弱いので、すでに熱いです」と両手をパタパタ振って自身の紅潮した頬に風を送る仕草。ほろ酔いのセクシーな笑顔を見せた。劇中の物語の舞台、山形県から取り寄せられた早咲き桜の前で、共演の甲本雅裕らとフォトセッション。「大学時代、校舎の周りにある桜を見ていましたが、卒業以来、見ていないので、大学時代の友達と花見をしたい」とウットリするひと幕も。昨年11月に一部週刊誌で熱愛が報じられた、同じ出身大学・明大商学部出身のNEWSの山下智久との親密ぶりをうかがわせるコメント(?)が、取材陣の関心を引いていた。『花のあと』は3月13日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:花のあと 2010年3月13日より全国にて公開© 2010「花のあと」製作委員会■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!北川景子、うわさのバレエダンサー宮尾俊太郎に剣で圧勝?『花のあと』完成会見北川景子主演の時代劇の主題歌に一青窈が決定!藤沢周平作品は3度目北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2010年01月26日新垣結衣と生田斗真が、一青窈の大ヒットナンバー「ハナミズキ」をモチーフに製作される映画作品『ハナミズキ』で共演することが分かった。「ハナミズキ」は2004年のリリース以来、多くの人に支持され、常にカラオケランキングのベスト10に入り続けている名曲。映画では、東京の大学への受験を控え、夢に向かってひたむきに走る紗枝(さえ)と稼業の漁業を継ぐために水産高校に通う康平の出会いと初恋、遠距離恋愛に別れ、新たな出会いや挫折といった巡り来る様々な運命が、10代後半から20代後半にかけての10年にわたって描かれる。彼らの運命を優しく見守るかのように映し出される、庭に埋められたハナミズキの木が印象的な役割を果たす。女子高生、そして外国で働くキャリアウーマンと10年に及ぶ紗枝という女性を演じ、女優としての新境地を切り開く新垣さん。大人のラブストーリーへの挑戦という点も楽しみだが、もしかしたらこれが最後の女子高生役になるかも?撮影は北海道や都内でのロケに加え、ニューヨークやカナダなど海外ロケも実施されるという。新垣さんは「本作のテーマである人を想うこと、想われることの気持ちの強さ、大きさ、温かさを素直に感じてもらえるよう頑張りたいです。生田さんはすごく誠実で心が広く常にオープンでいてくれる方です。2人のラブストーリーを主に描いている作品なので、お互いにコミュニケーションをとることをとても大切にしています。学生時代から10年間、相手を想い続ける純愛を演じることは初めての経験です。心境の変化、実際の年齢による見え方など“時間の流れ”を実際にこの映画をご覧になるみなさんに見せていければと思います。実は海外で仕事をする女性の設定なので英語も勉強しているんですよ!北海道は寒いですが、景色が良くて流れ星も虹も見たし、夕日も素敵です。1か月以上、こんなに長い間の地方での撮影は初めてですが、楽しく過ごしています」と意気込みと撮影の様子について語っている。生田さんからは「『ハナミズキ』の歌詞は、人によってそれぞれの受け取り方があり、この映画の答えもこの歌詞のくみ取り方の一つになっていると思います。今回、僕は相手を想う気持ちや10年間続く“我慢”を常に大切にして演じています。いままで純粋なラブストーリーを経験したことがなかったので、色んなことが初めてで、刺激的な毎日をすごく楽しんでいます。新垣さんの印象は、すごく感受性の豊かな方だと思います。この作品を見て、恋っていいなとか、人をこんなに想えることって素敵だなとか、そんな風に思ってもらえるような映画にしたいです。完成を楽しみにしていてください」と頼もしいコメントが。一青さんも「二人の想いはきれいに咲くのでしょうか。楽しみです」と映画に期待を寄せている。2人のほかにも、紗枝が東京で出逢う大学の先輩・運命の人となる北見純一役に人気急上昇中の向井理、紗枝の母・良子役に薬師丸ひろ子、さらに若くしてなくなった父親役をARATAが演じるほか、蓮佛美沙子、木村祐一、松重豊など豪華キャストが顔を揃える。「返礼」を花言葉に持つハナミズキ。いま、最も輝いている2人が10年の歳月を生きる姿、思い続けた気持ちを通じて、心の中にある普遍的で温かい部分=“無償の愛”を体現する。『ハナミズキ』は2010年夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年夏、全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会
2009年11月08日来年3月7日にロサンゼルスのコダック・シアターで開催される第82回アカデミー賞授賞式の司会を、スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンがコンビで務めることが決定した。コメディ俳優、脚本家としても知られるマーティンは2001年と2003年の授賞式で司会者を経験済み。今回が初挑戦となるボールドウィンは、2004年に『The Cooler』(原題)で同賞の助演男優賞にノミネートされている。長い歴史の中で、複数の司会者の登場はこれが初めてではないが、1987年にチェビー・チェイス、ゴールディ・ホーン、ポール・ホーガンの3人が司会を務めた後、1988年からは司会者はずっと1人だった。ボールドウィンは『私の中のあなた』の弁護士役などシリアスな役はもちろん得意だが、アメリカで人気のTVシリーズ「30 Rock」でエミー賞コメディ・シリーズ部門主演男優賞を2年連続受賞し、コメディ・センスにも定評がある。「オスカー授賞式を司会するのは、人生にまたとない機会。嬉しいです」と殊勝なコメントを発表。一方、マーティンは「私の敵、アレック・ボールドウィンと2人でオスカー授賞式の司会を務められて幸せです」とユーモアを効かせた。ちなみに2人は全米でクリスマス公開予定の『It’s Complicated』(原題)で、メリル・ストリープ演じるヒロインの元夫(ボールドウィン)と男友達(マーティン)を演じている。授賞式でも息の合ったコンビぶりを見せてくれそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『私の中のあなた』のボールドウィン。アビゲイル・ブレスリン扮する少女・アナの依頼を受ける弁護士役を演じた。■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:ニック・カサヴェテス監督インタビュー“母親”キャメロン・ディアスの素顔を語る母娘レビューをチェック!『私の中のあなた』特製フォトマウスパッドを5名様にプレゼントトム・クルーズ&キャメロン・ディアス、急接近!『Wichita』現場写真が到着カサヴェテス監督は来場せず…も一青窈は熱唱!香椎由宇は“家族愛”を語る台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2009年11月05日藤沢周平の時代小説を映画化した『花のあと』の完成報告会見が8日(木)に開かれ、主演の北川景子に甲本雅裕、宮尾俊太郎、市川亀治郎、國村隼、柄本明に中西健二監督が出席した。美しい着物姿の北川さんを始め一同、和の装いで登場!時代劇初挑戦で藤沢作品に主演となった北川さんは「元々、藤沢先生の作品は大好きでした。ファンの多い作品であり『自分でいいのか?』という思いもありました。藤沢作品への出演は全ての俳優にとって憧れですし、しかも今回は女性が主人公ということで、自身と誇りを持って演じました」と堂々のコメント。撮影前から6か月にわたって所作の先生について学び、茶道や華、そして剣術シーンのために殺陣の練習も積んだというが「所作の先生が厳しい方で『同じことを何度言わせるの?』と怒られ泣いてしまったこともありました。殺陣の練習は楽しかったです」とふり返った。甲本さんは、北川さん演じる以登を優しく見守る許婚の才助を演じた。以登は才助という婚約者がいながら、一度剣を合わせただけの孫四郎(宮尾さん)に心惹かれ、孫四郎の死後、その謎についての調査を何と、才助に頼む。これについて甲本さんは「普通、別の男について調べてくれってありえないですよね。『ウソー?』って感じです(笑)。僕だったら(別の男のところに)行かせないですけど…」と複雑な心境を吐露。本作で悪役に挑戦した勘解由(かげゆ)役の亀次郎さんは「(同じ藤沢作品が原作の)『武士の一分』の(坂東)三津五郎兄さんの演技をお手本にしました。悪役は大抵、いい人がやるとうまくいくと言いますが、まあまあいい仕上がりになっていたので『いい人でよかったなあ』と思ってます(笑)」とユーモラスに自身の演技について語った。先日、宮尾さんと北川さんの関係が一部マスコミで報じられたこともあり、その言動に注目が集まったが、2人は何ら気にすることなく隣同士で腰掛けていた。北川さんは普段はバレエの世界で活躍する宮尾さんについて「生の舞台で一発にかける集中力、エンターテイナーとしての才能を目の当たりにして勉強になりました。とても尊敬しています」と笑顔でコメント。宮尾さんは「慣れない現場で、気軽に話しかけていただきました。実際の殺陣では、2回も面をとられてしまいました」と“完敗”を明かした。この日、最も会場を沸かせたのは、柄本さん&國村さんのベテランコンビ。父親役を演じた國村さんが北川さんについて「以登の持つ、凛としていて、かつ内から匂い立つような女性らしさ、色気を備えている。撮影の後はすごくさばさばしていて『誰?』と思うようなときもあった」と明かすと北川さんは「内緒にしてたのに…」と苦笑い。一方で柄本さんは「実は今日、(北川さんに) 初めて会ったので…」と正直に明かし、撮影についても「よく覚えてないです。というか僕は國村さんと囲碁を打ってただけで、何でこの場にいるのか分からない」、「囲碁のこともよく知らないんですよ」とあけすけに語り会場を笑いに包んだ。『花のあと』は2010年春、全国にて公開。■関連作品:花のあと 2010年春、全国にて公開■関連記事:北川景子主演の時代劇の主題歌に一青窈が決定!藤沢周平作品は3度目北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2009年10月10日『バニラ・スカイ』(’01)以来となるトム・クルーズ&キャメロン・ディアスの再共演で話題を呼んでいるアクション・コメディ『Wichita』(原題)がマサチューセッツ州・ボストンにてクランクイン。気になる撮影現場の写真がこのほど明らかに――。『M:i:III』以来のアクション作への出演となるトムが今回演じるのは、国家シークレット・エージェント。キャメロン演じる、ブラインド・デートで巡り合わせた女性と何かしらの陰謀に巻き込まれていくというもの。こちらの写真は、トムがキャメロンを半ば強引にたぐりよせ、2人の間が急接近するシーン。そして、世界の命運を握るほど重要な動力源となるバッテリーを守るため、危険な世界の旅が始まる。さらに、本作には『リトル・ミス・サンシャイン』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』での演技で脚光を浴びた若手注目俳優、ポール・ダノが、謎の科学者役として共演することも明らかに。監督は、『17歳のカルテ』や『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞女優賞をもたらした、ジェームズ・マンゴールド。トムとキャメロンのコラボレーションはもちろん、どんな作品に仕上げるのか、注目したいところだ。© Splash/AFLO■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:カサヴェテス監督は来場せず…も一青窈は熱唱!香椎由宇は“家族愛”を語る台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出少子化問題もこの映画で解決?『私の中のあなた』“感涙”試写会で子作り宣言続々生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントキャメロン・ディアスが母親を熱演『私の中のあなた』母娘試写会に30組60名様ご招待
2009年10月02日キャメロン・ディアスとアビゲイル・ブレスリンが母娘役を演じることで大きな話題を呼んでいる『私の中のあなた』のジャパン・プレミアが9月29日(火)に開催され、香椎由宇や哀川翔、木下博勝&ジャガー横田夫妻、さらに本作のイメージソングを歌う一青窈らが来場した。このジャパン・プレミアに合わせて、ニック・カサヴェテス監督が来日!この会場にも来場…の予定だったが、残念ながら飛行機の遅れにより会場への到着が遅れ、来日ゲストなしでのプレミア・イベントとなった。病気の姉の治療のために遺伝子操作で“生み出された”次女のある決断を巡る、ひとつの家族の姿を描いた本作。まずスペシャルゲストとして登場したのは、家族思いの優しい父親として有名な哀川さん。 哀川さんに家族円満の秘訣を聞いてみると「何でも言い合えること」との答えが。本作に関して“号泣必至”、“ハンカチ必須”といった言葉が聞こえてくるが、哀川さん自身は「おばあちゃんに、『男は泣いちゃいかん』と言われた」ということで、ここしばらく涙を流していないというが、この日の試写会ではどうだったのか?気になるところだ。続いてジャガー&木下夫妻が姿を現したが、木下さんはジャガーさんの前でキャメロン・ディアスの美しさを絶賛しすぎたばかりに、ジャガーさんからガツンと一発もらったばかりだとか。そこで会場の観客にキャメロンとジャガーさん、どちらが美しいかを投票してもらうと、何と!ジャガーさんが圧勝。この結果にご機嫌な様子のジャガーさん。驚愕した表情の木下さんに「もう何言っても今日は怒らないよ」と寛大な態度を示し、会場の笑いを誘った。香椎さんはカサヴェテス監督の大ファン。香椎さんは昨年、俳優のオダギリジョーさんと入籍、まさに新しい家族を手に入れたばかりだが、家族愛についての質問に「支え合うこと、信じあうことです!」と答えた。最後に登場したのはイメージソング「うんと幸せ」を歌う一青さん。若くして父と母をガンで亡くしている一青さんは「自分の家族の思い出とシンクロさせて観ました。家族の形が見える映画です」とコメント。その後、「うんと幸せ」を熱唱し、客席からは大きな拍手と歓声がわき起こった。『私の中のあなた』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出少子化問題もこの映画で解決?『私の中のあなた』“感涙”試写会で子作り宣言続々生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントキャメロン・ディアスが母親を熱演『私の中のあなた』母娘試写会に30組60名様ご招待初の母親役で絶賛の声を集めるキャメロン「家族は、何事にも変えがたい大切なものよ」
2009年09月30日北川景子の時代劇初挑戦作品として注目を集める『花のあと』の主題歌を一青窈(ひととよう)が歌うことが発表された。本作は藤沢周平の短編小説「花のあと」(文春文庫刊)の映画化作品。日本アカデミー賞で全部門優秀賞受賞の『たそがれ清兵衛』、木村拓哉主演で大ヒットを記録した『武士の一分』など近年、次々と藤沢文学が映画化されているが、実は一青さんにとって、藤沢文学の映画化作品の歌を担当するのは『蝉しぐれ』、『山桜』に続き今回が3度目(※『蝉しぐれ』はイメージソング)。意外な縁の深さを感じさせるが、一青さんは映画について「目の前の彼が真っ直ぐなので 思わず自分も真っ直ぐになってしまう、 映画館の中で背筋を伸ばしたくなる、そういう映画だ。好きな人の信念を守るために闘った女、花のあとはあなたの心にまた開く」と思いいれを強く感じさせるコメントを発表している。また、本作で時代劇に初挑戦し、かつ藤沢作品には珍しい女性の主人公である以登を演じる北川さんは、「以登の恋の始まりと終わり、そして愛する人を失ってからの成長が“誰にも言えない恋”“誰にも負けない愛”というフレーズに昇華されていて、素敵な詞でした。切ないメロディーが作品の世界観とマッチしていて相乗効果で良いと思いました」と一青さんによる主題歌を絶賛している。凛とした強さを見せる以登の心情を美しく、そして切なく歌い上げた主題歌はどのように響き渡るのか?『花のあと』は2010年春、全国にて公開。■関連作品:花のあと 2010年春、全国にて公開■関連記事:北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2009年09月24日