2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館ホールで上演される舞台『サイボーグ009』の追加キャストが発表された。今年で誕生60周年を迎える『サイボーグ009』は、石ノ森章太郎によるSF漫画作品。舞台版は主人公の009/島村ジョーを七海ひろきが演じるほか、009/島村ジョーと共に戦うサイボーグ戦士として高橋駿一、音波みのり、里中将道、桜庭大翔、酒井敏也、川原一馬、Toyotakaが名を連ねた。またブラック・ゴーストに忠実な戦士、0010/プラス、シキは滝澤諒、0010/マイナス、リクは相澤莉多、00ナンバーサイボーグを生み出したアイザック・ギルモアは大高洋夫が演じる。このたび追加キャストとして、サイボーグ戦士のひとりである001/イワン・ウイスキー役で元宝塚歌劇団の男役スター・天華えまが声で出演することが決定。天華は公演終了後のアフタートークショーにも参加し、同じく元宝塚歌劇団星組に所属していた七海が天華にインタビューする回、七海、音波、天華の3名が登壇する回が実施される。また、サイボーグ戦士たちに立ちはだかる謎の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」の最高幹部であるスカール役として、ダンス&ヴォーカルグループ「DIAMOND☆DOGS」のメンバーとして活動しながら、近年では『「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage -New Encounter-』などの人気作にも出演する中塚皓平が演じることがアナウンスされた。■天華えま コメントこの度、001/イワン・ウイスキーの声にて出演させて頂く事になりました天華えまでございます。沢山の方々から愛され続ける『サイボーグ009』という作品に携われる事、その戦士の一員になれる事を心から誇りに思います!天才ベイビー001、みなさんに愛して頂ける様、精一杯努めて参ります!!■中塚皓平 コメントこの度『サイボーグ009』誕生60周年記念という節目の作品に参加出来ることに、ただただ心が躍っています。幼い頃、祖母の家に録画した『サイボーグ009』がVHSに残っていて、よく見ていたのを覚えています。子ども心にも強烈なインパクトがありました。その舞台化は楽しみでしかありません!演出の植木豪さん、主演の七海ひろきさんをはじめ、個性豊かな共演者、スタッフの皆さんと共に、素敵な作品になるよう努めます。劇場でお待ちしています!<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎舞台『サイボーグ009』メインビジュアル【出演】009/島村ジョー:七海ひろき001/イワン・ウイスキー:天華えま(声の出演)002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多スカール:中塚皓平アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館ホール公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年04月12日舞台『サイボーグ009』の製作発表記者会見が2024年3月25日(月) に開催。原作を管理する石森プロと演出の植木豪、主演の七海ひろきのトークに加え、出演キャストによるスペシャルパフォーマンスなどが行われた。今回の製作発表記者会見の模様は、舞台公式YouTubeチャンネルで生配信が実施され、多くの視聴者と取材陣が見守る中、舞台の詳細が明かされた。冒頭、初公開となる七海出演の公演スポット映像から製作発表記者会見はスタート。公演スポット映像で期待感が高まった中、主演の七海、演出の植木、そして原作の石森プロよりライセンス部部長、及川美香が登場し、本作に関するトークが展開された。トークではまず、七海が009/島村ジョー役に抜擢された経緯、そして『サイボーグ009』誕生60周年のアンバサダーに就任した理由について、及川は七海の持つ凛とした立ち姿や伸びやかな動き、そして憂いのある眼差しが「島村ジョー」という人物を形どる上で必要な要素であり、少年っぽさの雰囲気の中にある儚さが魅力と語る。これに植木も大きく賛同し、撮影時の様子を明かした。撮影:財津裕也そしてトークショー内ではメインビジュアル及びキャラクタービジュアルが初解禁。原作ベースのものもあれば、現代のアレンジが加えられたものもある各衣装のビジュアルは、原作ファンはもちろんのこと、舞台ファンやアニメファンなどの心も揺さぶるものになっている。撮影:財津裕也また、舞台のビジュアルと原作のイラストを使用した来場者特典や、毎公演行われる全公演アフターイベントについても発表となった。全公演アフターイベントは、撮影可能なスペシャルカーテンコール・アフターカーテンコール、009/島村ジョーオンリーカーテンコールやアフタートークショーが予定されている。トークショーの後には「サイボーグ戦士」8名と「BG SOLDIERS」によるスペシャルパフォーマンスを実施。映像とアクションを融合した圧巻のパフォーマンスで、見た者を舞台の世界に一気に引き込んだ。撮影:財津裕也舞台『サイボーグ009』は、2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館ホールで上演される。舞台『サイボーグ009』製作発表会見舞台『サイボーグ009』スポット映像<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎舞台『サイボーグ009』メインビジュアル【出演】009/島村ジョー:七海ひろき001/イワン・ウイスキー:(声の出演)※後日発表002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館ホール公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年03月27日石ノ森章太郎によるSF漫画作品『サイボーグ009』初の舞台化が決定。2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館で上演されることが発表された。本作は、世界各地から集められ、戦争兵器として改造手術を受けた9人のサイボーグ戦士それぞれが悩み、哀しみを背負いながらも、世界の平和のために力を合わせ悪と戦う物語。舞台版の演出は、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageをはじめ、『進撃の巨人』-the Musical-などで知られる植木豪、脚本は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the StageやMANKAI STAGE『A3!』シリーズなど、人気原作の舞台化の脚本を数多く担当してきた亀田真二郎が務める。主人公の009/島村ジョーを演じるのは、元宝塚歌劇団男役スターで、現在は俳優として舞台やドラマへ出演し、声優としても活躍している七海ひろき。また009/島村ジョーと共に戦うサイボーグ戦士として高橋駿一、音波みのり、里中将道、桜庭大翔、酒井敏也、川原一馬、Toyotakaが名を連ねた。さらに、ブラック・ゴーストに忠実な戦士、0010/プラス、シキを滝澤諒、0010/マイナス、リクを相澤莉多、00ナンバーサイボーグを生み出したアイザック・ギルモアを大高洋夫が演じることが決定。脇を固めるBG SOLDIERSには、THE ASIAN ARTS AWARD「BEST PERFORMANCE」を受賞したHILOMU、GeN、Cirque de Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)ラスベガス公演出演歴のあるDolton、Cirque de Soleil日本人初となるブレイクダンサーとして正式契約したKENTA、世界のダンスコンテストで優勝を果たしている実力者KIMUTAKUら国内外で活躍する実力派ダンサー陣と、多数の舞台やミュージカルで活躍している加藤貴彦、神谷亮太が集結した。また、3月25日(月) に行われる製作発表記者会見の模様が、YouTubeで生配信されることが発表された。当日は『サイボーグ009』の原作を管理する石森プロと演出の植木、出演キャスト8名が登壇し、作品の魅力や意気込みを語るほか、出演キャストによるスペシャルパフォーマンスが披露される。さらに舞台に関する新情報も明かされる予定だ。■七海ひろき コメント石ノ森章太郎先生の不朽の名作『サイボーグ009』の初舞台化で島村ジョーを演じるプレッシャーを感じています。しかし、期待と楽しみな気持ちも大きく、素敵なカンパニーの皆様と一緒に、最高の舞台をお届けできるよう一生懸命挑みたいと思います。私自身は少しのんびりしているタイプなのですが……本番はマッハ3以上で動けるよう頑張りたいです!連載開始60周年を彩る、素敵な作品になるよう盛り上げていきたいと思います。是非観に来て下さい。舞台『サイボーグ009』製作発表会見※3月25日(月) 18:30~生配信<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎【出演】009/島村ジョー:七海ひろき002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年03月19日2024年で誕生60周年を迎える、石ノ森章太郎の代表作であるSF漫画「サイボーグ009」が初舞台化。日本青年館にて2024年5月に上演されることが発表された。本作品の主役009/島村ジョー役は、元宝塚歌劇団の男役スターで、「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」歌仙兼定やドラマ「パリピ孔明」山野、アニメ「マッシュル-MASHLE-」アビス・レイザーなど、俳優・声優として幅広く活躍中の七海ひろきに決定。そして、七海と同じ星組に在籍していた元宝塚歌劇団の娘役スター音波みのりが003/フランソワーズ・アルヌール役に。高橋駿一、里中将道、桜庭大翔、川原一馬、など、話題の舞台やミュージカルで活躍している人気舞台俳優の面々や、様々な名作ドラマに出演している個性派俳優の酒井敏也、ストリートダンスとして世界一を獲得した多彩なパフォーマーでもあるToyotakaらが9人のサイボーグ戦士に抜擢された。そのサイボーグ戦士たちの前に立ちふさがる双子の敵役を滝澤 諒、相澤莉多の2名が演じる。また映画、舞台で活躍する実力派俳優の大高洋夫がサイボーグ戦士たちの理解者であるアイザック・ギルモアを演じ、世界のダンスコンテストで優勝を果たしている実力者たちがパフォーマーとして出演するなど、それぞれの特技や個性を活かした豪華なキャスティングとなっているさらに本作の演出は、「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」「『進撃の巨人』-theMusical-」などを演出しヒットさせてきた奇才・植木 豪が担当。脚本は、植木と黄金コンビの人気脚本家・亀田真二郎が務める。キャスト・スタッフ共に、各方面で大活躍する多彩なメンバーたちが、この舞台「サイボーグ009」に集結する。この「サイボーグ009」誕生60周年及び初舞台化に伴い、3月25日(月)に、都内で製作発表記者会見の実施が発表された。「サイボーグ009」の原作を管理する石森プロ・演出の植木 豪・主演の七海ひろきら8名の“サイボーグ戦士ら”が登壇し、新情報の発表と出演キャストによるスペシャルパフォーマンス披露が行われる。この様子は、舞台公式YouTubeチャンネル( )で生中継予定。主演:七海ひろきコメント石ノ森章太郎先生の不朽の名作「サイボーグ009」の初舞台化で島村ジョーを演じるプレッシャーを感じています。しかし、期待と楽しみな気持ちも大きく、素敵なカンパニーの皆様と一緒に、最高の舞台をお届けできるよう一生懸命挑みたいと思います。私自身は少しのんびりしているタイプなのですが...本番はマッハ3以上で動けるよう頑張りたいです!連載開始60周年を彩る、素敵な作品になるよう盛り上げていきたいと思います。是非観に来て下さい。公演概要【公演名】舞台「サイボーグ009」【公演期間】2024年5月18日(土)~ 5月26日(日)【劇場】日本青年館【原作】石ノ森章太郎【演出】植木 豪【脚本】亀田真二郎【出演】009/島村ジョー:七海ひろき002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス、シキ:滝澤 諒0010/マイナス、リク:相澤莉多アイザック・ギルモア:大高洋夫BG SOLDIERS:HILOMUDoltonKIMUTAKUKENTAGeN加藤貴彦神谷亮太【舞台公式サイト】 【舞台公式X】@cyborg009_stage( )【舞台公式ハッシュタグ】#舞台009【舞台公式YouTubeチャンネル】 【主催】舞台「サイボーグ009」製作委員会©石森プロ ©舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月18日昨年大好評を得た『演劇ドラフトグランプリ』 が今年も開催!プロデューサーの荒牧慶彦さんと、座長を務める七海ひろきさん、高野洸さんに“演劇”への想いを伺いました。『演劇ドラフトグランプリ』とは…座長に選出された数名の俳優たちが、ドラフト会議によって演出家や共演する俳優を自らドラフト指名してチームを結成。上演時間や舞台形式などのルールにのっとり、クジで決まったテーマに沿って演劇作品を創作し、公演当日に作品を披露。審査員と観客の投票によりグランプリを決定するイベント。荒牧慶彦さんが発案し、その企画・プロデュースで昨年6月に第1回が開催され好評を得た。高野 洸×荒牧慶彦×七海ひろき荒牧慶彦:「演劇ドラフトグランプリ」を初めて開催した去年は手探り状態で、始まるまでは不安でいっぱいだったんですけど、いざやってみたら本当に面白くて!これは絶対に続けた方がいいということで、今年も開催することになりました。高野 洸:今年もお声かけいただいて嬉しいです。去年の「演劇ドラフトグランプリ」は役者一人ひとりのパワーがとんでもなかった(笑)。僕もそれを間近で感じることができて嬉しかったですし、1日でいろんな作品が観られるのは面白いですよね。七海ひろき:私も去年は配信で観ていたんですが、役者の情熱も、舞台を見守るお客さんの集中力もひしひしと伝わってきて、全部ひっくるめて“演劇”だなあと感動しました。荒牧:今年は七海さんと演出家の三浦香さんという新しい風が加わってくれました。(高野)洸とはもともと仲がいいので信頼関係があるし、若い座長がいてほしいという思いもあって去年に引き続きお願いしました。他チームの座長である玉ちゃん(玉城裕規)も染くん(染谷俊之)も、僕が尊敬する先輩としてオファーさせていただきました。高野:去年声をかけてもらったときも思ったんですけど、正直、僕でいいんですか?という思いはあるんですよね(苦笑)。荒牧くんは僕がめちゃくちゃリスペクトしてる先輩なので、この人が言うのならついていこうと思ってはいるんですけど。七海:私も同じ気持ちです。でも、こんな機会はもうないと思うので、出させていただけるのであれば精一杯がんばります!荒牧さんとは、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』でご一緒したのが初めてだったけど、お芝居が大好きなんだなというのが伝わる熱い人。すべてに情熱を持って臨んでいて、どうしたらもっといい舞台になるかをつねに考えていらっしゃる。荒牧:いやー…(照)。僕は、僕にはないものを持ってる人が好きなんですよ。例えば洸はアーティストとしてライブをやっているし、七海さんは宝塚歌劇団出身で、今は声の仕事もされている。お互いが自分のスキルを提示し合いながら、より高め合える仲間だと僕は思っていて…。仲間でありライバルであり、この業界を一緒に盛り上げてくれる同志であると思ってるんですよね。高野:でも、チームのメンバーを決めるドラフト会議では、僕と荒牧くんが同じ役者を指名して、僕が負けてしまいました(笑)。荒牧:そうだったね(笑)。高野:僕は出演者の中で一番付き合いが長い(福澤)侑(ゆう)くんをまっ先に指名したんですけど…。荒牧:僕のチームのテーマが“アイドル”だったから、振り付けができる侑が欲しかったんだよね。それに侑とはいろんな作品で共演してるから、チームにいてくれたら心強いと思って。七海さんのチームはすごいメンバーが揃いましたよね。七海:個性的なチームになりました(笑)。唐橋充さんは一度共演してみたいと思っていたんですけど、玉城さんと指名が重なってドキドキしました。幸い、クジの引きが強くて、最高のメンバーが揃いました。荒牧:うちも“アイドル”というテーマにふさわしく、動けるメンバーが揃いました。顔もいいですし(笑)。高野:僕はドラフト1巡目で侑くんが取れなかったので逆に吹っ切れました。去年は最年少座長として新しいことをやろうとダンスを取り入れたりしたので、今年はまた違ったことに挑戦しようかなと。荒牧:今年、洸が選んだメンバーは意外だったかも。2年目の覚悟が見えたよね。七海:ドラフト会議はすごく緊張しました!自分が選ぶ立場であることにも震えましたが、私たちがいた会場も、実際に野球のドラフト会議をする場所なんですよね。荒牧:おふざけは本気でやる、というのが「演劇ドラフトグランプリ」のテーマなので(笑)。もちろん、演劇の素晴らしさを届けたいという気持ちはありますが、ある意味お祭りでもあるので、ファンの方に一緒になって楽しんでもらいたいんですよね。“グランプリ”と銘打つ以上、勝ち負けは出てしまうけど、僕は全員が一番星だと思っているし、ぜひ自分の推しだけでなく、この人の演技が好きだなという人を見つけてもらいたいです。高野:豪華なキャストが揃っていますし、みんなの新たな一面が発見できる場でもありますよね。僕としては配信も盛り上がってほしいんですよ。自宅でスポーツ観戦するように、少しでも演劇に興味のある人に観ていただけたら嬉しいです。七海:この1回の舞台のためだけにみんなとものを作る、という時間を大切にして本番を楽しみたいです。この「演劇ドラフトグランプリ」が“演劇を観た!”と感じてもらえるような、心動かされる時間になったらと願っています。(写真中央)あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。2012年に、ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonでデビュー。2.5次元舞台を中心に、舞台『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Rule the Stageなどで人気を博す。’22年にはドラマ『たびくらげ探偵日記』で主演を務めるなど活躍の幅を広げている。ジャケット¥82,500シャツ¥23,100パンツ¥33,000(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)イヤカフ、上¥9,900下¥12,100リング¥33,000(以上ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物(写真右)ななみ・ひろき1月16日生まれ、茨城県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役スターとして人気を博す。’19年の退団後は、俳優、歌手、声優など幅広く活躍。昨年にはドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』に主演。今年、舞台『THE MONEY』のプロデュースも手がけた。’24年放送開始のアニメ『戦国妖狐』千夜役で声の出演。ジャケット¥72,600(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)シャツ¥41,800(ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087)右手のリング¥24,200左手のリング¥15,400(共にライオンハート/シアン PR)その他はスタイリスト私物(写真左)たかの・あきら1997年7月22日生まれ、福岡県出身。2009年よりDream5メンバーとして活動し、’14年に「ようかい体操第一」でNHK紅白歌合戦出演。活動終了後は俳優としてミュージカル『刀剣乱舞』膝丸役で人気を博し、今年は舞台『キングダム』で主人公・信を演じた。’19年にソロCDデビューも果たし、’24年1月30日に新曲『ex‐Doll』がリリース。ジャケット¥64,900シャツ¥23,100パンツ¥31,900ベルト¥13,200(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿)その他はスタイリスト私物『演劇ドラフトグランプリ2023』12月5日(火)17:00開演日本武道館総合演出/植木豪総合司会/山寺宏一特別審査員/中川晃教楽屋レポーター/髙木俊アシスタントレポーター/田中涼星【劇団『一番星』】座長/荒牧慶彦演出/川尻恵太出演/木津つばさ、高橋怜也、福澤侑、松井勇歩【劇団『びゅー』】座長/高野洸演出/松崎史也出演/北川尚弥、高木トモユキ、古谷大和、松島勇之介【劇団『国士無双』】座長/染谷俊之演出/中屋敷法仁出演/糸川耀士郎、椎名鯛造、鳥越裕貴、長妻怜央【劇団『恋のぼり』】座長/玉城裕規演出/私オム出演/石川凌雅、小西詠斗、萩野崇、服部武雄【劇団『品行方正』】座長/七海ひろき演出/三浦香出演/加藤大悟、唐橋充、後藤大、廣野凌大アリーナ席・1階席1万3500円2階席1万1500円3階席9500円Mitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00)※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・車谷 結(荒牧さん)塩田勝樹(七海さん、高野さん)取材、文・尹 秀姫構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年12月06日俳優たちがチームを作り演劇で競い合う。昨年大好評を得た『演劇ドラフトグランプリ』 が今年も開催される。プロデューサーの荒牧慶彦さんと、座長を務める七海ひろきさん、高野洸さんに“演劇”への想いを伺いました。『演劇ドラフトグランプリ』とは…座長に選出された数名の俳優たちが、ドラフト会議によって演出家や共演する俳優を自らドラフト指名してチームを結成。上演時間や舞台形式などのルールにのっとり、クジで決まったテーマに沿って演劇作品を創作し、公演当日に作品を披露。審査員と観客の投票によりグランプリを決定するイベント。荒牧慶彦さんが発案し、その企画・プロデュースで昨年6月に第1回が開催され好評を得た。荒牧慶彦演劇は、お客さんに観てもらって初めて完成するもの。舞台のよさはなんといっても生であること。僕はミュージカル『テニスの王子様』で初めて舞台に立たせていただいて以降、その魅力に取り憑かれました。演劇って、幕が上がりお客さんに観てもらって初めて完成するものだと思うんですよ。どんなに稽古場で完成したと思っても、初日の緊張感は格別ですし、思わぬところで笑いが起きたりもする。ときに起きるハプニングも大好きです(笑)。劇場の中にいろんな感情が渦巻いて、演劇という空間が出来上がる。だから台詞や物語は同じでも、毎回違うものが出来上がるし、それが演劇の魅力だと思います。MANKAI STAGE『A3!』で劇団員の月岡紬(つきおか・つむぎ)を演じ、舞台は役者の力だけで成立するものではなく、裏で支えてくれるスタッフがいてこそということにも気づかされました。この考えは今、僕がプロデュース業をする上でもひとつの指針になっています。僕がプロデュースする「演劇ドラフトグランプリ」は1話完結型の演劇が複数、オムニバス形式で上演されます。ひとつの舞台でジャンルの異なる演劇を一気に観られるのが魅力です。僕が座長を務める劇団『一番星』のテーマは“アイドル”。みんな動ける子たちなので、いい舞台になると思います。あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。2012年に、ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonでデビュー。2.5次元舞台を中心に、舞台『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Rule the Stageなどで人気を博す。’22年にはドラマ『たびくらげ探偵日記』で主演を務めるなど活躍の幅を広げている。ジャケット¥82,500シャツ¥23,100パンツ¥33,000(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)イヤカフ、上¥9,900下¥12,100リング¥33,000(以上ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物七海ひろきみんなが私の台詞を待っている、“間”がすごく好きなんです。小学校時代の朗読の授業でお芝居に興味を持って、そこからずっと夢中になり続けています。むしろ正解がないものだから、やればやるほどもっと進化できるんじゃないかとやめられない。思ったように全然できなくて苦しかったり、落ち込むことがあっても、私はきっと一生やるんだろうなと思っています。とくに舞台で、相手が台詞を言ってからの“間”…私が何を言うのか、みんなが注目して待っている瞬間がものすごく快感(笑)。自分の言葉で話すときの“間”はすごく苦手で何か言わなきゃって焦るのに、台詞だと全然平気なんです。しかもそこで私が発した言葉でお客様が泣いたり、ときには怒ったり…劇場の空気が動くのを感じるのも好き。結局やっぱり、観てくださる方がいるっていうことがモチベーションになっているんです。近年は声優や映像のお仕事もさせてもらっていますが、そちらはスタッフさんも一緒にお芝居を作っている感覚がより強いです。制作側の思い描くイメージにのっかって一緒に作り上げていく感じ。こう見せたいからこう演じてほしいと、自分では思いつかなかったお芝居を求められる瞬間があって、まだまだいろんな可能性があるんだなと思うと本当に楽しいです。ななみ・ひろき1月16日生まれ、茨城県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役スターとして人気を博す。’19年の退団後は、俳優、歌手、声優など幅広く活躍。昨年にはドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』に主演。今年、舞台『THE MONEY』のプロデュースも手がけた。’24年放送開始のアニメ『戦国妖狐』千夜役で声の出演。ジャケット¥72,600(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)シャツ¥41,800(ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087)右手のリング¥24,200左手のリング¥15,400(共にライオンハート/シアン PR)その他はスタイリスト私物高野 洸お客さんに見せる上で、嘘にならない芝居がしたいんです。俳優をやろうと決めてから、ドラマ、舞台、映画といろいろな現場で気づきをもらいながら、少しずつ演じることを学んでいる感覚です。なかでもとくに発見が多かったのが、今年出演した舞台『キングダム』の現場。共演者はそれこそ“演劇”のど真ん中にいるような方々ばかりで、舞台に登場した瞬間に観客を引き込んでいく力と、その見せ方がすごかったんです。でも同時に、僕が同じことをしても意味がないとも思いました。みなさんそれぞれが歩いてきた道の中で自分はこれだというものを見つけて、それを貫き通してきて身につけたもの。僕も自分なりのものを見つけていきたいです。今、僕が重視しているのは、いかにナチュラルに見せるかということ。お芝居は“嘘”ですが、お客さんに見せる上で、嘘にならないようにしたいんです。どんなに自分が役の気持ちに寄り添えても、お客さんに伝わらなければ意味はなくて。作品での自分の立ち位置を理解して、役柄の背景をどう落とし込んだらナチュラルに見えるかを考える。必ずしも毎回100%やれるわけじゃないけれど、ときには想像の120%できる瞬間もあって。お芝居って、わからないなとも思うし、面白いなとも思うんですよね。たかの・あきら1997年7月22日生まれ、福岡県出身。2009年よりDream5メンバーとして活動し、’14年に「ようかい体操第一」でNHK紅白歌合戦出演。活動終了後は俳優としてミュージカル『刀剣乱舞』膝丸役で人気を博し、今年は舞台『キングダム』で主人公・信を演じた。’19年にソロCDデビューも果たし、’24年1月30日に新曲『ex‐Doll』がリリース。ジャケット¥64,900シャツ¥23,100パンツ¥31,900ベルト¥13,200(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿)その他はスタイリスト私物『演劇ドラフトグランプリ2023』12月5日(火)17:00開演日本武道館総合演出/植木豪総合司会/山寺宏一特別審査員/中川晃教楽屋レポーター/髙木俊アシスタントレポーター/田中涼星【劇団『一番星』】座長/荒牧慶彦演出/川尻恵太出演/木津つばさ、高橋怜也、福澤侑、松井勇歩【劇団『びゅー』】座長/高野洸演出/松崎史也出演/北川尚弥、高木トモユキ、古谷大和、松島勇之介【劇団『国士無双』】座長/染谷俊之演出/中屋敷法仁出演/糸川耀士郎、椎名鯛造、鳥越裕貴、長妻怜央【劇団『恋のぼり』】座長/玉城裕規演出/私オム出演/石川凌雅、小西詠斗、萩野崇、服部武雄【劇団『品行方正』】座長/七海ひろき演出/三浦香出演/加藤大悟、唐橋充、後藤大、廣野凌大アリーナ席・1階席1万3500円2階席1万1500円3階席9500円Mitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00)※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・車谷 結(荒牧さん)塩田勝樹(七海さん、高野さん)取材、文・尹 秀姫構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年12月06日現在フジテレビ系にて放送中の、向井理が主演を務める人気ドラマ「パリピ孔明」(毎週水曜日午後10時)では、毎回豪華なゲストが話題を呼んでいる。11月8日(水)放送の第7話ゲストとして、「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」歌仙兼定役やテレビドラマ「合コンにいったら女がいなかった話」で主演を務めるなど、俳優としてマルチに活躍中の元宝塚歌劇団男役スター七海ひろきの出演が発表された。ドラマ「パリピ孔明」は、講談社「ヤングマガジン」で連載中の人気漫画(原作:四葉夕ト/作画:小川亮)が原作。現代の渋谷に転生した、中国三国時代志の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、プロの歌手を目指す月見英子(上白石萌歌)と出会い、軍師としてサポートする“音楽青春コメディー”。第1話では英子を利用し、のちにライバルとなる人気シンガー、ミア西表(菅原小春)。ミアが所属する事務所の社長・山野を演じるのが七海ひろきである。本ドラマの第1話放送の際、ミアのマネージャー・松田(村杉蝉之介)が電話をするシーンで、七海が声の出演をして話題となっていた。その声の主である山野(七海)が、第7話でいよいよ登場。誇り高く破天荒なミアと対峙する強面でやり手社長の山野。強烈な個性同士のぶつかり合いを七海ひろきがどう演じるのか注目である。七海ひろきコメントお話を聞いた時から、撮影が楽しみであると同時に、とても緊張していました。でも、ミア役の菅原さんと対峙した時、山野としてミアと本気で戦おうと臨むことができました。目だけで対話した時の張り詰めた空気、とても楽しかったです。見どころは最初の登場シーンです。何度か角度を変えて撮ったので、私自身も、どうなって放送されるのかを楽しみにしています。ドラマも後半に突入ということで、今後の展開を、是非一緒に見守りましょう!■ドラマ「パリピ孔明」オフィシャルサイト ■七海ひろき2019年3月に宝塚歌劇団を退団後、キングレコードよりアーティストデビュー。声優・俳優としての活動もスタートさせる。話題作のメインキャストや舞台主演を多数務め、声優としては「マッシュル-MASHLE-」アビス・レイザー役。俳優としては、「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」細川ガラシャ役、「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」歌仙兼定役。2022年10月にはドラマ「合コンに行ったら女がいなかった話」で主演・蘇芳役に抜擢され大きな話題を呼んだ。俳優・声優・アーティストなどマルチに活動中。■七海ひろき公式ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月02日向井理主演ドラマ「パリピ孔明」第7話(11月8日放送)のゲストに、竹財輝之助、内藤秀一郎、七海ひろき、DJ KOO、「QUEENDOM」が決定した。本作は、向井さん演じる諸葛孔明が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく音楽青春コメディー。竹財さんは、英子に「ゴールデンの特番で、新人枠のシークレットゲストとして出演してほしい」とオファーを持ちかけにくるテレビ番組「ミュージックバトラー」のプロデューサー・高井戸として登場し、怪しんだ孔明に、ボウリング勝負を持ちかけられる。内藤さんは、スーパーアーティスト・前園ケイジ(関口メンディー)のマネジャー・夏目。七海さんは、人気シンガー・ミア西表(菅原小春)が所属するレーベルの社長・山野を演じる。竹財さんは「小者な嫌なやつをクスクス笑いながらご堪能頂ければと思います。登場人物全員がキャラが濃いなか、高井戸は薄いので皆さん探してみてください!」と呼びかけ、内藤さんは「見どころ見ごたえたっぷりな今回の作品で、僕も体を張りながら(?)頑張っています!特に後半のケイジとのシーンは、現場にいる時から自分でもクスクス笑っていたので、最後までしっかり見て頂けたら幸いです!」と見どころを明かす。七海さんも「私もパリピなエッセンスをお届けしたいと思います。お楽しみに!」とコメントした。また、DJ KOOさんが、大手レーベル「V-EX」のパリピな音楽プロデューサー・浩瀬役で登場。あることがきっかけで、孔明やミアたちと出会う。「lol」のhibikiとmoca、「FAKY」のAkinaとTaki、「GENIC」金谷鞠杏という5人が参加する、TVアニメ「パリピ孔明」のために結成されたスペシャルユニット「QUEENDOM」は、「ミュージックバトラー」の出演アーティストとして本人役で参加。TVアニメのOP主題歌「チキチキバンバン」を本作で披露する。DJ KOOさんは「CLUBカルチャーから夢をかなえるワクワク計略満載サクセスストーリー!!こんな音楽プロデューサーがいたら絶対ヤバいけど楽しい浩瀬!!皆さんにテンション上がってもられたら最KOO DO DANCE!!」と視聴者へメッセージ。hibikiさん(QUEENDOM)は「撮影はドラマ撮影というよりも音楽番組の撮影のような雰囲気でした。そのおかげで緊張することもなく、いつものパフォーマンスができたと思います」とふり返っている。▼第7話あらすじついに超大型フェス・サマーソニアの出場権を獲得した月見英子(上白石萌歌)だが、本番では新曲をもう1曲用意しなくてはいけない。曲作りに悩む英子はミア西表(菅原小春)に相談するが、突っぱねられてしまう。そんな折、英子がBBラウンジでアルバイトをしていると、テレビの音楽番組のプロデューサー・高井戸(竹財輝之助)という男がやってくる。高井戸は英子に「ゴールデンの特番で、新人枠のシークレットゲストとして出演してほしい」とオファーを持ちかける。何か裏があるのではと怪しむ諸葛孔明(向井理)は、ボウリング場で高井戸に接触し、ボウリング対決を持ちかける。もし高井戸が勝ったら、英子をノーギャラで番組に出演させるという孔明。一方、ミアはレコード会社の社長・山野(七海ひろき)ともめ、レーベルを辞めると言い放つ。英子はミアに呼び出され、愚痴を聞くが、突然めまいが――。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日左から、澄風なぎ、緒月遠麻、寿つかさ、七海ひろき、伶美うらら元宝塚歌劇団で宙組組長を15年務めた寿つかさの初主演作品、そして七海ひろきが座長兼初プロデュースをする、舞台「THE MONEY-薪巻満奇のソウサク-」がCBGKシブゲキ‼で本日初日を迎えた。本作のキャストは、寿つかさ、七海ひろき、緒月遠麻、伶美うらら、澄風なぎの5名。全員が元宝塚歌劇団の宙組に在籍していたメンバーである。演技派俳優5名による新感覚のミステリーシットコム演劇。発表当時から話題を呼び、チケットが連日完売となる人気公演だ。これは、5人の犯罪者の物語である。アンティークな絨毯やソファセット、猫足のローテーブルなど、洋館の1室がステージに広がる。この限られた舞台美術のみを駆使して描かれる構成も見どころのひとつだ。主演寿つかさの開演アナウンスがあり、いよいよ開幕。失踪した夫を探す主婦ミツキ(寿)と、ミステリアスな謎の女アオイ(七海)が、ステージ中央のアンティークソファに向き合って座っている。アオイが「あなたの旦那さんが横領した5000万を所持している、3日後の時効がきたら山分けしよう」と不穏な提案を持ちかける。金に困っているミツキは、アオイを怪しく思いながらもこの提案を飲む。金の入っているケースは洋館から持ち出すことはできないなど、この上なく怪しいアオイは、何を尋ねても秘密と答える。ミツキの旦那と面識がある洋館の主人マリ(緒月)に、5000万円の件を隠そうと嘘で誤魔化す2人。そこへ横領事件を追う刑事のサエ(伶美)が登場し、ミツキとアオイはパニック。さらに、横領事件と無関係のフード配達員のウオ(澄風)が加わり台風のように、状況をややこしくしていく。ミツキとアオイの2人が、隠さなくてはいけない秘密が雪だるま式で増えていき、それらを周りに必死に隠そうと悪戦苦闘する様子が、本人たちは必死なのだが非常に面白い。マリの天然ボケを抜群なニュアンスで演じる緒月と、大パニックで右往左往するミツキを絶妙なテンポとシュールな動きで表現する寿のコメディセンスが秀逸で、サエを演じる伶美の真面目で真剣な芝居と、七海が演じるアオイのマイペースで冷静なツッコミやフォローが絶妙なコメディスパイスとなっている。そして、その空気を澄風が大胆にウオという強烈なキャラクターでかき乱す。個性豊かな登場人物たちによる畳みかける会話劇とめまぐるしい展開に客席は笑いの渦に包まれた。ステージ上で繰り広げられているのは本格ミステリーなのだが、客席側ではコメディとなる不思議な現象。本作の最大の仕掛けは、ネタバレとなり記載出来ないため、是非公演を観てほしい。本作のタイトルからはじまり、物語の至る所にちりばめられた要素を見事に回収する積み立て式の面白さが実に爽快である。各登場人物は、脚本・演出の保木本が出演者と面談して作った“あてがき”。この作品の魅力の大きな要素と言えるだろう。なお、保木本は、昨年七海が主演を務めたTVドラマ「合コンにいったら女がいなかった話」(関西テレビ)で脚本を担当し、七海と意気投合。七海が本作のオファーを持ちかけたとのこと。謎解きや奇想天外な展開に息をのんだかと思いきや、シチュエーションのおかしさに笑い声が飛び交う。物語が進むにつれ客席との一体感が深まり不思議な没頭感を体験できる。いくつもの伏線が張り巡らされ、想像がつかないストーリー。まさに、新感覚のミステリーシットコムである。東京公演はCBGKシブゲキ‼で8月27日(日)まで。その後、8月30日(水)から9月3日(日)まで、心斎橋PARCO 14F SPACE14で上演される。上演時間は約90分。東京公演と大阪公演の千穐楽には、楽天TVによるライブ配信も行われる。キャストコメント寿つかさ/ミツキ役七海ひろき初プロデュース公演、舞台「THE MONEY」に出演させて頂けますこと大変嬉しく思っております。脚本・演出の保木本さんをはじめ素晴らしいスタッフの方々、そして魅力溢れる出演者と共に“お客さまを笑顔にしたい!”と私達も日々稽古してまいりました!宝塚歌劇団卒業後初の舞台、初のシチュエーションコメディ、お客様と笑いを通じた楽しい時間になりますように!!七海ひろき/アオイ役会話劇の楽しさと難しさを感じながら脳みその回路を繋げようと必死に稽古をしました。舞台「THE MONEY」は、お客さまが最後の出演者です。キャスト、スタッフ一同、この舞台を通じて笑いを生み出し、お客さまと一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。QQカンパニーの初公演、どうぞ心ゆくまで口角を上げてお楽しみください!緒月遠麻/マリ役濃密なお稽古期間を終えてとうとう舞台へ。作品の内容と同じく私たちもハラハラドキドキ。一体型劇場かのように皆様と共にこの世界を楽しみたいです!喜劇は悲劇←演出家のお言葉考えて、疑って、そして笑って、ただただ楽しんで下さい。本日はご観劇、本当にありがとうございます!!伶美うらら/サエ役舞台『THE MONEY』がいよいよ開幕いたします。シチュエーションコメディという新しいお芝居の挑戦でもあり、とても学びのある濃いお稽古期間を過ごして参りました。いよいよ開幕いたします!一回一回を大切に私自身も思いっきり演じたいと思います。THE MONEYの空間をぜひお楽しみくださいませ。澄風なぎ/ウオ役〝シチュエーションコメディ〟の世界、私自身、扉を開いたばかりではありますが、お稽古を重ねる毎にその魅力に出逢い、もっとうまくなりたい!…と引き込まれております。全力投球で参ります。お楽しみいただけたら嬉しいです。公演概要■キャスト寿つかさ緒月遠麻伶美うらら澄風なぎ七海ひろき■脚本・演出保木本真也■企画QQカンパニー■日程・会場〈東京公演〉2023年8月23日(水)~8月27日(日)CBGKシブゲキ!!〈大阪公演〉2023年8月30日(水)~9月3日(日)心斎橋PARCO 14F SPACE14■ライブ配信〈東京公演〉8月27日(日)13:00公演 全景視点(定点)8月27日(日)17:00公演 物語視点(スイッチング)〈大阪公演〉9月3日(日)12:00公演全景視点(定点)9月3日(日)16:00公演物語視点(スイッチング)配信プラットフォーム:Rakuten TV 【公式WEBサイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月23日舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語で歌仙兼定役を演じるなど、俳優・声優・アーティストとして多方面で活躍する七海ひろきの初プロデュース演劇企画となる、舞台「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」(2023年8月~9月)の上演が発表された。本作の主演を務める元宝塚歌劇団の寿つかさは、1998年に創設された宙組の発足メンバーであり、2008年には宙組組長に就任し、組長として15年間にわたり宝塚歌劇を支えた。舞台上では、コミカルな役からダンディな役まで、様々な熟年男役を幅広く演じた名役者である。イケオジ役で寿つかさの右に出るものはいない。また、ダンスの名手としても名高く、エンターテイナーとして多くの功績を残した。今年6月11日に宝塚歌劇団を退団し、本作が退団後初の舞台であり初主演となる。同じ宙組に在籍していた元宝塚歌劇団の緒月遠麻、伶美うらら、澄風なぎ、そして座長として七海ひろきの出演が決定しており、この個性豊かな5人が、小劇場演劇&シチュエーションコメディに挑む。尚、本作品の脚本・演出は、ドラマや舞台で活躍する脚本家の保木本真也が担当する。謎解きや様々な仕掛けをちりばめた新感覚ミステリーシットコム。これは、欲望渦巻く“5人の犯罪者”の物語だ。東京公演は2023年8月23日(水)~8月27日(日)CBGK シブゲキ!!、大阪公演は8月30日(水)~9月3日(日)心斎橋PARCO 14F SPACE14にて開催される。コメント寿つかさ先月、宝塚歌劇団を卒業いたしました。しばらく舞台に立つという考えはなかったのですが…七海プロデューサーからこのお話をいただき、胸のざわつきがおさまらずこのような運びとなりました。ざわつかずにはいられないメンバーとの舞台、何が起きるか誰にもわからない!皆様楽しみにいらしてください!七海ひろき演技と個性、生の声で勝負する芝居をやってみたいと夢みていました。主演は、この方しかいないと熱烈オファーした寿つかささんはじめ、最高のキャスト、スタッフでお送りします。シチュエーションコメディ、そうコメディです。皆さん、大いに笑いに来て下さい!5人が揃った時、どんな事件を巻き起こすのか、どうぞご期待下さい。公演情報舞台「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」・出演者:寿つかさ、緒月遠麻、伶美うらら、澄風なぎ、七海ひろき・脚本・演出:保木本真也・プロデューサー:七海ひろき・企画:QQカンパニー■日程・会場<東京公演>2023年8月23日(水)~8月27日(日)CBGKシブゲキ!!<大阪公演>2023年8月30日(水)~9月3日(日)心斎橋PARCO 14F SPACE14※東京・大阪公演千穐楽にライブ配信を実施予定■チケット価格8,900円(全席指定・税込)■チケット販売スケジュール(抽選)7月18日(火)12:00〜7月24日(月)23:59(抽選)7月25日(火)12:00〜7月31日(月)23:598月8日(火)10:00〜・チケット取り扱い:ローソンチケットLコード: 32186■公式WEBサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月07日俳優の磯村勇斗が14日、都内で行われた映画『渇水』(公開中)の舞台挨拶に出席し、同作で共演した女優・山崎七海と柚穂の今後に期待を寄せた。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには磯村のほか、主演を務めた生田と高橋正弥監督が参加。磯村は、「『渇水』が公開されてから、たくさんの方に嬉しいコメントをいただいたりと、多くの方に観ていただいております」と周囲の反響に触れ、「今日こうして生田さんと登壇できたことを嬉しく思います」と心境を伝える。上映後のイベントということもあり、生田と磯村がラストシーンの撮影秘話を語る場面も。劇中の関係性を意識した制作陣から山崎・柚穂との会話を控えるよう指示があったが、ラストシーンの撮影から徐々に会話することができたそう。生田は「このシーンの後から、彼女たちも“この人と話していいんだ”という感じで、学校であった話とか夏休み中の話をしてくれたのが印象に残っています」と振り返り、磯村も「妹役の柚穂ちゃんは、本当に天真爛漫で、お姉ちゃん役の山崎さんはしっかりしていた」と印象を告白した。さらに磯村は、「とてもいい女優さん。僕はこれからがすごく楽しみですね。いい目してますから」とその存在感を絶賛。生田も「本当そうだよね! 今後が楽しみな2人」とうなずく、2人のこれからの活躍に期待を寄せていた。
2023年06月14日■前回のあらすじ不幸アピールばかりしていたと反省するつぐみ。変わりたいけれど、自信を持てずにいると七海は今からでも変わることはできると力説する。しかし、会話の途中で七海が突然倒れてしまい…。 >>1話目を見る 私が学生時代に七海に掛けた言葉なんて、言われるまで忘れていました。私は七海が中退したことさえ忘れていた薄情者なのに…。七海が今でもその言葉に励まされて生きていると知って、涙が出ました。私は、変わりたい。ツラかった昔の自分を認めてあげたい。それと同時に、七海が知っている前向きだったころの自分を取り戻したい…そう思ったのです。次回に続く(全8話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月19日■前回のあらすじ友人の七海から、「本当に不幸なの?」と指摘されたつぐみ。一言「ツラかったね」と言ってくれればいいのにと思うつぐみは、やっぱり誰も私を理解してくれないと怒りをあらわにするが、ふとあることを思い出し…。 >>1話目を見る 私が、不幸だっただろうと思っていた七海の過去が、本人からしたら「ただの過去」で「不幸ではなかった」。私にとっては衝撃でした。大変な思いをしたのに、ツラいと言わずに過去にできるものなの? 強がってるんじゃなく?不幸は張り合うものじゃない…? 七海の言葉を受けて、私は今まで勝手に周りに自分の価値観を押し付けていたと思いはじめたのです…。次回に続く(全8話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月17日舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語の公開ゲネプロが、3日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われた。同作は『刀ステ』と呼ばれるシリーズの最新公演。名立たる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案に舞台化し、圧倒的な人気を博している。「禺伝 矛盾源氏物語」には歌仙兼定(七海ひろき)、大倶利伽羅(彩凪 翔)、一文字則宗(綾 凰華)、山鳥毛(麻央侑希)、姫鶴一文字(澄輝さやと)、南泉一文字(汐月しゅう)と6振りの刀剣男士が登場。また、藤壺女御(皆本麻帆)、六条御息所(梅田彩佳)、葵上(橘 二葉)、空蝉(井上怜愛)、末摘花(永田紗茅)、若紫(山城沙羅・岡田六花 ※Wキャスト)、小少将の君(兵頭祐香)、そして光源氏(瀬戸かずや)と、源氏物語の中の登場人物や歴史上の人物が新たな物語を繰り広げる。東京公演はTOKYO DOME CITY HALLにて2月4日~2月12日、大阪公演はオリックス劇場にて2月16日~2月19日。動画配信サービスDMM TVにて、東京公演初日となる2月4日12:30公演、18:00公演、大阪・オリックス劇場での千秋楽日の2月19日12:30公演、18:00公演のライブ配信が、また2月19日18:00公演は全国の映画館でライブビューイングも行われる。○七海ひろきコメント舞台『刀剣乱舞』では科白劇、綺伝で細川ガラシャを演じさせていただいたとき、大きなプレッシャーを感じていました。そして今回、さらなる大きなチャレンジに身の引き締まる思いです。一人でも多くのお客様に楽しんでいただけるよう、そして「刀剣乱舞」を愛する皆様に恥じないパフォーマンスを、仲間たちと共に全力で挑みます!ご観劇される皆様がどのように感じられるか、とても楽しみですし怖くもあります。今までとは違うスタイルの舞台『刀剣乱舞』、今回の座組だからこその魅力がたくさん詰まっています。源氏物語という華やかな物語と刀剣男士がどのように交わっていくのか。噛むほどに味の出てくる見応えのある内容です! 何度でも観ていただきたいです。ぜひお楽しみください。○彩凪翔コメント長く続いている作品なので、出演させていただくこと自体、さらに大倶利伽羅を演じるということにプレッシャーも感じているのですが、このメンバーで作り上げたものを精一杯、皆様に楽しんでいただけるようにこの「禺伝 矛盾源氏物語」をしっかりお届けしたいと思っています!また、脚本・演出の末満さんの世界観、華やかさもお見せしたいですし、千秋楽まで今自分にできる精一杯で、大倶利伽羅の刃生(じんせい)を生き抜きたいです。一日一日を大切に皆様にお届けできたらと思います。○綾凰華コメント舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語、ついに開幕いたしました。お稽古中から一文字則宗と向き合い、生きる中で、様々な思いが溢れました。遥か長い年月を生きてきた彼の心は、計り知れないほどとても深く、そして「愛」に満ちていると感じました。「刀剣乱舞」を愛される多くの皆様に、どうか誠心誠意、心を込めて、全力でお届けさせていただきたいと思います。劇場でお待ちしております。○麻央侑希コメントいよいよ舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語が始まります。舞台『刀剣乱舞』シリーズでも、新たな挑戦となるこの座組の一員として参加できること、今のこのメンバーでしかできない感動がありますので、一つ一つの台詞や一振一振に魂をこめてお客様に感動をお届けできたらと思います。エンターテインメントに携わる一員として頑張ります。千秋楽まで応援よろしくお願いいたします。○澄輝さやとコメント舞台『刀剣乱舞』という素晴らしい作品に出演させていただけることをありがたく思っております。姫鶴一文字として刀ステの世界で生きていけたらと思います。楽しみにしてくださっている方もたくさんいらっしゃると思いますので、その方々にしっかり舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語の世界観をお届けし、一回一回を大切に、公演ごとに成長していけるように頑張ります。○汐月しゅうコメントここまで日々の稽古でやれることはやってきたので、とにかく今は初日の幕が開くのを楽しみにしている状態です。お客様が席に座ってくださり、幕が上がらないと舞台は完成しないと思っているので、楽しんでいただけたら嬉しいです。○瀬戸かずやコメント舞台『刀剣乱舞』に参加できて幸せに思います。稽古中から脚本・演出の末満さんをはじめ、携わってくださるスタッフから舞台『刀剣乱舞』に対する熱い思い、深い愛、誇りというものをたくさん感じて、初演から紡いでくださった方々がいて、今回私たちが禺伝に挑戦させていただけるということは、感慨深くありがたいことだと思いますし、感謝しています。今回の作品は、源氏物語がテーマとなっております。皆様をこの物語に誘えるよう、私も多くの女性を愛した光源氏として、まっすぐな強い思いをもって生き抜いていきたいと思います。最後の日まで誰一人欠けることなく駆け抜けていけるよう、皆様応援のほどよろしくお願いいたします。○ストーリー西暦2205年。歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。時の政府は「審神者さにわ」なるものたちに歴史の守護を命じる。その審神者の物の心を励起れいきする力によって生み出された「刀剣男士」たちは、さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。時は、四百年続いた平安時代のうち寛弘の頃。平安京には、歌仙兼定を隊長とした、大倶利伽羅、一文字則宗、山鳥毛、姫鶴一文字、南泉一文字の六振りが出陣していた。世界最古の長編小説『源氏物語』の作者として知られる紫式部の周辺歴史に異常が見られたためだ。刀剣男士たちが紫式部を捜して平安京を偵察していると、書物を抱えた女が怪しげな集団に襲われているところに出くわす。正体不明の敵に対して、「まずは出方を見よう」と作戦を指示する歌仙兼定であったが、大倶利伽羅はその作戦を無視して敵に斬り込んでいく。戦いの末に救い出した女は、自分を「小少将の君」と名乗る。紫式部と親しい彼女の話によれば、この時代の平安京が『源氏物語』という創作の世界に覆われてしまっているらしい。小少将の君に導かれて宮中の調査を開始した歌仙兼定たちは、歴史上には実在しない光源氏と貴族たちが恋愛談義に花を咲かせる場面を、目撃する。それは『源氏物語』の中でも有名な「雨夜の品定め」の場面であった。いつの時代にも実在するはずのない出来事を目の当たりにした歌仙兼定たちは、自分たちが置かれている状況を理解する。ここは、「歴史」と「物語」が反転した世界だった。(C)NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会
2023年02月04日今回、ご紹介するのは、Z世代注目の若手イケメン俳優・井上想良さん。主演ドラマ『永遠の昨日』とメインキャストとして出演するドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』の2作について、お話をうかがいました。「全く違う役に挑む姿を観ていただきたいです」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 123井上想良さんは、2020年にNHKBSで放送された恋愛ドラマ『ファーストラヴ』で俳優デビューした、大分県出身の24歳。デビューの翌年、ABEMAの大人気恋愛リアリティーショー『恋とオオカミには騙されない』に出演し、SNSのフォロワーが10万人近く増加。10月8日に催されたRakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTERに出演するなど、Z世代の若者を中心に注目を集めています。そんな井上さんの初主演ドラマ『永遠の昨日』とメインキャストとして出演するドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』が、10月20日(木)に放送を開始します。『永遠の昨日』の原作は、泣けるBL小説の決定版と称される、榎田尤利氏による同名小説。主人公は、陽気でクラスの人気者の山田浩一(小宮璃央さん)と、秀才で人付き合いが苦手な青海満(井上さん)。ふたりは惹かれあいますが、ある日、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまいます。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメイトたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……。浩一が消えてしまうまでの限りある刻を、懸命に輝かせようとする2人の姿に胸が熱くなる、青春ラブストーリーです。『合コンに行ったら女がいなかった話』の原作は、ネクストブレイクを占う『みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2023』にエントリーしている、話題の同名コミック。男子大学生の常盤(井上さん)は、同じ講義をとっている蘇芳(元宝塚歌劇団男役スター・七海ひろきさん)に誘われて、3対3の合コンをすることに。当日、待ち合わせの居酒屋に行くと、待ち構えていたのは、なんとキラキラの男装イケメン女子3人!合コンから始まる、ボーイ・ミーツ・男装女子の新感覚ラブコメディです。演技力に定評がある井上さん。2作でそれぞれ全く違う雰囲気の役を演じ分けています。ーー『永遠の昨日』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。井上さん連続ドラマで主演をさせていただくのは、初めてのことでしたので、素直にうれしかったです。ーー『永遠の昨日』で一緒に主演を務める、小宮璃央さんと初めてお会いしたときの印象は?井上さんとてもフレッシュなイメージを受けました。好青年だなと。偶然にも共通の知り合いが多くいたので、すぐに打ち解けることができました。ーー座長を務めるにあたって、心がけたところは?井上さん座長だからではなく、常に心掛けているのは、マイナスなことを言って士気を下げないことと、できるだけ明るく振舞うことです。それは、僕がテニスの部活をやっていたときに身についたものです。璃央の役は明るく、彼自身も陽気な性格ということも相まって、とても明るい現場でした。ーー『永遠の昨日』の満を演じる際に、工夫したところは?井上さんこれまでよく笑う明るいキャラクターを演じることが多かったのですが、満は気持ちを内に秘めた繊細なキャラクターなので、監督と話し合って猫背にしたり、目線を下から上に向けたりなど、見た目にも気を配って演じました。ーーご自身との共通点を感じたところがあれば、教えてください。井上さん僕も気持ちを内に秘めるところがあるので、そこは似ているなと思いました。ーー撮影時期が真夏で、過酷な現場だったそうですね。井上さんキャンプをするシーンでは、海やキャンプ場を移動したのですが、当然、冷房はなく、直に日光を浴び続けたので、かなり日に焼けてしまいました。日焼けした肌の色はいずれもとに戻るのでそこは問題ないのですが、順撮りでないところもあったので、日に焼けすぎてシーンがつながらなくなることを心配しました。ーー『永遠の昨日』で、これまでの経験が役に立ったと感じる瞬間はありましたか?井上さん僕はポジティブな性格で、誰とでもコミュニケーションを試みるタイプなんです。満のように自分にない要素を持つ役を演じる際には、いろんな方々と接してきた経験が役に立っているのかなと思います。ーー『合コンに行ったら女がいなかった話』では、『永遠の昨日』と全く違う役に挑戦されているそうですね。井上さん『合コンに行ったら女がいなかった話』で演じた常盤は、根っからのいい奴なんです。誰でも受け入れ、人の影響を受けやすい。そういうところは、『永遠の昨日』の満とは全く違う役どころでした。深刻だったり暗かったりするシーンがひとつもない、笑えるシーンがたくさんあるコメディ作品です。撮影現場も明るい雰囲気で、特に萩役の増子敦貴(GENIC)くんがとても面白くて、たくさん盛り上げてくれました。ーー主演の七海ひろきさんの印象は、いかがでしたか?井上さん初めてお会いしたとき、手の指先まで気を抜かない美しさとかっこよさがあって、圧倒されました。七海さんならではの、かっこよさを極めているからこその品を感じました。ーーメインキャストの方々と主題歌に挑戦しているそうですね。井上さん僕は歌が得意ではないので苦戦しましたが、周りの方々がとてもお上手なので、支えていただきつつ、臨みました。ーー最後に、2作品の見どころを教えてください。井上さん全く違う役に挑む姿を観ていただきたいです。『合コンに行ったら女がいなかった話』は何も考えずに楽しく笑いながら、『永遠の昨日』は言葉ひとつひとつに込められている繊細な想いまで感じ取って観ていただけたら、うれしいです。インタビューのこぼれ話コミック好きの井上さん。泣ける『永遠の昨日』にちなんで、最近、どのようなときに泣きましたかと聞くとこんな答えが。「海賊が出てくるお話をひとりで読んでいるとき、しみるな~と思いながら泣きました。『ONE PIECE』が大好きなんです(笑)」。クールなルックスの井上さんに少年の心を垣間見た瞬間でした!Informationドラマシャワー『永遠の昨日』MBS10月20日(木)より毎週木曜25:20~ (※初回のみ25:29~)テレビ神奈川10月20日(木)より毎週木曜25:00~群馬テレビ10月25日(火)より毎週火曜24:30~とちテレ10月26日(水)より毎週水曜25:00~テレ玉10月27日(木)より毎週木曜23:00~チバテレ10月27日(木)より毎週木曜23:00~ ほかTVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり。(全8話)©「永遠の昨日」製作委員会・MBSドラマEDGE『合コンに行ったら女がいなかった話』カンテレ10月20日(木)より毎週木曜24:25~TOKYO MX10月20日(木)より毎週木曜深夜25:00~最新話の見逃し配信は、カンテレドーガ・TVerで放送翌日金曜AM10時より1週間あり。(全10話)写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・三宅剛ヘアメイク・牧野裕大(vierge)写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・三宅剛 ヘアメイク・牧野裕大(vierge)
2022年10月19日「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」 5月15日(日)大千秋楽公演にて、刀ステシリーズ2023年以降の新作公演等の情報が発表された。まずは2023年2月に上演予定の「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」。歌仙兼定役に七海ひろき、大俱利伽羅役に彩凪翔と、これまでの刀ステ本丸とは異なる切り口の物語が展開される。続いて刀剣男士は山姥切国広役、荒牧慶彦のみの出演となる「舞台『刀剣乱舞』山姥切国広 単独行 –日本刀史-」が同年10月~11月上演予定。さらに「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」のアニメ化が決定。シリーズ構成・脚本は末満健一が務める。そして、同年夏には、刀ステ7周年を記念して、「舞台『刀剣乱舞』7周年感謝祭」を開催。いずれも詳細は、今後発表となる。2023年も刀ステから目が離せない。【特報 壱】「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」2023年2月東京・大阪にて上演決定<公演概要>舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語原案:『刀剣乱舞-ONLINE-』より(DMM GAMES/NITRO PLUS)脚本・演出:末満健一出演:歌仙兼定:七海ひろき大倶利伽羅:彩凪翔他日程:2023年2月東京・大阪にて上演※9月21日(水)発売の「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」Blu-ray/DVDに、『禺伝 矛盾源氏物語』公演のチケット最速抽選申込券の封入決定【特報 弐】「舞台『刀剣乱舞』山姥切国広 単独行 -日本刀史-」2023年10月~11月東京・京都・福岡にて上演決定<公演概要>舞台『刀剣乱舞』山姥切国広 単独行 -日本刀史-原案:『刀剣乱舞-ONLINE-』より(DMM GAMES/NITRO PLUS)脚本・演出:末満健一出演:山姥切国広:荒牧慶彦日程:2023年10月~11月東京・京都・福岡にて上演【特報 参】「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」アニメ化決定シリーズ構成・脚本は末満健一。放送時期など詳細は決定次第、随時発表予定【特報 肆】「舞台『刀剣乱舞』7周年感謝祭」2023年夏 開催決定【前回公演 Blu-ray / DVD】「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」Blu-ray / DVD9月21日(水)発売決定Blu-ray:10,780円(税抜価格9,800円)DVD:9,680円(税抜価格8,800円)<商品仕様>初回限定版:初回数量限定特別パッケージ ※なくなり次第終了封入特典:ブックレット(カラー)収録内容:本編映像 、全景映像、 千秋楽カーテンコール 、 バックステージ映像(予定)発売元:マーベラス販売元:東宝特設サイト: 舞台『刀剣乱舞』公式HP 原案『刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)刀ステファンサイト
2022年05月16日夢と現実とが融合し魅せる、2.5次元舞台をもっと知りたい!刀剣男士と歴史上の人物とが邂逅。舞台『刀剣乱舞』が魅せる忠義と愛と。――お二人は2年前、科白劇ですでに同じ舞台に立っています。当時と今とで印象が変わったところはありますか?和田琢磨さん(以下、和田):七海さんとは、初めましてな感じはあんまりなかったな。七海ひろきさん(以下、七海):私は2年前が刀ステ初参加で、宝塚を退団して初めての女性役で、刀ステに女性が出るのも初めてだったから、いろいろプレッシャーを感じてました。稽古場での居方も、これでいいんだろうかと悩んだり…。科白劇は稽古の日数も少なかったからとにかく必死でした。今回のほうがみんなと話せてます。和田:僕は単純にすごく楽しみでしたよ。これまで多くの舞台を経験してる方だし、稽古場で実際に拝見して、これは人気出るぞって。七海:あはは(笑)。“二度目まして”の和田さんは、意外に天然なところを感じる瞬間がちょこちょこあります(笑)。みんなのことをまとめたり、引っ張ってくれてるんですけど、たまに着眼点がユニークというか(笑)。和田:AB型だから、よく言われるんですよ。でも七海さんにも似てる部分があるんじゃないかと勝手に思ってるんですよね。稽古場での居方を見ていると、俯瞰的にモノを見ているのを感じるので。僕から見た七海さんの印象は変わらないですね。最初から居心地のいい人でした。七海:舞台の稽古って、取り繕ってもどうせ後々ボロが出るんで(笑)。だから毎回、ありのままですね。できないものはできませんので、後で追いつくんでっていう。気張らず、自然体でいます。――舞台上でソーシャルディスタンスを保つために科白劇として演じた作品が、今回は「綺伝 いくさ世の徒花」として上演されますが、見どころは?和田:最初から人となりがわかっている状態なのもあって、より深いところまで突き詰めようという気持ちはみんなにありますね。僕らは他の隊より一、二歩進んだ状況から始まるわけだから、普段では到達できないところまで掘り下げようと、稽古場でも末満さんが発破をかけてくださってました。七海:今回は突き詰めるだけの時間もあったしね。科白劇で一度やってるから、前回と同じ部分は自分の中にまだ残っていて。でも、それを思い出しながらやっていると、今度は前回とはまた違う感情が生まれたり…。そういう部分も末満さんはきっと大事にしてほしいと思ってるんじゃないかな。単純に同じ作品ではなく、題材は同じだけど世界観は違うというか。あとは単純に、前にやっているからこそ、前よりパワーアップしたとは言われたいです!――刀ステの魅力、そして刀剣乱舞の魅力は何だと思いますか?和田:刀剣乱舞の魅力はそれこそたくさんあると思うんですけれど、舞台では歴史上の“もしこうだったら”というifの物語が描かれるので、非常にロマンがありますよね。「もし織田信長が本能寺の変で生きていたら」とか、「細川忠興が妻を殺していたらどうなっていたか」とか。だから、原案のゲームを知らなくても単純に楽しめますし、われわれも演じていて歴史の勉強になっています。それに、登場人物一人ひとりが粒立っているので、推しを見つけるのに適していると思いますよ。七海:私はもともと『刀剣乱舞』好きだったので、出演が決まった時はすごく嬉しかった!科白劇から2年が経って、私もそうだし、みなさんもこの間にいろんなことを経験してきているので、だからこそ出てくるものがあるんじゃないかなと思いますし、前回とは全然違うなと感じるところがたくさんあります。それに今回は時間遡行軍との戦いも直接あるので、まず舞台上にいる人数が多い(笑)。和田:刀ステは殺陣のクオリティは非常に高いと自負しています。迫力もありますし、常に臨場感を追い求めているので、単純に見ていてすごいなと思っていただけるようなものになってるんじゃないかと思いますね。――お互いが演じてらっしゃる役の見どころを紹介してください。和田:細川ガラシャって悲運な女性として儚げに描かれることが多いんですけど、同じ物語の中で生きていると、今の女性が憧れる要素をたくさん持っているなと感じるんですよね。戦国時代に生きて、殿様の言うことは絶対という時代に、自分の意思をはっきり示したり、それでも(細川)忠興様のために身を引くところもあったり…。歌仙兼定が二人の半生を物語るシーンがあるんですけど、そばで見ていて人としてすごく魅力的な女性だなと感じますし、七海さんにぴったりの役ですよね。七海:歌仙兼定は風流な部分もあるけど、戦い方は風流というか…。和田:力任せ(笑)。七海:気持ちのままに行く部分があったりするところが、歌仙兼定の素敵なところですね。和田:僕自身、ロールキャベツ男子なんで(笑)。見た目は草食系だけど中身は肉食系っていう。七海:自分で言っちゃった(笑)。そういう部分が本人の魅力とあいまって、最高なんですよ!最初にキャスティングされた方はブラボーだと思います。和田:そんな時から知ってくれていたんだ、嬉しいな。七海:『刀剣乱舞』好きとしては気になるじゃないですか、次は誰がどの役をやるんだというのは。歌仙兼定が和田琢磨さんとはいいところをつきましたねって、当時はめちゃめちゃ上から目線で思ったり(笑)。それに今まで何作もやられて蓄積があるから、より幅を広げられるのかなって、見ていて思いますね。そういうところで他の刀剣男士を引っ張っていけるのもまた素敵なところだと思います。――七海さんは刀ステに出演される前から『刀剣乱舞』ファンだったということは、ご自身の本丸があるんですよね。始まりの五振りは誰を選びましたか?七海:……。和田:いいんだよ、正直に言っても(にっこり)。七海:山姥切国広です(苦笑)。あ、でも今は綺伝メンバーを第三部隊にして回ってます!舞台『刀剣乱舞』綺伝(きでん) いくさ世(ゆ)の徒花(あだばな)上演中~4月3日(日)東京・明治座4月22日(金)~4月24日(日)福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール4月30日(土)~5月15日(日)大阪・新歌舞伎座原案/「刀剣乱舞‐ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出/末満健一出演/和田琢磨、梅津瑞樹、佐野真白、松井勇歩、伊崎龍次郎、大見拓土、塚本凌生、星元裕月、三浦浩一、早乙女じょうじ、山浦徹、黒川恭佑、堀田勝、石原正一、船木政秀、松村龍之介、佐藤永典、深澤大河、湯本健一、七海ひろきMitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00)©舞台『刀剣乱舞』製作委員会© 2015 EXNOA LLC/Nitroplusわだ・たくま1986年1月4日生まれ、山形県出身。2009年、舞台『流れる雲よ ~DJから特攻隊へ愛を込めて~』でデビュー。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの手塚国光役など2.5次元舞台の他、舞台『首切り王子と愚かな女』に出演するなど幅広く活躍中。ロングジャケット¥72,600シャツ¥23,100パンツ¥29,700(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)シューズはスタイリスト私物ななみ・ひろき茨城県出身。宝塚歌劇団で男役スターとして活躍。2019年の退団後は俳優、声優、歌手として活動中。最近の出演作に、舞台『フランケンシュタイン ‐cry for the moon-』。4月スタートの自然教育アニメ『インセクトランド』(NHK Eテレ)ではテオの声を担当。ジャケット¥64,900シャツ¥25,300パンツ¥29,700シューズ¥64,900(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)ネックレス¥4,400(エルエイチエムイー/シアン PR TEL:03・6662・5525)リング¥38,500(ライオンハート/シアン PR)※『anan』2022年4月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・野澤文愛(和田さん)塩田勝樹(Sui/七海さん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2022年04月03日迫力の殺陣に、深淵な世界を丁寧に描いた重厚な物語で人気の舞台『刀剣乱舞』(刀ステ)。今回の舞台は、一昨年上演予定だった「綺伝」。刀剣男士たちが慶長元年の熊本に出陣します。刀剣男士と歴史上の人物とが邂逅。舞台『刀剣乱舞』が魅せる忠義と愛と。役者人生の半分を歌仙兼定と過ごしています。歌仙兼定役和田琢磨和田琢磨さんが歌仙兼定として“顕現”したのは、舞台『刀剣乱舞』‐義伝-暁の独眼竜‐が上演された5年前。キャラクターを舞台でリアルに再現するのが2.5次元舞台の醍醐味だが、歌仙兼定役が発表された当時、和田さんの見事なキャラクター再現は刀ステファンに“本物を連れてきた”と言わしめた。「あれは最高の褒め言葉でしたね!あれから5年が経ち、今は見た目だけでなく、歌仙兼定として自分から発するところに関しては自信があります。だから今は他の人が動いたり、しゃべったりする時にどう聞き、どう居るかということにこだわっています。ふと見た時、『話を聞いている姿も役そのものだね』と思っていただきたいので、どこを切り取っても歌仙兼定であることは心がけています」舞台上で刀が折れるというアクシデントに見舞われた時、とっさに拳で相手を殴る姿がまさにそのものだと絶賛されたこともあった。「本来あってはいけないことだけれど、起きてしまったものはしょうがない。殺陣をやめるわけにもいかないですし、とっさに拳が出てしまいました(笑)。それもまた役を常に意識していたからなのかもしれませんね。僕自身、舞台上で素の自分が見えるのは好きではないんですけど、とはいえハプニングの時に役で居続けるのは難しいもの。だから、そんな時ですら歌仙兼定だったと思っていただけたのだとしたら、嬉しい限りです」歌仙兼定は細川忠興の愛刀で、武将であり文化人でもあった主人によく似て風流を愛する雅な刀剣男士。そんなキャラクターとは人見知りなところが似ているのだそう。「初めての人に対してちょっと様子を窺うところがあるんですけど、僕もそう。でも仲良くなったら案外面倒見がいいというか、何でもしてあげられるところは共感できますね。役者人生の半分近くを歌仙兼定と向き合ってきたので僕もとても大事にしていますし、それは他の出演者も同じだと思います。刀ステは基本的に同じ役者が同じ役を演じ続けるので、みんなそれぞれ自分が演じる刀剣男士に対する愛着が強いんです。刀剣乱舞コラボのお菓子が出たらつい買ってしまったりとか(笑)。役としての関係もそうだし、役者としての経験値も一緒に上がっていくので、周りに育てていただいているなと感じます」舞台『刀剣乱舞』が始まってはや6年。長く愛される理由を和田さんはこう分析する。「脚本・演出の末満健一さんはよく『刀ステはトップランナーである』とおっしゃるんですけど、2.5次元という枠におさまらず、初めて舞台をご覧になる方でも楽しめるところが刀ステの面白さ。長く続くシリーズなので、まるでホールケーキのような魅力があります。1ピースだけ食べてもおいしいし、丸ごと食べる贅沢も味わえる(笑)。これから刀ステの物語がどうなっていくのか、僕もいちファンとして楽しみにしながら演じています」細川ガラシャとして、美しく潔い姿を表現できたら。細川ガラシャ役七海ひろき一昨年に舞台『刀剣乱舞』‐綺伝 いくさ世の徒花‐に七海ひろきさんの出演が発表された途端、SNSをこの話題が席巻。刀ステ史上初めて女性キャストが出演するだけでなく、今作が宝塚歌劇団で男役スターとして活躍した七海さんの退団後初の女性役でもあった。「もともと作品のファンでしたから、出演のお話をいただいた時は嬉しさと同時に、プレッシャーを感じました。ただ、宝塚の男役ではなくなりこれからいろいろなことに挑戦しようとしている私にとって、作品も役どころもすごく魅力的で素敵で…。ありがたい経験になるだろうと思って出演を決めました」結果的に当初の予定から上演の形態は変わったが、七海さん扮する細川ガラシャの存在感、人間としての大きさ、凛とした佇まいは、刀ステファンからも絶賛を得た。「細川ガラシャという人物の生き様が本当にかっこいいんです。その生き方に対して疑問を感じるような部分が何もないから、自分の気持ちをガラシャにリンクさせながら役を深めていけた部分があったかなと思います。末満さんの演出は、おっしゃることがすべて理に適っていて、納得できるし腑に落ちることばかり。アドバイスを受けながら互いのガラシャ像をすり合わせていく過程がすごく楽しかったです」そして、綺伝で再び同役に挑むことに。「今回は新作ではありますが同じ役ですから、役をより深めて臨まないと前回の衝撃は超えられないと思っています。科白劇は、役者同士がディスタンスをとって演じていたわけですが、逆にその距離があるぶん私たち自身の想いや演技で埋めようとする空気が現場にありました。それゆえか、芝居をしながら“何か”が生まれている手応えを感じることができたんですよね。今回は対面してお芝居できるわけですが、あの時以上のものが生まれるのかという不安はあります。ただ、対面してお芝居ができることで、リアルに伝わるものもあるはずだと信じて、そこを追求していきたいと思っています」ガラシャとして目指すは「花のような人」。「彼女の『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』という辞世の句が素敵なんです。まさにその言葉の通り、潔い女性というか、ガラシャとして、きれいで美しく花のように散りたいと思っています」在団中から2.5次元舞台やアニメ作品のファンで知られていた。そんな七海さんが考える、2.5次元舞台の面白さとはなんだろう。「キャラクターがそのまま現実に出てくるということが面白さではあると思います。でもけっしてそれだけじゃない。末満さんが、『2次元とリアルの融合みたいなものが表現できたら』とおっしゃっていて、まさにそれが目標です。役者同士が対峙して生まれるリアルな感情や熱が融合する瞬間を今回も目指していきたいです」舞台『刀剣乱舞』綺伝(きでん) いくさ世(ゆ)の徒花(あだばな)上演中~4月3日(日)東京・明治座4月22日(金)~4月24日(日)福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール4月30日(土)~5月15日(日)大阪・新歌舞伎座原案/「刀剣乱舞‐ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出/末満健一出演/和田琢磨、梅津瑞樹、佐野真白、松井勇歩、伊崎龍次郎、大見拓土、塚本凌生、星元裕月、三浦浩一、早乙女じょうじ、山浦徹、黒川恭佑、堀田勝、石原正一、船木政秀、松村龍之介、佐藤永典、深澤大河、湯本健一、七海ひろきMitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00)© 舞台『刀剣乱舞』製作委員会©2015 EXNOA LLC/Nitroplusわだ・たくま1986年1月4日生まれ、山形県出身。2009年、舞台『流れる雲よ ~DJから特攻隊へ愛を込めて~』でデビュー。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの手塚国光役など2.5次元舞台の他、舞台『首切り王子と愚かな女』に出演するなど幅広く活躍中。ロングジャケット¥72,600シャツ¥23,100パンツ¥29,700(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)シューズはスタイリスト私物ななみ・ひろき茨城県出身。宝塚歌劇団で男役スターとして活躍。2019年の退団後は俳優、声優、歌手として活動中。最近の出演作に、舞台『フランケンシュタイン ‐cry for the moon‐』。4月スタートの自然教育アニメ『インセクトランド』(NHK Eテレ)ではテオの声を担当。ジャケット¥64,900シャツ¥25,300パンツ¥29,700シューズ¥64,900(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)ネックレス¥4,400(エルエイチエムイー/シアン PR TEL:03・6662・5525)リング¥38,500(ライオンハート/シアン PR)※『anan』2022年4月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・野澤文愛(和田さん)塩田勝樹(Sui/七海さん)取材、文・尹 秀姫(和田さん)構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年04月03日現在公開中の映画『劇場版 呪術廻戦 0』より、七海、冥冥、京都校メンバーらを捉えた新カットが公開された。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数6000万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。そんな『呪術廻戦』初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』は、ファンにとって重要な“百鬼夜行の決行日”である12月24日に全国418館(IMAX39館含む)にて公開され、昨日1月13日に公開から21日目で観客動員:589万人、興行収入:80億円を突破する大ヒットとなり一大旋風を巻き起こしている。この度、新たに七海・冥冥・京都校メンバーら、映画オリジナルシーンの本編カットが公開された。さらに、先日公開された、禪院真希役の小松未可子、狗巻 棘役の内山昂輝、パンダ役の関 智一による“2年ズ”鼎談の後編も到着。本作の大きな魅力でもある、アクションシーンについて語っている。本編全体を通したアクションシーンに関して、内山は「アクションシーンのレベルが高いのは勿論なんですが、キャラクターによって戦い方のスタイルが違うのも面白かった。真希さんだったら薙刀状の呪具だし、乙骨だったらソードアクション、パンダだったら肉弾戦。そういう違いによってバトルの雰囲気が変わるので、観ていて全く飽きなかったです」とコメント。関は「序盤からアクションシーンの勢いが凄くて、このままこのペースで続いていったらラストはどうなるのかなって思っていたんですよ。同じレベルのアクションシーンじゃつまらなくなるかもしれないって。でも、ラストはもう何が起きているのかわからないくらい激しくなっていて、メリハリがしっかりしていて楽しめました」と語っている。更に、原作では描かれていなかった映画オリジナルシーンとなる、七海・冥冥・京都校メンバーらの活躍について小松は、「東京でみんなが頑張っていた頃、京都校の人たちもちゃんと戦っていたんだって、原作の深堀がより出来ていいシーンだと思いました。あと……ナナミンはずるい!決めるところは決めちゃって、うらやましいくらいにいいシーンを持っていかれちゃった(笑)。冥冥も大きな武器振り回してね。颯爽としていてカッコよかった!」と語っている。その他、TVアニメシリーズで戦った“京都校メンバー”の活躍ぶりや、“乙骨最強説”などを語っている鼎談完全版(後編)は、映画公式サイト( )にて公開されている。『劇場版 呪術廻戦 0』公開中
2022年01月14日モノマネ界のレジェンド・コロッケと、退団後も様々なジャンルで活躍の場を広げる宝塚歌劇団の元男役スター・七海ひろきが出演する「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021」が10月9日に開幕、明治座で上演中だ。公演は、第一部にコロッケが弁慶を、そして七海が義経を演じる芝居「令和千本桜~義経と弁慶」。そして第二部にコロッケ活動40周年を記念し「コロッケものまねオンステージ2021 ~40周年鉄板ネタ大放出!~」として、新ネタから鉄板ネタまで網羅し、さらに七海のスペシャルステージも加えた新作ショーを上演する。第一部の「義経と弁慶」は、歴史上有名な二人の京都・五条大橋での出会いからその最後までを辿る物語だ。互いに「ぴったり」と言い合うコロッケの弁慶、七海の義経。若手俳優として舞台を中心に活躍する、高橋健介、蒼木陣、日向野祥が演じる、同じく義経の家来らとのやり取りで笑いを取るのは、コロッケ演じる弁慶ならでは。七海の義経は、幕開きよりフライングにも挑戦。想像のままの麗しさ・カッコよさで舞台を彩っている。2.5次元風のカラフルな衣装や、思わずくすっと笑えるシーンがありつつも、矢島舞美演じる静御前と義経の叶わぬ愛や、上田堪大・川原一馬がWキャストで演じる源頼朝との確執も余すことなく描いた、骨太な芝居となっている。第二部は芸歴40周年となるコロッケのモノマネオンステージ。初日後の会見では、昨年はコロナ禍の影響もあり150本以上の公演が中止となったことで、「幕が開いたことがうれしい」と話したコロッケ。新作の「BTS」や「DA PUMP」、更には自身がスター誕生で話題を呼んだきっかけとなったモノマネを披露など、これまでの鉄板ネタも含めてノンストップでテンポよく披露され、客席からは絶えず笑い声があがっていた。また自身のスペシャルステージでは「シンデレラ・ガール」や尾崎豊の「I LOVE YOU」を披露した七海。初日公演では七海がYouTubeで話題となった「スタイリッシュ体操」を客席も巻き込んで行うシーンも。ジャンル違いながらエンターテイナーとして第一線を走るコロッケと七海、その化学反応で何が飛び出すかぜひ劇場、配信で確かめてほしい。公演は10月21日(木)まで東京・明治座にて。チケットぴあでは各公演前日17時まで当日引換券を販売中。また千秋楽はライブ配信も決定。配信の詳細は公演公式ホームページまで。撮影:岩村美佳
2021年10月18日anan×SENKA「すっぴん BEAUTY AWARD」。いまの時代を軽やかに、自分らしく“すっぴん”マインドで生きている人に贈られます。ハンサム賞を受賞したのは、俳優、声優、歌手の七海ひろきさんです。選考理由:アーティストの七海ひろきさんは、宝塚歌劇団で男役スターとして活躍し、退団後もハンサムな魅力を放ち続ける。マイスタイルを貫く強さのヒミツとは?女の子が頑張って戦う作品が好き。――美しく凛々しいビジュアルのみならず、カッコよくジェントルな佇まいはハンサムと形容するのが最も相応しい。宝塚歌劇団を退団して2年半。俳優そしてアーティストとして、独自のスタイルを貫き活動している七海ひろきさん。「私自身は“貫く”というような強い意識があったわけではなくて、“ありのままの自分がこれだった”という感じなんです。退団してこの先どう進んでいきたいかを自分に問いただしたときに、ありのままの自分でいようと思いました。もともと子供の頃から、兄や幼馴染みとするキャッチボールやサッカー、戦隊ヒーローごっこが好きだったし。長い髪も、結った髪で七五三の写真を撮りたいという父の希望で、たった一度だけ肩まで伸ばしたくらいで」――当時大好きだったのが、アニメ『少女革命ウテナ』。幼い頃に出会った王子様に憧れ、自ら王子様になりたいと男装する少女が、奇しくも戦いに身を投じてゆく物語だ。「女の子が頑張って戦う作品が好きだったんですよね。それは今も同じで、『ショーシャンクの空に』は不動の1位として、『キューティ・ブロンド』とか『プラダを着た悪魔』とか、自分の信念を持って、諦めずに先を見て生きていこうとする物語に惹かれます」――こちらから見えている七海さんは“宝塚の男役”という役割を卒業して以降、より自由に自在に進化を深めている印象。しかしご本人は「ジタバタしたり、さまよっていた時期もありました」と語る。「在団中はずっと一緒の仲間たちと過ごしていたのが、新しい世界では、どの現場でも“はじめまして”なんです。みんなでいいものを作る想いは同じだけれど、それを瞬発的にやらなきゃいけない現場になかなか慣れませんでした。今もまだ、どこか新しい七海ひろきとして頑張って泳いでいる感覚があるので、もう少し力の抜けた感じになっていければいいなと思っています」――それでも進むべき方向に対しての迷いはなかったと、きっぱり。そう言い切れるのは「応援してくださる方の存在があるから」。「在団中、初めてトップスターさんの相手役を頂いたときに、あまりの不安と重責に、少し気持ちが不安定になってしまったことがありました。そのときに支えてくれたのが応援してくださるファンの方々で、あらためて自分にとってどれだけ大事かを実感したんです。今も新しい挑戦に落ち込んだりもがいたりする瞬間はありますが、やりたいことにチャレンジする私を応援してくださるみなさんが一緒にいてくれていると思うと頑張れる。お手紙やSNSの投稿はもちろんですが、発信せずとも心で想ってくれている方もいて、そういうみなさんの存在が嬉しいんですよ」――そんな七海さんが自分らしくいるために大切にしていることとは。「変わらないために、進化し続けたいですよね。舞台がまさにそうなんですけれど、昨日と同じことをしても、昨日は絶対に超えられないんです。つねに成長し続けられる七海ひろきでいたいですね」ななみ・ひろき茨城県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団。’19年の退団後は、俳優、声優、歌手として活動。10月に明治座にてものまね界のレジェンド、コロッケとの共演舞台『令和千本桜~義経と弁慶』を控える。シャツ¥28,600(クルニ/シアン PR TEL:03・6662・5525)パンツ¥37,400(ウジョー/エム TEL:03・3498・6633)ネックレス¥34,980(ノウハウ/ノウハウ ジュエリー TEL:03・6892・0178)イヤーカフ¥6,600リングにしたイヤーカフ¥11,000(共にフリンク/ワールドスタイリング TEL:03・6804・1554)バングル¥55,000(フィロソフィーアーツ/ワールドスタイリング)シューズ¥38,500(アンジェロ ルッフォ/ハイブリッジ インターナショナル TEL:03・3486・8847)※『anan』2021年10月13日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・原田武比古取材、文・望月リサ撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年10月10日ものまね界のレジェンド・コロッケさんと、宝塚歌劇団出身でハンサム代表の七海ひろきさんという、予想だにしなかったまさかの組み合わせに驚く人も多いはず。10月の明治座は、『令和千本桜~義経と弁慶』のタイトルのもと、この二人の異色の共演が実現する。コロッケ:ここまでタイプもやってきたことも違う二人が共演ですからね。明治座さんとしてもそこの化学反応を狙ったんだと思いますが…。七海ひろき:最初にお話をいただいたとき、「私、ものまねできないよ?」とは思いましたが、ワクワクしました。コロッケ:どうなるか全然想像がつかないですからね。ただ『義経と弁慶』と聞いてからは、なるほどね、と。七海さんの義経ぴったりですし。凛とした義経だからこそ、僕が弁慶をやる面白さってあると思うので。そもそも、弁慶って本来は義経より倍くらいでかくないといけないんですよ。でもそこで家来が「弁慶ってもっとでかくなかった?」ってツッコんだら、それだけで面白いじゃないですか。そこで「いや顔が…」って返したら、あ~ってなりますよね。七海:私が笑いを堪えられるかが、すごく問題になってきそうですよね。それ、ズルいです(笑)。お客様も周りの役者さんも笑っている中で、ツッコミ側の私は必死に堪えないといけないわけですよね…。コロッケ:そうなったときはそうなったときで、「大丈夫か」とか「気は済んだか」とかのちょっとしたセリフで十分空気は戻せますから、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。七海:(笑)。楽しみです。今、私が考えているのは、主従関係を結んだ義経と弁慶の絆が徐々に深まっていく過程を、観ているお客様に自然に感じていただきたいなということです。私とコロッケさんがこうやってお話しさせていただく中で、だんだん距離が縮まっているように。コロッケ:そうなんですよね。物語の部分はしっかり作っていかないととは僕も思っています。経験上言うと、物語から崩しちゃうと大ヤケドする。舞台に立っている人たちだけが面白がっている、身内受けの舞台になりがちなんですよね。ファンの方なら嬉しいけれど、明治座ですし、いろんなお客様に面白がってもらって帰っていただきたいですよね。七海:私もあまり内輪受けみたいなことは苦手で…。どの方が観ても楽しめるお芝居のほうが好きなんです。コロッケ:じつは、足を一歩出すだけでも笑いって取れるんですよ。コケ方とかね。たとえば、弁慶の話をしたときの義経の動きとかでも…こうやって言うことで自分にプレッシャーをかけてるんですけど(笑)。七海:笑いって、泣かせるよりも難しいといわれていますけど、私にとってもまだ難しいです。稽古の中で学ばせていただけたら。コロッケ:第二部のオンステージは、おなじみのネタもありつつ、新ネタも披露しようと思っていますし、もちろん七海さんとのコラボも…。七海:私自身は歌を歌わせていただいたりもしますけれど、コラボも楽しみです。ものまねは苦手なんですが…コロッケさんとステージに立てるなんてめったにないので、なにかご一緒できたらとは思っていて。コロッケ:いろいろ企んでます。『令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021』侍を襲い刀狩りをしていた弁慶(コロッケ)は、あと1本で千本となる夜、義経(七海)に敗れ主従関係を結ぶ。出会いから平泉での自害までを描く芝居が第一部。第二部は、それぞれのショーとコラボステージ。10月9日(土)~21日(木)浜町・明治座出演/コロッケ、七海ひろき、高橋健介、蒼木陣、日向野祥、矢島舞美、上田堪大・川原一馬(Wキャスト)S席1万2500円A席6500円ほか明治座チケットセンター TEL:03・3666・6666(10:00~17:00)コロッケ熊本県出身。オリジナルをデフォルメしたものまねで’80年代に大ブレイク。そのレパートリーは500を超える。’18年には本名の滝川広志として映画『ゆずりは』で初主演を果たした。ななみ・ひろき茨城県出身。宝塚在団中男役として人気を博し’19年に退団。現在は俳優、声優、歌手として活動中。12月に茨城、東京、大阪で「七海ひろきクリスマスディナーショー2021」を開催。※『anan』2021年10月6日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年10月03日芸能生活40周年を迎えたコロッケと、元宝塚歌劇団星組男役スターの七海ひろきによる、異色のコラボレーションが話題の『令和千本桜〜義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021』。一体どんなステージになるのか、お互いの印象も含めて、コロッケと七海に話を聞いた。「七海さんがやる義経は、武家ではない人たちの気持ちも分かってくれるイメージ」(コロッケ)──はじめに、お互いの第一印象を教えてください。コロッケ実はまだあまりじっくりお話しする機会がなかったのですが、七海さんと共演させていただくということが分かってから、出演作なども見させていただきました。すごく清潔感のある方なので、僕がやる弁慶とどういう形で絡んでいけるのかなと。僕はコテコテな感じだから(笑)。どこまで食い込んでいいのか、どこまでやれることがあるのかというのは、まだ手探りみたいな状態です。七海私がコロッケさんに初めてお会いしたのは、ビジュアル撮影の時でしたが、でも一方的に、小さい頃からテレビで姿を見ていました。いろいろな方のモノマネをされていて、私も毎回ワクワクしながら見ていて。なので、ビジュアル撮影の時も、取材の時も、お会いできることをとても楽しみにしていました。雲の上の方という気持ちでしたので、あくまでイメージで「モノマネ界の帝王だぜ」みたいな感じなのかなとも思ったのですが(笑)お会いしてみると、すごく気さくに笑いかけてくださったり、話しかけてくださったり。懐の大きさをすごく感じているので、お稽古も含め、本番も楽しい時間になるだろうなと率直に思いました。──まさに異色のコラボレーションは明治座ならではですよね。第一部では『令和千本桜』ということで、七海さんが義経、コロッケさんが弁慶を演じられます。今、どんなお気持ちですか?コロッケお芝居の邪魔にならないように、あくまで芝居の中で面白さをつくっていかないといけないと思います。義経と弁慶というふたりの関係性の中で、皆さんがクスッと笑える部分があればいいなと。例えばですけど、義経が「弁慶!」と声をかけたら人違いで、弁慶はそのことを気にしているとかね(笑)。本を読みながら、お芝居の中で進めていければいいなと思っています。七海義経と弁慶は、昔から何度も上演されてる演目で、いろいろな解釈やパターンのものがありますよね。その中で、義経というのは、弁慶をはじめ、家来の方々がいる。なぜ彼らがついていこうと思ったのかを考えたときに、自分でハードルを上げますけど(笑)、カリスマ性のような“何か”があったのかなと。まだ試行錯誤中ですが、その“何か”を、コロッケさんや他の共演者の方々とお稽古の中でつくっていけたらいいなと思います。そして、皆さんとの協調性を深めていけたらいいなと思います。コロッケ多分七海さんがやる義経は、庶民派というか、武家ではない人たちの気持ちも分かってくれるイメージですね。人を人としてみてくれるというか。七海それをどうやったら表現できるかな……。コロッケもう、スッと、凛としていただけるだけで大丈夫ですよ(笑)。こちらが「はは〜」とひれ伏すときに、温かい目で見ていただければ、十分伝わります。「お客様が “本当に『令和千本桜』だね “と思って観て楽しんでいただけるものを目指したい」(七海)──「令和」ということで、どういうところに新しさがあるのでしょうか?コロッケ弁慶というと、体が大きくて、すごい強くて、荒くれ者というイメージですよね。実際、僕は弁慶とはお会いしたことないですけど、本当はそんな人じゃなかったかもしれないじゃないですか。そこにひとつ落としどころがあると思っているんです。堂々としているのに、ハエがすごく嫌いとか(笑)。僕が弁慶やらせていただくからには、どこかコロッケらしいことをやりたいですよね。舞台の演出で言えば、義経が飛んだり、橋で出会うところはブラックライトを使ったりする演出が面白いんじゃないかな。蛍光色でふっと場面が浮かび上がるような感じがして。とにかく「新しい時代劇」というような見方をしていただけたら、嬉しいです。──「新しい時代劇」ですか。コロッケ言葉ひとつにしても、時代劇言葉が全てではなく、物語を崩さない程度なら、現代語が入っていてもいいと思うんですね。極端な話、携帯電話が出てきてもいいと思っていて(笑)。令和だと携帯は当たり前の時代ですよね。誰かが携帯を取り出して、ひと言「時代が違うと思います」とつっこむだけで、笑いとして収められる。ただ、そういうことが続くとグダグダになってしまうので、その塩梅はこれからの検討課題ですが。──七海さんはどう思われていますか?七海コロッケさんが「こういう演出はどうだろう」とか「七海さんにはこういうことをやってもらえたら、素敵に見えると思う」とかいろいろアイデアを話してくださって。そのこと自体がすごく嬉しいし、一緒に素敵な作品をつくっていきたいなという気持ちになります。令和版というのは、現段階では正確には分からないですけど、衣装、照明、音楽が目新しかったり、踊りや殺陣も令和っぽくなったりするのかな。みんなで模索していきながら、つくっていくと思うんですけど、お客様が「本当に『令和千本桜』だね」と思って観て楽しんでいただけるものを目指したいと思います。コロッケさんについていきながらも、私も一緒に引っ張っていけるようにしたいです。ふたりのモノマネは・・・本番のお楽しみ──第二部では、コロッケさんのモノマネの鉄板ネタもたくさん見られるのでしょうか。コロッケそうですね。でも、新しいネタもやるつもりです。BTSとかLiSAとか、令和で活躍している人はやらなくてはいけないと思っています。七海楽しみです!コロッケ似ている、似ていないではないので、僕の場合は(笑)。僕が解釈したその人のイメージなのでね。以前とあるモノマネをしたら「やる必要があるんでしょうか?」と言われたことがあるのですが、そもそもやる必要がないことをやってきているので(笑)。やっぱり観に来ていただくからには、おなじみのものと、そうではないものをお見せできるようにしたいですね。──七海さんのモノマネも見られますか?七海全然固まっていないですよ! でも、せっかくの機会なので、七海ひろきらしい部分もありつつ、コロッケさんと一緒にやらせてもらえる場面もつくっていただいて、新しい自分と出会いたいとは思います(笑)。──そもそも七海さんはモノマネはされるんですか?(笑)。七海私ね、何も持ちネタないんですよ(笑)。コロッケそれはそうでしょう! モノマネをやる必要がないもの!(笑)。七海モノマネは完全に見て楽しむ側だったので、未知の領域です。コロッケ僕の場合、モノマネは、その人のことがすごく気になるとか、歌が好き、声が好き、仕草が好きとか、そういうところから。僕は好きだからこそ、おかしな部分が見えてしまう方向に行っちゃうタイプなんですけど。だから七海さんも、この人のこういう踊り方が好き、歌い方が好きというのがあれば。だんだんとその人に近くなっていくのではないかな。好きでないと、無理やり覚えるなんて、嫌じゃないですか。七海なるほど。そう考えると、私は、好きになった人を真似しようという風にあまり思ったことがないのかもしれないですね。あくまで尊敬している存在なので、自分がそれになりたいとは思ったことがないのかも。コロッケ例えば、好きな歌はあります? カラオケに行ったりします?七海 カラオケはめっちゃ行きます! アニソンの歌や、西川貴教さんの歌が好きでよく歌います。でも、本当、モノマネはしたことないなぁ(笑)……とにかく、まだ何も決まっていないので、本番でのお楽しみということでお願いします!──分かりました(笑)。では、最後にみどころと、お客様へのメッセージをお願いします。コロッケ私の見どころは、一部はコロッケではなくて、二部はコロッケということです(笑)。一部と二部が両方同じものになってしまうことは、お金を出して観に来ていただいてる方に失礼だと思うので、やはり違うものを見せるのが筋だと思ってますから。一部はコロッケではなくやっぱり弁慶として、二部はコロッケで。幕が開けた時からグワーっとハイライトでいきたいですね。新ネタもいろいろ頑張ります!七海そうですね。私も、一部は七海ひろきでなく、二部は七海ひろきでいきたいなと思います(笑)。第一部の『令和千本桜』では、義経と弁慶の物語を皆さんと一緒につくっていきたいなと思いますし、第二部は、私もまだどうなるかドキドキなのですが、お客様が初日を観たときに、思い切り楽しんでいただけるように、精一杯頑張りたいと思います。取材・文:五月女菜穂撮影:杉映貴子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント七海ひろきさんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!『令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021』2021年10月9日(土)~2021年10月21日(木)会場:東京・明治座チケット情報
2021年08月21日Netflixオリジナルアニメシリーズ「Yasuke -ヤスケ-」の日本版キャストが明らかになり、併せて日本版ティザーPVも公開された。戦国時代を舞台にした本作は、アフリカ人で初の武士となった最強の浪人・ヤスケを主人公にしたファンタジー時代劇。一度は隠居の身となったヤスケが、謎の力を持つ少女・咲希を闇の力から守るため、再び刀を手に取り立ち向かっていく――。原案・プロデュース・監督は「キャノン・バスターズ」のラション・トーマス。制作は「進撃の巨人 The Final Season」や「呪術廻戦」のMAPPAが担当し、キャラクターデザインを小池健が手掛けている。そして今回日本版キャストとして、ヤスケを俳優の副島淳。織田信長役は英語版も演じる平岳大、謎の力を持つ少女・咲希を田村嬉子、恐ろしい力を操る闇の大名を「機動戦士Ζガンダム」ハマーン・カーン役の榊原良子。ヤスケと共に織田信長に仕えていた夏丸を占部房子、咲希を狙う神父アブラハムを牛山茂、戦国の世を生き延びた戦士・守助を神尾佑、アブラハムに雇われた傭兵軍団・イシカワを喜多村英梨、アチョウジャを北村謙次、ハルトを窪塚俊介、ニキータを七海ひろき、咲希の母・一華を田中理恵が演じることが決定。そして、今回発表されたキャストたちの声も入った、アクションシーンも収録されているPVも公開中だ。Netflixオリジナルアニメシリーズ「Yasuke -ヤスケ-」は4月29日(木・祝)より全世界独占配信(全6話)。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年04月14日名画チャンネル「シネフィルWOWOW」が、元宝塚歌劇団男役スター・七海ひろきのインタビュー付きで『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』をHDテレビ初放送する。放送に際して、七海が主人公・天上ウテナの衣装を着用したオリジナル写真ポストカードのプレゼントキャンペーンが実施中だ。『少女革命ウテナ』は、1997年からTVシリーズとして放送されたアニメーション。独特の世界観を美しい映像が当時のアニメファンに大きな影響を与えた。本編の放送前後には、宝塚歌劇団を退団後、俳優・声優・アーティストとして活躍する七海が登場。本作のファンを公言する七海が『少女革命ウテナ』の魅力を語る。オリジナル写真ポストカードは、七海の名前にちなみ抽選で77名様に3枚組セットでプレゼント。シネフィルWOWOWホームページ内にある番組特設ページの専用応募フォームから11月8日と26日に放送する番組の最後に発表するキーワードを入力の上、応募してほしい。【七海ひろきコメント】宝塚歌劇団や退団後の活動で、さまざまなキャラクターのコスチュームを着させていただいています。それでもやはり、小さな頃から大好きだったウテナの学ランに袖を通した瞬間、なんともいえない感動がこみ上げてきました(笑)。撮影時は、ウテナの動きを考えながらカメラの前に立っていました。これまでお芝居や歌の活動をする中で、何度も「作品を作ること」に対するプロの向き合い方を見てきましたが、今回もとても勉強になり、うれしい機会でした!さまざまなカットの中から3種類をポストカードにしていただいています。【番組概要】◆『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』【七海ひろきインタビュー付き】放送日時:11月8日(日)21:00、11月26日(木)24:45出 演 :七海ひろき(インタビュー)番組特設ページ: ()【プレゼントキャンペーン実施概要】<応募要項>シネフィルWOWOW公式ホームページ内にある、番組特設ページの専用応募フォームに必要事項と、11月8日(日)21:00と11月26日(木)24:45から放送される番組内で発表される<キーワード>を入力の上、ご応募ください。※<キーワード>は両放送日とも同じ内容です賞 品: 七海ひろきが、主人公・天上ウテナの衣装を着用したオリジナル写真ポストカード3枚組セット応募期間: 11月8日(日)21:00~12月3日(木)23:59当選者数: 77名様※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
2020年10月09日トップスター・紅ゆずる率いる宝塚歌劇団星組のRAKUGO MUSICAL『ANOTHER WORLD』、タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge(キラー ルージュ)』が、4月27日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。本公演は第104期初舞台生40名のお披露目公演でもあり、幕開きには初舞台生が口上を行い、ショーではフレッシュなラインダンスを披露している。宝塚歌劇星組『ANOTHER WORLD』/『Killer Rouge(キラールージュ)』チケット情報第一幕の『ANOTHER WORLD』は、“あの世”を舞台に展開する笑いたっぷりの落語ミュージカル。上方落語の大作『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』をはじめ、『朝友(あさとも)』『死ぬなら今』など、死後の世界を舞台にした東西の落語噺が散りばめられている。大坂の両替商「誉田屋」の若旦那・康次郎が目覚めると、そこは“この世”と“あの世”の境。康次郎は、高津神社の境内で出会った菓子屋の嬢(いと)さん・お澄に一目ぼれし、恋わずらいであの世に来てしまったのだ…。そこで出会った人たちとの愉快な冥土旅と、康次郎とお澄の恋模様。赤鬼、青鬼、閻魔大王、貧乏神ほか、さまざまなキャラクターがふたりの協力や邪魔をしながら、小気味よく物語が展開していく。暗転の中、拍子木の音でパッと照明が明るくなる“チョンパ”で幕開き。色とりどりの美しい衣装をまとい、紅を中心とした総踊りの華やかな和物ショーで魅せ、物語へと続いていく。康次郎は恋わずらいであの世に行ってしまうほど、一途で真面目。何でも素直に受け止めて、人情深くもあり、憎めないキャラクターを紅が好演している。その真っ直ぐな姿が面白く、大坂商人の味のある“船場言葉”も親しみやすい。あの世で出会う江戸の若主人・徳三郎、「誉田屋」の手伝(てったい)・喜六らとの軽妙な掛け合いも心地いい。トップ娘役・綺咲愛里(きさき・あいり)が演じるお澄も康次郎同様に一途な女性。一見可愛らしいけれど、そのイメージを覆す一面も。ほか、礼真琴(れい・まこと)扮する徳三郎はいなせな姿で魅せ、七海ひろきはちょっぴりヌケた、愛すべき3枚目キャラ喜六を好演するなど、それぞれの個性がぴたりとハマっている。第二幕の『Killer Rouge(キラー ルージュ)』は、“Rougge(紅色)”をテーマカラーに、トップスター・紅ゆずるの多彩な魅力に迫るゴージャスで華やかなショー。エネルギッシュなプロローグから始まり、童話をモチーフにしたコミカルな場面や、大階段でのロックな男役群舞もあり、全編通してスピーディーに、パワー全開で展開していく。両作ともに華やかで、展開にワクワクする『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge(キラー ルージュ)』は、6月4日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場にて。東京公演は6月22日(金)から7月22日(日)まで東京宝塚劇場にて開催。東京公演のチケットは5月20日(日)発売開始。取材・文:黒石悦子
2018年05月16日宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずるのプレお披露目公演として1月に東京で上演されたマサラ・ミュージカル『オーム・シャンティ・オーム ―恋する輪廻―』が、梅田芸術劇場メインホールで再演される。インド舞踊、ディスコミュージック、ラップなど多彩なエンターテインメントがミックスされたミュージカル。紅は東京初演の観客の熱い反応に「よし!」と手応えを感じたそうで、「関西のお客様にも面白いときは大いに笑っていただき、気楽に観てほしいです」と楽しさをアピールした。宝塚歌劇星組公演 マサラ・ミュージカル「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」チケット情報舞台は1970年代と現代のインド映画界。脇役俳優のオーム・プラカーシュ・マキージャーが、スター俳優オーム・カプールとなって生まれ変わり、人気女優シャンティへの愛のために奮闘する。ふたりのオーム役を演じる紅はガラリと人格が変わるのがポイント。「1幕は周りに翻弄されている“のび太”くんのような感じですが(笑)、2幕は苦労を知らないワガママな御曹司。初演では典型的な嫌われ者としてコメディ風に演じていたのですが、今回はどうしようかなと考えているところです」。それぞれのキャラクターが個性的であればあるほど、盛り上がるのがこの作品の面白さだという。「1幕と2幕で役の年代が違うので全員でガラっと雰囲気を変えることができたらと思います。場面ごとに素敵なナンバーがあるので、各場面のキーポイントを定めて魅せていきたいです」。シャンティを裏切る夫のプロデューサー、ムケーシュ役は七海ひろきが新たに演じる。「大人の男を目指してほしいですね。オームから見たムケーシュは、“どこまで根が腐ってるんだ!”という悪代官のようで…(笑)」。ムケーシュとのサスペンス映画ばりの展開も見ものだ。今作はインド映画の傑作『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』の舞台化。そのストーリーラインがかなり忠実に再現されているので、映画ファンも喜ぶであろう箇所が随所に散りばめられている。さらに“夢を叶える”という普遍的なテーマが、様々なナンバーや台詞にのせて展開し、観客の胸を打つ。「小柳(奈穂子)先生の作品はコメディな部分はもちろん、ホロッとさせる場面も多いので、お客様に楽しんでいただきたいです」。大劇場お披露目公演『THE SCARLET PIMPERNEL』を経て感じたのは「宝塚歌劇という世界観を壊してはいけない」ということ。幼い頃から宝塚歌劇を愛してきた紅が、褐色の肌で歌い踊るマサラ・ミュージカルで夢の世界の裾野を広げる。公演は、7月22日(土)から8月7日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2017年07月10日宝塚歌劇宙組トップスター・凰稀かなめと、トップ娘役・実咲凜音のお披露目公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』の制作発表会見が7月12日、東京宝塚劇場にて行なわれた。会見には凰稀、実咲ら宙組生と演出の小池修一郎が登壇した。『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』チケット情報本作は、人気作家・田中芳樹が書いた大ベストセラーSF小説『銀河英雄伝説』をもとに宝塚版として制作する。演出の小池は「ファンの多いこの作品を上演することで宝塚歌劇の観客層を広げたい」と語り、「複数のヒーローたちが活躍する英雄伝説なので、(宙組の)新しい門出に相応しい」とコメントした。物語は銀河を舞台に、彗星のごとく現れた名将を中心に『銀河帝国』対『自由惑星同盟』の戦いと、人間ドラマを壮大なスケールで描く。名将ラインハルト・フォン・ローエングラムに扮する凰稀は「喜怒哀楽のすごい人。少年のような表情もみせたりと、魅力的なキャラクターです。SFを宝塚でどういう風に舞台化するんだろうとドキドキしています」と期待に胸を膨らませていた。伯爵令嬢のヒルデガルド・フォン・マリーンドルフを演じる実咲は「頭脳明晰な芯の強い女性だと思うので、そのあたりを意識したい。衣裳でズボンを履くのは初めてですが、その中でも女性らしさを出したい」と意欲を見せた。また初めてコンビを組むことになるふたりに互いの印象はと質問が飛ぶと、凰稀が「みんなから聞いたイメージではサバサバしていると聞いてましたが、そんなことはなく、この子は天然だと思いました」とキッパリ。すると「そんな~」と思わず呟いた実咲だが、「(凰稀は)熱く、かつ繊細で意欲的な人」としっかり凰稀を立てていた。この日は物語の主要なキャラクターを演じる生徒も出席。パウル・フォン・オーベルシュタイン役の悠未ひろ、ヤン・ウェンリー役の緒月遠麻、ジークフリード・キルヒアイス役の朝夏まなと、オスカー・フォン・ロイエンタール役の蓮水ゆうや、アンスバッハ役の凪七瑠海、ウォルフガング・ミッターマイヤー役の七海ひろきがそれぞれ役に合わせた扮装で登場。凰稀、実咲とともに、作品をイメージしたショーも披露された。SF小説が原作だけに、戦闘シーンの演出プランについて訊かれた小池は「最初は頭に戦艦を乗せてとか考えましたが、映像を使ったり、ダンスで表現したりと“@TAKARAZUKA”らしさを出したい。(観客に)“あっと”驚いていただけるといいんですけど」とサブタイトルに引っ掛けたジョークで笑いを誘いつつ、構想を明かした。公演は8月31日(金)から10月8日(月・祝)まで兵庫・宝塚大劇場、10月19日(金)から11月18日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。チケットは兵庫公演が7月28日(土)より、東京公演が9月9日(日)より一般発売開始。
2012年07月13日