映画『ファンシー』が、2020年2月7日(金)にテアトル新宿ほかにてロードショー。山本直樹による短編漫画『ファンシー』を実写化原作は、第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞の受賞経験を持つ山本直樹による短編漫画『ファンシー』。彫師の郵便配達員と詩人、そして詩人のファンの女性を巡って奇妙な三角関係が巻き起こる“愛と暴力”を描いた作品だ。ストーリーとある地方の寂れた温泉街。時が止まったように昭和の面影を色濃く残すこの町で彫師稼業を営む鷹巣明は、昼間は郵便配達員として働き、町外れの白い家に住む若き詩人にファンレターを届けている。一日中サングラスをかけている謎めいた鷹巣と、ペンギンと呼ばれる浮世離れしたポエム作家はなぜかウマが合い、毎日たわいない雑談を交わしていた。そんなある日、ペンギンのもとに彼の熱狂的なファンである月夜の星という女子が「妻になりたい」と押しかけてくる。折しも地元の町では、ヤクザの抗争など血生臭い出来事が続発。やがてニヒルで粗暴な鷹巣、ロマンティストで性的不能のペンギン、少女のように夢見がちな月夜の星が陥った奇妙な三角関係は、激しく危うげに捻れていくのだった……。キャスト主演に永瀬正敏実写版では、主人公となる彫師の鷹巣明役に、『Vision』『パターソン』に出演した映画俳優・永瀬正敏が抜擢。ほぼ全編にわたりサングラスをかけて感情を消し去った永瀬が、凶暴な男を熱演する。窪田正孝が寡黙な詩人役にまた鷹巣の唯一の友人役で、人気ポエム作家のペンギン役を担当するのは、『東京喰種 トーキョーグール【S】』『初恋』で主演を務める窪田正孝。これまで派手なアクションシーンにも挑戦してきた窪田だが、本作では鷹巣との友情を言葉や態度に表さない寡黙な男に挑戦する。ヒロインに小西桜子そしてペンギンのポエティックな世界観に酔いしれるヒロイン・月夜の星役は、『初恋』でも窪田正孝と共演している小西桜子。さらに鷹巣が務める郵便局の局長役に田口トモロヲ、鷹巣の父親役に宇崎竜童が決定している。廣田正興監督によるデビュー作品監督は、本作がデビュー作となる廣田正興。これまで古厩智之、市川準監督の助監督や、大根仁、三池崇史作品などのメイキングディレクターを担当した経験を持つ人物だ。TV版『私立探偵濱マイク』の現場で廣田正興に出会った永瀬正敏が、その際に交わした“15年以上前の約束”に応え、今回の映画化の実現に至ったという。【詳細】映画『ファンシー』公開日:2020年2月7日(金)テアトル新宿ほかにてロードショー原作:山本直樹監督:廣田正興出演:永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、宇崎竜童、田口トモロヲ配給:日本出版販売
2019年11月01日ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二が30日、東京・EXシアター六本木で行われた「第32回東京国際映画祭」特別上映作品『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』(11月8日公開)の舞台挨拶に、松永大司監督とともに登壇した。本作は、EXILE HIRO、SSFF&ASIA代表の別所哲也、作詞家の小竹正人氏の3人によって打ち出された、詩と音楽と映像を一つに融合するシネマファイターズプロジェクトの第3弾。EXILE AKIRA主演×三池崇史監督の『Beautiful』、小林直己主演×行定勲監督の『海風』、今市隆二主演×松永大司監督の『On The Way』、佐野玲於主演×洞内広樹監督の『GHOSTING』、佐藤大樹主演×井上博貴監督の『魔女に焦がれて』の5つの短編作品からなる。『On The Way』は、NPO活動をしている母の代理でメキシコへやってきた主人公・健太(今市)が、アメリカを目指す隣国からの移民たちのために食事や衣類を提供している移民センターを訪れる物語。そこで健太は、命がけで国境を目指す人々の姿を目の当たりにする。今回が初演技となった今市は「クランクインする前にレッスンして臨みたかったんですが、監督に相談したら『まったくしないでくれ。人間の今市隆二を撮りたい』と言ってくださって、本当に何もしないままメキシコに入った」と明かし、「その初回で20テイク撮ったんですけど、先ほどインタビューで話したら実は30テイクだったみたいで」と苦笑い。松永監督は、今市が「20回」と言っているのを記事を見て、「訂正したほうがいいのか」と考えていたそうで、「さっきのインタビューで『30回ですよ』って言いました」と話した。その30テイクを振り返って、今市は「初回の撮影で初めての演技で、もちろんうまくいくとは思ってなかったんですけど、まさか30テイク撮ると思わなかったですし、松永監督が人間の今市隆二を出す作業をしてくださっていて、その中で『地に足つけろ』とかいろいろ言われて、自分の中ではやっているけどなかなか正解につながらない。OKが出ない中で、永遠の時間というか、どうしていいかわからない、でもやらないといけない状況だったので、すごい時間でした」と当時の苦悩を告白。監督は「テイクを重ねることで今市隆二が役の健太とどんどん同化する時間だと思った。どうしていいかわからないという中でいろんなことが真っ白になったり、ふがいなさや責任を感じていて、それが健太が抱えている苦しみとリンクしていたと思う」と必要な時間だったと言い、「その時間を超えたからこそ、隆二がメキシコで健太の門をくぐった。そこからどんどん良くなった」と語った。
2019年10月30日オムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』(11月8日公開)に出演する小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が28日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された第32回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。本作は、EXILE HIRO、SSFF&ASIA代表の別所哲也、作詞家の小竹正人氏の3人によって打ち出された、詩と音楽と映像を一つに融合するオムニバス映画、シネマファイターズプロジェクトの第3弾。三池崇史監督、行定勲監督、松永大司監督、洞内広樹監督、井上博貴監督がそれぞれメガホンをとった5つの短編作品からなる。小林は行定監督の『海風』、今市は松永監督の『On The Way』に、佐野は洞内監督の『GHOSTING』に出演。この日のレッドカーペットでは、小林はグレーのスーツ、今市は真っ赤なスーツ、佐野は黒のスーツで登場し、歓声を浴びながらゆっくりと歩いた。ステージでは、小林が「5編それぞれのストーリーがある中で、必ずみなさん共感できる物語があると思います。ぜひみなさん見てください」とアピール。そのほか、同作より別所、行定監督、松永監督、洞内監督、井上監督もレッドカーペットに登場した。撮影:蔦野裕
2019年10月28日連合赤軍事件を題材にした『レッド Red』で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した山本直樹の同名短編漫画を実写映画化した『ファンシー』が公開されることが決定。併せて、特報映像が解禁となった。■ストーリー寂れた温泉街。彫師で郵便屋の鷹巣とペンギンと呼ばれる恋多き詩人がいつものようにたわいのない会話をしている。そんななんでもない1日を過ごしていた頃、月夜の星という名の女が詩人の世界に盲目的に酔いしれ、ペンギン宛てにファンレターを出し続け、ついには2人の前に姿を現した。郵便屋とペンギン、そして間に割って入った月夜の星。孤独な3人の奇妙な三角関係が動き出す。そして彼らは街で起きたヤクザ同士の抗争とあいまみえ、バイオレンスな事件とエロティシズムな世界が交錯し、それぞれの現実からの逃避が始まるのだった…。■永瀬正敏が彫師役で主演!窪田正孝&小西桜子と奇妙な三角関係に本作は、彫師の郵便配達員と詩人が、詩人のファンの初心な女性を巡って奇妙な三角関係を巻き起こす愛と暴力の作品。主演の彫師・鷹巣明を演じるのは、ジム・ジャームッシュ監督の作品などで世界的に活躍しており、『64 -ロクヨン-』や『後妻業の女』、11月1日(金)に公開を控えている『最初の晩餐』にも出演する永瀬正敏。ほぼ全編にわたりサングラスをかけ、感情を消し去りながらも凶暴な男を演じきっている。永瀬さん演じる鷹巣の唯一の友人役で、鷹巣との友情を言葉や態度に表さない寡黙な人気ポエム作家のペンギンを、『Diner ダイナー』『東京喰種トーキョーグール』「僕たちがやりました」に出演する窪田正孝が演じている。さらにヒロインには、三池崇史監督作品『初恋』でも窪田さんと共演している新人の小西桜子がこの作品でデビューを果たしている。また、鷹巣が務める郵便局の局長役に『パラレルワールド・ラブストーリー』『見えない目撃者』「この世界の片隅に」などに出演し、バイプレイヤーとして活躍する田口トモロヲ。鷹巣の父親役を『グラスホッパー』『破門 ふたりのヤクビョーガミ』などに出演し、歌手としても活躍する宇崎竜童が演じる。監督は、本作がデビュー作となる廣田正興。これまで古厩智之、市川準監督の助監督や大根仁、三池崇史作品などのメイキングディレクターを担当。永瀬さんが主演を務めたTV版「私立探偵濱マイク」に参加しており、15年以上前の約束に永瀬さんが応えて映画化が実現した。今回、永瀬さんらをはじめとするキャストの姿を収めた特報映像も解禁。入れ墨、銃声、淫らな姿の女性が随所に挟まれ、バイオレンスとエロティシズムが垣間見える映像に仕上がっている。『ファンシー』は2月7日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月22日カンヌ国際映画祭監督週間やトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門での上映に沸いた三池崇史監督×窪田正孝主演の『初恋』。この度、超異例の全米先行公開を記念して、本作の“最高に濃厚な一夜”が詰まった場面写真が一挙に解禁となった。カンヌやトロントに続き、オースティンで行われたファンタスティック映画祭では三池監督が日本人初となる「特別栄誉賞」を受賞した本作。続々と海外の映画祭の出品が決まっており、世界中からの熱い視線を集めている。そんな中、9月27日(金)に全米公開となった本作は、2週目を迎えて40館に拡大、最終は100館程度の公開を見込んでいるという。初週の館アベレージは10,576ドルと好成績を収め、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」では97%フレッシュという高評価を獲得(10月7日時点)。「三池崇史が心とユーモアを注ぎ込み、興奮する強力なカクテルを完成させた!」「様々なジャンルととんでもないキャラクターたちが絶妙なバランスを取っている!」「超暴力的でキュートな出会いを描いたサバイバルナイトだ!」など絶賛の声が相次ぎ、男女のキュートな出会いを表すジャンル“meet-cute”を使い、本作を“Miike meet-cute”と呼ぶ声も。三池監督“初”のラブストーリーは瞬く間に世界中へ拡散しているようだ。今回解禁となった場面写真には、モニカ(小西桜子)を守るかのように銃を構える天才プロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)の姿が…。威厳を放つヤクザの権藤(内野聖陽)、血を流し叫ぶジュリ(ベッキー)、なぜか一緒に写る刑事の大伴(大森南朋)とヤクザの加瀬(染谷将太)など、濃厚なキャラクターたちの姿が収められている。彼らが一夜の中でどのように出会い、絡み合っていくのか、ますます期待が高まる。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年10月09日人気バトルアクションシリーズ『HiGH&LOW』と、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』が、10月4日より公開中だ。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』の鬼邪高校が交差した世界を構築する同作。マイナビニュースでは今回特集企画を実施し、出演者・監督などに魅力を聞いていく。今回は、メガホンをとった久保茂昭監督にインタビュー。LDHのアーティストのMVを数多く監督し、「HiGH&LOW」シリーズにも関わり続けている久保監督だが、シリーズでも初のクロスオーバー作品に、プレッシャーと喜びを感じていたという。おなじみのキャストに加え、新キャストも多数出演していた同作について、話を聞いた。○■『クローズ』『WORST』世界観を勉強させてもらっていた――今回の『HiGH&LOW THE WORST』は、『HiGH&LOW』シリーズとマンガ『クローズ』『WORST』とのクロスオーバー作品です。2016年に『HiGH&LOW THE MOVIE』が話題になった際にも、映画『クローズZERO』も含めて、高橋ヒロシさんの作品からの影響を指摘する声はかなりありました。やはり『HiGH&LOW』においてこの影響はもともと強かった、と考えていいんでしょうか?『HiGH&LOW』では、ドラマシーズン1に向けてHIROさんと話し合っている段階から、高橋ヒロシ先生の『クローズ』や『WORST』における仲間との絆だったり、ビジュアルイメージも含めた佇まいの部分だったりを、リスペクトしながら参考にさせてもらっていました。高橋先生の世界観を勉強させてもらって、それを『HiGH&LOW』に落とし込んでいたんです。――つまり今作はオマージュ元とのコラボになるわけですよね。緊張感がすごかったのでは……。プレッシャーでしかなかったですね……。『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(以下『FM』)の編集をしている頃に「こういう企画があるんですよ」とHIROさんから聞いたんですが、そのときはオファーを受けたわけでもなかったので「そうなんですね~(大変そうだなぁ)」という感じで、ちょっと冗談かと思っていたくらいでした。その後、いざ正式にお話をいただいたときは、やらせていただける嬉しさを、プレッシャーが上回りましたね。『HiGH&LOW』はHIROさんや平沼さん、LDHのみんな、俳優のみんなと一緒に作り上げたんだという“オリジナル感”が自分の中にあるんです。そこに、『クローズ』という巨大な存在、しかもすでに映画版が3本あるものがクロスオーバーするというのは、大変なことですよね。もちろん我々はすごくリスペクトしていますが、やはり原作ファンの方々というのは強い味方でありつつ、厳しい目を持っています。僕だけじゃなく、鳳仙を演じた役者の方たちも同じようにプレッシャーを感じていたと思います。現場でも志尊(淳/上田佐智雄役)くんと「批判覚悟で臨もう」という話をしていました。――2つの世界観をクロスオーバーさせるにあたって、映像面でこれまでのシリーズと大きく変えた部分というのはあるんでしょうか?『クローズ』は三池崇史監督が素晴らしい映画を2本撮っているので、むしろそこにはない世界感を出そうと考えて、原作マンガでの鳳仙をすごく勉強しました。鳳仙という学校の持つ空気感を出すために、『HiGH&LOW』ではまず使ってこなかった色味やトーンを取り入れていこう、というところには気をつけていました。――『ザム』のとき……あ、すみません。これは非公式の略称でした。そういうのは全部わかるんで、大丈夫ですよ(笑)。――失礼しました。監督の過去のインタビューによると、もともとは『THE MOVIE』の内容までが、ドラマのシーズン1で描かれる予定だったんですよね?そうなんです。最初にホン(脚本)ができたときは、『THE MOVIE』までの話をシーズン1の全10話で撮るというとんでもないものでした(笑)。今だから言っていいと思いますが、最初に読んだ脚本では、1話30分の中で5ラウンドも10ラウンドも戦いがあったんですよ。「ノリさん(脚本家・平沼紀久さん)、これどうすんの?」「どうしようねぇ」って話してましたね。結局、いろんな人の手を借りて、それをうまくドラマシリーズ2本と映画1本に分散できました。だから、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 /END OF SKY』(以下『EOS』)『FM』を撮っているときが“シーズン2”という感覚でしたね。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のようにいうと“フェイズ2”です。――では、今回の『THE WORST』はフェイズ3にあたるわけですね。新しい世代が登場して新しい物語を築いていく、フェイズ3が始まった感覚はすごくありますね。○■正解は役者が持っていることも――『HiGH&LOW』では、役者の方々がそれぞれに久保監督や脚本の平沼さんと相談を重ねながらキャラクターをつくっていく、というお話を聞くことが多いですが、今回の新キャストの方々とは、どんなやりとりがありましたか?(川村)壱馬や(吉野)北人とは、ホンができた時点から1カ月以上かけて一緒にリハーサルをやりました。できるだけ会う回数を増やしてリハーサルを重ねて、みんなでキャラクターを作り上げていったんです。『HiGH&LOW』には、アクションテストというものがあるんですよ。アクション監督の大内(貴仁)さんや僕が立ち会って、役者1人につき2時間ずつくらいレッスンをして、どんなパンチや蹴りが得意なのか、どういう身体の動かし方が特徴なのかを見極めるための時間です。役者はみんなゼーゼー言いながら帰るので、彼らにとってはテストというより拷問みたいなものなんですけど(笑)。そこでパンチや蹴りのひとつひとつに関してみっちりレッスンした上で、「この人はこういう動きが得意だから、こういうアクションに落とし込んでいこう」と決めていく。志尊くんにもこれをやってもらったんですが、アクション練習に入った瞬間、彼が持っている優しい雰囲気やフェミニンな感じがバッと消えたんですね。さっきも言ったように、鳳仙のトップをやるということに対して彼は相当なやりがいとプレッシャーを感じていたけれど、その雰囲気の劇的な変化を見たとき、「この子は全部を背負ってやるつもりなんだな」ということがよくわかりました。――志尊さんは、かわいらしかったり女性的だったりする役が多いですが、バラエティ番組などで見ていると、ご本人は結構“男”っぽい部分があるんだな、と思っていました。今回の(上田)佐智雄の役は、思っていた以上にハマっているように感じました。彼は芝居に対してもストイックで、本当に男らしくてかっこいい人ですよ。現場でも、鳳仙のメンバーでちょっと気が緩んでるような人がいると「監督、俺ちょっと言っていいっすか?」みたいな感じでね。鳳仙は、その特徴である「一枚岩」という部分を志尊君と四天王が最初からすごく意識していて、彼らを中心にみんなで話し合って作り上げていました。だから僕としては、彼らから質問があったときに助言する程度でした。逆に鬼邪高は、「戦国時代」とうたっているように全員がバラバラのところから始まっています。各キャラクターについて個人個人とは話していましたが、チームとしては特にこちらからどうしてほしいということは言わなかったですね。自分たちで鬼邪高の全日というものをつくりあげてほしかったので。撮影前から「『HiGH&LOW』では、自分たちでやり方を見いださないと成立しないんだよ」ということは全員に言っていました。「(山田)裕貴も(前田)公輝もそうやって自分たちの鬼邪高ってものをつくってきて、今に至ってるんだ」と。――ドラマシーズン1の頃、SWORDのほかのチームに比べて役者としての知名度に差があると感じていた鬼邪高定時の面々が、山田さん、鈴木さん、一ノ瀬さんを中心に「負けたくない」「もっといいチームにしていこう」という話をいつもしていた、というエピソードはよく知られています。今回の全日や鳳仙でも、そういう動きがあったのでしょうか?どちらかというと、その雰囲気は鳳仙のほうにありましたね。現場でもスタッフの間で「この鳳仙のまとまり方は、昔の鬼邪高みたいだね」とよく話していました。一方鬼邪高はバラバラなんだけど、それはそれでいいかな、と。そのバラバラなところに、楓士雄というマイペースでつかめないキャラクターが入ってきて、みんなが翻弄されるわけですから。また壱馬自身が本当にマイペースで、休憩時間に鳳仙のほうにちょこちょこ行っちゃったりするんですよ。普通、物語で敵同士だと、現場でもそういうふうに過ごして空気をつくるじゃないですか。だから鳳仙の子たちも「それはちょっと違うだろ」みたいな感じでとまどってましたね(笑)。そこを壱馬は、本当に素でいっちゃう。楓士雄そのまんまなんですよね。「どうしようかな」と思いましたけど、それは楓士雄らしくて良いから、カメラが回っていないところでも彼にはそのペースで過ごしてもらいました。鬼邪高がまとまらないといけないところでは、公輝に「鳳仙を見て考えてみて」と伝えました。やっぱり全日の轟ですから。公輝が少しずつ人を集めてまとめあげていって、そこに最後に壱馬が加わって、という感じでしたね。――轟は久しぶりの登場でしたが、まとっている雰囲気が『THE MOVIE』の頃とは少し変わっているように見えました。今回、ドラマの前に映画を撮ったんですが、そこで公輝と話したときに、轟の感情の流れをすごく整理してきていたんですよ。「轟も時間がたっていろいろなものを見てきたわけだから、それを踏まえて、これまでならしないような仕草・行動もするようになっていると思う」というふうに自然に話してくれて。本当に彼が自分でつくりあげたキャラクターなんだな、と改めて感じました。映画の中で1箇所、轟の内心の解釈について、僕と公輝の意見が割れたところがあったんです。最終的に「監督に任せる」と言ってくれたので、僕の考えているほうで撮り始めたら、轟が崩れだしてしまった。カットをかけて公輝に「どうした?」と聞いたら「ちょっとわかんなくなっちゃいました」と言うので、「わかった、俺が言ったことは全部忘れていい」と。それでもう一度撮ったら、いつもの轟に戻って、ちゃんと成立した。「余計なこと言ってごめんな」と思いましたね。監督だけど、僕が正解を持っているとは限らない。そういったシーンがたくさん出てくるのが『HiGH&LOW』だと思ってます。――今回の作品で、新世代の物語が始まったわけですよね。『FM』公開の際に、平沼さんがインタビューで「SWORD第1世代にとっての“青春の終わり”の物語」というようなことをおっしゃっていました。監督としても、あれだけ世界観が広がった第1世代の物語を、『EOS』と『FM』の2本でやりきった、という感覚はあったんでしょうか?僕の個人的な感じでは、まだ全然終わってないというイメージですね。まだまだ続けたいし、可能性がいっぱいある。『THE MOVIE』本編は決して終わりじゃないし、そういうつもりで撮っているスタッフは誰もいないと思います。第1世代の物語も、まだまだ終わりじゃないと僕は思ってます。■久保茂昭1973年生まれ、東京都出身。EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、E-girlsをはじめ、安室奈美恵、倖田來未、YUIなどのMVを多数手がける映像ディレクター。VMAJにおいて“年間最優秀ビデオ賞”を2010年「ふたつの唇」、12年「Rising Sun」、13年「24karats TRIBE OF GOLD」、14年「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」、15年「Eeny,meeny,miny,moe!」で受賞。邦楽に関しては5年連続受賞となり、異例の快挙となる。15年ドラマ「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」を皮切りに、同シリーズの映画公開作品を担当。
2019年10月05日俳優・窪田正孝と女優・水川あさみが結婚したことを9月22日、連名のコメントにて発表。2017年のドラマ「僕たちがやりました」の共演が縁で交際をスタートさせた2人は、前日の21日に婚姻届を提出したという。水川さんは22日深夜、自身のインスタグラムを更新。顔ははっきりと映っていないものの、夕日を背にして窪田さんと並んだ2ショットをアップし、「心豊かに高め合いおもしろく人生を共に出来る人に出逢えました。これからも何卒よろしゅう 沢山のお祝いコメントありがとう うれしいきもち。」と喜びを綴っている。これには「本当におめでとう」「末永くお幸せに」といったコメントが数多く寄せられ、また、「素敵な写真」「改めて写真見たら泣けてきた」「自分のことのように嬉しかった」「窪田くんファンの1人としてとても嬉しく思います!」「2人とも大好き」「ファンは2人をずっと支え続けます」と、水川さん、窪田さん、双方のファンからも祝福と喜びの声が続々。「これからもっとツーショットアップして~」といったファンならではのお願い(?)も寄せられている。水川さんは、1983年7月24日生まれ、大阪府出身。現在36歳。フジテレビ系ドラマ「西遊記」や「のだめカンタービレ」などで注目を集め、劇場版にも出演。2003年『渋谷怪談』で映画初主演、2008年の日本テレビ系ドラマ「夢をかなえるゾウ」で連続ドラマ初主演を果たし、2011年には大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」にも出演した。「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズ(フジテレビ系)では優秀なナースを好演する一方、中条はるみと共演した昨年の「白衣の戦士!」(日本テレビ系)や竹内結子と弁護士役を演じた「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(フジテレビ系)などで披露するコミカルからシリアスまで振り幅のある演技には定評がある。WOWOW連続ドラマW「ダブル・ファンタジー」では田中圭や柳俊太郎らと大胆なラブシーンにも挑戦。クールビューティーなルックスながら飾らないキャラクターで、同性人気も高い。一方、窪田さんは1988年8月6日生まれ、神奈川県出身で現在31歳。2006年にドラマ主演で俳優デビュー。以降、大河ドラマ「平清盛」や「最高の離婚」「SUMMER NUDE サマーヌード」(いずれもフジテレビ系)など話題作に相次いでレギュラー出演。2014年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」、「Nのために」(TBS系)で知名度をあげ、「デスノート」(日本テレビ系)や「アンナチュラル」(TBS系)も大きな注目を集めた。同世代の中でも演技派として知られる。今年も、フジテレビ系ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の“月9”初主演から、『東京喰種 トーキョーグール【S】』『Diner ダイナー』、斎藤工との名バディが話題となった「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」(日本テレビ系)など大活躍。さらに、2020年には連続テレビ小説「エール」主演ほか、カンヌ国際映画祭でも上映された三池崇史監督作『初恋』(2020年2月28日)も待機する。2人は2017年のフジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」で主人公の高校生トビオと担任教師・立花菜摘役として共演して出会い、関係を育んできた。ご結婚おめでとうございます!(text:cinemacafe.net)
2019年09月23日窪田正孝主演、三池崇史監督自身初のラブストーリー映画『初恋』から、特報映像と2種類のポスタービジュアルが到着した。今回到着した特報映像では、負けるはずのない相手にKOされ、さらに自分の余命が残りわずかだと突き付けられて自暴自棄になっていた天才プロボクサー・葛城レオ(窪田さん)と、刑事に追われて逃げるモニカ(小西桜子)の衝撃的な出会いからスタート。そして、刑事・大伴に強烈なパンチをお見舞いし、モニカを助けたことから彼の人生の歯車は一気に狂いはじめる。後半では、レオとモニカのほかにも、ヤクザきっての武闘派、権藤役の内野聖陽、刑事・大伴役の大森南朋、ヤクザの策士・加瀬役の染谷将太ら豪華キャストたちが次々に登場。一瞬だが、ただならぬ雰囲気を感じさせる。さらに、レオとモニカが写る初恋感が感じられるビジュアルと、鋭い眼光を向け、「誰ひとり欠けても、この恋は生まれなかった」と意味深なコピーが綴られたビジュアル、雰囲気の違う2種類のポスターもお披露目された。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年09月20日シリーズ第3弾、5本のショートフィルムによるオムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』から、予告編と場面写真が一挙到着した。本作は、EXILE AKIRAや小林直己、今市隆二、佐野玲於、佐藤大樹らが出演し、LISA、Crystal Kay、RYUJI IMAICHI 、Leola、琉衣による5つの楽曲を起用、詩と音楽、映像を一つに融合するオムニバス映画。今回到着した予告編では、ショートフィルム5本の映像が収録。そして、三池崇史、行定勲、松永大司、洞内広樹、井上博貴と本作の物語を手掛けるそれぞれの監督たちが、「観客の想像力を活かす」「長編ではできないものだなと思います」などと思いを語っている。予告編と併せて到着した場面写真では、それぞれ物語に出演する主人公たちの表情が印象的。『海風』より食卓を囲む蓮(小林直己)と蘭(秋山菜津子)や、『On The Way』よりメキシコの街に腰を下ろし物憂げな表情を浮かべる健太(今市隆二)など、5作品の世界観を感じ取れる。さらに、本作が10月28日(月)から開幕する「第32回東京国際映画祭」にて、特別上映されることも決定した。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は11月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月17日EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表の別所哲也、作詞家小竹正人の3人によって打ち出されたた『CINEMA FIGHTERS project』は、2017年の第1弾、2018年の第2弾に続き、今回が第3弾となる。今作『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は、“運命”と“奇跡”が生み出した出会いや、初恋を描く青春ラブストーリー、愛を知らないで育ったアウトローな男と、愛を乞うことで生き延びてきた娼婦の物語など、心に響くドラマを展開し、見る者を映画作品の世界へ魅了させる内容となってる。この度、そんな本作の予告編と場面写真が公開された。本作には、三池崇史、行定勲、松永大司、洞内広樹、井上博貴が監督として参加。三池監督の『Beautiful』には EXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林直己( EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、松永監督の『On The Way』には今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、洞内監督の『GHOSTING』には佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)井上監督の『魔女に焦がれて』には佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)が出演。そして第3弾の主題歌には、Crystal Kay、Leola、RYUJI IMAICHI、LISA、琉衣による5つの楽曲が起用されている。この度公開となった予告編には、5つの物語の美しい映像と楽曲がすべて盛り込まれ、それぞれの監督がショートフィルムへの熱い思いを語っている。また、各ストーリーの象徴的なセリフも聞き取ることができ、豪華監督と映像、音楽の新体験に期待が膨らむものとなっている。今作が俳優デビューとなる今市隆二の姿も映し出され、観る者の感情に共鳴するような演技が冴えわたる。同時公開となった場面写真では、主人公たちの真剣な眼差しが切り取られており、それぞれの物語の重要な場面も公開。『海風』より、食卓を囲む蓮(小林)と蘭(秋山菜津子)の姿や、『On The Way』より、メキシコの街に腰を下ろし物憂げな表情を浮かべる健太(今市)など、予告編とともに、5作品の世界観を感じ取れる場面写真となっている。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』11月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
2019年09月17日EXILE HIRO、SSFF ASIA 代表の別所哲也、作詞家小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』。その第3弾となる映画全5作品が、11月8日(金)に劇場公開される。そのなかの一作となる、井上博貴監督×佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)の作品『魔女に焦がれて』の主題歌を担当した琉衣『ライラック』のミュージックトレーラーが、この度公開された。『CINEMA FIGHTERS project』第3弾は、“運命”と“奇跡”が生み出した出会いや、初恋を描く青春ラブストーリー、愛を知らないで育ったヤクザと、愛を乞うことで生き延びてきた娼婦の物語などが描かれる。三池崇史、行定勲、松永大司、洞内広樹、井上博貴が監督として参加。三池監督の『Beautiful』にはEXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林直己(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、松永監督の『On The Way』には今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、洞内監督の『GHOSTING』には佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、井上監督の『魔女に焦がれて』には佐藤大樹(EXILE /FANTASTICS from EXILE TRIBE)が出演する。そして、それぞれの作品で、この度解禁された琉衣を含め、LISA、RYUJI IMAICHI、Crystal Kay、Leolaによる5つの楽曲が使用されている。公開されたミュージックトレーラーでは、琉衣の歌声に乗せて、学校を舞台にした恋愛模様や確執を映し出した『魔女に焦がれて』の場面が切り取られている。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』11月8日(金)公開
2019年09月09日稲垣吾郎(45)と香取慎吾(42)がクエンティン・タランティーノ監督(56)と対談をしたと8月28日に発表された。映画界の巨匠と2人の共演にネットは湧いている。各メディアによると対談の様子は9月に放送される「7.2 新しい別の窓」(AbemaTV)内の「インテリゴロウ」で公開される。稲垣は「本当に夢のような時間でした」と感激の様子で、さらに「タランティーノ監督は初めてお会いした時の印象と同じく、長く多くを語ってくれる方なので、撮影秘話を聞けて楽しかったです」とコメントしているという。27日、Twitterで《ただいま、ななにーロケでタランティーノ監督と対談中。タランティーノ監督に聞きたいことを募集します!》と投稿した稲垣。ツイートには《タランティーノ監督といえば日本のアニメにも精通していますが、最近のお気に入りの作品はありますか?》《もし吾郎さんで映画を作るとしたら、どういう役にしますか?》といった質問が上がった。さらに草なぎ剛(45)からも《新作映画の見所は?》とのリプライが。稲垣と草なぎの投稿は、どちらも2.1万回以上の“いいね”を記録している。タランティーノ監督は94年の映画「パルプ・フィクション」でカンヌ国際映画祭・パルムドールやアカデミー賞・脚本賞を受賞している。さらに30日からはレオナルド・ディカプリオ(44)とブラッド・ピット(55)が初共演することで注目を集めている最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が公開される。今回の対談は、香取とタランティーノ監督が三池崇史(59)監督映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(07年)で共演し、「シンゴ」「タラちゃん」と呼び合う仲となったために実現した。またタランティーノ監督も、09年11月、「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の「ビストロSMAP」にピットとともに登場したことが。提供される料理のクオリティに感激していたことから、“胃袋を掴んだ”のも対談につながったのかもしれない。Twitterでは、今回の対談を喜ぶ声が上がっている。《大好きなインテリゴロウのコーナーにタランティーノ監督が出演して下さるなんて凄すぎる ななにーが益々楽しみになりました》《タランティーノ監督!ななにー へようこそ!ネット番組なのに出演してくださるってすごいことだ思うの… 縁って強いね》《旦那に自慢しないとー!!吾郎さんがねー!タランティーノ監督とねー!》タランティーノ監督が、『新しい地図』の3人を撮る日は来るのか!?
2019年08月28日「CINEMA FIGHTERS project」第3弾『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』より、松永大司監督×今市隆二(「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」)がタッグを組んだ『On The Way』の特報映像が公開された。メキシコ移民のサポートをするNPO法人の母の代わりに、健太は仕方なく1人メキシコにやって来た。スタッフのダニエルが話しかけても、健太はやる気を見せない。移民センターには、様々な事情を抱え命がけでアメリカを目指す人たちが訪ねてくる。いままで経験したことのない過酷な状況の人々と接し、健太は言葉を失う。ある日、健太は歩いて国境を目指す人たちを車で送ろうとする。反対するダニエルを押し切り、健太はセンターを出発したのだが――。2017年の第1弾、2018年の第2弾に続き、今回が第3弾となる、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」。今回は、EXILE AKIRA出演の『Beautiful』(三池崇史監督)、「EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE」佐藤大樹出演の『魔女に焦がれて』(井上博貴監督)、今市隆二出演の『On The Way』(松永大司監督)、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」佐野玲於出演の『GHOSTING』(洞内広樹監督)、そして「EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」小林直己出演の『海風』(行定勲監督)と全5作品を製作。「運命」と「奇跡」が生み出した出会いや、初恋を描く青春ラブストーリー、愛を知らないで育ったヤクザと、愛を乞うことで生き延びてきた娼婦の物語など、心に響くドラマが展開していく。中でも今回到着したのは、今市さんが俳優として演技に初挑戦する『On The Way』の特報映像。今市さんが涙を流す様子も収録され、本作の世界観が少し覗ける映像となっている。さらに、主題歌「Church by the sea」(RYUJI IMAICHI)のミュージックトレーラーも到着した。併せてチェックしてみて。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は秋、公開予定。(cinemacafe.net)
2019年08月19日第72回カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出されたことも話題となった三池崇史監督×窪田正孝主演の映画『初恋』が、日本に先駆け、9月に全米で先行公開されることが決定した。今年5月にフランスで行われたカンヌ国際映画祭では、世界の三池ファンを大いに沸かせた本作。現地で行われた2度の上映はいずれも超満員となり、作品の評判を聞きつけた各国の関係者から、映画祭の招待や公開の相談が相次ぎ、30以上の映画祭から招待を受けているという。そんな中、公開をいち早く決めたのが全米。日本では来年の公開を予定しているが、全米では今年9月27日(金)に初日公開が決定、実写邦画としては大規模な100館程度での上映を予定している。三池監督は「いや、驚きました。日本に先駆けて全米で公開とは……アメリカの観客にとって『初恋』は、『ダンボ』とか『アラジン』とかと同じに見えるのだろうか?」と驚き、「ま、確かに歌舞伎町の『ライオン・キング』と言えなくもないかな。ま、腹を括って、日本の[恋愛映画]がどこまで通用するか見てみましょう」とコメントしている。これに伴い、全米プロモーション用のインターナショナルTrailer【米国版】とビジュアルも到着。プロボクサー役の窪田さんはもちろん、刑事役の大森南朋や染谷将太、滝藤賢一らの姿が映し出され、本作のアンダーグラウンドな世界観を覗くことができる。またラストでは、女性をかばうようにして銃を構える窪田さんの姿も!さらに本作は、9月5日からカナダで開催される北米最大の映画祭「第44回トロント国際映画祭」のミッドナイト・マッドネス部門への出品も決定した。『初恋』は2020年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月、全国にて公開予定Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年08月09日2019年秋に劇場公開予定の、EXILE HIRO、SSFF ASIA 代表の別所哲也、作詞家・小竹正人の3人による、音楽、映像、詩を融合するプロジェクト第三弾『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』より、小林直己(EXILE / 三代目J SOUL BROTHERS)主演、行定勲監督作品『海風』の特報映像と、主題歌を担当したLeolaが歌うミュージックトレーラーが公開された。2017年の第一弾、2018年の第二弾に続き、今回が第三弾となる『CINEMA FIGHTERS project』。三池崇史、井上博貴、松永大司、洞内広樹、行定勲が監督として参加し、“運命”と“奇跡”が生み出した出会いや、初恋を描く青春ラブストーリーなどで構成されている。小林 、秋山菜津子が出演する『海風』は、都会の片隅で傷つきながら生きてきたふたりが触れ合い、哀しみを共有し一夜をともにする姿が描かれる。生まれてすぐに親に捨てられヤクザとなった蓮。蘭は若い頃から横浜で、体を売って一人で生きてきた。蓮は蘭に母を感じ、蘭も蓮にはなればなれになった息子を感じていたのだ。これがふたりの始まりと思えていたが、それは一瞬の夢だった……。公開された特報では、行定監督と小林によるコメント映像のほか、小林演じる、愛を知らないで育ったヤクザの蓮と、秋山が演じる、愛を乞うことで生き延びてきた娼婦の蘭が、都会の路地で交流する姿や、部屋でふたりきり食事をするシーンなどが切り取られている。また、ミュージックトレーラーでは、Leolaの歌声とともに、本編の場面を確認することができる。『海風』のほか、三池監督の『Beautiful』にはEXILE AKIRA、井上監督の『魔女に焦がれて』には佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、松永監督の『On The Way』には今市隆二(三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、洞内監督の『GHOSTING』には佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が出演。そして主題歌には、今市隆二、Crystal Kay、LISA、Leola、琉衣による5つの楽曲が使用されている。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』『海風』2019年秋公開
2019年08月08日芸能生活20周年を迎えたベッキーさん。さまざまな経験を経てきた中で、いくつもの壁を乗り越え、今日の彼女はより輝いて見える。自身の感情との向き合い方や、支えになる言葉など、突破口を開くカギを語ってくれました。「昔は、悩んでいる時間は無駄、足踏みでしかないから前進あるのみ!って思って生きていたんです。せっかちなところもあったし、だからとにかく前へ、前へ。でも元々そういう性格だったのかと言われると、実はそうでもなく。“ポジティブ癖”をつけるべく、一生懸命トレーニングをしていたんじゃないかと今は思います」14歳でデビューし、今年35歳になったベッキーさん。数か月、仕事を休んだことをきっかけに、そこからマインドが大きく変わったと言います。「ドン底に落ちたと思いましたが、そこで何かのせいにはしたくなかった。私はまだやりたいこともあるし、何よりこの仕事が好きなんです。でも私がいくらその気持ちを叫んだところで、“鬱陶しいよ、その熱い気持ち…”って言われてしまう状況だったのも事実で。でもそのとき、色んな人に言われた言葉がとても大きな支えになりました。“待ってるからね”とか、“あなたはきっと大丈夫”とか。なかでも、そのとき(笑福亭)鶴瓶さんが電話でおっしゃってくれた、“これからはていねいに生きなさい”という言葉は、今でも私の心の支えであり、宝物です」ベッキーさんが考える“ていねい”とは、相手の気持ちを大切に、心を込めて接すること。「自分中心ではなく、相手が求めているものは何かをもっと深く考え、バラエティでも芝居の仕事でも、真心を込めてやらなければならないと、心を改めました」そんな気持ちのなか、’17年11月、放送作家の鈴木おさむさんが手がける舞台に出演。この経験が、彼女の中で大きなターニングポイントになったそう。「12年ぶりくらいに、舞台で主演をやらせていただいたんですが、私はここで、芝居というものとの向き合い方はもちろん、“魂を込めて演技をする”ということを学ばせてもらいました。本番直前におさむさんに客席に呼ばれて、“たぶんセリフじゃなくて、ベッキーの魂を通した言葉をみんなは待ってるんだと思うよ”と言われたんです。その芝居は、役の設定もセリフも、当時の私にはキツいものがあったんですが、そこで魂を込めてセリフを言うことの大切さを改めて知ることができた。鶴瓶さんの言葉と、おさむさんとの仕事。あの頃の私にとっては、その2つが突破口を開く大きなカギになりました。ここ数年は、私にとって一つ一つの仕事が今まで以上に勝負なので、その言葉を胸に、心を込めて仕事に向き合うようにしています」ベッキータレント、女優。1984年生まれ、神奈川県出身。バラエティ番組やドラマ、映画などで活躍中。来年公開予定の三池崇史監督映画『初恋』に、マフィアの彼女役で出演。今年の年末には個展を開催予定。ワンピース¥69,000(サヤカ デイヴィス/ショールーム セッション TEL:03・5464・9975)ピアス¥68,000(アグメス/ザストアバイシー代官山店 TEL:03・5459・6392)サンダルはスタイリスト私物※『anan』2019年7月31日号より。写真・的場 亮スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・秋鹿裕子(W)(by anan編集部)
2019年07月24日.dcinemaWrap__sns { padding: 0 24px; margin-top: 16px;}.dcinemaWrap__pr { padding: 0 24px; margin-top: 24px;}.dcinemaWrap__pr__button a,.dcinemaWrap__sns__button a { padding: 5px 10px; color: #A6A6A6; border: 1px solid #A6A6A6; width: 10%; font-size: 1.2rem;}.dcinemaWrap__link { margin-top: 16px; padding: 0 20px;}.dcinemaWrap__link__btn { width: 48%; display: inline-block; margin: 0px calc(1% - 1px); border: 1px solid rgb(0, 112, 192); border-radius: 5px; background-color: rgb(0, 112, 192); box-sizing: border-box;}@media ( max-width : 520px ) { .dcinemaWrap__link__btn { width: 100%; display: block; /* margin: 0px calc(1% - 1px); */ box-sizing: border-box; } .dcinemaWrap__link__btn + .dcinemaWrap__link__btn { margin-top: 3%; }}.dcinemaWrap__link__btn.btn__grayOut { background-color: #777; border: 1px solid #777;}.dcinemaWrap__link__btn.btn__ghost { background-color: inherit;}.dcinemaWrap__link__btn.btn__ghost.single { width: 300px; display: block; margin: 0 auto;}.dcinemaWrap__link__btn.btn__ghost p { padding: 15px 0; color: rgb(0, 112, 192) !important;}.dcinemaWrap__link__btn p { font-size: 1.4rem; background-color: rgb(0, 112, 192); padding: 6px 0; text-align: center; margin-top: 0;}.dcinemaWrap__link__btn.btn__grayOut p { background-color: #777;}.dcinemaWrap__link__btn.btn__ghost p { background-color: inherit;}.dcinemaWrap__link__btn p a { color: white !important; display: block; width:100%; height: 100%;}.md-gallery__thumbnail:first-child:nth-last-child(2):before, .md-gallery__thumbnail:first-child:nth-last-child(2) ~ .md-gallery__thumbnail:before { padding-top: 66%;} PR(#)SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019公式サイト/SNS公式サイト() 公式Facebook() 公式Twitter()『カメ止め』クリエイターが語る!本映画祭の楽しみ方 ()国際コンペティション10作品はこちら()国際コンペティション審査員長・三池崇史監督を直撃!国内コンペティション長編作品はこちら()国内コンペティション短編作品はこちら()国内コンペティション審査員長・荻上直子監督を直撃!関連企画() SKIPシティ夏祭り()チケット購入はこちらチケット購入はこちら()
2019年07月01日国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のアワードセレモニーおよびレッドカーペットイベントが16日、東京・明治神宮会館で開催された。同イベントは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭で、今年で21回目の開催となる。世界130の国と地域から応募されたおよそ1万本の作品から選りすぐりの約200作品を、東京5会場と初となるオンライン会場にて上映する。アワードセレモニーには、SSFF & ASIA と LDH による詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』の参加メンバーが登場。三池崇史監督『Beautiful』にEXILE AKIRA、井上博貴監督『魔女に焦がれて』に佐藤大樹、松永大司監督『On The Way』に今市隆二、洞内広樹監督『Ghosting』に佐野玲於、行定勲監督『海風』に小林直己が出演する。三池監督は6日に台湾の女優リン・チーリンとの結婚を発表したAKIRAに「結婚おめでとうございます。そういう前向きな映画です」とニヤリ。AKIRAは「監督もお祝いの言葉を言ってくださったんですけど、人生の一つの節目を迎える前に監督が、俳優として一歩、背中を押してくださった」と感謝した。「髪を切りました」と笑顔を見せた今市は、「演技が初めてだったので、右も左もわからない状況での撮影だったんですけど、撮影に入る前に松永監督と数回プライベートで食事をさせていただいて、プライベートのことから仕事のことまでいろんなことを話して、良い信頼関係で撮影に臨めました」と振り返る。「普段はアーティストをやってるので、今回経験したものをアーティスト活動に還元できれば」と心境を表した。事故死した青年役を演じた佐野は、「死んだことないので、どうやって演じたらいいのかなというのはすごく難しかったんですけど、思いは時を超えるというところで、すごく素敵に仕上げてくださったので、今回参加できてすごく嬉しい気持ちです」と作品について述べる。また愛を知らないヤクザを演じた小林は「幸せだったり、生きるということはどういうことなのか、改めて考えるきっかけをたくさんいただいた」と明かし、「自分たちが生きている隣にあるような人生の一瞬を描いている作品だったので、具体的にみなさんにとっての幸せはどうなのかをきいてみたい」と語った。
2019年06月16日国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のアワードセレモニーおよびレッドカーペットイベントが16日、東京・明治神宮会館で開催された。同イベントは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭で、今年で21回目の開催となる。世界130の国と地域から応募されたおよそ1万本の作品から選りすぐりの約200作品を、東京5会場と初となるオンライン会場にて上映する。レッドカーペットには、SSFF & ASIA と LDH による詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」に参加するEXILE HIRO、EXILE AKIRA、小林直己、今市隆二、佐野玲於、三池崇史監督、井上博貴監督、洞内広樹監督が登場。SSFF & ASIA代表の別所哲也と、固い握手を交わした。6日に台湾の女優リン・チーリンとの結婚を発表したAKIRAには、レポーターから祝福の声がかかる。「結婚生活慣れましたか?」「今お幸せですか?」という問いかけに笑顔で応えていた。また、来月には妻である上戸彩との第二子が誕生すると報道されていたHIROは、「お子さんおめでとうございます」という声に「ありがとうございます」と感謝。「奥様の体調いかがですか?」 という問いかけには、笑顔で大丈夫というサインを送っていた。
2019年06月16日「CINEMA FIGHTERS PROJECT」第三弾オープニングスペシャルスクリーニングが5月29日(水)、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2019」(SSFF&ASIA)内にて行われ、出演するEXILE AKIRA、佐藤大樹がゲストに登壇、「SSFF&ASIA」代表の別所哲也とトークに花を咲かせた。「CINEMA FIGHTERS PROJECT」は、EXILE HIROと別所さん、「EXILE」や「三代目 J SOUL BROTHERS」などに歌詞を提供してきた作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像をひとつに融合するプロジェクト。第三弾では、三池崇史監督が運命と奇跡が産み出した出逢いを描く『Beautiful』にAKIRAさんが、高校3年生の主人公が初恋の人と卒業前に繰り広げる青春ラブストーリー『魔女に焦がれて』に佐藤さんが、それぞれ主演する。別所さん、AKIRAさんと学ラン共演希望!?役作りについて、佐藤さんが「明るい役とかしゃべる役がこれまで多かったんですけど、物静かで大人しくて、台詞の少ない役だったんです。表情で見せないといけないのは苦労した点でした」とふり返った。佐藤さんを優しい眼差しで見つめていたAKIRAさんは、すでに作品を観たと言い、「大樹の演じる役がとても爽やかな青年。ザ・青春ストーリーではあるんですけど、大樹と同世代、若い世代、僕の世代と、幅広い年齢層で楽しめるのではと思いました」と、どこか懐かしそうなトーンで感想を告げる。すると、若い頃を思い出したのか、別所さんが「かつての自分が、その時代にしか演じられない役ってあるじゃないですか」とAKIRAさんに振ると、「ありますねえ!」とAKIRAさんも同意。「もう今、どうですか?僕たち、なかなか学ラン着るってわけには…」と別所さんが言うと、「別所さん、やりましょうよ!」とAKIRAさんが間髪入れず即答。「ぜひぶつかり合いたい!」と別所さんが言えば、AKIRAさんは「作風が変わっちゃいます(笑)」と軽やかに返し、同郷ならではの息の合ったやり取りを見せていた。AKIRAさん、佐藤さんに「これからもやさしくしていこう」終わりの挨拶で、『Beautiful』を観たという佐藤さんが「これまでの「CINEMA FIGHTERS PROJECT」の中で一番ささっています!AKIRAさんの絶妙なしゃべり方の間合い、表情…観終わった後に切ないですけど、物語をふたつ観た気分になれるんです。ものすごくお勧めします!」と熱を込めた。AKIRAさんは、「後輩にやさしくするといいことがある(笑)。これからも大樹にたくさんやさしくしていこうと思います」と仲睦まじくリアクションしていた。「SSFF&ASIA」は5月29日(水)~6月16日(日)まで、東京5会場のほか、オンライン会場にて開催中。なお、「CINEMA FIGHTERS PROJECT」第三弾全貌については後日発表とのこと。(cinamacafe.net)
2019年05月29日「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2019」のオープニングセレモニーが29日に都内で行われ、第2部「CINEMA FIGHTERS project第3弾 オープニングスペシャルスクリーニング」に、EXILE AKIRA、佐藤大樹、およびSSFF & ASIA 代表の別所哲也が登場した。同作はSSFF & ASIA と LDH による詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」の第三弾となり、三池崇史監督作『Beautiful』にAKIRA、井上博貴監督作『魔女に焦がれて』に佐藤が主演する。AKIRAは、三池監督について「世間の皆様と同じように、とてもハードでどこか厳しく、現場はとてもこわいんだろうなという印象が、素人ながらあったんですけど、いざご一緒するととてもあたたかく、寄り添ってくれる監督でしたので、だからこそ世界に名が轟く監督なのかな」と振り返る。一方、学生役を演じた佐藤は「今まで明るい役や喋る役が多かったんですけど、(今回は)物静かで大人しくて。ショートフィルムってただでさえセリフが少ないし時間も少ない中で、伝えなきゃいけないメッセージがあるので、表情で見せなきゃいけないんだなというのは、苦労したところではありますね」と演じた役について説明。「自分はすごい喋りたいタイプなので、真逆で難しかったですね」と明かした。また、『Beautiful』を観たという佐藤は「僕が観てきたCINEMA FIGHTERSの中で、1番刺さってますね」と絶賛。「AKIRAさんの絶妙な喋り方の間合いや表情もあるし、見終わった後に物語を2つ見た気分になれるんです。他のミュージックビデオとも全然違いますし、思いが込められる作品だったので、ものすごくおすすめします」と熱烈にアピールした。この言葉に、AKIRAは「やはり、後輩に優しくするといいことがあります」と照れた様子に。「これからも大樹にたくさん優しくしていこうと思います」と語った。
2019年05月29日EXILE HIRO、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)代表の別所哲也らが立ち上げた“CINEMA FIGHTERS PROJECT”第3弾作品『Beautiful』(三池崇史監督)、『魔女に焦がれて』(井上博貴監督)が5月29日、都内で行われたSSFF&ASIAオープニングセレモニーにて、特別先行上映。各作品で主演を務めるEXILE AKIRA、佐藤大樹が作品への思いを語った。今回、世界的な人気を誇る三池監督と初タッグを組んだAKIRAは「ハードで厳しく、怖い現場を想像していましたが(笑)、いざご一緒すると、とても暖かく思いやるがある。俳優に寄り添ってくださる監督さんだった」と回想。ファンタジー色が色濃く、人生における“運命と奇跡”にスポットをあてた内容に「さすが、さまざまなジャンルを手がけてきた三池監督ですし、自分自身もこれまでにない表現ができたと思う」と強い手応えを示した。“CINEMA FIGHTERS PROJECT”への参加はこれで2度目となり、「短い時間で、作品の魅力を伝えなければいけない。俳優の技量が必要になってくる」とショートフィルムの醍醐味をコメント。「きっと心に感じるものがあるはず」とファンにアピールした。一方、初めて“CINEMA FIGHTERS PROJECT”に参加する佐藤は「出演が決まった瞬間、本当にうれしかった」と笑顔で振り返った。劇中では、自分の気持ちを打ち明けられずにいる不器用な高校生を演じており「今まで演じたことのない、物静かな役。ただでさえ、短い時間で(メッセージを)伝えなければいけないのに、セリフも少なかったので、表情で見せないといけないと思った」と役作りを語っていた。“CINEMA FIGHTERS PROJECT”はEXILE HIROと別所、そしてEXILE、三代目 J Soul Brothersなどに歌詞を提供してきた作詞家の小竹正人が「詩と音楽、映像の融合」をテーマに掲げて、2017年に立ち上げたコラボレーション企画。第3弾となる今回は『Beautiful』『魔女に焦がれて』に加えて、今市隆二が演技に初挑戦する松永大司監督のショートフィルムなど計5作品が製作され、秋には全国公開される。取材・文・写真=内田 涼『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019』5月29日(水)~6月16日(日)
2019年05月29日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2019」(SSFF&ASIA)のオープニングセレモニーが5月29日(水)、都内にて行われ、「CINEMA FIGHTERS PROJECT」第三弾に出演のEXILE AKIRA、佐藤大樹のほか、Ladies for Cinema Projectのプロジェクトプレゼンター・木村佳乃など、豪華ゲストが勢揃いした。「SSFF&ASIA」はアメリカのアカデミー賞公認の映画祭。第21回目となった2019年は、世界130か国以上の国と地域から集まった、およそ1万本におよぶ作品から、選りすぐりの約200作品が上映される。「セクシーなAKIRAさん」とは違う顔の『Beautiful』EXILE HIROと「SSFF&ASIA」代表の別所哲也、「EXILE」などに多くの歌詞を提供してきた作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像をひとつに融合する「CINEMA FIGHTERS PROJECT」も、今回で第三弾。『Beautiful』で主演を務めるAKIRAさんは三池崇史監督と初タッグを組んだ。「短編映画ですが、三池監督の新しい一面と、これまで見たことのない世界観を体験できて、とてもうれしいです」と喜びを伝えたAKIRAさん。フェスティバルアンバサダーのLiLiCoをもってして「セクシーなAKIRAさん」と大絶賛の佇まいだが、劇中ではまったく違う顔を見せているという。AKIRAさんは、「台本を読んだときには、最初はあり得ない出会いのシーンから始まるんですけど、読んでいくうちにリアリティのある感情が生まれました。普段のEXILEで見せる一面とは違う、そぎ落とした役柄を演じたので、見どころかなと思います」と、自信をのぞかせる。佐藤さんのPRに別所さんがツッコミ一方、本プロジェクト初参加の佐藤さんは、青春の恋愛模様の一篇『魔女に焦がれて』で高校生役を熱演。「僕の父世代の方々は“こういうことあったな”と共感できるところがあると思います。不器用な男女の距離が縮まっていって、最終的には想いを打ち明けるストーリーなんです」と丁寧に説明。さらに「普段の映画ではないファンタスティックな演出が盛り込まれていて、演じ甲斐のある設定だなと思いました」と、佐藤さん自身が所属するグループ「FANTASTICS from EXILE TRIBE」の“ファンタスティック”という言葉も交えてPR。目ざとく気づいた別所さんが指摘すると、照れ笑いを浮かべていた佐藤さんだった。オープニングセレモニーには、そのほか、冨永愛、コシノジュンコ、宮沢和史、大和孔太、柳ゆり菜、西島数博らが出席した。「SSFF&ASIA」は5月29日(水)~6月16日(日)まで、東京5会場のほか、オンライン会場にて開催中。(cinamacafe.net)
2019年05月29日第72回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された窪田正孝主演、三池崇史監督の映画『初恋』。すでに海外サイトや記者から続々と絶賛の声が相次いでいる本作で、主人公のボクサー・葛城レオを演じた窪田さんのコメントが到着した。初のカンヌに「役者として一つの形をもらった気がする」本作で初めてカンヌの地を訪れた窪田さん。「去年の冬、みんなで暖を取りながら、カーアクションシーンなどをずっと撮影していて、没頭していたのを思い出しました。みんなで頑張って作り上げたものが、こうやって海を越えてきたのが純粋に嬉しいです」と笑みを見せ、「カンヌというこの地に来れたことで、役者として一つの形をもらった気がしました」と手ごたえを明かす。主演をつとめた「ケータイ捜査官7」以来、約10年ぶりに三池監督とタッグを組むことに、「三池さんは誰よりも現場を楽しんでいて、どんなに疲れても投げない」と改めて監督への敬意を表し、「モニカ役の(小西)桜子が現場で頑張ってる姿を一番近くで見ていたんですが、監督の発する言葉がとても大きかったです」と語る。「“僕たちはモニカを監督としての目線でしか台本を読めない。でもモニカはあなたのものだから、あなたのモニカを演じてください。”って言葉が自分にも言われているようでした」と現場の様子を明かし、「変わっていない三池さんとまた10年前に戻れた感覚になれたのがすごく嬉しかったし、10年間頑張ってきてよかったって思いました。このカンヌもそうですけど、本当にご褒美をいただいた気持ちです」と喜びをあらわにした。さらに自身が演じるレオというキャラクターについては、「彼自身、中身がすごくピュア。でも、人と接することよりも、拳で語り合いたい感じ。周りから見ると接しずらいタイプかもしれないです」と語った。あるシーンで「構えていた心が変わった」そんな窪田さんとともに演じるのは、オーディションで3,000人の中からを抜擢された小西桜子。重要な役どころ、モニカ役を演じている。窪田さんは彼女について、「普段ぽわっとしているけど、本当にまじめでいい子。どこかにモニカのスイッチがあって、それを三池さんと一緒に作っている姿が印象的でした」と分析する。多くのシーンを小西さんと一緒に演じたことについて、「モニカと出会って彼の人間臭さが出るように彼女と出会う前は感情をあまり出しすぎないように抑えた」と語り、「彼女と出会ってからは感情をどんどん上げていくようにしました。彼女と一緒にいる中で生まれるいい意味での違和感も大切にしていましたね。なので、桜子が演じるモニカがなかったら、あのレオにはならなかったかもしれないです」と、レオを演じる上で小西さんの存在が大きかったという窪田さん。中でも印象的なシーンについて、「電車のシーンでの表情がとてもよかったんです。彼女がレオに心の引き出しを見せてくれた気がしました。その後のシーンで、モニカとの距離が近くなったような、構えていた心が変わったんです。そこに導いてくれたのは彼女の表情だったと思います」と語り、新人だからこその自然な小西さんの演技に、自らも影響を受けたことを明かしている。最後に、窪田さんは「レオとモニカが新しい人間に生まれ変わっていく様が、どの方が観ても心に響くんじゃないかなと思います。キャストそれぞれに生き様があって、それをすごく丁寧に、かつスピーディーに描いています。1時間48分、のめり込んで欲しいです!」と語り、自信たっぷりに本作をアピールした。『初恋』は2020年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年、公開予定Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年05月25日7月13日(土)~21日(日)の9日間にわたり開催される、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭。第16回目を迎える今回のコンペティション部門審査委員長に三池崇史監督、荻上直子監督が就任することが分かった。本映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)の2部門3カテゴリーのコンペティション上映を中心に開催するもの。これまで、『孤狼の血』『凪待ち』の白石和彌監督、『長いお別れ』の中野量太監督、『ピンカートンに会いにいく』の坂下雄一郎監督、そして昨年の日本映画界最大の話題作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督らが受賞。さらに、今年3月に公開され各方面から絶賛を集めた『岬の兄妹』の片山信三監督など、今や日本映画界のトップランナーに飛躍した監督や、新作を心待ちにされる監督たちが多数受賞を果たしており、新たな才能を発掘する“若手映像クリエイターの登竜門”として成長してきた。そしてこの度、今年の“国際コンペティション”、“国内コンペティション”両部門の審査委員長が決定。世界中から厳選した作品を上映する国際コンペティションの審査委員長は、今年の第72回カンヌ映画祭監督週間に最新作『初恋』が選出されるなど、名実ともに日本を代表する映画監督のひとりである三池監督が務める。そして、日本の若手監督の発掘を目的とする国内コンペティションでは、『彼らが本気で編むときは、』で日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞と、観客賞をダブル受賞した荻上監督が審査委員長を務める。国内外から高く評価される三池監督、荻上監督がどの作品に賞を贈るのか、そして今年はどんな新鋭監督が飛び出すのか、大きな期待が寄せられること必至だ。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019(第16回)開催概要■会期:7月13日(土)~7月21日(日)までの9日間■会場:SKIPシティ(埼玉県川口市)■内容:国際コンペティション、国内コンペティション、特集上映、関連企画、イベント等多数予定(後日詳細発表)
2019年05月24日三池崇史監督と窪田正孝がタッグを組んだ映画『初恋』が、第72回カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出。この度、三池監督や窪田さんらが渡航した現地記者発表の模様を写した写真が到着した。行われた記者発表には、主演の窪田さんをはじめ、今回オーディションで3,000人の中から物語で重要な役、モニカ(桜井ユリ)を射止めた小西桜子、三池監督らが登壇。今回初めてのカンヌとなった窪田さんは「聖地に連れてきてもらい感無量です」と心境を明かし、「カンヌは空気が違って、映画ファンも世界各国のメディアもたくさんいて…とても気分がいいです!テンション上がってます!」と笑顔。また「作品はパワフルでスピード感がすごくて、観る者の目を惹きつける力があり、自分自身も熱くなるものがありました。世界の人に観てもらいたい」と作品についても熱く語る。同じく、初のカンヌ参加となった小西さんは「今ここにいることが夢みたい。こんな機会滅多にないと思うので一生残る経験になると思います!」と緊張しながらも笑顔でコメントしていた。一方、カンヌ映画祭は2年ぶり7回目の参加、「監督週間」には4年ぶり3回目の選出となった三池監督は「みんなでつくり上げた作品が、自分たちを昨日と違う景色へ連れて行ってくれる。映画とは夢のあるもの。映画を観客と共に観るというのは格別な時間でありとても楽しみ」と上映を心待ちにしていると語り、「今の時代にしかつくれないものが、素晴らしいキャスト共につくれた。自分たちのつくりたいものがこの時代につくれて光栄」と自信をみせた。また、三池監督と窪田さんの再タッグについては「彼とは『ケータイ捜査官7』で出会った。ハードなスケジュールの中、カンヌに駆けつけてくれて非常に嬉しいし、やっぱり“映画の人間”なんだと思った」(三池監督)、「三池監督とは右も左もかわらない時にお会いしたんですが、第一印象は、すごく怖い人(笑)1年間もんでいただいて、指導というよりは現場で感じさせていただいた」「ずっとやりたかったボクサー役で、三池監督が言ってくださった10年後にまた、三池さんの世界に没頭できたことは幸せでした」(窪田さん)とそれぞれ思いを明かした。そして、先ほど発表された豪華キャストたちとの共演について、窪田さんは「他の共演者の方とほとんど絡んでいないんですが(笑)」と言いつつ、「皆さんそれぞれに誰も被らないカラーがあり、一緒に芝居をしている中で、本能的なものを非常に感じ、それがとても印象に残っています」とコメント。最後に、三池監督は「出来上がってしまえば、観る方の判断。今回の機会が、また違う作品をつくれるきっかけになればいいなと思っている。観客の反応は気になるけどそれはもうお客さん次第なので、ただ楽しでほしい」とこれから映画を観る人へ向けた。窪田さんは「三池さんの人柄は昔から変わってないです。“遠くない親戚のおじさん”のような存在」と言い、「三池さんがカンヌに行かれている記事を見る度に自分も行きたいな、三池さんと今度はいつできるんだろと思っていましたけど、やるべきことを自分はやるんだと思い続けていたんです。そしてまたこうやって再会できた。10年前が自分の原点です。三池さんは僕の恩師ですね」と監督への思いを明かしていた。なお、5月17日18時45分~(現地時間5月17日11時45分~)本作の公式上映も行われる。『初恋』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年05月16日第72回カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出されている窪田正孝主演映画『初恋』(三池崇史監督)。この度、現地にて本作に出演するキャストが発表。さらに、初ビジュアルと超特報映像も公開された。本作では、希有の才能を持つプロボクサー・葛城レオ役で窪田さんが出演することが決定しているが、今回新たに、現在放送中のドラマ「きのう何食べた?」も話題の内野聖陽、連続テレビ小説「なつぞら」に出演する染谷将太をはじめ、大森南朋、村上淳、塩見三省、ベッキー、小西桜子と7名のキャストが発表された。大森南朋/大伴役アンダーグラウンドに足を踏み入れた刑事。自らの正義を振りかざし、悪をも牛耳ろうと画策する役どころ。今回の撮影について「『殺し屋1』以来とにかくガッツリ久しぶりの三池組に参加出来て、最高に楽しかったです」とふり返った大森さん。「しかも撮影が新宿歌舞伎町。19年前の『殺し屋1』撮影の時の残像が何度も蘇りました」とコメントしている。染谷将太/加瀬役ヤクザの策士。組織の中でうまく上りつめるが、綻んだ計画から組織内で目をつけられてしまう…。本作について染谷さんは「危ない香りと火薬の香りが劇場に充満する、とても香ばしい極上ラブストーリー」と説明し、「カンヌで世界の三池監督ファンが大興奮間違いなし、ということは、日本中のスクリーンで大爆発でございます」と自信を見せている。内野聖陽/権藤役ヤクザきっての武闘派。喧嘩っ早さから敵も多く、チャイニーズマフィアから恨みをかっている。内野さんは「初恋という題名からこんな映画ができると誰が想像したでしょう。とにかくとても胸がすっきりするような映画です」と本作を説明し、「三池ワールドで大暴れする喜びを感じられた日々でした。三池さんが描きだした、日常と非日常の対比が、日本以外の世界でどんな受け止められ方をするのかとても興味があり楽しみです」と映画祭での上映へ向けてコメント。ベッキー/ジュリ役ヤクザの一員・ヤス(三浦貴大)の彼女。見た目に反して純粋で、一度キレたら止まらない。「この映画がカンヌで上映されるなんて本当に嬉しい」と心境を明かすベッキーさんは、「映画をご覧になるカンヌの方々は、私がバラエティタレントであることをまだ知らないでしょうから、ヨーロッパ方面では女優という設定で生きてみたいです。笑」と語っている。村上淳/市川役ヤクザの核弾頭。権藤と共に武闘派で腕をならす。三池崇史監督との仕事は憧れだったという村上さんは、「ありがたいことに初めて監督の作品に参加することができました。さらなる欲がでました。"また三池組をやりたい"と」とコメントしている。塩見三省/組長代行役ヤクザ。事実上のトップ。その鋭い眼光で組織を束ねる。塩見さんは「三池崇史と肩を組む映画は虚構である、それ故に私たちはそこに生きている人間の実を吹き込むことに全力をつくす。それが無ければ三池監督はOKをださない。不具合な身体を持って、私は、この映画『初恋』に挑んだ。明日のことより、今このワンカットを全力で懸命に生きた。その様をその実を撮り肩を組んでくれた。有難う、三池監督」と監督へ感謝を述べている。小西桜子/モニカ役不遇な家庭環境から、アンダーグラウンドとかかわりを持つようになった少女。偶然レオと出会い、次第に生きることへ前向きになっていく人物。オーディションで抜擢された彼女は「出演が決まったと聞いた時は、腰を抜かすくらい驚きました。すぐには実感が湧きませんでしたが、皆さんに選んでいただけたことが本当に本当に嬉しかったです」と当時の心境を明かし、「モニカは普通の女の子ではないので演じる上での不安もありましたが、『だからこそお芝居に正解はないし、失敗もないんだよ』という監督の言葉に支えられました。他のキャスト・スタッフの皆さんのおかげで楽しみながら、何とか最後までモニカでいられたと思います。今までの人生で一番刺激的で、幸せな時間でした」と撮影をふり返っている。『初恋』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年05月16日三池崇史監督、窪田正孝、小西桜子が現地時間15日13時からフランス・カンヌで開催された第72回カンヌ国際映画祭に出席した。映画『初恋』(2020年公開)が「監督週間」に選出され、カンヌ国際映画祭に参加した3人。同作は、希有の才能を持つプロボクサー・葛城レオ(窪田)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描く。窪田以外のキャストも正式発表され、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、村上淳、塩見三省、内野聖陽と豪華キャストが集結。小西はオーディションで3,000人の中から、物語の重要な役どころ、モニカ(桜井ユリ)を射止めた。今回初めてのカンヌ参戦となった窪田は「カンヌという聖地に連れてきてもらい感無量です。作品はパワフルでスピード感がすごくて、観る者の目を惹きつける力があり、自分自身も熱くなるものがありました。世界の人に観てもらいたい」と熱く語り、「カンヌは空気が違って、映画ファンも世界各国のメディアもたくさんいて……とても気分がいいです! テンション上がってます!」と笑顔を見せる。同じく初カンヌの小西も「今ここにいることが夢みたい。こんな機会滅多にないと思うので一生残る経験になると思います!」と興奮。初のメディア取材で緊張の面持ちを見せながらも「この作品が初のカンヌの地で感無量です。三池監督に連れてきてもらい、私も感無量です」とコメントした。今回、カンヌ映画祭は2年ぶりで7回目の参加となる三池崇史監督は「みんなでつくり上げた作品が、自分たちを昨日と違う景色へ連れて行ってくれる。映画とは夢のあるもの。映画を観客と共に観るというのは格別な時間でありとても楽しみ。ジェレミー(プロデューサー)からも率直な感想もらいながらつくっていた。今の時代にしかつくれないものが、素晴らしいキャスト共につくれた。自分たちのつくりたいものがこの時代につくれて光栄」と自信を見せた。三池監督はさらに『ケータイ捜査官7』以来、10年ぶりの主演での窪田との再タッグについて「国民的スター窪田が主演をやってくださって、いいやつだな、と(笑)。彼とは『ケータイ捜査官7』で出会った。ハードなスケジュールの中、カンヌに駆けつけてくれて非常に嬉しいし、やっぱり“映画の人間”なんだと思った」と称賛。窪田も「三池監督とは右も左もかわらない時にお会いしたんですが、第一印象は、すごく怖い人(笑)。1年間もんでいただいて、指導というよりは現場で感じさせていただいた。『十三人の刺客』(10)の時も、先輩方の背中を見ながら、葛藤しながら、もっと頑張りたいと思っていました」と振り返る。窪田も「『ケータイ捜査官7』の時、“あいつを選んだ理由がわかる”と言ってくれたのがすごい印象に残っています。ずっとやりたかったボクサー役で、三池監督が言ってくださった10年後にまた、三池さんの世界に没頭できたことは幸せでした。映画やTVに出させていただいている中で演者としてフラストレーションが溜まることが、役者さんは誰しももっているかと思うのですが(笑)、今回そういった感情がみんなこの作品を通して爆発していて……観ていただいたらわかると思います。日本の映画はこうあるべきだと思うし、こういう生き方をしたいと思いました。感無量です」と感動を表した。三池監督は「役者で生きていこうと思う人間の根っこには、アウトロー的な血が流れてると思う。今回出演した役者たちは、それぞれの役に共鳴していたと思うし、だからこそリアリティが生まれた。今回の作品を通して、役者というのは、人間が抱える“喜び”と“ストレス”を生かすという職業なのだと、改めて感じた。そういう要素は、アウトロー的な映画をつくる我々にとってはとてもいい状況」と語る。窪田は「三池さんがカンヌに行かれている記事を見る度に自分も行きたいな、三池さんと今度はいつできるんだろと思っていましたけど、やるべきことを自分はやるんだと思い続けていたんです。そしてまたこうやって再会できた。10年前が自分の原点です。三池さんは僕の恩師ですね」とかみしめつつ、「明日日本に帰ってしまうので、観客の方々のリアルな反応を見れないのがすごく残念です」と心境を吐露。「だけど、錚々たる型にはまらない方々が揃っている映画です。そんな映画を三池さんがまとめている、それが『初恋』です」と改めてアピールした。(c) Kazuko Wakayama
2019年05月16日詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS PROJECT」の第3弾として、今市隆二主演作品に続き、EXILE AKIRA、佐藤大樹がそれぞれ主演する2作品が完成したことが明らかになった。EXILE AKIRA主演『Beautiful』今回明らかになった作品の一つは、EXILE AKIRAさんが主演、『クローズZERO』『十三人の刺客』の三池崇史監督が手掛ける作品『Beautiful』。【運命】と【奇跡】が産み出した出逢い。全てを亡くした街が創り出した満天の星。その下で静かに2人の心が重なっていく…beautifulなストーリーだ。EXILE AKIRAさんのほかにも、女優・蓮佛 美沙子が出演。楽曲はCrystal Kayの「Beautiful」が起用された。EXILE AKIRAさんは「この作品は少しファンタジー要素がありつつも、ストレートに心に突き刺さる、メッセージ性溢れる作品に仕上がっているかと思います。是非、小竹正人さんの詞、Crystal Kayさんの歌声と共に、三池監督が手掛けられた、“Beautiful”の世界観を体感していただけたらと思います」と本作について語る。また、海外からも高い評価を受ける三池監督は「実証したかったのは、『短編映画だけが描ける世界がある』ということ。それを証明したAKIRAと蓮佛美沙子の肉体と心に感謝と敬意を表します。まずは観てください。皆さんの心の中の孤独と夢に共鳴し、その手触りの優しさと相まって、ささやかだけどあたたかい希望を生み出すことでしょう」とコメントしている。佐藤大樹主演『魔女に焦がれて』そしてもうひと作品は、佐藤さん主演、『40万分の1』の井上博貴監督による『魔女に焦がれて』。高校3年生の主人公・雅人が、突然「霊感」が備わってしまい、あることがきっかけで「魔女」呼ばわりをされてクラスで疎外されてしまう初恋の人・真莉愛と卒業前に繰り広げる青春ラブストーリーとなっている。そして佐藤さんのほかにも、「過保護のカホコ」「この世界の片隅に」の久保田紗友が出演。楽曲は横井琉衣の「ライラック」に決定した。本プロジェクト参加が念願だったという主演の佐藤さんは「今まで演じた事のないおとなしい役でした。なるべく少ないセリフの中で大樹の目や仕草で主人公の心情を表現したいと言ってくれた井上監督に新たな自分を引き出してもらえたと思います!」と自身の演じた役について語る。また井上監督は「本作は、コンセプトプロデューサーの小竹正人さん作詞の『ライラック』にある『せつない』世界観を私なりに解釈しつつ、一筋縄でいかないユニークなテイストが味わえる青春恋愛映画を目指し、作りました」と明かし、「主演の佐藤大樹君は、どこかこの現実離れした物語の中心に居続けるべく、豊かな表情で様々なシーンを演じ切り、作品の持つムードをも作り出してくれました。その彼の眼差しは観客の想像力を刺激し続けるものだと思っています」と佐藤さんについてもコメントしている。なお、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」オープニングセレモニーにて、EXILE AKIRAさん、佐藤さんが登壇し2作品の完成報告を行うほか、セレモニー後にはオープニングスペシャルスクリーニングも実施する。第3弾「CINEMA FIGHTERS PROJECT」オープニングスペシャルスクリーニングは5月29日(水)渋谷ヒカリエ ホールAにて開催。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」は5月29日(水)~6月16日(日)東京計5会場およびオンライン会場にて開催。(cinemacafe.net)
2019年05月07日詩と音楽、映像をひとつに融合するプロジェクトである“CINEMA FIGHTERS PROJECT”。その第3弾の各作品で主演を務めるAKIRA(EXILE)、佐藤大樹らが、5月29日(水)より開催されるショートショートフィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF&ASIA)の映画祭オープニングセレモニーにて完成報告を行うことが分かった。EXILEのHIRO、SSFF&ASIA代表の別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、“CINEMA FIGHTERS PROJECT”。今回のことは、1月に開催されたショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッドにて発表された、“CINEMA FIGHTERS PROJECT”第3弾の松永大司監督、今市隆二主演・楽曲の作品に続くものとして発表された。なお、オープニングセレモニー後にはオープニングスペシャルスクリーニングも実施される。今回発表する2作品の上映に加え、AKIRA、佐藤大が登壇し、三池崇史監督、井上博貴監督との撮影中のエピソードや見どころなどを語る。あわせて、監督、キャストのコメントが公開された。■三池崇史実証したかったのは、“短編映画だけが描ける世界がある”ということ。それを証明したAKIRAと蓮佛美沙子の肉体と心に感謝と敬意を表します。まずは観てください。皆さんの心の中の孤独と夢に共鳴し、その手触りの優しさと相まって、ささやかだけどあたたかい希望を生み出すことでしょう。■AKIRA実際に撮影に参加させていただき、改めて三池監督の演出の素晴らしさ、世界観というものを感じながらお芝居ができたことを光栄に思います。この作品は少しファンタジー要素がありつつも、ストレートに心に突き刺さる、メッセージ性溢れる作品に仕上がっているかと思います。是非、小竹正人さんの詞、Crystal Kayさんの歌声と共に、三池監督が手がけられた、“Beautiful”の世界観を体感していただけたらと思います。これぞシネマファイターズと言える、これまで以上に重厚な作品に仕上がったかと思いますので、皆さま是非楽しみにしていて下さい。■井上博貴本作は、コンセプトプロデューサーの小竹正人さん作詞の『ライラック』にある“せつない”世界観を私なりに解釈しつつ、一筋縄でいかないユニークなテイストが味わえる青春恋愛映画を目指し、作りました。主演の佐藤大樹君は、どこかこの現実離れした物語の中心に居続けるべく、豊かな表情でさまざまなシーンを演じ切り、作品の持つムードをも作り出してくれました。その彼の眼差しは観客の想像力を刺激し続けるものだと思っています。■佐藤大樹念願の“CINEMA FIGHTERS”。お話をいただいた時は本当に嬉しかったです。自分の気持ちをなかなか打ち明けられずにいる繊細で不器用な高校生男女ふたりの物語です。今まで演じたことのないおとなしい役でした。なるべく少ないセリフの中で大樹の目や仕草で主人公の心情を表現したいと言ってくれた井上監督に、新たな自分を引き出してもらえたと思います!歌詞の世界観を映像で表現する楽しさと難しさを同時に感じることができました。そして改めて、小竹さんの才能と表現力の美しさに気付かされました。第3弾“CINEMA FIGHTERS PROJECT” オープニングスペシャルスクリーニング開催概要・開催:5月29日(水)17:30~19:30・上映会場:渋谷ヒカリエ ホールA・内容:ショートフィルム2作品の上映EXILE AKIRA、佐藤大樹による舞台挨拶・チケット価格:2,000円※チケット購入サイトにて、5月10日(金)12時より販売開始
2019年05月07日